JP2007273907A - 半導体装置及びその製造方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】電気的特性を向上させた半導体素子。
【解決手段】半導体装置10は、第1導電型基板20に設けられているゲート酸化層32、ゲートポリシリコン層34、ゲートシリコン窒化層36の積層体を含む略四角柱状のゲート電極30と、ゲート電極より外側の領域に設けられている第2導電型注入領域24と、ゲート電極の頂面30aを露出させており、側面を覆っている側壁マスク酸化層40、電子蓄積窒化層50及び側壁シリコン酸化層60が積層されているサイドウォール90と、ゲート電極及びサイドウォールから露出している第1導電型基板に設けられているソース/ドレイン拡散層80とを具えている。
【選択図】図2

Description

この発明は半導体装置及びその製造方法に関し、特に4ビット書込みが可能なトランジスタ素子、これを具える半導体装置及びこれらの製造方法に関する。
例えば、1つの強誘電体膜中に、3値以上の多値の分極データを記憶可能な強誘電体メモリセルを実現する半導体装置が知られている。
この従来の半導体装置の構成によれば、強誘電体素子の第1の方向の両端2点と、第1の方向に垂直な第2の方向の両端の2点の計4点の位置で計4ビットの情報を記憶している(特許文献1参照。)。
また、例えば、1つのトランジスタで2ビット以上の記憶保持動作が可能であり、かつ微細化が容易な半導体装置を実現することを目的として、ゲート電極と、ゲート電極の両側に形成され、電子を保持する機能を有するメモリ機能体とを具え、メモリ機能体に保持された電子の多寡により、ゲート電極に電圧を印加した際の一方の拡散領域から他方の拡散領域に流れる電流量を変化させる構成が知られている(特許文献2参照。)。
ここで図26を参照して、従来の多値トランジスタの電気的特性につき説明する。
図26は、従来の多値トランジスタのセル電流ウインドウ(メモリウインドウ)を示す概略的なグラフである。縦軸はドレイン−ソース間の読出し電流(Ids(Vt))を表し、横軸は頻度を表している。
従来の4ビット書込み/読出しが可能なトランジスタ素子は、ゲート電極のゲート長方向で対向する2側面のうち片側で2ビットの書込み/読出しを行うため、実線110で示した各データ(00、01、10、11)間のセル電流ウインドウ100(縦軸方向の間隔)は、特にゲート電極の対向する側の電子蓄積層に電子が存在する場合には、点線120で示すように変動して狭くなってしまう場合があった。
特開2004−047593号公報 特開2004−342927号公報
上述したように、セル電流ウインドウが変動して狭くなってしまうと、トランジスタから記憶されたデータの読出し(判定)ができなくなってしまうおそれがある。結果として、トランジスタが不良化してしまうおそれがある。
この発明は、上記課題に鑑みてなされたものである。上記課題を解決するにあたり、この発明の半導体装置(半導体素子)は、下記のような構成を具えている。
半導体素子は、第1導電型基板と、第1導電型基板の表面上に設けられているゲート酸化層、ゲート酸化層上に設けられているゲートポリシリコン層、ゲートポリシリコン層上に設けられているゲートシリコン窒化層の積層体を含み、矩形状の頂面、第1側面、第1側面と対向している第2側面、第1側面及び第2側面の間に位置している第3側面、第3側面と対向しており第1側面及び第2側面の間に位置している第4側面を有している略四角柱状のゲート電極を具えている。
また、半導体素子は、ゲート電極より外側の領域を含む第1導電型基板に設けられており、第1側面に連接して設けられている第1注入領域、第2側面に連接して設けられている第2注入領域、第3側面に連接して設けられている第3注入領域、及び第4側面に連接して設けられている第4注入領域を含む第2導電型注入領域を具えている。
さらに半導体素子は、ゲート電極の頂面を露出させており、第1側面、第2側面、第3側面及び第4側面を覆っている側壁マスク酸化層、ゲート電極の第1側面に対向している第1部分領域、第2側面に対向している第2部分領域、第3側面に対向している第3部分領域、及び第4側面に対向している第4部分領域を含む電子蓄積窒化層及び側壁シリコン酸化層が積層されているサイドウォールを有している。
さらにまた、半導体素子は、ゲート電極及びサイドウォールから露出している前記第1導電型基板に設けられているソース/ドレイン拡散層を具えている。
また、この発明の半導体装置の製造方法は、下記のような工程を含んでいる。
第1導電型基板上にゲート酸化膜を形成する。ゲート酸化膜上に、ゲートポリシリコン膜を形成する。ゲートシリコン膜上に、ゲートシリコン窒化膜を形成する。
ゲート酸化膜、ゲートポリシリコン膜及びゲートシリコン窒化膜をパターニングして、第1導電型基板上に積層されているゲート酸化層、ゲートポリシリコン層及びゲートシリコン窒化層を含んでいて、かつ矩形状の頂面、第1側面、第1側面と対向している第2側面、第1側面及び第2側面の間に位置している第3側面、この第3側面と対向している第4側面を有している略四角柱状のゲート電極を形成する。
露出している第1導電型基板の全面及びゲート電極の全面を覆っている側壁マスク酸化膜を形成する。
ゲート電極をマスクとして用いて第2導電型の不純物を注入し、ゲート電極より外側の領域を含む第1導電型基板に形成され、第1側面に連接している第1注入領域、第2側面に連接している第2注入領域、第3側面に連接している第3注入領域、及び第4側面に連接している第4注入領域を含む第2導電型注入領域を形成する。
側壁マスク酸化膜上に、電子蓄積窒化膜を形成する。この電子蓄積窒化膜上に、側壁シリコン酸化膜を形成する。
側壁マスク酸化膜、電子蓄積窒化膜及び側壁シリコン酸化膜それぞれの一部分を除去して、ゲート電極の頂面を露出させており、第1導電型基板の一部分に至って第1側面、第2側面、第3側面及び第4側面を一体として覆っている、側壁マスク酸化層、ゲート電極の第1側面に対向している第1部分領域、第2側面に対向している第2部分領域、第3側面に対向している第3部分領域及び第4側面に対向している第4部分領域を含む電子蓄積窒化層並びに側壁シリコン酸化層が積層されているサイドウォールを形成する。
ゲート電極及びサイドウォールから露出している第1導電型基板に、第2導電型の不純物を注入して、ソース/ドレイン拡散層を形成する。
この発明の半導体装置の構成例によれば、略四角柱状のゲート電極の4側面に対向する電子蓄積窒化層の4つの各部分領域が電子を保持するので、動作時に、特に対向する側の部分領域に電子が存在したとしても、既に説明したセル電流ウインドウが狭まってしまうことがない。従って、半導体装置の動作時の電気的特性をより向上させて、4ビットの情報をより確実に書き込み又は読み出すことができる。
また、半導体装置の不良化を効果的に防止して歩留まりをより向上させることができる。
この発明の半導体装置の製造方法例によれば、上述した構成を有する半導体装置を効率的にかつ歩留まりよく製造することができる。
以下、図面を参照して、この発明の実施の形態につき説明する。なお、図面には、この発明が理解できる程度に各構成成分の形状、大きさ及び配置関係が概略的に示されているに過ぎず、これによりこの発明が特に限定されるものではない。また、以下の説明において、特定の材料、条件及び数値条件等を用いることがあるが、これらは好適例の1つに過ぎず、従って、この発明は何らこれらに限定されない。
〔第1の実施の形態〕
(半導体装置の構成例1)
図1、図2、図3及び図4を参照して、この発明の半導体装置(半導体素子、すなわちトランジスタをも意味する。)の構成例につき説明する。なお、この発明の半導体装置は、ゲート電極及びサイドウォールの構成に特徴を有している。
図1(A)及び(B)は、この発明の半導体装置の全体的な構成を説明するための模式的な斜視図である。図1(B)においては、ゲート電極及びサイドウォールの構成を理解しやすくするために一部を切り欠いて示してある。
図2は、半導体装置を図1(B)に示すI−I’一点鎖線又はII−II’一点鎖線で切断した切断面を示す模式的な図である。
図3(A)及び(B)は、ゲート電極の構成を説明するための模式的な斜視図である。
図4(A)は半導体装置の電気的な接続関係を説明するための模式図であり、図4(B)は図4(A)の一部拡大図である。
図1(A)及び(B)に示すように、この発明の半導体装置10は、第1導電型基板20を含んでいる。この例では第1導電型基板20とはP型シリコン基板である。
図2に示すように、第1導電型基板20は表面20a及びこの表面20aに対向する裏面20bを有している。
半導体装置10は、例えば直方体、立方体といった略四角柱状のゲート電極30を有している。ゲート電極30は、第1導電型基板20の表面20a上に設けられている。
ゲート電極30は、ゲート酸化層32を含んでいる。このゲート酸化層32は、表面20aに接触して設けられている。ゲート酸化層32は、この例ではいわゆるシリコン酸化膜である。
ゲート酸化層32上にはゲートポリシリコン層34が積層されて設けられている。このゲートポリシリコン層34は、ゲート電極30の本質的な機能を奏する本体である。
また、このゲートポリシリコン層34上には、ゲートシリコン窒化層36が積層されて設けられている。
図3に示すように、ゲートシリコン窒化層36の頂面36aは、ゲート電極30の頂面30aと一致している。この頂面36aは、例えば長方形、正方形といった矩形状とされている。
この頂面36aの4つの辺には、側面31、すなわち第1側面31a、第2側面31b、第3側面31c及び第4側面31dの4面が連接している。第1側面31a、第2側面31b、第3側面31c及び第4側面31dは、それぞれが例えば長方形、正方形といった矩形状である。なお、第2側面31bは第1側面31aに対して対向して設けられている。また、第4側面31dは第3側面31cに対して対向して設けられている。
半導体素子10は、第2導電型注入領域24を具えている。第2導電型注入領域24は、第1導電型基板20の一部領域に設けられている。この例では第2導電型注入領域24は、N型の不純物、例えばヒ素(As)が打ち込まれている領域である。この第2導電型注入領域24は、いわゆるLDD(Lightly Doped Drain)領域である。
第2導電型注入領域24は、ゲート電極30の端縁(側面31)より外側の領域に打ち込まれた不純物により、ゲート電極30より外側の領域、すなわちサイドウォール70の直下の領域を含む領域に設けられている。
第2導電型注入領域24は、第1注入領域24a、第2注入領域24b、第3注入領域24c及び第4注入領域24dの4つの部分領域を含んでいる。
第1注入領域24aは、ゲート電極30の側面31の第1側面31aに連接して設けられている。第2注入領域24bは、第2側面31bに連接して設けられている。第3注入領域24cは、第3側面31cに連接して設けられている。第4注入領域24dは、第4側面31dに連接して設けられている。
半導体素子10は、サイドウォール90を有している。すなわち、ゲート電極30は、その側面31がサイドウォール90により覆われている。このサイドウォール90は、ゲート電極30の頂面30aを非被覆としている。すなわち、ゲート電極30の頂面30aは露出している。
この発明の半導体素子10が具えているサイドウォール90は、ゲート電極30の側面31の第1側面31a、第2側面31b、第3側面31c及び第4側面31dを一体として覆っている。
サイドウォール90には、側壁マスク酸化層40、電子蓄積窒化層50及び側壁シリコン酸化層60が積層されて含まれている。
側壁マスク酸化層40は、ゲート電極30の側面31に接触して、かつ第1導電型基板20の表面20aの一部に至ってこれらを一体として覆っている。この側壁マスク酸化層40は、特に図2に示すように、ゲート電極30の側面31上を覆う部分領域が第2導電型注入領域24を覆う部分領域に対しほぼ垂直となるように屈曲したL字(又は逆L字)状の形態を有している。
側壁マスク酸化層40上には、電子蓄積窒化層50が積層されている。図2に示すようにこの電子蓄積窒化層50も、側壁マスク酸化層40と同様の断面形状を有している、すなわち、ゲート電極30の側面31上の部分領域が第2導電型注入領域24上の部分領域に対しほぼ垂直となるように屈曲したL字(又は逆L字)状の形態を有している。
図4(B)に示すように、電子蓄積窒化層50は、ゲート電極30の第1側面31aに対向している第1部分領域50a、第2側面31bに対向している第2部分領域50b、第3側面31cに対向している第3部分領域50c、及び第4側面31dに対向している第4部分領域50dを含んでいる。
詳細は後述するが、これら第1部分領域50a、第2部分領域50b、第3部分領域50c及び第4部分領域50dは、データ書き込み動作により互いに独立して電子が蓄積され、その状態がそれぞれ異なるデータに相当することになる。
側壁シリコン酸化層60は、電子蓄積窒化層50上に積層されている。この側壁シリコン酸化層60は、好ましくは例えばいわゆるNSG(Non doped Silicon Glass)酸化層である。
