JP2007284033A - ステアリングホイール用面状発熱体 - Google Patents

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Abstract

【課題】本発明は、自動車、モーターボート等のステアリングホイールに用いられる面状発熱体に関するもので、ステアリングホイールへ装着した面状発熱体の温度部分を調整して、ステアリングホイールを握ったときの使用感を向上すること目的とする。
【解決手段】リング部12の円周上を区分して線状ヒータ17を円周方向に沿って折り返しを繰り返した発熱部を複数箇所形成し、かつ、前記発熱部の線状ヒータ17の折り返しの疎密を設けてあるので、前記リング部12の円周上の温度分布を調整することができるようになり、ステアリングホイール11のスポーク部13等の構成や使用者の握り方に合わせて、面状発熱体14の発熱を調整出来、ステアリングホイール11を握ったときの使用感を向上することができるようになる。
【選択図】図1

Description

本発明は、自動車、モーターボート等のステアリングホイールに用いられる面状発熱体に関するものである。
従来、この種の自動車、モーターボート等のステアリングホイール用面状発熱体としては、ステアリングホイールの支持体と、シート、合成樹脂、繊維製品等、特に皮革からなる被覆材との間に、電源に接続することで発熱する加熱用ヒータを挟み込み構成したものが多い(例えば、特許文献1参照)。
図6は、従来のステアリングホイール用面状発熱体、図7はステアリングホイールの平面図を示すものである。図6、図7に示すように、1は面状発熱体、2は伸びを有するたて編み生地によって構成されたヒータ、3はヒータを継ぎ目縁部で縁どりした繊維織物、4はたて編み生地2の全幅にわたって延びる電源とヒータ2を接続する接続線で、面状発熱体1はステアリングホイール6の被覆材5に接着されている。これをリング部7とスポーク部8からなるステアリングホイール6に装着して、使用される。
特開平4−15162号公報
しかしながら、前記従来の構成では、面状発熱体1をステアリングホイール6へ装着したとき、面状発熱体1の発熱部分が均一であるため、面状発熱体1の装着状態に対する発熱による温度分布が、使用者の感覚と一致しにくいという課題を有していた。
例えば、使用者がステアリングホイール6を握るとき、指先と手のひらでは暖かさの感じ方が変化し熱いものをさわると指先よりも手のひらの方が熱く感じ、また、ステアリングホイール6のリング部7を握るときに、スポーク部の位置するところでは握りにくく、握り方が変わるため、暖かさの感じ方が変化し、さらには、ステアリングホイール6に装着した面状発熱体1の発熱が均一であっても、熱伝導、あるいは、熱放散が場所によって変わり発熱状態は変化するため、使用者がステアリングホイール6を握ったときの暖房感が変化する。
特に、ステアリングホイール6のリング部7のスポーク部8に位置する部分とその他の部分では、握り方も熱伝導あるいは熱放散も変わり、スポーク部8に位置する部分では、握り方もスポーク部8が邪魔をするため、指先を密着させても手のひらは密着しにくく、また、面状発熱体1の発熱がスポーク部8に熱伝導するため温度が高くなりにくい。逆に、ステアリングホイール6のリング部7のスポーク部8に位置しないその他の部分では、握りやすいため手のひらが密着しやすく、また、スポーク部8がないため温度が上がりやすい傾向を有する。
従って、面状発熱体1の発熱部分が均一であると、ステアリングホイール6のリング部のスポーク部8に位置する部分とその他の部分で、使用者のステアリングホイール6を握ったときの感覚が異なり、結果的に、ステアリングホイール6のリング部7のスポーク部8に位置する部分が適温になるように設定すると、スポーク部8に位置しないその他の部分では熱くなりすぎ、とくに手のひらの当たる部分つまりリング部7の最外周部では使用者は熱く感じてしまい、ステアリングホイール6を握るのに支障を生じてしまうという心配があった。
本発明は、前記従来の課題を解決するもので、ステアリングホイール6へ装着した面状発熱体の温度部分を調整して、ステアリングホイール6を握ったときの使用感を向上すること目的とする。
