JP2007268127A - パチンコ遊技機 - Google Patents

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Abstract

【課題】文字や絵柄等のパターンを切り替えて表示する場合の動作の立体感を高める。
【解決手段】円盤部材駆動部330は、円盤状に形成された円盤部材301を回転させて個別の第1乃至第4のパターンが形成された前記円盤部材301の一方の盤面311、他方の盤面、一方及び他方の側の円周面313、314を切り替え選択して前記遊技領域の正面側に向けるので、文字や絵柄等のパターンを切り替えて表示する場合の動作の立体感を高めることができる。
【選択図】図5

Description

本発明は、遊技球を案内する案内レールに囲まれた内側に遊技領域が区画されたパチンコ遊技機に関する。
従来、パチンコ遊技機は、例えば特許文献1に示されているように、遊技球が図示しない球送り装置によって1球ずつ発射レール上に送り出され、この送り出された遊技球が打球発射手段としての打球発射装置に打ち出され、この打ち出された遊技球が遊技盤の案内レールの外レールに沿って遊技領域に導かれ、この遊技領域に導かれた遊技球が入賞具に入賞することで所定数の賞球を払い出すようになっている。前記打球発射装置が打ち出す遊技球の初速は、遊技者の指による操作ハンドルの操作により調整できるようになっている。また、前記遊技領域の最下部には、入賞具に入賞せずに落下した遊技球を集合して排出させるアウト口が設けられている。
また、近年、パチンコ遊技機は、文字や絵柄等のパターンを切り替えて表示する表示装置として、LCDやLEDによるドットマトリックス式の画像表示装置を設けたものが普及している。
特開2002−028329号公報
ところで、上述した従来のパチンコ遊技機は、一般的に文字や絵柄等のパターンを切り替えて表示する表示装置としてドットマトリックス式の画像表示装置を設けているが、ドットマトリックス式の画像表示装置では、立体感が乏しく、大当たり等の入賞役の抽選に対する期待感を十分高めているといえなかった。
本発明は、こうした従来の問題に鑑みてなされたものであり、文字や絵柄等のパターンを切り替えて表示する場合の動作の立体感を高めることが可能なパチンコ遊技機を提供することを目的としている。
上述した課題を解決するため、請求項1に記載の発明は、遊技球が落下する遊技領域と、操作ハンドルの操作により駆動して遊技球を前記遊技領域の上側に打ち出す打球発射手段と、前記遊技領域の中央に設けられ、外周に枠部材を有し当該枠部材の内側に画像を表示する画面を有する中央役物と、前記中央役物の周囲に設けられた複数の入賞口とを備え、前記打球発射手段から打ち出され前記遊技領域に導かれた遊技球が前記複数の入賞口の少なくとも一つに入球することで所定数の賞球を払い出すパチンコ遊技機であって、前記枠部材に形成された開口部と、円盤状に形成され、径方向を中心軸として前記開口部に回転可能な状態で設けられ、一方及び他方の盤面にそれぞれ第1及び第2のパターンが形成され、前記中心軸を対称線として対称となる一方及び他方の側の円周面にそれぞれ第3及び第4のパターンが形成された円盤部材と、前記円盤部材の一方及び他方の盤面、一方及び他方の側の円周面を切り替え選択して前記遊技領域の正面側に向ける円盤部材駆動手段とを備えることを特徴とする。
請求項1に記載のパチンコ遊技機によれば、円盤部材駆動手段が円盤状に形成された円盤部材を回転させて第1乃至第4のパターンがそれぞれ形成された前記円盤部材の一方及び他方の盤面、一方及び他方の側の円周面を切り替え選択して前記遊技領域の正面側に向けるので、文字や絵柄等のパターンを切り替えて表示する場合の動作の立体感を高めることができる。
本発明のパチンコ遊技機によれば、文字や絵柄等のパターンを切り替えて表示する場合の動作の立体感を高めることができ、大当たり等の入賞役の抽選に対する期待感を十分高めている等を行える。
