JP2007281883A - テレビジョン受像機 - Google Patents

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Abstract

【課題】同一周波数帯域を使用する他の無線通信システムが存在する場合に、他の無線通信システムへの干渉や、他の無線通信システムから受ける干渉による特性劣化の回避を図る。
【解決手段】記憶部103は、地理上の位置を特定する位置特定情報と、位置特定情報によって特定される地理上の位置において、気象レーダが使用する周波数帯域の中心周波数とが関連づけられた周波数帯域情報Ifbを記憶する。制御部101は、位置特定情報の1つを含む設置位置情報Ilocと、周波数帯域情報Ifbとに基づいて、気象レーダが使用する中心周波数を取得し、取得した中心周波数を無線通信部102に通知する。
【選択図】図1

Description

本発明は、テレビジョン受像機に関し、より特定的には、特定の周波数帯域を使用して無線通信を行うことができる送信装置及び受信装置を備えるテレビジョン受信器に関するものである。
日本国においては、電波法関連省令の改正によって、平成17年(2005年)5月から、5GHz帯小電力データ通信システムが使用可能な周波数帯域(チャンネル)が、従来の4チャンネルから8チャンネルに増加した。ただし、小電力データ通信システムは、増加した4チャンネルを気象レーダと共用する。
気象レーダの公共性は高いので、気象レーダは、優先的に周波数帯域を使用する必要がある。したがって、気象レーダから電波を受ける地域において、小電力データ通信システムは、気象レーダの運用に支障を来さないように、気象レーダが使用するチャンネルを避ける必要がある。
ところで、従来、周波数帯域を複数のシステムが共用する場合に、他のシステムに与える無線干渉と、他のシステムから受ける無線干渉とを軽減することができる無線通信システムが知られている。(例えば、特許文献1参照)。
特許文献1に記載される無線通信システムは、同一の周波数帯域を共用する他のシステムから出力された電波(干渉波)を検出するための干渉波検出回路を備え、干渉波検出回路によって干渉波信号が検出されたか否かに基づいて、パケットを送信する。また、特許文献1に記載される無線通信システムは、干渉波検出回路によって干渉波が検出された場合、無線通信に使用するチャンネルを変更することができる。
特開2001−298763号公報
しかしながら、特許文献1に記載される従来の無線通信システムには、次のような問題がある。
第1に、従来の無線通信システムは、他のシステムから出力された電波を検出するために、干渉波検出回路を備える必要があるが、干渉波検出回路をシステムに実装することは、製造コストの増加をもたらす。第2に、従来の無線通信システムにおいては、干渉波検出回路によって他のシステムが使用する電波の周波数帯域を検出した後、検出された周波数帯域の使用を回避する処理が常時実行されるため、制御処理装置の負荷が増大する。
それ故に、本発明は、製造コスト及び装置への処理負荷を軽減しつつ、同一の周波数帯域の電波を他の無線通信システムと効率的に共有することができる無線通信システムを備えるテレビジョン受像機を提供することを目的とする。
本発明は、予め定められた複数の周波数帯域を使用する無線通信システムと、複数の周波数帯域の一部を共用して、無線通信を行うテレビジョン受像機であって、複数の周波数帯域の少なくとも1つを使用して無線通信を行う第1の通信手段と、複数の周波数帯域の少なくとも1つを使用して無線通信を行う第2の通信手段と、地理的位置を特定する複数の位置特定情報の各々と、位置特定情報の各々によって特定される地理的位置において、無線通信システムが使用する周波数帯域を示す情報とが関連づけられた周波数帯域情報を記憶する記憶手段と、位置特定情報の1つを含む設置位置情報を受け付ける設置位置情報受付手段と、設置位置情報に基づいて、記憶手段に記憶される周波数帯域情報を参照し、設置位置情報に含まれる位置特定情報によって特定される地理的位置において、無線通信システムが使用する周波数帯域を判定する判定手段とを備える。そして、第1の通信手段は、複数の周波数帯域のうち、判定手段によって判定された周波数帯域とは異なる周波数帯域を使用して、第2の通信手段に信号を伝送する。