側壁シリコン酸化層60は、電子蓄積窒化層50のうち、側面31上に相当する部分領域と第2導電型注入領域24上に相当する部分領域上を覆って設けられている。
また、この側壁シリコン酸化層60上に、例えばONO(Oxide-Nitride-Oxide)膜を設ける構成としてもよい(図示しない。)。
図2に示すように、半導体素子10はソース/ドレイン拡散層80を具えている。ソース/ドレイン拡散層80は、ゲート電極30及びサイドウォール70から露出している第1導電型基板20の部分領域に設けられている。第2導電型注入領域24及びソース/ドレイン拡散層80は熱拡散によりマスクとして用いられた構成の下側まで至る場合もある。
上述した構成を有する半導体素子10は、複数がアレイ状に構成されて例えばメモリセルを構成する。
具体的には、図4(A)に示すように、第1導電型基板20の表面20a上には、複数の矩形状のセル領域200がマトリクス状に設定されている。図4(A)にはマトリクスの一部として2行2列を示してある。すなわち、セル領域200として、第1セル領域200a、第2セル領域200b、第3セル領域200c及び第4セル領域200dを示してある。
これら第1セル領域200a、第2セル領域200b、第3セル領域200c及び第4セル領域200dそれぞれには、上述した構成を有する半導体素子10がそれぞれ設けられている。隣接している2つの半導体素子10において、一方のセル領域200の第1部分領域50aは、隣接する他方のセル領域200の第2部分領域50bと対向している。同様に、一方のセル領域200の第3部分領域50cは、隣接する他方のセル領域200の第4部分領域50dと対向している。
半導体装置10は、複数本の第1ビットライン202及び複数本の第2ビットライン204を有している。
第1ビットライン202は、第3部分領域50cと、隣接するセル領域200の第4部分領域50dとの間に位置している。この例では第1ビットライン202として、第1サブビットライン202a、第2サブビットライン202b及び第3サブビットライン202cを示してある。第2ビットライン204は、第1部分領域50aと隣接するセル領域200の第2部分領域50bとの間に位置している。この例では第2ビットライン204として、第1サブビットライン204a、第2サブビットライン204b及び第3サブビットライン204cを示してある。また、これら第1ビットライン202及び第2ビットライン204は、互いに隣接する2つのセル領域200同士の境界に沿う方向に延在している。すなわち、この例では第1ビットライン202は図面の上下方向に延在しており、第2ビットライン204は第1ビットライン202に対して直交する方向、すなわち図面の左右方向に延在している。
これら第1ビットライン202及び第2ビットライン204は、互いに電気的に非接続とされている、すなわち互いに電気的に独立している。
第1ビットライン202は、第3部分領域50cと、隣接するセル領域200の第4部分領域50dとに、電子を供給するか又は電子を抜き取る機能を有している。第2ビットライン204は、第1部分領域50aと隣接するセル領域200の第2部分領域50bとに電子を供給するか又は電子を抜き取る機能を有している。
半導体装置10は、複数本のワード線210を具えている。ワード線210は、矩形状のセル領域200の対角線方向に延在しており、かつ複数のセル領域200にまたがって設けられている。ワード線210は、またがっている複数のセル領域200それぞれのゲート電極30に電気的に接続されている。この例では、ワード線210は、第1ワード線212、第2ワード線214及び第3ワード線216を含んでいる。
このように、ワード線210を、セル領域200の対角線方向に延在させる、すなわち第1部分領域50a、第2部分領域50b、第3部分領域50c及び第4部分領域50dのいずれに対してもこの例では約45度の角度をなすように配置すれば、装置動作時に、ワード線210に起因する電子蓄積窒化層50に与える電気的な影響を低減し、ひいては半導体装置10全体の電気的特性を安定させることができる。
(半導体装置の動作)
ここで、図4を参照して、半導体装置10の動作につき説明する。ここでは図4(A)に示した第2セル領域200bを例にとって特に書き込み動作につき説明する。なお、動作電圧は単なる例示であり、目的及び設計により任意好適なものとすることができる。
(1)第1部分領域50aへの電子蓄積(書き込み)動作
第1ワード線212に10ボルト(V)の電圧を印加し、第1ビットライン202の第1サブビットライン202a及び第2サブビットライン202bにそれぞれ3Vの電圧を印加し、第2ビットライン204の第2サブビットライン204bに6Vの電圧を印加し、かつ第3サブビットライン204cを0Vとする。
(2)第2部分領域50bへの電子蓄積動作
第1ワード線212に10ボルト(V)の電圧を印加し、第1ビットライン202の第1サブビットライン202a及び第2サブビットライン202bにそれぞれ3Vの電圧を印加し、第2ビットライン204の第2サブビットライン204bを0Vとし、かつ第3サブビットライン204cに6Vの電圧を印加する。
(3)第3部分領域50cへの電子蓄積動作
第1ワード線212に10ボルト(V)の電圧を印加し、第2ビットライン204の第2サブビットライン204b及び第3サブビットライン204cにそれぞれ3Vの電圧を印加し、第1ビットライン202の第1サブビットライン202aを0Vとし、かつ第2サブビットライン202bに6Vの電圧を印加する。
(4)第4部分領域50dへの電子蓄積動作
第1ワード線212に10ボルト(V)の電圧を印加し、第2ビットライン204の第2サブビットライン204b及び第3サブビットライン204cにそれぞれ3Vの電圧を印加し、第1ビットライン202の第2サブビットライン202bを0Vとし、かつ第1サブビットライン202aに6Vの電圧を印加する。
このようにして、ソース/ドレイン拡散層80及びゲート電極30に適切な電圧を印加すると、ドレイン側の第2導電型注入領域24において、高エネルギーの電子(ホットエレクトロンとも称される。)が発生する。このホットエレクトロンは、ドレイン側の側壁マスク酸化層40を飛び越えて、ドレイン側の電子蓄積窒化層50に蓄積される。
これによりホットエレクトロンが蓄積されている電子蓄積窒化層50の下側に位置する第2導電型注入領域24には正孔が生じて、電気的な抵抗が増大する。従って、抵抗が増大している第2導電型注入領域24側がソースとなる場合には、流れる電流は著しく減少することになる。この電流量の差を測定(検出)することにより、データ判定が行われる。このようにして電子蓄積窒化層50の4つの部分領域を用いて4値のデータを記憶することができる。
(半導体装置の製造方法例1)
図5、図6、図7及び図8を参照して、この発明の半導体装置の製造方法例につき説明する。
図5(A)、(B)及び(C)は、この発明の半導体装置の製造工程を説明するための模式的な製造工程図である。図5(A)は平面的な概略図であり、図5(B)は図5(A)中のIII−III’一点鎖線で切断した切断面を示す概略図であり、図5(C)は図5(A)中のIV−IV’一点鎖線で切断した切断面を示す概略図である。
図6(A)、(B)及び(C)は、図5(A)中のIV−IV’一点鎖線と同位置で切断した切断面を示す、図5(C)から続く製造工程図である。
図7は、図6(C)に続く製造工程図である。
図8(A)は図5(A)中のIII−III’一点鎖線と同位置で切断した図7から続く製造工程図であり、図8(B)は図5(A)中のIV−IV’一点鎖線と同位置で切断した図7から続く製造工程図である。
図5(A)に示すように、まず、P型(第1導電型)基板20を準備する。P型基板20は表面20aと、この表面20aに対向する裏面20bとを有している。
このP型基板の表面20a側に、例えばLOCOS法により素子分離膜25を形成し、素子分離膜25により離間される複数のセル領域200をマトリクス状に設定する(図には1つのみを示してある。)。
次に、露出しているP型シリコン基板20の表面20a上にゲート酸化膜32Xを形成する。ゲート酸化膜32Xは、従来公知の熱酸化工程により、形成すればよい。このゲート酸化膜32Xの材料としては、公知の任意好適な材料を用いることができる。
次いで、ゲート酸化膜32X上に、従来公知のCVD法により任意好適な条件でゲートポリシリコン膜34Xを形成する。
さらに、ゲートポリシリコン膜34X上に、従来公知のCVD法により任意好適な条件でゲートシリコン窒化膜36Xを形成する。
次に、ゲートシリコン窒化膜36X上に、所定のゲート電極形成用パターンを有するレジストマスクを常法に従うホトリソグラフィ工程により形成する(図示しない。)。
次いで、このレジストマスクをマスクとして用いて、ゲート酸化膜32X、ゲートポリシリコン膜34X及びゲートシリコン窒化膜36Xの積層構造体をパターニングする。
図6(A)に示すように、このパターニング工程により、P型基板20上に積層されているゲート酸化層32、ゲートポリシリコン層34及びゲートシリコン窒化層36を含むゲート電極30を形成する。
次に、露出しているP型基板20の表面20a及びゲート電極30の側面31及び表面(上面)30aを含む全面に、10nm(100オングストローム)程度の膜厚として側壁マスク酸化膜40Xを形成する。この工程は、好ましくは常法に従う熱酸化工程、又は例えばTEOSを材料として用い、ガス流量を150sccmとし、圧力を34Pa(パスカル)(0.30Torr)とされるCVD法により行うのがよい。
次いで、形成されたゲート電極30をマスクとして用いて、ゲート電極30から露出しているP型基板20にN型(第2導電型)不純物21である例えばヒ素(As)を注入して、N型(第2導電型)注入領域24を形成する。
このN型注入領域24の形成工程は、好ましくは例えば第2導電型不純物21のドーズ量を1×1013ions/cm2程度とし、注入エネルギーを20KeVから40KeVの範囲として行うのがよい。
図6(B)に示すように、次に、形成された側壁マスク酸化膜40X上全面に、例えばCVD法により膜厚8nm程度として電子蓄積窒化膜50Xを形成する。このとき、好ましくは例えば混合ガスとしてNH3/SiH2Cl2の混合ガスを用い、ガス流量をそれぞれ1000/100sccmとし、圧力を4.07Pa(0.35torr)程度として行うのがよい。
次いで、電子蓄積窒化膜50X上に、側壁シリコン酸化膜60Xを形成する。この側壁シリコン酸化膜60Xは、好ましくは例えばプラズマCVD法により形成されるNSG酸化膜とすればよい。
図6(C)に示すように、さらに、側壁マスク酸化膜40X、電子蓄積窒化膜50X及び側壁シリコン酸化膜60Xの積層構造体に対して、常法に従うエッチング工程(サイドウォールエッチング工程)を行い、サイドウォール90を形成する。
このサイドウォールエッチング工程は、例えばガス種としてCF4、CHF3、Arの混合ガスを用いるドライエッチング工程として実施することができる。
このエッチング工程により、ゲート電極30の表面30a(ゲートシリコン窒化層36の表面36a)全面を露出させる。
この工程により、側壁マスク酸化層40、電子蓄積窒化層50及び側壁シリコン酸化層60並びにP型基板20の一部分を覆っているサイドウォール90が形成される。
図7に示すように、次に、ゲート電極30及びサイドウォール90から露出している第1導電型基板20に、例えばヒ素(As)であるN型(第2導電型)不純物71を注入して、ソース/ドレイン拡散層80を形成する。
このソース/ドレイン拡散層80は、好ましくは例えばドーズ量を1×1015ions/cm2程度とし、注入エネルギーを50KeV程度として行うのがよい。
図8(A)及び(B)に示すように、露出面全面、すなわち、P型シリコン基板20の表面20a、素子分離膜25、サイドウォール90及びゲート電極30を覆う第1絶縁膜310を形成する。この第1絶縁膜310は、いわゆる層間絶縁膜である。従って、この工程は、任意好適な条件で行われる、例えばCVD法により、シリコン酸化膜を形成する工程とすればよい。
次いで、この第1絶縁膜310に、第1S/D(ソース/ドレイン)コンタクトホール411及び第1ゲートコンタクトホール421からなるコンタクトホールを従来公知のホトリソグラフィ工程及びエッチング工程により形成する。
第1S/Dコンタクトホール411は、ソース/ドレイン拡散層80に至ってその表面を露出させるコンタクトホールとして形成する。また、第1ゲートコンタクトホール421は、第1絶縁膜310及びゲート電極30のゲートシリコン窒化層36を貫通して、ゲートポリシリコン層34の表面を露出させるコンタクトホールとして形成する。
次に、これらのコンタクトホールを導電性材料、好ましくは例えばタングステン(W)等により埋め込んで埋込みコンタクトを形成する。
すなわち、第1S/Dコンタクトホール411を埋め込んで、ソース/ドレイン拡散層80に電気的に接続される第1S/D埋込みコンタクト410aを形成する。また、第1ゲートコンタクトホール421を埋め込んで、ゲートポリシリコン層34に電気的に接続される第1ゲート埋込みコンタクト420aを形成する。第1S/D埋込みコンタクト410a及び第1ゲート埋込みコンタクト420aは、第1絶縁膜310の表面310aの高さと実質的にほぼ同一高さとなるように形成する。