以下、本発明に係る遊技機の好適な一実施形態をパチンコ遊技機を例に図面を参照して説明する。尚、図1は、パチンコ遊技機1の表側側の外観構造を表した正面図、図2は、パチンコ遊技機1の裏面側の構造を表した図、図3は、遊技盤11の正面図、図4は、遊技盤11の斜視図、図5は、通常時の円盤部材301及び円盤部材駆動手段を示す斜視図、図6は、大当たりの際の円盤部材301及び円盤部材駆動手段を示す斜視図、図7は、一方及び他方の盤面を正面側に向けた円盤部材301及びその周辺部を示す正面視図、図8は、一方の側の円周面を正面側に向けた円盤部材301及びその周辺部を示す正面視図、図9は、他方の側の円周面を正面側に向けた円盤部材301及びその周辺部を示す正面視図、図10は、他方の盤面を正面側に向けた円盤部材301及びその周辺部を示す正面視図である。
図1において、パチンコ遊技機1は、機枠又は機体として所定の外郭方形枠サイズに構成された固定保持用の外枠2と、この外枠2の前側に設けられ、この外枠2に合わせて方形枠サイズに構成された前枠3とを備えている。
前枠3は、正面左側上下部に配設された開閉連結支持機構4a、4bを介して外枠2に開閉(片持ち横開き)可能に組付けるとともに、正面右側内部に配設された施錠装置5を利用して閉鎖状態に保持される。
前枠3の正面側には、前枠3の前側面域に合わせた方形状のガラス扉6及び上球皿7が共に横開き開閉及び着脱が可能に組付けられており、施錠装置5および図示しないロック機構を利用して前枠3の前面を覆う閉止状態で保持される。
上球皿7には、球払出口7aから払い出された遊技球を貯留して整列させる球皿部7bが設けられるとともに、球皿部7bに貯留する遊技球を下球皿8に排出させる球抜きレバー7cが設けられている。球皿部7bの左下側には演出用の放音部7dが設けられている。
また、前枠3の下部には、球皿部8aおよび球出口8bを有する下球皿8が設けられ、この下球皿8と並んで打球発射装置9が設けられている。打球発射装置9には遊技球の発射操作を行う操作ハンドル9aが取り付けられている。操作ハンドル9aには、遊技者の指により回動操作が行われる操作レバー9bが設けられている。
前枠3の裏側には、この前枠3と一体に方形枠状の収容枠10(図2参照)が成形されている。
さらに、前枠3には、パチンコゲームを展開し得る遊技盤11が、前記収容枠10(図2参照)の収容面域に対して着脱交換可能にセット保持されている。遊技盤11は、前面の遊技領域12を前記ガラス扉6の正面に臨ませており、前枠3の裏側に裏機構13(図2参照)を装備している。
遊技盤11は、所定板厚の積層合板の表面にセルが貼り付けられた化粧板14の前面側に、外周を突出して内側に略円周面を形成した外レール16aおよび帯状の内レール16b(これらを合わせて案内レール15と称する)が固設され、この案内レール15に囲まれた内側に遊技領域12が区画されている。
遊技領域12内には、多数本の遊技釘17とともに、複数の風車18、スルーチェッカ19、一般入賞具20、21、始動入賞具23、24並びにアタッカー入賞具25、26などの入賞具、中央役物100等が設けられている。
図1、図3及び図4に示すように、中央役物100は、枠部材101と液晶表示装置200を組み合わせたものである。
図3及び図4に示すように、スルーチェッカ19は、遊技球が通過可能なゲート部19bを有し、ゲート部19bを通過した遊技球を検出する通過球検出センサ(具体的には、遊技球の通過を磁気的、光学的または電気的手段等により検出するセンサ)19aが化粧板14の内側から取り付けられている。
一般入賞具20、21は、遊技球が落入可能な入賞孔を有し、ここに入賞した遊技球を検出する入賞球検出センサ(具体的には、遊技球の通過を磁気的、光学的または電気的手段等により検出するセンサ)20a、21aがそれぞれ取り付けられている。
始動入賞具23は、ポケット状に形成され、入賞した遊技球を検出する入賞球検出センサが取り付けられる。
始動入賞具24は、いわゆる電動チューリップ構成の入賞具からなり、左右のチューリップ羽根24a、24bを開閉させることができる。この始動入賞具24にも入賞した遊技球を検出する入賞球検出センサが取り付けられている。
