JP2007284354A - W/o/w型乳化組成物 - Google Patents

W/o/w型乳化組成物 Download PDF

Info

Publication number
JP2007284354A
JP2007284354A JP2006109675A JP2006109675A JP2007284354A JP 2007284354 A JP2007284354 A JP 2007284354A JP 2006109675 A JP2006109675 A JP 2006109675A JP 2006109675 A JP2006109675 A JP 2006109675A JP 2007284354 A JP2007284354 A JP 2007284354A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
group
substituted
composition
water
polysaccharide
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2006109675A
Other languages
English (en)
Other versions
JP5026729B2 (ja
Inventor
Toru Nishioka
亨 西岡
Takeshi Ihara
毅 井原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kao Corp
Original Assignee
Kao Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kao Corp filed Critical Kao Corp
Priority to JP2006109675A priority Critical patent/JP5026729B2/ja
Priority to EP07741273A priority patent/EP2005943A4/en
Priority to CN2007800129947A priority patent/CN101420930B/zh
Priority to PCT/JP2007/057837 priority patent/WO2007116999A1/ja
Priority to US12/297,056 priority patent/US20090182060A1/en
Publication of JP2007284354A publication Critical patent/JP2007284354A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5026729B2 publication Critical patent/JP5026729B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Landscapes

  • Cosmetics (AREA)

Abstract

【課題】乳化安定性に優れるとともに、皮膚への塗布時にのびがよく、しっとり感を付与し、しかもべたつきや油っぽさのないW/O/W型乳化組成物を提供する。
【解決手段】側鎖に式(1)で表される基:
−(OX)n−E1−R (1)
〔式中、Xは炭素数1〜6の2価の飽和炭化水素基、nは5〜300の数を示し、E1はエーテル結合又はエステル結合を示し、Rは炭素数4〜30の炭化水素基を示す。〕
を有する多糖誘導体を含むことを特徴とするW/O/W型乳化組成物及びその製造方法である。
【選択図】なし

