JP2007283541A - 既設管の更生方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】加熱された更生管の温度が土中温度に到達する前に冷却を完了したとしても、更生管の温度低下に伴う線膨張による更生管の縮小を許容し、残留応力による施工後の更生管の長さ不足や破損を確実に防止する。
【解決手段】マンホールM,M’間の地中に埋設された既設管Sに、該既設管Sの内径よりも小さな外径の熱可塑性樹脂からなる更生管1を挿入し、該更生管1を加熱した後、加圧して拡径させ、更生管1を既設管Sの内面にライニングする際、既設管Sに更生管Sを挿入するのに先立って、既設管Sの内径と略等しい外径の拡径抑制管10を、マンホールM,M’側に一部延出させて既設管Sのそれぞれの端部に挿着し、更生管1の温度低下に伴う更生管1の縮小を許容する。
【選択図】図2

Description

この発明は、老朽化した通信ケーブル管や下水道管などの既設管を更生する更生方法に関するものである。
従来より、地中に埋設された通信ケーブル管や下水道管などの既設管に、該既設管の内径よりも小径の熱可塑性樹脂からなる更生管を挿入し、該更生管を加熱した後、加圧して拡径させ、更生管を既設管内面にライニングする更生方法が提案され、広く実施されている(例えば、特許文献1参照)。
ここで、加熱された更生管は、膨張させた状態で空気や水を利用して冷却固化されるが、更生管の温度が土中温度と同等になるまでには長い時間(約1昼夜)を必要とすることから、更生管の温度が土中温度に到達する前に冷却を完了するようにしている。そして、更生管の温度が土中温度に到達すれば、更生管を既設管の端縁に沿って切断し、切断端縁の仕上げ加工を行うものである。
特開平11−230412号公報
ところで、加熱された更生管の温度が土中温度に到達する前に冷却を完了することから、更生管の温度は土中温度に達するまで徐々に低下し、更生管には、その線膨張の分だけ縮小しようとする力が作用することになる。一方、更生管は加圧されて拡径されることから、既設管の端縁を越えてマンホール側に延出された部分は、既設管の内径以上に大きく膨張している。したがって、更生管の温度が低下する過程で更生管が縮小しようとしても、既設管の内径以上に膨張した既設管の端縁から延出された部分が大きな抵抗となって縮小することができず、土中温度まで温度が低下した更生管には、大きな残留応力が残るものとなる。このため、更生管には、既設管の端縁に沿って切断した施工後においても、収縮しようとする力が働き続けることから、既設管の長さよりも縮小する長さ不足が生じたり、残留応力によって地震などの地盤の変動による更生管の伸び縮みが制限され、更生管が破損する事態を招くおそれがある。
本発明は、このような問題点に鑑みてなされたもので、加熱された更生管の温度が土中温度に到達する前に冷却を完了したとしても、更生管の温度が土中温度に達するまで低下することに伴う線膨張による更生管の縮小を許容して残留応力を解消し、施工後の更生管の長さ不足や破損を確実に防止することのできる既設管の更生方法を提供するものである。
本発明は、マンホール間の地中に埋設された既設管に、該既設管の内径よりも小さな外径の熱可塑性樹脂からなる更生管を挿入し、該更生管を加熱した後、加圧して拡径させ、更生管を既設管内面にライニングする既設管の更生方法において、既設管に更生管を挿入するのに先立って、既設管の内径と略等しい外径の拡径抑制管を、マンホール側に一部延出させて既設管のそれぞれの端部に挿着することを特徴とするものである。
本発明において、拡径抑制管の材質としては、更生管を加圧する際に更生管の膨張を抑える程度の強度があればよく、特に限定されないが、例えば、鉄やアルミなどの金属、塩ビ、PE、PP、ナイロンなどのプラスチック、ガラスクロスなどを挙げることができ、施工性やコストを考慮すると、PEやナイロンなどが好ましい。この場合、拡径抑制管の管厚としては、更生管に段差を発生させないように、薄いことが好ましい。また、拡径抑制管を二つ割りに形成し、二つ割りされた拡径抑制管を既設管の各端部にそれぞれ挿着した後、一体に固定するようにしてもよい。
