JP2019161760A - アキシャルギャップモータ - Google Patents

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Abstract

【課題】大型化することなく出力増大を実現することができるアキシャルギャップモータを提供すること。【解決手段】ロータ11に、各第1磁石片11bの内周面に接する円弧状の第2磁石片11c、外周面に接する円弧状の第3磁石片11dが設けられ、第1磁石片のステータとの対向面側がN極であるとき、第2磁石片の着磁方向は、第2磁石片の内周面側がN極となる方向で、第3磁石片の着磁方向は、第3磁石片の外周面側がN極となる方向であり、第1磁石片のステータとの対向面側がS極であるとき、第2磁石片の着磁方向は、第2磁石片の外周面側がN極となる方向で、第3磁石片の着磁方向は、第3磁石片の内周面側がN極となる方向であり、ロータコア11aのステータ12との対向面の内周部、外周部に、第2磁石片の内周面に接する磁性体からなる第1環状突起11e、第3磁石片の外周面に接する磁性体からなる第2環状突起11fが設けられている。【選択図】図2

Description

本発明は、回転軸に固定のロータと、ロータに軸方向のギャップを持って対向配置されるステータとを備えたアキシャルギャップモータに関する。
従来、この種のアキシャルギャップモータにおいては、ロータは、磁性体からなる円環状のロータコアを有し、ロータコアのステータとの対向面に周方向に沿って、軸方向に着磁された複数の円弧状の磁石片が間隔を有して設けられ、隣接する磁石片の着磁方向は互いに逆方向とされている(例えば、特許文献1参照)。
このようなアキシャルギャップモータには出力増大が求められている。その方策の一つとして、ロータとステータの対向面積を拡大させることが考えられるが、この場合、アキシャルギャップモータは扁平形状を有しているが故に外径が拡大し、これに伴いセンターハイトが長尺化する大型化という問題が生ずる。他の方策として、ロータ又はステータの体積を増加させ、磁気飽和を低減させることが考えられるが、この場合にも大型化の問題が生ずる。
特開2006−50706号公報
本発明は、以上の点に鑑み、大型化することなく出力増大を実現することができるアキシャルギャップモータを提供することをその課題としている。
上記課題を解決するために、本発明は、回転軸に固定のロータと、ロータに軸方向のギャップを持って対向配置されるステータとを備えたアキシャルギャップモータであって、ロータは、磁性体からなる円環状のロータコアを有し、ロータコアのステータとの対向面に周方向に沿って、軸方向に着磁された複数の円弧状の第1磁石片が間隔を有して設けられ、隣接する第1磁石片の着磁方向は互いに逆方向とされたものにおいて、ロータに、各第1磁石片の内周面に接する円弧状の第2磁石片が設けられると共に、各第1磁石片の外周面に接する円弧状の第3磁石片が設けられ、第2磁石片及び第3磁石片の着磁方向は径方向とされ、第1磁石片のステータとの対向面側がN極であるとき、第2磁石片の着磁方向は、第2磁石片の内周面側がN極となる方向であり、且つ第3磁石片の着磁方向は、第3磁石片の外周面側がN極となる方向であり、第1磁石片のステータとの対向面側がS極であるとき、第2磁石片の着磁方向は、第2磁石片の外周面側がN極となる方向であり、且つ第3磁石片の着磁方向は、第3磁石片の内周面側がN極となる方向であり、ロータコアのステータとの対向面の内周部と外周部とに、それぞれ、第2磁石片の内周面に接する磁性体からなる第1環状突起と、第3磁石片の外周面に接する磁性体からなる第2環状突起とが設けられていることを特徴とする。
これによれば、第1環状突起及び第2環状突起が、径方向に着磁された第2磁石片及び第3磁石片の磁路となり、この磁路はロータコアの周方向となるため、第2磁石片及び第3磁石片の磁束が上記磁路を、ステータとの対向面側がS極である第1磁石片側からステータとの対向面側がN極である第1磁石片側へと向かい、その結果、ロータコアの磁束密度が低減されると共に、ステータに設けられるコイルへの鎖交磁束量が増加する。従って、アキシャルギャップモータは、扁平形状という特長をそのままにして大型化することなく出力増大を実現することができる。
本発明のアキシャルギャップモータの一実施形態を周方向に切断した要部斜視図。 図1に示したアキシャルギャップモータのロータをステータの対向面側から示した要部斜視図。 図1に示したアキシャルギャップモータのステータを示した要部斜視図。 実施例1及び比較例1〜3のトルク特性を示したシミュレーション図。
図1〜3を参照して、アキシャルギャップモータ1は、図示していない回転軸に固定のロータ11と、ロータ11に軸方向Aのギャップを持って対向配置されるステータ12とを備えている。ロータ11は、磁性体からなる円環状のロータコア11aを有し、ロータコア11aのステータ12との対向面に周方向に沿って、軸方向Aに着磁された複数の円弧状の第1磁石片11bが間隔を有して設けられている。隣接する第1磁石片11bの着磁方向は互いに逆方向とされている。ステータ12は、円環状のステータコア12aを有し、ステータコア12aのロータ11との対向面に周方向に沿って、軸方向Aに突出する複数の円弧状のティース12bが間隔を有して設けられている。ステータコア12a及びティース12bはいずれも磁性体からなっている。ティース12bの周囲にはコイル12cが巻回されている。このようなアキシャルギャップモータ1においては、磁束が軸方向Aに鎖交する。
また、ロータ11においては、各第1磁石片11bの内周面に接する円弧状の第2磁石片11cが設けられると共に、各第1磁石片11bの外周面に接する円弧状の第3磁石片11dが設けられている。第2磁石片11c及び第3磁石片11dの着磁方向は径方向とされている。具体的には、図2中に矢印で示したように、第1磁石片11bのステータ12との対向面側がN極であるとき、第2磁石片11cの着磁方向は、第2磁石片11cの内周面側がN極となる方向であり、且つ第3磁石片11dの着磁方向は、第3磁石片11dの外周面側がN極となる方向である。また、第1磁石片11bのステータ12との対向面側がS極であるとき、第2磁石片11cの着磁方向は、第2磁石片11cの外周面側がN極となる方向であり、且つ第3磁石片11dの着磁方向は、第3磁石片11dの内周面側がN極となる方向である。
さらに、ロータコア11aのステータ12との対向面の内周部と外周部とには、それぞれ、第2磁石片11cの内周面に接する磁性体からなる第1環状突起11eと、第3磁石片11dの外周面に接する磁性体からなる第2環状突起11fとが設けられている。
上記の通りのアキシャルギャップモータ1においては、第1環状突起11e及び第2環状突起11fが、径方向に着磁された第2磁石片11c及び第3磁石片11dの磁路となり、この磁路はロータコア11aの周方向となるため、第2磁石片11c及び第3磁石片11dの磁束が上記磁路を、ステータ12との対向面側がS極である第1磁石片11b側からステータ12との対向面側がN極である第1磁石片11b側へと向かう。その結果、ロータコア11aの磁束密度が低減されると共に、ステータ12に設けられるコイル12cへの鎖交磁束量が増加する。従って、アキシャルギャップモータ1は、扁平形状という特長をそのままにして大型化することなく出力増大を実現することができる。
なお、当然のことであるが、アキシャルギャップモータ1においては、大型化防止のために、各第1磁石片11bとこれに設けられる第2磁石片11c及び第3磁石片11dとの合計磁石量は、第2磁石片11c及び第3磁石片11dが設けられない従来のアキシャルギャップモータのロータコアに設けられる各磁石片の磁石量と同じとする。また、第2磁石片11c及び第1環状突起11eの径方向の合計幅はコイル12cの径方向内側の部分の幅以内に収め、第3磁石片11d及び第2環状突起11fの径方向の合計幅はコイル12cの径方向外側の部分の幅以内に収める。
図4を参照して、図1〜図3に示したアキシャルギャップモータ1の出力の増大について詳述する。
(実施例1)
実施例1は、アキシャルギャップモータ1であり、そのトルクは、後述する比較例1のアキシャルギャップモータのトルクよりも約6%大きい。
(比較例1)
比較例1は、第2磁石片11c及び第3磁石片11d並びに第1環状突起11e及び第2環状突起11fがロータコアに設けられない従来のアキシャルギャップモータである。
(比較例2)
比較例2は、上記従来のアキシャルギャップモータに、実施例1のアキシャルギャップモータ1に採用した第1環状突起11e及び第2環状突起11fのみをロータコアに設けたものである。そのトルクは、比較例1のアキシャルギャップモータよりわずかに大きくなるものの、実施例1のアキシャルギャップモータ1のトルクほど大きくはならない。
(比較例3)
比較例3は、上記従来のアキシャルギャップモータに、実施例1のアキシャルギャップモータ1に採用した第1磁石片11c及び第2磁石片11dのみをロータコアに設けたものである。そのトルクは、比較例1の従来のアキシャルギャップモータのトルクとほぼ同等である。
実施例1と比較例1〜3の対比から明らかなように、アキシャルギャップモータ1は、従来のアキシャルギャップモータと同径及び同体積であっても出力が増大する。
以上、本発明の実施形態を図面を参照して説明したが、本発明は以上の実施形態及び実施例に限定されない。第1環状突起11e及び第2環状突起11fを除くロータコアの構造やステータの構造をはじめ、磁路形成に関与しない部分の構成及び構造には多種多様なものを採用することができる。
1…アキシャルギャップモータ、11…ロータ、11a…ロータコア、11b…第1磁石片、11c…第2磁石片、11d…第3磁石片、11e…第1環状突起、11f…第2環状突起、12…ステータ。

