JP2023071284A - 永久磁石電動機 - Google Patents
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Abstract
【課題】永久磁石から発生した磁束の漏洩を減少させることによって、ステータコイルとの鎖交磁束を増加させ、電動機の出力トルクを増大させる。【解決手段】永久磁石電動機1は、複数の永久磁石31が設けられたロータ3と、ティース53とステータ側スロット55が設けられてコイル57が配置されたステータ5とを備え、ステータのコイルの極対数がPa、ステータのティース数がNs、ロータの極対数がPrである場合にPa=|Ns-Pr|の関係が成立する。永久磁石31は、ロータ3を構成するロータコア35の外周面に配置され、永久磁石31の着磁の極性は、ロータコア35の外周面側で同一であり、ロータコア35の周方向に隣接する永久磁石31の間には、真空の透磁率よりも高い透磁率を有する磁性部材が配置され、永久磁石31のロータコアの周方向における端部の着磁方向が、永久磁石31の磁極中心方向へ傾斜している。【選択図】図1
Description
本発明は、永久磁石電動機に関する。
従来では、PM型のバーニアモータとして、特許文献1が開示されている。特許文献1に開示されたバーニアモータでは、ロータコアの外周面に等間隔にスロットを形成して永久磁石を配置し、永久磁石の間にはロータコアの材質となる鉄等の軟磁性材が配置され、所謂、コンシクエントポール型のロータを形成していた。
しかしながら、上述した従来のバーニアモータでは、永久磁石から発生した磁束がステータティースを介して漏洩していたので、ステータコイルとの鎖交磁束が減少してモータの出力トルクを増大させることができないという問題点があった。
そこで、本発明は上記実情に鑑みて提案されたものであり、永久磁石から発生した磁束の漏洩を減少させることによって、ステータコイルとの鎖交磁束を増加させ、電動機の出力トルクを増大させることのできる永久磁石電動機を提供することを目的とする。
上述した課題を解決するために、本発明の一態様に係る永久磁石電動機は、ステータのコイルの極対数がPa、ステータのティース数がNs、ロータの極対数がPrである場合にPa=|Ns-Pr|の関係が成立する。複数の永久磁石は、ロータを構成するロータコアの外周面に配置され、複数の永久磁石の着磁の極性は、ロータコアの外周面側で同一であり、ロータコアの周方向に隣接する永久磁石の間には、真空の透磁率よりも高い透磁率を有する磁性部材が配置される。そして、永久磁石のロータコアの周方向における端部の着磁方向が、永久磁石の磁極中心方向へ傾斜している。
本発明によれば、永久磁石から発生した磁束の漏洩を減少させることによって、ステータコイルとの鎖交磁束を増加させ、電動機の出力トルクを増大させることができる。
[第1実施形態]
以下、本発明を適用した第1実施形態について図面を参照して説明する。図面の記載において同一部分には同一符号を付して詳細な説明は省略する。
以下、本発明を適用した第1実施形態について図面を参照して説明する。図面の記載において同一部分には同一符号を付して詳細な説明は省略する。
図1は、本実施形態に係る永久磁石電動機の構造を示す断面図である。図1に示すように、永久磁石電動機1は、ロータ3とステータ5を備えている。ここで、永久磁石電動機1は、ステータ5のコイルの極対数がPa、ステータ5のティース数がNs、ロータ3の極対数がPrである場合に、Pa=|Ns-Pr|の関係が成立しており、バーニア型のモータである。
ロータ3は、ステータ5の内側に配置されており、複数の永久磁石31を備え、回転軸33に固定された円柱状のロータコア35から構成されている。ロータコア35の外周面には、周方向に一定の間隔でロータ側スロット37が形成され、ロータ側スロット37内に永久磁石31が接着材で固定されている。
そして、隣接する永久磁石31の間には、突極部39が配置されている。突極部39は、ロータ側スロット37の凹部を形成することによって、凸状に形成された部分である。したがって、突極部39は、ロータコア35の材質で形成されているので、例えば鉄で形成されており、真空の透磁率よりも高い透磁率を有する磁性部材で形成されている。すなわち、軟磁性材で形成されている。
このような構成により、永久磁石31の外周面側をN極とした場合には、突極部39はS極となり、ロータコア35の外周面にN極とS極が交互に形成されるので、ロータ3はコンシクエントポール型のロータとなる。ただし、N極とS極は逆の極性であってもよい。
