JP2007286296A - メニュー画面表示制御装置、自発光表示装置及びプログラム - Google Patents

メニュー画面表示制御装置、自発光表示装置及びプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】固定パターン画面は輝度劣化が進みやすく、焼き付き補正の実行時に画質の低下が知覚され易い。
【解決手段】メニュー画面表示制御装置に、(a)同じ固定パターン画面に対応する複数種類の配色パターンであって、各配色パターンの表示時間が一定の比率を満たす場合に、固定パターン画面に対応する表示領域全体の輝度劣化量が一様になるように決定された配色パターンを生成するメニュー画面生成部機能と、(b)各配色パターンの表示時間が一定の比率を満たすように、固定パターン画面として使用する配色パターンを決定する配色パターン決定機能を搭載する。
【選択図】図2

Description

この明細書で説明する発明は、自発光表示装置におけるメニュー画面の表示技術に関する。
なお、発明者らが提案する発明は、メニュー画面表示制御装置、自発光表示装置及びプログラムとしての側面を有する。
フラットパネルディスプレイを構成する発光素子の発光輝度は、発光量と時間に比例して低下する特性がある。この発光輝度の低下は、発光特性の劣化が原因である。発光特性の劣化が進行すると、同じ駆動条件下でも輝度低下が次第に進行し、初期輝度を維持できなくなる。
このような発光特性の劣化は、自発光素子では避け得ない特性として知られている。すなわち、自発光素子における発光特性の劣化は進行するのみであり、発光特性の回復は未だ確認されていない。
ところで、実際の使用態様では、表示内容が一様でないこと等を原因として発光素子の劣化が部分的に進行し、周辺画素との劣化量差がある値以上に広がった領域で焼き付きが確認される問題がある。
そこで、発生した焼き付きを目立たなくする仕組みが従来より提案されている。
特開2003−228329号公報 特開2003−295827号公報 特開2002−169509号公報 特開2003−308041号公報
ところで、メニュー画面その他の固定パターン画面の表示は、表示時間が長いほど周辺画素との輝度劣化が大きくなり易い。すなわち、焼き付き現象が現れ易い。このため、焼き付き補正の実行時には、一般的に大きな補正量が必要になる。
しかし、大きな補正量は、画質を大きく低下させる問題がある。また、補正動作自体が新たな固定パターンを知覚させる可能性もある。
そこで、発明者らは、固定パターン画面の表示自体が焼き付き現象の発生を抑制できる仕組みを提案する。
すなわち、メニュー画面の表示技術として、以下に示す処理機能を搭載又は実行する仕組みを提案する。
(a)同じ固定パターン画面に対応する複数種類の配色パターンであって、各配色パターンの表示時間が一定の比率を満たす場合に、固定パターン画面に対応する表示領域全体の輝度劣化量が一様になるように決定された配色パターンを生成するメニュー画面生成部機能
(b)各配色パターンの表示時間が一定の比率を満たすように、固定パターン画面として使用する配色パターンを決定する配色パターン決定機能
発明者らの提案する発明を採用する場合、固定パターン画面は複数種類の配色パターンで適宜表示される。結果的に、該当領域の輝度劣化量を均一化できる。
以下、発明に係る表示技術を採用する自発光表示装置の形態例を説明する。
なお、本明細書で特に図示又は記載されない部分には、当該技術分野の周知又は公知技術を適用する。
また以下に説明する形態例は、発明の一つの形態例であって、これらに限定されるものではない。
(A)形態例1
図1に、有機ELディスプレイ装置1の機能構成例を示す。
有機ELディスプレイ装置1は、有機ELパネル3とメニュー画面表示制御部5で構成される。
有機ELパネル3は、3種類の基本原色(R、G、B)で構成される表示上の1画素がマトリクス状に配置された表示デバイスである。個々の基本原色は、有機EL素子が発生する。
有機ELパネル3には、データ線駆動回路が搭載される他、画像処理回路その他の周辺回路が搭載される。この周辺回路の一つがメニュー画面表示制御部5である。
メニュー画面表示制御部5は、メニュー画面の表示領域に焼き付き現象が生じないように、メニュー画面の表示態様を制御する処理デバイスである。
この制御機能の実現のため、メニュー画面表示制御部5は、メニュー画面生成部501、パターン別表示時間管理部503、配色パターン決定部505、メニュー画面挿入部507を搭載する。
メニュー画面生成部501は、メニュー画面を生成する処理デバイスである。メニュー画面は、有機ELディスプレイ装置その他システムの状態確認や機能の調整に使用するユーザーインターフェース画面である。メニュー画面に表示される内容やレイアウトは、メーカーや機種毎に異なるのが一般的である。
メニュー画面は、特許請求の範囲における「固定パターン画面」の一例である。メニュー画面は、「背景」部分と「文字」部分で構成される固定レイアウトの画像パターンである。この形態例の場合、「背景」部分とは、メニュー画面のうち「文字」部分を除く全ての領域部分をいう。
通常、メニュー画面の配色は1種類である。このため、同じメニュー画面の度重なる表示は、固定パターンを表示し続ける場合と同じ効果を有機EL素子に与えることになる。すなわち、輝度劣化量の差を累積する効果を発揮する。
