JP2007275229A - 開封阻止機構識別構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】複数の基板ケースのそれぞれが複数のロックセットを有する複雑な状況下においても、開封阻止機構の識別を有利に行うことが出来る、新規な構造の開封阻止機構識別構造を提供することを、目的とする。
【解決手段】主制御基板ケース10に備えられた複数の第一のロックセット78において同時に使用される第一の開封阻止機構76に付された識別表示80と、払出制御基板ケース11に備えられた複数の第二のロックセット84において同時に使用される第二の開封阻止機構82に付された識別表示86とが、互いに異なるようにした。
【選択図】図2

Description

本発明は、遊技機に取り付けられた複数の基板ケースのうち、基板ケースの開封を阻止する開封阻止機構が設けられた基板ケース同士で開封阻止機構を識別するための開封阻止機構識別構造に関するものである。
従来から、開封阻止機構を幾つか集めることで構成されたロックセットを複数設けて、各ロックセットを構成する開封阻止機構に対して互いに異なる識別番号を付す一方、複数のロックセットにおいて、同一の識別番号が付された開封阻止機構を一つずつ設けるようにし、更に、複数のロックセットにおいて、同一の識別番号が付された開封阻止機構を同時に使用するようにした基板ケースが知られている(特許文献1参照)。
しかしながら、遊技機には、上述の如き構造とされた基板ケースが複数取り付けられていることが一般的である。つまり、例えば遊技機が設置されたホールの従業員(特に初心者)にとっては、一つの遊技機に多数の開封阻止機構が存在し、しかも各基板ケースにおいては複数の開封阻止機構が同時に機能するという、理解し難い複雑な状況となっている。よって、例えば混乱した従業員が、基板ケースの状況(開封阻止機構の状況)を電話等で他者に誤伝達する可能性や、逆に電話等による他者の指示が正確であっても、誤った開封阻止機構を機能させてしまう可能性があった。
特許第3706957号
ここにおいて、本発明は、上述の如き事情を背景として為されたものであって、その解決課題とするところは、複数の基板ケースのそれぞれが複数のロックセットを有する複雑な状況下においても、開封阻止機構の識別を有利に行うことが出来る、新規な構造の基板ケース識別構造を提供することにある。
以下、このような課題を解決するために為された本発明の態様を記載する。なお、以下に記載の各態様において採用される構成要素は、可能な限り任意の組み合わせで採用可能である。
本発明の開封阻止機構識別構造は、遊技機の遊技動作全体を制御する主制御基板が収容される主制御基板ケースの開封を阻止する第一の開封阻止機構の集合体で構成された第一のロックセットを主制御基板ケースが複数備えていると共に、主制御基板からの制御信号に基づいて賞媒体の払い出しを行う払出制御基板が収容される払出制御基板ケースの開封を阻止する第二の開封阻止機構の集合体で構成された第二のロックセットを払出制御基板ケースが複数備えていることを、特徴とする。また、本発明の開封阻止機構識別構造においては、第一のロックセットを構成する第一の開封阻止機構のそれぞれと、第二のロックセットを構成する第二の開封阻止機構のそれぞれに対して、互いに異なる識別表示が付されている一方、複数の第一のロックセットのそれぞれにおいて同一の識別表示が付された第一の開封阻止機構を一つずつ設けると共に、複数の第二のロックセットのそれぞれにおいて同一の識別表示が付された第二の開封阻止機構を一つずつ設けたことも、特徴とする。更にまた、本発明の開封阻止機構識別構造においては、主制御基板ケースに備えられた複数の第一のロックセットにおいて同一の識別表示が付された第一の開封阻止機構を同時に使用すると共に、払出制御基板ケースに備えられた複数の第二のロックセットにおいて同一の識別表示が付された第二の開封阻止機構を同時に使用するようにしたことも、特徴とする。
このような本発明に従う構造とされた開封阻止機構識別構造においては、主制御基板ケースに備えられた複数の第一のロックセットにおいて同時に使用される第一の開封阻止機構に付された識別表示と、払出制御基板ケースに備えられた複数の第二のロックセットにおいて同時に使用される第二の開封阻止機構に付された識別表示とが、互いに異なるようになっていることから、主制御基板ケースにおいて使用されている第一の開封阻止機構と払出制御基板ケースにおいて使用されている開封阻止機構を有利に識別することが可能となる。
従って、本発明の開封阻止機構識別構造においては、主制御基板ケースと払出制御基板ケースのそれぞれが複数のロックセットを備えている複雑な状況下においても、開封阻止機構の識別を有利に行うことが可能となる。
