JP2007276977A - 連続用紙処理装置及び製本装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】装置の簡素化及びコンパクト化、搬送の高速化を図る。
【解決手段】連続用紙Pを横方向複数列に切断する列切断手段22と、列切断手段22で切断した複数列の連続用紙PLをそれぞれ単位用紙PUに切断する単位用紙切断手段23と、単位用紙切断手段23で切断した複数列の単位用紙PUを、列ごとに縦方向に搬送する複数の第1単位用紙搬送手段41と、複数の第1単位用紙搬送手段41で搬送した単位用紙PUを1列で搬送する第2単位用紙搬送手段42と、第2単位用紙搬送手段42で搬送した所定の単位用紙に糊を塗布する糊塗布手段64と、糊塗布手段64を経た複数の単位用紙PUを1つの積層箇所に積層して冊子Sを作成する積層製本手段70とを備える。複数の第1単位用紙搬送手段41を、互いに搬送終端部が上下に重複するように配置し、且つ、互いに異なる搬送速度に設定する。
【選択図】図1

Description

本発明は、単位用紙を縦横に接続してなる連続用紙を切断処理する連続用紙処理装置と、当該連続用紙から冊子を作製する製本装置とに関する。
下記特許文献1には、単位用紙を縦横に連ねてなる連続用紙を、横方向複数列に切断する第1切断機構と、第1切断機構によって切断された各列の連続用紙を互いに重ね合わせた状態で単位用紙に切断する第2切断機構とを備えた帳票供給装置が開示されている。
この帳票供給装置は、第2切断機構により重ね合わせた状態で切断された2枚の単位用紙を、分離機構によって1枚ずつに分離して1列で搬送し、直交方向の搬出コンベアに単位用紙を1枚ずつ受け渡し、該搬出コンベアによって次工程に搬出するようになっている(従来技術1)。
一方、単位用紙を縦横に連ねてなる連続用紙を、横方向複数列に切断し、その後、横方向複数列の連続用紙をそのまま個別に単位用紙に切断する装置も従来から知られている。この装置の場合、単位用紙は、横方向複数列の状態で排出され、特許文献1記載のような直交方向(横方向)の搬出コンベアに、複数枚(複数列)同時に受け渡されるようになっている(従来技術2)。
下記特許文献2には、単位用紙を縦横に接続してなる連続用紙を単位用紙に切断し、各単位用紙を糊付けすることによって冊子を作製する製本装置が開示されている。
この製本装置では、連続用紙をセンタースリッターによって横方向複数列に切断した後、各列の連続用紙を互いに重ね合わせ、重ね合わせた連続用紙をブレードを用いて単位用紙に切断するようになっている。糊付けは、複数列の連続用紙を重ね合わせる前と、単位用紙に切断した後との2箇所で行われるようになっている(従来技術3)。
特開平7−330205号公報 特開平9−315030号公報
従来技術1では、連続用紙を横方向複数列に切断するとともに、各列の連続用紙を重ね合わせ、その後、重ねた状態で単位用紙に切断しているので、搬送方向前後に2台の切断機構(第1,第2切断機構)を離して配置し、2台の切断機構の間に2列の連続用紙を重ね合わせるためのスペースを確保しなければならない。したがって、装置全体が前後に長大化するという欠点がある。
また、第2切断機構で切断した後の重ね合わせた状態の単位用紙を1枚ずつに分離するために、特別な分離機構が必要となり、構造が複雑化するという欠点がある。
従来技術2では、連続用紙を横方向複数列に切断し、各列の連続用紙をそれぞれ個別に単位用紙に切断しているので、従来技術1のように複数列の連続用紙を重ね合わせる工程が不要であり、装置全体の長大化を防ぐことができる。しかし、横方向に複数枚(複数列)の単位用紙が同時に搬出コンベアに受け渡された後、これらが完全に直交方向に移動しなければ、次の複数枚の単位用紙を搬出コンベアに受け渡すことができないので、搬送の高速化が困難であり、高速搬送を行うとジャムが発生する可能性が高くなる。
一方、上記特許文献2の技術についても、特許文献1と同様に、連続用紙を横方向複数列に切断するとともに、各列の連続用紙を重ね合わせ、その後、重ね合わせた状態で単位用紙に切断しているので、搬送方向前後にセンタースリッターとブレードとを離して配置し、両装置の間に2列の連続用紙を重ね合わせるためのスペースを確保しなければならず、装置全体が前後に長大化するという欠点がある。
また、糊付けを2箇所で行っているので、部品点数が多くなり、動作制御も複雑になるという欠点がある。
さらに、作業開始時に連続用紙を製本装置にセッティングする場合、連続用紙をセンタースリッターで切断した後に手作業で連続用紙を重ね合わせ、2回目の糊付け前の段階に連続用紙をセッティングしなければならない。そのため、1回目の糊付けを装置によって行うことができず、該糊付けを手作業で行うか、または、装置で糊付けできない部分は損紙(ヤレ紙)として扱う必要がある。糊付けを手作業で行うことは手間と時間を要するため、作業者にとって負担であり、損紙を発生させることは資源の無駄使いとなる。
本発明は、上記の欠点を解消することができる連続用紙処理装置及び製本装置を提供する。
請求項1記載の連続用紙処理装置に係る発明は、複数の単位用紙を縦横に連ねてなる連続用紙を、横方向複数列に切断する列切断手段と、列切断手段によって切断された複数列の連続用紙を、それぞれ単位用紙に切断する単位用紙切断手段と、単位用紙切断手段によって切断された複数列の単位用紙を、列ごとに縦方向に搬送する、複数の単位用紙搬送手段と、を備えており、前記複数の単位用紙搬送手段の搬送終端部が、互いに上下に重複して配置されていることを特徴とする。
請求項2記載の発明は、請求項1記載の発明において、前記単位用紙切断手段が1つ設けられており、前記列切断手段によって横方向複数列に切断され且つ横方向に並列された状態の複数列の連続用紙を、1つの前記単位用紙切断手段によって同時に単位用紙に切断するように構成されていることを特徴とする。
請求項3記載の発明は、請求項1記載の発明において、前記単位用紙搬送手段の搬送速度が、可変設定可能に構成されていることを特徴とする。
請求項4記載の発明は、請求項1記載の発明において、前記単位用紙搬送手段が、単位用紙を挟持しながら搬送するように構成されていることを特徴とする。