そこで、このメニュー画面生成部501は、レイアウトは同じであるが、「背景」部分と「文字」部分の配色が異なる3種類の配色パターンを生成する。
3種類の配色パターンは、それぞれを同じ時間だけ表示した際に、メニュー画面の表示領域全体の輝度劣化量が一様になるように決定されたものを使用する。
図2(A)に、3種類の配色パターン例を示す。また図2(B)に、各配色パターンの領域別の配色と劣化率(階調値)との対応関係を示す。図2(B)に示すように、各配色パターンの違いは、「文字」部分の配色のみである。すなわち、各配色パターンの「文字」部分を、R(赤)、G(緑)及びB(青)のいずれか単色のみで構成する。
また、各配色パターンの背景部分の劣化率は、「文字」部分の劣化率の1/3に設定する。「劣化率」は、単位時間当たりの劣化量として定義する。
発光輝度と劣化率との間に比例関係が成立する場合、背景部分の発光輝度はそれぞれ「文字」部分の発光輝度の1/3となる。
なお、発光輝度と劣化率との間に比例関係が成立しない場合には、背景部分の劣化率が「文字」部分の劣化率の1/3になるように背景部分の発光輝度を設定する。
このように規定した3種類の配色パターンを同じ時間ずつ表示すると、図2(C)に示すように、「文字」部分の表示に寄与する有機EL素子の輝度劣化量と「背景」部分の表示に寄与する有機EL素子の輝度劣化量を一致させることができる。
メニュー画面生成部501は、これら3種類の配色パターンを生成する。なお、メニュー画面を構成する文字内容は、使用中にユーザーの操作を通じて変更される可能性がある。このような場合は、ユーザーの操作を反映した文字内容で配色パターンを生成する。
パターン別表示時間管理部503は、配色パターン別の表示時間を保持する記憶領域又は記憶デバイスである。表示時間は、図3に示すように、累積時間として保持する。ただし、記憶容量を削減する観点からは、図4に示すように、ある一つの配色パターンの表示時間を基準時間として、差分情報だけを保持する。図4の場合は、パターン1の表示時間を基準時間とする。
配色パターン決定部505は、メニュー画面の表示がユーザーの操作を通じて指定されたとき、各配色パターンの表示時間が同じになるように、メニュー画面として使用する配色パターンを決定する処理デバイスである。
この形態例の場合、配色パターン決定部505は、パターン別表示時間管理部503を参照し、最も表示時間が少ない配色パターンを決定する。
また、配色パターン決定部505は、決定した配色パターンの表示時間を監視し、パターン別表示時間管理部503の表示時間を更新する処理動作も実行する。
メニュー画面挿入部507は、メニュー画面の表示がユーザーの操作を通じて指定されたとき、配色パターン決定部505経由で入力した配色パターンを規定の領域部分に上書き的に挿入する。
結果的に、有機ELパネル3には、3種類の配色パターンのうちの一つの表示形態でメニュー画面が表示される。
なお、メニュー画面の表示が指示されていない場合、メニュー画面挿入部507は、前段から入力される入力画像を有機ELパネル3に出力する。
ところで、メニュー画面を構成する文字情報は、前述したように使用中に変更される可能性がある。しかし、ユーザーによるメニュー画面の調整等はそれほど頻繁に実行されない操作である。また、ある程度短い周期で配色パターンの表示を切り替えることで、文字情報の変更による影響をほぼ排除できる。
以上のように、メニュー画面表示制御部5を搭載してメニュー画面の配色パターンを適時切り替えることにより、メニュー画面の表示による劣化量差の拡大を抑制することができる。すなわち、メニュー画面の表示回数や総表示時間が長くなったとしても、メニュー画面の表示領域内の輝度劣化が一様に進行するように制御できる。
換言すると、焼き付きの原因となる輝度劣化量差を抑制できるメニュー画面の表示方法を実現できる。
特に、メニュー画面の表示サイズが有機ELパネルの有効表示領域と同じ場合には、この表示方法の採用により、メニュー画面の表示に起因した焼き付き現象の発生を確実に抑制できる。
また、この表示方法は、メニュー画面の表示中又は表示後に、各画素の階調値を大幅に増減する必要性を無くすことができる。従って、焼き付き補正に起因した入力画像の画質低下もほぼ無くすことができる。また、焼き付き補正に起因して、メニュー画面のような固定パターンが画面上に視認される事態も無くすことができる。
また、従来技術の場合には、焼き付き補正の実行によりメニュー画面の表示領域の劣化が周辺領域より早く進行し、いち早く補正限界に達する可能性があった。しかし、この形態例の場合には、メニュー画面の表示自体が、表示領域内の劣化量差を周期的に解消する。
従って、焼き付き補正を組み合わせる場合でも、補正量の大きさを抑制する効果や補正回数を抑制する効果を期待できる。この結果、メニュー画面の表示領域だけがいち早く補正限界に達することはない。
また、この形態例の場合、メニュー画面の「文字」は、R(赤)、G(緑)、B(青)のいずれかで表示されるが、原色文字であることで視認性が低下することはない。
さらに、図2(B)に示すように、「背景」部分と「文字」部分の間には、十分な輝度差が確保される。このため、ユーザーは、文字情報を容易に読み取ることができる。
(B)形態例2
続いて、違和感の少ないメニュー画面の表示方法を説明する。