なお、本発明において、主制御基板ケースや払出制御基板ケースを構成する部材の形成材料は、収容されている制御基板を保護することが可能な強度を有していれば、特に限定されることはないが、収容されている制御基板を外部から視認出来る点から、例えば、ポリカーボネート(PC)等の透明な合成樹脂材料が好適に採用される。
また、本発明において、第一のロックセットを構成する第一の開封阻止機構や第二のロックセットを構成する第二の開封阻止機構の数は、二つ以上であれば、特に限定されることはない。
さらに、本発明において、賞媒体とは、遊技者による遊技の結果に基づいて払い出されるものであれば、特に限定されることはなく、例えば、遊技者が遊技をする際に使用する遊技媒体であっても良い。なお、この遊技媒体とは、例えば、パチンコ機における遊技球やスロットマシンにおけるコイン等である。
更にまた、本発明において、識別表示とは、互いに異なることが識別可能な表示であれば、特に限定されることはなく、例えば、数字や文字の他、色等であっても良い。また、本発明において、識別表示が付される位置は、識別表示を認識することが出来る位置であれば、特に限定されることはなく、例えば、各基板ケースにおける開封阻止機構の周辺に付されていても良いし、開封阻止機構を構成する部材に付されていても良い。更に、本発明において、識別表示を付す方法は、特に限定されるものではないが、識別表示の認識を長期間に亘って安定して行うことが出来る方法であることが望ましい。具体的には、例えば、各基板ケースに識別表示を刻印する方法や、各基板ケースを構成する部材の裏側から識別表示が記載されたステッカーを貼る方法,更には、各基板ケースを構成する部材に対して識別表示が記載されたステッカー等を埋め込む方法等が考えられる。
以下、本発明を更に具体的に明らかにするために、本発明の実施形態について、図面を参照しつつ、詳細に説明する。
先ず、図1には、遊技機としてのパチンコ機1が示されている。このパチンコ機1は、機体の外郭を為す外枠2の開口前面側において、縦長方形の中枠3が開閉及び着脱自在に組み付けられた構造とされている。また、中枠3には、図示しない遊技領域が形成された遊技盤(図示せず)が着脱自在に組み付けられており、かかる遊技領域が、中枠3に対して開閉可能に組み付けられたガラス枠4によって保持されているガラス板5を通して遊技者に視認されるようになっている。そして、中枠3に設けられた操作ハンドル6に対して回動可能に装着された操作レバー7を遊技者が回動操作することにより、中枠3に設けられた上皿8に貯留されている遊技球が、図示しない球送り機構を介して発射装置(図示せず)に送られた後、遊技領域に向けて発射されるようになっている。
このようなパチンコ機1の裏側には、パチンコ機1の遊技動作全体の制御、すなわち例えば大当たり判定や遊技領域に設けられた各入賞装置における入賞確認等を行う主制御基板16が収容された主制御基板ケース10(図2参照)や、主制御基板16からの制御信号に基づいて賞媒体としての賞球(遊技球)の払い出しを行う払出制御基板17が収容された払出制御基板ケース11(図3参照)等が、適当な位置に取り付けられている。
そこにおいて、本実施形態では、主制御基板ケース10と払出制御基板ケース11は同様な構造とされていることから、以下、主制御基板ケース10の構造についてのみ詳細に説明することにし、払出制御基板ケース11については、主制御基板ケース10を構成する各種部材に付された符号と同一の符号を付すことにより、それらの詳細な説明を省略することにする。
主制御基板ケース10は、図2に示されているように、ケース本体12に対して蓋部材14が組み付けられた構造とされており、その内部に主制御基板16が収容されるようになっている。
より詳細には、ケース本体12は、ポリカーボネート(PC)等の透明な硬質の合成樹脂材料によって形成されており、図4乃至6に示されているように、全体として、底板18の外周縁部に沿って全周に亘って延びる周壁20が立設されて、上側に開口する開口部22が形成された構造とされている。
そこにおいて、本実施形態では、ケース本体12の長手方向(図4における左右方向)で対向位置せしめられた一対の長手方向対向壁部24,24のそれぞれに対して、上方に開口して長手方向対向壁部24の長手方向(ケース本体12の幅方向、即ち、図4における上下方向)に延びるガイド溝26が形成されている。
また、ケース本体12の幅方向一方(図4における下方)の側壁部には、複数(本実施形態では、八つ)の本体側筒部28が一体形成されている。特に、本実施形態では、これら八つの本体側筒部28は、ケース本体12の長手方向中央を挟んで、長手方向一方の側と他方の側に、四つずつまとめて設けられている。即ち、本実施形態では、四つの本体側筒部28が集まることで構成された、本体側筒部28の集合体が、ケース本体12の長手方向中央を挟んで二つ設けられているのである。
