JP2007266925A - 携帯電子機器 - Google Patents

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Abstract

【課題】回路基板上におけるスペースを増大させることなく特定部品の性能を発揮させることが可能な回路を構成することができる携帯電子機器を提供する。
【解決手段】開回路の両端を第一コネクタ受部37の第一端子41及び第二端子42にそれぞれ接続し、第一コネクタ受部37に接続ケーブル70を接合することで、印加されるバイアスにより動作点を任意に設定可能な特定部品と電源制御部とを電気的に接続するように構成する。
【選択図】図4

Description

本発明は、携帯電話機やPDA(Personal Digital Assistants)等の携帯電子機器に関する。
従来、携帯電話機やPDA(Personal Digital Assistants)等の携帯電子機器には、その使用者に各種状態や情報を報知するための報知手段として発光ダイオード(LED:Light Emitting Diode)が用いられている。発光ダイオードは電源ICから供給されたバイアスにより発光するようになっており、制御部が電源ICを制御することで発光ダイオードの点灯/消灯を調整するようになっていた。
また、携帯電話機や無線機能を有するPDA等の携帯電子機器には、アンテナ、デュプレクサ、低雑音増幅器(LNA:Low Noise Amplifier)、電力増幅器(PA:Power Amplifier)、信号処理部を備え、アンテナより送信される信号は、信号処理部で生成された送信信号を電力増幅器(PA:Power Amplifier)で増幅し、デュプレクサを介してアンテナより送信するようになっており、また、アンテナで受信された信号は、デュプレクサを介して低雑音増幅器(LNA:Low Noise Amplifier)で増幅され、ミキサを通って信号処理部に入力されるようになっている。(特許文献1)
特開2000−224105号公報
ところで、発光ダイオード、低雑音増幅器、電力増幅器、ミキサ等の特定部品は、印加されるバイアスにより動作点を任意に設定することができ、部品が持つ性能を発揮させることができる。その為、特定部品の性能を発揮させるためには電源ICとの間にジャンパー回路を設け、電流値調整を行うことが望ましい。
一方、携帯電子機器は携行性が重要視されるために小型化され、携帯電子機器を構成する筐体内に設けられた回路基板には各種様々な電子部品や電気部品が実装されることから、不要な回路や部品は極力排除する必要がある。その為、スペースの少ない回路基板に上述したようなジャンパー回路を設けると、他の必要な電子部品や電気部品が回路基板上に実装できなくなる恐れがあることから、必要な部品を回路基板上に実装することを優先し、ジャンパー回路は設けず、特定部品に対しては電圧値調整によって簡易的に電流値を調整するようになっていた。それ故、特定部品本来の性能を十分に発揮させることが難しいといった課題があった。
本発明は、上述した事情に鑑みてなされたものであって、回路基板上におけるスペースを増大させることなく特定部品の性能を発揮させることが可能な回路を構成することができる携帯電子機器を提供することを目的とする。
そこで、本発明は、印加されるバイアスにより動作点を任意に設定可能な特定部品と、電源制御部と、他の部品との接続を行う第一のコネクタ受部とを回路基板上に実装し、前記第一のコネクタ受部の第一端子を前記電源制御部と第一配線部を介して電気的に接続すると共に、前記第一のコネクタ受部の第二端子を前記特定部品と第二配線部を介して電気的に接続し、かつ前記第一及び第二配線部にそれぞれ検出用端子を設けてなり、前記第一のコネクタ受部にコネクタを接合することで前記第一配線部と前記第二配線部とを電気的に接続するようにして携帯電子機器を構成したことを特徴とする。
なお、前記第一配線部側又は前記第二配線部側に電流調整部を設けることが好ましい。
前記第一のコネクタ受部にコネクタを接合することで前記第一配線部と前記第二配線部とを電気的に接続する手段としては、複数のコネクタ及び各コネクタ間を接続する配線を備えた接続部材を備え、前記第一のコネクタ受部に接続される何れか一つのコネクタは、前記第一のコネクタ受部の第一及び第二の端子とそれぞれ接続される第三及び第四の端子を備え、当該第三及び第四の端子を短絡させることが好ましい。
