JP2007281736A - デジタルデータ放送コンテンツの視聴管理方法及びデジタル放送システム - Google Patents

デジタルデータ放送コンテンツの視聴管理方法及びデジタル放送システム Download PDF

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Abstract

【課題】デジタル放送における視聴者の視聴登録によって構築されるデータベースの情報を利用して、視聴者の次の番組視聴を誘引することを可能にするデジタルデータ放送コンテンツの視聴管理方法及びデジタル放送システムを提供すること。
【解決手段】1セグなどのBMLデータ放送コンテンツの視聴に際して、放送局サーバに視聴データベースを設けて、ここに番組IDとユーザIDとを関係付けた視聴IDを登録しておく。放送後は、番組IDのユーザIDに基づいてメーリングリストを生成し、視聴後も視聴者同士がコミュニケーションが図れる場を提供することにより、次回の放送時の視聴を誘引する。
【選択図】図1

Description

本発明は、デジタルデータ放送コンテンツの視聴管理方法に関し、特に、受信端末装置で受信されるデジタルデータ放送コンテンツの視聴状況を管理する視聴管理方法、及びその視聴管理方法を適用したデジタル放送システムに関する。
近時、BML(Broadcasting Markup Language)規格の策定に伴い、デジタル化が進むテレビ放送では、BML技術を利用して視聴者に対して双方向性サービスや他の通信ネットワークを利用したサービスを提供することが可能になり、例えば、放送コンテンツ毎に視聴登録や課金等のサービスを提供することが可能になる。特に、通信機能を持つ携帯端末における受信が想定されているデジタル放送である1セグ放送により、このようなサービスは、今後、利用が拡大することが期待されている。このようなサービスを実現するためには、放送局は視聴データベースやユーザデータベース等を管理するネットワークサーバを用意する必要があり、また、視聴者情報を管理するユーザデータベースにはユーザIDや視聴ID等を登録し、ネットワークサーバから視聴者に対して視聴IDを発行する等のシステム上の整備が必要となる。
ところで、上記視聴データベースでは、視聴者毎に視聴した番組ID等の視聴履歴を管理することにより、その視聴履歴を視聴者毎の課金管理に利用はできるものの、視聴者が友人等の他のユーザに対して番組を紹介する等して、ユーザ間での番組視聴への動機付けを行うインセンティブを与えるためには利用されておらず、いわゆる視聴者の囲い込みには役立てられていなかった。
この点について、例えば、特許文献1に記載されたテレビ放送を利用したスタンプサービスシステムでは、受信機のメモリに視聴中の番組IDを記録したスタンプマークを記憶させ、スタンプマークが一定数貯まった時に、視聴者にプレゼントへの応募資格を付与するサービスが提案されている。
特開2002−325244号公報
しかしながら、上記従来のスタンプサービスでは、単に視聴記録を残しておき、それが一定数に達するとプレゼントに応募できるというサービスを提供するだけであり、商店街等で従来から行われているサービスをテレビ放送に対して転用したものであり、視聴データベースに記録された視聴履歴は視聴者の囲い込みには利用されていない。
すなわち、従来のデジタル放送に対するサービス提案は、従来から有るサービスをテレビ放送に単に転用するだけのものであり、双方向性を利用して視聴データベースに蓄積される視聴履歴は視聴率の向上には利用されていない。
そこで、本発明は、このような点に鑑みてなされたものであり、デジタル放送における視聴者の視聴登録によって構築されるデータベースの情報を利用して、視聴者の次の番組視聴を誘引することを可能にするデジタルデータ放送コンテンツの視聴管理方法及びデジタル放送システムを提供することを目的とする。
本発明のデジタルデータ放送コンテンツの視聴管理方法は、デジタルデータ放送コンテンツを配信する放送局と、前記放送局からのデジタルデータ放送コンテンツを受信して再生する受信端末装置と、前記受信端末装置と通信網を介して接続される放送局サーバと、から構成されるデジタル放送システムにおいてデジタルデータ放送コンテンツの視聴を管理する視聴管理方法であって、前記受信端末装置において、自装置内の記憶手段に設けられたレジスタを参照して、視聴情報を前記放送局サーバに送信済みか否かを判定するステップと、前記視聴情報を送信済みのときはデジタルデータ放送コンテンツを表示するステップと、前記視聴情報を未送信のときは自装置内の視聴ID記憶手段を参照して、当該デジタルデータ放送コンテンツに対するユーザの視聴IDが登録されているか否かを判定するステップと、視聴IDが登録されている判定したときは、前記放送局サーバに対して視聴要求信号を送信するステップと、前記放送局サーバにおいて、前記視聴要求信号を受信すると、視聴データベースの該当ユーザの当該デジタルデータ放送コンテンツに対する視聴フラグをセットし、視聴許可信号を端末装置に送信するステップと、前記受信端末装置において、前記視聴許可信号を受信してデジタルデータ放送コンテンツを表示するステップと、前記視聴ID記憶手段を参照して視聴IDが登録されていないと判定したときは、前記放送局サーバに対して視聴ID要求信号を送信するステップと、前記放送局サーバにおいて、前記視聴ID要求信号を受信すると、視聴データベースに番組IDとユーザIDとからなる視聴IDを登録し、該視聴IDを前記受信端末装置に送信するステップと、前記受信端末装置において、前記視聴IDを受信し、当該視聴IDを前記視聴ID記憶手段に記憶するとともに、デジタルデータ放送コンテンツを表示するステップと、からなる。
この方法によれば、放送局サーバの視聴データベースには、番組IDとユーザIDとからなる視聴データベースが構築されるため、この視聴データベースに登録されたユーザに対して番組IDに基づいたスポンサーの広告情報を電子メール等で配信することが可能となり、番組のスポンサー効果を高めることができる。
