JP2007286887A - 自動販売機 - Google Patents

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守久 塩谷
Yoshihiko Shikanuma
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Abstract

【課題】搬出不良を生じることなく容器入り飲料を加熱して提供することのできる自動販売機を提供する。
【解決手段】商品取出部27に搬出された缶入り飲料を加熱する加熱装置100を備えたので、缶入り飲料を加熱器に収容し、加熱された缶入り飲料を加熱器から搬出する機構を不要とすることができ、構造の簡素化を図ることによって缶入り飲料の搬出不良を防ぐことが可能となる。
【選択図】図3

Description

本発明は、缶入り飲料、ビン入り飲料、ペットボトル入り飲料等の容器入り飲料を所定温度に加熱して販売する自動販売機に関するものである。
従来、この種の自動販売機としては、自動販売機本体内に収納された容器入り飲料を所定の商品取出部に搬出する搬送経路に設けられ、搬送途中の容器入り飲料を加熱する加熱装置を備え、冷却保存された容器入り飲料を加熱装置によって加熱して利用者にホット飲料を提供するようにしたものが知られている(例えば、特許文献1参照)。
特開2002−222461号公報
しかしながら、従来の自動販売機では、商品収納部に搬送される途中の容器入り飲料を加熱装置に収容し、容器入り飲料を加熱した後に商品取出部に搬出しているため、搬送経路上の容器入り飲料を加熱装置に収容する機構及び加熱した容器入り飲料を加熱装置から搬出する機構が必要となり、構造が複雑になることによる容器入り飲料の搬出不良が生じ易くなるという問題点があった。
本発明は前記問題点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、搬出不良を生じることなく容器入り飲料を加熱して提供することのできる自動販売機を提供することにある。
本発明は前記目的を達成するために、自動販売機本体内に収納された容器入り飲料を所定の商品取出部に搬出する自動販売機において、前記商品取出部に搬出された容器入り飲料を加熱する加熱手段を備えている。
これにより、商品取出部に搬出された容器入り飲料が商品取出部において加熱されることから、容器入り飲料を加熱装置に収容する機構及び容器入り飲料を加熱装置から搬出する機構が不要となる。
本発明によれば、容器入り飲料を加熱装置に収容する機構及び容器入り飲料を加熱装置から搬出する機構を不要とすることができるので、構造の簡素化を図ることによって容器入り飲料の搬出不良を防ぐことが可能となる。
図1乃至図13は本発明の第1の実施形態を示すもので、図1は自動販売機の全体斜視図、図2は自動販売機の正面図、図3は自動販売機の側面断面図、図4は加熱装置の概略構成図、図5は商品取出部の要部正面断面図、図6は商品取出部の側面断面図、図7は制御系を示すブロック図、図8乃至図12は加熱装置の動作を示す商品取出部の側面断面図、図13は加熱装置の制御動作を示すフローチャートである。
この自動販売機は、前面に開口部を有する自動販売機本体10と、自動販売機本体10の幅方向一端側に回転自在に支持され、自動販売機本体10の前面を開閉する外扉20とを備えている。
自動販売機本体10は、内部を上下に仕切ることにより、上部に容器入り飲料として、円筒状に形成された金属製の缶入り飲料を収納するための商品収納部11が設けられ、下部に商品収納部11を冷却する圧縮機、凝縮器等の図示しない冷凍機器を設置するための機械室12が設けられている。商品収納部11は、上面側、背面側、底面側及び左右両側面側が断熱壁11aによって形成されている。商品収納部11には、缶入り飲料を上下に積み重ねて収納し、下端側から缶入り飲料を一つずつ搬出可能な複数の商品収納コラム13が設けられている。また、商品収納部11の下部には、各商品収納コラム13から落下搬出された缶入り飲料を前方に案内するための傾斜板14が前下りに傾斜するように設けられている。傾斜板14の下方には、商品収納部11を冷却するための冷却器15及び冷却器用送風機16が設けられている。更に、商品収納部11の前面は、幅方向一端側が自動販売機本体10に回転自在に支持された断熱性の内扉17によって開閉されるようになっている。内扉17の下部には、商品収納部11と外扉20側を連通する複数の商品搬出口17aが設けられ、各商品搬出口17aの上端には商品搬出口17aを開閉するための搬出扉17bが回転自在に支持されている。
外扉20は、前面に商品サンプル室21、商品選択スイッチ22、硬貨投入口23、紙幣投入口24、返却レバー25、硬貨返却口26及び商品取出部27を備えている。
商品取出部27は、外扉20の上下方向略中央部の幅方向一端側に設けられている。商品取出部27は、外扉20の前方に張り出すように設けられた取出ケース27aと、取出ケース27aの前面に設けられた取出口27bと、取出口27bの上端側に支持され、後方に回転させることにより取出口27bを開放する取出扉27cを有している。取出扉27cは、例えばソレノイド等のロック機構27dを有し、取出扉27cをロックすることにより取出口27bを閉鎖することが可能となっている。また、取出ケース27aの内部には搬送された缶入り飲料を加熱するための加熱手段としての加熱装置100が設けられている。