アタッカー入賞具25、26は、中央に横長方形状の開口からなる大入賞口を有し、この大入賞口を開閉自在に覆って開閉扉25a、26aが取り付けられている。開閉扉25a、26aは通常閉止されており、遊技中において所定の遊技条件の下で特別遊技状態が成立したときに、開閉扉25a、26aが前方にほぼ90度倒されて大入賞口が開放される。このアタッカー入賞具25、26の大入賞口内にも入賞球検出センサが取り付けられる。
一般入賞具20、21、始動入賞具23、24及びアタッカー入賞具25、26の後側には化粧板14を貫通するセーフ球通路孔(不図示)が設けられている。一般入賞具20、21、始動入賞具23、24及びアタッカー入賞具25、26に入賞したセーフ球はセーフ球通路孔を通って遊技盤11の裏面側に排出される。
遊技領域12の最下部には、入賞具20、21、23、24、25、26に入賞せずに落下した遊技球をアウト球として集合して排出させるアウト口27が設けられている。アウト口27の後側には化粧板14を貫通してアウト球通路孔が形成されており、アウト口27に集められたアウト球がアウト球通路孔を通って遊技盤11の裏面側に排出される。
次に、パチンコ遊技機1の裏面側の構造について詳細に説明する。
図2において、遊技盤11は、収容枠10の収容面域の内法に合わせた方形サイズで収容枠10の裏側から着脱可能に形成されている。また、遊技盤11は、収容枠10の収容面域の周囲に配設された係合レバー28a、28b、28cで固定保持されるようになっている。
収容枠10は、遊技盤11をセット保持したときに、遊技盤11の前面が閉鎖状態にあるガラス扉6(図1参照)のガラス板と所定間隔をおいて対向するように構成されており、遊技盤面とガラス板内面との間に遊技球が落下移動する遊技領域空間が形成される。
また、前枠3の裏側下部には打球発射装置9が取り付けられ、前枠3における収容枠10の下部に前枠3と一体に遊技補助盤29が形成されている。なお、遊技補助盤29の表側には打球発射装置9のハンマーと位置整合して遊技球を遊技盤の外レール16a(図1参照)に向けて発射する発射レールや、放音部7dに向けて効果音を発生するスピーカ等が取り付けられている。また、遊技補助盤29は、上球皿7の裏側に位置し、通常閉鎖状態に保持される上球皿7によりその表面側が覆われている。
収容枠10の裏側には、球貯留供給機構30や賞球払出機構40等を有する裏セット盤50がヒンジ51a、51bにより横開き可能となって前枠3の裏側に支持されている。裏セット盤50は、前枠3の裏面を覆う閉止状態で閉止レバー52a、52b、52cにより前枠3に係止保持されるようになっている。
球貯留供給機構30は、基本的な構成として、予備賞球用のタンク部材31、タンク部材31内に貯留された予備賞球を整列して供給させる整列樋部材32、遊技機の作動状態を遊技施設側に出力するためのターミナル制御部33や、その他の関連機構・部材等が装備されて構成される。
整列樋部材32は、タンク部材31から供給された予備賞球を整列状に収容して下端の変向出口34に送出し得るようになっている。
ターミナル制御部33では、図示しないが遊技ホール側からの電源、パチンコゲーム内容の情報、球切れ情報等に係る必要な回路、デバイス及び電線(コード)用コネクタ、アース端子等が配置、接続されている。
賞球払出機構40は、裏セット盤50の盤本体をなす開閉基枠体41に、球貯留供給機構30の変向出口34に繋がる球切れ検出スイッチ42、変向出口34から送出される賞球を整列待機通路に整列待機させる整列待機通路部材43、整列待機通路部材43からの賞球を受け取り所定の払出条件に基づいて払い出す賞球カセット44、賞球カセット44から排出された賞球を球皿側へ排出する賞球排出経路、これらの関連機構・部材等が設けられて構成されている。
球切れ検出スイッチ42は、賞球として払い出すに充分な予備賞球が整列待機通路部材43に保持されているか否かを検出するためのものである。
なお、この開閉基枠体41は、遊技済み球(セーフ球とアウト球)の集合排出経路が設けられるとともに、球貯留供給機構30に一体に繋がっており、裏セット盤50は、球貯留供給機構30、賞球払出機構40及び開閉基枠体41を含めた全体がユニット化されたセット部材として構成されている。