また、本発明のデジタルデータ放送コンテンツの視聴管理方法は、請求項1記載のデジタルデータ放送コンテンツの視聴管理方法において、前記視聴データベースには、少なくとも番組IDとユーザIDとからなる視聴IDと、メールアドレスと、視聴フラグとが対応付けて登録されており、前記放送局サーバにおいて、視聴フラグがセットされたユーザIDに対応付けられたメールアドレスを宛先として同報的に当該番組IDに対応する情報を電子メールで送信するステップと、からなる。
この方法によれば、当該番組を視聴した数人単位のユーザ間でメーリングリスト(同報メール)が設定されるため、当該番組の放送後においても、視聴者間でメーリングリストを使った情報交換が可能となり、視聴者の囲い込み及び次放送への視聴の誘引が可能となる。
また、本発明のデジタルデータ放送コンテンツの視聴管理方法は、請求項2記載のデジタルデータ放送コンテンツの視聴管理方法において、前記視聴データベースの視聴フラグは、前記番組IDに対応する次回の放送時に再設定されるようになっており、視聴フラグが再設定されなかったユーザIDには前記電子メールが送信されない。
この方法によれば、視聴フラグを次回の放送時に再設定することにより、次回の放送を視聴しなかった視聴者は次回の放送後にメーリングリストから除外されてしまうため、視聴者に対して「次回放送を見なければ」という視聴動機付けを誘引することができる。
また、本発明のデジタルデータ放送コンテンツの視聴管理方法は、請求項1記載のデジタルデータ放送コンテンツの視聴管理方法において、前記視聴データベースには、少なくとも番組IDと、ユーザIDと、メールアドレスと、視聴フラグとが対応付けて登録されており、前記放送局サーバにおいて、前記視聴フラグがセットされたユーザIDに対して懸賞の抽選を実行し、抽選結果の当選・落選情報を前記メールアドレスを宛先とした電子メールを送信するステップからなる。
この方法によれば、視聴者に対して視聴後の娯楽を提供することができる。
また、本発明のデジタル放送システムは、デジタルデータ放送コンテンツを配信する放送局と、前記放送局からのデジタルデータ放送コンテンツを受信して再生する受信端末装置と、前記受信端末装置と通信網を介して接続される放送局サーバと、から構成されるデジタル放送システムであって、前記受信端末装置は、視聴情報を記憶するレジスタを有する記憶手段と、視聴IDを記憶する視聴ID記憶手段と、デジタルデータ放送コンテンツを表示する表示手段と、前記通信網を介して前記放送局サーバとの間で通信を行う通信手段と、前記レジスタを参照して視聴情報を前記放送局サーバに送信済みか否かを判定し、送信済みのときはデジタルデータ放送コンテンツを前記表示手段に表示し、未送信のときは前記視聴ID記憶手段を参照して、当該デジタルデータ放送コンテンツに対するユーザの視聴IDが登録されているか否かを判定し、視聴IDが登録されていないときは、前記放送局サーバに対して視聴要求信号を前記通信手段により送信する視聴管理手段と、を備え、前記放送局サーバは、前記通信網を介して前記受信端末装置との間で通信を行う通信手段と、前記受信端末装置における前記デジタルデータ放送コンテンツの視聴を管理する管理情報を登録する視聴データベースを記憶する視聴情報記憶手段と、前記視聴要求信号を受信すると、前記視聴データベースの該当ユーザの当該デジタルデータ放送コンテンツに対する視聴フラグをセットし、視聴許可信号を前記受信端末装置に送信する視聴管理手段と、を備え、前記受信端末装置の前記視聴管理手段は、前記視聴許可信号を受信してデジタルデータ放送コンテンツを前記表示手段に表示し、前記視聴ID記憶手段を参照して視聴IDが登録されていないときは、前記放送局サーバに対して視聴ID要求信号を送信し、前記放送局サーバの視聴管理手段は、前記視聴ID要求信号を受信すると、前記視聴データベースに番組IDとユーザIDとからなる視聴IDを登録し、該視聴IDを前記受信端末装置に送信し、前記受信端末装置の前記視聴管理手段は、前記視聴IDを受信し、当該視聴IDを前記視聴ID記憶手段に記憶するとともに、デジタルデータ放送コンテンツを表示する。
この構成によれば、放送局サーバの視聴データベースには、番組IDとユーザIDとからなる視聴データベースが構築されるため、この視聴データベースに登録されたユーザに対して番組IDに基づいたスポンサーの広告情報を電子メール等で配信することが可能となり、番組のスポンサー効果を高めることができる。
本発明によれば、デジタル放送におけるユーザの視聴登録によって構築されるデータベースの情報を利用して、ユーザの次の視聴を誘引することが可能になる。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照して詳細に説明する。
図1は、本発明を適用した一実施の形態のデジタル放送システムのシステム構成を示す図である。図1において、デジタル放送システム10は、テレビ局100と、デジタル放送受信端末200と、放送局サーバ300と、データベース装置400と、から構成され、デジタル放送受信端末200と放送局サーバ300は通信網Nを介して接続され、放送局サーバ300とデータベース装置400は専用回線Lを介して接続される。
テレビ局100は、各種番組等の番組データと、番組に連動する又は独自のデータ放送を提供するBMLデータを含む放送用データをテレビ放送電波に変調して放送する。デジタル放送受信端末200は、テレビ局100から放送されるテレビ放送電波を受信し、そのテレビ放送電波を復調して番組データを再生するとともに、BMLデータに基づくデータ放送を表示する。また、デジタル放送受信端末200は、インターネットNを介して放送局サーバ300との間で放送用コンテンツの視聴サービスに関する情報を送受信する。放送局サーバ300は、インターネットNを介してコンテンツの視聴に関するサービス情報を送受信するとともに、その送受信する各種視聴情報を専用回線Lを介してデータベース装置400との間で授受する。データベース装置400は、放送局サーバ300が視聴者登録されたデジタル放送受信端末200に対して提供する各種サービスに必要となる各種視聴情報をデータベース化して記憶する。
