JP2007272259A - 透明タッチスイッチ - Google Patents
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Abstract
【課題】透過型静電容量式マトリクスタッチスイッチ、抵抗膜式マトリクスタッチスイッチの、複数のパターンからなる透明導電膜が入力面側から見えず、見栄えの良い透明タッチスイッチを提供する。
【解決手段】透明タッチスイッチの入力面側に円偏光板を貼着し、透明タッチスイッチを構成する第1面状基板の透明導電膜と第2面状基板の透明導電膜が積層膜であり、積層膜が、二酸化シリコン層、シリコン錫酸化物層、インジュウム錫酸化物層からなる透明タッチスイッチ。
【選択図】図1
【解決手段】透明タッチスイッチの入力面側に円偏光板を貼着し、透明タッチスイッチを構成する第1面状基板の透明導電膜と第2面状基板の透明導電膜が積層膜であり、積層膜が、二酸化シリコン層、シリコン錫酸化物層、インジュウム錫酸化物層からなる透明タッチスイッチ。
【選択図】図1
Description
本発明は、複数のパターンからなる透明導電膜を有する透明タッチスイッチに関する。
透明タッチスイッチは透明タッチパネルとも呼ばれ、マトリクス型とアナログ型に大別できる。一般的に文字入力対応が可能なアナログ型、多点同時入力が可能なマトリクス型は、それぞれ利点を活かして用いられる。マトリクス型はデジタル型とも呼ばれている。
マトリクス型の一例として、抵抗膜式マトリクスタッチスイッチがある。これは透明性を有する基板上に、導電膜が形成されてなる透明導電性基板を2枚用い、各導電膜が対面するようにドットスペーサーを介して形成したものがあり、一方の基板にタッチすることにより導電膜同士が接触して、導通状態となる。導電膜として一様な抵抗性を有する導電膜にエッチング等を施すことにより不要部の導電膜を除去して短冊状に形成し、対面する短冊状導電膜が直交するように配置して、タッチ座標を直接検出する。(例えば、特許文献1参照。)
その他の例として、透過型静電容量式マトリクスタッチスイッチがある。透過型静電容量式マトリクスタッチスイッチは、センサトレース(導体の細い線)の容量変化を検出し、伝導物体の接近を決定するように構成されたセンサトレース及びプロセッサを有する容量センサシステムである。更に云えば、センサトレースは第1の方向に定位された第1の複数のセンサトレースの一部分であり、プロセッサはセンサトレースの容量変化を検出し、第1の次元の指の接近及びその位置を決定する。より詳細には、システムは第2の次元に定位された第2の複数のセンサトレースをさらに備え、プロセッサは第1の複数のセンサトレース及び第2の複数のセンサトレースの容量変化を検出し、第1及び第2の次元に沿った伝導物体の接近及び位置を決定するようにさらに構成されている。この発明の好適な伝導物体は人間の指であるが、伝導スタイラスまたは他の適当な装置も同様に使用可能である。また、センサトレースは、基板に一様に塗布した導電膜をパターニングして、細線に加工する手法が用いられている。(例えば、特許文献2参照。)
これらは液晶やCRTなどの上に装着して用いるが、いずれの場合もマトリクス型である故、透明導電膜パターンが目立ち、見栄えを悪くしていた。
その対応として、透明導電膜部分を広げ視認性を向上させる方法がある。(例えば、特許文献3参照。)しかし、透明導電膜部を広げるにも制約があり、パターンの境界は改善出来なかった。
そこで、本発明は透明タッチスイッチに用いられる複数のパターンからなる透明導電膜において、そのパターンが目立たない透明タッチスイッチを提供することを、その課題とするものである。
