JP2007274697A - デジタル通信システムにおける量子化装置及び方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】本発明の実施形態に係るデジタル通信システムにおけるデコーダ入力信号のダイナミックレンジを調節する装置であって、受信されたパケットデータのダイナミックレンジを測定して、それに相応するスケールファクタを計算する量子化レベル生成部と、上記受信されたデータ信号を上記スケールファクタによってスケーリングして量子化した信号を出力する入力信号変換部から構成されることを特徴とする。
【選択図】図2
Description
いわゆる、HDR(High Data Rate)のような移動通信システムは、高速データサービスのみに対応するためのシステムである。
まず、アンテナを介して受信された信号は、搬送波周波数で混合(mixing)された後、ダウンコンバージョン(down conversion)され、ADC(Analog-to-Digital Converter)(図示していない)を経てデジタルベースバンド(digital baseband)段のレイク受信機に入力される。上記デジタルベースバンド段のレイク受信機は、多数のフィンガー(finger)110、120及びコンバイナ(combiner)130で構成されている。
本発明の他の目的は、多様な復調方式とパケットの符号語反復回数、無線チャネル変化でも能動的にデコーダ入力信号を最適に量子化する装置及び方法を提供することにある。
本発明の更に他の目的は、デコーダの入力有効ビット数の増加なしに、受信機の性能を向上させる装置及び方法を提供することにある。
本発明の更に他の目的は、デコーダの変更なしに、デコーダ受信性能を向上させる装置及び方法を提供することにある。
本発明の更に他の目的は、デコーダの変更なしに、デコーダ入力信号のダイナミックレンジを能動的に調節する装置及び方法を提供することにある。
本発明の実施形態に係る方法は、デジタル通信システムにおけるデコーダ入力信号のダイナミックレンジを調節する方法であって、受信されたパケットデータのダイナミックレンジを測定し、それに相応するスケールファクタを計算する量子化レベル生成過程と、受信されたデータ信号をスケールファクタによってスケーリングして量子化した信号を生成する入力信号変換過程と、を含むことを特徴とする。
本発明は、デジタル通信システムで復調されたデータの信号範囲を測定し、それによって能動的に量子化間隔を調節して最適に量子化することができる。
また、本発明は、多様な復調方式とパケットの符号語反復回数、無線チャネル変化でも能動的にデコーダ入力信号を最適に量子化することができる。
また、本発明は、デコーダの入力有効ビット数の増加なしに、受信機の性能を向上させる装置及び方法を提供することができる。
また、本発明は、デコーダの変更なしに、デコーダ受信性能を向上させることができる。
また、本発明は、デコーダの変更なしに、デコーダ入力信号のダイナミックレンジを能動的に調節することができる。
以下、本発明を具体的に説明するに当たり、同期式CDMA通信方式であるIS−2000 1xEV(Evolution)−DOシステムの高速パケットデータ(High Rate Packet Data:HRPD)チャネルの利用を前提とする。しかしながら、本発明の主な要旨は類似の技術的背景及びチャネル形態を有するその他の移動通信システムにも本発明の範囲を大きく外れない範囲で若干の変形により適用可能であり、これは本発明の分野で熟練した技術的知識を有する者の判断により可能であるはずである。
まず、アンテナを介して受信された信号は、搬送波周波数で混合(mixing)してダウンコンバージョン(down conversion)され、ADC(Analog-to-Digital Converter)(図示していない)を経てデジタルベースバンド(digital baseband)段の受信機に入力される。デジタルベースバンド段の受信機は、多数個のフィンガー(finger)210、220、コンバイナ(combiner)230、及び動的量子化器(Dynamic Combiner)240から構成される。
フィンガー210、220及びコンバイナ230は、図1で前述したフィンガー110、120及びコンバイナ130と同一である。しかしながら、動的量子化器240は図1で前述した量子化器140と同一でない。
また、動的量子化器240は、本発明の他の実施形態によってコンバイナ230から出力された信号からパケットの反復回数及びスケールファクタによって予め計算されたROMテーブルを用いて量子化レベルを計算し、計算された量子化レベルに基づいて受信される信号を量子化する。
