JP2006128960A - 放送受信端末及びその選局方式 - Google Patents

放送受信端末及びその選局方式 Download PDF

Info

Publication number
JP2006128960A
JP2006128960A JP2004313199A JP2004313199A JP2006128960A JP 2006128960 A JP2006128960 A JP 2006128960A JP 2004313199 A JP2004313199 A JP 2004313199A JP 2004313199 A JP2004313199 A JP 2004313199A JP 2006128960 A JP2006128960 A JP 2006128960A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
broadcast
broadcast wave
channel selection
reception
channel
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2004313199A
Other languages
English (en)
Inventor
Takuma Yoshimura
琢磨 芳村
Masaki Nakamura
正樹 中村
Toshimitsu Naka
敏光 仲
Hitoshi Kobayashi
斉 小林
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Advanced Digital Inc
Original Assignee
Hitachi Advanced Digital Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Advanced Digital Inc filed Critical Hitachi Advanced Digital Inc
Priority to JP2004313199A priority Critical patent/JP2006128960A/ja
Publication of JP2006128960A publication Critical patent/JP2006128960A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Abstract

【課題】テレビやラジオ等の放送を受信する受信機能を有し、人が携帯する、もしくは車等で移動する放送受信端末において、受信状態が変化する場合でも、簡単な選局操作によって受信可能かつ受信感度の良い放送を容易に選択する選局方式を提供すること。
【解決手段】放送波状態取得手段により受信可能な放送波の物理チャンネル及び、該物理チャンネルの受信感度レベルを取得し、選局リストを生成/更新する。使用者からの選局指示があった場合、放送波選択手段により選局リストから受信感度レベルの良い放送波のみ選択対象として扱い、受信する放送波を選択する。
【選択図】図3

