JP2007287224A - 光ディスク装置のスピンドルモータ停止方法 - Google Patents

光ディスク装置のスピンドルモータ停止方法 Download PDF

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Abstract

【課題】光ディスクの異常によりウォブル信号が正常に得られず、スピンドルモータの停止が行えない場合でも、回路を追加することなくスピンドルモータの高速逆回転を防止し、スピンドルモータの停止を行える光ディスク装置のスピンドルモータ停止方法を提供する。
【解決手段】光ディスク停止処理時にウォブル信号Swが正常に得られない場合でも、第1の経過時間T1が所定時間Tcを経過すれば、制御部20はDSP22にスピンドル停止コマンドCsを送信するため、スピンドルモータ26の高速逆回転を防止するとともに、スピンドルモータ26の停止を行うことができる。尚、上記の処理は制御部20内にて行われるため、新たに回路を追加する必要が無く部品コストの増大やスペースの圧迫を招くことも無い。
【選択図】図2

Description

本発明は、CLV方式の光ディスクを再生する機能を有する光ディスク装置のスピンドルモータ停止方法に関し、特に光ディスクの異常によりウォブル信号が正常に得られずにスピンドルモータの停止が行えない際の、スピンドルモータ停止方法に関するものである。
CD−ROM等の光ディスクでは、光ディスクの回転数が一定線速度で維持されるCLV方式が用いられている。これらCLV方式の光ディスクへ情報信号の記録、再生、消去等を行う光ディスク装置は、光ディスク装置の光ピックアップが光ディスクに予め刻まれたウォブルからのウォブル信号を検出し、そのウォブル信号を基に光ディスクの回転を一定線速度で維持、制御している。
ここで、光ディスク装置の制御部が光ディスク停止処理要求を受けた場合、光ディスク装置の制御部はスピンドルブレーキコマンドを送信し、DSP(デジタルシグナルプロセッサー)、モータドライバを介して、スピンドルモータに逆方向電圧を印加させることでスピンドルモータの回転速度を減速させる。
また、光ディスク装置の制御部は、DSPを介して光ディスクのウォブル信号からスピンドルモータの回転速度を読み取り、スピンドルモータの回転速度が所定の回転速度に減速したことを認識すると、スピンドル停止コマンドを送信し、DSP、モータドライバを介してスピンドルモータの印加電圧をオフさせ、スピンドルモータを停止させる。
しかしながら、光ディスク表面に傷、汚れ等の異常が存在するなどして、光ディスク減速時にウォブル信号が正常に得られない場合、制御部はいつまでも光ディスクの回転速度が所定の回転速度に減速したことを認識することができない。このような場合には、制御部はスピンドル停止コマンドをいつまでも送信しないため、スピンドルモータは逆方向電圧を印加され続けることとなり高速に逆回転してしまう。このようなスピンドルモータの高速逆回転は、スピンドルモータなどに負荷がかかり好ましいものではない。
この点、下記[特許文献1]には、光ディスクの回転制御は従来どおり光ディスクからのウォブル信号を基にするCLV制御によって行うが、光ディスクの停止動作時にはスピンドルモータ(特許文献1においてはモータ)から得られるFG信号によるFG制御に切り替えて所定回転速度までスピンドルモータの減速を行った後に、FG制御から停止制御に切り換えてスピンドルモータの停止を行う発明が開示されている。この発明によれば、スピンドルモータの停止動作にはウォブル信号は関与しないため、たとえ光ディスクからのウォブル信号が正常に検出できなくとも、スピンドルモータの停止を行うことができる。
特開平7−240064号公報
しかしながら、[特許文献1]の発明では、従来の回路構成に加えスピンドルモータからFG信号を得るための手段と、FG制御を行う回路部が必要であり、これらの追加部品による部品コストの増大やスペースの圧迫という課題がある。
本発明は上記事情に鑑みてなされたものであり、光ディスクの異常によりウォブル信号が正常に得られず、スピンドルモータの停止が行えない場合でも、回路を追加することなくスピンドルモータの高速逆回転を防止し、スピンドルモータの停止を行える光ディスク装置のスピンドルモータ停止方法を提供することを目的とする。