請求項5記載の製本装置に係る発明は、複数の単位用紙を縦横に連ねてなる連続用紙を、横方向複数列に切断する列切断手段と、列切断手段によって切断された複数列の連続用紙を、それぞれ単位用紙に切断する単位用紙切断手段と、単位用紙切断手段によって切断された複数列の単位用紙を、列ごとに縦方向に搬送する、複数の第1単位用紙搬送手段と、複数の第1単位用紙搬送手段により搬送された単位用紙を更に1列で搬送する第2単位用紙搬送手段と、第2単位用紙搬送手段により搬送された所定の単位用紙に糊を塗布する糊塗布手段と、糊塗布手段を経た複数の単位用紙を1つの積層箇所に順次積層することによって、所定の単位用紙に塗布した糊で複数の単位用紙を接着し、冊子を作成する積層製本手段と、を備えており、前記複数の第1単位用紙搬送手段は、互いに搬送終端部が上下に重複して配置されており、且つ、各列の単位用紙が順番に第2単位用紙搬送手段に搬送されるように、互いに異なる搬送速度に設定されていることを特徴とする。
請求項6記載の発明は、請求項5記載の発明において、前記第2単位用紙搬送手段が、各単位用紙の横方向位置を揃えながら搬送するように構成されていることを特徴とする。
請求項7記載の製本装置に係る発明は、複数の単位用紙を縦横に連ねてなる連続用紙を、横方向複数列に切断する列切断手段と、列切断手段によって切断された複数列の連続用紙を、それぞれ単位用紙に切断する単位用紙切断手段と、単位用紙切断手段によって切断された複数列の単位用紙を、列ごとに縦方向に搬送する、複数の単位用紙搬送手段と、複数の単位用紙搬送手段により搬送された単位用紙を1箇所で積み重ねて載置する載置部を有する単位用紙積載手段と、単位用紙を積み重ねて載置する載置部から単位用紙を1枚ずつ取り出して次工程に給紙する給紙手段と、給紙手段から給紙された所定の単位用紙に糊を塗布する糊塗布手段と、複数の単位用紙を1つの積層箇所に順次積層することによって、所定の単位用紙に塗布した糊で複数の単位用紙を接着し、冊子を作成する積層製本手段と、を備えており、前記複数の単位用紙搬送手段の搬送終端部が、互いに上下に重複して配置されていることを特徴とする。
請求項8記載の発明は、請求項7記載の発明において、前記単位用紙積載手段と、前記給紙手段とが、単位用紙を積み重ねて載置する載置部をそれぞれ個別に備えており、前記単位用紙積載手段の載置部に積み重ねられた単位用紙が、前記給紙手段の載置部に移し替えられるようになっていることを特徴とする。
請求項9記載の発明は、請求項5〜8のいずれかに記載の発明において、冊子の枚数情報を含む識別表示を前記単位用紙に設けるとともに、該識別表示を検出する読取手段を備えており、前記糊塗布手段が、前記読取手段による前記識別表示の検出に基づいて所定の単位用紙に糊を塗布するように、制御されることを特徴とする。
請求項1の連続用紙処理装置に係る発明によれば、連続用紙を横方向複数列に切断する列切断手段と、列切断手段によって切断された複数列の連続用紙をそれぞれ単位用紙に切断する単位用紙切断手段と、単位用紙切断手段によって切断された複数列の単位用紙を列ごとに縦方向に搬送する複数の単位用紙搬送手段とを備えているので、横方向複数列に切断した連続用紙を重ね合わせる工程を不要とすることができる。そのため、列切断手段と単位用紙切断手段との間に連続用紙を重ね合わせるための広いスペースを確保する必要がなく、装置のコンパクト化を図ることができる。
そして、複数の単位用紙搬送手段は、互いに搬送終端部が上下に重複して配置されているので、各列の単位用紙を互いに横方向に関して同一位置に向けて搬送することができ、搬送後は、後処理の形態等に応じて、各単位用紙を更に1列で搬送したり、一箇所で上下に積み重ねたりすることができる。単位用紙を1列で搬送する場合、従来技術のような分離機構を備える必要がないので、装置の簡素化を図ることができる。また、従来技術2のように直交方向の搬出コンベアを用いる場合に比べて、搬送の高速化を図ることができる。
請求項2の連続用紙処理装置に係る発明によれば、列切断手段によって横方向複数列に切断され且つ横方向に並列された状態の複数列の連続用紙を、1つの単位用紙切断手段によって同時に単位用紙に切断するように構成されているので、より一層装置のコンパクト化を図ることができる。
請求項3の連続用紙処理装置に係る発明によれば、単位用紙搬送手段の搬送速度が、可変設定可能に構成されているので、例えば、1の単位用紙搬送手段の搬送速度を他の単位用紙搬送手段の搬送速度よりも大きくすることによって、それぞれの単位用紙搬送手段で搬送された各単位用紙を重ならないように1枚ずつ排出することができる。したがって、その後に、各単位用紙を容易に1列で搬送することができる。また、各単位用紙搬送手段の搬送速度を変えることによって、搬送後の単位用紙の順番も任意に変更することが可能となる。例えば、上側の単位用紙を速く下側の単位用紙を遅く搬送することによって、上側の単位用紙を下側の単位用紙よりも先行して排出することができ、その逆とすることによって下側の単位用紙を上側の単位用紙よりも先行して排出することができる。
逆に、各単位用紙が搬送終端部で互いに上下に重なるように、各単位用紙搬送手段の搬送速度を同じに設定することもできる。
請求項4の連続用紙処理装置に係る発明によれば、単位用紙搬送手段が、単位用紙を挟持しながら搬送するように構成されているので、搬送途中で単位用紙が浮き上がることがなく、確実に単位用紙を搬送することができる。
請求項5の製本装置に係る発明によれば、連続用紙を横方向複数列に切断する列切断手段と、列切断手段によって切断された複数列の連続用紙をそれぞれ単位用紙に切断する単位用紙切断手段と、単位用紙切断手段によって切断された複数列の単位用紙を列ごとに縦方向に搬送する複数の第1単位用紙搬送手段とを備えているので、横方向複数列に切断した連続用紙を重ね合わせる工程を不要とすることができる。そのため、列切断手段と単位用紙切断手段との間に連続用紙を重ね合わせるための広いスペースを確保する必要がなく、装置のコンパクト化を図ることができる。
そして、複数の第1単位用紙搬送手段の搬送終端部は、互いに上下に重複して配置されているので、各列の単位用紙を互いに横方向に関して同一位置に向けて搬送することができる。さらに、複数の第1単位用紙搬送手段は、各列の単位用紙が順番に第2単位用紙搬送手段に受け渡されるように、互いに異なる搬送速度に設定されているので、単位用紙を確実に1枚ずつ第2単位用紙搬送手段に受け渡し、第2単位用紙搬送手段において1列で搬送することができる。したがって、従来技術2のように直交方向の搬出コンベアを用いる場合に比べて、ジャムを生じる可能性が少なくなり、搬送の高速化を図ることができる。