また、本実施形態では、各本体側筒部28は有底円筒形状とされており、その周壁部分が、ケース本体12の幅方向一方の側壁部に対して、取付片30によって取り付けられている。これにより、各本体側筒部28がケース本体12の外周縁部としての周壁20に対して一体形成されているのである。
そこにおいて、本実施形態では、各本体側筒部28の開口方向(中心軸線が延びる方向)は、ケース本体12の開口部22の開口方向(底板18に対して略直交する方向)に対して略平行とされている。
また、本実施形態では,各本体側筒部28の上方において、U字断面で本体側筒部28の開口方向(軸方向)に延びる下段収容部32が一体形成されている。そして、下段収容部32の底壁に形成された連通孔によって、下段収容部32と本体側筒部28が連通せしめられている。
更にまた、本実施形態では、各下段収容部32の上方において、コ字状断面で本体側筒部28の開口方向(軸方向)に延びる上段収容部34が一体形成されている。そして、上段収容部34の底壁に形成された切欠によって、上段収容部34と下段収容部32が連通せしめられている。なお、本実施形態では、隣り合う二つの上段収容部34は、隣り合う方向に位置する側壁部(ケース本体12の幅方向に延びる側壁部)を共有している。
このような構造とされたケース本体12に組み付けられる蓋部材14は、ケース本体12と同様に、ポリカーボネート(PC)等の透明な硬質の合成樹脂材料によって形成されており、図7乃至9に示されているように、全体として、天板36の外周縁部に沿って延びる周壁37が立設されて、下側に開口する開口部が形成された構造とされている。なお、本実施形態の天板36は、その幅方向(図5中の上下方向)中間部分において傾斜部分が設けられており、それによって、幅方向の両端において天板36から開口端までの距離が異ならされている。
また、蓋部材14の幅方向一方の側壁部には、複数(本実施形態では、八つ)の蓋側筒部38が一体形成されている。特に、本実施形態では、これら八つの蓋側筒部38は、蓋部材14の長手方向中央を挟んで、長手方向一方の側と他方の側に、四つずつまとめて設けられている。即ち、本実施形態では、四つの蓋側筒部38が集まることで構成された、蓋側筒部38の集合体が、蓋部材14の長手方向中央を挟んで二つ設けられているのである。
そこにおいて、本実施形態では、各蓋側筒部38は、矩形断面で開口する枠体乃至は筒体形状とされた上側収容部40の底壁に対して略一定の断面でストレートに延びる円筒形状とされた下側収容部42が同一中心軸線上で軸方向下方に突設された構造とされており、これら上側収容部40と下側収容部42は、上側収容部40の底壁に形成された連通孔を通じて、相互に連通せしめられている。
特に、本実施形態では、各蓋側筒部38の開口方向(中心軸線が延びる方向)、即ち、上側収容部40と下側収容部42の開口方向(中心軸線が延びる方向)が、蓋部材14の開口方向(天板36に略直交する方向)に対して略平行とされている。
このような構造とされた蓋側筒部38は、上側収容部40が一対の取付片44,44によって蓋部材14における幅方向一方の側壁部に取り付けられている。これにより、各蓋側筒部38が蓋部材14の外周縁部としての周壁37に対して一体形成されているのである。
続いて、上述の如き構造とされた蓋部材14を、ケース本体12に対して組み付ける方法について、説明する。先ず、蓋部材14の長手方向(図7における左右方向)で対向位置せしめられる一対の長手方向対向壁部46,46を、ケース本体12の長手方向両端に形成された一対のガイド溝26,26に嵌め入れる。その際、図10に示されているように、ケース本体12における各ガイド溝26内に設けられた係止片48,48は、蓋部材14における各長手方向対向壁部46に形成された係止用切欠50,50内に収容位置せしめられるようになっている。なお、本実施形態の係止片48,48は、それぞれ、各ガイド溝26の側壁部分に対して一体的に設けられている。
そこにおいて、本実施形態では、上述の如く、蓋部材14における一対の長手方向対向壁部46,46がケース本体12における一対のガイド溝26,26に嵌め入れられた状態で、ケース本体12の底板18と蓋部材14における天板36は、天板36における傾斜部分を除いて略平行とされている。
また、図面上では明示されていないが、本実施形態では、上述の如く、ケース本体12に設けられたガイド溝26,26に対して蓋部材14における長手方向対向壁部46,46を嵌め入れる前において、主制御基板16は、そこに実装されているコネクタ52が蓋部材14に形成された窓54から外部に突出した状態で、蓋部材14に対してネジ止めされるようになっている。
