JP2007287770A - 半導体集積回路 - Google Patents

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常友 上平
Katsuya Fujimura
克也 藤村
Daiki Kitamoto
大樹 北元
Hirofumi Taguchi
浩文 田口
Kazumi Hamaguchi
加寿美 浜口
Takahisa Tokushige
貴久 徳重
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    • H01L22/00Testing or measuring during manufacture or treatment; Reliability measurements, i.e. testing of parts without further processing to modify the parts as such; Structural arrangements therefor
    • H01L22/30Structural arrangements specially adapted for testing or measuring during manufacture or treatment, or specially adapted for reliability measurements
    • H01L22/32Additional lead-in metallisation on a device or substrate, e.g. additional pads or pad portions, lines in the scribe line, sacrificed conductors

Abstract

【課題】近年の半導体集積回路の大規模化によりテスト回路規模の増大化、テストの長時間化により、製品コストに占めるテストコストの割合が高くなってきている。特にウェハレベルでの加速試験や通常検査等、長時間ウェハ状態で検査装置を占有する工程があり、テストの効率化が課題である。
【解決手段】ウェハ111上のチップ112を接続できる配線と、その配線を電気的に遮断できる構成を持ち、全てのチップを一度にテストできる構成とする。具体的には、ウェハ上に複数チップをテストするための共用可能なテスト回路専用領域を形成し、各チップ112内からテスト回路を除去する。チップ112の端子とテスト回路511の端子とをウェハ上又はウェハ外装置の配線により結線することで、バーンイン中に通常検査を実施する。
【選択図】図8

Description

本発明は、半導体集積回路に関し、特にウェハ状態での半導体集積回路の検査に関するものである。
半導体集積回路では、ウェハ状態でのプローブテスト、ウェハを分割してパッケージングした後のファイナルテスト、更に、劣悪な条件下でトランジスタを動作させ故障しかかっている構造を劣化させるためのバーンインとその後のテスト等が実施される。
プローブテストとファイナルテストは、ウェハ上やパッケージングされた半導体集積回路1つ1つにあるテスト回路を用いて、1つずつテストを行うが、近年の半導体集積回路の大規模化によりテスト時間が長くなり、製品コストに占めるテストコストの割合が高くなってきている。
また、バーンインテストはトランジスタの初期不良を選別するために、高温度、高電圧、高湿度等の条件下で半導体集積回路を動作させる。このテストは古くは半導体集積回路をプラスティック樹脂にパッケージングして行われていたが、近年ウェハ状態でもバーンインテストが行われるようになってきた。一般的にバーンインテストを行うことで、おおかたの初期不良を選別することができるため、特に微細プロセスでは全ての半導体集積回路でバーンインテストを実施している。このバーンインテストは、数時間〜数十時間を要するが、ウェハ上に数百から数千もある半導体集積回路1つ1つを動作させるために入力できるテストパターンは単純である。
図31は、従来のバーンインテストの方法を示している。図31に示すように、ウェハ1の上には多数のチップ2が構成されているが、そのチップ2の1つ1つに同じバーンイン装置から同じテスト入力がされる。このとき、バーンイン装置では、テスト入力と出力のために使用できる信号数に限りがあるため、チップの少数の入力出力端子を予めバーンインテスト用に決めておき、その端子のみにテストパターンを印加する。使用できる端子が少ないため、そのテスト自体では、半導体集積回路が正常に動作するか否かのテストとはならない。また、通常動作時には不要であるテスト回路が全チップ上にあるため、不必要にチップコストを上げてしまうという課題があった。
使用端子数に制限のあるバーンイン装置で効率的にテスト信号を印加する方法として、ある従来技術によれば、ウェハ上に形成された多数のチップの、それぞれから分離領域に配線を引き出し、同じ配線をバーンイン装置に接続する(特許文献1参照)。
特開平6−69298号公報
上記従来技術では、テストを行うための配線数が莫大になり、分離領域の配線長や配線面積が大きくなり過ぎることで、信号遅延や分離領域の増大に伴うウェハあたりのチップ採れ数の減少等の問題が発生するため現実的ではなく、また、チップを分割した後、外部端子に接続された分離領域の配線の処理がないため品質面等で課題がある。加えて、ウェハ上の全チップを一度にテストすることになるので、消費電力が莫大となり、一般的なバーンイン装置ではテストができない等の課題が発生する。
また、全てのチップに同じテスト回路が存在しているが、近年の半導体集積回路の大規模化のため、テスト回路の面積がチップ面積の数%を占める大きさになっており、テスト回路面積削減が大きな課題となっている。加えて、テスト回路は全チップで同じ機能を持っているので、ウェハ全体としてみた場合、合理的な構成にはなっていない。
また、バーンインに要する時間は数時間だが、その間はトランジスタがオンとオフを無意味に繰り返しているだけであり、時間を有効に使用していない。
半導体集積回路の大規模化はテスト時間の増加につながり、いかにテスト時間やテスト回路の面積等の削減を図るかが、チップの収益性の向上への課題となっている。
本発明はかかる点に鑑みてなされたものであり、ウェハレベルでのバーンイン中にテストを行うことで、テストコストの削減を図ることができる半導体集積回路を提供することを目的とする。
上記課題を解決するため、本発明の請求項1〜7の半導体集積回路は、例えばウェハ上に形成された複数のチップの外部端子が、チップの分離領域で配線により、あるいはウェハ上の専用配線層により結線され、前記配線とチップ内部との接続は電気的に切断できる構成である。