Claims (1)

  1. 回転軸に固定のロータと、ロータに軸方向のギャップを持って対向配置されるステータとを備えたアキシャルギャップモータであって、
    ロータは、磁性体からなる円環状のロータコアを有し、ロータコアのステータとの対向面に周方向に沿って、軸方向に着磁された複数の円弧状の第1磁石片が間隔を有して設けられ、隣接する第1磁石片の着磁方向は互いに逆方向とされたものにおいて、
    ロータに、各第1磁石片の内周面に接する円弧状の第2磁石片が設けられると共に、各第1磁石片の外周面に接する円弧状の第3磁石片が設けられ、第2磁石片及び第3磁石片の着磁方向は径方向とされ、第1磁石片のステータとの対向面側がN極であるとき、第2磁石片の着磁方向は、第2磁石片の内周面側がN極となる方向であり、且つ第3磁石片の着磁方向は、第3磁石片の外周面側がN極となる方向であり、第1磁石片のステータとの対向面側がS極であるとき、第2磁石片の着磁方向は、第2磁石片の外周面側がN極となる方向であり、且つ第3磁石片の着磁方向は、第3磁石片の内周面側がN極となる方向であり、
    ロータコアのステータとの対向面の内周部と外周部とに、それぞれ、第2磁石片の内周面に接する磁性体からなる第1環状突起と、第3磁石片の外周面に接する磁性体からなる第2環状突起とが設けられている
    ことを特徴とするアキシャルギャップモータ。
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