このように、最適に量子化レベルを計算するために、動的量子化器240にはパケット情報とスケールファクタ(scale factor)が入力される。
まず、動的量子化器240は、図3に示すように、反復区間検出部310、標準偏差計算部320、340、スケールファクタ計算部350、360、入力信号変換部370、380、及び並列/直列変換部390から構成される。
図示してはいないが、反復区間検出部310、標準偏差計算部320、340、及びスケールファクタ計算部350、360は、受信されるパケットデータのダイナミックレンジを測定し、それに相応するスケールファクタを計算する量子化レベル生成部を構成し、入力信号変換部370、380、及び並列/直列変換部390は、受信されるデータ信号をスケールファクタによってスケーリングして量子化した信号を出力する入力信号変換部を構成する。
高速パケットデータシステムでの端末機受信機の反復区間検出部310は、DRC(Data Rate Control)値と受信スロット(slot)個数を用いて受信パケットで符号語が反復された回数の異なる区間を検出することができる。
また、第1標準偏差計算部320は、第1反復区間に対して分布を求めて標準偏差を計算する。受信された信号の分布は一般的に正規分布と仮定することができる。標準偏差を計算する方法に対しては図7の説明で後述する。
第2標準偏差計算部340は、反復区間検出部310から受信された第2反復区間データの標準偏差を計算して受信されたパケット信号のダイナミックレンジを測定する。
また、第2標準偏差計算部340は、第2反復区間に対し、分布を求めて標準偏差を計算する。受信された信号の分布は一般的に正規分布と仮定することができる。
第2スケールファクタ計算部360は、第2標準偏差計算部340から出力された標準偏差に入力されたスケールファクタ係数を掛けた後、2の有効ビット数乗で割ってスケールファクタを計算した後、第2入力信号変換部380に出力する。
一般に、正規分布でK*標準偏差はK=2.58である時、受信信号の99%を含むことになる。このように、標準偏差に掛けられるパラメータ(K)を本発明ではスケールファクタ係数と定義したのであり、その値は受信機設計者が任意に選択することができる。
また、第1入力信号変換部370は、第1スケールファクタ計算部350から出力されたスケールファクタ値を反復区間検出部310から新しく出力された値に適用して受信信号の一部区間のみ標準偏差を測定し全体受信信号に適用する。
また、第2入力信号変換部380は、第2スケールファクタ計算部360から出力されたスケールファクタ値を反復区間検出部310で新しく出力された値に適用して受信信号の一部区間のみ標準偏差を測定し全体受信信号に適用する。
並列/直列変換部390は、第1入力信号変換部370と第2入力信号変換部380から出力されたスケーリングされた信号を1つのシーケンスに整列してデコーダに伝送する。
図4を参照すれば、動的量子化器は、図4に示すように、反復区間検出部410、スケールファクタ計算部450、460、入力信号変換部470、480、及び並列/直列変換部490から構成される。本発明の他の実施形態での動的量子化器240は、図3の標準偏差計算部320、340が無いことが特徴である。その代りに、標準偏差を測定する部分を予め計算してROM(Read Only Memory)テーブル(図示していない)に格納して、その値を用いる。ROMテーブルは、スケールファクタ係数(K)値とパケットの符号語の反復回数によるスケールファクタ値を有していなければならない。
第1スケールファクタ計算部450は、パケット情報とスケールファクタ(K)の入力を受けてROMテーブルに格納された標準偏差値を用いてスケールファクタ値を計算して出力する。
第2スケールファクタ計算部460は、パケット情報とスケールファクタ(K)の入力を受けてROMテーブルに格納された標準偏差値を用いてスケールファクタ値を計算して出力する。
また、第1入力信号変換部470は、第1スケールファクタ計算部450から出力されたスケールファクタ値を反復区間検出部410から出力された値に適用して受信信号の一部区間のみ標準偏差を測定し全体受信信号に適用する。
また、第2入力信号変換部470は、第2スケールファクタ計算部460から出力されたスケールファクタ値を反復区間検出部410から出力された値に適用して受信信号の一部区間のみ標準偏差を測定し全体受信信号に適用する。
並列/直列変換部490は、第1入力信号変換部470と第2入力信号変換部480から出力されたスケーリングされた信号を1つのシーケンスに整列してデコーダに伝送する。