本発明の請求項8、9の半導体集積回路は、ウェハ上に形成されたテスト回路を含むチップをテストするように前記テスト回路とは異なる他のテスト回路がウェハ上に配置されていて、特定のチップ領域のみに前記他のテスト回路と、前記チップより小さいサイズのチップとが形成されている。また、ウェハ上に形成されたテスト回路を含まないチップをテストするテスト回路がウェハ上に配置されていて、特定のチップ領域のみに前記テスト回路と、前記チップより小さいサイズのチップとが形成されている。これにより、ウェハ内で共通で使用できるテスト回路はチップ内に配置することなく、チップの外に配置し、各チップへ配線を接続することで、1つのテスト回路で全チップをテストすることが可能となる。この構成によりテスト回路分のチップ面積が削減可能となり、チップコストを低下させることができる。またテスト回路は一般的に極小規模なので、特定のチップ領域内の残った領域に、別機能のチップを配置することが可能となる。これにより、ウェハ面積の無駄がなくなり、ウェハ内のチップ数を極力少なくすることなくウェハを構成できる。
本発明の請求項10の半導体集積回路は、ウェハ上に検査補助装置と複数チップのテスト回路を共用するための配線群を形成することを特徴とするものである。
本発明の請求項11、15、16の半導体集積回路は、ウェハ上に形成されたチップに、テスト専用のコンタクトウインドウとバンプが形成されている。これにより、外部で形成された装置により、ウェハ形成後にウェハ上の各チップの信号結線が可能となり、一度にチップのテストを行うことが可能な構造となる。
本発明の請求項12〜14の半導体集積回路は、ウェハ上に外部テスト回路と複数チップとの間のテスト入力/出力信号配線群を中継するテスト入力/出力信号群リピータブロックを形成することを特徴とするものである。
本発明の請求項17〜20の半導体集積回路は、ウェハ上の、メモリが内蔵されているテスト回路と、そのテスト回路から出力されるテスト制御信号とを有し、そのテスト制御信号がウェハ上の全てのチップの同一のテスト制御端子に接続していることで、全てのチップを同時にテストできたり、1つずつテストできたり、あるいはチップ設計時に設計する任意の数のチップを同時にテストできたりする構成となる。
本発明の請求項21〜24の半導体集積回路は、ファイナル検査ボード又はバーインボード上に外部テスト回路と複数チップとの間のテスト入力/出力信号配線群を中継するテスト入力/出力信号群リピータブロックを形成することを特徴とするものである。
本発明の請求項1〜7の半導体集積回路によれば、ウェハ上に形成された複数のチップにおいて、ウェハ周辺部まで引き出されているテスト用信号配線からテストデータを入力及びテスト結果の出力を得ることにより、従来より少ない端子を用いてウェハ上の複数のチップを同時にテストすることができる。また、良品チップの分離後、テスト用信号配線の切断面の外部露出によるノイズや劣化に対しても、チップ内部との接続をヒューズ等を用いて電気的に切断することにより、チップ内部への電気的影響を防ぐことができる。また、上記複数のチップをテストする回路が、ウェハ上のスクライブラインやウェハ周辺部のチップを形成できない領域に形成することにより、チップの採れ数に影響することなくテスト回路の形成が可能となる。テスト回路の規模が大きくなり前記スクライブラインやウェハ周辺部に形成できない場合は、特定のチップ形成領域やテスト回路専用領域にテスト回路を形成することにより複数のチップのテストが可能となる。
本発明の請求項8、9、11、15、16の半導体集積回路によれば、ウェハ内で共通で使用できるテスト回路はチップ内に配置することなく、チップの外に配置し、各チップへ配線を接続することで、1つのテスト回路で全チップをテストすることが可能となり、チップコストを低下させることができる。また、チップを一度に制御できる構造となることから、テストを並列に行うことが可能となり、テストコストを削減することが可能となる。
本発明の請求項10の半導体集積回路によれば、検査対象チップのテスト回路が故障している場合に検査対象外のチップ内テスト回路を使用し所望のテストを実施することにより、テスト回路故障によるチップ不良を救済することができ、チップ歩留向上を実現することができるという効果がある。
本発明の請求項12〜14の半導体集積回路によれば、ウェハ上に形成したリピータブロック内のリピータバッファ又はパイプラインフリップフロップにより、外部テスト回路と複数の検査対象チップとの間のテスト入力/出力信号配線群の信号レベルの減衰抑止又は高周波セットアップエラーの発生抑止をすることができ、ウェハ上において外部テスト回路により複数の検査対象チップの低周波又は高周波テストを実現することができるという効果がある。
本発明の請求項17〜20の半導体集積回路によれば、ウェハ上のチップを任意の数で同時にテストすることができるようになり、テスト時間、テスト時のピーク電力等が、高い次元で両立できるようになる。
本発明の請求項21〜24の半導体集積回路によれば、ファイナル検査ボード上又はバーインボード上に形成したリピータブロック内のリピータバッファ又はパイプラインフリップフロップにより、外部テスト回路と複数の検査対象チップとの間のテスト入力/出力信号配線群の信号レベルの減衰抑止又は高周波セットアップエラーの発生抑止をすることができ、ファイナル検査ボード又はバーインボード上において外部テスト回路により複数の検査対象チップの低周波又は高周波テストを実現することができるという効果がある。
以下、本発明の実施形態について、図面を参照しながら説明する。
図1は本発明の一実施形態における半導体集積回路のウェハの平面図を示すものである。半導体ウェハ111上に形成されている複数のチップ112のテスト用端子からチップ外部に引き出されている配線は、ウェハ111で共に接続され、更にスクライブラインに形成されているテスト用信号配線群113は、ウェハ111の周辺部に設けたテスト用端子群114に接続されている。
図2は前記チップ112に隣接する他のチップとの接続を示すものである。テスト用端子群114のうち、テスト入力端子(例えば、クロック入力端子、スキャンイネーブル入力端子、スキャンイン端子)は、複数のチップ112のテスト用入力端子に接続されている。チップ112のテスト出力端子(例えば、クロック出力端子、スキャンイネーブル出力端子、スキャンアウト端子)はそれぞれ隣接する他のチップのテスト入力端子に接続されている。同じ機能を有する入力端子と出力端子が接続されており、例えば、チップ112のクロック出力端子は隣接する他のチップのクロック入力端子に接続されている。また、隣接する他のチップのテスト用出力端子(例えば、スキャンアウト端子)は、テスト用信号配線群113によりテスト用端子群114のテスト出力端子(例えば、スキャンアウト端子)に接続されている。つまり、ウェハ周辺部に設けたテスト用端子群114のテスト入力端子から、複数のチップ112に同時にテスト信号が入力されると共に、かつそれぞれが複数のチップ112をシリアルに連結してテスト信号が伝播するような回路構成になっている。
図3は本発明の他の一実施形態における半導体集積回路のウェハの平面図を示すものである。半導体ウェハ111上に形成されている複数のチップ112のテスト用端子からチップ外部に引き出されている配線は、ウェハ111で共に接続され、更に専用の配線層により形成されているテスト用信号配線群211は、ウェハ111の周辺部に設けたテスト用端子群114に接続されている。テスト用信号配線群211は専用の配線層により形成されているため、チップ112に隣接する他のチップと接続しても、離れた他のチップと接続されていてもよい。
