JP2007274697A - デジタル通信システムにおける量子化装置及び方法 - Google Patents

デジタル通信システムにおける量子化装置及び方法 Download PDF

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Abstract

【課題】本発明は、デジタル通信システムにおける量子化装置及び方法に関し、特に受信機で有限ビット数を使用するデコーダの入力量子化間隔を能動的に調節するデジタル通信システムにおける量子化装置及び方法を提供するためのものである。
【解決手段】本発明の実施形態に係るデジタル通信システムにおけるデコーダ入力信号のダイナミックレンジを調節する装置であって、受信されたパケットデータのダイナミックレンジを測定して、それに相応するスケールファクタを計算する量子化レベル生成部と、上記受信されたデータ信号を上記スケールファクタによってスケーリングして量子化した信号を出力する入力信号変換部から構成されることを特徴とする。
【選択図】図2

Description

本発明は、デジタル通信システムのモデムチップに関し、特にデジタル通信システムでデコーダに入力される信号の量子化間隔を能動的に調節する装置及び方法に関する。
一般に、デジタル通信システムは、例えば、IS−2000のような符号分割多元接続方式のデジタル通信システムでは、音声サービスのみに対応する形態であった。しかしながら、移動通信サービス技術が急進的に発展し、また使用者の要求が増加するにつれて、デジタル通信システムは音声サービスだけでなく、データサービスにも対応する形態に発展している。
いわゆる、HDR(High Data Rate)のような移動通信システムは、高速データサービスのみに対応するためのシステムである。
上記移動通信システムにおいて、受信機は互いに異なる経路を経て受信される多重経路信号を各々復調(demodulation)し、このような復調結果を合成(combining)する構造となっている。上記受信機は、無線周波数(Radio Frequency:RF)信号を独立的に受信する2またはそれ以上のフィンガー(finger)を含む。上記受信機は、各々の経路を経て互いに異なる時間遅延を有する多重経路信号を各フィンガーに割り当て、各フィンガーはチャネル利得と位相を推定してRF信号を復調し、トラフィックシンボルを生成する。生成されたトラフィックシンボルを合成(combining)するのは、時間ダイバーシティー(Time Diversity)効果を用いて受信品質を向上させるためである。
図1は、従来の受信機のブロック構成図を示すものである。ここではデコーダ入力に関連する構成要素のみを図示した。
まず、アンテナを介して受信された信号は、搬送波周波数で混合(mixing)された後、ダウンコンバージョン(down conversion)され、ADC(Analog-to-Digital Converter)(図示していない)を経てデジタルベースバンド(digital baseband)段のレイク受信機に入力される。上記デジタルベースバンド段のレイク受信機は、多数のフィンガー(finger)110、120及びコンバイナ(combiner)130で構成されている。
各フィンガー110、120は、PNシーケンス生成器(図示していない)からデータを受け取って基地局が使用しているものと同一なPNシーケンスに逆拡散(despreading)した後、ウォルシュシーケンス生成器(図示していない)で復調しようとするチャネルに該当するウォルシュシーケンス(Walsh sequence)をかけた後、累算器(Accumulator)(図示していない)でシンボル長だけ累算してウォルシュデカバーリング(Walsh decovering)を遂行する。これと共に、チャネル推定器(channel estimator)(図示していない)ではパイロットチャネル(pilot channel)を用いて現在のチャネル状態を推定する。推定されたチャネル推定値に共役器(conjugation unit)(図示していない)で共役を取った後、乗算器111、121で先に累算されたシンボルと復素乗算(complex multiplication)を遂行してチャネル補償(channel compensation)をなす。このように復調されたシンボルはコンバイナ(combiner)130に出力される。コンバイナ130は、各フィンガーの出力を合成して量子化器140を通じてデコーダ(decoder)段に出力する。
上記デコーダの入力信号のダイナミックレンジ(Dynamic Range)は、信号の復調方式、無線チャネル環境、パケットの符号語(Codeword)反復回数などによって非常に大きく変化することになる。通常の場合、このような全ての変化要因を考慮してデコーダ入力信号のダイナミックレンジが全て受容できるようにデコーダ入力ダイナミックレンジを大きく取って端末モデムの受信機を設計することになる。したがって、従来の量子化器140は復調方式及び無線チャネル環境変化量、パケットの最大符号語の反復回数などを全て考慮して、すなわち、最も悪い条件(Worst Case)を仮定してデコーダの入力信号のダイナミックレンジを決定しなければならない。また、量子化器140はデコーダで使われる有効ビット数を考慮して量子化の間隔を決定する。しかしながら、量子化器140は、最も悪い条件のみ受容できるように量子化の間隔を決定することで、最も悪い条件ではない一般的な場合に対しては量子化が最適化できなくて、デコーダの受信性能が落ち、デコーダ性能の劣化が発生することになる問題点がある。
