JP2007280156A - カード発行機 - Google Patents

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Abstract

【課題】複数のカード収容部からのカード排出を、比較的簡易な構成で実現すること。
【解決手段】所望のカード収容部31に収容された磁気カード10を発行する場合には、カード受渡機構部40を所望のカード収容部31に対応する位置に移動させた状態で、カード受渡機構部40のプッシャ駆動部44の駆動によりプッシャ43を進出移動させて、カードピッカー36を第1動作位置に向けて押込む。そして、この後、コイルバネ38の付勢力によりカードピッカー36を第1動作位置から第2動作位置への移動させることにより、係合突部36aを積層状に収容された複数の磁気カード10うちの一枚に係合させて該磁気カード10を排出口32hに向けて移動させる。
【選択図】図7

Description

この発明は、磁気カード等のカードを連続的に発行するための技術に関する。
カード発行機として、複数枚のカードを収容する複数のカード収容部と、カードに対して情報書込み処理等を行うカード処理機構部と、カード収容部からカードを受取って下流側の機構部に向けてカードを搬送するカード受渡機構部とを備えたものがある。従来のカード発行機では、上記カード収容部のそれぞれに、モータ等のカード排出用アクチュエータが設けられており、このカード排出用アクチュエータによってそれぞれのカード収容部からカードを排出するようにしている。
上記カード発行機では、カード発行に際して、発行対象となるカードを収容したカード収容部を一つ選択すると、選択されたカード収容部のカード排出用アクチュエータが駆動して内部のカードを排出するようになっている。そして、カード受渡機構部が、カード収容部から排出されたカードを受取って下流側の機構部に渡すようにしていた。
しかしながら、従来のカード発行機では、カード収容部のそれぞれに対応してカード排出用アクチュエータが設けられている。このため、構成が複雑化するという問題がある。
そこで、本発明は、複数のカード収容部からのカード排出を、比較的簡易な構成で実現することを目的とする。
この発明に係るカード発行機は、カード収容部を複数有するカード収容部集合体と、前記各カード収容部の一つから排出されたカードを受取るカード受渡機構部と、前記カード受渡機構部を前記各カード収容部に対応する位置に移動させる搬送移動機構部と、を備え、前記各カード収容部は、複数のカードを積層状に収容する収容本体部と、前記収容本体部内に積層状に収容されたカードを一枚ずつ排出するカード排出動作可能なカード排出機構部と、を有し、前記カード受渡機構部は、前記カード排出機構部にカード排出動作を行わせる駆動力を付与するカード排出駆動機構部を有するものである。
また、この場合に、前記各カード収容部は、複数のカードを積層状に収容すると共に積層状に収容されたカードを排出可能な排出口を有する収容本体部と、カードの側縁部に係合可能な係合突部を有し、前記係合突部を前記収容本体部内で積層状に収容された複数のカードの外周側に配設した第1動作位置と、前記係合突部を前記収容本体部内で積層状に収容された複数のカードの一主面側に配設した第2動作位置との間で移動自在に配設されると共に、前記第1動作位置から前記第2動作位置への移動により、前記係合突部を前記収容本体部内で積層状に配設された複数のカードのうちの一枚に係合させてその一枚のカードを前記排出口に向けて移動させるカードピッカーと、前記カードピッカーを前記第2動作位置に向けて付勢する付勢手段と、を有し、前記カード受渡機構部は、前記カードピッカーを前記第1動作位置に向けて押込むプッシャと、前記プッシャに押込み動作を行わせるプッシャ駆動手段と、を有するものであってもよい。
また、前記カード発行処理機構部は、カードを所定の送りラインに沿って送るカード送り機構部と、前記所定の送りラインに沿って送られるカードの一方部分にカード発行処理を施す発行処理部と、前記所定の送りラインの延長上に設けられ、前記カード送り機構部から送出されたカードを反転させて再度前記カード送り機構部に送込むカード反転機構部と、を有するものであってもよい。
また、前記複数のカード収容部のうち2以上のものが連設されることでカード収容部副集合体が形成され、このカード収容部副集合体が前記カード収容部集合体にセットされるものであってもよい。
この発明のカード発行機によると、所望のカード収容部に収容されたカードを発行する場合には、搬送移動機構部の駆動により、前記カード受渡機構部を所望のカード収容部に対応する位置に移動させた状態で、カード排出駆動機構部からの駆動力をカード排出機構部に付与する。すると、カード排出機構部は前記収容本体部内に積層状に収容されたカードを一枚ずつ排出するカード排出動作を行う。これにより排出されたカードは、カード受渡機構部で受取られ、適宜発行処理を施されて発行される。このため、一つのカード排出駆動機構部により複数のカード排出機構部にカード排出動作を行わせる駆動力を付与して排出することができ、複数のカード収容部からのカード排出を、比較的簡易な構成で実現することができる。
また、前記各カード収容部は、複数のカードを積層状に収容すると共に積層状に収容されたカードを排出可能な排出口を有する収容本体部と、カードの側縁部に係合可能な係合突部を有し、前記係合突部を前記収容本体部内で積層状に収容された複数のカードの外周側に配設した第1動作位置と、前記係合突部を前記収容本体部内で積層状に収容された複数のカードの一主面側に配設した第2動作位置との間で移動自在に配設されると共に、前記第1動作位置から前記第2動作位置への移動により、前記係合突部を前記収容本体部内で積層状に配設された複数のカードのうちの一枚に係合させてその一枚のカードを前記排出口に向けて移動させるカードピッカーと、前記カードピッカーを前記第2動作位置に向けて付勢する付勢手段と、を有し、前記カード受渡機構部は、前記カードピッカーを前記第1動作位置に向けて押込むプッシャと、前記プッシャに押込み動作を行わせるプッシャ駆動手段と、を有する構成にあっては次の効果を得ることができる。すなわち、所望のカード収容部に収容されたカードを発行する場合には、搬送移動機構部の駆動により、前記カード受渡機構部を所望のカード収容部に対応する位置に移動させ、前記カード受渡機構部のプッシャ駆動手段の駆動によりプッシャを動作させて、前記カードピッカーを前記第1動作位置に向けて押込む。そして、この後、付勢手段の付勢力によりカードピッカーが前記第1動作位置から前記第2動作位置へ移動することにより、前記係合突部が前記収容本体部内で積層状に配設された複数のカードのうちの一枚に係合してその一枚のカードを前記排出口に向けて移動させることになる。従って、一つのカード排出駆動機構部により複数のカード排出機構部にカード排出動作を行わせる駆動力を付与して排出することができ、複数のカード収容部からのカード排出を、比較的簡易な構成で実現することができる。