次いで、図8(A)に示すように、第1ビットライン202を形成する。
第1ビットライン202は、第1絶縁膜310の表面310a上に延在しており、第1S/D埋込みコンタクト410aに電気的に接続して、すなわち第1S/D埋込みコンタクト410aの頂面410aaに接触させて形成する。
この第1ビットライン202は、好ましくは例えばタングステン、タングステンシリサイドといった導電性材料を用い、常法に従ってパターニング形成すればよい。
次に、この第1ビットライン202、第1絶縁膜310、第1S/D埋込みコンタクト410a及び第1ゲート埋込みコンタクト420aを覆う層間絶縁膜である第2絶縁膜320を形成する。この工程は、任意好適な条件で行われる、例えばCVD法により、シリコン酸化膜を形成する工程とすればよい。
次いで、図8(B)に示すように、第2絶縁膜320を貫通して、第1S/D埋込みコンタクト410aの頂面410aaを露出する第2S/Dコンタクトホール412及び第1ゲート埋込みコンタクト420aの頂面420aaを露出する第2ゲートコンタクトホール422を従来公知のホトリソグラフィ工程及びエッチング工程により形成する。
次に、これらのコンタクトホールを導電性材料、好ましくは例えばタングステン(W)等により埋め込んで埋込みコンタクトを形成する。
すなわち、第2S/Dコンタクトホール412を埋め込んで、第1S/D埋込みコンタクト410aに電気的に接続される第2S/D埋込みコンタクト410bを形成する。また、第2ゲートコンタクトホール422を埋め込んで、第1ゲート埋込みコンタクト420aに電気的に接続される第2ゲート埋込みコンタクト420bを形成する。第2S/D埋込みコンタクト410b及び第2ゲート埋込みコンタクト420bは、第2絶縁膜320の表面320aの高さと実質的にほぼ同一高さとなるように形成する。
次いで、第2ビットライン204を形成する。
第2ビットライン204は、第2絶縁膜320の表面320a上に延在しており、第2S/D埋込みコンタクト410bに電気的に接続して、すなわち第2S/D埋込みコンタクト410bの頂面410baに接触させて形成する。
この第2ビットライン204は、好ましくは例えばタングステン、タングステンシリサイドといった導電性材料を用い、常法に従ってパターニング形成すればよい。
次に、この第2ビットライン204を覆う層間絶縁膜である第3絶縁膜330を形成する。この工程は、任意好適な条件で行われる、例えばCVD法により、シリコン酸化膜を形成する工程とすればよい。
図4(A)に対応させて説明すると、複数の第1ビットライン202それぞれは、マトリクス状に配置されている複数のセル領域200のうち、一方のセル領域200内の第1注入領域24a及び他方のセル領域200内の第2注入領域24bに接触しているソース/ドレイン拡散層80に電気的に接続されることになる。また、複数の第2ビットライン204は、第1ビットライン202とは電気的に独立して、一方のセル領域200内の第3注入領域24c及び他方のセル領域200内の第4注入領域24dに接触しているソース/ドレイン拡散層80に電気的に接続されることになる。
次いで、第3絶縁膜330を貫通して、第2ゲート埋込みコンタクト420bの頂面420baを露出する第3ゲートコンタクトホール423を従来公知のホトリソグラフィ工程及びエッチング工程により形成する。
次に、これらのコンタクトホールを導電性材料、好ましくは例えばタングステン(W)等により埋め込んで埋込みコンタクトを形成する。
すなわち、第3ゲートコンタクトホール423を埋め込んで、第2ゲート埋込みコンタクト420bに電気的に接続される第3ゲート埋込みコンタクト420cを形成する。この第3ゲート埋込みコンタクト420cは、第3絶縁膜330の表面330aの高さと実質的にほぼ同一高さとなるように形成する。
次いで、ワード線210を形成する。
ワード線210は、第3絶縁膜330の表面330a上に延在しており、第3ゲート埋込みコンタクト420cに電気的に接続して、すなわち第3ゲート埋込みコンタクト420cの頂面420caに接触させて形成する。
このワード線210は、好ましくは例えばタングステン、タングステンシリサイドといった導電性材料を用い、常法に従ってパターニング形成すればよい。
〔第2の実施の形態〕
(半導体装置の構成例2)
図9(A)及び(B)を参照して、この発明の半導体装置の構成例につき説明する。なお、この例の半導体装置は、既に説明した第1の実施の形態と比較して、ゲート電極の位置を隣接するサイドウォール間にずらしてある点に特徴を有している。
図9(A)は、半導体装置を上面側から見た平面的な模式図であり、及び図9(B)は、図9(A)に示すV−V’一点鎖線で切断した切断面を示す模式的な図である。
図9(A)及び(B)に示すように、半導体装置10は、第1導電型基板20を含んでいる。この例では第1導電型基板20とはP型基板である。
図9(B)に示すように、第1導電型基板20は表面20a及びこの表面20aに対向する裏面20bを有している。
半導体装置10は、頂面30aと底面30bの面積が異なる、すなわちこの例では底面30bの面積よりも頂面30aの面積が大きい、いわゆる逆テーパ状の側面を有する略四角柱状のゲート電極30を有している。ゲート電極30は、第1導電型基板20の表面20a上に設けられている。
ゲート電極30は、ゲート酸化層32を含んでいる。このゲート酸化層32は、表面20aに接触して設けられている。ゲート酸化層32は、この例ではいわゆるシリコン酸化膜である。
ゲート酸化層32上にはゲートポリシリコン層34が積層されて設けられている。このゲートポリシリコン層34は、ゲート電極30の本質的な機能を奏する本体である。
ゲートポリシリコン層34の表面34aは、ゲート電極30の頂面30aと一致している。この表面34aは、例えば長方形、正方形といった任意の矩形状とされている。
この表面36aの4つの辺には、側面31、すなわち第1側面31a、第2側面31b、第3側面31c及び第4側面31dの4面が連接している。第1側面31a、第2側面31b、第3側面31c及び第4側面31dは、それぞれが例えば長方形、正方形といった矩形状である。なお、第2側面31bは第1側面31aに対して対向して設けられている。また、第4側面31dは第3側面31cに対して対向して設けられている。
半導体素子10は、第2導電型注入領域24を具えている。第2導電型注入領域24は、第1導電型基板20の一部領域に設けられている。この例では第2導電型注入領域24は、N型の不純物、例えばヒ素(As)が打ち込まれている領域である。この第2導電型注入領域24は、いわゆるLDD(Lightly Doped Drain)領域である。
第2導電型注入領域24は、ゲート電極30の端縁(側面31)より外側の領域に打ち込まれた不純物により、ゲート電極30より外側の領域、すなわちサイドウォール90の直下の領域を含む領域に設けられている。
第2導電型注入領域24は、第1注入領域24a、第2注入領域24b、第3注入領域24c及び第4注入領域24dの4つの部分領域を含んでいる。
第1注入領域24aは、ゲート電極30の側面31の第1側面31aに連接して設けられている。第2注入領域24bは、第2側面31bに連接して設けられている。第3注入領域24cは、第3側面31cに連接して設けられている。第4注入領域24dは、第4側面31dに連接して設けられている。
半導体素子10は、サイドウォール90を有している。すなわち、ゲート電極30は、その側面31がサイドウォール90により覆われている。このサイドウォール90は、ゲート電極30の頂面30aを非被覆としている。すなわち、ゲート電極30の頂面30aは露出している。
この発明の半導体素子10が具えているサイドウォール90は、ゲート電極30の側面31の第1側面31a、第2側面31b、第3側面31c及び第4側面31dを一体として覆っている。
サイドウォール90には、側壁マスク酸化層40、電子蓄積窒化層50及び側壁シリコン酸化層60が積層されて含まれている。
この例では側壁シリコン酸化層60が、ゲート電極30の側面31に接触してこれを一体として覆っている。側壁シリコン酸化層60は、電子蓄積窒化層50上に積層されている。この側壁シリコン酸化層60は、好ましくは例えばいわゆるNSG(Non doped Silicon Glass)酸化層である。
側壁シリコン酸化層60は、電子蓄積窒化層50のうち、側面31上に相当する部分領域と第2導電型注入領域24上に相当する部分領域上を覆って設けられている。
側壁シリコン酸化層60上には、電子蓄積窒化層50が積層されている。この電子蓄積窒化層50は、ゲート電極30の側面31上の部分領域が第2導電型注入領域24上の部分領域に対しほぼ垂直となるように屈曲したL字(又は逆L字)状の形態を有している。
この例の電子蓄積窒化層50も、図4(B)に示すように、ゲート電極30の第1側面31aに対向している第1部分領域50a、第2側面31bに対向している第2部分領域50b、第3側面31cに対向している第3部分領域50c、及び第4側面31dに対向している第4部分領域50dを含んでいる。
電子蓄積窒化層50の外側には側壁マスク酸化層40が設けられている。
側壁マスク酸化層40は、電子蓄積窒化層50と同様に、ゲート電極30の側面31上を覆う部分領域が第2導電型注入領域24を覆う部分領域に対しほぼ垂直となるように屈曲したL字(又は逆L字)状の形態を有している。
また、この側壁マスク酸化層40上にも、さらに例えばONO膜を設ける構成とすることもできる(図示しない。)。
図9(B)に示すように、半導体素子10はソース/ドレイン拡散層80を具えている。ソース/ドレイン拡散層80は、ゲート電極30及びサイドウォール70から露出している第1導電型基板20の部分領域に設けられている。第2導電型注入領域24及びソース/ドレイン拡散層80は熱拡散によりマスクとして用いられた構成の下側まで至る場合もある。
構成は同一なので具体的な説明は省略するが、この例の半導体素子10も図4(A)を参照して既に説明した第1の実施の形態と同様に、複数がアレイ状に構成されてメモリセルを構成している。
第1導電型基板20の表面20a上には、複数の矩形状のセル領域200がマトリクス状に設定されている。
半導体装置10は、複数本の第1ビットライン202及び複数本の第2ビットライン204を有している。
第2ビットライン204は第1ビットライン202に対して直交する方向に延在している。
これら第1ビットライン202及び第2ビットライン204は、互いに電気的に非接続とされている、すなわち互いに電気的に独立している。
半導体装置10は、複数本のワード線210を具えている。ワード線210は、矩形状のセル領域200の対角線方向に延在しており、かつ複数のセル領域200にまたがって設けられている。ワード線210は、またがっている複数のセル領域200それぞれのゲート電極30に電気的に接続されている。
このような構成とすれば、ゲート電極30の底面積をより小さくすることができるため、トランジスタ(半導体装置)1つあたりの基板上に占める面積を減少させ、すなわちセルサイズを小型化し、集積度をより向上させることができる。
(半導体装置の製造方法例2)
図10、図11、図12、図13、図14及び図15を参照して、この例の半導体装置の製造方法例につき説明する。
図10(A)及び(B)は、製造工程を説明するための模式的な製造工程図である。図10(A)は平面的な概略図であり、図10(B)は図10(A)中のIV−IV’一点鎖線で切断した切断面を示す概略図である。
図11は、図10(B)に続く半導体装置の製造工程図である。
図12(A)は平面的な概略図であり、図12(B)は図12(A)中のIV−IV’一点鎖線で切断した切断面を示す概略図である。
図13(A)は平面的な概略図であり、図13(B)は図13(A)中のIV−IV’一点鎖線で切断した切断面を示す概略図である。
図14(A)は平面的な概略図であり、図14(B)は図14(A)中のIV−IV’一点鎖線で切断した切断面を示す概略図である。
図15(A)は図14(A)中のIII−III’一点鎖線で切断した切断面を示す概略図である。図15(B)は図14(A)中のIV−IV’一点鎖線で切断した図14(B)に続く切断面を示す概略図である。
なお、この例の製造工程について、既に説明した第1の実施の形態と同一番号を付してある構成については、同様に形成することができるので、その詳細な説明は省略する。
図10(A)及び(B)に示すように、まず、P型(第1導電型)基板20を準備する。P型基板20は表面20aと、この表面20aに対向する裏面20bとを有している。
上述の例と同様に、このP型シリコン基板20の表面20a側に、例えばLOCOS法により素子分離膜を形成し、素子分離膜により離間される複数のセル領域200をマトリクス状に設定する(素子分離膜は図示しない。)。
次に、P型基板20にN型(第2導電型)不純物である例えばヒ素(As)を注入して、前駆第2導電型注入領域24Xを形成する。
