JP2000153020A - 弾球遊技機 - Google Patents
弾球遊技機Info
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- JP2000153020A JP2000153020A JP10329363A JP32936398A JP2000153020A JP 2000153020 A JP2000153020 A JP 2000153020A JP 10329363 A JP10329363 A JP 10329363A JP 32936398 A JP32936398 A JP 32936398A JP 2000153020 A JP2000153020 A JP 2000153020A
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- JP
- Japan
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- case
- board
- control
- control boards
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 制御基板の共用化が容易であり、制御基板の
製作コストを低減できる弾球遊技機を提供する。 【解決手段】 遊技動作等を制御するROM等の電子部
品が装着された制御基板37,38 を複数個に分割し、その
複数個の制御基板37,38 を、内部が透視可能な基板ケー
ス35内に収納する。
製作コストを低減できる弾球遊技機を提供する。 【解決手段】 遊技動作等を制御するROM等の電子部
品が装着された制御基板37,38 を複数個に分割し、その
複数個の制御基板37,38 を、内部が透視可能な基板ケー
ス35内に収納する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、パチンコ機、アレ
ンジボール機、雀球遊技機等の弾球遊技機に関するもの
である。
ンジボール機、雀球遊技機等の弾球遊技機に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】パチンコ機等の弾球遊技機では、ケース
本体とケース蓋体とにより開閉自在に構成された内部透
視型の基板ケース内に、遊技動作等を制御するROM、
その他の電子部品が装着された制御基板を収納し、この
基板ケースを遊技盤の裏側の裏カバー等に装着して、制
御基板側のROM等の電子部品により遊技動作を制御す
る電子制御方式を採用している。
本体とケース蓋体とにより開閉自在に構成された内部透
視型の基板ケース内に、遊技動作等を制御するROM、
その他の電子部品が装着された制御基板を収納し、この
基板ケースを遊技盤の裏側の裏カバー等に装着して、制
御基板側のROM等の電子部品により遊技動作を制御す
る電子制御方式を採用している。
【0003】従来、基板ケース内の制御基板を1個と
し、この1個の制御基板に、遊技盤側の遊技動作に関連
する一切の制御機能を持たせて、遊技盤側の液晶表示手
段の画像制御、遊技盤の電動式遊技部品の駆動制御、各
遊技部品の表示ランプの点滅表示制御は勿論のこと、遊
技動作に関連して遊技機本体側のスピーカから効果音を
発生させる効果音制御、遊技盤の入賞領域への入賞に関
連して遊技機本体側の払い出し手段に景品球の払い出し
指令を出す払い出し指令制御等の全ての制御を基板ケー
ス内の1個の制御基板により行うようにしている。
し、この1個の制御基板に、遊技盤側の遊技動作に関連
する一切の制御機能を持たせて、遊技盤側の液晶表示手
段の画像制御、遊技盤の電動式遊技部品の駆動制御、各
遊技部品の表示ランプの点滅表示制御は勿論のこと、遊
技動作に関連して遊技機本体側のスピーカから効果音を
発生させる効果音制御、遊技盤の入賞領域への入賞に関
連して遊技機本体側の払い出し手段に景品球の払い出し
指令を出す払い出し指令制御等の全ての制御を基板ケー
ス内の1個の制御基板により行うようにしている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】この種の弾球遊技機に
関連する各制御機能を個々に見た場合、全ての制御機能
が特定の弾球遊技機に固有のものではなく、その弾球遊
技機に固有の遊技動作に伴う固有の制御機能と、多種類
の弾球遊技機に共通の制御機能とがある。
関連する各制御機能を個々に見た場合、全ての制御機能
が特定の弾球遊技機に固有のものではなく、その弾球遊
技機に固有の遊技動作に伴う固有の制御機能と、多種類
の弾球遊技機に共通の制御機能とがある。
【0005】しかし、従来の弾球遊技機では、1個の制
御基板に遊技動作に関連する一切の制御機能を持たせて
いるため、その制御基板は各弾球遊技機に固有のものと
なり、弾球遊技機の種類が異なれば、それに応じて制御
基板も個々に製作する必要がある。従って、従来では制
御基板の共用化が困難であり、制御基板の無駄が多く、
制御基板の製作コストがアップするという問題がある。
御基板に遊技動作に関連する一切の制御機能を持たせて
いるため、その制御基板は各弾球遊技機に固有のものと
なり、弾球遊技機の種類が異なれば、それに応じて制御
基板も個々に製作する必要がある。従って、従来では制
御基板の共用化が困難であり、制御基板の無駄が多く、
制御基板の製作コストがアップするという問題がある。
【0006】本発明は、このような従来の問題点に鑑
み、制御基板の共用化が容易であり、制御基板及び基板
ケースの製作コストを低減できる弾球遊技機を提供する
ことを目的とする。
み、制御基板の共用化が容易であり、制御基板及び基板
ケースの製作コストを低減できる弾球遊技機を提供する
ことを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、内部が透視可
能な基板ケース35内に、遊技動作等を制御するROM等
の電子部品が装着された制御基板36〜39を収納した弾球
遊技機において、前記基板ケース35内に、複数個の前記
制御基板36〜39を収納している。
能な基板ケース35内に、遊技動作等を制御するROM等
の電子部品が装着された制御基板36〜39を収納した弾球
遊技機において、前記基板ケース35内に、複数個の前記
制御基板36〜39を収納している。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明の各実施形態を図面
に基づいて詳述する。
に基づいて詳述する。
【0009】図1〜図9は本発明の第1の実施形態を例
示する。図1及び図2において、1は遊技機本体で、外
枠2 と、この外枠2 に開閉自在に枢着された前枠3 とを
備えている。前枠3 にはガラス扉4 及び前面板5 が開閉
自在に装着され、これらに対応して前枠3 の裏側に遊技
盤6 が着脱自在に装着されている。
示する。図1及び図2において、1は遊技機本体で、外
枠2 と、この外枠2 に開閉自在に枢着された前枠3 とを
備えている。前枠3 にはガラス扉4 及び前面板5 が開閉
自在に装着され、これらに対応して前枠3 の裏側に遊技
盤6 が着脱自在に装着されている。
【0010】前面板5 には発射用の遊技球を貯留する上
皿7 が装着され、この上皿7 に対応して前面板5 の裏側
で前枠3 に効果音発生用のスピーカー(図示省略)が固
定されている。前枠3 の下部には、余剰球の貯留用の下
皿8 と、遊技盤6 側に遊技球を発射する発射手段9 が夫
々設けられている。発射手段9 は、前枠3 の前側の発射
ハンドル10を操作したときに発射モータ11が作動して打
撃槌を駆動し、打撃槌により発射レール上の遊技球を遊
技盤6 側へと発射させるようになっている。
皿7 が装着され、この上皿7 に対応して前面板5 の裏側
で前枠3 に効果音発生用のスピーカー(図示省略)が固
定されている。前枠3 の下部には、余剰球の貯留用の下
皿8 と、遊技盤6 側に遊技球を発射する発射手段9 が夫
々設けられている。発射手段9 は、前枠3 の前側の発射
ハンドル10を操作したときに発射モータ11が作動して打
撃槌を駆動し、打撃槌により発射レール上の遊技球を遊
技盤6 側へと発射させるようになっている。
【0011】前枠3 の裏側には、遊技盤6 を裏側から押
圧し固定するように裏機構板12が開閉自在に装着されて
