JP2007274652A - 予約録画設定方法及びそのシステム - Google Patents

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Abstract

【課題】記録予約情報の記録予約対象信号形式による伝送等を図る。
【解決手段】放送受信機11で受信した放送波に多重化されている番組情報を取得し、その番組情報を元に記録予約情報を作成する。作成された記録予約情報を映像信号又は音声信号に変換して映像信号線V1又は音声信号線A1を介して記録機器12に転送する。記録機器12は、受け取った記録予約情報に基づいて記録予約に対する可否のフィードバック情報を作成して映像信号又は音声信号に変換して映像信号線V6又は音声信号線A5を介して放送受信機11に返送し、フィードバック情報に基づいて映像信号線V1又は音声信号線A1を介して転送されて来る記録予約情報対応の映像信号及び音声信号を記録する。
【選択図】図1

Description

この発明は、予約録画設定方法及びそのシステムに関し、詳しくは放送受信装置と記録装置との間で伝送される標準の信号形式で予約設定指示信号等を伝送する予約録画設定方法及びそのシステムに関する。
従来の放送番組記録システムには、放送受信機と記録機器とが別体となっているシステムがあるが、このようなシステムにおいて、放送受信機で受信した番組表や番組情報等のデータを記録機器に転送して記録に用いるためには、専用のインターフェースで独自の規格で接続するシステム構成にする必要があった。特に、異なるメーカーの放送受信機と記録機器とを接続することは難しく、記録に放送受信機からの情報を利用することは実質上不可能であった。
このため、放送受信機と記録機器とが別体に構成される放送番組記録システムにおいて、予約設定した番組が始まったときにその番組を自動的に記録させたい場合には、番組開始時に、放送受信機が、記録機器を制御するためのリモコンコードを疑似的に作成して赤外線発光ダイオードから送出し、外部記録機器の記録動作を開始させたり、或いは映像信号が入力されたら自動的に記録機器の記録が開始されるように予め記録機器を設定しておく、といった方法(以下、従来技術という)が採られている。
特許文献1には、衛星放送受信機、録画装置、モニタ等の各種AV機器を、IEEE1394シリアルバス、USB等のバスで接続し、このバスを介して機器使用情報や機器使用情報に対する可否判断情報を送受信する技術が開示されている。また、特許文献2には、受信機とディジタルVTRとを特許文献1と同じようにIEEE1394シリアルバスで接続し、タイマー予約確認情報、タイマー予約確認情報に対するタイマー予約確認結果情報の送受信を行う技術が開示されている。
特許文献3には、テレビジョン受信機の文字多重デコーダが外部機器制御回路を介してVTR等に接続され、その文字多重デコーダの識別表示制御手段により表示装置の画面に表示される番組表内に番組の予約状態をも表示させる技術が開示されている。また、特許文献4には、データ記録系と、データ再生系と、これら両系とHDドライブとをHDドライブ切替部を介してATAPI等の規格に準拠したHD用ドライブインターフェースで接続し、また、上記両系とDVDドライブとをDVDドライブ切替部を介してATAPI等の規格に準拠したDVD用ドライブインターフェースで接続すると共に、データ記録系と、データ再生系と、HDドライブと、HDドライブ切替部と、DVDドライブと、DVDドライブ切替部とを制御するシステム制御系を備えて構成される情報記録再生装置において、そのシステム制御系の制御の下に、データ再生系から外部のモニタに供給される映像情報として番組予定表の映像データ信号内に番組予約情報信号を重畳させる技術が開示されている。
特許文献5には、携帯電話機において、ディジタルカメラで撮像した画像又は電子メールで受信した画像内の文字について文字認識処理を行い、認識処理で得たGコードに基づいた録画予約処理を行う技術が開示されている。また、特許文献6には、音響カップラを用いてVTRのタイマの予約確認又は設定を行う技術が開示されている。
WO98/43416 特開2000−021145号公報 特開2000−069380号公報 特開2005−045385号公報 特開2005−136831号公報 特開平06−261139号公報
上述の従来技術により、予約設定された番組の記録は可能になったが、放送受信機に装備の赤外線リモコン搬送波周波数やフォーマット以外の記録機器には対応できないという技術的課題や、近年記録要求から実際に記録が開始されるまでの時間が掛かる記録機器が増えており、記録される番組が一部欠けることがあるという技術的課題、さらにはあらすじや出演者等の番組の詳細な情報の伝達ができないという技術的課題があり、これらの技術的課題を解決しようとしてインターフェースを新規に設けたとしても、独自規格になり易く、また、新規な回路の追加が必要になってしまうという技術的課題がある。
特許文献1も、また、特許文献2も、情報の伝送系を専用のインターフェースで構成しているから、上記従来技術と同種の技術的課題がある。特許文献3も、また、特許文献4も、番組予約情報を表示装置等に表示させるのに番組予約情報を映像情報にして表示することだけを示しており、そのインターフェースも映像表示のための専用のものであるから、上記従来技術と同種の技術的課題がある。
また、特許文献5は、文字認識処理で得られるGコードで録画予約を行うから、そのGコードに基づく予約処理系は、録画される映像信号とは全く別個のものとして構築しなければならず、上記従来技術にある技術的課題は解決されていない。
また、特許文献6は、音響カップラがモデムとモデムとの間に介設され、モデムは特定のバスを介して通信処理マイコンに接続される構成であるから、上記従来技術と同じ技術的課題がある。
この発明は、上述の事情に鑑みてなされたもので、放送受信装置と記録装置との間で伝送される標準規格の信号形式で記録に必要な制御信号を伝送し得る予約録画設定方法及びそのシステムを提供することを目的としている。