このような状態から係止片48,48が係止用切欠50,50に係止される方向(ケース本体12の開口部22を蓋部材14で覆蓋する方向、即ち、蓋を閉める方向))へと蓋部材14をケース本体12に対してスライド変位(本実施形態では、底板18に対して天板36を平行移動させるようなスライド変位)せしめることにより、図11に示されているように、係止片48,48が係止用切欠50,50に係止されるようになっている。これにより、ケース本体12に対して蓋部材14が組み付けられた状態となって、図2に示されているように、ケース本体12の開口部22が蓋部材14で覆蓋されることとなる。その結果、蓋部材14にネジ止めされた主制御基板16が開口部22を通じてケース本体12に入れられることとなる。
なお、本実施形態では、上述の如く、ケース本体12の開口部22が蓋部材14で覆蓋された状態で、図2に示されているように、ケース本体12の幅方向他方の側壁部に形成された突起56が、蓋部材14における幅方向他方の側壁部に形成された挿通孔58に嵌め入れられるようになっている。
また、上述の如く、蓋部材14をケース本体12に対してスライド変位せしめることにより、図12に示されているように、蓋側筒部38における下側収容部42が本体側筒部28の上方に設けられた下段収容部32内に位置せしめられると共に、蓋側筒部38における上側収容部40が下段収容部32の上方に形成された上段収容部34内に位置せしめられるようになっている。これにより、蓋側筒部38と本体側筒部28が、ケース本体12に対して蓋部材14が組み付けられた状態で、同一中心軸線上に位置せしめられるようになっている。
そして、上述の如く、蓋側筒部38と本体側筒部28が同一中心軸線上に位置せしめられることにより、蓋側筒部38の内部空間と本体側筒部28の内部空間が後述するスプリングピン60の挿入を許容する位置にあることとなり、その結果、蓋側筒部38の内部空間と本体側筒部28の内部空間が実質的に繋がった状態とされているのである。
なお、本実施形態では、上述の如く、蓋側筒部38と本体側筒部28が同一中心軸線上に位置せしめられた状態で、蓋側筒部38における下側収容部42の下端面と下段収容部32の上面との間には、隙間が形成されている。
また、本実施形態では、底板18に対して天板36が平行移動するようにして、蓋部材14がケース本体12に対してスライド変位せしめられることにより、蓋部材14がケース本体12に対して脱着されるようになっていることから、蓋部材14がケース本体12に対して組み付けられた状態で、蓋側筒部38と本体側筒部28の並ぶ方向(これら蓋側筒部38と本体側筒部28に共通の中心軸線が延びる方向)が、蓋部材14のケース本体12に対するスライド方向に略直交しているのである。
そして、上述の如く、同一中心軸線上に位置せしめられた本体側筒部28と蓋側筒部38に跨るようにして、スプリングピン60が挿入されるようになっている。そこにおいて、本実施形態のスプリングピン60は、鉄鋼やばね鋼,ばね用ステンレス鋼等で形成されており、図13及び図14に示されているように、周方向の一部において軸方向に蛇行しながら延びる切り込み62が形成された筒形状とされている。なお、このようなスプリングピン60は、例えば、長手方向両端が鋸歯状に形成された板材を適当な機械や工具を用いて丸めること等によって、有利に形成される。また、本実施形態のスプリングピン60は、その軸方向両端の外側角部に対して、全周に亘って角取りが施されており、それによって、軸方向両端の何れの側からであっても、スプリングピン60の本体側筒部28と蓋側筒部38への挿入が有利に行われるようになっている。
また、本実施形態では、このようなスプリングピン60に対して組付ピン64が取り付けられている。この組付ピン64は、ABS等の合成樹脂材によって形成されており、図15及び図16に示されているように、全体として矩形平板形状とされた板状片66の中央部分から厚さ方向一方の側に突出する挿入軸68が一体形成された構造とされている。なお、本実施形態では、板状片66の長手方向両端の下側角部に対して板状片66の幅方向全長に亘って角取りが施されている。これにより、後述する板状片66の上側収容部40内における上側開口から底壁への移動を有利に行うことが可能となる。
このような構造とされた組付ピン64は、図17に示されているように、スプリングピン60の軸方向一方の端から挿入軸68が挿し込まれて固定されることにより、スプリングピン60に対して組み付けられている。そこにおいて、図面上では明示されていないが、本実施形態では、このようにして、スプリングピン60に組付ピン64が組み付けられた状態で、スプリングピン60の軸方向上方(組付ピン64が組み付けられた側)から見ると、組付ピン64における板状片66によって、スプリングピン60が覆い隠されるようになっている。