次に、テスト用のチップ間配線とチップ内部の配線とを電気的に切断する構成について図4及び図5を用いて説明する。
図4は従来のチップとスクライブラインの断面図である。チップ112は複数の拡散層と配線層により形成され、各チップは保護膜に覆われボンディングパッド以外は絶縁された状態にある。チップの分離領域であるスクライブラインには保護膜のみが形成され、段差が生じている。
図5は本発明の一実施形態におけるチップとスクライブラインの断面図である。チップ112は複数の拡散層と配線層により形成されているが、テスト用端子と接続されているテスト用のチップ間配線321はヒューズ322を通してスクライブライン上にも形成され、他のチップのテスト用端子と接続されている。
チップ112をスクライブラインで切断し、分離すると、チップ間配線321はチップの切断面においてチップから露出することになり、チップ動作の信頼性が低くなる。しかし、ヒューズ322を用いてチップ外部からの影響を遮断することによりチップ内部への電気的影響を防ぎ、チップ動作の安定を図ることが可能となる。
図6はスクライブライン上のチップ間配線321の下にダミー配線323が形成されている様子を示す図である。スクライブラインでの配線の段差に起因する配線抵抗の増加がダミー配線323により解消され、より高速なテストが可能となる。
次に、本発明の一実施形態におけるウェハ上に形成された複数のチップをテストする回路について説明する。
図7はテスト回路411が、ウェハ111上のスクライブラインに形成されていることを示す図である。ウェハ111上に形成されている複数のチップ112のテスト用端子からチップ外部に引き出されている配線は、ウェハ111で共に接続され、更にスクライブラインに形成されているテスト用信号配線群113は、同じスクライブラインに形成されているテスト回路411と接続され、ウェハ111の周辺部に設けたテスト用端子群114まで引き出されている。
従来、テスト回路は各チップ内に組み込まれ、ウェハ上に複数のチップが形成されていてもそれぞれ単体でテストが行われていた。しかしながら、同じチップであればテスト回路も同じであるため、テスト回路411を用いて、各チップを同時にテストモードに設定することにより、テストが実行可能となる。
なお、テスト用端子群114を設けず、テスト回路411にボンディングパッドを設けてもよい。また、テスト用信号配線群113は、ウェハ上の専用配線層に形成されていてもよい。
図8はテスト回路511が、テスト回路専用領域に形成されていることを示す図である。半導体ウェハ111上に形成されている複数のチップ112のテスト用端子からチップ外部に引き出されている配線は、ウェハ111で共に接続され、更にスクライブラインに形成されているテスト用信号配線群113は、テスト回路専用領域に形成されているテスト回路511と接続され、ウェハ111の周辺部に設けたテスト用端子群114まで引き出されている。
テスト回路511をウェハ上のテスト回路専用領域に形成することにより、チップの大規模化に伴うテスト回路の複雑化、大規模化に対応可能となる。
なお、テスト用端子群114を設けず、テスト回路511やテスト回路専用領域にボンディングパッドを設けてもよい。また、テスト用信号配線群113は、ウェハ上の専用配線層に形成されていてもよい。
図9はテスト回路611が、特定のチップ形成領域に形成されていることを示す図である。半導体ウェハ111上に形成されている複数のチップ112のテスト用端子からチップ外部に引き出されている配線は、ウェハ111で共に接続され、更にスクライブラインに形成されているテスト用信号配線群113は、特定のチップ形成領域に形成されているテスト回路611と接続され、ウェハ111の周辺部に設けたテスト用端子群114まで引き出されている。上記特定のチップ領域は、複数形成されていてもよい。
なお、テスト用端子群114を設けず、テスト回路611やチップ形成領域にボンディングパッドを設けてもよい。また、テスト用信号配線群113は、ウェハ上の専用配線層に形成されていてもよい。
図10はテスト回路711が、ウェハの周辺部でかつチップが形成できない領域に形成されていることを示す図である。半導体ウェハ111上に形成されている複数のチップ112のテスト用端子からチップ外部に引き出されている配線は、ウェハ111で共に接続され、更にスクライブラインに形成されているテスト用信号配線群113は、ウェハ周辺部の領域に形成されているテスト回路711と接続され、ウェハ111の周辺部に設けたテスト用端子群114まで引き出されている。
なお、テスト用端子群114を設けず、テスト回路711が形成されている領域にボンディングパッドを設けてもよい。また、テスト用信号配線群113は、ウェハ上の専用配線層に形成されていてもよい。
さて、ウェハ上のチップには、チップ内のトランジスタが正常に動作し、それぞれが定められた速度で信号を伝達できるか等の、所望の機能や性能を有しているかのテスト(作り込みテスト)を行うためのテスト回路が内蔵されている。このテスト回路は、通常ウェハ上の全てのチップに同じテスト回路が内蔵されていて、1つ1つのチップを、それぞれのチップ内のテスト回路がテストを行う。テスト回路は、論理ゲートの作り込みをテストする機能(スキャンテスト)や、内蔵メモリの作り込みをテストする機能(メモリBIST)等の、専用の機能を有している。このため、チップ内のテスト回路は専用機能毎にそれぞれチップ内に組み込まれる。
通常チップ内には、メモリが非常に多数組み込まれており、内蔵メモリをテストするメモリBIST(MBIST)も多数組み込まれているため、チップに占めるMBIST機能の面積が非常に大きくなる。このため、本発明はメモリBIST機能をチップ外に配置する構成とする。
図11の実施形態では、ウェハ817上のチップ811,812,813が同一の機能を持っており、このチップの中にはMBIST回路を組み込まず、スキャンテスト回路818,819,8110のみを組み込んでいる。MBIST回路はチップ811,812,813に隣接するチップ領域816にある。このチップ領域816は通常、チップ811,812,813と同サイズの領域であるので、この領域にあるチップ814はチップ811,812,813より小サイズであり、機能も異なるチップである。チップ領域816のチップ814以外の残りの領域にMBIST回路815を配置する。MBIST回路815は、図1〜図6を以て説明した技術により、スクライブライン上又はチップ上の配線8111によりチップ811,812,813,814に接続することで、それらのチップの内蔵メモリをテストすることが可能となる。MBIST回路815は一度に同一の信号をチップ811,812,813に出力し、内蔵メモリからのテスト応答を、後述する図26の技術を用いてMBIST回路815に取り込むことで、テストを行うことができる。同様にチップ814の内蔵メモリに対してもMBIST回路815はテストを行うことができる。この構成によれば3つのチップの内蔵メモリのテストがほぼ同時に行え、テスト時間の短縮が図られる。また、MBIST回路815がチップ外にあるため、チップの面積が削減できコストダウンが可能となる。