内扉17と外扉20の間には、図2及び図3に示すように、商品収納部11から商品搬出口17aを介して外扉20側に搬出された缶入り飲料を商品取出部27に搬送するための商品搬送装置30が設けられている。商品搬送装置30は、商品収納部11から外扉20側に搬出された缶入り飲料を自動販売機本体10の幅方向に搬送するための水平搬送機構31と、水平搬送機構31を上下方向に移動させる昇降機構32とを有している。
水平搬送機構31は、自動販売機本体10の幅方向両端側に配置された一対のコンベアローラ31aと、一対のコンベアローラ31aに巻き掛けられたコンベアベルト31bとを有している。また、水平搬送機構31は、図示しないモータによって一方のコンベアローラ31aを回転させることによりコンベアベルト31bを走行させ、コンベアベルト31b上の缶入り飲料を自動販売機本体10の幅方向に移動させるようになっている。
昇降機構32は、水平搬送機構31の左右両側が連結され、図示しないモータの回転力をプーリとベルト等の動力変換機構によって直線運動に変換し、水平搬送機構31を上下に移動させるようになっている。また、昇降機構32は、水平搬送機構31と昇降機構32との連結部32aを案内するためのレール部32bが上下方向に延びるように設けられ、レール部32bの上端側は前方に湾曲するように設けられている。即ち、水平搬送機構31は、缶入り飲料を幅方向一端側に搬送するとともに、レール部32bに沿って上下方向に移動し、商品取出部27の背面側において上面が前方に傾斜することにより缶入り飲料を商品取出部27の取出ケース27a内に搬送するようになっている。
加熱装置100は、図4に示すように、取出口27bの後方に配置された加熱器110と、蒸気を生成する水を貯えるための貯水タンク120と、水を加熱して蒸気を生成するための蒸気生成器130と、貯水タンク120の水を蒸気生成器130に流通させる配管101と、配管101に設けられた蒸気生成用のポンプ140と、蒸気生成器130において生成した蒸気を加熱器110に流通させる配管102と、配管102に設けられた電磁弁150と、加熱器110から排出される水を貯水タンク120に流通させるための配管103と、配管103に設けられた排水回収用のポンプ160と、加熱器110内の余剰蒸気を貯水タンク120に流通させる配管104と、配管104に設けられた凝縮器170とを備えている。また、配管102及び配管104は、配管102が加熱器110の後述する上下に移動する上ケース112を介して上ケース112に対して上下に移動可能な蒸気噴射管117に接続され、配管104が上下に移動する上ケース112に接続されているため、それぞれフレキシブルホース等の曲げ及び伸縮が可能な配管が用いられる。
加熱器110は、図5及び図6に示すように、取出ケース27aの底面側に固定された下ケース111と、下ケース111の上方に設けられた上ケース112と、下ケース111内に設けられた排水パン113と、缶入り飲料を横倒し状態で支持するとともに、回転させるための飲料支持機構としての一対の支持ローラ114と、上ケース112内に設けられ、缶入り飲料に向かって蒸気を噴射するための蒸気噴射ユニット115とを備えている。
下ケース111は上面を開口した箱形に形成されている。下ケース111の前面側及び背面側には、それぞれ前後方向中央部に向かって傾斜する案内板111aが左右方向に亘って設けられ、商品搬送装置30によって搬送された缶入り飲料を下ケース111の前後方向中央部に案内するようになっている。
上ケース112は、下ケース111と同一の左右方向寸法及び前後方向寸法を有し、下面を開口した箱形に形成されている。また、上ケース112は、左右両側がケース移動機構112aに連結されている。ケース移動機構112aは、上ケース112の幅方向両側に対応する外扉20にそれぞれ上下に配置された左右二対のプーリ112bと、上下に配置されたプーリ112bに巻き掛けられた左右一対のベルト112cを有し、各ベルト112cに上ケース112が連結されている。また、ケース移動機構112aは、上側の左右に対をなすプーリ112bの回転軸が連結され、回転軸の左側端部にはプーリ112bを回転させるモータ112dが連結されている。上ケース112は、モータ112dによってプーリ112bを回転させて各ベルト112cを走行させることにより、下ケース111と対向する位置で上下方向に移動するようになっている。即ち、上ケース112を下方に移動させると、上ケース112と下ケース111との間に缶入り飲料を加熱するための空間が形成されるようになっている。
排水パン113は、上面を開口した箱形に形成され、下ケース111の底部に配置されている。排水パン113の右側壁の下部には、配管103が接続される排水口113aが設けられている。また、排水パン113の左右両側壁の上端には、前後に間隔をおいて左右二対のローラ支持部113bがそれぞれ設けられている。
