JP2007278929A - 結晶方位測定方法及び結晶方位測定装置 - Google Patents

結晶方位測定方法及び結晶方位測定装置 Download PDF

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Abstract

【課題】ステージに対するIII−V族化合物半導体ウェハの相対位置を高精度に測定できる結晶方位測定方法及び結晶方位測定装置を提供する。
【解決手段】この結晶方位測定方法では、まず、オリエンテーションフラットOFが設けられたIII−V族化合物半導体ウェハWをステージSの表面Sa上に載置する。次に、III−V族化合物半導体ウェハWの主面Waの法線方向から見て、オリエンテーションフラットOF上の第1の点PとステージSの表面Saにおける基準直線SLとの第1の距離Dと、オリエンテーションフラットOF上の第2の点Pと基準直線SLとの第2の距離Dとを測定する。その後、オリエンテーションフラットOFにX線X1を照射し、オリエンテーションフラットOFからの回折線X2によってIII−V族化合物半導体ウェハWの所定の結晶方位を測定する。
【選択図】図1

Description

本発明は、結晶方位測定方法及び結晶方位測定装置に関する。
III−V族化合物半導体からなるウェハのエッジには、ウェハを構成する結晶の特定の結晶方位を示すオリエンテーションフラットが形成されている。このオリエンテーションフラットの示す方向と実際の結晶方位とのずれを検査するために、X線回折法が用いられている。X線回折法では、ステージに固定されたウェハのオリエンテーションフラットにX線を照射して、オリエンテーションフラットで回折された回折線を測定する。ウェハは、ステージに取り付けられた治具にオリエンテーションフラットを押し当てることによって固定される(特許文献1及び2参照)。
特開2005−106606号公報 特許第3254274号公報
しかしながら、上述のような方法では、ウェハを治具に押し当てる力の加減によってステージに対するオリエンテーションフラットの相対位置が微妙にずれてしまう。また、治具とウェハとの間に埃等の異物が挟まった場合もステージに対するオリエンテーションフラットの相対位置がずれてしまう。
特に、治具とウェハとの電気的な接続を確認する方法(特許文献1)では、ウェハの破片といった導電性の異物が治具とウェハとの間に挟まると、ステージに対するオリエンテーションフラットの正確な相対位置を確認することができない。また、ウェハと治具との接触状態によっても治具とウェハとの間の抵抗値が変化してしまう。さらに、高抵抗のウェハでは電気的な接続を確認する方法を使用することは困難である。
上述のようにステージに対するオリエンテーションフラットの正確な相対位置が不明な状態でX線回折測定を行うと、X線の照射位置や照射角度等がずれるため、X線回折の測定結果にバラツキが生じてしまう。
本発明は、上記事情に鑑みて為されたものであり、ステージに対するIII−V族化合物半導体ウェハの相対位置を高精度に測定できる結晶方位測定方法及び結晶方位測定装置を提供することを目的とする。
上述の課題を解決するため、本発明の結晶方位測定方法は、オリエンテーションフラットが設けられたIII−V族化合物半導体ウェハをステージの表面上に載置する工程と、前記III−V族化合物半導体ウェハの主面の法線方向から見て、前記オリエンテーションフラット上の第1の点と前記ステージの前記表面における基準直線との第1の距離と、前記オリエンテーションフラット上の第2の点と前記基準直線との第2の距離とを測定する工程と、前記オリエンテーションフラットにX線を照射し、前記オリエンテーションフラットからの回折線によって前記III−V族化合物半導体ウェハの所定の結晶方位を測定する工程とを含む。
本発明の結晶方位測定方法では、基準直線に対するオリエンテーションフラットの相対位置を高精度に測定することができるので、ステージに対するIII−V族化合物半導体ウェハの相対位置を高精度に測定できる。
また、前記第1の距離及び前記第2の距離は、光学式の位置センサを用いて測定されることが好ましい。この場合、第1の距離及び第2の距離を非接触で精密に測定できる。
また、前記第1の距離及び前記第2の距離は、接触式の位置センサを用いて測定されることが好ましい。この場合、第1の距離及び第2の距離を精密に測定できる。
また、上記結晶方位測定方法は、前記第1の距離及び前記第2の距離のデータを用いて、前記所定の結晶方位のデータを補正する工程を更に含むことが好ましい。これにより、X線回折の測定結果のバラツキを低減できる。
