JP2005095206A - 遊技機における制御回路基板ボックス。 - Google Patents
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Abstract
【課題】 制御回路基板ボックスに設けられる封止手段の不正抜脱行為を阻止する。
【解決手段】 基板ボックス封止手段17を制御回路基板ボックス基体29と制御回路基板ボックス蓋28との何れにも作用して各々嵌合しこれを開放不能に係止する一方、抜脱抗力を互いに交差して不正開放に対抗させ、併せて制御回路基板ボックス基体29と制御回路基板ボックス蓋28と基板ボックス封止手段17とを浮動不能に一体に位置決め密接する樹脂成型された基板ボックス封止手段を有する遊技機における制御回路基板ボックス。
【選択図】 図9
【解決手段】 基板ボックス封止手段17を制御回路基板ボックス基体29と制御回路基板ボックス蓋28との何れにも作用して各々嵌合しこれを開放不能に係止する一方、抜脱抗力を互いに交差して不正開放に対抗させ、併せて制御回路基板ボックス基体29と制御回路基板ボックス蓋28と基板ボックス封止手段17とを浮動不能に一体に位置決め密接する樹脂成型された基板ボックス封止手段を有する遊技機における制御回路基板ボックス。
【選択図】 図9
Description
本発明は、パチンコ遊技機やスロットマシンの制御回路基板ボックスに関する。
従来、遊技機に設けられた制御回路基板ボックスは、制御回路基板が不正に改造されることを防止するために制御回路基板ボックスを封印シールや締着螺子により開放不能にする構造とされてきた。(特許文献1参照。)改良された技術にあっては、締着螺子により一旦螺嵌された制御回路基板ボックスは、基板ボックス締着部をニッパ等の工具により切断し破壊しなければ制御回路基板収納ボックスを開放できない構造とした。(特許文献2参照。)また制御基板ボックスの締着手段の具体化された構成としては、ケース部材側(公報符号204)で係止された締着ネジの離脱を防止するため挿入ピン固定台(公報符号210)やボールを有する物となり、(特許文献3。)ボックス本体(公報符号41)側の保持部Hによって封印金具(公報符号11)の係止爪(公報符号11C)を保持し基板ボックス(公報符号40)を開放不能にする構成となっている。(例えば、特許文献4参照)
更に、制御回路基板ボックスを螺子やピンなどで締着した後当該螺子やピンの不正取外しから防護するために封印キャップ、被覆部材、ボール、ボス蓋等の別部品を設けて螺子やピンなどの頭部に覆設する技術が開発された。(特許文献5、特許文献6、特許文献7、特許文献8)
実開平1−26085号公報(図7)
特開平10−216323号公報(第3頁、図6)
特開平15−175242号公報(第7頁、第8頁、図12B、図13D)
特開2002−282498号公報(第5頁、図4)
特開平12−3080743号公報(図4、封印キャップ80)
特開平14−113232号公報(図5、被覆部材)
特開平15−175242号公報(図13D、ボール)
特開平14−126307号公報(図3,ボス蓋13)
従来構成の制御回路基板ボックスに対する不正開放を防止する為の封止手段にあっては締着螺子や封止ピン等によって封印を行ってきた為、封止作用が単一でかつ単方向でのみ封印が維持される構成であった。従って不正行為は締着螺子の軸部を打ち抜くことにより可能となり、また抜脱された締着螺子を軸内に戻し僅かな工夫をするだけで不正開放の痕跡を隠蔽することが可能で不正開放の事実を発見することは容易でなかった。また機械的に完全な封印を目的として封止手段の機械強度を重視し金属製品である締着螺子やピンを封止手段としこれを制御回路基板ボックスに組付ける構造とした。更に当該締着螺子やピンなどを不正な抜脱行為から防護する為に締着螺子に蓋部材を設ける構造ともなって制御回路基板ボックスを更に煩雑な構成としている。
制御回路基板ボックスは内部に収容する回路基板の素子の保全や真偽判別等のために透視可能とすると供に所望の形態に成形し易くまた取扱上の便宜から合成樹脂製材で形成されるが一般的である。この制御回路基板ボックスの封止手段として前記のように金属部品を使用する場合には、制御回路基板ボックス構成部品の組付技術上および管理(製造、資材管理)上の煩雑さと不経済性(高価)を招来する。また樹脂製の制御回路基板ボックスに対して締着螺子やピンなどの金属製締着手段に対応してこれを機械的に補強する部品を制御回路基板ボックスに付設しなければ成らない。
例えば制御回路基板ボックスに割れや損傷を生じさせない挿入ピン固定台などの採用が必要となる。本願発明は、制御回路基板ボックスの封止手段を制御回路基板収納ボックスと同一若しくは同質の安価な合成樹脂製材で形成するとともに制御回路基板ボックス15の基板ボックス封止手段17を制御回路基板ボックス基体29と制御回路基板ボックス蓋28との何れにも作用して各々嵌合しこれを開放不能に係止する一方互いに交差して作用する複数種類の抜脱抗力を生じさせる強固な封止手段を提供する。また制御回路基板ボックス基体と制御回路基板ボックス蓋と基板ボックス封止手段とを一体に密着接合して制御回路基板ボックスを浮動不能に封止する基板ボックス封止手段を有する該制御回路基板ボックスを提供しようとするものである。
