JP2007283007A - 紙おむつ - Google Patents
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Abstract
【課題】フラットタイプの紙おむつは、おむつカバーやテープ止めタイプの紙おむつと併用しないとならないという問題がある。
【解決手段】通常のフラットタイプの紙おむつより長くした本体の両側に沿って切断線が一端から他端近傍まで入れてあり、その切断線によって切ることにより、本体の両側端に接続している紐を形成することができるようにしたことを特徴とする。
【選択図】 図1
【解決手段】通常のフラットタイプの紙おむつより長くした本体の両側に沿って切断線が一端から他端近傍まで入れてあり、その切断線によって切ることにより、本体の両側端に接続している紐を形成することができるようにしたことを特徴とする。
【選択図】 図1
Description
本発明は、フラットタイプの紙おむつに関する。
紙おむつには、赤ちゃん用および介護老人用を問わず、お尻の形状に合わせたふくらみのある立体タイプと布(紙)状の偏平なフラットタイプの紙おむつがある。
このようなおむつに、おむつを着けるときに着けやすいように胴回りに仮止めする紐状の取付け手段を設けたおむつがある(例えば、特許文献1参照)。
特開2001−476号公報
このようなおむつに、おむつを着けるときに着けやすいように胴回りに仮止めする紐状の取付け手段を設けたおむつがある(例えば、特許文献1参照)。
このような従来の技術においては、紐状の取付け手段は、おむつ本体の後部中程に後付けによって取付けるために、紐状の取付け手段がおむつの表面に出てしまいおむつが柔らかで平らな表面状態でなくなってしまうために、特に寝たきり老人や病人の場合、その取付け手段のわずかな突出が腰に当たり、その個所が床ずれになる発症原因となるもので、病人等にとって腰部に最も具合の悪い症状を発症させることになる。
そこで、特に寝たきりのような歩かないで動きの少ない老人には大きくずれるおそれがないためにフラットタイプの紙おむつが使われることが多い。
しかし、このフラットタイプの紙おむつは、おむつカバーやテープ止めタイプの紙おむつの内側に敷いて用いるものであり、それらと併用しないとならないという問題がある。
本発明は、このような問題を解決することを課題とする。フラットタイプのおむつの両側に腰紐を一体に設けることにより、おむつ単体で着けることができるようにすることを目的とする。
しかし、このフラットタイプの紙おむつは、おむつカバーやテープ止めタイプの紙おむつの内側に敷いて用いるものであり、それらと併用しないとならないという問題がある。
本発明は、このような問題を解決することを課題とする。フラットタイプのおむつの両側に腰紐を一体に設けることにより、おむつ単体で着けることができるようにすることを目的とする。
そこで本発明は、フラットタイプの紙おむつにおいて、通常のフラットタイプの紙おむつより長くした本体の両側に沿って切断線一端から他端近傍まで入れてあり、その切断線によって切ることにより、本体の両側端に接続している紐を形成することができるようにしたことを特徴とする。
このようにした本発明は、越中褌のようにして使用者に装着することができ、特に、寝たきりの使用者にも容易に着けることができると共に容易に外すことができるという効果が得られる。
また、本体に紐を取付けることをしないために、おむつに紐の固定個所がなく、おむつの表面に床ずれの発症原因となる硬いふくらみ部が生じないために、寝たきり老人等の長時間寝ている使用者のおむつに適する効果を有する。
また、本体に紐を取付けることをしないために、おむつに紐の固定個所がなく、おむつの表面に床ずれの発症原因となる硬いふくらみ部が生じないために、寝たきり老人等の長時間寝ている使用者のおむつに適する効果を有する。
以下、図面を参照して本発明による実施例を説明する。
図1は実施例を示す平面図、図2は紐を切り出した状態の説明図、図3は装着した状態の説明図である。
図において、1はフラットタイプの紙おむつであり、通常のフラットタイプの紙おむつより全長が長くできている。この紙おむつ1は、本体2の両側に沿ってミシン目状の切断線3が一端(端部付近も含む。)から他端近傍まで入れてある。使用に際してその切断線3によって切ることにより、図2に示す如く、本体2の両側端に一体に接続している紐4を形成することができる。この接続端部は図2に示す如く、45°に折り返すことにより本体2に対して正しく横方向に延ばすことができるが、必ずしも図示のように正確45°に折り返す必要はなく、紐4を切り出した状態でそのまま使用してもよい。
図において、1はフラットタイプの紙おむつであり、通常のフラットタイプの紙おむつより全長が長くできている。この紙おむつ1は、本体2の両側に沿ってミシン目状の切断線3が一端(端部付近も含む。)から他端近傍まで入れてある。使用に際してその切断線3によって切ることにより、図2に示す如く、本体2の両側端に一体に接続している紐4を形成することができる。この接続端部は図2に示す如く、45°に折り返すことにより本体2に対して正しく横方向に延ばすことができるが、必ずしも図示のように正確45°に折り返す必要はなく、紐4を切り出した状態でそのまま使用してもよい。
なお、上記の構成において、両側の切断線3の内側の一部に襞やギャザー等を形成したりゴムを付けてギャザーを形成して収縮部を設けることにより、使用者に装着したときに太ももの付け根に沿うよう装着できるようにしておいてもよい。