ステータ5は、円筒状のステータコア51から構成され、ティース53とステータ側スロット55を備え、ステータ側スロット55にコイル57が配置されている。ステータコア51の内周面には一定の間隔で複数のティース53が形成され、隣接するティース53の間にステータ側スロット55が配置されている。ティース53には、周方向に巻線が巻回されて、ステータ側スロット55にコイル57が配置されている。
次に、図2を参照して、永久磁石31の詳細な構造を説明する。図2は、永久磁石31の拡大断面図である。永久磁石31は、ロータコア35の外周面に配置され、複数の永久磁石31の着磁の極性は、ロータコア35の外周面側で同一である。すなわち、永久磁石31の外周面側の極性は、すべてN極またはS極となっている。
また、永久磁石31のロータコア35の周方向における端部の着磁方向は、永久磁石31の磁極中心方向へ傾斜している。図2に示すように、永久磁石31は、ロータコア35の周方向に分割された複数の磁石40、42で構成され、磁石40と両側の磁石42の間は、接着剤などによって固定されている。複数の磁石のうち、ロータコア35の周方向の中心に位置する磁石40の着磁方向は、矢印A1で示すようにロータコア35の径方向であり、外側を向いている。
一方、ロータコア35の周方向の端部に位置する磁石42の着磁方向は、矢印A2で示すように永久磁石31の磁極中心方向へ傾斜している。すなわち、端部に位置する磁石42では、極中心軸44の方向に、着磁方向が角度θだけ傾斜している。極中心軸44は、回転軸33の中心から径方向へ向かって磁極中心を通る線であり、角度θは、永久磁石31のロータコア35の周方向における端部の着磁方向がロータコア35の接線方向との間に成す角度である。ロータコア35の接線方向を示す線46は、ロータコア35の外周面における接線を移動させたものであり、極中心軸44と直交している。
このように、本実施形態では、永久磁石31のロータコア35の周方向における端部の着磁方向を、磁極中心方向へ傾斜させることにより、永久磁石31から発生した磁束の漏洩を減少させることができる。
ここで、図3、4を参照して、本実施形態に係る永久磁石電動機1による磁束の漏洩を減少させる効果を説明する。図3は、従来のコンシクエントポール型のモータの無負荷時におけるモータ内の磁束線の流れを有限要素法解析によって算出した結果を示す図である。図中の閉曲線は磁束線を示している。一方、図4は、本実施形態に係る永久磁石電動機1の無負荷時におけるモータ内の磁束線の流れを有限要素法解析によって算出した結果を示す図である。
図3に示すように、従来のコンシクエントポール型のモータでは、ロータ60が永久磁石62を備え、隣接する永久磁石62の間に、鉄等で形成された突極部64が配置されている。従来では、図3の丸印の部分に示したように、突極部64を通る磁束線のうちの多くがティース66でロータ60側に戻り、漏洩している。そのため、ステータ68内を通る磁束線の数が少なくなっていることが分かる。したがって、従来では、漏洩磁束によりステータ68へ流れる磁束が減少するので、ステータ68に設けられたコイル70との鎖交磁束が減少し、モータの出力トルクを増大させることができなかった。
これに対して、本実施形態に係る永久磁石電動機1では、図4の丸印の部分に示したように、突極部39を通る磁束線の多くがロータ3側に漏洩して戻ることなく、ステータ5に流れている。そのため、ステータ5内を通る磁束線の数が多くなっていることが分かる。したがって、本実施形態に係る永久磁石電動機1では、漏洩磁束を減少させてステータ5へ流れる磁束が増加するので、ステータ5に設けられているコイル57との鎖交磁束が増加し、電動機の出力トルクを増大させることができる。
また、図2に示すように、永久磁石31のロータコア35の周方向における幅L1は、突極部39のロータコア35の周方向における幅L2よりも大きくなっている。突極部39は、磁性部材で形成されており、一般にモータで使用される電磁鋼板で形成されている場合には、永久磁石31の残留磁化に対して、突極部39の飽和磁束密度は高くなる。そのため、突極部39のロータコア35の周方向における幅L2を、永久磁石31のロータコア35の周方向における幅L1よりも小さくすることが可能である。これにより、永久磁石31のロータコア35の周方向における幅L1を大きくできるので、永久磁石31の表面積が増加し、コイル57との鎖交磁束を増加させることができる。