課題を解決する手段は、内部に少なくとも入出力端子部12と表示装置8と入賞口装置7とに接続される制御回路基板43を収容する樹脂成型された制御回路基板ボックス基体29と該制御回路基板ボックス基体29と樹脂成型された制御回路基板ボックス蓋28とを不正開放不能に封止する基板ボックス封止手段17を、制御回路基板ボックス基体29側に設けられた樹脂製係止手段32と、制御回路基板ボックス蓋28側に設けられた樹脂製係止手段31と、該樹脂製係止手段32と樹脂製係止手段31とに各々嵌合して該制御基板ボックス基体29と制御基板ボックス蓋28とを封止する樹脂製係止手段30とにより構成したことを特徴とする遊技機における制御回路基板ボックスを要旨とする。
また、樹脂製係止手段30に形成される嵌合部35を、制御回路基板ボックス基体29に連設された樹脂製係止手段32に樹脂成型された複数の係合面46と、制御回路基板ボックス蓋28に連設された樹脂製係止手段31に樹脂成型された複数の係合面47とに各々多段で歯合する係止面48に樹脂成型する一方、該樹脂製係止手段30への抜脱作用に対してほぼ交差する複数の反作用軸で対抗して抜脱作用を阻止する壁面50を少なくとも制御回路基板ボックス蓋28に連設された樹脂製係止手段32に樹脂成型した基板ボックス封止手段17を有することを特徴とする上に記載の遊技機における制御回路基板ボックスを要旨とする。
また内部に少なくとも入出力端子部12と表示装置8と図柄表示装置6とに接続される制御回路基板43を収容する制御回路基板ボックス基体29と制御回路基板ボックス蓋28とを解放可能にすると供に解放不能に封止する基板ボックス封止手段17を、制御回路基板ボックス基体29に連設された樹脂製係止手段32と、制御回路基板ボックス蓋28に連設された樹脂製係止手段31と、該樹脂製係止手段32と樹脂製係止手段31とに各々嵌合する形態が成型された樹脂製係止手段30とで形成する一方、制御回路基板ボックス基体29と制御回路基板ボックス蓋28との組み付け嵌合を案内して制御回路基板を当該制御回路基板ボックス内部に収納する位置決め案内手段(案内溝)38、39を、制御基板ボックス基体29の樹脂製係止手段32と制御基板ボックス蓋28の樹脂製係止手段31と各々対設して制御回路基板ボックス蓋28を制御回路基板ボックス基体29に係合して覆設する構成としたことを特徴とする遊技機における制御回路基板ボックスを要旨とするものである。
本願発明の構成によって、
従来構成の締着螺子やピンに対して軸線上の鉛直方向に対する不正な抜脱作用に抗するのみ成らずこれに交差する方向にも不正開放に係わる作用に抗することができる確実かつ強固な封止作用を実現することができる効果を生じる。
また制御回路基板ボックスと同一の素材で物理的に馴染みやすくしかも安価な樹脂製材で基板ボックス封止手段を制御回路基板ボックスとともに成型できるので、締着螺子やピンなど金属部品を組付け使用する製造作業上の煩雑さと、不経済性を改善する効果を生じる。また、樹脂製係止手段30を制御回路基板ボックス基体29と制御回路基板ボックス蓋28との何れにも不正開放作用に抗して作用させこれを阻止し、また不正開放作用に対し互いに交差して抵抗する複数種類の抜脱抗力を生じさせて不正開放に多面で強固に対抗できる効果を生じる。併せて制御回路基板ボックス基体と制御回路基板ボックス蓋と基板ボックス封止手段とが一体に密着接合されて制御回路基板ボックスを浮動不能に封止する効果をも生じる。
本願発明における実施の形態を、図1から図10を参照して以下詳細に説明する。
本実施例において、図1は、制御回路基板ボックス15が設置されるパチンコ遊技機1の正面図である。
当該パチンコ遊技機の正面中央部には打球受け皿3が設けられ、打球受け皿3の下方に隣接して打球発射ハンドル4が設けられている。遊技者が打球受け皿3に打球を供給し、打球発射ハンドル4を回動しパチンコ球を弾発発射すると該パチンコ球は遊技盤面2に向かって転動する。遊技盤面2上に到来したパチンコ球の内の一つは該遊技盤面に設けられた入賞口装置7に落入可能となる。
入賞口装置7には、一般入賞口と始動入賞口と特別入賞口等の種別より成るが、本実施例においては、遊技盤2面中央部に設けられた図柄表示装置6の変動表示を開始させる始動入賞口となるものである。8は、表示装置であって、入賞口装置7において入賞球の落入が検出された場合や、図柄表示装置6における変動表示の結果に特別な利益を設定する大当たり図柄が図柄表示装置6において確定表示された場合、或いは不正行為が当該パチンコ遊技機1で検出された場合に当該事実を表示態様を切り替え表示するものである。9は、大入賞口装置であって前記大当たり図柄の確定表示により所定の期間に限って極めて広い入賞球落入領域を形成するものである。
図2において、10は遊戯場に設置された図示しないパチンコ球供給装置より受入れたパチンコ球を一時的に貯留する球タンクである。球タンク10に連接してパチンコ球を賞品球払い出し装置13に向けて導出するタンクレール11が設けられている。12は、入出力端子部であって遊戯場に設置された図示しないパチンコ遊技機管理装置に当該パチンコ遊技機で処理された遊戯情報や賞品球の払い出し状況などの管理情報が入出力され電気信号を中継する構成である。
