JP2007285017A - 戸車及び戸車付き引き戸 - Google Patents

戸車及び戸車付き引き戸 Download PDF

Info

Publication number
JP2007285017A
JP2007285017A JP2006113988A JP2006113988A JP2007285017A JP 2007285017 A JP2007285017 A JP 2007285017A JP 2006113988 A JP2006113988 A JP 2006113988A JP 2006113988 A JP2006113988 A JP 2006113988A JP 2007285017 A JP2007285017 A JP 2007285017A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
wheel
door
sliding door
male screw
holding member
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2006113988A
Other languages
English (en)
Inventor
Akira Kitaura
晃 北浦
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
HOSOBUCHI SANGYO KK
Original Assignee
HOSOBUCHI SANGYO KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by HOSOBUCHI SANGYO KK filed Critical HOSOBUCHI SANGYO KK
Priority to JP2006113988A priority Critical patent/JP2007285017A/ja
Publication of JP2007285017A publication Critical patent/JP2007285017A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Support Devices For Sliding Doors (AREA)
  • Wing Frames And Configurations (AREA)

Abstract

【課題】襖を含む引き戸に取付けることができる簡素且つ安価な構成で、車輪の突出量も容易に調整可能な戸車を提供する。
【解決手段】車輪4と、車輪4を挟持して回転自在に枢支すると共に、一部が延設された延設部11を有する車輪枢支部材12と、延設部11を揺動自在に枢支すると共に、車輪枢支部材12を収納自在に保持する保持部材13と、延設部11に螺合され、先端部15aが保持部材13に当接するように取付けられた雄ネジ部材15とを備え、雄ネジ部材15を回転させることにより、車輪枢支部材12を保持部材13に対して揺動させ、車輪4が保持部材13から突出する突出寸法を調節するように構成された戸車3を提供する。
【選択図】図2

