JP2007280010A - ディスクの案内装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】
ホッパとの着脱が極めて簡単に行え、かつホッパと案内装置との連結部にディスクが留まっていてもそのディスクを取り除くことなく、ホッパを分離することができるというメンテナンス性を向上したディスクの案内装置を提供することである。
【解決手段】
ホッパから1つずつ送り出されるディスクを一列に並べて誘導する案内装置をホッパに着脱可能に取り付けたディスクの案内装置において、着脱可能に上下に接続されるホッパ側に具わる下案内装置とゲーム機など筐体側に具わる上案内装置とを有し、前記2つの案内装置はトグルクランプにより接続固定すると共に、前記下案内装置の接続端部に、上下の案内装置に亘って案内通路中にあるディスクと抜け合い、下案内装置の離脱を可能にする開口部を有するディスクの案内装置である。
【選択図】図6

Description

本発明は、周面が接触した状態で一列に整列したディスクを案内するディスクの案内装置に関する。
特にディスクを送り出すホッパと分離できるようにしたディスクの案内装置の改良に関する。
なお、本明細書で使用する「ディスク」とは、通貨であるコイン、ゲーム機のメダルやトークン等の代用貨幣、およびそれらと類似のものを包含する。
この種装置として、本出願人による特開2003−308555号がある。この従来装置は、ホッパから1つずつ送り出されるディスクを一列に並べて誘導する案内装置をホッパに着脱自在に取り付けたディスクの案内装置において、前記案内通路の下端部に保持装置を設け、案内装置の分離時にコインが落下しないように構成しているものである。
そして、ホッパ側の湾曲部案内装置の裏面にゲーム機側の直線部案内装置をあてがった後、前記湾曲部案内装置の表面に補強装置の補強板をあてて、補強板、サポート板、スペーサ板を一体に蝶ねじでもって直線部案内装置のベース板にねじ込むことにより、2つの案内装置を上下に接続固定している。
すなわち案内装置とホッパとは、補強装置共々、蝶ねじなどで結合固定するものとなっているので、点検や修理などでホッパを案内装置から外すには、それらの蝶ねじをいちいち緩めて取り外す必要がある。
この作業は場合によっては、店内でゲーム機内部の狭くまた比較的暗い場所でのメンテナンス作業になることもあるため、蝶ねじなどは実質上の盲目の作業となってしまい、手、指の感覚で手探り状態で取り外すことになり、時間がかかり作業が大変し難いものとなっていた。
また、案内装置はゲーム機などの筐体側の案内装置とホッパ側の案内装置とが連結する構造であるので、その接続部にコインなどがまたがってるようなときにホッパを外そうとすると、コインが障害物となって容易に離脱できないという問題があった。
このため、そのコインを除去しないとホッパを取り外せないという不具合、不便さがあるものであった。
特開2003−308555号(図1―図4、3頁―4頁)
本発明は、上記の点に鑑み成されたもので、第1の目的は、ホッパとの着脱が極めて簡単に行えるディスクの案内装置を提供することである。
第2の目的は、ホッパ側に設けた案内体とゲーム機側の案内体との接続部に亘ってディスクが留まっていても、そのディスクを取り除くことなく、ホッパをゲーム機側の案内体から分離することができるというメンテナンス性を向上したディスクの案内装置を提供することである。
この目的を達成するため、本発明は以下のように構成されている。
ホッパから1つずつ送り出されるディスクを一列に並べて誘導する案内装置4をホッパに着脱可能に取り付けたディスクの案内装置において、前記案内装置は、長手方向に対しクロスする方向で分離可能なホッパ側に設けられた第1案内体と、ゲーム機などの筐体側に設けられた第2案内体とよりなり、前記第1および第2の案内体が、ワンタッチクランプ装置により接続固定されるものである。
この構成によれば、ワンタッチクランプ装置を用いることにより、ワンタッチ操作で、ホッパ側の第1案内体とゲーム機側の第2案内体との接続、分離をきわめて簡単に行うことができる。
よって従来のように両案内体を接続していたねじなどの固定手段を外すなどの手間を要しないで、単純作業でホッパをゲーム機の案内体から外せるようになるので、両案内体の接続部にディスクが詰まったりして起きる故障時等に、直ぐに分離状態にさせた案内体の案内通路から詰まりディスクを抜き取り、修理等を素早く行うことができるようになる。
また前記ワンタッチクランプ装置として、トグルクランプを用いるものとした。
すなわち、手動でものを固定する装置、器具として、取り扱いが簡便で確実な固定と解除が自在に行えるという実用的なトグルクランプを使用して、第1、第2案内体を接続し、一つの連続した案内装置を構築できると共に、その分離も簡単に行うことができる。また格別に熟練度や操作力も余り要らないで誰にでも連結、分離が行えるという使用勝手性にも富むものである。
このため、案内通路中の詰まりディスクの除去や、それによる故障への適切な復帰処置などサービス作業を効率的に行うことができるようになり、作業者の負担は大幅に軽減する。