また、前記第1の距離及び前記第2の距離を測定する工程では、前記III−V族化合物半導体ウェハの主面の法線方向から見て、前記基準直線と前記オリエンテーションフラットの中点との第3の距離を算出し、前記所定の結晶方位を測定する工程では、前記第3の距離が所定の基準値以下の場合に、前記オリエンテーションフラットの前記中点にX線を照射することが好ましい。
この場合、X線の照射位置を精度良く管理することができるので、X線回折の測定結果のバラツキを低減できる。
本発明の結晶方位測定方法は、オリエンテーションフラットが設けられたIII−V族化合物半導体ウェハをステージの表面上に載置する工程と、前記III−V族化合物半導体ウェハの主面の法線方向から見て、前記オリエンテーションフラット上の第1の点と前記ステージの前記表面における基準直線との第1の距離と、前記基準直線に対する前記オリエンテーションフラットの傾きとを測定する工程と、前記オリエンテーションフラットにX線を照射し、前記オリエンテーションフラットからの回折線によって前記III−V族化合物半導体ウェハの所定の結晶方位を測定する工程とを含む。
本発明の結晶方位測定方法では、基準直線に対するオリエンテーションフラットの相対位置を高精度に測定することができるので、ステージに対するIII−V族化合物半導体ウェハの相対位置を高精度に測定できる。
本発明の結晶方位測定装置は、オリエンテーションフラットが設けられたIII−V族化合物半導体ウェハを載置するための表面を有するステージと、前記III−V族化合物半導体ウェハの主面の法線方向から見て、前記オリエンテーションフラット上の第1の点と前記ステージの前記表面における基準直線との第1の距離と、前記オリエンテーションフラット上の第2の点と前記基準直線との第2の距離とを測定する距離測定器と、前記オリエンテーションフラットにX線を照射するX線源と、前記オリエンテーションフラットからの回折線を検出するX線検出器とを備える。
本発明の結晶方位測定装置では、距離測定器により基準直線に対するオリエンテーションフラットの相対位置を高精度に測定することができるので、ステージに対するIII−V族化合物半導体ウェハの相対位置を高精度に測定できる。
本発明の結晶方位測定装置は、オリエンテーションフラットが設けられたIII−V族化合物半導体ウェハを載置するための表面を有するステージと、前記III−V族化合物半導体ウェハの主面の法線方向から見て、前記オリエンテーションフラット上の第1の点と前記ステージの前記表面における基準直線との第1の距離を測定する距離測定器と、前記III−V族化合物半導体ウェハの主面の法線方向から見て、前記基準直線に対する前記オリエンテーションフラットの傾きを測定する角度測定器と、前記オリエンテーションフラットにX線を照射するX線源と、前記オリエンテーションフラットからの回折線を検出するX線検出器とを備える。
本発明の結晶方位測定装置では、距離測定器及び角度測定器により基準直線に対するオリエンテーションフラットの相対位置を高精度に測定することができるので、ステージに対するIII−V族化合物半導体ウェハの相対位置を高精度に測定できる。
本発明によれば、ステージに対するIII−V族化合物半導体ウェハの相対位置を高精度に測定できる結晶方位測定方法及び結晶方位測定装置が提供される。
以下、添付図面を参照しながら本発明の実施形態を詳細に説明する。なお、図面の説明において、同一又は同等の要素には同一符号を用い、重複する説明を省略する。
(第1実施形態)
図1は、第1実施形態に係る結晶方位測定装置を模式的に示す平面図である。図2は、第1実施形態に係る結晶方位測定装置の一部を模式的に示す平面図である。図1及び図2には、x軸、y軸及びz軸からなる空間座標系が示されている。
図1及び図2に示される結晶方位測定装置10は、オリエンテーションフラットOFが設けられたIII−V族化合物半導体ウェハWを載置するための表面Saを有するステージSと、オリエンテーションフラットOFにX線X1を照射するX線源14と、オリエンテーションフラットOFからの回折線X2を検出するX線検出器16とを備える。ステージSの表面Saは、x軸方向及びy軸方向に延在する。
結晶方位測定装置10は、III−V族化合物半導体ウェハWの主面Waの法線方向(z軸方向)から見て、オリエンテーションフラットOF上の第1の点PとステージSの表面Saにおける基準直線SLとの第1の距離D(図2参照)と、オリエンテーションフラットOF上の第2の点Pと基準直線SLとの第2の距離Dとを測定する距離測定器12を備える。基準直線SLは、空間座標系の原点を通ってX軸方向に延びており、オリエンテーションフラットOFの所望の位置を示す。距離Dは、点Pのy座標tの絶対値であり、距離Dは、点Pのy座標tの絶対値である。