本発明によれば、マンホール間の地中に埋設された既設管を更生するときには、各マンホールにおいて、既設管のそれぞれの端部に既設管の内径と略等しい外径に形成された拡径抑制管を挿着する。この際、拡径抑制管の一部を既設管の端縁よりマンホール側に延出させておく。次いで、既設管のそれぞれの端部に挿着された拡径抑制管および既設管にわたって更生管を挿入して加熱した後、更生管を加圧して膨張させ、既設管内面にライニングさせる。この場合、既設管のそれぞれの端部には、マンホール側に一部延出された拡径抑制管が挿着されていることにより、更生管の、既設管の端縁を越えた直後の一定長さ部分は、拡径抑制管によってその内径までに膨張が規制され、拡径抑制管の端縁を越えたところから拡径抑制管の内径を越えて膨張している。そして、膨張した更生管は、その状態で冷却固化され、一定温度に低下すれば、冷却を完了する。その後、既設管の端縁からマンホール側に設定長さ延出させた状態で拡径抑制管とともに更生管を切断する。拡径抑制管および更生管の切断位置は、更生管の温度降下による縮小を考慮して設定される。次いで、更生管の温度が土中温度に到達すれば、既設管の端縁に沿って拡径抑制管および更生管を切断する。
この結果、更生管の温度が土中温度まで低下しない状態で冷却を完了したとしても、ほぼ既設管の内径とほぼ等しい外径の更生管が既設管の端縁を越えて一部延出されていることから、更生管の温度が土中温度に達するまで低下し、その線膨張分だけ縮小しようとした場合に、抵抗となることがなく、円滑に縮小することができる。したがって、更生管に残留応力が残ることがなく、施工後において、更生管に長さ不足が生じたり、更生管が破損することを確実に防止することができる。
なお、二つ割りされた拡径抑制管を用いる場合は、二つ割りされた拡径抑制管を既設管の端部にそれぞれ挿着した後、紐やテープなどで結束して一体に固定し、加圧時に更生管が膨張しないように規制すればよい。そして、ライニングが終了すれば、拡径抑制管の端縁に沿って更生管を切断した後、拡径抑制管の固定を解除することにより、二つ割りされた拡径抑制管を各別に既設管から引き抜くことができる。
本発明は、マンホール間の地中に埋設された既設管に、該既設管の内径よりも小さな外径の熱可塑性樹脂からなる更生管を挿入し、該更生管を加熱した後、加圧して拡径させ、更生管を既設管内面にライニングする既設管の更生方法において、更生管を加熱するのに先立って、既設管の内径と略等しい外径の拡径抑制管を、マンホール側に一部延出させて既設管のそれぞれの端部に挿着することを特徴とするものである。
本発明において、拡径抑制管の材質としては、更生管を加圧する際に更生管の膨張を抑える程度の強度があればよく、特に限定されないが、例えば、鉄やアルミなどの金属、塩ビ、PE、PP、ナイロンなどのプラスチック、ガラスクロスなどを挙げることができ、施工性やコストを考慮すると、PEやナイロンなどが好ましい。この場合、拡径抑制管の管厚としては、更生管に段差を発生させないように、薄いことが好ましい。また、拡径抑制管を二つ割りに形成し、二つ割りされた拡径抑制管を既設管の各端部にそれぞれ挿着した後、一体に固定するようにしてもよい。
本発明によれば、マンホール間の地中に埋設された既設管を更生するときには、既設管にわたって更生管を挿入した後、各マンホールにおいて、既設管のそれぞれの端部に既設管の内径と略等しい外径に形成された拡径抑制管を挿着する。この際、拡径抑制管の一部を既設管の端縁よりマンホール側に延出させておく。次いで、更生管を加熱した後、更生管を加圧して膨張させ、既設管内面にライニングさせる。この場合、既設管のそれぞれの端部には、マンホール側に一部延出された拡径抑制管が挿着されていることにより、更生管の、既設管の端縁を越えた直後の一定長さ部分は、拡径抑制管によってその内径までに膨張が規制され、拡径抑制管の端縁を越えたところから拡径抑制管の内径を越えて膨張している。そして、膨張した更生管は、その状態で冷却固化され、一定温度に低下すれば、冷却を完了する。その後、既設管の端縁からマンホール側に設定長さ延出させた状態で拡径抑制管とともに更生管を切断する。拡径抑制管および更生管の切断位置は、更生管の温度降下による縮小を考慮して設定される。次いで、更生管の温度が土中温度に到達すれば、既設管の端縁に沿って拡径抑制管および更生管を切断する。