また、前記カード発行処理機構部が、カードを所定の送りラインに沿って送るカード送り機構部と、前記所定の送りラインに沿って送られるカードの一方部分にカード発行処理を施す発行処理部と、前記所定の送りラインの延長上に設けられ、前記カード送り機構部から送出されたカードを反転させて再度前記カード送り機構部に送込むカード反転機構部とを有していると、カード送り機構部で送られるカードの一方部分に発行処理部によりカード発行処理を施した後、カード反転機構部でカードを反転させて再度カード送り機構部に送込むと、発行処理部により、カードのうち既に発行処理が施された部分とは反対側の部分にもカード発行処理を施すことができる。従って、一つの発行処理部によりカードの両方側部分に発行処理を施すことができる。
なお、ここでの反転処理は、カードをその扁平な面内で反転させて左右反転させるだけでなく、その扁平な面と略平行な軸を中心に反転させて表裏反転させる場合をも含む。前者は、カードの両側部位に発行処理すのに適した例であり、前者は、カードの表裏部位に発行処理を施すのに適した例である。
また、前記複数のカード収容部のうち2以上のものが連設されることでカード収容部副集合体が形成され、このカード収容部副集合体が前記カード収容部集合体にセットされる構成であってもよい。
これにより、各カード収容部間で仕切りを共用したり、また、例えば、カード収容部集合体側で、各カード収容部を個別にセットするための構成やセットした状態で施錠する構成等を共用することができ、この点からも、構成の簡易化及びコンパクト化を図ることができる。
以下、実施形態に係るカード発行機について説明する。ここでは、カード発行機の全体構成について説明してから、主要な各部構成について説明する。
<全体構成>
図1はカード発行機の全体構成を示す側面図であり、図2は処理対象となるカードを示す平面図である。なお、図1及び以下の各図において、説明の便宜上、カード発行機の前後方向をX軸方向、その幅方向をY軸方向、その上下(鉛直)方向をZ軸方向で表す。
このカード発行機は、略方形板状のカードに発行処理を施して、所定のカードシステムにおいて通用可能なカードとして発行する装置である。
ここで、対象となるカードについて説明しておくと、本実施形態では、図2に示すような磁気カード10を対象としている。
即ち、この磁気カード10は、略長方形状のプラスチック板により形成されている。この磁気カード10の一方面(表面)側の一方長辺側近傍部位にその長辺方向に沿って延びる磁気ストライプ(磁気記録媒体)12aが取付けられている。また、この磁気カード10の一方面(表面)側の他方長辺側近傍部位にもその長辺方向に沿って磁気ストライプ12bが取付けられている。
もっとも、対象となるカードとしては、上記磁気カード10に限らず、その他ICカードや文字情報が書込まれたプラスチックカード等のカードであってもよい。
本カード発行機は、上記のような磁気カード10に対して以下の発行処理を行う。すなわち、カード発行機は、磁気カード10の両側の磁気ストライプ12a,12bに対して情報書込みを行うと共に、エンボス加工、ティツピング加工及び両面の印刷を行う。このカード発行機で発行された磁気カード10では、両側の磁気ストライプ12a,12bに情報が書込まれると共に、着色されたエンボス文字12が形成され、さらに、両面に印刷文字14が設けられるようになる。勿論、実際の発行処理では、上記のうちの一部の発行処理がなされるものであってもよい。
なお、カードに対する発行処理としては、上記各発行処理に替えて又は加えて、IC記録媒体部分に対する情報書込み(ICカードを用いた場合)、コーティング処理、ラベルの貼付処理等を行うものであってもよい。
カード発行機の全体構成について、図1を参照してより具体的に説明する。
このカード発行機は、カード収容部集合体(インホッパ)20と、カード受渡機構部40と、第1カード受渡反転機構部60と、カードリードライト部80と、第2カード受渡反転機構部90と、印刷部100と、エンボス加工部110と、ティツピング加工部115と、カード搬送機構部120とを備えている。そして、図示省略の入力手段を介して制御ユニット140に各磁気カード10に対する各発行処理に関する指令を入力すると、制御ユニット140が該指令に応じて上記各部を制御するようになっている。
カード収容部集合体20は複数の磁気カード10を収容可能に構成されており、このカード収容部集合体20から一枚ずつ磁気カード10が排出されるようになっている。
このカード収容部集合体20から排出された磁気カード10は、カード受渡機構部40に渡される。カード受渡機構部40は、受取った磁気カード10を次述するカード搬送機構部120に渡す。
なお、これらカード収容部集合体20及びカード受渡機構部40については後に詳述する。
カード搬送機構部120は、磁気カード10を所定姿勢(例えば垂直姿勢)で把持する把持部122と、この把持部122を装置内でXZ方向に移動させるXZ移動機構部124とを有している。このカード搬送機構部120は、磁気カード10を把持して、カード受渡機構部40と、第1カード受渡反転機構部60と、エンボス加工部110と、ティツピング加工部115との間で磁気カード10を搬送する。
第1カード受渡反転機構部60は、カード搬送機構部120と、カードリードライト部80と、第2カード受渡反転機構部90との間で磁気カード10の中継受渡しを行うと共に、カードリードライト部80から戻された磁気カード10を左右反転させて再度カードリードライト部80に送込み可能に構成されている。
なお、本実施形態では、カード搬送機構部120と第1カード受渡反転機構部60との間で磁気カード10の受渡しを行う例で説明するが、カード搬送機構部120と第2カード受渡反転機構部90との間で磁気カード10の受渡しを行うようにしてもよい。
カードリードライト部80は、磁気カード10を所定の送り方向に沿って順路方向及びその逆方向に送ると共に送られた磁気カード10の一方の磁気ストライプ12a又は磁気ストライプ12bに情報を書込み可能に構成されている。
これら第1カード受渡反転機構部60とカードリードライト部80については後に詳述する。