各支持ローラ114は、中心軸方向に亘って同一の外径を有する円柱状に形成されている。各支持ローラ114は、それぞれ中心軸を左右方向に向けて、互い平行となるように前後に配置されている。各支持ローラ114は、中心軸方向両端の径方向中心部に設けられた支軸114aが排水パン113のローラ支持部113bに回転自在に支持されている。一対の支持ローラ114の前後方向の間隔は缶入り飲料の径よりも小さくなっており、缶入り飲料は横倒し状態で一対の支持ローラ114に支持されるようになっている。また、後側の支持ローラ114の外周面には、振動付与手段として中心軸方向に亘って複数の突条114bが設けられている。更に、後側の支持ローラ114の左端部の支軸114aには、支持ローラ114駆動用のモータ114cが連結されている。モータ114cによって後側の支持ローラ114を回転させると、一対の支持ローラ114に横倒し状態で支持された缶入り飲料が回転するようになっている。モータ114cにギヤ等の動力伝達手段を介して各支持ローラ114を連結すると、各支持ローラ114を同時に回転させることが可能となる。
蒸気噴射ユニット115は、上ケース112に支持された昇降板116と、昇降板116に支持された蒸気噴出管117と、昇降板116に支持された一対の押えローラ118とを備えている。
昇降板116は、上ケース112の天井部と対向するように配置され、その四隅には上ケース112の天井部に固定された案内シャフト116aを挿通する案内孔116bが設けられている。案内シャフト116aの下端には、案内孔116bの内径よりも大きな径を有し、昇降板116の下方への移動を規制するストッパ116cが設けられている。また、各案内シャフト116aの上ケース112の天井部と昇降板116の上面との間には、昇降板116を下方に付勢するコイルバネ116dがそれぞれ介装されている。即ち、昇降板116は、コイルバネ116dの付勢力に抗して上ケース112に対して上方に移動することができ、コイルバネ116dの付勢力によってストッパ116cまで下方に移動することができる。また、左右両端にはそれぞれ下方に延びる側壁116eが形成されている。各側壁116eの下端には、前後に間隔をおいて左右二対のローラ支持部116fがそれぞれ設けられている。
蒸気噴出管117は、左端部が閉鎖された円筒状の部材からなり、昇降板116の前後方向中央部に中心軸を左右方向に向けて昇降板116の各側壁116eに支持されている。蒸気噴出管117は、それぞれ下方に向けて設けられ、互いに中心軸方向に間隔をおいて設けられた複数の蒸気噴出孔117aを有している。また、蒸気噴出管117の右端部に設けられた接続口117bには配管102が接続されている。
各押えローラ118は、断面円形状に形成され、中心軸方向両端から中心軸方向中央に向かって徐々に径が小さくなるように形成されている。各押えローラ118は、それぞれ中心軸を左右方向に向けて、互いに平行となるように前後に配置されている。各押えローラ118は、中心軸方向両端の径方向中心部に設けられた支軸118aが昇降板116のローラ支持部116fに回転自在に支持されている。一対の押えローラ118の前後方向の間隔は缶入り飲料の径よりも小さくなっており、上ケース112を下方に移動させると、一対の支持ローラ114に横倒し状態で支持された缶入り飲料の表面上部に一対の押えローラ118が接触し、缶入り飲料がコイルバネ116dの付勢力で押さえ付けられるようになっている。
貯水タンク120は、図示しない給水口を有し、底面側または側面の下部に図示しない流出口を有している。また、貯水タンク120には、貯えられた水の量を検知するためのフロースイッチ121が設けられている。この貯水タンク120に貯えられた水はポンプ140によって蒸気生成器に圧送される。
蒸気生成器130は、貯水タンク120の水が流通する通水路131と、通水路131を流通する水を加熱して蒸気を生成する電熱ヒータ132とを有している。この蒸気生成器130は、ポンプ140によって貯水タンク120から圧送された水を加熱して蒸気を生成する。蒸気生成器130において生成された蒸気は、電磁弁150を介して蒸気噴出管117に送り込まれる。
凝縮器170は、配管104を流通する余剰蒸気を冷却するものであり、余剰蒸気は液化されて貯水タンク120に戻されるようになっている。
また、この自動販売機は、缶入り飲料の表面温度を測定するための温度検出手段を備えている。温度検出手段は、赤外線センサ等の非接触形の温度センサ180からなり、図6に示すように、検出領域が一対の支持ローラ114に支持された缶入り飲料の外周面に向くように上ケース112内の背面側に設けられている。
次に、図7に示す加熱装置の制御系について説明する。
この制御系は、制御部190と、信号検知部191と、駆動部192とを備えている。
制御部190は、マイクロコンピュータによって構成され、そのメモリには、缶入り飲料の加熱処理に関するプログラムが記憶されている。
信号検知部191には、フロースイッチ121及び温度センサ180が接続されており、フロースイッチ121及び温度センサ180の信号が信号検知部191を介して制御部190に送信される。