ここで、前記第1案内体はホッパ側に具わる下案内体であり、前記第2案内体はゲーム機など筐体側に具わる上案内体であり、前記2つの案内体が前記トグルクランプにより上下に着脱可能に接続されてなるものである。
この構成によれば、第1案内体を機器側に固設してある第2案内体に近づけるようホッパを機器内へ移動し、両案内体の位置合わせをした後、クランプ操作すれば、2つの案内体は上下に強固に連結され、上下方向に伸びる案内装置を頗る簡単に形成することができる。
トグルクランプを開放操作すれば、第1案内体はゲーム機側に固定されている第2案内体から外れ、ホッパを修理点検がし易い位置にまで引き出すことができる。これにより修理および点検等の作業が効率化する。
また、前記トグルクランプは、前記第1、第2案内体のいずれか一方にその接続端部に近い位置で案内体の案内通路の前面に配置されるベースと、該ベースに突設した軸受け部に案内通路に沿うように回動操作自在に支持された操作レバーと、前記操作レバーと同方向に連動して回動し被押圧物に対して押圧力を与える固定レバーと、前記操作レバーと前記固定レバーとを回動自在に連繋するリンクとを含み、前記操作レバーの所定の回動操作時に前記固定レバーにより前記第1、第2案内体のクランプが行なわれる一方、前記操作レバーをクランプ状態開放の位置にまで回動した際に、該操作レバーを当該開放位置でロックする保持手段を備えるものである。
この構成によれば、案内通路に沿い操作レバーを回動操作すれば、同方向に動く固定レバーが一方の案内体を他方の案内体に押し付けてクランプし、接続固定することができる。これによりディスクを所定方向に送り出すための案内通路を造作もなく構築することができる。
2つの案内体の接続を外すべく、操作レバーを開放位置にまで操作回動すると、保持手段によりその開放位置にロックされる。
このため、トグルクランプはその操作レバーが開放状態に保持されているので、修理作業中などに操作レバーに触れたりして、外力がかっかたりしてもクランプ位置に戻ることはなく、保守点検作業時等にそれの不意な回動で怪我したりするなどの心配は無くなり、安全に作業が行える。
特に上下に案内体がクランプされる構造の場合には、操作レバーの自重による降下回動を防止できるので、より安全なものとなり有益である。
前記保持手段は、操作レバーに追従して回動する前記リンクの一端側の周縁部と、このリンクの回動軌跡より若干遠い位置に存する前記軸受け部の端縁部との圧接により行なわれものである。
操作レバーをクランプ状態を開放させる方向に回動して行くと、それに連動してリンクは軸受け部の周縁部に沿うように移動する。やがて操作レバーが開放終了位置に来ると、リンクの一部がその回動軌跡より若干遠い部分となっている軸受け部の端縁部に乗り上げるようになる。こうしてリンクの一端側の周縁部が、軸受け部の端縁部に楔的に食い込むこの時の圧接力で、操作レバーが開放状態に保持される。
また保持手段は、このようにトグルクランプの構成部材であるリンクと軸受け部とを利用することで達成させているので、構造的に複雑にならず、かつ別途に部品を組んで保持手段を設ける必要もなく、コストダウンできる。
また、前記下案内体が上案内体に当てがわれる接続端部の当てがい側壁面に、ディスクが通過可能な開口部が設けられているディスクの案内装置としたものである。
この構成において、下案内体を上案内体から前方に分離しようとするときに、ディスクが両案内体に亘る案内通路中に詰まるようにある場合には、ディスクが上下案内体に対して閂となって下案内体の分離が困難になる。
しかし下案内体にはディスクを逃がすように開口部があるので、下案内体を前に移動すると、開口部を通してディスクを後方に置き去るかのような外し方で、下案内体を支障なく離脱することができる。したがって、詰まったディスクの除去を行わずとも、ホッパをゲーム機側の案内体から外し、修理や点検作業がし易い位置にまで引き出すことができるようになる。
このようなディスク詰まり時にも案内体を分離させることが、断面矩形の案内通路において、下案内体の外し方向と反対側の通路側壁に開口部を形成するという極めて簡便な手段でかつ安価に達成させることができる。
また、前記上案内体の接続端部に、前記下案体との接続時に前記開口部に嵌合し案内通路の一部を構成する通路壁形成板が設けられているものである。
この構成によれば、上下の案内体が接続されると、開口部に上案内体側に設けてある通路壁形成板がはまり塞がる。塞がれた開口部の内面側は円滑になっているので、これによってディスクを順調に案内することができる案内通路が形成される。
また前面から見て下案内体に対し横に位置している操作レバーを有した構造のトグルクランプを前記下案内体の側方に設け、前記上案内体の下端部には上案内通路と相対してディスクの保持装置を設けたディスクの案内装置としたものである。
また、前記トグルクランプを下案内体の側部に設置し案内通路から位置的に外させている。これにより、トグルクランプで占められていた上案内体の案内通路の前面側は解放されので、ディスクの保持装置を上案内通路の下端にまで移して配置することができるようになる。
よって、下案内体が外されても、上案内体の通路内のディスクは保持装置で全て保持されて落下する心配は無いため、従来のような落下したディスクを拾い上げ回収するという余分で面倒な作業は省けるようになり、実用性は高まる。