上記課題を達成するために、請求項1の発明の透明タッチスイッチは、それぞれ、表面に複数のパターンからなる透明導電膜を有し積層される入力面側の第1面状基板と、入力面側でない第2面状基板からなる透明タッチスイッチにおいて、前記透明タッチスイッチの入力面側に円偏光板を貼着したことを特徴としている。
請求項2の発明の透明タッチスイッチは、請求項1に記載の透明タッチスイッチにおいて、前記透明タッチスイッチの第1面状基板の透明導電膜と第2面状基板の透明導電膜とが、空気層を挟んで対向し、前記第1面状基板が可撓性を有することを特徴としている。
請求項3の発明の透明タッチスイッチは、請求項1に記載の透明タッチスイッチにおいて、前記透明タッチスイッチの第1面状基板の透明導電膜と第2面状基板の透明導電膜とが、フィルム及び/又は粘着材からなる絶縁層を挟んで対向することを特徴としている。
請求項4の発明の透明タッチスイッチは、請求項1と請求項3のいずれかに記載の透明タッチスイッチにおいて、前記透明タッチスイッチの第1面状基板の透明導電膜と第2面状基板の透明導電膜とが、対向することなく共に入力面側、又は反入力面側に配されていることを特徴としている。
請求項5の発明の透明タッチスイッチは、請求項1〜4のいずれかに記載の透明タッチスイッチにおいて、前記透明導電膜が積層膜であることを特徴としている。
請求項6の発明の透明タッチスイッチは、請求項1〜5のいずれかに記載の透明タッチスイッチにおいて、前記透明導電膜の積層膜が、二酸化シリコン層、シリコン錫酸化物層、インジュウム錫酸化物層からなることを特徴としている。
本発明の透明タッチスイッチは、複数のパターンからなる透明導電膜においてそのパターンが目立たなく、視認性の向上を提供する。
本発明の実施の形態を以下に述べる。各図面は構成が分かり易いように描いたため、実寸比でなく、部分的に拡大または縮小されている。
(実施の形態)
図1は本発明による透明タッチスイッチの基本例の説明図であり、透過型静電容量式マトリクスタッチスイッチに対応している。図2は本発明による透明タッチスイッチの他の一例の説明図であり、抵抗膜式マトリクスタッチスイッチに対応している。
透明基板11と透明導電膜12からなる第1面状基板1と、透明基板21と透明導電膜22からなる第2面状基板2とが、粘着材8又は粘着材9で貼着されている。そして更に第1面状基板1は、直線偏光板4とλ/4位相差板5とからなる円偏光板6が、粘着材7で貼着されている。
図1は本発明による透明タッチスイッチの基本例の説明図であり、透過型静電容量式マトリクスタッチスイッチに対応している。図2は本発明による透明タッチスイッチの他の一例の説明図であり、抵抗膜式マトリクスタッチスイッチに対応している。
透明基板11と透明導電膜12からなる第1面状基板1と、透明基板21と透明導電膜22からなる第2面状基板2とが、粘着材8又は粘着材9で貼着されている。そして更に第1面状基板1は、直線偏光板4とλ/4位相差板5とからなる円偏光板6が、粘着材7で貼着されている。
可撓性基板
図2のように、第1面状基板1と第2面状基板2とが粘着材9で非感知エリアである周囲のみ貼着されている場合、第1面状基板1は可撓性を有する基板を用いることが出来る。
可撓性を有する基板は、透明性を有する各種のプラスチックフィルムを使用出来、具体的にはポリエチレンテレフタレート(PET)、ポリエチレンナフタレート(PEN)、ポリエーテルサルフォン(PES)、ポリエーテルエーテルケトン(PEEK)、ポリカーボネイト(PC)、ポリプロピレン(PP)、ポリアミド(PA)、ポリアクリル(PAC)、脂肪族環状ポリオレフィン、ノルボルネン系の熱可塑性透明樹脂など、またはそれらの積層体などがあげられる。フィルム基板は、片面、又は両面にハードコート加工を施してもよく、フィルム基板の厚みとしては、通例20〜500μmが好ましい。
