JP2003163889A - ストリーム記録再生システム,及びストリーム記録再生装置 - Google Patents

ストリーム記録再生システム,及びストリーム記録再生装置

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JP2003163889A
JP2003163889A JP2001359522A JP2001359522A JP2003163889A JP 2003163889 A JP2003163889 A JP 2003163889A JP 2001359522 A JP2001359522 A JP 2001359522A JP 2001359522 A JP2001359522 A JP 2001359522A JP 2003163889 A JP2003163889 A JP 2003163889A
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Inventor
Koichi Komoda
幸一 薦田
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Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 多種類の形式のストリームの復号が可能であ
るストリーム記録再生システムを提供することを目的と
する。 【解決手段】 ストリーム記録再生装置100におい
て、第1ストリーム入出力I/F部105により、入力
されたストリームが前記復号部108によって復号可能
かどうかを判別し、復号不可能である場合は、第2スト
リーム入出力I/F部106により、前記ストリーム
と、復号可能なストリーム形式等を示す変換情報をスト
リーム変換装置202へ送信し、ストリーム変換装置2
02は、受信したストリームを、前記変換情報の示すス
トリーム形式に変換し、該変換されたストリームを前記
ストリーム記録再生装置100に返信する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、特にコンテンツの
ストリーム形式の変換、変換されたストリームの記録再
生を行うストリーム記録再生システム及びストリーム記
録再生装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の技術として、ディジタル放送受信
装置,ディジタル放送受信機用のトランスポート処理デ
バイス及びディジタル放送受信デバイスからなる複数の
異なるディジタル放送を受信可能な受信装置がある。
【0003】図12は、従来の受信装置を代表する構成
図であり、1900はディジタル放送受信用のLSI、
1901、1902、1903はディジタル変調された
信号の入力端子、1904、1905、1906はそれ
ぞれフィルタ部、ディジタル復調部、誤り訂正処理部等
を含み、ディジタル変調された信号の選局、復調、及び
誤り訂正処理等を行い、トランスポートストリームを出
力する受信復調部、1907は複数の受信復調部190
4,1905、1906のいずれかを選択する選択器、
1908は選択器1907により選択された受信復調部
から入力されるトランスポートストリームのスクランブ
ルを解除するデスクランブル部、1909はデスクラン
ブル部1908から入力されるトランスポートストリー
ムから必要なパケットを選択するパケット分離部、19
10はパケット分離部1909で選択したパケットに含
まれる映像音声データ等を復号する復号部、1911は
映像音声データのD/A変換処理等を行う出力処理部、
1912は映像、音声の出力端子、1913はシステム
全体を制御するシステム制御部、1914はリモコン等
から発信される制御信号の入力端子である。
【0004】従来の受信装置の動作を説明する。入力端
子1901にはBSディジタル放送が入力され、入力端
子1902は地上ディジタル放送が入力され、入力端子
1903はCSディジタル放送が入力され、受信復調部
1904、1905、1906では各放送波の帯域に合
致した信号の選局、ディジタル復調、及び誤り訂正処理
等が行われ、トランスポートストリームが出力される。
選択器1907は、リモコン等から発信される制御信号
に基づき、システム制御部1913から発信されるコマ
ンドに従って、受信復調部を選択し、入力されるトラン
スポートストリームをデスクランブル部1908へ出力
する。デスクランブル部1908、パケット分離部19
09、復号部1910は、それぞれトランスポートスト
リームのスクランブルの解除、必要なパケットの選択、
パケットに含まれる映像音声データの復号等を行う。出
力処理部1911は、復号部1910から入力される映
像音声データのD/A変換等の処理を行い、出力端子1
912を介して、テレビジョン等に出力する。
【0005】この受信装置は選択器1907を設けるこ
とにより、まったく異なった形式でディジタル変調され
た信号をそれぞれ受信することが可能になるとともに、
デスクランブル部1908以降の回路を共通に利用する
ことにより、回路の合理化を図っている。
【0006】また、従来の技術として、特開平11−1
77955で提案されている、ディジタル放送受信装置
及びディジタル放送受信方法は、放送方式が異なる複数
のディジタル放送信号を受信可能にするために、放送方
式毎に受信部を設けたものである。各受信部は、それぞ
れ、例えば1394I/F回路を有し、受信した放送信
号からトランスポートストリームを得る。各受信部から
のトランスポートストリームは、各受信部の1394I
/F回路によってアイソクロノスパケットに変換され
て、共通受信部に伝送される。その共通受信部はトラン
スポートストリームを受信し、MPEG2(MPEG:
Moving Picture Experts Group)デコード処理を行
いNTSC(National TV Standards Committ
ee)方式の映像を得る。この受信装置は、受信部で行う
トランスポートストリームの変換処理以降の処理を共通
化している。
【0007】さらに、上記のような放送受信装置に、ハ
ードディスクドライブ(HDD)や光ディスク装置のよ
うな記録装置を設け、受信した放送番組を、ディジタル
ストリームでもって記録装置へ記録再生を行うストリー
ム記録再生装置がある。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】このように、従来の放
送受信装置は、各放送方式や変調方式に対応した、個別
受信部や個別復調部と、共通処理部とで構成されている
が、共通処理部が復号できるデータ形式は、例えばトラ
ンスポートストリームである必要があるといった制限が
あるため、そのデータ形式が異なれば共通受信部では復
号できない。
【0009】また、ディジタル放送を受信して、その番
組をHDD等で記録装置に記録再生するような装置の場
合、一般的に、受信したストリームを、受信時のストリ
ームのパケット構造を保持したまま記録再生しており、
冗長なパケットヘッダ等のデータも記録されるため、記
録装置の記録領域が効率的に利用されていなかった。ア
ナログ放送を受信してその番組をディジタルで記録再生
するPVR(Personal Video Recoder)のような
記録再生装置の場合も同様であった。
【0010】また、従来の放送受信装置や記録再生装置
は、複数の装置を接続してストリームの送受信や記録再
生を行うことや、PC(パーソナルコンピュータ)等の
外部装置から制御できるような構成にはなっていなかっ
た。
【0011】本発明は上記問題点を解決するためになさ
れたものであって、多種類の形式のストリームの復号が
可能であるストリーム記録再生システムを提供すること
を目的とする。また、ストリームの不要データを除い
た、効率のよい記録をすることができるストリーム記録
再生装置を提供することを目的とする。さらに、外部制
御装置により、ストリーム記録再生装置の記録再生を制
御することが可能なストリーム記録再生システムを提供
することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明は前記目的を達成
するためになされたものであって、請求項1に係るスト
リーム記録再生システムは、コンテンツのストリームを
記録再生するストリーム記録再生装置と、ストリームの
ストリーム形式を変換するストリーム変換装置とを備え
たストリーム記録再生システムであって、前記ストリー
ム記録再生装置は、ストリームを記録媒体へ記録再生す
る記録再生手段と、ディジタル放送番組などの符号化さ
れたストリームを復号する復号手段と、入力されたスト
リームが前記復号手段によって復号可能かどうかを判別
し、復号不可能である場合は、前記ストリームと、復号
可能なストリーム形式等を示す変換情報を前記ストリー
ム変換装置へ送信するストリーム入出力処理手段とを備
え、 前記ストリーム変換装置は、前記ストリーム記録
再生装置から受信したストリームを、前記変換情報の示
すストリーム形式に変換し、該変換されたストリームを
前記ストリーム記録再生装置に送信する、ことを特徴と
するものである。
【0013】本発明の請求項2に係るストリーム記録再
生システムは、請求項1記載のストリーム記録再生シス
テムにおいて、前記ストリーム入出力処理手段は、前記
ストリーム変換装置との間で前記ストリームの送受信を
行うとき、前記ストリームの著作権保護情報の検出を行
い、複製が禁止されている場合にはストリームを暗号化
して送受信する、ことを特徴とするものである。
【0014】本発明の請求項3に係るストリーム記録再
生システムは、請求項1または請求項2記載のストリー
ム記録再生システムにおいて、前記復号手段は、その処
理機能の追加、更新などを行い、前記ストリーム入出力
処理手段は、前記復号手段の処理機能の追加、更新にあ
わせて、入力されたストリームが前記復号手段によって
復号可能であるかどうかの判別条件を更新する、ことを
特徴とするものである。
【0015】本発明の請求項4に係るストリーム記録再
生システムは、請求項1乃至請求項3のいずれかに記載
のストリーム記録再生システムにおいて、前記ストリー
ム変換装置は、前記ストリーム入出力処理手段から受信
したストリームを、前記変換情報に基づいて変換し、該
変換したストリームと、ストリーム変換に伴う遅延が発
生したかどうかを示すリアルタイム復号情報とを出力す
るものであり、前記ストリーム記録再生装置は、前記ス
トリーム変換装置から受信したリアルタイム復号情報か
ら、ストリーム変換による遅延が発生していないと判断
した場合は、前記復号手段により前記ストリームの復号
をリアルタイムに行い、ストリーム変換による遅延が発