図5に、この形態例に係る有機ELディスプレイ装置11の機能構成例を示す。図5は、図1との対応部分に同一符号を付して示す。図5に示すように、有機ELディスプレイ装置11の基本構成は、形態例1と同じである。
図6に、この形態例に特有な処理機能を実現する配色パターン決定部505の内部構成例を示す。
図6に示すように、配色パターン決定部505は、連続時間管理部101とパターン切替決定部103で構成する。
連続時間管理部101は、配色パターンの連続表示時間を管理する処理デバイスである。連続時間管理部101は、メニュー画面の表示に使用する配色パターンを切り替える度、連続表示時間をリセットする。連続時間管理部101は、リセット後の表示時間が一定時間(例えば5分)に達したか否かを判定する。
表示時間が一定時間に達する前にメニュー画面の表示が終了した場合、連続時間管理部101は、メニュー画面の表示が再開された時点から計測動作を継続する。
連続時間管理部101は、表示時間が一定時間に達した段階で切替信号をパターン切替決定部103に出力する。
パターン切替決定部103は、連続時間管理部101による指示に従い、メニュー画面の表示に使用する配色パターンを巡回的に切り替える処理デバイスである。
図7に、パターン切替決定部103で実行される切替動作のイメージを示す。この切替動作の実行により、メニュー画面の表示に伴う表示領域内の輝度劣化は一様化される。
この例では、5分単位で配色パターンを切り替えているが、この切替周期は数日単位でも良い。なお、基本的には、切替周期は短い方が好ましい。理由は、切替周期が長くなると一時的に発生した劣化量差が長く残るためである。ただし、切替周期が短すぎると、ユーザーが違和感を覚えるので適当な長さを選択する必要がある。
以上のように、配色パターン決定部505は、配色パターンの連続表示時間を監視し、連続表示時間が一定値に達する時点で、強制的に次の配色パターンに切り替える。この表示手法により、少なくとも切替周期の3倍の時間が経過した時点で、メニュー画面の表示領域内における劣化量差を解消することができる。
なお、ユーザーに与える違和感をより低減する観点では、3種類の配色パターンをデジタル的に1つの配色パターンから他の配色パターンに切り替えない仕組みが望ましい。
例えば、経過時間に応じて2つの配色パターンの混合比を可変し、1つの配色パターンから別の配色パターンにわずかずつ切り替わる仕組みを採用することが望ましい。
この種のメニュー画面は、配色パターン決定部505に2種類の配色パターンを混合して出力する仕組みを搭載するだけで簡単に実現できる。
(C)形態例3
引き続き、違和感の少ないメニュー画面の表示方法を説明する。
図8に、この形態例に係る有機ELディスプレイ装置21の機能構成例を示す。図8は、図1との対応部分に同一符号を付して示す。図8に示すように、有機ELディスプレイ装置21の基本構成は形態例1と同じである。
ただし、この形態例の場合には、新たに時刻管理部509を追加する。これに伴い、配色パターン決定部505の処理機能に一部変更が生じる。
時刻管理部509は、自身が発生した又システム等から取得した現在時刻を配色パターン決定部505に与える処理デバイスである。
なお、システムは、有機ELディスプレイ装置21を搭載する情報処理装置のシステムでも、有機ELディスプレイ装置21に外部接続された情報処理装置のシステムでも良い。
図9に、この形態例に特有な処理機能を実現する配色パターン決定部505の内部構成例を示す。
図6に示すように、配色パターン決定部505は、時間帯/配色パターン対応テーブル105とパターン切替決定部107で構成する。
時間帯/配色パターン対応テーブル105は、時間帯と配色パターンとの対応関係を記憶する記憶領域又は記憶デバイスである。図10に、対応関係の一例を示す。図10の場合、「パターン1」は、「朝」に対応付けられている。また、「パターン2」は、「昼」に対応付けられている。また、「パターン3」は、「夜」に対応付けられている。
なお、「朝」、「昼」、「夜」の区分は、ユーザーインターフェース上の表現であり、実際には24時間表示で特定の時間帯が対応付けられる。
この形態例の場合、各配色パターンに割り当てる時間帯は、各時間帯の時間長が同じになるように設定する。すなわち、各配色パターンには、8時間を割り当てる。
パターン切替決定部107は、メニュー画面の表示がユーザーの操作を通じて指定されている間、現在時刻に割り当てられている配色パターンの情報を時間帯/配色パターン対応テーブル105より読み出し、対応する配色パターンデータをメニュー画面挿入部507に出力する処理を実行する。
このように、メニュー画面を表示する時間帯が同じ場合には、常に同じ配色パターンが表示させることにより、ユーザーの予測性を高めることができる。すなわち、ユーザーが違和感を覚える可能性を低減することができる。
また、ユーザーは、メニュー画面の配色に基づいておおよその時刻を知ることもできる。
ただし、この手法は、ユーザーが全ての時間帯を偏り無く使用する場合に最も効果を発揮する。
ところが、メニュー画面を表示する時間帯や表示時間は、ユーザーの使い方が大きく影響する。
すなわち、実際には、メニュー画面を表示する時間帯や表示時間に偏りが現れる可能性がある。
この場合、各配色パターンの表示時間が同じ時間に近づくように時間帯と配色パターンの対応関係を自律的に変更する仕組みが求められる。
図11に、この種の変更機能を搭載する配色パターン決定部505の内部構成例を示す。図11には、図9との対応部分に同一符号を付して示している。
