JP2007285430A - アクティブ制振装置及びアクティブ制振装置の制御方法 - Google Patents

アクティブ制振装置及びアクティブ制振装置の制御方法 Download PDF

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Abstract

【課題】理想的なスカイフックダンパを実現することができるアクティブ制振装置を提供する。
【解決手段】バネ要素及びダンパ要素によって支持された付加質量部材11と、付加質量部材11を駆動するアクチュエータ12,13と、付加質量部材11の相対変位量を検出する変位センサ16と、制振対象機器4の加速度を検出する加速度センサ17とを備え、付加質量部材11をアクチュエータ12,13により制振対象機器4の振動速度に応じて駆動した場合の反力を用いて振動抑制するアクティブ制振装置であって、変位センサ出力に基づいて負の剛性及び負の減衰を与えることにより付加質量部材を支持する部材14のバネ特性を打ち消し、0に近づけるようにするとともに、減衰特性を0に近づける制振制御を行う制御手段を備える。
【選択図】図1

Description

本発明は、対象機器の振動抑制の制御を行うアクティブ制振装置及びアクティブ制振装置の制御方法に関する。
従来から、構造物の振動を抑制する手段の一つとして、構造物の振動方向に付加振動体を付設し、この付加振動体を対象構造物に対して変位させるときの反作用を利用して対象の構造物の振動を抑制するダイナミックダンパが知られている。また、付加振動体と制振対象構造物の間にアクチュエータを設けておき、計測した対象構造物の振動量に応じてアクチュエータに制振力を発生させることにより制振効果を高めるアクティブダイナミックダンパも知られている。
しかしながら、このようなアクティブダイナミックダンパでは、振動を抑制するためにアクチュエータを駆動する必要があり、それに何らかのエネルギを加えなければならず、このため通常電力料金などの形でランニングコストがかかり、従ってアクチュエータ駆動電力の省エネルギ化が望まれる。
このような問題を解決するために、構造物に付加振動体を取り付けて対象の構造物と付加振動体の間に設けたアクチュエータにより制振力を加えることにより対象構造物の振動を抑制するアクティブダイナミックダンパにおいて、制振力指令のうち振動抑制への影響力の小さい構造物振動固有周波数未満の成分を低域除去フィルタにより除去して、アクチュエータ駆動用電力の消費量が少なくて済むようにした制御方法が知られている(例えば、特許文献1参照)。
特許第2766723号公報
ところで、特許文献1に示すようなアクティブダイナミックダンパにあっては、アクチュエータで実現するバネとダンパのバネ定数及び減衰係数という2つのパラメータを最適な動吸振器と等しい特性になるように調整する必要があり、調整作業に手間がかかるという問題がある。
また、アクチュエータで実現されるバネの影響で理想的なスカイフックダンパを実現することができないという問題もある。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたもので、理想的なスカイフックダンパを実現することができるアクティブ制振装置及びアクティブ制振装置の制御方法を提供することを目的とする。
本発明は、バネ要素及びダンパ要素によって支持された付加質量部材と、前記付加質量部材を駆動するアクチュエータと、前記付加質量部材の相対変位量を検出する変位センサと、制振対象機器の加速度を検出する加速度センサとを備え、前記付加質量部材を前記アクチュエータにより前記制振対象機器の振動速度に応じて駆動した場合の反力を用いて振動抑制するアクティブ制振装置であって、前記変位センサ出力に基づいて負の剛性及び負の減衰を与えることにより前記付加質量部材を支持する部材のバネ特性を打ち消し、0に近づけるようにするとともに、減衰特性を0に近づける制振制御を行う制御手段を備えたことを特徴とする。
本発明は、前記制振対象機器の振動速度は、前記加速度センサ出力を積分値に基づいて求めることを特徴とする。
本発明は、前記負の剛性は、前記変位センサ出力を正帰還することで与えることを特徴とする。
本発明は、前記負の減衰は、前記変位センサ出力の微分値を正帰還することで与えることを特徴とする。
本発明は、前記変位センサ出力の低周波数域を除去するハイパスフィルタを備えたことを特徴とする。
本発明は、前記加速度センサ出力の低周波数域を除去するハイパスフィルタを備えたことを特徴とする。
本発明は、前記加速度センサ出力の対象振動のみを検出するバンドパスフィルタを備えたことを特徴とする。
本発明は、前記アクチュエータに対する駆動指令から対象振動のみを検出するバンドパスフィルタを備えたことを特徴とする。
本発明は、対象振動以外の振動成分の信号を除去するノッチフィルタを備えたことを特徴とする。
本発明は、前記アクチュエータが電磁式のアクチュエータであり、該アクチュエータの逆起電力を検出し、該逆起電力信号を速度信号としてフィードバックし、さらに前記逆起電力信号を積分処理して振動変位信号としてフィードバックすることを特徴とする。
本発明は、前記アクチュエータは、レシプロモータであることを特徴とする。