本発明は、CLV方式の光ディスクを再生する機能を有する光ディスク装置のスピンドルモータ停止方法において、光ディスク停止処理要求を受けて、光ディスク装置の制御部20がスピンドルブレーキコマンドCbを送信すると同時に第1の経過時間T1のカウントを開始する第1ステップと、前記制御部20がスピンドルモータ26の回転速度が所定の回転速度に減速したことを認識できない場合に第1の経過時間T1が所定時間Tcを経過しているか否かを判断する第2ステップと、前記制御部20が第1の経過時間T1が所定時間Tcを経過していると判断した場合にスピンドル停止コマンドCsを送信する第3ステップと、を有する光ディスク装置のスピンドルモータ停止方法を提供することにより、上記課題を解決する。
また、CLV方式の光ディスクを再生する機能を有する光ディスク装置のスピンドルモータ停止方法において、光ディスク停止処理要求を受けて、光ディスク装置の制御部20がスピンドルブレーキコマンドCbを送信すると同時に第1の経過時間T1のカウントを開始する第1ステップと、前記制御部20がスピンドルモータ26の回転速度が所定の回転速度に減速したことを認識できない場合に第1の経過時間T1が所定時間Tcを経過しているか否かを判断する第2ステップと、前記制御部20が第1の経過時間T1が所定時間Tcを経過していると判断した場合にスピンドル停止コマンドCsを送信する第3ステップと、光ディスク停止処理要求に加え光ディスク取り出し要求がある場合に前記制御部20がスピンドル停止コマンドCsを送信後に第2の経過時間T2のカウントを開始する第4ステップと、前記制御部20が第2の経過時間T2が所定時間Tc’経過するまで待機する第5ステップと、前記制御部20が第2の経過時間T2が所定時間Tc’経過した後に光ディスク取り出しコマンドCeを送信する第6ステップと、を有する光ディスク装置のスピンドルモータ停止方法を提供することにより、上記課題を解決する。
本発明に係る光ディスク装置のスピンドルモータ停止方法は、上記のような構成のため、
(1)光ディスクの異常等によりウォブル信号が正常に得られず、スピンドルモータの停止が行えない場合でも、所定時間を経過すると制御部がスピンドル停止コマンドを送信するため、回路を追加することなくスピンドルモータの高速逆回転を防止し、スピンドルモータの停止を行うことができる。このため、部品コストの増大やスペースの圧迫が生じない。
(2)上記の効果に加え、光ディスク取り出し要求がある場合には、所定時間経過するまで待機した後に、制御部が光ディスク取り出しコマンドを送信するため、光ディスクが慣性で回転している間に光ディスク取り出し動作が行われることはなく、よって光ディスクに傷等が生じることを防止することができる。
本発明に係る光ディスク装置のスピンドルモータ停止方法の実施の形態について図面に基づいて説明する。
図1は本発明に係る光ディスク装置のブロック図である。図2は本発明に係るスピンドルモータ停止方法における制御部の処理手順を示すフローチャートである。図3は光ディスク取り出し要求を含む場合の本発明に係るスピンドルモータ停止方法における制御部の処理手順を示すフローチャートである。尚、図1のブロック図には、光ディスクに記録された情報信号の記録再生等、本発明に係わりの無いブロックに関しては記載及び説明は省略するものとする。
図1より、本発明に係る光ディスク装置は、光ディスク装置の制御を行う制御部20と、制御部20からのスピンドルブレーキコマンドCbもしくはスピンドル停止コマンドCsを受けスピンドルブレーキ信号Sbもしくはスピンドル停止信号Ssをモータドライバ24に送信するとともに、光ピックアップ29で検出する光ディスク28のウォブル信号Swから得られるスピンドル減速信号Sdを制御部20に送信するDSP22と、DSP22からのスピンドルブレーキ信号Sbもしくはスピンドル停止信号Ssによりスピンドルモータ26の印加電圧を制御するモータドライバ24と、モータドライバ24により制御される印加電圧により回転、停止することで光ディスク28の回転、停止を行うスピンドルモータ26と、制御部20からのディスク取り出しコマンドCeを受けディスクトレイ30を駆動し光ディスク取り出し動作を行うディスクトレイ駆動部27と、を有している。
次に、本発明に係る光ディスク装置のスピンドルモータの停止動作を説明する。光ディスク装置の制御部20が光ディスク停止処理要求を受けた場合、制御部20はスピンドルブレーキコマンドCbをDSP22に送信する。DSP22は制御部20からのスピンドルブレーキコマンドCbを受け、スピンドルブレーキ信号Sbをモータドライバ24に送信する。モータドライバ24はDSP22からのスピンドルブレーキ信号Sbを受け、スピンドルモータ26に逆方向電圧を印加する。スピンドルモータ26に逆方向電圧が印加されるとスピンドルモータ26に制動力が加えられ、スピンドルモータ26の回転速度が減速する。