この結果、更生管の温度が土中温度まで低下しない状態で冷却を完了したとしても、ほぼ既設管の内径とほぼ等しい外径の更生管が既設管の端縁を越えて一部延出されていることから、更生管の温度が土中温度に達するまで低下し、その線膨張分だけ縮小しようとした場合に、抵抗となることがなく、円滑に縮小することができる。したがって、更生管に残留応力が残ることがなく、施工後において、更生管に長さ不足が生じたり、更生管が破損することを確実に防止することができる。
なお、二つ割りされた拡径抑制管を用いる場合は、二つ割りされた拡径抑制管を既設管の端部にそれぞれ挿着した後、紐やテープなどで結束して一体に固定し、加圧時に更生管が膨張しないように規制すればよい。そして、ライニングが終了すれば、拡径抑制管の端縁に沿って更生管を切断した後、拡径抑制管の固定を解除することにより、二つ割りされた拡径抑制管を各別に既設管から引き抜くことができる。
本発明は、複数のマンホール間にわたって連通する1本の管路を構成するように、マンホール間の地中にそれぞれ埋設された複数本の既設管に、該既設管の内径よりも小さな外径の熱可塑性樹脂からなる1本の更生管を挿入し、該更生管を加熱した後、加圧して拡径させ、更生管を各既設管内面にライニングする既設管の更生方法において、既設管に更生管を挿入するのに先立って、各マンホールにおいて、既設管の内径と略等しい外径の拡径抑制管を、マンホール側に一部延出させて各既設管のそれぞれの端部に挿着することを特徴とするものである。
本発明において、拡径抑制管の材質としては、更生管を加圧する際に更生管の膨張を抑える程度の強度があればよく、特に限定されないが、例えば、鉄やアルミなどの金属、塩ビ、PE、PP、ナイロンなどのプラスチック、ガラスクロスなどを挙げることができ、施工性やコストを考慮すると、PEやナイロンなどが好ましい。この場合、拡径抑制管の管厚としては、更生管に段差を発生させないように、薄いことが好ましい。また、拡径抑制管を二つ割りに形成し、二つ割りされた拡径抑制管を既設管の各端部にそれぞれ挿着した後、一体に固定するようにしてもよい。
本発明によれば、複数のマンホール間の地中にそれぞれ埋設された複数本の既設管を更生するときには、各マンホールにおいて、各既設管のそれぞれの端部に既設管の内径と略等しい外径に形成された拡径抑制管を順に挿着する。この際、各拡径抑制管の一部を既設管の端縁よりマンホール側に延出させておく。次いで、複数のマンホール間にわたって連通する1本の管路を構成するように、各既設管のそれぞれの端部に挿着された拡径抑制管および既設管にわたって1本の更生管を挿入して加熱した後、更生管を加圧して膨張させ、既設管内面にライニングさせる。この場合、各既設管のそれぞれの端部には、マンホール側に一部延出された拡径抑制管が挿着されていることにより、各マンホールにおいて、更生管の、既設管の端縁を越えた直後の一定長さ部分は、拡径抑制管によってその内径までに膨張が規制され、拡径抑制管の端縁を越えたところから拡径抑制管の内径を越えて膨張している。そして、膨張した更生管は、その状態で冷却固化され、一定温度に低下すれば、冷却を完了する。その後、各マンホールにおいて、各既設管の端縁からマンホール側に設定長さ延出させた状態で拡径抑制管とともに更生管を切断する。拡径抑制管および更生管の切断位置は、更生管の温度降下による縮小を考慮して設定される。次いで、更生管の温度が土中温度に到達すれば、各マンホールにおいて、各既設管の端縁に沿って拡径抑制管および更生管を切断する。