一方、永久磁石31のロータコア35の周方向における幅L1を、突極部39のロータコア35の周方向における幅L2よりも大きくすると、磁性部材を介して漏洩磁束が増加し、鎖交磁束数の増加を抑制してしまうことが考えられる。しかし、本実施形態に係る永久磁石電動機1では、永久磁石31のロータコア35の周方向における端部の着磁方向を磁極中心方向へ傾斜させているので、漏洩磁束を大幅に低減することができる。そのため、永久磁石31の表面積を増加させてコイル57との鎖交磁束を増加させる効果を十分に発揮することができる。尚、着磁方向を傾斜させた永久磁石31の磁石42の部分は、永久磁石31の全体に対して限定的なので、この部分の磁束量が低減することによる影響は十分に少ない。
次に、図5を参照して、図2に示す角度θと永久磁石電動機1の出力トルクとの間の関係を説明する。角度θは、図2に示すように、磁石42の着磁方向とロータコア35の接線方向との間の成す角度である。したがって、角度θが90度のときには、着磁方向が接線方向と直交し、従来のモータと同様に、磁石42の着磁方向は磁極中心方向へ傾斜せずにロータコア35の径方向になる。
図5に示すように、角度θが90度の場合には、磁石42の着磁方向が傾斜していない状態なので、出力トルクは最小となる。そして、磁石42の着磁方向を徐々に傾斜させて、角度θを90度から減少させると、永久磁石電動機1の出力トルクは、角度θが減少するのにしたがって増加していく。すなわち、磁石42の着磁方向を傾斜させるのにしたがって、永久磁石電動機1の出力トルクは増加する。その結果、永久磁石電動機1の出力トルクは、角度θが10度のときに最大となり、30度以上では十分に出力トルクが増大していることが分かる。
[第1実施形態の効果]
以上、詳細に説明したように、本実施形態に係る永久磁石電動機1では、永久磁石31のロータコア35の周方向における端部の着磁方向が、永久磁石31の磁極中心方向へ傾斜している。これにより、永久磁石31から発生した磁束の漏洩を減少させることができるので、ステータコイルとの鎖交磁束を増加させ、電動機の出力トルクを増大させることができる。
以上、詳細に説明したように、本実施形態に係る永久磁石電動機1では、永久磁石31のロータコア35の周方向における端部の着磁方向が、永久磁石31の磁極中心方向へ傾斜している。これにより、永久磁石31から発生した磁束の漏洩を減少させることができるので、ステータコイルとの鎖交磁束を増加させ、電動機の出力トルクを増大させることができる。
また、本実施形態に係る永久磁石電動機1では、永久磁石31がロータコア35の周方向に分割された複数の磁石40、42で構成され、複数の磁石のうち、ロータコアの周方向の中心に位置する磁石40の着磁方向はロータコア35の径方向である。一方、ロータコア35の周方向の端部に位置する磁石42の着磁方向は永久磁石の磁極中心方向へ傾斜している。これにより、複数の磁石を用いて、永久磁石31のロータコア35の周方向における端部の着磁方向を、永久磁石31の磁極中心方向へ傾斜させることができる。したがって、永久磁石31から発生した磁束の漏洩を減少させることができるので、ステータコイルとの鎖交磁束を増加させ、電動機の出力トルクを増大させることができる。
さらに、本実施形態に係る永久磁石電動機1では、永久磁石31のロータコア35の周方向における端部の着磁方向がロータコア35の接線方向との間に成す角度を、30度以下とする。これにより、電動機の出力トルクを最大限に大きくすることができる。
また、本実施形態に係る永久磁石電動機1では、永久磁石31のロータコア35の周方向における幅を、永久磁石31の間に配置された磁性部材のロータコア35の周方向における幅よりも大きくする。これにより、永久磁石31の表面積を増加させることができるので、ステータコイルとの鎖交磁束を増加させ、電動機の出力トルクを増大させることができる。
[第2実施形態]
以下、本発明を適用した第2実施形態について図面を参照して説明する。図面の記載において同一部分には同一符号を付して、詳細な説明は省略する。
以下、本発明を適用した第2実施形態について図面を参照して説明する。図面の記載において同一部分には同一符号を付して、詳細な説明は省略する。
本実施形態に係る永久磁石電動機1では、永久磁石31を複数の磁石を組み合わせて形成するのではなく、1つの磁石で形成したことが第1実施形態と相違している。
図6に示すように、永久磁石31は、矢印A3で示す着磁方向が永久磁石31の磁極中心方向へ傾斜している。そして、矢印A3で示す着磁方向がロータコア35の接線方向との間に成す角度θは、永久磁石31のロータコア35の周方向における端部から磁極中心へ向かうにしたがって増加している。すなわち、矢印A3で示す着磁方向は、周方向の端部では角度θが小さいので大きく傾斜しているが、磁極中心へ向かうにしたがって角度θが増加するので、磁極中心付近では、着磁方向がロータコア35の径方向であり、外側を向いている。