第2カード受渡反転機構部90は、第1カード受渡反転機構部60と印刷部100との間で磁気カード10の中継受渡しを行うと共に、印刷部100から戻された磁気カード10を表裏反転させて再度印刷部100に送込み可能に構成されている。
印刷部100は、磁気カード10の一方側の面(例えば上側の面)に印刷処理可能に構成されている。印刷は、一般的なインクを用いた印刷であってもよいし、レーザー等で物理的な凹凸を形成して印刷するものであってもよい。要するに、印刷部100としては、磁気カード10に目視可能な表示を付する種々の周知構成を採用することができる。
エンボス加工部110は、磁気カード10に対して凹凸による文字を書込み可能に構成されている。ここでは、エンボス加工部110は、カード搬送機構部120で搬送されている途中の磁気カード10に対してエンボス加工を施すようになっている。このようなエンボス加工部110としては、プラスチック板に予め加工された文字型等を押付けることでそのプラスチック板に文字型に倣った凹又は凸を付することができる周知のエンボス加工手段を適用することができる。
ティツピング加工部115は、上記エンボス加工された文字の凸部に着色を付する手段である。このようなティツピング加工部115としては、例えば、インクリボン等を加熱状態でエンボス加工文字の凸部に押付けて転写する手段等、種々の周知手段を適用することができる。
このように構成されたカード発行機におけるカードの処理の流れについて説明しておく。
すなわち、初期状態ではカード収容部集合体20に複数の磁気カード10が収容されている。そして、発行処理が開始されると、カード収容部集合体20から一枚の磁気カード10が排出される(矢符A参照)。この磁気カード10は、カード受渡機構部40が受取ってカード搬送機構部120に渡す(矢符B参照)。
磁気カード10は、カード搬送機構部120から一旦第1カード受渡反転機構部60に渡される(矢符C参照)。そして、第1カード受渡反転機構部60からカードリードライト部80に送込まれ、カードリードライト部80で、磁気カード10の一方側の磁気ストライプ12aに情報が書込まれた後、この磁気カード10は第1カード受渡反転機構部60に戻される(矢符D1参照)。すると、第1カード受渡反転機構部60は、磁気カード10を左右反転させて再度カードリードライト部80に送込む。カードリードライト部80は、次に、磁気カード10の他方の磁気ストライプ12bに情報を書込んで、再度第1カード受渡反転機構部60に戻す(矢符D2参照)。
次に、第1カード受渡反転機構部60は、磁気カード10を第2カード受渡反転機構部90に受渡す(矢符E参照)。すると、第2カード受渡反転機構部90は、磁気カード10を印刷部100に送込む。印刷部100は磁気カード10の一方面に所定の印刷処理を施した後、磁気カードを第2カード受渡反転機構部90に戻す(矢符F1参照)。すると、第2カード受渡反転機構部90は、磁気カード10を表裏反転させた後、再度印刷部100に送込む。今度は、印刷部100は、磁気カード10の他方面に印刷処理を施し、この後、磁気カード10を第2カード受渡反転機構部90に戻す(矢符F2参照)。
次に、磁気カード10は、第2カード受渡反転機構部90から第1カード受渡反転機構部60を経由して(矢符G参照)カード搬送機構部120に渡される(矢符H参照)。磁気カード10を受取ったカード搬送機構部120は、磁気カード10をエンボス加工部110による加工可能位置まで搬送し(矢符I参照)、そこで、磁気カード10に対するエンボス加工が施される。この後、カード搬送機構部120は、磁気カード10をティツピング加工部115に搬送する(矢符J参照)。これにより、ティツピング加工部115において、磁気カード10に対するティツピング加工部115が施される。この後、磁気カード10は、カード搬送機構部120から第1カード受渡反転機構部60及びカードリードライト部80を経由して取出口130から外部に排出される(矢符K,L,M参照)。
このようにして各種発行処理が施された磁気カード10が得られる。
<カード収容部集合体及びカード受渡機構部>
カード収容部集合体20及びカード受渡機構部40についてより具体的に説明する。図3はカード収容部集合体及びカード受渡機構部を示す側面図であり、図4はカード収容部集合体及びカード受渡機構部を示す背面図であり、図5はカード収容部集合体内のホッパカセットを示す平面図であり、図6は同ホッパカセットを示す横断面図である。
カード収容部集合体20は、カード収容部31を複数有している。より具体的には、カード収容部集合体20は、複数のホッパカセット(カード収容部副集合体)30と、ホッパカセット30を収容する収容空間部22hを複数段(ここでは上下5段)有する集合体本体部22とを備えている。
ホッパカセット30は、金属板等を適宜屈曲加工等することで形成された部材であり、複数(ここでは3つ)のカード収容部31が横方向に連設された構成とされている。このホッパカセット30は、上記収容空間部22hに着脱自在にセット可能に構成され、収容空間部22hから取外された状態で各カード収容部31に磁気カード10が積層状に収容される。
このように複数(ここでは3つ)のカード収容部31を横方向に連設してホッパカセット30を構成することで次のメリットを得ることができる。
まず、各カード収容部31をそれぞれ別構成とした場合には、各カード収容部31毎に一対の側壁を設ける必要がある。ところが、複数のカード収容部31を横方向に連設することで、各カード収容部31間で仕切壁を共有することができ、構成の簡易化及びコンパクト化を図ることができる。
また、 カード収容部集合体20側でも、各カード収容部31毎に収容空間を形成する必要はなく、各ホッパカセット30毎に収容空間を形成すればよいため、この点からも、構成の簡易化及びコンパクト化を図ることができる。
さらに、通常、カセット発行機では、生の磁気カード10が許可無く持出されたりすることを防止するために、施錠機構が組込まれる。この場合に、上記構成によれば、各カード収容部31別に施錠機構を設ける必要はなく、ホッパカセット30毎に施錠機構(本実施形態では図示省略)を設ければよいことになる。従って、この点からも、構成の簡易化及びコンパクト化を図ることができることになる。
各カード収容部31は、収容本体部32と、カードピッカー36と、コイルバネ38とを有している(図5及び図6参照)。
収容本体部32は、磁気カード10の平面視の大きさよりも大きな平面視の大きさを有する収容空間を有しており、この収容空間内に磁気カード10を上下方向に積層した状態で収容可能とされている。また、この収容本体部32のうちカード受渡機構部40側の部分であって、カードピッカー36の上面延長上には、磁気カード10を外部に排出可能な排出口32hが形成されている。