本発明に係るテレビジョン受像機は、周波数帯域の一部を自身と共用する無線通信システムが使用する周波数帯域を検出するために、干渉波検出回路等の手段を別途実装する必要がないので、経済的に優れる。また、本発明に係るテレビジョン受像機は、干渉を検出した後に、他の無線通信システムが使用する周波数帯域を避けるために、常時回避処理を行う必要がないので、制御装置等の処理負荷を軽減することができる。
以下、本発明の各実施の形態について、図面を参照しながら説明する。尚、各実施の形態においては、本発明の特徴部分である送信装置及び受信装置を中心に説明し、その他の部分についての説明を省略する。また、テレビジョン受像機として必須の構成要素のうち、各図面等に記載されていない部分には、公知の構成要素を適用することができる。
(実施の形態1)
図1は、本発明の実施の形態1に係るテレビジョン受像機が備える受信装置及び送信装置の概略構成を示すブロック図であり、図2は、5GHz帯の小電力通信装置が使用可能な周波数帯域を示す図である。
図1に示されるテレビジョン受像機1は、受信装置110及び送信装置100を備える。例えば、受信装置110は、出力装置を有する本体に内蔵され、送信装置100は、セットトップボックス等に内蔵される。送信装置100及び受信装置110は、放送信号等の信号を5GHz帯の電波を使用して送受信するために設けられるものである。すなわち、送信装置100は、放送信号等の入力信号を受信し、映像処理部(図示せず)及び音声処理部(図示せず)の各々から出力される映像データ及び音声データを無線通信によって受信装置110に送信する。受信装置110は、送信装置100から映像データ及び音声データを受信し、受信した映像データ及び音声データを映像出力部(図示せず)及び音声出力部(図示せず)から映像及び音声として出力する。
ここで、図2を参照して、送信装置100及び受信装置110が使用することができる周波数帯域について説明する。
5GHz帯小電力通信装置は、5170〜5330MHzの周波数帯域を20MHz毎に分割した8つの周波数帯域(チャンネル)を使用する。ただし、当該小電力通信装置は、5GHz帯の周波数帯域のうち、5250〜5350MHzの帯域は、降雨や局地的な気流の変化・乱れ等の気象現象を観測するための気象レーダと共用する。
気象レーダの公共性は高いため、気象レーダからの電波を受ける地域において、気象レーダが優先的に周波数帯域を使用できるように、小電力通信装置は、気象レーダが使用する周波数帯域を避ける必要がある。より詳細には、気象レーダは、全国約20カ所に設置されているため、ある地域において気象レーダからの電波を受けるか否かは、当該地域の地理上の位置によって異なる。また、5250〜5330MHz帯における4つのチャンネルのうち、小電力通信システムが使用できるチャンネルの数もまた、地域によって異なる。
しかしながら、気象レーダの地理的位置は、予め定められている。したがって、小電力通信装置が設置されるある地域を地理上で特定することができれば、5250〜5330MHzの周波数帯域に含まれる4つのチャンネルのうち、当該ある地域において小電力通信システムが使用することのできないチャンネル(すなわち、気象レーダが使用するチャンネル)を予め特定することができる。
そこで、本発明に係る送信装置100及び受信装置110は、気象レーダが使用するチャンネルの使用を避けるために、テレビジョン受像機1の設置位置を特定するための設置位置情報と、予め用意された周波数帯域情報とに基づいて、使用可能な周波数帯域を取得する。
図1に戻って、まず、本実施形態に係るテレビジョン受像機1が備える受信装置110及び送信装置100の構成について説明する。
受信装置110は、制御部111と、無線通信部112とを含む。