いる。裏機構板12には、遊技盤6 の裏側の裏カバー13、
入賞球タンク14が嵌合する開口部15が形成されると共
に、この開口部15の上側に遊技球タンク16、案内レール
17が、左右一側に球払い出し手段18が、下側に通路ユニ
ット19等が夫々設けられている。球払い出し手段18は、
景品球払い出し指令、貸出球払い出し指令等があったと
きに、遊技球タンク16から案内レール17を経て供給され
る遊技球を所定数ずつ払い出すようになっている。な
お、球払い出し手段18により払い出された遊技球は、通
路ユニット19を経て上皿7 等へと案内される。
圧し固定するように裏機構板12が開閉自在に装着されて
いる。裏機構板12には、遊技盤6 の裏側の裏カバー13、
入賞球タンク14が嵌合する開口部15が形成されると共
に、この開口部15の上側に遊技球タンク16、案内レール
17が、左右一側に球払い出し手段18が、下側に通路ユニ
ット19等が夫々設けられている。球払い出し手段18は、
景品球払い出し指令、貸出球払い出し指令等があったと
きに、遊技球タンク16から案内レール17を経て供給され
る遊技球を所定数ずつ払い出すようになっている。な
お、球払い出し手段18により払い出された遊技球は、通
路ユニット19を経て上皿7 等へと案内される。
【0012】遊技盤6 は、図3に示すように、発射手段
9 により発射された遊技球を案内するガイドレール20が
設けられ、このガイドレール20の内側が遊技領域21とな
っている。遊技盤6 の遊技領域21には、液晶表示手段2
2、開閉入賞手段23、普通図柄表示手段24、可変入賞手
段25、普通入賞手段26〜28、ランプ風車29、通過式の始
動ゲート30、側部ランプ31等が配置されている。またガ
イドレール20の外側の左右に上部ランプ32が配置されて
いる。
9 により発射された遊技球を案内するガイドレール20が
設けられ、このガイドレール20の内側が遊技領域21とな
っている。遊技盤6 の遊技領域21には、液晶表示手段2
2、開閉入賞手段23、普通図柄表示手段24、可変入賞手
段25、普通入賞手段26〜28、ランプ風車29、通過式の始
動ゲート30、側部ランプ31等が配置されている。またガ
イドレール20の外側の左右に上部ランプ32が配置されて
いる。
【0013】液晶表示手段22は、デモンストレーション
画像を表示する他、特別図柄表示手段33を兼用し、この
特別図柄表示手段33は、可変入賞手段25に遊技球が入賞
することを条件に複数個の図柄が所定時間変動するよう
になっている。普通図柄表示手段24は7セグメント式の
表示器等により構成され、遊技球が始動ゲート30を通過
することを条件に1個の図柄が所定時間変動するように
なっている。
画像を表示する他、特別図柄表示手段33を兼用し、この
特別図柄表示手段33は、可変入賞手段25に遊技球が入賞
することを条件に複数個の図柄が所定時間変動するよう
になっている。普通図柄表示手段24は7セグメント式の
表示器等により構成され、遊技球が始動ゲート30を通過
することを条件に1個の図柄が所定時間変動するように
なっている。
【0014】開閉入賞手段23、可変入賞手段25は電動式
であって、駆動手段としてのソレノイドを備えている。
開閉入賞手段23、可変入賞手段25、始動ゲート30等は、
遊技球の入賞又は通過を検出するスイッチ(図示省略)
を備え、またランプ風車29、側部ランプ31、上部ランプ
32等の遊技部品は、1個又は複数個の表示ランプ(図示
省略)を備えている。
であって、駆動手段としてのソレノイドを備えている。
開閉入賞手段23、可変入賞手段25、始動ゲート30等は、
遊技球の入賞又は通過を検出するスイッチ(図示省略)
を備え、またランプ風車29、側部ランプ31、上部ランプ
32等の遊技部品は、1個又は複数個の表示ランプ(図示
省略)を備えている。
【0015】裏カバー13は、液晶表示手段22等の各遊技
部品を裏側から覆うように遊技盤6に装着され、この裏
カバー13に上下各一対の係合爪34等を介して基板ケース
35が着脱自在に装着されている。基板ケース35は、全面
又は一部が透明な合成樹脂材料により構成された内部透
視型であって、内部に複数個、例えば4個の制御基板36
〜39が収納されている。
部品を裏側から覆うように遊技盤6に装着され、この裏
カバー13に上下各一対の係合爪34等を介して基板ケース
35が着脱自在に装着されている。基板ケース35は、全面
又は一部が透明な合成樹脂材料により構成された内部透
視型であって、内部に複数個、例えば4個の制御基板36
〜39が収納されている。
【0016】基板ケース35は、図4〜図8に示すよう
に、透明な合成樹脂製のケース底板40(第1ケース体)
とケース本体41(第3ケース体)とケース蓋42(第2ケ
ース体)とに分割されており、これらはケース底板40と
ケース本体41との間に縦横に4個の制御基板36〜39を介
在した状態で、一端側の結合手段43,62 と他端側外部の
封止装置44とにより着脱、開閉自在に結合し封止されて
いる。
に、透明な合成樹脂製のケース底板40(第1ケース体)
とケース本体41(第3ケース体)とケース蓋42(第2ケ
ース体)とに分割されており、これらはケース底板40と
ケース本体41との間に縦横に4個の制御基板36〜39を介
在した状態で、一端側の結合手段43,62 と他端側外部の
封止装置44とにより着脱、開閉自在に結合し封止されて
いる。
【0017】ケース底板40は矩形板状であって、外周縁
と長手方向及び幅方向の中間に各制御基板36〜39に対応
して基板受け部45が一体に形成されると共に、長手方向
の一端縁側に2個の結合用係合部46が、長手方向の他端
側に封止台47が夫々一体に形成されている。
と長手方向及び幅方向の中間に各制御基板36〜39に対応
して基板受け部45が一体に形成されると共に、長手方向
の一端縁側に2個の結合用係合部46が、長手方向の他端
側に封止台47が夫々一体に形成されている。
【0018】基板受け部45はケース底板40の4箇所で矩
形状になっており、その上側に各制御基板36〜39の周縁
部が載置され、各隅部でケース底板40に一体に形成され
た取り付けボス部48にネジ49により着脱自在に固定され
ている。なお、基板受け部45と取り付けボス部48により
基板固定手段50が構成されている。
形状になっており、その上側に各制御基板36〜39の周縁
部が載置され、各隅部でケース底板40に一体に形成され
た取り付けボス部48にネジ49により着脱自在に固定され
ている。なお、基板受け部45と取り付けボス部48により
基板固定手段50が構成されている。
【0019】ケース本体41は所定の高さを有する略角形
であって、その前後のケース底板40側及びケース蓋42側
が開放すると共に、ケース底板40に対応する側に基板押
さえ部51と嵌合縁部52と接続用開口53〜56と結合用係合
片57とが下部側に一体に設けられ、またケース蓋42に対
応する側に突出縁58と蓋受け部59とが上部側に一体に設
けられている。
であって、その前後のケース底板40側及びケース蓋42側
が開放すると共に、ケース底板40に対応する側に基板押
さえ部51と嵌合縁部52と接続用開口53〜56と結合用係合
片57とが下部側に一体に設けられ、またケース蓋42に対
応する側に突出縁58と蓋受け部59とが上部側に一体に設
けられている。
【0020】嵌合縁部52は封止台47に対応する部分を除
いてケース本体41の略全周にあり、この嵌合縁部52内に
ケース底板40が嵌合されている。基板押さえ部51は嵌合
縁部52の上縁側及び下縁側から内向きに突設されてお
り、この基板押さえ部51とケース底板40の基板受け部45
とで制御基板36〜39を挟持するようになっている。接続
用開口53〜56はケース本体41の結合手段43側と、幅方向
の一辺側とに夫々設けられている。
いてケース本体41の略全周にあり、この嵌合縁部52内に
ケース底板40が嵌合されている。基板押さえ部51は嵌合
縁部52の上縁側及び下縁側から内向きに突設されてお
り、この基板押さえ部51とケース底板40の基板受け部45
とで制御基板36〜39を挟持するようになっている。接続
用開口53〜56はケース本体41の結合手段43側と、幅方向
の一辺側とに夫々設けられている。
【0021】結合用係合片57は、図6に示すように封止