図11に示す配色パターン決定部505は、時間帯/配色パターン対応テーブル105と、パターン切替決定部107と、対応関係変更部109で構成する。
すなわち、対応関係変更部109を追加する。対応関係変更部109は、配色パターン間の表示時間差が大きくならないように監視し、必要に応じて配色パターンと時間帯との対応関係を変更する処理機能を提供する。
例えば、対応関係変更部109は、配色パターン間の表示時間差を常時監視する。この場合、対応関係変更部109は、表示時間の最大値と最小値の差が閾値以上に拡大した配色パターンの組み合わせの発生を監視する。例えば閾値を10時間に設定する。
該当する配色パターンの組み合わせが発見された場合、対応関係変更部109は、該当する配色パターン間で時間帯の対応関係を入れ替える処理を実行する。
また例えば、対応関係変更部109は、3つの時間帯が一巡した時点毎に配色パターン間の表示時間差を監視する。この場合も、対応関係変更部109は、表示時間の最大値と最小値の差が閾値以上に拡大した配色パターンの組み合わせの発生を監視する。例えば閾値を2時間に設定する。
該当する配色パターンの組み合わせが発見された場合、対応関係変更部109は、該当する配色パターン間で時間帯の対応関係を入れ替える処理を実行する。
また例えば、対応関係変更部109は、表示時間の最大値と最小値の差を通じて表示時間長の偏りの有無を監視する。ここで、表示時間長の偏りが確認された場合、対応関係変更部109は、例えば該当する2つの配色パターン間で時間帯の対応関係を定期的に入れ替える処理を実行する。
また、対応関係変更部109は、例えば3種類の配色パターン間で時間帯の対応関係を定期的に入れ替える処理を実行する。
以上のように、この形態例の場合には、いずれの表示方法を採用したとしても、比較的単純なアルゴリズムにより、3つの配色パターンの表示時間がほぼ同じになるように制御することができる。
結果的に、メニュー画面に対応する表示領域内にメニュー画面の表示により劣化量差が蓄積する事態を無くすことができる。
なお、各配色パターンに割り当てる時間帯は3つに限らない。例えば4時間づつ6つの時間帯に区分し、各配色パターンには2つの時間帯を割り当てる仕組みを採用しても良い。
また、ユーザーの利用時間を反映し、各配色パターンの表示時間がほぼ同じになるように、配色パターンに割り当てる時間長を増減しても良い。
例えばある配色パターンの表示時間が短い場合には、表示時間が結果的に長かった配色パターンに割り当てられていた時間の一部を新たに割り当てても良い。
例えば、割り当て時間を2時間増やして10時間に変更しても良い。この場合、表示時間が結果的に長かった配色パターンの割り当て時間は、2時間減らした6時間に変更される。
(D)形態例4
引き続き、違和感の少ないメニュー画面の表示方法を説明する。
図12に、この形態例に係る有機ELディスプレイ装置31の機能構成例を示す。図12は、図1との対応部分に同一符号を付して示す。図12に示すように、有機ELディスプレイ装置31の基本構成は形態例1と同じである。
ただし、この形態例の場合には、新たに外光検出部511を追加する。これに伴い、配色パターン決定部505の処理機能に一部変更が生じる。
外光検出部511は、使用環境の明るさ(外光輝度)又は明るさに関する情報(明るさを表す符号や明るさについての判定結果を含む。)を配色パターン決定部505に与える処理デバイスである。外光検出部511は、例えばアモルファスシリコン半導体を用いた可視光センサーで実現する。
図13に、この形態例に特有な処理機能を実現する配色パターン決定部505の内部構成例を示す。
図13に示すように、配色パターン決定部505は、明るさ/配色パターン対応テーブル113とパターン切替決定部115で構成する。
明るさ/配色パターン対応テーブル113は、外光の明るさと配色パターンとの対応関係を記憶する記憶領域又は記憶デバイスである。図14に、対応関係の一例を示す。図14の場合、「パターン1」は、3段階の明るさのうち最も低い明るさに対応付けられている。また、「パターン2」は、3段階の明るさのうち中間値に対応付けられている。また、「パターン3」は、3段階の明るさのうち最も高い明るさに対応付けられている。
なお、3段階の区分は、ユーザーインターフェース上の表現であり、実際には外光輝度値の範囲が数値として対応付けられる。
ただし、各配色パターンに割り当てる外光輝度は、各配色パターンの表示時間が同じになるように設定する。
パターン切替決定部115は、メニュー画面の表示がユーザーの操作を通じて指定されている間、使用環境の明るさを表す情報(外光輝度)を明るさ/配色パターン対応テーブル113より読み出し、対応する配色パターンデータをメニュー画面挿入部507に出力する処理を実行する。
このように、メニュー画面を表示する際の外光の明るさに応じて使用する配色パターンが決まっていれば、ユーザーの予測性を高めることができる。すなわち、ユーザーが違和感を覚える可能性を低減することができる。
なお、この場合も、ユーザーの使用時の明るさに偏りがなく、3つの配色パターン間で表示時間長に偏りが発生しないことが必要である。
ところが、メニュー画面を表示する際の外光の明るさや表示時間は、ユーザーの使用環境が大きく影響する。