また、糊塗布手段は、第2単位用紙搬送手段から1枚ずつ受け渡された単位用紙に糊付けを行うので、従来のように2箇所で糊付けを行う必要もなく、糊付け動作の制御も簡素化することができ、製本開始時に連続用紙をセッティングする際に、手作業で糊付けを行ったり、損紙を発生させたりする必要もない。
請求項6の製本装置に係る発明によれば、第2単位用紙搬送手段は、各単位用紙の横方向位置を揃えながら搬送するように構成されているので、各第1単位用紙搬送手段から受け渡された単位用紙を1列に整列させることができ、その後の糊塗布を適正な位置に行うことができる。
請求項7の製本装置に係る発明によれば、連続用紙を横方向複数列に切断する列切断手段と、列切断手段によって切断された複数列の連続用紙を、それぞれ単位用紙に切断する単位用紙切断手段と、単位用紙切断手段によって切断された複数列の単位用紙を列ごとに縦方向に搬送する複数の単位用紙搬送手段とを備えているので、横方向複数列に切断した連続用紙を重ね合わせる工程を不要とすることができる。そのため、列切断手段と単位用紙切断手段との間に、連続用紙を重ね合わせるための広いスペースを確保する必要がなく、装置のコンパクト化を図ることができる。
そして、複数の単位用紙搬送手段の搬送終端部が、互いに上下に重複して配置されているので、各列の単位用紙を互いに横方向に関して同一位置に向けて搬送することができ、単位用紙積載手段の載置部に対して1箇所に上下に積み重ねることができる。また、載置部に単位用紙を積み重ねることによって単位用紙を一時的に貯留することができるため、切断工程と糊塗布工程との処理速度差や作動タイミングの違い等を吸収することができる。
さらに、単位用紙を積み重ねて載置する載置部から単位用紙を1枚ずつ取り出して糊塗布手段に給紙する給紙手段を備えているので、その後の糊塗布作業を1箇所で行うことができ、装置の簡素化及び糊塗布動作の制御の簡素化を図ることができる。
請求項8の製本装置によれば、単位用紙積載手段と、給紙手段とが、単位用紙を積み重ねて載置する載置部をそれぞれ個別に備え、単位用紙積載手段の載置部に積み重ねられた単位用紙が、給紙手段の載置部に移し替えられるようになっているので、単位用紙積載手段の載置部に単位用紙を積み重ねるまでの工程と、給紙手段の載置部に積み重ねた単位用紙に糊を塗布し、冊子を作製する工程とを、区切って行うことが可能となる。したがって、製本作業の形態を多様化することができる。また、単位用紙積載手段と給紙手段との間で製本装置を分離して配置することが可能となり、装置のレイアウトの自由度を高めることができる。
請求項9の製本装置によれば、所定の単位用紙に設けた識別表示を検出し、該検出に基づいて糊を塗布するようにしているので、冊子を構成する単位用紙の枚数が変化する場合であっても、当該枚数を予め製本装置に記憶等させる必要なく、常に、所定の単位用紙に対して適切に糊を塗布することができる。
[第1実施形態]
図1は、本発明の第1実施形態にかかる製本装置の概略側面図である。この製本装置10は、図2に示す連続用紙Pから冊子Sを製本するものである。この連続用紙Pは、単位用紙PUを縦方向Xに多数連ねると共に、横方向Yに2列に連ねたものとなっている。この連続用紙Pの横方向Yの両側には、多数の送り孔11を縦方向Xに一列に形成したマージン部12が設けられている。連続用紙Pには、単位用紙PUを区画するミシン目M1,M2が縦横に形成され、単位用紙PUとマージン部12との境界にもミシン目M3が縦方向Xに形成されている。
また、図2において、(1)を付した単位用紙PUが冊子の1枚目(表紙)である場合、その横の単位用紙(2)が2枚目、単位用紙(1)の縦方向X後側の単位用紙(3)が3枚目、その横の単位用紙(4)が4枚目〜、という具合に、冊子Sを構成する単位用紙PUの順番が設定されている。また、所定の単位用紙PUには、識別表示Hが設けられている。この識別表示Hは、糊Nを塗布する単位用紙PUのみに設けられている。本実施形態では、表紙の単位用紙(1)には識別表示Hが無く、2枚目以降の単位用紙(2)〜(6)に識別表示Hが設けられている。
図1に示すように、製本装置10は、折りたたんだ状態でセットされた連続用紙Pを引き出して縦方向Xに搬送しながら製本処理を行うものである。したがって、以下の説明において、連続用紙Pの搬送方向に対しても、連続用紙Pの縦方向と同一の符号Xを付している。
製本装置10は、切断搬送機構14と、単位用紙搬送機構15と、糊塗布機構16と、不要単位用紙排除機構17と、積層製本機構18と、を備えている。なお、切断搬送機構14及び単位用紙搬送機構15は、本発明の連続用紙処理装置を構成している。
〔切断搬送機構14の構成〕
切断搬送機構14は、連続用紙搬送手段21と、列切断手段22と、単位用紙切断手段23と、マージン部切断手段24とを備えており、これらは、1体的な装置として構成され、1つの装置枠に備えられている。
図3は、切断搬送機構14を概略的に示す斜視図である。連続用紙搬送手段21は、回送チェーン26Aの外周全周に多数のピン26Bを突設してなる用紙送りトラクタ26により構成されている。用紙送りトラクタ26は、ピン26Bを連続用紙Pのマージン部12に形成した送り孔11に挿通して回送チェーン26Aを作動することで連続用紙Pを縦方向Xに搬送するようになっている。
列切断手段22は、連続用紙Pの横方向Y中央のミシン目M1を介して、連続用紙Pを横方向2列に切断するものである。列切断手段22は、ミシン目M1に対応して配置された上刃ユニット28及び下刃ユニット29を備え、上刃ユニット28は、横方向Yに延びる支持軸30に支持されている。
マージン部切断手段24は、連続用紙Pの横方向Y両側のミシン目M3に対応して配置され、ユニットケース31内に、上刃32及び下刃33を備えている。ユニットケース31は、前記支持軸30に支持されている。マージン部切断手段24は、列切断手段22と同時に作動し、縦方向Xに関して略同じ位置で、連続用紙Pを切断する。
単位用紙切断手段23は、列切断手段22によって切断された横方向2列の連続用紙PL,PLを、それぞれミシン目M2を介して単位用紙PUごとに切断するものである。単位用紙切断手段23は、横方向2列の連続用紙PL,PLに渡る範囲で1つ備えられている。
図1に示すように、単位用紙切断手段23は、搬送方向X前後に上下一対の送りローラ35,36を備え、前後の送りローラ35,36の間にバーストローラ37を備えている。