さらに、裏セット盤50の各部には、このパチンコ遊技機1の作動を統括的に制御する主制御基板91や、賞球の払出制御を行う賞球制御基板92、効果照明や効果音の作動制御を行うランプ・音声制御基板93、各制御基板や電子部品に所定の電力を供給する電源基板94、複数のコネクタが取り付けられて制御信号や電力の中継を行う中継基板95、液晶表示装置200(図1参照)用及び円盤部材301(図1参照)用の表示制御基板96等が設けられている。
次に、パチンコ遊技機1におけるゲーム動作の概要を説明する。
パチンコ遊技機1は、上球皿7およびガラス扉6が閉止施錠された状態で遊技に供され、球皿部7bに遊技球を貯留させて操作ハンドル9aの操作レバー9bを回動操作することにより遊技が開始される。操作ハンドル9aの操作レバー9bが回動操作されると、球皿部7bに貯留する遊技球が図示しない球送り装置によって1球ずつ発射レール上に送り出され、打球発射装置9のハンマーに打ち出されて遊技盤11の外レール16aに沿って遊技領域12に導かれ、以降パチンコゲームが展開される。ここで、打球発射装置9が打ち出す遊技球の初速は、操作レバー9bが回動角により設定される。即ち、打球発射装置9が打ち出す遊技球の初速は、操作レバー9bの回動角が大きいほど早くなる。
遊技領域12に導かれた遊技球が各入賞具20、21、23、24、25、26に入賞すると、各入賞具に取り付けられた入賞球検出センサによって入賞したセーフ球が検出され、その入賞具の種類や遊技状況に応じた所定数の賞球が賞球払出機構40から上球皿7もしくは下球皿8に払い出される。また、遊技盤11の前面側の液晶表示装置200は、遊技盤11の裏面側に取り付けられた表示制御基板96により制御されて前述の遊技状況に応じた種々の表示がなされる。
一方、遊技領域12に導かれた遊技球が入賞具20、21、23、24、25、26に入賞せずに落下すると、アウト球としてアウト口27に集合し、アウト球通路孔を通って遊技盤11の裏面側に排出される。
次に、中央役物100及びその周辺部について詳細に説明する。
図3及び図4において、中央役物100の枠部材101の上側中央の若干左よりには、角部102が設けられており、遊技領域12は、この角部102から左右に分岐して左打ち用の遊技領域201と右打ち用の遊技領域202に分けられている。
左打ち用の遊技領域201には、多数本の遊技釘17とともに、複数の風車18、複数の一般入賞具20、始動入賞具23並びにアタッカー入賞具25が設けられている。
左打ち用の遊技領域201は、パチンコ遊技機1が通常モードの状態及び通常モードから当選した大当たりのラウンド消化において遊技球を導く領域であり、操作レバー9bの回動角が比較的小さく、打球発射装置9が打ち出す遊技球の初速が比較的低い状態で用いられる領域である。ここで、パチンコ遊技機1が通常モードの状態とは、大当たりの抽選確率が低確率で、始動入賞具24のチューリップ羽根24a、24bが開閉しないかもしくは低い確率で開閉する状態(いわゆる電チューサポートがない状態)を示している。
右打ち用の遊技領域202には、多数本の遊技釘17とともに、スルーチェッカ19、一般入賞具21、始動入賞具24並びにアタッカー入賞具26が設けられている。
右打ち用の遊技領域202には、時短モードの状態、確率変動モードの状態、時短モードまたは確率変動モードから当選した大当たりのラウンド消化において遊技球を導く領域であり、操作レバー9bの回動角が比較的大きく、打球発射装置9が打ち出す遊技球の初速が比較的高い状態で用いられる領域である。ここで、パチンコ遊技機1が時短モードの状態とは、通常大当たりのラウンド消化後に突入するモードであり、大当たりの抽選確率が低確率で、始動入賞具24のチューリップ羽根24a、24bが高い確率で開閉する状態(いわゆる電チューサポートがある状態)を示している。
パチンコ遊技機1が確率変動モードの状態とは、確変大当たりのラウンド消化後に突入するモードであり、大当たりの抽選確率が高確率で、始動入賞具24のチューリップ羽根24a、24bが高い確率で開閉する状態を示している。