標準偏差計算が完了すれば、第1スケールファクタ計算部350は、ステップ507で第1標準偏差計算部320から標準偏差に入力されたスケールファクタを掛けた後、2の有効ビット数乗で割って第1反復区間のスケールファクタを計算した後、第1入力信号変換部370に出力する。
第1入力信号変換部370は、ステップ509で第1スケールファクタ計算部350にて計算されたスケールファクタ値を用いて第1反復区間に対してスケーリングする。この過程を経れば第1反復区間に対して受信信号のレベルが一定に維持される。
並列/直列変換部390は、ステップ511で第1入力信号変換部370から出力されたスケーリングされた信号を1つのシーケンスに整列した後、ステップ513でデコーダに伝送する。
標準偏差計算が完了すれば、第2スケールファクタ計算部360は、ステップ517で第2標準偏差計算部340から標準偏差に入力されたスケールファクタを掛けた後、2の有効ビット数乗で割って第2反復区間のスケールファクタを計算した後、第2入力信号変換部380に出力する。
第2入力信号変換部380は、ステップ519で第2スケールファクタ計算部360にて計算されたスケールファクタ値を用いて第2反復区間に対してスケーリングする。この過程を経れば第2反復区間に対して受信信号のレベルが一定に維持される。
ステップ519の以後、並列/直列変換部390は、ステップ511で第2入力信号変換部380から出力されたスケーリングされた信号を1つのシーケンスに整列してステップ513でデコーダに伝送する。
図6を参照すれば、動的量子化器240の反復区間検出部410は、ステップ601でコンバイナの出力信号を受信する。反復区間検出部410は、ステップ603でコンバイナ230から出力された信号を受信してパケットの符号語(codeword)反復回数によって第1反復区間と第2反復区間を検出する。この際、反復区間検出部410にはパケット情報(packet information)が入力される。
第1入力信号変換部370は、ステップ607で第1スケールファクタ計算部450にて計算されたスケールファクタ値を用いて第1反復区間に対してスケーリングする。この過程を経れば第1反復区間に対して受信信号のレベルが一定に維持される。
並列/直列変換部490は、ステップ609で第1入力信号変換部470から出力されたスケーリングされた信号を1つのシーケンスに整列してステップ611でデコーダに伝送する。
第2入力信号変換部480は、ステップ615で第2スケールファクタ計算部460にて計算されたスケールファクタ値を用いて第2反復区間に対してスケーリングして量子化された信号を生成する。この過程を経れば第2反復区間に対して受信信号のレベルが一定に維持される。
並列/直列変換部490は、ステップ609で第2入力信号変換部480から出力されたスケーリングされた信号を1つのシーケンスに整列してステップ611でデコーダに伝送する。
受信パケットの符号語反復回数によってダイナミックレンジの変化を予測することができ、一例として、AWGN 1−Path環境を仮定した時、受信信号の動作経路は符号語反復回数によって次のように変わることになる。
まず、AGC(Automatic Gain Control)の出力信号をIor+Ioc=A dB, Ior/Ioc=B dBと仮定すれば、 Iorは下記数式1、Iocは下記数式2のように定義することができる。
−3スロット:7552ビット受信(前部の2432ビットは1回反復され、残りの2688ビットは反復されない)
−4スロット:10752ビット受信(前部の512ビットは3回反復され、残りの4608ビットは2回反復される)
−16スロット:49152ビット受信(前部の3072ビットは10回反復され、残りの204ビットは9回反復される)
図8は、HRPDシステムにおいて、DRC値‘1’の1つのパケットに対して3番目のスロットを受信した時、一回反復された区間の受信信号分布と反復されない区間の受信信号分布を示す図である。
図8から見れば、一回反復された区間の信号分布がそうでない区間に比べてより広がっていることを確認することができる。したがって、同一な有効ビット数で表現する時、反復区間に対しては量子化間隔を大きく設定しなければならないが、そうでない区間に対しては量子化間隔を小さく設定することができる。
AWGN環境でDRC値が‘1’である時、本発明を使用しない8ビットターボデコーダ性能と本発明を適用した8ビットターボデコーダの性能とを比較した図である。図9から見れば、同一なデコーダ使用で本発明を適用した時、性能が向上することを確認することができる。
図10は、図9と同一な条件であり、フェーディング環境で性能を比較したものである。フェーディング環境では受信信号のダイナミックレンジがより大きく変化するため、AWGN環境でより本発明の性能がさらに向上することを確認することができる。
230 コンバイナ