生している場合、またはタイムシフトしてから復号する
場合には、前記ストリームを前記記録再生手段の記録媒
体に一時記録した後、前記復号手段による復号処理を行
う、ことを特徴とするものである。
【0016】本発明の請求項5に係るストリーム記録再
生装置は、コンテンツのストリームを記録再生するスト
リーム記録再生装置において、ディジタル放送波等によ
って伝送されて入力されたストリームを、コンテンツ毎
に、ストリームに含まれる映像音声データと、コンテン
ツ情報や著作権情報やビットレート等の付属データと、
固定データ等の不要データとに、それぞれ分離するスト
リーム分離手段と、再生を行うために参照するタイムコ
ードを前記映像音声データに付加するタイムコード付加
手段と、前記タイムコードが付加された映像音声デー
タ,及び繰り返し存在する冗長部分を除く前記付属デー
タを記録媒体に記録再生する記録再生手段と、前記映像
音声データを復号する映像音声復号手段とを備え、入力
されたストリームを記録媒体にディジタル記録する場合
は、前記記録再生手段は、前記タイムコードが付加され
た映像音声データ及び前記付属データを、各コンテンツ
毎に分離した状態で、記録媒体に記録する、ことを特徴
とするものである。
【0017】本発明の請求項6に係るストリーム記録再
生装置は、請求項5記載のストリーム記録再生装置にお
いて、前記タイムコードが付加された映像音声データ及
び前記付属データから、ストリームを再形成するストリ
ーム形成手段と、外部にストリームを出力するストリー
ム出力I/F手段とを備え、前記記録媒体に記録された
ストリームを外部に出力する場合には、前記記録再生手
段が、前記タイムコードが付加された映像音声データ及
び前記付属データを再生し、前記ストリーム形成手段
が、前記映像音声データ及び前記付属データから、前記
タイムコードを基にストリームを再形成し、前記ストリ
ーム出力I/F手段が、再形成されたストリームを外部
へ出力する、ことを特徴とするものである。
【0018】本発明の請求項7に係るストリーム記録再
生装置は、コンテンツのストリームを記録再生するスト
リーム記録再生装置において、アナログ放送波等によっ
て伝送されて入力されたアナログ映像音声信号からディ
ジタルストリームを生成する符号化手段と、前記ディジ
タルストリームを、コンテンツ毎に、ストリームに含ま
れる映像音声データと、コンテンツ情報や著作権情報や
ビットレート等の付属データと、固定データ等の不要デ
ータとに、それぞれ分離するストリーム分離手段と、再
生を行うために参照するタイムコードを前記映像音声デ
ータに付加するタイムコード付加手段と、前記タイムコ
ードが付加された映像音声データ,及び繰り返し存在す
る冗長部分を除く前記付属データを記録媒体に記録再生
する記録再生手段と、前記映像音声データを復号する映
像音声復号手段とを備え、入力されたアナログ映像音声
信号を記録媒体にディジタル記録する場合は、前記記録
再生手段は、前記タイムコードが付加された映像音声デ
ータ及び前記付属データを、各コンテンツ毎に分離した
状態で、記録媒体に記録する、ことを特徴とするもので
ある。
【0019】本発明の請求項8に係るストリーム記録再
生装置は、請求項7記載のストリーム記録再生装置にお
いて、前記タイムコードが付加された映像音声データ及
び前記付属データから、ストリームを再形成するストリ
ーム形成手段と、外部にストリームを出力するストリー
ム出力I/F手段とを備え、前記記録媒体に記録された
ストリームを外部に出力する場合には、前記記録再生手
段が、前記タイムコードが付加された映像音声データ及
び前記付属データを再生し、前記ストリーム形成手段
が、前記映像音声データ及び前記付属データから、前記
タイムコードを基にストリームを再形成し、前記ストリ
ーム出力I/F手段が、再形成されたストリームを外部
へ出力する、ことを特徴とするものである。
【0020】本発明の請求項9に係るストリーム記録再
生装置は、請求項7または請求項8記載のストリーム記
録再生装置において、前記アナログ映像音声信号から前
記付属データを抽出するアナログ抽出手段、または、デ
ィジタル放送波のストリームに含まれるアナログ放送波
に関するデータから、コンテンツの前記付属データを抽
出するディジタル抽出手段を備えた、ことを特徴とする
ものである。
【0021】本発明の請求項10に係るストリーム記録
再生システムは、コンテンツのストリームの記録再生を
行うストリーム記録再生装置と、該ストリーム記録再生
装置に接続された外部制御装置とを備えたストリーム記
録再生システムにおいて、前記ストリーム記録再生装置
は、ユーザのリモコンや操作パネル等による指示、また
は外部制御装置からの指示により装置内部の制御を行う
システム制御手段と、前記外部制御装置が接続され、接
続された外部制御装置がストリーム記録再生装置と同等
の装置であるか否かを認識する外部I/F手段と、前記
外部I/F手段に接続され、外部制御装置または前記シ
ステム制御手段によって記録再生の制御が行われる第1
記録再生手段と、前記外部I/F手段と装置内部の上記
第1記録再生手段以外の手段とのデータ送受信の中継を
行う中継手段と、前記外部I/F手段に前記中継手段を
介して接続され、外部制御装置または前記システム制御
手段によって記録再生の制御が行われる第2記録再生手
段とを備え、前記外部制御装置は、前記ストリーム記録
再生装置の中継手段を制御する中継制御手段を備え、前
記外部制御装置が前記ストリーム記録再生装置と異なる
場合は、前記外部制御装置は、第1記録再生手段に対し
ては、前記中継制御手段を用いずに、記録再生制御を行
い、第2記録再生手段に対しては、前記中継制御手段を
起動して指示を与え、さらに、前記中継制御手段が前記
指示情報を前記中継手段を介し前記システム制御手段に
転送することによって、記録再生制御を行い、前記外部
制御装置が前記ストリーム記録再生装置と同等の装置で
ある場合は、前記外部制御装置は、前記中継制御手段を
用いずに、前記システム制御手段または前記中継手段に
指示することにより、第1記録再生手段または第2記録
再生手段に対して記録再生制御を行う、ことを特徴とす
るものである。
【0022】本発明の請求項11に係るストリーム記録
再生システムは、請求項10記載のストリーム記録再生
システムにおいて、前記ストリーム記録再生装置は、装
置を特定するためのIDを有しており、前記外部制御装
置に複数のストリーム記録再生装置が接続されている場
合は、前記外部制御装置は、各装置のIDにより各装置
を識別する、ことを特徴とするものである。
【0023】本発明の請求項12に係るストリーム記録
再生システムは、請求項10記載のストリーム記録再生
システムにおいて、前記ストリーム記録再生装置は、著
作権保護情報に基づく、ストリームの他装置への転送制
限情報を示すIDを有しており、前記外部制御装置にイ
ンターネットを介して前記ストリーム記録再生装置が接
続されている場合、前記ストリーム記録再生装置は、第
1記録再生手段及び第2記録再生手段に記録されたコン
テンツをインターネットを介して他装置に出力するかど
うかを、上記IDにより判断する、ことを特徴とするも
のである。
【0024】本発明の請求項13に係るストリーム記録
再生システムは、請求項10乃至請求項12のいずれか
に記載のストリーム記録再生システムにおいて、前記ス
トリーム記録再生装置により、前記第1記録再生手段ま
たは前記第2記録再生手段に対して記録再生するデータ
を、外部I/F手段を通して前記外部制御装置に送受信
する場合は、両装置は互いにデータを暗号化して送信す
る、ことを特徴とするものである。
【0025】本発明の請求項14に係るストリーム記録
再生システムは、請求項10乃至請求項13のいずれか
に記載のストリーム記録再生システムにおいて、前記ス
トリーム記録再生装置の第1記録再生手段には、前記外
部制御装置に中継制御手段を組込むためのデータが記録
されており、前記外部制御装置は、前記第1記録再生手
段から読み出した前記データを基に、装置内部に前記中
継制御手段を組み込み、さらに前記第1記録再生手段に
記録されたデータの更新により、前記中継制御手段の機
能を更新する、ことを特徴とするものである。
【0026】
【発明の実施の形態】(実施の形態1)以下に、本発明
の実施の形態1について、図1から図3を用いて説明す
る。図1は本発明の実施の形態1におけるストリーム記
録再生装置の構成を示すブロック図である。
【0027】図1のストリーム記録再生装置は、本装置
の各部を制御するシステム制御部110、映像音声信号
がMPEG符号化圧縮されて多重化されたトランスポー
トストリーム等のストリームが、入出力されるディジタ
ルストリーム入出力端子101,102、ディジタルス
トリーム入出力端子101,102からのストリームを
送受信して装置内部に対してストリームを受け渡す第
1,2ストリーム入出力I/F部105,106、アナ
ログ映像音声信号を入力する入力端子103、アナログ
映像音声信号を出力する出力端子104、アナログ映像
音声信号をディジタル圧縮して多重化し、トランスポー
トストリームを生成する符号化部107、トランスポー
トストリームを入力してMPEG2データの復号を行
い、さらにアナログの映像音声信号を形成する復号部1
08、外部の制御装置が接続される外部接続端子11
7、外部接続端子117に接続された外部制御装置の認
証や識別を行い、外部制御装置から送信されるデータを
分離し、装置内の各部に伝送するとともに、各部からの
データを受け取って外部制御装置に送信する外部I/F
としての認証・ブリッジ部114、トランスポートスト
リームを分離、変換し、また、変換されたストリームや
データからトランスポートストリームを再形成する変換
部112、記録媒体を有し、ストリームやデータの記録
再生を行う第1の記録再生部115、記録媒体を有し、
ストリームやデータの記録再生を行う第2の記録再生部
113、記録媒体を有し、ストリームやデータの再生を
行う再生部116、第2の記録再生部113と,外部制
御装置,第1の記録再生部115,再生部116との間
でストリームやデータの伝送を中継する中継部111、
及びシステム制御部110に指示(コマンド)を与える
リモコン109、から構成される。
【0028】第1記録再生部115、第2記録再生部1
13は、ハードディスクドライブHDDであり、再生部
116はDVDドライブである。
【0029】システム制御部110は、ユーザが操作す
るリモコン109や操作パネル(図示せず)からの指示
を受けて、VTRのように、放送波受信チューナ(図示
せず)で選局した番組の録画や、録画予約などの制御も
行う。また、システム制御部110は、第1記録再生部
115のHDDの一部に確保した記録領域を用いて、P
