JP2007282350A - リニアモータ - Google Patents

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Abstract

【課題】 コギング力を十分に低下できるリニアモータを提供する。
【解決手段】 磁極列13を第1乃至第9の永久磁石磁極P1〜P9から構成する。移動方向の中央の永久磁石磁極P2〜P8は、移動方向D1の長さ寸法Lを一定にする。第1及び第9の永久磁石磁極P1,P9は、直交方向D3に向かって移動方向D1の長さ寸法を変化させる。第1及び第9の永久磁石磁極P1,P9のそれぞれは、直交方向D3に位置する所定の2カ所の移動方向D1の長さ寸法の合計値を移動方向の中央の永久磁石MCの長さ寸法Lと等しくする。移動方向に延び且つ第1及び第9の永久磁石磁極P1,P9に添う仮想線Iに沿って測定した、第1の永久磁石磁極P1の長さ寸法と第9の永久磁石磁極P9の長さ寸法の合計値を永久磁石MCの長さ寸法Lと等しくする。第1の永久磁石磁極の長さ寸法をk×Lと表し、k<(1−k)のときのkを0.25〜0.4の範囲の値に定める。
【選択図】 図2

Description

本発明は、リニアモータに関するものである。
固定子に対して可動子が往復運動を行うリニアモータとして、固定子及び可動子の一方に配置された電機子と、固定子及び可動子の他方に配置された磁極列とを具備するものがある。通常、この種のリニアモータの磁極列は、永久磁石によって構成された第1乃至第Mの永久磁石(Mは4以上の自然数)が、N極とS極とが交互に並び且つ可動子の移動方向に向かって列をなしている。また、電機子は、磁極列と対向する複数の磁極が可動子の移動方向に並ぶように構成されている。特開平11−308850号公報(特許文献1)に示されるリニアモータでは、コギング力の低下を図るために、磁極列の両端に位置する第1の永久磁石及び第Mの永久磁石を除く他の永久磁石(移動方向の中央に位置する永久磁石)の長さ寸法Lと、第1の永久磁石及び第Mの永久磁石のそれぞれの長さ寸法L’とが0.5L<L’<0.6Lの関係を有している。
また、ドイツ国第10062823−A1号公開公報(特許文献2)に示されるリニアモータでは、第1乃至第Mの永久磁石からなる列を複数有しており、永久磁石の列が周方向に並ぶように、リング状をなしている。具体的には、円筒状の支持体の内周面上に複数の永久磁石の列が配置されている。そして、コギング力の低下を図るために、複数の第1乃至第Mの永久磁石の列は、移動方向の両端の位置がずれている。
特開平11−308850号公報 ドイツ国第10062823−A1号公開公報
特許文献1に示すリニアモータでは、コギング力を十分に低下させることができなかった。また、特許文献2に示すリニアモータでは、コギング力を十分に低下させることができない上、モータの推力が低下するという問題があった。また、永久磁石の配置が面倒になるという問題があった。
本発明の目的は、コギング力を十分に低下できるリニアモータを提供することにある。
本発明の他の目的は、モータの推力が低下するのを抑制できるリニアモータを提供することにある。
本発明の他の目的は、永久磁石を容易に配置できるリニアモータを提供することにある。
本願発明は、固定子と可動子とを有するリニアモータを改良の対象とする。本発明では、固定子及び可動子の一方に配置され、複数の磁極が可動子の移動方向に並ぶように構成された電機子と、1以上の永久磁石によって構成され複数の磁極に対向する第1乃至第Mの永久磁石磁極(Mは4以上の自然数)が、N極とS極とが交互に並び且つ移動方向に向かって列をなすように、固定子及び可動子の他方に配置されてなる磁極列とを具備する。M個の永久磁石磁極のうち、磁極列の両端に位置する第1の永久磁石磁極及び第Mの永久磁石磁極を除く他の永久磁石磁極の外郭形状は、磁極列と電機子とが対向する対向方向及び移動方向と直交する直交方向に向かって位置を変えて測定した移動方向の長さ寸法Lが一定になるように定められている。第1の永久磁石磁極及び第Mの永久磁石磁極のそれぞれの外郭形状は、直交方向に向かって位置を変えて測定した移動方向の長さ寸法が、段階的にまたは連続的に変化している。磁極列の両端に位置する第1の永久磁石磁極及び第Mの永久磁石磁極のそれぞれは、その外郭形状の直交方向に位置する所定の2カ所の移動方向の長さ寸法と長さ寸法との合計値が長さ寸法Lと等しくなる部分を複数含んでいる。移動方向に延び且つ第1の永久磁石磁極及び第Mの永久磁石磁極に添う仮想線に沿って測定した、第1の永久磁石磁極の長さ寸法と第Mの永久磁石磁極の長さ寸法の合計値が、長さ寸法Lと等しくなる。第1の永久磁石磁極の長さ寸法をk×Lと表し且つ第Mの永久磁石磁極の長さ寸法を(1−k)×Lと表し、k<(1−k)のときに、kが0.25〜0.4の範囲の値になるように定められている。