5は機枠であって、この機枠を基体として前面側にはガラス枠や打球受け皿3等の装設された前面枠が開閉可能に軸支されるとともに、図柄表示装置6等が装着された遊技盤2が脱着可能に収容される。また、機枠5内部には図2において図示した表示回路基板ボックス14、制御回路基板ボックス15、賞品球払い出し装置13が脱着可能に収容される。16は、中継回路基板であって遊技盤や機枠に装着される電磁部品、ランプ、LED、検出部品などの電装品の電気接続を中継する。
賞品球払い出し装置13の下方には賞品球排出経路20が設けられていて打球受け皿3と、賞品球排出樋21と連通された第二の打球受け皿に賞品球を供出するようになっている。23は電源配線であり賞品球払い出し装置13の他大入賞口装置9、図柄表示装置6、制御回路基板ボックス15などの各電装部品に電力を供給する。
24は、入賞の検出や、大当たれ図柄の確定表示、大入賞口装置の駆動等に同調して異なる音声、楽音を駆動拡声する為の音声駆動部である。22は打球発射ハンドル4への回動操作に連繋されてパチンコ球を弾発する打球杆への付勢力を調整する弾発力調整装置である。
図3は、パチンコ遊技機の平面図であって、上記の球タンク10、機枠5、打球発射ハンドル4、打球受け皿3、機枠回動軸27を図示するともに、プリペイカードによりパチンコ遊戯を可能とするカードユニット26を並設させてこれを図示した。
また図4においては、パチンコ遊技機1の側面図であり既述の表示装置8と、遊技盤2と、打球受け皿3と、打球発射ハンドル4と、賞品球排出樋21と、制御回路基板ボックス15と、基板ボックス封止手段17と、当該パチンコ遊技機の中央要部を覆設してパチンコ遊技機構成物を保護する遊技盤裏面カバー25と、タンクレール11と、球タンク10とを図示している。
図2、図4、図5において、パチンコ遊技機1の裏面には、制御回路基板ボックス15が図示しない係着手段例えばビスや摺動片より脱着可能に載置されている。17は、基板ボックス封止手段であって、制御回路基板ボックス基体29と制御基板ボックス蓋28とで上下に分割され、また各々制御回路基板ボックス基体29と制御基板ボックス蓋28とに各々連設された各一組4個の封止手段が制御回路基板ボックス15の両端縁に計8個設けられている。
制御回路基板ボックス15の内部に収容される制御回路基板43のブロック図を図10において示した。図柄表示装置6、入賞口装置7、表示装置8、大入賞口装置9、賞品球払い出し装置13、音声駆動部24(音声制御装置45)、打球発射装置(打球発射ハンドル4)などの各装置における制御内容については、これら各装置に設けられた制御回路と各制御プログラムとによって詳細に設定され各入賞球についての検出信号、生成し更新された各種制御データ、電気電子部品の駆動信号によりパチンコ遊技機における制御が分岐される。ROMに記憶したプログラムとRAMで作成更新されるデータに基づいてCPUが入賞口装置7などからのデータを受け、図柄表示装置6、大入賞口装置9,賞品球払い出し装置13、表示装置8、音声駆動部24の制御内容が逐次更新する。
制御回路基板ボックス15に収納される制御回路基板43には、これらの各装置と信号を入出力するための端子部が設けられていている。該端子部は、大入賞口装置I/F端子、表示装置I/F端子、入賞口装置I/F端子、音声制御装置I/F端子、図柄表示装置I/F端子。賞品球払い出し装置I/F端子、図柄表示装置I/F端子等により構成され図示しないコネクタを介して前記各装置と電気接続可能な構造となっている。
次に図8は、図8(A)は制御回路基板ボックス15に複数個の基板ボックス封止手段17が設けられる外観を示すものであって、本実施例においては4個の基板ボックス封止手段17が制御回路基板ボックス15の側端縁のほほ全域に亘って列設された構造となっている。図8(A)において制御回路基板ボックス15と基板ボックス封止手段17とが連接する個所が、後に記載の正規の基板ボックス封止手段17を分離して制御回路基板ボックス15を検査若しくは修理のために開放する際に使用される。
図8(B)は、基板ボックス封止手段17と制御回路基板ボックス15とが連接される部位に封止手段分離部42(42a、42b、42c、42d)を設けた基板ボックス封止手段17の変更例である。パチンコ遊技機における制御回路基板43の正規の点検修理や動作認証する際において制御回路基板ボックス15の開放作業を容易なものとする為の構造を有する。制御回路基板の点検時には、4個設けられた基板ボックス封止手段17の内予め封着された基板ボックス封止手段17の一つの封止手段分離部42aを切断して、制御回路基板ボックス15を制御回路基板ボックス基体29より制御回路基板ボックス蓋28を開放する。
分離された制御回路基板ボックス15より制御回路基板43を取り出して検査若しくは修理を行う。後再び次段に設けられた制御回路基板ボックス封止手段17をもって制御回路基板43を制御回路基板ボックス基体29と制御回路基板ボックス蓋28の内部に収容する。この場合に図8(B)で示す連接部を幅狭とした封止手段分離部42を成型しておくことにより御回路基板ボックス15はニッパやカッターなどによる容易に切断できる。