上記課題を解決するために、請求項1記載の発明は、放送番組の予約録画設定方法に係り、互いに別体の放送受信装置と記録機器との間を映像出力ライン又は音声出力ラインで接続して、上記放送受信装置から上記記録機器への放送番組の予約設定指示信号、及び、上記記録機器から上記放送受信装置への予約設定可否についての応答信号を、映像信号又は音声信号に重畳させることを特徴としている。
請求項2記載の発明は、請求項1記載の予約録画設定方法に係り、上記予約設定指示信号に番組情報を含ませることを特徴としている。
請求項3記載の発明は、請求項1又は2記載の予約録画設定方法に係り、上記記録装置で受信した音声信号又は映像信号から上記予約設定指示信号を抽出し、抽出した上記予約設定指示信号に基づいて記録可否の判断を上記記録装置で行うことを特徴としている。
請求項4記載の発明は、請求項3記載の予約録画設定方法に係り、上記記録可否の判断結果を上記記録装置で音声信号又は映像信号に変換して上記放送受信装置へ返送し、返送された上記判断結果が記録可であるとき、上記記録予約に対応する番組の映像信号及び音声信号を上記記録装置に送信して記録を行うことを特徴としている。
請求項5記載の発明は、請求項1、2、3又は4記載の予約録画設定方法に係り、上記予約設定指示信号は、上記映像信号の垂直帰線期間に挿入されることを特徴としている。
請求項6記載の発明は、請求項1、2、3又は4記載の予約録画設定方法に係り、上記予約設定指示信号は、上記映像信号の映像期間に挿入されることを特徴としている。
請求項7記載の発明は、請求項1、3、4、5又は6記載の予約録画設定方法に係り、上記記録可否の判断結果は、上記映像信号の垂直帰線期間に挿入されることを特徴としている。
請求項8記載の発明は、請求項1、3、4、5又は6記載の予約録画設定方法に係り、上記記録可否の判断結果は、上記映像信号の映像期間に挿入されることを特徴としている。
請求項9記載の発明は、放送受信装置で受信する放送番組を記録装置へ送信して該放送番組の記録を行う予約録画設定方法に係り、上記放送番組の記録可否の判断を上記記録装置で行い、上記放送番組の記録可の判断結果を音声信号又は映像信号に変換して上記放送受信装置へ送信することを特徴としている。
請求項10記載の発明は、請求項9記載の予約録画設定方法に係り、上記記録可の判断結果は、上記映像信号の垂直帰線期間に挿入されることを特徴としている。
請求項11記載の発明は、請求項9記載の予約録画設定方法に係り、上記記録可の判断結果は、上記映像信号の映像期間に挿入されることを特徴としている。
請求項12記載の発明は、放送受信装置に、放送波を受信して放送番組の予約設定指示信号を生成する生成手段と、該生成手段で生成される制御情報を記録機器へ送信する送信手段とを設ける一方、上記記録機器に、上記予約設定指示信号を受信する受信手段と、該受信手段で受信される上記予約設定指示信号に基づいて上記放送番組の記録を行う記録制御手段とを備える予約録画設定システムに係り、上記予約設定指示信号を上記放送受信装置で音声信号又は映像信号に変換する変換手段と、該変換手段で変換される上記音声信号又は上記映像信号を上記記録機器へ送信する送信手段とを備えることを特徴としている。
請求項13記載の発明は、請求項12記載の予約録画設定システムに係り、上記予約設定指示信号に番組情報を含ませることを特徴としている。
請求項14記載の発明は、請求項12又は13記載の予約録画設定システムに係り、上記記録装置に、受信される音声信号又は映像信号から上記予約設定指示信号を抽出する抽出手段と、該抽出手段で抽出される上記予約設定指示信号に基づいて記録可否を判断する判断手段を備えることを特徴としている。
請求項15記載の発明は、請求項14記載の予約録画設定システムに係り、上記記録装置に、上記記録可否の判断結果を上記記録装置で音声信号又は映像信号に変換する変換手段と、該変換手段で変換される上記音声信号又は上記映像信号を上記放送受信装置へ送信する送信手段とを設ける一方、上記放送受信装置に、受信される上記判断結果が記録可であるとき、上記記録予約に対応する番組の映像信号及び音声信号を上記記憶装置に送信する送信手段を設けることを特徴としている。
請求項16記載の発明は、請求項12、13、14又は15記載の予約録画設定システムに係り、上記予約設定指示信号は、上記映像信号の垂直帰線期間に挿入されることを特徴としている。
請求項17記載の発明は、請求項12、13、14又は15記載の予約録画設定システムに係り、上記予約設定指示信号は、上記映像信号の映像期間に挿入されることを特徴としている。
請求項18記載の発明は、請求項12、14、15又は16記載の予約録画設定システムに係り、上記記録可否の判断結果は、上記映像信号の垂直帰線期間に挿入されることを特徴としている。
請求項19記載の発明は、請求項12、14、15又は16記載の予約録画設定システムに係り、上記記録可否の判断結果は、上記映像信号の映像期間に挿入されることを特徴としている。
請求項20記載の発明は、放送受信装置で受信する放送番組を記録装置へ送信して該放送番組の記録を行う予約録画設定システムに係り、上記記録装置に、上記放送番組の記録可否を判断する判断手段と、該判断手段の上記放送番組の記録可の判断結果を音声信号又は映像信号に変換する変換手段と、該変換手段によって変換される上記音声信号又は上記映像信号を上記放送受信装置へ送信する送信手段とを備えることを特徴としている。
請求項21記載の発明は、請求項20記載の予約録画設定システムに係り、上記記録可の判断結果は、上記映像信号の垂直帰線期間に挿入されることを特徴としている。
請求項22記載の発明は、請求項20記載の予約録画設定システムに係り、上記記録可の判断結果は、上記映像信号の映像期間に挿入されることを特徴としている。
この発明によれば、放送受信装置で受信する放送番組の記録に必要な制御情報を記録装置へ送信して放送番組の記録を行うのに、制御情報を放送受信装置で音声信号又は映像信号に変換して記録装置へ送信するようにしているから、音声信号やTV標準規格の映像信号の伝送方式の活用を図ることができ、放送受信装置と記録装置との間で専用の規格に則った信号の伝送は必要でなく、新たにインタフェース端子を設ける必要性を無くすことができる。