Description

本発明はW/O/W型乳化組成物に関し、詳しくは乳化安定性に優れるとともに、のびがよく、しっとり感を付与し、しかもべたつきや油っぽさのないW/O/W型乳化組成物及びその製造方法に関する。
W/O/W型乳化組成物は、複合エマルジョン又はマルチプルエマルジョンとも呼ばれ、化粧品、食品、医薬品等の各種工業的用途において重要となっている。W/O/W型乳化組成物は、外相である水中に分散した油相中に、更に内相水が分散した構造を有しており、O/W型あるいはW/O型エマルジョンでは得られない、優れた使用感を付与することが可能である。また、W/O/W型乳化組成物では、そのW/O液滴内部に有用な物質を封入することにより、化粧品、食品、医薬品をはじめ、様々な用途に応用することができる。
しかしながら、W/O/W型エマルジョンは乳化安定性が極めて悪く、経時的に内相水と外相水の融合や油相の合一が起こり、ついには油相と水相の分離に至ることが知られている。
従来、W/O/W型乳化組成物の乳化安定性を向上させるため様々な試みがなされている。例えば、特許文献1には、HLB7以下の乳化剤と電解質を含むW/O型エマルジョンを、アルキル変性カルボキシビニルポリマー及びカルボキシビニルポリマーを含有した外相水に分散させることによりW/O/W型乳化組成物を調製する方法が開示されている。また、特許文献2には、内水相中に、脂肪酸と多価アルコールのエステルからなるHLB7以上の親水性乳化剤を含有し、油相中に不飽和脂肪酸を50%以上含む炭素数16〜22の脂肪酸又は縮合オキシ脂肪酸と炭素数4以上の多価アルコールとのエステルからなる親油性乳化剤を含有し、外水相中にHLB5以上の親水性乳化剤を含むW/O/W型乳化組成物を調製する方法等が開示されている。
しかし、これらのW/O/W型乳化組成物の製法は、粘性の高いクリーム状の組成物を得ることにより乳化安定性を保持する方法であり、使用性を充分に満足しうる程度には至っていない。
特開2002−275029号公報 特開2001−25360号公報
本発明は、上記従来技術の課題を解決して、乳化安定性に優れるとともに、皮膚への塗布時にのびがよく、しっとり感を付与し、しかもべたつきや油っぽさのないW/O/W型乳化組成物及びその製造方法を提供することである。
本発明者らは鋭意研究を重ねた結果、水溶性に優れ、特異な増粘作用を有し、疎水性物質の安定化作用をもつ新規な多糖誘導体を含むことを特徴とするW/O/W型乳化組成物が、上記課題を解決することが出来ることを見出した。
本発明は、下記(1)、(2)を提供する。
(1)側鎖に下記一般式(1)で表される構造を有する基:
−(OX)n−E1−R (1)
(式中、Xは炭素数1〜6の直鎖若しくは分岐鎖の2価の飽和炭化水素基、nは5〜300の数を示し、n個のXは同一でも異なっていてもよい。E1はエーテル結合(−O−)又はエステル結合(−OCO−又は−COO−)を示し、Rはヒドロキシ基で置換されていてもよい炭素数4〜30の直鎖若しくは分岐鎖の炭化水素基を示す。)
を有する多糖誘導体を含むW/O/W型乳化組成物。
(2) (イ)側鎖に下記一般式(1)で表される構造を有する基:
−(OX)n−E1−R (1)
〔式中、Xは炭素数1〜6の直鎖若しくは分岐鎖の2価の飽和炭化水素基、nは5〜300の数を示し、n個のXは同一でも異なっていてもよい。E1はエーテル結合(−O−)又はエステル結合(−OCO−又は−COO−)を示し、Rはヒドロキシ基で置換されていてもよい炭素数4〜30の直鎖若しくは分岐鎖の炭化水素基を示す。〕
を有する多糖誘導体と、(ロ)水溶性ポリオールとを含有する組成物(X)と、
(ハ)水と(ニ)疎水性化合物及び(ホ)HLB7以下の乳化剤からあらかじめ調製したW/O型乳化物(Y)とを混合して組成物(Z)を得、
得られた組成物(Z)を水で希釈することによるW/O/W型乳化組成物の製造方法。
本発明のW/O/W型乳化組成物は、乳化安定性に優れるとともに、のびがよく、しっとり感を付与し、しかもべたつきや油っぽさのないW/O/W型乳化物を提供できる。また、本発明方法によれば、このW/O/W型乳化組成物を効率的に得ることができる。
本発明は、側鎖に一般式(1)で表される基を有する多糖誘導体を含むW/O/W型乳化組成物である。
本発明において、多糖誘導体は、多糖類又はその誘導体を意味する。
前記多糖類の具体例としては、セルロース、グアーガム、スターチ、プルラン、デキストラン、フルクタン、マンナン、イヌリン、寒天、カラギーナン、キチン、キトサン、ペクチン、アルギン酸、ヒアルロン酸等の多糖類;あるいは、これらをメチル基、エチル基、ヒドロキシエチル基、ヒドロキシプロピル基等の置換基で置換した誘導体が挙げられる。これらの置換基は、多糖類を構成する単糖の残基中に単独で又は複数の組合せで置換することができる。
多糖類の誘導体の具体例としては、ヒドロキシエチルセルロース、ヒドロキシエチルエチルセルロース、ヒドロキシエチルグアーガム、ヒドロキシエチルスターチ、メチルセルロース、メチルグアーガム、メチルスターチ、エチルセルロース、エチルグアーガム、エチルスターチ、ヒドロキシプロピルセルロース、ヒドロキシプロピルグアーガム、ヒドロキシプロピルスターチ、ヒドロキシエチルメチルセルロース、ヒドロキシエチルメチルグアーガム、ヒドロキシエチルメチルスターチ、ヒドロキシプロピルメチルセルロース、ヒドロキシプロピルメチルグアーガム、ヒドロキシプロピルメチルスターチ等が挙げられる。これら多糖類又はその誘導体の中では、セルロース、スターチ、ヒドロキシエチルセルロース、メチルセルロース、エチルセルロース、ヒドロキシプロピルセルロースが好ましく、特にヒドロキシエチルセルロースが好ましい。
これら多糖類又はその誘導体の重量平均分子量は、好ましくは1万〜1000万、更に好ましくは1万〜200万、特に好ましくは3万〜150万である。
(イ)多糖誘導体
本発明に用いられる、(イ)側鎖に一般式(1)で表される基を有する多糖誘導体としては、式(1)中、Xは炭素数2〜4のアルキレン基、更にエチレン基が好ましい。nは5〜200、更に8〜120の数が好ましい。Rは炭素数4〜30のアルキル基、更に炭素数6〜25のアルキル基が好ましい。
多糖誘導体としては、多糖類又はその誘導体のヒドロキシ基の水素原子の一部又は全てが、下記一般式(2)で表される基:
−E2−(OX)m−E1−R (2)
〔式中、E2はヒドロキシ基又はオキソ基で置換されていてもよい炭素数1〜6の直鎖若しくは分岐鎖の2価の飽和炭化水素基を示し、mは8〜300の数を示し、X、E1及びRは請求項1と同じ意味を示し、m個のXは同一でも異なっていてもよい。〕、及び
(B)ヒドロキシ基で置換されていてもよい炭素数1〜5のスルホアルキル基又はその塩、
(C)ヒドロキシ基で置換されていてもよい炭素数2〜6のカルボキシアルキル基又はその塩、
(D)下記一般式(3)で表される基:
Figure 2007284354
〔式中、P1はヒドロキシ基で置換されていてもよい炭素数1〜6の直鎖若しくは分岐鎖の2価の飽和炭化水素基を示し、R1、R2及びR3は同一又は異なって、ヒドロキシ基で置換されていてもよい炭素数1〜3の直鎖又は分岐鎖のアルキル基を示し、X-はヒドロキシイオン、ハロゲンイオン又は有機酸イオンを示す。〕
から選ばれる1以上の基で置換された置換多糖類が挙げられる。
さらに、これらの基(A)〜(D)のヒドロキシ基の水素原子は、更に基(A)、(B)、(C)又は(D)で置換された置換多糖類であってもよい。
多糖類又はその誘導体のヒドロキシ基の水素原子の一部又は全てが、上記の基(A)で置換され、そして任意に(B)、(C)および/又は(D)で置換されたものは、多糖類又はその誘導体としてセルロース類を用いた場合を例に挙げれば、その繰り返し単位は次の一般式(4)で例示される:
Figure 2007284354