搬送方向X前側(下流側)の送りローラ35は、同後側(上流側)の送りローラ36よりも高速で回転し、上下の間隔が僅かに開いている。そして、搬送方向X後側の上下送りローラ36で横方向2列の連続用紙Pを同時に挟持して搬送し、ミシン目M2がバーストローラ37の位置に配置されると、搬送方向X前側の上下送りローラ35で連続用紙Pをプレスする。これにより、横方向2列の連続用紙PLが引っ張られるとともにバーストローラ37に接触し、図3に示すように、ミシン目M2の部分で切断されるようになっている。単位用紙切断手段23により切断された単位用紙PUは、横方向2列に並列したまま単位用紙搬送機構15に送られる。
〔単位用紙搬送機構15の構成〕
単位用紙搬送機構15は、第1単位用紙搬送手段41と、第2単位用紙搬送手段42とを有している。図4は、単位用紙搬送機構15の平面図であり、第1単位用紙搬送手段41は、単位用紙切断手段23によって切断された横2列の単位用紙PUに対応して2つ設けられている。第2搬送手段42は、第1単位用紙搬送手段41の搬送方向X下流側に隣接して1つ設けられている。
(第1単位用紙搬送手段41)
図5は、第1単位用紙搬送手段41を拡大して示す平面図、図6は、側面図である。各第1単位用紙搬送手段41は、それぞれ水平に配置されたベルトコンベアを有しており、該ベルトコンベアは、搬送枠43に軸支された2組の搬送方向X前後のローラ44,44にそれぞれ搬送ベルト45を巻き掛けて構成されている。搬送方向X後端のローラ44には、駆動モータ46からの駆動力が伝達されるようになっている。駆動モータ46には、回転数可変式の電動モーターが用いられ、ベルトコンベアの回送速度(単位用紙PUの搬送速度)が可変設定可能とされている。なお、駆動モータ46とベルトコンベアとの間に、変速ベルトや変速ギヤ等を介在させることによって、ベルトコンベアの回送速度を可変設定可能としてもよい。
ベルトコンベアの上方には、押さえ部材47が配置されている。押さえ部材47は、搬送枠43に支持バー48を介して取り付けられた保持枠49と、該保持枠49に回転自在に保持された球体50とからなり、該球体50は、搬送ベルト45の上面に自重で接触し、搬送ベルト45の回送に伴って回転するようになっている。単位用紙PUは、搬送ベルト45と押さえ部材47との間に挟まれた状態で搬送される。
本実施形態では、各第1単位用紙搬送手段41には、2本の支持バー48と、4つの保持枠49及び球体50とが備わっている。各搬送ベルト45には、4つの球体50が接触している。
第1単位用紙搬送手段41の搬送方向X下流側端部には、押さえローラ52が配置されている。押さえローラ52は、揺動アーム53の先端に回転自在に取り付けられ、揺動アーム53は、搬送枠43から上方に突出するブラケット54に支軸55を介して上下揺動自在に取り付けられている。押さえローラ52は、搬送ベルト45の下流側端部に自重又はバネ等の付勢手段により接触し、搬送ベルト45の回送に伴って回転するようになっている。そして、単位用紙PUは、搬送ベルト45と押さえローラ52との間を通過して第1単位用紙搬送手段41から排出される。
図6に示すように、2つの第1単位用紙搬送手段41は、互いに上下に位置をずらして配置されている。そして、図5に示すように、一方(下側)の第1単位用紙搬送手段41Lは、搬送方向Xに沿ってまっすぐに配置され、他方(上側)の第1単位用紙搬送手段41Uは、搬送方向Xに対して傾斜して配置されている。双方の第1単位用紙搬送手段41L,41Uは、上方から見て搬送始端部が横方向に並列し、搬送終端部が上下に重複(重合)した配置となっている。
したがって、双方の第1単位用紙搬送手段41L,41Uによって搬送される横方向2枚の単位用紙PU,PUは、横方向Yに関して同一位置に向けて搬送され、略同一位置で第2単位用紙搬送手段42(図4)に受け渡されるようになっている。
なお、傾斜した第1単位用紙搬送手段41Uにより搬送される単位用紙PUは、その向きを崩すことなく(各辺をX,Y方向に沿わせた状態で)、斜めに平行移動するようになっている。上側の第1単位用紙搬送手段41Uの押さえ部材47は、支持バー48が横方向Yに沿って配置され、球体50も横方向Yに沿って並ぶように配置されているが、上側の第1単位用紙搬送手段41Uに合わせて傾斜させて配置してもよい。
図6に示すように、各第1単位用紙搬送手段41L,41Uの搬送始端部には、それぞれ単位用紙PU,PUを第1単位用紙搬送手段41L,41Uに導くためのガイド部材56L,56Uが設けられている。また、図5に示すように、各第1単位用紙搬送手段41L,41Uの間には、両者の隙間を塞ぐことによって、単位用紙PUの落下を防止する落下防止部材43Aが設けられ、上側の第1単位用紙搬送手段41Uの側部には、下側の第1単位用紙搬送手段41Lの上方を覆うことによって、上側の第1単位用紙搬送手段41U上の単位用紙が、下側の第1単位用紙搬送手段41Lに落下するのを防止する落下防止部材43Bが設けられている。
各第1単位用紙搬送手段41の搬送速度V1,V2は、下側の第1単位用紙搬送手段41Lの方が速く、上側の第1単位用紙搬送手段41Uの方が遅くなるように設定されている。そして、この速度差によって、下側の第1単位用紙搬送手段41Lにより搬送された単位用紙PUが、上側の第1単位用紙搬送手段41Uにより搬送された単位用紙PUよりも先に排出され、第2単位用紙搬送手段42には、1枚ずつ順番に単位用紙PUが受け渡されるようになっている。
(第2単位用紙搬送手段42)
図4に示すように、第2単位用紙搬送手段42は、第1単位用紙搬送手段41から1枚ずつ送られた単位用紙PUの横方向Yの位置を揃えながら1列で搬送するものであり、ローラコンベア58と、押さえ部材59と、規制部材60とを備えている。ローラコンベア58は、搬送方向Xに複数のローラ58Aを並設して備えており、各ローラ58Aの軸心は、横方向Yに対して若干前後に傾斜している。各ローラ58Aの搬送方向X後側の横方向Y一端部側には、押さえ部材59及び規制部材60が配置されている。
図7は、図4のVII−VII矢視断面図である。押さえ部材59は、ローラコンベア58の上面に接するとともに上下動自在に支持された球体61を備え、該球体61とローラコンベア58との間で単位用紙PUを挟み、単位用紙PUを搬送方向Xに移動可能に保持している。規制部材60は、ローラコンベア58の横方向Y一端部上に立設した搬送方向Xに延びる板状体であり、単位用紙PUの横方向Yの一端が当接することによって、該単位用紙PUの横方向Yの位置を揃えるようになっている。