駆動部192には、ロック機構27d、ケース移動機構112a駆動用のモータ112d、支持ローラ114駆動用のモータ114c、電熱ヒータ132、蒸気生成用のポンプ140、電磁弁150及び排水回収用のポンプ160が接続されており、駆動部192は制御部190からの信号に基づいてロック機構27d、ケース移動機構112a駆動用のモータ112d、支持ローラ114駆動用のモータ114c、蒸気生成器130の電熱ヒータ132、蒸気生成用のポンプ140、電磁弁150及び排水回収用のポンプ160に駆動信号を送信するようになっている。
以上のように構成された自動販売機において、硬貨投入口23または紙幣投入口24から金銭が投入され、商品選択スイッチ22が操作されると、選択された缶入り飲料は、商品収納コラム13から落下搬出され、傾斜板14によって前方に案内されて商品搬出口17aから水平搬送機構31の上面に案内される。このとき、商品取出部27の取出扉27cは、ロック機構27dによってロックされている。水平搬送機構31の上面の缶入り飲料は、水平搬送機構31を駆動させることにより自動販売機本体10の左側に移動する。このとき、水平搬送機構31は、昇降機構32を駆動させることにより上方に移動し、商品取出部27の背面側で上面が前方に傾斜することから、水平搬送機構31の上面の缶入り飲料は、図8に示すように、商品取出部27に搬出され、加熱装置100の支持ローラ114に横倒し状態で支持された状態となる。
選択された缶入り飲料がコールド飲料である場合には、商品取出部27の取出扉27cのロックが解除され、利用者は缶入り飲料を取出すことが可能となる。
また、選択された缶入り飲料がホット飲料である場合には、取出扉27cをロックした状態で、図9に示すように、上ケース112を下方に移動させ、缶入り飲料を上ケース112と下ケース111の間の形成される空間に収容する。このとき、缶入り飲料は、一対の支持ローラ114によって下方から支持されるとともに、一対の押えローラ118によって上方から押さえ付けられる。この状態で蒸気生成器130の電熱ヒータ132に通電され、電磁弁150が開放されると共にポンプ140と支持ローラ114駆動用のモータ114cが動作する。
これにより、図10に示すように、モータ114cに連結されている後側の支持ローラ114が図中反時計回り方向に回転し、一対の支持ローラ114の上に横倒し状態で載せられている缶入り飲料が図中時計回り方向に回転し、前側の支持ローラ114が缶入り飲料の回転に追従して図中反時計回り方向に回転するとともに、各押えローラ118が缶入り飲料の回転に追従して図中反時計回り方向に回転する。一対の押えローラ118は中心軸方向両端側から中心軸方向中央部に向かって徐々に径が小さくなる形状を有しているので、各押えローラ118の回転によって缶入り飲料の左右方向の位置ずれが矯正される。また、後側の支持ローラ114の外周面の中心軸方向に亘って設けられた複数の突条114bによって、回転する缶入り飲料に振動が付与される。尚、缶入り飲料の回転方向は一方向である必要はなく、所定時間毎に缶入り飲料の回転方向を順次切換えるよにしてもよい。
また、蒸気噴出管117の蒸気噴出孔117aから缶入り飲料の外周面の上部に向かって蒸気が噴射される。蒸気噴出管117には複数の蒸気噴出孔117aが等間隔に設けられているので、缶入り飲料の外周面上部には偏りなく蒸気が噴射される。蒸気を噴射して缶入り飲料の蒸気噴射位置と異なる位置の外周面の温度が設定温度(例えば55℃)になると、蒸気噴出管117からの蒸気の噴射が停止されて加熱が終了する。
加熱が終了すると、図11に示すように、上ケース112を上方に移動させるとともに、商品取出部27の取出扉27cのロックが解除され、図12に示すように、利用者は缶入り飲料を取出すことが可能となる。また、加熱の終了時に効果音を発するようにすれば利用者に加熱の終了を的確に伝えることが可能となる。
また、缶入り飲料を加熱する際に、蒸気は熱を奪われて液化して排水パン113に受容される。排水パン113に受容された水は、ポンプ160によって排水口113aから配管103を通じて貯水タンク120に戻される。
更に、缶入り飲料を加熱する際に、上ケース112及び下ケース111の間の空間の余剰蒸気は、凝縮器170によって液化され、配管104を通じて貯水タンク120に戻される。
このときの缶入り飲料の加熱に関する制御部190の動作を図13のフローチャートを用いて説明する。まず、ホット飲料としての缶入り飲料が商品取出部27に搬出されると(ステップS1)、加熱を開始し(ステップS2)、缶入り飲料の表面温度Tが設定温度Ts以上になると(ステップS3)、加熱を終了する(ステップS4)。
このように、本実施形態の自動販売機によれば、商品取出部27に搬出された缶入り飲料を加熱する加熱装置100を備えたので、缶入り飲料を加熱器に収容し、加熱された缶入り飲料を加熱器から搬出する機構を不要とすることができ、構造の簡素化を図ることによって缶入り飲料の搬出不良を防ぐことが可能となる。
また、加熱器110は、それぞれ中心軸を水平方向に向けて、互いに平行となる向きで回転自在に設けられ、缶入り飲料を横倒しの状態で支持する一対の支持ローラ114と、一対の支持ローラ114の一方を回転させるモータ114cと、蒸気噴出孔117aを有し、一対の支持ローラ114に支持された缶入り飲料に向かって蒸気を噴射する蒸気噴出管117とを有しているので、横倒しの状態で商品取出部27に搬出された缶入り飲料をそのまま回転させて蒸気によって加熱することができ、加熱器110の構造が複雑になることなく製造コストの低減を図ることが可能となる。