次に、制御回路基板ボックス15についての本実施例における封止構造と封止機能を詳細に図6と図7とにより説明する。基板ボックス封止手段17は、図6および図7で図示する様に、樹脂製係止手段となるものであり31、32とともに樹脂製封止手段と定義されるものである第一ロック部材30が、樹脂製係止手段となるものであり30、32とともに樹脂製封止手段と定義されるものである第二ロック部材31と、樹脂製係止手段となるものであり30、32とともに樹脂製封止手段と定義されるものである第三ロック部材32とを有する。基板ボックス封止手段17に設けられる第一ロック部材30の第一ロック片34と第二ロック片35に多数個形成された係止面48と、第二ロック部材31に形成された第一ロック受片36と第二ロック受片37に刻設された係合面47と、第三ロック部材32に形成された第三ロック受片41に形成された多数個の係合面46とが互いに係合し面接合され、後各々歯合して互いを係止する構造となっている。
図7(A)は、合成樹脂製材例えばポリカーボネイト或いはABS樹脂を形成して成型した樹脂製の第一ロック手段30を示す。第一ロック手段30には第一ロック片34と第二ロック片35とが延設されている。第一ロック片34と第二ロック片35の何れにも相対面して、第一ロック片山部34aと第一ロック片谷部34bと、第二ロック片山部35aと第二ロック片谷部35bとにより成る歯が複数段形成されている。
図7(B)は、制御回路基板ボックス蓋28に連設された第二ロック部材31を制御回路基板ボックス蓋28の一部とともに示している。第二ロック部材31には前記第一ロック片34と第二ロック片35とを挿通させる挿通溝40aと挿通溝40bとが形成されている。
図7(C)は、制御回路基板ボックス基体29に連設された上記第三ロック部材32を示し、制御回路基板ボックス蓋28を制御回路基板ボックス基体29に対して冠着する場合に機能させる制御基板ボックス基体29側の位置決め手段となる案内片39が、前記制御基板ボックス蓋28側の位置決め案内手段となる案内溝38に対設され該案内片39が案内溝38係入される形状を有する。第三ロック部材32には第一ロック部材30に形成された第二ロック片35に歯合する第三ロック受片41が形成された挿通溝40c、と挿通溝40dが透設されている。
図7(D)は、第一ロック部材30を、第二ロック部材31と第三ロック部材32とに歯合して制御回路基板ボックス基体29と制御回路基板ボックス蓋28とを基板ボックス封止手段17とともに一体とした外観を図示する。
図6(A)は、基板ボックス封止手段17による封止工程を封止が完了した状態をの図6(B)とともに示している。
図6(A)において、30はポリカーボネイト若しくはABS樹脂等で形成された第一ロック部材である。既述のように第一ロック部材30には第一ロック片34と第二ロック片35が延設されていて、第一ロック片34の内側部には第一ロック片山部34aと第一ロック片谷部34bとよりなる歯形状が複数段に亘って形成されている。また、第二ロック片35の前記第一ロック片34に形成された歯形状に相対抗する形態で第二ロック片山部35aと第二ロック片谷部35bとからなる歯形状が多数段に亘って連なり形成されている。
第一ロック部材30の頭部は面一とされず段差を有し、高さのある一方の側内面には間隙部33が形成されている。第一ロック片34は、第二ロック部材31を貫通し第三ロック部材32に形成された挿通溝40内において収容される。
第二ロック片35は、第三ロック部材32を貫通して延出部の先端が露出する形体になっている。なお該延出部は第一ロック片34と第二ロック部材35に形成された歯形状に向かって互いに付勢され傾斜する樹脂製材とし形成すると、第二ロック部材31の係合面47と第三ロック部材32の係合面46とを第一ロック部材30が常時抱持するものとすることができる。
第二ロック部材31には、第一ロック受片山部36aと第一ロック受片谷部36bとが歯状に形成された挿通溝40aが既述のように透設されるとともに、第二ロック受片山部37aと第二ロック受片谷部37bとが歯状に形成された挿通溝40bが透設されている。第二ロック部材31の第一ロック受片36と第二ロック受片37ととの下方端には第三ロック部材32に凸設された案内片39を嵌入する案内溝38が凹形状で断面逆三角形状に形成されている。
第三ロック部材32は、第一ロック部材30の第一ロック片34が挿入される挿通溝40dが貫設されるとともに、第一ロック部材30の第二ロック片35を嵌入する挿通溝40cが透設されている。第一ロック部材30の第二ロック片35に形成された第二ロック片山部35aと第二ロック片谷部35bとに嵌入される第三ロック受片41の第三ロック受片山部41aと第三ロック受片谷部41bとより成る歯が該挿通溝40c内壁に形成されている。
第二ロック部材31と第三ロック部材32とには、第二ロック部材31の第二ロック受片37と第三ロック部材32の第三ロック受片41に各々隣接して第一ロック部材30の挿通時に該第二ロック受片37と第三ロック受片41との下方端部が弾性変移して第一ロック部材30の侵入を容易とする為の切込溝51aと切込溝51bと、切込溝52aと、切込溝52bとが刻設されている。
なお、第三ロック部材32に凸設した案内片39と、第二ロック部材31に凹設した案内溝38とによる制御回路基板ボックス基体29と制御回路基板ボックス蓋28とを冠設する場合の位置決め手段を補助するために、案内片39と案内溝38とが形成する面領域より専有面積の少ない凸部と凹部とを第二ロック部材31と第三ロック部材との接合面に形成するものとしてもよい。この場合、制御回路基板ボックス15に対する横軸方向の位置ずれ変移による基板ボックス封止手段17の損傷を防護するためには更に互いに係合される複数組の案内ピンと案内孔を設ける構造とするのが好ましい。