本発明のリニアモータでは、第1の永久磁石磁極及び第Mの永久磁石磁極の移動方向の長さ寸法を適宜に変えて、磁極列の両端の磁束変化点をずらすことにより、コギング力を十分に低下させることができる。また、磁極列の両端に位置する第1の永久磁石磁極及び第Mの永久磁石磁極を除く他の永久磁石磁極(移動方向の中央に位置する永久磁石磁極)の外郭形状は、直交方向に向かって位置を変えて測定した移動方向の長さ寸法Lが一定になるため、リニアモータの推力の低下を抑制できる。なお、第1の永久磁石磁極の長さ寸法をk×Lと表し且つ第Mの永久磁石磁極の長さ寸法を(1−k)×Lと表し、k<(1−k)のときに、kが0.25を下回ったり、0.4を上回ると、コギング力を十分に低下できない。
第1乃至第Mの永久磁石磁極の外郭形状は、それぞれリング状または円弧状をなしていてもよいし、それぞれ平板状をなしていてもよい。
第1乃至第Mの永久磁石磁極は、それぞれ直交方向に並ぶ複数の永久磁石によって構成することができる。このような場合、移動方向の中央に位置する永久磁石磁極の直交方向に並ぶ複数の永久磁石は、移動方向の両端をそろえて配置することができるので、永久磁石の配置が容易になる。
また、この場合、第1及び第Mの永久磁石磁極は、移動方向の長さ寸法がk×Lの永久磁石と、移動方向の長さ寸法が(1−k)×Lの永久磁石とからなる永久磁石の組みを複数含んで構成すればよい。このようにすれば、コギング力を十分に低下させることができるように、第1及び第Mの永久磁石磁極の長さ寸法を設定できる。
永久磁石磁極は、1つの永久磁石によって構成することもできる。このようにすれば、1つの永久磁石を用いて少ない部品点数で永久磁石磁極を容易に形成できる。この場合、第1及び第Mの永久磁石磁極は、長さ寸法の異なる部分を有するように形成すればよい。
磁極列は、導磁性体材料を着磁して構成することができる。このようにすれば、多極着磁装置等を用いることにより、磁極列を短時間で容易に形成することができ、リニアモータのコストを下げることができる。
第1乃至第Mの永久磁石磁極は移動方向に所定の間隔をあけて配置し、第1の永久磁石磁極と第2の永久磁石磁極との間の間隔寸法及び第Mの永久磁石磁極と第M−1の永久磁石磁極との間の間隔寸法が共にG1であり、その他の隣り合う二つの前記永久磁石磁極間の間隔寸法が共にG2であるとしたときに、1.0<(L+G1)/(L+G2)<1.1の関係を有するように、G1及びG2を定めとコギング力を十分に低減できる。(L+G1)/(L+G2)が1.0以下、または1.1以上になるとコギング力を低減できない。
本発明によれば、第1の永久磁石磁極及び第Mの永久磁石磁極の移動方向の長さ寸法を適宜に変えて、磁極列の両端の磁束変化点をずらすことにより、コギング力を十分に低下させることができる。また、磁極列の両端に位置する第1の永久磁石磁極及び第Mの永久磁石磁極を除く他の永久磁石磁極(移動方向の中央に位置する永久磁石磁極)の外郭形状は、直交方向に向かって位置を変えて測定した移動方向の長さ寸法Lが一定になるため、リニアモータの推力の低下を抑制できる。
以下、図面を参照して本発明を実施するための最良の形態を説明する。図1は、本発明の第1の実施の形態のリニアモータの主要部の分解斜視図である。なお、理解を容易にするため、図1では、電機子を長手方向に沿って半分に切断した状態で示している。図1に示すように、本例のリニアモータは、固定子1と可動子3とを有している。固定子1は、電機子コア5と該電機子コア5に巻回された複数の巻線7とを有する電機子9を具備している。電機子コア5は、円筒状のヨーク5aとヨーク5aから延びる複数の磁極5bとを有している。