韓国特許出願公開2002/53978号
したがって、本発明の目的は、復調されたデータの信号範囲を測定し、それによって、能動的に量子化間隔を調節して最適に量子化する装置及び方法を提供することにある。
本発明の他の目的は、多様な復調方式とパケットの符号語反復回数、無線チャネル変化でも能動的にデコーダ入力信号を最適に量子化する装置及び方法を提供することにある。
本発明の更に他の目的は、デコーダの入力有効ビット数の増加なしに、受信機の性能を向上させる装置及び方法を提供することにある。
本発明の更に他の目的は、デコーダの変更なしに、デコーダ受信性能を向上させる装置及び方法を提供することにある。
本発明の更に他の目的は、デコーダの変更なしに、デコーダ入力信号のダイナミックレンジを能動的に調節する装置及び方法を提供することにある。
本発明の実施形態に係るデジタル通信システムにおけるデコーダ入力信号のダイナミックレンジを調節する装置であって、受信されたパケットデータのダイナミックレンジを測定し、それに相応するスケールファクタを計算する量子化レベル生成部と、受信されたデータ信号をスケールファクタによってスケーリングして量子化した信号を出力する入力信号変換部からなることを特徴とする。
本発明の実施形態に係る方法は、デジタル通信システムにおけるデコーダ入力信号のダイナミックレンジを調節する方法であって、受信されたパケットデータのダイナミックレンジを測定し、それに相応するスケールファクタを計算する量子化レベル生成過程と、受信されたデータ信号をスケールファクタによってスケーリングして量子化した信号を生成する入力信号変換過程と、を含むことを特徴とする。
以上、詳述したように動作する本発明において、開示する発明の中で、代表的なものにより得られる効果を簡単に説明すれば、次の通りである。
本発明は、デジタル通信システムで復調されたデータの信号範囲を測定し、それによって能動的に量子化間隔を調節して最適に量子化することができる。
また、本発明は、多様な復調方式とパケットの符号語反復回数、無線チャネル変化でも能動的にデコーダ入力信号を最適に量子化することができる。
また、本発明は、デコーダの入力有効ビット数の増加なしに、受信機の性能を向上させる装置及び方法を提供することができる。
また、本発明は、デコーダの変更なしに、デコーダ受信性能を向上させることができる。
また、本発明は、デコーダの変更なしに、デコーダ入力信号のダイナミックレンジを能動的に調節することができる。
以下、本発明を説明するに当たり、関連のある公知の技術あるいは構成についての具体的な説明が本発明の要旨を余計に曖昧にする恐れのあると認められる場合、その詳細な説明は省かれる。さらに、後述する用語は本発明における機能を考慮して定義された用語であり、これらはユーザ、運用者の意図または慣例などによって変わることがある。よって、これらの用語の定義は、この明細書の全般に亘っての内容に基づいて行われるべきものである。
後述する本発明の要旨は、デジタル通信システムのモデムチップ受信機でデコーダのための入力のダイナミックレンジを能動的に調節し、最適に量子化することで、最適の性能を保障することを目的とするものである。
以下、本発明を具体的に説明するに当たり、同期式CDMA通信方式であるIS−2000 1xEV(Evolution)−DOシステムの高速パケットデータ(High Rate Packet Data:HRPD)チャネルの利用を前提とする。しかしながら、本発明の主な要旨は類似の技術的背景及びチャネル形態を有するその他の移動通信システムにも本発明の範囲を大きく外れない範囲で若干の変形により適用可能であり、これは本発明の分野で熟練した技術的知識を有する者の判断により可能であるはずである。
図2は、本発明が適用されるデジタル通信システムにおける受信機のブロック構成図を示すものである。ここでは、デコーダ入力信号に関連した構成要素のみを記載した。
まず、アンテナを介して受信された信号は、搬送波周波数で混合(mixing)してダウンコンバージョン(down conversion)され、ADC(Analog-to-Digital Converter)(図示していない)を経てデジタルベースバンド(digital baseband)段の受信機に入力される。デジタルベースバンド段の受信機は、多数個のフィンガー(finger)210、220、コンバイナ(combiner)230、及び動的量子化器(Dynamic Combiner)240から構成される。
フィンガー210、220及びコンバイナ230は、図1で前述したフィンガー110、120及びコンバイナ130と同一である。しかしながら、動的量子化器240は図1で前述した量子化器140と同一でない。
