JP2007288239A - ファクシミリ装置および画像データ出力方法 - Google Patents

ファクシミリ装置および画像データ出力方法 Download PDF

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Abstract

【課題】複数の出力先を対象としてデータをリアルタイムに出力することができるファクシミリ装置を提供する。
【解決手段】JPEG変換手段13は、MH,MRおよびMMRなどのファクシミリ通信用の符号化方式で符号化された文書データをプリンタ30との通信規格であるPictBridgeに対応したJPEG形式の印刷文書データに変換し、印刷文書記憶手段14に記憶させる。出力先監視手段15は、印刷制御手段17、カード出力手段18およびサーバ出力手段19が、それぞれ出力先と接続されているか否かを監視し、それぞれの出力先から印刷文書データを出力可能か否かを示す出力可否フラグを管理する。出力先切換手段16は、出力可否フラグを参照して、印刷文書データを出力することが出来る状態の出力先に順番に出力する。
【選択図】図1

Description

本発明は、外部出力装置に画像データを出力するファクシミリ装置および画像データ出力方法に関する。
一般に、ファクシミリ装置は、受信したファクシミリ文書を印刷するための専用のプリンタ装置を内蔵している。パーソナルコンピュータに接続されて使用されるプリンタ装置を所有している場合には、実質的に2台のプリンタ装置を所有することになる。そのような無駄を省くため、一般的なプリンタ装置を接続して画像データを出力することができるファクシミリ装置が検討されている。
高速にかつ高品質の画像を外部プリンタ装置を利用して記録できるファクシミリシステムが提案されている(例えば、特許文献1参照。)。特許文献1には、ファクシミリ本体が、画像の記録時にプリンタ制御コードと所定のキャラクタデータとをプリンタ装置に出力するとともに、画像データをプリンタ装置で処理可能なイメージデータに変換してプリンタ装置に出力することが記載されている。このような構成により、プリンタ装置がインク噴射方式であって黒字率に基づいてインク噴射のパルス幅を制御する場合にも、イメージデータに基づいて適切に黒字率を判別することができ、画像品質を向上させることができる。
また、電話回線に接続し、発呼端末であるファクシミリ装置等からのデータをICメモリカードに書き込むことができるICメモリカード用データ処理装置が提案されている(例えば、特許文献2参照。)。特許文献2には、ICメモリカード用データ処理装置が、電話回線を介して入力されるファクシミリ装置等からのデータをメモリに記憶し、信号変換部にて所定形式のデータに変換処理してICメモリカードの所定領域に書き込み保存することが記載されている。このような構成により、ファクシミリ装置から送信された画像データをICメモリカードに記憶し、ICメモリカード対応のパーソナルコンピュータで利用することができる。
LAN(Local Area Network)に接続されたファクシミリ装置において、受信した画像データをLAN上の宛先端末に自動的に配送し、もしくは、LAN上の宛先端末に受信通知を行う画像通信装置が提案されている(例えば、特許文献3参照。)。特許文献3には、LANに接続されたファクシミリ装置が、受信した画像データを解析し、宛先端末のアドレスデータを抽出して画像データを自動的に配送することが記載されている。このような構成により、画像通信装置からLAN上への画像データの転送を自動的に制御することができる。
特開平9−181863号公報(段落0063−0064) 特開平6−37918号公報(段落0006−0007) 特開平9−186816号公報(段落0065−0080)
しかし、特許文献1〜3に記載された方式では、それぞれ出力先が1種類しかないことから、1つの出力先において突発的な故障等が発生した場合には、受信したデータを出力することができなくなってしまう。このため、受信データをリアルタイムに取得することができない可能性があるという問題がある。
そこで、本発明は、複数の出力先を対象としてデータをリアルタイムに出力することができるファクシミリ装置および画像データ出力方法を提供することを目的とする。