距離測定器12に電気的に接続されるコンピュータCは、点P及び点Pのデータを用いて、z軸方向から見て、オリエンテーションフラットOFの中点Oと基準直線SLとの第3の距離Dを算出してもよい。X線X1は、中点Oに向けて照射されることが好ましい。オリエンテーションフラットOFの中点Oは、例えば、点Pと点Pとの中点である。中点Oのx座標を0とすると、点Pのx座標はa、点Pのx座標は−aである。
本実施形態において、距離測定器12は、距離Dを測定するための光学式の位置センサ12aと、距離Dを測定するための光学式の位置センサ12bとを有する。y軸方向に沿って位置センサ12aから点Pに向けて出射された光L1は、オリエンテーションフラットOFにより反射され、位置センサ12aに戻る。同様に、y軸方向に沿って位置センサ12bから点Pに出射された光L2は、オリエンテーションフラットOFにより反射され、位置センサ12bに戻る。
X線源14、X線検出器16、位置センサ12a及び位置センサ12bは、それぞれコンピュータCに電気的に接続されている。コンピュータCは、X線源14、X線検出器16、位置センサ12a及び位置センサ12bからのデータを処理する。
ステージSの表面Sa上には、必要に応じて、オリエンテーションフラットOFを押し当てるための位置決め板17が取り付けられている。
III−V族化合物半導体ウェハWの主面Waは、略円形であることが好ましい。III−V族化合物半導体ウェハWの直径は2インチを超えることが好ましく、例えば3インチ又は4インチである。III−V族化合物半導体ウェハWの主面Waの中心点Oは、オリエンテーションフラットOFの垂直二等分線上に位置する。III−V族化合物半導体ウェハWは、例えばGaAs、InP等を構成材料として含む。
本実施形態の結晶方位測定装置10では、距離測定器12により基準直線SLに対するオリエンテーションフラットOFの相対位置が分かる。このため、III−V族化合物半導体ウェハWの位置を調整したり、X線回折のデータを補正することによって、X線回折の測定結果のバラツキを低減できる。また、結晶方位測定装置10は光学式の位置センサ12a,12bを備えるので、距離D及び距離Dを非接触で精密に測定できる。非接触では異物の影響が少ない。
なお、距離測定器12は、z軸方向からオリエンテーションフラットOFを撮像する撮像装置を有していてもよい。この場合、コンピュータCを用いて撮像装置によって撮像された画像から距離D及び距離Dを算出することができる。撮像装置としては、例えばCCDカメラ等が挙げられる。また、撮像装置は、測定精度を向上させる観点から顕微鏡を含むことが好ましい。
また、距離測定器12は、z軸方向においてオリエンテーションフラットOFを挟むように対向配置された光源と光検出器とを有していてもよい。この場合、光源及び光検出器をy軸方向にスキャンさせてもよいし、y軸方向に延びる線状の光源及び光検出器を用いてもよい。これにより、光検出器が光を検出するか否かによって点P及び点Pの位置を判断することができるので、距離D及び距離Dを測定することができる。
図3は、本実施形態に係る結晶方位測定方法を示すフローチャートである。本実施形態に係る結晶方位測定方法は、上述の結晶方位測定装置10を用いて好適に実施される。以下、図3を参照して本実施形態に係る結晶方位測定方法について説明する。
まず、例えば、VB法(垂直式ブリッジマン法)等のボート法やLEC法(液体封止引上法)等の引上法を用いて、III−V族化合物半導体インゴットを成長させる。さらに、得られたIII−V族化合物半導体インゴットを、例えば内周刃やワイヤーソー等を用いてスライスしてウェハを作製する。その後、必要に応じてウェハの加工ダメージ(例えばクラックや結晶欠陥等)をエッチング等により除去する。さらに、ウェハのエッジを例えば劈開することにより、オリエンテーションフラットOFを形成する(工程S1)。工程S1の後、必要に応じてIII−V族化合物半導体ウェハWのエッジに面取り加工を施してもよい。
工程S1の後、オリエンテーションフラットOFが設けられたIII−V族化合物半導体ウェハWをステージSの表面Sa上に載置する(工程S2)。本実施形態では、オリエンテーションフラットOFを位置決め板17に押し当てることにより、III−V族化合物半導体ウェハWを固定することができる。