Description

本発明は、襖等の引き戸の動作を円滑にすると共に、戸車の高さ調節を可能にした戸車及びその戸車を取り付けた引き戸に関する。
引き戸の一種である襖は、従来、敷居上を摺動して開閉するように構成されており、開閉動作が摺動によるため、長期使用時等に開閉のための動きが悪くなる虞があった。
又、近年、高さの高い襖、例えば高さ240センチを有する高さの高い襖等が使用されるようになってきており、特に、そのような襖は比較的に重くて開閉が円滑に行なわれず、利便性が悪いものとなっていた。
一方、襖以外の引き戸については、開閉を円滑にするための戸車が装着されたものが広く知られており、例えば、特許文献1乃至3は引き戸に戸車をつけた例が記載されており、それらは、戸車の車輪の突出量も調整できる構成となっている。
特開2003−278432号公報 特開平9−125802号公報 特開平9−60401号公報
前述したように、襖は従来摺動して開閉するため、長期使用時等に開閉のための動きが悪くなる虞があり、又、高さの高い重量のある襖等については開閉するための動きが悪く、その開閉動作の改善が求められている。
更に、襖以外の引き戸については、特許文献1乃至3の記載の如く、戸車が装着されたものが知られているが、戸車の構成が比較的複雑であったり、車輪の突出量調整の操作性が容易でない等の問題があり、或いは、車輪の突出量調整等のため戸車の取り付け位置が制限され、例えば、戸車の取り付け位置が引き戸の下端部の両端部に制限され、引き戸の組立上或いは強度上の障害になる等の問題点がある。
そこで、襖等の引き戸の開閉動作の円滑化を図ると共に、引き戸に取付けるための戸車の構成の簡素化、組立作業の効率化、コストダウン、及び、車輪の突出量調整等の操作性の向上が求められている。
以上の現状に鑑み、本発明は、襖を含む引き戸に容易に取付けることができる簡素且つ安価な構成で、車輪の突出量も容易に調整可能な戸車及び前述の効果を奏し、開閉動作の円滑な戸車付き引き戸を提供することを目的とする。
上記の課題を解決すべく、本発明は以下の構成を提供する。
請求項1に係る発明は、車輪と、前記車輪を挟持して回転自在に枢支すると共に、一部が延設された延設部を有する車輪枢支部材と、前記延設部を揺動自在に枢支すると共に、前記車輪枢支部材を収納自在に保持する保持部材と、前記延設部に螺合され、先端部が前記保持部材に当接するように取付けられた雄ネジ部材とを備え、前記雄ネジ部材を回転させることにより、前記車輪枢支部材を前記保持部材に対して揺動させ、前記車輪が前記保持部材から突出する突出寸法を調節するように構成されたことを特徴とする戸車を提供するものである。
請求項2に係る発明は、請求項1記載の戸車を引き戸本体の下端部に2箇所以上取り付けたことを特徴とする戸車付き引き戸を提供するものである。
請求項3に係る発明は、前記引き戸本体の下端部に形成された下方に開口する凹部内に前記戸車を収納して設けると共に、前記車輪の一部を凹部から下方に突出させ、且つ、前記雄ネジ部材の頭部を前記凹部の開口部に臨ませ、前記雄ネジ部材を引き戸本体の下端側から操作自在に構成したことを特徴とする請求項2記載の戸車付き引き戸を提供するものである。
本発明の請求項1記載の発明によれば、雄ネジ部材を回転させることにより、車輪枢支部材を保持部材に対して揺動させ、車輪が保持部材から突出する突出寸法を調節するように構成された戸車を提供するので、襖を含む引き戸に取付けることができる簡素且つ安価な構成の戸車を提供できると共に、車輪の突出寸法も雄ネジ部材によって容易に調整可能な戸車を提供することができる。
請求項2に係る発明は、請求項1記載の戸車を引き戸本体の下端部に2箇所以上取り付けた戸車付き引き戸を提供するので、請求項1記載の効果を奏する戸車を装着した引き戸を提供することができると共に、戸車を取付けることによって開閉動作が円滑に行なえ、且つ、車輪の突出量の調整が容易であるので、引き戸を鴨居と敷居又はVレールとの間に取付ける場合の寸法調整も容易である。
請求項3に係る発明は、前記引き戸本体の下端部に形成された下方に開口する凹部内に前記戸車を収納して設けると共に、前記車輪の一部を凹部から下方に突出させ、且つ、前記雄ネジ部材の頭部を前記凹部の開口部に臨ませ、前記雄ネジ部材を引き戸本体の下端側から操作自在に構成したので、請求項2記載の発明の効果に加え、雄ネジ部材を引き戸本体の下端側から操作できることにより、車輪の突出寸法調整が極めて容易になる。
以下、実施例を示した図面を参照しつつ本発明の実施の形態を説明する。
図1は、本発明による戸車を取り付けた引き戸の一例としての襖1を示している。
襖1は下端部に下方に向かって開放する2箇所以上、好適には2箇所の凹部2,2が所定間隔離間して、例えば、襖1の下端部の両端近傍に形成され、凹部2,2に後述する本発明の戸車3,3が装着されている。尚、凹部2,2に代えて、図に於いて左右方向に延びる下方に開放する溝が形成されても良い。