従って、実際の使用態様では、使用時における外光の明るさに偏りが現れる可能性がある。使用時の明るさに偏りがある場合、各配色パターンの表示時間が同じ時間に近づくように明るさと配色パターンの対応関係を自律的に変更する仕組みが求められる。
図15に、この種の修正機能を搭載する配色パターン決定部505の内部構成例を示す。図15には、図13との対応部分に同一符号を付して示している。
図15に示す配色パターン決定部505は、明るさ/パターン対応テーブル113と、パターン切替決定部115と、対応関係変更部117で構成する。
すなわち、対応関係変更部117を追加する。対応関係変更部117は、配色パターン間の表示時間差が大きくならないように監視し、必要に応じて配色パターンと明るさとの対応関係を変更する処理機能を提供する。
例えば、対応関係変更部117は、配色パターン間の表示時間差を常時監視する。この場合、表示時間の最大値と最小値の差が閾値以上に拡大した配色パターンの組み合わせについて、対応関係変更部117は、配色パターンと明るさとの対応関係を入れ替える。例えば閾値を10時間に設定する。
また例えば、対応関係変更部117は、配色パターンの選択が一巡した時点毎に配色パターン間の表示時間差を監視する。この場合も、表示時間の最大値と最小値の差が閾値以上に拡大した配色パターンの組み合わせについて、対応関係変更部117は、配色パターンと明るさとの対応関係を入れ替える。例えば閾値を2時間に設定する。
また例えば、対応関係変更部117は、表示時間の最大値と最小値の差を通じて使用時の明るさに偏りが確認された時点で、配色パターンと明るさとの対応関係を定期的に入れ替えるように動作する。
いずれの場合も、比較的単純なアルゴリズムにより、3つの配色パターンの表示時間がほぼ同じになるように制御することができる。
結果的に、メニュー画面に対応する表示領域内にメニュー画面の表示により劣化量差が蓄積する事態を無くすことができる。
なお、各配色パターンに割り当てる明るさは3つに限らない。例えば明るさを6つに区分し、各配色パターンに対して、明るさについて定めた2つの区分を割り当てることもできる。
また、ユーザーの利用時間を反映し、各配色パターンの表示時間がほぼ同じになるように、配色パターンに割り当てる輝度範囲を増減しても良い。ある配色パターンの表示時間が短い場合には、表示時間が結果的に長かった配色パターンに割り当てられていた輝度範囲の一部を新たに割り当てても良い。
この場合、表示時間が結果的に長かった配色パターンに割り当てる輝度範囲は狭くなるように補正される。
(E)形態例5
ここでは、メニュー画面の背景色が無指定の場合に好適なメニュー画面の表示方法を説明する。すなわち、メニュー画面の背景色を自由に決定できる場合に好適なメニュー画面の表示方法を説明する。
この形態例では、「背景」部分の階調値を、画素単位の焼き付き補正処理で使用するターゲット画素の階調値に決定する仕組みを採用する。また、「文字」部分の配色には、「背景」部分の輝度劣化量と一致するように定めた配色を使用する。
図16(A)に、この形態例で使用する3種類の配色パターン例を示す。また図16(B)に、3種類の配色パターンの領域別の配色と劣化率(階調値)との対応関係を示す。図16(B)に示すように、各配色パターンの「背景」部分は、全画素のフレーム平均階調値(中間階調値)に設定されている。
一方、各配色パターンの「文字」部分は、R(赤)、G(緑)、B(青)のそれぞれについて用意する2組の階調値を組み合わせた配色を採用する。2種類の階調値は、「背景」部分の階調値を基準に決定する。
この形態例の場合は、「背景」部分と同じ階調値Dに対して同じ階調差ΔDだけ高い階調値(D+ΔD)と低い階調値(D−ΔD)の2種類を使用する。因みに、図16(B)は、階調差ΔDがゼロの場合である。
この明細書では、2種類の階調値のうち階調値が高い方を「高階調値」と呼び、階調値が低い方を「低階調値」と呼ぶ。
このとき、パターン1の「文字」部分の配色は、高階調値のR(赤)色と低階調値のG(緑)色の組み合わせとして表すことができる。
パターン2の「文字」部分の配色は、高階調値のG(緑)色と低階調値のB(青)色の組み合わせとして表すことができる。パターン3の「文字」部分の配色は、高階調値のB(青)色と低階調値のR(赤)色の組み合わせとして表すことができる。
このように規定した3種類の配色パターンを同じ時間ずつ表示すると、図16(C)に示すように、「文字」部分の表示に寄与する有機EL素子の輝度劣化量と「背景」部分の表示に寄与する有機EL素子の輝度劣化量を一致させることができる。
図17に、前述した処理手法を採用する有機ELディスプレイ装置41の機能構成例を示す。図17は、図1との対応部分に同一符号を付して示す。
図17に示す有機ELディスプレイ装置41も、有機ELパネル3とメニュー画面表示制御部5で構成される。
ただし、ここでのメニュー画面表示制御部5は、全画素のフレーム平均階調値で発光する仮想の画素をターゲット画素として使用する画素単位の焼き付き補正機能を搭載する。劣化量差算出部513、累積劣化量差蓄積部515、補正量算出部517及び劣化量差補正部519がこの焼き付き補正機能に対応する。
劣化量差算出部513は、各画素の階調値に基づいて、ターゲット画素に対する画素別の劣化量差を算出する処理デバイスである。劣化量の算出方法には、既知の手法も含めて様々な手法が存在する。