Description

本発明は、テレビやラジオ等の放送を受信する受信機能を有し、人が携帯する、または車などで移動する放送受信端末に関するものであり、特に、視聴する放送を順次変更する選局方式に関するものである。
デジタル方式やアナログ方式によるテレビジョンあるいはラジオの地上放送を携帯型端末で受信する場合、移動による受信状態の変化に対して、使用者に負担の少ない選局方法が求められる。テレビジョンあるいはラジオの選局方法としては、予め放送波の物理チャンネルを対応するキーに割り当て直接選局を行う方式と、一つまたは二つのキーにより放送波の物理チャンネルをアップ/ダウンして順次選局を行う方式がある。特に携帯型の放送受信端末においては、携帯性を向上させるために、端末上に実装されるキーの数が制限されることが考えられる。このような場合、放送波のチャンネル数に相当する複数のキーを必要とする直接選局方式より、少数のキーだけで選局が可能である順次選局方式が有効である。
しかしながら、順次選局方式では放送チャンネルを随時切り替えていくため、選局されたチャンネルの中には、放送が行われていないチャンネルや、受信状態が悪く満足な視聴ができないチャンネルも存在する。このため、視聴者は視聴に満足な受信状態の放送波を選択するまでに多くの選局を必要とすることがある。また、移動しながら放送を受信するため、受信位置によって受信状態が変化する。受信状態が変化する場合でも、煩雑な操作を行うことなく受信状態が良好な放送波を選択する選局方式について記載された従来技術として、特開2000−59706号公報などがある。この公報には、受信中の放送波の受信不能状態を検出したときに周波数掃引動作を行って受信可能な放送波を検出する放送波サーチを行い、同時に個々の放送波の受信感度レベルを検出し、この検出された放送波を受信感度レベルの良い順番に自動で放送を出力することで、使用者が番組の内容を確認しつつ受信感度の良い放送を優先的に選択することを容易にする技術について記載されている。
特開2000−59706号公報
順次選局方式では、選局したチャンネルが必ずしも受信可能なチャンネルではない場合や、受信状態が悪く満足な視聴が行えないチャンネルである場合がある。この為、視聴者は受信状態が良好で視聴に十分なチャンネルを選択するまで複数回の選局操作が必要になることがある。前記従来技術は、現在受信中の放送波が受信不能状態になった場合の使用者の選局操作の煩雑さを低減することを目的とした技術であり、使用者が任意のタイミングで選局を行う場合の選局操作については言及されていない。
また、前記従来技術では現在受信中の放送波のみ受信状態の変化を監視しており、受信していない放送波の受信感度レベルの状態変化は考慮されていない。このため、使用者が選局を行う際、受信感度レベルが変化して受信不能となったチャンネルを選択する場合があり、使用者の選局操作の煩雑さを低減しているとは言い難い。本発明では上記問題を鑑みて、受信状態が変化する場合でも簡単な選局操作によって受信可能かつ受信感度の良好な放送を容易に選択することができる放送受信端末、及びその選局方式を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明の放送受信端末、及び選局方式では、受信可能な放送波の物理チャンネル及び、該物理チャンネルの受信感度レベルを取得し、選局リストを生成する放送波状態取得手段と、使用者からの選局指示があると選局リストに記載されている物理チャンネルを選択し放送を受信する放送波選択手段とを備える。
使用者からの受信開始指示により、放送波状態取得手段は受信可能な放送波の周波数及び、該周波数の受信感度レベルを取得し、選局リストを生成する。
放送波選択手段は受信感度レベルに所定の閾値を設け、選局リストから受信感度レベルが閾値以上の放送波を選択対象として扱う。使用者から選局の指示があると選択対象の放送波から、物理チャンネルを選択して受信する放送を変更する。使用者から選局の指示はアップ/ダウンキーにより行われ、選択対象の放送波から現在受信している物理チャンネルの次に大きい、又は次に物理チャンネル番号の小さいを選択する。
移動によって変化する受信状態を把握するため、放送波状態取得手段は現在視聴している放送波の受信を妨げることなく、随時受信可能な放送波の物理チャンネル及び、該物理チャンネルの受信感度レベルを取得する。既に選局リストに記載されている情報と差分があれば選局リストを修正する。応答速度、処理負荷等の制限により、随時放送波状態を取得することが困難である場合は任意の時間間隔で取得するか、使用者の指示により取得しても良い。
放送波選択手段は選局リストの修正があれば、再度受信感度レベルを参照して受信対象の放送波を判別する。これにより放送サービスエリアの切り替わり等により、受信感度レベルが閾値未満となって選択対象から外れる放送波や、新たな放送波が選択対象に追加される。いずれにしても、放送波選択手段によって選択されるのは良好な受信が保障された放送波のみであり、使用者に受信が不可能、又は十分な視聴が行えない放送波を選択するという煩わしさを与えない。
選局リストが修正され、選択対象に含まれる放送波が変わった場合、その旨を使用者に通知することが好ましい。使用者は受信状態に変化があったことを認識することが可能となる。また、使用者に対して選局指示を行う指針を与える。
上記本発明の選局方式によれば、受信状態が変化する場合でも、簡単な選局操作によって受信可能かつ受信感度の良い放送を容易に選択することができる。
以下に本発明の選局方式を有する放送受信端末の実施例を示す。なお、以下の実施例は例示であり、本発明の範囲の選局方式を制限するものではない。
本発明による放送受信端末の第1の実施の形態を、図面を使用して説明する。図1は、本発明による放送受信端末のブロック図である。
図1において、放送受信端末2は、第1の放送受信部3と、第2の放送受信部4と、放送受信部で受信した放送波の受信感度レベルを測定する受信感度測定部5と、放送受信部で受信した放送波の物理チャンネル及び前記受信感度測定部5で測定した受信感度レベルを記憶する選局リスト記憶部6と、受信放送の音声を再生する音声出力部8と、受信放送の映像を再生する映像表示部9と、放送局選択手段の操作部10と、前記操作部10の入力に基づいて選局動作を制御する制御部7を具備している。
第1の放送受信部3は、放送基地局1から送信される放送波の中から制御部7により指定された周波数の放送波を受信する。第1の放送受信部3により受信された放送波から制御部7は音声情報、映像情報を抽出し、音声出力部8と映像表示部9に出力する。