図2のように、第1面状基板1と第2面状基板2とが粘着材9で非感知エリアである周囲のみ貼着されている場合、第1面状基板1は可撓性を有する基板を用いることが出来る。
可撓性を有する基板は、透明性を有する各種のプラスチックフィルムを使用出来、具体的にはポリエチレンテレフタレート(PET)、ポリエチレンナフタレート(PEN)、ポリエーテルサルフォン(PES)、ポリエーテルエーテルケトン(PEEK)、ポリカーボネイト(PC)、ポリプロピレン(PP)、ポリアミド(PA)、ポリアクリル(PAC)、脂肪族環状ポリオレフィン、ノルボルネン系の熱可塑性透明樹脂など、またはそれらの積層体などがあげられる。フィルム基板は、片面、又は両面にハードコート加工を施してもよく、フィルム基板の厚みとしては、通例20〜500μmが好ましい。
固定基板
図1のように、第1面状基板1と第2面状基板2とが粘着材8で全面貼着されている場合、第1面状基板1と第2面状基板2のどちらかが、固定基板となり腰をもたせる。
固定基板としては、前記の可撓性を有する基板と同材料のほかガラスも用いられ、基板の厚みとしては、通例0.2〜5.0mmが好ましい。透過型静電容量式マトリクスタッチスイッチは、タッチ時の静電容量の変化で位置検出をするので、第1面状基板1も第2面状基板2も可撓性は必要ない。
図1のように、第1面状基板1と第2面状基板2とが粘着材8で全面貼着されている場合、第1面状基板1と第2面状基板2のどちらかが、固定基板となり腰をもたせる。
固定基板としては、前記の可撓性を有する基板と同材料のほかガラスも用いられ、基板の厚みとしては、通例0.2〜5.0mmが好ましい。透過型静電容量式マトリクスタッチスイッチは、タッチ時の静電容量の変化で位置検出をするので、第1面状基板1も第2面状基板2も可撓性は必要ない。
透明導電膜
次に透明導電膜12、22の形成方法であるが、透明基材上に透明導電膜を形成する一般的な方式としてはスパッタ法、真空蒸着法、イオンプレーティング法等のPVD法、あるいはCVD法、塗工法、印刷法等がある。なお透明導電膜の形成材としては特に制限されるものではなく、例えば、インジュウム・スズ複合酸化物(ITO)、スズ酸化物、銅、アルミニウムがあげられ、異なる形成材が重ねて形成されてもよい。
次に透明導電膜12、22の形成方法であるが、透明基材上に透明導電膜を形成する一般的な方式としてはスパッタ法、真空蒸着法、イオンプレーティング法等のPVD法、あるいはCVD法、塗工法、印刷法等がある。なお透明導電膜の形成材としては特に制限されるものではなく、例えば、インジュウム・スズ複合酸化物(ITO)、スズ酸化物、銅、アルミニウムがあげられ、異なる形成材が重ねて形成されてもよい。
しかし、透明導電膜12、22は透明性が高い方が好ましく、導電膜の全光線透過率は90%以上がよい。また好ましくは95%以上であり、より好ましくは97%以上である。よって、透明性を向上させるためのアンダーコート層を設けてもよい。アンダーコート層は、光屈折率が異なる2つの層により構成し、当該光屈折率が低い層が、光屈折率が高い層よりも導電膜に近い位置にあるようにする。
透明導電膜パターン
次に図3、図4のように短冊状に透明導電膜12と透明導電膜22とをパターニングする。
パターニング方法は、透明導電性基板の透明導電膜面に所望のパターン状マスクを形成し、しかる後に酸液でエッチングし不必要な部分の透明導電膜のみを剥離し、その後、アルカリ液等の剥離剤により該パターン状マスクを溶解等により除去したものである。また別の方法として、酸液によるエッチングを行なわず、レーザーで透明導電膜を線状、面状に除去する方法もある。
またパターンは短冊状に限らず、不定形であっても、線状であってもよい。
次に図3、図4のように短冊状に透明導電膜12と透明導電膜22とをパターニングする。