この形態例では、既知の手法に比べてより正確に劣化量を算出できる手法として、階調値と劣化量とを対応付けた変換テーブルを参照する仕組みを採用する。
図18に、この仕組みを採用する劣化量差算出部513の内部構成例を示す。
この劣化量差算出部513は、劣化量変換部201、階調値/劣化量変換テーブル203、フレーム平均値算出部205及び差分算出部207で構成する。
劣化量変換部201は、図19に示す階調値/劣化量変換テーブル203を参照して各画素の階調値を劣化量に変換する処理を実行する。図19に示す「劣化率」とは、各階調値に対応する単位時間当たりの劣化量を意味する。従って、各発光期間内の劣化量は、劣化率に発光期間tを乗算することにより求めることができる。
因みに、階調値/劣化量変換テーブル203には、事前の実験により特定した階調値と劣化量の対応関係が登録されているものとする。
もっとも、有機ELパネル3にダミー画素領域を設け、輝度センサーの検出結果に基づいて対応関係を逐次更新する手法を採用しても良い。
フレーム平均値算出部205は、ターゲット画素の階調値を算出する処理デバイスである。ここでのフレーム平均階調値は、単一フレームの平均値だけでなく複数フレームの平均値として与えることもできる。フレーム平均値算出部205で算出されたフレーム平均値は、劣化量変換部201とターゲット画素情報抽出部521に与えられる。
因みに、劣化量変換部201は、階調値/劣化量変換テーブル203を参照して、このフレーム平均値を劣化量に変換する。
差分算出部207は、各画素の劣化量とターゲット画素の劣化量との差分を算出する処理を実行する。
累積劣化量差蓄積部515は、算出された劣化量差を画素毎に蓄積する記憶領域又は記憶デバイスをいう。
補正量算出部517は、対応する累積劣化量差に基づいて各画素の補正量を算出する処理デバイスである。補正量算出部517は、例えば将来期間に発生する各画素の劣化量とターゲット画素の劣化量とを予測し、ある時点における累積劣化量差を当該将来期間に解消するのに必要な補正値を算出する処理を実行する。
この補正量の算出手法についても既知の手法を利用できる。なお、算出される補正値は、ターゲット画素と各画素との間に発生した劣化量差の縮小を最優先とする。
劣化量差補正部519は、入力画像の階調値を、画素毎に算出された補正量で補正する処理デバイスである。
例えばターゲット画素に対して劣化が進んでいる場合、劣化量差補正部519は、対応画素の階調を下げるように(暗くするように)補正する。一方、ターゲット画素に対して劣化が遅れている場合、劣化量差補正部519は、対応画素の階調を上げるように(明るくするように)補正する。
なお、メニュー画面表示制御部5は、これらの補正機能の他、ターゲット画素情報抽出部521を搭載する。ターゲット画素情報抽出部521は、画素単位の焼き付き補正機能で得られたターゲット画素の階調値(フレーム平均階調値)をメニュー画面の生成に反映する処理デバイスである。
具体的には、ターゲット画素情報抽出部521が、フレーム平均値算出部205で算出されたフレーム平均値を逐次抽出し、メニュー画面生成部501に与える処理動作を実行する。
この結果、メニュー画面生成部501は、ターゲット画素の階調値を反映した3種類の配色パターンを生成することが可能になる。
すなわち、メニュー画面生成部501は、このフレーム平均値を基準として「背景」部分で使用する階調値と「文字」部分で使用する各色2種類の階調値を生成する。
この後、メニュー画面生成部501は、各色2種類の階調値を組み合わせた「文字」部分と「背景」部分とで構成された3種類の配色パターンを生成し、配色パターン決定部505に出力する。
かくして、この形態例に係る有機ELディスプレイ装置41の場合には、「背景」部分と「文字」部分の両方、すなわちメニュー画面全体を焼き付き補正処理で使用するターゲット画素の輝度劣化量に合わせ込むことができる。
特に、メニュー画面の表示サイズが有機ELパネルの有効表示領域と同じ場合には、この表示方法の採用により、メニュー画面の表示による画面全体の焼き付きは確実に抑制できる。
(E)他の形態例
(a)前述の形態例では、メニュー画面の表示サイズが有機ELパネルの有効表示領域と同じ場合について説明した。
しかし、メニュー画面の表示サイズは、有効表示領域より小さくても良い。勿論、この場合も、メニュー画面の表示領域内では、焼き付き現象が知覚されることはない。
ただし、メニュー画面の表示位置が固定である場合には、周辺領域との間で焼き付き現象が発生する可能性がある。
そこで、この場合には、メニュー画面の表示位置を定期的にずらす手法を組み合わせる。図20に、メニュー画面の表示位置を巡回的に移動させる例を示す。
(b)前述の形態例においては、メニュー画面の表示用に3種類の配色パターンを生成する場合について説明した。
しかし、メニュー画面の表示用に用意する配色パターンは複数であれば、3種類に限らない。例えば、2種類でも良いし、4種類でもそれ以上でも良い。
図21に、2種類の配色パターンの使用例を示す。図21に示す2種類の配色パターンの場合にも、表示時間が同じであれば、「文字」部分と「背景」部分の輝度劣化量を合わせ込むことができる。
なお、前述した形態例では、いずれも「背景」部分の配色は同じ例を説明したが、図21に示すように、「背景」部分の配色についても配色パターン毎に異なる組み合わせを使用しても良い。
また言うまでもなく、「背景」部分の配色は、R(赤)、G(緑)、B(青)のそれぞれで同じ階調値である必要はない。