制御部111は、テレビジョン受像機の設置位置を特定するための設置位置情報Ilocの入力を受け付ける。例えば、制御部111は、赤外線リモコンやテレビジョン受像機の入力キー等の入力装置(図示せず)を、視聴者またはテレビジョン受像機の設置者(以下、これらを併せて「ユーザ」という)が操作することによって入力された設置位置情報Ilocを信号として取得する。この際、制御部111は、テレビジョン受像機の映像出力部等の表示画面上にユーザ入力を促すための画面を表示しても良い。制御部111は、取得した設置位置情報Ilocを無線通信部112に出力する。尚、本実施の形態においては、制御部111は、設置位置情報Ilocを受け付ける設置位置情報受付手段として機能する。
無線通信部112は、無線通信部102が使用する周波数帯域における中心周波数の電波を使用して、送信装置100から出力される映像データ及び音声データを受信する。また、無線通信部112は、制御部111から出力された設置位置情報Ilocと、その他の制御情報(図示せず)とを、無線通信部102が使用する周波数帯域の中心周波数を使用して、送信装置100に送信する。
一方、送信装置100は、記憶部103と、制御部101と、無線通信部102とを含む。
記憶部103は、テレビジョン受像機1が設置される地理上の位置を特定するための位置特定情報毎に、送信装置100が使用可能な周波数帯域を示す情報が関連づけられた周波数帯域情報Ifbを記憶する。また、記憶部103は、受信装置100から送信された設置位置情報Ilocを記憶する。
制御部101は、テレビジョン受像機1が起動された場合及び無線通信部102から設置位置情報を更新する指示を受けた場合に、無線通信部102が使用不可能な周波数帯域を判定する。より詳細には、制御部101は、記憶部103に記憶される設置位置情報Ilocに基づいて、周波数帯域情報Ifbを参照し、設置位置情報Ifbによって特定される地理上の位置において、無線通信部102が使用することのできない周波数帯域を判定する。制御部101は、判定結果に従って、無線通信部102が使用することのできない周波数帯域を示す情報Iuavを無線通信部102に出力する。また、制御部101は、無線通信部102から設置位置情報Ilocを受け取ると、受け取った設置位置情報Ilocを記憶部103に出力する。尚、本実施の形態においては、制御部101は、判定部として機能する。
無線通信部102は、制御部101から出力された情報Iuavに基づいて、予め定められた周波数帯域のうち、使用不可能な周波数帯域を除外した周波数帯域を使用して、入力信号を受信装置110に送信する。また、無線通信部102は、受信装置110の無線通信部112から設置位置情報Iloc及びその他の制御情報を受信すると、受け取った情報を制御部101に出力する。尚、本実施の形態においては、送信装置100が有する無線通信部102は、第1の通信手段に相当し、上記の受信装置110が有する無線通信部112が第2の通信手段に相当する。
次に、受信装置110の制御部111及び送信装置100の制御部101が実行する処理の詳細について説明する。
図3は、図1に示される受信装置の制御部が実行する処理手順の一例を示すフローチャートである。
制御部111は、テレビジョン受像機1の設置場所が更新されたか否かを判定する(ステップS401)。例えば、制御部111は、設置位置情報Ilocの入力を監視し、設置位置情報Ilocが入力された場合にテレビジョン受像機1の設置場所が更新されたと判定すれば良い。制御部111は、設置位置情報Ilocの入力を受け付けると(ステップS401でYes)、受け付けた設置位置情報Ilocを無線通信部112経由で送信装置100に送信する(ステップS402)。それ以外の場合には、制御部111は、ステップS401に戻り、ユーザからの設置位置情報Ilocの入力を待機する。
図4は、図1に示される送信装置の制御部が実行する処理手順の一例を示すフローチャートである。
まず、制御部101は、無線通信部102によって、設置位置情報Ilocが入力されたか否かを判定する(ステップS501)。無線通信部102から設置位置情報Ilocが入力された場合(ステップS501でYes)、制御部101は、入力された設置位置情報Ilocを記憶部103に格納する(ステップS502)。それ以外の場合には、制御部101は、ステップS501に戻り、無線通信部102による設置位置情報Ifbの入力を待機する。