スピンドルモータ26が減速すると光ディスク28の回転速度も減速する。光ディスク28の回転速度が減速することにより、光ピックアップ29が検出するウォブル信号Swの間隔が伸びるため、DSP22はこのウォブル信号Swの変化からスピンドルモータ26の回転速度を読み取り、スピンドル減速信号Sdを制御部20に送信する。
制御部20にはスピンドルモータ26の回転速度が所定の回転速度に減速したことを判断するための判断基準が予め設定されており、DSP22からのスピンドル減速信号Sdが前記判断基準を満たすと、スピンドルモータ26の回転速度が所定の回転速度に減速したことを認識し、DSP22にスピンドル停止コマンドCsを送信する。また、DSP22からのスピンドル減速信号Sdが前記判断基準を満たさなくとも、後述する第1の経過時間T1が所定時間Tcを経過すれば、制御部20はDSP22にスピンドル停止コマンドCsを送信する。
DSP22は制御部20からのスピンドル停止コマンドCsを受け、モータドライバ24にスピンドル停止信号Ssを送信する。モータドライバ24はDSP22からのスピンドル停止信号Ssを受け、スピンドルモータ26の印加電圧をオフする。これにより、スピンドルモータ26は停止する。
光ディスク停止処理要求に加え、光ディスク取り出し要求(Eject要求)がある場合、制御部20はスピンドル停止コマンドCsを送信した後、ディスクトレイ駆動部27にディスク取り出しコマンドCeを送信する。ただし、後述する強制停止処理手段によって制御部20がスピンドル停止コマンドCsをDSP22に送信した場合には、第2の経過時間T2が所定時間Tc’を経過するまで待機した後、ディスクトレイ駆動部27にディスク取り出しコマンドCeを送信する。ディスクトレイ駆動部27は制御部20からのディスク取り出しコマンドCeを受けて光ディスクのディスクトレイ30を駆動し光ディスク取り出し動作を行う。
次に、図2のフローチャートにより、本発明に係るスピンドルモータ停止方法における制御部の処理手順を説明する。
先ず、制御部20に光ディスク停止処理要求が受信される(ステップS100)。制御部20は光ディスク停止処理要求が受信されると、第1ステップとしてDSP22に対しスピンドルブレーキコマンドCbを送信すると同時に制御部20の内部クロックを用いて第1の経過時間T1のカウントを開始する(ステップS101)。尚、制御部20からスピンドルブレーキコマンドCbが送信されると、前述した一連の動作によりスピンドルモータ26の回転速度は減速される。
次に制御部20は、DSP22からスピンドルモータ26の回転速度を示すスピンドル減速信号Sdを受信する(ステップS103)。制御部20はDSP22からのスピンドル減速信号Sdが所定の判断基準を満たしているか否かを判断し(ステップS104)、満たしていればスピンドルモータ26の回転速度が所定の回転速度に減速したとしてDSP22にスピンドル停止コマンドCsを送信する(ステップS105)。制御部20からスピンドル停止コマンドCsが送信されると、前述した一連の動作によりスピンドルモータ26の印加電圧がオフされスピンドルモータ26は停止する。制御部20はスピンドル停止コマンドCs送信後ステップS120に進み、種々の要求に従って次の処理動作を行う。尚、上記のステップS104、ステップS105は通常のスピンドルモータ26の停止処理手順である。
ステップS104において、DSP22からのスピンドル減速信号Sdが所定の判断基準を満たしていなければ、第2ステップとして制御部20はステップS101においてカウントが開始された第1の経過時間T1を確認し、第1の経過時間T1が所定時間Tcを経過したか否かを判断する(ステップS106)。第1の経過時間T1が所定時間Tcを経過していなければステップS103に戻る、第1の経過時間T1が所定時間Tcを経過していれば、第3ステップとして制御部20はDSP22にスピンドル停止コマンドCsを送信する(ステップS107)。制御部20からスピンドル停止コマンドCsが送信されると、前述した一連の動作によりスピンドルモータ26の印加電圧がオフされる。制御部20はスピンドル停止コマンドCs送信後ステップS120に進み、種々の要求に従って次の処理動作を行う。尚、上記のステップS106、ステップS107は光ディスク異常時のスピンドルモータ26の強制停止処理手順である。