図4に示すように、第1単位用紙搬送手段41から送られた単位用紙PUは、ローラコンベア58上に載せられると共に各ローラ58Aの回転によって縦方向Xに送られる。そして、単位用紙PUは、各ローラ58Aの傾斜によって、矢印aに示すように横方向Yの一方側にも平行移動し、規制部材60に当接することによって、横方向Yの位置が揃えられるようになっている。
〔糊塗布機構16の構成〕
図1に示すように、糊塗布機構16は、単位用紙送り手段63と、糊塗布手段64と、読取手段65とを備えている。単位用紙送り手段63は、上下一対のベルトコンベア63A,63Bからなり、単位用紙搬送機構15から送られた1列の単位用紙PUを、そのまま上下ベルトコンベア63A,63Bで挟持して搬送する。糊塗布手段64は、ノズル部66から糊を吐出し、図2に仮想線で示すように、単位用紙PUの横方向Y側部に線状、点線状、又は点状に糊Nを塗布するものである。読取手段65は、所定の単位用紙PUに設けた識別表示H(図2)を読み取る光学センサーからなる。
図8は、糊塗布機構16の動作を概略的に示す斜視図である。単位用紙PUは、単位用紙送り手段63(図1)によって搬送され、識別表示Hが読取手段67によって読み取られる。ノズル部66は、識別表示Hが設けられた単位用紙PUのみに糊Nを塗布するように、図示しない制御部によって制御されるようになっている。
また、糊塗布手段64は、用紙検出センサー68を備えている。用紙検出センサー68は、ノズル部66が配置された側とは反対の横方向Y側部に配置され、さらに、搬送方向Xに関して、ノズル部66を間に挟むような配置で一対設けられている。この用紙検出センサー68は、反射型の光学センサーが用いられている。ノズル部66は、双方の用紙検出センサー68が単位用紙PUを検知しているときのみ作動するように制御されている。
〔不要単位用紙排除機構17の構成〕
図1に示すように、糊塗布機構16を経た単位用紙PUは、不要単位用紙排除機構17に搬送される。本実施形態のように、横方向2列に連なる連続用紙Pを用いた場合、通常、偶数枚の単位用紙PUで1つの冊子Sを作製することになる。しかし、奇数枚の単位用紙PUで冊子Sを作製したい場合には、不要単位用紙排除機構17を作動し、不要な1枚の単位用紙PUを搬送経路から排除して、残った奇数枚の単位用紙PUを次工程に搬送するようにしている。
不要単位用紙排除機構17は、上下揺動可能に支持されたリジェクト板69Aと、該リジェクト板69Aを上下に揺動動作させる駆動部(図示略)とを有する排除手段69を備えている。
リジェクト板69Aは、上方に揺動したときに、単位用紙PUの搬送経路から退避し、下方に揺動したときに、単位用紙PUの搬送経路に張り出し、搬送されている単位用紙PUを、搬送経路から外れるように誘導するようになっている。
〔積層製本機構18の構成〕
図1に示すように、積層製本機構18は、糊塗布機構16から送られた1列の単位用紙PUを縦方向Xに搬送する搬送部71と、該搬送部71によって搬送された単位用紙PUを載置する載置部72と、載置部72上の単位用紙PUをガイドして所定の位置に位置決めする位置規制部73と、を有する積層製本手段70を備えている。
図9は、積層製本手段70を拡大して示す側面図である。搬送部71は、上下のベルトコンベア74,75を備え、この上下のベルトコンベア74,75の間に単位用紙PUを挟持して搬送するようになっている。下側ベルトコンベア75は、搬送方向X前後のローラー76A,76B及び中間のローラー77と、これらローラー76A,76B,77に巻掛けられたベルト78とを有する。上側ベルトコンベア74は、搬送方向X後側の1つのローラー79Aと、搬送方向X前側の上下2つのローラー79B,79Cと、3角配置されたこれら3つのローラー79A,79B,79Cに巻掛けられたベルト80とを有している。
載置部72は、搬送部71の搬送方向X前側(下流側)に隣接して設けられている。本実施形態では、搬送部71の下側ベルトコンベア75を搬送方向X前方に延長し、該延長部分を載置部72としている。この載置部72には、下側ベルトコンベア75以外に単位用紙PUの下側を支持する支持ローラー81が複数設けられている。
載置部72の上面は、搬送部71による搬送高さよりもやや高くなっており、両者の間で、下側ベルトコンベア75が斜め上方に傾斜Kしている。載置部72に載置されている単位用紙PUの搬送方向X後端部は、載置部72の上面から後方に突出し、下側ベルトコンベア75の傾斜Kの上方に配置されている。そして、搬送部71から送られた単位用紙PUは、前記傾斜Kによって斜め上方に指向し、既に載置部72に載置されている単位用紙PUの下へ挿入されるようになっている。
位置規制部73は、載置部72上の単位用紙PUの搬送方向X前端部の位置を規制する前規制部83と、同後端部の位置を規制する後規制部84と、横方向Yの位置を規制する横規制部85と、を有している。前規制部83は、縦向きに立設した規制板83Aを備え、この規制板83Aに単位用紙PUの搬送方向X前端を当接している。規制板83Aは、載置部72の上に積層された単位用紙PUの下部に対応するように、比較的低い高さに形成されている。後規制部84は、単位用紙PUの搬送方向X後端部が当接可能な後規制ガイド84Aを備えている。後規制ガイド84Aは、上下に長い棒材であり、載置部72に対する単位用紙PUの最大積層量に対応する長さに形成されている。
横規制部85は、載置部72の上面に積層された単位用紙PUの下部に対応して配置されるとともに、単位用紙PUの横方向Y両端部に当接するガイドローラ85Aと、単位用紙PUの横方向Y両端が当接するガイドロッド85Bとを有する。ガイドローラ85Aは、下側ベルトコンベア75の中間のローラー77と同軸芯上に設けられ、これらローラー77とともに回転する。ガイドロッド85Bは、載置部72に対する単位用紙PUの最大積層量に対応する長さに形成されている。
載置部72には、載置部72の上の単位用紙PUを上から押さえる押さえ部材86が設けられている。この押さえ部材86は、単位用紙PUと略同じ大きさの板材により形成されている。本実施形態では、アクリル等の樹脂材により透明に形成されており、押さえ部材86の下方の様子を視認できるようになっている。押さえ部材86の上面には、門型の取手86Aが設けられている。
〔製本装置10の作動工程〕