次に、制御部101は、記憶部103に記憶される設置位置情報Ilocに基づいて、記憶部103に記憶される周波数帯域情報Ifbを参照し、使用できない周波数帯域(気象レーダ等が使用する周波数帯域)の中心周波数を判定する。制御部101は、取得した中心周波数を含む情報Iuavを無線通信部102に出力する(ステップS503)。
図5は、図1に示される送信装置の制御部が起動時に実行する処理手順の一例を示すフローチャートである。
まず、制御部101は、記憶部103を参照し(ステップS601)、有効な設置位置情報Ilocが記憶部103に記憶されているか否かを判定する(ステップS602)。
有効な設置位置情報Ilocが記憶部103に記憶されていない場合(ステップS602でNo)、制御部101は、気象レーダ等が使用する全ての周波数帯域の中心周波数(5260MHz、5280MHz、5300MHz及び5320MHz)を使用できない周波数帯域と判定する。制御部101は、当該4つの中心周波数を含む情報Iuavを無線通信部102に出力する(ステップS603)。
一方、有効な設置位置情報Ilocが記憶部103に記憶されている場合(ステップS602でYes)、制御部101は、記憶部103に記憶されている設置位置情報Ilocに基づいて、記憶部103に記憶される周波数帯域情報Ifbを参照し、使用できない周波数帯域(気象レーダ等が使用する周波数帯域)の中心周波数を取得する。制御部101は、取得した中心周波数を含む情報Iuavを無線通信部102に出力する(ステップS604)。
次に、本実施の形態の具体例について説明する。以下の説明においては、テレビジョン受像機が設置される地理上の位置を特定するための位置特定情報及び設置位置情報として、郵便番号が使用される場合を想定する。
図6は、設置位置情報入力画面の一例を示す図である。
設置位置情報入力画面は、ユーザにテレビジョン受像機の設置位置の入力を促すために、例えば制御部111によって画面上に表示される。ユーザは、赤外線リモコンや、テレビジョン受像機に設けられる入力キー等を操作して、郵便番号を入力する。図3の例には、ユーザからの郵便番号「913−0000」が入力された状態を示している。
ユーザから入力完了を示す所定のキー操作がなされると、受信装置110の制御部101は、入力された郵便番号「913−0000」を設置位置情報Ilocとして受け付け、受け付けた設置位置情報Ilocを無線通信部112経由で受信装置110に送信する。
図7は、図1に示される受信装置の記憶部に記憶される周波数帯域情報の一例を示す図である。
周波数帯域情報Ifbには、位置特定情報である郵便番号と、当該郵便番号によって特定される位置において気象レーダ等が使用する周波数帯域の中心周波数とが関連づけられて定義されている。図7の例においては、郵便番号「913−0000」と、中心周波数5280MHz及び5320MHzが関連づけられている。すなわち、図7の例は、郵便番号「913−0000」によって特定される地域において、2つの気象レーダ等は、中心周波数が5280MHz及び5320MHzである2つのチャンネルを使用するため、無線通信部102が当該2つのチャンネルを使用できないことを示している。
送信装置100の無線通信部102は、図6において指定された郵便番号「913−0000」を含む設置位置情報Ilocを受信すると、受信した設置位置情報Ilocを制御部101に出力する。
制御部101は、まず、郵便番号「913−0000」を含む設置位置情報Ilocを記憶部103に格納する。次に、制御部101は、設置位置情報に含まれる郵便番号「913−0000」に基づいて、周波数帯域情報Ifbを参照し、郵便番号の「913−0000」に関連づけられた中心周波数5280MHz及び5320MHzを取得する。制御部101は、取得した2つの中心周波数を含む情報Iuavを無線通信部102に出力する。
無線通信部102は、5GHz小電力通信システムが使用可能な周波数帯域の中心周波数(図2)のうち、制御部101から通知された2つの中心周波数5280MHz及び5320MHzを除く中心周波数5180MHz、5200MHz、5220MHz、5240MHz、5260MHz、5300MHzを使用して、受信装置110と無線通信を行う。