図2は、デジタル放送受信端末200の構成を示すブロック図である。図2において、デジタル放送受信端末200は、制御部201と、入力部202と、表示部203と、NVRAM204と、記憶部205と、通信部206と、デジタル放送受信部207と、コンテンツ再生部208と、視聴管理部209と、を備え、各部はバス210を介して接続されている。
制御部201は、デジタル放送受信端末200内部の各部を制御して、デジタル放送受信処理、コンテンツ再生処理、通信処理、視聴判断処理、視聴登録処理及び視聴確認処理等を制御する。
入力部202は、テンキー及び各種ファンクションキー等を備え、ユーザによるキー操作に応じたキー入力信号を制御部201に出力する。
表示部203は、液晶表示パネル等により構成され、制御部201から入力される表示制御信号により、コンテンツ再生部208から入力されるデジタル放送番組やBMLデータ放送等を表示する。
NVRAM(Non Volatile RAM)204は、不揮発性の半導体メモリであり、放送局サーバ300から受信する視聴ID等を記憶する。
記憶部205は、制御部201において利用されるデジタル放送受信制御プログラム、コンテンツ再生制御プログラム、通信制御プログラム、視聴登録制御プログラムや視聴確認制御プログラム等を記憶すると共に、コンテンツデータ等を記憶する。また、記憶部205は、後述する視聴判断処理において、視聴番組に対する視聴情報の放送局サーバ300への送信有無を判断するためのフラグ情報を一時的に記憶する記憶領域としてGREG又はUREGと呼ばれる一時記憶領域を有する。なお、以下の説明では、GREGを利用するものとする。
通信部206は、通信網Nと接続し、通信網Nを介して放送局サーバ300との間で通信を実行する通信機能を有する。通信部206は、放送局サーバ300から視聴サービスに関する各種情報を受信すると、その受信情報を制御部201に出力する。
デジタル放送受信部207は、テレビ局100から放送されるテレビ放送電波を受信して番組データとBMLデータを復調し、復調した番組データをコンテンツ再生部208に出力するとともに、BMLデータを視聴管理部209に出力する。
コンテンツ再生部208は、制御部201から入力されるコンテンツ、デジタル放送番組データやBMLデータ放送データ等をコンテンツ再生プログラムにより再生し、その再生映像を表示部203に出力して表示させる。
視聴管理部209は、デジタル放送受信部207から入力されるBMLデータに基づいて、後述する視聴判断処理、視聴確認処理及び視聴登録処理を実行する。
図3は、放送局サーバ300の構成を示すブロック図である。図3において、放送局サーバ300は、制御部301と、ML生成部302と、MLサービス部303と、ML終了部304と、くじ抽選部305と、通信部306と、DBI/F部307と、視聴管理部308と、記憶部309と、を備え、各部はバス310を介して接続されている。
制御部301は、放送局サーバ300内部の各部を制御して、視聴登録処理、視聴確認処理、通信処理、メーリングリスト作成処理、メーリングリストサービス処理、メーリングリスト終了処理、くじ抽選処理等を制御する。
ML生成部302は、後述するデータベース装置400に記憶される視聴データベース401に記憶された視聴フラグ及び視聴者の属性情報に基づいて、ML(メーリングリスト)のグループを作成し、このMLグループ毎に後述するメーリングリストグループDBを作成するとともに、各MLグループの開始と終了を制御するメーリングリスト開始・終了DBを作成するML生成処理を実行する。
MLサービス部303は、ML生成部302により生成されたMLグループ毎のメーリングリストに基づいてML作成告知メールを各ユーザのデジタル放送受信端末200に送信し、その送信先のデジタル放送受信端末200から受信するメール閲覧に関する操作信号に対応するMLサービス処理を実行する。
ML終了部304は、ML生成部302において作成されたメーリングリスト開始・終了DBに設定されたML終了時間及びML終了告知発送時間に基づいて、MLグループの終了時期が迫ったユーザに対してML終了告知メールを送信するとともに、MLグループを削除するML終了処理を実行する。
くじ抽選部305は、後述するDB装置400に記憶される視聴データベース401に記憶された視聴フラグに基づいてくじを抽選し、その抽選結果に応じた当選者及び非当選者に対する処理を含むくじ抽選処理を実行する。
通信部306は、通信網Nと接続し、通信網Nを介してデジタル放送受信端末200との間で通信を実行する通信機能を有する。通信部306は、デジタル放送受信端末200から視聴サービスに関する各種視聴情報を受信すると、その受信情報を制御部301に出力する。
DBI/F部307は、専用回線Lと接続し、専用回線Lを介してデータベース装置400との間で上記視聴サービスに関する各種情報を授受する。
視聴管理部308は、デジタル放送受信端末200との間で視聴確認処理及び視聴登録処理を実行する。
記憶部309は、制御部201において利用される視聴登録制御プログラム、視聴確認制御プログラム、メーリングリスト作成制御プログラム、メーリングリストサービス制御プログラム、メーリングリスト終了制御プログラム、くじ抽選制御プログラム等を記憶する。
次に、図1のDB装置400に記憶される視聴データベース401と番組制御用データベース402の各構成について、図4を参照して説明する。図4において、(a)は視聴データベース401の構成例を示す図、(b)は番組制御用データベース402の構成例を示す図である。