この結果、更生管の温度が土中温度まで低下しない状態で冷却を完了したとしても、各マンホールにおいて、ほぼ既設管の内径とほぼ等しい外径の更生管が既設管の端縁を越えて一部延出されていることから、更生管の温度が土中温度に達するまで低下し、その線膨張分だけ縮小しようとした場合に、抵抗となることがなく、円滑に縮小することができる。したがって、更生管に残留応力が残ることがなく、施工後において、更生管に長さ不足が生じたり、更生管が破損することを確実に防止することができる。
なお、二つ割りされた拡径抑制管を用いる場合は、二つ割りされた拡径抑制管を既設管の端部にそれぞれ挿着した後、紐やテープなどで結束して一体に固定し、加圧時に更生管が膨張しないように規制すればよい。そして、ライニングが終了すれば、拡径抑制管の端縁に沿って更生管を切断した後、拡径抑制管の固定を解除することにより、二つ割りされた拡径抑制管を各別に既設管から引き抜くことができる。
本発明は、複数のマンホール間にわたって連通する1本の管路を構成するように、マンホール間の地中にそれぞれ埋設された複数本の既設管に、該既設管の内径よりも小さな外径の熱可塑性樹脂からなる1本の更生管を挿入し、該更生管を加熱した後、加圧して拡径させ、更生管を各既設管内面にライニングする既設管の更生方法において、更生管を加熱するのに先立って、各マンホールにおいて、既設管の内径と略等しい外径の拡径抑制管を、マンホール側に一部延出させて各既設管のそれぞれの端部に挿着することを特徴とするものである。
本発明において、拡径抑制管の材質としては、更生管を加圧する際に更生管の膨張を抑える程度の強度があればよく、特に限定されないが、例えば、鉄やアルミなどの金属、塩ビ、PE、PP、ナイロンなどのプラスチック、ガラスクロスなどを挙げることができ、施工性やコストを考慮すると、PEやナイロンなどが好ましい。この場合、拡径抑制管の管厚としては、更生管に段差を発生させないように、薄いことが好ましい。また、拡径抑制管を二つ割りに形成し、二つ割りされた拡径抑制管を既設管の各端部にそれぞれ挿着した後、一体に固定するようにしてもよい。
本発明によれば、複数のマンホール間の地中にそれぞれ埋設された複数本の既設管を更生するときには、複数のマンホール間にわたって連通する1本の管路を構成するように、複数本の既設管にわたって1本の更生管を挿入した後、各マンホールにおいて、各既設管のそれぞれの端部に既設管の内径と略等しい外径に形成された拡径抑制管を順に挿着する。この際、各拡径抑制管の一部を既設管の端縁よりマンホール側に延出させておく。次いで、更生管を加熱した後、更生管を加圧して膨張させ、既設管内面にライニングさせる。この場合、各既設管のそれぞれの端部には、マンホール側に一部延出された拡径抑制管が挿着されていることにより、各マンホールにおいて、更生管の、既設管の端縁を越えた直後の一定長さ部分は、拡径抑制管によってその内径までに膨張が規制され、拡径抑制管の端縁を越えたところから拡径抑制管の内径を越えて膨張している。そして、膨張した更生管は、その状態で冷却固化され、一定温度に低下すれば、冷却を完了する。その後、各マンホールにおいて、各既設管の端縁からマンホール側に設定長さ延出させた状態で拡径抑制管とともに更生管を切断する。拡径抑制管および更生管の切断位置は、更生管の温度降下による縮小を考慮して設定される。次いで、更生管の温度が土中温度に到達すれば、各マンホールにおいて、各既設管の端縁に沿って拡径抑制管および更生管を切断する。
この結果、更生管の温度が土中温度まで低下しない状態で冷却を完了したとしても、各マンホールにおいて、ほぼ既設管の内径とほぼ等しい外径の更生管が既設管の端縁を越えて一部延出されていることから、更生管の温度が土中温度に達するまで低下し、その線膨張分だけ縮小しようとした場合に、抵抗となることがなく、円滑に縮小することができる。したがって、更生管に残留応力が残ることがなく、施工後において、更生管に長さ不足が生じたり、更生管が破損することを確実に防止することができる。