工程S2の後、距離D及び距離Dを測定する(工程S3)。本実施形態では、距離D及び距離Dが光学式の位置センサ12a,12bを用いて測定されるので、距離D及び距離Dを非接触で精密に測定できる。
なお、点P及び点Pのデータを用いて、別の点と基準直線SLとの距離を算出してもよい。また、工程S2の前に、距離測定器12のゼロ点調整をすることが好ましい。ゼロ点調整は、例えばオプティカルフラットを位置決め板17に押し当てた状態で行われる。ゼロ点調整により、基準直線SLを決定することができる。
工程S3の後、距離Dが基準値Δ以下であり、かつ、距離Dが基準値Δ以下であるか否かを判断する(工程S4)ことが好ましい。基準値Δ及び基準値Δは、例えばいずれも2μmである。距離Dが基準値Δ以下であり、かつ、距離Dが基準値Δ以下の場合、X線回折測定を行い(工程S5)、それ以外の場合は、ステージSを清掃(工程S12)した後、工程S2に戻って再度III−V族化合物半導体ウェハWの位置を調整する。工程S5では、オリエンテーションフラットOFにX線X1を照射し、オリエンテーションフラットOFからの回折線X2によってIII−V族化合物半導体ウェハWの所定の結晶方位を測定する。
工程S5の後、III−V族化合物半導体ウェハWが良品か否かを判断する(工程S6)。工程S6では、工程S5において測定された所定の結晶方位と、オリエンテーションフラットOFの延びる方向とのなす角θ(図2参照)を算出し、なす角θが所定の閾値(例えば0.01°)以下の場合には良品とし、それ以外の場合には不良とすることが好ましい。III−V族化合物半導体ウェハWが良品の場合、III−V族化合物半導体ウェハWの主面Waに鏡面研磨を施し(工程S7)、それ以外の場合にはIII−V族化合物半導体ウェハWを製造工程から除去する(工程S8)ことが好ましい。このようにして、主面Waが鏡面のIII−V族化合物半導体ウェハWを製造することができる。また、工程S7の後に工程S2〜工程S6を実施してもよい。これにより、高精度なオリエンテーションフラットOFを有すると共に主面Waが鏡面のIII−V族化合物半導体ウェハWを製造することができる。さらに、工程S7の後、III−V族化合物半導体ウェハWの主面Wa上にIII−V族化合物半導体膜を成長させてもよい(エピタキシャル工程)。このエピタキシャル工程後に工程S2〜工程S6を実施すると、III−V族化合物半導体ウェハWと、III−V族化合物半導体ウェハWの主面Wa上に設けられたIII−V族化合物半導体膜とを備え、高精度なオリエンテーションフラットOFを有するエピタキシャルウェハを製造することができる。
本実施形態の結晶方位測定方法では、基準直線SLに対するオリエンテーションフラットOFの相対位置を高精度に測定することができるので、ステージSに対するIII−V族化合物半導体ウェハWの相対位置を高精度に測定できる。さらに、工程S4を実施することによって基準直線SLとオリエンテーションフラットOFとのずれが小さい状態でX線回折測定を行うことができるので、X線回折の測定結果のバラツキを低減できる。なお、工程S4を実施せずに、距離D及び距離Dのデータを用いて所定の結晶方位のデータを補正してもよい。この場合でも、X線回折の測定結果のバラツキを低減できる。
本実施形態の結晶方位測定方法を用いると、オリエンテーションフラットOFと所定の結晶方位とのずれが例えば0.01°以下と小さいIII−V族化合物半導体ウェハWを安定的に製造することができる。
(第2実施形態)
図4は、第2実施形態に係る結晶方位測定装置を模式的に示す平面図である。図5は、図4に示されるV−V線に沿った断面図である。図4及び図5には、x軸、y軸及びz軸からなる空間座標系が示されている。
図4及び図5に示される結晶方位測定装置10aは、図1に示される結晶方位測定装置10のステージS及び距離測定器12に代えてそれぞれステージ25及び距離測定器22を備えたこと以外は結晶方位測定装置10と同様の構成を有している。
ステージ25の表面25aには、III−V族化合物半導体ウェハWを搬送するためのアーム28を挿入するための溝20が形成されている。アーム28の先端部には吸着口30が形成されている。この吸着口30により、III−V族化合物半導体ウェハWはアーム28に保持される。アーム28を用いると、III−V族化合物半導体ウェハWを自動搬送することができる。
また、ステージ25の表面25aには、III−V族化合物半導体ウェハWを押さえるためのピン26を収容するための溝24が形成されている。ピン26は溝24内をy軸方向に移動可能である。ピン26により、III−V族化合物半導体ウェハWの位置を調整すると共に固定することができる。