視聴データベース401では、番組を識別する「番組ID」と、デジタル放送受信端末200のユーザを識別する「ユーザID」と、ユーザの氏名、性別、生年月日等を含む「属性情報1,2」と、ユーザによる直近の番組の視聴状態を示す「視聴フラグ」と、ユーザによる番組の連続視聴回数を示す「連続視聴回数」と、ユーザによる番組の総試聴回数を示す「総視聴回数」と、を対応付けて記録するデータベースである。
「番組ID」と「ユーザID」は、上記放送局サーバ300の視聴登録処理において生成されてデジタル放送受信端末200のNVRAM204に登録される情報である。また、「属性情報1,2」は、上記放送局サーバ300の視聴登録処理においてデジタル放送受信端末200から送信されて登録される情報である。
番組制御用データベース402は、デジタル放送受信端末200と放送局サーバ300との間で実行される視聴確認処理において、番組の視聴登録を受け付ける期間を管理するためのデータベースである。この番組制御用データベース402では、「番組ID」と、「番組名」と、視聴確認を受け付ける開始日及び開始時間を示す「視聴確認受付開始日」及び「視聴確認受付開始時間」と、視聴確認を受け付ける終了日及び終了時間を示す「視聴確認受付終了日」及び「視聴確認受付終了時間」と、を対応付けて記憶する。
次に、図1のデジタル放送システム10において実行される視聴サービスの概要について、図5を参照して説明する。図5は、デジタル放送システム10の動作概要を示す図である。
図5において、デジタル放送受信端末200及び放送局サーバ300では、大きく分けて「視聴判断処理」と、「視聴確認処理」と、「視聴登録処理」が実行される。
「視聴判断処理」において、デジタル放送受信端末200は、ユーザにより選局されたデジタル放送番組を受信した際に、上記GREGに記憶されるフラグ情報の有無により当該番組に対する視聴情報が放送局サーバ300に送信済みか未送信かを判別し、送信済みの場合は登録者用データ放送表示を行い、未送信の場合はNVRAM204に記憶される視聴IDの有無により視聴者登録済みか未登録かを判別して、登録済みの場合は「視聴確認処理」に移行し、未登録の場合は「視聴登録処理」に移行する。
「視聴確認処理」において、デジタル放送受信端末200は、視聴IDを放送局サーバ300に送信し、視聴情報送信済みを示すフラグ情報をGREGに記憶して、登録者用データ放送画面を表示する。また、「視聴確認処理」において、放送局サーバ300は、デジタル放送受信端末200から視聴IDを受信し、その視聴ID及び受信時刻と上記番組制御用データベース402とを比較して、視聴確認の失敗又は成功を判断して判断結果をデジタル放送受信端末200に返送する。
「視聴登録処理」において、デジタル放送受信端末200は、非登録者用データ放送画面を表示して、ユーザに視聴登録操作を促し、入力されるユーザ属性情報を放送局サーバ300に送信し、放送局サーバ300から返送される視聴IDをNVRAM204に記憶する。また、「視聴登録処理」において、放送局サーバ300は、デジタル放送受信端末200からユーザ属性情報を受信すると、視聴IDを発行して受信したユーザ属性情報と対応付けてデータベース装置400内の上記視聴データベース401に登録すると共に、発行した視聴IDをデジタル放送受信端末200に返送する。
次に、上記「視聴登録処理」における詳細な処理について、図6及び図7を参照して説明する。図6は、デジタル放送受信端末200において実行される視聴登録処理を示すフローチャートである。図7は、放送局サーバ300において実行される視聴登録処理を示すフローチャートである。
デジタル放送受信端末200は、入力部202からの指示により選択されたチャンネルのデジタル放送の受信を開始すると、視聴管理部209は、図6の視聴確認処理を開始する。図6において、視聴管理部209は、まず、非登録者用データ放送画面(視聴登録要求画面を含む)を表示部203に表示させ(ステップS101)、視聴登録要求画面において視聴登録申し込み指示が入力されたか否かを判別する(ステップS102)。視聴管理部209は、視聴登録申し込み指示が入力されなければ(ステップS102:NO)、ステップS101に戻り、視聴登録申し込み指示が入力された場合は(ステップS102:YES)、視聴者情報入力画面要求コマンドを通信部206から放送局サーバ300に送信する(ステップS103)。
次いで、視聴管理部209は、放送局サーバ300から視聴者情報入力画面を受信して(ステップS104)、その視聴者情報入力画面を表示部203に表示し(ステップS105)、視聴者情報(ユーザ属性)の入力と送信指示の有無を判別する(ステップS106)。送信指示がなければ(ステップS106:NO)、ステップS105に戻り、送信指示があれば(ステップS106:YES)、入力された視聴者情報(例えば、メールアドレス、氏名、性別、生年月日等を含むユーザ属性)を通信部206から放送局サーバ300に送信する(ステップS107)。
次いで、視聴管理部209は、放送局サーバ300から送信される視聴IDの受信の有無を判別する(ステップS108)。視聴IDを受信しなければ(ステップS108:NO)、ステップS113に移行してエラー処理、例えば、登録失敗等を表示部203に表示させて、ステップS112に移行する。また、視聴IDを受信すれば(ステップS108:YES)、受信した視聴IDをNVRAM204に登録する(ステップS109)。
次いで、視聴管理部209は、記憶部205内のGREGを初期化し(ステップS110)、視聴登録完了を表示部203に表示し(ステップS111)、データ放送画面を表示部203に表示して(ステップS112)、本処理を終了する。
次に、放送局サーバ300において実行される視聴登録処理について、図6に示すフローチャートを参照して説明する。