本発明によるファクシミリ装置は、画像データを通信可能なファクシミリ装置であって、プリンタ装置を含む複数の出力装置とのインタフェースと、他のファクシミリ装置との通信規格に対応した第1の符号化方式による画像データ(文書データ)を入力した場合に、第1の符号化方式による画像データをプリンタ装置との通信規格に対応した第2の符号化方式による印刷画像データ(印刷文書データ)に変換するデータ変換手段と、複数の出力装置のうち印刷画像データを出力可能な出力装置を検出する検出手段と、データ変換手段が変換によって作成した印刷画像データを、検出手段が検出した出力装置に出力する出力手段とを備えたことを特徴とする。
第2の符号化方式による印刷画像データを記憶する記憶手段を備え、出力手段は、記憶手段に記憶された印刷画像データを出力装置に出力し、出力装置に出力した印刷画像データを記憶手段から削除してもよい。そのような構成によれば、記憶手段を有効に使用することができる。
外部記憶手段に記憶された画像データが入力された場合に、入力された画像データが第1の符号化方式による画像データであるか否かを判定し、第1の符号化方式による画像データであると判定した場合に、データ変換手段に画像データを出力するファイル形式判定手段を備えていてもよい。そのような構成によれば、メモリカードなどの外部記憶装置に記憶されたデータのファイル形式に応じて自動的に出力装置に出力することができる。
コンピュータとのインタフェースと、コンピュータによって出力された印刷画像データを出力手段に出力する端末印刷制御手段とを備え、出力手段は、端末印刷制御手段によって出力された印刷画像データをプリンタ装置に出力するように構成されていてもよい。そのような構成によれば、コンピュータから受信した印刷データをプリンタに出力することができる。
プリンタ装置との通信規格はPictBridgeであって、第2の符号化方式による印刷画像データはJPEGデータであることが好ましい。そのような構成によれば、装置の機種等に依存するプリンタドライバをインストールすることなく、ファクシミリ装置の画像をプリンタから直接出力することができる。
本発明による画像データ出力方法は、プリンタ装置を含む複数の出力装置に画像データを出力する画像データ出力方法であって、他のファクシミリ装置との通信規格に対応した第1の符号化方式による画像データを入力した場合に、第1の符号化方式による画像データをプリンタ装置との通信規格に対応した第2の符号化方式による印刷画像データに変換し、複数の出力装置のうち印刷画像データを出力可能な出力装置を検出し、変換によって作成した印刷画像データを、検出した出力装置に出力することを特徴とする。
本発明によれば、ファクシミリ装置がプリンタ機能を内蔵することなく、外部接続されたプリンタを用いて印刷を行うことができるという効果がある。また、ファクシミリ装置が、複数の出力先に、1つの印刷文書データをリアルタイムに出力することができるという効果がある。
実施の形態1.
以下、本発明の第1の実施の形態を図面を参照して説明する。図1は、本発明によるファクシミリ装置の第1の実施の形態を示すブロック図である。図1に示すファクシミリ装置101は、ファクシミリ通信手段11と、文書一時記憶手段12と、JPEG変換手段13と、印刷文書記憶手段14と、出力先監視手段15と、出力先切換手段16と、印刷制御手段17と、カード出力手段18と、サーバ出力手段19と、スキャナ手段20とを備える。
また、USBケーブルを介して、印刷制御手段17とプリンタ30とが接続されるとともに、LANケーブルを介して、サーバ出力手段19とファイルサーバ40とが接続される。
ファクシミリ装置101とプリンタ30とは、例えば、通信規格「CIPA規格DC−001(PictBridge:ピクトブリッジ)」に対応している。ピクトブリッジは、画像入力装置と画像出力装置とを直接USBケーブルで接続でき、アプリケーションレベルでの各種サービスが提供される規格である。例えば、ピクトブリッジによれば、装置の機種等に依存するプリンタドライバをインストールすることなく、ファクシミリ装置の画像をプリンタから直接出力することができる。なお、ピクトブリッジ対応のプリンタ30は、一般に、JPEG形式のデータを入力して画像を再現することができる。