襖1は、バリアフリーのため床面にV字溝に形成されたVレール5或いは、図示しない敷居と、鴨居6との間に装着され、戸車3,3の車輪4,4の回転によりVレール5或いは、敷居上を円滑に移動することができる。
本発明の戸車3は、標準サイズの襖や、高さの高い襖等の重量のある襖に取付けることが可能であり、又、襖以外の引き戸にも同様に取付けることができる。
そして、何れの引き戸に取付けた場合に於いても、前述した効果が期待でき、特に、重量のある引き戸に取付けた場合に於いては、その開閉操作の円滑性が格段に向上する。
図2は前記戸車3の拡大図であり、同図(a)は戸車3の正面図、同図(b)は戸車3の側面図、同図(c)は戸車3の平面図である。
戸車3は、車輪4と、車輪4を挟持して回転自在に枢支すると共に、一部が延設された延設部11を有する車輪枢支部材12と、延設部11を揺動自在に枢支すると共に、車輪枢支部材12を収納自在に保持する保持部材13と、延設部11に固着された雌ネジ部材14に螺合されて延設部11を貫通し、先端部15aが保持部材13に当接するように取付けられた雄ネジ部材15とを備えている。
図2(a)は、仮想線(二点鎖線)で示す襖1の凹部2内に戸車3を取付けた状態を示している。
戸車3は車輪4の一部を凹部2の開口部2aから下方に突出させた状態で、凹部2内に収納されると共に、凹部2内で、ボルト16,16によって襖本体1aに螺着される。ボルト16,16は襖本体1aの下端側から、開口部2aを介して凹部2内に挿入した図示しないドライバー等によってネジ止めすることができる。
そして、襖本体1aの凹部2内に戸車3を取付けた状態に於いて、前記雄ネジ部材15の頭部15bは凹部2の開口部2aに臨んでおり、雄ネジ部材15を襖本体1aの下端側から操作できるように構成されている。
而して、襖本体1aの下端側から開口部2aを介して凹部2内に挿入したドライバー等で前記雄ネジ部材15を右回転させることにより、図3に示す如く、雄ネジ部材15の先端部15aが車輪枢支部材12の延設部11から更に突出し、雄ネジ部材15の先端部15aが保持部材13に当接しているため、延設部11及び車輪枢支部材12が保持部材13から離れる方向に揺動し、それによって、車輪4が保持部材13及び襖本体1a下端から突出する突出寸法を調節することができる。
次に、前述の状態に於いて、襖本体1aの下端側から挿入したドライバー等で前記雄ネジ部材15を左回転させると、雄ネジ部材15の先端部15aが後退し、先端部15aの延設部11からの突出量が減少し、この時、人手によって、車輪4を押すことにより、延設部11及び車輪枢支部材12が保持部材13に近づく方向に揺動し、それによって、保持部材13及び襖本体1a下端からの車輪4の突出寸法が減少し、最終的に、図2(a)に示す状態に戻すことができる。
実際の施工に於いては、車輪4が襖本体1a下端から適正な突出量となるようにすると共に、戸車3を取付けた襖1が鴨居6と、敷居或いはVレール5との間に適正な寸法で収まるように車輪4の突出量が調整される。
斯くして、本発明は、襖1に取付けることができる簡素且つ安価な構成の戸車3を提供することができると共に、車輪4の突出寸法も雄ネジ部材15によって容易に調整することができる。
又、本発明は、前記効果を奏する戸車3を装着した襖1を提供することができると共に、本発明の襖1は、戸車3を取付けることによって開閉動作が円滑に行なえ、且つ、車輪4の突出量の調整が容易であるので、襖1を鴨居6と、敷居又はVレール5との間に取付ける場合の寸法調整も容易であり、襖1の取付け作業効率が高まる。
更に、本発明の襖1は、雄ネジ部材15の頭部15bを凹部2の開口部2aに臨ませ、雄ネジ部材15を襖本体1aの下端側から操作自在に構成したので、雄ネジ部材15を襖本体1aの下端側から操作できることにより、車輪4の突出寸法調整が極めて容易になる。
尚、本発明の戸車3は、前述したように、標準サイズの襖や、高さの高い襖等の重量のある襖に取付けることが可能であり、又、襖以外の引き戸にも同様に取付けることができる。
そして、高さの高い襖等の重量のある襖や、襖以外の引き戸に取付けた場合に於いても、前述した効果が同様に期待でき、特に、重量のある引き戸に取付けた場合に於いては、その開閉動作の円滑性が格段に向上する。
又、前述の説明に於いて、本発明の戸車3はボルト16,16にて凹部2内にネジ止めしたが、戸車3を圧接して挟持し、且つ、凹部2に圧接状態で嵌着する公知の図示しない嵌着部材を用いて、戸車3を凹部2内に取り付けることも可能である。
本発明による戸車を取り付けた襖の正面図である。 (a)本発明による車輪の突出量が少ない状態の戸車の正面拡大図である。(b)前図(a)に示す戸車の側面図である。(c)前図(a)に示す戸車の平面図である。 本発明による車輪の突出量が多い状態の戸車の正面拡大図である。
符号の説明
2 凹部
2a 開口部
3 戸車
4 車輪
11 延設部
12 車輪枢支部材
13 保持部材
15 雄ネジ部材
15a 先端部
15b 頭部