図6において、放送局サーバ300内の視聴管理部308は、デジタル放送受信端末200から送信される視聴者情報入力画面要求コマンドの受信有無を判別する(ステップS201)。視聴者情報入力画面要求コマンドを受信するまで待機し(ステップS201:NO)、視聴者情報入力画面要求コマンドを受信すると(ステップS201:YES)、視聴者情報入力画面を通信部306からデジタル放送受信端末200に送信する(ステップS202)。
次いで、視聴管理部308は、デジタル放送受信端末200から送信される視聴者情報(ユーザ属性)の受信有無を判別する(ステップS203)。視聴者情報(ユーザ属性)を受信するまで待機し(ステップS203:NO)、視聴者情報(ユーザ属性)を受信すると(ステップS203:YES)、受信した視聴者情報(ユーザ属性)をデータベース装置400に転送して視聴データベース401に登録する(ステップS204)。
次いで、視聴管理部308は、番組IDとユーザIDとからなる視聴IDを発行し、この視聴IDをデータベース装置400に転送して視聴データベース401内の登録した視聴者情報に対応付けて登録するとともに、視聴IDを通信部306からデジタル放送受信端末200に送信して(ステップS205)、本処理を終了する。
以上の視聴登録処理により、デジタル放送受信端末200内のNVRAM204には視聴IDが登録され、データベース装置400内の視聴データベース401には視聴IDと共に視聴者情報(ユーザ属性)が登録されたことになる。その結果、図4(a)に示す視聴データベース401には、例えば、視聴IDとして「番組ID:0001」と「ユーザID:00000001」と「メールアドレス:aaa@aaa.aa」と「属性情報1,2」が登録される。
次に、デジタル放送受信端末200において実行される視聴判断処理について、図8に示すフローチャートを参照して説明する。
図8において、視聴管理部209は、BMLデータ放送の視聴が開始されると、記憶部205内のGREGを参照して(ステップS301)、GREG内に当該番組の視聴登録済みを示すフラグBセットか、視聴未登録を示すフラグAセットか、又はフラグなしかを確認する。
フラグBがセットされている場合、すなわち、視聴中の番組に対する視聴IDを放送局サーバ300に送信済みである場合は、ステップS302に移行して、登録済み視聴者用データ放送画面(視聴登録を促す画面を非表示)を表示部203に表示して、本処理を終了する。
また、フラグAがセットされている場合は、すなわち、視聴中の番組に対する視聴IDを放送局サーバ300に未送信である場合は、ステップS303に移行して、非登録視聴者用データ放送画面(視聴登録を促す画面を表示)を表示部203に表示して、視聴IDの送信を促して、本処理を終了する。また、フラグがセットされていない場合は、ステップS304に移行する。
次いで、視聴管理部209は、フラグがセットされていない場合は、ステップS304において、NVRAM204を参照して視聴IDの登録有無を判別する。視聴IDが登録されていなければ、ステップS305に移行し、記憶部205内のGREGにフラグAをセットし、ステップS303に移行する。
また、視聴IDが登録されていれば、ステップS306に移行して、現在視聴しようとしているチャンネルの接続許可を確認する。接続不許可であれば、ステップS307に移行して、通信不許可者用データ放送画面を表示部203に表示して、本処理を終了する。また、接続許可であれば、ステップS308に移行して、通信部206から視聴IDを放送局サーバ300に送信して、本処理を終了する。この後、視聴管理部209は、視聴確認処理に移行する。
次に、図5の「視聴確認処理」における詳細な処理について、図9及び図10を参照して説明する。図9は、放送局サーバ300において実行される視聴確認処理を示すフローチャートである。図10は、デジタル放送受信端末200において実行される視聴確認処理を示すフローチャートである。
図9において、視聴管理部308は、デジタル放送受信端末200から送信される視聴ID(番組ID及びユーザIDを含む)を受信すると(ステップS401)、その受信時刻が上記図番組制御用データベース402に設定された該当番組IDの視聴確認受付開始日及び視聴確認受付開始時間に基づく受付時間内か受付時間外かを判断する(ステップS402)。時間外であれば、ステップS403に移行して、受付時間外であることを示すエラー返信Aを通信部306からデジタル放送受信端末200に送信して、本処理を終了する。
また、視聴管理部308は、時間内であれば、ステップS404に移行して、受信した視聴IDに基づいて上記視聴データベース401を検索し、該当するユーザIDの登録有無を判断する。該当するユーザIDが登録されていなければ、ステップS405に移行して、登録されていないことを示すエラー返信Bを通信部306からデジタル放送受信端末200に送信して、本処理を終了する。
また、視聴管理部308は、該当するユーザIDが登録されていれば、ステップS406に移行して、視聴データベース401内の該当ユーザIDに対応する視聴フラグを「1」にセットする。次いで、視聴管理部308は、視聴登録が成功したことを示す成功情報を通信部306からデジタル放送受信端末200に送信して(ステップS407)、本処理を終了する。
なお、この視聴確認処理において、放送局サーバ300は、視聴フラグをセットした後、該当ユーザIDの「連続試聴回数」と「視聴総回数」を「+1」それぞれインクリメントする。
次に、デジタル放送受信端末200において実行される視聴確認処理について、図10に示すフローチャートを参照して説明する。
図10において、視聴管理部209は、視聴中の番組に対する視聴IDを通信部206から放送局サーバ300に送信する(ステップS501)。次いで、視聴管理部209は、上記視聴IDの送信により、放送局サーバ300から返信されるエラー返信Aの受信有無を判断する(ステップS502)。エラー返信Aを受信すれば(ステップS502:YES)、ステップS503に移行して、記憶部205内のGREGに上記視聴未登録を示すフラグAをセットし、ステップS504に移行して、視聴受付時間外メッセージを表示部203に表示して、本処理を終了する。