本発明は、バネ要素及びダンパ要素によって支持された付加質量部材と、前記付加質量部材を駆動するアクチュエータと、前記付加質量部材の相対変位量を検出する変位センサと、制振対象機器の加速度を検出する加速度センサとを備え、前記付加質量部材を前記アクチュエータにより前記制振対象機器の振動速度に応じて駆動した場合の反力を用いて振動抑制するアクティブ制振装置の制御方法であって、前記変位センサ出力に基づいて負の剛性及び負の減衰を与えることにより前記付加質量部材を支持する部材のバネ特性を打ち消し、0に近づけるようにするとともに、減衰特性を0に近づける制振制御を行うことを特徴とする。
本発明によれば、制振装置を構成するバネ特性や減衰特性の影響を受けることなく、理想的なスカイフックダンパとして動作させることができるという効果が得られる。また、制御帯域を対象振動の周波数近傍に限定することで、制振装置の静的なバネ特性を生かしたまま良好な振動抑制制御を行うことができるという効果も得られる。
以下、本発明の一実施形態によるアクティブ制振装置を図面を参照して説明する。図1は同実施形態の構成を示すブロック図である。この図において、符号1は、制振制御の対象物である制御対象機器4に固定して、内部に備えるアクチュエータ(レシプロモータ)によって付加質量部材を駆動することにより制御対象機器4の振動を抑制するアクティブ制振装置(以下、制振装置と称する)である。ここでいう制御対象機器4とは、ロボットアームやマウンタ装置、露光装置などの半導体関連機器、半導体用搬送車、プラント配管類などの自己の振動を抑制する必要がある機器や構造物のことである。ここでは制御対象機器4は、所定の質量を持ち、バネ41及びダンパ42からなるものとして説明する。
符号2は、制振装置1を制御するコントローラである。符号3は、制振装置1を駆動するパワーアンプである。符号11は、制御対象機器4に対して付加する付加質量(以下、おもりと称する)である。符号12は、レシプロモータを構成する固定子であり、制御対象機器4に固定される。符号13は、レシプロモータを構成する可動子であり、往復動(図1の紙面では上下動)を行う。制振装置1は、制御対象機器4の抑制するべき振動の方向と可動子13の往復動方向(推力方向)とが一致するように、制御対象機器4に固定される。符号14は、可動子13及びおもり11を推力方向に移動可能なように支持する板バネである。符号15は、可動子13とおもり11を接合する軸であり、板バネ14によって支持されている。符号16は、制御対象機器4とおもり11との相対変位を検出する変位センサであり、検出した変位量の情報は、コントローラ2に対して出力する。符号17は、制御対象機器4の加速度を検出する加速度センサであり、検出した加速度の情報は、コントローラ2に対して出力する。
ここで、図2を参照して、制振装置1の動作原理を説明する。図2は、図1に示す制振装置1及び制御対象機器4をモデル化した模式図である。この図において、符号Mは、バネ要素(k)とダンパ要素(C)及びアクチュエータ(u)で構成するレシプロモータを示している。ここでは、おもり11の質量をm、制御対象機器4の質量をmであるものとして説明する。制御対象機器4の振動数は、バネ定数kのバネ41と減衰係数Cのダンパ42の特性によって決まるため、おもり11を動吸振器として機能させることができれば、制御対象機器4の振動を抑制することが可能となる。動吸振器は、レシプロモータMを介して支持されたおもり11をレシプロモータMを駆動することにより振動させ、このおもり11が振動するときの反力によって、制御対象機器4の振動を抑制するものである。レシプロモータMとおもり11によって実現された動吸振器は、パッシブの動吸振器のバネ要素とダンパ要素をレシプロモータMによって実現しているため、コントローラ2を調整することで理想的な動吸振器を実現することができるが、バネ要素とダンパ要素の2つを厳密に調整する必要がある。
図2に示すように、バネ要素とダンパ要素を有しているレシプロモータMをコントローラ2によって調整して、理想的なスカイフックダンパを実現するためには、バネ定数kと減衰係数Cの影響をなくし、絶対速度に比例した力を与えればよい。本発明では、変位センサ16の出力に基づいて、レシプロモータMを制御して、負のバネ剛性と負の減衰を与えることにより、バネ定数kと減衰係数Cを打ち消して0に近づけてバネとダンパの要素の影響をなくすとともに、加速度センサ17の出力に基づいて制御対象機器4の絶対速度を求め、これらに基づいてスカイフックダンパの特性に近づけるように制御することが目的である。このとき、バネ特性は、おもり11の固有振動数が制御対象機器4の固有振動数よりも低くなるように調整されればよい。また、減衰係数もC2より小さくなる程度に調整すればよい。動吸振器に比べて厳密な調整は不要であり、制御対象機器4の振動を抑制するためのパラメータは、絶対速度のフィードバックゲインの調整のみで制振制御を行うことが可能となる。