放送受信装置から転送した予約設定指示信号に対して、記録装置から予約設定指示信号対応の記録の可否応答(フィードバック情報)が記録装置から放送受信装置に返されるから、記録装置が記録できない場合の処置(ユーザへの通知や記録予約のキャンセル等)を放送受信装置でも行うことができる。
この発明は、放送受信装置で受信する放送番組の記録に必要な制御情報を記録装置へ送信して放送番組の記録を行う予約録画設定システムに、制御情報を放送受信装置で音声信号又は映像信号に変換して記録装置へ送信する仕組みを備えて構成される。
図1は、この発明の実施例1である記録予約システムの第1の構成例を示す概略図、図2は、同記録予約システムの第2の構成例を示す概略図、図3は、同記録予約システムの放送受信機の詳細な構成を示す図、また、図4は、同記録予約システムの記録機器の詳細な構成を示す図である。
この実施例の記録予約システム1は、音声信号又は映像信号で予約設定指示信号を放送受信機から記録機器へ送り、予約設定指示信号に対するフィードバック情報を音声信号又は映像信号で記録機器から放送受信機へ返すシステムに係る。
記録予約システム1の概略構成は、図1及び図2に示すように、図1の場合は、放送受信機11において予約設定指示信号を画像信号又は音声信号に変換して画像信号線V1又は音声信号線A1を経て記録機器12へ送信し、記録機器12から予約設定指示信号に対する応答としてのフィードバック情報(記録予約可否情報)を画像信号又は音声信号に変換して画像信号線V6又は音声信号線A5を経て放送受信機11へ返送するようにして構成され、図2の場合は、放送受信機11から記録機器12への予約設定指示信号の送信は図1の場合と同様であるが、予約設定指示信号に対する応答の返し方を次のように変更して、すなわち、記録機器12から画像信号線V7を経て画像信号が、また、音声信号線A8を経て音声信号がTVモニタ13に供給され、TVモニタ13の画面出力又は音声出力により上記応答を放送情報機11へ返すようにして構成されている。なお、図1でも、TVモニタ13は記録機器12に音声信号線A8及び画像信号線V7を経て接続される。
放送受信機11は、図3に示すように構成されている。放送受信機11は、高周波信号入力部(ANT)21と、チューナー22と、デコーダ23と、垂直帰線期間番組情報抽出回路24と、中央演算装置25と、主記憶装置26と、補助記録装置27と、フレームバッファ28と、ディスプレイコントローラ29と、表示部30と、ビデオエンコーダ32と、キーパッド33と、変調器34と、セレクタ/ミキサー35と、セレクタ36と、同期分離回路37と、重畳回路38と、フィードバック情報抽出回路(FB情報抽出回路)39と、撮像素子40と、セレクタ41と、マイク(MIC)42と、復調器43とを含んで構成されている。
高周波信号入力部21は、外部から放送波信号を受け取る信号受信部である。
チューナー22は、高周波信号入力部21から同軸ケーブル等の接続線R1を経て入力される放送波信号から選択した放送局の放送波信号(番組)のみを選択抽出する復調回路である。チューナー22は、放送がディジタル放送である場合には圧縮動画信号を圧縮動画信号線M1に、また、アナログ放送である場合には映像信号を映像信号線V4に出力する選局機能を果たす。圧縮動画信号はデコーダ23に転送され、映像信号は垂直帰線期間番組情報抽出回路24に転送され、音声信号は音声信号線A4を介してセレクタ/ミキサー35に転送される。
デコーダ23は、チューナー22で抽出されたディジタル放送の圧縮動画信号の伸張回路であり、圧縮動画信号を逆符号化して映像信号、音声信号及び番組情報を抽出する。映像信号は映像信号線V2を介してセレクタ36に転送され、音声信号は音声信号線A3を介してセレクタ/ミキサー35に転送され、そして番組情報は番組情報線E1を介して中央演算装置25に転送される。
垂直帰線期間番組情報抽出回路24は、TV標準規格信号の映像信号V4の垂直帰線期間に重畳されている番組情報を抽出し、番組情報線E2を介して中央演算装置25に転送する回路である。
中央演算装置25は、ソフトウェアによりその動作、すなわち、周辺機器の制御や演算が決められた回路であり、番組情報を受け取り、キーパッド33のユーザ操作内容が番組の記録予約設定である場合に番組情報を加工して番組表や記録予約情報等のデータを作成し、主記憶装置26、補助記憶装置27に記憶させ、また、番組表データを元に番組表を作成する。
主記憶装置26及び補助記憶装置27は、中央演算装置25の制御下に記録予約情報や番組情報を記憶する記憶部である。
フレームバッファ28は、中央演算装置25で作成され、データ線D3を経て転送されて来る画像データを記憶するためのメモリ領域であり、表示部30用のものと、ビデオエンコーダ32用のものと2つの領域が確保されている。
ディスプレイコントローラ29は、フレームバッファ28に書き込まれた画像データをデータ線D11を経て読み出し、その画像データの画像が表示部30に表示できるように信号変換する、すなわち、表示部30の表示フォーマットに合わせた信号に変換する回路である。表示部30は、ディスプレイコントローラ29から供給される画像信号の画像、例えば、番組表を画面に表示するものである。
ビデオエンコーダ32は、フレームバッファ28に書き込まれた画像データをTVに表示させるためのTV標準規格の映像信号を生成して映像信号線V5を介してセレクタ36に出力する回路である。
キーパッド33は、表示部30の画面に表示された番組表を視認して所要の操作、すなわち、記録予約の設定を行い、操作対応の(選択した)内容を中央演算装置25に転送するマンマシンインタフェース入力部である。
変調器34は、中央演算装置25で生成された記録予約情報のデータを音声信号に変換し、変換された音声信号を音声信号線A2を介してセレクタ/ミキサー35に転送する回路である。変調器34での変調方式は、特定のものに限られず、FSK変調、DTMF変調、可聴帯域外の周波数による変調等を用いることができる。