以下、製本装置10の作動工程を作用効果とともに説明する。
(連続用紙の初期セット)
まず、製本装置10に対する連続用紙Pの初期セットを行う。この初期セットは、図3に示すように、連続用紙Pのマージン部12を、切断搬送機構14における用紙送りトラクタ26のピン26Bに係合させることにより行う。
したがって、糊塗布工程を経ない段階への連続用紙Pの初期セットが可能となるので、初期セットの際に手作業で糊の塗布を行う必要がない。したがって、初期セットの作業を簡単且つ迅速に行うことができる。
(切断工程)
次に、図3に示すように、連続用紙Pを、用紙送りトラクタ26によって縦方向Xに搬送しながら、列切断手段22により横方向2列に切断し、同時にマージン部切断手段24によりマージン部12を切断する。そして、横方向2列の連続用紙PL,PLを更に搬送方向Xに送り、単位用紙切断手段23により単位用紙PUに切断する。
この切断工程において、連続用紙PL,PLを横方向2列に並列した状態のまま単位用紙切断手段23によって切断しているので、1つの単位用紙切断手段23で複数列の切断を同時に行うことができる。したがって、装置の簡素化やコンパクト化を図ることができる。また、列切断手段22から単位用紙切断手段23に到るまでの間で、各列の連続用紙PL,PLを重ね合わせたり、姿勢や配置を変えたりしていないので、これによっても、装置の簡素化、コンパクト化を図ることができる。
(単位用紙搬送工程)
横方向2列に並列した単位用紙PU,PUは、図4に示すように、単位用紙搬送機構15によって1列の状態に変換される。すなわち、横方向2列の単位用紙PU,PUは、それぞれ第1単位用紙搬送手段41L,41Uにより搬送されることによって、その搬送終端部で横方向Yに関して略同一位置に位置づけられ、また、各第1単位用紙搬送手段41L,41Uに搬送速度差によって、1枚ずつ第2単位用紙搬送手段42に受け渡されるようになっている。
このように、2つの第1単位用紙搬送手段41の搬送終端部を上下に重複して配置し、しかも、2つの第1単位用紙搬送手段41の搬送速度差をつけることによって、横方向2列の単位用紙PU,PUを簡単な構成で横方向Yに関して略同一位置に位置づけ、1列に変換することができる。
第2単位用紙搬送手段42において、単位用紙PUは、その横方向Yの一端が規制部材60に当接することによって、横方向Yの位置が揃えられる。したがって、各第1単位用紙搬送手段41L,41Uによって排出された単位用紙PU,PUの横方向Y位置が若干ずれていたとしても、糊を塗布する前に修正することができ、その後、製本の品質を向上することができる。
(糊塗布工程)
図8に示すように、単位用紙搬送工程を経て1列で搬送されてきた単位用紙PUは、そのまま糊塗布機構16に受け渡され、糊塗布機構16では、単位用紙PUの識別表示Hが読取手段65によって読み取られる。そして、識別表示Hのある単位用紙PUには、糊塗布手段64のノズル部66によって糊Nが塗布され、識別表示Hのない単位用紙PUは、糊Nが塗布されずにそのまま次工程に搬送される。
糊塗布手段64は、1列の単位用紙PUに対応して1つだけ設けられているので、構造を簡素化できるとともに、糊塗布機構16の動作制御を簡素化することができる。
また、所定の単位用紙PUに識別表示Hを設けておき、この識別表示Hの検出に基づいて糊塗布手段64を制御することで、予め冊子Sの枚数情報を制御部等に記憶しておかなくても、糊塗布手段64を正確に制御することができる。また、途中で冊子Sの枚数が変化するような場合でも、所定の単位用紙PUに対して適切に糊を塗布することができる。
1枚の単位用紙PUに対する糊の塗布期間は、2つの用紙検出センサー68による検出に基づいて制御される。すなわち、両方の用紙検出センサー68で単位用紙PUを検出している間だけノズル部66から糊を吐出し、一方でも単位用紙PUを検出しなくなると、糊の塗布を停止する。これによって、単位用紙PUの縦方向Xの長さが変わった場合であっても、糊の塗布期間を調整する必要が無く、常に、単位用紙PUの縦方向Xの長さに応じた糊の塗布を行うことができる。
(排除工程)
単位用紙PUに対する糊の塗布が終了すると、次の積層製本工程に到る前に、排除工程が行われる。この排除工程では、奇数枚の単位用紙PUで構成される冊子Sを作製する場合に、図1に2点鎖線で示すように、リジェクト板69Aを下方に揺動することによって、冊子Sの最終頁に相当する単位用紙PUを排除する。
したがって、本実施形態の製本装置10では、偶数枚又は奇数枚に関わらず冊子Sを作製することができ、汎用性を高めることができる。なお、この排除工程を行う場合、排除される単位用紙PUに糊を塗布しないように、糊塗布手段64が制御されるようになっている。
(積層製本工程)
図9に示すように、糊塗布工程を経た単位用紙PUは、積層製本手段70の搬送部71に受け渡され、さらに、載置部72に搬送される。載置部72では、最初の1枚の単位用紙PUが、押さえ部材86の下側に挿入され、その後、載置部72上の単位用紙PUの下側に、順次新たな単位用紙PUが挿入され、積層される。この積層によって、所定の単位用紙PUに塗布した糊で単位用紙PUが接着され、冊子Sが作製される。
このように、単位用紙PUを順次下側から積層することによって、既に積層されている単位用紙PUの重量によって接着を促進することができる。また、押さえ部材86を設けることによって、単位用紙PUの接着をより促進することができる。
作製された冊子Sを載置部72から取り出すには、押さえ部材86を取り外し、最上部の冊子Sから順番に後方へ取り出す。したがって、製本動作中であっても冊子Sを取り出すことができる。また、連続用紙Pに印刷した順番(製本処理した順番)で冊子Sとして取り出すことができる。
[第2実施形態]
図10は、本発明の第2実施形態に係る製本装置10を示すものである。本実施形態では、単位用紙搬送機構15における第2単位用紙搬送手段42を備えておらず、代わりに、複数の第1単位用紙搬送手段41L,41Uから受け渡された単位用紙を1箇所で積み重ねて載置する載置部88を有する単位用紙積載手段89を備えている。また、本実施形態では、給紙機構99が新たに備えられており、該給紙機構99は、単位用紙を積み重ねて載置する載置部90から単位用紙を1枚ずつ取り出して次工程に給紙する給紙手段91を有している。
なお、本実施形態では、切断搬送機構14、及び、単位用紙積載手段89を含む単位用紙搬送機構15によって、連続用紙処理装置が構成されている。
