JP2007269426A - コンテナクレーンの巻上機構 - Google Patents

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Abstract

【課題】 複数個の吊具を連結した状態で、吊具の姿勢を調整して複数個のコンテナを荷役するコンテナクレーンを提供する。
【解決手段】岸壁に沿って移動するクレーン本体に、海側に突出可能に設けたガーダとその先端にブームを設置して横行搬送路を設け、この搬送路上に複数台のトロリーT1 、T2 を配置し、トロリーに2台つづ設けた2台の巻取装置より4本のワイヤロープを介してそれぞれ吊具10a、10bを吊下げたコンテナクレーンであって、2台の吊具10a、10bは連結装置9によって連結して一体として移動したり、個々に移動可能に構成されており、複数台の吊具が連結された状態で荷役のための姿勢を変更可能に構成されているコンテナクレーン。
【選択図】 図1

Description

コンテナクレーン(岸壁クレーン)は岸壁に沿って移動し、このクレーン本体の脚部の空間部の下方の輸送経路上にトラックやトレーラなどの搬送装置によって運搬されてきたコンテナを吊上げ、次いでトロリーをガーダ及びブーム上を横行させてコンテナ船の上方に移動させ、コンテナの収容する船倉や甲板上にコンテナを下したり、あるいはコンテナ船側から前記搬送装置への荷役操作を行っている。
最近はコンテナ荷役の高速化と効率化のために、1個の吊具(スプレッダー)の長手方向に2個のコンテナを並べて吊る方法が行なわれている(例えば、米国特許第3747970、同5183305、同3583572)。
また、40ftのコンテナ用の吊具をブーム上を移動する2台のトロリーで海側と陸側とに平行して吊下げ、複数個のコンテナを同時に荷役する方法も提案されている(特許文献1)。
ところで、運搬装置が停止した際におけるその荷台とクレーン本体との位置関係、あるいは荷台上のコンテナの状態と吊具との間の姿勢(角度)の相違やブーム上を横行する吊具とコンテナ船上に積載されているコンテナ、あるいはコンテナを収容する船倉内の案内部材との間の姿勢、更に船体の傾斜などにあわせてコンテナの姿勢を調整する方法が提案されている(特許文献2)。
また、平行する2個の吊具を連結して一体として使用するために、両吊具を遠隔操作で自動的に連結したり分離したりする装置も提案されている(特許文献3)。
2個のコンテナを吊ることができる長い吊具(スプレッダー)を準備し、これに複数個のコンテナを直線状に並べて吊上げる方法においては、この吊具の長さに合わせてクレーンの脚部の幅を広げる必要があることから、岸壁クレーンが異常に大型化するという問題があり、それに対応して製造価格が高騰し、操作性にも問題があることから、この構造はあまり採用されない。
また、特許文献1に記載されたクレーンの場合はガーダ上に搭載した2台のトロリーの一方にモーター駆動のネジ軸を、また、他方のトロリーにこのネジ軸に螺合されるナットを配置し、そして前記ネジ軸を遠隔駆動して2個のトロリーの間を連結し、その間隔をネジ軸の出し入れで調整して2個のコンテナの間隔に合わせるように構成している。この構成の吊具により、2個の吊具に固定されたコンテナを同時に吊ったり、あるいは1個のコンテナを吊ったりすることができる。
(吊具の姿勢の調整)
通常、コンテナの運搬装置の運転者は、荷台の状態をクレーン本体側や運搬路に設けたマークなどを見ながら慎重に停止するようにしている。しかし、クレーンの下部構造である脚部の間に停止した時の運搬装置の前記脚部に対する角度と、吊具との間の角度が異なる場合、あるいは吊具で吊下げたコンテナの重心のズレ等により、コンテナが所定の状態から変位してしまうことが多く、特に2台の運搬装置が並列して停止する場合に姿勢の誤差が発生することはやむを得ない。