次に、露出しているP型基板の表面20a上に犠牲酸化膜37を形成する。犠牲酸化膜37は、従来公知の熱酸化工程により、形成すればよい。
この犠牲酸化膜37上に、犠牲窒化膜38を形成する。犠牲窒化膜38としては、例えばシリコン窒化膜を従来公知の例えばCVD法といった成膜方法により任意好適な条件で成膜すればよい。
次いで、図10に示すように、犠牲窒化膜38を従来公知のホトリソグラフィ及びエッチング工程により、パターニングする。
具体的には、犠牲窒化膜38上に、セル領域200に相当する領域を開口するレジストマスクを形成して、このレジストマスクをマスクとして用いて、犠牲窒化膜38を犠牲酸化膜37が露出するまでエッチングすることにより、犠牲窒化膜38を格子状にパターニングして、開口部38aを形成する。この開口部38は、犠牲窒化膜38の厚み方向の最も高い部分から犠牲酸化膜37の表面にまで至って、上部(上面)が解放されている略直方体状の空間、すなわち凹部を形成している。
開口部38aは第1の側面38aa、この第1の側面38aaと対向している第2の側面38ab、第1の側面38aa及び第2の側面38abの間に位置して第1の側面38aa及び第2の側面38abに連接している第3の側面38ac、第3の側面38acと対向しており第1の側面38aa及び第2の側面38abの間に位置して第1の側面38aa及び第2の側面38abに連接している第4の側面38adを有している。
次に、図11に示すように、露出した犠牲酸化膜37及び犠牲窒化膜38の全面に、側壁マスク酸化膜40Xを形成する。
さらに側壁マスク酸化膜40X上に、電子蓄積窒化膜50Xを形成する。
次に、電子蓄積窒化膜50X上に、側壁シリコン酸化膜60Xを形成する。
図12(A)及び(B)に示すように、次いで、犠牲窒化膜38の表面が露出するまで、側壁マスク酸化膜40X、電子蓄積窒化膜50X及び側壁シリコン酸化膜60Xそれぞれの一部分を除去して、犠牲窒化膜38の厚み方向の最高点から露出した第1導電型基板20の一部分にまで至っている、側壁マスク酸化層40、電子蓄積窒化層50及び側壁シリコン酸化層60が積層されているサイドウォール90を形成する。
この工程により、電子蓄積窒化層50は、開口部38aの第1の側面38aaに対向している第1部分領域50a、第2の側面38abに対向している第2部分領域50b、第3の側面38acに対向している第3部分領域50c及び第4の側面38adに対向している第4部分領域50dを含む構成として形成される。
さらに、開口部38aから露出している犠牲酸化膜37を、任意好適な条件で行われる例えばエッチング工程により選択的に除去する。
次いで、形成されたサイドウォール90及び残存した犠牲窒化膜38をマスクとして用いて、P型(第1導電型)不純物である例えばホウ素(B)を注入して、前駆第2導電型注入領域24Xを分離する。
図13(A)及び(B)に示すように、引き続き、露出した第1導電型基板20の表面に、ゲート酸化層32を形成する。
次いでこのゲート酸化層32上に、ゲートポリシリコン膜34Xを形成する。このゲートポリシリコン膜34Xを、犠牲窒化膜38が露出するまで除去する。この工程は、好ましくは、任意好適な条件で行われる例えばエッチング工程又はCMP工程により行うのがよい。
この工程により、犠牲窒化膜38の厚み方向の高さと実質的に同一の高さまで開口部(38a)内が埋め込まれるゲートポリシリコン層34が形成される。
このようにして、複数のセル領域200内それぞれにゲート酸化層32及びゲートポリシリコン層34が積層された複数のゲート電極30が完成する。
図14(A)及び(B)に示すように、次に、犠牲窒化膜38及びサイドウォール90から露出している犠牲酸化膜37を、任意好適な条件で行われるエッチング工程により選択的に除去する。
次いで、第2導電型の不純物を注入して、第1導電型基板20のセル領域200に、第2導電型注入領域24を形成する。
ゲート電極30及びサイドウォール90から露出している第1導電型基板20に第2導電型不純物71を注入して、ソース/ドレイン拡散層80を形成する。
以上の工程により、半導体装置(半導体素子)(10)が完成する。
さらに、図15(A)及び(B)に示すように、露出面全面、すなわち、第1導電型基板20の表面20a、素子分離膜25、サイドウォール90及びゲート電極30を覆う第1絶縁膜310を形成する。この第1絶縁膜310は、いわゆる層間絶縁膜である。従って、この工程は、任意好適な条件で行われる、例えばCVD法により、シリコン酸化膜を形成する工程とすればよい。
次いで、この第1絶縁膜310に、第1S/Dコンタクトホール411及び第1ゲートコンタクトホール421からなるコンタクトホールを従来公知のホトリソグラフィ工程及びエッチング工程により形成する。
第1S/Dコンタクトホール411は、ソース/ドレイン拡散層80に至ってその表面を露出させるコンタクトホールとして形成する。また、第1ゲートコンタクトホール421は、第1絶縁膜310を貫通して、ゲートポリシリコン層34の表面34aを露出させるコンタクトホールとして形成する。
次に、これらのコンタクトホールを導電性材料、好ましくは例えばタングステン(W)等により埋め込んで埋込みコンタクトを形成する。
すなわち、第1S/Dコンタクトホール411を埋め込んで、ソース/ドレイン拡散層80に電気的に接続される第1S/D埋込みコンタクト410aを形成する。また、第1ゲートコンタクトホール421を埋め込んで、ゲートポリシリコン層34に電気的に接続される第1ゲート埋込みコンタクト420aを形成する。第1S/D埋込みコンタクト410a及び第1ゲート埋込みコンタクト420aは、第1絶縁膜310の表面310aの高さと実質的にほぼ同一高さとなるように形成する。
次いで、図15(A)に示すように、第1ビットライン202を形成する。
第1ビットライン202は、第1絶縁膜310の表面310a上に延在しており、第1S/D埋込みコンタクト410aに電気的に接続して、すなわち第1S/D埋込みコンタクト410aの頂面410aaに接触させて形成する。
次に、この第1ビットライン202、第1絶縁膜310、第1S/D埋込みコンタクト410a及び第1ゲート埋込みコンタクト420aを覆う層間絶縁膜である第2絶縁膜320を形成する。
次いで、第2絶縁膜320を貫通して、第1S/D埋込みコンタクト410aの頂面410aaを露出する第2S/Dコンタクトホール412及び第1ゲート埋込みコンタクト420aの頂面420aaを露出する第2ゲートコンタクトホール422を従来公知のホトリソグラフィ工程及びエッチング工程により形成する。
次に、これらのコンタクトホールを導電性材料、好ましくは例えばタングステン(W)等により埋め込んで埋込みコンタクトを形成する。
すなわち、第2S/Dコンタクトホール412を埋め込んで、第1S/D埋込みコンタクト410aに電気的に接続される第2S/D埋込みコンタクト410bを形成する。また、第2ゲートコンタクトホール422を埋め込んで、第1ゲート埋込みコンタクト420aに電気的に接続される第2ゲート埋込みコンタクト420bを形成する。第2S/D埋込みコンタクト410b及び第2ゲート埋込みコンタクト420bは、第2絶縁膜320の表面320aの高さと実質的にほぼ同一高さとなるように形成する。
次いで、第2ビットライン204を形成する。
第2ビットライン204は、第2絶縁膜320の表面320a上に延在しており、第2S/D埋込みコンタクト410bに電気的に接続して、すなわち第2S/D埋込みコンタクト410bの頂面410baに接触させて形成する。
この第2ビットライン204は、好ましくは例えばタングステン、タングステンシリサイドといった導電性材料を用い、常法に従ってパターニング形成すればよい。
次に、この第2ビットライン204を覆う層間絶縁膜である第3絶縁膜330を形成する。この工程は、任意好適な条件で行われる、例えばCVD法により、シリコン酸化膜を形成する工程とすればよい。
図4(A)に対応させて説明すると、複数の第1ビットライン202それぞれは、マトリクス状に配置されている複数のセル領域200のうち、一方のセル領域200内の第1注入領域24a及び他方のセル領域200内の第2注入領域24bに接触しているソース/ドレイン拡散層80に電気的に接続されることになる。また、複数の第2ビットライン204は、第1ビットライン202とは電気的に独立して、一方のセル領域200内の第3注入領域24c及び他方のセル領域200内の第4注入領域24dに接触しているソース/ドレイン拡散層80に電気的に接続されることになる。
次いで、第3絶縁膜330を貫通して、第2ゲート埋込みコンタクト420bの頂面420baを露出する第3ゲートコンタクトホール423を従来公知のホトリソグラフィ工程及びエッチング工程により形成する。
次に、これらのコンタクトホールを導電性材料、好ましくは例えばタングステン(W)等により埋め込んで埋込みコンタクトを形成する。
すなわち、第3ゲートコンタクトホール423を埋め込んで、第2ゲート埋込みコンタクト420bに電気的に接続される第3ゲート埋込みコンタクト420cを形成する。この第3ゲート埋込みコンタクト420cは、第3絶縁膜330の表面330aの高さと実質的にほぼ同一高さとなるように形成する。
次いで、ワード線210を形成する。
ワード線210は、第3絶縁膜330の表面330a上に延在しており、第3ゲート埋込みコンタクト420cに電気的に接続して、すなわち第3ゲート埋込みコンタクト420cの頂面420caに接触させて形成する。
このワード線210は、好ましくは例えばタングステン、タングステンシリサイドといった導電性材料を用い、常法に従ってパターニング形成すればよい。
このように形成すれば、ゲート電極30及びサイドウォール90を合わせた寸法が、パターニング可能な最小寸法となるので、同一の製造装置(露光装置)を用いた場合には、ゲート長をより短く(小さく)することができる。
〔第3の実施の形態〕
(半導体装置の構成例3)
図16、図17、図18及び図19を参照して、この発明の半導体装置の構成例につき説明する。なお、この例の半導体装置は、第1の実施の形態の構成に比較して、ビットラインの構成に特徴を有している。このビットライン以外の素子構成については、第1の実施の形態とほぼ同様であるので、同一の構成については同一番号を付してその詳細な説明は省略する。
図16は、半導体装置を上面側から見た平面的な模式図である。
図17(A)、(B)及び(C)それぞれは、図16に示すVI−VI’一点鎖線、VII−VII’一点鎖線及びVIII−VIII’一点鎖線で切断した切断面をそれぞれ示す模式的な図である。
図18は、ワード線を具えた半導体装置を上面側から見た平面的な模式図である。
図19(A)、(B)及び(C)それぞれは、図16に示すVI−VI’一点鎖線、VII−VII’一点鎖線及びVIII−VIII’一点鎖線で切断した切断面をそれぞれ示す模式的な図である。
図16及び図17に示すように、半導体装置10は、例えば直方体、立方体といった略四角柱状のゲート電極30を有している。ゲート電極30は、第1導電型基板20の表面20a上に設けられている。
ゲート電極30は、ゲート酸化層32を含んでいる。このゲート酸化層32は、表面20aに接触して設けられている。
ゲート酸化層32上にはゲートポリシリコン層34が積層されて設けられている。また、このゲートポリシリコン層34上には、ゲートシリコン窒化層36が積層されて設けられている。
半導体素子10は、第2導電型注入領域24を具えている。第2導電型注入領域24は、第1導電型基板20の一部領域に設けられている。
第2導電型注入領域24は、ゲート電極30の端縁(側面31)より外側の領域に打ち込まれた不純物により、ゲート電極30より外側の領域、すなわちサイドウォール90の直下の領域を含む領域に設けられている。
半導体素子10は、サイドウォール90を有している。すなわち、ゲート電極30は、その側面31がサイドウォール90により覆われている。ゲート電極30の頂面30aはサイドウォール90から露出している。
サイドウォール90には、側壁マスク酸化層40、電子蓄積窒化層50及び側壁シリコン酸化層60が積層されて含まれている。
この例の半導体装置も図4(B)に示すように、電子蓄積窒化層50は、ゲート電極30の第1側面31aに対向している第1部分領域50a、第2側面31bに対向している第2部分領域50b、第3側面31cに対向している第3部分領域50c、及び第4側面31dに対向している第4部分領域50dを含んでいる。
側壁シリコン酸化層60は、電子蓄積窒化層50のうち、側面31上に相当する部分領域と第2導電型注入領域24上に相当する部分領域上を覆って設けられている。
半導体素子10はソース/ドレイン拡散層80を具えている。ソース/ドレイン拡散層80は、ゲート電極30及びサイドウォール70から露出している第1導電型基板20の部分領域に設けられている。
上述した構成を有する半導体素子10は、複数がマトリクスアレイ状に構成されて例えばメモリセルを構成する。
具体的には、第1導電型基板20の表面20aには、複数の矩形状のセル領域200がマトリクス状に設定されている。
図4(A)に示すように、半導体装置10は、複数本の第1ビットライン202及び複数本の第2ビットライン204を有している。