尚、上記においては、位置特定情報として郵便番号が使用される例が示されているが、位置特定情報は、テレビジョン受信器の設置位置において、気象レーダからの影響を受ける周波数帯域を特定することが可能な程度に地理上の位置を特定できる情報であれば良い。位置特定情報として、郵便番号の代わりに、電話番号の市外局番・市内局番を使用しても良い。また、GPSを利用し、GPSから出力される情報を設置位置特定情報として使用しても良い。
以上説明したように、本実施の形態に係るテレビジョン受像機1は、外部から入力された設置位置情報Ilocと、予め用意された周波数帯域情報Ifbとに基づいて、設置位置情報Ilocによって特定される地理的位置において、他の無線通信システム(例えば、気象レーダ)が使用する周波数帯域を取得することができる。したがって、本実施の形態に係るテレビジョン受像機1によれば、他の無線通信システムが使用する周波数帯域を常時検出するための回路装置等が不要となり、製造コストの面で利点がある。また、テレビジョン受像機1の稼働中に、他の無線通信システムの使用周波数帯域を監視して、当該使用周波数帯域を回避するための処理を常時実行する必要がないので、制御部101及び111の負荷を軽減することができる。
特に、本実施の形態においては、位置特定情報として郵便番号を使用する例を説明した。郵便番号は、予め地理上の位置と対応付けられているので、郵便番号を利用することによって、容易に周波数帯域情報を構築することができる。また、テレビジョン受像機1を設置する位置を特定するために郵便番号を使用する場合には、ユーザにとって、理解が容易であるので、本実施の形態に係るテレビジョン受像機1によれば、ユーザが容易に設置位置を設定することが可能となる。また、位置特定情報に電話番号の一部(例えば、市外局番及び市内局番)が使用される場合にも、テレビジョン受像機1は、同様の効果を奏することができる。
(実施の形態2)
図8は、本発明の実施の形態2に係るテレビジョン受像機が備える送信装置の構成を示すブロック図である。尚、本実施形態に係るテレビジョン受像機2が備える受信装置の構成は、実施の形態1に係るものと同様であるので、以下での説明を繰り返さない。また、本実施形態に係るテレビジョン受像機2が備える送信装置100の基本的な構成は、実施の形態1に係るものと同様であるので、以下では、本実施の形態と実施の形態1との相違点を中心に説明する。
本実施の形態に係る送信装置100は、制御部101と、無線通信部102と、記憶部103とに加えて、更に外部データ入力部104を含む。
外部データ入力部104には、外部から周波数帯域情報Ifbを取得する。外部データ入力部104に周波数帯域情報Ifbを入力する方法は、特に限定されず、様々な方法を採用することができる。周波数帯域情報Ifbは、例えば、CD−ROMや、DVD−ROM、フラッシュメモリ等の記憶媒体を介して入力されても良いし、放送信号等の信号の一部として入力されても良い。また、周波数帯域情報Ifbは、ネットワークを介して入力されても良い。
ただし、以下においては、説明の便宜上、外部データ入力部104は、着脱自在に取り付けられる記憶媒体105を介して周波数帯域情報Ifbを取得するものと想定する。
制御部101は、外部データ入力部104が記憶媒体105から読み出した周波数帯域情報Ifbを記憶部103に格納する。尚、予め記憶部103が周波数帯域情報Ifbを記憶している場合は、周波数帯域情報Ifbは、記憶媒体105に記録された情報によって更新される。また、制御部101は、無線通信部102によって設置位置情報Ilocが入力されると、入力された設置位置情報Ilocを記憶部103に格納する。尚、本実施の形態においては、制御部101は、判定手段及び書き込み手段の両方の機能を有する。
記憶部103は、制御部101からの指示に従って、外部データ入力部104から入力された周波数帯域情報Ifbを記憶する。
図9は、記憶媒体から情報を取得するために、図8に示される送信装置の制御部が実行する処理手順の一例を示すフローチャートである。