動的量子化器240は、本発明の実施形態によってコンバイナ230から出力された信号をパケット単位で測定してデコーダの入力信号のダイナミックレンジである量子化レベルを計算し、計算された量子化レベルに基づいて受信される信号を量子化する。
また、動的量子化器240は、本発明の他の実施形態によってコンバイナ230から出力された信号からパケットの反復回数及びスケールファクタによって予め計算されたROMテーブルを用いて量子化レベルを計算し、計算された量子化レベルに基づいて受信される信号を量子化する。
このように、最適に量子化レベルを計算するために、動的量子化器240にはパケット情報とスケールファクタ(scale factor)が入力される。
動的量子化器240は、図3及び図4のような構成を有する。図3は、本発明の実施形態に係る動的量子化器を示す図である。
まず、動的量子化器240は、図3に示すように、反復区間検出部310、標準偏差計算部320、340、スケールファクタ計算部350、360、入力信号変換部370、380、及び並列/直列変換部390から構成される。
図示してはいないが、反復区間検出部310、標準偏差計算部320、340、及びスケールファクタ計算部350、360は、受信されるパケットデータのダイナミックレンジを測定し、それに相応するスケールファクタを計算する量子化レベル生成部を構成し、入力信号変換部370、380、及び並列/直列変換部390は、受信されるデータ信号をスケールファクタによってスケーリングして量子化した信号を出力する入力信号変換部を構成する。
反復区間検出部310は、図2のコンバイナ230から出力された信号を受信してパケットの符号語(codeword)反復回数によって第1反復区間と第2反復区間を検出する。第1反復区間のパケットの符号語反復回数がn回(nは正の定数)であれば、第2反復区間のパケットの符号語反復回数はn−1回である。反復区間検出部310は、検出された第1反復区間のデータを第1標準偏差計算部320と第1入力信号変換部370に出力する。また、反復区間検出部310は、検出された第2反復区間のデータを第2標準偏差計算部340と第2入力信号変換部380に出力する。この際、反復区間検出部310にはパケット情報(packet information)が入力される。
上記パケット情報には、パケットの全体伝送スロット数、符号語ビット数、変調オーダ(Modulation Order)等が含まれる。したがって、反復区間検出部310はパケット情報を知っていれば伝送されたスロットのパケット構成が分かるので、第1反復区間と第2反復区間とに分けることができる。これに対しては、下記にその例を挙げて詳細に説明する。
高速パケットデータシステムでの端末機受信機の反復区間検出部310は、DRC(Data Rate Control)値と受信スロット(slot)個数を用いて受信パケットで符号語が反復された回数の異なる区間を検出することができる。
第1標準偏差計算部320は、反復区間検出部310から受信された第1反復区間のデータの標準偏差を計算して受信されたパケット信号のダイナミックレンジを測定する。
また、第1標準偏差計算部320は、第1反復区間に対して分布を求めて標準偏差を計算する。受信された信号の分布は一般的に正規分布と仮定することができる。標準偏差を計算する方法に対しては図7の説明で後述する。
第2標準偏差計算部340は、反復区間検出部310から受信された第2反復区間データの標準偏差を計算して受信されたパケット信号のダイナミックレンジを測定する。
また、第2標準偏差計算部340は、第2反復区間に対し、分布を求めて標準偏差を計算する。受信された信号の分布は一般的に正規分布と仮定することができる。
本発明は、毎受信スロットに対して標準偏差を計算する時は受信機に多くのオーバーヘッドが発生することになるので、受信パケット全体に対して標準偏差を計算することができるだけではなく、一部区間に対してのみ標準偏差を計算し、その値を全体パケットに適用することもできることにも留意しなければならない。
第1スケールファクタ計算部350は、第1標準偏差計算部320から出力された標準偏差に入力されたスケールファクタ(scale factor)係数を掛けた後、2の有効ビット数乗で割ってスケールファクタを計算した後、第1入力信号変換部370に出力する。
第2スケールファクタ計算部360は、第2標準偏差計算部340から出力された標準偏差に入力されたスケールファクタ係数を掛けた後、2の有効ビット数乗で割ってスケールファクタを計算した後、第2入力信号変換部380に出力する。
一般に、正規分布でK標準偏差はK=2.58である時、受信信号の99%を含むことになる。このように、標準偏差に掛けられるパラメータ(K)を本発明ではスケールファクタ係数と定義したのであり、その値は受信機設計者が任意に選択することができる。
第1入力信号変換部370は、第1スケールファクタ計算部350で計算されたスケールファクタ値を用いて第1反復区間に対してスケーリング(scaling)する。この過程を経れば第1反復区間に対し受信信号のレベルが一定に維持される。
また、第1入力信号変換部370は、第1スケールファクタ計算部350から出力されたスケールファクタ値を反復区間検出部310から新しく出力された値に適用して受信信号の一部区間のみ標準偏差を測定し全体受信信号に適用する。