この例では、第1ビットライン202は、第3部分領域50cと、隣接するセル領域200の第4部分領域50dとの間に位置している。第2ビットライン204は、第1部分領域50aと隣接するセル領域200の第2部分領域50bとの間に位置している。また、これら第1ビットライン202及び第2ビットライン204は、互いに隣接する2つのセル領域200同士の境界に沿う方向に延在している。すなわち、平面的に見れば、この例においても第1の実施の形態と同様に第1ビットライン202は図面の上下方向に延在しており、第2ビットライン204は第1ビットライン202に対して直交する方向、すなわち図面の左右方向に延在している。
図17(A)に示すように、第1ビットライン202は、互いに隣接するセル領域200同士のゲート電極30同士間、かつ隣接するサイドウォール90同士の間に位置している。
この第1ビットライン202は、2つの隣接しているセル領域200のうち、一方のセル領域200内の第1注入領域24a及び他方のセル領域200内の第2注入領域24bに接触しているソース/ドレイン拡散層80に接触して電気的に接続されている。
この第1ビットライン202は、隣接する2つのサイドウォール90両方の外側に接触して設けられている。すなわち、この第1ビットライン202は、隣接する2つのサイドウォール90間を自己整合的に埋め込んで設けられている。
また第1ビットライン202は、サイドウォール90の高さよりも低い高さとして設けられている。
図17(C)に示すように、第1ビットライン202は、一方のセル領域200内の第3注入領域24c(図示せず)及び他方のセル領域200内の第4注入領域24d(図示せず)に接触してこれと電気的に接続されているソース/ドレイン拡散層80には接触しない、すなわち電気的に接続されないように設けられている。
図17(A)及び(C)に示すように、第1ビットライン202は、埋込み絶縁膜70により埋め込まれ、後述する第2ビットライン204及び第3注入領域24c及び第4注入領域24dに電気的に接続されているソース/ドレイン拡散層80から電気的に絶縁されている。
埋込み絶縁膜70は、サイドウォール90の高さと実質的に等しい高さまでサイドウォール90の外側を埋め込んで設けられている。
この埋込み絶縁膜70は、第1ビットライン202が不存在である領域、例えば後述する第2ビットライン(204)が延在するセル領域200同士間の領域には非形成とされる。
図17(B)に示すように、第2ビットライン204は、2つの隣接しているセル領域200のうち、一方のセル領域200内の第3注入領域24c及び他方のセル領域200内の第4注入領域24dに接触しているソース/ドレイン拡散層80に接触して電気的に接続されている。
この第2ビットライン204は、隣接する2つのサイドウォール90両方の外側に接触して設けられている。すなわち、この第2ビットライン204は、サイドウォール90が存在する領域においては、隣接する2つのサイドウォール90間を自己整合的に埋め込んで設けられている。また第2ビットライン204は、サイドウォール90が存在する領域においては、サイドウォール90の高さと実質的に等しい高さとして設けることができる。
図17(C)に示すように、第2ビットライン204は、第1ビットライン202をまたいで、かつ埋込み絶縁膜70により第1ビットライン202とは絶縁された状態で延在している。
図18及び図19に示すように、半導体装置10は、複数本のワード線210を具えている。ワード線210は、矩形状のセル領域200の対角線方向に延在しており、かつ複数のセル領域200にまたがって設けられている。ワード線210は、またがっている複数のセル領域200それぞれのゲート電極30に電気的に接続されている。
この例の半導体装置の構成によれば、第1及び第2ビットライン202及び204は、サイドウォール90の外側形状に対して自己整合的に設けることができる。従って、トランジスタ(半導体素子)のセルサイズをより小型化して集積度をより向上させることができる。
(半導体装置の製造方法例3)
図20、図21、図22、図23、図24及び図25を参照して、この発明の半導体装置の製造方法例につき説明する。
なお、この例の製造工程について、既に説明した第1の実施の形態と同一番号を付してある構成については、同様に形成することができるので、原則としてその詳細な説明は省略するが、他の実施の形態の説明で用いた図を適宜参照して説明する場合もある。
図20(A)及び(B)は、この発明の半導体装置の製造工程を説明するための模式的な製造工程図である。図20(A)は平面的な概略図であり、図20(B)は図20(A)中のVII−VII’一点鎖線で切断した切断面を示す概略図である。
図21(A)及び(B)は、図20に続く、この発明の半導体装置の製造工程を説明するための模式的な製造工程図である。
図22(A)及び(B)は、図21に続く、この発明の半導体装置の製造工程を説明するための模式的な製造工程図である。
図23(A)及び(B)は、図22に続く、この発明の半導体装置の製造工程を説明するための模式的な製造工程図である。
図24(A)及び(B)は、図23に続く、この発明の半導体装置の製造工程を説明するための模式的な製造工程図である。
図25(A)及び(B)は、図24に続く、この発明の半導体装置の製造工程を説明するための模式的な製造工程図である。
既に説明した図5(A)に示すように、まず、第1導電型基板20としてP型基板を準備する。第1導電型基板20は表面20aと、この表面20aに対向する裏面20bとを有している。
このP型基板の表面20a側に、素子分離膜25を形成し、素子分離膜25により離間される複数のセル領域200をマトリクス状に設定する。
次に、図5(C)に示すように、露出しているP型基板の表面20a上にゲート酸化膜32Xを形成する。
次いで、ゲート酸化膜32X上に、ゲートポリシリコン膜34Xを形成する。
さらに、ゲートポリシリコン膜34X上に、ゲートシリコン窒化膜36Xを形成する。
次に、ゲートシリコン窒化膜36X上に、レジストマスクを常法に従うホトリソグラフィ工程により形成する(図示しない。)。
次いで、このレジストマスクを用いてゲート酸化膜32X、ゲートポリシリコン膜34X及びゲートシリコン窒化膜36Xをパターニングして、図20(A)及び(B)に示すように、前駆ゲート電極30Xを形成する。
前駆ゲート電極30Xは、第1導電型基板20の表面20a上に設けられている前駆ゲート酸化層32Y、この前駆ゲート酸化層32Y上に設けられている前駆ゲートポリシリコン層34Y及びこの前駆ゲートポリシリコン層34Y上に設けられている前駆ゲートシリコン窒化層36Yの積層体として形成される。
前駆ゲート電極30Xは、第1側面31a、この第1側面31aと互いに平行に対向している第2側面31bを有するよう形成される。
前駆ゲート電極30Xは、矩形状の頂面を有している棒状の形状を有している。この前駆ゲート電極30Xは、セル領域200内にその幅が収まるように、セル領域200の矩形を構成する辺に沿う方向、この例では図の上下方向に、直線状かつ複数本が互いに平行に、ストライプ状に延在している。
図21(A)及び(B)に示すように、露出している第1導電型基板20の全面及び前駆ゲート電極30Xの全面を覆う側壁マスク酸化膜40Xを形成する。
前駆ゲート電極30Xをマスクとして用いて、第1導電型基板20に第2導電型の不純物21を注入し、第1側面31aに連接する第1注入領域24a、第2側面31bに連接する第2注入領域24bを含む前駆第2導電型注入領域24Xを形成する。
次に、既に説明した第1の実施の形態と同様にして、側壁マスク酸化膜40X上に、電子蓄積窒化膜(50X)を形成する(図示しない。)。
次いで、電子蓄積窒化膜上に、側壁シリコン酸化膜(60X)を形成する(図示しない。)。
さらに、図22(A)及び(B)に示すように、側壁マスク酸化膜40X、電子蓄積窒化膜(50X)及び側壁シリコン酸化膜(60X)それぞれの一部分を除去する。
この工程により前駆ゲート電極30Xの頂面30Xaを露出させており、かつ第1導電型基板20の一部分に至って第1側面31a全体及び第2側面31b全体を覆っている第1側壁マスク酸化層40Ya、第1電子蓄積窒化層50Ya及び第1側壁シリコン酸化層60Yaが積層されてなる第1サイドウォール90Xが形成される。
前駆ゲート電極30X及び第1サイドウォール90Xから露出している第1導電型基板20に、第2導電型の不純物71を注入して、前駆ソース/ドレイン拡散層80Xを形成する。
すなわち、この前駆ソース/ドレイン拡散層80Xは、前駆ゲート電極30Xの延在方向に沿って、第1側面31a及び第2側面31bを覆う第1サイドウォール90Xに連接するように形成される。
次に、図23(A)及び(B)及び既に説明した図17に示すように、任意好適な配線材料、好ましくは例えば、タングステン、タングステンシリサイドといった導電性材料を用い、任意好適な条件で行われる従来公知の配線形成工程により、第1ビットライン202を形成する。
この第1ビットライン202は、前駆ゲート電極30Xの延在方向に沿う方向に延在させて形成する。
上述したように、第1ビットライン202は、前駆ゲート電極30X同士間、すなわち隣接する異なる前駆ゲート電極30Xを覆う第1サイドウォール90Xの外側の間に位置させて、一方のセル領域200内の第1注入領域24a及び他方のセル領域200内の第2注入領域24bに接触している前駆ソース/ドレイン拡散層80Xに電気的に接続して形成する。
また、第1ビットライン202は、一方のセル領域200内の第3注入領域24c及び他方のセル領域200内の第4注入領域24dに接触してこれと電気的に接続されているソース/ドレイン拡散層80には接触しない、すなわち電気的に接続されないように形成する。
このとき、第1ビットライン202は、第1サイドウォール90Xの高さよりも低い高さとして、隣接する第1サイドウォール90X間を埋め込んで形成する。
埋込み絶縁膜70は、第1サイドウォール90Xの高さと実質的に等しい高さまで第1サイドウォール90Xの外側を埋め込んで設けられている。
この埋込み絶縁膜70は、第1ビットライン202が非存在の領域には非形成とする。
図24(A)及び(B)に示すように、前駆ゲート電極30Xを、従来公知のホトリソグラフィ工程及びエッチング工程により、複数の島状にパターニングする溝部206を形成して、前駆ゲート電極30Xを略四角柱状のゲート電極30として完成させる。
この溝部206は、複数の前駆ゲート電極30Xにまたがって、すなわち、この例では複数の前駆ゲート電極30Xの延在方向に対して直交する方向に形成する。
すなわち、この工程により、前駆ゲート電極30Xの頂面30Xaは、同一面積である複数のゲート電極30の頂面30aとして分割されて完成される。
また、頂面30aの各辺に連接しており、第1側面31a及び第2側面31bに加えて、この第1側面31a及び第2側面31bの間に位置して第1側面31a及び第2側面31bに連接して設けられている第3側面31c、第3側面31cと対向しており第1側面31a及び第2側面31bの間に位置して第1側面31a及び第2側面31bに連接して設けられている第4側面31dが形成される。
このとき、溝部206から露出する第3側面31c及び第4側面31dは、第1導電型基板20の表面20aにまで至って、すなわち、前駆ゲート酸化層32Y、前駆ゲートポリシリコン層34Y及び前駆ゲートシリコン窒化層36Yの積層体については完全に分断するが、第1サイドウォール90Xの一部分及びこれらの間隙を埋め込んでいる第1ビットライン202全体及び埋込み絶縁膜70の一部分を残存させてパターニングする。
このパターニング工程は、溝部206が第1ビットライン202は非露出、すなわち第1ビットライン202を完全な形で維持するように行われ、かつ埋込み絶縁膜70が残存するように、すなわち第1サイドウォール90X及び埋込み絶縁膜70の高さがセル領域200の第1サイドウォール90X及び埋込み絶縁膜70の高さよりも低くなるように行う。
このパターニング工程により、ゲート酸化層32、このゲート酸化層32上に設けられているゲートポリシリコン層34、このゲートポリシリコン層34上に設けられているゲートシリコン窒化層36を含み、第1側面31a、第2側面31b、第3側面31c及び第4側面31dそれぞれが矩形状のセル領域200を画成する辺それぞれに対向している複数のゲート電極30が、複数のセル領域200内それぞれに形成される。
図25(A)及び(B)に示すように、次いで、これら露出した第3側面31c及び第4側面31dに、第2サイドウォール90Yを形成する。
第2サイドウォール90Yを形成するにあたり、まず、溝部206内に、第2側壁マスク酸化層(膜)40Ybを形成する。
次に、形成されたゲート電極30をマスクとして用いて、第1導電型基板20に第2導電型の不純物を注入して、既に形成されている第1注入領域24a及び第2注入領域24bに加えて、第3側面31cに連接している第3注入領域24c、第4側面31dに連接している第4注入領域24dを上述の他の実施の形態で既に説明したイオン注入工程と同様の工程を行うことにより、前駆第2導電型注入領域24Xを第2導電型注入領域24として完成させる。