パターニング方法は、透明導電性基板の透明導電膜面に所望のパターン状マスクを形成し、しかる後に酸液でエッチングし不必要な部分の透明導電膜のみを剥離し、その後、アルカリ液等の剥離剤により該パターン状マスクを溶解等により除去したものである。また別の方法として、酸液によるエッチングを行なわず、レーザーで透明導電膜を線状、面状に除去する方法もある。
またパターンは短冊状に限らず、不定形であっても、線状であってもよい。
透明導電膜12と透明導電膜22からは導電性インクなどで引き廻し回路を形成し、外部と接続されることとなる。また、透明導電膜12と透明導電膜22で引き廻し回路を形成してもよい。
面状基板同士の貼合
次に第1面状基板1と第2面状基板2の貼合するが、透過型静電容量式マトリクスタッチスイッチの場合、全面貼りとなる。一般的には透明接着剤を用い、図1のように透明導電膜12、粘着層8、透明導電膜22の順で積層される。粘着層8には芯材のフィルム等があってもかまわない。また図5のように第1面状基板1の透明基板11、粘着層8、第2面状基板2の透明導電膜22の順で積層されてもかまわない。透過型静電容量式マトリクスタッチスイッチはスイッチ内部に空気層との境界を持たないので、光学的には有利である。
次に第1面状基板1と第2面状基板2の貼合するが、透過型静電容量式マトリクスタッチスイッチの場合、全面貼りとなる。一般的には透明接着剤を用い、図1のように透明導電膜12、粘着層8、透明導電膜22の順で積層される。粘着層8には芯材のフィルム等があってもかまわない。また図5のように第1面状基板1の透明基板11、粘着層8、第2面状基板2の透明導電膜22の順で積層されてもかまわない。透過型静電容量式マトリクスタッチスイッチはスイッチ内部に空気層との境界を持たないので、光学的には有利である。
抵抗膜式マトリクスタッチパネル場合は、図2のように第1面状基板1と第2面状基板2との周囲を貼合する。周囲は非検出エリアであり、通常は数mm幅の粘着テープなどで貼合する。
円偏光板の貼合
図1、図2、図5にあるように、前記透明タッチスイッチの入力面側、つまり第1面状基板1に円偏光板6を貼合する。円偏光板6は直線偏光板4とλ/4位相差板5を組み合わせたものであるから、個々に貼合してもよい。全面貼合であるので、粘着層7も粘着層8と同様のものを用いることが出来る。
図1、図2、図5にあるように、前記透明タッチスイッチの入力面側、つまり第1面状基板1に円偏光板6を貼合する。円偏光板6は直線偏光板4とλ/4位相差板5を組み合わせたものであるから、個々に貼合してもよい。全面貼合であるので、粘着層7も粘着層8と同様のものを用いることが出来る。
(実施例1)
図1の構成で、透明タッチスイッチを作製した。サイズは縦5cm、横7cmとした。第1面状基板1透明基板11は光等方性で厚さ188μmの、ゼオノアフィルム[日本ゼオン(株)製]を用いた。
透明基板11の上に、厚さ約30nmの酸化シリコン層、厚さ約70nmのシリコン錫酸化物層、厚さ約30nmのインジュウム錫酸化物層を、スパッタにより順に設けた。表面抵抗率は約250Ω/□であった。
第2面状基板2の透明基板21及びの透明導電膜22も、透明基板11及び透明導電膜12と同じものを用いた。
図1の構成で、透明タッチスイッチを作製した。サイズは縦5cm、横7cmとした。第1面状基板1透明基板11は光等方性で厚さ188μmの、ゼオノアフィルム[日本ゼオン(株)製]を用いた。
透明基板11の上に、厚さ約30nmの酸化シリコン層、厚さ約70nmのシリコン錫酸化物層、厚さ約30nmのインジュウム錫酸化物層を、スパッタにより順に設けた。表面抵抗率は約250Ω/□であった。
第2面状基板2の透明基板21及びの透明導電膜22も、透明基板11及び透明導電膜12と同じものを用いた。
透明導電膜12及び透明導電膜22のパターンは図3、図4のように短冊状とし、パターン幅は0.3mm、パターン間は4.0mmとした。