ファクシミリ通信手段11は、通信回線(図示せず。)を介して送信された画像データを受信し、ファクシミリ受信文書として文書一時記憶手段12に記憶させる。また、スキャナ手段20は、絵や文字などの原稿を光学的に走査(スキャン)し、画像データに変換して、コピー文書として文書一時記憶手段12に記憶させる。文書一時記憶手段12に記憶されるファクシミリ受信文書およびコピー文書(以下、文書データと表記する。)は、例えば、MH(Modified Huffman),MR(Modified READ )およびMMR(Modified Modified READ)などのファクシミリ通信用の符号化方式で符号化されたデータである。
JPEG変換手段13は、文書一時記憶手段12に記憶された文書データを読み出して、プリンタ30との通信規格に対応したJPEG形式の画像データ(以下、印刷文書データと表記する。)に変換し、印刷文書記憶手段14に記憶させる。ファクシミリ装置101およびプリンタ30が、ピクトブリッジに対応している場合、印刷文書記憶手段14に記憶される印刷文書データは、JPEG形式のデータであることが好ましい。
出力先監視手段15は、印刷制御手段17、カード出力手段18およびサーバ出力手段19が、それぞれ出力先と接続されているか否かを監視し、それぞれの出力先から印刷文書データを出力可能か否かを示す出力可否状態を管理する。出力先監視手段15は、例えば、印刷制御手段17、カード出力手段18およびサーバ出力手段19のそれぞれについて、出力可否状態を示す出力可否フラグを設定管理する。例えば、印刷文書データを出力可能である場合には出力可否フラグを1に設定し、出力不可能である場合には出力可否フラグを0に設定する。なお、以下の説明では、出力先監視手段15が出力可否フラグを設定することにより出力可否状態を管理する場合を例示するが、フラグに限定されない。
印刷制御手段17は、外部のプリンタ30との接続状態を制御する。印刷制御手段17は、プリンタ30がUSBケーブルを介して接続されている場合に、印刷文書データの出力を可能と認識し、接続されていない場合には出力不可能と認識する。すなわち、印刷制御手段17は、プリンタ30が接続されている場合には、プリンタ30に対して印刷文書データを出力可能であることを出力先監視手段15に通知し、出力先監視手段15は、印刷制御手段17に対応する出力可否フラグを1と設定する。
カード出力手段18は、メモリカードの接続状態を制御する。カード出力手段18は、ファクシミリ装置101のメモリカードスロット(図示せず。)にSDカードやコンパクトフラッシュ(登録商標)などのメモリカードが挿入されている場合に、印刷文書データの出力を可能と認識し、挿入されていない場合には出力不可能と認識する。すなわち、カード出力手段18は、メモリカードが挿入されている場合には、メモリカードに対して印刷文書データを出力可能であることを出力先監視手段15に通知し、出力先監視手段15は、カード出力手段18に対応する出力可否フラグを1と設定する。
サーバ出力手段19は、ファイルサーバ40の接続状態を制御する。サーバ出力手段19は、ファクシミリ装置101にLANケーブルが接続され、ネットワークを介してファイルサーバ40と接続されている場合に、印刷文書データの出力を可能と認識し、接続されていない場合には出力不可能と認識する。すなわち、サーバ出力手段19は、ファイルサーバ40が接続されている場合には、ファイルサーバ40に対して印刷文書データを出力可能であることを出力先監視手段15に通知し、出力先監視手段15は、サーバ出力手段19に対応する出力可否フラグを1と設定する。
出力先切換手段16は、出力先監視手段15が管理する接続状態(出力可否フラグ)を参照して、印刷文書データを出力することが出来る状態の出力先に順番に出力する。
プリンタ30がUSBケーブルを介して接続されている場合、すなわち印刷制御手段17に対応する出力可否フラグが1である場合、出力先切換手段16は、印刷文書記憶手段14に記憶されている印刷文書データを読み出して、印刷制御手段17に出力する。印刷制御手段17は、出力先切換手段16から出力された印刷文書データをプリンタ30に出力する。
メモリカードが挿入されている場合、すなわちカード出力手段18に対応する出力可否フラグが1である場合、出力先切換手段16は、印刷文書記憶手段14に記憶されている印刷文書データを読み出して、カード出力手段18に出力する。カード出力手段18は、出力先切換手段16から出力された印刷文書データを、メモリカードに出力する。