図12は、チップがパッケージングされた後のテストの実施形態である。検査ボード823に実装したソケット821に、ウェハから分離されたチップをパッケージングした、最終形態の半導体集積回路が挿入される。同じようにウェハから分離されたテスト回路822が、検査ボード823上に実装されている。テスト回路822は検査ボード823上の配線824でソケット821に結線され、外部端子825で外部テスタからテストデータを印加される。本実施形態を用いるならば、ウェハレベルでのテストが終了した後は、MBIST回路を検査ボード上に配置することで、パッケージングされた状態でもテストすることが可能となる。
図11は4つのチップについての構成であったが、図13は更に多くのチップについても同様にテストする構成である。チップ領域836を囲むようにチップ831と同じ機能のチップが配置されている。これらのチップもMBIST回路835でのテストが必要だが、チップが増えれば増えるほどMBIST回路835からの信号の遅延や、信号の立ち上がり、立ち下がりの傾きが大きくなる等の影響で、正しくテストを行うことができなくなる。それらの問題を解決するために、後述する図24の技術を用いて、信号の遅延や信号の立ち上がり立ち下がりの傾きが大きくなることを防止することで、正しくテストすることが可能となる。
図14の実施形態では、ウェハ917上のチップ911,912,913が同一の機能を持っており、このチップの中にはテスト回路を組み込まない。MBIST回路やスキャンテスト回路はチップ911,912,913に隣接するチップ領域916にテスト回路915として配置される。このチップ領域916は通常、チップ911,912,913と同サイズの領域であるので、この領域にあるチップ914はチップ911,912,913より小サイズであり、機能も異なるチップである。チップ領域916のチップ914以外の残りの領域にテスト回路915を配置する。テスト回路915は、図1〜図6を以て説明した技術により、スクライブライン上又はチップ上の配線918によりチップ911,912,913,914に接続することで、それらのチップをテストすることが可能となる。テスト回路915は一度に同一の信号をチップ911,912,913に出力し、チップからのテスト応答を、後述する図24の技術を用いてテスト回路915に取り込むことで、テストを行うことができる。同様にチップ914に対してもテスト回路915はテストを行うことができる。この構成によれば3つのチップのテストがほぼ同時に行え、テスト時間の短縮が図られる。また、テスト回路全てがチップ外にあるため、図11の場合よりチップの面積が削減できコストダウンが可能となる。
図15は、チップがパッケージングされた後のテストの実施形態である。検査ボード923に実装したソケット921に、ウェハから分離されたチップをパッケージングした、最終形態の半導体集積回路が挿入される。同じようにウェハから分離されたテスト回路922が、検査ボード923上に実装されている。テスト回路922は検査ボード923上の配線924でソケット921に結線され、外部端子925で外部テスタからテストデータを印加される。本実施形態を用いるならば、ウェハレベルでのテストが終了した後は、テスト回路を検査ボード上に配置することで、パッケージングされた状態でもテストすることが可能となる。
図14は4つのチップについての構成であったが、図16は更に多くのチップについても同様にテストする構成である。チップ領域936を囲むようにチップ931と同じ機能のチップが配置されている。これらのチップもテスト回路935でのテストが必要だが、チップが増えれば増えるほどテスト回路935からの信号の遅延や、信号の立ち上がり、立ち下がりの傾きが大きくなる等の影響で、正しくテストを行うことができなくなる。それらの問題を解決するために、後述する図24の技術を用いて、信号の遅延や信号の立ち上がり、立ち下がりの傾きが大きくなることを防止することで、正しくテストすることが可能となる。
図17は、検査対象チップと検査対象外のチップとがテスト回路を共用する回路構成の一実施形態を示すものである。本構成は検査対象チップのテスト回路が故障している場合に検査対象チップのテストを実施できない問題点を改善している。図17において、1011はテスト制御回路、1012は検査対象チップ、1013は検査対象外チップ、1014は検査対象チップの故障したテスト回路、1015は検査対象外チップのテスト回路、1016はテスト回路入力配線群、1017はテスト回路出力配線群、1018はテスト制御回路とチップとの間の制御配線群である。
図17の構成における動作を説明する。まず、検査対象チップ1012のテストを実施する上でテスト回路1014が故障している場合に、テスト制御回路1011に配線群1018により故障している情報を伝達する。本情報をもとにテスト制御回路1011が配線群1018を通して、検査対象外チップ1013内の(テスト回路1014と同等の機能を持つ)テスト回路1015を活性化する情報を伝達する。この状態のもとで検査対象チップ1012のテストを検査対象外チップ1013のテスト回路1015により配線群1016及び1017を介してテストする。
以下、図18及び図19を用いて、回路動作をより詳細に説明する。図18は上述のテスト回路を含むチップとテスト制御回路の回路構成の一例である。図19は図18のテスト制御回路の真理値表である。
図18において、1021はテスト制御回路、1022は検査対象チップ、1023はテスト対象回路、1024はテスト回路、1025はテスト回路への入力セレクタ、1026はテスト回路からの出力セレクタ、1027はテスト回路入力配線群へ接続するトライステートバッファ、1028はテスト回路出力配線群へ接続するトライステートバッファ、1029はテスト回路入力配線群、10210はテスト回路出力配線群、10211はテスト回路故障判定配線、10212はテスト回路セレクタ配線(Selx)、10213はテスト回路入力トライステートイネーブル配線(Tri_inx)、10214はテスト回路出力トライステートイネーブル配線(Tri_outx)である。