さらに、第2側壁マスク酸化層40Yb上に、第2電子蓄積窒化層(膜)50Ybを形成する。
次に、この第2電子蓄積窒化層50Yb上に、第2側壁シリコン酸化層(膜)60Ybを形成する。
第2側壁マスク酸化膜40Yb、第2電子蓄積窒化膜50Yb及び第2側壁シリコン酸化膜60Ybそれぞれの一部分を除去して、第2サイドウォール90Yを形成する。
第2サイドウォール90Yは、第1サイドウォール90Xと同様の構成を有していて、ゲート電極30の頂面30aを露出させている。
第2サイドウォール90Yは、第1導電型基板20の一部分に至って第3側面31c及び第4側面31dを覆っている。
第2サイドウォール90Yは、第1側壁マスク酸化層40Yaに連接している第2側壁マスク酸化層40Yb、第1電子蓄積窒化層50Yaに連接する第2電子蓄積窒化層50Yb及び第1側壁シリコン酸化層60Yaに連接する第2側壁シリコン酸化層60Ybが積層されて形成される。
このとき、第2電子蓄積窒化層50Ybは、第1部分領域50a及び第2部分領域50bに連接しており、第3側面31cに対向する第3部分領域50c及び第4側面31dに対向する第4部分領域50dを有することになる。
このようにして、第1サイドウォール90Xと相俟って、すなわち第1サイドウォール90Xと第2サイドウォール90Yとが一体となってサイドウォール90として完成する。
次いで、完成したゲート電極30及びサイドウォール90から露出しており、セル領域200の境界を挟んで対向している一方のゲート電極30の第3側面31cと他方のゲート電極30の第4側面31dとの間である第1導電型基板20に、第2導電型の不純物71を注入して、前駆ソース/ドレイン拡散層80Xをソース/ドレイン拡散層80として完成させる。
さらに、形成されたソース/ドレイン拡散層80が形成されている第1導電型基板20の領域、すなわちセル領域200の境界を挟んで対向している第3側面31cと第4側面31dとの間に位置する領域に、第1ビットライン202と同様の材料、同様の工程により、複数の第2ビットライン204を形成する。なお、第2ビットライン204は、サイドウォール90の高さと実質的に等しい高さとして形成するのがよい(図16、図17(B)を参照されたい。)。
この第2ビットライン204は、露出したソース/ドレイン拡散層80の直上に、このソース/ドレイン拡散層80に電気的に接続して形成する。このソース/ドレイン拡散層80は、一方のセル領域200の第3注入領域24c及び他方のセル領域200の第4注入領域24dに接触する拡散層である。
この第2ビットライン204は、既に形成されている第1ビットライン202とは異なる方向、すなわちこの例では直交する方向に延在させ、かつ第1ビットライン202とは電気的に独立して形成する。
第2ビットライン204は、第1ビットライン202と交差する部分において、第1ビットライン202を覆っている高さが低められているサイドウォール90及び埋込み絶縁膜70を越えて延在させる(図16、図17(C)を参照されたい。)。
このように、第2ビットライン204は、サイドウォール90同士が形成する谷間に露出するソース/ドレイン拡散層80上に自己整合的に形成することができる。
従って、ビットラインを含めた製造される半導体素子1単位あたりの平面的な面積をより小さくすることができる。よって、半導体素子の集積度をより向上させることができる。
既に説明した図18及び図19に示すように、次に、露出面全面、すなわち、基板20の表面20a、素子分離膜25、第2ビットライン204、サイドウォール90及びゲート電極30を覆う第1絶縁膜310を形成する。
次いで、この第1絶縁膜310に、第1ゲートコンタクトホール421を形成する。
第1ゲートコンタクトホール421は、第1絶縁膜310及びゲート電極30のゲートシリコン窒化層36を貫通して、ゲートポリシリコン層34の表面を露出させるコンタクトホールとして形成する。
次に、これらのコンタクトホールを導電性材料、好ましくは例えばタングステン(W)等により埋め込んで埋込みコンタクトを形成する。
すなわち、第1ゲートコンタクトホール421を埋め込んで、ゲートポリシリコン層34に電気的に接続される第1ゲート埋込みコンタクト420aを形成する。この第1ゲート埋込みコンタクト420aは、第1絶縁膜310の表面310aの高さと実質的にほぼ同一高さとなるように形成する。
次いで、ワード線210を形成する。
ワード線210は、上述したように第1絶縁膜310の表面310a上に、矩形状のセル領域200の対角線方向に延在しており、第1ゲート埋込みコンタクト420aに電気的に接続して、すなわち第1ゲート埋込みコンタクト420aの頂面420aaに接触させて形成する。
このような工程により、半導体装置を形成すれば、第1及び第2ビットライン202及び204は、サイドウォール90同士が形成する谷間に露出するソース/ドレイン拡散層80上に自己整合的に形成することができる。
従って、ビットラインを含めた製造される半導体素子1単位あたりの平面的な面積をより小さくすることができる。よって、半導体素子の集積度をより向上させることができる。
また、第1及び第2の実施の形態と比較して、第1及び第2ビットライン202及び204両方をサイドウォール90の高さ内に収めることができるので、半導体装置の薄型化、すなわち全体として半導体装置のサイズをより小型化することができる。
(A)及び(B)は、この発明の半導体装置の全体的な構成を説明するための模式的な斜視図である。図1(B)においては、ゲート電極及びサイドウォールの構成を理解しやすくするために一部を切り欠いて示してある。 半導体装置を図1(B)に示すI−I’一点鎖線又はII−II’一点鎖線で切断した切断面を示す模式的な図である。 (A)及び(B)は、ゲート電極の構成を説明するための模式的な斜視図である。 (A)は半導体装置の電気的な接続関係を説明するための模式図であり、(B)は(A)の一部拡大図である。 (A)〜(C)は、この発明の半導体装置の製造工程を説明するための模式的な製造工程図であり、(A)は平面的な概略図、(B)は(A)中のIII−III’一点鎖線で切断した切断面を示す概略図、(C)は(A)中のIV−IV’一点鎖線で切断した切断面を示す概略図である。 (A)〜(C)は、図5(A)中のIV−IV’一点鎖線と同位置で切断した切断面を示す、図5(C)から続く製造工程図である。 図6(C)に続く製造工程図である。 (A)は図5(A)中のIII−III’一点鎖線と同位置で切断した図7から続く製造工程図であり、(B)は図5(A)中のIV−IV’一点鎖線と同位置で切断した図7から続く製造工程図である。 (A)は、半導体装置を上面側から見た平面的な模式図であり、(B)は(A)に示すV−V’一点鎖線で切断した切断面を示す模式的な図である。 (A)及び(B)は、製造工程を説明するための模式的な製造工程図であり、(A)は平面的な概略図、(B)は(A)中のIV−IV’一点鎖線で切断した切断面を示す概略図である。 図10(B)に続く半導体装置の製造工程図である。 (A)は平面的な概略図であり、(B)は(A)中のIV−IV’一点鎖線で切断した切断面を示す概略図である。 (A)は平面的な概略図であり、(B)は(A)中のIV−IV’一点鎖線で切断した切断面を示す概略図である。 (A)は平面的な概略図であり、(B)は(A)中のIV−IV’一点鎖線で切断した切断面を示す概略図である。 (A)は図14(A)中のIII−III’一点鎖線で切断した切断面を示す概略図である。(B)は図14(A)中のIV−IV’一点鎖線で切断した切断面を示す概略図である。 半導体装置を上面側から見た平面的な模式図である。 (A)、(B)及び(C)それぞれは、図16に示すVI−VI’一点鎖線、VII−VII’一点鎖線及びVIII−VIII’一点鎖線で切断した切断面をそれぞれ示す模式的な図である。 ワード線を具えた半導体装置を上面側から見た平面的な模式図である。 (A)、(B)及び(C)それぞれは、図18に示すVI−VI’一点鎖線、VII−VII’一点鎖線及びVIII−VIII’一点鎖線で切断した切断面をそれぞれ示す模式的な図である。 (A)及び(B)は、この発明の半導体装置の製造工程を説明するための模式的な製造工程図である。(A)は平面的な概略図であり、(B)は(A)中のVII−VII’一点鎖線で切断した切断面を示す概略図である。 (A)及び(B)は、図20に続く、この発明の半導体装置の製造工程を説明するための模式的な製造工程図である。 (A)及び(B)は、図21に続く、この発明の半導体装置の製造工程を説明するための模式的な製造工程図である。 (A)及び(B)は、図22に続く、この発明の半導体装置の製造工程を説明するための模式的な製造工程図である。 (A)及び(B)は、図23に続く、この発明の半導体装置の製造工程を説明するための模式的な製造工程図である。 (A)及び(B)は、図24に続く、この発明の半導体装置の製造工程を説明するための模式的な製造工程図である。 従来技術の説明図である。
符号の説明
10:半導体装置(半導体素子)
20:第1導電型基板(P型シリコン基板)
20a:表面(露出面)
20b:裏面
21、71:第2導電型(N型)不純物
24:第2導電型(N型)注入領域
24a:第1注入領域
24b:第2注入領域
24c:第3注入領域
24d:第4注入領域
24X:前駆第2導電型注入領域
25:素子分離膜
30:ゲート電極
30X:前駆ゲート電極
30Xa、30a(36a):頂面
30b:底面
31:側面
31a:第1側面
31b:第2側面
31c:第3側面
31d:第4側面
32:ゲート酸化層
32X:ゲート酸化膜
32Y:前駆ゲート酸化層
34:ゲートポリシリコン層
34a:表面
34b底面
34X:ゲートポリシリコン膜
34Y:前駆ゲートポリシリコン層
36:ゲートシリコン窒化層
36X:ゲートシリコン窒化膜
36Y:前駆ゲートシリコン窒化層
37:犠牲酸化膜
38:犠牲窒化膜
38a:開口部
38aa:第1の側面
38ab:第2の側面
38ac:第3の側面
38ad:第4の側面
40:側壁マスク酸化層
40X:側壁マスク酸化膜
40Ya:第1側壁マスク酸化層
40Yb:第2側壁マスク酸化層
50:電子蓄積窒化層
50a:第1部分領域
50b:第2部分領域
50c:第3部分領域
50d:第4部分領域
50X:電子蓄積窒化膜
50Ya:第1電子蓄積窒化層
50Yb:第2電子蓄積窒化層
60:側壁シリコン酸化層
60X:側壁シリコン酸化膜
60Ya:第1側壁シリコン酸化層
60Yb:第2側壁シリコン酸化層
70:埋込み絶縁膜
80:ソース/ドレイン拡散層
80X:前駆ソース/ドレイン拡散層
90:サイドウォール
90X:第1サイドウォール
90Y:第2サイドウォール
100:セル電流ウインドウ(メモリウインドウ)
110:実線
120:点線
200:セル領域
200a:第1セル領域
200b:第2セル領域
200c:第3セル領域
200d:第4セル領域
202:第1ビットライン
202a:第1サブビットライン
202b:第2サブビットライン
202c:第3サブビットライン
204:第2ビットライン
204a:第1サブビットライン
204b:第2サブビットライン
204c:第3サブビットライン
206:溝部
210:ワード線
212:第1ワード線
214:第2ワード線
216:第3ワード線
310:第1絶縁膜
310a、320a、330a:表面
320:第2絶縁膜
330:第3絶縁膜
410a:第1S/D(ソース/ドレイン)埋込みコンタクト
410aa、410ba、420aa、420ba、420ca:頂面
411:第1S/Dコンタクトホール
410b:第2S/D埋込みコンタクト
412:第2S/Dコンタクトホール
420a:第1ゲート埋込みコンタクト
421:第1ゲートコンタクトホール
420b:第2ゲート埋込みコンタクト
422:第2ゲートコンタクトホール
420c:第3ゲート埋込みコンタクト
423:第3ゲートコンタクトホール

Claims (11)

  1. 第1導電型基板と、
    前記第1導電型基板の表面上に設けられているゲート酸化層、当該ゲート酸化層上に設けられているゲートポリシリコン層、当該ゲートポリシリコン層上に設けられているゲートシリコン窒化層の積層体を含む略四角柱状のゲート電極であって、矩形状の頂面、第1側面、当該第1側面と対向している第2側面、前記第1側面及び前記第2側面の間に位置している第3側面、及び当該第3側面と対向しており前記第1側面及び前記第2側面の間に位置している第4側面を有している当該ゲート電極と、
    前記ゲート電極より外側の領域を含む前記第1導電型基板に設けられており、前記第1側面に連接して設けられている第1注入領域、前記第2側面に連接して設けられている第2注入領域、前記第3側面に連接して設けられている第3注入領域、及び前記第4側面に連接して設けられている第4注入領域を含む第2導電型注入領域と、