また、蒸気生成用の水を貯留する貯水タンク120と、水を電熱ヒータ132によって加熱して蒸気を生成する蒸気生成器130と、貯水タンク120内の水を蒸気生成器130に圧送するポンプ140によって加熱器110に蒸気を供給するようにしたので、簡単な構成によって蒸気を加熱器110に供給することができ、製造コストの低減を図ることが可能となる。
また、一対の支持ローラ114によって支持された缶入り飲料を回転させる際に、缶入り飲料に振動を付与するようにしたので、一対の支持ローラ114に支持された状態で回転する缶入り飲料に振動を与えることによって容器内の飲料の撹拌をより効果的に行うことができ、容器内の飲料の温度の均一化を図ることが可能となる。
また、一方の支持ローラ114の外周面の中心軸方向に沿って複数の突条114bを設けることにより回転する缶入り飲料に振動を付与するようにしたので、簡単な構成によって回転する缶入り飲料に振動を付与することができ、製造コストの低減を図ることが可能となる。
また、一対の支持ローラ114の上方に配置された上下方向に移動可能な昇降板116と、一対の支持ローラ114のそれぞれと対向するように昇降板116に設けられ、一対の支持ローラ114に支持された缶入り飲料に上部から接触することにより、缶入り飲料を押える一対の押えローラ118を備えたので、缶入り飲料を回転させる際に、缶入り飲料が一対の支持ローラ114から脱落することを防止することができ、缶入り飲料の蒸気による加熱を確実に行うことが可能となる。
また、昇降板116を下方に付勢するコイルバネ116dを備えたので、コイルバネ116dの付勢力によって缶入り飲料を押さえ付けることができ、一対の押えローラ118による缶入り飲料の押さえ付けの安定化を図ることが可能となる。
また、一対の押えローラ118を、中心軸方向両端側から中心軸方向中央部に向かって徐々に外径が小さくなるように形成したので、一対の支持ローラ118に支持された缶入り飲料の左右方向の位置がずれている場合においても一対の押えローラ118の回転によって缶入り飲料の左右方向の位置ずれを矯正することができ、缶入り飲料の蒸気による加熱を確実に行うことが可能となる。
また、蒸気を噴射して缶入り飲料を加熱する際に、缶入り飲料の表面の蒸気が噴射される位置と異なる位置の温度を検出する温度センサ180によって検出された検出温度Tが設定温度Tsに達すると蒸気の噴射を停止するようにしたので、飲料の内容量や加熱前の飲料の温度が異なる缶入り飲料を設定温度に加熱することができ、利用者に提供するホット飲料の品質を向上させることが可能となる。
また、缶入り飲料を加熱する際に生じる余剰蒸気を液化して貯水タンク120に回収するようにしたので、上ケース112と下ケース111との間の空間の湿度が必要以上に高くなることはなく、上ケース112と下ケース111との間の空間を清潔に保つことが可能となる。
また、缶入り飲料を加熱する際に取出扉27cをロックするようにしたので、缶入り飲料の加熱中に利用者が誤って手を商品取出部27に挿入することを防止することができ、安全性の向上を図ることが可能となる。
また、内扉17の下部に設けられた商品搬出口17aから搬出された缶入り飲料を商品取出部27に搬送する商品搬送装置30を備えたので、任意の高さ位置に商品取出部27を設けることができ、商品取出部27に搬出された缶入り飲料をかがむことなく取出すことが可能となる。
図14乃至図19は本発明の第2の実施形態を示すもので、図14は取出扉をロックした状態を示す商品取出部の側面断面図、図15は取出扉のロックを解除した状態を示す商品取出部の側面断面図、図16は制御系を示すブロック図、図17及び図18は缶入り飲料の外径の検出動作を示す商品取出部の側面断面図、図19は加熱装置の制御動作を示すフローチャートである。尚、前記第1の実施形態と同様の構成部分には同一の符号を付して示す。
この自動販売機は、振動付与手段として突条114bを設けることなく支軸114aが偏心した位置に設けられた後側の支持ローラ114と、取出口27bの背面側に設けられたロック機構としてのシャッター200と、缶入り飲料の外径を検出する外径検出手段とを備えている。
シャッター200は、下ケース111の左右両外側に位置する取出ケース27a内の下部前面側、下部背面側、上下方向中央部背面側、上下方向中央部前面側、取出口27bの下方にそれぞれに回転自在に設けられた左右複数対のスプロケット201と、無端状に形成され、下ケース11の左右両外側それぞれの各スプロケット201に巻き掛けられた左右一対のチェーン202と、各チェーン202間に架設され、各チェーン202の外周部の一部の区間に並べて設けられた樹脂製の複数のシャッター板203とを有している。左右複数対のスプロケット201のうち少なくとも一対のスプロケット201は連結軸201aによって連結され、連結軸201aの左側端部にはシャッター200駆動用のモータ201bが連結されている。取出扉27cをロックする際には、図14に示すように、取出口27bを背面側から覆う位置に複数のシャッター板203を移動させて取出扉27cの後方への回転を規制するようになっている。また、取出扉27cのロックを解除する際には、図15に示すように、上ケース112の下面及び商品取出部27の背面側の開口部を覆う位置に複数のシャッター板203を移動させて取出扉27cの後方への回転を可能とすることにより、取出口27bの開放が可能となっている。