ファイルサーバ40と接続されている場合、すなわちサーバ出力手段19に対応する出力可否フラグが1である場合、出力先切換手段16は、印刷文書記憶手段14に記憶されている印刷文書データを読み出して、サーバ出力手段19に出力する。サーバ出力手段19は、出力先切換手段16から出力された印刷文書データを、ファイルサーバ40に送信する。
プリンタ30、メモリカードおよびファイルサーバ40のいずれか1つに印刷文書データを出力できた場合、出力先切換手段16は、印刷文書記憶手段14に記憶されている出力済みの印刷文書データを削除する。
第1の実施の形態において、インタフェースは、印刷制御手段17、カード出力手段18およびサーバ出力手段19によって実現される。データ変換手段は、JPEG変換手段13によって実現される。印刷画像データを出力可能な出力装置を検出する検出手段は、出力先監視手段15によって実現される。出力手段は、出力先切換手段16によって実現される。
JPEG変換手段13、出力先監視手段15および出力先切換手段16は、ファクシミリ装置101に搭載されるCPUが、それらの機能を実現するためのプログラムを実行することによって実現される。
次に、図2を参照して第1の実施の形態の動作について説明する。図2は、第1の実施の形態における出力先監視手段15の動作を示すフローチャートである。出力先監視手段15は、定期的に処理を実行してもよい。また、例えば、ファクシミリ受信時等に出力先切換手段16からの要求等に応じて処理を実行してもよい。
出力先監視手段15は、印刷制御手段17とプリンタ30との接続状態を判定する(ステップS21)。ステップS21において、出力先監視手段15は、印刷制御手段17に対し、プリンタ30に出力可能であるか否かを問い合わせる。印刷制御手段17は、プリンタ30が接続されている場合には出力可能と認識し(Yes)、ステップS22に移行する。プリンタ30が接続されていない場合には出力不可能と認識し(No)、ステップS23に移行する。
ステップS22において、印刷制御手段17は、プリンタ30に出力可能であることを出力先監視手段15に通知する。出力先監視手段15は、印刷制御手段17に対応する出力可否フラグを1と設定する。
出力先監視手段15は、カード出力手段18とメモリカードとの接続状態を判定する(ステップS23)。ステップS23において、出力先監視手段15は、カード出力手段18に対し、メモリカードに出力可能であるか否かを問い合わせる。カード出力手段18は、メモリカードが接続されている場合には出力可能と認識し(Yes)、ステップS24に移行する。メモリカードが接続されていない場合には出力不可能と認識し(No)、ステップS25に移行する。
ステップS24において、カード出力手段18は、メモリカードに出力可能であることを出力先監視手段15に通知する。出力先監視手段15は、カード出力手段18に対応する出力可否フラグを1と設定する。
出力先監視手段15は、サーバ出力手段19とファイルサーバ40との接続状態を判定する(ステップS25)。ステップS25において、出力先監視手段15は、サーバ出力手段19に対し、ファイルサーバ40に出力可能であるか否かを問い合わせる。サーバ出力手段19は、ファイルサーバ40が接続されている場合には出力可能と認識し(Yes)、ステップS26に移行する。ファイルサーバ40が接続されていない場合には出力不可能と認識し(No)、一連の処理を終了する。
ステップS26において、サーバ出力手段19は、ファイルサーバ40に出力可能であることを出力先監視手段15に通知する。出力先監視手段15は、サーバ出力手段19に対応する出力可否フラグを1と設定し、一連の処理を終了する。
図3は、第1の実施の形態における出力先切換手段16の動作を示すフローチャートである。出力先切換手段16は、例えば、印刷文書記憶手段14に印刷文書データが記憶された際に、処理を実行する。
出力先切換手段16は、出力先監視手段15が管理する出力可否フラグのうち、印刷制御手段17に対応する出力可否フラグを参照し、プリンタ30に出力可能であるか否かを判断する(ステップS31)。ステップS31において、印刷制御手段17に対応する出力可否フラグが1である場合、すなわちプリンタ30に出力可能である場合には(Yes)、出力先切換手段16は、印刷文書記憶手段14に記憶されている印刷文書データを読み出して印刷制御手段17に出力し、印刷制御手段17は、出力先切換手段16から出力された印刷文書データをプリンタ30に出力する(ステップS32)。ステップS31において、印刷制御手段17に対応する出力可否フラグが0である場合、すなわちプリンタ30に出力不可能である場合には(No)、処理を行わずにステップS33に移行する。