一方、枠部材101の左側壁111には、左打ち用の遊技領域201を落下する遊技球が付近の遊技釘17の誘導により比較的低い確率で突入するワープ穴112が設けられている。
枠部材101の下壁113の上面には、ワープ穴112を通過した遊技球が転がるステージ114が形成されている。ステージ114の中央には遊技球を始動入賞具23に誘導する誘導穴115の入り口115a(図4参照)が設けられている。誘導穴115の出口115bは、始動入賞具23の上方に位置する。
一方、右打ち用の遊技領域202に配置する枠部材101の右上側の外周面116は、外レール16aに近接しており、外周面と外レール16aに間に球路117が形成されている。球路117の中間部には、球速を低下させるための段部118が形成されている。球路117の出口から下方には、右打ち用の遊技領域202が形成されている。
枠部材101の上壁120の中央から若干右寄りには、開口部121が形成されている。
次に、パチンコ遊技機1における左打ちの際のゲーム動作を説明する。
パチンコ遊技機1は、通常モードの場合、通常モードに対応した画像を液晶表示装置200に表示する。この場合、遊技者は、操作レバー9bの回動角を比較的小さく調整し、打球発射装置9から初速が比較的低い遊技球を打ち出す。これにより、遊技球は、案内レール15から比較的早い時期に離れ、角部102よりも左下側に落下して左打ち用の遊技領域201に導かれ、遊技釘17や風車18に衝突しながら、あるものは、ワープ穴112、ステージ114及び誘導穴115を通過し始動入賞具23に落下し、また、あるものは、ワープ穴112を介さず直接下方に落下し、一般入賞具20または始動入賞具23に入賞し、また、あるものは、アウト球としてアウト口27に集合し、アウト球通路孔を通って遊技盤11の裏面側に排出される。
始動入賞具23に遊技球が入賞した場合、主制御基板91(図2参照)は、低確率(例えば全ての大当たりの合計で390分の1の確率)で確変大当たり及び通常大当たりの抽選を行い、確変大当たりと通常大当たりのいずれかに当選した場合、液晶表示装置200に表示される絵柄601、602、603を揃え、規定ラウンド(例えば15回)までアタッカー入賞具25の開閉扉25aを長時間開放させる。ここで、開閉扉25aは比較的幅広に形成されており、遊技者が操作レバー9bの回動角を大まかに調整することで、アタッカー入賞具25に遊技球を高確率で入賞させることが可能となり、遊技者は、大量の賞球、例えば1700個の賞球を容易に獲得できる。
パチンコ遊技機1は、確変大当たりに当選した場合、前記大当たりの規定ラウンド終了後に確率変動モードに移行し、通常大当たりに当選した場合、前記大当たりの規定ラウンド終了後に時短モードに移行する。
パチンコ遊技機1は、確率変動モードまたは時短モードに移行した場合、液晶表示装置200を用いて遊技者に対して右打ちを行う指示を行う。これにより、遊技者は、確率変動モードと時短モードのいずれの場合にも右打ちを行う。
次に、パチンコ遊技機1における右打ちの際のゲーム動作を説明する。
パチンコ遊技機1は、確率変動モードまたは時短モードの場合、そのモードに対応した画像を液晶表示装置200に表示する。この場合、遊技者は、操作レバー9bの回動角を比較的大きく調整し、打球発射装置9から初速が比較的早い遊技球を打ち出す。これにより、遊技球は、案内レール15に誘導された状態で角部102を超え、球路117を通り、右打ち用の遊技領域202に落下する。右打ち用の遊技領域202に落下する遊技球は、遊技釘17に衝突しながら、あるものはスルーチェッカ19を通過し、あるものは一般入賞具21、始動入賞具24に入賞し、また、あるものは右打ち用の遊技領域202を通過してアウト球としてアウト口27に集合し、アウト球通路孔を通って遊技盤11の裏面側に排出される。また、スルーチェッカ19に遊技球が通過した場合、主制御基板91(図2参照)は、始動入賞具24のチューリップ羽根24a、24bを所定回数開閉させる。これにより、始動入賞具24には高確率で遊技球が入賞し、賞球の払出を行うため、パチンコ機1において払い出される賞球の数は、打球発射装置9から打ち出される遊技球の数の100%前後となり、遊技者は、手持ちの遊技球をほとんど減らすことなく大当たりの抽選を連続して実行できる。以下、このような状態を、電チューサポートがある状態として説明する。