さらに、ステージ25の表面25aには、III−V族化合物半導体ウェハWを吸着するための吸着口18が形成されている。これにより、III−V族化合物半導体ウェハWをステージ25の表面25aに固定することができる。
距離測定器22は、距離D及び距離Dを測定する。距離測定器22は、距離Dを測定するための接触式の位置センサ22aと、距離Dを測定するための接触式の位置センサ22bとを有する。位置センサ22bは、y軸方向に伸縮可能なアーム部22cと、アーム部22cを駆動させる駆動部22dとを有する。同様に、位置センサ22aは、y軸方向に伸縮可能なアーム部と、そのアーム部を駆動させる駆動部とを有する。位置センサ22a及び位置センサ22bは、それぞれコンピュータCに電気的に接続されている。
本実施形態の結晶方位測定装置10aでは、距離測定器22により基準直線SLに対するオリエンテーションフラットOFの相対位置が分かる。よって、III−V族化合物半導体ウェハWの位置を調整したり、X線回折のデータを補正することによって、X線回折の測定結果のバラツキを低減できる。また、結晶方位測定装置10aは接触式の位置センサ22a,22bを備えるので、距離D及び距離Dを精密に測定できる。
図6は、本実施形態に係る結晶方位測定方法を示すフローチャートである。本実施形態に係る結晶方位測定方法は、上述の結晶方位測定装置10aを用いて好適に実施される。以下、図6を参照して本実施形態に係る結晶方位測定方法について説明する。
この方法では、第1実施形態と同様に工程S1及び工程S2を実施する。工程S2の後、距離D及び距離Dを測定する(工程S3)。本実施形態では、距離D及び距離Dがそれぞれ接触式の位置センサ22a,22bを用いて測定されるので、距離D及び距離Dを精密に測定できる。
なお、点P及び点Pのデータを用いて、別の点と基準直線SLとの距離を算出してもよい。また、工程S2の前に、距離測定器22のゼロ点調整をすることが好ましい。ゼロ点調整は、例えばオプティカルフラットを位置決め板17に押し当てた状態で行われる。これにより、基準直線SLを決定することができる。
工程S3の後、距離Dが基準値Δ以下であり、かつ、距離Dが基準値Δ以下であるか否かを判断する(工程S4)ことが好ましい。距離Dが基準値Δ以下であり、かつ、距離Dが基準値Δ以下の場合、吸着口18によりIII−V族化合物半導体ウェハWを吸着し(工程S10)、それ以外の場合は、ステージ25を清掃(工程S12)した後、工程S2に戻って再度III−V族化合物半導体ウェハWの位置を調整する。工程S10により、III−V族化合物半導体ウェハWは固定される。工程S10の後、X線回折測定を行う(工程S5)。工程S5では、オリエンテーションフラットOFにX線X1を照射し、オリエンテーションフラットOFからの回折線X2によってIII−V族化合物半導体ウェハWの所定の結晶方位を測定する。
工程S5の後、距離D及び距離Dのデータを用いて、工程S5において測定された所定の結晶方位のデータを補正することが好ましい(工程S11)。これにより、X線回折の測定結果のバラツキを低減できる。
工程S11の後、第1実施形態と同様に、工程S6〜工程S8を実施する。このようにして、III−V族化合物半導体ウェハWと、III−V族化合物半導体ウェハWの主面Wa上に設けられたIII−V族化合物半導体膜とを備えるエピタキシャルウェハを製造することができる。
本実施形態の結晶方位測定方法では、第1実施形態と同様に、ステージ25に対するIII−V族化合物半導体ウェハWの相対位置を高精度に測定できる。さらに、工程S4を実施することによって基準直線SLとオリエンテーションフラットOFとのずれが小さい状態でX線回折測定を行うことができるので、X線回折の測定結果のバラツキを低減できる。
工程S3では、距離D及び距離Dのデータを用いて、距離Dを更に算出してオリエンテーションフラットOFの中点Oの位置ずれの判定をすることが好ましい(図2参照)。この場合、距離Dが第3の基準値Δ以下の場合に、オリエンテーションフラットOFの中点OにX線X1を照射することが好ましい。これにより、X線X1の照射位置を精度良く管理することができるので、X線回折の測定結果のバラツキを更に低減できる。
(第3実施形態)
図7は、第3実施形態に係る結晶方位測定装置を模式的に示す平面図である。図7には、x軸、y軸及びz軸からなる空間座標系が示されている。
図7に示される結晶方位測定装置10bは、図1に示される結晶方位測定装置10のステージSに代えてステージ27を備え、位置決め板17を備えていないこと以外は結晶方位測定装置10と同様の構成を有している。ステージ27の表面27aには、溝20及び吸着口18が形成されている。