〔上記式中、R4は水素原子、メチル基、エチル基、ヒドロキシエチル基、ヒドロキシプロピル基;ポリオキシアルキレン基を含む、上記一般式(2)で表される置換基(A);前記スルホアルキル基(B);前記カルボキシアルキル基(C);上記一般式(3)で表されるカチオン性の置換基(D)から選ばれる基を示し、Qは炭素数2〜4のアルキレン基を示し、a、b及びcは、それぞれ0〜10の数を示し、QO基、R4基、a、b及びcは、繰り返し単位内で又は繰り返し単位間で同一でも異なってもよい。また上記置換基(A)〜(D)のヒドロキシ基は更に他の置換基(A)〜(D)で置換されていてもよい。ただし、R4として少なくとも置換基(A)を有する。〕
置換基(A)
ポリオキシアルキレン基を含む置換基(A)を表す一般式(2)におけるE2としては、ヒドロキシ基又はオキソ基で置換されていてもよい炭素数2又は3の直鎖若しくは分岐鎖の2価の飽和炭化水素基が好ましく、具体的にはエチレン、プロピレン、トリメチレン、2−ヒドロキシトリメチレン、1−ヒドロキシメチルエチレン、1−オキソエチレン、1−オキソトリメチレン、1−メチル−2−オキソエチレン等が好ましい。一般式(2)におけるXとしては、炭素数2又は3の直鎖若しくは分岐鎖の2価の飽和炭化水素基が好ましく、具体的にはエチレン、プロピレン及びトリメチレンが好ましい。mで表される(-OX-)の重合度としては、増粘効果及び乳化安定性の点から、8〜120、特に10〜60が好ましい。m個のXは同一でも異なってもよい。ここでmは平均付加モル数の意味である。
1はエーテル結合又はオキシカルボニル基であるが、エーテル結合が好ましい。一般式(2)におけるRとしては、炭素数5〜25、特に6〜20の、ヒドロキシ基で置換されていてもよい直鎖若しくは分岐鎖のアルキル基が好ましく、また、安定性の点から、非置換のアルキル基、特に非置換の直鎖アルキル基が好ましい。具体的にはオクチル基、デシル基、ドデシル基、テトラデシル基、ヘキサデシル基、オクタデシル基、イソステアリル基等が好ましい。
本発明の置換多糖類における置換基(A)による置換度は、構成単糖残基当たり0.0001〜1.0、更に0.0005〜0.5、特に0.001〜0.1の範囲が好ましい。
置換基(B)
置換基(B)、即ちヒドロキシ基で置換されていてもよい炭素数1〜5のスルホアルキル基又はその塩、としては、2−スルホエチル基、3−スルホプロピル基、3−スルホ−2−ヒドロキシプロピル基、2−スルホ−1−(ヒドロキシメチル)エチル基等が挙げられ、なかでも安定面や製造面より3−スルホ−2−ヒドロキシプロピル基が好ましい。これら置換基(B)は、その全てあるいは一部がNa、K、Ca、Mg等の1族又は2族元素、アミン類、アンモニウム等の有機カチオンなどとの塩となっていてもよい。これら置換基(B)による置換度は、構成単糖残基当たり0〜1.0、更に0〜0.8、特に0〜0.5の範囲が好ましい。
置換基(C)
置換基(C)、即ちヒドロキシ基が置換していてもよい炭素数2〜6のカルボキシアルキル基又はその塩、としては、カルボキシメチル基、カルボキシエチル基、カルボキシプロピル基、カルボキシブチル基、カルボキシペンチル基等が挙げられ、なかでも安定面や製造面より、カルボキシメチル基が好ましい。これら置換基(C)は、その全てあるいは一部がNa、K、Ca、Mg等の1族又は2族元素、アミン、アンモニウム等の有機カチオンなどとの塩となっていてもよい。これら置換基(C)による置換度は、構成単糖残基当たり0〜1.0、更に0〜0.8、特に0〜0.5の範囲が好ましい。
置換基(D)
下記一般式(3)で表されるカチオン性置換基(D):
Figure 2007284354
〔式中、P1、R1、R2、R3は及びX-は前に定義した通りである〕におけるP1としては、炭素数2又は3のヒドロキシ基で置換されていてもよい直鎖若しくは分岐鎖の2価の飽和炭化水素基が好ましく、具体的にはエチレン、プロピレン、トリメチレン、2−ヒドロキシトリメチレン、1−ヒドロキシメチルエチレン等が好ましい。カチオン性置換基(D)におけるR1、R2及びR3としては、メチル基、エチル基、プロピル基、2−ヒドロキシエチル基等が挙げられ、中でもメチル基及びエチル基が好ましい。カチオン性置換基(D)におけるX-で表されるハロゲンイオンとしては塩素イオン、臭素イオン、ヨウ素イオン等が、有機酸イオンとしては、CH3COO-、CH3CH2COO-、CH3(CH22COO-等が挙げられる。X-としては、ヒドロキシイオン、塩素イオン及び臭素イオンが好ましい。
これらカチオン性置換基(D)による置換度は、構成単糖残基当たり0〜0.5、特に0〜0.3の範囲が好ましい。
多糖類又はその誘導体の置換基(A)〜(D)による置換、即ちポリオキシアルキレン化、スルホアルキル化、カルボキシアルキル化又はカチオン化は、WO00/73351号公報に記載の方法により実施できる。
(ロ)水溶性ポリオール
本発明で使用する水溶性ポリオールは、分子内に水酸基を2個以上有する多価アルコールであり、具体的には、エチレングリコール、プロピレングリコール、1,3−ブチレングリコール、1,4−ブチレングリコール等のアルキレングリコール、ジプロピレングリコール等のポリアルキレングリコール、グルコース、マルトース、マルチトース、蔗糖、フラクトース、キシリトール、ソルビトール、マルトトリオース、スレイトール、等の糖アルコール、グリセリン、ポリグリセリン、エリスリトール、及び澱粉分解還元アルコール等が挙げられ、これらの1種又は2種以上が用いられる。
(ハ)内水相に使用される有用物質
本発明の内水相に使用される有用物質としては、トイレタリー製品の機能や付加価値を高めるために配合される、植物抽出物、アミノ酸類、抗炎症剤、抗酸化剤等が挙げられる。
(植物抽出物)
上記植物抽出物としては、例えばアシタバ、アズキ、アボガド、アマチャ、アマチャツル、アルテカ、アルニカ、アルモンド、アロエ、アンズ、イラクサ、イリス、ウイキョウ、ウコン、エイジツ、オウゴン、オウバク、オウレン、オオムギ、オクラ、オトギリソウ、オドリコソウ、オノニス、オランダカラシ、カキ、カッコン、カノコソウ、カバノキ、ガマ、カミツレ、カモミラ、カラスムギ、カンゾウ、キイチゴ、キウイ、キューカンバー、キョウニン、ククイナッツ、クチナシ、クマザサ、クルミ、ケイヒ、クワ、グンジョウ、ゲンチアナ、ゲンノショウコ、ゴボウ、ゴマ、小麦、コメ、サザンカ、サフラン、サンザシ、サンショウ、シイタケ、ジオウ、シコン、シソ、シナノキ、シモツケソウ、シャクヤク、ショウキョウ、ショウブ、シラカバ、スイカヅラ、スギナ、ステビア、セイヨウキズタ、セイヨウサンザシ、セイヨウニワトコ、セイヨウネズ、セイヨウノコギリソウ、セイヨウハッカ、セージ、ゼニアオイ、センキュウ、センブリ、ダイズ、ダイソウ、ダイム、チャ、チョウジ、チンピ、月見草、ツバキ、ツボクサ、テウチグルミ、トウキ、トウキンセンカ、トウニン、トウヒ、トウモロコシ、ドクタミ、トマト、ニンジン、ニンニク、ノバラ、バクガ、パセリ、ハダカムギ、ハトムギ、ハッカ、パパイヤ、ハマメリス、バラ、ヒノキ、ヒマワリ、ビワ、フキタンポポ、ブドウ、プラセンタ、ヘーゼルナッツ、ヘチマ、ベニバナ、ボダイジュ、ボタン、ホップ、マカデミアナッツ、マツ、マロニエ、メリッサ、メリロート、モモ、モヤシ、ヤグルマギク、ヤシ、ユーカリ、ユキノシタ、ユリ、ヨクイニン、ヨモギ、ライムギ、ラッカセイ、ラベンダー、リンゴ、レイシ、レタス、レモン、レンゲソウ、ローズマリー、ローマカミツレ、キンミズヒキ、キササゲ、アスナロ、ホルトソウ、ヒキオコシ、キジツ、センキシ、ハコベ、浮き草、カワラヨモギ、イチョウ、キキョウ、キク、クマザサ、ムクロジ、レンギョウ等の植物から常法により得られる抽出物が挙げられる。これらのうち、特にハマメリス、ボタン、キンミズヒキ、キササゲ、アスナロ、ホルトソウ、ヒキオコシ又はキジツから得られる抽出物が好ましい。
これらの植物抽出物を配合する場合には、乾燥固形分として、全組成中に0.0001〜20%配合するのが好ましい。
(アミノ酸類)