出力先切換手段16は、出力先監視手段15が管理する出力可否フラグのうち、カード出力手段18に対応する出力可否フラグを参照し、メモリカードに出力可能であるか否かを判断する(ステップS33)。ステップS33において、カード出力手段18に対応する出力可否フラグが1である場合、すなわちメモリカードに出力可能である場合には(Yes)、出力先切換手段16は、印刷文書記憶手段14に記憶されている印刷文書データを読み出してカード出力手段18に出力し、カード出力手段18は、出力先切換手段16から出力された印刷文書データをメモリカードに出力する(ステップS34)。ステップS33において、カード出力手段18に対応する出力可否フラグが0である場合、すなわちメモリカードに出力不可能である場合には(No)、処理を行わずにステップS35に移行する。
出力先切換手段16は、出力先監視手段15が管理する出力可否フラグのうち、サーバ出力手段19に対応する出力可否フラグを参照し、ファイルサーバ40に出力可能であるか否かを判断する(ステップS35)。ステップS35において、サーバ出力手段19に対応する出力可否フラグが1である場合、すなわちファイルサーバ40に出力可能である場合には(Yes)、出力先切換手段16は、印刷文書記憶手段14に記憶されている印刷文書データを読み出してサーバ出力手段19に出力し、サーバ出力手段19は、出力先切換手段16から出力された印刷文書データをファイルサーバ40に出力する(ステップS36)。ステップS35において、サーバ出力手段19に対応する出力可否フラグが0である場合、すなわちファイルサーバ40に出力不可能である場合には(No)、処理を行わずにステップS37に移行する。
ステップS37において、出力先切換手段16は、プリンタ30、メモリカードおよびファイルサーバ40のいずれか1つに印刷文書データを出力できたか否かを判断する。いずれか1つに印刷文書データを出力できた場合には(Yes)、出力先切換手段16は、印刷文書記憶手段14に記憶されている出力済みの印刷文書データを削除して(ステップS38)、一連の処理を終了する。
いずれにも印刷文書データを出力できなかった場合には(No)、処理を行わずに一連の処理を終了する。なお、印刷文書記憶手段14に記憶され、削除されずに残された印刷文書データは、例えば、プリンタ30、メモリカードおよびファイルサーバ40のいずれかが出力可能となったときに自動的に出力されてもよい。
プリンタ30、メモリカードおよびファイルサーバ40のすべてが正常に接続されている場合には、1つの印刷文書データを、プリンタ30、メモリカードおよびファイルサーバ40の3箇所に出力することができる。また、印刷文書データは、電子データとしてメモリカードおよびファイルサーバ40の2箇所に保存することができる。
また、ファクシミリ装置とプリンタとが離れて設置されているような使用環境の場合には、ファクシミリ装置で印刷文書データをメモリカードに保存し、メモリカード対応プリンタで印刷することができる。
以上に説明したように、第1の実施の形態によれば、ファクシミリ装置がプリンタ機能を内蔵せず、外部接続されたプリンタを用いることができることから、ファクシミリ装置を小型化することができ、プリンタ機能分のコストを下げることができるという効果がある。
また、ファクシミリ符号で受信した文書データを、外部プリンタがそのまま印刷することができる形式の印刷文書データに変換することから、ファクシミリ装置に外部プリンタを接続しておくことにより、ユーザが印刷操作することなく、内蔵プリンタと同様にリアルタイムに外部プリンタから印刷文書を出力することができる。
さらに、ファクシミリ装置が、プリンタ、メモリカードおよびファイルサーバなどの複数の出力先に、1つの印刷文書データをリアルタイムに出力することができる。そのため、1つの出力先において突発的な故障等が発生した場合であっても、受信データをリアルタイムに取得することができる。
実施の形態2.