可動子3は、例えば、硅素鋼等の軟磁性体からなる円筒形の永久磁石支持体11と該永久磁石支持体11の内周面に配置された磁極列13とを有する永久磁石構成体15を具備している。磁極列13と複数の磁極5bとが対向するように、電機子コア5は、円筒形の永久磁石支持体11の内部に配置されている。そして、可動子3の永久磁石構成体15が電機子コア5のヨーク5aが延びる方向(矢印D1)に往復運動を行う。磁極列13は、第1乃至第Mの永久磁石磁極(Mは4以上の自然数:本例では9)P1〜P9が、N極とS極とが交互に並び且つ移動方向に向かって所定の間隔をあけて列をなすように構成されている。このため、第1〜第9(第M)の永久磁石磁極P1〜P9の外郭形状は、それぞれリング状をなしている。なお、図1では、第1乃至第6の永久磁石磁極P1〜P6だけを図示している。第1乃至第9の永久磁石磁極P1〜P9は、それぞれ磁極列13と電機子9とが対向する対向方向D2及び可動子3の移動方向D1と直交する直交方向D3に並ぶ8つの永久磁石によって構成されている。例えば、第1乃至第9の永久磁石磁極P1〜P9の内、第1の永久磁石磁極P1は、8つの永久磁石M11〜M18により構成されている。
図2は、第1乃至第9の永久磁石磁極P1〜P9の直交方向D3における半部を展開した状態を示す平面図である。図2においては、第1の永久磁石磁極P1は、4つの永久磁石M11〜M14だけを描き、第9の永久磁石磁極P9は、4つの永久磁石M21〜M24だけを描いている。即ち、図1に示す磁極列13は、図2に示す第1乃至第9の永久磁石磁極P1〜P9を2つ含んでいることになる。図2に示すように、9個(M個)の永久磁石磁極P1〜P9のうち、磁極列13の両端に位置する第1の永久磁石磁極P1及び第9(第M)の永久磁石磁極P9を除く他の永久磁石磁極(移動方向の中央に位置する永久磁石磁極)P2〜P8に含まれる永久磁石MCは、いずれも同じ長さ寸法Lを有しており、移動方向D1の両端部が揃うように配置されている。このため、中央に位置する永久磁石磁極P2〜P8の外郭形状は、直交方向D3に向かって位置を変えて測定した移動方向D1の長さ寸法Lが一定になっていることになる。
第1の永久磁石磁極P1に含まれる永久磁石M11〜M14及び第9(第M)の永久磁石磁極P9に含まれる永久磁石M21〜M24は、移動方向D1の長さ寸法がそれぞれ異なっている。このため、第1の永久磁石磁極P1及び第9(第M)の永久磁石磁極P9のそれぞれの外郭形状は、直交方向D3に向かって位置を変えて測定した移動方向D1の長さ寸法が、段階的に変化していることになる。
第1の永久磁石磁極P1に含まれる永久磁石M11〜M14の内、永久磁石M11の移動方向D1の長さ寸法と永久磁石M14の長さ寸法との合計値が中央に位置する永久磁石磁極P2〜P8に含まれる永久磁石MCの長さ寸法Lと等しくなっている。本例では、永久磁石M11の長さ寸法は0.3Lであり、永久磁石M14の長さ寸法は0.7Lである。また、永久磁石M11〜M14の内、永久磁石M12の長さ寸法と永久磁石M13の長さ寸法との合計値が永久磁石MCの長さ寸法Lと等しくなっている。本例では、永久磁石M12の長さ寸法は0.4Lであり、永久磁石M13の長さ寸法は0.6Lである。また、第9(第M)の永久磁石磁極P9に含まれる永久磁石M21〜M24の内、永久磁石M21の長さ寸法と永久磁石M24の長さ寸法との合計値が永久磁石MCの長さ寸法Lと等しくなっている。本例では、永久磁石M21の長さ寸法は0.7Lであり、永久磁石M24の長さ寸法は0.3Lである。また、永久磁石M21〜M24の内、永久磁石M22の長さ寸法と永久磁石M23の長さ寸法との合計値が永久磁石MCの長さ寸法Lと等しくなっている。本例では、永久磁石M22の長さ寸法は0.6Lであり、永久磁石M23の長さ寸法は0.4Lである。このため、磁極列13の一方の端部に位置する第1の永久磁石磁極P1は、その外郭形状の直交方向D3に位置する所定の2カ所の移動方向D1の長さ寸法の合計値が永久磁石MCの長さ寸法Lと等しくなる部分(永久磁石M11,永久磁石M14)(永久磁石M12,永久磁石M13)を2つ含んでいることになる。また、磁極列13の他方の端部に位置する第9(第M)の永久磁石磁極P9は、その外郭形状の直交方向D3に位置する所定の2カ所の移動方向D1の長さ寸法の合計値が永久磁石MCの長さ寸法Lと等しくなる部分(永久磁石M21,永久磁石M24)(永久磁石M22,永久磁石M23)を2つ含んでいることになる。