本実施形態では、第1実施形態と同様に、ステージ27に対するIII−V族化合物半導体ウェハWの相対位置を高精度に測定できる。よって、III−V族化合物半導体ウェハWの位置を調整したり、X線回折のデータを補正することによって、X線回折の測定結果のバラツキを低減できる。また、距離測定器12を用いてIII−V族化合物半導体ウェハWのステージ27に対する相対位置を決定することができるので、位置決め板17を用いる必要がない。よって、位置決め板17にオリエンテーションフラットOFが接触することを防止できるので、オリエンテーションフラットOFにキズが発生し難い。
(第4実施形態)
図8は、第4実施形態に係る結晶方位測定装置を模式的に示す平面図である。図9は、第4実施形態に係る結晶方位測定装置の一部を模式的に示す平面図である。図8及び図9には、x軸、y軸及びz軸からなる空間座標系が示されている。
図8及び図9に示される結晶方位測定装置10cは、図7に示される結晶方位測定装置10bの位置センサ12bを備えておらず、角度測定器33を更に備えていること以外は結晶方位測定装置10bと同様の構成を有している。結晶方位測定装置10cは、距離Dを測定するための光学式の位置センサ12aを備える。なお、光学式の位置センサ12aに代えて接触式の位置センサ22aを用いてもよい。
角度測定器33は、z軸方向から見て、基準直線SLに対するオリエンテーションフラットOFの傾きφを測定する(図9参照)。角度測定器33は、点Pに向けてレーザ光L3を照射する光源32と、オリエンテーションフラットOFによって反射された反射光L4を検出する光検出器34とを有することが好ましい。傾きφは、点Pを中心として光検出器34又はステージSを回転させ、光検出器34が受ける反射光L4の光量が最大となる回転角から算出されることが好ましい。また、y軸方向に延びる光検出器34を配置し、反射光L4を検出した点のy座標から傾きφを算出してもよい。
本実施形態の結晶方位測定装置10cでは、位置センサ12a及び角度測定器33により基準直線SLに対するオリエンテーションフラットOFの相対位置を高精度に測定することができるので、ステージSに対するIII−V族化合物半導体ウェハWの相対位置を高精度に測定できる。よって、III−V族化合物半導体ウェハWの位置を調整したり、X線回折のデータを補正することによって、X線回折の測定結果のバラツキを低減できる。
本実施形態に係る結晶方位測定方法は、上述の結晶方位測定装置10cを用いて好適に実施される。この方法では、第2実施形態と同様の工程が実施される(図6参照)。
工程S3において、本実施形態では、距離Dが光学式の位置センサ12aを用いて測定されるので、距離Dを非接触で精密に測定できる。さらに、工程S3では、基準直線SLに対するオリエンテーションフラットOFの傾きφを測定する。
工程S4では、距離Dが基準値Δ以下であり、かつ、傾きφが所定の基準値A以下の場合には工程S10を実施し、それ以外の場合は、ステージSを清掃(工程S12)した後、工程S2に戻ることが好ましい。
本実施形態の結晶方位測定方法では、基準直線SLに対するオリエンテーションフラットOFの相対位置を高精度に測定することができるので、ステージSに対するIII−V族化合物半導体ウェハWの相対位置を高精度に測定できる。さらに、工程S4を実施することによって基準直線SLとオリエンテーションフラットOFとのずれが小さい状態でX線回折測定を行うことができるので、X線回折の測定結果のバラツキを低減できる。なお、工程S4を実施せずに、距離D及び傾きφのデータを用いて所定の結晶方位のデータを補正してもよい。この場合でも、X線回折の測定結果のバラツキを低減できる。
(他の形態)
図10は、他の形態に係る結晶方位測定装置を模式的に示す平面図である。図10には、x軸、y軸及びz軸からなる空間座標系が示されている。
図10に示される結晶方位測定装置10dは、図7に示される結晶方位測定装置10bの構成に加えて、撮像装置50を更に備える。撮像装置50としては、例えばCCDカメラ等が挙げられる。撮像装置50は、測定精度を向上させる観点から顕微鏡を含むことが好ましい。結晶方位測定装置10dでは、オリエンテーションフラットOFが設けられたIII−V族化合物半導体ウェハWに代えて、ノッチNTが設けられたIII−V族化合物半導体ウェハW1の結晶方位を測定する。撮像装置50を用いると、ノッチNTを含む領域Iを観察することができる。ノッチNTの位置としては、例えばノッチNTを構成する溝の最深点を用いることができる。X線X1は、III−V族化合物半導体ウェハW1の中心OとノッチNTの位置とを結ぶ直線52上に位置するIII−V族化合物半導体ウェハW1の端面eに照射される。