VRで採用されているような、ループREC(記録領域
への記録がフルになると初期位置から上書きで記録を継
続していく)のための制御や、後述するストリーム変換
装置の制御も行う。
【0030】図2は、本発明の実施の形態1におけるス
トリーム記録再生システムの構成を示すブロック図であ
る。ストリーム記録再生装置100は、図1に示す構成
を全て有しており(以下、主装置という)、ストリーム
出力装置201と、ストリーム変換装置202、テレビ
ジョン(TV)203が接続されている。ストリーム出
力装置201は、ストリームを出力する装置、ストリー
ム変換装置202は、ストリーム出力装置201から受
信したストリームを、主装置100により復号可能なM
PEG2のストリームに変換する装置、テレビジョン2
03は主装置100が復号した映像音声信号を表示する
表示装置である。
【0031】本発明の実施の形態1によるストリーム記
録再生システムの動作を図1乃至図3を用いて説明す
る。最初に、ストリーム出力装置201から入力される
ストリームが本装置100で復号可能である場合につい
て説明する。
【0032】第1ストリーム入出力I/F部105は、
ディジタルストリーム入出力端子101から入力された
ストリームに対して、そのストリームを構成するパケッ
トのヘッダ情報を見て、ストリームタイプを認識し、入
力されたストリームがMPEG2の映像音声を含むトラ
ンスポートストリームであれば、復号部108にトラン
スポートストリームを転送し、復号部108は、入力さ
れたトランスポートストリームを復号処理して、アナロ
グの映像音声信号を生成して、出力端子104から外部
のテレビジョン等に出力する。
【0033】ここで、第1ストリーム入出力I/F部1
05は、入力されたストリームがどのような内容、番組
のストリームなのかを、ストリームのシステムレイヤに
位置するシステム情報等から認識し、映像音声データが
MPEG2でないために復号部108による復号ができ
ない場合には、図3(A)に示すように、第1ストリー
ム入出力I/F部105は、第2ストリーム入出力I/
F部106に前記ストリームを送り、第2ストリーム入
出力I/F部106は、前記ストリームと、変換後のス
トリームタイプがMPEG2形式の映像音声データを含
むトランスポートストリームであることを明示した変換
情報を、外部のストリーム変換装置202に転送する
(ステップS1)。ストリーム変換装置202は、受信
したストリームを変換情報に基づきMPEG2形式のス
トリームに変換して主装置100に返信する(ステップ
S2)。主装置100において、第2ストリーム入出力
I/F部106は、ストリーム変換装置202から受信
したMPEG2形式のストリームを復号部108に転送
し、復号部108は入力されたストリームの復号処理を
行い、アナログの映像音声信号を生成して、出力端子1
04から外部のテレビジョン203に出力する(ステッ
プS3)。
【0034】また、主装置100に、複数のストリーム
変換装置202が接続されていて、各ストリーム変換装
置202が変換可能なストリームタイプに制限がある場
合には、図3(b)のように、主装置100が、各スト
リーム変換装置202に、変換可能なストリームタイプ
を問い合わせ(ステップS11)、その変換が可能であ
る旨を返答したストリーム変換装置202のうちのいず
れかを特定して(ステップS12,13)、ストリーム
を転送し、図3(a)の処理を行う。
【0035】また、第1ストリーム入出力I/F部10
5により、入力されたストリームが、どのような内容、
番組のストリームなのかということが、ストリームのシ
ステムレイヤに位置するシステム情報等から認識できな
い、つまり、変換前のストリームそのものがどのような
形式であるのかわからない場合について図3(c)を用
いて説明する。
【0036】例えば、入力されたストリームが、復号部
108により復号可能な映像音声の圧縮されたデータを
含んでいても、復号部108が、それらを多重化してス
トリームを形成している上位のシステムレイヤを処理で
きない場合は、主装置100は、ストリーム変換装置2
02にそのストリームの一部または全てを送信し(ステ
ップS21)、ストリーム変換装置202は、受信した
ストリームのストリームタイプや著作権情報を認識して
それを返信する(ステップS22)。主装置100は、
ストリーム変換装置202から返信されたストリームタ
イプや著作権情報を受けて、ストリームを復号するかど
うかを決定し(ステップS23)、復号または記録を行
う場合には、図3(a)の処理に移行する。
【0037】ところで、上記ストリーム変換装置202
においてのストリーム変換は、変換するストリームが、
例えば映像データと音声データであって、映像データを
そのストリーム変換装置202が行い、音声データをそ
のストリーム変換装置202に接続された別のストリー
ム変換装置202が行うようにするものであってもよ
く、主装置100が復号できるようにストリーム変換が
行われるのであれば、複数のストリーム変換装置202
が分担して変換を行ってもよい。この場合に複数のスト
リーム変換装置202間での同期などの調整が必要にな
るが、これについては、各ストリーム変換装置202に
バッファを持たせて、他のストリーム変換装置202に
よるストリーム変換の経過を示す時間情報を相互に送信
して参照して、変換前後のストリームやデータのバッフ
ァに対する読み出しや書き込みを調整する既存の方式で
調整して、ストリーム変換を行う。
【0038】また、主装置100及びストリーム変換装
置202は、ストリーム,及びデータの送受信の際に、
著作権保護のために、ストリーム、データを既存の方法
を用いて、暗号化して送信する。
【0039】また、ストリーム変換装置202は、主装
置100から受信したストリームを、変換情報に基づい
て変換した後、該変換したストリームと、ストリーム変
換に伴う遅延が発生しているかどうかを示すリアルタイ
ム復号情報を主装置100に返信する。そして、第2ス
トリーム入出力I/F部106は、受信したリアルタイ
ム復号情報からストリーム変換に伴う遅延が発生してい
ないと判断した場合は、復号部108にストリームを転
送し、ストリームの復号をリアルタイムで行う。一方、
ストリーム変換装置202において、ストリーム変換に
伴う遅延が発生している場合は、変換されたストリーム
は、一時的に第1記録再生部115または第2記録再生
部113により記録媒体に記録され、ストリーム変換装
置202によるストリーム変換が全て終了してから、ス
トリームの復号処理が行われる。
【0040】以上のように、本発明の実施の形態1によ
る記録再生システムによれば、主装置100は、入力さ
れたストリームの復号が不可能である場合は、該ストリ
ームを外部のストリーム変換装置202に転送し、スト
リーム変換装置202は該ストリームを復号可能なスト
リームに変換し主装置100に返信するので、主装置1
00において複数の種類のストリームを復号することが
可能となる。
【0041】なお、ストリームの形式に関して、映像に
ついては、MPEG2やMPEG4、DV、JPEG等
の種別を問うものではなく、MPEG2のHD(High
Definition)レベルの解像度を有するストリームか
ら、MPEG2のSD(Standard Definition)レベ
ルの解像度を有するストリームへ変換するといった解像
度変換であってもよく、また、MPEG規格にあるプロ
ファイルに対する変換であってもよく、さらに動画また
は静止画への変換であってもよい。また、音声について
は、ストリーム変換は、サンプリングにおけるレート変
換であっても、圧縮方式の変換であってもよい。さら
に、ストリーム変換は、映像のみの変換、音声のみの変
換、映像音声両方の変換であってもよい。
【0042】また、本発明の実施の形態1では、主装置
100と、ストリーム変換装置202は、図2に示す接
続伝送ケーブルで接続されているが、その他無線伝送
路、あるいはインターネット等によっって接続されたも
のでもよい。
【0043】また、本発明の実施の形態1では、主装置
100は、2つの入出力I/F部105,106でスト
リーム出力装置201とストリーム変換装置202との
ストリームの送受信を行っているが、複数のストリーム
の時分割多重化することにより、1つの入出力I/F部
でまとめて行ってもよい。
【0044】また、本発明の実施の形態1において、主
装置100が復号できるストリームは、上記では、トラ
ンスポートストリームとしたが、それ以外の種類のスト
リーム、例えばプログラムストリームや、MPEG以外
のストリームであってもよく、それらの複数種類のスト
リームを復号可能であってもよい。
【0045】(実施の形態2)次に、本発明の実施の形
態2では、主装置に入力されるストリームを記録再生す
る場合の動作について説明する。第1ストリーム入出力
I/F部105は、第1ストリーム入出力端子101か
ら入力されたストリームに対して、該ストリームを構成
するパケットのヘッダ情報を見て、ストリームタイプを
認識する。そして、第1ストリーム入出力I/F部10
5は、入力されたストリームがMPEG2の映像音声を
含むトランスポートストリームであれば、変換部112
にトランスポートストリームを転送する。
【0046】変換部112により、トランスポートスト
リームから記録するコンテンツ(番組)データを選別す
る動作について図4から図6を用いて説明する。図4
は、トランスポートストリームを示し、そのトランスポ
ートストリームを構成するパケットは、図4のように可
変長ヘッダと可変長ペイロードから成り、1パケットは
188バイト固定長である。図4中のSはMPEG2シ
ステムで規定されているシステム情報や番組情報であ
り、Vはエレメンタリストリームである映像データ、A
はエレメンタリストリームである音声データを示す。ま
た、図4において、VやAに付帯する数値1、2は、そ
れぞれ番組番号を示している。各番組の分離は、トラン
スポートストリームのパケットヘッダに含まれる識別番
号(PID)を見て識別され、分離される。そのPID
は、番組情報である、PAT(Program Association
Table)、PMT(Program Map Table)から取得で
き、ここでは、変換部112は、PIDが1である番組
1のトランスポートストリームパケットを取り出す。実
際の運用では、PID値と番組番号は一致するとは限ら
ず、また、1つの番組を運ぶトランスポートストリーム
パケットのPIDは1つとは限らないが、ここでは説明
をわかりやすくするために単純化した。
【0047】このような一般的に行われているやり方で
もって、番組毎に番組データや映像音声データを分離す