検査対象チップ1022のテスト回路1024が故障していない場合にテスト制御回路1021へ制御信号配線10211により、ロウレベルの信号を伝達する。また、テスト回路1024が故障している場合にテスト制御回路1021へ制御信号配線10211により、ハイレベルの信号を伝達する。テスト制御回路1021は真理値表、図19に基づきテスト回路1024が故障しているチップのテストを、その他のチップのテスト回路1024を用いて実施できるように制御を行う。一例として図17のCHIP1のテスト回路1014が故障しており、CHIP2のテスト回路1015が故障していない場合を説明する。CHIP1のテスト回路故障判定配線10211はハイレベル、CHIP2のテスト回路故障判定配線10211はロウレベルとなる。真理値表、図19の備考「CHIP1をCHIP2でテスト」行に基づき、テスト制御回路1021はCHIP1への制御信号、Tri_in1=1、Sel1=1、Tri_out1=0、CHIP2への制御信号、Tri_in2=0、Sel2=1、Tri_out2=1を、それぞれ、テスト回路入力トライステートイネーブル配線10213、テスト回路セレクタ配線10212、テスト回路出力トライステートイネーブル配線10214を通して伝達する。このときCHIP1内のテスト対象回路1023からCHIP2内のテスト回路1024への信号伝達は以下のとおりとなる。すなわち、CHIP1内のテスト対象回路1023の出力信号群はテスト回路入力配線群に接続するトライステートバッファ1027(Tri_in1=1)を介してテスト回路入力配線群1029に伝播し、CHIP2内のテスト回路への入力セレクタ1025(Sel2=1)を介してテスト回路1024に接続する。同様に、CHIP2内のテスト回路1024からCHIP1のテスト対象回路1023への信号伝達は以下のとおりとなる。すなわち、CHIP2内のテスト回路1024の出力信号群はテスト回路出力配線群へ接続するトライステートバッファ1028(Tri_out2=1)を介してテスト回路出力配線群10210に伝播し、CHIP1内のテスト回路からの出力セレクタ1026(Sel_1=1)を経由しテスト対象回路1023に接続する。
以上のとおり、本構成によれば検査対象チップと検査対象外チップとがテスト回路を共用することにより、検査対象チップのテスト回路が故障している場合でも検査対象外チップのテスト回路を使用することでテストすることが可能となる。
さて、テスト回路は、スキャンテストや、メモリBIST等の、専用の機能を有しているが、チップ内のテスト回路は専用機能毎にそれぞれチップ内に組み込まれている。近年のSoC(System On Chip)の大規模化により、特にスキャンテスト用のテストパターン量は激増しており、そのテストパターンの削減手法として、圧縮スキャンテストが注目されている。
図20を用いて本発明の実施形態を説明する前に、圧縮スキャンテストと従来手法のスキャンテストの構成の違いを、図21及び図22を用いて説明する。
図21は従来手法のスキャンテストを行う時のテスト対象となる論理回路中のスキャンチェーンの構成である。テスト専用端子であるスキャンイン1121から入力されたテストパターンは、初段のスキャンフリップフロップ1126のデータ端子に到達する。その後スキャンクロック1125が印加されるとその周期に従って値がシフトする。そしてスキャンチェーンの段数N段分、すなわちフリップフロップ数分だけスキャンクロック1125が入力されると、その値はスキャンフリップフロップ1124に到達し、テスト専用のスキャンアウト1122から出力される。従来、この接続のスキャンチェーン1123がM本で構成される。通常テストパターン量は、スキャンチェーンの段数Nと本数Mの積で概算できるため、テストパターン量はN×Mステップとなる。
次に圧縮スキャンテストの構成を図22を用いて説明する。構成自体は従来スキャン設計と同等であり、テスト専用端子であるスキャンイン1131から入力されたテストパターンは、初段のスキャンフリップフロップ1136のデータ端子に到達する。その後スキャンクロック1135が印加されるとその周期に従って値がシフトする。そしてスキャンチェーンの段数N/C段分、すなわちフリップフロップ数分だけスキャンクロック1135が入力されると、その値はスキャンフリップフロップ1134に到達し、テスト専用のスキャンアウト1132から出力される。従来と異なる点は、この接続のスキャンチェーン1133がM×C本で構成される点と、このテスト対象回路の外部に圧縮スキャンテスト用のテスト回路が付加される点である。このテスト回路は、従来のスキャンテストと同じ本数のスキャンイン、スキャンアウトを持ち、テスト回路内でスキャンインデータをC倍に展開し、テスト対象回路のスキャンイン1131に印加する。半導体集積回路の外部に接続されたテスト装置は、従来スキャンインの本数、すなわちM本×N/C段分のスキャンテストパターン量でテストすることが可能となる。
圧縮スキャンテストのテスト対象回路とテスト回路の接続関係を図23に示す。外部テスタとのインターフェースである外部スキャンイン1141とスキャンアウト1142の本数は従来スキャンテストと同じだが、テストパターンの展開圧縮回路としてテスト回路1145,1146をチップ内部に設け、テスト対象回路1147の内部スキャンチェーン1143,1144に接続する。チップ内部のスキャンチェーンは外部スキャンチェーンの本数の数十倍であり、段数を数十分の1とすることで、テストパターン量を数十分の1にすることが可能となる。圧縮されたテストパターンは従来と同じ本数の外部スキャンイン1141からチップ内に印加され、テスト回路1145で数十倍に展開され、テスト対象回路1147の数十倍のスキャンチェーンに印加される。テスト結果はテスト回路1146で圧縮され、従来本数の外部スキャンアウト1142に出力される。
図20を用いて本発明の実施形態を説明する。チップ1111には前述の圧縮スキャンテストを行うために、従来スキャン設計に比べて数十倍の本数のスキャンチェーンがある。スキャンテスト用の外部入出力端子1113は従来スキャン設計と同等だが、内部のスキャンチェーンの入力出力は、SoCによってはあわせて数千本となることがある。これらの内部のスキャンチェーンの入出力をIOパッドではなく、数十ミクロン角のバンプ付のパッド(極小パッド)1112を設けて接続する。このことで、チップ外部との結線ができるように構成する。この極小パッドをチップ上の、あらゆる位置に配置することで、外部との結線を比較的容易にすることができる。
図24は、ウェハ上又はファイナル検査ボード上又はバーインボード上の複数の検査対象チップを、外部テスト回路により低周波又は高周波テストを行う回路構成の一実施形態を示すものである。図24において、1211は外部テスト回路、12121〜12125はテスト入力信号群リピータブロック、12131〜12135はテスト出力信号群リピータブロック、1214は検査対象チップ、1215はテスト対象回路A、1216はテスト対象回路B、1217はテスト対象回路セレクタマクロ、1218はチップセレクタマクロ、1219はテスト入力信号配線群、12110はテスト出力信号配線群、12111はチップセレクト信号配線群(CHIPSEL[3:0])、12112はテスト対象回路セレクト信号配線(TESTSEL)、12113はリピータブロック用クロック信号配線、12114はクロックリピータバッファマクロである。
図25において、1221はテスト信号群リピータブロック、1222はリピータバッファマクロ、1223はパイプラインフリップフロップマクロ、1224はセレクタマクロである。また、図26は外部テスト回路の制御回路動作の真理値表である。
図24、図25、図26における動作を説明する。まず、外部テスト回路1211の制御回路は真理値表、図26に基づきチップセレクト信号12111(CHIPSEL[3:0])、テスト対象回路セレクト信号12112(TESTSEL)、リピータブロック用クロック信号12113を発行する。