装置44と反対側で嵌合縁部52から内向きに突設され、ケ
ース底板40の結合用係合部46に下側から係合している。
突出縁58は、封止装置44と反対側でケース本体41の開口
側に内向きに設けられ、この突出縁58の先端に蓋受け部
59が設けられている。
装置44と反対側で嵌合縁部52から内向きに突設され、ケ
ース底板40の結合用係合部46に下側から係合している。
突出縁58は、封止装置44と反対側でケース本体41の開口
側に内向きに設けられ、この突出縁58の先端に蓋受け部
59が設けられている。
【0022】ケース蓋42は、図6に示すように突出縁58
に対応する部分を除く略全周に、ケース本体41の外周に
嵌合する嵌合縁部60が形成されると共に、突出縁58に対
応する側に、この突出縁58に下側から係合する結合用係
合片61が形成されている。
に対応する部分を除く略全周に、ケース本体41の外周に
嵌合する嵌合縁部60が形成されると共に、突出縁58に対
応する側に、この突出縁58に下側から係合する結合用係
合片61が形成されている。
【0023】なお、ケース底板40とケース本体41との結
合手段43は、結合用係合部46と結合用係合片57とにより
構成され、またケース本体41とケース蓋42との結合手段
62は、突出縁58と蓋受け部59と結合用係合片61とにより
構成されている。なお、ケース蓋42には、多数の小孔状
の放熱孔が設けられている。
合手段43は、結合用係合部46と結合用係合片57とにより
構成され、またケース本体41とケース蓋42との結合手段
62は、突出縁58と蓋受け部59と結合用係合片61とにより
構成されている。なお、ケース蓋42には、多数の小孔状
の放熱孔が設けられている。
【0024】封止装置44は、ケース底板40とケース蓋42
とを閉状態で封止可能であり、且つ所定部位を破壊する
ことを必要条件にケース底板40とケース蓋42との封止を
解除する開放確認可能な封止手段63を複数個(例えば8
個)備えている。
とを閉状態で封止可能であり、且つ所定部位を破壊する
ことを必要条件にケース底板40とケース蓋42との封止を
解除する開放確認可能な封止手段63を複数個(例えば8
個)備えている。
【0025】即ち、封止装置44は、図5〜図7に示すよ
うに、ケース底板40側の封止台47と、この封止台47に形
成された有底状の8個のピン嵌合部64と、各ピン嵌合部
64に対応する8個のピン保持部65と、各ピン保持部65と
ケース蓋42を切断可能に連結する破壊部66と、ピン嵌合
部64側に破壊的に押圧した時にピン保持部65に離脱不能
に嵌合し且つピン嵌合部64内でピン係止部67に離脱不能
に係合する8個の封止ピン68とを備えている。なお、ピ
ン嵌合部64、ピン保持部65、破壊部66及び封止ピン68等
により、各封止手段63が夫々構成されている。
うに、ケース底板40側の封止台47と、この封止台47に形
成された有底状の8個のピン嵌合部64と、各ピン嵌合部
64に対応する8個のピン保持部65と、各ピン保持部65と
ケース蓋42を切断可能に連結する破壊部66と、ピン嵌合
部64側に破壊的に押圧した時にピン保持部65に離脱不能
に嵌合し且つピン嵌合部64内でピン係止部67に離脱不能
に係合する8個の封止ピン68とを備えている。なお、ピ
ン嵌合部64、ピン保持部65、破壊部66及び封止ピン68等
により、各封止手段63が夫々構成されている。
【0026】封止台47はケース底板40の基板受け部45に
沿って長く構成されたブロック状で、ケース底板40の基
板受け部45の外側に一体に成形、又は超音波溶着等の接
着により固定されている。封止台47には、その長手方向
に等間隔をおいて8個のピン嵌合部64が設けられ、この
ピン嵌合部64の深さ方向の略中央部にピン係止部67が形
成されている。ピン嵌合部64の下端側は、封止台47の下
側に装着された裏板69により閉塞されている。
沿って長く構成されたブロック状で、ケース底板40の基
板受け部45の外側に一体に成形、又は超音波溶着等の接
着により固定されている。封止台47には、その長手方向
に等間隔をおいて8個のピン嵌合部64が設けられ、この
ピン嵌合部64の深さ方向の略中央部にピン係止部67が形
成されている。ピン嵌合部64の下端側は、封止台47の下
側に装着された裏板69により閉塞されている。
【0027】裏板69は封止台47の全長に跨がる長さであ
り、封止台47に超音波溶着等の接着により固定されてい
る。なお裏板69には、ピン嵌合部64に対応する部分に不
正に孔等を穿孔した時に、その穿孔痕跡が残るように不
規則な模様により構成される痕跡確認手段が設けられて
いる。痕跡確認手段は、例えば裏板69を合成樹脂材料で
成形する際に、透明な合成樹脂材料に少量の着色材を添
加して不規則な流動模様等ができるように混練すれば良
い。
り、封止台47に超音波溶着等の接着により固定されてい
る。なお裏板69には、ピン嵌合部64に対応する部分に不
正に孔等を穿孔した時に、その穿孔痕跡が残るように不
規則な模様により構成される痕跡確認手段が設けられて
いる。痕跡確認手段は、例えば裏板69を合成樹脂材料で
成形する際に、透明な合成樹脂材料に少量の着色材を添
加して不規則な流動模様等ができるように混練すれば良
い。
【0028】各ピン保持部65は円筒状で、封止台47に当
接する側に係合部70が形成され、この係合部70と反対側
で破壊部66を介してケース蓋42に一体に形成されてい
る。破壊部66は基板ケース35を開放して検査等を行う場
合に、ニッパー等の工具で容易に切断し破壊できるよう
に、中央部が細く括れた形状になっている。
接する側に係合部70が形成され、この係合部70と反対側
で破壊部66を介してケース蓋42に一体に形成されてい
る。破壊部66は基板ケース35を開放して検査等を行う場
合に、ニッパー等の工具で容易に切断し破壊できるよう
に、中央部が細く括れた形状になっている。
【0029】封止ピン68は、図5及び図6に示すよう
に、ピン嵌合部64側に破壊的に押圧した時にピン保持部
65に離脱不能に嵌合し且つピン嵌合部64内でピン係止部
67に離脱不能に係合するようになっている。
に、ピン嵌合部64側に破壊的に押圧した時にピン保持部
65に離脱不能に嵌合し且つピン嵌合部64内でピン係止部
67に離脱不能に係合するようになっている。
【0030】即ち、封止ピン68は、ピン保持部65内で係
合部70にピン嵌合部64と反対側から係合可能な一対の係
合頭部71と、この係合頭部71間の中央からピン嵌合部64
側に二股状に延びる一対の脚部72と、この各脚部72に外
向きに形成された一方向性の封止用係合部73と、ピン保
持部65の外周に遊嵌し且つ係合頭部71に破断可能に連結
された環状部74とを備えている。
合部70にピン嵌合部64と反対側から係合可能な一対の係
合頭部71と、この係合頭部71間の中央からピン嵌合部64
側に二股状に延びる一対の脚部72と、この各脚部72に外
向きに形成された一方向性の封止用係合部73と、ピン保
持部65の外周に遊嵌し且つ係合頭部71に破断可能に連結
された環状部74とを備えている。
【0031】封止用係合部73は、環状部74が外れない状
態ではピン保持部65の係合部70に下側から係合し、環状
部74が破断して係合頭部71が係合部70に上側から係合す
る位置まで封止ピン68をピン保持部65内に押し込んだ時
に、ピン嵌合部64内でピン係止部67に離脱不能に係合可
能である。
態ではピン保持部65の係合部70に下側から係合し、環状
部74が破断して係合頭部71が係合部70に上側から係合す
る位置まで封止ピン68をピン保持部65内に押し込んだ時
に、ピン嵌合部64内でピン係止部67に離脱不能に係合可
能である。
【0032】ケース蓋42には、8個の封止手段63に対応
するように、その一端側から他端側へと1〜4の数字が
一列状に2組表示されており、基板ケース35を封止する
際には、その2組の1〜4の数字の内、同じ数字に対応
する箇所の封止手段63を使用する。
するように、その一端側から他端側へと1〜4の数字が
一列状に2組表示されており、基板ケース35を封止する
際には、その2組の1〜4の数字の内、同じ数字に対応
する箇所の封止手段63を使用する。
【0033】4個の制御基板36〜39は、異なる種類の遊
技動作に共通の共通制御基板36,38と、その遊技動作に