制御回路基板ボックス基体29に連設して設けられた第三ロック部材32に形成された案内片39が、制御回路基板ボックス蓋28に連設された第二ロック部材31の案内溝38に嵌入される。この際既述のように案内片39と案内溝38とは相対応して断面三角に形成された凸片と凹溝とにより成っているので、嵌入時に互いに摺接された後当接し密着して嵌合される。従って、第三ロック部材32に連設された制御基板ボックス基体29と、制御回路基板ボックス蓋28とは接合箇所に隙間のない状態で冠着されこととなり、極めて精度の高い位置決めが行えると供に、基板ボックス封止手段17である第一ロック部材30と第二ロック部材31と第三ロック部材32とが互いに当接する歯面による密着接合にもよって、制御回路基板ボックス基体29と制御回路基板ボックス蓋29とを浮動されることのない確実な密着接合を実現している。
案内片39と案内溝38とが嵌合された後、第一ロック部材30によって第二ロック部材31と第三ロック部材32とが既述のように歯面を介した隙間の無い密着接合が実現され、制御回路基板ボックス基体29と制御回路基板ボックス蓋28とが第一ロック部材30に延設された第一ロック片34と第二ロック片35との複数ロック機構が第二ロック部材31と第二ロック部材32とを抱持しまた掴持する。第二ロック部材31に形成された挿通溝40a、40bに第一ロック部材30の第一ロック片34と第二ロック片35とが挿入され、更に第一ロック部材30が侵出して、第三ロック部材32に形成された挿通溝40c、40dとに第一ロック部材30の第一ロック片34と第二ロック片35係合され第一ロック部材30が第二ロック部材31と第三ロック部材32とを抱持する。
既述のように第一ロック部材30に設けられた第二ロック片35には、多数段に形成された第二ロック片山部35aと第二ロック片谷部35bとが設けられている。第二ロック片山部35aと第二ロック片谷部35bの複数組が第二ロック片35が一次に侵入した第三ロック部材32の第三ロック受片山部41a、第三ロック受片谷部41bと歯合される。また、第二ロック片山部35aと第二ロック片谷部35bの他の複数組は、第二ロック片35が二次に侵入した第二ロック部材31の第二ロック受片山部37aと第二ロック受片谷部37bとに各々歯合される。
第一ロック部材30に設けられた第一ロック片34は、第一ロック片山部34aと第一ロック片谷部34bとからなる歯形状を具備し、該第一ロック片34が侵入した第二ロック部材32の第一ロック受片山部36aと第一ロック受片谷部36bとで歯合される。
第一ロック部材30に形成された第一ロック片34と第二ロック片35と、第二ロック部材31に形成された第二ロック受け片37と、第三ロック部材32に形成された第三ロック片41とは既述のように弾性変形可能な樹脂形成体となっていて、第一ロック片34と第二ロック片35との第二ロック部材31の挿通溝40a、40b、第三ロック部材32の挿通溝40cへ挿通時に互いに歪んで、各挿通溝40内への第一ロック部材の侵入が許容される。
図9は、実施例における第一ロック部材30と第二ロック部材31と第三ロック部材32よりなる樹脂製封止手段における封止作用の概要を、作用軸と作用内容とともに矢印で示した基板ボックス封止手段の断面図である。
即ち、制御回路基板ボックス15に対して不正な行為がなされて、樹脂製封止手段である第一ロック部材30を、第一ロック部材30が係入された図9における上下方向に引き抜き離脱させる作用が生じる場合には、X方向と、−X方向と、Y方向と、−Y方向との複数側で作用力が交差する方向にもこれを阻止する反作用力が生じる。またRの−Rとして矢印で示す第一ロック部材30の第一ロック片34と第二ロック片35とが引き抜き作用を受けて拡開作用する方向に対しても抗力が生じて第一ロック部材30の抜脱が阻止される。
一方、制御回路基板ボックス15の締着部や封止手段を破壊し抜脱した場合に不正行為者は、締着螺子やピンの挿入位置に螺子ピンをさしもどして不正行為の痕跡を隠蔽する。
この場合本実施例においては、従来の締着螺子や締着ピンに相当する第一ロック部材30がポリカーボネイトやABS等の樹脂製封止手段として制御回路基板ボックスと供に成型しているので、不正行為により樹脂製封止手段である基板ボックス封止手段17を切断し破壊した場合には、破壊された第一ロック部材30と第二ロック部材31と第三ロック部材32とを供に初期の形態に復活させることは不可能な物となる。更に、微細な形成された歯形状の損壊は痕跡の除去を到底不可能なものともする。従って抜脱した締着螺子や締着ピンを差し戻されて不正箇所がされ、不正行為の痕跡が除去されるという問題が解決される。
特に、実施例に記載した構成は、制御回路基板締着用の締着螺子や締着ピンを不正に取り外し制御回路基板を変更して後再び螺子やピンを係入し締着螺子や締着ピン周辺部だけの隠蔽工作によっては制御回路基板ボックス封止部を初期状態に復活させることは出来ないものとなるので不正行為の発見が容易となると供にこれによって不正行為を未然に防止する。即ち、本実施例の構成によって樹脂製封止手段を抜脱することは不可能であるとともに樹脂製封止手段に対する破壊行為によって粉砕された樹脂製封止手段である基板ボックス封止手段17は初期の形態には復活されず不正行為の痕跡が維持される。不正行為の確実な発見もまた可能である。