円偏光板6は厚み0.45mm、想定波長550nmのものを用い、粘着材8、粘着材7はP043FP[リンテック(株)製]を用い、図1のように貼合し透明タッチスイッチを作製した。
円偏光板6は厚み0.45mm、想定波長550nmのものを用い、粘着材8、粘着材7はP043FP[リンテック(株)製]を用い、図1のように貼合し透明タッチスイッチを作製した。
そしてこの透明タッチスイッチに、24Wの3波長蛍光灯を広く角度を変えながら当て、目視検査したが、透明導電膜12及び透明導電膜22のパターンも、透明導電膜12と透明導電膜22とのパターンの重なった部分も見えなく、見栄えは良好であった。
パターン部と、パターン部外の分光反射率(波長範囲400nm〜780nm)の最大差は0.11%(波長400nm)であった。パターン部と、パターン部外の全光線透過率の最大差は0.59%であった。
パターン部と、パターン部外の分光反射率(波長範囲400nm〜780nm)の最大差は0.11%(波長400nm)であった。パターン部と、パターン部外の全光線透過率の最大差は0.59%であった。
試験方法
なお、分光反射率の測定には、(株)日立製作所の分光光度計(U-3310)を用いた。全光線透過率の測定には、日本電色工業(株)のデジタル濁度計(NDH5000W)を用いた。
なお、分光反射率の測定には、(株)日立製作所の分光光度計(U-3310)を用いた。全光線透過率の測定には、日本電色工業(株)のデジタル濁度計(NDH5000W)を用いた。
(実施例2)
実施例1のゼオノアフィルム[日本ゼオン(株)製]を、厚さ188μmのPETフィルム[東洋紡績(株)製、商品名「A4300」]に変え、PETフィルムの両面にハードコート加工を施した。それ以外は実施例1と同様に透明タッチスイッチを作製し、検査した。
透明導電膜12及び透明導電膜22のパターンも、透明導電膜12と透明導電膜22とのパターンの重なった部分もうっすら見えたが目立たなかった。
パターン部と、パターン部外の分光反射率の最大差は0.85%(波長400nm)であった。パターン部と、パターン部外の全光線透過率の差は0.62%であった。
実施例1のゼオノアフィルム[日本ゼオン(株)製]を、厚さ188μmのPETフィルム[東洋紡績(株)製、商品名「A4300」]に変え、PETフィルムの両面にハードコート加工を施した。それ以外は実施例1と同様に透明タッチスイッチを作製し、検査した。
透明導電膜12及び透明導電膜22のパターンも、透明導電膜12と透明導電膜22とのパターンの重なった部分もうっすら見えたが目立たなかった。
パターン部と、パターン部外の分光反射率の最大差は0.85%(波長400nm)であった。パターン部と、パターン部外の全光線透過率の差は0.62%であった。
(実施例3)
透明導電膜12及び透明導電膜22は、厚さ約30nmのインジュウム錫酸化物層のみを、スパッタにより設けた。表面抵抗率は約250Ω/□であった。それ以外は実施例1と同様に透明タッチスイッチを作製し、検査した。
透明導電膜12及び透明導電膜22のパターンも、透明導電膜12と透明導電膜22とのパターンの重なった部分も見えなかった。
パターン部と、パターン部外の分光反射率の最大差は0.10%(波長400nm)であった。パターン部と、パターン部外の全光線透過率の差は2.96%であった。
透明導電膜12及び透明導電膜22は、厚さ約30nmのインジュウム錫酸化物層のみを、スパッタにより設けた。表面抵抗率は約250Ω/□であった。それ以外は実施例1と同様に透明タッチスイッチを作製し、検査した。
透明導電膜12及び透明導電膜22のパターンも、透明導電膜12と透明導電膜22とのパターンの重なった部分も見えなかった。