固有の固有制御基板37,39 とに分かれており、その各制
御基板36〜39に、遊技動作に関連する制御機能の内の単
機能又は複数機能を含むように、単機能又は複数機能別
にROM、その他の所定の電子部品が装着されている。
技動作に共通の共通制御基板36,38と、その遊技動作に
固有の固有制御基板37,39 とに分かれており、その各制
御基板36〜39に、遊技動作に関連する制御機能の内の単
機能又は複数機能を含むように、単機能又は複数機能別
にROM、その他の所定の電子部品が装着されている。
【0034】即ち、制御基板36は、複数種類の弾球遊技
機に共通する基本的制御機能を備えた共通の単機能又は
複数機能用であって、遊技動作に関する制御処理を司る
CPU、このCPUのワークエリアを構成するRAM、
インターフェース部、及びインターフェース部に接続さ
れたコネクタ75,76 等の電子部品を備え、そのコネクタ
75に外部からフラットケーブルが着脱自在に接続されて
いる。このフラットケーブルは、中継基板等を介して遊
技盤6 側の各スイッチ類に接続されている。
機に共通する基本的制御機能を備えた共通の単機能又は
複数機能用であって、遊技動作に関する制御処理を司る
CPU、このCPUのワークエリアを構成するRAM、
インターフェース部、及びインターフェース部に接続さ
れたコネクタ75,76 等の電子部品を備え、そのコネクタ
75に外部からフラットケーブルが着脱自在に接続されて
いる。このフラットケーブルは、中継基板等を介して遊
技盤6 側の各スイッチ類に接続されている。
【0035】制御基板37は、遊技盤6 側の遊技動作に固
有の遊技制御を行う遊技制御機能、遊技動作の進行に伴
って遊技盤6 側の各表示ランプを随時点滅制御する点滅
表示機能、各表示手段を制御する表示制御機能を備えた
固有の複数機能用であって、CPU、RAM等の他に、
遊技動作のプログラムを記憶するROM、表示画像のプ
ログラムを記憶するROM、或いは各表示ランプの点滅
制御素子、コネクタ77,78 等の電子部品が装着されてい
る。
有の遊技制御を行う遊技制御機能、遊技動作の進行に伴
って遊技盤6 側の各表示ランプを随時点滅制御する点滅
表示機能、各表示手段を制御する表示制御機能を備えた
固有の複数機能用であって、CPU、RAM等の他に、
遊技動作のプログラムを記憶するROM、表示画像のプ
ログラムを記憶するROM、或いは各表示ランプの点滅
制御素子、コネクタ77,78 等の電子部品が装着されてい
る。
【0036】制御基板38は、インターフェース機能、そ
の他の付属機能を有し、インターフェース回路素子等の
電子部品、コネクタ83〜85等が装着され、そのコネクタ
83,84 に、遊技機本体1 側の発射手段9 、球払い出し手
段18、自動球貸し機等のリード線が接続されている。な
お、このリード線は、発射手段9 、球払い出し手段18、
自動球貸し機等に付属する制御回路に接続されている。
の他の付属機能を有し、インターフェース回路素子等の
電子部品、コネクタ83〜85等が装着され、そのコネクタ
83,84 に、遊技機本体1 側の発射手段9 、球払い出し手
段18、自動球貸し機等のリード線が接続されている。な
お、このリード線は、発射手段9 、球払い出し手段18、
自動球貸し機等に付属する制御回路に接続されている。
【0037】制御基板39は、遊技動作の進行に伴って所
定の条件のとき(例えば大当たり、リーチ等)にスピー
カーから効果音を発生させる効果音制御機能を備えた単
機能用であって、効果音の発生プログラム等を記憶する
ROM、コネクタ79〜81等の電子部品が装着されてい
る。コネクタ80はリード線82等をスピーカーに接続され
ている。なお、この制御基板39は、効果音制御機能に他
の制御機能を追加して複数機能用に構成しても良い。
定の条件のとき(例えば大当たり、リーチ等)にスピー
カーから効果音を発生させる効果音制御機能を備えた単
機能用であって、効果音の発生プログラム等を記憶する
ROM、コネクタ79〜81等の電子部品が装着されてい
る。コネクタ80はリード線82等をスピーカーに接続され
ている。なお、この制御基板39は、効果音制御機能に他
の制御機能を追加して複数機能用に構成しても良い。
【0038】各制御基板36〜39は、各制御基板36〜39相
互間で信号を伝達できるように、相対向する端縁側のコ
ネクタ76〜79,81,85とフラットケーブル86〜88とを介し
て基板ケース35内で相互に接続されている。
互間で信号を伝達できるように、相対向する端縁側のコ
ネクタ76〜79,81,85とフラットケーブル86〜88とを介し
て基板ケース35内で相互に接続されている。
【0039】上記構成において、弾球遊技機を製作する
際には、ROM等の電子部品が装着された制御基板36〜
39を基板ケース35内に収納して封止装置44により封止し
た後、この基板ケース35を裏カバー13側に装着する。
際には、ROM等の電子部品が装着された制御基板36〜
39を基板ケース35内に収納して封止装置44により封止し
た後、この基板ケース35を裏カバー13側に装着する。
【0040】基板ケース35の組み立て時には、先ず電子
部品がケース蓋42側となるように各制御基板36〜39をケ
ース底板40とケース本体41との間に介在する。この場
合、4個の各制御基板36〜39をケース底板40の基板受け
部45上にセットし、その各制御基板36〜39をネジ49によ
りケース底板40側の取り付けボス部48に固定する。そし
て、ケース底板40の結合用係合部46にケース本体41の結
合用係合片57を係合させて、基板受け部45と基板押さえ
部51との間で各制御基板36〜39の端縁側を挟むようにケ
ース底板40とケース本体41とを組み合わせ、制御基板36
〜39を上下から挟持した状態でケース底板40とケース本
体41とを結合する。
部品がケース蓋42側となるように各制御基板36〜39をケ
ース底板40とケース本体41との間に介在する。この場
合、4個の各制御基板36〜39をケース底板40の基板受け
部45上にセットし、その各制御基板36〜39をネジ49によ
りケース底板40側の取り付けボス部48に固定する。そし
て、ケース底板40の結合用係合部46にケース本体41の結
合用係合片57を係合させて、基板受け部45と基板押さえ
部51との間で各制御基板36〜39の端縁側を挟むようにケ
ース底板40とケース本体41とを組み合わせ、制御基板36
〜39を上下から挟持した状態でケース底板40とケース本
体41とを結合する。
【0041】一方、ケース蓋42側の8個のピン保持部65
には、予め封止ピン68を挿入して仮止めしておく。この
場合、封止ピン68の先端側をピン保持部65に挿入すれ
ば、その一対の脚部72が内側に弾性変形するため、その
脚部72の封止用係合部73が係合部70を容易に通過でき
る。その後、封止用係合部73がピン保持部65の係合部70
に下側から係合すると共に、環状部74がピン保持部65の
外周に遊嵌してピン保持部65の端面に当接するので、封
止ピン68をピン保持部65に容易且つ確実に仮止めでき、
封止ピン68の不測の脱落、紛失等を防止できる。
には、予め封止ピン68を挿入して仮止めしておく。この
場合、封止ピン68の先端側をピン保持部65に挿入すれ
ば、その一対の脚部72が内側に弾性変形するため、その
脚部72の封止用係合部73が係合部70を容易に通過でき
る。その後、封止用係合部73がピン保持部65の係合部70
に下側から係合すると共に、環状部74がピン保持部65の
外周に遊嵌してピン保持部65の端面に当接するので、封
止ピン68をピン保持部65に容易且つ確実に仮止めでき、
封止ピン68の不測の脱落、紛失等を防止できる。
【0042】次にケース蓋42の結合用係合片61をケース
本体41の突出縁58の下側に挿入し、このケース蓋42でケ
ース本体41の開口側を閉塞する。この時、各封止ピン68
の先端側がピン保持部65から突出しているが、その先端
がピン嵌合部64側に嵌合するので、ケース蓋42をセット
する時に各封止ピン68が邪魔になることはない。
本体41の突出縁58の下側に挿入し、このケース蓋42でケ
ース本体41の開口側を閉塞する。この時、各封止ピン68
の先端側がピン保持部65から突出しているが、その先端
がピン嵌合部64側に嵌合するので、ケース蓋42をセット