図6に示すような永久磁石31を用いることにより、1つの磁石で、永久磁石31の磁極中心付近では着磁方向をロータコア35の径方向に向け、ロータコア35の周方向における端部では着磁方向を磁極中心方向へ傾斜させることができる。
図6に示すような永久磁石31は、磁気異方性が任意に制御可能であり、磁化容易軸が図6の矢印A3で示すようになっている磁石を用いて着磁すれば、作成することができる。
[第2実施形態の効果]
以上、詳細に説明したように、本実施形態に係る永久磁石電動機1では、永久磁石31の着磁方向とロータコア35の接線方向との間に成す角度が、永久磁石31のロータコア35の周方向における端部から磁極中心へ向かうにしたがって増加する。これにより、1つの磁石で、永久磁石31の磁極中心付近では着磁方向をロータコア35の径方向に向け、ロータコア35の周方向における端部では着磁方向を磁極中心方向へ傾斜させることができる。したがって、製造コストを軽減できるとともに、漏洩磁束を減少させることができるので、ステータコイルとの鎖交磁束を増加させ、電動機の出力トルクを増大させることができる。
以上、詳細に説明したように、本実施形態に係る永久磁石電動機1では、永久磁石31の着磁方向とロータコア35の接線方向との間に成す角度が、永久磁石31のロータコア35の周方向における端部から磁極中心へ向かうにしたがって増加する。これにより、1つの磁石で、永久磁石31の磁極中心付近では着磁方向をロータコア35の径方向に向け、ロータコア35の周方向における端部では着磁方向を磁極中心方向へ傾斜させることができる。したがって、製造コストを軽減できるとともに、漏洩磁束を減少させることができるので、ステータコイルとの鎖交磁束を増加させ、電動機の出力トルクを増大させることができる。
なお、上述の実施形態は本発明の一例である。このため、本発明は、上述の実施形態に限定されることはなく、この実施形態以外の形態であっても、本発明に係る技術的思想を逸脱しない範囲であれば、設計などに応じて種々の変更が可能であることは勿論である。
1 永久磁石電動機
3、60 ロータ
5、68 ステータ
31、62 永久磁石
33 回転軸
35 ロータコア
37 ロータ側スロット
39、64 突極部
40、42 磁石
44 極中心軸
46 接線方向を示す線
51 ステータコア
53、66 ティース
55 ステータ側スロット
57、70 コイル
3、60 ロータ
5、68 ステータ
31、62 永久磁石
33 回転軸
35 ロータコア
37 ロータ側スロット
39、64 突極部
40、42 磁石
44 極中心軸
46 接線方向を示す線
51 ステータコア
53、66 ティース
55 ステータ側スロット
57、70 コイル
Claims (5)
- 複数の永久磁石が設けられたロータと、ティースとスロットが設けられて前記スロットにコイルが配置されたステータとを備え、前記ステータのコイルの極対数がPa、前記ステータのティース数がNs、前記ロータの極対数がPrである場合にPa=|Ns-Pr|の関係が成立する永久磁石電動機であって、
前記複数の永久磁石は、前記ロータを構成するロータコアの外周面に配置され、前記複数の永久磁石の着磁の極性は、前記ロータコアの外周面側で同一であり、
前記ロータコアの周方向に隣接する前記永久磁石の間には、真空の透磁率よりも高い透磁率を有する磁性部材が配置され、
前記永久磁石の前記ロータコアの周方向における端部の着磁方向が、前記永久磁石の磁極中心方向へ傾斜している永久磁石電動機。 - 前記永久磁石は、前記ロータコアの周方向に分割された複数の磁石で構成され、
前記複数の磁石のうち、前記ロータコアの周方向の中心に位置する磁石の着磁方向は前記ロータコアの径方向であり、
前記ロータコアの周方向の端部に位置する磁石の着磁方向は前記永久磁石の磁極中心方向へ傾斜している請求項1に記載の永久磁石電動機。 - 前記永久磁石は、着磁方向が前記永久磁石の磁極中心方向へ傾斜しており、前記着磁方向が前記ロータコアの接線方向との間に成す角度は、前記永久磁石の前記ロータコアの周方向における端部から磁極中心へ向かうにしたがって増加する請求項1に記載の永久磁石電動機。
- 前記永久磁石の前記ロータコアの周方向における端部の着磁方向が前記ロータコアの接線方向との間に成す角度は、30度以下である請求項1~3のいずれか1項に記載の永久磁石電動機。
- 前記永久磁石の前記ロータコアの周方向における幅は、前記永久磁石の間に配置された前記磁性部材の前記ロータコアの周方向における幅よりも大きい請求項1~4のいずれか1項に記載の永久磁石電動機。
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