上記アミノ酸類としては、例えばグリシン、セリン、シスチン、アラニン、トレオニン、システイン、バリン、フェニルアラニン、メチオニン、ロイシン、チロシン、プロリン、イソロイシン、トリプトファン、ヒドロキシプロリン等の中性アミノ酸;アスパラギン酸、アスパラギン、グルタミン、グルタミン酸等の酸性アミノ酸;アルギニン、ヒスチジン、リジン等の塩基性アミノ酸;更にベタインやアミノ酸誘導体として、アシルサルコシン及びその塩、アシルグルタミン酸及びその塩、アシル−β−アラニン及びその塩、グルタチオン、ピロリドンカルボン酸及びその塩、グルタチン、カルノシン、グラムシギンS、チロシジンA、チロシジンB等のオリゴペプチド、特開平6−228023号公報記載のグアニジン誘導体及びその塩などが挙げられる。
これらのアミノ酸類を配合する場合には、全組成中に0.001〜50%配合するのが好ましい。
(抗炎症剤)
上記抗炎症剤としては、例えばグリチルリチン酸及びその塩、グリチルレチン酸及びその塩、イプシロンアミノカプロン酸及びその塩、アラントイン、塩化リゾチーム、グアイアズレン、サリチル酸メチル、γ−オリザノール等が挙げられ、これらのうち、特にグリチルレチン酸、グリチルレチン酸ステアリル、イプシロンアミノカプロン酸が好ましい。
これらの抗炎症剤を配合する場合には、全組成中に0.001〜5%配合するのが好ましい。
(抗酸化剤)
上記抗酸化剤としては、例えばα−カロチン、β−カロチン、γ−カロチン、アスコルビン酸、タンニン酸、エピカテキンなどのタンニン類、ルチン等のフラボノイドなどが挙げられる。これらの抗酸化剤を配合する場合には、全組成中に0.001〜5%配合するのが好ましい。
(ニ)疎水性化合物
本発明の予め調整するW/O型乳化物に使用する疎水性化合物としては、トイレタリー製品の機能や付加価値を高めるために配合される高級アルコール類、ステロール類、シリコーン類、フッ素系油剤、油性成分等が挙げられる。
上記高級アルコール類としては、例えばベンジルアルコール、イソセチルアルコール、イソステアリルアルコール、ベヘニルアルコール、ヘキサデシルアルコール、フェニルエチルアルコール、セタノール、ステアリルアルコール、オレイルアルコール、2−オクチルドデカノール、バチルアルコール、2−ヘキシルデカノール等が挙げられ、特にセタノール、ステアリルアルコールが好ましい。
(ステロール類)
上記ステロール類としては、例えばコレステロール、イソステアリン酸コレステリル、プロビタミンD3、カンベステロール、ステグマスタノール、ステグマステロール、5−ジヒドロコレステロール、α−スピナステロール、パリステロール、クリオナステロール、γ−シトステロール、ステグマステノール、サルガステロール、アペナステロール、エルゴスタノール、シトステロール、コルビステロール、コンドリラステロール、ポリフェラステロール、ハリクロナステロール、ネオスボンゴステロール、フコステロール、アプトスタノール、エルゴスタジエノール、エルゴステロール、22−ジヒドロエルゴステロール、ブラシカステロール、24−メチレンコレステロール、5−ジヒドロエルゴステロール、デヒドロエルゴステロール、フンギステロール、コレスタノール、コプロスタノール、ジモステロール、7−ヘトコレステロール、ラトステロール、22−デヒドロコレステロール、β−シトステロール、コレスタトリエン−3β−オール、コプロスタノール、コレスタノール、エルゴステロール、7−デヒドロコレステロール、24−デヒドロコレスタジオン−3β−オール、エキレニン、エキリン、エストロン、17β−エストラジオール、アンドロスト−4−エン−3β,17β−ジオール、デヒドロエビアンドロステロン、アルケニルコハク酸コレステロール(特開平5−294989号公報)等が挙げられる。これらのうち、特にコレステロール、イソステアリン酸コレステリル、アルケニルコハク酸コレステリルが好ましい。
(シリコーン類)
上記シリコーン類としては、通常トイレタリー製品に配合されるもの、例えばオクタメチルポリシロキサン、テトラデカメチルポリシロキサン、メチルポリシロキサン、高重合メチルポリシロキサン、メチルフェニルポリシロキサンのほか、オクタメチルシクロテトラシロキサン、デカメチルシクロペンタシロキサン等のメチルポリシクロシロキサン、トリメチルシロキシケイ酸、更には、アルキル変性シリコーン、ポリエーテル・アルキル変性シリコーン、アミノ変性シリコーン、フッ素変性シリコーン、アルキルグリセリルエーテル変性シリコーン、特開平6−72851号公報記載の変性オルガノポリシロキサン等の変性シリコーン等が挙げられる。
(フッ素系油剤)
上記フッ素系油剤としては、常温で液体のパーフルオロ有機化合物であるパーフルオロポリエーテル、フッ素変性シリコーンが好ましく、例えばパーフルオロデカリン、パーフルオロアダマンタン、パーフルオロブチルテトラハイドロフラン、パーフルオロオクタン、パーフルオロノナン、パーフルオロペンタン、パーフルオロデカン、パーフルオロドデカン、パーフルオロポリエーテル等が挙げられる。
(油性成分)
また、上記油性成分としては、揮発性、不揮発性いずれでもよく、例えば固体状又は液体状パラフィン、ワセリン、クリスタルオイル、セレシン、オゾケライト、モンタンロウ、スクワラン、スクワレン等の炭化水素類;ユーカリ油、ハッカ油、ツバキ油、マカデミアナッツ油、アボガド油、牛脂、豚脂、馬脂、卵黄油、オリーブ油、カルナウバロウ、ラノリン、ホホバ油;グリセリンモノステアリン酸エステル、グリセリンジステアリン酸エステル、グリセリンモノオレイン酸エステル、パルミチン酸イソプロピル、ステアリン酸イソプロピル、ステアリン酸ブチル、ミリスチン酸イソプロピル、ジカプリン酸ネオペンチルグリコール、フタル酸ジエチル、乳酸ミリスチル、アジピン酸ジイソプロピル、ミリスチン酸セチル、乳酸ミリスチル、アジピン酸ジイソプロピル、ミリスチン酸セチル、乳酸セチル、1−イソステアロイル−3−ミリストイルグリセロール、2−エチルヘキサン酸セチル、パルミチン酸−2−エチルヘキシル、ミリスチン酸−2−オクチルドデシル、ジ−2−エチルヘキサン酸ネオペンチルグリコール、オレイン酸−2−オクチルドデシル、トリイソステアリン酸グリセロール、ジ−パラメトキシケイヒ酸−モノ−2−エチルヘキサン酸グリセリル等のエステル油;ステアリン酸、パルミチン酸、オレイン酸等の高級脂肪酸;及びローズマリー、ルイボス、ローヤルゼリー、ハマメリス等の天然精油、リグナン、ビタミンE、油溶性ビタミンC、ビタミンA誘導体、セラミド類、セラミド類似構造物質、油溶性紫外線吸収剤、香料等の機能性油性物質等が挙げられる。
(ホ)W/O型乳化物に使用する乳化剤
本発明の(ハ)有用物質が含まれていてもよい水と(ニ)疎水性化合物とは、HLB7以下の乳化剤を使用することにより、W/O型乳化物を形成する。HLBが7以下のものを用いれば、親水性が高すぎることがなく、安定なW/O型乳化物をつくることが出来る。
なお、HLBは下記数式(1)で表される川上式により算出される。
数1
HLB=7+11.7・log(MW/MO) (1)
ただし、数式(1)中、MWは親水基部の分子量を表し、MOは新油性基部の分子量を表す。
(HLB7以下の乳化剤)
HLB7以下の乳化剤としては、例えば、ソルビタンモノラウレート、ソルビタンモノオレート、ソルビタンモノイソステアレート、ソルビタントリステアレートなどのソルビタン脂肪酸エステル類;グリセロールモノステアレート、グリセロールモノステアレート、グリセロールモノオレートなどのグリセリン脂肪酸エステル類;POE(5)硬化ヒマシ油、POE(7.5)硬化ヒマシ油、POE(10)硬化ヒマシ油などのポリオキシエチレン硬化ヒマシ油;ジメチコンコポリオール、セチルジメチコンコポリオール、ジメチコンコポリオールクロスポリマーなどのポリエーテル変性シリコーン系界面活性剤;ポリオキシアルキレン化グリコール脂肪酸エステル系界面活性剤;ポリグリセリン脂肪酸エステル系界面活性剤;多価アルコールのポリヒドロキシステアリン酸エステル、ポリヒドロキシステアリルポリグリセリンや、ポリオキシエチレン化鎖および/またはポリオキシプロピレン化鎖を含む架橋型オルガノポリシロキサンエラストマー、イソステアリルグリセリルエーテルなどが挙げられる。
