JP2007279506A - 画像処理装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】画像のシートへの出力要求を示す出力要求データに用紙サイズを指定する情報が含まれていない場合であってもそのデータに対する画像形成を実行することのできる技術を提供する。
【解決手段】画像形成装置1の制御部40は、出力要求データを受信したことを検知すると、出力要求データに出力用紙のサイズ情報が指定されているか否かを判定する。サイズ情報が指定されている場合には、制御部40は、指定されたサイズ情報に基づいて画像形成部10に画像形成を行わせる。一方、サイズ情報が指定されていない場合には、制御部40は、記憶部60のトレイ設定テーブルTBL1に記憶されたサイズ情報から非定形サイズのサイズ情報を抽出して、抽出したサイズ情報の一覧をUI部30に表示させる。表示されたサイズ情報のいずれかひとつがユーザによって選択されると、制御部40は、選択されたサイズ情報に基づいて画像形成部10に画像形成を行わせる。
【選択図】図2

Description

本発明は、画像形成装置において用紙サイズが指定されていないジョブを実行するための技術に関する。
複写機やプリンタ等の、用紙に画像を形成する画像形成装置においては、例えばA4,B3といった定形サイズの用紙や、定形サイズ以外のサイズ(以下、「非定形サイズ」という)の用紙が用いられている。非定形サイズの用紙を用いる場合の用紙サイズの指定方法として、例えば、UIパネルを用いて用紙のサイズ(縦サイズ、横サイズ)をユーザが入力する方法が提案されている(例えば、特許文献1乃至4参照)。
特開平06−119096号公報 特開平06−227080号公報 特開平08−337331号公報 特開2001−166641号公報
ところで、プリンタ等の画像形成装置は、一般的に、ページ記述言語で記述された出力イメージを表すデータ(以下、「出力要求データ」という)を、パーソナルコンピュータ等の他の装置から通信ネットワーク経由で受信し、受信した出力要求データに基づいて画像形成を行う。この出力要求データには、画像形成の対象となる画像や文書等を示すデータに加えて、画像形成に必要な種々の情報が含まれている。具体的には、例えば、ユーザを識別するためのユーザID、用紙のサイズ、給紙トレイ、カラー/白黒種別等といった各種の情報が、出力要求データに含まれるのが一般的である。画像形成装置は、出力要求データに含まれる用紙のサイズや給紙トレイの種類に応じて、給紙トレイを選択し、選択した給紙トレイに収容された用紙を一枚ずつ搬送して用紙に画像形成を行う。
しかしながら、画像形成装置の設置された環境(システム)や、ページ記述言語のバージョンや種類等によっては、用紙のサイズやカラー/白黒種別等の情報を含まず、出力画像を表すデータのみを含む出力要求データが画像形成装置に送信される場合がある。用紙のサイズ情報を含まない出力要求データを受信した場合には、一般的に、画像形成装置にデフォルト値として設定された非定形サイズのサイズ情報を用いて画像形成が行われる。このような場合においては、画像形成装置に設定されたデフォルト値と、実際に画像形成装置の給紙トレイに収容された非定形サイズの用紙のサイズとが一致しない場合には、エラーとして処理されてしまい、ジョブが実行されないという問題があった。
本発明は上述した背景に鑑みてなされたものであり、画像のシートへの出力要求を示す出力要求データに用紙サイズを指定する情報が含まれていない場合であっても、エラーを回避してそのデータに対する画像形成を実行することのできる技術を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明は、給紙トレイ毎に当該給紙トレイに収容されているシートのサイズを表すサイズ情報を記憶する記憶手段と、前記記憶手段に記憶された複数のサイズ情報が示すサイズの一覧を報知する報知手段と、前記報知手段によって報知されたサイズの一覧の中からいずれか一つのサイズを選択する選択手段と、イメージデータのシートへの出力要求を示す出力要求データを入力する入力手段と、前記入力手段によって入力された出力要求データに、イメージデータを出力すべきシートのサイズを示すサイズ情報が含まれているか否かを判断するサイズ情報判定手段と、前記サイズ情報判定手段によってサイズ情報が含まれていると判定された場合には、前記出力要求データに含まれているサイズ情報の示すサイズのシートを前記給紙トレイから給紙し、一方、前記サイズ情報判定手段によってサイズ情報が含まれていないと判定された場合には、前記選択手段によって選択されたサイズのシートを前記給紙トレイから給紙する給紙制御手段と、前記給紙制御手段によって給紙されたシートに、前記出力要求データに基づく画像を形成する画像形成手段とを備えることを特徴とする画像処理装置を提供する。