また、複数のコネクタ及び各コネクタ間を接続する配線を備えた接続部材を備え、前記第一のコネクタ受部に接続される何れか一つのコネクタは、前記第一のコネクタ受部の第一及び第二の端子とそれぞれ接続される第三及び第四の端子を備え、当該第三及び第四の端子に接続された配線を短絡させることが好ましい。
さらに、複数のコネクタ及び各コネクタ間を接続する配線を備えた接続部材と、前記第二のコネクタ受部とを備え、前記第一のコネクタ受部に接続される何れか一つのコネクタは、前記第一のコネクタ受部の第一及び第二の端子とそれぞれ接続される第三及び第四の端子を備えると共に、他のコネクタは、前記第三及び第四の端子とそれぞれ接続される第五及び第六の端子を備え、さらに、前記第二のコネクタ受部は前記他のコネクタが接続されたときに第五及び第六の端子とそれぞれ接続される第七及び第八の端子を備え、当該第七及び第八の端子を短絡させることが好ましい。
また、複数のコネクタ及び各コネクタ間を接続する配線を備えた接続部材を備え、前記第一のコネクタ受部に接続される何れか一つのコネクタは、前記第一のコネクタ受部の第一及び第二の端子とそれぞれ接続される第三及び第四の端子を備えると共に、他のコネクタには、前記第三及び第四の端子とそれぞれ接続される第五及び第六の端子を備え、当該第五及び第六の端子を短絡させることが好ましい。
また、前記特定部品としては、発光ダイオード、低雑音増幅器、電力増幅器、ミキサのいずれか一つに適用することが好ましい。
本発明によれば、回路基板上におけるスペースを増大させることなく特定部品の性能を発揮させることが可能な回路を備えた携帯電子機器を提供することができる。
図1から図7は本発明に係る一実施形態を示しており、ここで説明する実施の形態は、この発明を携帯電話機に適用した場合のものである。
図1に示すように、この実施の形態に係る携帯電話機(携帯電子機器)1は、第1の筐体2と、この第1の筐体2の厚さ方向に重ね合わせ可能な第2の筐体3と、これら2つの筐体2,3を相互に折り畳み自在に連結するヒンジ部5とを備えている。なお、ヒンジ部5は、2つの筐体2,3の各基端部2a,3a同士を連結するように配されている。
第2の筐体3の内部には、各種情報を表示する表示面7aを有するLCD(Liquid Crystal Display)、有機EL(Electro Luminescence)ディスプレイ、無機ELディスプレイ等の表示部7及び通話用のスピーカ部9が設けられている。表示部7の表示面7aは、2つの筐体2,3を相互に重ね合わせた状態において第1の筐体2に対向する第2の筐体3の対向面3c側に露出している。スピーカ部9は、基端部3aとは反対側に位置する第2の筐体3の先端部3bに配されており、第2の筐体3の対向面3cから第2の筐体3の内部空間に貫通する開口部3dを介して外方に露出している。
第1の筐体2の内部には、テンキー、カーソルキー、通話キーや終話キー等のファンクションキー等の押下操作可能な複数の操作キー10を備えたキー操作部11、及び通話用のマイクロフォン部15が設けられている。キー操作部11の各操作キー10は、2つの筐体2,3を相互に重ね合わせた状態において第2の筐体3に対向する第1の筐体2の対向面2cから外方に露出している。
マイクロフォン部15は、基端部2aとは反対側に位置する第1の筐体2の先端部2bに配されており、第1の筐体2の対向面2cから第1の筐体2の内部空間に貫通する開口部2dを介して外方に露出している。
第1の筐体2は、図1、2に示すように、第1の筐体2の対向面2c側を構成するフロントケース17、及び第1の筐体2の外面2f側を構成するリアケース19を備えている。これらフロントケース17及びリアケース19は、互いに第1の筐体2の厚さ方向に結合可能となっている。
第一筐体2は、リヤケース19の内部に回路基板34を備えている。回路基板34の一の表面上に実装された無線通信部(信号処理部、PA(Power Amplifier)、LNA(Low Noise Amplifier)、デュプレクサ)、記憶部、電源IC(電源制御部)、制御部等は、回路基板34上に形成された基準電位層(グランドパターン)と接続された導電性のシールドケース23によって覆われている。
また、回路基板34の他の表面34bには、各操作キー10と対向する位置にそれぞれスイッチ21が複数形成されると共に、各スイッチ21間に報知手段としての発光ダイオード(LED:Light Emitting Diode)22が実装されている。また、回路基板34の他の表面34bには、接続ケーブル(接続部材)70の第一コネクタ71と接続される第一コネクタ受部37が実装されている。
また、リアケース19の先端部2b内にアンテナ30が配置され、該アンテナ30は無線通信部に接続されている。