セレクタ/ミキサー35は、中央演算装置25からデータ線D13を経て転送される選択信号によって放送受信機11から記録機器12へ出力される音声信号を選択する選択器である。選択信号はキーパット33からの指示信号に基づいて中央演算装置25で作成される。選択される信号は、中央演算装置25で生成された記録予約情報のデータが変調器34で変換された音声信号、チューナー22で抽出されたディジタル放送の音声データがデコーダ23で逆符号化されて発生される音声信号及びチューナー22で復調されたアナログ放送の音声信号である。
セレクタ36は、ビデオ信号の選択器である。選択対象となるビデオ信号は、デコーダ23からのディジタル放送の映像信号、チューナー22からの映像信号及びビデオエンコーダ32からの映像信号である。セレクタ36における選択は、中央演算装置25からデータ線D14を経てセレクタ36に供給される選択信号によって行われる。セレクタ36は、選択された映像信号を映像信号線V3を介して出力する。
同期分離回路37は、映像信号の同期信号を分離して同期信号線S1を介して出力する回路である。重畳回路38は、同期分離回路37から出力される同期信号に同期して中央演算装置25からデータ線D9を経て転送されて来る記録予約情報を映像信号の垂直帰線期間内に挿入(重畳)したTV標準規格信号の映像信号を映像信号線V1に出力する回路である。
フィードバック情報抽出回路(FB情報抽出回路)39は、記録機器12から映像信号線V6を経て転送される映像信号からフィードバック情報を抽出し、抽出されたフィードバック情報を主記憶装置26に書き込む回路である。フィードバック情報は、記録機器12から映像信号線V6を介して出力される映像信号の垂直帰線期間に多重化又は映像期間に挿入されている。
撮像素子40は、TVモニタ13に表示されているフィードバック情報を含む画像を取り込み、取り込まれた画像データはデータ線D5を経て主記憶装置26に転送して主記憶装置26に書き込まれる。
セレクタ41は、記録機器12から放送受信機11へ返送されるフィードバック情報を取得するための信号として音声信号線A5又は音声信号線A6を経て転送される音声信号のいずれかを選択する選択器である。マイク(MIC)42は、記録機器12からTVモニタ13のスピーカから出力される音声信号のフィードバック情報を放送受信機11に取り込む素子である。復調器43は、セレクタ41で選択された音声信号を復調してフィードバック情報を抽出する回路である。
記録機器12のエンコーダ51は、放送受信機11から映像信号線V1及び音声信号線A1を経て転送されて来る番組放送の映像信号及び音声信号を符号化し、番組データを出力する回路である。エンコーダ51の出力はデータ線D16を介して記録装置52に接続されている。
記録装置52は、データ線D16を経て入力される符号化された番組データを記録するほか、記録されている番組データを読み出してデータ線D18に出力する装置である。
垂直帰線期間データ抽出回路53は、映像信号線V1を経て転送されて来る番組放送の映像信号の垂直帰線期間に多重化されている記録予約情報を抽出し、データ線D20を介して中央演算装置56に転送する回路である。
映像期間キャプチャー54は、映像信号線V1を経て転送されて来る映像信号から映像期間の信号だけ抽出し、データ線D26を介して主記憶装置56に書き込む回路である。
主記憶装置55は、映像期間キャプチャー54で抽出された映像信号の映像部分を書き込み、そして読み出して中央演算装置56に転送する装置である。
中央演算装置56は、垂直帰線期間データ抽出回路53、映像期間キャプチャー54及びキーパッド66と、主記憶装置55及び補助記憶装置57とから所要の情報を受け取って後述する所定の処理を行い、その処理内容をフレームバッファ59、垂直帰線期間挿入回路63及び変調器64に転送する処理部である。
補助記憶装置57は、中央演算装置56で処理した内容を記憶し、そして読み出して中央演算装置56に転送する装置である。
復調器58は、放送受信機11から音声信号線A1を介して転送されて来る記録予約情報を復調し、元のデジタルデータを出力し、復調された記録予約情報をデータ線D15を経て中央演算装置56に転送する回路である。
フレームバッファ59は、中央演算装置56で生成されたフィードバック情報を元に生成されたQRコードのような画像コードをデータ線D22を経て受け取り記憶する画像データ格納用メモリ領域である。
ビデオエンコーダ60は、フレームバッファ59に記憶されている画像データをTV標準規格信号に変換して映像信号線V8へ出力する回路である。
セレクタ61は、映像信号線V8又は映像信号線V9の映像信号を選択して垂直帰線期間挿入回路63へ出力する選択器である。
デコーダ62は、記録装置52から読み出された動画符号化信号を映像信号及び音声信号に変換して各別に映像信号線V9と音声信号線A10とに出力する回路である。
垂直帰線期間挿入回路63は、中央演算装置56で生成された、記録予約情報に対するフィードバック情報(デジタルデータ)を映像信号V10の垂直帰線期間に挿入する回路である。
変調器64は、中央演算装置56で生成された、記録予約情報に対するフィードバック情報(デジタルデータ)を音声信号に変換して音声信号線A9に出力する回路である。
ミキサー65は、変調器64から出力されて音声信号線A9を介して転送される音声信号とデコーダ62から出力されて音声信号線A10を介して転送される音声信号とを混合する混合器である。
キーパッド66は、記録予約情報に対するフィードバック情報の放送受信機11への返送を音声信号又は映像信号で行うかを指定し、映像信号とする場合にその垂直帰線期間とするか映像期間とするかを指定する操作器である。上記指定をキーパット66でなく、予め決めて置いてもよい。
次に、図1乃至図4を参照して、この実施例の動作について説明する。