本発明の好ましい態様においては、前記報知手段は、前記記憶手段に記憶された複数のサイズ情報から非定形サイズを表すサイズ情報を抽出して、抽出したサイズ情報が示すサイズの一覧を報知することを特徴とする。
本発明の好ましい態様においては、前記入力手段によって入力された出力要求データに、前記給紙トレイを識別するトレイ識別情報が含まれているか否かを判定するトレイ識別情報判定手段を備え、前記記憶手段は、前記トレイ識別情報と前記サイズ情報とを対応付けて記憶し、前記選択手段は、前記トレイ識別情報判定手段によって前記トレイ識別情報が含まれていると判定された場合には、前記出力要求データに含まれているトレイ識別情報と対応付けて前記記憶手段に記憶されたサイズ情報の示すサイズを選択し、一方、前記トレイ判定手段によって前記トレイ識別情報が含まれていないと判定された場合には、前記報知手段によって報知されたサイズの一覧の中からいずれか一つのサイズを選択することを特徴とする。
また、本発明の好ましい態様においては、定形サイズの種別を識別する定形サイズ種別情報とその定形サイズにおけるシートの縦サイズ情報および横サイズ情報とを対応付けて記憶するサイズ記憶手段を備え、前記選択手段は、前記報知手段によって報知されたサイズの一覧の中からいずれか一つのサイズを選択し、選択したサイズが定形サイズを示す情報である場合には、選択したサイズを、当該サイズの定形サイズ種別情報と対応付けて前記サイズ記憶手段に記憶された縦サイズ情報および横サイズ情報の示す縦サイズおよび横サイズに置き換えることを特徴とする。
また、本発明の好ましい態様においては、前記複数の給紙トレイは手差しトレイを含み、前記シートのサイズが入力されるサイズ入力受付手段を備え、前記選択手段は、前記サイズ入力受付手段に前記サイズが入力された場合には、入力されたサイズを選択し、一方、それ以外の場合には、前記報知手段によって報知されたサイズの一覧の中からいずれか一つのサイズを選択し、前記給紙制御手段は、前記サイズ入力受付手段に前記サイズが入力された場合には、前記手差しトレイからシートを給紙することを特徴とする。
本発明の更に好ましい態様においては、前記サイズ入力受付手段に入力されたサイズを表すサイズ情報を前記記憶手段に記憶させる記憶制御手段を備え、前記報知手段は、前記記憶手段に記憶された複数のサイズ情報が示すサイズの一覧を報知することを特徴とする。
本発明によれば、画像のシートへの出力要求を示す出力要求データに用紙サイズを指定する情報が含まれていない場合であっても、エラーを回避してそのデータに対する画像形成を実行することができる。
<A:第1実施形態>
<A−1:構成>
図1は、この発明の一実施形態である画像形成装置1の全体構成を示した図である。この画像形成装置1はプリンタ機能を備えた装置である。図において、10は用紙(シート)に画像を形成する画像形成部である。画像形成部10は、Y(イエロー)、M(マゼンタ)、C(シアン)、K(ブラック)形式のデータ(以下、「YMCKデータ」という)に基づいて、Y、M、C、Kの各色のトナー像を生成し、このトナー像を用紙に転写して定着させることによって用紙に画像を形成する。
20は画像形成部10に用紙を供給する用紙供給部である。用紙供給部20は、用紙を積み重ねて収容する給紙トレイ21a,21b,21c,21dと、画像形成装置1のユーザが自身で用紙を載置するための手差しトレイ21eとを備えている。給紙トレイ21a,21b,21c,21dには、定形サイズ(例えば、A4,B4等)の用紙や、非定形サイズ(例えば、100×100(mm),200×200(mm)等)の用紙がそれぞれ収容されている。なお、以下の説明においては、給紙トレイ21a,21b,21c,21dおよび手差しトレイ21eを各々区別する必要がない場合には、これらを「給紙トレイ21」と称することとする。なお、本実施形態における「用紙」は、いわゆる紙に限定されるものではなく、OHPシートのようなプラスチックや、その他の材質のシートも含む。