接着剤等を用いて破壊された樹脂製品を初期の状態に戻すことが工作される場合には、基板ボックス封止手段の樹脂製材の化学的素性若しくは物理的形状を変更して対応できる。例えば樹脂製材への陶土等の混合により該樹脂製封止部を極めて微細に粉砕され接着材が機能しない素性とすることが考えられる。
次に、先行する出願においては単一の封止部材例えば締着螺子や封止ピンの頭部に、新たな別の蓋部材を冠着して該締着螺子や封止ピンの抜き脱行為から防護しようとする技術も創作されているが、この技術によっては合成樹脂製の制御回路基板ボックスとは異なる金属性の締着ピンを別部品として資材管理しなければ成らないことに加え、蓋部材を更に新たな制御回路基板ボックス構成部品として物流管理しなければ成らない煩雑さが生じるとともに、制御回路基板ボックス15の製造工程において締着ピンの締着作用に対応して制御回路基板ボックス15損傷させない挿入ピン固定台の設置作業と、前記蓋部材の重着作業とを経なければ成らないことともなっていて、制御回路基板ボックス製造工程における作業性の非効率性と不合理性が従来構成の不正行為への防護構造に生じてきた。
実施例に記載した構成によって、制御回路基板ボックス基体29と制御回路基板ボックス蓋28とを案内片39と案内溝38とによって位置決め案内して合体した制御回路基板ボックス15は、既に合体して一体化された制御回路基板ボックス基体29に連設された第三ロック部材32と制御回路基板ボックス蓋28に連設された第二ロック部材31とに対して、第一ロック部材30を押圧し嵌合するだけで簡単に不正開放不能な構成に封止封印でき制御回路基板ボックス15についての組み立て作業が極めて簡便なものとなる。
よって、締着螺子を螺着するためのドライバや、締着ピンを打ち込むためのハンマー装置などを製造ラインに設ける必要もなく、また電動工具を使用して行う制御回路基板ボックス組み付け作業の労力も軽減される。制御回路基板ボックス15の基板ボックス封止手段17の構造に必要な組付部品点数の減少と安価なポリカーボネイトやABSの樹脂製品のみで制御色基板ボックスが封止されるものとなり、極めて経済的で作業効率の高い不正防護策と制御回路基板ボックス製造方法が実現できる効果を生じる。
なお、既述のように図5では制御回路基板ボックス15に設けられた基板ボックス封止手段17、樹脂製封止手段である第一ロック部材30と第二ロック部材31と第三ロック部材32とが一組で計4組制御回路基板ボックス15の上方の一端部に形成されているものを図示しているが、勿論、下方にも同様に4組形成して、上方の一組と下方の一組を一対として計4組の基板ボックス封止手段を設ける構成としてもよい。この構成においては正規の制御回路基板の検査に際し上方の一組と相対応する下方の一組の基板ボックス封止手段を分離して制御回路基板ボックス15を開放する。
また、図2、図4、図5、図8の何れにおいても4組全ての封止手段17が既に制御回路基板ボックス15に係合された態様で図示してあるが、パチンコ遊技機1の製造メーカーよりは通常4組の基板ボックス封止手段の内一の基板ボックス封止手段のみについて咬止られて遊技場に出荷される。後制御回路基板43についての正規の検査の際と、例外的に制御回路基板43の故障時に当該基板ボックス封止手段17が撤去され制御回路基板ボックス15が開放されて所定の検査と、特別な修理の実施が許容される。
検査若しくは修理の完了後において、次段に構える基板ボックス封止手段17が、樹脂製封止手段である第一ロック部材30が樹脂製封止手段である第二ロック部材31と樹脂製封止手段である第三ロック部材32とに嵌入されて制御回路基板ボックス15の封止封印が戻される。
検査若しくは修理の完了後において、次段に構える基板ボックス封止手段17が、樹脂製封止手段である第一ロック部材30が樹脂製封止手段である第二ロック部材31と樹脂製封止手段である第三ロック部材32とに嵌入されて制御回路基板ボックス15の封止封印が戻される。
上記の場合、次段に準備される第一ロック部材30を予め次段の第二ロック部材31に取外不能に係着させる構造としても良く、工場出荷時に咬止め第一の封止手段を除く3組全てを第二ロック部材31で抜脱取外不能に係止させておく構造としてもよい。但しセキリティ管理上、第一ロック部材30は当該制御回路基板ボックス15とは分離してパチンコ遊戯場若しくは当該制御回路基板ボックスの製造販売メーカーにおいて他の第一ロック部材30を保管し、検査若しくは修理上特別に許可された場合のみに第一ロック部材30を配布して基板ボックス封止手段17を管理するのが有効となる。このようにすれば樹脂製封止手段であり基板ボックス封止手段17となる第一ロック部材30の部品管理手順から制御回路基板ボックス15の開放履歴の管理が実現できる効果を生じる。
本実施例に記載した発明は、内部に少なくとも入出力端子部12と表示装置8と入賞口装置7とに接続される制御回路基板43を収容する樹脂成型された制御回路基板ボックス基体29と該制御回路基板ボックス基体29と樹脂成型された制御回路基板ボックス蓋28とを不正開放不能に封止する基板ボックス封止手段17を、制御回路基板ボックス基体29側に設けられた樹脂製係止手段32と、制御回路基板ボックス蓋28側に設けられた樹脂製係止手段31と、該樹脂製係止手段32と樹脂製係止手段31とに各々嵌合して該制御基板ボックス基体29と制御基板ボックス蓋28とを封止する樹脂製係止手段30とにより構成したことを特徴とする遊技機における制御回路基板ボックスとなるものである。