なかでも、多価アルコールのポリヒドロキシステアリン酸エステルであるポリヒドロキシステアリルアルキレン化グリコール(例えば、ジポリヒドロキシステアリン酸ポリエチレングリコールである「アラセル P135」;ICI社製)、ポリヒドロキシステアリルポリグリセリン(「DEHYMULUS PGPH」;ヘンケル社製)、ポリエーテル変性シリコーン系界面活性剤であるジメチコンコポリオール(「シリコンSC 9450」;信越化学工業(株)製)、ポリオキシエチレン化鎖および/またはポリオキシプロピレン化鎖を含む架橋型オルガノポリシロキサンエラストマー(「KSG 210」;信越化学工業(株)製)等が好ましく用いられる。
HLB7以下の乳化剤の配合量は、乳化物を安定に形成する観点から、本発明W/O/W型乳化物中に0.01〜10質量%が好ましく、特には0.1〜7質量%である。配合量がこれらの範囲であれば、W/O型乳化物の形成を安定に行うことができる。
[W/O/W型乳化物の製造]
本発明のW/O/W型乳化物の製造は、特に制限されないが、好ましくは二段階乳化法であり、例えば(イ)置換多糖類1質量部、(ロ)1種又は2種以上の水溶性ポリオール2〜50質量部を混合してなる組成物(X)と、(ハ)有用物質が含まれていてもよい水 1〜30質量部、及び(ニ)疎水性化合物 0.01〜70質量部、及び(ホ)HLB7以下の乳化剤0.01〜5質量部から常法によりあらかじめ調製しておいたW/O型乳化物(Y)1〜90質量部とを混合して組成物(Z)を得、得られた組成物(Z)を水で希釈して製造することができる。
本発明の好ましい一態様としては、先ず、置換多糖類と水溶性ポリオールと水(又は置換多糖類と水溶性ポリオール水溶液)を混合して組成物(X)を得、更に常法によりあらかじめ調製しておいたW/O型乳化物(Y)を混合して組成物(Z)を製造し、これを水で希釈する方法が挙げられる。
その場合、組成物(X)中の置換多糖類の含有量は1〜10質量%、水溶性ポリオールの含有量は10〜90質量%、水の含有量は10〜90質量%であることが好ましい。また、水溶性ポリオールと水の質量比は10/90〜90/10であるのが好ましい。ここで、水溶性ポリオールと水とを先に混合して水溶性ポリオール水溶液を調製した後、該水溶液を置換多糖類と好ましくは攪拌しながら混合して組成物(X)を製造するのがより好ましい。
組成物(X)と混合するW/O型乳化物(Y)の量は、乳化組成物の安定形成性の観点から、組成物(X)に含有される置換多糖類1質量部に対し、0.01〜70質量部、更に0.1〜50.0質量部、特に1.0〜45.0質量部であることが好ましい。混合方法は特に限定されないが、適当な混合機械力下に、組成物(X)にW/O型乳化物(Y)を一括添加するか徐々に連続的に添加、若しくは所定量を何回かに分けて添加してもよい。この時、滴下速度又は分割添加の回数は特に限定されないが、良好な混合状態が得られるように適宜調整することが好ましい。所定量のW/O型乳化物(Y)が全て混合され、組成物(Z)が得られる。
また、本発明の別の態様では、組成物(Z)は、次のようにして調製することができる。
即ち、置換多糖類と常法によりあらかじめ調製しておいたW/O型乳化物(Y)とを混合し、組成物(X’)を調製する。組成物(X’)中のW/O型乳化物(Y)の量は、組成物(X’)に含有される置換多糖類1質量部に対し、0.01〜70質量部、更に0.1〜50質量部、特に1.0〜45質量部であることが好ましい。次に組成物(X’)と水溶性ポリオール水溶液とを攪拌しながら混合して上記組成物(Z)を製造する。この場合、水溶性ポリオールの組成物(Z)中の含有量は、置換多糖類1質量部に対して2〜50質量部、更に2〜40質量部、特に4〜35質量部であるのが好ましい。混合方法は特に限定されないが、適当な混合機械力下に、組成物(X’)にポリオール水溶液を一括添加するか徐々に連続的に添加、若しくは所定量を何回かに分けて添加してもよい。この時、滴下速度又は分割添加の回数は特に限定されないが、良好な混合状態が得られるように適宜調整することが好ましい。所定量のポリオール水溶液が全て混合され、組成物(Z)が得られる。
次いで上記のように調製した組成物(Z)を水で希釈して、本発明のW/O/W型乳化物を得る。水で希釈する際の混合方法は特に限定されず、組成物(Z)の粘度と、希釈する水の量に応じて適当な機械力下にて混合する。混合される水の量は、組成物(Z)/水の質量比が、1/99〜99/1、更に1/99〜65/35、特に1/99〜50/50の範囲であることが好ましい。
本発明のW/O/W型乳化物中に存在する、内相のW/O型乳化物(Y)を含有する乳化粒子の平均粒子径は、0.1〜30μmであることが好ましく、0.3〜20μmであることが更に好ましい。尚、乳化粒子の平均粒子径は、レーザー散乱による粒度分布測定により求まる値であり、具体的には、堀場製作所製粒度分布測定装置、型式LA−910を用いて測定した値である。
測定条件は、乳化物0.5gを生理食塩水99.5gで希釈し、室温にて測定する。
本発明のW/O/W型乳化物は、そのままでも化粧品、マッサージ化粧料及びスキンケア剤等に用いることが可能であるが、それらの製品の付加価値を高める為に、これらの製品で通常用いられる界面活性剤、粉体、分散剤、溶剤、色素、香料、染料、無機塩、防腐剤、及びpH調整剤等の各種添加剤を含有してもよい。
以下の実施例及び比較例において、「%」は特記しない限り「質量%」である。
調製例1(多糖誘導体1の調製)
ばれいしょでんぷん(片山化学社製)80g、50%イソプロピルアルコール640g及び48%水酸化ナトリウム水溶液5.5gを混合してスラリー液を調製し、窒素雰囲気下、室温で30分間攪拌した。この溶液に次式(5)
Figure 2007284354
で表される化合物19.0gを加え、80℃で8時間反応させてポリオキシアルキレン化を行った。反応終了後、反応液を酢酸で中和し、反応生成物をろ別した。反応生成物を50%のイソプロピルアルコール500gで2回、次いでアセトン500gで2回洗浄し、減圧下70℃で一昼夜乾燥し、ポリオキシアルキレン化でんぷん(多糖誘導体1という)69.4gを得た。この多糖誘導体1の基(A)の置換度は0.005であった。
調製例2(多糖誘導体2の調製)
調製例1で得られた多糖誘導体220.0g、70%イソプロピルアルコール200g、3−クロロ−2−ヒドロキシプロパンスルホン酸ナトリウム42.6g及び48%水酸化ナトリウム水溶液18.0gを加え、50℃で5時間スルホン化を行った。反応終了後、反応液を酢酸で中和し生成物をろ別した。生成物を70%イソプロピルアルコール400gで3回、イソプロピルアルコール300gで2回洗浄後、減圧下70℃で一昼夜乾燥し、ポリオキシアルキレン化及びスルホン化されたでんぷん(多糖誘導体2という)38.3gを得た。
多糖誘導体2の3−スルホ−2−ヒドロキシプロピル基(基(B))の置換度は0.301であった。
調製例3(多糖誘導体3の調製)
質量平均分子量150万、ヒドロキシエチル基の置換度1.8のヒドロキシエチルセルロース(HEC−QP100MH,ユニオンカーバイド社製)80g、80%イソプロピルアルコール640g及び48%水酸化ナトリウム水溶液5.34gを混合してスラリー液を調製し、窒素雰囲気下、室温で30分間攪拌した。この溶液に次式(6)
Figure 2007284354
で表される化合物12.78gを加え、80℃で8時間反応させてポリオキシアルキレン化を行った。反応終了後、反応液を酢酸で中和し、反応生成物をろ別した。反応生成物をイソプロピルアルコール500gで2回、減圧下60℃で一昼夜乾燥し、ポリオキシアルキレン化ヒドロキシエチルセルロース(多糖誘導体3という)72.0gを得た。多糖誘導体3の基(A)の置換度は0.004であった。
調製例4(多糖誘導体4の調製)