30は、ユーザが各種の操作を行うためのUI部である。このUI部30は、タッチパネルとして機能する液晶ディスプレイを備えており、ユーザはこの液晶ディスプレイに触れることで各種操作を行うことができる。
次に、図1に示した画像形成装置1の制御に係るハードウェア構成について、図2を参照しつつ以下に説明する。図2は、画像形成装置1の制御に係るハードウェア構成を示すブロック図である。図において、40は、CPU(Central Processing Unit)等の演算装置を備えた制御部である。60は、ROM(Read Only Memory)、ハードディスクまたはEEPROM(Electronically Erasable and Programmable ROM)等の記憶装置を備える記憶部であり、画像形成装置1の各部を動作させるための各種プログラムを記憶している。制御部40は、記憶部60に記憶されているプログラムを読み出して実行することにより画像形成装置1の各部を制御する。50は、制御部40が記憶部60に記憶されているプログラムを読み出して実行する際のワークエリアとして使用されるRAM(Random Access Memory)等のメモリである。
70は、各種通信装置等を備える通信部であり、制御部40の制御の下、通信ネットワークを介して他の装置とデータの授受を行う。特に、制御部40は、イメージデータの用紙への出力要求を示すページ記述言語で記述された出力要求データを、通信部70を介して通信ネットワークを介して受信(入力)する。出力要求データが受信されると、制御部40は、受信された出力要求データに基づいてYMCKデータを生成し、生成したYMCKデータを画像形成部10に供給する。
画像形成装置1の記憶部60には、図2に示すように、トレイ設定テーブルTBL1と、デフォルトカスタムサイズD1とが記憶されている。トレイ設定テーブルTBL1は、給紙トレイ21毎に当該給紙トレイ21に収容されている用紙のサイズを表すサイズ情報を記憶するテーブルである。
図3は、トレイ設定テーブルTBL1の内容の一例を示す図である。このテーブルは、図示のように、「トレイID」と「サイズ」とが対応付けて記憶されている。「トレイID」の項目には、給紙トレイ21a,21b,21c,21dおよび手差しトレイ21eを識別する識別情報が記憶される。「サイズ」の項目には、その給紙トレイ21に収容された用紙のサイズを表すサイズ情報が記憶される。図3に示す例においては、「Tray1」のトレイIDが付与された給紙トレイ21には、「100×100(mm)」の非定形サイズの用紙が収容され、また、「Tray2」のトレイIDが付与された給紙トレイ21には、A4サイズの定形サイズの用紙が収容されていることを示している。
なお、このトレイ設定テーブルTBL1は、画像形成装置1のユーザがUI部30を操作してその設定内容を変更できるようになっている。具体的には、例えば、給紙トレイ21に収容する用紙のサイズや種類(例えば、OHPシート等)を変更する場合に、このテーブルの各設定値を変更するようにすればよい。
次に、記憶部60に記憶されたデフォルトカスタムサイズD1は、受信された出力要求データに用紙のサイズ情報が含まれていない場合に、サイズ情報として用いられる情報である。画像形成装置1の制御部40は、受信された出力要求データに用紙のサイズ情報が含まれていない場合には、このデフォルトカスタムサイズD1を出力サイズ情報として特定し、用紙供給部20を制御して、特定されたサイズの用紙を画像形成部10に供給させる。
なお、従来においては、このデフォルトカスタムサイズD1の示すサイズの用紙が給紙トレイ21に収容されていない場合には、指定されたサイズ(デフォルトカスタムサイズ)と実際に給紙トレイに収容された用紙のサイズとが一致しないと判断して、エラーとして処理されるから、このような場合にはジョブを実行することができなかった。これに対し、本実施形態においては、画像形成装置1の制御部40が、後述するデフォルトカスタムサイズ決定処理を実行することによって、エラーの発生を回避してジョブを実行することができる。