確率変動モードにおいて、主制御基板91(図2参照)は、電チューサポートがある状態で始動入賞具24に遊技球が入賞する毎に高確率(例えば全ての大当たりの合計で39分の1の確率)で確変大当たり及び通常大当たりの抽選を行い、確変大当たりと通常大当たりのいずれかに当選した場合、絵柄601、602、603を揃え、規定ラウンドまでアタッカー入賞具25の開閉扉25aを長時間開放させる。ここで確率変動モードは、大当たりに当選するまで継続する。
時短モードにおいて、主制御基板91(図2参照)は、電チューサポートがある状態で始動入賞具24に遊技球が入賞する毎に低確率(例えば全ての大当たりの合計で390分の1の確率)で確変大当たり及び通常大当たりの抽選を行い、確変大当たりと通常大当たりのいずれかに当選した場合、絵柄601、602、603を揃え、規定ラウンドまでアタッカー入賞具25の開閉扉25aを長時間開放させる。ここで主制御基板91(図2参照)は、通常大当たりから時短モードに突入し、時短モードにおいて100回の抽選までに大当たりに当選しなければ時短モードを終了し、通常モードに戻る。
以下、円盤部材301及び下壁113を円盤部材駆動手段について詳細に説明する。
図5において、円盤部材301は、円盤状に形成され、径方向に中心軸として回転軸302が固定して設けられている。
回転軸302は、開口部201(図3及び図参照)の内壁に回転可能な状態で軸支されている。
円盤部材301の一方の盤面311には、第1のパターンとなる“金”の文字321が例えばマスクとエアブラシを用いた塗装により形成されている。“金”は液晶表示装置に画像表示されるキャラクターをイメージしている。
図6において、円盤部材301の他方の盤面312には、第2のパターンとなる“当”の文字322が例えばマスクとエアブラシを用いた塗装により形成されている。
図5において、円盤部材301の回転軸302を対称線として対称となる一方及び他方の側の円周面323、324の内、一方の円周面313には、第3のパターンとなる“リーチ”の文字323が例えばマスクとエアブラシを用いた塗装により形成されている。
図6において、円盤部材301の他方の側の円周面324には、第4のパターンとなる“チャンス”の文字324が例えばマスクとエアブラシを用いた塗装により形成されている。
図5において、回転駆動部330は、ステッピングモータ331と、ピニオンギア332と、スパーギア333とから構成されている。
ステッピングモータ331の回転軸334にはピニオンギア332が取り付けられている。一方、円盤部材301の回転軸302にはスパーギア333が取り付けられている。ピニオンギア332とスパーギア333は咬合しており、ステッピングモータ331の動力を円盤部材301に伝達できるようになっている。
ステッピングモータ331はハーネス335を介して表示制御基板96(図3参照)から供給される駆動パルスにより回転軸334を所定の角度で回転させる。
表示制御基板96(図3参照)は、前記円盤部材301の一方及び他方の盤面311、312、一方及び他方の側の円周面322、323を切り替え選択して前記遊技領域の正面側に向くように駆動パルスをステッピングモータ331に供給する。
このような構造により、パチンコ遊技機1は、遊技球が落下する遊技領域12と、操作ハンドル9aの操作により駆動して遊技球を前記遊技領域12に打ち出す打球発射手段としての打球発射装置9と、前記遊技領域12の中央に設けられ、外周に枠部材101を有し当該枠部材の内側に画像を表示する液晶表示装置200の画面を有する中央役物100と、前記中央役物100の周囲に設けられた一般入賞具20、21、始動入賞具23、24、24a、24b、アタッカー入賞具25、26による複数の入賞口とを備え、前記打球発射手段から打ち出され前記遊技領域12に導かれた遊技球が前記複数の入賞口の少なくとも一つに入球することで所定数の賞球を払い出す。