質量平均分子量80万、ヒドロキシエチル基の置換度1.8のヒドロキシエチルセルロース(HEC−QP15000H,ユニオンカーバイド社製)80g、80%イソプロピルアルコール640g及び48%水酸化ナトリウム水溶液5.34gを混合してスラリー液を調製し、窒素雰囲気下、室温で30分間攪拌した。この溶液に次式(7)
Figure 2007284354
で表される化合物13.7gを加え、80℃で8時間反応させてポリオキシアルキレン化を行った。反応終了後、反応液を酢酸で中和し、反応生成物をろ別した。反応生成物をイソプロピルアルコール500gで2回洗浄し、減圧下60℃で一昼夜乾燥し、ポリオキシアルキレン化ヒドロキシエチルセルロース(多糖誘導体4という)69.0gを得た。多糖誘導体4の基(A)の置換度は0.003であった。
調製例5(多糖誘導体5の調製)
質量平均分子量50万、ヒドロキシエチル基の置換度1.8のヒドロキシエチルセルロース(HEC−QP4400H,ユニオンカーバイド社製)80g,含水80%イソプロピルアルコール640g、48%水酸化ナトリウム水溶液5.34gを混合して、スラリー液を調製し、窒素雰囲気下、室温で30分撹拌した。この溶液に前記式(6)で表される化合物12.78gを加え80℃で8時間反応させてポリオキシアルキレン化を行った。反応終了後、反応液を酢酸で中和し、反応生成物を濾別した。反応生成物をイソプロピルアルコール500gで2回洗浄後、減圧下60℃で一昼夜乾燥し、ポリオキシアルキレン化ヒドロキシエチルセルロース(多糖誘導体5という)73gを得た。多糖誘導体5の基(A)の置換度は0.004であった。
調製例6(多糖誘導体6の調製)
質量平均分子量20万、ヒドロキシエチル基の置換度2.5のヒドロキシエチルセルロース(NATROZOL250G,ハーキュレス社製)160g、含水80%イソプロピルアルコール1280g、48%水酸化ナトリウム水溶液9.8gを混合して、スラリー液を調製し、窒素雰囲気下、室温で30分撹拌した。この溶液に前記式(6)で表される化合物21.2gを加え、80℃で8時間反応させてポリオキシアルキレン化を行った。反応終了後、反応液を酢酸で中和し、反応生成物を濾別した。反応生成物をイソプロピルアルコール700gで2回洗浄後、減圧下60℃で一昼夜乾燥し、ポリオキシアルキレン化ヒドロキシエチルセルロース(多糖誘導体6という)151gを得た。多糖誘導体6の基(A)の置換度は0.009であった。
調製例7(多糖誘導体7の調製)
質量平均分子量20万、ヒドロキシエチル基の置換度2.5のヒドロキシエチルセルロース(NATROZOL250G,ハーキュレス社製)160g、含水80%イソプロピルアルコール1280g、48%水酸化ナトリウム水溶液9.8gを混合して、スラリー液を調製し、窒素雰囲気下、室温で30分撹拌した。この溶液に前記式(6)で表される化合物31.8gを加え、80℃で8時間反応させてポリオキシアルキレン化を行った。反応終了後、反応液を酢酸で中和し、反応生成物を濾別した。反応生成物をイソプロピルアルコール700gで2回洗浄後、減圧下60℃で一昼夜乾燥し、ポリオキシアルキレン化ヒドロキシエチルセルロース(多糖誘導体7という)152gを得た。多糖誘導体7の基(A)の置換度は0.014であった。
調製例8(多糖誘導体8の調製)
質量平均分子量20万、ヒドロキシエチル基の置換度2.5のヒドロキシエチルセルロース(NATROZOL250M,ハーキュレス社製)160g、含水80%イソプロピルアルコール1280g、48%水酸化ナトリウム水溶液9.8gを混合して、スラリー液を調製し、窒素雰囲気下、室温で30分撹拌した。この溶液に前記式(6)で表される化合物47.7gを加え、80℃で8時間反応させてポリオキシアルキレン化を行った。反応終了後、反応液を酢酸で中和し、反応生成物を濾別した。反応生成物をイソプロピルアルコール700gで2回洗浄後、減圧下60℃で一昼夜乾燥し、ポリオキシアルキレン化ヒドロキシエチルセルロース(多糖誘導体8という)153gを得た。多糖誘導体8の基(A)の置換度は0.021であった。
調製例9(多糖誘導体9の調製)
質量平均分子量20万、ヒドロキシエチル基の置換度2.5のヒドロキシエチルセルロース(NATROZOL250M,ハーキュレス社製)160g、含水80%イソプロピルアルコール1280g、48%水酸化ナトリウム水溶液9.8gを混合して、スラリー液を調製し、窒素雰囲気下、室温で30分撹拌した。この溶液に前記式(6)で表される化合物56.8gを加え、80℃で8時間反応させてポリオキシアルキレン化を行った。反応終了後、反応液を酢酸で中和し、反応生成物を濾別した。反応生成物をイソプロピルアルコール700gで2回洗浄後、減圧下60℃で一昼夜乾燥し、ポリオキシアルキレン化ヒドロキシエチルセルロース(多糖誘導体9という)155gを得た。多糖誘導体9の基(A)の置換度は0.025であった。
調製例10(多糖誘導体10の調製)
質量平均分子量20万、ヒドロキシエチル基の置換度2.5のヒドロキシエチルセルロース(NATROZOL250G,ハーキュレス社製)80g、含水80%イソプロピルアルコール640g及び48%水酸化ナトリウム水溶液4.9gを混合してスラリー液を調製し、窒素雰囲気下、室温で30分間攪拌した。この溶液に前記式(7)で表される化合物19.02gを加え、80℃で8時間反応させてポリオキシアルキレン化を行った。反応終了後、反応液を酢酸で中和し、反応生成物をろ別した。反応生成物をイソプロピルアルコール500gで2回洗浄し、減圧下60℃で一昼夜乾燥し、ポリオキシアルキレン化ヒドロキシエチルセルロース(多糖誘導体10という)74gを得た。多糖誘導体10の基(A)の置換度は0.0037であった。
実施例1〜12
表1及び2に示す割合で、(イ)多糖誘導体及び(ロ)ポリオール水溶液を60℃で混合し、300r/minの速度で攪拌し、均一に溶解し、30℃まで冷却した組成物(X)に対して、(ニ)疎水性化合物及び(ホ)乳化剤をホモミキサー5000r/minで均一に溶解した後、内水相成分をホモミキサー同条件で混合しながら滴下して調整したW/O乳化組成物(Y)を、30℃、300r/minで攪拌しながら滴下した。滴下終了後30分以上の時間、同攪拌速度、同温度で維持した。更にイオン交換水を加え、30分以上攪拌し、W/O/W型乳化組成物を得た。得られたW/O/W型乳化組成物について、下記方法で直後の乳化状態、平均乳化粒子径、官能試験及び安定性を評価した。結果を表1及び2に示す。
(1)直後の乳化状態
得られた乳化物1gをイオン交換水9gに希釈し、プレパラート上に適量載せ、デジタルマイクロスコープ(KEYENCE VH−8500)で組成物の乳化状態を観察し、その乳化粒子の形状からW/O/W型、O/W型を判断した。
(2)平均乳化粒子径
乳化物中の乳化粒子の平均粒径は、乳化物0.5gを生理食塩水99.5gで希釈し、室温にて、堀場製作所製のレーザー散乱による粒度分布測定装置であるLA−910を用いて測定した。
(3)官能試験
得られた乳化物の感触について、以下の基準で専門パネラー3人が評価した。
○:塗布時にのびが良く、しっとり感があり、べたつきや油っぽさを感じない。
×:塗布時にのびが悪く、べたつきや油っぽさを感じる。
(4)安定性
乳化物を室温で1ヶ月保存し、遠心分離後、内水相から外水相へ漏洩した色素を目視により観察し、下記基準で評価した。
○:外水相へ、色素の漏洩は観察されない。
×:外水相へ、色素の漏洩が観察される。
Figure 2007284354
Figure 2007284354
比較例1〜6
多糖誘導体の代わりに(a)親水性乳化剤としてポリオキシエチレン硬化ヒマシ油E.O.60又はポリオキシエチレンオクチルドデシルエーテルE.O.25を表3に示す量で使用して、実施例1〜12の手順と同様にして、乳化物を得た。
得られた乳化物(室温で1ヶ月保存品)は、遠心分離後、いずれも内水相から外水相への色素の漏洩が観察された。結果を表3に示す。
Figure 2007284354