また前記トグルクランプは、下案内体の下案内通路から離れた側方位置において、前後方向に押し戻し回動操作される縦向きの操作レバーと、該操作レバーと連動して水平回動し被押圧物に対して押圧力を与える横向きの固定レバーとを有し、前記操作レバーの作動時に前記上案内体の背後に回り込む前記固定レバーにより上案内体を下案内体へ押し付けることにより、前記両案内体のクランプが行われるものである。
この構成において、下案内体から外れた位置にある操作レバーを縦に握って後方に回動すると、操作レバーとクロスする横向きの固定レバーが上案内体の裏側へ水平に回り込み、下案内体を上案内体側へ押し付け、両者を強固にクランプすることができる。
この場合、トグルクランプの操作レバー及び固定レバーともその作動時に案内通路の前面のエリアに位置することが無いので、上下に伸びる案内体の正面およびホッパーの上部のエリアは、何も無く自由に取り扱いできる設置空間として開放されている。
したがってディスクの保持装置を案内体の下端に設けたりすることや、或いはディスクの増量を図るときに、その増量手段をホッパの上方部に何らの制約を受けないでセッティングすることが可能になる。
また、下案内体の補強のためにホッパの後部に設けたステーに、前記トグルクランプを装着するためのプレートを前記下案内体の続端部にオーバーラップさせて装着し、前記トグルクランプを前記プレートの張り出し部に装着する一方、前記プレートの下案内体の接続端部とのオーバーラップ部に、前記ディスクの保持装置が臨む切り欠き部を設けてある。
この構成では、下案内体の接続端部に重ねて取り付けたプレートは、その一部が横に張り出した形体になっている。したがってその張り出し部にトグルクランプを固定することで、操作レバー及び固定レバーが案内通路から外れた態様となり、ディスク貯留部の増設等に有利な案内装置の提供が可能になる。
またプレートが下案内体の接続端部に重なる板面部には、上案内体側に出っ張るように存在するディスク保持装置を臨ませるための切り欠き部があるので、下案内体を上案内体に近づけて接続するとき、ディスク保持装置はこの切り欠き部により逃がされる。このためディスク保持装置が出張って在っても何ら邪魔にならず、上下案内体の接続/分離作業を支障なく行うことができる。
図1は、本発明の実施例を装着したホッパと案内装置の斜視図である。
図2はホッパと案内装置を分離した状態を示す斜視図である。
図3はホッパと案内装置の連結部の様相を示す斜視図である。
図4は、ホッパと案内装置の連結/分離の様相を示す斜視図である。
図5は図4における状態を拡大して示す斜視図である。
図6は図5における状態を拡大して示す裏から見た斜視図である。
図7は、トグルクランプの斜視図である。
これらの図において、ホッパ1はフレーム2と、フレーム2に固定されかつディスクdを貯留するボウル3と、ボウル3の底部において傾斜配置されたディスクの送り出し用の回転ディスクとを有する。回転ディスクには複数個のディスク捕捉用孔が設けられており、一方ボウル3には回転ディスクを取り囲むような周壁が有り、その周壁の上方部位置にディスクの投出口(図示せず)が形成されている。
したがって、回転ディスクの回転により捕捉孔に入り込んだディスクdは、上部位置辺りに来ると、ガイド部材(図示せず)により投出口へと誘導される。
その後ディスクdは弾き出し手段(図示せず)にて、一個ずつ投出口から案内装置4へと送り出される。
前記案内装置4の内部には、上下方向に延びる1本の案内通路4pが形成されている。
なお、このホッパは、例えば特開平6−150102号に開示されたものである。
投射装置5が案内装置4の上端部に取り付けてある。この投射装置5は、公知の装置であって、例えば米国特許4592377号に開示されたものである。
ディスクの案内装置4は、回転ディスクから垂直方向へ方向を変える湾曲した第1の案内体である下案内体6と、第2の案内体である垂直上方へ延びる直線状の上案内体7とを有する。
前記下案内体6の内部に形成されている下案内通路6pと、上案内体7の内部に形成されている上案内通路7pとが、上記両案内体6,7の接続時に連通して、上下方向に延びる一本の前述した案内通路4pが形成される。
前記下案内体6の下端部は、フレーム2に固定されホッパ1に一体化されている。
上案内体7は、ゲーム機などの筐体側のフレーム(図示せず)に固定されている。そして、上案内体7の下端部は、下案内体6の上端部に着脱自在に固定される。
すなわち、上案内体7の下端部は下案内体7との接続端部8になり、同様に上案内体7の下端部は下案内体6との接続端部9となっている。
したがって、下案内体6と上案内体7とは、案内装置4の長手方向に対しクロスする方向に分離可能になっており、結合時に互いの接続端部8と接続端部9がつながり、上下方向に伸びる1つの案内装置4が構成される。
また分離時には、ホッパ1が下案内体6と一体になって、上案内体7から離脱し、ゲーム機からホッパ1が引き出せるようになる。
下案内体6と上案内体7の構造は、ほぼ同様である。
下案内体6において、縦長矩形のベース板11と、ディスクdの厚みより僅かに厚い一対の細長板形のスペーサ板12a,12b(図5、図6参照)と、スペーサ板12a,12bにあてがった一対のサポート板13a,13bを有する。
