JP2007270498A - コンクリート目地部の化粧構造 - Google Patents

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啓三 中谷
Takayuki Fujita
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Abstract

【課題】目地部をカバーして美観を良好にするとともに、膨れなどの施工後の不良をなくし、さらに、シーリング剤を再施工しない場合でも対応することができるコンクリート目地部の化粧構造を提供すること。
【解決手段】目地2が露出するようにしてコンクリート1上に化粧床材3を貼着するとともに、帯板41の下面略中央に長手方向に突条42を形成した目地化粧材4を目地2に配設し、目地化粧材4の突条42を目地2に充填された目地材21に接合する。
【選択図】図1

Description

本発明は、コンクリート目地部の化粧構造に関し、特に、目地部をカバーして美観を良好にするとともに、膨れなどの施工後の不良をなくし、さらに、シーリング材を再施工しない場合でも対応することができるコンクリート目地部の化粧構造に関するものである。
マンションのルーフバルコニーや廊下、プール等のコンクリート構造物においては、その美観向上のために化粧床材を施工するケースが増えている。
例えば、ルーフバルコニーは、コンクリート製の躯体間をシーリング材等の目地材で充填しているケースが多く、目地部分は通常コンクリート表面から窪んでいる。
このような床に対して、目地を跨いで化粧床材を施工すれば、目地部分は、窪みのため化粧床材と接合することができず、目地を覆ったシート部分で膨れやしわが発生しやすいため、目地を跨いで化粧床材を施工することができない。
よって、コンクリートの上面には、化粧床材が貼付されるが、目地部は被覆されず、このため、美観の向上効果は得にくかった。
なお、目地等を覆うカバー材(例えば、特許文献1参照)も提案されているが、この種のカバー材は、帯板状の被覆部の下面から脚部をT字状に垂下し、この垂下した脚部を目地のパテに差し込むようにしている。
しかしながら、目地がシーリング材の場合は、硬化した後になるので、カバー材は脚部を差し込むことはできない。
あえて使用するなら、シーリング材を一旦除去して再施工し、再施工したシーリング材の硬化前に脚部を差し込む必要があるが、これでは、工事費用がかさむという別の問題を招来する。
特開平7−207907号公報
本発明は、上記従来のコンクリート目地部の化粧構造が有する問題点に鑑み、目地部をカバーして美観を良好にするとともに、膨れなどの施工後の不良をなくし、さらに、シーリング材を再施工しない場合でも対応することができるコンクリート目地部の化粧構造を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明のコンクリート目地部の化粧構造は、目地が露出するようにしてコンクリート上に化粧床材を貼着するとともに、帯板の下面略中央に長手方向に突条を形成した目地化粧材を目地に配設し、該目地化粧材の突条を目地に充填された目地材に接合したことを特徴とする。
この場合において、目地化粧材の突条を、シーリング材又はチキソ性の高い接着剤で目地材に接合することができる。
また、目地材の表面をプライマー処理することができる。
本発明のコンクリート目地部の化粧構造によれば、目地が露出するようにしてコンクリート上に化粧床材を貼着するとともに、帯板の下面略中央に長手方向に突条を形成した目地化粧材を目地に配設し、該目地化粧材の突条を目地に充填された目地材に接合することにより、目地部をカバーして美観を良好にするとともに、膨れなどの施工後の不良をなくし、さらに、シーリング材を再施工しない場合でも対応できる。
また、目地化粧材の突条を、シーリング材又はチキソ性の高い接着剤で目地材に接合することにより、目地化粧材の突条を目地に充填された目地材に強固に接合することができる。
また、目地材の表面をプライマー処理することにより、目地化粧材の突条を目地に充填された目地材に一層強固に接合することができる。
以下、本発明のコンクリート目地部の化粧構造の実施の形態を、図面に基づいて説明する。
図1に、本発明のコンクリート目地部の化粧構造の一実施例を示す。
このコンクリート目地部の化粧構造は、例えば、コンクリート製の躯体からなるマンションのルーフバルコニーの美観向上のために化粧床材を施工する場合に好適に適用することができ、目地2が露出するようにしてコンクリート1上に化粧床材3を貼着するとともに、帯板41の下面略中央に長手方向に突条42を形成した目地化粧材4を目地2に配設し、該目地化粧材4の突条42を目地2に充填された目地材21に接合するようにしている。