Claims (3)

  1. 車輪と、前記車輪を挟持して回転自在に枢支すると共に、一部が延設された延設部を有する車輪枢支部材と、前記延設部を揺動自在に枢支すると共に、前記車輪枢支部材を収納自在に保持する保持部材と、前記延設部に螺合され、先端部が前記保持部材に当接するように取付けられた雄ネジ部材とを備え、前記雄ネジ部材を回転させることにより、前記車輪枢支部材を前記保持部材に対して揺動させ、前記車輪が前記保持部材から突出する突出寸法を調節するように構成されたことを特徴とする戸車。
  2. 請求項1記載の戸車を引き戸本体の下端部に2箇所以上取り付けたことを特徴とする戸車付き引き戸。
  3. 前記引き戸本体の下端部に形成された下方に開口する凹部内に前記戸車を収納して設けると共に、前記車輪の一部を凹部から下方に突出させ、且つ、前記雄ネジ部材の頭部を前記凹部の開口部に臨ませ、前記雄ネジ部材を引き戸本体の下端側から操作自在に構成したことを特徴とする請求項2記載の戸車付き引き戸。
JP2006113988A 2006-04-18 2006-04-18 戸車及び戸車付き引き戸 Pending JP2007285017A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006113988A JP2007285017A (ja) 2006-04-18 2006-04-18 戸車及び戸車付き引き戸

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006113988A JP2007285017A (ja) 2006-04-18 2006-04-18 戸車及び戸車付き引き戸

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2007285017A true JP2007285017A (ja) 2007-11-01

Family

ID=38757051

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2006113988A Pending JP2007285017A (ja) 2006-04-18 2006-04-18 戸車及び戸車付き引き戸

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2007285017A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012158949A (ja) * 2011-02-02 2012-08-23 Nakanishi Metal Works Co Ltd 取替用調整戸車
CN109653624A (zh) * 2018-12-18 2019-04-19 马海英 一种移门防摆滑轮

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5524496U (ja) * 1978-08-07 1980-02-16
JPS5867056U (ja) * 1981-10-28 1983-05-07 有限会社鈴木製作所 戸車
JPS5978475U (ja) * 1982-11-17 1984-05-28 吉村 富雄 戸車の取付構造

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5524496U (ja) * 1978-08-07 1980-02-16
JPS5867056U (ja) * 1981-10-28 1983-05-07 有限会社鈴木製作所 戸車
JPS5978475U (ja) * 1982-11-17 1984-05-28 吉村 富雄 戸車の取付構造

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012158949A (ja) * 2011-02-02 2012-08-23 Nakanishi Metal Works Co Ltd 取替用調整戸車
CN109653624A (zh) * 2018-12-18 2019-04-19 马海英 一种移门防摆滑轮
CN109653624B (zh) * 2018-12-18 2024-04-09 和拓(深圳)工业设计有限公司 一种移门防摆滑轮

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US9157265B2 (en) Bogey
US7484270B2 (en) Disappearing hinging device for windows and doors with wing and swivel wing opening
US20120180396A1 (en) Door hinge for hidden placement between door frame and door leaf, and door provided with the door hinge
JP2010133234A (ja) 隠蔽式ドアヒンジ
EP1362973A3 (en) Egress hinge
ATE430865T1 (de) Fahrzeug mit einer verschiebbaren seitentür, die mit dem fahrzeug über einen schwenkarm verbunden ist
JP2007285017A (ja) 戸車及び戸車付き引き戸
US6513194B2 (en) Pivot connection adjustment assembly
GB0221652D0 (en) Window hinge having improved locking and adjustment features
JP2007267467A (ja) 配電盤の扉ストッパー構造
EP1943405B1 (en) Door system and vehicle provided with such a door system
AU2001244212A1 (en) Fitting for a window or door
JP4860943B2 (ja) 扉装置
JP4930342B2 (ja) 窓開閉装置
JP5531798B2 (ja) 窓ステー
JP2909047B2 (ja) 戸車装置及び引戸の係止装置
JP2005171714A (ja) 戸パネルの支持装置
JPH0510127Y2 (ja)
AU2006100184A4 (en) Handle Device for Animal Crush Control Mechanism
JP2007154488A (ja) 戸車ユニットおよびこれを備えた浴室引戸
JPS6023422Y2 (ja) 上下調整機構付の戸車
JP2005002715A (ja) 吊り戸の支持装置
JP2005354852A (ja) 盤の扉ストッパ構造
JPS6111413Y2 (ja)
JP3602873B2 (ja) 機能ブロックの取付機構

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20090416

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20110309

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20110322

A02 Decision of refusal

Effective date: 20110802

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02