なお、発進側のマンホールおよび最下流側のマンホールを除く中間のマンホールにおいては、マンホールを縦断して更生管が延設されていることにより、これらの中間のマンホールにおいては、二つ割りされた拡径抑制管を用いる必要がある。すなわち、二つ割りされた拡径抑制管を既設管の端部にそれぞれ挿着した後、紐やテープなどで結束して一体に固定し、加圧時に更生管が膨張しないように規制すればよい。そして、ライニングが終了すれば、拡径抑制管の端縁に沿って更生管を切断した後、拡径抑制管の固定を解除することにより、二つ割りされた拡径抑制管を各別に既設管から引き抜くことができる。
本発明によれば、加熱された更生管の温度が土中温度に到達する前に冷却を完了したとしても、更生管の温度が土中温度と均衡するまで低下することに伴う線膨張による更生管の縮小を許容して残留応力を解消し、施工後の更生管の長さ不足や破損を確実に防止することができる。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
図1乃至図5には、本発明の既設管の更生方法の一実施形態が示されている。
この更生方法は、隣接するマンホールM,M’間にわたって地中に埋設された既設管Sを更生するものであり、まず、図1に示すように、発進側のマンホールMおよび下流側のマンホールM’において、既設管Sの内径と略等しい外径に形成された薄肉のプラスチックからなる拡径抑制管10が、マンホールM、M’側に一半部を延出させた状態で他半部が既設管Sのそれぞれの端部に挿着される。
次いで、発進側のマンホールMから既設管Sおよび既設管Sのそれぞれの端部に挿着された拡径抑制管10にわたってワイヤやロープなどの牽引材3を挿通し、予め更生管1の先端部に装着されて該先端開口を密封状態に閉止する先端部材2に牽引材3を連結した後、牽引材3を下流側のマンホールM’から牽引することにより、図2に示すように、拡径抑制管10、既設管Sおよび拡径抑制管10にわたって更生管1を挿入する。
ここで、更生管1は、ポリ塩化ビニルや高密度ポリエチレンなどの熱可塑性樹脂によって円筒状に形成されたものであり、既設管Sに挿入される前の状態では、その断面形状が既設管Sの内径よりも小径の略楕円形状に形成され、形状記憶温度に加熱されることによって元の円筒状に形状回復する性能が付与されている。
拡径抑制管10、既設管Sおよび拡径抑制管10にわたって更生管1を挿入したならば、詳細には図示しないが、更生管1の後端開口を密封状態に閉止する後端部材を更生管1の後端部に装着した後、図示しない後端部材の接続口に加熱媒体導入管4を接続し、蒸気発生加圧機(図示せず)から加熱媒体導入管4を通して更生管1に水蒸気などの加熱媒体を供給し、更生管1を加熱する。更生管1が形状記憶温度まで加熱されると、元の円筒状に形状回復する。更生管1が円筒状に形状回復すれば、加熱を終了し、蒸気発生加圧機から加熱媒体導入管4を通して更生管1に高圧空気を供給し、軟化された更生管1を加圧し、膨張させる。これにより、拡径した更生管1は、図3に示すように、既設管Sの内面に密着する。また、高圧空気の供給に伴って更生管1は冷却されるため、既設管Sの内面に密着した状態で更生管1が硬化し、この形状が保持される。これにより、既設管Sの内面が更生管1によってライニングされる。
この場合、高圧空気が供給されて更生管1が膨張するとき、更生管1の、拡径抑制管10の端縁を越えた部分が、拡径抑制管10による規制がないため、拡径抑制管10の内径以上に膨張している。
更生管1による既設管Sのライニングが終了すれば、更生管1の温度が土中温度に到達するまでの縮小を考慮して、図4に示すように、マンホールM,M’側に設定長さ延出させて拡径抑制管10および更生管1を切断する。そして、更生管1の温度が土中温度に到達すれば、図5に示すように、既設管Sの端縁に沿って拡径抑制管10および更生管1を切断し、切断端縁の仕上げ加工を行う。