第2の放送受信部4は、所定の放送周波数帯域を一方向に周波数掃引して受信可能な放送波を検出するためのものである。受信感度測定部5は放送受信部4で検出した放送波の受信感度レベルを測定する。選局リスト記憶部6は放送受信部4で受信した放送波の周波数及び前記受信感度測定部5で測定した受信感度レベルを記憶する。第2の放送受信部4の受信可能な放送波の検出、受信感度測定部5での受信感度レベル測定、及び選局リスト記憶部6への記憶、の指示は制御部7によって制御される。本発明の放送波状態取得手段11は第2の放送受信部4、受信感度測定部5、選局リスト記憶部6、及び制御部7により構成される。
また、使用者からの受信開始、選局などの指示は操作部10のキー操作によって行われ、制御部7により所望の制御を行う。使用者からの受信開始、選局指示により第1の放送受信部3で受信する放送波の選択を行う放送波選択手段12は、制御部7と選局リスト記憶部6から構成される。
次に図2で放送受信端末2の操作仕様について説明する。受信開始キー14は受信開始を指示するキーである。選局アップキー15及び選局ダウンキー16は選局を指示するキーある。受信開始キー14、選局アップキー15、及び選局ダウンキー16は図1において操作部10に相当する。また、映像表示パネルは受信した放送の映像を表示し、図1において映像表示部9に相当する。また、図示されていないが音声出力部8に相当する音声スピーカー、及び第1の放送受信部3のアンテナと第2の放送受信部4のアンテナを具備する。
以下図1、図2、及び図3を使用して本発明の選局方式について説明する。
使用者により受信開始キー14が押されると、放送波状態取得手段11により受信可能な物理チャンネルと該物理チャンネルの受信感度レベルを記載した選局リストを作成する。操作部10から受信開始の指示を受けて、制御部7は第2の放送受信部4に対して所定の放送周波数帯域の最初の物理チャンネルを受信するように第2の放送受信部4に指示する。第2の放送受信部4は指定された物理チャンネルの受信を試みて放送波の検出の可否を制御部7に返す。放送波が検出された場合、制御部7は受信感度測定部5に第2の放送受信部4で検出された放送波の受信感度レベルを測定するように指示する。制御部7は該物理チャンネルと受信感度部5で測定された受信感度レベルを選局リスト記憶部6へ選局リストとして記憶する。選局リストへの記憶が行われた、又は第2の放送受信部4で放送波の検出ができなかった場合、所定の放送周波数帯域の次の物理チャンネルを受信するよう第2の放送受信部4に指示を行い、放送波が検出された場合、受信感度部5に受信感度レベルを測定の指示を行い、周波数と受信感度レベルを選局リスト記憶部6の選局リストに追記する。同様の動作を所定の放送周波数帯域の全ての物理チャンネルに対して行う。以上のようにして放送波状態取得手段によって図3(a)に示すような選局リストが生成される。
放送波選択手段12は、上記放送波状態取得手段11により生成された選局リストの受信感度レベルを参照して、予め設定された閾値以上の受信感度レベルの放送波を受信する選択対象として扱う。図3で示す例では、閾値を受信感度レベル比で3として設定している。閾値未満の受信感度レベルの物理チャンネルは受信する放送波の選択対象から除外される。
放送波選択手段12は選局対象の放送波から最も受信感度レベル比の大きい放送波を選択する。使用者は受信開始キー14を押すことで受信可能な放送波の中で一番受信感度の良好な放送波の受信を開始することができる。制御部7は図3(b)の選局リストから最も受信感度レベル比の大きい放送波の物理チャンネルを選択し(図3(b)の例では物理チャンネル3を選択)、第1の放送受信部3へ該物理チャンネルの受信を指示する。制御部7は第1の放送受信部3により受信された放送波から音声情報、映像情報を抽出し、音声出力部8と映像表示部9に出力する。
受信開始時の放送波選択手段12の選択手法については、選局リストから最も物理チャンネル番号の小さい放送波を選択しても良い。また、別の選択手法の実施例として、前回受信を終了した放送波を選択(ラストチャンネル)しても良い。前回受信終了時の放送波が選局対象に含まれていない場合は、選局対象の放送波から前回受信終了時の放送波の物理チャンネルに最も近い物理チャンネルの放送波を選択する。
受信開始後、使用者が受信したい放送波を変更するために選局キー(図2の選局アップキー15、選局ダウンキー16の何れか)を押すと放送波選択手段12は選択対象の別の放送波を選択する。選局アップキー15が押された場合、操作部10からの指示より、制御部7は選局リスト記憶部6に記憶された選局リストの選択対象の放送波から、現在受信している物理チャンネルの次に物理チャンネル数の大きい放送波を選択し(図3(b)の例では物理チャンネル6を選択)、第1の放送受信部3へ該物理チャンネルの受信を指示する。制御部7は第1の放送受信部3により受信された放送波から音声情報、映像情報を抽出し、音声出力部8と映像表示部9に出力する。その後、使用者が選局アップキー15を押す度に同様の動作を繰り返す。選択対象で最も大きい物理チャンネルの放送波を受信中に選局アップキー15を押された場合は放送波の選択を行わないか、最も物理チャンネル番号の小さい放送波を選択するか何れの動作を行っても良い。最も物理チャンネル番号の小さい放送波を受信中に選局ダウンキー16が押された場合の動作も同様である。
放送波状態取得手段11は受信開始後も随時、受信可能な放送波の物理チャンネルと該物理チャンネルの受信感度レベルを取得し選局リストの更新を継続して行う。第2の放送受信部4で検出された物理チャンネルと受信感度部5で測定された受信感度レベルが、既に選局リスト記憶部6に記憶された選局リストとに差分があった場合、選局リストを修正する。選局リストの修正があった場合、放送波選択手段は受信感度レベルを参照し選択対象の再編成を行う。これにより、移動によって受信状態が変化した場合でも、受信可能な放送波の増減や受信感度レベルの変化に対応する。選択対象の放送波には常に良好な受信が可能な放送波のみが含まれており、放送波状態取得手段は選択対象内の放送波のみを選択する。使用者は受信が不可能、又は満足な視聴が行えない放送波を選択するという煩わしさを回避できる。
図3(c)で示すように、現在視聴中の放送波の受信感度レベルが閾値以下となり選択対象から除外された場合は受信を継続し、そのまま視聴を継続するかは使用者の判断に委ねる。使用者から選局の指示があった場合(図3(d)で示す)は、放送波選択手段12は選択対象内の最も受信感度レベルの良い放送波を選択する。選択対象から除外された放送波はその後、放送波選択手段の選択対象外となる。