第2入力信号変換部380は、第2スケールファクタ計算部360から計算されたスケールファクタ値を用いて第2反復区間に対してスケーリングする。この過程を経れば第2反復区間に対して受信信号のレベルが一定に維持される。
また、第2入力信号変換部380は、第2スケールファクタ計算部360から出力されたスケールファクタ値を反復区間検出部310で新しく出力された値に適用して受信信号の一部区間のみ標準偏差を測定し全体受信信号に適用する。
並列/直列変換部390は、第1入力信号変換部370と第2入力信号変換部380から出力されたスケーリングされた信号を1つのシーケンスに整列してデコーダに伝送する。
図4は、本発明の他の実施形態に係る動的量子化器を示す図である。
図4を参照すれば、動的量子化器は、図4に示すように、反復区間検出部410、スケールファクタ計算部450、460、入力信号変換部470、480、及び並列/直列変換部490から構成される。本発明の他の実施形態での動的量子化器240は、図3の標準偏差計算部320、340が無いことが特徴である。その代りに、標準偏差を測定する部分を予め計算してROM(Read Only Memory)テーブル(図示していない)に格納して、その値を用いる。ROMテーブルは、スケールファクタ係数(K)値とパケットの符号語の反復回数によるスケールファクタ値を有していなければならない。
反復区間検出部410は、コンバイナ230から出力された信号を受信してパケットの符号語反復回数によって第1反復区間と第2反復区間を検出する。反復区間検出部410は検出された第1反復区間のデータを第1スケールファクタ計算部450と第1入力信号変換部470に出力する。また、反復区間検出部410は、検出された第2反復区間のデータを第2スケールファクタ計算部460と第2入力信号変換部480に出力する。この際、反復区間検出部410とスケールファクタ計算部450、460にはパケット情報(packet information)が入力される。
高速パケットデータシステムでの端末機受信機の反復区間検出部410は、DRC(Data Rate Control)値と受信スロット(slot)個数を用いて受信パケットで符号語がn回反復された区間とn−1回反復された区間を検出することができる。
第1スケールファクタ計算部450は、パケット情報とスケールファクタ(K)の入力を受けてROMテーブルに格納された標準偏差値を用いてスケールファクタ値を計算して出力する。
第2スケールファクタ計算部460は、パケット情報とスケールファクタ(K)の入力を受けてROMテーブルに格納された標準偏差値を用いてスケールファクタ値を計算して出力する。
第1スケールファクタ計算部450と第2スケールファクタ計算部460は、2区間に分けたものに各々スケールファクタを計算しなければならないが、この際、上記パケット情報に含まれた反復回数を知っていなければ計算することができない。これは、上記反復回数にスケールファクタが依存するためである。
第1入力信号変換部470は、第1スケールファクタ計算部450から出力されたスケールファクタ値を用いて第1反復区間に対してスケーリングを遂行する。この過程を経れば、第1反復区間に対して受信信号のレベルが一定に維持される。
また、第1入力信号変換部470は、第1スケールファクタ計算部450から出力されたスケールファクタ値を反復区間検出部410から出力された値に適用して受信信号の一部区間のみ標準偏差を測定し全体受信信号に適用する。
第2入力信号変換部480は、第2スケールファクタ計算部460から出力されたスケールファクタ値を用いて第2反復区間に対してスケーリングを遂行する。この過程を経れば第2反復区間に対して受信信号のレベルが一定に維持される。
また、第2入力信号変換部470は、第2スケールファクタ計算部460から出力されたスケールファクタ値を反復区間検出部410から出力された値に適用して受信信号の一部区間のみ標準偏差を測定し全体受信信号に適用する。
並列/直列変換部490は、第1入力信号変換部470と第2入力信号変換部480から出力されたスケーリングされた信号を1つのシーケンスに整列してデコーダに伝送する。
図5は、本発明の実施形態に係るデジタル通信システムにおける量子化方法を説明するための流れ図である。特に、図3に記載された動的量子化器の動作を説明する。本発明の実施形態に係る量子化方法は、受信されたパケットデータのダイナミックレンジを測定し、それに相応するスケールファクタを計算する量子化レベル生成過程と、上記受信されたデータ信号をスケールファクタによってスケーリングして量子化された信号を生成する入力信号変換過程から構成される。
図5を参照すれば、動的量子化器240の反復区間検出部310は、ステップ501でコンバイナ230の出力信号を受信する。反復区間検出部310は、ステップ503でコンバイナ230から出力された信号を受信してパケットの符号語(code word)反復回数によって第1反復区間と第2反復区間を検出する。この際、反復区間検出部310にはパケット情報(packet information)が入力される。