(c)前述の形態例では、3種類の配色パターンの表示時間が同じ時間長になるように制御する場合について説明した。
しかし、3種類の配色パターンに対応する各表示時間が一定の比率を満たす場合に配色パターンの出力を制御することにより、「文字」部分と「背景」部分の輝度劣化量が一致させることもできる。
(d)前述の形態例では、配色パターンの配色例を幾つか例示したが、これらは一例であり、現実的なメニュー画面に近い組み合わせも考えられる。
(e)前述の形態例では、固定パターン表示の一例としてメニュー画面を例示した。しかし、発明者らの提案する表示技術は、静止画により固定パターンを表示する技術に広く適用できる。
(f)前述の形態例では、基本原色がRGBの3色である場合について説明したが、基本原色は補色を含めて4色以上の場合にも適用できる。
(g)前述の形態例では、基本原色の発色形態について説明しなかったが、基本原色別に発光素子材料が異なる有機EL素子を用意しても良いし、カラーフィルタ方式や色変換方式を用いて基本原色を生成しても良い。
(h)前述の形態例では、自発光表示装置の一例として有機ELディスプレイパネルを例示したが、他の自発光表示装置にも適用できる。例えば、FED(field emission display) 、無機ELディスプレイパネル、LEDパネルその他にも適用できる。
(i)前述の形態例では、メニュー画面表示制御部を有機ELディスプレイに搭載する場合について説明した。
しかし、メニュー画面表示制御部は、自発光表示装置を搭載又は制御する様々な電子機器に搭載できる。
例えば、コンピュータ、印刷装置、ビデオカメラ、デジタルカメラ、ゲーム機器、携帯情報端末(携帯型のコンピュータ、携帯電話機、携帯型ゲーム機、電子書籍等)、時計、画像再生装置(例えば、光ディスク装置、ホームサーバー)に搭載できる。
なお、いずれの電子機器の場合にも、筐体と、信号処理部(MPU)と、外部インターフェースとを共通構成とし、商品形態に応じた周辺装置が組み合わされて構成される。
例えば、携帯電話機その他の通信機能を有する電子機器であれば、前述の構成に加え、送受信回路やアンテナを有する。
図22(A)に、この種の電子機器の概略構成例を示す。この例の場合、電子機器1001は、信号処理部1003、操作部1005、通信部1007、表示パネル1009で構成する。
また例えば、ゲーム機や電子書籍その他の記憶媒体を有する電子機器であれば、前述の構成に加え、記憶媒体の駆動回路等を有する。図22(B)に、この種の電子機器の概略構成例を示す。この例の場合、電子機器1101は、信号処理部1103、操作部1105、媒体駆動部1107、表示パネル1109で構成する。
また例えば、印刷装置であれば、前述の構成に加え、印刷ユニットを搭載する。印刷ユニットは、印刷方式に応じて最適なものを搭載する。印刷方式には、例えばレーザー方式、インクジェット方式その他がある。図23(A)に、この種の電子機器の概略構成例を示す。
この例の場合、電子機器1201は、信号処理部1203、操作部1205、印刷ユニット1207、表示パネル1209で構成する。
また例えば、ビデオカメラやデジタルカメラであれば、前述の構成に加え、カメラユニットや撮像された映像データを記憶媒体に保存するための書き込み回路を搭載する。
図23(B)に、この種の電子機器の概略構成例を示す。
この例の場合、電子機器1301は、信号処理部1303、操作部1305、撮像部1307、表示パネル1309で構成する。
(j)前述の形態例では、メニュー画面を複数種類の配色パターンで切替表示する機能について説明したが、言うまでもなく、同等の機能をハードウェアとしてもソフトウェアとしても実現できる。
また、これらの処理機能の全てをハードウェア又はソフトウェアで実現するだけでなく、その一部はハードウェア又はソフトウェアを用いて実現しても良い。すなわち、ハードウェアとソフトウェアの組み合わせ構成としても良い。
(k)前述の形態例には、発明の趣旨の範囲内で様々な変形例が考えられる。また、本明細書の記載に基づいて創作される又は組み合わせられる各種の変形例及び応用例も考えられる。
有機ELディスプレイ装置の機能構成例(形態例1)を示す図である。 メニュー画面の表示に使用する配色パターン例を示す図である。 パターン別表示時間管理部による表示時間の管理例を説明する図である。 パターン別表示時間管理部による表示時間の管理例を説明する図である。 有機ELディスプレイ装置の機能構成例(形態例2)を示す図である。 配色パターン決定部の内部構成例を示す図である。 連続表示時間による切替動作イメージを示す図である。 有機ELディスプレイ装置の機能構成例(形態例3)を示す図である。 配色パターン決定部の内部構成例を示す図である。 時間帯/配色パターン対応テーブル例を示す図である。 配色パターン決定部の内部構成例を示す図である。 有機ELディスプレイ装置の機能構成例(形態例4)を示す図である。 配色パターン決定部の内部構成例を示す図である。 明るさ/配色パターン対応テーブル例を示す図である。 配色パターン決定部の内部構成例を示す図である。 メニュー画面の表示に使用する配色パターン例を示す図である。 有機ELディスプレイ装置の機能構成例(形態例5)を示す図である。 劣化量差算出部の機能構成例を示す図である。 階調値/劣化量変換テーブル例を示す図である。 メニュー画面の表示位置を巡回的に移動させる例を説明する図である。 メニュー画面の表示に使用する他の配色パターン例を示す図である。 他の電子機器への応用例を説明する図である。 他の電子機器への応用例を説明する図である。