枠部材101には、開口部121が形成されている。
円盤部材301は、円盤状に形成され、径方向を中心軸として前記開口部121に回転可能な状態で設けられ、一方及び他方の盤面311、312にそれぞれ第1及び第2のパターン321、322が形成され、前記中心軸を対称線として対称となる一方及び他方の側の円周面313、314にそれぞれ個別の第3及び至第4のパターン323、324が形成されている。
表示制御基板96と回転駆動部330は、一方及び他方の盤面311、312、一方及び他方の側の円周面313、314を切り替え選択して前記遊技領域12の正面側に向ける円盤部材駆動手段となっている。
以下、円盤部材301の動作を説明する。
表示制御基板96は、大当たりの抽選が行われていない状態では、ステッピングモータ331を制御し、図7に示すように円盤部材301の一方の盤面311を前記遊技領域12の正面側に向ける。これにより、遊技者はキャラクターをイメージする“金”の文字321を視認する。
始動入賞具23に遊技球が入賞した場合、主制御基板91(図2参照)が抽選を行い、当選しなかった場合、表示制御基板96は、80%の割合で図7に示す状態を選択し、10%の割合で図8に示す状態を選択し、10%の割合で図9に示す状態を選択する。
図8に示す状態では、表示制御基板96は、ステッピングモータ331を制御し、円盤部材301の一方の円周面313を前記遊技領域12の正面側に向ける。これにより、遊技者は第3のパターンとなる“リーチ”の文字323を視認する。この後、当選しなかった場合、表示制御基板96は、液晶表示装置200に表示される絵柄601、602、603の内、左右の絵柄601、603のみを揃え、絵柄602には別の数字を表示する。
図9に示す状態では、表示制御基板96は、ステッピングモータ331を制御し、円盤部材301の他方の円周面314を前記遊技領域12の正面側に向ける。これにより、遊技者は第3のパターンとなる“チャンス”の文字323を視認する。
主制御基板91(図2参照)が抽選を行い、大当たりに当選した場合、表示制御基板96は、10%の割合で図7に示す状態を選択し、20%の割合で図8に示す状態を選択し、30%の割合で図9に示す状態を選択する。40%の割合で図10に示す状態を選択する。
図10に示す状態では、主制御基板91(図2参照)の抽選結果が必ず大当たりとなっており、表示制御基板96は、ステッピングモータ331を制御し、円盤部材301の他方の円周面313を前記遊技領域14の正面側に向ける。これにより、遊技者は第4のパターンとなる“当”の文字324を視認する。この後、表示制御基板96は、液晶表示装置200に表示される絵柄601、602、603を揃え、主制御基板91は大当たりの動作に移行する。
このような動作により、遊技者が受ける大当たりの期待度は、図10の状態>図9の状態>図8の状態>図7の状態となる。
かかる構成のパチンコ遊技機1によれば、円盤部材駆動手段が円盤状に形成された円盤部材301を回転させて個別の第1乃至第4のパターン321、322、323、324が形成された前記円盤部材301の一方及び他方の盤面311、312、一方及び他方の側の円周面313、314を切り替え選択して前記遊技領域12の正面側に向けるので、文字や絵柄等のパターンを切り替えて表示する場合の動作の立体感を高めることができ、大当たり等の入賞役の抽選に対する期待感を十分高めている等を行える。
尚、図1乃至図6に示した実施の形態では、本発明を右打ち用の遊技領域202にスルーチェッカ19と電動チューリップ構成の始動入賞具24を設けたパチンコ機1に適用したが、スルーチェッカと電動チューリップ構成の始動入賞具を左打ち用の遊技領域に設けたパチンコ機に適用してもよい。
本発明は、スルーチェッカと電動チューリップ構成の始動入賞具を右打ち用の遊技領域に設けたパチンコ遊技機に限らず、スルーチェッカと電動チューリップ構成の始動入賞具を左打ち用の遊技領域に設けたパチンコ遊技機にも適用可能である。