する時に各封止ピン68が邪魔になることはない。
【0043】ケース蓋42をセットした後、封止手段63に
より基板ケース35を封止する。最初に封止する場合に
は、「1」の数字に対応する箇所の封止ピン68をドライ
バー等で下方へと押圧すると、その押圧力により環状部
74が破断して係合頭部71から分離する。そして封止ピン
68を更に下方へと押圧すると、係合頭部71がピン保持部
65内に押し込まれて行き、ピン保持部65内に完全に埋没
した状態でピン保持部65の係合部70に当接し係合する。
より基板ケース35を封止する。最初に封止する場合に
は、「1」の数字に対応する箇所の封止ピン68をドライ
バー等で下方へと押圧すると、その押圧力により環状部
74が破断して係合頭部71から分離する。そして封止ピン
68を更に下方へと押圧すると、係合頭部71がピン保持部
65内に押し込まれて行き、ピン保持部65内に完全に埋没
した状態でピン保持部65の係合部70に当接し係合する。
【0044】一方、封止ピン68の一対の脚部72が内側に
弾性変形して、各脚部72の封止用係合部73がピン嵌合部
64内のピン係止部67を通過して、このピン係止部67に下
側から離脱不能に係合する。従って、「1」の数字に対
応する2個の封止ピン68をピン保持部65内に押し込むこ
とにより、間隔を隔てた2か所の封止手段63で基板ケー
ス35を封止でき、これで基板ケース35の封止が完了す
る。
弾性変形して、各脚部72の封止用係合部73がピン嵌合部
64内のピン係止部67を通過して、このピン係止部67に下
側から離脱不能に係合する。従って、「1」の数字に対
応する2個の封止ピン68をピン保持部65内に押し込むこ
とにより、間隔を隔てた2か所の封止手段63で基板ケー
ス35を封止でき、これで基板ケース35の封止が完了す
る。
【0045】ホール等に弾球遊技機を設置した後に、そ
の制御基板36〜39のROM等の検査を行う場合には、
「1」の数字に対応する2個の封止状態の封止手段63の
破壊部66をニッパー等の工具で切断し破壊する。すると
封止手段63のピン保持部65がケース蓋42から分離して、
封止ピン68によりピン嵌合部64側に結合された状態のま
まで残るので、2個の封止手段63による基板ケース35の
封止を解除できる。従って、基板ケース35を開けて制御
基板36〜39又はROM等を取り出して容易に検査でき
る。
の制御基板36〜39のROM等の検査を行う場合には、
「1」の数字に対応する2個の封止状態の封止手段63の
破壊部66をニッパー等の工具で切断し破壊する。すると
封止手段63のピン保持部65がケース蓋42から分離して、
封止ピン68によりピン嵌合部64側に結合された状態のま
まで残るので、2個の封止手段63による基板ケース35の
封止を解除できる。従って、基板ケース35を開けて制御
基板36〜39又はROM等を取り出して容易に検査でき
る。
【0046】制御基板36〜39側の検査後に再封止する場
合には、「2」の数字に対応する2箇所の封止手段63の
仮止め状態の封止ピン68をピン保持部65側からピン嵌合
部64側へと押し込んで、この2個の封止手段63によって
基板ケース35を封止する。このため、検査後に基板ケー
ス35を容易に再封止できる。なお、検査後は、ケース本
体41のシール貼付部に貼付された検査履歴シールに、そ
の検査履歴を記載する。
合には、「2」の数字に対応する2箇所の封止手段63の
仮止め状態の封止ピン68をピン保持部65側からピン嵌合
部64側へと押し込んで、この2個の封止手段63によって
基板ケース35を封止する。このため、検査後に基板ケー
ス35を容易に再封止できる。なお、検査後は、ケース本
体41のシール貼付部に貼付された検査履歴シールに、そ
の検査履歴を記載する。
【0047】この実施形態では、単機能又は複数機能を
含む所定の機能別に4個の制御基板36〜39に分割し、こ
の制御基板36〜39を基板ケース35内に収納しているの
で、弾球遊技機の種類が異なる場合には、その異なる制
御機能の制御基板37,39 のみを交換すれば、その弾球遊
技機に応じた制御機能を備えた固有の制御装置を構成で
きる。従って、4個の制御基板36〜39の共通部分を複数
種類の弾球遊技機に共通に使用でき、従来に比較して制
御基板36〜39の無駄がなく、制御基板36〜39全体の製作
コストを低減できる。
含む所定の機能別に4個の制御基板36〜39に分割し、こ
の制御基板36〜39を基板ケース35内に収納しているの
で、弾球遊技機の種類が異なる場合には、その異なる制
御機能の制御基板37,39 のみを交換すれば、その弾球遊
技機に応じた制御機能を備えた固有の制御装置を構成で
きる。従って、4個の制御基板36〜39の共通部分を複数
種類の弾球遊技機に共通に使用でき、従来に比較して制
御基板36〜39の無駄がなく、制御基板36〜39全体の製作
コストを低減できる。
【0048】また各制御基板36〜39が機能別に分かれて
いるので、故障等で修理する場合、或いは一部の制御機
能に問題がある場合にも、その故障箇所のある制御基板
36〜39、又は制御機能に問題のある制御基板36〜39のみ
を交換すれば良く、この点でも制御基板36〜39の無駄が
なく、しかも容易に対応できる。
いるので、故障等で修理する場合、或いは一部の制御機
能に問題がある場合にも、その故障箇所のある制御基板
36〜39、又は制御機能に問題のある制御基板36〜39のみ
を交換すれば良く、この点でも制御基板36〜39の無駄が
なく、しかも容易に対応できる。
【0049】更に制御基板36〜39を機能別に分割してい
るが、1個の基板ケース35内に収納しているので、遊技
盤6 の裏側に着脱する際には、1個の制御基板を使用し
た場合と同様に取り扱うことができる。また4個の制御
基板36〜39をケース底板40上に縦横に配置しているの
で、各制御基板36〜39を基板ケース35の外部から透視す
ることにより、各制御基板36〜39の電子部品の装着状態
等を容易に確認又は点検できる。
るが、1個の基板ケース35内に収納しているので、遊技
盤6 の裏側に着脱する際には、1個の制御基板を使用し
た場合と同様に取り扱うことができる。また4個の制御
基板36〜39をケース底板40上に縦横に配置しているの
で、各制御基板36〜39を基板ケース35の外部から透視す
ることにより、各制御基板36〜39の電子部品の装着状態
等を容易に確認又は点検できる。
【0050】基板ケース35を閉じて封止手段63で封止し
た状態では、その封止ピン68の係合頭部71がピン保持部
65内に完全に没入し、また先端側の係合部73が有底状の
ピン嵌合部64内でピン係止部67に弾性的に係合している
ので、一旦封止ピン68で封止した後は、この封止ピン68
を外部から外して封止状態を解除することは非常に困難
であり、破壊部66を工具等で切断して破壊しない限り、
基板ケース35の封止を解除することはできない。
た状態では、その封止ピン68の係合頭部71がピン保持部
65内に完全に没入し、また先端側の係合部73が有底状の
ピン嵌合部64内でピン係止部67に弾性的に係合している
ので、一旦封止ピン68で封止した後は、この封止ピン68
を外部から外して封止状態を解除することは非常に困難
であり、破壊部66を工具等で切断して破壊しない限り、
基板ケース35の封止を解除することはできない。
【0051】また仮に破壊部66を破壊して基板ケース35
を開封した場合に、ケース蓋42側に破壊部66の破壊跡が
残ると共に、ケース底板40の支持体側に封止ピン68によ
りピン保持部65が固定状態で残るため、基板ケース35側
に必ず開封の痕跡ができ、その隠蔽も極めて困難であ
る。そのため、基板ケース35を開封して制御基板36〜39
側のROMを不正に交換する等の不正改造が行い難くな
り、不正改造を未然に防止できる。
を開封した場合に、ケース蓋42側に破壊部66の破壊跡が
残ると共に、ケース底板40の支持体側に封止ピン68によ
りピン保持部65が固定状態で残るため、基板ケース35側
に必ず開封の痕跡ができ、その隠蔽も極めて困難であ
る。そのため、基板ケース35を開封して制御基板36〜39
側のROMを不正に交換する等の不正改造が行い難くな
り、不正改造を未然に防止できる。
【0052】特に開封の痕跡が基板ケース35側に残り、
その痕跡の完全な隠蔽が極めて困難であるため、不正改