前記従来の課題を解決するために、本発明のステアリングホイール用面状発熱体は、把手部を有するリング部とステアリングシャフトに連結するスポーク部からなるステアリングホイールと、前記リング部の少なくとも把手部に配設し支持体と支持体に配設される線状ヒータで形成された面状発熱体と、前記面状発熱体を覆うように配設した被覆材とを備え、前記リング部の円周上を区分してその区分した部分を発熱させるように、前記区分した部分で線状ヒータを円周方向に沿って折り返しを繰り返して発熱部を形成するとともに、少なくとも前記発熱部をリング部に複数箇所配設し、かつ、前記発熱部の線状ヒータの折り返しの疎密を少なくとも一つ以上設け、前記リング部の円周上の温度分布を調整した構成としてある。
前記した構成によって、リング部の円周上を区分して線状ヒータを円周方向に沿って折り返しを繰り返した発熱部を複数箇所形成し、かつ、前記発熱部の線状ヒータの折り返しの疎密を設けてあるので、前記リング部の円周上の温度分布を調整することができるようになり、ステアリングホイールのスポーク部等の構成や使用者の握り方に合わせて、面状発熱体の発熱を調整出来、ステアリングホイールを握ったときの使用感を向上することができるようになる。
また、発熱部の線状ヒータは線状ヒータを円周方向に沿って折り返しを繰り返して発熱部を形成してあるので線状ヒータの曲率が大きくなり、その分、面状発熱体を覆うように配設した被覆材の表面に線状ヒータの浮き出しにくくなり、手触りや見栄えを向上させることができる。
本発明の面状発熱体は、リング部の円周上の温度分布を調整することができるようになるので、ステアリングホイールのスポーク部等の構成や使用者の握り方に合わせて、面状発熱体の発熱を調整出来、ステアリングホイールを握ったときの使用感を向上することができるようになる。
第1の発明は、把手部を有するリング部とステアリングシャフトに連結するスポーク部からなるステアリングホイールと、リング部の少なくとも把手部に配設し支持体と支持体に配設される線状ヒータで形成された面状発熱体と、面状発熱体を覆うように配設した被覆材とを備え、リング部の円周上を区分してその区分した部分を発熱させるように、区分した部分で線状ヒータを円周方向に沿って折り返しを繰り返して発熱部を形成するとともに、少なくとも前記発熱部をリング部に複数箇所配設し、かつ、発熱部の線状ヒータの折り返しの疎密を少なくとも一つ以上設け、リング部の円周上の温度分布を調整した構成としてある。
そして、リング部の円周上を区分して線状ヒータを円周方向に沿って折り返しを繰り返した発熱部を複数箇所形成し、かつ、発熱部の線状ヒータの折り返しの疎密を設けてあるので、リング部の円周上の温度分布を調整することができるようになり、ステアリングホイールのスポーク部等の構成や使用者の握り方に合わせて、面状発熱体の発熱を調整出来、ステアリングホイールを握ったときの使用感を向上することができるようになる。
また、発熱部の線状ヒータは線状ヒータを円周方向に沿って折り返しを繰り返して発熱部を形成してあるので線状ヒータの曲率が大きくなり、その分、面状発熱体を覆うように配設した被覆材の表面に線状ヒータの浮き出しにくくなり、手触りや見栄えを向上させることができる。
第2の発明は、特に第1の発明のスポーク部を接続する近傍に配設したリング部の発熱部を他の部分より線状ヒータの折り返しを密とした部分を設け、リング部の円周上の温度分布を調整した構成としてある。
そして、面状発熱体はスポーク部を接続する近傍に配設したリング部の発熱部を他の部分より線状ヒータの折り返しを密とした部分を設けてあるので、スポーク部を接続する近傍のリング部の温度を高めにすることができるようになる。つまり、スポーク部に熱伝導するため温度が高くなりにくく、また握りにくいために使用者が温度を感じにくいスポーク部を接続する近傍のリング部の部分となるが、スポーク部を接続する近傍のリング部の温度を高めにすることができるので、十分に握ったときの使用感を向上することができるようになる。
第3の発明は、特に第1〜2の発明のスポーク部をリング部の中心より略左右対称に間をあけて2本づつ設け、スポーク部の接続部近傍とその間をリング部の少なくとも把手部として略左右対称に面状発熱体を配設するとともに、スポーク部に挟まれた面状発熱体の発熱部を形成する線状ヒータの折り返しを他の部分より疎とした部分を設け、リング部の円周上の温度分布を調整した構成としてある。