る。図5(a)は、分離した1番組の中から、さらに、
変換部112が取り出すべき映像データであり、図5
(b)は、映像データがトランスポートストリームにパ
ケット化される前の、MPEG2規格に準拠したデータ
(エレメンタリストリームと呼ばれる)であり、SCで
示されるスタートコードが存在し、Vデータで示される
映像データがそれに続く。スタートコードSCのデータ
列がVデータに出現することはない。変換部112は、
スタートコードSCを検出した時点に、主装置100の
動作クロックで、例えば32ビットリングカウンタを動
作させたときの値である、32ビットのタイムコード
(図5(c)のTC)を付加する。この主装置100の
動作クロックとは、入力されたトランスポートストリー
ムの時刻情報にPLLロックした27MHzクロック、
または他のフリーランクロックである。また、バッファ
を持たせて入力ストリームを遅延させておけば、スター
トコードSCの検出後に、タイムコードTCをスタート
コードSC直前に付加することは容易である。
【0048】変換部112は、音声データに対しては、
図6のように、音声データの構成単位であるフレーム先
頭を検出したときのタイムコードTCと、フレーム長を
示すデータ(FL)を、フレーム後部に付加する。タイ
ムコードTCの付加は上記映像データの場合と同じやり
方である。図6(a)は、変換部112がトランスポー
トストリームから取り出すべき音声データであり、図6
(b)は、音声データがトランスポートストリームにパ
ケット化される前の、MPEG2規格に準拠したデータ
(エレメンタリストリームと呼ばれる)であり、この音
声エレメンタリストリームは音声フレームの連続体で構
成されている。
【0049】変換部112は、また、システム情報や番
組情報、さらに、PESパケットとよばれるパケットの
ヘッダ情報から、最大ビットレートや、番組関連情報、
著作権情報、フレームレートなどの付属データも分離し
て取得する。
【0050】このようにして、変換部112は、トラン
スポートストリームから、繰り返して存在するパケット
ヘッダデータ等の不要なデータを除いた形で、記録する
番組の映像音声データ、付属データを分離、取得し、タ
イムコードTC等を付加して、第2の記録再生装置11
3に転送する。
【0051】以上が、変換部112の動作の説明である
が、本発明によるストリーム記録再生装置100におけ
る、番組データを含むトランスポートストリームの記録
は、番組毎に分離して、不要なデータを除いた、映像音
声のデータと、それに付属する番組情報等の付属データ
から構成されるストリームを、記録することが特徴であ
り、記録するストリームの生成は上記以外のやり方によ
ってもかまわない。また、ストリームから複数の番組デ
ータを分離して、同時に記録してもよい。
【0052】第2の記録再生部113は、変換部112
から出力される映像音声データ及び付属データを、第2
の記録再生部113内の記録媒体(図示せず)に記録す
るとともに、映像音声データと付属データを対応付け、
コンテンツ名や記録時刻やそれぞれの記録位置などの情
報を含む管理情報もあわせて記録する。このとき、変換
された、映像データと音声データを分けて記録してもよ
いし、図7のように、変換された映像データと、変換さ
れた音声データを、1つのストリームに多重化したもの
を記録してもよい。
【0053】映像データと音声データの多重化を行って
記録した場合、のちに再生して、トランスポートストリ
ームを再形成する場合、映像データと音声データを分離
する必要があるが、スタートコードSCは必ず一意に検
出可能であり、それを基準に、映像データ長及び音声デ
ータ長が確定できるタイムコードTC及びフレーム長F
Lが検出でき、そのフレーム長FLより音声データ長が
確定でき、さらに、映像データ長も求めることができる
ため、映像データと、音声データの分離が可能となる。
図7において、xで示されるフレーム長FLの前後は映
像データであり、音声データは存在しないから、フレー
ム長FLにはゼロを示す値が入れられている。
【0054】このようにして、再生したときもトランス
ポートストリームが再形成できるデータ形式に変換され
て記録され、それが再生されて再形成されたトランスポ
ートストリームは、システム制御部110のコマンド指
示により、外部へディジタル出力されたり、復号部10
8で復号されたりする。
【0055】第2の記録再生部113に記録されたコン
テンツを再生する場合は、第2の記録再生部113は、
システム制御部110のコマンドを受けて、コンテンツ
の管理情報を元に映像音声データと付属データを再生し
て変換部112に転送する。
【0056】変換部112は、再生された、映像音声デ
ータと付属データから、タイムコードTCを元にトラン
スポートストリームを再形成して復号部108に転送す
る。この再形成は、再生された、映像データと音声デー
タをそれぞれバッファに一時記録しておき、タイムコー
ドTCを付加したときと同じクロックでカウンタを動作
させ、そのカウンタがタイムコードTCと同じ値になっ
たとき、そのタイムコードTCが付加された映像データ
及び音声データをバッファから読み出すことにより、映
像音声データを多重し、さらに付属データを含むシステ
ム情報を付加することにより、トランスポートストリー
ムを、再形成する。
【0057】復号部108は、入力されたストリームが
MPEG2形式のトランスポートストリームであるか
ら、そのまま復号処理を行い、アナログの映像音声信号
を生成して、出力端子104から外部のテレビジョン等
に出力する。また、復号部108が、第2の記録再生部
113に記録された映像音声データをそのまま入力して
復号することができる場合には、変換部112はトラン
スポートストリームを再形成することなく、映像音声デ
ータをそのまま復号部108に転送すればよい。
【0058】以上のように、本発明の実施の形態2によ
るストリーム記録再生装置では、トランスポートストリ
ームから、記録する番組の映像音声データ、付属データ
を分離、取得し、タイムコードTC等を付加して、記録
するので、繰り返して存在するパケットヘッダ内の固定
データ等の不要なデータを除いた、効率の良い記録を行
うことができ、記録媒体を有効に利用することができ
る。
【0059】なお、上記ストリームは、複数の番組を含
む、マルチプログラムのストリームであってもよく、こ
の場合、一つの番組のみ記録する場合は当該番組の映像
音声データ及び付属データを取り出して、上記同様の処
理を行い、また、複数の番組を記録する場合には、各番
組の映像音声データ及び付属データを取り出して、上記
同様の処理を行う。
【0060】また、本装置100内に一つ記録再生部を
設け、該記録再生部が記録再生の制御を行う記録媒体が
複数に分割され、例えば2領域に分割されて、それぞれ
が、中継部111,変換部112によってアクセスされ
る領域と、外部制御装置によって直接制御される領域で
ある構成でもよく、既存の方式を用いて、各領域の記録
容量を可変制御できる構成にしてもよい。また、主装置
100は、記録再生部や再生部を、それぞれ、2つ以上
有する構成であってもよい。
【0061】次に、主装置100が、入力されるアナロ
グ映像音声信号をディジタル変換してストリームを生成
し、そのストリームを記録再生する場合の動作について
説明する。
【0062】符号化部107は、入力端子103に入力
されたアナログ映像音声信号を、A/D変換してディジ
タルデータに変換し、そのディジタルデータを圧縮符号
化することによりトランスポートストリームを生成し、
変換部112に転送する。符号化部107は、この圧縮
符号化において、生成されるストリームに含まれるべ
き、著作権情報やコンテンツ(番組)関連の付属データ
は、入力されたアナログ映像信号のブランキング領域な
どに重畳された信号から取得する、あるいは、ディジタ
ル放送波に重畳されたアナログ放送波に関する情報から
取得するが、これらの放送波からのデータ取得は既存技
術で行われているので説明を省く。
【0063】変換部112は、前述したように、トラン
スポートストリームのデータから、ヘッダ内の固定デー
タ等の不要データを破棄し、コンテンツ情報や著作権情
報やビットレート等の付属データと、映像音声データを
分離して、第2記録再生部113に転送する。
【0064】第2記録再生部113の記録動作は前述し
たとおりであり、説明を省略する。また、第2記録再生
部113に記録されたコンテンツを再生する場合におけ
る、第2記録再生部113の再生動作、及び、復号部1
08の動作も前述したとおりであり、説明を省略する。
【0065】以上のように、本発明の実施の形態2によ
るストリーム記録再生装置では、アナログ放送を受信し
た時は、入力されるアナログ映像音声信号をディジタル
変換してストリームを生成し、記録する番組の映像音声
データ、付属データを分離、取得し、タイムコード等を
付加して、記録するので、繰り返して存在するパケット
ヘッダ内の固定データ等の不要なデータを除く、効率の
良い記録を行うことができ、記録媒体を有効に利用する
ことができる。
【0066】なお、トランスポートストリームの記録を
行わずにTV等に出力表示してもよく、この場合には、
符号化部107は、映像音声データを圧縮符号化するこ
とによりトランスポートストリームを生成して、そのま
ま復号部108に転送する。
【0067】また、上記アナログ映像信号の方式は、N
TSC方式などであり、その方式形態を問わない。アナ
ログ音声信号は、ステレオやモノラルの信号であり、種
類を問わない。
【0068】(実施の形態3)本発明の実施の形態3で
は、主装置に外部制御装置が接続され、外部制御装置が
主装置を制御するストリーム記録再生システムについて
図8及び図9を用いて説明する。
【0069】まず、主装置に、主装置と異なる外部制御
装置が接続された場合について説明する。図8は、本発
明の実施の形態3によるストリーム記録再生システムの
構成の概略を示すブロック図であり、主装置100は、
図1のストリーム記録再生装置の構成と同等であるの
で、詳細な説明を省略する。
【0070】同図において主装置100は、接続ケーブ
ル802により、PC800が接続されている。ここで
は、主装置100とPC800を接続ケーブル802で
接続したが、それらの接続は有線でも無線でもよい。
【0071】システム制御部110は、ユーザによるリ
モコン109からのコマンドにより、アナログ入力信号
の記録再生や、ディジタル入力ストリームの復号等の制
御を行う。リモコンからの指示(コマンド)は、録画や
再生、一時停止、録画予約、早送りなどの特殊再生とい
ったものであり、一般的なVTRやDVR(DigitalVid
eo Recorder)が有しているものと同じであるので、詳