外部からの放送波信号が高周波信号入力部21によって受け取られる。その放送波信号は、チューナー22において選択された放送局の信号(番組)のみが選択抽出される。すなわち、チューナー22は、放送がディジタル放送である場合には圧縮動画像信号を圧縮動画信号線M1に出力し、また、アナログ放送である場合には映像信号を選択して映像信号線V4に出力する。圧縮動画信号が選択されるときはその圧縮動画信号が圧縮動画信号線M1を介してデコーダ23に転送され、映像信号が選択されるときは映像信号線V4を介して垂直帰線期間番組情報抽出回路24に転送される。
ディジタル放送の圧縮動画信号を受け取ったデコーダ23は、その圧縮動画信号を逆符号化して映像信号、音声信号及び番組情報を抽出する。抽出された映像信号は、映像信号線V2を介してセレクタ36に転送され、音声信号は音声信号線A3を介してセレクタ/ミキサー35に転送され、そして番組情報は番組情報線E1を介して中央演算装置25に転送される。
アナログ放送の映像信号を映像信号線V4を介して受け取った垂直帰線期間番組情報抽出回路24は、TV標準規格信号である映像信号の垂直帰線期間に重畳されている番組情報を抽出して番組情報線E2を介して中央演算装置25に転送する。
番組情報線E1、E2を介して番組情報を受け取る中央演算装置25は、キーパッド33のユーザ操作内容が番組の記録予約設定である場合には、その番組情報を加工して番組表や記録予約情報等のデータを作成し、主記憶装置26、補助記録装置27に記憶させ、番組表データを元に番組表を作成する。
中央演算装置25で作成されデータ線D3を経て転送された番組表は、フレームバッファ28の表示部30用記憶領域に記憶され、そして読み出されてデータ線D11を経てディスプレイコントローラ29に転送される。ディスプレイコントローラ29は、転送されて来た画像データを表示部30に表示できる信号形式に変換する、すなわち、表示部30の表示フォーマットに合わせた信号に変換する。
ディスプレイコントローラ29で表示形式に変換された画像信号は、データ線D7を経て表示部30に供給されてその画面に画像信号の画像、例えば、番組表が表示される。
表示部30の画面に表示された番組表を視認するユーザが、キーパッド33から所要の操作、すなわち、記録予約の設定及び記録予約情報の送出方法の指定を行い、操作対応の(選択した)内容がキーパッド33から中央演算装置25に転送される。
キーパッド33から記録予約設定が入力されると、中央演算装置25は、その記録予約設定対応の番組情報から記録予約情報を作成し、キーパット33により設定済みの記録予約情報の送出方法を元に以下に説明するようにして記録予約情報を変換して記録機器12に送出する。
記録予約情報の送出方法が音声信号線A1を介して記録機器12へ送出する設定となっている場合には、記録予約情報は、中央演算装置25から記録予約情報線Y1を介して変調器34へ転送される。その記録予約情報は、記録機器12との間で予め決められている変調方式、FSK変調方式、DTMF変調方式、可聴帯域以外の周波数による変調などにより音声信号線に乗せられる信号に変換される。変調された音声信号は、音声信号線A2を介して転送され、セレクタ/ミキサー35により選択されて音声信号線A1を経て記録機器12へ転送される。
記録予約情報の送出方法が映像信号線V1を介して記録機器12へ送出する設定となっている場合であって、その記録予約情報をTV標準規格の映像信号の垂直帰線期間に書き込む設定の場合には、中央演算装置25で作成された記録予約情報は、データ線D9を経て重畳回路38に転送される。転送されて来た記録予約情報は、重畳回路38において、同期分離回路37から供給される同期信号とタイミングを合わせて、すなわち、同期をとってセレクタ36から出力される映像信号の垂直帰線期間に重畳挿入される。記録予約情報を垂直帰線期間に挿入している映像信号が重畳回路38から映像信号線V1に出力される。
また、記録予約情報の送出方法が映像信号線V1を介して記録機器12へ送出する設定となっている場合であって、その記録予約情報をTV標準規格の映像信号の映像期間に書き込む設定の場合には、その記録予約情報は、中央演算装置25において、予め定められたフォーマットに則った画像コード、例えば、QRコードに符号化され、その画像データはデータ線D3を介してフレームバッファ28に書き込まれる。画像コードに符号化された記録予約情報は、フレームバッファ28からデータ線D4を介してビデオエンコーダ32に転送される。
ビデオエンコーダ32は、フレームバッファ28から画像データを受け取り、その画像データからTVに表示させるためのTV標準規格の映像信号を生成して映像信号線V5に出力する。
この映像信号は、中央演算装置25からデータ線D14を経てセレクタ36に供給される選択信号によってセレクタ36から映像信号線V3に出力され、そしてその映像信号は、重畳回路38をそのまま通過し、重畳回路38から映像信号線V1を介して記録機器12に転送される。
次に、上述したようにして放送受信機11から映像信号線V1及び音声信号線A1を経て転送されて来た番組放送の映像信号及び音声信号は、記録機器12のエンコーダ51に入力され、また、映像信号は、垂直帰線期間データ抽出回路53及び映像期間キャプチャー54に入力され、音声信号は、復調器58に入力される。
映像信号及び音声信号が入力されるエンコーダ51は、その映像信号及び音声信号を符号化して番組デジタルデータを出力する。エンコーダ51で符号化された番組のデジタルデータは、データ線D16を介して記録装置52に転送されてその記録媒体に記録される。また、記録装置52からは、記録されている番組データが読み出されてデータ線D18に出力される。
映像信号線V1及び音声信号線A1を経て転送されて来た番組放送の映像信号及び音声信号は、上述のようにして記録装置52に記録される一方、その映像信号又は音声信号に含まれている記録予約情報の抽出が次のようにして行われる。
記録予約情報が映像信号の垂直帰線期間に多重化されている場合には、その記録予約情報は垂直帰線期間データ抽出回路53で抽出され、データ線D20を介して中央演算装置56に転送される。