また、視聴管理部209は、エラー返信Aを受信しなければ(ステップS502:NO)、ステップS505に移行して、エラー返信Bの受信有無を判断する。エラー返信Bを受信すれば(ステップS505:YES)、ステップS506に移行して、記憶部205内のGREGに上記視聴未登録を示すフラグAをセットする。次いで、視聴管理部209は、NVRAM204内の視聴IDを消去し(ステップS507)、非登録視聴者用データ放送画面(視聴登録を促す画面を表示)を表示部203に表示して(ステップS508)、本処理を終了する。
また、視聴管理部209は、エラー返信Bを受信しなければ(ステップS505:NO)、ステップS509に移行して、成功情報の受信有無を判断する。成功情報を受信すれば(ステップS509:YES)、ステップS510に移行して、記憶部205内のGREGに上記番組の視聴登録済みを示すフラグBをセットする。次いで、視聴管理部209は、登録済み視聴者用データ放送画面(視聴登録を促す画面を非表示)を表示部203に表示して(ステップS511)、本処理を終了する。また、視聴管理部209は、成功情報を受信しなければ(ステップS509:NO)、本処理を終了する。
次に、放送局サーバ300において、上記視聴データベース401内の登録情報に基づいて、登録済みのユーザにメーリングリストサービスを提供する場合の処理について、図11〜図14を参照して説明する。図11はML生成部302の処理を示すフローチャート、図12はMLサービス部303の処理を示すフローチャート、図13はML終了部305の処理を示すフローチャート、図14はメーリングリストデータベースを示す図である。
まず、ML生成部302の処理について、図11に示すフローチャートを参照して説明する。
図11において、ML生成部302は、視聴データベース401内の番組毎に視聴フラグ「1」を集計し(ステップS601)、集計対象の属性情報1,2を条件に各ユーザをグループに振り分ける(ステップS602)。次いで、ML生成部302は、番組毎に振り分けたグループによりMLグループを作成して、図14(a)に示すメーリングリストデータベース501としてデータベース装置400内に登録し(ステップS603)、その作成したMLグループ毎に広告を設定する(ステップS604)。
次いで、ML生成部302は、MLグループ毎にメーリングリストを作成して、図14(a)に示すメーリングリストデータベース501と、同図(b)に示すメーリングリストグループデータベース502としてデータベース装置400内に登録して(ステップS605)、本処理を終了する。
ここで、図14(a)に示すメーリングリストデータベース501について説明する。メーリングリストデータベース501では、「番組ID」と、番組毎に作成するML毎に付与されるユニークIDを示す「メーリングリストID」と、ML作成日時を示す「ML作成日」及び「ML作成時間」と、ML終了日時を示す「ML終了日」及び「ML終了時間」と、ML終了告知メールの送信時間を示す「ML終了告知発送時間」と、が対応付けて記憶される。このデータベース501から、本実施の形態では、MLグループ毎に存続期間が設定されていることが分かる。
また、メーリングリストグループデータベース502では、「番組ID」と、「メーリングリストID」と、広告設定用のユーザ属性(例えば、20代女性、60代男性等)を示す「グループ属性ID」と、「グループID」と、「(ユーザ1)ID」と、ユーザ1の脱退日時を示す「脱退1」と、「(ユーザ2)ID」と、ユーザ2の脱退日時を示す「脱退2」と、「(ユーザ3)ID」と、以下、同様のユーザ情報と、が対応付けて記憶される。
次に、MLサービス部303の処理について、図12に示すフローチャートを参照して説明する。
図12において、MLサービス部303は、上記ML生成部302によるMLグループの作成によりメーリングリストグループデータベース502が登録されたことを受けて、各MLグループに属する各ユーザのメールアドレスを視聴データベース401から取得して、ML作成告知メールを各ユーザに送信する(ステップS701)。
このML作成告知メールを通信により受信したユーザのデジタル放送受信端末200では、メーリングリストの「メール返信」や「ML脱退」等の操作ボタン等が設定されたメーリングリストのメール閲覧画面が表示部203に表示される。このメール閲覧画面において、ユーザは所望の操作を行うと、その操作コマンドが通信部206から通信により放送局サーバ300に送信される。
次いで、MLサービス部303は、デジタル放送受信端末200から通信により送信される操作コマンドが「ML返信」か「ML脱退」を判別する(ステップS702)。「ML返信」であれば、ステップS703に移行して、メーリングリストデータベース501内の該当するメーリングリストの有効期限(ML終了日時参照)を判別する。MLサービス部303は、有効期限内であれば(ステップS703:OK)、ステップS704に移行して、返信先ユーザが登録メンバーか否かをメーリングリストグループデータベース502を参照して判別する。
MLサービス部303は、返信先ユーザが登録メンバーであれば(ステップS704:YES)、受信した返信メールをワードフィルタ(図示省略)で分析し、誹謗中傷メール等の送信に適さないメールを判別する(ステップS705)。送信に適したメールであれば(ステップS705:OK)、メンバー間のメール送信処理を実行して(ステップS706)、ステップS702に戻る。
また、MLサービス部303は、メーリングリストが有効期限外である場合(ステップS703:NG)、返信先ユーザが登録メンバーでない場合(ステップS704:NO)、送信に適さないメールである場合(ステップS705:NG)、ステップS707に移行し、エラー返信をデジタル放送受信端末200に送信して、ステップS702に戻る。