パターン部と、パターン部外の分光反射率の最大差は0.10%(波長400nm)であった。パターン部と、パターン部外の全光線透過率の差は2.96%であった。
(実施例4)
透明導電膜12及び透明導電膜22は、厚さ約30nmのインジュウム錫酸化物層のみを、スパッタにより設けた。表面抵抗率は約250Ω/□であった。それ以外は実施例2と同様に透明タッチスイッチを作製し、検査した。
透明導電膜12及び透明導電膜22のパターンも、透明導電膜12と透明導電膜22とのパターンの重なった部分もうっすら見えたが目立たなかった。
パターン部と、パターン部外の分光反射率の最大差は0.26%(波長400nm)であった。パターン部と、パターン部外の全光線透過率の差は3.12%であった。
透明導電膜12及び透明導電膜22は、厚さ約30nmのインジュウム錫酸化物層のみを、スパッタにより設けた。表面抵抗率は約250Ω/□であった。それ以外は実施例2と同様に透明タッチスイッチを作製し、検査した。
透明導電膜12及び透明導電膜22のパターンも、透明導電膜12と透明導電膜22とのパターンの重なった部分もうっすら見えたが目立たなかった。
パターン部と、パターン部外の分光反射率の最大差は0.26%(波長400nm)であった。パターン部と、パターン部外の全光線透過率の差は3.12%であった。
複数のパターンからなる透明導電膜を用いる、透過型静電容量式マトリクスタッチスイッチ、抵抗膜式マトリクスタッチスイッチに適用できる。
1 第1面状基板
2 第2面状基板
4 直線偏光板
5 λ/4位相差板
6 円偏光板
7、8 全面貼合の粘着層
9 周囲貼合の粘着層
11 第1面状基板の透明基板
12 第1面状基板の透明導電膜
13 第1面状基板の透明導電膜剥離部
21 第2面状基板の透明基板
22 第2面状基板の透明導電膜
23 第2面状基板の透明導電膜剥離部
2 第2面状基板
4 直線偏光板
5 λ/4位相差板
6 円偏光板
7、8 全面貼合の粘着層
9 周囲貼合の粘着層
11 第1面状基板の透明基板
12 第1面状基板の透明導電膜
13 第1面状基板の透明導電膜剥離部
21 第2面状基板の透明基板
22 第2面状基板の透明導電膜
23 第2面状基板の透明導電膜剥離部
Claims (6)
- それぞれ、表面に複数のパターンからなる透明導電膜を有し積層される入力面側の第1面状基板と、入力面側でない第2面状基板からなる透明タッチスイッチにおいて、前記透明タッチスイッチの入力面側に円偏光板を貼着したことを特徴とする透明タッチスイッチ。
- 前記透明タッチスイッチの第1面状基板の透明導電膜と第2面状基板の透明導電膜とが、空気層を挟んで対向し、前記第1面状基板が可撓性を有することを特徴とする請求項1に記載の透明タッチスイッチ。
- 前記透明タッチスイッチの第1面状基板の透明導電膜と第2面状基板の透明導電膜とが、フィルム及び/又は粘着材からなる絶縁層を挟んで対向することを特徴とする請求項1に記載の透明タッチスイッチ。
- 前記透明タッチスイッチの第1面状基板の透明導電膜と第2面状基板の透明導電膜とが、対向することなく共に入力面側、又は反入力面側に配されていることを特徴とする請求項1と請求項3のいずれかに記載の透明タッチスイッチ。
- 前記透明導電膜が積層膜であることを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の透明タッチスイッチ。
- 前記透明導電膜の積層膜が、二酸化シリコン層、シリコン錫酸化物層、インジュウム錫酸化物層からなる請求項1〜5のいずれかに記載の透明タッチスイッチ。
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Cited By (10)
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