Claims (7)

  1. (イ)側鎖に下記一般式(1)で表される構造を有する基:
    −(OX)n−E1−R (1)
    (式中、Xは炭素数1〜6の直鎖若しくは分岐鎖の2価の飽和炭化水素基、nは5〜300の数を示し、n個のXは同一でも異なっていてもよい。E1はエーテル結合(−O−)又はエステル結合(−OCO−又は−COO−)を示し、Rはヒドロキシ基で置換されていてもよい炭素数4〜30の直鎖若しくは分岐鎖の炭化水素基を示す。)
    を有する多糖誘導体を含むW/O/W型乳化組成物。
  2. 前記多糖誘導体が、多糖類又はその誘導体のヒドロキシ基の水素原子の一部又は全てが、下記(A)〜(D)から選ばれる1以上の基又はその塩で置換された置換多糖類である請求項1記載のW/O/W型乳化組成物。
    (A):一般式(2)で表される基
    −E2−(OX)m−E1−R (2)
    〔式中、E2はヒドロキシ基又はオキソ基で置換されていてもよい炭素数1〜6の直鎖若しくは分岐鎖の2価の飽和炭化水素基を示し、mは8〜300の数を示し、X、E1及びRは前記と同じであり、m個のXは同一でも異なっていてもよい。〕
    (B)ヒドロキシ基で置換されていてもよい炭素数1〜5のスルホアルキル基又はその塩
    (C)ヒドロキシ基で置換されていてもよい炭素数2〜6のカルボキシアルキル基又はその塩
    (D)下記一般式(3)で表される基:
    Figure 2007284354
    〔式中、P1はヒドロキシ基で置換されていてもよい炭素数1〜6の直鎖若しくは分岐鎖の2価の飽和炭化水素基を示し、R1、R2及びR3は、ヒドロキシ基で置換されていてもよい炭素数1〜3の直鎖又は分岐鎖のアルキル基を示し、同一でも異なっていてもよい。X-はヒドロキシイオン、ハロゲンイオン又は有機酸イオンを示す。〕
  3. (イ)側鎖に一般式(1)で表される構造を有する基:
    −(OX)n−E1−R (1)
    〔式中、Xは炭素数1〜6の直鎖若しくは分岐鎖の2価の飽和炭化水素基、nは5〜300の数を示し、n個のXは同一でも異なっていてもよい。E1はエーテル結合(−O−)又はエステル結合(−OCO−又は−COO−)を示し、Rはヒドロキシ基で置換されていてもよい炭素数4〜30の直鎖若しくは分岐鎖の炭化水素基を示す。〕
    を有する多糖誘導体と、(ロ)水溶性ポリオールとを含有する組成物(X)と、
    (ハ)水と(ニ)疎水性化合物及び(ホ)HLB7以下の乳化剤からあらかじめ調製したW/O型乳化物(Y)とを混合して組成物(Z)を得、
    得られた組成物(Z)を水で希釈することによるW/O/W型乳化組成物の製造方法。
  4. 前記(ハ)の水には、有用物質が含まれている請求項3記載のW/O/W型乳化組成物の製造方法。
  5. 前記多糖誘導体が、多糖類又はその誘導体のヒドロキシ基の水素原子の一部又は全てが、下記(A)〜(D)から選ばれる1以上の基又はその塩で置換された置換多糖類である請求項3又は4記載のW/O/W型乳化組成物の製造方法。
    (A):一般式(2)で表される基
    −E2−(OX)m−E1−R (2)
    〔式中、E2はヒドロキシ基又はオキソ基で置換されていてもよい炭素数1〜6の直鎖若しくは分岐鎖の2価の飽和炭化水素基を示し、mは8〜300の数を示し、X、E1及びRは前記と同じであり、m個のXは同一でも異なっていてもよい。〕
    (B)ヒドロキシ基で置換されていてもよい炭素数1〜5のスルホアルキル基又はその塩
    (C)ヒドロキシ基で置換されていてもよい炭素数2〜6のカルボキシアルキル基又はその塩
    (D)下記一般式(3)で表される基:
    Figure 2007284354
    〔式中、P1はヒドロキシ基で置換されていてもよい炭素数1〜6の直鎖若しくは分岐鎖の2価の飽和炭化水素基を示し、R1、R2及びR3は、ヒドロキシ基で置換されていてもよい炭素数1〜3の直鎖又は分岐鎖のアルキル基を示し、同一でも異なっていてもよい。X-はヒドロキシイオン、ハロゲンイオン又は有機酸イオンを示す。〕
  6. (イ)多糖誘導体1質量部と(ロ)水溶性ポリオール2〜50質量部とを含有する組成物(X)、(ハ)水 1〜30質量部、及び(ニ)疎水性化合物 0.01〜70質量部、及び(ホ)HLB7以下の乳化剤0.01〜5質量部からあらかじめ調製したW/O型乳化物(Y)を得た後、組成物(X)及びW/O型乳化物(Y)を混合して組成物(Z)を得、得られた組成物(Z)を水で希釈する、請求項3〜5のいずれか1項に記載のW/O/W型乳化組成物の製造方法。
  7. 前記組成物(Z)の水溶性ポリオール/水の質量比が10/90〜99/1である、請求項6記載のW/O/W型乳化組成物の製造方法。
JP2006109675A 2006-04-12 2006-04-12 W/o/w型乳化組成物 Expired - Fee Related JP5026729B2 (ja)