また、第1の永久磁石磁極P1に含まれる永久磁石M11〜M14のそれぞれの長さ寸法と、該永久磁石M11〜M14と移動方向D1において対応する第9(第M)の永久磁石磁極P9に含まれる永久磁石M21〜M24のそれぞれの長さ寸法との合計は中央に位置する永久磁石磁極P2〜P8に含まれる永久磁石MCの長さ寸法Lと等しくなっている。例えば、永久磁石M11の長さ寸法0.3Lと、該永久磁石M11の移動方向D1において対応する永久磁石M21の長さ寸法0.7Lとの合計は永久磁石MCの長さ寸法Lと等しくなっている。このため、移動方向D1に延び且つ第1の永久磁石磁極P1及び第9(第M)の永久磁石磁極P9に添う仮想線Iに沿って測定した、第1の永久磁石磁極P1の長さ寸法と第9の永久磁石磁極P9の長さ寸法の合計値が、永久磁石MCの長さ寸法Lと等しくなることになる。また、第1の永久磁石磁極の長さ寸法をk×Lと表し且つ第9(第M)の永久磁石磁極の長さ寸法を(1−k)×Lと表し、k<(1−k)のときに、k(本例では、0.3、0.4)は、0.25〜0.4の範囲の値になるように定められている。
また、第1の永久磁石磁極P1と第2の永久磁石磁極P2との間の間隔寸法及び第9(第M)の永久磁石磁極P9と第8(第M−1)の永久磁石磁極P8との間の間隔寸法が共にG1であり、その他の隣り合う二つの永久磁石磁極間(例えば、第2の永久磁石磁極P2と第3の永久磁石磁極P3との間等)の間隔寸法が共にG2であるとしたときに、(L+G1)/(L+G2)=1.05の関係を有するように、G1及びG2が定められている。
本例のリニアモータでは、第1の永久磁石磁極P1及び第9(第M)の永久磁石磁極P9の移動方向の長さ寸法を適宜に変えて、磁極列13の両端の磁束変化点をずらすことにより、コギング力を十分に低下させることができる。また、磁極列の両端に位置する第1の永久磁石磁極及び第Mの永久磁石磁極を除く他の永久磁石磁極(移動方向の中央に位置する永久磁石磁極)P2〜P8の外郭形状は、直交方向D3に向かって位置を変えて測定した移動方向D1の長さ寸法Lが一定になるため、リニアモータの推力の低下を抑制できる。また、移動方向の中央に位置する永久磁石磁極P2〜P8の直交方向D3に並ぶ複数の永久磁石MCは、移動方向D1の両端をそろえて配置することができるので、永久磁石の配置が容易になる。
次に、第1の永久磁石磁極の長さ寸法k×Lのkの値を種々に変え、その他は、第1の実施の形態と同じ構造のリニアモータを作り、kの値とコギング力との関係を調べた。図3は、その測定結果を示している。図3より、kを0.25〜0.4の範囲の値になるように定めるとコギング力が低下するのが分かる。
次に、永久磁石M11の長さ寸法と永久磁石M14の長さ寸法が(0.8L/0.2L,0.7L/0.3L,0.6L/0.4L,0.5L/0.5L)の4種類に異なる永久磁石M11及び永久磁石M14を作り、永久磁石M12の長さ寸法と永久磁石M13の長さ寸法が(0.8L/0.2L,0.7L/0.3L,0.6L/0.4L,0.5L/0.5L)の4種類に異なる永久磁石M12及び永久磁石M13を作った。そして、永久磁石M11及び永久磁石M14と永久磁石M12及び永久磁石M13との組み合わせ(長さ寸法の組み合わせ)を種々に変えて、長さ寸法の組み合わせとコギング力との関係を調べた。表1は、その測定結果を示している。
表1より、本例のように、長さ寸法が(0.7L/0.3L)の2つの永久磁石と(0.6L/0.4L)の2つの永久磁石とを組み合わせた場合、コギング力を大きく低下できるのが分かる。
図4は、第2の実施の形態のリニアモータの永久磁石構成体115の斜視図である。本例のリニアモータは、永久磁石支持体111の外周面に磁極列113が配置されており、その他は、第1の実施の形態のリニアモータと同じ構造を有している。本例のリニアモータでは、電機子は、永久磁石支持体111の外周面を囲むように配置されることになる。