外径検出手段は、昇降板116の上面に設けられた検出片116gと、上ケース112側に設けられ、検出片116gによって操作されるマイクロスイッチ等からなる外径検知スイッチ210とからなる。
また、信号検知部191には、図16に示すように、フロースイッチ121及び外径検知スイッチ210が接続されている。更に、駆動部192には、ケース移動機構112a駆動用のモータ112d、支持ローラ114駆動用のモータ114c、電熱ヒータ132、蒸気生成用のポンプ140、電磁弁150、排水回収用のポンプ160及びシャッター駆動用のモータ201bが接続されている。
以上のように構成された自動販売機において、缶入り飲料の外径の検出は、上ケース112を下方に移動させて缶入り飲料を一対の押えローラ118によって押さえ付けたときに、外径検知スイッチ210が検出片116gによって押されているか否かを検知することによって行われる。一対の支持ローラ114に支持された缶入り飲料の外径寸法が寸法Aの場合には、図17に示すように、外径検知スイッチ210が検出片116gによって押されないため、缶入り飲料の外径寸法が寸法Aと判別される。また、一対の支持ローラ14に支持された缶入り飲料の外径寸法が寸法B(A<B)の場合には、図18に示すように、外径検知スイッチ210が検出片116gによって押されるため、缶入り飲料の外径寸法が寸法Bと判別される。缶入り飲料の外径が検出されると、その外径に対応する加熱時間をメモリから読み出し、それぞれの缶入り飲料の外径に対応する加熱時間だけ加熱する。
このときの缶入り飲料の加熱に関する制御部190の動作を図19のフローチャートを用いて説明する。まず、ホット飲料としての缶入り飲料が商品取出部27に搬出されると(ステップS11)、缶入り飲料の外径を検出し(ステップS12)、加熱時間をメモリから読み出し(ステップS13)、加熱を開始し(ステップS14)、所定時間が経過すると(ステップS15)、加熱を終了する(ステップS16)。
このように、本実施形態の自動販売機によれば、振動付与手段として後側の支持ローラ114の支軸114aを支持ローラ114に対して偏心させるようにしたので、簡単な構成によって回転する缶入り飲料に振動を付与することができ、製造コストの低減を図ることが可能となる。
また、外径検出手段によって検出された缶入り飲料の外径寸法に応じて缶入り飲料に蒸気を噴射する加熱時間を切換えるようにしたので、飲料の内容量の異なる缶入り飲料をそれぞれ確実に加熱することができ、利用者に提供するホット飲料の品質を向上させることが可能となる。
また、取出口27bを取出ケース27a内から閉鎖することにより搬出扉27cをロックするシャッター200を備えたので、缶入り飲料の加熱中に利用者が誤って手を商品取出部27に挿入することを防止することができ、安全性の向上を図ることが可能となる。また、シャッター200は、搬出扉27cのロックを解除しているときに、上ケース112の下面を覆うようになっているので、上ケース112内の蒸気噴出管117に利用者が直接触れることを防止することができ、安全性の向上を図ることが可能となる。更に、シャッター200は、搬出扉27cのロックを解除しているときに、商品取出部27の背面側の開口部を覆うようになっているので、商品取出部27から自動販売機本体10内に手が挿入されることによる缶入り飲料の抜き取り等の不正行為を防止することが可能となる。
尚、前記実施形態では、取出ケース27a内に加熱器100、貯水タンク120及び蒸気生成器130をそれぞれ左右方向に並べて配置したものを示したが、図20に示すように、取出ケース27a内の上部に加熱器100を配置し、加熱器100の下方に貯水タンク120及び蒸気生成器130を配置するようにしてもよい。この場合、加熱器100の下方に貯水タンク120が配置されていることから、ポンプ160を必要とすることなく加熱器100から排出される水を自重で貯水タンク120戻すことが可能となる。
また、前記実施形態では、加熱対象として缶入り飲料を加熱するようにしたものを示したが、例えばビン入り飲料やペットボトル入り飲料等の容器入り飲料を加熱対象としても同様の作用効果を得ることが可能となる。
また、前記実施形態では、商品取出部27を外扉20の上下方向略中央部に設け、商品収納部11から搬出された缶入り飲料を商品搬送装置30によって商品取出部27に搬送するようにしたものを示したが、商品取出部27が外扉20の下部に設けられた商品搬送装置30を有していない自動販売機についても同様の作用効果を得ることが可能となる。