    前記ゲート電極の頂面を露出させており、前記第1側面、前記第2側面、前記第3側面及び前記第4側面を覆っている側壁マスク酸化層、前記ゲート電極の前記第1側面に対向している第1部分領域、前記第2側面に対向している第2部分領域、前記第3側面に対向している第3部分領域、及び前記第4側面に対向している第4部分領域を含む電子蓄積窒化層及び側壁シリコン酸化層が積層されているサイドウォールと、
    前記ゲート電極及び前記サイドウォールから露出している前記第1導電型基板に設けられているソース/ドレイン拡散層と
    を具えていることを特徴とする半導体装置。
  2. 第1導電型基板と、
    前記第1導電型基板の表面上にマトリクス状に設定されている複数の矩形状のセル領域と、
    前記セル領域上に設けられているゲート酸化層、当該ゲート酸化層上に設けられているゲートポリシリコン層、当該ゲートポリシリコン層上に設けられているゲートシリコン窒化層の積層体を含む略四角柱状の当該ゲート電極であって、矩形状の頂面、第1側面、当該第1側面と対向している第2側面、前記第1側面及び前記第2側面の間に位置している第3側面、当該第3側面と対向しており前記第1側面及び前記第2側面の間に位置している第4側面を有しており、前記第1側面、前記第2側面、前記第3側面及び前記第4側面それぞれが矩形状の前記セル領域を画成する辺それぞれに対向させて、複数の前記セル領域それぞれに設けられている複数の当該ゲート電極と、
    前記ゲート電極より外側の領域を含む前記第1導電型基板に設けられており、前記第1側面に連接して設けられている第1注入領域、前記第2側面に連接して設けられている第2注入領域、前記第3側面に連接して設けられている第3注入領域、及び前記第4側面に連接して設けられている第4注入領域を含む第2導電型注入領域と、
    前記ゲート電極の頂面を露出させており、かつ前記第1側面、前記第2側面、前記第3側面及び前記第4側面を覆っていて、側壁マスク酸化層、前記ゲート電極の前記第1側面に対向している第1部分領域、前記第2側面に対向している第2部分領域、前記第3側面に対向している第3部分領域、及び前記第4側面に対向している第4部分領域を含む電子蓄積窒化層及び側壁シリコン酸化層が積層されているサイドウォールと、
    前記ゲート電極及び前記サイドウォールから露出している前記第1導電型基板に設けられているソース/ドレイン拡散層と、
    互いに隣接する2つの前記セル領域の境界に沿う方向に延在しており、一方の前記セル領域内の前記第1注入領域及び他方の前記セル領域内の前記第2注入領域に接触している前記ソース/ドレイン拡散層に電気的に接続される複数の第1ビットライン並びに当該第1ビットラインとは電気的に独立して、一方の前記セル領域内の前記第3注入領域及び他方の前記セル領域内の前記第4注入領域に接触している前記ソース/ドレイン拡散層に電気的に接続される複数の第2ビットラインと、
    複数の矩形状の前記セル領域の対角線方向に延在して、複数の前記セル領域それぞれの前記ゲート電極に電気的に接続されている複数のワード線と
    を具えていることを特徴とする半導体装置。
  3. 第1導電型基板上にゲート酸化膜を形成する工程と、
    前記ゲート酸化膜上に、ゲートポリシリコン膜を形成する工程と、
    前記ゲートポリシリコン膜上に、ゲートシリコン窒化膜を形成する工程と、
    前記ゲート酸化膜、前記ゲートポリシリコン膜及び前記ゲートシリコン窒化膜をパターニングして、前記第1導電型基板上に積層されているゲート酸化層、ゲートポリシリコン層及びゲートシリコン窒化層の積層体を含む略四角柱状のゲート電極であって、矩形状の頂面、第1側面、当該第1側面と対向している第2側面、前記第1側面及び前記第2側面の間に位置している第3側面、当該第3側面と対向しており前記第1側面及び前記第2側面の間に位置している第4側面を有している当該ゲート電極を形成する工程と、
    露出している前記第1導電型基板の全面及び前記ゲート電極の全面を覆っている側壁マスク酸化膜を形成する工程と、
    前記ゲート電極をマスクとして用いて第2導電型の不純物を注入し、前記ゲート電極より外側の領域を含む前記第1導電型基板に、前記第1側面に連接している第1注入領域、前記第2側面に連接している第2注入領域、前記第3側面に連接している第3注入領域、及び前記第4側面に連接している第4注入領域を含む第2導電型注入領域を形成する工程と、
    前記側壁マスク酸化膜上に、電子蓄積窒化膜を形成する工程と、
    前記電子蓄積窒化膜上に、側壁シリコン酸化膜を形成する工程と、
    前記側壁マスク酸化膜、前記電子蓄積窒化膜及び前記側壁シリコン酸化膜それぞれの一部分を除去して、前記ゲート電極の前記頂面を露出させており、前記第1導電型基板の一部分に至って前記第1側面、前記第2側面、前記第3側面及び前記第4側面を一体として覆っていて、側壁マスク酸化層、前記ゲート電極の前記第1側面に対向している第1部分領域、前記第2側面に対向している第2部分領域、前記第3側面に対向している第3部分領域及び前記第4側面に対向している第4部分領域を含む電子蓄積窒化層並びに側壁シリコン酸化層が積層されているサイドウォールを形成する工程と、
    前記ゲート電極及び前記サイドウォールから露出している前記第1導電型基板に、第2導電型の不純物を注入して、ソース/ドレイン拡散層を形成する工程と
    を含むことを特徴とする半導体装置の製造方法。
  4. 第1導電型基板の表面上にマトリクス状に配列される複数の矩形状のセル領域を設定する工程と、
    第1導電型基板上にゲート酸化膜を形成する工程と、
    前記ゲート酸化膜上に、ゲートポリシリコン膜を形成する工程と、
    前記ゲートポリシリコン膜上に、ゲートシリコン窒化膜を形成する工程と、
    前記ゲートシリコン窒化膜上に、ゲート電極形成用パターンを有するレジストマスクを形成する工程と、
    前記レジストマスクをマスクとして、前記ゲート酸化膜、ゲートポリシリコン膜及び前記ゲートシリコン窒化膜をパターニングして、矩形状の頂面、第1側面、当該第1側面と対向している第2側面、前記第1側面及び前記第2側面の間に位置している第3側面、当該第3側面と対向しており前記第1側面及び前記第2側面の間に位置している第4側面を有している略四角柱状のゲート電極であって、ゲート酸化層、当該ゲート酸化層上に設けられているゲートポリシリコン層、当該ゲートポリシリコン層上に設けられているゲートシリコン窒化層を含み、前記第1側面、前記第2側面、前記第3側面及び前記第4側面それぞれが矩形状の前記セル領域を画成する辺それぞれに対向している、複数の前記セル領域内それぞれに複数の当該ゲート電極を形成する工程と、
    露出している前記第1導電型基板の全面及び前記ゲート電極の全面を覆っている側壁マスク酸化膜を形成する工程と、
    前記ゲート電極をマスクとして用いて第2導電型の不純物を注入し、前記ゲート電極より外側の領域を含む前記第1導電型基板に、前記第1側面に連接している第1注入領域、前記第2側面に連接している第2注入領域、前記第3側面に連接している第3注入領域、及び前記第4側面に連接している第4注入領域を含む第2導電型注入領域を形成する工程と、
    前記側壁マスク酸化膜上に、電子蓄積窒化膜を形成する工程と、
    前記電子蓄積窒化膜上に、側壁シリコン酸化膜を形成する工程と、
    前記側壁マスク酸化膜、前記電子蓄積窒化膜及び前記側壁シリコン酸化膜それぞれの一部分を除去して、前記ゲート電極の前記頂面を露出させており、前記第1導電型基板の一部分に至って前記第1側面、前記第2側面、前記第3側面及び前記第4側面を一体として覆っている、側壁マスク酸化層、前記ゲート電極の前記第1側面に対向している第1部分領域、前記第2側面に対向している第2部分領域、前記第3側面に対向している第3部分領域及び前記第4側面に対向している第4部分領域を含む電子蓄積窒化層並びに側壁シリコン酸化層が積層されているサイドウォールを形成する工程と、
    前記ゲート電極及び前記サイドウォールから露出している前記第1導電型基板に、第2導電型の不純物を注入して、ソース/ドレイン拡散層を形成する工程と、
    互いに隣接する2つの前記セル領域の境界に沿う方向に延在しており、一方の前記セル領域内の前記第1注入領域及び他方の前記セル領域内の前記第2注入領域に接触している前記ソース/ドレイン拡散層に電気的に接続される複数の第1ビットライン並びに当該第1ビットラインとは電気的に独立して、一方の前記セル領域内の前記第3注入領域及び他方の前記セル領域内の前記第4注入領域に接触している前記ソース/ドレイン拡散層に電気的に接続される複数の第2ビットラインを含むビットラインを形成する工程と
    複数の矩形状の前記セル領域の対角線方向に延在させ、当該対角線上に位置する複数の前記セル領域それぞれの前記ゲート電極に電気的に接続して、複数のワード線を形成する工程と
    を含むことを特徴とする半導体装置の製造方法。
  5. 前記第1導電型基板はP型基板であり、前記第2導電型の不純物はN型の不純物として前記工程が行われることを特徴とする請求項3又は4に記載の製造方法。
  6. 第1導電型基板と、
    矩形状の頂面、当該頂面と対向しており前記頂面よりも小さい面積を有している底面、第1側面、当該第1側面と対向している第2側面、前記第1側面及び前記第2側面の間に位置している第3側面、当該第3側面と対向しており前記第1側面及び前記第2側面の間に位置している第4側面を有している略四角柱状のゲート電極であって、前記第1導電型基板の表面上に設けられているゲート酸化層、当該ゲート酸化層上に設けられているゲートポリシリコン層を含む当該ゲート電極と、
    前記ゲート電極より外側の領域を含む前記第1導電型基板に設けられており、前記第1側面に連接して設けられている第1注入領域、前記第2側面に連接して設けられている第2注入領域、前記第3側面に連接して設けられている第3注入領域、及び前記第4側面に連接して設けられている第4注入領域を含む第2導電型注入領域と、
    前記ゲート電極の頂面を露出させているサイドウォールであって、前記第1側面、前記第2側面、前記第3側面及び前記第4側面を覆って設けられている側壁シリコン酸化層、前記ゲート電極の前記第1側面に対向している第1部分領域、前記第2側面に対向している第2部分領域、前記第3側面に対向している第3部分領域及び前記第4側面に対向している第4部分領域を含む電子蓄積窒化層、並びに当該電子蓄積窒化層を覆っている側壁マスク酸化層が積層されている当該サイドウォールと、
    前記ゲート電極及び前記サイドウォールから露出している前記第1導電型基板に設けられているソース/ドレイン拡散層と
    を具えていることを特徴とする半導体装置。
  7. 第1導電型基板と、
    前記第1導電型基板の表面上にマトリクス状に設定されている複数の矩形状のセル領域と、
    矩形状の頂面、当該頂面と対向しており前記頂面よりも小さい面積を有している底面、第1側面、当該第1側面と対向している第2側面、前記第1側面及び前記第2側面の間に位置している第3側面、当該第3側面と対向しており前記第1側面及び前記第2側面の間に位置している第4側面を有している略四角柱状のゲート電極であって、前記第1導電型基板の表面上に設けられているゲート酸化層、当該ゲート酸化層上に設けられているゲートポリシリコン層を含む前記ゲート電極と、
    前記ゲート電極より外側の領域を含む前記第1導電型基板に設けられており、前記第1側面に連接して設けられている第1注入領域、前記第2側面に連接して設けられている第2注入領域、前記第3側面に連接して設けられている第3注入領域、及び前記第4側面に連接して設けられている第4注入領域を含む第2導電型注入領域と、
    前記ゲート電極の頂面を露出させているサイドウォールであって、前記第1側面、前記第2側面、前記第3側面及び前記第4側面を覆って設けられている側壁シリコン酸化層、前記ゲート電極の前記第1側面に対向している第1部分領域、前記第2側面に対向している第2部分領域、前記第3側面に対向している第3部分領域及び前記第4側面に対向している第4部分領域を含む電子蓄積窒化層、並びに当該電子蓄積窒化層を覆っている側壁マスク酸化層が積層されている当該サイドウォールと、
    前記ゲート電極及び前記サイドウォールから露出している前記第1導電型基板に設けられているソース/ドレイン拡散層と、
    互いに隣接する2つの前記セル領域の境界に沿う方向に延在しており、一方の前記セル領域内の前記第1注入領域及び他方の前記セル領域内の前記第2注入領域に接触している前記ソース/ドレイン拡散層に電気的に接続される複数の第1ビットライン並びに当該第1ビットラインとは電気的に独立して、一方の前記セル領域内の前記第3注入領域及び他方の前記セル領域内の前記第4注入領域に接触している前記ソース/ドレイン拡散層に電気的に接続される複数の第2ビットラインを含むビットラインと、
    複数の矩形状の前記セル領域の対角線方向に延在して、複数の前記セル領域それぞれの前記ゲート電極に電気的に接続されている複数のワード線と
    を具えていることを特徴とする半導体装置。
  8. 前記第1導電基板上に、犠牲酸化膜を形成する工程と、
    前記犠牲酸化膜上に犠牲窒化膜を形成する工程と、