カードピッカー36は、樹脂等で形成された部材であり、磁気カード10の側縁部に係合可能な係合突部36aを有している。より具体的には、カードピッカー36は、平面視略方形状の厚板状部材に形成されており、その上面のうちのカード受渡機構部40側部分が略水平な平面36dに形成されると共に、その上面のうちカード受渡機構部40側部分とは反対側の端縁部に係合突部36aが形成されている。また、平面36dと係合突部36a間の部分は、係合突部36a側に向けて昇り傾斜となる傾斜面36cに形成されている。係合突部36aは、傾斜面36cの端縁部からカード受渡機構部40側に指向する段部36bを介して突出しており、その突出寸法(即ち、段部36bの高さ寸法)は、一枚分の磁気カード10の厚み寸法と略同じ又はそれよりも小さくなっている。これにより、係合突部36aが、積層された磁気カード10のうちの一枚の側縁部のみに係合する構成となっている。
また、このカードピッカー36は、上記収容本体部32内で移動自在に配設されている。より具体的には、収容本体部32の底部の両側部に一対の載置部33が設けられると共に、載置部33間に棒状のスライド支持部34がX方向に沿って設けられている。カードピッカー36は、一対の載置部33間で、内部にスライド支持部34をスライド自在に挿通することで移動自在に配設されている。
また、このカードピッカー36は、第1動作位置と第2動作位置との間で移動自在とされている。第1動作位置は、上記係合突部36aを積層状に収容された複数の磁気カード10の外周側に配設した位置であり(図7(b)参照)、第2動作位置よりもカード受渡機構部40から離れた位置に設定されている(図7(a)参照)。また、第2動作位置は、係合突部36aを積層状に収容された複数の磁気カード10の一主面(下面)側に配設した位置であり、第1動作位置よりもカード受渡機構部40に近い位置に設定されている。
そして、カードピッカー36を第2動作位置に配設した状態で、該カードピッカー36上に複数の磁気カード10が積層状に配設される。この状態では、磁気カード10は、係合突部36a側部分を若干持上げた傾き姿勢で積層される。この状態で、カードピッカー36を第1動作位置に移動させる。この際、収容部本体部32側に設けられたストッパ(図示省略)により磁気カード10を当初位置に残留させたままの状態でカードピッカー36が移動して、係合突部36aが磁気カード10の外周側に配設される。続いて、カードピッカー36を第1動作位置から第2動作位置へ移動させると、その途中で係合突部36aは一番下の磁気カード10の側縁部に係合する。さらにカードピッカー36を第2動作位置に向けて移動させると、磁気カード10は係合突部36aにより押されるようにして排出口32hに向けて移動することになる。この際、下から2枚目よりも上の磁気カード10は、収容部本体部32側に設けられたストッパ310により移動を規制されることにより、当初の位置に残留したままとなっている。
コイルバネ38は、カードピッカー36を第2動作位置に向けて付勢する付勢手段である。より具体的には、コイルバネ38は、カードピッカー36と、カード収容部31の壁部であってカード受渡機構部40とは反対側にあるものとの間に介在配置されている。そして、カードピッカー36が第1動作位置に向けて移動するとコイルバネ38が圧縮され、その弾性復元力によりカードピッカー36を第2動作位置に向けて付勢するようになっている。
つまり、これらカードピッカー36及びコイルバネ38は、収容本体部32内に収容された磁気カード10のうちの一枚を排出するカード排出動作可能なカード排出機構部として機能する。
なお、本実施形態では、ホッパカセット30に、シャッター39a及びカード検知ピン39bが設けられている。
シャッター39aは、上記排出口32hを閉塞する位置と開放する位置との間で移動自在に配設されている(図6参照)。このシャッター39aは、周知のリンク機構等によって、ホッパカセット30を集合体本体部22にセットすることで排出口32hを開放させ、ホッパカセット30を集合体本体部22から取外すことによって排出口32hを閉塞するようになっている。これにより、ホッパカセット30を取外した状態で、排出口32hから磁気カード10が脱落しないようになっている。
また、カード検知ピン39bは、一対の載置部33のうちの一方であってカード受渡機構部40側部分に設けられている。カード検知ピン39bは、出没自在でかつバネ等の付勢手段によって突出方向に付勢されている。なお、付勢手段の付勢力は、おもり(図示省略)等によって、磁気カード10を一枚載置することでカード検知ピン39bが退避できるように調整されている。つまり、カード収容部31内に磁気カード10が残っている状態では、カード検知ピン39bは退避し、磁気カード10が無くなるとカード検知ピン39bは突出するようになっている。本実施形態では、ホッパカセット30に3つのカード収容部31が並設されているため、各カード検知ピン39bはX方向にずらした位置に設けられている。そして、集合体本体部22の側方に設けられた透過型又は反射型の光センサ39cによって、それぞれのカード検知ピン39bの出没状況が検知されるようになっている。この検知信号は、制御ユニット140に与えられ、制御ユニット140において各カード収容部31内の磁気カード10の有無を監視できるようになっている。
また、収容本体部32には、各カード収容部31に対応して、上記のようにして排出された磁気カード10をさらに外方に向けて送出す一対の送出しローラ24a,24bが設けられる(図6参照)。
また、背面側部材22aであって各段の排出口32hの上側位置に、ローラ支持軸部25が回転自在に支持されている。このローラ支持軸部25であって各排出口32hに対応する位置に、他方側(上側)の送出しローラ24aが固着されている(図3、図4及び図6参照)。
上記各段のローラ支持軸部25は次の構成によって回転駆動される。すなわち、各ローラ支持軸部25の一端部は、集合体本体部22の一端部より突出しており、その一端部にローラ用プーリー26aが取付けられている。上下で隣合う各ローラ用プーリー26aには、環状ベルト26bが巻掛けられている。また、集合体本体部22の一側部には、送出しローラ24aを回転駆動させるローラ用アクチュエータとして、ローラ用モータ26mが設けられている。このローラ用モータ26mの回転軸に取付けられたプーリー26cと最下のローラ用プーリー26aとに環状ベルト26dが巻掛けられている。そして、ローラ用モータ26mの回転駆動力が、プーリー26c、環状ベルト26d、ローラ用プーリー26a、環状ベルト26b及びローラ支持軸部25等を介して各送出しローラ24aに伝達される。これにより、単一のローラ用モータ26mの駆動によって、全ての送出しローラ24aが回転駆動されるようになっている。