図5は、第3の実施の形態のリニアモータの磁極列213の半部を展開した状態を示す平面図である。本例のリニアモータは、第1の永久磁石磁極P1に含まれる永久磁石M11〜M14及び第9(第M)の永久磁石磁極P9に含まれる永久磁石M21〜M24の移動方向の長さ寸法を除いては、第1の実施の形態のリニアモータと同じ構造を有している。本例のリニアモータでは、第1の永久磁石磁極P1に含まれる永久磁石M11〜M14の内、永久磁石M11の移動方向D1の長さ寸法と永久磁石M12の長さ寸法との合計値が中央に位置する永久磁石磁極P2〜P8に含まれる永久磁石MCの長さ寸法Lと等しくなっている。本例では、永久磁石M11の長さ寸法は0.4Lであり、永久磁石M12の長さ寸法は0.6Lである。また、永久磁石M11〜M14の内、永久磁石M13の長さ寸法と永久磁石M14の長さ寸法との合計値が永久磁石MCの長さ寸法Lと等しくなっている。本例では、永久磁石M13の長さ寸法は0.3Lであり、永久磁石M14の長さ寸法は0.7Lである。また、第9(第M)の永久磁石磁極P9に含まれる永久磁石M21〜M24の内、永久磁石M21の長さ寸法と永久磁石M22の長さ寸法との合計値が永久磁石MCの長さ寸法Lと等しくなっている。本例では、永久磁石M21の長さ寸法は0.6Lであり、永久磁石M22の長さ寸法は0.4Lである。また、永久磁石M21〜M24の内、永久磁石M23の長さ寸法と永久磁石M24の長さ寸法との合計値が永久磁石MCの長さ寸法Lと等しくなっている。本例では、永久磁石M23の長さ寸法は0.7Lであり、永久磁石M24の長さ寸法は0.3Lである。このため、磁極列13の一方の端部に位置する第1の永久磁石磁極P1は、その外郭形状の直交方向D3に位置する所定の2カ所の移動方向D1の長さ寸法の合計値が永久磁石MCの長さ寸法Lと等しくなる部分(M11,M12)(M13,M14)を2つ含んでいることになる。また、また、磁極列13の他方の端部に位置する第9(第M)の永久磁石磁極P9は、その外郭形状の直交方向D3に位置する所定の2カ所の移動方向D1の長さ寸法の合計値が永久磁石MCの長さ寸法Lと等しくなる部分(M21,M22)(M23,M24)を2つ含んでいることになる。
図6は、第4の実施の形態のリニアモータの磁極列313の半部を展開した状態を示す平面図である。本例のリニアモータでは、多極着磁装置を用いて導磁性体材料に着磁を行って磁極列313を形成した。具体的には、第1乃至第9の着磁部分(永久磁石磁極)P11〜P19が、未完全着磁部分NPを介してN極とS極とが交互に並び且つ移動方向に向かって所定の間隔をあけて列をなすように磁極列313は構成されている。
第1の永久磁石磁極P11に含まれて直交方向D3に並ぶ4つの部分M31〜M34及び第9(第M)の永久磁石磁極P19に含まれて直交方向D3に並ぶ4つの部分M41〜M44は、移動方向D1の長さ寸法がそれぞれ異なっている。このため、第1の永久磁石磁極P11及び第9(第M)の永久磁石磁極P19のそれぞれの外郭形状は、直交方向D3に向かって位置を変えて測定した移動方向D1の長さ寸法が、段階的に変化していることになる。
本例のリニアモータでは、第1の永久磁石磁極P1に含まれる部分M31〜M34の内、部分M31の移動方向D1の長さ寸法と部分M32の長さ寸法との合計値が中央に位置する永久磁石磁極P12〜P18の長さ寸法Lと等しくなっている。本例では、部分M31の長さ寸法は0.4Lであり、部分M32の長さ寸法は0.6Lである。また、部分M31〜M34の内、部分M33の長さ寸法と部分M34の長さ寸法との合計値が長さ寸法Lと等しくなっている。本例では、部分M33の長さ寸法は0.3Lであり、部分M34の長さ寸法は0.7Lである。また、第9(第M)の永久磁石磁極P9に含まれる部分M41〜M44の内、部分M41の長さ寸法と部分M42の長さ寸法との合計値が長さ寸法Lと等しくなっている。本例では、部分M41の長さ寸法は0.6Lであり、部分M42の長さ寸法は0.4Lである。また、部分M41〜M44の内、部分M43の長さ寸法と部分M44の長さ寸法との合計値が長さ寸法Lと等しくなっている。本例では、部分M43の長さ寸法は0.7Lであり、部分M44の長さ寸法は0.3Lである。このため、磁極列313の一方の端部に位置する第1の永久磁石磁極P1は、その外郭形状の直交方向D3に位置する所定の2カ所の移動方向D1の長さ寸法の合計値が長さ寸法Lと等しくなる部分(部分M31,部分M32)(部分M33,部分M34)を2つ含んでいることになる。また、また、磁極列33の他方の端部に位置する第9(第M)の永久磁石磁極P9は、その外郭形状の直交方向D3に位置する所定の2カ所の移動方向D1の長さ寸法の合計値が永久磁石MCの長さ寸法Lと等しくなる部分(部分M41,部分M42)(部分M43,部分M44)を2つ含んでいることになる。