化粧床材3は、所定厚みを有する合成樹脂シートなどからなり、コンクリート1の形状に合わせて切断され、接着剤により、目地2が露出するようにしてコンクリート1上に貼着される。
目地化粧材4は、合成樹脂の押し出し成型品などからなり、帯板41の下面略中央に長手方向に突条42を形成している。
目地化粧材4は、化粧床材3の貼着後に露出する目地2に配設され、その突条42が目地材21に接合されている。
目地化粧材4の突条42の目地2に充填された目地材21への接合は、既設のシーリング材等の目地材21の上に突条42を、接合性を有する材料、好ましくは、シーリング材又はチキソ性の高い接着剤5を用いて行うようにする。
これにより、目地材21が目地2の表面近傍に露出していない場合でも、材料の液ダレがなく、目地化粧材4の突条42を目地2に充填された目地材21に強固に接合することができる。
この場合、目地材21の表面をプライマー処理することが好ましい。
これにより、目地化粧材4の突条42を目地2に充填された目地材21に一層強固に接合することができる。
一方、目地化粧材4は、突条42の底面の幅を目地材21の幅の1/4以上、より好ましくは、1/2以上とすることにより、目地化粧材4を目地2に安定した状態で配設することができる。
また、目地材21がシーリング材からなる場合は、目地化粧材4の50%引張応力をシーリング材の50%引張応力より低くすることにより、目地化粧材4に柔軟性をもたせ、目地材21の伸縮に追随するように目地化粧材4を変形させることができる。
また、目地化粧材4の50%引張応力を0.2N/mm以下とすることにより、目地化粧材4に柔軟性をもたせ、収縮する目地2に追随するように目地化粧材4を変形させることができる。
なお、本実施例のコンクリート目地部の化粧構造においては、コンクリート1上に貼着した化粧床材3の目地2側の端縁をそのまま露出するようにしているが、図2に示す変形実施例のように、化粧床材3の目地2側の端縁を適宜のシール材6によりシール処理することもできる。
かくして、本実施例のコンクリート目地部の化粧構造によれば、目地2が露出するようにしてコンクリート1上に化粧床材3を貼着するとともに、帯板41の下面略中央に長手方向に突条42を形成した目地化粧材4を目地2に配設し、該目地化粧材4の突条42を目地2に充填された目地材21に接合しているので、目地部をカバーして美観を良好にするとともに、膨れなどの施工後の不良をなくし、さらに、シーリング材を再施工しない場合でも対応することができる。
以上、本発明のコンクリート目地部の化粧構造について、その実施例に基づいて説明したが、本発明は上記実施例に記載した構成に限定されるものではなく、実施例に記載した構成を適宜組み合わせるなど、その趣旨を逸脱しない範囲において適宜その構成を変更することができる。
本発明のコンクリート目地部の化粧構造は、目地部をカバーして美観を良好にするとともに、膨れなどの施工後の不良をなくし、さらに、シーリング材を再施工しない場合でも対応できるという特性を有していることから、新設、既設(リフォーム)を問わず、目地を有するマンションのルーフバルコニーや廊下、プール等のコンクリート構造物のコンクリート上に化粧床材を貼着する場合の用途に好適に用いることができる。
本発明のコンクリート目地部の化粧構造の一実施例を示す断面図である。 本発明のコンクリート目地部の化粧構造の変形実施例を示す断面図である。
符号の説明
1 コンクリート
2 目地
21 目地材
3 化粧床材
4 目地化粧材
41 帯板
42 突条
5 シーリング材(又はチキソ性の高い接着剤)
6 シール材

Claims (3)

  1. 目地が露出するようにしてコンクリート上に化粧床材を貼着するとともに、帯板の下面略中央に長手方向に突条を形成した目地化粧材を目地に配設し、該目地化粧材の突条を目地に充填された目地材に接合したことを特徴とするコンクリート目地部の化粧構造。
  2. 目地化粧材の突条を、シーリング材又はチキソ性の高い接着剤で目地材に接合したことを特徴とする請求項1記載のコンクリート目地部の化粧構造。
  3. 目地材の表面をプライマー処理してなることを特徴とする請求項1又は2記載のコンクリート目地部の化粧構造。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011069139A (ja) * 2009-09-28 2011-04-07 Takiron Co Ltd 床材の敷設方法とその床構造
JP7474720B2 (ja) 2021-02-26 2024-04-25 信越ポリマー株式会社 防草部材およびその施工方法

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