また、切断線であるミシン目は、必ずしもミシン目である必要はなく、紐状に容易に切ることができる線状溝等どのようなものでもよい。
また、切断線であるミシン目は、必ずしもミシン目である必要はなく、紐状に容易に切ることができる線状溝等どのようなものでもよい。
上述した構成の作用について説明する。
上記の如く、使用に際して、切断線3によって左右側端を切り裂くことにより、紐4を形成してT字帯状(越中褌状)にすることができる。
そこで、使用者が、寝ている状態でも起き上がった状態でも姿勢を問わず尻側から紐4が付いている側を当て、腰に両紐4を回して両端を互いに結ぶことにより着けることができる(図3)。そこで、自由端側を股の間を通し、続いて腹部で結んだ紐4の下を通して折り返し、前にたらすことによって褌と同様に着装することができる(図4)。
上記の如く、使用に際して、切断線3によって左右側端を切り裂くことにより、紐4を形成してT字帯状(越中褌状)にすることができる。
そこで、使用者が、寝ている状態でも起き上がった状態でも姿勢を問わず尻側から紐4が付いている側を当て、腰に両紐4を回して両端を互いに結ぶことにより着けることができる(図3)。そこで、自由端側を股の間を通し、続いて腹部で結んだ紐4の下を通して折り返し、前にたらすことによって褌と同様に着装することができる(図4)。
これは男女を問わず同じようにして着装することができ、特に、寝たきりの使用者の場合にも極めて具合よく着けることができる。しかも、外すときも結んだ紐を解くことにより簡単に外すことができ、着けるときおよび外すときにおける使用者の負担は極めて少ない。
また、紐の取付け部がおむつ本体にないために、着装時に腰に突出部が当たるようなことがなく、しかも紐で緩やかに着けるために、装着感がよく使用者の負担が少なく、寝たきりの使用者には極めて良好なものとなり、おむつによる床ずれの発症の心配がない。
また、紐の取付け部がおむつ本体にないために、着装時に腰に突出部が当たるようなことがなく、しかも紐で緩やかに着けるために、装着感がよく使用者の負担が少なく、寝たきりの使用者には極めて良好なものとなり、おむつによる床ずれの発症の心配がない。
さらに、褌状に前部が二重になるために、多量な排尿等においても寝巻きや寝具をぬらしたりよごしたりすることが少なくなる。
本発明の紙おむつは、使用時に際して左右側端の切断線によって切り離して紐が本体から分離される構造であるために、搬送時や在庫時等の未使用時には紐は本体と一体であって一枚のフラットな紙おむつであるために、保存時、梱包時および搬送時等の取扱いが容易であり、製造においては紐付けの工程がいらないものである。
本発明の紙おむつは、使用時に際して左右側端の切断線によって切り離して紐が本体から分離される構造であるために、搬送時や在庫時等の未使用時には紐は本体と一体であって一枚のフラットな紙おむつであるために、保存時、梱包時および搬送時等の取扱いが容易であり、製造においては紐付けの工程がいらないものである。
1 フラットタイプの紙おむつ
2 本体
3 切断線
4 紐
2 本体
3 切断線
4 紐
Claims (2)
- フラットタイプの紙おむつにおいて、通常のフラットタイプの紙おむつより長くした本体の両側に沿って切断線が一端から他端近傍まで入れてあり、その切断線によって切ることにより、本体の両側端に接続している紐を形成することができるようにしたことを特徴とする紙おむつ。
- 請求項1において、両側の切断線の内側の一部に襞やギャザー等を形成したりゴムを付けてギャザーを形成して収縮部を設けたことを特徴とする紙おむつ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006116164A JP2007283007A (ja) | 2006-04-19 | 2006-04-19 | 紙おむつ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006116164A JP2007283007A (ja) | 2006-04-19 | 2006-04-19 | 紙おむつ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2007283007A true JP2007283007A (ja) | 2007-11-01 |
Family
ID=38755302
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2006116164A Pending JP2007283007A (ja) | 2006-04-19 | 2006-04-19 | 紙おむつ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2007283007A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010082257A (ja) * | 2008-09-30 | 2010-04-15 | Uni Charm Corp | 着用物品 |
-
2006
- 2006-04-19 JP JP2006116164A patent/JP2007283007A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2010082257A (ja) * | 2008-09-30 | 2010-04-15 | Uni Charm Corp | 着用物品 |
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