一対のスペーサ板12a,12bの間隔は、ディスクdの直径よりも僅かに大きい。サポート板13a,13bの間隔は前記スペーサ板12a,12bの間隔よりも狭い。スクリュウSをベース板11にねじ込んで、サポート板13a,13bでスペーサ板12a,12bをそれぞれサンドイッチしてベース板11に押し付けることにより、それらを一体化してある。
これらベース板11、スペーサ板12a,12b、サポート板13a,13bで囲まれた断面矩形の上下方向に延びる空間が第1案内通路6pである。
ここで下案内体6の上端部は、図5、6に示すように、スペーサ板12a,12b、サポート板13a,13bおよびベース板11がほぼ同じ長さで上端部にまで延びている。
そのベース板11において、上案内体7との接続部である上方の接続端部8には、上方が開放した矩形状の開口部18が切り欠き形成されている。
開口部18は案内通路6pの幅よりも広く形成されている。すなわち、開口部18の横幅Mはディスクdの直径よりも大きいものとなっている。また開口部18の高さもディスクdの直径よりも大きい寸法で切り欠かれている。
開口部18の横幅Mがディスクdの直径よりも少し大きいので、ディスクdがこの開口部18を通り抜けられる。
したがって、下案内体6をその取り外し方向の前方に移動した場合に、下案内体6はその中のディスクdを開口部18から下案内通路6pの後方の外へと通り抜け出させるようにして、上案内体7から分離させることが可能である。
開口部18の無い、後背部も一様の通路壁となっている通常のベースによる案内通路構造であると、下案内体6を上案内体7から外そうとして手前に移動しようとするときに、両案内体6,7の接続部にディスクdがまたがっている場合などには、そのディスクdが上案内体7と下案内体6との間で閂のようになり、下案内体6を外そうとするとその後背部側の通路壁がディスクdと引っ掛かり合う。このため下案内体6を容易には分離することができない。
しかし、下案内体6側にディスクdと抜け合うディスク逃がし用の開口部18を設けることで、両案内体6,7同士の接続部にディスクdがあっても、下案内体6はディスクdに阻害されないで分離できるようになる。
前記下案内体6の開口部18と相対する前面側には、後述するワンタッチクランプ装置の押し当て部となる押圧板20が取り付けられて、サポート板13a,13b間の空隙は塞がれている。
押圧板20は、ベース板11にねじ込まれるスクリュウSによって、前記開口部18を隠すようにサポート板13a,13b間にまたがって取り付け固定されている。
押圧板20の中央部分には、後述するワンタッチクランプ装置で上下案内体6,7を連結固定したときに、その固定レバー36の先端がはまり込む保持孔21が縦向きの楕円形状の孔として貫通形成されている。
また押圧板20の前記保持孔21の左右位置には、上下の案内体6,7が位置ずれしないで接続されるように、一対の位置決め穴22,22が貫通形成されており、この位置決め穴22,22には上案内体7側に設けた一対の位置決め突起23,23が嵌合するものとなっている。
一方、上案内体7において、縦長矩形のベース板15とディスクdの厚みよりも僅かに厚い一対の細長板形のスペーサ板16a(図6に右のスペーサ板のみ図示)、スペーサ板にあてがった一対のサポート板17a,17bを有する。一対のスペーサ板の間隔は、下案内装置6における一対のスペーサ板12a,12bの間隔と同一である。サポート板17a,17bの間隔も、下案内体6における一対のサポート板13a,13bの間隔と同一である。
スクリュウSをベース板15にねじ込んで、サポート板17a,17bでスペーサ板をそれぞれサンドイッチしてベース板15に押し付けることによりそれらを一体化してある。
これらベース板15、スペーサ板、サポート板17a,17bで囲まれた断面矩形の上下方向に延びる空間が第2案内通路7pである。
第2案内体7にはディスクの保持装置25が設けられている。保持装置25は第2実施例で説明する、図12に示す保持装置25Bと外観の形状を除き大略同じ構造である。
保持装置25は、ステー24の中間の第2案内通路7pに相対して形成した半割卵ドーム型のガイド部27と、ガイド部27の内側に配置されたストッパーとなる図示しないところのボールを含んでいる。ステー24は、ベース板15にねじ込まれるスクリュウSによってサポート板17a,17bに固定されている。
ボールを収容したガイド部27の内面は、下部ほど上案内通路7pに近ずくように傾斜した傾斜内面に形成されている。したがってボールは重力により下降するとき、この傾斜内面に沿って下がり、上案内通路7pに臨むようになる。結果としてディスクdは、ボールによってベース板15に押し付けられて落下を阻止される。
さて上案内体7の下端部は、そのベース板15がスペーサ板およびサポート板17a,17bより下方に延び、延長部15aとなって、クランク状に形成されている。延長部15aの前記スペーサ板のそれぞれの直下の位置に、前述の下案内体6側にある位置決め穴22,22と嵌合する円柱状の位置決め突起23,23が固定されている。