その吊具あるいはコンテナの姿勢の変化には種類があり、a)吊具の前後方向に傾斜する「トリム」、b)吊具の幅方向、左右に傾斜する「リスト」、更に、c)吊具が水平方向に旋回する「スキュー」が発生する。
このように吊具は、コンテナ内の重量の偏りなどで自然に傾斜や回転して姿勢変化を生ずることになる。従って、この吊具の姿勢の変化を調整しないと搬送装置上のコンテナに吊具を合わせたり、吊具をコンテナ船の甲板上のコンテナや船倉に設けた案内部材に合わせたりすることができない。しかし、前記文献1にはその吊具の姿勢を調整する方法については具体的に開示されていない。
また、特許文献2には、ワイヤの折曲げ部にバックエンドシーブを配置し、このシーブを左右傾転装置で押し引きして吊荷の姿勢を調整したり、吊荷のスキュー振れを止めする方法及びその装置が提案されている。
しかし、この文献2には、2個のコンテナを同時に吊下げるクレーンに前記吊具(吊荷)の姿勢の調整装置を適用した場合は装置が複雑化かつ大型化し、更に、操作性も複雑化すると言う問題があることを指摘している。
また、特許文献3には、2個の吊具を連結する構造として、連結する吊具の端部に第1及び第2掛け金ユニットを設け、更にこれらのユニットの間を1個の連結部材を使用して連結するように構成しており、この連結部材の嵌合部を吊具に対してシリンダ装置によって移動させて吊具の間隔を調整するためのスプレッダの連結装置が提案されている。
しかも、この連結装置は、2個のコンテナを船倉内に吊り下して行くと、連結部材が自動的に外れて所定位置に留まり、コンテナを船倉内に配置するこができるという特徴があるが、連結装置の構造が複雑化し、大型化するという問題がある。
また、この文献3には吊具のトリム、リストあるいはスキューの3つの姿勢を調整する構造については記載も示唆もされていない。
特開昭54−6267号公報 特開平10−17268号公報 特公昭47−4019号公報
本発明に係るコンテナクレーン(岸壁クレーン)は、2個の吊具を連結して一体として吊上げ、あるいは吊下ろしできる構造の装置において、2個連結した吊具の姿勢を極めて容易に調整することができるコンテナクレーンの巻上装置を提供することを目的とするものである。なお、本発明に係るコンテナクレーンは、前記吊具の連結装置を外した場合は、個々の吊具を独立して荷役操作することも可能である。
前記目的を達成するためのコンテナクレーンは次のように構成されている。
A)岸壁に沿って移動するクレーン本体に海側に突出可能に設けたガーダとその先端に設置されたブームからなる横行搬送路を設け、この搬送路上に複数台のトロリーを配置し、各トロリーよりワイヤロープを介してそれぞれ吊具を吊下げたコンテナクレーンにおいて、前記2台の吊具は連結装置によって連結して一体として移動したり、個々に移動可能に構成されており、2台の吊具が連結された状態で荷役のための姿勢を変更可能に構成されていることを特徴としている。
B)前記複数台のトロリーに対してそれぞれ2本の巻取ドラムと、これを駆動する駆動装置が設けられており、各巻取ドラムは個々に駆動可能に構成されていることを特徴としている。
C)岸壁に沿って移動するクレーン本体に海側に突出可能に設けたガーダとその先端に設置されたブームからなる横行搬送路を設け、この搬送路上に複数台のトロリーを配置し、各トロリーよりワイヤロープを介してそれぞれ吊具を吊下げたコンテナクレーンにおいて、各トロリーに2本の巻取ドラムと、これを駆動するモータと減速機が設けられて各巻取ドラムは駆動されるようになっていると共に、対向する2本の巻取ドラムの間にクラッチを配置し、このクラッチの作動によって前記2本の巻取ドラムは1体となって回転したり、あるいは別体として回転するように構成されていることを特徴としている。
D)減速機は平板状のケーシング内に収容され、このケーシングの片面にモータと巻取ドラムが固定されていることを特徴としている。