符号の説明
5 メニュー画面表示制御部
101 連続時間管理部
103 パターン切替決定部
105 時間帯/配色パターン対応テーブル
107 パターン切替決定部
109 対応関係変更部
113 明るさ/配色パターン対応テーブル
115 パターン切替決定部
117 対応関係変更部
501 メニュー画面生成部
503 パターン別表示時間管理部
505 配色パターン決定部
507 メニュー画面挿入部
509 時刻管理部
511 外光検出部
521 ターゲット画素情報抽出部

Claims (12)

  1. 同じ固定パターン画面に対応する複数種類の配色パターンであって、各配色パターンの表示時間が一定の比率を満たす場合に、固定パターン画面に対応する表示領域全体の輝度劣化量が一様になるように決定された配色パターンを生成する固定パターン画面生成部と、
    各配色パターンの表示時間が一定の比率を満たすように、固定パターン画面として使用する配色パターンを決定する配色パターン決定部と
    を有することを特徴とするメニュー画面表示制御装置。
  2. 請求項1に記載のメニュー画面表示制御装置において、
    前記配色パターン決定部は、
    各配色パターンの連続表示時間が一定時間に達する度に使用する配色パターンを切り替える
    ことを特徴とするメニュー画面表示制御装置。
  3. 請求項1に記載のメニュー画面表示制御装置において、
    前記配色パターン決定部は、
    各配色パターンの割り当て時刻に基づいて、使用する配色パターンを切り替える
    ことを特徴とするメニュー画面表示制御装置。
  4. 請求項3に記載のメニュー画面表示制御装置において、
    前記配色パターン決定部は、
    各配色パターンの表示時間に偏りが確認された場合、各配色パターンに対する割り当て時刻を入れ替える
    ことを特徴とするメニュー画面表示制御装置。
  5. 請求項1に記載のメニュー画面表示制御装置において、
    前記配色パターン決定部は、
    使用環境における外光の明るさに基づいて、使用する配色パターンを切り替える
    ことを特徴とするメニュー画面表示制御装置。
  6. 請求項5に記載のメニュー画面表示制御装置において、
    前記配色パターン決定部は、
    各配色パターンの表示時間に偏りが確認された場合、各配色パターンに割り当てる外光の明るさを入れ替える
    ことを特徴とするメニュー画面表示制御装置。
  7. 請求項1に記載のメニュー画面表示制御装置において、
    前記配色パターン決定部は、
    各配色パターンの背景輝度を焼き付き補正用のターゲット輝度値に制御する
    ことを特徴とするメニュー画面表示制御装置。
  8. 請求項7に記載のメニュー画面表示制御装置において、
    前記配色パターン決定部は、
    文字部分の配色パターンの表示時間が一定の比率を満たす場合に、当該文字部分の輝度劣化量が背景輝度の劣化量と一致するように文字部分の輝度値を決定する
    ことを特徴とするメニュー画面表示制御装置。
  9. 請求項1に記載のメニュー画面表示制御装置において、
    前記配色パターン決定部は、
    各配色パターンの背景輝度を表示画面全体の平均輝度値に制御する
    ことを特徴とするメニュー画面表示制御装置。
  10. 同じ固定パターン画面に対応する複数種類の配色パターンであって、各配色パターンの表示時間が同じ場合に、固定パターン画面に対応する表示領域全体の輝度劣化量が一様になるように決定された配色パターンを生成する固定パターン画面生成部と、
    各配色パターンの表示時間が同じになるように、固定パターン画面として使用する配色パターンを決定する配色パターン決定部と
    を有することを特徴とするメニュー画面表示制御装置。
  11. 自発光素子がマトリクス状に配置された表示デバイスと、
    同じ固定パターン画面に対応する複数種類の配色パターンであって、各配色パターンの表示時間が一定の比率を満たす場合に、固定パターン画面に対応する表示領域全体の輝度劣化量が一様になるように決定された配色パターンを生成する固定パターン画面生成部と、
    各配色パターンの表示時間が一定の比率を満たすように、固定パターン画面として使用する配色パターンを決定する配色パターン決定部と
    を有することを特徴とする自発光表示装置。
  12. 自発光素子がマトリクス状に配置された表示デバイスの焼き付き補正動作を、コンピュータの処理動作を通じて実現するプログラムであって、
    同じ固定パターン画面に対応する複数種類の配色パターンであって、各配色パターンの表示時間が一定の比率を満たす場合に、固定パターン画面に対応する表示領域全体の輝度劣化量が一様になるように決定された配色パターンを生成する処理と、
    各配色パターンの表示時間が一定の比率を満たすように、固定パターン画面として使用する配色パターンを決定する処理と
    をコンピュータに実行させることを特徴とするプログラム。
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