延長部15aの裏面にはこれより厚みのある補強板19を固定して、前記位置決めボス23,23や後述する通路壁形成板26などの固定に対する強度、およびワンタッチクランプ装置30(後述する)による締め付け力に対して十分な強度、および耐久度を確保できるようにしている。
延長部15aの前面の中央部分には、前記下案内体6側の開口部18に合致する矩形状の通路壁形成板26が設けられている。
すなわち前記通路壁形成板26は、前記開口部18と同等の横幅および高さ寸法でかつ下案内体6のベース板11と同一の厚みで形成されている。この通路壁形成板26はスクリュウS(図16参照)によってベース延長部15aに密着固定されている。
ベース延長部15aを下案内体6のベース板11の裏面にあてがうことにより、通路壁形成板26は開口部18に嵌合する。このとき、位置決めボス23,23は位置決め孔22,22に位置している。
前記通路壁形成板26の下端26bはベース板11の方向へ直角に折曲げられている。
開口部18は通路壁形成板26により塞がれ、ディスクdの通行に支障のないように通路の片側の内壁は面一になり完全な通路壁面となる。そして対向する押圧板20との間で案内通路が構築される。
この状態で、ワンタッチクランプ装置30によって、上案内体7に下案内体6を固定し、それらを一体化する。このとき、第1案内通路6pと第2案内通路7pは、実質的に上方へ延びる一本の案内通路4pになる。
ワンタッチクランプ装置30は、図7および図11等に示す構造をした、通称トグルクランプと称するものである。以下説明の便宜上、トグルクランプ30と記して説明する。
トグルクランプ30は、軸受け31bを突設したベース31と、前記軸受け31bに設けた第1軸32を支点に回動操作される操作レバー33と、前記第1軸32とシフトした位置で前記軸受け31bに設けた第2軸34を支点に回動し、かつ先端にねじを螺設したボルト状の押圧ロッド35を有している固定レバー36と、操作レバー33と固定レバー36をそれぞれ第1連結軸38と第2連結軸39とでピボット運動可能に連結したリンク40とから構成されている。
ベース31を、上案内体7にその接続端部8に近い上位置で上案内通路7pの前面側に取り付ける。ベース31上の操作レバー33は、下案内通路6pに沿い回動するように前方に突出した態様で装着される。固定用レバー36も同様の態様であって、下案内通路6pに沿う方向に回動するようになっている。
ここでトグルクランプ30は、操作レバー33を回動し、それに連動して固定レバー36が操作レバー33との交差角を変えながら回動していく動作過程の或る回動操作段階で、スナップアクション的に巨大な押圧力を固定レバー36によってかけることができるようになるものである。
この間のトグルクランプ30の動きは、図8から図11に示されている。すなわち、
図8は、操作レバーを上方へ最大限に回動操作したクランプ開放した状態の時に、この位置にロックされているときの操作レバーの様相を示す側面図である。
図9は、図8の状態から少し下方へ回動した時の操作レバーの回動の様相を示す側面図である。
図10は、図9より更に回動した時点での操作レバーの回動の様相を示す側面図である。
図11は、更に回動したクランプ時における操作レバーの様相を示す側面図である。
これらの図において、トグルクランプ30の操作レバー33が上方へ最大限に回動されている図6又は図8に示す状態では、第1軸32、第1連結軸38、第2連結軸39は三角形の各頂点となるような位置関係になっている。
この状態から操作レバー33が下方へ回動されて行くと、第1軸32、第1連結軸38、第2連結軸39は三角形の位置関係は維持しながらも、第2連結軸39が操作レバー33の回動軸線すなわち第1軸32と第1連結軸38を結ぶラインG(図11参照)に近づきそれらの間に入るように移動する。
そして、操作レバー33が図11に示すような状態になる寸前の時点で、第1軸32、第2連結軸39、第1連結軸38が一直線(ラインG)上に並び、原理上、最大の押圧力が生まれる。
さらに回動し、操作レバー33がその境界ポイント(ラインG)を越え、操作レバー33が想像線G’で示すような、位置的に第1連結軸38が第2連結軸39より下に下がるように動くとき、瞬間的にスナップアクションが働く。
同時にリンク40の一端部40Rが固定レバー36の一側端縁部36Dに当接して、この部分がストッパ部となって、操作レバー33の回動はストップされ、略水平状態になって止まる。
この状態は、最大の力が生まれる前述の第1軸32、第2連結軸39、第1連結軸38が一直線のラインG上に並ぶ状況に近い、第1軸32、第2連結軸39、第1連結軸38の配置関係なので、同様に大きな力を発揮できる。
よって操作レバー33を押し戻すには、これ以上の力を必要とするので、操作レバー33は戻り止めされ、固定レバー36によって大きな押圧力を対象物に継続してかけられる。
すなわち、操作レバー33が図8から図10と下方へ回動操作され、図3、図および図11に示すような水平位置にまで操作回動されると、固定レバー36は鉛直に下を向いた状態になり、その先端部に直交させて設けた押圧ロッド35の先端が押圧板20の保持孔21に、はまり込んで固定される。