以下、本発明の第2の実施の形態を図面を参照して説明する。図4は、本発明によるファクシミリ装置の第2の実施の形態を示すブロック図である。図4に示すファクシミリ装置102は、ファクシミリ通信手段11と、文書一時記憶手段12と、JPEG変換手段13と、印刷文書記憶手段14と、出力先監視手段15と、出力先切換手段16と、印刷制御手段17と、サーバ出力手段19と、スキャナ手段20と、カード読出手段25と、ファイル形式判定手段26とを備える。
また、USBケーブルを介して、印刷制御手段17とプリンタ30とが接続され、LANケーブルを介して、サーバ出力手段19とファイルサーバ40とが接続されるとともに、メモリカードスロットにメモリカードが挿入され、カード読出手段25とメモリカードとが接続される。なお、第1の実施の形態におけるファクシミリ装置101と同様の構成部については、図1と同一の符号を付し、説明を省略する。
カード読出手段25は、メモリカードスロットにメモリカードが挿入された時に、メモリカードに記憶されているファイルを読み出す。
ファイル形式判定手段26は、カード読出手段25が読み出したファイルの拡張子から、ファイル形式を判定する。ファイル形式判定手段26は、読み出したファイルがJPEG形式のファイルである場合は、ファイルを印刷文書記憶手段14に記憶する。
また、読み出したファイルがTIFF形式やPDF形式のファイルである場合、ファイル形式判定手段26は、さらにファイルのデータを解析する。データが、MH,MRおよびMMRなどのファクシミリ通信用の符号化方式で符号化されたデータである場合、JPEG変換手段13は、ファイルをJPEG形式のファイルに変換し、印刷文書記憶手段14に記憶する。
出力先切換手段16は、印刷文書記憶手段14に記憶されている印刷文書データを読み出して、出力可能状態の出力先に順番に出力する。
次に、図5を参照してファイル形式判定手段26の動作について説明する。図5は、第2の実施の形態におけるファイル形式判定手段26の動作を示すフローチャートである。
ファイル形式判定手段26は、カード読出手段25によって読み出されたファイルの拡張子から、ファイル形式を判定する(ステップS51)。ステップS51において、ファイル形式がTIFF形式またはPDF形式のファイルである場合(Yes)、ステップS52に移行する。
ステップS52において、ファイル形式判定手段26は、ファイルの内部データが、MH,MRおよびMMRなどのファクシミリ通信用の符号化方式で符号化されたデータであるか否かを判定する。ステップS52において、ファイル形式がMH,MRおよびMMRのいずれかである場合(Yes)、ファイル形式判定手段26は、ファイルをJPEG変換手段13に出力する(ステップS53)。JPEG変換手段13は、ファイルをJPEG形式のファイルに変換し、印刷文書記憶手段14に記憶する。ステップS52において、ファイル形式がMH,MRおよびMMRのいずれかでない場合には(No)、ステップS56に移行し、印刷不可能であるとして一連の処理を終了する。
ステップS51において、ファイル形式がTIFF形式またはPDF形式のファイルではない場合(No)、ステップS54に移行する。ステップS54において、ファイル形式判定手段26は、ファイル形式がJPEG形式のファイルであるか否かを判定する。JPEG形式のファイルである場合(Yes)、ステップS55に移行し、ファイル形式を変換せずにファイルを印刷文書記憶手段14に記憶する。JPEG形式のファイルでない場合には(No)、ステップS57に移行し、印刷不可能であるとして一連の処理を終了する。
上記の第2の実施の形態によれば、第1の実施の形態による効果に加えて、メモリカードがカードスロットに挿入された時に、カードに記憶されているファイルを読み出し、ファイル形式に応じて自動的にプリンタに出力することができるという効果がある。
実施の形態3.