記録予約情報が映像信号の映像期間に挿入されている場合には、その記録予約情報だけが映像期間キャプチャー54で抽出され、データ線D26を介して主記憶装置55に画像データとして書き込まれる。書き込まれた記録予約情報は、データ線D19を介して中央演算装置56に転送される。
また、記録予約情報が放送受信機11から音声信号線A1を介して転送されて来る場合には、その記録予約情報は復調器58で元のデジタルデータに復調され、復調された記録予約情報はデータ線D15を経て中央演算装置56に転送される。
上述したようにして、記録予約情報を得た中央演算装置56は、その内容、主記憶装置55及び補助記録装置57に記憶されている予約スケジュールや記録機器12自身の状態を確認して記録予約情報で指定される記録が可能か否かを判断し、その結果をデジタルデータのフィードバック情報として作成してキーパッド66又は予め決められた返送方法の指定に従って返送系を介して放送受信機11に転送される。その返送系は、映像信号線V6又は音声信号線A5のいずれかを介して形成されるが、その系に応じた変換、多重化が、次のようにしてそのデジタルデータのフィードバック情報に対して施される。
映像信号線V6を介してのフィードバック情報の返送には、次の2通りがある。
その第1の方法は、TV標準規格の映像信号の垂直帰線期間に挿入する仕方である。この手段を用いる場合には、フィードバック情報は、中央演算装置56からデータ線D25を介して垂直帰線期間挿入回路63に転送され、垂直帰線期間挿入回路63においてセレクタ61から出力されている映像信号の垂直帰線期間に挿入される。垂直帰線期間にフィードバック情報が挿入された映像信号は、映像信号線V6を介して放送受信機11に転送される。
その第2の方法は、TV標準規格の映像信号の映像期間に挿入する仕方である。この手段を用いる場合には、中央演算装置56は、生成したフィードバック情報を予め定められた画像フォーマットのコード、例えば、QRコードに符号化し、生成された画像データはデータ線D22を介してフレームバッファ59に書き込まれる。その画像データは、ビデオエンコーダ60によりフレームバッファ59から読み出されてデータ線D23を介してそこに送り込まれる。その画像データは、ビデオエンコーダ60においてTV標準規格の映像信号に変換されて映像信号線V8に出力される。セレクタ61は、この場合には、映像信号線V8の選択に切り替えられる。セレクタ61を通った画像データは、映像信号線V10、そして垂直帰線期間挿入回路63を介して映像信号線V6に送出されて放送受信機11に転送される。
音声信号線A5を介してのフィードバック情報の返送について説明する。この場合には、中央演算装置56で生成されたフィードバック情報は、データ線D24を介して変調器64に転送される。そのフィードバック情報は、変調器64において、予め決められた方式、例えば、FSK変調方式、DTMF変調方式、可聴帯域外の周波数による変調等により音声信号線に乗せられる信号に変換する。変調されたフィードバック情報は、音声信号線A9を介してミキサー65に入力され、ミキサー65から音声信号線A5を介して放送受信機11へ転送される。また、変調されたフィードバック情報は、音声信号線A8を介してTVモニタ13に出力される。
上述のようにして、予約に対する可否等のフィードバック情報は、記録機器12から放送受信機11へフィードバックされる。そのフィードバック情報は、音声信号線A5又は映像信号線V6を介してフィードバックされる場合には、放送受信機11に直接入力され、TVモニタ13を介する場合には、映像素子40又はマイク42を介して入力される。その各々の場合について以下に説明する。
映像信号線V6を介してフィードバック情報が入力される場合には、その映像信号はTV標準規格に則っているから、フィードバック情報抽出回路39において映像信号からフィードバック情報を抽出する。抽出されたフィードバック情報は、データ線D6を介して主記憶装置26に書き込まれ、主記憶装置26から中央演算装置25に転送される。
音声信号線A5を介してフィードバック情報が音声信号の形式で入力される場合には、その音声信号はセレクタ41によって選択された後、音声信号線A7を介して復調器43に入力される。その音声信号は復調器43で予め決められた方式により復調され、デジタルデータに変換される。デジタルデータに変換されたフィードバック情報は、データ線D8を介して中央演算装置25に転送される。
マイク42からフィードバック情報が音声信号の形式で入力される場合には、その音声信号はセレクタ41によって選択された後、音声信号線A7を介して復調器43に入力される。フィードバック情報が乗せられている音声信号は復調器43で予め決められた方式により復調され、デジタルデータに変換される。デジタルデータに変換されたフィードバック情報は、データ線D8を介して中央演算装置25に転送される。
撮像素子40からフィードバック情報が画像の形式で入力される場合には、その画像信号は、予め設定された方式により符号化された画像信号に変換されているから、撮像素子40から取り込まれた画像データは、データ線D5を介して主記憶装置26に書き込まれる。中央演算装置25は、主記憶装置26に書き込まれたフィードバック情報から予約可否等の情報を取得する。
フィードバック情報を取得した中央演算装置25は、フィードバック情報に含まれる予約可否等の情報に基づいて次のような処理を行う。記録予約が問題なく記録機器12に受け入れられたときには、中央演算装置25は、記録予約で設定された番組開始時に、データ線D12、D13、D14を介してチューナー22、セレクタ/ミキサー35、セレクタ36を制御し、記録予約で設定した番組の映像信号と音声信号とが映像信号線V1と音声信号線A1とを介して記録機器12に出力されるように処理する。
このような処理が完了し、記録予約設定した放送が開始されたときに行われる記録機器12の動作を以下に説明する。
放送受信機11から映像信号線V1又は音声信号線A1を介して転送されて来た記録予約情報対応の記録が可能であると中央演算装置56が判断した場合には、中央演算装置56は、その記録予約を主記憶装置55又は補助記録装置57に記録予約スケジュールとして記録する。