そして、スポーク部の接続部近傍とその間をリング部の少なくとも把手部として略左右対称に面状発熱体を配設するとともに、スポーク部に挟まれた面状発熱体の発熱部を形成する線状ヒータの折り返しを他の部分より疎とした部分を設けてあるので、スポーク部に挟まれた前記面状発熱体の発熱部の温度を低めに調節することができるようになる。つまり、スポーク部に挟まれた面状発熱体の発熱部は周囲より暖められやすく熱放散も少ないため温度が上がりやすく、さらに握りやすいために手のひらの密着もさせやすい部分となるが、発熱部の温度を低めに調節することができるので使用者が温度を感じやすい部分である2本のスポーク部に挟まれたリング部を適温とすることができ、握ったときの使用感を向上することができるようになる。
第4の発明は、特に第1〜2の発明のスポーク部をリング部の略中心下方および略左右対称に設け、スポーク部とリング部の接合部近傍を把手部とし、少なくとも把手部に対応する位置に面状発熱体を配設するとともに、スポーク部に挟まれた面状発熱体の発熱部を形成する線状ヒータの折り返しを他の部分より疎とした部分を設け、リング部の円周上の温度分布を調整したした構成としてある。
そして、スポーク部とリング部の接合部近傍をとして、少なくとも把手部に対応する位置に面状発熱体を配設するとともに、スポーク部に挟まれた面状発熱体の発熱部を形成する線状ヒータの折り返しを他の部分より疎とした部分を設けてあるので、スポーク部に挟まれた前記面状発熱体の発熱部の温度を低めに調節することができるようになる。つまり、スポーク部に挟まれた面状発熱体の発熱部は周囲より暖められやすく熱放散も少ないため温度が上がりやすく、さらに握りやすいために手のひらの密着もさせやすい部分となるが、発熱部の温度を低めに調節することができるので使用者が温度を感じやすい部分である2本のスポーク部に挟まれたリング部を適温とすることができ、握ったときの使用感を向上することができるようになる。
第5の発明は、特に第3〜4の発明のスポーク部に挟まれた面状発熱体の発熱部を形成
する線状ヒータの折り返しを他の部分より疎とした部分を設けるとともに、線状ヒータの折り返しの疎とした部分は、リング部の最外周部に位置するように形成した構成としてある。
そして、スポーク部に挟まれた面状発熱体の発熱部を形成する線状ヒータの折り返しを他の部分より疎とした部分は、リング部の最外周部に位置するように形成した構成としてあるので、使用者が握ったときに手のひらの部分にあたるリング部の最外周部の温度を低めとすることができ、握ったときの使用感を向上することができるようになる。
第6の発明は、特に第1〜5の発明の面状発熱体の線状ヒータはリング部の円周方向に沿って折り返しを繰り返して配設し、かつ、線状ヒータは略波状に配線した構成としてある。
そして、リング部に面状発熱体を組み付けるときに、被覆材表面にしわやだぶつきを生じないように、リング部に面状発熱体を若干引っ張り延ばしながら組み付けるが、面状発熱体の線状ヒータはリング部の円周方向に沿って折り返しを繰り返して配設し、かつ、線状ヒータは略波状に配線した構成としてあるので、線状ヒータの曲率が大きくなり、その分、面状発熱体を覆うように配設した被覆材の表面に線状ヒータの浮き出しにくくなり、手触りや見栄えを向上させることができ、また、線状ヒータの略波状部分が追随して、その分、引っ張り延ばすことにより線状ヒータが損傷する心配もなくなる。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。なお、この実施の形態によって本発明が限定されるものではない。
(実施の形態1)
図1〜図4は、本発明の実施の形態1におけるステアリングホイール用面状発熱体の概略構成図を示し、図1はステアリングホイール用面状発熱体の平面図、図2は図1のA−A部における断面図、図3は前記ステアリングホイール用面状発熱体が装着されたステアリングホイールの平面図、図4は同要部断面図、である。
図1〜図3において、ステアリングホイール11は把手部を有するリング部12とステアリングシャフト(図示せず)に連結するスポーク部13から形成されていて、リング部12の中心より略左右対称に間をあけてスポーク部13を2本づつ設け、略左右対称に間をあけて設けた2本のスポーク部13を接続する近傍とその間に面状発熱体14を、リング部12の略左右対称に配設してあり、この面状発熱体14を覆うように被覆材15が配設してある。