なお、前述した実施形態において、詳細には図示しないが、二つ割りされた拡径抑制管を用いることもできる。すなわち、二つ割りの拡径抑制管を用いる場合は、二つ割りされた拡径抑制管を各別に既設管Sの端部に挿着した後、テープなどで結束して一体に固定し、更生管1を加圧して膨張させる際、更生管1の膨張を規制する。そして、加圧を停止すれば、更生管1がわずかに縮径することを利用して、拡径抑制管10の端縁に沿って更生管1を切断した後、二つ割りされた拡径抑制管を各別に既設管Sから引き出すとともに、更生管1から取り外すことができる。このため、二つ割りされた拡径抑制管を再利用することができる。そして、更生管1の温度が土中温度まで低下すれば、同様に、既設管Sの端縁に沿って更生管1を切断し、端縁の仕上げ加工を行えばよい。
この結果、更生管1の温度が土中温度に達するまでに冷却を完了したとしても、既設管Sの端部に該既設管Sの内径とほぼ等しい外径の拡径抑制管10が、既設管Sの端縁を越えてマンホールM,M’側に一部延出されて挿着されるとともに、該拡径抑制管10内に更生管1が挿入されていることから、更生管1の温度が土中温度に達するまで低下し、更生管1がその線膨張分だけ縮小しようとした場合、更生管1の、既設管Sの端縁から一部延出された部分は、拡径抑制管10とともに、または、単独で既設管S内方に円滑に縮小することができる。したがって、更生管1には、残留応力が残ることがなく、施工後において、更生管1が長さ不足となったり、破損することを確実に防止することができる。
また、二つ割りされた拡径抑制管10を採用したときには、拡径抑制管10が取り外された状態で更生管1の温度が土中温度に達するまで養生することから、更生管1が温度低下に伴ってその線膨張分だけ縮小しようとした場合、更生管1の、既設管Sの端縁から一部延出された部分が既設管S内方に円滑に縮小することができ、同様に、施工後において、更生管1が長さ不足となったり、破損することを確実に防止することができる。
なお、前述した実施形態においては、発進側のマンホールMおよび下流側のマンホールM’において、既設管Sのそれぞれの端部に拡径抑制管10を挿着した後、発進側のマンホールMから更生管1を、拡径抑制管10、既設管Sおよび拡径抑制管10を経て下流側のマンホールM’に挿通する場合を説明したが、図6に示すように、先に発進側のマンホールMから更生管1を既設管Sに挿入して下流側のマンホールM’まで導いた後、更生管1を加熱加圧するのに先立って、発進側および下流側のマンホールM,M’において、既設管Sのそれぞれの端部に拡径抑制管10を挿着してもよい(図2参照)。
この場合、先端部材2や後端部材との干渉を避けて円滑に挿着するため、二つ割りされた拡径抑制管を採用し、二つ割りされた拡径抑制管を各別に既設管Sのそれぞれの端部に挿着した後、離脱しないようにテープなどで結束して一体に固定して使用することが好ましい。
この後、更生管1を加熱するとともに、加圧して拡径させ、既設管Sの内面にライニングする点は、先に説明した通りであり、その詳細な説明を省略する。
また、前述した実施形態においては、隣接するマンホールM,M’間に敷設された1本の既設管Sを更生する場合を例示したが、3個の以上のマンホールにわたる複数本の既設管を1本の更生管によって更生するようにしてもよい。
具体的には、図7に示すように、発進側のマンホールM、最下流側のマンホールM’およびこれらの発進側のマンホールMと最下流側のマンホールM’との間の1個以上の中間のマンホールM”が配設されている場合の既設管Sの更生に際して、各マンホールM,M”,M’において、各既設管Sのそれぞれの端部に拡径抑制管10を順に挿着した後、発進側のマンホールMから中間のマンホールM”を経て最下流側のマンホールM’にわたって連通する1本の管路を構成するように、更生管1を、それの端部に拡径抑制管10が挿着された複数本の既設管Sに挿入し、あるいは、発進側のマンホールMから中間のマンホールM”を経て最下流側のマンホールM’にわたって連通する1本の管路を構成するように、更生管1を複数本の既設管Sにわたって挿入した後、発進側のマンホールM、最下流側のマンホールM’およびこれらの発進側、最下流側のマンホールM,M’間の中間のマンホールM”において、各既設管Sのそれぞれの端部に拡径抑制管10を順に挿着し、更生管1の加熱加圧に先立って作業を行えばよい。