造者への心理的抑制の効果を期待でき、不正改造の横行
を未然に防止できる。しかも、基板ケース35側の痕跡と
検査履歴シール側の検査履歴とを照合することによって
不正改造済か否かの識別も容易にできる。
その痕跡の完全な隠蔽が極めて困難であるため、不正改
造者への心理的抑制の効果を期待でき、不正改造の横行
を未然に防止できる。しかも、基板ケース35側の痕跡と
検査履歴シール側の検査履歴とを照合することによって
不正改造済か否かの識別も容易にできる。
【0053】またピン嵌合部64に対応する部分で封止台
47側の裏板69にドリル等で不正に孔等を穿孔してピン嵌
合部64の底側に開口を形成し、その開口側から封止ピン
68を操作して基板ケース35の封止を解除した後、裏板69
の開口に樹脂、接着剤等を注入して塞ぐ等の不正を働い
た場合にも、裏板69側の状態を見れば不正の事実を容易
に発見できる。
47側の裏板69にドリル等で不正に孔等を穿孔してピン嵌
合部64の底側に開口を形成し、その開口側から封止ピン
68を操作して基板ケース35の封止を解除した後、裏板69
の開口に樹脂、接着剤等を注入して塞ぐ等の不正を働い
た場合にも、裏板69側の状態を見れば不正の事実を容易
に発見できる。
【0054】更にピン保持部65がケース蓋42から破壊部
66を介して突出しているため、開封に際して破壊部66を
ニッパー等により容易に切断でき、特にピン保持部65側
にのみ破壊部66があるので、ピン嵌合部64とピン保持部
65との両方に破壊部66がある場合に比較して、開封時の
切断が容易であり簡単に開封できる。また封止装置44が
基板ケース35の外側に突出しているため、この封止装置
44によって基板ケース35内の制御基板36〜39が制約を受
けることがなく、制御基板36〜39の有効面積を十分に確
保できる。
66を介して突出しているため、開封に際して破壊部66を
ニッパー等により容易に切断でき、特にピン保持部65側
にのみ破壊部66があるので、ピン嵌合部64とピン保持部
65との両方に破壊部66がある場合に比較して、開封時の
切断が容易であり簡単に開封できる。また封止装置44が
基板ケース35の外側に突出しているため、この封止装置
44によって基板ケース35内の制御基板36〜39が制約を受
けることがなく、制御基板36〜39の有効面積を十分に確
保できる。
【0055】図9は本発明の第2の実施形態を例示し、
各制御基板36〜39の形状、配置及び固定構造を変えたも
のであり、この場合にも同様の効果を得ることができ
る。例えば制御基板36,37 に装着する電子部品の数が多
い場合には、この図示のように2個の制御基板36,37 を
矩形状に構成し、この制御基板36,37 を基板ケース35の
長手方向の一端側に並べて配置し、小さい2個の制御基
板38,39 を基板ケース35の長手方向の他端側に幅方向に
並べて配置しても良い。また各制御基板36〜39は、ケー
ス底板40の基板受け部45等に一体に形成した係止爪90に
より着脱自在に固定しても良い。この実施形態では、係
止爪90が基板固定手段50を構成している。
各制御基板36〜39の形状、配置及び固定構造を変えたも
のであり、この場合にも同様の効果を得ることができ
る。例えば制御基板36,37 に装着する電子部品の数が多
い場合には、この図示のように2個の制御基板36,37 を
矩形状に構成し、この制御基板36,37 を基板ケース35の
長手方向の一端側に並べて配置し、小さい2個の制御基
板38,39 を基板ケース35の長手方向の他端側に幅方向に
並べて配置しても良い。また各制御基板36〜39は、ケー
ス底板40の基板受け部45等に一体に形成した係止爪90に
より着脱自在に固定しても良い。この実施形態では、係
止爪90が基板固定手段50を構成している。
【0056】図10及び図11は本発明の第3の実施形
態を例示し、基板ケース35内に2個の制御基板36,37 を
上下方向に積層状に配置したものであり、この場合にも
同様の効果を得ることができる。下側の制御基板36は、
基板ケース35の長手方向の両端部でネジ91により取り付
けボス部92に着脱自在に固定され、上側の制御基板37
は、基板ケース35の幅方向の両端部でネジ93により取り
付けボス部94に着脱自在に固定されている。そして、両
制御基板36,37 は、基板ケース35内でフラットケーブル
86を介して接続されている。また下側の制御基板36に
は、上側の制御基板37と重ならないように長手方向の一
端側に外部用のコネクタ75が装着されている。
態を例示し、基板ケース35内に2個の制御基板36,37 を
上下方向に積層状に配置したものであり、この場合にも
同様の効果を得ることができる。下側の制御基板36は、
基板ケース35の長手方向の両端部でネジ91により取り付
けボス部92に着脱自在に固定され、上側の制御基板37
は、基板ケース35の幅方向の両端部でネジ93により取り
付けボス部94に着脱自在に固定されている。そして、両
制御基板36,37 は、基板ケース35内でフラットケーブル
86を介して接続されている。また下側の制御基板36に
は、上側の制御基板37と重ならないように長手方向の一
端側に外部用のコネクタ75が装着されている。
【0057】図12及び図13は本発明の第4の実施形
態を例示し、基板ケース35内に、複数個の制御基板36〜
39をケース底板40上の支持基板95から起立状に設け、各
制御基板36〜39をカードエッジコネクタ96、支持基板95
の回路パターンを介して相互に接続したものである。支
持基板95上には、基板支持枠97が基板ケース35の長手方
向に所定間隔をおいて固定されている。各基板支持枠97
は上側が開放する側面視U字状であって、制御基板36〜
39が上側から挿脱自在に挿入されている。
態を例示し、基板ケース35内に、複数個の制御基板36〜
39をケース底板40上の支持基板95から起立状に設け、各
制御基板36〜39をカードエッジコネクタ96、支持基板95
の回路パターンを介して相互に接続したものである。支
持基板95上には、基板支持枠97が基板ケース35の長手方
向に所定間隔をおいて固定されている。各基板支持枠97
は上側が開放する側面視U字状であって、制御基板36〜
39が上側から挿脱自在に挿入されている。
【0058】基板支持枠97の下部側には、カードエッジ
コネクタ96の接触片98が設けられ、また上端側には制御
基板36〜39を係脱自在に係止する係止具99が設けられて
いる。制御基板36〜39には、下端側にカードエッジコネ
クタ96の端子部100 が設けられ、基板支持枠97に挿入し
たときに、その端子部100 が接触片98に電気的に接続す
るようになっている。支持基板95は、周縁部分がケース
底板40とケース本体41との間で上下両側から挟持され、
その周縁部の一部に外部用コネクタ101 が固定されてい
る。
コネクタ96の接触片98が設けられ、また上端側には制御
基板36〜39を係脱自在に係止する係止具99が設けられて
いる。制御基板36〜39には、下端側にカードエッジコネ
クタ96の端子部100 が設けられ、基板支持枠97に挿入し
たときに、その端子部100 が接触片98に電気的に接続す
るようになっている。支持基板95は、周縁部分がケース
底板40とケース本体41との間で上下両側から挟持され、
その周縁部の一部に外部用コネクタ101 が固定されてい
る。
【0059】この場合にも、基板ケース35内に複数個の
制御基板36〜39を容易に収納でき、また基板ケース35を
開放すれば、各制御基板36〜39を容易に着脱できる。し
かも各制御基板36〜39が基板ケース35内で起立状態にな
っているため、各制御基板36〜39の電子部品の装着状態
を基板ケース35の外部から容易に確認できる。また制御
基板36〜39の両面に電子部品を装着することも可能であ
る。
制御基板36〜39を容易に収納でき、また基板ケース35を
開放すれば、各制御基板36〜39を容易に着脱できる。し
かも各制御基板36〜39が基板ケース35内で起立状態にな
っているため、各制御基板36〜39の電子部品の装着状態
を基板ケース35の外部から容易に確認できる。また制御
基板36〜39の両面に電子部品を装着することも可能であ
る。
【0060】以上、本発明の各実施形態について説明し
たが、本発明はこの各実施形態に限定されるものではな