光学式の位置センサ12aは、III−V族化合物半導体ウェハW1の主面W1aの法線方向(z軸方向)から見て、III−V族化合物半導体ウェハW1の端面上の第1の点Qと基準直線SLとの距離を測定することができる。光学式の位置センサ12bは、z軸方向から見て、III−V族化合物半導体ウェハW1の端面上の第2の点Qと基準直線SLとの距離とを測定することができる。
結晶方位測定装置10dでは、距離測定器12及び撮像装置50によって、直線52に直交する直線の基準直線SLに対する相対位置が分かる。よって、III−V族化合物半導体ウェハW1の位置を調整したり、X線回折のデータを補正することによって、X線回折の測定結果のバラツキを低減できる。
以上、本発明の好適な実施形態について詳細に説明したが、本発明は上記実施形態に限定されない。
以下、実施例に基づいて本発明をより具体的に説明するが、本発明は以下の実施例に限定されるものではない。
(実施例1)
VB法を用いて<511>方向に成長したGaAsインゴットを、内周刃でスライスしてウェハを作製した。エッチングによりウェハの加工ダメージを除去した後、オリエンテーションフラットを形成するために、ウェハの端面における(110)面を劈開して鏡面を作製した。続いて、図1に示されるような結晶方位測定装置を用いてウェハの結晶方位を測定した。
まず、ウェハをステージ上に載置し、位置決め板にオリエンテーションフラットを押し当てた。その後、光学式の位置センサを用いて、図2に示される点P及び点Pのy座標を測定した。y座標の値が±2μm以内の場合にX線回折測定を行い、それ以外の場合にはウェハの位置を再度調整した。さらに、点Pのx座標と点Pとのx座標との距離を16mmとした。この場合、なす角θの最大値は0.014°(=tan−1(4/16000))となる。X線源及びX線検出器に起因する誤差を0.005°以内に管理すると、トータルの誤差は0.019°になるので、オリエンテーションフラットと所定の結晶方位とのなす角の測定誤差を0.02°以内とすることができる。
(実施例2)
LEC法を用いて<100>方向に成長したInPインゴットを、ワイヤーソーでスライスして直径4インチのウェハを作製した。その後、オリエンテーションフラットを形成するために、ウェハの端面における(110)面を劈開した。その後、ウェハのエッジのうちオリエンテーションフラットが形成されていない部分を面取りした。このウェハをフロロウェア社製のキャリアに格納し、キャリアを図4に示される結晶方位測定装置にセットして、自動でX線回折測定を行った。
まず、キャリアに格納されたウェハを、アームによりステージ上に載置した。続いて、ピンによりウェハを位置決め板に所定の圧力で押し付けた。これにより、位置センサのアーム部にオリエンテーションフラットを接触させた。その後、図2に示される距離D,D,Dがいずれも2μm以下となる場合にウェハを吸着し、X線回折測定を行った。これ以外の場合、位置決め板とオリエンテーションフラットとの間に異物等が噛み込まれている可能性があるため、圧縮空気又はブラシ等を用いて位置決め板を自動で清掃し、再度ウェハの位置決めを行う。
X線回折測定では、オリエンテーションフラットの中点を通るz軸を軸としてステージを回転させながらオリエンテーションフラットにX線を照射し、X線検出器で回折線の強度を測定した。さらに、回折線の強度がピークを示す角度を算出してウェハの所定の結晶方位を測定した。なお、ピークをシャープにするために、多層膜ミラー等を用いてX線を単色化した。その後、距離D,D,Dのデータを用いて、所定の結晶方位のデータを補正した。このようにして、オリエンテーションフラットと所定の結晶方位とのなす角の測定誤差を±0.01°以内とすることができた。
第1実施形態に係る結晶方位測定装置を模式的に示す平面図である。 第1実施形態に係る結晶方位測定装置の一部を模式的に示す平面図である。 第1実施形態に係る結晶方位測定方法を示すフローチャートである。 第2実施形態に係る結晶方位測定装置を模式的に示す平面図である。 図4に示されるV−V線に沿った断面図である。 第2実施形態に係る結晶方位測定方法を示すフローチャートである。 第3実施形態に係る結晶方位測定装置を模式的に示す平面図である。 第4実施形態に係る結晶方位測定装置を模式的に示す平面図である。 第4実施形態に係る結晶方位測定装置の一部を模式的に示す平面図である。 他の形態に係る結晶方位測定装置を模式的に示す平面図である。