放送受信端末2を人が携帯して屋内又は地下を移動する場合や、放送受信端末2を車に搭載しトンネル内を移動する場合などでは、視聴している放送波を含め全ての放送波が受信不可能となる場合がある。このような場合は、第1の放送受信部3は視聴していた放送波の受信を継続、また放送波状態取得手段11は、第2の放送受信部4によって所定の放送周波数帯域を一方向に周波数掃引して受信可能な放送波の検出を継続することを試みる。トンネル内を抜けるなどして、再び放送波を受信可能な位置に移動した場合、放送波状態取得手段11は再び選局リストを作成・更新していく。第1の放送受信部3により、受信不可能となる前に視聴していたの放送波が受信できれば、制御部7の制御のもと、番組の視聴を続ける。放送波状態取得手段11により受信可能な別の放送波を検出してから一定時間(予め任意の時間を指定)経過しても、第1の放送受信部3によって受信不可能となる前に視聴していたの放送波が受信できなかった場合、放送サービスエリアの変更などにより受信可能な放送波となったと判断し、放送波選択手段12は選局リストの選択対象内の放送波から最も受信感度レベルの良いものを選択し、視聴を開始する。
選択対象に含まれる放送波に変更があった場合、制御部7はその趣を映像表示部9に表示するか、音声出力部8を用いて音声(アラーム等)で使用者に通知を行う。これにより、使用者は新たに受信可能な放送波が増加したことや、受信感度レベルが悪くなったため視聴に耐えられない放送波になった等の情報を知ることができる。
本発明による受信方法の第2の実施形態を、図面を使用して説明する。図4は、本発明による放送受信端末のブロック図である。
図4の放送受信端末2は、図1の第2の放送受信部4および受信感度計測部5に代わり、測位衛星20から位置情報を受信するための位置情報受信部17と前記位置情報受信部17で取得した位置情報を記憶する位置情報記憶部18、無線基地局21とデータを送受信するための無線通信部19を具備する。無線通信部19は、上記の位置情報記憶部18に記憶された測位位置を無線基地局21に送信するため及び、無線基地局21とネットワーク22を介して接続されている受信感度集計サーバ23の受信感度データベース25から選局リスト26を受信するためのものである。
図4で示す本発明の第2の実施形態では、放送波状態取得手段11は測位衛星20、位置情報受信部17、位置情報記憶部18、無線通信部19、無線基地局21、受信感度集計サーバ23、制御部7により構成される。放送波選択手段12は第1の実施形態と同様に、制御部7と選局リスト記憶部6から構成される。また、第2の実施形態においても第1の実施形態と同様に移動法送受信端末2の操作仕様を図2で示す。図示されていないが音声出力部8に相当する音声スピーカー、及び放送受信部3のアンテナと位置情報受信部17のアンテナと無線通信部19のアンテナを具備する。
以下図4、図2を使用して本発明の選局方式、特に放送波状態取得手段11について説明する。
使用者が受信開始キー14を押すと、放送波状態取得手段11によって受信可能な物理チャンネルと該物理チャンネルの受信感度レベルを記載した選局リストが取得される。操作部10からの指示により制御部7は位置情報受信部17に対して位置情報の取得を指示する。位置情報受信部17は測位衛星21から位置情報を取得し、位置情報を位置情報記憶部18に記憶する。位置情報受信部17は位置情報記憶部18に位置情報を記憶後、制御部7に位置情報取得完了通知を送る。制御部7は位置情報取得完了通知を受け、無線通信部19に位置情報記憶部18に記憶されている位置情報を無線基地局21に送信するように指示する。無線通信部19から無線基地局21に送信された位置情報はネットワーク22を介し受信感度集計サーバ23に格納される。位置情報判別制御部24は受信感度集計サーバ23に格納された位置情報、即ち放送受信端末2の測位位置と受信感度データベース25の選局リスト内の位置情報とを比較し、測位位置と一番近い選局リスト26を参照する。
前記選局リスト26は図5に示すような、位置情報及びその位置での受信可能な物理チャンネルと受信感度レベルを含むものである。また、前記選局リスト26は物理チャンネルを降順ソートして生成されている。参照した選局リスト26は、ネットワーク22を介し無線基地局21から放送受信端末2に向けて送信され、放送受信端末2は無線通信部19から前記選局リスト26を受信し制御部7の制御により選局リスト記憶部6に記憶する。選局リスト記憶部6に記憶後、制御部7に記憶完了通知を送る。
以降の放送波選択手段12による選局方式については実施例1と同様であるため説明を省略する。
移動による受信状態の変動に対応するため、放送波状態取得手段12 は上記した選局リストの取得を随時行うことが好ましい。しかしながら、無線通信部19と無線基地局21間で常に通信を継続するのは、通信インフラへの処理負荷が大きいこと、通信インフラを使用するための経済性の問題等の理由により実現は困難である。そのため、以前選局リストを取得した測位位置から一定の距離以上離れた場合に選局リストを再取得する、もしくは以前選局リストを取得した時刻から一定時間経過後に選局リストを再取得する方式が望ましい。
本発明は、テレビやラジオ等の放送を受信する受信機能を有する放送受信端末に関するものであり、特に、視聴する放送を順次変更する選局方式に関するものである。携帯型の放送受信端末においては、携帯性の向上のため、配置できるキーの数が制限される場合がある。少数のキーだけで選局が可能である順次選局方式が有効である。
また、放送受信端末を人が携帯する、又は車で移動しながら放送を受信する場合、受信位置によって受信状態が変化する。本発明の選局方式によれば、受信状態が変化する場合でも、簡単な選局操作によって受信可能かつ受信感度の良い放送を容易に選択することができる。
本発明の第1の実施形態のブロック図を示す。 本発明の第1の実施形態、及び第2の実施形態における放送受信端末の操作仕様を示す。 受信可能な周波数と受信レベルが記載された選局リストと、選局リストを用いた選局方式の説明について示す。 本発明の第2の実施形態のブロック図を示す。 本発明の第2の実施形態で用いる選局リストについて示す。
符号の説明
1…放送基地局
2…放送受信端末
3…第1の放送受信部
4…第2の放送受信部
5…受信感度測定部
6…選局リスト記憶部
7…制御部
8…音声出力部
9…映像表示部
10…操作部
11…放送波状態取得手段
12…放送波選択手段
13…映像表示パネル
14…受信開始キー
15…選局アップキー
16…選局ダウンキー
17…位置情報受信部
18…位置情報記憶部
19…無線通信部
20…測位衛星
21…無線基地局
22…ネットワーク
23…受信感度集計サーバ
24…位置情報判別制御部
25…受信感度データベース
26…選局リスト