もし、n回反復された区間のデータが検出される場合、第1標準偏差計算部320は、ステップ505で第1反復区間のデータの標準偏差を計算する。受信された第1反復区間のデータの標準偏差を計算して受信されたパケット信号のダイナミックレンジを測定する。
標準偏差計算が完了すれば、第1スケールファクタ計算部350は、ステップ507で第1標準偏差計算部320から標準偏差に入力されたスケールファクタを掛けた後、2の有効ビット数乗で割って第1反復区間のスケールファクタを計算した後、第1入力信号変換部370に出力する。
第1入力信号変換部370は、ステップ509で第1スケールファクタ計算部350にて計算されたスケールファクタ値を用いて第1反復区間に対してスケーリングする。この過程を経れば第1反復区間に対して受信信号のレベルが一定に維持される。
この際、反復区間検出部310から出力された値に適用して受信信号の一部区間のみ標準偏差を測定し、全体受信信号に適用することができる。
並列/直列変換部390は、ステップ511で第1入力信号変換部370から出力されたスケーリングされた信号を1つのシーケンスに整列した後、ステップ513でデコーダに伝送する。
一方、ステップ503において、反復区間検出部310の検出結果が、n−1回反復区間である場合、第2標準偏差計算部340はステップ515で第2反復区間のデータの標準偏差を計算する。受信された第2反復区間のデータの標準偏差を計算して受信されたパケット信号のダイナミックレンジを測定する。
標準偏差計算が完了すれば、第2スケールファクタ計算部360は、ステップ517で第2標準偏差計算部340から標準偏差に入力されたスケールファクタを掛けた後、2の有効ビット数乗で割って第2反復区間のスケールファクタを計算した後、第2入力信号変換部380に出力する。
第2入力信号変換部380は、ステップ519で第2スケールファクタ計算部360にて計算されたスケールファクタ値を用いて第2反復区間に対してスケーリングする。この過程を経れば第2反復区間に対して受信信号のレベルが一定に維持される。
この際、反復区間検出部310で出力された値に適用して受信信号の一部区間のみ標準偏差を測定し、全体受信信号に適用することができる。
ステップ519の以後、並列/直列変換部390は、ステップ511で第2入力信号変換部380から出力されたスケーリングされた信号を1つのシーケンスに整列してステップ513でデコーダに伝送する。
図6は、本発明の他の実施形態に係るデジタル通信システムにおける量子化方法を説明するための流れ図である。特に、図4に記載された動的量子化器の動作を説明する。
図6を参照すれば、動的量子化器240の反復区間検出部410は、ステップ601でコンバイナの出力信号を受信する。反復区間検出部410は、ステップ603でコンバイナ230から出力された信号を受信してパケットの符号語(codeword)反復回数によって第1反復区間と第2反復区間を検出する。この際、反復区間検出部410にはパケット情報(packet information)が入力される。
もし、反復された区間のデータが検出される場合、第1スケールファクタ計算部450は、ステップ605でROMテーブルに格納された第1反復区間のデータの標準偏差を選択し、選択された標準偏差に入力されたスケールファクタを掛けて第1反復区間のスケールファクタを計算した後、第1入力信号変換部370に出力する。
第1入力信号変換部370は、ステップ607で第1スケールファクタ計算部450にて計算されたスケールファクタ値を用いて第1反復区間に対してスケーリングする。この過程を経れば第1反復区間に対して受信信号のレベルが一定に維持される。
この際、反復区間検出部410から出力された値に適用して受信信号の一部区間のみ標準偏差を測定し、全体受信信号に適用することができる。
並列/直列変換部490は、ステップ609で第1入力信号変換部470から出力されたスケーリングされた信号を1つのシーケンスに整列してステップ611でデコーダに伝送する。
一方、反復区間検出部410は、ステップ603でコンバイナ230に出力された信号を受信してパケットの符号語(codeword)反復回数によって第1反復区間と第2反復区間を検出した場合、ROMテーブルからそれに相応するパケット信号のダイナミックレンジを検索する。第1スケールファクタ計算部450は、ステップ605でROMテーブルに格納された第1反復区間のデータの標準偏差を選択し、選択された標準偏差に入力されたスケールファクタを掛けて第1反復区間のスケールファクタを計算した後、第1入力信号変換部480に出力する。
第2入力信号変換部480は、ステップ615で第2スケールファクタ計算部460にて計算されたスケールファクタ値を用いて第2反復区間に対してスケーリングして量子化された信号を生成する。この過程を経れば第2反復区間に対して受信信号のレベルが一定に維持される。
この際、反復区間検出部410で出力された値に適用して受信信号の一部区間のみ標準偏差を測定し、全体受信信号に適用することができる。
並列/直列変換部490は、ステップ609で第2入力信号変換部480から出力されたスケーリングされた信号を1つのシーケンスに整列してステップ611でデコーダに伝送する。
図7は、本発明の実施形態における受信パケットの符号語反復回数によるダイナミックレンジの変化を示す図である。