フロントケース17の基端両側には、第2の筐体3を開閉可能に軸支するヒンジ部5の軸受部9A,9Bがリアケース19側に向かって突出して設けられている。
軸受部9A,9Bは第2の筐体3に設けられた筒状の回転軸27Aとヒンジユニット27Bの端部がそれぞれ挿通される第一孔部28A,28Bを備えている。
また、フロントケース17の基部側には、第2の筐体3に設けられた突出部14を収納するための収納凹部13が形成されている。
一方、第1の筐体2に開閉可能に軸支される第2の筐体3は、第2の筐体3の対向面3c側を構成するフロントケース16、及び第2の筐体2の外面3f側を構成するリアケース18を備えている。これらフロントケース16及びリアケース18は、互いに第2の筐体3の厚さ方向に結合可能となっている。
フロントケース16の内部には回路基板55が配置され、回路基板55の他の表面55bには接続ケーブル70の第二コネクタ73と接続される第二コネクタ受部56が設けられ、回路基板55に隣接し、フロントケース16の基部側には、カメラモジュール12が内装されている。
フロントケース16の基部の表面側には、ヒンジ部5の突出部14が第1の筐体2側に向かって突出して設けられ、前記筒状の回転軸27A及びヒンジユニット27Bの一部が突出部14の両端から突き出すように突出部14に内装されている。回転軸27Aは内部に第二孔部90を備えている。第二孔部90は、接続ケーブル70が挿通可能な大きさを有している。
突出部14を前記収納凹部13に嵌め込んだ状態で、回転軸27A及びヒンジユニット27Bの両端がそれぞれ前記第一孔部9A,9Bに挿入され、軸受部9A,9Bに支持される。これにより第1の筐体2と第2の筐体3は開閉可能に支持される。
また、リアケース18の外面3f側には、カメラモジュール12のレンズ12aが露出する窓3gが形成されている。
前述した回路基板34と回路基板55とは接続ケーブル70によって接続されている。接続ケーブル70は回路基板34側の第一コネクタ受部37に接続される第一コネクタ71と、回路基板55側の第二コネクタ受部56に接続される第二コネクタ73と、これら第一コネクタ71と第二コネクタ73とを接続するケーブル部(配線)72とで構成されている。
接続ケーブル70は、複数の同軸ケーブルからなるケーブル部72が前記第二孔部90に挿通され、第一コネクタ受部37と第二コネクタ受部56に跨って設けられることによって、回路基板34と回路基板55を接続するものである。
回路基板34の一の表面(リアケース19側の表面)には、信号処理部、電力増幅器(PA:Power Amplifier)、低雑音増幅器(LNA:Low Noise Amplifier)、デュプレクサ等からなる無線通信部、記憶部、電源IC、制御部等が所定の配線パターンを介してそれぞれ実装されており、また、回路基板34の他の表面34bには、複数のスイッチ21と報知手段としての発光ダイオード(LED:Light Emitting Diode)22が所定のパターンを介して実装されている。
また、前記発光ダイオード22を発光させるためのLED用回路は、図3に概略図を示すように、発光ダイオード22、電源IC24、可変抵抗器(電流調整部)25とから構成され、発光ダイオード22と可変抵抗器25は第一配線部31を介して第一コネクタ受部37と接続されると共に、電源IC24は第二配線部32を介して第一コネクタ受部37と接続されるようになっている。
即ち、図3、4に示すように、第一配線部側は、第一配線部31の一端が回路基板34の基準電位層と接続され、可変抵抗器25、発光ダイオード22を介して第一コネクタ受部37の第一端子41と接続されている。また、第一コネクタ受部37と発光ダイオード22との間の第一配線部31には検出用端子31Aが設けられている。さらに、第二配線部側は、第二配線部32の一端が電源IC24の出力部に接続され、他端が第一コネクタ受部37の第二端子42と接続されている。また、電源IC24と第一コネクタ受部37との間の第二配線部32には検出用端子32Aが設けられている。なお、図3における35は制御部、36は二次電池であり、二次電池36は制御部35及び電源IC24と接続されている。
また、接続ケーブル70の第一コネクタ71内にはジャンパー部43が設けられ、第一コネクタ71と第一コネクタ受部37とを接続することによって第一端子41と第二端子42が短絡されるようになっている。
つまり、接続ケーブル70の第一コネクタ71が回路基板34の第一コネクタ受部37に接続されることで、第一コネクタ受部37の第一端子41と第二端子42とが導通し、発光ダイオード22、電源IC24、可変抵抗器(電流調整部)25とでLED用回路が構成されることになる。