また、MLサービス部303は、ステップS702において受信した操作コマンドが「ML脱退」である場合は、ステップS708に移行してML脱退を再確認する。
そして、再度「ML脱退」操作コマンドを受信した場合は(ステップS707:YES)、ステップS708に移行して該当ユーザのML脱退処理を行い、その脱退日時をメーリングリストグループデータベース502に記憶して、ステップS702に戻る。また、再度「ML脱退」操作コマンドを受信しない場合は(ステップS707:NO)、ステップS702に戻る。
次に、ML終了部304の処理について、図13に示すフローチャートを参照して説明する。
ML終了部304は、メーリングリストデータベース501内のML終了日時に基づいて、終了すべきMLが発生した場合に図13に示す処理を開始する。
図13において、ML終了部304は、終了となったMLに属する各ユーザのメールアドレスを視聴データベース401から取得し、ML終了告知メールを各ユーザに送信し、そのML終了告知送信時間をメーリングリストデータベース501に記憶する(ステップS801)。次いで、ML終了部304は、終了するMLグループをメーリングリストグループデータベース502から削除して(ステップS802)、本処理を終了する。
次に、くじ抽選部305において実行されるくじ抽選処理について、図15に示すフローチャート及び図16に示すくじ制御データベースを参照して説明する。
図15において、くじ抽選部305は、視聴データベース401内の視聴フラグ「1」を集計し(ステップS901)、その集計データから図16に示すくじ制御データベース601に基づいてくじ抽選を行って、当選者と非当選者を決定する(ステップS902)。図16のくじ制御データベース601では、番組ID毎に「くじ抽選日」と、「くじ抽選時間」と、「当選数」と、「(当選金額)」と、が対応付けて記憶されている。この場合、当選数及び当選金額は、図示の数値に限らず任意に設定可能である。
次いで、くじ抽選部305は、当選者に対しては、ステップS903に移行し、当選者の属性情報を視聴データベース401から抽出する。次いで、くじ抽選部305は、抽出した属性情報をメール振込システムに接続して、各当選者に対してくじ当選告知メールを送信して(ステップS904)、本処理を終了する。
また、くじ抽選部305は、非当選者に対しては、ステップS905に移行し、非当選者の属性情報を視聴データベース401から参照する。その参照した属性情報により非当選者に広告を非当選告知メールに設定し(ステップS906)、その広告を設定した非当選告知メールを非当選者に送信して(ステップS907)、本処理を終了する。
以上のように、本実施の形態のデジタル放送システムでは、BMLデータ放送を受信するデジタル放送受信端末が番組視聴に際して放送局サーバに視聴IDを送信することにより視聴データベースに登録可能とし、放送局サーバは受信する視聴IDに基づいてデジタル放送受信端末における番組毎の視聴履歴を視聴データベースにより管理可能とした。そして、放送局サーバでは、視聴データベースに登録される番組毎の各ユーザの視聴履歴に基づいて、メーリングリストやくじ抽選等のサービスをデジタル放送受信端末に提供するようにした。
したがって、放送局サーバの視聴データベースには、番組IDとユーザIDとからなる視聴データベースが構築されるため、この視聴データベースに登録されたユーザに対して番組IDに基づいたスポンサーの広告情報を電子メール等で配信することが可能となり、番組のスポンサー効果を高めることができる。
また、視聴フラグを次回の放送時に再設定することにより、次回の放送を視聴しなかった視聴者は次回の放送後にメーリングリストから除外されてしまうため、視聴者に対して「次回放送を見なければ」という視聴動機付けを誘引することができる。さらにまた、視聴者に対して視聴後の娯楽を提供することができる。
本発明は、デジタル放送におけるユーザの視聴登録によって構築されるデータベースの情報を利用して、ユーザの次の視聴を誘引することを可能にし、1セグ放送をはじめBML規格に基づくデジタルデータ放送に利用できる。
本発明の一実施の形態に係るデジタル放送システムの全体構成を示すブロック図 本実施の形態に係るデジタル放送受信端末の構成を示すブロック図 本実施の形態に係る放送局サーバの構成を示すブロック図 本実施の形態に係るデータベース装置に記憶される(a)は視聴データベースの構成を示す図、(b)は番組制御用データベースの構成を示す図 本実施の形態に係るデジタル放送システムの動作概要を示す図 本実施の形態に係るデジタル放送受信端末において実行される視聴登録処理を示すフローチャート 本実施の形態に係る放送局サーバにおいて実行される視聴登録処理を示すフローチャート 本実施の形態に係るデジタル放送受信端末において実行される視聴判断処理を示すフローチャート 本実施の形態に係るデジタル放送受信端末において実行される視聴判断処理を示すフローチャート 本実施の形態に係る放送局サーバにおいて実行される視聴確認処理を示すフローチャート 本実施の形態に係るML生成部において実行される処理を示すフローチャート 本実施の形態に係るMLサービス部において実行される処理を示すフローチャート 本実施の形態に係るML終了部において実行される処理を示すフローチャート 本実施の形態に係る(a)はメーリングリストデータベースの構成を示す図、(b)はメーリングリストグループデータベースの構成を示す図 本実施の形態に係るくじ抽選部において実行される処理を示すフローチャート 本実施の形態に係るくじ制御データベースの構成を示す図
符号の説明
10 デジタル放送システム
100 テレビ局
200 デジタル放送受信端末
201、301 制御部
202 入力部
203 表示部
204 NVRAM
205、309 記憶部
206、306 IP通信部
207 デジタル放送受信部
208 コンテンツ再生部