E)4台の巻取装置の内、1セットを構成している2台の巻取装置は、陸側の吊具用のワイヤーロープを操作し、他の1セットを構成している2台の巻取装置は海側の吊具用のワイヤーロープを操作するようになっており、これらのワイヤロープをガーダ上で案内するシーブの少なくとも1個は、吊具の吊上げ位置を調整するための移動なシーブであり、このシーブの移動により吊具の姿勢を調整することもできるように構成されていることを特徴としている。
本発明に係るコンテナクレーンにおいては、コンテナを固定した2個の吊具の間を連結装置を介して連結して一体とした状態で、1台の吊具あたり4本、合計8本のワイヤロープを任意に吊上げ、あるいは吊下げ操作することによって、2個(あるいはそれ以上の複数個)のコンテナを集合状態において、巻取装置の操作でトリム、リスト、スキューの3つの姿勢の調整を容易に行うことができ、更に、姿勢の調整装置の構造を簡略化することができる。
また、1台あたり2台の巻取装置を設けたトロリーを陸側と海側に2台配列し、1台のトロリーに設置されている2台の巻取装置の巻取ドラムを直列に連結できるようにクラッチを設け、このクラッチの連結状態で2台のモータを駆動して4本のワイヤロープを操作することができ、重量のあるコンテナを効率的に荷役操作することができる。
本発明に係るコンテナクレーンによれば、2個の吊具を連結した状態であたかも1個の吊具のように操作することができ、しかも、この巻取装置用のモータによって吊具を3つの姿勢に調整することができる。
次に図面を参照して本発明の実施の形態を説明する。
図1は、陸側と海側とに平行して配列した2個の吊具(スプレッダー)と、これを操作する4台の減速機付巻取装置を示している。この4台の巻取装置は、対向する2本を一対として駆動できる、2組の合計4本の巻取ドラムと、前記巻取ドラムと吊具に設けたシーブとの間を結ぶワーヤロープからなる岸壁クレーンの概略構造を示す斜視図である。
また、図2は、図1に関連する同クレーンの要部を示す側面図、図3は2台のトロリーに設けた巻取装置の斜視図を示している。
図示しない岸壁クレーンの本体に、ガーダとその先端に仰伏自在に設けたブーム上に形成された横行搬送路に2台のトロリーT1、T2を配置し、図3に示すように各トロリー上にそれぞれ一対の巻取装置W1,W2とW3,W4との2組の巻取装置が搭載されいる。そしてこれらの巻取装置W1〜W4(第1〜第4の巻取装置)は、ブロック状をした減速機1aの片面にモータ2aを設け、このモータ2aでケース内に内蔵されている減速ギヤ3aを介して減速して第1の巻取ドラム4aを駆動するようになっている。そしてこの1本の巻取ドラム4aで2本のワイヤロープr1、r2を巻取り、あるいは巻出すように構成されている。
第1と第2の巻取装置W1とW2からなる「一対の」巻取装置は、陸側の吊具10a(スプレッダー)を吊り操作するためのものであり、巻取ドラム4aと4bは直線状に軸線を合致させて配置してあり、そして両巻取ドラム4a、4bの間にはクラッチ5aを設けている。このクラッチ5aは連結状態で第1と第2の2本の巻取ドラム4aと4bとが一体となって同方向に同速度で回転し、また、クラッチ5a の分離状態で各巻取ドラム4a,4b は個別に回転したり停止操作できるようになっている。
トロリーT1(図示せず)上の第1の巻取装置W1は陸側の吊具10a の右側を吊上げるためのもので、巻取ドラム4a から2本のワイヤロープr1,r2 が引出され、その内のロープr1 は後部右側シーブs1 に、ロープr2 は別の前部右側シーブs2 にそれぞれ掛けまわされている。従って、1本の巻取ドラム4a に2本のワイヤロープr1,r2が掛けまわされて吊具10aの右側を支持するようになっている。
第1の巻取装置W1に対向する第2の巻取装置W2は吊具10a の左側を吊るためのもので、巻取ドラム4b から引出される2本のワイヤロープr3、r4の内の、ロープr3は後部左側のシーブs3に、また、他のロープr4は同じく前部左側のシーブs4に掛けまわされている。