この面状発熱体14は、不織布からなる支持体16と支持体16に配設される線状ヒータ17で形成されるとともに、線状ヒータ17の折り返しを区分された範囲で繰り返して形成した発熱部で区分してあり、面状発熱体14をリング部12に取り付けたときに、線状ヒータ17は円周方向に沿って折り返しを繰り返して発熱部を形成し、スポーク部13を接続する近傍を第1発熱部18とし、そしてその間を第2発熱部19としてある。
また、第1発熱部18の線状ヒータ17を密として折り返しを繰り返すとともに、この第1発熱部18に挟まれた第2発熱部19の線状ヒータ17を疎として折り返しを繰り返し、かつ、第2発熱部19の線状ヒータ17の折り返しを疎とした部分は、リング部12の最外周部に位置するように形成してある。
ここで、面状発熱体14は、2本のスポーク部13を接続する近傍を第1発熱部18、そしてその間を第2発熱部19として、リング部12の円周上を区分して線状ヒータ17
を円周方向に沿って折り返しを繰り返した発熱部を複数箇所形成し、かつ、前記発熱部の線状ヒータ17の折り返しの疎密を設けてあるので、前記リング部12の円周上の温度分布を調整することができるようになり、ステアリングホイール11のスポーク部13等の構成や使用者の握り方に合わせて、面状発熱体14の発熱を調整出来、ステアリングホイール11を握ったときの使用感を向上することができるようになる。
特に、ステアリングホイール11の操作性やデザイン性等でリング部12とスポーク部13を工夫して構成したもの、例えば、本実施形態のように、略左右対称に間をあけて設けた2本のスポーク部13を接続する近傍とその間を前記リング部12の少なくとも把手部として略左右対称に面状発熱体14を配設した場合、使用者の手の握り方や、面状発熱体14の取り付け部の熱伝導や熱放散のため、面状発熱体14の温度分布を調整が必要となる。
そこで、間をあけて設けた2本のスポーク部13を接続する近傍に配設した第1発熱部18の線状ヒータ17を密として折り返しを繰り返すとともに、この第1発熱部18に挟まれた第2発熱部19の線状ヒータ17を疎として折り返しを繰り返すようにしてあるので、スポーク部13を接続する近傍に配設したリング部12の第1発熱部18は、スポーク部13を接続する近傍のリング部12の温度を高めにすることができ、スポーク部13に熱伝導するため温度が高くなりにくく、また握りにくいために使用者が温度を感じにくいスポーク部13を接続する近傍のリング部12の部分でも十分に握ったときの使用感を向上することができるようになる。
また、同様に、第1発熱部18に挟まれた第2発熱部19は、周囲より暖められやすく熱放散も少ないため温度が上がりやすく、さらに握りやすいために手のひらの密着もさせやすい部分のため、使用者が温度を感じやすい部分である2本のスポーク部13に挟まれたリング部12を適温とすることができ、握ったときの使用感を向上することができるようになる。
さらに、第2発熱部19の線状ヒータ17の折り返しを疎とした部分は、リング部12の最外周部に位置するように形成してあるので、使用者が握ったときに手のひらの部分にあたるリング部12の最外周部の温度を低めとすることができ、握ったときの使用感を向上することができるようになる。
またそして、発熱部の線状ヒータ17は線状ヒータ17を円周方向に沿って折り返しを繰り返して発熱部を形成してあるので線状ヒータ17の曲率が大きくなり、その分、面状発熱体14を覆うように配設した被覆材15の表面に線状ヒータ17の浮き出しにくくなり、手触りや見栄えを向上させることができる。
そしてさらに、リング部12に面状発熱体14を組み付けるときに、被覆材15表面にしわやだぶつきを生じないように、リング部12に面状発熱体14を若干引っ張り延ばしながら組み付けるが、面状発熱体14の線状ヒータ17はリング部12の円周方向に沿って折り返しを繰り返して配設し、かつ、線状ヒータ17は略波状に配線した構成としてあるので、線状ヒータ17の曲率が大きくなり、その分、面状発熱体14を覆うように配設した被覆材15の表面に線状ヒータ17の浮き出しにくくなり、手触りや見栄えを向上させることができ、また、線状ヒータ17の略波状部分が追随して、その分、引っ張り延ばすことにより線状ヒータ17が損傷する心配もなくなる。