まず、制御部101は、外部データ入力部104によって、記憶媒体105から周波数帯域情報Ifbが読み出されたか否かを判定する(ステップS701)。外部データ入力部104によって周波数帯域情報Ifbが読み出された場合(ステップS701でYes)、制御部101は、読み出された周波数帯域情報Ifbを記憶部103に格納する(ステップS702)。それ以外の場合には、制御部101は、ステップS701に戻り、外部データ入力部104による周波数帯域情報Ifbの入力を待機する。
次に、制御部101は、記憶部103に記憶される設置位置情報Ilocに基づいて、記憶部103に記憶される周波数帯域情報Ifbを参照し、使用できない周波数帯域(気象レーダ等が使用する周波数帯域)の中心周波数を取得する。制御部101は、取得した中心周波数を含む情報Iuavを無線通信部102に出力する(ステップS703)。その後、制御部101は、ステップS701に戻り、外部データ入力部104による周波数帯域情報Ifbの入力を待機する。
以上説明したように、本実施の形態に係るテレビジョン受像機2は、実施の形態1に係るものと同様の作用及び効果を奏することができる。更に、本実施の形態に係るテレビジョン受像機2は、記憶媒体105等を介して外部から周波数帯域情報Ifbを取得することができる。したがって、本実施の形態に係るテレビジョン受像機2によれば、例えば、郵便番号や電話番号の体系に変更が生じた場合でも、周波数帯域情報Ifbの更新を更新することができるので、更新された周波数帯域情報Ifbに基づいて、確実に他の無線通信システムが使用する周波数帯域を回避することが可能となる。
尚、上記の各実施の形態においては、受信装置の制御部が設置位置情報を受け付けているが、送信装置の制御部が設置位置情報を受け付けても良い。
また、上記の各実施の形態においては、送信装置の制御部は、受信装置から送信された設置位置情報を一旦記憶部に格納しているが、例えば、制御部に含まれる一時記憶領域等に設置位置情報を記憶しても良い。
更に、上記の各実施の形態においては、テレビジョン受像機が備える送信装置及び受信装置の例について説明したが、本発明は、テレビジョン受像機に含まれない無線通信装置にも適用することができる。本発明が無線通信装置に適用された場合、当該無線通信装置は、上記の各実施の形態と同様の作用及び効果を奏することができる。
本発明は、他の無線通信システムと周波数帯域の一部を共用する装置、例えば、5GHz帯の電波を使用して無線通信を行うテレビジョン受像機や、無線通信装置等に利用できる。
本発明の実施の形態1に係るテレビジョン受像機が備える受信装置及び送信装置概略構成を示すブロック図 5GHz帯の小電力通信装置が使用可能な周波数帯域を示す図 図1に示される受信装置の制御部が実行する処理手順の一例を示すフローチャート 図1に示される送信装置の制御部が実行する処理手順の一例を示すフローチャート 図1に示される送信装置の制御部が起動時に実行する処理手順の一例を示すフローチャート 設置位置情報入力画面の一例を示す図 図1に示される受信装置の記憶部に記憶される情報の一例を示す図 本発明の実施の形態2に係る送信装置の構成を示すブロック図 記憶媒体から情報を取得するために、図8に示される送信装置の制御部が実行する処理手順の一例を示すフローチャート
符号の説明
1、2 テレビジョン受像機
100 送信装置
110 受信装置
101、111 制御部
102、112 無線通信部
103 記憶部
104 外部データ入力部
105 記憶媒体

Claims (9)

  1. 予め定められた複数の周波数帯域を使用する無線通信システムと、前記複数の周波数帯域の一部を共用して、無線通信を行うテレビジョン受像機であって、
    前記複数の周波数帯域の少なくとも1つを使用して無線通信を行う第1の通信手段と、
    前記複数の周波数帯域の少なくとも1つを使用して無線通信を行う第2の通信手段と、
    地理的位置を特定する複数の位置特定情報の各々と、前記位置特定情報の各々によって特定される地理的位置において、前記無線通信システムが使用する周波数帯域を示す情報とが関連づけられた周波数帯域情報を記憶する記憶手段と、
    前記位置特定情報の1つを含む設置位置情報を受け付ける設置位置情報受付手段と、