そして、上述の如く、組付ピン64が組み付けられたスプリングピン60は、図18に示されているように、組付ピン64が取り付けられていない軸方向他方の端部側から蓋側筒部38に挿入されるようになっている。
これにより、スプリングピン60における下側収容部42に嵌め入れられている部分に対して、スプリングピン60を締める力が作用することとなる。その結果、スプリングピン60が元の形状に戻ろうとする力(復元力)が下側収容部42に作用することとなる。
そして、上述の如きスプリングピン60による復元力が下側収容部42に作用することによって、スプリングピン60の外周面が下側収容部42の内周面に押し当てられることとなる。その結果、スプリングピン60の外周面と下側収容部42の内周面との間にスプリングピン60の変位を阻止する方向に摩擦力が発生することとなる。
そして、上述の如く、スプリングピン60が下側収容部42に嵌め入れられた状態からスプリングピン60を摩擦力に抗して更に嵌め入れることにより、図19に示されているように、スプリングピン60が蓋側筒部38と本体側筒部28とに跨って挿入された状態となる。
そこにおいて、本実施形態では、上述の如く、スプリングピン60が蓋側筒部38と本体側筒部28とに跨って挿入された状態で、スプリングピン60における下側収容部42に嵌め入れられている部分だけに対して、スプリングピン60を締める力が作用するようになっている。即ち、本実施形態では、スプリングピン60の軸方向変位を阻止する摩擦力が、スプリングピン60における下側収容部42に嵌め入れられている部分のみに及ぼされるようになっているのであり、その結果、本実施形態では、スプリングピン60は蓋側筒部38(下側収容部42)のみに対して嵌められて固定されているのである。
また、本実施形態では、上述の如く、スプリングピン60が蓋側筒部38と本体側筒部28とに跨って挿入されていると共に、スプリングピン60が蓋側筒部38に嵌められて固定された状態で、スプリングピン60の軸方向一方の端部は蓋側筒部38内に位置せしめられていると共に、スプリングピン60の軸方向他方の端部は本体側筒部28内に位置せしめられている。
更にまた、本実施形態では、図18に示されている状態から更にスプリングピン60を嵌め入れる際において、スプリングピン60に固定された組付ピン64における板状片66の長手方向両端が、上側収容部40における長手方向(図9や図18における左右方向)で対向位置せしめられる一対の対向壁部70,70に対して摺動せしめられるようになっている。
そこにおいて、本実施形態では、一対の対向壁部70,70の対向面間距離が、上側収容部40の上側開口から底壁へと行くに従って次第に短くなるようにされている。これにより、スプリングピン60に固定された組付ピン64における板状片66の長手方向両端は、上側収容部40の底壁側に行くに従って次第に上側収容部40の上側開口側への反りが大きくなるようになっている。
そして、板状片66が上側収容部40の底壁に到達すると、板状片66の長手方向両端部のそれぞれが、上側収容部40の上側開口側に反った状態から元の状態に戻ると共に、各対向壁部70の底壁付近に形成された開口穴72に入り込むようになっている。その結果、板状片66の長手方向両端部のそれぞれが、各対向壁部70に形成された開口穴72の内周面74(特に、スプリングピン60の嵌め入れ方向とは反対側に位置する上側開口側の面)に係止されることにより、組付ピン64の上側収容部40の上側開口側への変位、延いては、スプリングピン60の軸方向上方への変位(抜け方向となる挿入方向とは反対方向への変位)が阻止されることとなる。
なお、本実施形態では、図18に示された状態、即ち、スプリングピン60が蓋側筒部38に嵌め入れられて、板状片66の上面が蓋側筒部38の上端面と同じ高さに位置せしめられた状態で、図20に示されているように、板状片66における幅方向両端と上側収容部40との間に隙間が形成されている。
特に、本実施形態では、図面上では必ずしも明らかではないが、板状片66の上面が蓋側筒部38(上側収容部40)の上端面と同じ高さに位置せしめられた状態から板状片66の長手方向両端のそれぞれが開口穴72,72に入り込むまでの間において、板状片66における幅方向両端と上側収容部40との間には、それぞれ、隙間が形成されるようになっている。これにより、スプリングピン60が蓋側筒部38と本体側筒部28とに跨って挿入された状態に至るまでの間において、板状片66の長手方向両端のみが上側収容部40の上側開口側に反るようになっている。その結果、スプリングピン60が蓋側筒部38に嵌め入れられた状態からスプリングピン60が蓋側筒部38と本体側筒部28とに跨って挿入された状態に至るまでの抵抗を小さくすることが可能となる。