符号の説明
10,10a,10b,10c,10d…結晶方位測定装置、12,22…距離測定器、12a,12b…光学式の位置センサ、14…X線源、16…X線検出器、22a,22b…接触式の位置センサ、33…角度測定器、D…第1の距離、D…第2の距離、D…第3の距離、OF…オリエンテーションフラット、O…オリエンテーションフラットの中点、P…第1の点、P…第2の点、S,25,27…ステージ、Sa,25a,27a…ステージの表面、SL…基準直線、W,W1…III−V族化合物半導体ウェハ、Wa,W1a…III−V族化合物半導体ウェハの主面、X1…X線、X2…回折線、θ…オリエンテーションフラットの傾き。

Claims (8)

  1. オリエンテーションフラットが設けられたIII−V族化合物半導体ウェハをステージの表面上に載置する工程と、
    前記III−V族化合物半導体ウェハの主面の法線方向から見て、前記オリエンテーションフラット上の第1の点と前記ステージの前記表面における基準直線との第1の距離と、前記オリエンテーションフラット上の第2の点と前記基準直線との第2の距離とを測定する工程と、
    前記オリエンテーションフラットにX線を照射し、前記オリエンテーションフラットからの回折線によって前記III−V族化合物半導体ウェハの所定の結晶方位を測定する工程と、
    を含む、結晶方位測定方法。
  2. 前記第1の距離及び前記第2の距離は、光学式の位置センサを用いて測定される、請求項1に記載の結晶方位測定方法。
  3. 前記第1の距離及び前記第2の距離は、接触式の位置センサを用いて測定される、請求項1に記載の結晶方位測定方法。
  4. 前記第1の距離及び前記第2の距離のデータを用いて、前記所定の結晶方位のデータを補正する工程を更に含む、請求項1〜3のいずれか一項に記載の結晶方位測定方法。
  5. 前記第1の距離及び前記第2の距離を測定する工程では、前記III−V族化合物半導体ウェハの主面の法線方向から見て、前記基準直線と前記オリエンテーションフラットの中点との第3の距離を算出し、
    前記所定の結晶方位を測定する工程では、前記第3の距離が所定の基準値以下の場合に、前記オリエンテーションフラットの前記中点にX線を照射する、請求項1〜4のいずれか一項に記載の結晶方位測定方法。
  6. オリエンテーションフラットが設けられたIII−V族化合物半導体ウェハをステージの表面上に載置する工程と、
    前記III−V族化合物半導体ウェハの主面の法線方向から見て、前記オリエンテーションフラット上の第1の点と前記ステージの前記表面における基準直線との第1の距離と、前記基準直線に対する前記オリエンテーションフラットの傾きとを測定する工程と、
    前記オリエンテーションフラットにX線を照射し、前記オリエンテーションフラットからの回折線によって前記III−V族化合物半導体ウェハの所定の結晶方位を測定する工程と、
    を含む、結晶方位測定方法。
  7. オリエンテーションフラットが設けられたIII−V族化合物半導体ウェハを載置するための表面を有するステージと、
    前記III−V族化合物半導体ウェハの主面の法線方向から見て、前記オリエンテーションフラット上の第1の点と前記ステージの前記表面における基準直線との第1の距離と、前記オリエンテーションフラット上の第2の点と前記基準直線との第2の距離とを測定する距離測定器と、
    前記オリエンテーションフラットにX線を照射するX線源と、
    前記オリエンテーションフラットからの回折線を検出するX線検出器と、
    を備える、結晶方位測定装置。
  8. オリエンテーションフラットが設けられたIII−V族化合物半導体ウェハを載置するための表面を有するステージと、
    前記III−V族化合物半導体ウェハの主面の法線方向から見て、前記オリエンテーションフラット上の第1の点と前記ステージの前記表面における基準直線との第1の距離を測定する距離測定器と、
    前記III−V族化合物半導体ウェハの主面の法線方向から見て、前記基準直線に対する前記オリエンテーションフラットの傾きを測定する角度測定器と、
    前記オリエンテーションフラットにX線を照射するX線源と、
    前記オリエンテーションフラットからの回折線を検出するX線検出器と、
    を備える、結晶方位測定装置。
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