240 動的量子化器
Claims (20)
- デジタル通信システムにおけるデコーダ入力信号のダイナミックレンジを調節する装置であって、
受信されたパケットデータのダイナミックレンジを測定し、それに相応するスケールファクタを計算する量子化レベル生成部と、
前記受信されたデータ信号を前記スケールファクタによってスケーリングして量子化した信号を出力する入力信号変換部と、
を含むことを特徴とするデジタル通信システムにおけるデコーダ入力信号のダイナミックレンジを調節する装置。 - 前記量子化レベル生成部は、
前記パケットの反復回数及びスケールファクタ係数によって予め計算されたROMテーブルを用いて量子化レベルを計算して出力することを特徴とする請求項1記載のデジタル通信システムにおけるデコーダ入力信号のダイナミックレンジを調節する装置。 - 前記量子化レベル生成部は、
前記信号をパケット情報内のパケット符号語反復回数によって第1反復区間と第2反復区間を検出して出力する反復区間検出部と、
前記第1反復区間のデータの標準偏差を計算して受信されたパケット信号のダイナミックレンジを測定する第1標準偏差計算部と、
前記第2反復区間のデータの標準偏差を計算して受信されたパケットのダイナミックレンジを測定する第2標準偏差計算部と、
前記第1標準偏差計算部から出力された標準偏差に入力されたスケールファクタ係数を掛けた後、2の有効ビット数乗で割ってスケールファクタを計算して出力する第1スケールファクタ計算部と、
前記第2標準偏差計算部から出力された標準偏差に入力されたスケールファクタ係数を掛けた後、2の有効ビット数乗で割ってスケールファクタを計算して出力する第2スケールファクタ計算部と、を含むことを特徴とする請求項1記載のデジタル通信システムにおけるデコーダ入力信号のダイナミックレンジを調節する装置。 - 前記入力信号変換部は、
前記第1スケールファクタ計算部から計算されたスケールファクタ値を用いて第1反復区間に対してスケーリング(scaling)する第1入力信号変換部と、
前記第2スケールファクタ計算部から計算されたスケールファクタ値を用いて第2反復区間に対してスケーリング(scaling)する第2入力信号変換部と、
前記第1入力信号変換部と第2入力信号変換部から出力されたスケーリングされた信号を1つのシーケンスに整列して伝送する並列/直列変換部と、
を含むことを特徴とする請求項3記載のデジタル通信システムにおけるデコーダ入力信号のダイナミックレンジを調節する装置。 - 前記反復区間検出部は、
データレート制御値と受信スロット個数を用いて受信パケットで符号語が反復された回数が相異する2つの区間を検出することを特徴とする請求項3記載のデジタル通信システムにおけるデコーダ入力信号のダイナミックレンジを調節する装置。 - 前記パケット情報は、
パケットの全体伝送スロット数、符号語ビット数、及び変調オーダを含むことを特徴とする請求項3記載のデジタル通信システムにおけるデコーダ入力信号のダイナミックレンジを調節する装置。 - 前記標準偏差計算部は、
受信パケット全体に対して標準偏差を計算することを特徴とする請求項3記載のデジタル通信システムにおけるデコーダ入力信号のダイナミックレンジを調節する装置。 - 前記標準偏差計算部は、
受信パケット中の一部区間に対してのみ標準偏差を計算し、その値を全体パケットに適用することを特徴とする請求項3記載のデジタル通信システムにおけるデコーダ入力信号のダイナミックレンジを調節する装置。 - 前記量子化レベル生成部は、
前記信号をパケット符号語反復回数によって反復区間を検出して出力する反復区間検出部と、
受信されたデータの標準偏差を計算して受信されたパケット信号のダイナミックレンジを測定する標準偏差計算部と、
前記標準偏差計算部から出力された標準偏差に入力されたスケールファクタ係数を掛けた後、2の有効ビット数乗で割ってスケールファクタを計算して出力するスケールファクタ計算部と、
を含むことを特徴とする請求項1記載のデジタル通信システムにおけるデコーダ入力信号のダイナミックレンジを調節する装置。 - 前記量子化レベル生成部は、
前記信号をパケット符号語反復回数によって反復区間を検出して出力する反復区間検出部と、
ROMテーブルで検索した標準偏差に入力されたスケールファクタ係数を掛けた後、2の有効ビット数乗で割ってスケールファクタを計算して出力するスケールファクタ計算部と、
を含むことを特徴とする請求項1記載のデジタル通信システムにおけるデコーダ入力信号のダイナミックレンジを調節する装置。 - 前記量子化レベル生成部は、
前記出力された信号を外部から入力されるパケット情報内のパケット符号語反復回数によって第1反復区間と第2反復区間を検出して出力する反復区間検出部と、