また、第1の永久磁石磁極P1に含まれる部分M31〜M34のそれぞれの長さ寸法と、該部分M31〜M34と移動方向D1において対応する第9(第M)の永久磁石磁極P9に含まれる部分M41〜M44のそれぞれの長さ寸法との合計は中央に位置する永久磁石磁極P12〜P18の長さ寸法Lと等しくなっている。例えば、部分M31の長さ寸法0.4Lと、該部分M31の移動方向D1において対応する部分M41の長さ寸法0.6Lとの合計は長さ寸法Lと等しくなっている。このため、移動方向D1に延び且つ第1の永久磁石磁極P1及び第9(第M)の永久磁石磁極P9に添う仮想線Iに沿って測定した、第1の永久磁石磁極P1の長さ寸法と第9の永久磁石磁極P9の長さ寸法の合計値が、長さ寸法Lと等しくなることになる。
また、第1の永久磁石磁極P1と第2の永久磁石磁極P2との間の間隔寸法及び第9(第M)の永久磁石磁極P9と第8(第M−1)の永久磁石磁極P8との間の間隔寸法(未完全着磁部分の寸法)が共にG1であり、その他の隣り合う二つの永久磁石磁極間(例えば、第2の永久磁石磁極P2と第3の永久磁石磁極P3との間等)の間隔寸法(未完全着磁部分の寸法)が共にG2であるとしたときに、(L+G1)/(L+G2)=1.05の関係を有するように、G1及びG2が定められている。
本例のリニアモータによれば、多極着磁装置等を用いることにより、磁極列313を短時間で容易に形成することができ、リニアモータのコストを下げることができる。
図7は、第5の実施の形態のリニアモータの磁極列413の半部を展開した状態を示す平面図である。本例のリニアモータでは、第1乃至第9の永久磁石磁極P21〜P29は、それぞれ1枚の永久磁石によって構成されている。
第1の永久磁石磁極P21に含まれて直交方向D3に並ぶ4つの部分M51〜M54及び第9(第M)の永久磁石磁極P29に含まれて直交方向D3に並ぶ4つの部分M51〜M54は、移動方向D1の長さ寸法がそれぞれ異なっている。このため、第1の永久磁石磁極P21及び第9(第M)の永久磁石磁極P29のそれぞれの外郭形状は、直交方向D3に向かって位置を変えて測定した移動方向D1の長さ寸法が、段階的に変化していることになる。
本例のリニアモータでは、第1の永久磁石磁極P21に含まれる部分M51〜M54の内、部分M51の移動方向D1の長さ寸法と部分M52の長さ寸法との合計値が中央に位置する永久磁石磁極P22〜P28の長さ寸法Lと等しくなっている。本例では、部分M51の長さ寸法は0.4Lであり、部分M52の長さ寸法は0.6Lである。また、部分M31〜M34の内、部分M53の長さ寸法と部分M54の長さ寸法との合計値が長さ寸法Lと等しくなっている。本例では、部分M53の長さ寸法は0.3Lであり、部分M54の長さ寸法は0.7Lである。また、第9(第M)の永久磁石磁極P9に含まれる部分M61〜M64の内、部分M61の長さ寸法と部分M62の長さ寸法との合計値が長さ寸法Lと等しくなっている。本例では、部分M61の長さ寸法は0.6Lであり、部分M62の長さ寸法は0.4Lである。また、部分M61〜M64の内、部分M63の長さ寸法と部分M64の長さ寸法との合計値が長さ寸法Lと等しくなっている。本例では、部分M63の長さ寸法は0.7Lであり、部分M64の長さ寸法は0.3Lである。このため、磁極列413の一方の端部に位置する第1の永久磁石磁極P21は、その外郭形状の直交方向D3に位置する所定の2カ所の移動方向D1の長さ寸法の合計値が長さ寸法Lと等しくなる部分(部分M51,部分M52)(部分M53,部分M54)を2つ含んでいることになる。また、また、磁極列413の他方の端部に位置する第9(第M)の永久磁石磁極P29は、その外郭形状の直交方向D3に位置する所定の2カ所の移動方向D1の長さ寸法の合計値が長さ寸法Lと等しくなる部分(部分M61,部分M62)(部分M63,部分M64)を2つ含んでいることになる。