い。例えば、実施形態では、基板ケース35をケース底板
40とケース本体41とケース蓋42とに三分割し、そのケー
ス底板40側に封止台47及びピン嵌合部64を、ケース蓋42
側にピン保持部65を夫々設けているが、ケース蓋42側に
封止台47及びピン嵌合部64を、ケース底板40側にピン保
持部65を夫々設けても良い。基板ケース35が二分割の場
合にも同様に実施できる。封止手段63は、他の構造のも
のでも良いし、基板ケース35の内側に設けても良い。
たが、本発明はこの各実施形態に限定されるものではな
い。例えば、実施形態では、基板ケース35をケース底板
40とケース本体41とケース蓋42とに三分割し、そのケー
ス底板40側に封止台47及びピン嵌合部64を、ケース蓋42
側にピン保持部65を夫々設けているが、ケース蓋42側に
封止台47及びピン嵌合部64を、ケース底板40側にピン保
持部65を夫々設けても良い。基板ケース35が二分割の場
合にも同様に実施できる。封止手段63は、他の構造のも
のでも良いし、基板ケース35の内側に設けても良い。
【0061】実施形態では2個又は4個に制御基板36〜
39を分割しているが、その制御基板36〜39の数は3個、
又は5個以上でも良い。また各制御基板36〜39の形状も
自在である。また各制御基板36〜39の制御機能は何れも
例示であり、これに限定されるものではない。但し、原
則的には、単機能か2以上の複数機能を含むか否かは別
に、各制御基板36〜39は機能別に分けることが望まし
い。また併せて共通制御機能と固有制御機能とに分ける
ことが望ましい。
39を分割しているが、その制御基板36〜39の数は3個、
又は5個以上でも良い。また各制御基板36〜39の形状も
自在である。また各制御基板36〜39の制御機能は何れも
例示であり、これに限定されるものではない。但し、原
則的には、単機能か2以上の複数機能を含むか否かは別
に、各制御基板36〜39は機能別に分けることが望まし
い。また併せて共通制御機能と固有制御機能とに分ける
ことが望ましい。
【0062】制御基板36〜39を基板ケース35内に固定す
る基板固定手段50は、ネジ止め構造、爪構造の他、相対
向する一対の溝に制御基板36〜39を挿入するようにした
溝構造等でも良い。また基板ケース35の構造によって
は、ケース蓋42側に基板固定手段50を設けても良い。基
板ケース35は、その全体を透視可能に構成しても良い
し、一部を透視可能に構成しても良い。
る基板固定手段50は、ネジ止め構造、爪構造の他、相対
向する一対の溝に制御基板36〜39を挿入するようにした
溝構造等でも良い。また基板ケース35の構造によって
は、ケース蓋42側に基板固定手段50を設けても良い。基
板ケース35は、その全体を透視可能に構成しても良い
し、一部を透視可能に構成しても良い。
【0063】
【発明の効果】本発明では、基板ケース35内に、複数個
の制御基板36〜39を収納しているので、各制御基板36〜
39毎に共通部分と固有部分とに分けることが可能であ
り、制御基板36〜39の共用化が容易であると共に、制御
基板36〜39及び基板ケース35の製作コストを低減でき
る。
の制御基板36〜39を収納しているので、各制御基板36〜
39毎に共通部分と固有部分とに分けることが可能であ
り、制御基板36〜39の共用化が容易であると共に、制御
基板36〜39及び基板ケース35の製作コストを低減でき
る。
【0064】また複数個の制御基板36〜39には、遊技動
作等を制御する制御機能の内、1又は複数の機能別にR
OM等の電子部品を装着しているので、機能別に制御基
板36〜39を交換でき、修理等を容易にできる。
作等を制御する制御機能の内、1又は複数の機能別にR
OM等の電子部品を装着しているので、機能別に制御基
板36〜39を交換でき、修理等を容易にできる。
【0065】更に複数個の制御基板36〜39は、異なる種
類の遊技動作に共通の共通制御基板36,38 と、その遊技
動作に固有の固有制御基板37,39 とに分割しているの
で、制御基板36,38 を共用化できる。
類の遊技動作に共通の共通制御基板36,38 と、その遊技
動作に固有の固有制御基板37,39 とに分割しているの
で、制御基板36,38 を共用化できる。
【0066】しかも基板ケース35は、第1ケース体40と
第2ケース体42とを開閉自在に備え、第1ケース体40及
び/又は第2ケース体42に、少なくとも1個の制御基板
36〜39を固定するための基板固定手段50を一体に形成し
ているので、ケース内での制御基板36〜39の固定を容易
にできる。また複数個の制御基板36〜39の内、一部が複
数種類の機種に使用できるものであるため、共通に使用
できる。
第2ケース体42とを開閉自在に備え、第1ケース体40及
び/又は第2ケース体42に、少なくとも1個の制御基板
36〜39を固定するための基板固定手段50を一体に形成し
ているので、ケース内での制御基板36〜39の固定を容易
にできる。また複数個の制御基板36〜39の内、一部が複
数種類の機種に使用できるものであるため、共通に使用
できる。
【0067】また基板ケース35に、第1ケース体40と第
2ケース体42とを閉状態で封止可能であり、且つ所定部
位を破壊することを必要条件に第1ケース体40と第2ケ
ース体42との封止を解除する開放確認可能な封止手段63
を複数個設けているので、複数回の検査にも容易に対応
でき、また不正行為を未然に防止できる。
2ケース体42とを閉状態で封止可能であり、且つ所定部
位を破壊することを必要条件に第1ケース体40と第2ケ
ース体42との封止を解除する開放確認可能な封止手段63
を複数個設けているので、複数回の検査にも容易に対応
でき、また不正行為を未然に防止できる。
【0068】更に複数個の制御基板36〜39の一部又は全
部を基板ケース35内でフラットケーブル86〜88により接
続しているので、制御基板36〜39相互の接続を容易にで
きる。
部を基板ケース35内でフラットケーブル86〜88により接
続しているので、制御基板36〜39相互の接続を容易にで
きる。
【0069】また複数個の制御基板36〜39の一部又は全
部を基板ケース35内でカードエッジコネクタ96により接
続しているので、制御基板36〜39相互の接続を容易にで
きると共に、ケース内でのリード線等の錯綜を防止でき
る。
部を基板ケース35内でカードエッジコネクタ96により接
続しているので、制御基板36〜39相互の接続を容易にで
きると共に、ケース内でのリード線等の錯綜を防止でき
る。
【図1】本発明の第1の実施形態を示す弾球遊技機の前
側斜視図である。
側斜視図である。
【図2】本発明の第1の実施形態を示す弾球遊技機の裏
側斜視図である。
側斜視図である。
【図3】本発明の第1の実施形態を示す遊技盤の斜視図
である。
である。
【図4】本発明の第1の実施形態を示す基板ケースの平
面図である。
面図である。
【図5】本発明の第1の実施形態を示す基板ケースの一
部破断側面図である。
部破断側面図である。
【図6】本発明の第1の実施形態を示す基板ケースの正
面断面図である。
面断面図である。
【図7】本発明の第1の実施形態を示す基板ケースの分
解側面図である。
解側面図である。
【図8】本発明の第1の実施形態を示す基板ケースの分
解平面図である。
解平面図である。
【図9】本発明の第2の実施形態を示す基板ケースの分
解平面図である。
解平面図である。
【図10】本発明の第3の実施形態を示す基板ケースの
分解平面図である。
分解平面図である。
【図11】本発明の第3の実施形態を示す基板ケースの
側面断面図である。
側面断面図である。
【図12】本発明の第4の実施形態を示す基板ケースの
側面断面図である。
側面断面図である。
【図13】本発明の第4の実施形態を示す基板ケースの
正面断面図である。
正面断面図である。
35 基板ケース 36,38 共通制御基板 37,39 固有制御基板 40 ケース底板(第1ケース体) 41 ケース本体(第3ケース体) 42 ケース蓋(第2ケース体) 50 基板固定手段 63 封止手段 86〜88 フラットケーブル 96 カードエッジコネクタ
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成11年12月3日(1999.12.