また本実施例に記載した発明は、樹脂製係止手段30に形成される嵌合部35を、制御回路基板ボックス基体29に連設された樹脂製係止手段32に樹脂成型された複数の係合面46と、制御回路基板ボックス蓋28に連設された樹脂製係止手段31に樹脂成型された複数の係合面47とに各々多段で歯合する係止面48に樹脂成型する一方、該樹脂製係止手段30への抜脱作用に対してほぼ交差する複数の反作用軸で対抗して抜脱作用を阻止する壁面50を少なくとも制御回路基板ボックス蓋28に連設された樹脂製係止手段32に樹脂成型した基板ボックス封止手段17を有することを特徴とする上に記載の遊技機における制御回路基板ボックスとなるものでもある。
またさらに本願発明の実施例に記載した発明の構成は、内部に少なくとも入出力端子部12と表示装置8と図柄表示装置6とに接続される制御回路基板43を収容する制御回路基板ボックス基体29と制御回路基板ボックス蓋28とを解放可能にすると供に解放不能に封止する基板ボックス封止手段17を、制御回路基板ボックス基体29に連設された樹脂製係止手段32と、制御回路基板ボックス蓋28に連設された樹脂製係止手段31と、該樹脂製係止手段32と樹脂製係止手段31とに各々嵌合する形態が成型された樹脂製係止手段30とで形成する一方、制御回路基板ボックス基体29と制御回路基板ボックス蓋28との組み付け嵌合を案内して制御回路基板を当該制御回路基板ボックス内部に収納する位置決め案内手段38、39を、制御基板ボックス基体29の樹脂製係止手段32と制御基板ボックス蓋28の樹脂製係止手段31と各々対設して制御回路基板ボックス蓋28を制御回路基板ボックス基体29に係合して覆設する構成としたことを特徴とする遊技機における制御回路基板ボックスとなるものである。
制御回路基板ボックス基体29に連設する樹脂製封止手段である第三ロック部材32および制御回路基板ボックス蓋28に連設する複数個の樹脂製封止手段である第二ロック部材31は、それぞれ組ごとに色彩を異ならせて設定し、本実施例における4組の樹脂製封止手段を4種類色彩により制御回路基板ボックスと封止手段17の別を識別できる構成としてもよい。また、複数個列設する樹脂製封止手段を制御回路基板ボックスの機種毎や生産ロット毎に色彩を異ならせて成型してよく、第一ロック部材30のみを格別に設定した色彩によって識別させる構成としてもよい。
制御回路基板ボックス15組み立て時に第二ロック部材31と第二ロック部材32との当接面に接着剤を塗布し、また第一ロック部材30第二ロック部材31との当接面に接着剤を塗布し第一ロック部材30と第三ロック部材32との当接面に接着材を塗布し当該ロック部材30、31、32間に間隙を形成させず互いを完全密着する構造としてもよい。或いは各ロック部材303132の係合により生じる間隙をゲル、ゾル状の充填材で融着する構造としてもよい。これによって第一ロック部材30を第二ロック部材31若しくは第三ロック部材32から不正に完全な状態で抜脱することが阻止できる。第一ロック部材30を基板ボックス封止手段17から完全に抜き去られることが不可能な構造となる。
1 パチンコ遊技機 、2 遊技盤 、3 打球受け皿 、
4 打球発射ハンドル 、5 機枠 、6 図柄表示装置 、7 入賞口装置 、8 表示装置 、9 大入賞口装置 、10 球タンク 、
11 タンクレール 、12 入出力端子部 、13 賞品球払い出し装置 、14 表示回路基板ボックス 、15 制御回路基板ボックス 、
16 中継回路基板 、17 基板ボックス封止手段 、
20 賞品球排出経路 、21 賞品球排出樋、22 弾発力調整装置 、
23 電源配線 、
24音声駆動部 、25 遊技盤裏面カバー 、26 カードユニット 、
27 機枠回動軸 、28 制御回路基板ボックス蓋 、
29 制御回路基板ボックス基体 、30 第一ロック部材 、
31 第二ロック部材 、32 第三ロック部材 、33 間隙部 、
34 第一ロック片 、34a 第一ロック片山部 、34a 第一ロック片谷部、35 第二ロック片 、35a 第二ロック片山部 、
35b 第二ロック片谷部 、36 第一ロック受片 、
36a 第一ロック受片山部 、36b 第一ロック受片谷部 、
37 第二ロック受片 、37a 第二ロック受片山部 、
37b 第二ロック受片谷部 、38 案内溝 、39 案内片 、
40 挿通溝 、40a 挿通溝 、40b 挿通溝 、40c 挿通溝 、
40d 挿通溝 、41 第三ロック受片 、41a 第三ロック受片山部 、
41 第三ロック受片谷部 、42 封止手段分離部 、
43 制御回路基板 、45 音声制御装置 、46 係合面 、 47 係合面 、 48 係止面 、
50 壁面 、51 切込溝 、52 切込溝 。
4 打球発射ハンドル 、5 機枠 、6 図柄表示装置 、7 入賞口装置 、8 表示装置 、9 大入賞口装置 、10 球タンク 、
11 タンクレール 、12 入出力端子部 、13 賞品球払い出し装置 、14 表示回路基板ボックス 、15 制御回路基板ボックス 、
16 中継回路基板 、17 基板ボックス封止手段 、