細な説明をする。
【0072】中継制御部801はPC800に組み込ま
れ、ユーザが中継制御部801を操作することにより、
主装置100の中継部111を経由してシステム制御部
110にコマンドが伝送され、主装置100が制御され
る。ユーザの操作による中継制御部801からの指示
(コマンド)には、上記リモコン109等からの指示と
同じ指示内容のものも包含される。また、PC800の
中継制御部801からの指示には、ストリーム記録再生
装置100に接続される外部のストリーム変換装置(図
示せず)を用いたストリーム変換指示も含まれている。
【0073】ここで、PC800が主装置100を制御
するために組み込む中継制御部801は、主装置100
の第1記録再生部115に記録された制御データであっ
て、外部制御装置であるPC800は、その制御データ
を読み出すことを基に内部に中継制御部801を組み込
む。また、中継制御部801は、PC800のソフトウ
ェア、及び/または、ハードウェアであってよい。
【0074】中継部111は、PC800に組み込まれ
た中継制御部801により制御され、中継制御部801
からのコマンド授受と、ストリーム(データ)の中継を
行う。
【0075】ユーザがPC800を操作することによ
り、PC800の内部に組み込まれた中継制御部801
に、コマンドが与えられると、中継制御部801がその
コマンド情報を中継部111に送信し、それによって中
継部111が第2記録再生部113にアクセスするとい
う流れになる。
【0076】ただし、中継部111及び認証・ブリッジ
部114は、システム制御部110からのコマンドによ
り、接続端子117を通して外部制御装置であるPC8
00の中継制御部801とデータ送受信を行う場合に
は、互いにデータを暗号化して送受信する。また、第1
記録再生部115に記録されたデータを第2記録再生部
113に転送するといった外部にデータを出力しない場
合には、そのままデータをスルーパスするか、または、
互いにデータを暗号化して送受信する。この暗号化は、
例えば、既存のTripleDES(Data EncryptionSta
ndard)と呼ばれる方式を用いる。
【0077】ところで、著作権保護などにより、PC8
00等の外部制御装置との送受が禁じられているデータ
やコンテンツの場合は送受信を行わず、また、暗号化を
施す必要がある場合には、前述したように暗号化を行っ
て送受信する。
【0078】以上により、例えば、PC800は、中継
制御部801を起動して、再生部116にセットされた
DVDタイトル等のコンテンツ再生のコマンドを送るこ
とにより、復号部108により復号して出力させるこ
と、あるいは、アナログ入力された映像信号の記録再生
を行うこと等が可能となる。
【0079】また、中継制御部801に、既存のDVD
のソフトウェア復号機能を追加することにより、PC上
でのDVDタイトルの視聴も可能となる。このとき、D
VDのタイトルに著作権保護がかかっている場合には、
コンテンツのデータが、DVDディスクに既に暗号化さ
れて存在していても、さらに、上記のように暗号化を施
して、転送を行ってもよい。
【0080】以上のように本発明の実施の形態3による
ストリーム記録再生システムでは、主装置100に、主
装置100と異なる外部制御装置であるPC800が接
続されている場合、PC800は、第1の記録再生手段
115に対しては、直接アクセスすることができ、第2
の記録再生手段113に対しては、中継制御部801を
操作し、主装置100の中継部111を介して記録再生
制御を行うことができる。
【0081】次に、主装置に、主装置と同等な外部制御
装置が接続された場合について説明する。図9は、本発
明の実施の形態3によるストリーム記録再生システムの
構成の概略を示すブロック図であり、同図において主装
置100は、接続ケーブル902により第2の記録再生
装置900(以下、第2の装置と略記する)が接続され
ている。
【0082】主装置100と第2の装置900は、各装
置が内部に保有する固有のID以外は、同等の機能を有
し、そのIDはシステム制御部110,910の不揮発
性メモリ部(図示せず)に記録されている。主装置10
0,第2の装置900は、接続ケーブル902によって
接続されていて、それぞれ、定期的にID情報の入った
データを外部へ発信している。この発信されるデータ
は、既存のインターネットで用いられているTCP/I
Pプロトコルのイーサネット(登録商標)パケット内の
TCPペイロードに挿入されて、インターネットで用い
られている送信方式と同等の、互いに衝突が起きないよ
うに発信され、衝突が起きるとランダム的に決めた時間
だけ待ってから再発信するという既存の送信方式により
伝送される。このようにして、双方の装置が互いに接続
されていることを認識し合うが、各装置が、定期的に各
IDを外部へ発信しているため、接続が切れた場合に
も、瞬時に、双方が非接続状態になったことを認識する
ことができる。
【0083】そして、主装置100のシステム制御部1
10は、双方の装置の外部インターフェイスである、認
証・ブリッジ部114,914を経由して、第2の装置
900のシステム制御部910と制御データをやり取り
することができ、これにより、一方の装置から、他方の
装置内の各記録再生部や再生部にアクセスすることがで
きる。この2装置間でのデータのやり取りに関して、そ
のデータは著作権保護対象である場合もあり、その場合
には、双方で既存の暗号化方式を用いた暗号化をそのデ
ータに施して送受信する。
【0084】以上のように、本発明の実施の形態3によ
るストリーム記録再生システムでは、主装置100に、
主装置100と同等の第2の装置900が接続されてい
る場合、各装置100,900のシステム制御部11
0,910は、認証・ブリッジ部114,914を経由
して、他方のシステム制御部910と制御データをやり
取りをし、他方の装置内の各記録再生部や再生部にアク
セスすることができる。
【0085】(実施の形態4)以下に、本発明の実施の
形態4によるストリーム記録再生システムについて、図
10を用いて説明する。図10は本発明の実施の形態4
によるストリーム記録再生システムの構成の概略を示す
ブロック図である。図において、各ストリーム記録再生
装置1001、1002は、図1のストリーム記録再生
装置の構成と同等であり、また、各PC1003、10
04には、中継制御部1007a,1007bが組み込
まれている。
【0086】各ストリーム記録再生装置1001、10
02の外部制御装置接続端子(図示せず)、及び各PC
1003、1004は、HUB1005を介して、全
て、イーサネットケーブル1006により接続されてい
る。このハブ(HUB)1005は、接続されている全
ての装置の入出力線を接続し、送受信した信号(デー
タ)の中継を行う既存の接続器であって、接続された装
置からのデータを解析して他の装置の制御を行ったりす
るものではない。
【0087】ここで、PC1003がストリーム記録再
生装置1001,1002を制御するために組み込む中
継制御部1007aは、ストリーム記録再生装置100
1,1002の第1記録再生部に記録された制御データ
であって、外部制御装置であるPC1003は、その制
御データを読み出すことを基に内部に中継制御部100
7aを組み込む。また、中継制御部1007aは、PC
1003のソフトウェア、及び/または、ハードウェア
であってよい。PC1004は、上記と同様の方法で装
置内に中継制御部1007bを組込むことができる。
【0088】次に、本発明の実施の形態4によるストリ
ーム記録再生システムの動作を説明する。ここでは、P
C1003の動作について説明する。PC1003は、
その中継制御部1007aを用いて、各ストリーム記録
再生装置1001,1002の第2記録再生部にアクセ
スしたり、その中継制御部1007aを用いないで、各
ストリーム記録再生装置1001、1002の第1記録
再生部や再生部にアクセスする。このとき、PC100
3は、ストリーム記録再生装置1001、1002の識
別のために、ストリーム記録再生装置1001、100
2固有のIDでもって区別する。つまり、PC1003
は、中継制御部1007aに、各ストリーム記録再生装
置1001、1002固有のIDを登録し、登録された
IDにより両装置1001、1002が接続されている
ことを認識し、各装置1001,1002に独立してア
クセスする。
【0089】このようにして、複数のストリーム記録再
生装置1001,1002と、複数の外部制御装置であ
るPC1003,1004が接続されている場合、各P
C1003,1004は、ストリーム記録再生装置10
01,1002のIDを用いて各装置を区別して、スト
リームの送受信や復号処理制御を行うことができる。
【0090】また、各ストリーム記録再生装置100
1,1002に接続されたストリーム変換装置(図示せ
ず)を各PC1003,1004により制御することも
できる。
【0091】つまり、予めPC1003が、中継制御部
1007aを操作して、外部のストリーム変換装置との
ストリームの送受信を行う装置をストリーム記録再生装
置1001,1002から指定し、かつ、ストリームを
復号する装置をストリーム記録再生装置1001,スト
リーム記録再生装置1002,PC1003等から指定
する。
【0092】次に、PC1003は、ストリームの復号
処理を行うために指定した装置によりストリームが復号
することができない場合は、装置内のコンテンツを、例
えばストリーム記録再生装置1001に転送し、外部の
ストリーム変換装置によって該ストリームを復号可能な
ストリームに変換する。これにより、変換されたストリ
ームを、上記指定した装置により復号することができる
ようになる。
【0093】以上のように、本発明の実施の形態4によ
るストリーム記録再生システムでは、複数のストリーム
記録再生装置1001,1002に例えばPC等の外部
制御装置が接続されている場合は、PCは、その中継制
御部に各装置1001,1002のIDを登録するの
で、該IDを用いて各装置1001,1002を区別し
て、ストリームの送受信や復号処理制御を行うことがで
きる。
【0094】(実施の形態5)以下に、本発明の実施の
形態5によるストリーム記録再生システムについて、図
11を用いて説明する。。図11は本発明の実施の形態
5によるストリーム記録再生システムの構成の概略を示
すブロック図である。
【0095】図において、図10と同一符号は同一また
は相当部分である。各ストリーム記録再生装置100
1、1002は、図1のストリーム記録再生装置の構成
と同等であり、また、PC1003、1004には、中
継制御部1007a、1007bが組込まれている。