<A−2:動作>
以上の構成のもと、画像形成装置1が実行する具体的な動作について以下に説明する。
まず、画像形成装置1のユーザは、パーソナルコンピュータ装置等の装置を操作して、通信ネットワークを介して画像形成装置1に出力要求データを送信する。
図4は、画像形成装置1の制御部40が実行する処理の流れを示すフローチャートである。図において、画像形成装置1の制御部40は、通信部70を介して出力要求データを受信(入力)する。制御部40は、受信された出力要求データのコマンドを解釈して(ステップSA1)、受信された出力要求データに、イメージデータを出力すべき用紙のサイズを示す定型サイズのサイズ情報が含まれているか否かを判断する(ステップSA2)。この判定は、例えば出力要求データに定形サイズであることを示すコマンドが含まれているか否かを判定することによって行う。定形サイズであると判定された場合は(ステップSA2;YES)、そのコマンドに示されたサイズを出力サイズとして決定する(ステップSA3)。
一方、図4のステップSA2の処理において、出力サイズが定型サイズでないと判定された場合、すなわち非定形サイズであると判定された場合には(ステップSA2;NO)、制御部40は、受信した出力要求データを解釈して非定形サイズが指定されているか(非定形サイズを示すサイズ情報が含まれているか)否かを判定する(ステップSA4)。この判定は、例えば、非定形サイズを指定するコマンドが出力要求データに含まれているか否かを判定することによって行う。非定形サイズが指定されていると判断された場合には(ステップSA4;YES)、指定されたサイズを出力サイズ情報として特定する(ステップSA3)。
ステップSA4において、サイズが指定されていないと判断された場合には(ステップSA4;NO)、制御部40は、デフォルトカスタムサイズ決定処理を実行し(ステップSA5)、この処理によって決定されたデフォルトカスタムサイズD1を出力サイズ情報として特定する。なお、このデフォルトカスタムサイズ決定処理については後に詳細に説明するため、ここではその説明を省略する。
続けて、画像形成装置1の制御部40は、決定された出力サイズ情報に基づいて、画像形成部10に画像形成を行わせる(ステップSA6)。すなわち、制御部40は、用紙供給部20を制御して、受信した出力要求データにサイズ情報が含まれていると判定された場合には、出力要求データに含まれているサイズ情報の示すサイズの用紙を給紙トレイ21から給紙し、一方、出力要求データにサイズ情報が含まれていないと判定された場合には、ステップSA5で決定(選択)されたサイズの用紙を給紙トレイ21から給紙する。画像形成部10は、用紙供給部20から供給された用紙に、出力要求データに基づく画像を形成する。
次に、制御部40がステップSA5において実行するデフォルトカスタムサイズ決定処理について、図5を参照しつつ以下に説明する。
図5は、図4のステップSA5に示すデフォルトカスタムサイズ決定処理の処理の流れを示すフローチャートである。まず、画像形成装置1の制御部40は、記憶部60のトレイ設定テーブルTBL1に記憶されたサイズ情報を読み出して(ステップSB1)、非定形サイズ(カスタムサイズ)の用紙が給紙トレイ21に収容されているか否かを判定する(ステップSB2)。この判定は、例えば、定型サイズ(例えば、A4、B4等)のリストを予め記憶部60に記憶させておき、トレイ設定テーブルTBL1に記憶されたサイズ情報とこのリストとを照合させることによって判定すればよい。ステップSB2において、非定形サイズの用紙が収容されていると判定された場合には(ステップSB2;YES)、画像形成装置1の制御部40は、トレイ設定テーブルTBL1に記憶された複数のサイズ情報から非定形サイズを表すサイズ情報を抽出して、抽出したサイズ情報が示すサイズの一覧を、トレイ選択画面としてUI部30の表示パネルに表示させることによって、サイズの一覧をユーザに報知する(ステップSB3)。
図6は、UI部30の表示パネルに表示される画面の一例を示す図である。図示のように、給紙トレイ21とその給紙トレイ21に収容された用紙サイズとが、表示パネルに表示される。