20 賞品球排出経路 、21 賞品球排出樋、22 弾発力調整装置 、
23 電源配線 、
24音声駆動部 、25 遊技盤裏面カバー 、26 カードユニット 、
27 機枠回動軸 、28 制御回路基板ボックス蓋 、
29 制御回路基板ボックス基体 、30 第一ロック部材 、
31 第二ロック部材 、32 第三ロック部材 、33 間隙部 、
34 第一ロック片 、34a 第一ロック片山部 、34a 第一ロック片谷部、35 第二ロック片 、35a 第二ロック片山部 、
35b 第二ロック片谷部 、36 第一ロック受片 、
36a 第一ロック受片山部 、36b 第一ロック受片谷部 、
37 第二ロック受片 、37a 第二ロック受片山部 、
37b 第二ロック受片谷部 、38 案内溝 、39 案内片 、
40 挿通溝 、40a 挿通溝 、40b 挿通溝 、40c 挿通溝 、
40d 挿通溝 、41 第三ロック受片 、41a 第三ロック受片山部 、
41 第三ロック受片谷部 、42 封止手段分離部 、
43 制御回路基板 、45 音声制御装置 、46 係合面 、 47 係合面 、 48 係止面 、
50 壁面 、51 切込溝 、52 切込溝 。
Claims (3)
- 内部に少なくとも入出力端子部12と表示装置8と入賞口装置7とに接続される制御回路基板43を収容する樹脂成型された制御回路基板ボックス基体29と該制御回路基板ボックス基体29と樹脂成型された制御回路基板ボックス蓋28とを不正開放不能に封止する基板ボックス封止手段17を、制御回路基板ボックス基体29側に設けられた樹脂製係止手段32と、制御回路基板ボックス蓋28側に設けられた樹脂製係止手段31と、該樹脂製係止手段32と樹脂製係止手段31とに各々嵌合して該制御基板ボックス基体29と制御基板ボックス蓋28とを封止する樹脂製係止手段30とにより構成したことを特徴とする遊技機における制御回路基板ボックス。
- 樹脂製係止手段30に形成される嵌合部35を、制御回路基板ボックス基体29に連設された樹脂製係止手段32に樹脂成型された複数の係合面46と、制御回路基板ボックス蓋28に連設された樹脂製係止手段31に樹脂成型された複数の係合面47とに各々多段で歯合する係止面48に樹脂成型する一方、該樹脂製係止手段30への抜脱作用に対してほぼ交差する複数の反作用軸で対抗して抜脱作用を阻止する壁面50を少なくとも制御回路基板ボックス蓋28に連設された樹脂製係止手段32に樹脂成型した基板ボックス封止手段17を有することを特徴とする請求項1に記載の遊技機における制御回路基板ボックス。
- 内部に少なくとも入出力端子部12と表示装置8と図柄表示装置6とに接続される制御回路基板43を収容する制御回路基板ボックス基体29と制御回路基板ボックス蓋28とを解放可能にすると供に解放不能に封止する基板ボックス封止手段17を、制御回路基板ボックス基体29に連設された樹脂製係止手段32と、制御回路基板ボックス蓋28に連設された樹脂製係止手段31と、該樹脂製係止手段32と樹脂製係止手段31とに各々嵌合する形態が成型された樹脂製係止手段30とで形成する一方、制御回路基板ボックス基体29と制御回路基板ボックス蓋28との組み付け嵌合を案内して制御回路基板を当該制御回路基板ボックス内部に収納する位置決め案内手段38、39を、制御基板ボックス基体29の樹脂製係止手段32と制御基板ボックス蓋28の樹脂製係止手段31と各々対設して制御回路基板ボックス蓋28を制御回路基板ボックス基体29に係合して覆設する構成としたことを特徴とする遊技機における制御回路基板ボックス。
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JP2003329503A JP2005095206A (ja) | 2003-09-22 | 2003-09-22 | 遊技機における制御回路基板ボックス。 |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007275229A (ja) * | 2006-04-05 | 2007-10-25 | Okumura Yu-Ki Co Ltd | 開封阻止機構識別構造 |
JP2009178304A (ja) * | 2008-01-30 | 2009-08-13 | Toyomaru Industry Co Ltd | 遊技機用制御装置 |
JP2009297395A (ja) * | 2008-06-17 | 2009-12-24 | Sammy Corp | 遊技機用基板ケース |
JP2012210530A (ja) * | 2012-08-09 | 2012-11-01 | Sanyo Product Co Ltd | 遊技機 |
JP2015057230A (ja) * | 2014-12-25 | 2015-03-26 | 株式会社三洋物産 | 遊技機 |
JP2016144761A (ja) * | 2016-05-20 | 2016-08-12 | 株式会社ソフイア | 遊技機 |
-
2003
- 2003-09-22 JP JP2003329503A patent/JP2005095206A/ja active Pending
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