CHIP1テスト対象回路A(1215)を低周波にて検査する場合、チップセレクト信号CHIPSEL[3:0]=0001、テスト対象回路セレクト信号TESTSEL=0、リピータブロック用クロック信号12113はロウレベルとなる。かかる状態のもとで、テスト入力信号群1219は入力リピータブロック12121に入力する。入力リピータブロック12121内ではセレクタマクロ1224によりリピータバッファ1222の出力が選択されることで信号レベルが増幅され、CHIP1のテスト対象回路A(1215)に入力する。次にCHIP1のテスト対象回路A(1215)からの出力信号群はテスト対象回路セレクタマクロ1217(TESTSEL=0)を経由し、更にチップセレクタマクロ1218(CHIPSEL[0]=1)を経由し、出力リピータブロック12132、CHIP2内のセレクタマクロ(CHIPSEL[1]=0)、出力リピータブロック12133、CHIP3内のセレクタマクロ(CHIPSEL[2]=0)、出力リピータブロック12134、CHIP4内のセレクタマクロ(CHIPSEL[3]=0)、出力リピータブロック12135の順にリピータブロック1221内のリピータバッファマクロ1222により信号レベルが増幅され外部テスト回路1211に入力する。
CHIP1テスト対象回路B(1216)を高周波にて検査する場合、チップセレクト信号CHIPSEL[3:0]=0001、テスト対象回路セレクト信号TESTSEL=1、リピータブロック用クロック信号12113は高周波クロックパルスとなる。高周波クロックパルス信号12113はクロックリピータバッファマクロ12114により信号レベル減衰が抑止される。かかる状態のもとで、テスト入力信号群1219は入力リピータブロック12121に入力する。入力リピータブロック12121内ではセレクタマクロ1224によりリピータブロック用高周波クロック信号12113が入力するパイプラインフリップフリップ1223の出力が選択され信号レベルが高周波にてパイプラインされ、CHIP1のテスト対象回路B(1216)に入力する。次にCHIP1のテスト対象回路B(1216)からの出力信号群はテスト対象回路セレクタマクロ1217(TESTSEL=1)を経由し、更にチップセレクタマクロ1218(CHIPSEL[0]=1)を経由し、出力リピータブロック12132、CHIP2内のセレクタマクロ(CHIPSEL[1]=0)、出力リピータブロック12133、CHIP3内のセレクタマクロ(CHIPSEL[2]=0)、出力リピータブロック12134、CHIP4内のセレクタマクロ(CHIPSEL[3]=0)、出力リピータブロック12135の順にリピータブロック1221内のリピータブロック用高周波クロック信号12113が入力するパイプラインフリップフロップマクロ1223により高周波にてパイプラインされ外部テスト回路1211に入力する。
以上のとおり、本構成は、低周波テストにおいては、テスト信号配線群の信号レベルがリピータブロック中のリピータバッファマクロによる増幅なしには減衰して、外部テスト回路からリピータブロック、リピータブロックから検査対象チップ、検査対象チップからリピータブロック、リピータブロックからリピータブロック、リピータブロックから外部テスト回路へ信号レベルが到達しないという不具合を解消している。
また、本構成は、高周波テストにおいては、テスト信号配線群の信号レベルがリピータブロック中のフリップフロップによるパイプラインなしにはセットアップタイミングエラーの発生により、外部テスト回路からリピータブロック、リピータブロックから検査対象チップ、検査対象チップからリピータブロック、リピータブロックからリピータブロック、リピータブロックから外部テスト回路へ信号レベルが高周波にて到達しないという不具合を解消している。
本構成によればテスト入力/出力信号群のリピータブロックにてテスト入出力信号を増幅/パイプラインすることにより、ウェハ上又はファイナル検査ボード上又はバーインボード上の複数の検査対象チップを外部テスト回路により低周波又は高周波テストをすることが可能となる。
図27の実施形態は、図20〜図23の実施形態のウェハや、図7〜図10のテスト回路の配置を想定したものである。ウェハ1511にはチップ1512や、スクライブライン上のテスト回路、あるいはチップ領域に配置されたテスト回路、あるいはテスト回路領域に配置されたテスト回路、あるいはチップが形成できないウェハの周辺に配置されたテスト回路1515がある。チップ1512には数十ミクロン角のバンプ付のパッド(極小パッド)1513が配置されており、内部のテスト対象回路に接続されている。テスト回路1515は圧縮テストパターンの展開回路、テスト結果の圧縮回路等で構成される。内部スキャンチェーン数は非常に多くの信号となるため、数十ミクロン角のバンプ付のパッド(極小パッド)が、チップ1512と同様に配置され、かつ、検査装置1516用の従来のIOパッドも備えている。このIOパッドは前述の外部スキャンインや外部スキャンアウトに相当する。検査装置1516はこのIOパッドに針等を当て、実際に検査する。1518はチップ1512とテスト回路1515の数十ミクロン角のバンプ付のパッド(極小パッド)を接続するための接続配線1519を備えた配線用装置で、この配線用装置1518を裏返して貼り付けることで、チップ1512とテスト回路1515が接続され、かつ、検査装置1516からも制御することが可能となる。本例ではチップ1512とテスト回路1515は1対1だが、最大、全チップを1つのテスト回路でテストすることが可能となる。
図28の実施形態では、ウェハ上にあるチップ171等にテスト回路174からのテスト制御信号173が接続している。テスト制御信号173は全チップの同一端子には同一信号が接続しており、チップ171をテストするためのテストパターン、クロック、その他の制御信号で構成される。テスト回路174はBIST(Bild In Self Test)回路等で構成され、外部テスト装置から制御されることで、テストパターン、クロック、その他制御信号をチップに印加する。これらの信号により、ウェハ上の全チップは同時にテストを行うことができる。テスト結果をテスト回路174に送るためのテスト結果信号172は、全てのチップのテスト結果出力端子に接続しているので、チップ171が1000個ある場合、テスト結果信号172も1000本となる。テスト回路174には、テスト結果信号172の内容を保持するメモリ回路が内蔵されている。このメモリ回路はウェハ上の全てのチップに対応しており、メモリとチップは予め1対1に決められているため、ウェハ上にチップ171が1000個構築されている場合、メモリも1000個あり、それぞれウェハ外部のテスタに読み出すことができる。テスト回路174は外部のテスタから制御され、ウェハ上の全チップにテストパターンを印加し、各チップからのテスト結果をテスト回路内のメモリ回路に保持し、外部テスタが任意にメモリの値を読み出すことで、全チップを並行してテストすることが可能となるため、テスト時間を非常に短くすることが可能となる。しかし、チップの構成によっては非常に多くのトランジスタが同時に動作することになるため、消費電力が莫大になり、安定したテストができなくなる場合もある。その改善策を次に示す。