画像形成装置1のユーザは、UI部30の表示パネルに表示される画面を確認しながら、UI部30を操作して、表示された給紙トレイ21のうちのいずれか一つを選択する旨の操作を行う。ユーザによって操作が行われると、操作内容を示す信号がUI部30から制御部40に供給され、制御部40は、供給された信号に応じてUI部30に表示(報知)されたサイズの一覧の中からいずれか一つのサイズを選択する。
給紙トレイが選択されると、画像形成装置1の制御部40は、選択された給紙トレイ21が手差しトレイ21eであるか否かを判定する(ステップSB4)。選択された給紙トレイ21が手差しトレイ21eでないと判定された場合には(ステップSB4;NO)、制御部40は、UI部30から供給された信号に応じて、UI部30に表示された複数のサイズ情報のうちのいずれか一つを選択し、選択したサイズ情報をデフォルトカスタムサイズD1として決定し(ステップSB5)、記憶部60に記憶させる。
一方、ステップSB4の処理において、手差しトレイ21eが選択されたと判定された場合には(ステップSB4;YES)、画像形成装置1の制御部40は、用紙のサイズ(縦サイズ、横サイズ)の入力を促す画面をUI部30に表示させる(ステップSB6)。これは、例えば「用紙のサイズを入力してください」という旨のメッセージを表示させるとともに、用紙の縦サイズおよび横サイズを入力するためのテキストボックスをUI部30に表示させるようにすればよい。
画像形成装置1のユーザは、UI部30を操作して用紙の縦サイズおよび横サイズを入力する。
画像形成装置1の制御部40は、UI部30を介して縦サイズおよび横サイズが入力されると(ステップSB7)、入力された用紙の縦サイズおよび横サイズを、デフォルトカスタムサイズD1として決定し(ステップSB5)、記憶部60に記憶させる。すなわち、画像形成装置1の制御部40は、手差しトレイ21eが選択され、UI部30を介してサイズが入力された場合には、入力されたサイズをデフォルトカスタムサイズとして選択し、一方、手差しトレイ21eが選択されなかった場合には、UI部30に表示されたサイズの一覧の中からいずれか一つのサイズをデフォルトカスタムサイズとして選択する。
以上の処理によって、デフォルトカスタムサイズが決定される。
図5に示す処理によってデフォルトカスタムサイズが決定されると、画像形成装置1の制御部40は、記憶部60に記憶されたデフォルトカスタムサイズを出力サイズ情報として特定し(図4のステップSA3)、特定した出力サイズ情報に基づいて、画像形成部10に画像形成を行わせる(ステップSA6)。このとき、トレイ選択画面において手差しトレイ21eが選択された場合には、用紙供給部20を制御して、手差しトレイ21eから用紙を画像形成部10に給紙させる。
このように本実施形態においては、サイズ指定のないジョブの場合には、給紙トレイ21に収容された非定形サイズのサイズ情報の中から出力サイズ情報をユーザが選択できるから、画像形成装置1に予め設定されたデフォルト値(デフォルトカスタムサイズ)と、実際に給紙トレイ31aに収容された非定形サイズの用紙サイズとが一致しない場合であっても、エラーが発生することなく、ジョブを実行することができる。
<B:第2実施形態>
次に、この発明の第2の実施形態について説明する。
図7は、この発明の第2の実施形態である画像形成装置1Bのハードウェア構成を示すブロック図である。画像形成装置1Bが、上述した画像形成装置1と異なる点は、給紙トレイ21a〜21eに収容された用紙のサイズが異なる点、トレイ設定テーブルTBL1に代えて、トレイ設定テーブルTBL2を記憶部60に記憶している点と、記憶部60に定形サイズテーブルTBL3を記憶している点、および制御部40が実行するデフォルトカスタムサイズ決定処理の内容が異なる点である。そのため、以下の説明においては、画像形成装置1と同様の構成要素については、同じ符号を付与してその説明を省略する。
上述した第1実施形態においては、給紙トレイ21には、定形サイズの用紙と非定形サイズの用紙とが収容されていたが、本実施形態においては、給紙トレイ21には定形サイズの用紙のみが収容されている。