上述の説明から明らかなように、本実施形態では、本体側筒部28と蓋側筒部38とスプリングピン60を含んで第一の開封阻止機構76が構成されている。そして、本実施形態では、第一の開封阻止機構76が四つ集まることで構成された第一のロックセット78が二つ設けられているのである。
また、二つの第一のロックセット78のそれぞれにおいて同一の識別番号80が付された第一の開封阻止機構76が一つずつ設けられるようにして、第一のロックセット78を構成する四つの第一の開封阻止機構76のそれぞれに対して、互いに異なる識別表示としての識別番号80が付されている。具体的には、本実施形態では、蓋部材14の天板36における蓋側筒部38の付近に対して、蓋部材14の長手方向一端側から他端側に向けて、「1」〜「4」の数字が順番に一つずつ刻印されている。
そして、各第一のロックセット78において、同一の識別番号80が付された第一の開封阻止機構76が同時に使用されるようになっており、使用中の第一の開封阻止機構76は、図19に示されているように、スプリングピン60が本体側筒部28と蓋側筒部38とに跨って挿入されている一方、現在使用されていない第一の開封阻止機構76は、図18に示されているように、スプリングピン60が蓋側筒部38のみに嵌め入れられている。
また、本実施形態の払出制御基板ケース11においては、図3に示されているように、本体側筒部28と蓋側筒部38とスプリングピン60を含んで第二の開封阻止機構82が構成されている。そして、本実施形態では、かかる第二の開封阻止機構82が四つ集まることで構成された第二のロックセット84が二つ設けられているのである。
また、二つの第二のロックセット84のそれぞれにおいて同一の識別番号86が付された第二の開封阻止機構82が一つずつ設けられるようにして、第二のロックセット84を構成する四つの第二の開封阻止機構82のそれぞれに対して、互いに異なる識別表示としての識別番号86が付されている。具体的には、本実施形態では、蓋部材14の天板36における蓋側筒部38の付近に対して、蓋部材14の長手方向一端側から他端側に向けて、「5」〜「8」の数字が順番に一つずつ刻印されている。
そして、各第二のロックセット84において、同一の識別番号86が付された第二の開封阻止機構82が同時に使用されるようになっており、使用中の第二の開封阻止機構82は、図19に示されているように、スプリングピン60が本体側筒部28と蓋側筒部38とに跨って挿入されている一方、現在使用されていない第二の開封阻止機構82は、図18に示されているように、スプリングピン60が蓋側筒部38のみに嵌め入れられている。
このことから明らかなように、第一のロックセット78を構成する四つの第一の開封阻止機構76のそれぞれに付されている識別番号80と、第二のロックセット84を構成する四つの第二の開封阻止機構82のそれぞれに付されている識別番号86は、互いに異なるように設定されているのである。
そして、上述の説明から明らかなように、本実施形態では、主制御基板ケース10を構成する蓋部材14に付された識別番号80と、払出制御基板ケース11を構成する蓋部材14に付された識別番号86とを含んで、開封阻止機構識別構造が構成されているのである。
このような開封阻止機構識別構造80,86を備えたパチンコ機1においては、主制御基板ケース10における第一のロックセット78を構成する四つの第一の開封阻止機構76のそれぞれに付された識別番号80と、払出制御基板ケース11における第二のロックセット84を構成する四つの第二の開封阻止機構82のそれぞれに付された識別番号86とが、互いに異なるようになっていることから、主制御基板ケース10と払出制御基板ケース11のそれぞれにおいて使用中の開封阻止機構76.82を有利に識別することが可能となる。また、主制御基板ケース10と払出制御基板ケース11のそれぞれにおいて使用されていない開封阻止機構76,82を有利に識別することも可能となる。
従って、主制御基板ケース10と払出制御基板ケース11のそれぞれにおいて二つのロックセット78,78,84,84が設けられている複雑な状況下であっても、開封阻止機構76,82の識別を有利に行うことが可能となる。
また、各基板ケース10,11において同時に使用される開封阻止機構76,82が二つあることから、開封阻止機構76,82が使用されることによる基板ケース10,11の局部的な撓みを有利に回避することも可能となる。
更にまた、本実施形態では、ケース本体12に対して蓋部材14が組み付けられた状態で、ケース本体12に対する蓋部材14のスライド変位方向に略直交する方向に延びる中心軸線上に位置せしめられた蓋側筒部38と本体側筒部28とに跨って挿入されるスプリングピン60が、蓋側筒部38における下側収容部42に嵌められて固定されていることから、ケース本体12に対する蓋部材14の開蓋方向へのスライド変位がスプリングピン60によって阻止されることとなり、その結果、基板ケース10,11の封止状態が実現されるようになっている。