図29の実施形態では、ウェハ上にあるチップ181等にテスト回路184からのテスト制御信号183が接続している。テスト制御信号183は全チップに接続しており、チップ181をテストするためのテストパターン、クロック、その他の制御信号で構成される。特に制御信号にはチップセレクト信号185が含まれる。このチップセレクト信号185は、ウェハ上の全チップを1つずつ選択するための信号である。1000個のチップを選択する場合、10本のチップセレクト信号が必要で、この信号をチップはチップ内でデコードして、自分自身を見分ける。これらの信号により、テスト回路184は、ウェハ上の全チップをチップセレクト信号で選択し、そのチップのみのテストを行うことができる。チップセレクト信号は、テスト回路184内で生成される。外部テスト装置からのテストスタートパルス(cs1をテスト)を受けてカウンタがカウントアップし、次のテストスタートパルス(cs2をテスト)まで維持する。この動作をウェハ上のチップ数分の回数だけ続けることで、全てのチップのチップセレクト信号が生成される。テスト結果をテスト回路184に送るためのテスト結果信号182があり、この信号も全てのチップのテスト結果出力端子に接続しているが、全てのテスト結果出力信号はバス接続している。チップ181内にチップセレクト信号を受けてバスへテスト結果を出力するトライステートバッファがある。このため圧縮スキャンテスト等でテスト結果信号が多数ある場合でも、ウェハ上のテスト結果出力信号線数は限られた本数となる。例えば100本のテスト結果出力端子があったとしても、100本の信号線ですむ。テスト回路184は外部のテスタから制御され、ウェハ上の全チップにテストパターンを印加し、各チップからのテスト結果をテスト回路184を経由し、外部テスタに出力することで、全チップを1つずつテストすることが可能となる。通常多数のチップを一度にテストする場合、消費電力が莫大になり安定したテストができなくなる恐れがあるが、この場合1つずつテストするのでテスト時の電力供給が不足するという問題は起こらないが、テスト時間は長時間かかることになる。この問題の解決策を次に示す。
図30の実施形態では、ウェハ上にあるチップ191等にテスト回路194からのテスト制御信号193が接続している。テスト制御信号193は全チップに接続しており、チップ191をテストするためのテストパターン、クロック、その他の制御信号で構成される。特に制御信号にはチップセレクト信号195及び196が含まれる。これらの信号はそれぞれ選択するチップが決まっており、ウェハ上のチップはチップセレクト信号195又は196で選択されたチップのみテストを行うことができる。本実施形態ではチップセレクト信号は2本なので、ウェハ上のチップを2つずつテストすることができる。テスト回路194からのチップセレクト信号196及び197は同一で、例えばcs1を同時にテストする。つぎのテストスタートパルスでcs2を同時にテストする。これを繰り返しでウェハ上の全チップをテストする。テスト結果をテスト回路194に送るためのテスト結果信号192があり、この信号も全てのチップのテスト結果出力端子に接続しているが、同一のチップセレクト信号内の全てのチップのテスト結果出力信号はバス接続している。チップ191内にチップセレクト信号を受けてバスへテスト結果を出力するトライステートバッファがある。テスト回路194は外部のテスタから制御され、ウェハ上の全チップにテストパターンを印加し、各チップからのテスト結果をテスト回路194を経由し、外部テスタに出力することで、全チップを2つずつテストすることが可能となる。通常多数のチップを一度にテストする場合、消費電力が莫大になり安定したテストができなくなる恐れがあるが、この場合2つずつテストするのでテスト時の電力供給が不足するという問題は起こらず、テスト時間は1つずつ行う場合の半分の時間となる。このように同じ信号線のチップセレクト信号に接続されるチップの数が多ければテスト時間は長いがピークの電力は少なくなり、同じ信号線のチップセレクト信号に接続されるチップの数が少なければテスト時間は短いが、ピークの電力は多くなる。チップの設計時にテスト時のピーク電力とテスト装置の可能供給電力を考慮し、テスト回路とチップ内のデコード回路の設計を行う必要がある。
本発明の半導体集積回路は、例えばスクライブライン上の配線とそれを切断するヒューズとを有することで、ウェハ上の全て、あるいは一部のチップの同じ端子を接続することができ、そのことにより、テスト回路の一部又は全てをチップ間で共有することが可能となる。これによりテスト時間やチップ面積の削減が実現でき、チップのコストダウンに有用である。
本発明の一実施形態における半導体集積回路のテスト用信号配線群がスクライブラインに形成されているウェハの平面図である。 本発明の一実施形態における半導体集積回路の隣接するチップの接続図である。 本発明の一実施形態における半導体集積回路のテスト用信号配線群が専用の配線層により形成されているウェハの平面図である。 従来のチップとスクライブラインの断面図である。 本発明の一実施形態におけるチップとスクライブラインの断面図である。 本発明の一実施形態におけるダミー配線が形成されているスクライブラインの断面図である。 本発明の一実施形態におけるテスト回路がスクライブラインに形成されていることを示す平面図である。 本発明の一実施形態におけるテスト回路がテスト回路専用領域に形成されていることを示す平面図である。 本発明の一実施形態におけるテスト回路が特定のチップ形成領域に形成されていることを示す平面図である。 本発明の一実施形態におけるテスト回路がウェハの周辺部でかつチップが形成できない領域に形成されていることを示す平面図である。 一部のテスト回路機能を隣接するチップ領域で形成し、比較的少ないチップをテストする構成を示す図である。 パッケージング後に最終検査を行う構成を示す図である。 一部のテスト回路機能を隣接するチップ領域で形成し、チップをテストする構成を示す図である。 全てのテスト回路機能を隣接するチップ領域で形成し、比較的少ないチップをテストする構成を示す図である。 パッケージング後に最終検査を行う構成を示す図である。 全てのテスト回路機能を隣接するチップ領域で形成し、チップをテストする構成を示す図である。 テスト回路を共用する回路構成を示す概念図である。 図17のテスト回路を含むチップとテスト制御回路の回路構成を示す概念図である。 図18におけるテスト制御回路の真理値表の一例を示す図である。 チップ上に極小のパッドを設ける構成を示す図である。 従来のスキャンチェーンの構成を示す図である。 圧縮スキャンチェーンの構成を示す図である。 テスト回路と圧縮スキャンチェーンの接続関係を示す図である。 ウェハ上又はファイナル検査ボード上又はバーインボード上に設けた外部テスト回路と、この外部テスト回路と検査対象チップ間のリピータブロック群の回路構成を示す概念図である。 図24におけるリピータブロックの概念図である。 図24における外部テスト回路の制御回路の真理値表の一例を示す図である。 チップ上に極小のパッドを設け、外部装置で極小パッドを結線する構成を示す図である。 ウェハ上の全チップを同時にテストする構成の図である。 ウェハ上のチップを1つずつテストする構成の図である。 ウェハ上のチップを複数個ずつテストする構成の図である。 従来のバーンインテストの方法を示す図である。