記録予約情報に書き込まれた番組開始時刻になったとき、中央演算装置56は、データ線D17を介して記録装置52を制御し、その時刻に映像信号線V1及び音声信号線A1を介して入力される放送の信号がエンコーダ51により符号化され、符号化されたデータは、データ線D16を介して記録装置52に転送されてそこに記録される。
このように、この実施例の構成によれば、別個独立に構成される放送受信機と記録機器との間の記録予約情報及びフィードバック情報を音声信号やTV標準規格の映像信号に変換して挿入乃至は多重化して伝送するようにしているから、音声信号やTV標準規格の映像信号の伝送方式の活用を図ることができる。
したがって、放送受信機と記録機器との間で専用の規格に則った信号の伝送は必要でなく、新たにインタフェース端子を設ける必要性を無くすことができる。
放送受信機へ転送した記録予約情報に対して、記録機器から記録予約情報対応の記録の可否応答(フィードバック情報)が記録機器から放送受信機に返されるから、記録機器が記録できない場合の処置(ユーザへの通知や記録予約のキャンセル等)を放送受信機側でも行うことができる。
この発明の実施例2である記録予約システムは、記録予約情報を記録機器12で作成するように構成した点にその特徴部分がある。その構成は、実施例1における記録予約情報の作成機能を記録機器12に次のように構成してなる。
すなわち、放送受信機11が放送波から受信した番組情報は、すべて、更新される毎に実施例1で説明した方法で映像信号及び音声信号に多重化、挿入されて記録機器12に転送される。
番組情報を受信した記録機器12は、実施例1で説明した方法で番組情報を抽出して中央演算装置56に転送する。中央演算装置56が番組情報に基づいて番組表データを作成する。
作成された番組表データを実施例1と同様にして映像信号に変換してTVモニタ13に表示させるように構成される。
そして、TVモニタ13に表示される番組表の中の記録したい番組をキーパッド66で選択してデータ線D26を介して中央演算装置56に入力させ、中央演算装置56において記録予約情報を作成する。作成された記録予約情報は、実施例1で説明した方法で映像信号又は音声信号に多重化又は挿入されて映像信号線V6又は音声信号線A5を介して放送受信機11に転送される。
この構成以外のこの実施例の構成は、実施例1と同じであるので、同一の構成部分には同一の参照符号を付して、その逐一の説明は省略する。
次に、この実施例の動作について説明する。
この実施例は、以下に説明する点を除いて、実施例1で説明したところと、概略、同じである。
放送受信機11が放送波(信号)から受信した番組情報は、すべて、更新される毎に実施例1で説明した方法で映像信号及び音声信号に多重化、挿入されて記録機器12に転送される。
番組情報を受信した記録機器12は、実施例1で説明した方法で番組情報を抽出して中央演算装置56に転送する。中央演算装置56が番組情報に基づいて番組表データを作成する。
作成された番組表データは、実施例1と同様に、データ線D22を介してフレームバッファ59に転送されてそこに書き込まれる。
フレームバッファ59の番組表データは、実施例1と同様に、ビデオエンコーダ60によって取り込まれ、ビデオエンコーダ60においてTV標準規格の映像信号に変換される。その映像信号は、実施例1と同様に、映像信号線V8、セレクタ61及び映像信号線V10を通って垂直帰線期間挿入回路63に入力される。
垂直帰線期間挿入回路63から出力された映像信号は、映像信号線V7を介してTVモニタ13に供給される。
TVモニタ13に表示されている番組表を視認しつつ、ユーザはキーパッド66を操作して記録したい番組を選択する。番組選択データは、データ線D26を介して中央演算装置56に転送される。
中央演算装置56は、選択された番組の記録に支障がなければ、記録予約情報を作成する。作成された記録予約情報は、実施例1において説明した方法で映像信号又は音声信号に多重化又は挿入されて映像信号線V6又は音声信号線A5を介して放送受信機11に転送される。
記録予約情報を受け取った放送受信機11において、記録予約番組の番組開始時刻が到来したならば、該当する放送局を選局し、その番組の映像信号及び音声信号を映像信号線V1及び音声信号線A1を介して記録機器12に転送する。
一方、記録機器12では、該当番組開始時刻になったら、映像信号線V1及び音声信号線A1を介して転送されて来る映像信号及び音声信号をエンコーダ51で符号化し、その符号化データをデータ線D16を介して記録装置52に転送して記録させる。
このように、この実施例の構成によれば、実施例1と略同じ構成の下でTVモニタの画面を視認しながら、ユーザが記録予約の設定を行うので、実施例1で得られる効果を享受しつつ、放送受信機に表示部、キーパッド等のユーザインタフェースを装備しなくても、記録予約の設定を行うことができる。
以上、この発明の実施例を、図面を参照して詳述してきたが、この発明の具体的な構成は、これらの実施例に限られるものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲の設計の変更等があってもそれらはこの発明に含まれる。
例えば、記録予約において、記録予約情報を映像信号又は音声信号の信号形式に変換し、変換された信号を映像信号又は音声信号に多重化又は挿入して伝送する例について説明したが、記録予約情報以外の記録制御情報についても同等に実施し得る。
この発明の実施例1である記録予約システムの第1の構成例を示す概略図である。 同記録予約システムの第2の構成例を示す概略図である。 同記録予約システムの放送受信機の詳細な構成を示す図である。 同記録予約システムの記録機器の詳細な構成を示す図である。
符号の説明
1 記録予約システム(予約録画設定システム)
11 放送受信機(放送受信装置)
12 記録機器(記録装置)
25 中央演算装置(生成手段)
32 ビデオエンコーダ(変換手段の1つ)