なお、上記実施の形態では、スポーク部13を接続する近傍に配設した第1発熱部18と第1発熱部18に挟まれた第2発熱部19の線状ヒータ17に疎密を設けた例で説明したが、これは、リング部12とスポーク部13の構成に合わせて、発熱部の線状ヒータ1
7の折り返しの疎密を設けるようにしてリング部12の円周上の温度分布を調整した構成であればよく、その他各部の構成も本発明の目的を達成する範囲であればその構成はどのようなものであってもよい。
さらに、ステアリングホイールに形成するスポーク部は図4のような4本に限らず、図5に示すように、リング部12と、リング部12の略中心下方と略左右対称に3本のスポーク部13を設けたものとし、リング部12とスポーク部13の接合部近傍を把手部とし、把手部に面状発熱体14を配設し、この面状発熱体14を覆うように被覆材15を配設しても同様に実施することができる。
以上のように、本発明は、ステアリングホイールへ装着した面状発熱体の温度部分を調整して、ステアリングホイールを握ったときの使用感を向上することができるので、暖房用ヒータとして自動車、モーターボート等のステアリングホイール、その他の暖房を必要とするハンドル形状の器具に適用できる。
本発明の実施の形態1における面状発熱体の平面図 同面状発熱体の断面図 同面状発熱体を配設したステアリングホイールの平面図 同面状発熱体を配設したステアリングホイールの断面図 同面状発熱体を配設したステアリングホイールの平面図 従来の面状発熱体の平面図 同ステアリングホイールの平面図
符号の説明
11 ステアリングホイール
12 リング部
13 スポーク部
14 面状発熱体
15 被覆材
16 支持体
17 線状ヒータ

Claims (6)

  1. 把手部を有するリング部とステアリングシャフトに連結するスポーク部からなるステアリングホイールと、前記リング部の少なくとも把手部に配設し支持体と支持体に配設される線状ヒータで形成された面状発熱体と、前記面状発熱体を覆うように配設した被覆材とを備え、前記面状発熱体は前記リング部の円周上を区分してその区分した部分を発熱させるように、前記区分した部分で線状ヒータを円周方向に沿って折り返しを繰り返して発熱部を形成するとともに、少なくとも前記発熱部をリング部に複数箇所配設し、かつ、前記発熱部の線状ヒータの折り返しの疎密を少なくとも一つ以上設け、前記リング部の円周上の温度分布を調整したステアリングホイール用面状発熱体。
  2. 面状発熱体は、スポーク部を接続する近傍に配設したリング部の発熱部を他の部分より線状ヒータの折り返しを密とした部分を設け、前記リング部の円周上の温度分布を調整した請求項1に記載のステアリングホイール用面状発熱体。
  3. スポーク部をリング部の中心より略左右対称に間をあけて2本づつ設け、前記スポーク部の接続部近傍とその間を前記リング部の少なくとも把手部として略左右対称に面状発熱体を配設するとともに、前記スポーク部に挟まれた前記面状発熱体の発熱部を形成する線状ヒータの折り返しを他の部分より疎とした部分を設け、前記リング部の円周上の温度分布を調整した請求項1または2に記載のステアリングホイール用面状発熱体。
  4. スポーク部をリング部の略中心下方および略左右対称に設け、前記スポーク部と前記リング部の接合部近傍を把手部とし、少なくとも前記把手部に対応する位置に面状発熱体を配設するとともに、前記スポーク部に挟まれた前記面状発熱体の発熱部を形成する線状ヒータの折り返しを他の部分より疎とした部分を設け、前記リング部の円周上の温度分布を調整した請求項1または2に記載のステアリングホイール用面状発熱体。
  5. スポーク部に挟まれた面状発熱体の発熱部を形成する線状ヒータの折り返しを他の部分より疎とした部分を設けるとともに、線状ヒータの折り返しの疎とした部分は、リング部の最外周部に位置するように形成した請求項3または4に記載のステアリングホイール用面状発熱体。
  6. 線状ヒータはリング部の円周方向に沿って折り返しを繰り返して配設し、かつ、前記線状ヒータは略波状に配線した請求項1から5のいずれか1項に記載のステアリングホイール用面状発熱体。
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