受信パケットの符号語反復回数によってダイナミックレンジの変化を予測することができ、一例として、AWGN 1−Path環境を仮定した時、受信信号の動作経路は符号語反復回数によって次のように変わることになる。
まず、AGC(Automatic Gain Control)の出力信号をIor+Ioc=A dB, Ior/Ioc=B dBと仮定すれば、 Iorは下記数式1、Iocは下記数式2のように定義することができる。
Figure 2007274697
Figure 2007274697
ここで、パイロット加重値信号成分の振幅(amplitude)は、下記数式3の通りである。
Figure 2007274697
パイロット加重値雑音成分の標準偏差は、下記の数式4の通りである。
Figure 2007274697
ここで、符号語反復回数をNとし、K、σの雑音成分まで表現するために下記の数式5まで表現可能でなければならない。
Figure 2007274697
A=1、K=2.5である時を仮定し、受信信号が持つことができる最大値は図7の通りである。例えば、8Bit量子化器を使用するならば−128〜+127を表現することができ、1つのステップサイズが0.04であれば、実際表現できるダイナミックレンジは−5.12〜+5.08である。したがって、図7でN=3までは表現できるが、N>4では飽和(Saturation)が生じることになる。したがって、受信信号の適正な正規化(Normalization)過程が必要である。図3及び図4において、動的量子化器240の入力値であるスケールファクタ係数は、上記の数式5でのKに該当する。
上記の数式5の具体的な一例として、HRPDシステムでDRC Valueが1である時、パケット1つの伝送スロット数は16スロットであり、符号語の最大反復回数は9.6である。1つのパケットのデータビット数は5120ビットであり、毎スロット毎に3200ビットが伝送されることになる。但し、最初のスロットでは、プリアンブルが伝送されるため、1152ビットのみ伝送される。したがって、毎スロットデータを受信することによって符号語全体が同一回数で反復されるのでなく、符号語中の一部はn回反復され、一部はn−1回反復されることになる。受信スロットによる符号語反復回数は、次の通りである。
−2スロット:4352ビット受信
−3スロット:7552ビット受信(前部の2432ビットは1回反復され、残りの2688ビットは反復されない)
−4スロット:10752ビット受信(前部の512ビットは3回反復され、残りの4608ビットは2回反復される)
−16スロット:49152ビット受信(前部の3072ビットは10回反復され、残りの204ビットは9回反復される)
図8は、本発明の実施形態に係るデジタル通信システムにおいて、符号語第1反復区間及び第2非反復区間に対するコンバイナ出力信号分布例を示す図である。
図8は、HRPDシステムにおいて、DRC値‘1’の1つのパケットに対して3番目のスロットを受信した時、一回反復された区間の受信信号分布と反復されない区間の受信信号分布を示す図である。
図8から見れば、一回反復された区間の信号分布がそうでない区間に比べてより広がっていることを確認することができる。したがって、同一な有効ビット数で表現する時、反復区間に対しては量子化間隔を大きく設定しなければならないが、そうでない区間に対しては量子化間隔を小さく設定することができる。
図9は、本発明の実施形態によるAWGN環境での性能向上例を示す図である。
AWGN環境でDRC値が‘1’である時、本発明を使用しない8ビットターボデコーダ性能と本発明を適用した8ビットターボデコーダの性能とを比較した図である。図9から見れば、同一なデコーダ使用で本発明を適用した時、性能が向上することを確認することができる。
図10は、本発明の実施形態によるフェーディング(fading)環境での性能向上の例を示す図である。
図10は、図9と同一な条件であり、フェーディング環境で性能を比較したものである。フェーディング環境では受信信号のダイナミックレンジがより大きく変化するため、AWGN環境でより本発明の性能がさらに向上することを確認することができる。
以上、本発明の詳細な説明の欄においては具体的な実施形態について詳述したが、本発明はこれに限定されるものではなく、本発明の範囲を逸脱しない限り、各種の実施形態が提供可能である。よって、本発明の範囲は上述の実施形態によって定まるものではなく、特許請求の範囲とその均等物によって定まるべきである。
従来の受信機のブロック構成図である。 本発明が適用されるデジタル通信システムにおける受信機のブロック構成図である。 本発明の実施形態に係る動的量子化器を示す図である。 本発明の他の実施形態に係る動的量子化器を示す図である。 本発明の実施形態に係るデジタル通信システムにおける量子化方法を説明するための流れ図である。 本発明の他の実施形態に係るデジタル通信システムにおける量子化方法を説明するための流れ図である。 本発明の実施形態における受信パケットの符号語反復回数によるダイナミックレンジの変化を示す図である。 本発明の実施形態に係るデジタル通信システムにおいて、符号語1回反復区間及び非反復区間に対するコンバイナ出力信号の分布例を示す図である。 本発明の実施形態によるAWGN環境での性能向上の例を示す図である。 本発明の実施形態によるフェーディング(fading)環境での性能向上の例を示す図である。