【0096】各ストリーム記録再生装置1001、10
02の外部制御装置接続端子(図示せず)、及び各PC
1003、1004は、ルータ1102を介して、全
て、イーサネットケーブル1006により接続されてい
る。このルータ1102は、接続されている全ての装置
間において、データ送受信した信号(データ)の中継を
行う既存の接続器である。また、ルータ1102には、
ADSLモデム1101が接続され、各PC1003、
1004は、ADSLモデム1101によって、インタ
ーネット1103と接続されている。
【0097】次に、本発明の実施の形態5によるストリ
ーム記録再生システムの動作を説明する。ここでは、P
C1003の動作について説明する。PC1003に
は、その中継制御部1007aを用いて、各ストリーム
記録再生装置1001、1002の第2記録再生部にア
クセスしたり、その中継制御部1007aを用いない
で、各ストリーム記録再生装置1001、1002の第
1記録再生部や再生部にアクセスする。このとき、PC
1003は、ストリーム記録再生装置1001、100
2の識別のために、ストリーム記録再生装置1001、
1002固有のIDでもって区別する。つまり、PC1
003は、中継制御部1007aに、各ストリーム記録
再生装置1001、1002固有のIDを登録し、登録
されたIDにより両装置1001,1002が接続され
ていることを認識し、各装置1001、1002に、独
立してアクセスする。
【0098】このようにして、複数のストリーム記録再
生装置1001,1002と、複数の外部制御装置であ
るPC1003,1004が接続されている場合、各P
C1003,1004は、ストリーム記録再生装置10
01,1002のIDを用いて各装置を区別して、スト
リームの送受信や復号処理制御を行うことができる。
【0099】さらに、各ストリーム記録再生装置100
1、1002は、それぞれ、2つ目のIDを有してい
る。この2つ目のIDは、例えば、接続されたルータ1
102から割り当てられる、インターネットアクセスで
用いられる、インターネットプロトコルアドレス(IP
アドレス)値である。
【0100】ストリーム記録再生装置1001、100
2に割り当てられたIPアドレスにより、記録再生部に
記録されたコンテンツ(番組)をインターネット110
3上へ出力することが許可されていない場合には、イン
ターネット1103上の他装置には出力せず、コンテン
ツ受け取り先(依頼元)の装置(図示せず)のIPアド
レスを確認し、そのIPアドレスがローカルアドレス値
であれば、家庭内LAN等によりローカル接続された同
装置へは出力を行うことができる。一方、ストリーム記
録再生装置1001、1002に割り当てられたIPア
ドレスにより、記録再生部に記録されたコンテンツ(番
組)をインターネット1103上へ出力することが許可
されている場合には、インターネット1103上への出
力を行う。
【0101】上述したように、コンテンツをインターネ
ット1103上へ出力してもよいかどうかは、例えば、
トランスポートストリームのシステム情報内に存在す
る、EPN(Encryption Plus Non−Assertion)
と呼ばれるビットを見て判断され、コピーフリーのコン
テンツであっても、このEPNが有効であれば、インタ
ーネット1103上への出力を行わない。このように、
2つ目のIDでもって、ストリーム送信のON/OFF
を制御することが可能となり、著作権保護情報に基づ
く、コンテンツの送受信制御を行うことができる。
【0102】また、PC1003,1004は、中継制
御部1007a,1007bにより、インターネット1
103等から、更新データを受信して追加し、その操作
性に関わる機能等を更新する。同様に、ストリーム記録
再生装置1001,1002の復号部についても、その
機能を更新して、復号部により復号可能なストリームの
種類を増やし、同時に、第1ストリーム入出力I/F部
について、入力されたストリームが前記復号部により復
号可能であるかどうかを判断する判別条件を更新する。
【0103】以上のように、本発明の実施の形態5によ
るストリーム記録再生システムでは、複数のストリーム
記録再生装置1001,1002に例えばPC等の外部
制御装置が接続されている場合は、PCは、その中継制
御部に各装置1001,1002のIDを登録するの
で、該IDを用いて各装置1001,1002を区別し
て、ストリームの送受信や復号処理制御を行うことがで
きる。
【0104】また、各ストリーム記録再生装置100
1、1002は、IPアドレスにより、記録されたコン
テンツのインターネット1103上への出力を行うかど
うかを判断するので、コンテンツの送受信における著作
権保護を行うことができる。
【0105】なお、本発明の実施の形態3〜5では、外
部制御装置としてPCを用いているが、外部制御装置
は、ストリーム記録再生装置に接続され、中継制御部が
組み込まれるものであればPC以外の装置であってもか
まわない。
【0106】
【発明の効果】以上のように、本発明の請求項1に係る
ストリーム記録再生システムによれば、コンテンツのス
トリームを記録再生するストリーム記録再生装置と、ス
トリームのストリーム形式を変換するストリーム変換装
置とを備えたストリーム記録再生システムであって、前
記ストリーム記録再生装置は、ストリームを記録媒体へ
記録再生する記録再生手段と、ディジタル放送番組など
の符号化されたストリームを復号する復号手段と、入力
されたストリームが前記復号手段によって復号可能かど
うかを判別し、復号不可能である場合は、前記ストリー
ムと、復号可能なストリーム形式等を示す変換情報を前
記ストリーム変換装置へ送信するストリーム入出力処理
手段とを備え、 前記ストリーム変換装置は、前記スト
リーム記録再生装置から受信したストリームを、前記変
換情報の示すストリーム形式に変換し、該変換されたス
トリームを前記ストリーム記録再生装置に送信する構成
としたので、多種類の形式によるストリームを復号する
ことができる。
【0107】本発明の請求項2に係るストリーム記録再
生システムによれば、請求項1記載のストリーム記録再
生システムにおいて、前記ストリーム入出力処理手段
は、前記ストリーム変換装置との間で前記ストリームの
送受信を行うとき、前記ストリームの著作権保護情報の
検出を行い、複製が禁止されている場合にはストリーム
を暗号化して送受信する構成としたので、ストリームの
送受信における著作権保護が可能となる。
【0108】本発明の請求項3に係るストリーム記録再
生システムによれば、請求項1または請求項2記載のス
トリーム記録再生システムにおいて、前記復号手段は、
その処理機能の追加、更新などを行い、前記ストリーム
入出力処理手段は、前記復号手段の処理機能の追加、更
新にあわせて、入力されたストリームが前記復号手段に
よって復号可能であるかどうかの判別条件を更新する構
成としたので、復号機能の更新に応じたストリーム変換
が可能となる。
【0109】本発明の請求項4に係るストリーム記録再
生システムによれば、請求項1乃至請求項3のいずれか
に記載のストリーム記録再生システムにおいて、前記ス
トリーム変換装置は、前記ストリーム入出力処理手段か
ら受信したストリームを、前記変換情報に基づいて変換
し、該変換したストリームと、ストリーム変換に伴う遅
延が発生したかどうかを示すリアルタイム復号情報とを
出力するものであり、前記ストリーム記録再生装置は、
前記ストリーム変換装置から受信したリアルタイム復号
情報から、ストリーム変換による遅延が発生していない
と判断した場合は、前記復号手段により前記ストリーム
の復号をリアルタイムに行い、ストリーム変換による遅
延が発生している場合、またはタイムシフトしてから復
号する場合には、前記ストリームを前記記録再生手段の
記録媒体に一時記録した後、前記復号手段による復号処
理を行う構成としたので、リアルタイム復号情報をもと
に、変換されたストリームの、適切な復号処理をするこ
とができる。
【0110】本発明の請求項5に係るストリーム記録再
生装置によれば、コンテンツのストリームを記録再生す
るストリーム記録再生装置において、ディジタル放送波
等によって伝送されて入力されたストリームを、コンテ
ンツ毎に、ストリームに含まれる映像音声データと、コ
ンテンツ情報や著作権情報やビットレート等の付属デー
タと、固定データ等の不要データとに、それぞれ分離す
るストリーム分離手段と、再生を行うために参照するタ
イムコードを前記映像音声データに付加するタイムコー
ド付加手段と、前記タイムコードが付加された映像音声
データ,及び繰り返し存在する冗長部分を除く前記付属
データを記録媒体に記録再生する記録再生手段と、前記
映像音声データを復号する映像音声復号手段とを備え、
入力されたストリームを記録媒体にディジタル記録する
場合は、前記記録再生手段は、前記タイムコードが付加
された映像音声データ及び前記付属データを、各コンテ
ンツ毎に分離した状態で、記録媒体に記録する構成とし
たので、前記不要データを除く効率のよい記録を行うこ
とができ、記録媒体を有効に利用することができる。
【0111】本発明の請求項6に係るストリーム記録再
生装置によれば、請求項5記載のストリーム記録再生装
置において、前記タイムコードが付加された映像音声デ
ータ及び前記付属データから、ストリームを再形成する
ストリーム形成手段と、外部にストリームを出力するス
トリーム出力I/F手段とを備え、前記記録媒体に記録
されたストリームを外部に出力する場合には、前記記録
再生手段が、前記タイムコードが付加された映像音声デ
ータ及び前記付属データを再生し、前記ストリーム形成
手段が、前記映像音声データ及び前記付属データから、
前記タイムコードを基にストリームを再形成し、前記ス
トリーム出力I/F手段が、再形成されたストリームを
外部へ出力する構成としたので、本装置に接続された外
部装置においても再形成されたストリームを復号するこ
とができる。
【0112】本発明の請求項7に係るストリーム記録再
生装置によれば、コンテンツのストリームを記録再生す
るストリーム記録再生装置において、アナログ放送波等
によって伝送されて入力されたアナログ映像音声信号か
らディジタルストリームを生成する符号化手段と、前記
ディジタルストリームを、コンテンツ毎に、ストリーム
に含まれる映像音声データと、コンテンツ情報や著作権
情報やビットレート等の付属データと、固定データ等の
不要データとに、それぞれ分離するストリーム分離手段
と、再生を行うために参照するタイムコードを前記映像
音声データに付加するタイムコード付加手段と、前記タ
イムコードが付加された映像音声データ,及び繰り返し
存在する冗長部分を除く前記付属データを記録媒体に記