符号の説明
111 半導体ウェハ
112 半導体チップ
113 テスト用信号配線群
114 テスト用端子群
321 チップ間配線
322 ヒューズ
323 ダミー配線
411〜711 テスト回路

Claims (24)

  1. ウェハ上に形成された複数のチップの外部端子が、チップの分離領域で配線により結線され、前記配線とチップ内部との接続は電気的に切断できる構成であることを特徴とする半導体集積回路。
  2. ウェハ上に形成された複数のチップの外部端子が、前記ウェハ上の専用配線層により結線され、前記配線とチップ内部との接続は電気的に切断できる構成であることを特徴とする半導体集積回路。
  3. 請求項1又は2に記載の半導体集積回路において、
    チップの分離領域で結線される配線層の下にダミー配線層が形成されていることを特徴とする半導体集積回路。
  4. ウェハ上に形成された複数のチップをテストする回路が、前記ウェハ上のチップの分離領域に形成されていることを特徴とする半導体集積回路。
  5. ウェハ上に形成された複数のチップをテストする回路が、前記ウェハ上のテスト回路専用領域に形成されていることを特徴とする半導体集積回路。
  6. ウェハ上に形成された複数のチップをテストする回路が、前記ウェハ上の特定のチップ形成領域に前記テスト回路のみが形成されていることを特徴とする半導体集積回路。
  7. ウェハ上に形成された複数のチップをテストする回路が、前記ウェハの周辺部でかつチップが形成できない領域に形成されていることを特徴とする半導体集積回路。
  8. ウェハ上に形成されたテスト回路を含むチップをテストするように前記テスト回路とは異なる他のテスト回路が前記ウェハ上に配置されていて、特定のチップ領域のみに前記他のテスト回路と、前記チップより小さいサイズのチップとが形成されていることを特徴とする半導体集積回路。
  9. ウェハ上に形成されたテスト回路を含まないチップをテストするテスト回路が前記ウェハ上に配置されていて、特定のチップ領域のみに前記テスト回路と、前記チップより小さいサイズのチップとが形成されていることを特徴とする半導体集積回路。
  10. ウェハ上に形成されたチップが複数あり、前記チップ内のテスト回路を共用する機能を持った検査補助装置を前記ウェハ上に形成することにより、検査対象チップの前記テスト回路が故障している場合に前記検査補助装置により検査対象外チップのテスト回路を用いてテストすることを特徴とする半導体集積回路。
  11. ウェハ上に形成されたチップにテスト専用のコンタクトウインドウとバンプが形成されていることを特徴とする半導体集積回路。
  12. 請求項4〜9のいずれか1項に記載の半導体集積回路において、
    スキャンテスト、ダイレクトメモリアクセステスト等の低周波テストを実施するために前記ウェハ上に前記テスト回路と検査対象チップとの間にリピータバッファからなるリピータブロック群と検査対象チップを選択するための制御回路とを有し、複数チップの低周波テストを実現することを特徴とする半導体集積回路。
  13. 請求項4〜9のいずれか1項に記載の半導体集積回路において、
    ロジックランダムパターンテスト、メモリランダムパターンテスト等の高周波テストを実施するために前記ウェハ上に前記テスト回路と検査対象チップとの間にパイプラインフリップフロップからなるリピータブロック群と検査対象チップを選択するための制御回路とを有し、複数チップの高周波テストを実現することを特徴とする半導体集積回路。
  14. 請求項12記載の半導体集積回路において、
    ロジックランダムパターンテスト、メモリランダムパターンテスト等の高周波テストを実施するために前記ウェハ上に前記テスト回路と検査対象チップとの間にパイプラインフリップフロップからなるリピータブロック群と検査対象チップを選択するための制御回路とを有し、複数チップの高周波テストを実現することを特徴とする半導体集積回路。
  15. 請求項11記載の半導体集積回路において、
    前記ウェハ上に形成された複数のテスト用コンタクトウインドウとバンプが、前記ウェハ以外で配線が施された装置で接続されていることを特徴とする半導体集積回路。
  16. ウェハ上に形成された複数のチップの外部端子が、前記ウェハ以外で配線が施された装置で接続していることを特徴とする半導体集積回路。
  17. 請求項4〜9のいずれか1項に記載の半導体集積回路において、
    前記テスト回路の入出力信号が複数のチップに並列に接続していることを特徴とする半導体集積回路。
  18. 請求項4〜9のいずれか1項に記載の半導体集積回路において、
    前記テスト回路の入出力信号が複数のチップに直列に接続していることを特徴とする半導体集積回路。
  19. 請求項17記載の半導体集積回路が直列に接続していることを特徴とする半導体集積回路。
  20. 請求項18記載の半導体集積回路が並列に接続していることを特徴とする半導体集積回路。
  21. 半導体集積回路内のテスト回路部分を前記半導体集積回路外のファイナル検査ボード又はバーインボード上に備えた検査補助装置に代替し、前記半導体集積回路の検査を実現することを特徴とする半導体集積回路。
  22. 請求項21記載の半導体集積回路において、
    スキャンテスト、ダイレクトメモリアクセステスト等の低周波テストを実施するためにファイナル検査ボード又はバーインボード上に前記テスト回路と検査対象チップとの間にリピータバッファからなるリピータブロック群と検査対象チップを選択するための制御回路とを有し、複数チップの低周波テストを実現することを特徴とする半導体集積回路。
  23. 請求項21記載の半導体集積回路において、
    ロジックランダムパターンテスト、メモリランダムパターンテスト等の高周波テストを実施するためにファイナル検査ボード又はバーインボード上に前記テスト回路と検査対象チップとの間にパイプラインフリップフロップからなるリピータブロック群と検査対象チップを選択するための制御回路とを有し、複数チップの高周波テストを実現することを特徴とする半導体集積回路。
  24. 請求項22記載の半導体集積回路において、
    ロジックランダムパターンテスト、メモリランダムパターンテスト等の高周波テストを実施するためにファイナル検査ボード又はバーインボード上に前記テスト回路と検査対象チップとの間にパイプラインフリップフロップからなるリピータブロック群と検査対象チップを選択するための制御回路とを有し、複数チップの高周波テストを実現することを特徴とする半導体集積回路。
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