従って、2台の巻取装置W1、W2の巻取ドラム4a、4bから引出されるワイヤロープr1〜r4によって、陸側の吊具10a の、前部2ケ所と後部2ケ所の4個のシーブs1〜s4に掛けまわされてこの吊具10a を吊上げるようになっている。なお、図3に示すように前記巻取ドラム4a、4bはクラッチ5aによって連結状態で一体に駆動されるようになっている。
一方、海側の吊具10bを上下して荷役操作するために、海側に配置されたトロリーT2(図示せず)上に前記と同様な構造の第3と第4の一対の巻取装置W3とW4が設置されている。そして2本の巻取ドラム4c,4dは、前記と同様にクラッチ5bによって一体となって連動したり、分離状態で別個に駆動されるように構成されている。
従って、前記のように2台のトロリーT1,T2上に設置された4台の巻取装置W1〜W4を操作することによって、2個のコンテナC1とC2を一体として揚げ、あるいは吊り下げ操作でき、更に後述するように全体として「姿勢の調整」もできるのである。
図2に示すように、陸側のトロリーT1より吊下げられているヘッドブロック8aの右側にはシーブs1とs2が、左側にはシーブs3とs4が4隅に設けられている。また、海側のヘッドブロック8bの左右にも同様に右側にシーブs5とs6が、左側にシーブs7とs8が4隅に設けられている。
(ヘッドブロックの連結装置)
前記ヘッドブロック8aと8bには連結装置9が設けられている。この連結装置9の詳細は図示されていないが、一方のヘッドブロック8a側に取付けたモータ9aによってネジ軸9bを回転させて隣合うヘッドブロック8bに設けてあるナットに螺合させ、このネジ軸9bを回転させて2個のコンテナC1とC2の間隔を任意に調整するように構成されている。
また、この連結装置9の連結を外すことによって、2個のコンテナC1とC2を、単独の1個のコンテナC1あるいはC2として、独立して荷役操作できるようになっている。なお、図示されていないが、2台のトロリーT1,T2を連結する装置が必要に応じて設けられている。
(吊具の姿勢調整1)
前記のように2台の吊具10a、10bは連結状態で3種類の姿勢調整をさせることが可能であるが、その姿勢調整について説明する。
1)トリム調整(T) 図4(A)に示すように、吊具10a、10bを連結装置9で連結して一体とした状態で左側のロープr1 とr2 及びr5 とr6 を揚げ、あるいは下げ操作するか、別のロープr3 、r4 、r7 、r8 を揚げ、あるいは下げ操作することによって(B)図のトリムTを調整することができる。
2)リスト調整(L) 図4(A)示すように、吊具10a、10bを前後の連結装置9で連結して一体とすると共にクラッチ5aと5b(図3)を連結操作して巻取ドラム4aと4b、4cと4dをそれぞれ一体に回転するようにする。
この連結状態においてモータ2aと2bを回転してロープr1〜r4を上げ、あるいは下げ操作するか、別のロープr5〜r8を上げ、あるいは下げ操作する。それと同調し、吊具10aを上げ下げする場合はロープr2,r4のかかっている、例えば後端シーブを傾斜に合わせて前後に移動させ、ロープ長を適宜調整する。
吊具10bを上げ下げする場合は、ロープr5,r7のかかっている、例えば、後端シーブを傾斜に合わせて前後に移動させロープ長を調整することによって、(B)図のようにリストLを調整することができる。
3)スキュー調整(S)
図4(A)に示すように、吊具10a、10bを連結装置9で連結して一体とすると共にクラッチ5a,5bを分離させ、巻取装置W2を駆動してロープr3,r4を上げ、同時に別の巻取装置W3を駆動してロープr5,r6を下げ操作する。
但し、ロープr3,r4の巻き取り長さが若干異なるので、その調整をぞれぞれの、例えば、後端シーブ移動で実施する。また、ロープr5,r6についても同様である。
また、これと逆の操作によってスキュー調整を行うことができる。
また、ロープr1,r2を上げると同時にロープr7,r8を下げ操作することによって、吊具10a,10bの下方に固定された2個のコンテナC1 ,C2 をゆっくりと旋回させて所定の位置に安定することになる。
(吊具の姿勢調整2)
図5は、前記4台の巻取装置W1〜W4 で巻込まれるワイヤロープの内の1本r3 について、クレーン本体側に支持されているシーブS31〜S33の内の1個のシーブS32を移動シーブとすることによって、姿勢調整装置20としての機能を与えた例を示している。
姿勢調整装置20は、本体21上にシーブ支持台22をスライド可能に設け、このシーブ支持台22上にシーブS32を回転可能に支持している。そして前記シーブ支持台22の一端にシリンダー装置23を連結し、これを操作してワイヤロープr3を伸縮させるように構成されている。
前記シーブ支持台22は本体21に対してスライド式に案内するようになっておれば良く、適宜ベアリングを設けて移動を円滑にできるように構成している。また、シリンダ装置23は油圧式でも電動モータ式でも良いが、場合によってはレバーやリンクによってシーブ支持台22を前後に移動させるように構成することもできる。
4台の巻取装置を使用して2個の吊具を操作するコンテナクレーンの概要を示す図である。 図1の側面図である。 2台のトロリー上にそれぞれ2台づつ設けた巻取装置を示す概略図である。 吊具の姿勢調整を行う際の説明図である。 本発明に係る装置に吊具傾転装置を併設した場合の実施例の説明図である。
符号の説明
W1 〜W 巻取装置 C1 、C2 コンテナ T1,T2 トロリー
1a〜4a 減速機 2a〜2d モータ
3a 減速ギヤ 4a〜4d 巻取ドラム 5a、5b クラッチ
8a、8b ヘッドブロック 9 連結装置 10a、10b 吊具
r1〜r8 ロープ s1〜s8 シーブ

Claims (5)

  1. 岸壁に沿って移動するクレーン本体に海側に突出可能に設けたガーダとその先端に設置されたブームからなる横行搬送路を設け、この搬送路上に複数台のトロリーを配置し、各トロリーよりワイヤロープを介してそれぞれ吊具を吊下げたコンテナクレーンにおいて、前記複数台の吊具は連結装置によって連結して一体として移動したり、個々に移動可能に構成されており、複数台の吊具が連結された状態で荷役のための姿勢を変更可能に構成されていることを特徴とするコンテナクレーン。
  2. 前記複数台のトロリーに対してそれぞれ2本の巻取ドラムと、これを駆動する駆動装置が設けられており、各巻取ドラムは個々に駆動可能に構成されていることを特徴とする請求項1記載のコンテナクレーン。
  3. 岸壁に沿って移動するクレーン本体に海側に突出可能に設けたガーダとその先端に設置されたブームからなる横行搬送路を設け、この搬送路上に複数台のトロリーを配置し、各トロリーよりワイヤロープを介してそれぞれ吊具を吊下げたコンテナクレーンにおいて、各トロリーに2本の巻取ドラムと、これを駆動するモータと減速機が設けられて各巻取ドラムは駆動されるようになっていると共に、2本の巻取ドラムの間にクラッチなどの連結装置が配置され、このクラッチ等の連結装置の作動によって前記2本の巻取ドラムは1体となって回転したり、あるいは別体として回転するように構成されていることを特徴とするコンテナクレーン。
  4. 減速機は平板状のケーシング内に収容され、このケーシングの片面にモータと巻取ドラムが固定されていることを特徴とする請求項3記載のコンテナクレーン。
  5. 複数台の巻取装置の内、1セットを構成している2台の巻取装置は、陸側の吊具用のワイヤーロープを操作し、他の1セットを構成している2台の巻取装置は海側の吊具用のワイヤーロープを操作するようになっており、これらのワイヤロープをガーダ上で案内するシーブの少なくとも1個は、吊具の吊上げ位置を調整するための移動なシーブであり、このシーブの移動により吊具の姿勢を調整することもできるように構成されていることを特徴とする請求項3に記載のコンテナクレーン。
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