録再生する記録再生手段と、前記映像音声データを復号
する映像音声復号手段とを備え、入力されたアナログ映
像音声信号を記録媒体にディジタル記録する場合は、前
記記録再生手段は、前記タイムコードが付加された映像
音声データ及び前記付属データを、各コンテンツ毎に分
離した状態で、記録媒体に記録する構成としたので、ア
ナログ映像音声信号に対しても、前記不要データを除く
効率のよいディジタル記録を行うことができ、記録媒体
を有効に利用することができる。
【0113】本発明の請求項8に係るストリーム記録再
生装置によれば、請求項7記載のストリーム記録再生装
置において、前記タイムコードが付加された映像音声デ
ータ及び前記付属データから、ストリームを再形成する
ストリーム形成手段と、外部にストリームを出力するス
トリーム出力I/F手段とを備え、前記記録媒体に記録
されたストリームを外部に出力する場合には、前記記録
再生手段が、前記タイムコードが付加された映像音声デ
ータ及び前記付属データを再生し、前記ストリーム形成
手段が、前記映像音声データ及び前記付属データから、
前記タイムコードを基にストリームを再形成し、前記ス
トリーム出力I/F手段が、再形成されたストリームを
外部へ出力する構成としたので、本装置に接続された外
部装置においても再形成されたストリームを復号するこ
とができる。
【0114】本発明の請求項9に係るストリーム記録再
生装置によれば、請求項7または請求項8記載のストリ
ーム記録再生装置において、前記アナログ映像音声信号
から前記付属データを抽出するアナログ抽出手段、また
は、ディジタル放送波のストリームに含まれるアナログ
放送波に関するデータから、コンテンツの前記付属デー
タを抽出するディジタル抽出手段を備えた構成としたの
で、アナログ映像音声のコンテンツであっても、そのコ
ンテンツの付属データを取得して、効率のよいディジタ
ル記録が行うことができ、記録媒体を有効に利用するこ
とができる。
【0115】本発明の請求項10に係るストリーム記録
再生システムによれば、コンテンツのストリームの記録
再生を行うストリーム記録再生装置と、該ストリーム記
録再生装置に接続された外部制御装置とを備えたストリ
ーム記録再生システムにおいて、前記ストリーム記録再
生装置は、ユーザのリモコンや操作パネル等による指
示、または外部制御装置からの指示により装置内部の制
御を行うシステム制御手段と、前記外部制御装置が接続
され、接続された外部制御装置がストリーム記録再生装
置と同等の装置であるか否かを認識する外部I/F手段
と、前記外部I/F手段に接続され、外部制御装置また
は前記システム制御手段によって記録再生の制御が行わ
れる第1記録再生手段と、前記外部I/F手段と装置内
部の上記第1記録再生手段以外の手段とのデータ送受信
の中継を行う中継手段と、前記外部I/F手段に前記中
継手段を介して接続され、外部制御装置または前記シス
テム制御手段によって記録再生の制御が行われる第2記
録再生手段とを備え、前記外部制御装置は、前記ストリ
ーム記録再生装置の中継手段を制御する中継制御手段を
備え、前記外部制御装置が前記ストリーム記録再生装置
と異なる場合は、前記外部制御装置は、第1記録再生手
段に対しては、前記中継制御手段を用いずに、記録再生
制御を行い、第2記録再生手段に対しては、前記中継制
御手段を起動して指示を与え、さらに、前記中継制御手
段が前記指示情報を前記中継手段を介し前記システム制
御手段に転送することによって、記録再生制御を行い、
前記外部制御装置が前記ストリーム記録再生装置と同等
の装置である場合は、前記外部制御装置は、前記中継制
御手段を用いずに、前記システム制御手段または前記中
継手段に指示することにより、第1記録再生手段または
第2記録再生手段に対して記録再生制御を行う構成とし
たので、前記外部制御装置により、前記ストリーム記録
再生装置の記録再生を制御することができる。
【0116】本発明の請求項11に係るストリーム記録
再生システムによれば、請求項10記載のストリーム記
録再生システムにおいて、前記ストリーム記録再生装置
は、装置を特定するためのIDを有しており、前記外部
制御装置に複数のストリーム記録再生装置が接続されて
いる場合は、前記外部制御装置は、各装置のIDにより
各装置を識別する構成としたので、前記外部制御装置に
より、複数の前記ストリーム記録再生装置の記録再生を
制御することができる。
【0117】本発明の請求項12に係るストリーム記録
再生システムによれば、請求項10記載のストリーム記
録再生システムにおいて、前記ストリーム記録再生装置
は、著作権保護情報に基づく、ストリームの他装置への
転送制限情報を示すIDを有しており、前記外部制御装
置にインターネットを介して前記ストリーム記録再生装
置が接続されている場合、前記ストリーム記録再生装置
は、第1記録再生手段及び第2記録再生手段に記録され
たコンテンツをインターネットを介して他装置に出力す
るかどうかを、上記IDにより判断する構成としたの
で、コンテンツの著作権保護が可能となる。
【0118】本発明の請求項13に係るストリーム記録
再生システムによれば、請求項10乃至請求項12のい
ずれかに記載のストリーム記録再生システムにおいて、
前記ストリーム記録再生装置により、前記第1記録再生
手段または前記第2記録再生手段に対して記録再生する
データを、外部I/F手段を通して前記外部制御装置に
送受信する場合は、両装置は互いにデータを暗号化して
送信する構成としたので、ストリームの送受信における
著作権保護が可能となる。
【0119】本発明の請求項14に係るストリーム記録
再生システムによれば、請求項10乃至請求項13のい
ずれかに記載のストリーム記録再生システムにおいて、
前記ストリーム記録再生装置の第1記録再生手段には、
前記外部制御装置に中継制御手段を組込むためのデータ
が記録されており、前記外部制御装置は、前記第1記録
再生手段から読み出した前記データを基に、装置内部に
前記中継制御手段を組み込み、さらに前記第1記録再生
手段に記録されたデータの更新により、前記中継制御手
段の機能を更新する構成としたので、前記中継制御部の
機能を有するデータが記録された記録媒体を別途用意し
て、前記外部制御装置へセットすることなく、前記外部
制御装置に容易に中継制御部を組み込むことが可能とな
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1におけるストリーム記録
再生装置の構成を示すブロック図である。
【図2】本発明の実施の形態1におけるストリーム記録
再生システムの構成を示すブロック図である。
【図3】本発明の実施の形態1におけるストリーム記録
再生システムによる動作手順を示したフロー図である。
【図4】トランスポートストリームの構成を示す図であ
る。
【図5】本発明の実施の形態2によるストリーム記録再
生装置において、図4のストリームから分離して記録す
る映像データを示す図である。
【図6】本発明の実施の形態2によるストリーム記録再
生装置において、図4のストリームから分離して記録す
る音声データを示す図である。
【図7】本発明の実施の形態2によるストリーム記録再
生装置において、多重化した映像音声データを示す図で
ある。
【図8】本発明の実施の形態3によるストリーム記録再
生システムの構成の概略を示すブロック図である。
【図9】本発明の実施の形態3によるストリーム記録再
生システムの構成の概略を示すブロック図である。
【図10】本発明の実施の形態4によるストリーム記録
再生システムの構成の概略を示すブロック図である。
【図11】本発明の実施の形態5によるストリーム記録
再生システムの構成の概略を示すブロック図である。
【図12】従来の受信装置の構成を示すブロック図であ
る。
【符号の説明】
100、900、1001、1002 ストリーム記録
再生装置 101、102 ディジタルストリーム入出力端子 103 アナログ映像音声信号を入力する入力端子 104 アナログ映像音声信号を出力する出力端子 105、106 ストリーム入出力I/F部 107 符号化部 108 復号部 109 リモコン 110 システム制御部 111 中継部 112 変換部 113 第2記録再生部 114 認証・ブリッジ部 115 第1記録再生部 116 再生部 117 外部接続端子 201 ストリーム出力装置 202 ストリーム変換装置 203 テレビジョン(TV) 800、1003、1004 PC 801,1007a,1007b 中継制御部 802、902 接続ケーブル 1005 ハブ 1006 イーサネットケーブル 1101 ADSLモデム 1102 ルータ 1103 インターネット 1900 ディジタル放送受信用のLSI 1901,1902,1903 入力端子 1904,1905,1906 受信復調部 1907 選択器 1908 デスクランブル部 1909 パケット分離部 1910 復号部 1911 出力処理部 1912 出力部 1913 システム制御部 1914 入力端子
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G11B 20/12 103 H04N 5/44 Z H04N 5/44 5/92 H 5/91 5/91 Z Fターム(参考) 5C025 AA30 BA01 BA20 BA21 DA01 5C053 FA03 FA20 FA23 GA14 GB36 GB37 LA11 5D044 AB05 AB07 BC01 BC03 CC04 DE04 DE43 DE49 DE50 DE53 DE57 EF05 FG18 GK08 GK17 HL11

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 コンテンツのストリームを記録再生する
    ストリーム記録再生装置と、ストリームのストリーム形
    式を変換するストリーム変換装置とを備えたストリーム
    記録再生システムであって、 前記ストリーム記録再生装置は、 ストリームを記録媒体へ記録再生する記録再生手段と、 ディジタル放送番組などの符号化されたストリームを復
    号する復号手段と、 入力されたストリームが前記復号手段によって復号可能
    かどうかを判別し、復号不可能である場合は、前記スト
    リームと、復号可能なストリーム形式等を示す変換情報
    を前記ストリーム変換装置へ送信するストリーム入出力
    処理手段とを備え、 前記ストリーム変換装置は、 前記ストリーム記録再生装置から受信したストリーム
    を、前記変換情報の示すストリーム形式に変換し、該変
    換されたストリームを前記ストリーム記録再生装置に送