34 変調器(変換手段の1つ)
35 セレクタ/ミキサー(送信手段の1つ)
38 重畳回路(送信手段の1つ)
53 垂直帰線期間番組情報抽出回路(受信手段の1つ)
54 映像期間キャプチャー(受信手段の1つ)
56 中央演算装置(記録制御手段、判断手段)
58 復調器(受信手段の1つ)
60 ビデオエンコーダ(変換手段の1つ)
63 垂直帰線期間挿入回路(送信手段の1つ)
64 変調器(変換手段の1つ)
65 ミキサー(送信手段の1つ)

Claims (22)

  1. 互いに別体の放送受信装置と記録機器との間を映像出力ライン又は音声出力ラインで接続して、前記放送受信装置から前記記録機器への放送番組の予約設定指示信号、及び、前記記録機器から前記放送受信装置への予約設定可否についての応答信号を、映像信号又は音声信号に重畳させることを特徴とする予約録画設定方法。
  2. 前記予約設定指示信号に番組情報を含ませることを特徴とする請求項1記載の予約録画設定方法。
  3. 前記記録装置で受信した音声信号又は映像信号から前記予約設定指示信号を抽出し、
    抽出した前記予約設定指示信号に基づいて記録可否の判断を前記記録装置で行うことを特徴とする請求項1又は2記載の予約録画設定方法。
  4. 前記記録可否の判断結果を前記記録装置で声信号又は映像信号に変換して前記放送受信装置へ返送し、
    返送された前記判断結果が記録可であるとき、前記記録予約に対応する番組の映像信号及び音声信号を前記記録装置に送信して記録を行うことを特徴とする請求項3記載の予約録画設定方法。
  5. 前記予約設定指示信号は、前記映像信号の垂直帰線期間に挿入されることを特徴とする請求項1、2、3又は4記載の予約録画設定方法。
  6. 前記予約設定指示信号は、前記映像信号の映像期間に挿入されることを特徴とする請求項1、2、3又は4記載の予約録画設定方法。
  7. 前記記録可否の判断結果は、前記映像信号の垂直帰線期間に挿入されることを特徴とする請求項1、3、4、5又は6記載の予約録画設定方法。
  8. 前記記録可否の判断結果は、前記映像信号の映像期間に挿入されることを特徴とする請求項1、3、4、5又は6記載の予約録画設定方法。
  9. 放送受信装置で受信する放送番組を記録装置へ送信して該放送番組の記録を行う予約録画設定方法であって、
    前記放送番組の記録可否の判断を前記記録装置で行い、
    前記放送番組の記録可の判断結果を音声信号又は映像信号に変換して前記放送受信装置へ送信することを特徴とする予約録画設定方法。
  10. 前記記録可の判断結果は、前記映像信号の垂直帰線期間に挿入されることを特徴とする請求項9記載の予約録画設定方法。
  11. 前記記録可の判断結果は、前記映像信号の映像期間に挿入されることを特徴とする請求項9記載の予約録画設定方法。
  12. 放送受信装置に、放送波を受信して放送番組の予約設定指示信号を生成する生成手段と、該生成手段で生成される制御情報を記録機器へ送信する送信手段とを設ける一方、前記記録機器に、前記予約設定指示信号を受信する受信手段と、該受信手段で受信される前記予約設定指示信号に基づいて前記放送番組の記録を行う記録制御手段とを備える予約録画設定システムであって、
    前記予約設定指示信号を前記放送受信装置で音声信号又は映像信号に変換する変換手段と、
    該変換手段で変換される前記音声信号又は前記映像信号を前記記録機器へ送信する送信手段とを備えることを特徴とする予約録画設定システム。
  13. 前記予約設定指示信号に番組情報を含ませることを特徴とする請求項12記載の予約録画設定システム。
  14. 前記記録装置に、
    受信される音声信号又は映像信号から前記予約設定指示信号を抽出する抽出手段と、
    該抽出手段で抽出される前記予約設定指示信号に基づいて記録可否を判断する判断手段を備えることを特徴とする請求項12又は13記載の予約録画設定システム。
  15. 前記記録装置に、
    前記記録可否の判断結果を前記記録装置で音声信号又は映像信号に変換する変換手段と、
    該変換手段で変換される前記音声信号又は前記映像信号を前記放送受信装置へ送信する送信手段とを設ける一方、
    前記放送受信装置に、
    受信される前記判断結果が記録可であるとき、前記記録予約に対応する番組の映像信号及び音声信号を前記記憶装置に送信する送信手段を設けることを特徴とする請求項14記載の予約録画設定システム。
  16. 前記予約設定指示信号は、前記映像信号の垂直帰線期間に挿入されることを特徴とする請求項12、13、14又は15記載の予約録画設定システム。
  17. 前記予約設定指示信号は、前記映像信号の映像期間に挿入されることを特徴とする請求項12、13、14又は15記載の予約録画設定システム。
  18. 前記記録可否の判断結果は、前記映像信号の垂直帰線期間に挿入されることを特徴とする請求項12、14、15又は16記載の予約録画設定システム。
  19. 前記記録可否の判断結果は、前記映像信号の映像期間に挿入されることを特徴とする請求項12、14、15又は16記載の予約録画設定システム。
  20. 放送受信装置で受信する放送番組を記録装置へ送信して該放送番組の記録を行う予約録画設定システムであって、
    前記記録装置に、
    前記放送番組の記録可否を判断する判断手段と、
    該判断手段の前記放送番組の記録可の判断結果を音声信号又は映像信号に変換する変換手段と、
    該変換手段によって変換される前記音声信号又は前記映像信号を前記放送受信装置へ送信する送信手段とを備えることを特徴とする予約録画設定システム。
  21. 前記記録可の判断結果は、前記映像信号の垂直帰線期間に挿入されることを特徴とする請求項20記載の予約録画設定システム。
  22. 前記記録可の判断結果は、前記映像信号の映像期間に挿入されることを特徴とする請求項20記載の予約録画設定システム。
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