図1は、本発明の一実施形態によるパチンコ遊技機の表側側の外観構造を表した正面図である。 図2は、本発明の一実施形態によるパチンコ遊技機の裏面側の構造を表した図である。 図3は、本発明の一実施形態による遊技盤の正面図である。 図4は、本発明の一実施形態による遊技盤の斜視図である。 図5は、本発明の一実施形態による通常時の円盤部材及び円盤部材駆動手段を示す斜視図である。 図6は、本発明の一実施形態による大当たりの際の円盤部材及び円盤部材駆動手段を示す斜視図である。 図7は、本発明の一実施形態による一方及び他方の盤面を正面側に向けた円盤部材及びその周辺部を示す正面視図である。 図8は、本発明の一実施形態による一方の側の円周面を正面側に向けた円盤部材及びその周辺部を示す正面視図である。 図9は、本発明の一実施形態による他方の側の円周面を正面側に向けた円盤部材及びその周辺部を示す正面視図である。 図10は、本発明の一実施形態による他方の盤面を正面側に向けた円盤部材及びその周辺部を示す正面視図である。
符号の説明
1…パチンコ遊技機、2…外枠、3…前枠、
4a、4b…開閉連結支持機構、5…施錠装置、6…ガラス扉、
7…上球皿、7a…球払出口、7b…球皿部、7c…レバー、
7d…放音部、8…下球皿、8a…球皿部、8b…球出口、
9…打球発射装置、9a…操作ハンドル、10…収容枠、11…遊技盤、
12…遊技領域、13…裏機構、14…化粧板、15…案内レール、
16a…外レール、16b…内レール、17…遊技釘、18…風車、
19…スルーチェッカ、20、21…一般入賞具、
19a…通過球検出センサ、19b…ゲート部、
23、24…始動入賞具、24a、24b…チューリップ羽根、
25、26…アタッカー入賞具、25a、26a…開閉扉、
27…アウト口、28a、28b、28c…係合レバー、
29…遊技補助盤、30…球貯留供給機構、31…タンク部材、
32…整列樋部材、33…ターミナル制御部、40…賞球払出機構、
41…開閉基枠体、42…球切れ検出スイッチ、34…変向出口、
43…整列待機通路部材、44…賞球カセット、
50…裏セット盤、51a、51b…ヒンジ、
52a、52b、52c…閉止レバー、91…主制御基板、
92…賞球制御基板、93…ランプ・音声制御基板、
94…電源基板、95…中継基板、96…表示制御基板、
100…中央役物、101…枠部材、102…角部、
111…左側壁、112…ワープ穴、113…下壁、
114…ステージ、115…誘導穴、115a…入り口、
115b…出口、116…外周面、117…球路、120…上壁、
121…開口部、200…液晶表示装置、201…遊技領域、
202…遊技領域、301…円盤部材、302…回転軸、
311、312…盤面、321、322、323、324…文字、
323、324…円周面、330…回転駆動部、
331…ステッピングモータ、332…ピニオンギア、
333…スパーギア、334…回転軸、335…ハーネス、
601、602、603…絵柄

Claims (1)

  1. 遊技球が落下する遊技領域と、操作ハンドルの操作により駆動して遊技球を前記遊技領域の上側に打ち出す打球発射手段と、前記遊技領域の中央に設けられ、外周に枠部材を有し当該枠部材の内側に画像を表示する画面を有する中央役物と、前記中央役物の周囲に設けられた複数の入賞口とを備え、前記打球発射手段から打ち出され前記遊技領域に導かれた遊技球が前記複数の入賞口の少なくとも一つに入球することで所定数の賞球を払い出すパチンコ遊技機であって、
    前記枠部材に形成された開口部と、
    円盤状に形成され、径方向を中心軸として前記開口部に回転可能な状態で設けられ、一方及び他方の盤面にそれぞれ第1及び第2のパターンが形成され、前記中心軸を対称線として対称となる一方及び他方の側の円周面にそれぞれ第3及び第4のパターンが形成された円盤部材と、
    前記円盤部材の一方及び他方の盤面、一方及び他方の側の円周面を切り替え選択して前記遊技領域の正面側に向ける円盤部材駆動手段とを備えることを特徴とするパチンコ遊技機。
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