前記ROMテーブルから検出された標準偏差に入力されたスケールファクタ係数を掛けた後、2の有効ビット数乗で割ってスケールファクタを計算して出力する第1スケールファクタ計算部と、
前記ROMテーブルから検出された標準偏差に入力されたスケールファクタ係数を掛けけた後、2の有効ビット数乗で割ってスケールファクタを計算して出力する第2スケールファクタ計算部と、を含むことを特徴とする請求項1記載のデジタル通信システムにおけるデコーダ入力信号のダイナミックレンジを調節する装置。 - 前記信号変換部は、
前記第1スケールファクタ計算部から計算されたスケールファクタ値を用いて第1反復区間に対してスケーリング(scaling)する第1入力信号変換部と、
前記第2スケールファクタ計算部から計算されたスケールファクタ値を用いて第2反復区間に対してスケーリング(scaling)する第2入力信号変換部と、
前記第1入力信号変換部と第2入力信号変換部からから出力されたスケーリングされた信号を1つのシーケンスに整列して伝送する並列/直列変換部と、
を含むことを特徴とする請求項1記載のデジタル通信システムにおけるデコーダ入力信号のダイナミックレンジを調節する装置。 - デジタル通信システムにおけるデコーダ入力信号のダイナミックレンジを調節する方法であって、
受信されたパケットデータのダイナミックレンジを測定し、それに相応するスケールファクタを計算する量子化レベル生成過程と、
前記受信されたデータ信号を前記スケールファクタによってスケーリングして量子化した信号を生成する入力信号変換過程と、
を含むことを特徴とするデジタル通信システムにおけるデコーダ入力信号のダイナミックレンジを調節する方法。 - コンバイナから出力されたパケットの反復回数及びスケールファクタによって予め計算されたROMテーブルを用いて量子化レベルを計算して出力する過程を更に含むことを特徴とする請求項13記載のデジタル通信システムにおけるデコーダ入力信号のダイナミックレンジを調節する方法。
- 前記量子化レベルを計算して出力する過程は、
前記合成された信号を外部から入力されるパケット情報内のパケット符号語反復回数によって反復区間を検出する過程と、
受信されたデータの標準偏差を計算して受信されたパケット信号のダイナミックレンジを測定する過程と、
前記計算された標準偏差に入力されたスケールファクタ係数を掛けた後、2の有効ビット数乗で割ってスケールファクタを計算する過程と、
前記計算されたスケールファクタ値を用いて反復区間に対してスケーリング(scaling)する過程と、
を含むことを特徴とする請求項13記載のデジタル通信システムにおけるデコーダ入力信号のダイナミックレンジを調節する方法。 - 前記量子化レベルを計算して出力する過程は、
前記合成された信号をパケット情報内のパケット符号語反復回数によって第1反復区間と第2反復区間を検出する過程と、
前記反復区間検出結果によって選択的に第1または第2反復区間のデータの標準偏差を計算して受信されたパケット信号のダイナミックレンジを測定する過程と、
前記標準偏差に入力されたスケールファクタ係数を掛けた後、2の有効ビット数乗で割ってスケールファクタを計算する過程と、を含み、
前記入力信号を変換する過程は、
前記受信された信号を前記計算されたスケールファクタ値を用いて第1または第2反復区間をスケーリング(scaling)する過程と、
前記スケーリングされた信号を1つのシーケンスに整列して伝送する過程と、
を含むことを特徴とする請求項13記載のデジタル通信システムにおけるデコーダ入力信号のダイナミックレンジを調節する方法。 - 前記反復区間を検出する過程は、
データレート制御値と受信スロット個数を用いて受信パケットで符号語が反復された回数が相異する2つの区間を検出することを特徴とする請求項16記載のデジタル通信システムにおけるデコーダ入力信号のダイナミックレンジを調節する方法。 - 前記パケット情報は、
パケットの全体伝送スロット数、符号語ビット数、及び変調オーダを含むことを特徴とする請求項16記載のデジタル通信システムにおけるデコーダ入力信号のダイナミックレンジを調節する方法。 - 前記標準偏差を計算する過程は、
受信パケットの全体に対して標準偏差を計算することを特徴とする請求項16記載のデジタル通信システムにおけるデコーダ入力信号のダイナミックレンジを調節する方法。 - 前記標準偏差を計算する過程は、
受信パケット中の一部区間に対してのみ標準偏差を計算し、その値を全体パケットに適用することを特徴とする請求項16記載のデジタル通信システムにおけるデコーダ入力信号のダイナミックレンジを調節する方法。
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