押圧ロッド35の先端部分には円筒状の押圧体35bが固着されており、その押圧体35bが保持孔21の周辺部に強く押し当たる。押圧体35bにより押圧板20に直角な押圧力を作用させ、これにより下案内体6のベース11裏面が上案内体7のベース延長部15aに密着し、互いがトグルクランプ30によって強く締め付け固定される。こうして上下の案内体6,7は接続され、上下方向に延びる案内通路4pが形成される。
前記押圧体35bは、固定レバー36の先端に該レバー36と直交させてボルト、ナット部41で取り付けた進退自在の押圧ロッド35の先端に設けられている。
したがって、押圧体35bの固定レバー36に対する突出位置を押圧ロッド35の出入りで自在に調節可能なので、押圧体35bによる被押付物に対する押圧力を適宜に調整設定できる。
ホッパ1を上案内体7から分離するときは、操作レバー33を逆に上方へ回動する。上述したように、操作レバー33がスナップアクションを起こす限界を超ると、回動操作が軽快になる。
操作レバー33の更なる上方回動により固定レバー36がさらに上方へ回動することにより、押圧体35bによる固定が解除される。よって下案内体6の取り外しが可能になる。
ホッパ1を筐体の外へ出すように手前に移動する。開口部18を閉塞していた上案内体7側の通路壁形成板26が離れて開口部18が開く。
この場合にディスクdが両案内体6,7の接続部に亘ってあると、ディスクdに下案内体6の背壁側が引掛り、外し難くなっていた。
しかし、本発明では背壁に施したディスク径より広い開口部18により、接続部にあるディスクdと引掛っらないで下案内体6を離脱することができる。
この場合、保持装置25より上にあるディスクdは落下しないように保持され、それより以下の数個のディスクdは落下する可能性があるが、それらは後で拾い上げ回収する。
ここで操作レバー33のクランプ開放操作時に図6に示すような開放操作位置で操作レバー33が止まり、自重で下に戻らないように保持するための保持部45を設けている。
保持部45は、図10に示すように、リンク40が操作レバー33と連結される側の部分に設けた第1連結軸38を中心とする半径Raの周縁部43と、これと相対する軸受け31bの端縁部44に形成した保持面45aとを含み、この周縁部44と保持面45aとの圧接力を利用して保持するものである。
保持面45aは、操作レバー33の回転中心すなわち第1軸32から半径Rb による円周位置より、少し遠い位置に存在させたkを中心とした半径Rcの円弧状の面部である。
したがって、操作レバー33が回動すると、軸受けの端縁部44にリンク44の周縁部43が近づくようになりやがて接触するようになる。
操作レバー33はさらに回動するが、その回動軸線fが点kを越えない図9にに示す段階までは、リンク40の周縁部43と軸受けの端縁部44との点接触状態で生じる程度の圧接力なので、操作レバー33を保持するほどの圧接力とはなっていない。
しかし、回動軸線fが点kを越え、図8に示す回動状況になると、周縁部43がそれ以前より距離的に遠い位置にある保持面45aとの接触となるので、そこに乗り上げ食い込むように接触する。
このため、圧接力が増し楔効果も働いて操作レバー33をその位置に保持できるようになる。
よって、操作レバー33を離してもその位置にロックされ下に倒れ動くことは無いので、ホッパ1の引き出し操作や修理、保守点検などを安全に行うことができる。
また固定用レバー36も両案内体6,7の着脱操作範囲より外れた上方の邪魔にならないような位置に保持されているので、案内体6,7の互いの再装着を容易に行える。
なお、保持面45aは実施例では、点kを中心とする円弧状面としたが、半径Rcの地点又はそれより若干越える遠い地点に位置するように、軸受け31bの端面に形成した傾斜面などであってもよい。
さらに、実施例では、案内装置4は上下に接続/分離される上案内体7と下案内体6からなるものとして説明したが、第1、第2の案内体が斜めに叉は横方向に接続される構造の案内装置にも、本発明が適用できることは言うまでもない。
次に第2実施例を、図12および図16に基づき説明する。
図12は、本発明の実施例2を装着したホッパと案内装置の斜視図である。
図13は、その装着時のホッパと案内装置を裏から見た斜視図である。
図14は、ホッパと案内装置を分離した状態を示す斜視図である。
図15はその分離時のホッパと案内装置を裏から見た斜視図である。
図16は分離時のディスクの保持の様相を示した案内装置の要部縦断面図である。
実施例1と同一部位には同一符号を付して説明を省略し、異なる構成につき説明する。
実施例2では、実施例1による、分離時に複数個のディスクdの落下を許していた上位にあった保持装置25を、上案内通路7pの最下端に設置できるように工夫し、分離時に上案内体7からディスクdが落下しないように構成したものである。
また、オプションでディスク増量部が、案内装置4に近い側のホッパ3の上方位置に設けるようなときに、トグルクランプ30が邪魔となる。
そのような観点から、水平方向操作のトグルクランプ30Bに換えることにより、ディスクdの落下を無くせる保持装置25Bの具備を可能とし、より好適なディスクの案内装置を得るようにしたものである。
上案内体7において、保持装置25Bが第2案内通路7pの下端に設けられている。