そこにおいて、スプリングピン60は、周方向の一部において軸方向の全長に亘って切り込み62が形成された筒形状とされており、軸直角方向にばね作用を生ぜしめるようになっていることから、スプリングピン60において蓋側筒部38の下側収容部42に嵌められている部分に及ぼされる、スプリングピン60を締める力の反力が、下側収容部42に及ぼされることとなる。これにより、スプリングピン60の外周面と下側収容部42の内周面との間に発生する摩擦力を有利に確保することが可能となる。その結果、蓋側筒部38における下側収容部42に成形時の寸法誤差があったり、基板ケース10,11の周辺温度の変化があった場合でも、スプリングピン60の軸方向への変位が有利に阻止されることとなり、スプリングピン60が蓋側筒部38における下側収容部42に嵌められた状態の安定化を図ることが可能となる。
従って、本実施形態では、基板ケース10,11の安定した封止状態を有利に実現することが可能となる。
また、本実施形態では、本体側筒部28が有底円筒形状とされていることから、本体側筒部28の底壁に穴を開ける等しない限り、スプリングピン60が本体側筒部28の側から引きぬけないようになっており、しかも、スプリングピン60と蓋側筒部38における下側収容部42との間において、スプリングピン60の引き抜き方向に対して逆らう方向に摩擦力が働くようになっていることから、スプリングピン60の引き抜きを有利に阻止することが可能となり、その結果、基板ケース10,11の封止状態の更なる安定化を図ることが可能となる。
加えて、本実施形態では、スプリングピン60が下側収容部42と本体側筒部28とに跨って挿入された状態で、スプリングピン60に固定された組付ピン64における板状片66の長手方向両端が、上側収容部40における一対の対向壁部70,70の底壁側に形成された開口穴72,72に嵌め込まれるようになっていることから、板状片66の長手方向の各端部が開口穴72の内周面74に対して係止されるようにすることが可能となる。これにより、例えば、本体側筒部28の底壁に穴を開ける等して、スプリングピン60を挿入方向とは反対の方向に押し戻そうとしても、板状片66の長手方向の各端部が開口穴72の内周面74に対して係止されることにより、スプリングピン60の挿入方向とは反対側の方向への変位を阻止することが可能となる。その結果、基板ケース10,11の安定した封止状態を一層有利に実現することが出来る。
また、本実施形態では、スプリングピン60に固定された組付ピン64における板状片66をスプリングピン60の軸方向上方から見た場合に、板状片66がスプリングピン60を覆い隠すようになっていることから、スプリングピン60を挿入する際に力を加えることが出来る面積を有利に確保することが可能となり、その結果、スプリングピン60の挿入作業の作業効率を向上させることが可能となる。
また、本実施形態では、スプリングピン60は下側収容部42(蓋側筒部38)のみに対して嵌められて固定されるようになっていることから、蓋側筒部38を蓋部材14の周壁37に連結している取付片44,44をニッパー等で切断することにより、蓋側筒部38を蓋部材14から分離するだけで、スプリングピン60を本体側筒部28から容易に抜き取ることが可能となる。その結果、基板ケース10,11を開封した痕跡を残しつつ、基板ケース10,11の開蓋作業を速やかに行うことが可能となる。
以上、本発明の一実施形態について詳述してきたが、これはあくまでも例示であって、本発明は、かかる実施形態における具体的な記載によって、何等、限定的に解釈されるものではない。
例えば、アラビア数字の代わりに、アルファベットやローマ数字,漢数字,文字,図形等を付すようにしても良い。また、蓋部材14に刻印する代わりに、識別表示が記載されたステッカーを蓋部材14に貼付しても良い。更にまた、例えば、板状片66の色を変更することで識別するようにしても良い。
また、ロックセットは、基板ケースの長辺と短辺に設けられていても良いし、基板ケースにおいて対向位置せしめられる辺に一つずつ設けるようにしても良い。
更にまた、開封阻止機構の構造は、前記実施形態の構造に限定されるものではない。更に、前記実施形態における組付ピン64は、必ずしも必要なものではない。また、前記実施形態におけるスプリングピン60の軸方向端部外側の角部に対する角取りは、必ずしも必要なものではない。
また、スプリングピンにおける周方向で分断されている部分は、前記実施形態のように、蛇行している必要はなく、真っ直ぐ延びていても良い。更に、スプリングピンは、板材を一周以上に巻いた構造であっても良い。