また、集合体本体部22の背面側部材22aであって各カード収容部31の排出口32hの下側位置に、支持ブラケット22bが取付けられている。そして、この支持ブラケット22bに一方側(下側)の送出しローラ24bが回転自在に取付けられている。
これら一対の送出しローラ24a,24bにより、排出された磁気カード10は次のようにして外方に向けて送出される。すなわち、排出口32hから磁気カード10が排出されると、その磁気カード10は一対の送出しローラ24a,24b間に挟込まれる。そして、送出しローラ24aの回転駆動により、下側の送出しローラ24bを従動回転させつつ、磁気カード10が外方に向けて送出される。
なお、上記支持ブラケット22bには、中継プッシャ22cがX軸方向に沿って移動自在に取付けられており、後述するプッシャ43は本中継プッシャ22cを介してカードピッカー36をX軸方向に沿って押込むようになっている。
カード受渡機構部40は、各カード収容部31の一つから排出された磁気カード10を受取り可能に構成されている。また、このカード受渡機構部40は、上記カード排出機構部(カードピッカー36及びコイルバネ38)にカード排出動作を行わせる駆動力を付与するカード排出駆動機構部として、プッシャ43と、プッシャ駆動部44とを有している(図3、図4及び図7参照)。
より具体的に説明すると、カード受渡機構部40は、搬送移動機構部50により、集合体本体部22の背面側でYZ方向に沿って移動されて各カード収容部31に対応する位置に移動される。
カード受渡機構部40は、載置ステージ42と、載置ステージ42の上下部分に設けられた受取ローラ46a,46bとを有している。載置ステージ42は、磁気カード10を載置可能な程度の大きさを有する略方形状の板状部材であり、集合体本体部22側の部分は下向き傾斜しており、排出口32hから排出された磁気カード10を円滑に載置ステージ42上に導くようになっている。また、受取ローラ46a,46bは、載置ステージ42の略中央部の上方及び下方で回転自在に支持されている。
カード受渡機構部40が一の排出口32hに対応する位置に配設された状態で、載置ステージ42上に向けて磁気カード10が送出されると、磁気カード10は載置ステージ42上をスライド移動して受取ローラ46a,46b間に挟込まれる。磁気カード10がさらに送込まれると、磁気カード10の上下面で受取ローラ46a,46bを従動回転させつつ、磁気カード10が載置ステージ42上の所定位置に載置支持される。
なお、載置ステージ42上であって磁気カード10の送り経路途中には、カード排出検出部45aが起伏自在に設けられており、磁気カード10が載置ステージ42上に載置される途中で、磁気カード10がカード排出検出部45aを倒伏させるようになっている。このカード排出検出部45aの倒伏は、リミットスイッチ等を用いたセンサによって検出され、その検出信号が制御ユニット140に与えられる。これにより、制御ユニットは、磁気カード10の排出を確認して諸制御を行う。
また、このカード受渡機構部40に、プッシャ43及びプッシャ駆動部44が設けられている。プッシャ43は、載置ステージ42が磁気カード10を受取る位置で、中継プッシャ22cの延長線に沿って出退自在に配設されている。そして、このプッシャ43が進出することで、中継プッシャ22cを介してカードピッカー36を第1動作位置に向けて押込むようになっている。なお、中継プッシャ22cを省略して、プッシャ43が直接カードピッカー36を押込むようにしてもよい。プッシャ駆動部44は、プッシャ43に押込み動作を行わせるプッシャ駆動手段であり、プッシャ43を出退させるアクチュエータとしてのプッシャ用モータ44aと、プッシャ用モータ44aの回転軸に固着されたクランク部44bと、第1連結ロッド44c及び第2連結ロッド44dとを有している。第2連結ロッド44dの一端部はカード受渡機構部40に回転自在に連結されており、その他端部はプッシャ43の基端部に回転自在に連結されている。また、第1連結ロッド44cの一端部はクランク部44bの偏心軸部に回転自在に連結されており、その他端部は第2連結ロッド44dの略中間部に回転自在に連結されている。
そして、プッシャ用モータ44aの回転運動が、クランク部44b、第1連結ロッド44c及び第2連結ロッド44dを介してX軸方向の往復直線運動に変換されてプッシャ43に伝達されるようになっている。
搬送移動機構部50は、カード受渡機構部40をY軸方向に沿って移動させる第1移動機構部51と、カード受渡機構部40をZ軸方向に沿って移動させる第2移動機構部55とを有している。
第1移動機構部51は、Y軸方向に沿って延びるキャリア部材52と、Y軸方向に沿って延びるように配設されたスライド支持ロッド53と、カード受渡機構部40をY軸方向に沿って往復移動させる第1往復移動部54とを備えている。
キャリア部材52は、平面視略長方形状の底面部の両側部に側壁部を形成した形状に形成されており、この内部にスライド支持ロッド53がY軸方向に沿って延びるように支持されている。このスライド支持ロッド53がカード受渡機構部40内にスライド自在に挿入されることで、カード受渡機構部40がY軸方向に沿って移動自在に支持されている。
第1往復移動部54は、キャリア部材52の両端部に設けられた一対の水平移動プーリー54a,54bと、一対の水平移動プーリー54a,54bに巻掛けられた水平移動ベルト54cと、一方側の水平移動プーリー54aを回転させるアクチュエータとしての水平移動用モータ54dとを有している。
上記カード受渡機構部40は、一対の水平移動プーリー54a,54b間で水平移動ベルト54cに固着されている。また、水平移動用モータ54dの回転駆動力は、ギヤ機構等の動力伝達機構を介して一方側の水平移動プーリー54aに伝達される。
そして、水平移動用モータ54dが正転又は逆転方向へ回転することにより、水平移動ベルト54cが正転方向又は逆転方向へ回転駆動する。この水平移動ベルト54cの正転方向又は逆転方向へ回転駆動に応じて、カード受渡機構部40がY軸方向に沿って往復移動するようになっている。
第2移動機構部55は、一対の鉛直ロッド部56と、カード受渡機構部40を第1移動機構部51と共にZ軸方向に沿って移動させる第2往復移動部57とを有している。
一対の鉛直ロッド部56は、集合体本体部22の背面側の両側部でZ軸方向に沿って延びるように支持されている。この一対の鉛直ロッド部56がキャリア部材52の両端部にスライド自在に挿通されることで、キャリア部材52がZ軸方向に沿って移動自在に支持されている。