符号の説明
210,220 多数個のフィンガー
230 コンバイナ
240 動的量子化器

Claims (20)

  1. デジタル通信システムにおけるデコーダ入力信号のダイナミックレンジを調節する装置であって、
    受信されたパケットデータのダイナミックレンジを測定し、それに相応するスケールファクタを計算する量子化レベル生成部と、
    前記受信されたデータ信号を前記スケールファクタによってスケーリングして量子化した信号を出力する入力信号変換部と、
    を含むことを特徴とするデジタル通信システムにおけるデコーダ入力信号のダイナミックレンジを調節する装置。
  2. 前記量子化レベル生成部は、
    前記パケットの反復回数及びスケールファクタ係数によって予め計算されたROMテーブルを用いて量子化レベルを計算して出力することを特徴とする請求項1記載のデジタル通信システムにおけるデコーダ入力信号のダイナミックレンジを調節する装置。
  3. 前記量子化レベル生成部は、
    前記信号をパケット情報内のパケット符号語反復回数によって第1反復区間と第2反復区間を検出して出力する反復区間検出部と、
    前記第1反復区間のデータの標準偏差を計算して受信されたパケット信号のダイナミックレンジを測定する第1標準偏差計算部と、
    前記第2反復区間のデータの標準偏差を計算して受信されたパケットのダイナミックレンジを測定する第2標準偏差計算部と、
    前記第1標準偏差計算部から出力された標準偏差に入力されたスケールファクタ係数を掛けた後、2の有効ビット数乗で割ってスケールファクタを計算して出力する第1スケールファクタ計算部と、
    前記第2標準偏差計算部から出力された標準偏差に入力されたスケールファクタ係数を掛けた後、2の有効ビット数乗で割ってスケールファクタを計算して出力する第2スケールファクタ計算部と、を含むことを特徴とする請求項1記載のデジタル通信システムにおけるデコーダ入力信号のダイナミックレンジを調節する装置。
  4. 前記入力信号変換部は、
    前記第1スケールファクタ計算部から計算されたスケールファクタ値を用いて第1反復区間に対してスケーリング(scaling)する第1入力信号変換部と、
    前記第2スケールファクタ計算部から計算されたスケールファクタ値を用いて第2反復区間に対してスケーリング(scaling)する第2入力信号変換部と、
    前記第1入力信号変換部と第2入力信号変換部から出力されたスケーリングされた信号を1つのシーケンスに整列して伝送する並列/直列変換部と、
    を含むことを特徴とする請求項3記載のデジタル通信システムにおけるデコーダ入力信号のダイナミックレンジを調節する装置。
  5. 前記反復区間検出部は、
    データレート制御値と受信スロット個数を用いて受信パケットで符号語が反復された回数が相異する2つの区間を検出することを特徴とする請求項3記載のデジタル通信システムにおけるデコーダ入力信号のダイナミックレンジを調節する装置。
  6. 前記パケット情報は、
    パケットの全体伝送スロット数、符号語ビット数、及び変調オーダを含むことを特徴とする請求項3記載のデジタル通信システムにおけるデコーダ入力信号のダイナミックレンジを調節する装置。
  7. 前記標準偏差計算部は、
    受信パケット全体に対して標準偏差を計算することを特徴とする請求項3記載のデジタル通信システムにおけるデコーダ入力信号のダイナミックレンジを調節する装置。
  8. 前記標準偏差計算部は、
    受信パケット中の一部区間に対してのみ標準偏差を計算し、その値を全体パケットに適用することを特徴とする請求項3記載のデジタル通信システムにおけるデコーダ入力信号のダイナミックレンジを調節する装置。
  9. 前記量子化レベル生成部は、
    前記信号をパケット符号語反復回数によって反復区間を検出して出力する反復区間検出部と、
    受信されたデータの標準偏差を計算して受信されたパケット信号のダイナミックレンジを測定する標準偏差計算部と、
    前記標準偏差計算部から出力された標準偏差に入力されたスケールファクタ係数を掛けた後、2の有効ビット数乗で割ってスケールファクタを計算して出力するスケールファクタ計算部と、
    を含むことを特徴とする請求項1記載のデジタル通信システムにおけるデコーダ入力信号のダイナミックレンジを調節する装置。
  10. 前記量子化レベル生成部は、
    前記信号をパケット符号語反復回数によって反復区間を検出して出力する反復区間検出部と、
    ROMテーブルで検索した標準偏差に入力されたスケールファクタ係数を掛けた後、2の有効ビット数乗で割ってスケールファクタを計算して出力するスケールファクタ計算部と、
    を含むことを特徴とする請求項1記載のデジタル通信システムにおけるデコーダ入力信号のダイナミックレンジを調節する装置。
  11. 前記量子化レベル生成部は、