Priority Applications (5)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006109675A JP5026729B2 (ja) 2006-04-12 2006-04-12 W/o/w型乳化組成物
EP07741273A EP2005943A4 (en) 2006-04-12 2007-04-09 EMULSIFIED COMPOSITION OF WATER / OIL / WATER TYPE
CN2007800129947A CN101420930B (zh) 2006-04-12 2007-04-09 W/o/w型乳化组合物
PCT/JP2007/057837 WO2007116999A1 (ja) 2006-04-12 2007-04-09 W/o/w型乳化組成物
US12/297,056 US20090182060A1 (en) 2006-04-12 2007-04-09 W/o/w type emulsified composition

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006109675A JP5026729B2 (ja) 2006-04-12 2006-04-12 W/o/w型乳化組成物

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2007284354A true JP2007284354A (ja) 2007-11-01
JP5026729B2 JP5026729B2 (ja) 2012-09-19

Family

ID=38756467

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2006109675A Expired - Fee Related JP5026729B2 (ja) 2006-04-12 2006-04-12 W/o/w型乳化組成物

Country Status (2)

Country Link
JP (1) JP5026729B2 (ja)
CN (1) CN101420930B (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013091618A (ja) * 2011-10-26 2013-05-16 Fancl Corp 油中水型乳化組成物
JP2016104730A (ja) * 2014-11-21 2016-06-09 花王株式会社 O/w/o型皮膚外用剤

Families Citing this family (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101655346B1 (ko) * 2009-11-27 2016-09-08 (주)아모레퍼시픽 고유상 안정화 화장료 조성물
CN104013554A (zh) * 2014-06-22 2014-09-03 天津美臣生物科技有限公司 W/o/w体系的中药美白祛斑乳液面膜及其制备方法
TW201825072A (zh) * 2016-11-14 2018-07-16 日商資生堂股份有限公司 皮膚外用劑組成物
TWI654999B (zh) * 2017-01-18 2019-04-01 寶威生技股份有限公司 多層微膠囊載體及其製備方法

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2000073351A1 (fr) * 1999-06-01 2000-12-07 Kao Corporation Derive de polysaccharide
JP2001025360A (ja) * 1999-07-15 2001-01-30 Mitsubishi-Kagaku Foods Corp W/o/w型エマルジョン組成物およびその製造方法
JP2002275029A (ja) * 2001-03-16 2002-09-25 Shiseido Co Ltd W/o/w型乳化化粧料
JP2003226612A (ja) * 2001-03-16 2003-08-12 Kao Corp 水中油型乳化物およびその製造法

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2002074261A1 (fr) * 2001-03-16 2002-09-26 Kao Corporation Emulsion huile dans l'eau et son procede de preparation

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2000073351A1 (fr) * 1999-06-01 2000-12-07 Kao Corporation Derive de polysaccharide
JP2001025360A (ja) * 1999-07-15 2001-01-30 Mitsubishi-Kagaku Foods Corp W/o/w型エマルジョン組成物およびその製造方法
JP2002275029A (ja) * 2001-03-16 2002-09-25 Shiseido Co Ltd W/o/w型乳化化粧料
JP2003226612A (ja) * 2001-03-16 2003-08-12 Kao Corp 水中油型乳化物およびその製造法

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013091618A (ja) * 2011-10-26 2013-05-16 Fancl Corp 油中水型乳化組成物
JP2016104730A (ja) * 2014-11-21 2016-06-09 花王株式会社 O/w/o型皮膚外用剤

Also Published As

Publication number Publication date
JP5026729B2 (ja) 2012-09-19
CN101420930A (zh) 2009-04-29
CN101420930B (zh) 2012-05-02

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5047369B2 (ja) O/w微細エマルション外用剤の製造方法
JP4709320B2 (ja) O/w乳化組成物の製造方法
JP4729126B2 (ja) 高粘度o/wクリームの製造方法
JP4643377B2 (ja) 一相マイクロエマルション組成物、及びo/w超微細エマルション外用剤の製造方法
WO2005051334A1 (ja) 水中油型乳化化粧料及びその製造方法
JP5026729B2 (ja) W/o/w型乳化組成物
JP5244989B2 (ja) O/w乳化組成物の製造方法
JP2012144580A (ja) 油膜形成性乳化組成物
JP4553605B2 (ja) マイクロエマルション組成物、及びその製造方法
JP6796949B2 (ja) 水中油型乳化化粧料の製造方法
JP2009242326A (ja) 美白液状化粧料
JP3701617B2 (ja) 水中油型乳化物およびその製造法
JP5026764B2 (ja) W/o/w型エマルジョンを含有する洗浄剤組成物
JP2005194229A (ja) O/w超微細エマルション外用剤及びその製造方法
JP4494952B2 (ja) 皮膚外用組成物
JP5243078B2 (ja) 高極性油配合水中油型超微細エマルション外用剤及びその水中油型超微細エマルション外用剤の製造方法
JP5117208B2 (ja) 高極性油配合水中油型超微細エマルション外用剤及びその水中油型超微細エマルション外用剤の製造方法
JP3645699B2 (ja) O/w/o型乳化組成物
WO2002074261A1 (fr) Emulsion huile dans l'eau et son procede de preparation
EP1598044B1 (en) Oil-in-water emulsion and process for producing the same
WO2007116999A1 (ja) W/o/w型乳化組成物
JP2007169174A (ja) O/w型乳化組成物
JP2006282543A (ja) 水中油型マイクロエマルション
JP5483547B2 (ja) 化粧料
JP4800747B2 (ja) 難揮散性物質の揮散方法

Legal Events

Date Code Title Description
A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20100601

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20110621

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20110803

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20120515

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20120530

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20120619

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20120621

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150629

Year of fee payment: 3

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees