JP2007270467A - ガードケーブル用視線誘導型間隔保持材 - Google Patents

ガードケーブル用視線誘導型間隔保持材 Download PDF

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洋 荒井
Fumihiro Nakamura
文宏 中村
Kiyoshi Mori
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Abstract

【課題】ガードケーブルにおいて、支柱より本数が多く、なおかつ間隔も狭く設置されているために連続性に富む間隔保持材に反射材を貼付してケーブルに設置することによって、視線誘導性の向上を図り、同時にガードケーブル全体の視認性も向上させる間隔保持材を提供する。
【解決手段】ガードケーブルに設置される間隔保持材において、側面に反射材を貼付することを特徴とする。
【選択図】図1

Description

本発明は、道路外への車両飛出防止を目的としたガードケーブルの間隔保持材に関するものである。
ガードケーブルは数本のケーブルと支柱とで構成され、路肩に設置される車両飛出防止の為の防護柵の一である。車両衝突時の衝撃に対し、ケーブルの弾性を利用して衝突エネルギーを吸収することにより、衝突車両が道路外へ飛び出すことを防止する。その構造から、展望快適性に優れ、設置及び補修等の作業が容易であり、除雪作業が軽減される等の利点を有する。
ガードケーブルのケーブルには、間隔保持材が設置されることが多い。間隔保持材は略円柱形あるいは略四角柱形の筒型で、剛性の高い金属からなり、各支柱間において、ケーブルに対し垂直方向に一定間隔をもって取り付けられる。間隔保持材を設置することで、車両衝突時の衝突エネルギーをケーブルに分散して、より高い安全性を確保することができる。
従来のガードケーブルを図3及び図4に示す。従来のガードケーブルは、地面に規則的に設置された支柱に任意の本数のケーブルが通され、ケーブルに間隔保持材が設置される。
間隔保持材の形状は略円柱で、走行車線側の面は特に何も設置されていない。走行車線と反対側の外側面にケーブル2を固定させるためのケーブル固定用溝がケーブルの本数に応じて設けられており、ケーブルを固定した後、差込棒を用いて間隔保持材を固定する。
ガードケーブルの安全性をさらに向上させるために、特許文献1及び2では、支柱に衝撃吸収材を設置したガードケーブルが開示されている。
特開平7−150530 特開平7−238518
しかしながら、従来技術では車両衝突時の衝撃緩衝にのみ重点が置かれ、通常時の安全確保や事故防止対策に関する対策はとられていない。ガードケーブルの支柱やケーブルは亜鉛メッキが施されているため、特に夜間においては視線誘導性や視認性が極めて低く、これを改善する必要がある。
上記問題点の解決策として、現在は支柱上端に反射材を設置するという方法が多く採用されているが、設置に手間がかかる上に、反射材の面積が小さいため、視認性はあまり向上しない。また、各支柱の間隔が5m前後にとられていることが多く、従って反射材の間隔も同様に5m前後になるため連続性に欠け、視線誘導効果もほとんど期待できない。
また、支柱上端に反射レンズ等を設置した場合、積雪地帯では除雪作業の際に破損してしまうという問題点もある。
以上のように、現在、ガードケーブルの視線誘導性および視認性向上の手段には支柱を利用したものが多いが、決定的な効果は得られていない。
上記のような現状に鑑み、本発明は、ガードケーブルにおいて、支柱より本数が多く、なおかつ間隔も狭く設置されているために連続性に富む間隔保持材に反射材を貼付してケーブルに設置することによって、視線誘導性の向上を図り、同時にガードケーブル全体の視認性も向上させることを目的とする。
上記の課題を解決するために、本発明による間隔保持材は以下の特徴を有する。
請求項1に係る発明は、ガードケーブルに設置される間隔保持材において、側面に反射材を貼付することを特徴とする。
請求項2に係る発明は、形状を筒状の略四角柱とし、2側面がそれぞれ道路内外に面するように設置し、道路内に面する2側面に前記反射材を貼付することを特徴とする。
請求項3に係る発明は、形状を筒状の略円柱とし、道路内に面する側面に前記反射材を貼付することを特徴とする間隔保持材。
請求項4に係る発明は、反射材の色を、走行車線に対向した側面と、反対車線に対向した側面においてそれぞれ異なるものにすることを特徴とする間隔保持材。
本発明による間隔保持材を設置することにより、支柱にのみ反射材を設置した場合よりも反射材が連続するため、ガードケーブルの視線誘導性及び視認性を高めることができる。
また、本発明による間隔保持材は、現在製造されている間隔保持材の側面に反射材を貼付することによって製造できるので、現形状を変化させる必要がなく、また、非常に安価に製造することができる。
以下、実施例を示した図面を参照しつつ、本発明の実施の形態を説明する。
図1は本発明による間隔保持材の一実施例の側面図及び上面図である。形状は筒状の略四角柱で、2側面がそれぞれ道路内外に面するようにケーブルに設置される。道路内に面する2側面に反射材6を貼付するが、反射材6の貼付面積は可能な限り広範囲であることが望ましい。
反射材6を貼付したことにより、反射材6が車のライトで光り、ドライバーが間隔保持材3およびガードケーブル全体を視認することができ、同時に、間隔保持材3の設置間隔が狭いため、視線誘導性の向上を図ることができる。
反射材6を貼付するため、ケーブル固定用溝4は道路外に面する側面に形成される。ケーブルへの固定方法は、従来例と同様、間隔保持材3をケーブル固定用溝に固定した後、差込棒5を用いてケーブル2に固定する。
以上のように、本発明による間隔保持材は、2側面に反射材6を貼付することにより、走行車線のみならず、対向車線のドライバーにも認知され、両車線のドライバーの安全を図ることができる。
本発明による間隔保持材は略円柱形でもよい。その場合、走行車線及び対向車線どちらのドライバーにも認識されるように、道路内に面する側面全体に反射材6を貼付する。
(a)は本発明による間隔保持材の上面図、(b)は差込棒を抜いた状態の本発明による間隔保持材の側面図である。 本発明による間隔保持材の一実施例である。 (a)は従来型の間隔保持材の上面図、(b)は差込棒を抜いた状態の従来型の間隔保持材の側面図である。 従来型のガードケーブルにおける間隔保持材の一設置例である。
符号の説明
1 支柱
2 ケーブル
3 間隔保持材
4 ケーブル固定用溝
5 差込棒
6 反射材

Claims (4)

  1. ガードケーブルに設置される間隔保持材において、側面に反射材を貼付することを特徴とする間隔保持材。
  2. 請求項1記載の間隔保持材において、形状を筒状の略四角柱とし、2側面がそれぞれ道路内外に面するように設置し、道路内に面する2側面に前記反射材を貼付することを特徴とする間隔保持材。
  3. 請求項1記載の間隔保持材において、形状を筒状の略円柱とし、道路内に面する側面に前記反射材を貼付することを特徴とする間隔保持材。
  4. 請求項2および3記載の間隔保持材において、反射材の色を、走行車線に対向した側面と、反対車線に対向した側面においてそれぞれ異なるものにすることを特徴とする間隔保持材。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5837242B1 (ja) * 2015-02-13 2015-12-24 国立研究開発法人土木研究所 ロープ連結材
JP2019007316A (ja) * 2017-06-28 2019-01-17 株式会社吾妻製作所 視線誘導標
JP7165777B1 (ja) 2021-04-26 2022-11-04 株式会社ネクスコ・メンテナンス関東 支柱の交換方法、及び冶具

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