図11は、第1単位用紙搬送手段41及び単位用紙積載手段89の平面図、図12は、同側面図、図13は、図12のXIII−XIII矢視断面図である。本実施形態では、図11に示すように、上側の第1単位用紙搬送手段41Uの搬送速度V1と、下側の第1単位用紙搬送手段41Lの搬送速度V2とが同一となるように設定されている。
単位用紙積載手段89の載置部88は、図12に示すように、第1単位用紙搬送手段41を支持する装置枠92に支持されており、基台93と、基台93上に設けられた底壁部94と、搬送方向X前部側(下流側)に立設された前規制部材95と、横方向Yの一方側に立設された横規制部材96とを備えている。
基台93は、後端部が装置枠92に支軸93Aを介して取り付けられており、上下に揺動可能となっている。基台93は、支持アーム93Bによって前下がり傾斜姿勢で支持されている。支持アーム93Bには、長手方向に沿ったスリット93Cと、該スリット93Cの端部に連通する3箇所の係合凹部93Dとが形成されている。一方、装置枠92には、係合凹部93Dに係合可能な係合ピン92Aが設けられている。
複数の係合凹部93Dのうちいずれかを選択して係合ピン92Aを係合することによって、基台92の支軸93A回りの傾斜角度を変えることができるようになっている。また、係合ピン92Aを係合凹部93Dから離脱し、基台92を支軸93A回りに矢印b方向に揺動することによって、基台92を下向きに格納することができる。
底部壁94は、図13に示すように、横方向Yの一方側(横規制部材96側)が低く、横方向Yの他方側が高くなるように傾斜している。前規制部材95及び横規制部材96は、ともに平板材により構成されている。
図11に示すように、各第1単位用紙搬送手段41L,41Uの搬送速度V1,V2が同じに設定されているので、各第1単位用紙搬送手段41L,41Uによって搬送された各単位用紙PU,PUは、同じタイミングで底部壁94上に排出される。したがって、下側の第1単位用紙搬送手段41Lによって搬送された単位用紙PUの上に、上側の第1単位用紙搬送手段41Uによって搬送された単位用紙PUが積み重ねられる。双方の単位用紙PU,PUは、搬送方向Xの前端縁が前規制部材95に当接することによって、前後方向(縦方向X)の位置が揃えられ、底部壁94低位側の側端縁が横規制部材96に当接することによって横方向Yの位置が揃えられるようになっている。
図10に示すように、給紙手段91は、単位用紙を積載可能な載置部90と、載置部90の底部の搬送方向X前側に対応して設けられたベルトコンベア97を備え、該ベルトコンベア97は、載置部90に積み重ねた単位用紙PUの一番下のものから順に縦方向Xに搬送し、次工程の糊塗布機構16に給紙するようになっている。また、給紙手段91は、載置部90に積載された単位用紙PUの下から2番目以上のものが、ベルトコンベア97で搬送されないように規制する規制部材98を備えている。図例の規制部材98は、2枚目以上の単位用紙PUの移動を抑えて規制する板状体により構成されているが、ベルトコンベア97とは逆に回転するローラ等によって構成することもできる。
本実施形態では、切断搬送機構14によって横方向2列の状態で切断された単位用紙PU,PUが、第1単位用紙搬送手段41によって横方向Y同一位置に向けて搬送され、単位用紙積載手段89の載置部88に、上下に積み重ねられる。所定枚数積み重ねられた単位用紙PUは、単位用紙積載手段89の載置部88から給紙手段91の載置部90に移載され、ベルトコンベア97によって1枚ずつ糊塗布機構16に搬送される。
したがって、本実施形態の場合、単位用紙積載手段89までの作業と給紙手段91以降の作業とを、連続的ではなく区切って行うことが可能となり、製本作業形態の多様化を図ることができる。また、例えば、切断搬送機構14から単位用紙積載手段89までと、給紙手段91から積層製本機構18までとを、異なる場所に分けて配置することも可能となり、製本装置10のレイアウトの自由度を高めることができる。
単位用紙積載手段89の載置部88から給紙手段91の載置部90への単位用紙PUの束の移し替えは、手作業によって行うようにしてもよいし、ローラーコンベア等の装置を用いて自動的に行うようにしてもよい。
[その他の実施形態]
(1)上記第1実施形態(図5)では、下側の第1単位用紙搬送手段41の搬送速度V2を上側の第1単位用紙搬送手段41の搬送速度V1よりも速く設定し、下側の単位用紙PUを上側の単位用紙PUよりも先行して第2単位用紙搬送手段42に受け渡しているが、その逆とすることもできる。すなわち、いずれの単位用紙PUを先行させるかは、単位用紙PUに対する印刷順や印刷面の向き(表裏)等に応じて適宜変更することができる。
(2)上記第2実施形態(図11)では、上側の第1単位用紙搬送手段41の搬送速度V1と、下側の第1単位用紙搬送手段41の搬送速度V2とを同一としているが、各第1単位用紙搬送手段41から搬送された各単位用紙PU,PUが載置部88上に交互に積み重ねられるように、下側の搬送速度V2を速く設定してもよい。また、横方向2列の単位用紙の積載順を逆にする場合は、搬送速度V1を搬送速度V2よりも大きく設定することができる。すなわち、この場合も、単位用紙に対する印刷順や印刷面の向き(表裏)等に応じて搬送速度V1,V2を適宜変更することができる。
(3)上記第2実施形態(図10)において、給紙手段91(給紙機構99)を単位用紙積載手段として構成することも可能である。すなわち、第1単位用紙搬送手段41から排出された単位用紙PUを給紙手段91の載置部90で直接受け取り、該載置部90上に積載された単位用紙PUを、ベルトコンベア97で一枚ずつ糊塗布機構16に給紙することができる。
(4)上記第2実施形態(図10)において、給紙手段91は、載置部90上に積み重ねられた単位用紙PUを上から一枚ずつ糊塗布機構16に給紙するように構成することができる。
(5)上記第1,第2実施形態において、第1単位用紙搬送手段41L,41Uは、一方を単位用紙PUの縦方向Xに沿ってまっすぐに配置し、他方を、縦方向Xに対して傾斜させているが、双方を縦方向Xに対して傾斜した配置としてもよい。
(6)上記第1,第2実施形態では、連続用紙Pとして、単位用紙PUを横方向2列に連ねたものを例示しているが、3列以上としてもよい。この場合、第1単位用紙搬送手段41は、単位用紙PUの列数に合わせて複数設ければよい。