    前記犠牲窒化膜を、前記犠牲酸化膜が露出するまでパターニングして、第1の側面、当該第1の側面と対向している第2の側面、前記第1の側面及び前記第2の側面の間に位置している第3の側面、当該第3の側面と対向しており前記第1の側面及び前記第2の側面の間に位置している第4の側面を有する略直方体状の開口部を形成する工程と、
    露出した前記犠牲酸化膜及び前記犠牲窒化膜の全面に、側壁マスク酸化膜を形成する工程と、
    前記側壁マスク酸化膜上に、電子蓄積窒化膜を形成する工程と、
    前記電子蓄積窒化膜上に、側壁シリコン酸化膜を形成する工程と、
    前記側壁マスク酸化膜、前記電子蓄積窒化膜及び前記側壁シリコン酸化膜それぞれの一部分を除去して、前記犠牲窒化膜を露出させており、前記第1導電型基板の一部分に至っている、側壁マスク酸化層、複数の前記開口部の前記第1の側面に対向している第1部分領域、前記第2の側面に対向している第2部分領域、前記第3の側面に対向している第3部分領域及び前記第4の側面に対向している第4部分領域を含む電子蓄積窒化層並びに側壁シリコン酸化層が積層されているサイドウォールを形成する工程と、
    前記開口部から露出している前記犠牲酸化膜を除去して、露出した前記第1導電型基板上に、ゲート酸化層を形成する工程と、
    前記ゲート酸化層上に、前記犠牲窒化膜の高さと同一の高さまで前記開口部内が埋め込まれるゲートポリシリコン層を形成して、複数の前記セル領域内それぞれに複数のゲート電極を完成させる工程と、
    前記犠牲窒化膜を除去して、第2導電型の不純物を注入して、前記第1導電型基板に、第2導電型注入領域を形成する工程と、
    前記サイドウォール及びゲート電極から露出している前記犠牲酸化膜に第2導電型の不純物を注入して、前記第1導電型基板にソース/ドレイン拡散層を形成する工程と
    を含むことを特徴とする半導体装置の製造方法。
  9. 第1導電型基板の表面上にマトリクス状に配列される複数の矩形状のセル領域を設定する工程と、
    前記第1導電基板上に、犠牲酸化膜を形成する工程と、
    前記犠牲酸化膜上に犠牲窒化膜を形成する工程と、
    前記犠牲窒化膜を、前記犠牲酸化膜が露出するまでパターニングして、第1の側面、当該第1の側面と対向している第2の側面、前記第1の側面及び前記第2の側面の間に位置している第3の側面、当該第3の側面と対向しており前記第1の側面及び前記第2の側面の間に位置している第4の側面を有する略直方体状の開口部を形成する工程と、
    露出した前記犠牲酸化膜及び前記犠牲窒化膜の全面に、側壁マスク酸化膜を形成する工程と、
    前記側壁マスク酸化膜上に、電子蓄積窒化膜を形成する工程と、
    前記電子蓄積窒化膜上に、側壁シリコン酸化膜を形成する工程と、
    前記側壁マスク酸化膜、前記電子蓄積窒化膜及び前記側壁シリコン酸化膜それぞれの一部分を除去して、前記犠牲窒化膜を露出させており、前記第1導電型基板の一部分に至っている、側壁マスク酸化層、複数の前記開口部の前記第1の側面に対向している第1部分領域、前記第2の側面に対向している第2部分領域、前記第3の側面に対向している第3部分領域及び前記第4の側面に対向している第4部分領域を含む電子蓄積窒化層並びに側壁シリコン酸化層が積層されているサイドウォールを形成する工程と、
    前記開口部から露出している前記犠牲酸化膜を除去して、露出した前記第1導電型基板上に、ゲート酸化層を形成する工程と、
    前記ゲート酸化層上に、前記犠牲窒化膜の高さと同一の高さまで前記開口部内が埋め込まれるゲートポリシリコン層を形成して、複数の前記セル領域内それぞれに複数のゲート電極を完成させる工程と、
    前記犠牲窒化膜を除去して、第2導電型の不純物を注入して、前記第1導電型基板に、第2導電型注入領域を形成する工程と、
    前記サイドウォール及びゲート電極から露出している前記犠牲酸化膜に第2導電型の不純物を注入して、前記第1導電型基板にソース/ドレイン拡散層を形成する工程と、
    互いに隣接する2つの前記セル領域の境界に沿う方向に延在しており、一方の前記セル領域内の前記第1注入領域及び他方の前記セル領域内の前記第2注入領域に接触している前記ソース/ドレイン拡散層に電気的に接続される複数の第1ビットライン並びに当該第1ビットラインとは電気的に独立して、一方の前記セル領域内の前記第3注入領域及び他方の前記セル領域内の前記第4注入領域に接触している前記ソース/ドレイン拡散層に電気的に接続される複数の第2ビットラインを含むビットラインを形成する工程と、
    複数の矩形状の前記セル領域の対角線方向に延在させ、当該対角線上に位置する複数の前記セル領域それぞれの前記ゲート電極に電気的に接続して、複数のワード線を形成する工程と
    を含むことを特徴とする半導体装置の製造方法。
  10. 第1導電型基板と、
    前記第1導電型基板の表面上にマトリクス状に設定されている複数の矩形状のセル領域と、
    矩形状の頂面、当該頂面の各辺に連接しており、第1側面、当該第1側面と対向している第2側面、前記第1側面及び前記第2側面の間に位置している第3側面、当該第3側面と対向しており前記第1側面及び前記第2側面の間に位置している第4側面を有している略四角柱状のゲート電極であって、前記セル領域上に設けられているゲート酸化層、当該ゲート酸化層上に設けられているゲートポリシリコン層、当該ゲートポリシリコン層上に設けられているゲートシリコン窒化層を含み、前記第1側面、前記第2側面、前記第3側面及び前記第4側面それぞれが矩形状の前記セル領域を画成する辺それぞれに対向して、複数の前記セル領域それぞれに設けられている複数の当該ゲート電極と、
    前記ゲート電極より外側の領域を含む前記第1導電型基板に設けられており、前記第1側面に連接して設けられている第1注入領域、前記第2側面に連接して設けられている第2注入領域、前記第3側面に連接して設けられている第3注入領域、及び前記第4側面に連接して設けられている第4注入領域を含む第2導電型注入領域と、
    前記ゲート電極の頂面を露出させており、かつ前記第1側面、前記第2側面、前記第3側面及び前記第4側面を覆っていて、側壁マスク酸化層、前記ゲート電極の前記第1側面に対向している第1部分領域、前記第2側面に対向している第2部分領域、前記第3側面に対向している第3部分領域、及び前記第4側面に対向している第4部分領域を含む電子蓄積窒化層及び側壁シリコン酸化層が積層されているサイドウォールと、
    前記ゲート電極及び前記サイドウォールから露出している前記第1導電型基板に設けられているソース/ドレイン拡散層と、
    互いに隣接する2つの前記セル領域の境界に沿う方向に延在して前記セル領域の境界を挟んで対向している前記第1側面と前記第2側面との間に位置し、前記ソース/ドレイン拡散層に電気的に接続される複数の第1ビットラインと、
    前記第1ビットラインを埋め込み、当該第1ビットラインが非存在の前記セル領域同士間の領域には非存在とされる埋込み絶縁膜と、
    互いに隣接する2つの前記セル領域の境界に沿う方向に延在して前記セル領域の境界を挟んで対向している前記第3側面と前記第4側面との間に位置し、前記第1ビットラインとは電気的に独立して、前記第1ビットラインを覆う埋込み絶縁膜を越えて前記ソース/ドレイン拡散層上に延在し、当該ソース/ドレイン拡散層に電気的に接続される複数の第2ビットラインと、
    複数の矩形状の前記セル領域の対角線方向に延在して、複数の前記セル領域それぞれの前記ゲート電極に電気的に接続されている複数のワード線と
    を具えていることを特徴とする半導体装置。
  11. 第1導電型基板の表面上にマトリクス状に配列される複数の矩形状のセル領域を設定する工程と、
    第1導電型基板上にゲート酸化膜を形成する工程と、
    前記ゲート酸化膜上に、ゲートポリシリコン膜を形成する工程と、
    前記ゲートポリシリコン膜上に、ゲートシリコン窒化膜を形成する工程と、
    前記ゲート酸化膜、前記ゲートポリシリコン膜及び前記ゲートシリコン窒化膜をパターニングして、矩形状の頂面を有する前駆ゲート電極を形成する工程であって、前記セル領域内に当該前駆ゲート電極の幅が収まるように前記セル領域の矩形を構成する辺に沿う方向に互いに平行にストライプ状に延在しており、第1側面、当該第1側面と対向している第2側面を有する複数の前記前駆ゲート電極を形成する工程と、
    露出している前記第1導電型基板の全面及び前記前駆ゲート電極の全面を覆う側壁マスク酸化膜を形成する工程と、
    前記前駆ゲート電極をマスクとして用いて、第2導電型の不純物を注入し、前記第1側面に連接する前記第1導電型基板に設けられる第1注入領域、前記第2側面に連接して前記第1導電型基板に設けられる第2注入領域を含む前駆第2導電型注入領域を形成する工程と、
    前記側壁マスク酸化膜上に、電子蓄積窒化膜を形成する工程と、
    前記電子蓄積窒化膜上に、側壁シリコン酸化膜を形成する工程と、
    前記側壁マスク酸化膜、前記電子蓄積窒化膜及び前記側壁シリコン酸化膜それぞれの一部分を除去して、前記前駆ゲート電極の前記頂面を露出させており、前記第1導電型基板の一部分に至って前記第1側面及び前記第2側面を覆っている、第1側壁マスク酸化層、前記前駆ゲート電極の前記第1側面に対向している第1部分領域及び前記第2側面に対向している第2部分領域を含む第1電子蓄積窒化層並びに第1側壁シリコン酸化層が積層されている第1サイドウォールを形成する工程と、
    前記前駆ゲート電極及び前記第1サイドウォールから露出している前記第1導電型基板に、第2導電型の不純物を注入して、前駆ソース/ドレイン拡散層を形成する工程と、
    前記前駆ゲート電極の延在方向に沿う方向に延在しており、前記前駆ゲート電極同士間に位置して一方の前記セル領域内の前記第1注入領域及び他方の前記セル領域内の前記第2注入領域に接触している前記前駆ソース/ドレイン拡散層に電気的に接続される複数の第1ビットラインを形成する工程と、
    前記第1ビットラインを埋め込み、当該第1ビットラインが非存在の前記セル領域同士間の領域には非形成とされる埋込み絶縁膜を形成する工程と、
    前記前駆ゲート電極をパターニングし、かつ前記第1ビットラインを非露出とする溝部を形成して、矩形状の頂面、前記第1側面、前記第2側面、前記第1側面及び前記第2側面の間に位置している第3側面、当該第3側面と対向しており前記第1側面及び前記第2側面の間に位置している第4側面を有している略四角柱状のゲート電極であって、ゲート酸化層、当該ゲート酸化層上に設けられているゲートポリシリコン層、当該ゲートポリシリコン層上に設けられているゲートシリコン窒化層を含み、前記第1側面、前記第2側面、前記第3側面及び前記第4側面それぞれが矩形状の前記セル領域を画成する辺それぞれに対向している複数の前記ゲート電極を、複数の前記セル領域内それぞれに形成する工程と、
    露出している前記第3側面及び第4側面を覆う第2側壁マスク酸化膜を形成する工程と、
    前記ゲート電極をマスクとして用いて、第2導電型の不純物を注入し、前記第3側面に連接して前記第1導電型基板に設けられる第3注入領域、前記第4側面に連接して前記第1導電型基板に設けられる第4注入領域を形成して、前駆第2導電型注入領域を第2導電型注入領域として完成させる工程と、
    前記第2側壁マスク酸化膜上に、第2電子蓄積窒化膜を形成する工程と、
    前記第2電子蓄積窒化膜上に、第2側壁シリコン酸化膜を形成する工程と、
    前記第2側壁マスク酸化膜、前記第2電子蓄積窒化膜及び前記第2側壁シリコン酸化膜それぞれの一部分を除去して、前記ゲート電極の前記頂面を露出させており、前記第1導電型基板の一部分に至って前記第3側面及び前記第4側面を覆っており、前記第1側壁マスク酸化層に連接している第2側壁マスク酸化層、前記ゲート電極の前記第3側面に対向している第3部分領域及び前記第4側面に対向している第4部分領域を含み、前記第1部分領域及び前記第2部分領域に連接する第2電子蓄積窒化層並びに第2側壁シリコン酸化層が積層されている第2サイドウォールを形成する工程と、
    前記ゲート電極及び前記第2サイドウォールから露出しており、前記セル領域の境界を挟んで対向している前記第3側面と前記第4側面との間である前記第1導電型基板に、第2導電型の不純物を注入して、前駆ソース/ドレイン拡散層をソース/ドレイン拡散層として完成させる工程と、
    前記セル領域の境界を挟んで対向している前記第3側面と前記第4側面との間に位置し、前記第1ビットラインとは電気的に独立して、前記第1ビットラインを覆う埋込み絶縁膜を越えて前記ソース/ドレイン拡散層上に延在し、当該ソース/ドレイン拡散層に電気的に接続される複数の第2ビットラインを形成する工程と、
    複数の矩形状の前記セル領域の対角線方向に延在させ、当該対角線上に位置する複数の前記セル領域それぞれの前記ゲート電極に電気的に接続して、複数のワード線を形成する工程と
    を含むことを特徴とする半導体装置の製造方法。
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