更にまた、周方向で分断された筒状のスプリングピンに対して、スプリングピンの形成材料よりも硬度が低い材料で形成された挿入部材を挿入固定しても良い。これにより、スプリングピンにおいて周方向で分断されている部分の離隔距離を有利に確保することが可能となり、その結果、スプリングピンの軸直角方向へのばね作用を有利に得ることが可能となる。なお、挿入部材の形成材料としては、例えば、硬質ゴムやシリコーン,セラミックス,ウレタン等が採用される。
また、スプリングピン60は、本体側筒部28に対して嵌められて固定されるようになっていても良いし、本体側筒部28と蓋側筒部38の両方に対して嵌められて固定されるようになっていても良い。
さらに、主制御基板16や払出制御基板17は、蓋部材14に対してネジ止めされる必要はなく、主制御基板16や払出制御基板17の適当な位置に形成された穴に対して蓋部材14に設けられた突起を挿し込むことにより、蓋部材14に対して位置決めされているだけであっても良い。
なお、前記実施形態において、下側収容部42の内径寸法が軸方向上端から軸方向下端に行くに従って次第に小さくされていても良い。これにより、スプリングピン60の挿入作業を有利に実現することが可能となる。
また、板状片の板面に直交する方向から見た形状は、円形や楕円形,多角形等が何れも採用され得る。
更にまた、スプリングピンは、本体側筒部の側から嵌め入れられるようになっていても良い。
その他、一々列挙はしないが、本発明は、当業者の知識に基づいて、種々なる変更,修正,改良等を加えた態様において実施され得るものであり、また、そのような実施態様が本発明の趣旨を逸脱しない限り、何れも、本発明の範囲内に含まれるものであることは、言うまでもない。
本発明の一実施形態としての基板ケース識別構造が採用されたパチンコ機の正面図。 同パチンコ機に採用されている主制御基板ケースの平面図。 図1のパチンコ機に採用されている払出制御基板ケースの平面図。 図2の主制御基板ケースを構成するケース本体の平面図。 図4におけるV−V方向の断面図。 図4におけるVI−VI方向の断面図。 図2の主制御基板ケースを構成する蓋部材の平面図。 図7におけるVIII−VIII方向の断面図。 図7におけるIX−IX方向の断面図。 ケース本体に対して蓋部材をスライドさせる前の状態を説明するための断面図。 ケース本体に対して蓋部材をスライドさせた状態を説明するための断面図。 図2におけるXII−XII方向に相当する断面図であって、本体側筒部と蓋側筒部の位置関係を説明するための要部拡大断面図。 図2の主制御基板ケースに採用されているスプリングピンの平面図。 図13に示されたスプリングピンの上面図。 図13に示されたスプリングピンに固定される組付ピンの正面図。 図15に示された組付ピンの右側面図。 図13のスプリングピンに組付ピンが固定された状態を示す正面図。 図17のスプリングピンが下側収容部に挿し込まれた状態を示す断面図。 図17のスプリングピンが下側収容部と本体側筒部に挿し込まれた状態を示す断面図。 図18に示されたスプリングピンの下側収容部への挿し込み状態を上方から見た図面。
符号の説明
10:主制御基板ケース,11:払出制御基板ケース,16:主制御基板,17:払出制御基板,76:第一の開封阻止機構,78:第一のロックセット,80:識別番号,82:第二の開封阻止機構,84:第二のロックセット,86:識別番号

Claims (1)

  1. 遊技機の遊技動作全体を制御する主制御基板が収容される主制御基板ケースにおいて、該主制御基板ケースの開封を阻止する第一の開封阻止機構の集合体で構成された第一のロックセットを複数備えていると共に、該主制御基板からの制御信号に基づいて賞媒体の払い出しを行う払出制御基板が収容される払出制御基板ケースにおいて、該払出制御基板ケースの開封を阻止する第二の開封阻止機構の集合体で構成された第二のロックセットを複数備えており、更に、該第一のロックセットを構成する該第一の開封阻止機構のそれぞれと、該第二のロックセットを構成する該第二の開封阻止機構のそれぞれに対して、互いに異なる識別表示を付す一方、複数の該第一のロックセットのそれぞれにおいて同一の該識別表示が付された該第一の開封阻止機構を一つずつ設けると共に、複数の該第二のロックセットのそれぞれにおいて同一の該識別表示が付された該第二の開封阻止機構を一つずつ設けて、該主制御基板ケースに備えられた複数の該第一のロックセットにおいて同一の該識別表示が付された該第一の開封阻止機構を同時に使用すると共に、該払出制御基板ケースに備えられた複数の該第二のロックセットにおいて同一の該識別表示が付された該第二の開封阻止機構を同時に使用するようにしたことを特徴とする開封阻止機構識別構造。
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