第2往復移動部57は、集合体本体部22の一側部の上下部位に設けられた一対の鉛直移動プーリー57a,57bと、一対の鉛直移動プーリー57a,57bに巻掛けられた鉛直移動ベルト57cと、一方側の鉛直移動プーリー57aを回転させるアクチュエータとしての鉛直移動用モータ57dとを有している。
キャリア部材52の一端部は、一対の鉛直移動プーリー57a,57b間で鉛直移動ベルト57cに固着されている。また、鉛直移動用モータ57dの回転軸に固着されたプーリー57eと一方側の鉛直移動プーリー57aとに、鉛直移動ベルト57fが巻掛けられている。そして、鉛直移動用モータ57dの正転方向又は逆転方向への回転が、プーリー57e、鉛直移動ベルト57f及び鉛直移動プーリー57aを介して、鉛直移動ベルト57cに伝達され、該鉛直移動ベルト57cが正転方向又は逆転方向に回転する。この鉛直移動ベルト57cの正転方向又は逆転方向への回転に応じて、キャリア部材52と共にカード受渡機構部40がZ軸方向に往復移動するようになっている。
カード収容部集合体20からカード受渡機構部40への磁気カード10の排出受渡動作について図7を参照して説明する。
まず、初期状態では、各カード収容部31内にそれぞれ磁気カード10が積層状に収容される。通常は、各カード収容部31にそれぞれ異なる種類の磁気カード10が収容される。なお、各図では、排出される磁気カード10を一枚だけ示しているが、実際には、この上方に複数の磁気カード10が積層状に収容されている。そして、搬送移動機構部50により、カード受渡機構部40は、発行処理を行う対象となる磁気カード10を収容したカード収容部31に対応する位置に移動する。
この状態では、図7(a)に示すように、ローラ用モータ26mの駆動により各送出しローラ24aが回転駆動された状態となっている。
次に、図7(b)に示すように、プッシャ駆動部44の駆動により、プッシャ43が進出移動する。すると、プッシャ43は、中継プッシャ22cを介してカードピッカー36を第2動作位置から第1動作位置に向けて押込む。すると、カードピッカー36の係合突部36aは磁気カード10の外周側位置に配設され、磁気カード10の外周側位置に係合可能になる。この際、磁気カード10の一端部は、係合突部36aの高さ分に傾斜面36cの高さ分を付加した分高い位置に配設されており、つまり、磁気カード10は、係合突部36a側で若干高くなった傾斜姿勢とされている。このように磁気カード10をその長手方向両端側で支持しつつ傾斜させることにより、磁気カード10が多少湾曲しているような場合でも、係合突部36aを一枚だけの該磁気カード10に係合させて排出できるようになっている。
次に、図7(c)に示すように、プッシャ駆動部44の駆動により、プッシャ43が退避移動する。すると、コイルバネ38の弾性復元力により、カードピッカー36は第1動作位置から第2動作位置に向けて移動する。この際、係合突部36aは最も下の一枚の磁気カード10の外周部に係合するので、その磁気カードをカード受渡機構部40側に向けて移動させる。これにより、磁気カード10は、排出口32hを通って外部に排出され、その移動方向先端側部分は一対の送出しローラ24a,24b間に挟込まれる。
次に、図7(d)に示すように、送出しローラ24aの回転駆動により、磁気カード10はさらに外方の載置ステージ42に向けて送出される。この状態では、磁気カード10は、一対の送出しローラ24a,24b間から脱する位置まで排出される。
さらに、図7(e)に示すように、搬送移動機構部50により、カード受渡機構部40は、上側の送出しローラ24aの回転軸と対応する高さ位置に移動する。その移動途中で、磁気カード10は送出しローラ24aに接触するので、磁気カード10はさらに載置ステージ42の奥に向けて送出される。この際、受取ローラ46a,46bにより、磁気カード10の浮上がり等が防止される。最終的には、カード受渡機構部40上に載置された磁気カード10は、該磁気カード10のうちのカード収容部集合体20側の端部が、上側の送出しローラ24aのうちのカード受渡機構部40側の部分に接する程度の位置まで送り出される。
なお、従動回転する側である下側の送出しローラ24bは、回転駆動側である上側の送出しローラ24aよりも小径に形成されている。これにより、上記のようにして送出された磁気カード10が、搬送移動機構部50の駆動によりY軸方向及びZ軸方向に移動する際に、下側のローラ24aにも干渉しないようになっている。
この後、搬送移動機構部50により、カード受渡機構部40はカード収容部集合体20の側方に移動して、磁気カード10をカード搬送機構部120に渡す。
このように構成されたカード収容部集合体20、カード受渡機構部40及び搬送移動機構部50を備えたカード発行機によると、所望のカード収容部31に収容された磁気カード10を発行する場合には、搬送移動機構部50の駆動により、カード受渡機構部40を所望のカード収容部31に対応する位置に移動させた状態で、カード排出駆動機構部からの駆動力をカード排出機構部に付与する。すると、カード排出機構部は積層状に収容された磁気カード10のうちの一枚を排出するカード排出動作を行う。すなわち、カード受渡機構部40のプッシャ駆動部44の駆動によりプッシャ43を進出移動させて、カードピッカー36を第1動作位置に向けて押込む。そして、この後、コイルバネ38の付勢力によりカードピッカー36を第1動作位置から第2動作位置への移動させることにより、係合突部36aを積層状に収容された複数の磁気カード10のうちの一枚に係合させて該磁気カード10を排出口32hに向けて移動させる。これにより排出された磁気カード10は、カード受渡機構部40によりカードリードライト部80等の他のカード発行処理手段に向けて搬送されて発行処理を施されて発行される。
このため、一つのカード排出駆動機構部(プッシャ43及びプッシャ駆動部44)により、複数のカード排出機構部(カードピッカー36及びコイルバネ38)にカード排出動作を行わせることができる。従って、複数のカード収容部31からの磁気カード10排出を、比較的簡易な構成で実現することができる。
<第1カード受渡反転機構部及びカードリードライト部>
カード発行処理部である第1カード受渡反転機構部60及びカードリードライト部80についてより具体的に説明する。
図8は第1カード受渡反転機構部及びカードリードライト部を示す側面図であり、図9は第1カード受渡反転機構部及びカードリードライト部を示す正面図である。