Claims (4)

  1. 指定された物理チャンネルの放送波を受信する放送受信手段と、放送受信手段で受信可能な放送波の物理チャンネルと、該物理チャンネルの受信感度レベルを取得し選局リストを生成する放送波状態取得手段と、前記放送波状態取得手段で生成された選局リストに記載された放送波で、受信感度レベルが所定の閾値以上の放送波だけを選局の選択対象とする放送波選択手段とを有する放送受信端末の選局方式。
  2. 前記放送波状態取得手段は、前記放送受信手段が放送波を受信している間、随時受信可能な放送波の物理チャンネルと、該物理チャンネルの受信感度レベルを取得し選局リストを更新することを特徴とする請求項1に記載の放送受信端末の選局方式。
  3. 前記放送波状態取得手段により選局リストが更新され、前記放送波選択手段で選択対象とする放送波に増減があった場合、映像又は音声により使用者に通知することを特徴とする請求項2に記載の放送受信端末の選局方式。
  4. 請求項1乃至請求項3の何れかに記載の選局方式を有することを特徴とする放送受信端末。
JP2004313199A 2004-10-28 2004-10-28 放送受信端末及びその選局方式 Pending JP2006128960A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004313199A JP2006128960A (ja) 2004-10-28 2004-10-28 放送受信端末及びその選局方式