この強制停止処理手順により、光ディスク表面に傷、汚れ等の異常が存在するなどして、光ディスク減速時にウォブル信号Swが正常に得られず、DSP22からのスピンドル減速信号Sdが所定の判断基準をいつまでも満たさない場合でも、第1の経過時間T1が所定時間Tcを経過すれば、制御部20はDSP22にスピンドル停止コマンドCsを送信するため、スピンドルモータ26の印加電圧をオフすることができる。このため、モータドライバ24がスピンドルモータ26に逆方向電圧を印加し続けることはなくなり、スピンドルモータ26は逆回転することはない。また仮に逆回転動作に入ってしまったとしても高速逆回転には至らず、スピンドルモータ26に大きな負荷がかかることは無い。
尚、光ディスクが1倍速回転の場合には、通常、スピンドルブレーキコマンドCbを送信してからスピンドルモータ26の回転速度が所定の回転速度に減速し、スピンドル減速信号Sdが所定の判断基準を満たすまでに要する時間は0.4sec以内であるため、所定時間Tcは0.5secからスピンドルモータ26が高速逆回転に至らない1.5secの範囲で設定され、特に0.8secとすることが好ましい。また、光ディスク28が2倍速、4倍速等の高速回転仕様の場合でも、予め光ディスク28の回転速度に対応する最適な所定時間Tcを制御部20のテーブル等に設定しておくことで、スピンドルモータ26の高速逆回転を防止することができる。
次に、図3のフローチャートにより、光ディスク取り出し要求を含む場合の本発明に係るスピンドルモータ停止方法における制御部の処理手順を説明する。尚、ステップS100〜ステップS107に関しては、図2のフローチャートと全く同様であるため説明は省略する。
通常のスピンドルモータ26の停止処理手順であるステップS105において、スピンドル停止コマンドCsが送信された場合、制御部20は、光ディスク取り出し要求があるか否かを確認し(ステップS108)、光ディスク取り出し要求があれば、ディスクトレイ駆動部27にディスク取り出しコマンドCeを送信し(ステップS109)、ディスク取り出し動作を行わせた後、ステップS120に進み種々の要求に従って次の処理動作を行う。また、光ディスク取り出し要求が無ければ、そのままステップS120に進む。尚、上記のステップS108、ステップS109は通常の光ディスク取り出し処理手順である。
強制停止処理手段であるステップS107においてスピンドル停止コマンドCsが送信された場合、制御部20は光ディスク取り出し要求があるか否かを確認し(ステップS111)、光ディスク取り出し要求が無ければ、ステップS120に進み種々の要求に従って次の処理動作を行う。また、光ディスク取り出し要求があれば、第4ステップとして制御部20は内部クロックを用いて第2の経過時間T2のカウントを開始する(ステップS112)。
次に、第5ステップとして制御部20は第2の経過時間T2が所定時間Tc’を経過したか否かを判断し、第2の経過時間T2が所定時間Tc’を経過していなければ経過するまで待機する(ステップS113)。第2の経過時間T2が所定時間Tc’を経過すれば、第6ステップとして制御部20はディスクトレイ駆動部27にディスク取り出しコマンドCeを送信し(ステップS114)、ディスク取り出し動作を行わせた後、ステップS120に進み、種々の要求に従って次の処理動作を行う。
強制停止処理手段によりスピンドルモータ26の印加電圧をオフした場合、印加電圧がオフされた時のスピンドルモータ26の回転数によっては、印加電圧がオフされてもスピンドルモータ26が慣性で回転している場合が考えられる。スピンドルモータ26が慣性で回転している状態で、光ディスクの取り出し動作を行えば、スピンドルモータ26とともに慣性で回転している光ディスク28に傷等が生じる可能性があり好ましいものではない。ステップS113の処理動作は、光ディスク28が慣性で回転している間に光ディスクの取り出し動作を行わない措置である。