(7)上記実施形態では、積層製本機構18において、単位用紙PUを順次下に積層しているが、順次上に積層するようにしてもよい。また、単位用紙PUの積層方向は上下方向に限らず、前後方向又は横方向Y(左右方向)とすることができる。単位用紙の積層の順番についても、単位用紙の印刷順や印刷面の向き等に対応させて決定することができる。
(8)上記実施形態では、糊を塗布する単位用紙PUに識別表示Hを設けているが、糊を塗布しない単位用紙PU、すなわち冊子Sの先頭の単位用紙PUに識別表示Hを設けてもよい。
(9)上記実施形態では、糊を塗布する単位用紙PUに識別表示Hを設けているが、識別表示Hを省略し、製本装置10の制御部に予め冊子Sの枚数情報を記憶しておき、この枚数情報に基づいて糊を塗布するようにしてもよい。
(10)第1,第2実施形態の切断搬送機構14及び単位用紙搬送機構15は、連続用紙処理装置として単独で使用することができる。また、該連続用紙処理装置は、製本装置10以外の単位用紙を扱う装置にも適用することができる。
本発明は、例えば、税金の納付通知書等の糊綴じされた伝票を作製するための製本装置に好適に利用することができる。
本発明の第1実施形態にかかる製本装置の概略側面図である。 連続用紙を示す平面図である。 切断搬送機構を概略的に示す斜視図である。 単位用紙搬送機構の平面図である。 第1単位用紙搬送手段を拡大して示す平面図である。 第1単位用紙搬送手段を拡大して示す側面図である。 図4のVII−VII矢視断面図である。 糊塗布機構の動作を概略的に示す斜視図である。 積層製本手段を拡大して示す側面図である。 本発明の第2実施形態に係る製本装置の概略側面図である。 第1単位用紙搬送手段及び単位用紙積載手段の平面図である。 第1単位用紙搬送手段及び単位用紙積載手段の側面図である。 図12のXIII−XIII矢視断面図である。
符号の説明
11 製本装置
14 切断搬送機構
15 単位用紙搬送機構
16 糊塗布機構
18 積層製本機構
22 列切断手段
23 単位用紙切断手段
41 第1単位用紙搬送手段
42 第2単位用紙搬送手段
64 糊塗布手段
70 積層製本手段
70 積層製本手段
88 載置部
89 単位用紙積載手段
90 載置部
91 給紙手段

Claims (9)

  1. 複数の単位用紙を縦横に連ねてなる連続用紙を、横方向複数列に切断する列切断手段と、
    列切断手段によって切断された複数列の連続用紙を、それぞれ単位用紙に切断する単位用紙切断手段と、
    単位用紙切断手段によって切断された複数列の単位用紙を、列ごとに縦方向に搬送する、複数の単位用紙搬送手段と、を備えており、
    前記複数の単位用紙搬送手段の搬送終端部が、互いに上下に重複して配置されていることを特徴とする、連続用紙処理装置。
  2. 前記単位用紙切断手段が1つ設けられており、
    前記列切断手段によって横方向複数列に切断され且つ横方向に並列された状態の複数列の連続用紙を、1つの前記単位用紙切断手段によって同時に単位用紙に切断するように構成されていることを特徴とする、請求項1記載の連続用紙処理装置。
  3. 前記単位用紙搬送手段の搬送速度が、可変設定可能に構成されていることを特徴とする、請求項1記載の連続用紙処理装置。
  4. 前記単位用紙搬送手段が、単位用紙を挟持しながら搬送するように構成されていることを特徴とする、請求項1記載の連続用紙処理装置。
  5. 複数の単位用紙を縦横に連ねてなる連続用紙を、横方向複数列に切断する列切断手段と、
    列切断手段によって切断された複数列の連続用紙を、それぞれ単位用紙に切断する単位用紙切断手段と、
    単位用紙切断手段によって切断された複数列の単位用紙を、列ごとに縦方向に搬送する、複数の第1単位用紙搬送手段と、
    複数の第1単位用紙搬送手段により搬送された単位用紙を更に1列で搬送する第2単位用紙搬送手段と、
    第2単位用紙搬送手段により搬送された所定の単位用紙に糊を塗布する糊塗布手段と、
    糊塗布手段を経た複数の単位用紙を1つの積層箇所に順次積層することによって、所定の単位用紙に塗布した糊で複数の単位用紙を接着し、冊子を作成する積層製本手段と、を備えており、
    前記複数の第1単位用紙搬送手段は、互いに搬送終端部が上下に重複して配置されており、且つ、各列の単位用紙が順番に第2単位用紙搬送手段に搬送されるように、互いに異なる搬送速度に設定されていることを特徴とする、製本装置。
  6. 前記第2単位用紙搬送手段が、各単位用紙の横方向位置を揃えながら搬送するように構成されていることを特徴とする、請求項5記載の製本装置。
  7. 複数の単位用紙を縦横に連ねてなる連続用紙を、横方向複数列に切断する列切断手段と、
    列切断手段によって切断された複数列の連続用紙を、それぞれ単位用紙に切断する単位用紙切断手段と、
    単位用紙切断手段によって切断された複数列の単位用紙を、列ごとに縦方向に搬送する、複数の単位用紙搬送手段と、
    複数の単位用紙搬送手段により搬送された単位用紙を1箇所で積み重ねて載置する載置部を有する単位用紙積載手段と、
    単位用紙を積み重ねて載置する載置部から単位用紙を1枚ずつ取り出して次工程に給紙する給紙手段と、
    給紙手段から給紙された所定の単位用紙に糊を塗布する糊塗布手段と、
    複数の単位用紙を1つの積層箇所に順次積層することによって、所定の単位用紙に塗布した糊で複数の単位用紙を接着し、冊子を作成する積層製本手段と、を備えており、
    前記複数の単位用紙搬送手段の搬送終端部が、互いに上下に重複して配置されていることを特徴とする、製本装置。
  8. 前記単位用紙積載手段と、前記給紙手段とが、単位用紙を積み重ねて載置する載置部をそれぞれ個別に備えており、
    前記単位用紙積載手段の載置部に積み重ねられた単位用紙が、前記給紙手段の載置部に移し替えられるようになっていることを特徴とする、請求項7記載の製本装置。
  9. 冊子の枚数情報を含む識別表示を前記単位用紙に設けるとともに、該識別表示を検出する読取手段を備えており、
    前記糊塗布手段が、前記読取手段による前記識別表示の検出に基づいて所定の単位用紙に糊を塗布するように、制御されることを特徴とする、請求項5〜8のいずれかに記載の製本装置。

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