カードリードライト部80は、磁気カード10の磁気ストライプ12a,12bに情報を書込む装置であり、カード送り機構部82と、発行処理部としての磁気読書部84とを有している。
カード送り機構部82は、磁気カード10を所定の送りラインP(X軸に沿ったライン)に沿って送る手段であり、上下一組のローラ部82aが、送りラインPに沿って複数組設けられた構成とされている(図8及び図9では一組のみ図示)。また、カード送り機構部82は、これらローラ部82aのうち少なくとも一つを回転駆動させる送り用モータ83を有している。そして、この送り用モータ83の駆動によってローラ部82aが正転方向又は逆転方向に回転駆動されて、磁気カード10が送りラインPに沿って双方向に送られるようになっている。
磁気読書部84は、送りラインPに沿って送られる磁気カード10の一方部分である磁気ストライプ12a又は磁気ストライプ12bに情報書込み及び読取りを行って発行処理を施す手段である。この磁気読書部84は、磁気カード10の一方部分、より具体的には、平面視形状における一方の長辺側部分において、その両面に接する一対の磁気ヘッドを有しており、磁気カード10の一側部側に設けられた磁気ストライプ12a,12bであれば、上面側であっても下面側であっても情報を読み書きできるようになっている。従って、磁気カード10の他方側面(裏面)に磁気ストライプがある場合にもこれに対する情報読書き処理を行えるようになっている。
第1カード受渡反転機構部60は、所定の送りラインPの延長上に設けられており、上記カード送り機構部82から送出された磁気カード10を反転させて再度カード送り機構部82に送込むように構成されている。
より具体的には、第1カード受渡反転機構部60は、磁気カード10を送るカード送り部62と、該カード送り部62を回転させる回転機構部70とを有している。
回転機構部70は、本装置の筐体に固定されたブラケット68に設けられており、回転支持フレーム78を回転させる。より具体的には、回転機構部70は、回転用モータ72と、回転軸部74と、回転用モータ72の回転駆動力を回転軸部74に伝達する複数のギヤ75とを有している。ブラケット68は、側方に開口する略U字状部分を有しており、その下片に回転用モータ72が取付られると共に、ギヤ75が回転自在に取付けられいる。また、ブラケットの略U字状部分の上辺及び下片に一対の回転軸部74が回転自在に支持されており、各回転軸部74の先端部に回転支持フレーム78が取付けられている。そして、回転用モータ72の回転駆動力がギヤ75を介して下側の回転軸部74に伝達されて、回転支持フレーム78及びこれに取付けられたカード送り部62が回転するようになっている。これにより、カード送り部62に保持された磁気カード10が水平面内で回転軸部74(Z軸)を中心にして回転可能とされる。
カード送り部62は、回転支持フレーム78に取付けられており、回転支持フレーム78を回転させるとカード送り部62も回転するようになっている。
このカード送り部62は、一対の従動ローラ64bと、一対の駆動ローラ64aと、駆動ローラ64bを回転駆動させるためのローラ回転用モータ66と、ローラ回転用モータ66の回転駆動力を駆動ローラ64aに伝達する複数のギヤ67と、磁気カード10を受ける送りステージ76とを有している。
一対の従動ローラ64bと一対の駆動ローラ64aとは、送りラインPの延長上のラインを上下で挟込んで対向する位置で、回転支持フレーム78に回転自在に配設されている。また、一対の従動ローラ64bと一対の駆動ローラ64aとの間の略水平面上の位置に上記送りステージ76が設けられている。
また、回転支持フレーム78にローラ回転用モータ66が取付けられている。また、回転支持フレーム78に、ローラ回転用モータ66の回転駆動力を一対の駆動ローラ64aに伝達する態様でギヤ67が回転自在に取付けられている。
そして、従動ローラ64bと駆動ローラ64aとの間の磁気カード10が、カードリードライト部80に送られると共に、カードリードライト部80から送られた磁気カード10が従動ローラ64bと駆動ローラ64aとの間に挟込まれた状態で保持されるようになっている。
このように構成された第1カード受渡反転機構部60及びカードリードライト部80による磁気カード10への情報書込み動作について説明する。
すなわち、カード搬送機構部120より搬送された磁気カード10がカード送り部62に移載される。すると、駆動ローラ64aの回転駆動により磁気カード10がカードリードライト部80に向けて送られ、カードリードライト部80で磁気カード10の一方の磁気ストライプ12aに情報の書込みや情報の読込みチェック等がなされる。この後、図10(a)に示すように、カードリードライト部80は、磁気カード10を第1カード受渡反転機構部60に戻す。磁気カード10がカード送り部62に戻されると、回転用モータ72の回転駆動により、磁気カード10を回転支持フレーム78及びカード送り部62と共に180度回転させる。そして、図10(b)に示すように、カード送り部62は再度磁気カード10をカードリードライト部80に向けて送出す。この際、磁気カード10は前回に対して180度回転した状態となっているから、前回とは逆に反対側の磁気ストライプ12bが磁気読書部84を通過するように送られる。これにより、磁気ストライプ12bに情報の書込みや情報の読込みチェック等がなされる。この後、カードリードライト部80は、磁気カード10を第1カード受渡反転機構部60に再度戻す。これにより、両方の磁気ストライプ12a,12bに発行処理を施された磁気カード10が得られる。この後、第1カード受渡反転機構部60は、次の第2カード受渡反転機構部90に送る。
このように構成された第1カード受渡反転機構部60及びカードリードライト部80を備えたカード発行装置によると、カード送り機構部82で送られる磁気カード10の一方部分である磁気ストライプ12aに磁気読書部84により情報を書込んでカード発行処理を施した後、第1カード受渡反転機構部60で磁気カード10を反転させて再度カード送り機構部82に送込むと、磁気読書部84により磁気カード10の他方側部分である磁気ストライプ12bにも情報を書込んでカード発行処理を施すことができる。従って、一つの磁気読書部84により磁気カード10の両側部分である磁気ストライプ12a,12bにも発行処理を施すことができ、構成の簡易化を図ることができる。
なお、ここでは、磁気カード10の2つの磁気ストライプ12a,12bに情報を書込む例で説明したが、磁気カード10の一方面(表面)及び他方面(裏面)に、発行処理を施す場合にも、同様にして一つの発行処理部で対応可能である。つまり、磁気カード10の一方部分に発行処理を施す態様としては、磁気カード10の一方側部(一方の長辺近傍部分)及び他方側部(他方の長辺近傍部分)に対する発行処理だけでなく、磁気カード10の表面及び裏面(一方面及び他方面)に対する発行処理を行う場合も含む。