    前記出力された信号を外部から入力されるパケット情報内のパケット符号語反復回数によって第1反復区間と第2反復区間を検出して出力する反復区間検出部と、
    前記ROMテーブルから検出された標準偏差に入力されたスケールファクタ係数を掛けた後、2の有効ビット数乗で割ってスケールファクタを計算して出力する第1スケールファクタ計算部と、
    前記ROMテーブルから検出された標準偏差に入力されたスケールファクタ係数を掛けけた後、2の有効ビット数乗で割ってスケールファクタを計算して出力する第2スケールファクタ計算部と、を含むことを特徴とする請求項1記載のデジタル通信システムにおけるデコーダ入力信号のダイナミックレンジを調節する装置。
  12. 前記信号変換部は、
    前記第1スケールファクタ計算部から計算されたスケールファクタ値を用いて第1反復区間に対してスケーリング(scaling)する第1入力信号変換部と、
    前記第2スケールファクタ計算部から計算されたスケールファクタ値を用いて第2反復区間に対してスケーリング(scaling)する第2入力信号変換部と、
    前記第1入力信号変換部と第2入力信号変換部からから出力されたスケーリングされた信号を1つのシーケンスに整列して伝送する並列/直列変換部と、
    を含むことを特徴とする請求項1記載のデジタル通信システムにおけるデコーダ入力信号のダイナミックレンジを調節する装置。
  13. デジタル通信システムにおけるデコーダ入力信号のダイナミックレンジを調節する方法であって、
    受信されたパケットデータのダイナミックレンジを測定し、それに相応するスケールファクタを計算する量子化レベル生成過程と、
    前記受信されたデータ信号を前記スケールファクタによってスケーリングして量子化した信号を生成する入力信号変換過程と、
    を含むことを特徴とするデジタル通信システムにおけるデコーダ入力信号のダイナミックレンジを調節する方法。
  14. コンバイナから出力されたパケットの反復回数及びスケールファクタによって予め計算されたROMテーブルを用いて量子化レベルを計算して出力する過程を更に含むことを特徴とする請求項13記載のデジタル通信システムにおけるデコーダ入力信号のダイナミックレンジを調節する方法。
  15. 前記量子化レベルを計算して出力する過程は、
    前記合成された信号を外部から入力されるパケット情報内のパケット符号語反復回数によって反復区間を検出する過程と、
    受信されたデータの標準偏差を計算して受信されたパケット信号のダイナミックレンジを測定する過程と、
    前記計算された標準偏差に入力されたスケールファクタ係数を掛けた後、2の有効ビット数乗で割ってスケールファクタを計算する過程と、
    前記計算されたスケールファクタ値を用いて反復区間に対してスケーリング(scaling)する過程と、
    を含むことを特徴とする請求項13記載のデジタル通信システムにおけるデコーダ入力信号のダイナミックレンジを調節する方法。
  16. 前記量子化レベルを計算して出力する過程は、
    前記合成された信号をパケット情報内のパケット符号語反復回数によって第1反復区間と第2反復区間を検出する過程と、
    前記反復区間検出結果によって選択的に第1または第2反復区間のデータの標準偏差を計算して受信されたパケット信号のダイナミックレンジを測定する過程と、
    前記標準偏差に入力されたスケールファクタ係数を掛けた後、2の有効ビット数乗で割ってスケールファクタを計算する過程と、を含み、
    前記入力信号を変換する過程は、
    前記受信された信号を前記計算されたスケールファクタ値を用いて第1または第2反復区間をスケーリング(scaling)する過程と、
    前記スケーリングされた信号を1つのシーケンスに整列して伝送する過程と、
    を含むことを特徴とする請求項13記載のデジタル通信システムにおけるデコーダ入力信号のダイナミックレンジを調節する方法。
  17. 前記反復区間を検出する過程は、
    データレート制御値と受信スロット個数を用いて受信パケットで符号語が反復された回数が相異する2つの区間を検出することを特徴とする請求項16記載のデジタル通信システムにおけるデコーダ入力信号のダイナミックレンジを調節する方法。
  18. 前記パケット情報は、
    パケットの全体伝送スロット数、符号語ビット数、及び変調オーダを含むことを特徴とする請求項16記載のデジタル通信システムにおけるデコーダ入力信号のダイナミックレンジを調節する方法。
  19. 前記標準偏差を計算する過程は、
    受信パケットの全体に対して標準偏差を計算することを特徴とする請求項16記載のデジタル通信システムにおけるデコーダ入力信号のダイナミックレンジを調節する方法。
  20. 前記標準偏差を計算する過程は、
    受信パケット中の一部区間に対してのみ標準偏差を計算し、その値を全体パケットに適用することを特徴とする請求項16記載のデジタル通信システムにおけるデコーダ入力信号のダイナミックレンジを調節する方法。
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