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004313199A JP2006128960A (ja) 2004-10-28 2004-10-28 放送受信端末及びその選局方式

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2006128960A true JP2006128960A (ja) 2006-05-18

Family

ID=36723181

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2004313199A Pending JP2006128960A (ja) 2004-10-28 2004-10-28 放送受信端末及びその選局方式

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2006128960A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007325146A (ja) * 2006-06-05 2007-12-13 Mitsubishi Electric Corp 列車放送受信システム
JP2008034969A (ja) * 2006-07-26 2008-02-14 Toyota Motor Corp 車両用放送受信装置及び車両用放送受信方法
US8370871B2 (en) 2006-07-28 2013-02-05 Lg Electronics Inc. Image signal receiver for diagnosing and editing channel, and control method thereof

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007325146A (ja) * 2006-06-05 2007-12-13 Mitsubishi Electric Corp 列車放送受信システム
JP2008034969A (ja) * 2006-07-26 2008-02-14 Toyota Motor Corp 車両用放送受信装置及び車両用放送受信方法
US8370871B2 (en) 2006-07-28 2013-02-05 Lg Electronics Inc. Image signal receiver for diagnosing and editing channel, and control method thereof

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4237689B2 (ja) 移動通信端末機の位置情報を利用する放送チャンネル制御装置及び方法
JP4608988B2 (ja) ディジタルテレビジョン放送信号受信装置
JP4503400B2 (ja) 携帯端末装置
JP2008544642A (ja) 移動テレビジョンにおいて送信機の識別のためにグローバルポジショニングシステムを使用すること
US7603077B2 (en) Broadcast receiver with automatic channel scanning
JP2010147620A (ja) 無線通信システムおよび無線通信装置
JP2008283406A (ja) 携帯機器
US7215385B2 (en) Broadcast receiver
JP2006025198A (ja) テレビジョン放送受信装置
JP2006128960A (ja) 放送受信端末及びその選局方式
US7689161B2 (en) Broadcast receiver with selective scanning and signal retrieval
CN101753899B (zh) 接收设备和接收方法
JP4066999B2 (ja) 移動端末、放送受信制御プログラム
JP2006025321A (ja) 放送受信機
KR100841560B1 (ko) 복수 개의 튜너가 구비된 디지털 방송 수신기에서의 튜너지정 방법 및 그 디지털 방송 수신기
KR20070052460A (ko) 방송수신기기 및 그의 채널 제어방법
JP2006025201A (ja) テレビジョン放送受信システム
JP4803724B2 (ja) 受信装置、階層切り替え方法、及びプログラム
KR20060084004A (ko) 디지털 방송 수신기에서의 방송 채널 자동 설정장치 및방법
JP4479620B2 (ja) デジタル受信装置
JP2005269162A (ja) 放送受信の方法
JP2003037785A (ja) 移動体用受信装置及び放送信号の受信方法
JP6128544B2 (ja) 車載デジタル放送受信機
KR20080104865A (ko) 휴대용 방송통신단말기의 방송채널 제어장치 및 방법
JP2007281883A (ja) テレビジョン受像機