210、310 バス
300 放送局サーバ
302 ML生成部
303 MLサービス部
304 ML終了部
305 くじ抽選部
307 DBI/F部
308 視聴管理部
400 データベース装置
401 視聴データベース
402 番組制御データベース
501 メーリングリストデータベース
502 メーリングリストグループデータベース
601 くじ制御データベース

Claims (5)

  1. デジタルデータ放送コンテンツを配信する放送局と、前記放送局からのデジタルデータ放送コンテンツを受信して再生する受信端末装置と、前記受信端末装置と通信網を介して接続される放送局サーバと、から構成されるデジタル放送システムにおいてデジタルデータ放送コンテンツの視聴を管理する視聴管理方法であって、
    前記受信端末装置において、自装置内の記憶手段に設けられたレジスタを参照して、視聴情報を前記放送局サーバに送信済みか否かを判定するステップと、
    前記視聴情報を送信済みのときはデジタルデータ放送コンテンツを表示するステップと、
    前記視聴情報を未送信のときは自装置内の視聴ID記憶手段を参照して、当該デジタルデータ放送コンテンツに対するユーザの視聴IDが登録されているか否かを判定するステップと、
    視聴IDが登録されている判定したときは、前記放送局サーバに対して視聴要求信号を送信するステップと、
    前記放送局サーバにおいて、前記視聴要求信号を受信すると、視聴データベースの該当ユーザの当該デジタルデータ放送コンテンツに対する視聴フラグをセットし、視聴許可信号を端末装置に送信するステップと、
    前記受信端末装置において、前記視聴許可信号を受信してデジタルデータ放送コンテンツを表示するステップと、
    前記視聴ID記憶手段を参照して視聴IDが登録されていないと判定したときは、前記放送局サーバに対して視聴ID要求信号を送信するステップと、
    前記放送局サーバにおいて、前記視聴ID要求信号を受信すると、視聴データベースに番組IDとユーザIDとからなる視聴IDを登録し、該視聴IDを前記受信端末装置に送信するステップと、
    前記受信端末装置において、前記視聴IDを受信し、当該視聴IDを前記視聴ID記憶手段に記憶するとともに、デジタルデータ放送コンテンツを表示するステップと、からなるデジタルデータ放送コンテンツの視聴管理方法。
  2. 前記視聴データベースには、少なくとも番組IDとユーザIDとからなる視聴IDと、メールアドレスと、視聴フラグとが対応付けて登録されており、
    前記放送局サーバにおいて、視聴フラグがセットされたユーザIDに対応付けられたメールアドレスを宛先として同報的に当該番組IDに対応する情報を電子メールで送信するステップを更に実行する請求項1記載のデジタルデータ放送コンテンツの視聴管理方法。
  3. 前記視聴データベースの視聴フラグは、前記番組IDに対応する次回の放送時に再設定されるようになっており、視聴フラグが再設定されなかったユーザIDには前記電子メールが送信されない請求項2記載のデジタルデータ放送コンテンツの視聴管理方法。
  4. 前記視聴データベースには、少なくとも番組IDと、ユーザIDと、メールアドレスと、視聴フラグとが対応付けて登録されており、
    前記放送局サーバにおいて、前記視聴フラグがセットされたユーザIDに対して懸賞の抽選を実行し、抽選結果の当選・落選情報を前記メールアドレスを宛先とした電子メールを送信するステップを実行する請求項1記載のデジタルデータ放送コンテンツの視聴管理方法。
  5. デジタルデータ放送コンテンツを配信する放送局と、前記放送局からのデジタルデータ放送コンテンツを受信して再生する受信端末装置と、前記受信端末装置と通信網を介して接続される放送局サーバと、から構成されるデジタル放送システムであって、
    前記受信端末装置は、
    視聴情報を記憶するレジスタを有する記憶手段と、
    視聴IDを記憶する視聴ID記憶手段と、
    デジタルデータ放送コンテンツを表示する表示手段と、
    前記通信網を介して前記放送局サーバとの間で通信を行う通信手段と、
    前記レジスタを参照して視聴情報を前記放送局サーバに送信済みか否かを判定し、送信済みのときはデジタルデータ放送コンテンツを前記表示手段に表示し、未送信のときは前記視聴ID記憶手段を参照して、当該デジタルデータ放送コンテンツに対するユーザの視聴IDが登録されているか否かを判定し、視聴IDが登録されていないときは、前記放送局サーバに対して視聴要求信号を前記通信手段により送信する視聴管理手段と、を備え、
    前記放送局サーバは、
    前記通信網を介して前記受信端末装置との間で通信を行う通信手段と、
    前記受信端末装置における前記デジタルデータ放送コンテンツの視聴を管理する管理情報を登録する視聴データベースを記憶する視聴情報記憶手段と、
    前記視聴要求信号を受信すると、前記視聴データベースの該当ユーザの当該デジタルデータ放送コンテンツに対する視聴フラグをセットし、視聴許可信号を前記受信端末装置に送信する視聴管理手段と、を備え、
    前記受信端末装置の前記視聴管理手段は、前記視聴許可信号を受信してデジタルデータ放送コンテンツを前記表示手段に表示し、前記視聴ID記憶手段を参照して視聴IDが登録されていないときは、前記放送局サーバに対して視聴ID要求信号を送信し、
    前記放送局サーバの視聴管理手段は、前記視聴ID要求信号を受信すると、前記視聴データベースに番組IDとユーザIDとからなる視聴IDを登録し、該視聴IDを前記受信端末装置に送信し、
    前記受信端末装置の前記視聴管理手段は、前記視聴IDを受信し、当該視聴IDを前記視聴ID記憶手段に記憶するとともに、デジタルデータ放送コンテンツを表示するデジタル放送システム。
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