    信する、 ことを特徴とするストリーム記録再生システム。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のストリーム記録再生シス
    テムにおいて、 前記ストリーム入出力処理手段は、 前記ストリーム変換装置との間で前記ストリームの送受
    信を行うとき、前記ストリームの著作権保護情報の検出
    を行い、複製が禁止されている場合にはストリームを暗
    号化して送受信する、 ことを特徴とするストリーム記録再生システム。
  3. 【請求項3】 請求項1または請求項2記載のストリー
    ム記録再生システムにおいて、 前記復号手段は、その処理機能の追加、更新などを行
    い、前記ストリーム入出力処理手段は、前記復号手段の
    処理機能の追加、更新にあわせて、入力されたストリー
    ムが前記復号手段によって復号可能であるかどうかの判
    別条件を更新する、 ことを特徴とするストリーム記録再生システム。
  4. 【請求項4】 請求項1乃至請求項3のいずれかに記載
    のストリーム記録再生システムにおいて、 前記ストリーム変換装置は、 前記ストリーム入出力処理手段から受信したストリーム
    を、前記変換情報に基づいて変換し、該変換したストリ
    ームと、ストリーム変換に伴う遅延が発生したかどうか
    を示すリアルタイム復号情報とを出力するものであり、 前記ストリーム記録再生装置は、 前記ストリーム変換装置から受信したリアルタイム復号
    情報から、ストリーム変換による遅延が発生していない
    と判断した場合は、前記復号手段により前記ストリーム
    の復号をリアルタイムに行い、ストリーム変換による遅
    延が発生している場合、またはタイムシフトしてから復
    号する場合には、前記ストリームを前記記録再生手段の
    記録媒体に一時記録した後、前記復号手段による復号処
    理を行う、 ことを特徴とするストリーム記録再生システム。
  5. 【請求項5】 コンテンツのストリームを記録再生する
    ストリーム記録再生装置において、 ディジタル放送波等によって伝送されて入力されたスト
    リームを、コンテンツ毎に、ストリームに含まれる映像
    音声データと、コンテンツ情報や著作権情報やビットレ
    ート等の付属データと、固定データ等の不要データと
    に、それぞれ分離するストリーム分離手段と、 再生を行うために参照するタイムコードを前記映像音声
    データに付加するタイムコード付加手段と、 前記タイムコードが付加された映像音声データ,及び繰
    り返し存在する冗長部分を除く前記付属データを記録媒
    体に記録再生する記録再生手段と、 前記映像音声データを復号する映像音声復号手段とを備
    え、 入力されたストリームを記録媒体にディジタル記録する
    場合は、前記記録再生手段は、前記タイムコードが付加
    された映像音声データ及び前記付属データを、各コンテ
    ンツ毎に分離した状態で、記録媒体に記録する、ことを
    特徴とするストリーム記録再生装置。
  6. 【請求項6】 請求項5記載のストリーム記録再生装置
    において、 前記タイムコードが付加された映像音声データ及び前記
    付属データから、ストリームを再形成するストリーム形
    成手段と、 外部にストリームを出力するストリーム出力I/F手段
    とを備え、 前記記録媒体に記録されたストリームを外部に出力する
    場合には、前記記録再生手段が、前記タイムコードが付
    加された映像音声データ及び前記付属データを再生し、
    前記ストリーム形成手段が、前記映像音声データ及び前
    記付属データから、前記タイムコードを基にストリーム
    を再形成し、前記ストリーム出力I/F手段が、再形成
    されたストリームを外部へ出力する、 ことを特徴とするストリーム記録再生装置。
  7. 【請求項7】 コンテンツのストリームを記録再生する
    ストリーム記録再生装置において、 アナログ放送波等によって伝送されて入力されたアナロ
    グ映像音声信号からディジタルストリームを生成する符
    号化手段と、 前記ディジタルストリームを、コンテンツ毎に、ストリ
    ームに含まれる映像音声データと、コンテンツ情報や著
    作権情報やビットレート等の付属データと、固定データ
    等の不要データとに、それぞれ分離するストリーム分離
    手段と、 再生を行うために参照するタイムコードを前記映像音声
    データに付加するタイムコード付加手段と、 前記タイムコードが付加された映像音声データ,及び繰
    り返し存在する冗長部分を除く前記付属データを記録媒
    体に記録再生する記録再生手段と、 前記映像音声データを復号する映像音声復号手段とを備
    え、 入力されたアナログ映像音声信号を記録媒体にディジタ
    ル記録する場合は、前記記録再生手段は、前記タイムコ
    ードが付加された映像音声データ及び前記付属データ
    を、各コンテンツ毎に分離した状態で、記録媒体に記録
    する、 ことを特徴とするストリーム記録再生装置。
  8. 【請求項8】 請求項7記載のストリーム記録再生装置
    において、 前記タイムコードが付加された映像音声データ及び前記
    付属データから、ストリームを再形成するストリーム形
    成手段と、 外部にストリームを出力するストリーム出力I/F手段
    とを備え、 前記記録媒体に記録されたストリームを外部に出力する
    場合には、前記記録再生手段が、前記タイムコードが付
    加された映像音声データ及び前記付属データを再生し、
    前記ストリーム形成手段が、前記映像音声データ及び前
    記付属データから、前記タイムコードを基にストリーム
    を再形成し、前記ストリーム出力I/F手段が、再形成
    されたストリームを外部へ出力する、 ことを特徴とするストリーム記録再生装置。
  9. 【請求項9】 請求項7または請求項8記載のストリー
    ム記録再生装置において、 前記アナログ映像音声信号から前記付属データを抽出す
    るアナログ抽出手段、または、ディジタル放送波のスト
    リームに含まれるアナログ放送波に関するデータから、
    コンテンツの前記付属データを抽出するディジタル抽出
    手段を備えた、 ことを特徴とするストリーム記録再生装置。
  10. 【請求項10】 コンテンツのストリームの記録再生を
    行うストリーム記録再生装置と、該ストリーム記録再生
    装置に接続された外部制御装置とを備えたストリーム記
    録再生システムにおいて、 前記ストリーム記録再生装置は、 ユーザのリモコンや操作パネル等による指示、または外
    部制御装置からの指示により装置内部の制御を行うシス
    テム制御手段と、 前記外部制御装置が接続され、接続された外部制御装置
    がストリーム記録再生装置と同等の装置であるか否かを
    認識する外部I/F手段と、 前記外部I/F手段に接続され、外部制御装置または前
    記システム制御手段によって記録再生の制御が行われる
    第1記録再生手段と、 前記外部I/F手段と装置内部の上記第1記録再生手段
    以外の手段とのデータ送受信の中継を行う中継手段と、 前記外部I/F手段に前記中継手段を介して接続され、
    外部制御装置または前記システム制御手段によって記録
    再生の制御が行われる第2記録再生手段とを備え、 前記外部制御装置は、 前記ストリーム記録再生装置の中継手段を制御する中継
    制御手段を備え、 前記外部制御装置が前記ストリーム記録再生装置と異な
    る場合は、 前記外部制御装置は、第1記録再生手段に対しては、前
    記中継制御手段を用いずに、記録再生制御を行い、第2
    記録再生手段に対しては、前記中継制御手段を起動して
    指示を与え、さらに、前記中継制御手段が前記指示情報
    を前記中継手段を介し前記システム制御手段に転送する
    ことによって、記録再生制御を行い、 前記外部制御装置が前記ストリーム記録再生装置と同等
    の装置である場合は、 前記外部制御装置は、前記中継制御手段を用いずに、前
    記システム制御手段または前記中継手段に指示すること
    により、第1記録再生手段または第2記録再生手段に対
    して記録再生制御を行う、 ことを特徴とするストリーム記録再生システム。
  11. 【請求項11】 請求項10記載のストリーム記録再生
    システムにおいて、 前記ストリーム記録再生装置は、装置を特定するための
    IDを有しており、前記外部制御装置に複数のストリー
    ム記録再生装置が接続されている場合は、前記外部制御
    装置は、各装置のIDにより各装置を識別する、 ことを特徴とするストリーム記録再生システム。
  12. 【請求項12】 請求項10記載のストリーム記録再生
    システムにおいて、 前記ストリーム記録再生装置は、著作権保護情報に基づ
    く、ストリームの他装置への転送制限情報を示すIDを
    有しており、前記外部制御装置にインターネットを介し
    て前記ストリーム記録再生装置が接続されている場合、
    前記ストリーム記録再生装置は、第1記録再生手段及び
    第2記録再生手段に記録されたコンテンツをインターネ
    ットを介して他装置に出力するかどうかを、上記IDに
    より判断する、 ことを特徴とするストリーム記録再生システム。
  13. 【請求項13】 請求項10乃至請求項12のいずれか
    に記載のストリーム記録再生システムにおいて、 前記ストリーム記録再生装置により、前記第1記録再生
    手段または前記第2記録再生手段に対して記録再生する
    データを、外部I/F手段を通して前記外部制御装置に
    送受信する場合は、両装置は互いにデータを暗号化して
    送信する、 ことを特徴とするストリーム記録再生システム。
  14. 【請求項14】 請求項10乃至請求項13のいずれか
    に記載のストリーム記録再生システムにおいて、 前記ストリーム記録再生装置の第1記録再生手段には、
    前記外部制御装置に中継制御手段を組込むためのデータ
    が記録されており、 前記外部制御装置は、 前記第1記録再生手段から読み出した前記データを基
    に、装置内部に前記中継制御手段を組み込み、さらに前
    記第1記録再生手段に記録されたデータの更新により、
    前記中継制御手段の機能を更新する、 ことを特徴とするストリーム記録再生システム。
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