また、前記実施形態では、缶入り飲料を横倒しの状態で支持する前後一対の支持ローラ114と、一対の支持ローラ114のうち前側の支持ローラ114を回転させるモータ114cとによって缶入り飲料を回転させるようにしたものを示したが、図21に示すように、各支持ローラ114の代わりに、それぞれ一対のローラ221に巻き掛けられ、缶入り飲料を横倒しの状態で支持する前後一対の支持ベルト222と、ローラ221を回転させて支持ベルト222を走行させるモータを設け、缶入り飲料を回転させるようにしてもよい。この場合、支持ベルト222が缶入り飲料に接触することから、缶入り飲料に回転力が確実に伝達される。また、図21に示すように一対の支持ベルト222の少なくとも一方の外周面の幅方向に沿って突部222bを設けることにより、缶入り飲料に振動を付与することが可能となる。
また、前記実施形態では、一対の支持ローラ114に支持された缶入り飲料を前後一対の押えローラ118によって上方から押さえ付けるようにしたものを示したが、図21に示すように、各押えローラ118の代わりに、それぞれ一対のローラ223に巻き掛けられ、横倒し状態で支持された缶入り飲料の上部の前後両側にそれぞれ接触可能な前後一対の押えベルト224を設け、回転する缶入り飲料を押えベルト224によって上方から押さえ付けるようにしてもよい。
また、前記第2の実施形態では、後側の支持ローラ114の支軸114aを支持ローラ114に対して偏心させることにより、一対の支持ローラ114に支持された状態で回転する缶入り飲料に振動を付与するようにしたものを示したが、一対の支持ローラ114の一方または両方の断面形状を、例えば楕円形やハート形など、真円形状でない形状に形成するようにしても、前記実施形態と同様に回転する缶入り飲料に振動を付与することできる。
本発明の第1の実施形態を示す自動販売機の全体斜視図 自動販売機の正面図 自動販売機の側面断面図 加熱装置の概略構成図 商品取出部の要部正面断面図 商品取出部の側面断面図 制御系を示すブロック図 加熱装置の動作を示す商品取出部の側面断面図 加熱装置の動作を示す商品取出部の側面断面図 加熱装置の動作を示す商品取出部の側面断面図 加熱装置の動作を示す商品取出部の側面断面図 加熱装置の動作を示す商品取出部の側面断面図 加熱装置の制御動作を示すフローチャート 本発明の第2の実施形態を示す取出扉をロックした状態を示す商品取出部の側面断面図 取出扉のロックを解除した状態を示す商品取出部の側面断面図 制御系を示すブロック図 缶入り飲料の外径の検出動作を示す商品取出部の側面断面図 缶入り飲料の外径の検出動作を示す商品取出部の側面断面図 加熱装置の制御動作を示すフローチャートである その他の例を示す加熱装置の概略構成図 その他の例を示す商品取出部の側面断面図
符号の説明
10…自動販売機本体、13…商品収納コラム、27…商品取出部、27a…取出ケース、27b…取出口、27c…取出扉、27d…ロック機構、30…商品搬送装置、100…加熱装置、104…配管、110…加熱器、114…支持ローラ、114a…支軸、114b…突条、114c…モータ、115…蒸気噴出ユニット、116…昇降板、116d…コイルバネ、116g…検出片、117…蒸気噴出管、117a…蒸気噴出孔、118…押えローラ、120…貯水タンク、130…蒸気生成器、140…ポンプ、170…凝縮器、180…温度センサ、190…制御部、200…シャッター、210…外径検知スイッチ。

Claims (22)

  1. 自動販売機本体内に収納された容器入り飲料を所定の商品取出部に搬出する自動販売機において、
    前記商品取出部に搬出された容器入り飲料を加熱する加熱手段を備えた
    ことを特徴とする自動販売機。
  2. 前記加熱手段を、容器入り飲料の長手方向を軸として容器入り飲料を回転させる飲料回転手段と、飲料回転手段によって回転する容器入り飲料に向かって蒸気を噴射する蒸気噴出管と、蒸気噴出管に蒸気を供給する蒸気供給手段とから構成した
    ことを特徴とする請求項1記載の自動販売機。
  3. 前記蒸気供給手段を、蒸気生成用の水を貯える貯水タンクと、水をヒータによって加熱して蒸気を生成する蒸気生成器と、貯水タンク内の水を蒸気生成器に圧送するポンプとから構成した
    ことを特徴とする請求項2記載の自動販売機。
  4. 前記飲料回転手段を、容器入り飲料を下方から支持するとともに、容器入り飲料に回転力を付与可能な飲料支持機構と、飲料支持機構を駆動するモータとから構成した
    ことを特徴とする請求項2記載の自動販売機。
  5. 前記飲料支持機構を駆動することによって回転する容器入り飲料に振動を付与する振動付与手段を備えた
    ことを特徴とする請求項4記載の自動販売機。
  6. 前記飲料支持機構を、それぞれ中心軸が水平方向に向くとともに、互いに平行となる向きで回転自在に設けられ、容器入り飲料を横倒しの状態で支持する一対の支持ローラから構成した
    ことを特徴とする請求項4または5記載の自動販売機。
  7. 前記飲料支持機構を駆動することによって回転する容器入り飲料に振動を付与する振動付与手段を備え、
    前記飲料支持機構を、それぞれ中心軸が水平方向に向くとともに、互いに平行となる向きで回転自在に設けられ、容器入り飲料を横倒しの状態で支持する一対の支持ローラから構成し、