3)
3)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】請求項1
【補正方法】変更
【補正内容】
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0007
【補正方法】変更
【補正内容】
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、内部が透視可
能な基板ケース35内に、遊技動作等を制御するROM等
の電子部品が装着された制御基板36〜39を収納した弾球
遊技機において、前記基板ケース35内に、異なる機種に
共通の共通制御基板36,38 と、特定の遊技盤6の遊技動
作に固有の固有制御基板37,39 とを収納し、前記共通制
御基板36,38 は単機能又は複数機能別に複数個あり、前
記固有制御基板37,39 は単機能又は複数機能別に複数個
あり、これらの各制御基板36〜39を前記基板ケース35内
で相互に接続している。
能な基板ケース35内に、遊技動作等を制御するROM等
の電子部品が装着された制御基板36〜39を収納した弾球
遊技機において、前記基板ケース35内に、異なる機種に
共通の共通制御基板36,38 と、特定の遊技盤6の遊技動
作に固有の固有制御基板37,39 とを収納し、前記共通制
御基板36,38 は単機能又は複数機能別に複数個あり、前
記固有制御基板37,39 は単機能又は複数機能別に複数個
あり、これらの各制御基板36〜39を前記基板ケース35内
で相互に接続している。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0063
【補正方法】変更
【補正内容】
【0063】
【発明の効果】本発明では、内部が透視可能な基板ケー
ス35内に、遊技動作等を制御するROM等の電子部品が
装着された制御基板36〜39を収納した弾球遊技機におい
て、前記基板ケース35内に、異なる機種に共通の共通制
御基板36,38 と、特定の遊技盤6 の遊技動作に固有の固
有制御基板37,39 とを収納し、前記共通制御基板36,38
は単機能又は複数機能別に複数個あり、前記固有制御基
板37,39 は単機能又は複数機能別に複数個あり、これら
の各制御基板36〜39を前記基板ケース35内で相互に接続
しているので、各制御基板36〜39毎に共通部分と固有部
分とに分けることが可能であり、制御基板36〜39の共用
化が容易であると共に、制御基板36〜39及び基板ケース
35の製作コストを低減できる。
ス35内に、遊技動作等を制御するROM等の電子部品が
装着された制御基板36〜39を収納した弾球遊技機におい
て、前記基板ケース35内に、異なる機種に共通の共通制
御基板36,38 と、特定の遊技盤6 の遊技動作に固有の固
有制御基板37,39 とを収納し、前記共通制御基板36,38
は単機能又は複数機能別に複数個あり、前記固有制御基
板37,39 は単機能又は複数機能別に複数個あり、これら
の各制御基板36〜39を前記基板ケース35内で相互に接続
しているので、各制御基板36〜39毎に共通部分と固有部
分とに分けることが可能であり、制御基板36〜39の共用
化が容易であると共に、制御基板36〜39及び基板ケース
35の製作コストを低減できる。
Claims (7)
- 【請求項1】 内部が透視可能な基板ケース(35)内に、
遊技動作等を制御するROM等の電子部品が装着された
制御基板(36)〜(39)を収納した弾球遊技機において、前
記基板ケース(35)内に、複数個の前記制御基板(36)〜(3
9)を収納したことを特徴とする弾球遊技機。 - 【請求項2】 前記複数個の制御基板(36)〜(39)には、
遊技動作等を制御する制御機能の内、1又は複数の機能
別にROM等の電子部品を装着したことを特徴とする請
求項1に記載の弾球遊技機。 - 【請求項3】 前記複数個の制御基板(36)〜(39)は、異
なる種類の遊技動作に共通の共通制御基板(36)(38)と、
その遊技動作に固有の固有制御基板(37)(39)とに分割さ
れていることを特徴とする請求項1又は2に記載の弾球
遊技機。 - 【請求項4】 前記基板ケース(35)は、第1ケース体(4
0)と第2ケース体(42)とを開閉自在に備え、前記第1ケ
ース体(40)及び/又は第2ケース体(42)に、少なくとも
1個の前記制御基板(36)〜(39)を固定するための基板固
定手段(50)を一体に形成し、前記複数個の制御基板(36)
〜(39)の内、一部が複数種類の機種に使用できるもので
あることを特徴とする請求項1〜3の何れかに記載の弾
球遊技機。 - 【請求項5】 前記基板ケース(35)に、前記第1ケース
体(40)と前記第2ケース体(42)とを閉状態で封止可能で
あり、且つ所定部位を破壊することを必要条件に前記第
1ケース体(40)と前記第2ケース体(42)との封止を解除
する開放確認可能な封止手段(63)を複数個設けたことを
特徴とする請求項1〜4の何れかに記載の弾球遊技機。 - 【請求項6】 前記複数個の制御基板(36)〜(39)の一部
又は全部を前記基板ケース(35)内でフラットケーブル(8
6)〜(88)により接続したことを特徴とする請求項1〜5
の何れかに記載の弾球遊技機。 - 【請求項7】 前記複数個の制御基板(36)〜(39)の一部
又は全部を前記基板ケース(35)内でカードエッジコネク
タ(96)により接続したことを特徴とする請求項1〜5の
何れかに記載の弾球遊技機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10329363A JP2000153020A (ja) | 1998-11-19 | 1998-11-19 | 弾球遊技機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10329363A JP2000153020A (ja) | 1998-11-19 | 1998-11-19 | 弾球遊技機 |
Related Child Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000242435A Division JP2001062120A (ja) | 2000-08-10 | 2000-08-10 | 弾球遊技機 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000153020A true JP2000153020A (ja) | 2000-06-06 |
Family
ID=18220630
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10329363A Pending JP2000153020A (ja) | 1998-11-19 | 1998-11-19 | 弾球遊技機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2000153020A (ja) |
Cited By (15)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002224383A (ja) * | 2001-02-06 | 2002-08-13 | Sanyo Product Co Ltd | 遊技機 |
JP2006034778A (ja) * | 2004-07-29 | 2006-02-09 | Samii Kk | 遊技機 |
JP2006150044A (ja) * | 2004-11-02 | 2006-06-15 | Abilit Corp | 遊技機用基板ケース |
JP2009061281A (ja) * | 2008-10-03 | 2009-03-26 | Sanyo Product Co Ltd | 遊技機 |
JP2009195377A (ja) * | 2008-02-20 | 2009-09-03 | Daito Giken:Kk | 遊技台用基板収納ケース及び遊技台 |
JP2010137065A (ja) * | 2010-02-15 | 2010-06-24 | Daiichi Shokai Co Ltd | 遊技機 |
JP2011092781A (ja) * | 2011-02-17 | 2011-05-12 | Daito Giken:Kk | 遊技台 |
JP2011101818A (ja) * | 2011-01-28 | 2011-05-26 | Sanyo Product Co Ltd | 遊技機 |
JP2012236085A (ja) * | 2012-09-10 | 2012-12-06 | Sanyo Product Co Ltd | 遊技機 |
JP2014155706A (ja) * | 2014-01-31 | 2014-08-28 | Sanyo Product Co Ltd | 遊技機 |
JP2015006408A (ja) * | 2014-08-12 | 2015-01-15 | 株式会社三洋物産 | 遊技機 |
JP2015221246A (ja) * | 2015-08-05 | 2015-12-10 | 株式会社三共 | 遊技機 |
JP2016093519A (ja) * | 2015-12-04 | 2016-05-26 | 株式会社三洋物産 | 遊技機 |
JP2016221091A (ja) * | 2015-06-02 | 2016-12-28 | 山佐株式会社 | 遊技機 |
JP2022128249A (ja) * | 2021-02-22 | 2022-09-01 | 株式会社サンセイアールアンドディ | 遊技機 |
-
1998
- 1998-11-19 JP JP10329363A patent/JP2000153020A/ja active Pending
Cited By (16)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002224383A (ja) * | 2001-02-06 | 2002-08-13 | Sanyo Product Co Ltd | 遊技機 |
JP2006034778A (ja) * | 2004-07-29 | 2006-02-09 | Samii Kk | 遊技機 |
JP2006150044A (ja) * | 2004-11-02 | 2006-06-15 | Abilit Corp | 遊技機用基板ケース |
JP2009195377A (ja) * | 2008-02-20 | 2009-09-03 | Daito Giken:Kk | 遊技台用基板収納ケース及び遊技台 |
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JP2014155706A (ja) * | 2014-01-31 | 2014-08-28 | Sanyo Product Co Ltd | 遊技機 |
JP2015006408A (ja) * | 2014-08-12 | 2015-01-15 | 株式会社三洋物産 | 遊技機 |
JP2016221091A (ja) * | 2015-06-02 | 2016-12-28 | 山佐株式会社 | 遊技機 |
JP2015221246A (ja) * | 2015-08-05 | 2015-12-10 | 株式会社三共 | 遊技機 |
JP2016093519A (ja) * | 2015-12-04 | 2016-05-26 | 株式会社三洋物産 | 遊技機 |
JP2022128249A (ja) * | 2021-02-22 | 2022-09-01 | 株式会社サンセイアールアンドディ | 遊技機 |
JP7408156B2 (ja) | 2021-02-22 | 2024-01-05 | 株式会社サンセイアールアンドディ | 遊技機 |
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