図8は、本実施形態におけるトレイ設定テーブルTBL2の内容の一例を示す図である。図示のように、このテーブルは、給紙トレイ21に収容された用紙のサイズを示すサイズ情報が、給紙トレイを識別するトレイIDと対応付けて記憶されている。
次に、図9は、記憶部60に記憶された定形サイズテーブルTBL3の内容の一例を示す図である。このテーブルは、図示のように、「定形サイズ種別情報」と「サイズ情報」との各項目が対応付けて記憶している。これらの項目のうち、「定形サイズ種別情報」の項目には、たとえば「A4」や「B4」等、定形サイズの種別を識別する識別情報が記憶される。「サイズ情報」の項目には、その定型サイズにおける用紙の縦サイズおよび横サイズが記憶される。
次に、この実施形態の動作について説明する。
図10は、画像形成装置1Bの制御部40が行うデフォルトカスタムサイズ決定処理の処理の流れを示すフローチャートである。なお、図8に示すこの処理は、上述した画像形成装置1の制御部40が行う図5に示した処理と対応する処理であり、図5に示した処理と同様の処理については、同じ符号を付与して適宜その説明を省略する。
上述した第1実施形態においては、制御部40は、トレイ設定テーブルTBL1に記憶されたサイズ情報のうち、非定形サイズのサイズ情報のみを抽出して、抽出したサイズ情報の示すサイズの一覧をUI部30に表示させるようにした。本実施形態においては、これに代えて、制御部40は、トレイ設定テーブルTBL2に記憶されたすべてのサイズ情報の示すサイズの一覧を、トレイ選択画面としてUI部30に表示させる(ステップSB23)。
ユーザによってトレイが選択されると、画像形成装置1Bの制御部40は、選択されたトレイが手差しトレイであるか否かを判定する。選択されたトレイが手差しトレイでないと判定された場合には(ステップSB4;NO)、制御部40は、選択されたサイズが定形サイズであるか否かを判定する(ステップSB28)。選択したサイズが定形サイズである場合には(ステップSB28;YES)、制御部40は、当該サイズの定形サイズ種別情報と対応付けて定形サイズテーブルに記憶された縦サイズ情報および横サイズ情報を読み出し(ステップSB29)、読み出した縦サイズおよび横サイズをデフォルトカスタムサイズとして決定し(ステップSB5)、決定したデフォルトカスタムサイズD1を記憶部60に記憶させる。すなわち、制御部40は、選択したサイズが定形サイズを示す情報である場合には、選択したサイズを、当該サイズの定形サイズ種別情報と対応付けて定形サイズテーブルに記憶された縦サイズ情報および横サイズ情報の示す縦サイズおよび横サイズに置き換える。
本実施形態においては、定形サイズの用紙をデフォルトカスタムサイズとして決定することができるから、サイズ指定のないジョブの場合であっても、エラーの発生を回避して画像形成処理を実行することができる。
<C:第3実施形態>
次に、この発明の第3の実施形態について説明する。この実施形態が上述した第1の実施形態と異なる点は、制御部40が実行する図5に示したデフォルトカスタムサイズ決定処理の処理内容が異なる点である。そのため、以下の説明においては、上述した第1実施形態と同様の構成要素や処理については同じ符号を付与して適宜その説明を省略する。
図11は、この実施形態のデフォルトカスタムサイズ決定処理の流れを示すフローチャートである。図11において、画像形成装置1の制御部40は、受信した出力要求データに給紙トレイを識別するトレイ識別情報が含まれているか否かを判定する(ステップSB31)。この判定は、例えば出力要求データにトレイを指定するコマンドが含まれているか否かを判定することによって行う。トレイ識別情報が含まれていないと判定された場合には(ステップSB31;NO)、画像形成装置1の制御部40は、ステップSB1以降の処理に進み、上述した第1実施形態と同様に、トレイ選択画面表示処理等を実行し、UI部30に表示されたサイズの一覧の中からいずれか一つのサイズをデフォルトカスタムサイズとして選択する。
ステップSB31において、受信された出力要求データにトレイ識別情報が含まれていると判定された場合には(ステップSB31;YES)、画像形成装置1の制御部40は、受信された出力要求データに含まれているトレイ識別情報と対応付けてトレイ設定テーブルTBL1に記憶されたサイズ情報の示すサイズを読み出し(ステップSB32)、読み出したサイズ情報をデフォルトカスタムサイズD1として決定し(ステップSB5)、記憶部60に記憶させる。