すなわち、第2カード受渡反転機構部90及び印刷部100の例で説明すると、第2カード受渡反転機構部90は、磁気カード10を表裏反転させて印刷部100に向けて送込み可能に構成されている。また、印刷部100は、磁気カード10の一方面である上面に印刷処理可能な印刷ヘッド102を備えている。
そして、図11(a)に示すように、第2カード受渡反転機構部90は、磁気カード10の表面を上向きにして印刷部100に磁気カード10を送込む。すると、印刷部100は、磁気カード10の上向き面である表面に印刷処理を施した後、磁気カード10を第2カード受渡反転機構部90に戻す。磁気カード10が戻されると、図11(b)に示すように、第2カード受渡反転機構部90は、磁気カード10を、水平軸を中心にして回転させ、裏面を上向きにする。なお、この際の磁気カード10の回転軸は、図11(b)に示す例に限られず、当初状態での対角線や一対の長辺の中央軸を中心に回転させてもよい。この後、図11(c)に示すように、第2カード受渡反転機構部90は、磁気カード10を再度印刷部100に送込む。すると、印刷部100は、上向き面である裏面に印刷処理を施した後、磁気カード10を第2カード受渡反転機構部90に戻す。これにより、表裏両面に発行処理として印刷処理を施された磁気カード10が得られる。
<変形例>
上記実施形態では、磁気カード10を対象としているが、その他、ICカード等にも適用できることは既に述べた通りである。また、カード発行処理としても、対象となるカードに応じて、種々の発行処理について適用できることについても上記した通りである。
また、上記実施形態では、各部を直線移動させる機構として、移動対象をプーリーに巻掛けられたベルトに固着し、プーリーを回転させることで移動させる構成を採用しているが、必ずしもその必要はない。例えば、リニアモータやモータによる自走式の移動機構、流体シリンダ等を用いてもよい。また、各部を回転させる機構としても、モータの駆動力をギヤやベルト等で伝達する機構の他、モータによる直接駆動機構や流体シリンダを駆動源として回転運動に変換して伝達する機構等、種々の機構を採用することができる。
実施形態に係るカード発行機の全体構成を示す側面図である。 処理対象となるカードを示す平面図である。 カード収容部集合体及びカード受渡機構部を示す側面図である。 カード収容部集合体及びカード受渡機構部を示す背面図である。 カード収容部集合体内のホッパカセットを示す平面図である。 同上のホッパカセットを示す横断面図である。 図7(a)〜図7(e)はカード収容部集合体からカード受渡機構部への磁気カードの排出受渡動作を示す説明図である。 第1カード受渡反転機構部及びカードリードライト部を示す側面図である。 第1カード受渡反転機構部及びカードリードライト部を示す正面図である。 第1カード受渡反転機構部及びカードリードライト部による磁気カードへの情報書込み動作を示す説明図である。 第2カード受渡反転機構部及び印刷部での印刷処理動作を示す説明図である。
符号の説明
10 磁気カード
20 カード収容部集合体
22 集合体本体部
22c 中継プッシャ
24a,24b 送出しローラ
31 カード収容部
32 収容本体部
32h 排出口
36 カードピッカー
36a 係合突部
38 コイルバネ
40 カード受渡機構部
43 プッシャ
44 プッシャ駆動部
44a プッシャ用モータ
50 搬送移動機構部
60 第1カード受渡反転機構部
62 カード送り部
70 回転機構部
80 カードリードライト部
82 カード送り機構部
84 磁気読書部
90 第2カード受渡反転機構部
100 印刷部
P 送りライン

Claims (4)

  1. カード収容部を複数有するカード収容部集合体と、
    前記各カード収容部の一つから排出されたカードを受取るカード受渡機構部と、
    前記カード受渡機構部を前記各カード収容部に対応する位置に移動させる搬送移動機構部と、
    を備え、
    前記各カード収容部は、
    複数のカードを積層状に収容する収容本体部と、
    前記収容本体部内に積層状に収容されたカードを一枚ずつ排出するカード排出動作可能なカード排出機構部と、を有し、
    前記カード受渡機構部は、
    前記カード排出機構部にカード排出動作を行わせる駆動力を付与するカード排出駆動機構部を有する、カード発行機。
  2. 請求項1記載のカード発行機であって、
    前記各カード収容部は、
    複数のカードを積層状に収容すると共に積層状に収容されたカードを排出可能な排出口を有する収容本体部と、
    カードの側縁部に係合可能な係合突部を有し、前記係合突部を前記収容本体部内で積層状に収容された複数のカードの外周側に配設した第1動作位置と、前記係合突部を前記収容本体部内で積層状に収容された複数のカードの一主面側に配設した第2動作位置との間で移動自在に配設されると共に、前記第1動作位置から前記第2動作位置への移動により、前記係合突部を前記収容本体部内で積層状に配設された複数のカードのうちの一枚に係合させてその一枚のカードを前記排出口に向けて移動させるカードピッカーと、
    前記カードピッカーを前記第2動作位置に向けて付勢する付勢手段と、
    を有し、
    前記カード受渡機構部は、
    前記カードピッカーを前記第1動作位置に向けて押込むプッシャと、
    前記プッシャに押込み動作を行わせるプッシャ駆動手段と、
    を有する、カード発行機。
  3. 請求項1又は請求項2記載のカード発行機であって、
    前記カード発行処理機構部は、
    カードを所定の送りラインに沿って送るカード送り機構部と、
    前記所定の送りラインに沿って送られるカードの一方部分にカード発行処理を施す発行処理部と、
    前記所定の送りラインの延長上に設けられ、前記カード送り機構部から送出されたカードを反転させて再度前記カード送り機構部に送込むカード反転機構部と、
    を有するカード発行機。
  4. 請求項1〜請求項3のいずれかに記載のカード発行機であって、
    前記複数のカード収容部のうち2以上のものが連設されることでカード収容部副集合体が形成され、このカード収容部副集合体が前記カード収容部集合体にセットされる、カード発行機。
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