また、第1の永久磁石磁極P21に含まれる部分M51〜M54のそれぞれの長さ寸法と、該部分M51〜M54と移動方向D1において対応する第9(第M)の永久磁石磁極P29に含まれる部分M61〜M64のそれぞれの長さ寸法との合計は中央に位置する永久磁石磁極P22〜P28の長さ寸法Lと等しくなっている。例えば、部分M51の長さ寸法0.4Lと、該部分M51の移動方向D1において対応する部分M61の長さ寸法0.6Lとの合計は長さ寸法Lと等しくなっている。このため、移動方向D1に延び且つ第1の永久磁石磁極P21及び第9(第M)の永久磁石磁極P29に添う仮想線Iに沿って測定した、第1の永久磁石磁極P21の長さ寸法と第9の永久磁石磁極P29の長さ寸法の合計値が、長さ寸法Lと等しくなることになる。
また、第1の永久磁石磁極P21と第2の永久磁石磁極P22との間の間隔寸法及び第9(第M)の永久磁石磁極P29と第8(第M−1)の永久磁石磁極P28との間の間隔寸法が共にG1であり、その他の隣り合う二つの永久磁石磁極間(例えば、第2の永久磁石磁極P22と第3の永久磁石磁極P23との間等)の間隔寸法が共にG2であるとしたときに、(L+G1)/(L+G2)=1.05の関係を有するように、G1及びG2が定められている。
図8は、第6の実施の形態のリニアモータの磁極列513の半部を展開した状態を示す平面図である。本例のリニアモータは、第1の永久磁石磁極P21と第9の永久磁石磁極P29の形状を除いて第5の実施の形態のリニアモータと同じ構造を有している。
本例のリニアモータでは、第1の永久磁石磁極P21の直交方向D3に並ぶ部分M71及び部分M72は、直交方向D3の一方の端部から他方の端部に向かって(図8の第1の永久磁石磁極P21の上方端部から下方端部に向かって)徐々に移動方向D1の長さ寸法が長くなっている。このため、第1の永久磁石磁極P21の外郭形状は、直交方向D3に向かって位置を変えて測定した移動方向D1の長さ寸法が、連続的に変化していることになる。また、第9の永久磁石磁極P29の直交方向D3に並ぶ部分M81及びM82は、直交方向D3の一方の端部から他方の端部に向かって(図8の第9の永久磁石磁極P29の上方端部から下方端部に向かって)徐々に移動方向D1の長さ寸法が短くなっている。このため、第9(第M)の永久磁石磁極P29の外郭形状は、直交方向D3に向かって位置を変えて測定した移動方向D1の長さ寸法が、連続的に変化していることになる。
具体的には、永久磁石磁極P21の部分M71は、直交方向D3の一方の端部の長さ寸法が0.3Lで他方の端部の長さ寸法が0.4Lになるように、一方の端部から他方の端部に向かって徐々に移動方向D1の長さ寸法が長くなっており、部分M72は、直交方向D3の一方の端部の長さ寸法が0.6Lで他方の端部の長さ寸法が0.7Lになるように、一方の端部から他方の端部に向かって徐々に移動方向D1の長さ寸法が長くなっている。そして、部分M71の他方の端部と部分M72の一方の端部とは結合している。このため、部分M71の一方の端部から離れた距離L1における移動方向D1の長さ寸法(図8に示す例では0.36L)と、部分M72の他方の端部から離れた同じ距離L1における移動方向D1の長さ寸法(図8に示す例では0.64L)との合計値が、長さ寸法Lと等しくなっている。また、図9に示すように、部分M71の他方の端部の長さ寸法(線分ac:0.6L)と部分M72の一方の端部の長さ寸法(線分bc:0.4L)との合計値は、長さ寸法Lと等しくなっている。
また、永久磁石磁極P29の部分M81は、直交方向D3の一方の端部の長さ寸法が0.7Lで他方の端部の長さ寸法が0.6Lになるように、一方の端部から他方の端部に向かって徐々に移動方向D1の長さ寸法が短くなっており、部分M82は、直交方向D3の一方の端部の長さ寸法が0.4Lで他方の端部の長さ寸法が0.3Lになるように、一方の端部から他方の端部に向かって徐々に移動方向D1の長さ寸法が短くなっている。そして、部分M81の他方の端部と部分M82の一方の端部とは結合している。