本実施形態においては、サイズ指定のないジョブの場合であっても、トレイが指定されている場合には、給紙トレイ21に実際に収容されている用紙のサイズを出力サイズとして決定するから、エラーの発生を回避してジョブを実行することができる。
<D:変形例>
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は上述した実施形態に限定されることなく、他の様々な形態で実施可能である。以下にその一例を示す。
(1)上述した第1の実施形態においては、定形サイズの用紙と非定形サイズの用紙とを給紙トレイに収容するようにしたが、これに限らず、非定形サイズの用紙のみを収容するようにしてもよい。要するに、定形サイズおよび非定形サイズの少なくともいずれか一方の用紙(シート)を収容するようにすればよい。また、トレイ設定テーブルTBL1の設定内容も、給紙トレイに収容された用紙のサイズ応じて適宜変更するようにすればよい。
(2)上述した第1の実施形態においては、トレイ設定テーブルTBL1に記憶されたサイズ情報から非定形サイズを表すサイズ情報を抽出して、抽出したサイズ情報の一覧を表示させるようにした。これに代えて、トレイ設定テーブルに記憶された複数のサイズ情報の一覧をUI部(表示手段)に表示させるようにしてもよい。
(3)なお、上述した実施形態において、手差しトレイが選択された場合に入力される用紙のサイズ(縦サイズおよび横サイズ)を、トレイ設定テーブルに追加して記憶するようにしてもよい。この場合も、画像形成装置の制御部は、トレイ設定テーブルに記憶された複数のサイズ情報が示すサイズの一覧をUI部に表示させる。このようにすれば、トレイ選択画面を表示する際に、以前に用いた非定形サイズをユーザが選択することが可能となり、ユーザの利便性を向上させることができる。
(4)上述した実施形態においては、トレイ設定テーブルに記憶されたサイズ情報が非定形サイズか定形サイズかを判定する判定方法として、トレイ設定テーブルに記憶されたサイズ情報を定型サイズを記憶したリストと照合することによって判定するようにしたが、判定方法はこれに限定されるものではなく、例えば、定形サイズであるか否かを示す識別情報(フラグ)をサイズ情報と対応付けて記憶させておき、この識別情報に基づいて判定するようにしてもよい。
(5)なお、上述した各実施形態における画像形成装置1の制御部40によって実行されるプログラムは、磁気テープ、磁気ディスク、フレキシブルディスク、光記録媒体、光磁気記録媒体、CD(Compact Disk)−ROM、DVD(Digital Versatile Disk)、RAMなどの記録媒体に記憶した状態で提供し得る。また、インターネットのようなネットワーク経由で画像形成装置1にダウンロードさせることも可能である。
本発明の第1実施形態である画像形成装置の全体構成を示す図である。 同実施形態に係る画像形成装置の制御に係るハードウェア構成を示すブロック図である。 同実施形態に係るトレイ設定テーブルの内容の一例を示す図である。 同実施形態に係る画像形成装置の制御部が行う処理の流れを示すフローチャートである。 同実施形態に係る画像形成装置の制御部が行うデフォルトカスタムサイズ決定処理の流れを示すフローチャートである。 同実施形態に係る画像形成装置のUI部に表示される画面の一例を示す図である。 本発明の第2実施形態である画像形成装置のハードウェア構成を示すブロック図である。 同実施形態に係るトレイ設定テーブルの内容の一例を示す図である。 同実施形態に係る定形サイズテーブルの内容の一例を示す図である。 同実施形態に係る画像形成装置の制御部が行うデフォルトカスタムサイズ決定処理の流れを示すフローチャートである。 本発明の第3実施形態に係る画像形成装置の制御部が行うデフォルトカスタムサイズ決定処理の流れを示すフローチャートである。
符号の説明
1…画像形成装置、10…画像形成部、20…用紙供給部、21…給紙トレイ、30…UI部、40…制御部、50…メモリ、60…記憶部、70…通信部。

Claims (6)