なお、後者の施工方法の場合、中間のマンホールM”においては、更生管1が内部を縦断していることから、二つ割りされた拡径抑制管を採用する必要がある。
この後、1本の更生管1を加熱するとともに、加圧して拡径させ、冷却させて既設管Sの内面にライニングした後、各マンホールM,M”,M’において、更生管1の縮小代を確保して拡径抑制管10とともに更生管1を切断し、あるいは、二つ割りされた拡径抑制管の端縁に沿って更生管1を切断して二つ割りされた拡径抑制管を抜き出し、更生管1の温度が土中温度に低下するまで養生させた後、最終的に既設管Sの端縁に沿って更生管1を拡径抑制管10とともに、あるいは、単独で切断すればよい。
このように、複数個のマンホールM,M”,M’にわたる複数本の既設管Sを同時に更生することができることから、作業効率を向上させることができる。
以上のように本発明によれば、更生管の温度が土中温度に達するまで低下することに伴う線膨張による更生管の縮小を許容して残留応力を解消し、施工後の更生管の長さ不足や破損を確実に防止することができることから、長期にわたって更生管を維持することができるものとなる。
本発明の既設管の更生方法の一実施形態の施工要領を説明する工程図である。 本発明の既設管の更生方法の一実施形態の施工要領を説明する工程図である。 本発明の既設管の更生方法の一実施形態の施工要領を説明する工程図である。 本発明の既設管の更生方法の一実施形態の施工要領を説明する工程図である。 本発明の既設管の更生方法の一実施形態の施工要領を説明する工程図である。 本発明の既設管の更生方法の他の実施形態の施工要領を説明する工程図である。 本発明の既設管の更生方法のもう一つの実施形態の施工要領を説明する工程図である。
符号の説明
1 更生管
10 拡径抑制管
M,M’,M” マンホール
S 既設管

Claims (4)

  1. マンホール間の地中に埋設された既設管に、該既設管の内径よりも小さな外径の熱可塑性樹脂からなる更生管を挿入し、該更生管を加熱した後、加圧して拡径させ、更生管を既設管内面にライニングする既設管の更生方法において、既設管に更生管を挿入するのに先立って、既設管の内径と略等しい外径の拡径抑制管を、マンホール側に一部延出させて既設管のそれぞれの端部に挿着することを特徴とする既設管の更生方法。
  2. マンホール間の地中に埋設された既設管に、該既設管の内径よりも小さな外径の熱可塑性樹脂からなる更生管を挿入し、該更生管を加熱した後、加圧して拡径させ、更生管を既設管内面にライニングする既設管の更生方法において、更生管を加熱するのに先立って、既設管の内径と略等しい外径の拡径抑制管を、マンホール側に一部延出させて既設管のそれぞれの端部に挿着することを特徴とする既設管の更生方法。
  3. 複数のマンホール間にわたって連通する1本の管路を構成するように、マンホール間の地中にそれぞれ埋設された複数本の既設管に、該既設管の内径よりも小さな外径の熱可塑性樹脂からなる1本の更生管を挿入し、該更生管を加熱した後、加圧して拡径させ、更生管を各既設管内面にライニングする既設管の更生方法において、既設管に更生管を挿入するのに先立って、各マンホールにおいて、既設管の内径と略等しい外径の拡径抑制管を、マンホール側に一部延出させて各既設管のそれぞれの端部に挿着することを特徴とする既設管の更生方法。
  4. 複数のマンホール間にわたって連通する1本の管路を構成するように、マンホール間の地中にそれぞれ埋設された複数本の既設管に、該既設管の内径よりも小さな外径の熱可塑性樹脂からなる1本の更生管を挿入し、該更生管を加熱した後、加圧して拡径させ、更生管を各既設管内面にライニングする既設管の更生方法において、更生管を加熱するのに先立って、各マンホールにおいて、既設管の内径と略等しい外径の拡径抑制管を、マンホール側に一部延出させて各既設管のそれぞれの端部に挿着することを特徴とする既設管の更生方法。
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