    振動付与手段を、一対の支持ローラの少なくとも一方の周面の中心軸方向に沿って設けられた少なくとも一つの突部から構成した
    ことを特徴とする請求項4記載の自動販売機。
  8. 前記飲料支持機構を駆動することによって回転する容器入り飲料に振動を付与する振動付与手段を備え、
    前記飲料支持機構を、それぞれ中心軸が水平方向に向くとともに、互いに平行となる向きで回転自在に設けられ、容器入り飲料を横倒しの状態で支持する一対の支持ローラから構成し、
    振動付与手段を、一対の支持ローラの少なくとも一方の回転軸を支持ローラに対して偏心させることにより構成した
    ことを特徴とする請求項4記載の自動販売機。
  9. 前記飲料支持機構を、それぞれ一対のローラに巻き掛けられ、容器入り飲料を横倒しの状態で支持する一対の支持ベルトから構成した
    ことを特徴とする請求項4記載の自動販売機。
  10. 前記飲料支持機構を駆動することによって回転する容器入り飲料に振動を付与する振動付与手段を備え、
    前記飲料支持機構を、それぞれ一対のローラに巻き掛けられ、容器入り飲料を横倒しの状態で支持する一対の支持ベルトから構成し、
    前記振動付与手段を、一対の支持ベルトの少なくとも一方の外周面の幅方向に沿って設けられた少なくとも一つの突部から構成した
    ことを特徴とする請求項4記載の自動販売機。
  11. 前記飲料支持機構の上方に配置された上下方向に移動可能な昇降板と、
    昇降板の下面側に設けられ、飲料支持機構に支持された容器入り飲料に上部から接触することにより、容器入り飲料を押さえ付ける押え機構とを備えた
    ことを特徴とする請求項4乃至10何れか一項に記載の自動販売機。
  12. 前記昇降板を下方に付勢する付勢部材を備えた
    ことを特徴とする請求項11記載の自動販売機。
  13. 前記押え機構を、それぞれ昇降板に回転自在に設けられ、飲料支持機構に支持された容器入り飲料の上部の径方向両側にそれぞれ接触する一対の押えローラから構成した
    ことを特徴とする請求項11または12記載の自動販売機。
  14. 前記一対の押えローラを、中心軸方向両端側から中心軸方向中央部に向かって外径が小さくなるように形成した
    ことを特徴とする請求項13記載の自動販売機。
  15. 前記押え機構を、それぞれ一対のローラに巻き掛けられ、飲料支持機構に支持された容器入り飲料の上部の径方向両側にそれぞれ接触する一対の押えベルトから構成した
    ことを特徴とする請求項11または12記載の自動販売機。
  16. 蒸気を噴射して容器入り飲料を加熱する際に、容器入り飲料の表面の蒸気が噴射される位置と異なる位置の温度を検出する温度検出手段と、
    温度検出手段によって検出された検出温度が設定温度に達すると蒸気の噴射を停止する加熱停止手段とを備えた
    ことを特徴とする請求項2乃至15の何れか一項に記載の自動販売機。
  17. 前記容器入り飲料の外径を検出する外径検出手段と、
    検出された容器入り飲料の外径に基づいて容器入り飲料の表面に蒸気を噴射する加熱時間を選択する加熱時間選択手段と、
    容器入り飲料の表面への蒸気の噴射を開始してから加熱時間が経過したときに蒸気の噴射を停止する加熱停止手段とを備えた
    ことを特徴とする請求項2乃至15の何れか一項に記載の自動販売機。
  18. 前記商品取出部の余剰蒸気を液化して貯水タンクに回収する余剰蒸気回収手段を備えた
    ことを特徴とする請求項3乃至12の何れか一項に記載の自動販売機。
  19. 前記余剰蒸気回収手段を、余剰蒸気を液化させる凝縮器から構成した
    ことを特徴とする請求項18記載の自動販売機。
  20. 前記商品取出部に設けられ、利用者が商品取出部に搬出された容器入り飲料を取出すための取出口と、
    取出口を開閉可能な取出扉と、
    容器入り飲料を加熱する際に取出扉をロックするロック手段を備えた
    ことを特徴とする請求項1乃至19の何れか一項に記載の自動販売機。
  21. 前記ロック手段を、取出口の内側に設けられ、取出口を閉鎖するシャッターから構成した
    ことを特徴とする請求項20記載の自動販売機。
  22. 前記容器入り飲料を収納するとともに、収納された容器入り飲料を下方に落下搬出する商品収納コラムと、
    商品収納コラムから搬出された容器入り飲料を所定位置に設けられた商品取出部に搬送する搬送手段とを備えた
    ことを特徴とする請求項1乃至21の何れか一項に記載の自動販売機。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN107590907A (zh) * 2017-07-30 2018-01-16 上海鼎羿工业产品设计有限公司 可加热早餐自动售卖机
WO2018102434A1 (en) * 2016-11-30 2018-06-07 The Coca-Cola Company On-demand processing of chilled food product

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