  1. 給紙トレイ毎に当該給紙トレイに収容されているシートのサイズを表すサイズ情報を記憶する記憶手段と、
    前記記憶手段に記憶された複数のサイズ情報が示すサイズの一覧を報知する報知手段と、
    前記報知手段によって報知されたサイズの一覧の中からいずれか一つのサイズを選択する選択手段と、
    イメージデータのシートへの出力要求を示す出力要求データを入力する入力手段と、
    前記入力手段によって入力された出力要求データに、イメージデータを出力すべきシートのサイズを示すサイズ情報が含まれているか否かを判断するサイズ情報判定手段と、
    前記サイズ情報判定手段によってサイズ情報が含まれていると判定された場合には、前記出力要求データに含まれているサイズ情報の示すサイズのシートを前記給紙トレイから給紙し、一方、前記サイズ情報判定手段によってサイズ情報が含まれていないと判定された場合には、前記選択手段によって選択されたサイズのシートを前記給紙トレイから給紙する給紙制御手段と、
    前記給紙制御手段によって給紙されたシートに、前記出力要求データに基づく画像を形成する画像形成手段と
    を備えることを特徴とする画像処理装置。
  2. 前記報知手段は、前記記憶手段に記憶された複数のサイズ情報から非定形サイズを表すサイズ情報を抽出して、抽出したサイズ情報が示すサイズの一覧を報知する
    ことを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。
  3. 前記入力手段によって入力された出力要求データに、前記給紙トレイを識別するトレイ識別情報が含まれているか否かを判定するトレイ識別情報判定手段を備え、
    前記記憶手段は、前記トレイ識別情報と前記サイズ情報とを対応付けて記憶し、
    前記選択手段は、前記トレイ識別情報判定手段によって前記トレイ識別情報が含まれていると判定された場合には、前記出力要求データに含まれているトレイ識別情報と対応付けて前記記憶手段に記憶されたサイズ情報の示すサイズを選択し、一方、前記トレイ判定手段によって前記トレイ識別情報が含まれていないと判定された場合には、前記報知手段によって報知されたサイズの一覧の中からいずれか一つのサイズを選択する
    ことを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。
  4. 定形サイズの種別を識別する定形サイズ種別情報とその定形サイズにおけるシートの縦サイズ情報および横サイズ情報とを対応付けて記憶するサイズ記憶手段を備え、
    前記選択手段は、前記報知手段によって報知されたサイズの一覧の中からいずれか一つのサイズを選択し、選択したサイズが定形サイズを示す情報である場合には、選択したサイズを、当該サイズの定形サイズ種別情報と対応付けて前記サイズ記憶手段に記憶された縦サイズ情報および横サイズ情報の示す縦サイズおよび横サイズに置き換える
    ことを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。
  5. 前記複数の給紙トレイは手差しトレイを含み、
    前記シートのサイズが入力されるサイズ入力受付手段を備え、
    前記選択手段は、前記サイズ入力受付手段に前記サイズが入力された場合には、入力されたサイズを選択し、一方、それ以外の場合には、前記報知手段によって報知されたサイズの一覧の中からいずれか一つのサイズを選択し、
    前記給紙制御手段は、前記サイズ入力受付手段に前記サイズが入力された場合には、前記手差しトレイからシートを給紙する
    ことを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。
  6. 前記サイズ入力受付手段に入力されたサイズを表すサイズ情報を前記記憶手段に記憶させる記憶制御手段を備え、
    前記報知手段は、前記記憶手段に記憶された複数のサイズ情報が示すサイズの一覧を報知する
    ことを特徴とする請求項5に記載の画像処理装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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