ステップS113における所定時間Tc’は慣性で回転しているスピンドルモータ26がスピンドルモータ26自身の抵抗により停止するまでに要する時間以上の値に予め設定される。これにより、たとえスピンドルモータ26が慣性で回転している場合でも、所定時間Tc’が経過し光ディスク28が完全に停止するまで光ディスクの取り出し動作は行われることはなく、よって、光ディスク28に傷等が生じることは無い。尚、光ディスク28が1倍速回転の場合には、所定時間Tc’は3sec程度が好ましい。また、光ディスク28が2倍速、4倍速等の高速回転仕様の場合でも、所定時間Tc同様、予め光ディスク28の回転速度に対応する最適な所定時間Tc’を制御部20のテーブル等に設定しておくことで、光ディスク28が慣性で回転している間に光ディスクの取り出し動作を行うことを防止することができる。
上記のことから、本発明に係る光ディスク装置のスピンドルモータの停止方法によれば、光ディスク表面に傷、汚れ等の異常が存在するなどして、光ディスク減速時にウォブル信号Swが正常に得られない場合でも、スピンドルブレーキコマンドCbを送信してからの第1の経過時間T1が所定時間Tcを経過すれば、制御部20は強制停止処理手段としてDSP22にスピンドル停止コマンドCsを送信し、スピンドルモータ26の印加電圧をオフするため、スピンドルモータ26の高速逆回転を防止するとともに、スピンドルモータ26の停止を行うことができる。
また、光ディスク停止要求に加え光ディスク取り出し要求がある場合に、強制停止処理手段によりスピンドルモータ26の印加電圧がオフされたときには、所定時間Tc’が経過し光ディスク28が完全に停止するまで光ディスクの取り出し動作は行われないため、たとえ印加電圧がオフされた後にスピンドルモータ26が慣性で回転していたとしても、光ディスク28に傷等が生じることは無い。
尚、上記の処理は制御部20内にて行われるため、新たに回路を追加する必要が無く部品コストの増大やスペースの圧迫を招くことも無い。
尚、本発明は本発明の要旨を逸脱しない範囲内で変更し、実施することができるものとする。
本発明に係る光ディスク装置のブロック図である。 本発明に係るスピンドルモータ停止方法における制御部の処理手順を示すフローチャートである。 光ディスク取り出し要求を含む場合の本発明に係るスピンドルモータ停止方法における制御部の処理手順を示すフローチャートである。
符号の説明
20 制御部
22 DSP
24 モータドライバ
26 スピンドルモータ
27 ディスクトレイ駆動部
29 光ピックアップ
30 ディスクトレイ
Cb スピンドルブレーキコマンド
Ce ディスク取り出しコマンド
Cs スピンドル停止コマンド
Sb スピンドルブレーキ信号
Sd スピンドル減速信号
Ss スピンドル停止信号
Sw ウォブル信号
T1 第1の経過時間
T2 第2の経過時間
Tc、Tc’ 所定時間

Claims (2)

  1. CLV方式の光ディスクを再生する機能を有する光ディスク装置のスピンドルモータ停止方法において、光ディスク停止処理要求を受けて、光ディスク装置の制御部がスピンドルブレーキコマンドを送信すると同時に第1の経過時間のカウントを開始する第1ステップと、前記制御部がスピンドルモータの回転速度が所定の回転速度に減速したことを認識できない場合に第1の経過時間が所定時間を経過しているか否かを判断する第2ステップと、前記制御部が第1の経過時間が所定時間を経過していると判断した場合にスピンドル停止コマンドを送信する第3ステップと、を有する光ディスク装置のスピンドルモータ停止方法。
  2. CLV方式の光ディスクを再生する機能を有する光ディスク装置のスピンドルモータ停止方法において、光ディスク停止処理要求を受けて、光ディスク装置の制御部がスピンドルブレーキコマンドを送信すると同時に第1の経過時間のカウントを開始する第1ステップと、前記制御部がスピンドルモータの回転速度が所定の回転速度に減速したことを認識できない場合に第1の経過時間が所定時間を経過しているか否かを判断する第2ステップと、前記制御部が第1の経過時間が所定時間を経過していると判断した場合にスピンドル停止コマンドを送信する第3ステップと、光ディスク停止処理要求に加え光ディスク取り出し要求がある場合に前記制御部がスピンドル停止コマンドを送信後に第2の経過時間のカウントを開始する第4ステップと、前記制御部が第2の経過時間が所定時間経過するまで待機する第5ステップと、前記制御部が第2の経過時間が所定時間経過した後に光ディスク取り出しコマンドを送信する第6ステップと、を有する光ディスク装置のスピンドルモータ停止方法。
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