以下、本発明の第3の実施の形態を図面を参照して説明する。図6は、本発明によるファクシミリ装置の第3の実施の形態を示すブロック図である。図6に示すファクシミリ装置103は、ファクシミリ通信手段11と、文書一時記憶手段12と、JPEG変換手段13と、印刷文書記憶手段14と、出力先監視手段15と、出力先切換手段16と、印刷制御手段17と、カード出力手段18と、サーバ出力手段19と、スキャナ手段20と、PC印刷制御手段51とを備える。
また、USBケーブルを介して、印刷制御手段17とプリンタ30とが接続され、LANケーブルを介して、サーバ出力手段19とファイルサーバ40とが接続されるとともに、USBケーブルを介して、PC印刷制御手段51とパーソナルコンピュータ50とが接続される。なお、第1の実施の形態におけるファクシミリ装置101と同様の構成部については、図1と同一の符号を付し、説明を省略する。
パーソナルコンピュータ50において印刷操作がされると、PC印刷制御手段51は、パーソナルコンピュータ50から印刷データを受信する。PC印刷制御手段51は、受信した印刷データを印刷制御手段17に出力する。印刷制御手段17は、PC印刷制御手段51から出力された印刷データをプリンタ30に出力する。
PC印刷制御手段51がパーソナルコンピュータ50から印刷データを受信したときに、出力先切換手段16が印刷文書記憶手段14に記憶された印刷文書データをプリンタ30に出力している場合には、PC印刷制御手段51は、出力先切換手段16が出力した印刷文書データの出力が完了した後に、パーソナルコンピュータ50から受信した印刷データをプリンタ30に出力する。
また、出力先切換手段16は、PC印刷制御手段51がパーソナルコンピュータ50から受信した印刷データをプリンタ30に出力している場合には、印刷文書記憶手段14に記憶された印刷文書データの印刷処理を開始せずに、PC印刷制御手段51が受信した印刷データの出力が完了した後に印刷処理を開始する。
上記の第3の実施の形態によれば、第1の実施の形態による効果に加えて、パーソナルコンピュータから印刷データを受信して、プリンタに出力できるという効果がある。
本発明は、外部出力装置に画像データを出力するファクシミリ装置に効果的に適用できる。
本発明によるファクシミリ装置の第1の実施の形態を示すブロック図である。 第1の実施の形態における出力先監視手段の動作を示すフローチャートである。 第1の実施の形態における出力先切換手段の動作を示すフローチャートである。 本発明によるファクシミリ装置の第2の実施の形態を示すブロック図である。 第2の実施の形態におけるファイル形式判定手段の動作を示すフローチャートである。 本発明によるファクシミリ装置の第3の実施の形態を示すブロック図である。
符号の説明
101 ファクシミリ装置
11 ファクシミリ通信手段
12 文書一時記憶手段
13 JPEG変換手段
14 印刷文書記憶手段
15 出力先監視手段
16 出力先切換手段
17 印刷制御手段
18 カード出力手段
19 サーバ出力手段
20 スキャナ手段
30 プリンタ
40 ファイルサーバ

Claims (6)

  1. 画像データを通信可能なファクシミリ装置であって、
    プリンタ装置を含む複数の出力装置とのインタフェースと、
    他のファクシミリ装置との通信規格に対応した第1の符号化方式による画像データを入力した場合に、第1の符号化方式による画像データをプリンタ装置との通信規格に対応した第2の符号化方式による印刷画像データに変換するデータ変換手段と、
    前記複数の出力装置のうち印刷画像データを出力可能な出力装置を検出する検出手段と、
    前記データ変換手段が変換によって作成した印刷画像データを、前記検出手段が検出した出力装置に出力する出力手段と
    を備えたことを特徴とするファクシミリ装置。
  2. 第2の符号化方式による印刷画像データを記憶する記憶手段を備え、
    出力手段は、前記記憶手段に記憶された印刷画像データを出力装置に出力し、前記出力装置に出力した印刷画像データを前記記憶手段から削除する
    請求項1記載のファクシミリ装置。
  3. 外部記憶手段に記憶された画像データが入力された場合に、入力された画像データが第1の符号化方式による画像データであるか否かを判定し、第1の符号化方式による画像データであると判定した場合に、データ変換手段に画像データを出力するファイル形式判定手段を備えた
    請求項1または請求項2記載のファクシミリ装置。
  4. コンピュータとのインタフェースと、
    前記コンピュータによって出力された印刷画像データを出力手段に出力する端末印刷制御手段とを備え、
    出力手段は、前記端末印刷制御手段によって出力された印刷画像データをプリンタ装置に出力する
    請求項1から請求項3のうちのいずれか1項に記載のファクシミリ装置。
  5. プリンタ装置との通信規格はPictBridgeであって、第2の符号化方式による印刷画像データはJPEGデータである
    請求項1から請求項4のうちのいずれか1項に記載のファクシミリ装置。
  6. プリンタ装置を含む複数の出力装置に画像データを出力する画像データ出力方法であって、
    他のファクシミリ装置との通信規格に対応した第1の符号化方式による画像データを入力した場合に、第1の符号化方式による画像データをプリンタ装置との通信規格に対応した第2の符号化方式による印刷画像データに変換し、
    前記複数の出力装置のうち印刷画像データを出力可能な出力装置を検出し、
    変換によって作成した印刷画像データを、検出した出力装置に出力する
    ことを特徴とする画像データ出力方法。
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