    前記設置位置情報に基づいて、前記記憶手段に記憶される周波数帯域情報を参照し、前記設置位置情報に含まれる位置特定情報によって特定される地理的位置において、前記無線通信システムが使用する周波数帯域を判定する判定手段とを備え、
    前記第1の通信手段は、前記複数の周波数帯域のうち、前記判定手段によって判定された周波数帯域とは異なる周波数帯域を使用して、前記第2の通信手段に信号を伝送する、テレビジョン受像機。
  2. 外部から入力される前記周波数帯域情報を受け付ける外部データ入力手段と、
    前記外部データ入力手段が受け付けた周波数帯域情報を前記記憶媒体に書き込む書き込み手段とを更に備える、請求項1に記載のテレビジョン受像機。
  3. 前記外部データ入力手段は、コンピュータが読み取り可能な記憶媒体に予め記録された周波数帯域情報を読み出すことを特徴とする、請求項2に記載のテレビジョン受像機。
  4. 前記判定手段は、前記設置位置情報受付手段による設置位置情報の出力に応答して、前記無線通信システムが使用する周波数帯域を判定することを特徴とする、請求項1に記載のテレビジョン受像機。
  5. 前記記憶手段は、前記設置位置情報受付手段が受け付けた設置位置情報を更に記憶し、
    前記判定手段は、起動時に、前記記憶手段に記憶される設置位置情報に基づいて、前記無線通信システムが使用する周波数帯域を判定することを特徴とする、請求項1に記載のテレビジョン受像機。
  6. 前記記憶手段は、前記設置位置情報受付手段が受け付けた設置位置情報を更に記憶し、
    前記判定手段は、前記記憶手段に記憶される設置位置情報が有効な位置特定情報を含まない場合に、前記周波数帯域の前記一部の各々を前記無線通信システムが使用する周波数であると判定することを特徴とする、請求項1に記載のテレビジョン受像機。
  7. 前記テレビジョン受像機は、
    前記第1の通信手段と、前記記憶手段と、前記判定手段とを有する送信装置と、
    前記第2の通信手段と、前記設置位置情報受付手段とを有する受信装置とを含み、
    前記第2の通信手段は、前記設置位置情報受付手段が受け付けた位置特定情報を前記第1の通信手段に送信し、
    前記判定手段は、前記第1の通信手段が前記第2の通信手段から受信した位置特定情報に基づいて、前記無線通信システムが使用する周波数帯域を判定することを特徴とする、請求項1に記載のテレビジョン受像機。
  8. 前記複数の周波数帯域は、5GHz帯の周波数帯域であり、
    前記無線通信システムは、気象レーダであることを特徴とする、請求項1に記載のテレビジョン受像機。
  9. 予め定められた複数の周波数帯域を使用する無線通信システムと、前記複数の周波数帯域の一部を共用して、無線通信を行う無線通信装置であって、
    前記複数の周波数帯域の少なくとも1つを使用して無線通信を行う第1の通信手段と、
    前記複数の周波数帯域の少なくとも1つを使用して無線通信を行う第2の通信手段と、
    地理的位置を特定する複数の位置特定情報の各々と、前記位置特定情報の各々によって特定される地理的位置において前記無線通信システムが使用する周波数帯域を示す情報とが関連づけられた周波数帯域情報を記憶する記憶手段と、
    前記位置特定情報の1つを含む設置位置情報を受け付ける設置位置情報受付手段と、
    前記設置位置情報に基づいて、前記記憶手段に記憶される周波数帯域情報を参照し、前記設置位置情報に含まれる位置特定情報によって特定される地理的位置において、前記無線通信システムが使用する周波数帯域を判定する判定手段とを備え、
    前記第1の通信手段は、前記複数の周波数帯域のうち、前記判定手段によって判定された周波数帯域とは異なる周波数帯域を使用して、前記第2の通信手段に信号を伝送する、無線通信装置。

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2014027398A (ja) * 2012-07-25 2014-02-06 Nec Magnus Communications Ltd 通信装置、その制御方法及びプログラム

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