保持装置25Bは、図16に示すようにステー24の中間の第2案内通路7pに相対して形成した半割卵ドーム型のガイド部27と、ガイド部27に配置されたストッパー、具体的にはボール25bを含んでいる。半割卵ドームのガイド部27は、サポート板17a、17bより下方に延出している。ステー24は、ベース板15にねじ込むスクリュウSによってサポート板17a、17bに固定されている。
ガイド部27の内面のガイド傾斜面27cは、その延長線の下部が第2案内通路7pに対し鋭角に交差するよう傾斜している。換言するとガイド傾斜面27cと第2案内通路7pとの間隔は、下位ほど狭くなっている。すなわちボール25bが重力により下降するとき、ガイド傾斜面27cによって下案内通路7pに近づけられる。ボール25bは鉄製であって、周面はメッキが施されている。
ストッパーは、第2案内通路7p内のディスクdの落下を阻止する機能を有していれば、他の構造のものを採用できる。ストッパーは、楔型であってもよい。
また図16に示すように、実施例1と同様にベース板15の下端部はクランク状に形成された延長部15aとなって、スペーサ板およびサポート板17a,17bより下方に延びている。
そのクランク状のベース板の延長部15aに通路壁形成板26がスクリュウSによって密着固定されている。ベース板延長部15aの裏には補強板19が装着されている。
この補強板19は第2実施例では、後述する水平回動方式のトグルクランプ30Bが押し当たる押圧板になるので、これにその固定用レバー36bの先端に設けた固定体35cの先端がはまり込む保持孔21bが横向きの楕円形状の孔として貫通形成されている。
下案内体6の側部に、後述するプレート48を用いて、水平回動方式のトグルクランプ30Bが装着される。機構、作動とも実施例1のトグルクランプ30と同等であるが、縦向きの操作レバー33bを有し、これを握って前後に水平回動操作すると、操作レバー33bとクロスした横向きの固定レバー36bが連動して水平回動するものとなっている。
ここで操作レバー33bは位置的には、案内通路6p、7pに対してその外に位置している。換言すると操作レバー33bは案内通路4pに重ならない外のエリアで操作されるものとしている。
クランプ時には操作レバー33bを奥方(後方)へ動かす。するとこれに連動して固定レバー36bが水平に回動し、上案内体7の背後側に回り込んで位置する。この時、固定レバー36bの先端の固定体35cが押圧板なる補強板19を背後から押し、上案内体7を下案内体6に押圧固定する。
下案内体6のベース板11の上端部に実施例1と同様の開口部18が形成されている。
またトグルクランプ30Bを装着するためのプレート48が、下案内体6のサポート板13a、13b側に配設され、スクリュウSにより取り付けられている。前記プレート48は、ホッパ3の後部に下案内体6の補強として立設させた補助ステー49にスクリュウSによって取り付け固定されている。
プレート48は、図12および図15に示すように、下案内体6の接続端部8にオーバーラップして取り付けられていると共に、下案内体6の外側に張り出す部分48cがある。トグルクランプ30Bは、この張り出し部分48cの裏側にそのベース部31がスクリュウSによってねじ止めされることにより、下案内体6に装着固定されている。
またこのプレート48に、前記保持装置25Bのガイド部27が遊嵌するようなU字形の切欠部50が形成されている。上下の案内体6,7が前後に組み合って接続したときは、図12に示す様相の外観になり、ガイド部27が前記切欠部50に臨み、前方にはみ出るように位置する。
この場合、図14および図15より理解されるように、操作レバー33bおよび固定レバー36bの回動範囲は、各案内体6、7の後ろのエリアBaであり、それらが案内体6,7の前面のエリアHaまで回り込むようなことはない。
よって案内装置4の前面エリアHaを存在物の無い空間にすることができる。このため、上案内体7にディスクの保持装置25Bをその下端位置にまで移して設置することが可能になる。
このように操作レバー33bが案内通路4pの前面から外れたエリアで操作されるようなトグルクランプ30Bにすることにより、上案内通路7pの下端に保持装置25Bをセットできるようになるので、該保持装置25Bによりホッパの分離時に上案内体7からディスクが落下しなようにすることができる。
また、ホッパー1の上方部にもトグルクランプは無く、空いているので、オプションでディスク増量部を増設するような場合にも、その増設場所は確保されており、対応が可能である。
なお、ホッパ1には、ボウル3内のディスクdを攪拌し偏りの無い貯留が行えようにコイルスプリングから成るディスク攪拌部材52が設けられている。
図1は、本発明の実施例を装着したホッパと案内装置の斜視図である。 図2は、ホッパと案内装置を分離した状態を示す斜視図である。 図3は、ホッパと案内装置の連結部の様相を示す斜視図である。 図4は、ホッパと案内装置との分離部の様相を示す斜視図である。 図5は、図4におけるホッパと案内装置との分離部を拡大して示す斜視図である。 図6は、図5におけるホッパと案内装置との分離部を拡大して示す背後から見た斜視図である。 図7は、トグルクランプの斜視図である。 図8は、クランプ開放状態にあって、この開放位置にロックされているときの操作レバーの様相を示す側面図である。 図9は、図8の状態になる少し手前の時点での操作レバーの回動の様相を示す側面図である。 図10は、図9より更に手前の時点での操作レバーの回動の様相を示す側面図である。 図11は、クランプ時における操作レバーの様相を示す側面図である。 図12は、本発明の実施例2を装着したホッパと案内装置の斜視図である。 図13は、その装着時のホッパと案内装置を裏から見た斜視図である。 図14は、ホッパと案内装置を分離した状態を示す斜視図である。 図15は、その分離時のホッパと案内装置を裏から見た斜視図である。 図16は、ディスクの保持装置を設けた上案内体の要部縦断面図である。