本発明の第1の実施の形態のリニアモータの主要部の分解斜視図である。 本発明の第1の実施の形態のリニアモータに用いる第1乃至第9の永久磁石磁極の直交方向における半部を展開した状態を示す平面図である。。 第1の永久磁石磁極の長さ寸法k×Lのkの値とコギング力との関係を示す図である。 第2の実施の形態のリニアモータの永久磁石構成体の斜視図である。。 第3の実施の形態のリニアモータの磁極列の半部を展開した状態を示す平面図である。。 第4の実施の形態のリニアモータの磁極列の半部を展開した状態を示す平面図である。 第5の実施の形態のリニアモータの磁極列の半部を展開した状態を示す平面図である。 第6の実施の形態のリニアモータの磁極列の半部を展開した状態を示す平面図である。 図8の部分拡大図である。
符号の説明
1 固定子
3 可動子
9 電機子
13 磁極列
P1〜P9 第1乃至第9の永久磁石磁極
M11〜M14,M21〜M24,MC 永久磁石

Claims (8)

  1. 固定子と可動子とを有するリニアモータにおいて、
    前記固定子及び可動子の一方に配置され、複数の磁極が前記可動子の移動方向に並ぶように構成された電機子と、
    1以上の永久磁石によって構成され前記複数の磁極に対向する第1乃至第Mの永久磁石磁極(Mは4以上の自然数)が、N極とS極とが交互に並び且つ前記移動方向に向かって列をなすように、前記固定子及び可動子の他方に配置されてなる磁極列とを具備し、
    前記M個の永久磁石磁極のうち、前記磁極列の両端に位置する第1の永久磁石磁極及び第Mの永久磁石磁極を除く他の永久磁石磁極の外郭形状は、前記磁極列と前記電機子とが対向する対向方向及び前記移動方向と直交する直交方向に向かって位置を変えて測定した前記移動方向の長さ寸法Lが一定になるように定められており、
    前記第1の永久磁石磁極及び第Mの永久磁石磁極のそれぞれの外郭形状は、前記直交方向に向かって位置を変えて測定した前記移動方向の長さ寸法が、段階的にまたは連続的に変化しており、
    前記磁極列の両端に位置する第1の永久磁石磁極及び第Mの永久磁石磁極のそれぞれは、その外郭形状の前記直交方向に位置する所定の2カ所の前記移動方向の長さ寸法の合計値が前記長さ寸法Lと等しくなる部分を複数含んでおり、
    また前記移動方向に延び且つ前記第1の永久磁石磁極及び前記第Mの永久磁石磁極に添う仮想線に沿って測定した、前記第1の永久磁石磁極の長さ寸法と前記第Mの永久磁石磁極の長さ寸法の合計値が、前記長さ寸法Lと等しくなり、
    前記第1の永久磁石磁極の長さ寸法をk×Lと表し且つ前記第Mの永久磁石磁極の長さ寸法を(1−k)×Lと表し、k<(1−k)のときに、前記kが0.25〜0.4の範囲の値になるように定められていることを特徴とするリニアモータ。
  2. 前記第1乃至第Mの永久磁石磁極の前記外郭形状は、それぞれリング状または円弧状をなしている請求項1に記載のリニアモータ。
  3. 前記第1乃至第Mの永久磁石磁極の前記外郭形状は、それぞれ平板状をなしている請求項1に記載のリニアモータ。
  4. 前記第1乃至第Mの永久磁石磁極は、それぞれ前記直交方向に並ぶ複数の永久磁石によって構成されている請求項2または3に記載のリニアモータ。
  5. 前記第1乃至第Mの永久磁石磁極は、それぞれ前記直交方向に並ぶ複数の永久磁石によって構成され、
    前記第1及び第Mの永久磁石磁極は、前記移動方向の長さ寸法がk×Lの永久磁石と、前記移動方向の長さ寸法が(1−k)×Lの永久磁石とからなる永久磁石の組みを複数含んで構成されている請求項2または3に記載のリニアモータ。
  6. 前記永久磁石磁極は、1つの永久磁石によって構成されている請求項2または3に記載のリニアモータ。
  7. 前記磁極列は、導磁性体材料が着磁されて構成されている請求項2または3に記載のリニアモータ。
  8. 前記第1乃至第Mの永久磁石磁極は前記移動方向に所定の間隔をあけて配置されており、
    前記第1の永久磁石磁極と第2の永久磁石磁極との間の間隔寸法及び前記第Mの永久磁石磁極と第M−1の永久磁石磁極との間の間隔寸法が共にG1であり、その他の隣り合う二つの前記永久磁石磁極間の間隔寸法が共にG2であるとしたときに、
    1.0<(L+G1)/(L+G2)<1.1
    の関係を有するように、G1及びG2が定められている請求項1に記載のリニアモータ。
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