次に、図3を参照して、制御系の構成と制御動作を説明する。図3は、図1に示す装置の制御系モデルを示すブロック図である。図3において、上段の「1/m」、「1/s」、「1/s」は、力が加わった場合のおもり11の変位xの状態を示すブロックであり、下段の「1/m」、「1/s」、「1/s」は、力が加わった場合の制御対象機器4の変位xの状態を示すブロックである。また、k、Cは、レシプロモータMの板バネ14などの機械要素がもつバネ定数と減衰係数を示している。また、c、kは、それぞれダンパ42の減衰係数、バネ41のバネ定数を示している。制振制御を行うコントローラ2は、変位センサ16の出力Ksを入力し、周波数制限フィルタ21を通すことにより、不要な信号成分を除去した後に、変位量のフィードバックゲインKcを与えるとともに、周波数制限フィルタ21の出力を微分することにより、相対速度sを求め、これに相対速度のフィードバックゲインCcを与える。一方、コントローラ2は、加速度センサ17の出力Kaを積分演算することにより絶対速度に変換した後に、絶対速度のフィードバックゲインCscを与える。変位量のフィードバックゲインKcを与えられた信号、相対速度のフィードバックゲインCcを与えられた信号及び絶対速度のフィードバックゲインCscを与えられた信号を合成し、周波数制限フィルタ22を通すことにより、不要な信号成分を除去した後に、パワーアンプ3へ出力する。これによりパワーアンプ3の出力信号に基づいて、レシプロモータ(アクチュエータ)の駆動が行われることになる。このとき、変位量信号に基づいてバネ定数kと減衰係数Cが0に近づくように制御されるとともに、振動加速度信号に基づいてスカイフックダンパとして作用するように制御されることになる。このように制御された結果、制振装置1を構成するバネ要素の影響を受けることなく、理想的なスカイフックダンパとして動作させることができる。
ここで、図4を参照して、変位量に基づいてバネ定数kと減衰係数Cが0に近づくように制御するとともに、減衰係数Cがスカイフックダンパの減衰係数になるように制御する動作を説明する。図4は、本発明の動作原理モデルを示すブロック図である。図4(a)に示すΔkは、図2に示すバネ要素kの影響をなくすための負のバネ剛性に相当するゲインである。一方、図4(a)に示すΔCは、図2に示すダンパ要素Cの影響をなくすためのゲインである。またVは、制御対象機器4の絶対速度に対するゲインである。図4(a)において、Δkをバネ定数k相当の負バネ定数とし、ΔCをダンパ要素C相当の負減衰係数とすることにより、見かけ上はバネ要素kとダンパ要素Cがないものと見なすことが可能となり、図4(b)に示すように、制御対象機器4の絶対速度に基づく制御量Vのみのモデルとして制御を行えばよいことになる。そして、図4(b)のVに基づいてスカイフックダンパを実現する減衰係数になるように制御すればよいため、最適な制振制御を行うことが可能となる。
次に、図3に示す周波数制限フィルタ21について説明する。フィルタ21は、変位センサ16の出力信号の低周波数部分を除去するためのハイパスフィルタである。このハイパスフィルタを設けることにより、静的な剛性は機械系のバネ定数で保持し、動的な剛性は小さくすることができるため、付加質量の静的な変位が変わらないようにすることができる。また、フィルタ21は、変位センサ16の出力信号のうち、制振対象の振動のみを検出するためのバンドパスフィルタをさらに備えていてもよい。また、フィルタ21は、制振対象の振動以外の振動成分(高次モード振動など)の信号を除去するためのノッチフィルタをさらに備えていてもよい。
また、コントローラ2とパワーアンプ3の間に、コントローラ2の出力信号(レシプロモータMの駆動指令)から、低周波数成分を除去するためのハイパスフィルタを備えていてもよい。これにより、静的な剛性は機械系のバネ定数で保持し、動的な剛性は小さくすることができるため、補助質量の静的な変位が変わらないようにすることができる。また、コントローラ2とパワーアンプ3の間に、コントローラ2の出力信号(レシプロモータMの駆動指令)から、制御対象周波数域の信号を抽出するためのバンドパスフィルタを備えていてもよい。
また、加速度センサ17の低周波数部分を除去するためのハイパスフィルタを備えていてもよい。また、加速度センサ17の出力から制振対象振動のみを検出するためのバンドパスフィルタを備えていてもよい。また、フィルタ21と同等のフィルタを加速度センサ17の出力位置に設けるようにしてもよい。また、フィルタ21は省略して、フィルタ21と同等のフィルタをフィルタ22の位置に設けるようにしてもよい。
全周波数域でバネ剛性を0にすると、付加質量の位置保持力がなくなるため、不安定になるが、このように、制御帯域を制振対象振動の周波数近傍に限定することで、制振装置1の静的なバネ特性を生かしたまま良好な振動制御を行なうことができるようになる。
なお、前述した説明では相対速度信号の検出を変位センサ16の出力に基づいて求めるようにしたが、おもり11と制御対象機器4の相対運動によって発生するレシプロモータ(電磁アクチュエータ)の逆起電力(相対変位に比例)を検出し、これを速度信号としてフィードバックするとともに、積分処理を行い振動変位信号としてフィードバックするようにしてもよい。
本発明の一実施形態の構成を示すブロック図である。 図1に示す装置をモデル化した模式図である。 図1に示す装置の制御系モデルを示すブロック図である。 動作原理モデルを示すブロック図である。
符号の説明
1・・・制振装置、11・・・おもり、12・・・レシプロモータ(固定子)、13・・・レシプロモータ(可動子)、14・・・板バネ、15・・・軸、16・・・変位センサ、2・・・コントローラ、3・・・パワーアンプ、4・・・制御対象機器、41・・・バネ要素、42・・・ダンパ要素