符号の説明
1 ホッパ
3 ボウル
4 案内装置
4p 案内通路
6 下案内体
7 上案内体
6p 下案内通路
7p 上案内通路
8,9 接続端部
18 開口部
25,25B ディスク保持装置
26 通路壁形成板
30,30B トグルクランプ
33,33b 操作レバー
35b,35c 押圧体
36,36b 固定レバー
48 プレート
49 ステー
50 切欠部

Claims (10)

  1. ホッパ3から1つずつ送り出されるディスクdを一列に並べて誘導する案内装置4をホッパに着脱可能に取り付けたディスクの案内装置において、
    前記案内装置4は、長手方向に対しクロスする方向で分離可能なホッパ1側に設けられた第1案内体6と、ゲーム機などの筐体側に設けられた第2案内体7とよりなり、前記第1および第2の案内体6,7が、ワンタッチクランプ装置30により接続固定されることを特徴とするディスクの案内装置。
  2. 前記ワンタッチクランプ装置30は、トグルクランプであることを特徴とする請求項1に記載のディスクの案内装置。
  3. 前記第1案内体6はホッパ1側に具わる下案内体であり、前記第2案内体7はゲーム機など筐体側に具わる上案内体であり、前記2つの案内体6,7が前記トグルクランプ30により上下に着脱可能に接続されてなる請求項1叉は請求項2に記載のディスクの案内装置。
  4. 前記トグルクランプ30は、前記第1、第2案内体6,7のいずれか一方にその接続端部8,9に近い位置で案内体6,7の案内通路6p、7pの前面に配置されるベース31と、該ベース31に突設した軸受け部31bにいずれか一方の案内通路6p、7pに沿うように回動操作自在に支持された操作レバー33と、前記操作レバー33と同方向に連動して回動し被押圧物に対して押圧力を与える固定レバー36と、前記操作レバー33と前記固定レバー36とを回動自在に連繋するリンク40とを含み、
    前記操作レバー33の所定の回動操作時に前記固定レバー36により前記第1、第2案内体6,7のクランプが行なわれる一方、前記操作レバー33をクランプ状態開放の位置にまで回動した際に、該操作レバー33を当該開放位置でロックする保持手段45を備えることを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれか1項に記載のディスクの案内装置。
  5. 前記保持手段45は、操作レバー33に追従して回動する前記リンク40の一端部の周縁部43と、このリンク40の回動軌跡より若干遠い位置に存する前記軸受け部31bの端縁部44との圧接により行われものであることを特徴とする請求項4に記載のディスクの案内装置。
  6. 前記下案内体6が上案内体7に当てがわれる接続端部8の当てがい側壁面11Fに、ディスクdが通過可能な開口部18が設けられていることを特徴とする請求項3に記載のディスクの案内装置。
  7. 前記第上案内体6の接続端部9に、前記下案内体7との接続時に前記開口部18に嵌合し下案内通路6pの一部を構成する通路壁形成板26が設けられている請求項6に記載のディスクの案内装置。
  8. 前面から見て下案内体7に対し横に位置している操作レバー33を有した構造のトグルクランプ30Bを前記下案内体6の上端部側方に設け、前記上案内体7の下端部には上案内通路7pと相対してディスクの保持装置25Bを設けた請求項3に記載のディスクの案内装置。
  9. 前記トグルクランプ30Bは、下案内体6の下案内通路6pから外れた外部位置において、前後方向に押し戻し回動操作される縦向きの操作レバー33bと、該操作レバー33bと連動して水平回動し被押圧物に対して押圧力を与える横向きの固定レバー36bとを有し、前記操作レバー33bの作動時に前記上案内体7の背後に回り込む前記固定レバー36bにより上案内体7を下案内体6へ押し付けることにより、前記両案内体6,7のクランプが行われることを特徴とする請求項8に記載のディスクの案内装置。
  10. 下案内体6の補強のためにホッパ3の後部に設けたステー49に、前記トグルクランプ30Bを装着するためのプレート48を前記下案内体6の接続端部8とオーバーラップさせて装着し、前記トグルクランプ30Bを前記プレート48の張り出し部48cに装着する一方、前記プレート48の下案内体6の接続端部8とのオーバーラップ部に、前記ディスクの保持装置25Bが臨む切り欠き部50を設けたことを特徴とする請求項8叉は請求項9に記載のディスクの案内装置。
























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