Claims (12)

  1. バネ要素及びダンパ要素によって支持された付加質量部材と、前記付加質量部材を駆動するアクチュエータと、前記付加質量部材の相対変位量を検出する変位センサと、制振対象機器の加速度を検出する加速度センサとを備え、前記付加質量部材を前記アクチュエータにより前記制振対象機器の振動速度に応じて駆動した場合の反力を用いて振動抑制するアクティブ制振装置であって、
    前記変位センサ出力に基づいて負の剛性及び負の減衰を与えることにより前記付加質量部材を支持する部材のバネ特性を打ち消し、0に近づけるようにするとともに、減衰特性を0に近づける制振制御を行う制御手段を備えたことを特徴とするアクティブ制振装置。
  2. 前記制振対象機器の振動速度は、前記加速度センサ出力を積分値に基づいて求めることを特徴とする請求項1に記載のアクティブ制振装置。
  3. 前記負の剛性は、前記変位センサ出力を正帰還することで与えることを特徴とする請求項1に記載のアクティブ制振装置。
  4. 前記負の減衰は、前記変位センサ出力の微分値を正帰還することで与えることを特徴とする請求項1に記載のアクティブ制振装置。
  5. 前記変位センサ出力の低周波数域を除去するハイパスフィルタを備えたことを特徴とする請求項1から4のいずれかに記載のアクティブ制振装置。
  6. 前記加速度センサ出力の低周波数域を除去するハイパスフィルタを備えたことを特徴とする請求項1から4のいずれかに記載のアクティブ制振装置。
  7. 前記加速度センサ出力の対象振動のみを検出するバンドパスフィルタを備えたことを特徴とする請求項1から6のいずれかに記載のアクティブ制振装置。
  8. 前記アクチュエータに対する駆動指令から対象振動のみを検出するバンドパスフィルタを備えたことを特徴とする請求項1から7のいずれかに記載のアクティブ制振装置。
  9. 対象振動以外の振動成分の信号を除去するノッチフィルタを備えたことを特徴とする請求項1から8のいずれかに記載のアクティブ制振装置。
  10. 前記アクチュエータが電磁式のアクチュエータであり、該アクチュエータの逆起電力を検出し、該逆起電力信号を速度信号としてフィードバックし、さらに前記逆起電力信号を積分処理して振動変位信号としてフィードバックすることを特徴とする請求項1に記載のアクティブ制振装置。
  11. 前記アクチュエータは、レシプロモータであることを特徴とする請求項1から10のいずれかに記載のアクティブ制振装置。
  12. バネ要素及びダンパ要素によって支持された付加質量部材と、前記付加質量部材を駆動するアクチュエータと、前記付加質量部材の相対変位量を検出する変位センサと、制振対象機器の加速度を検出する加速度センサとを備え、前記付加質量部材を前記アクチュエータにより前記制振対象機器の振動速度に応じて駆動した場合の反力を用いて振動抑制するアクティブ制振装置の制御方法であって、
    前記変位センサ出力に基づいて負の剛性及び負の減衰を与えることにより前記付加質量部材を支持する部材のバネ特性を打ち消し、0に近づけるようにするとともに、減衰特性を0に近づける制振制御を行うことを特徴とするアクティブ制振装置の制御方法。
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