したがって、上述の第一実施形態によれば、第一コネクタ71を第一コネクタ受部37から外し、入力ラインとしての第一配線部31及び出力ラインとしての第二配線部32にそれぞれ形成された検出用端子31A,32Aに電流計測器Aを接続することで発光ダイオード22に流れる電流値を測定することができる。そして、第一配線部31に設けられた可変抵抗器25を調整することにより発光ダイオード22に印加されるバイアスを制御することで、動作点を任意に設定することができ、発光ダイオード22の性能を十分に発揮させることが可能となる。
また、回路基板34と回路基板55との接続に使用されている接続ケーブル70の第一コネクタ71内にジャンパー部43を設けるため、ジャンパー回路用のスペースを回路基板34上に別途設ける必要がなく、回路基板34の占有スペースを増大させることなくLED用回路を構成することが可能となる。
次に、本発明の第二実施形態を図3を援用し、図5に基づいて説明する。尚、第一実施形態と同一部分には、同一符号を付して説明する(以下の実施形態でも同様)。
この実施形態では、発光ダイオード22の入力ラインとしての第一配線部31は第一コネクタ受部37内の第一端子41に接続され、電源IC24の出力ラインとしての第二配線部32は第一コネクタ受部37内の第二端子42に接続されている。
また、接続ケーブル70の第一コネクタ71内には、第一コネクタ受部37の第一端子41に接続される第三端子44と、第二端子42に接続される第四端子45とが設けられ、両者は接続ケーブル70のケーブル部72内に導かれている。
ケーブル部72内にはジャンパー部43が設けられており、第三端子44と第四端子45はケーブル部72内のジャンパー部43で短絡されている。
つまり、接続ケーブル70の第一コネクタ71が回路基板34の第一コネクタ受部37に接続されることで、第一コネクタ受部37の第一端子41と第二端子42とが導通し、発光ダイオード22、電源IC24、可変抵抗器(電流調整部)25とでLED用回路が構成されることになる。
上述の第二実施形態によれば、回路基板34の第一コネクタ受部37に接続される接続ケーブル70のケーブル部72のみ変更すれば良く、接続ケーブル70の第一コネクタ71を第一コネクタ受部37から外し、第一配線部31及び第二配線部32にそれぞれ形成された検出用端子31A及び32Aに電流計測器Aをそれぞれ接続することで発光ダイオード22に流れる電流値を測定することができる。そして、第一配線部31に設けられた可変抵抗器25を調整して発光ダイオード22に印加するバイアスを制御することで、動作点を任意に設定することができるため、発光ダイオード22の性能を十分に発揮させることが可能となる。
また、回路基板34と回路基板55との接続に使用されている接続ケーブル70のケーブル部72内にジャンパー部43を設けるため、ジャンパー回路用のスペースを回路基板34上に別途設ける必要がなく、回路基板34の占有スペースを増大させることなくLED用回路を構成することが可能となる。
次に、本発明の第三実施形態を図3を援用し、図6に基づいて説明する。
この実施形態では、発光ダイオード22への入力ラインとしての第一配線部31は第一コネクタ受部37内の第一端子41に接続され、電源IC24の出力ラインとしての第二配線部32は第一コネクタ受部37内の第二端子42に接続されている。
接続ケーブル70の第一コネクタ71内には、第一コネクタ受部37の第一端子41に接続される第三端子44と、第二端子42に接続される第四端子45とが設けられ、ケーブル部72を介して第二コネクタ73まで延設されている。
第二コネクタ73内には、第三端子44に接続される第五端子46と、第四端子45に接続される第六端子47が設けられ、第二コネクタ73は、第二コネクタ受部56に接続している。
第二コネクタ受部56内には、第五端子46に接続される第七端子48と第六端子47に接続される第八端子49が設けられている。
また、第二コネクタ受部56内にはジャンパー部43が設けられており、第七端子48と第八端子49とを接続することによって第七端子48と第八端子49が短絡されるようになっている。
つまり、接続ケーブル70の第一コネクタ71が第一コネクタ受部37に接続し、且つ、第二コネクタ73が第二コネクタ受部56に接続されることで初めて第一コネクタ受部37の第一端子41と第二端子42とが導通し、発光ダイオード22、電源IC24、可変抵抗器(電流調整部)25とでLED用回路が構成されることになる。
上述の第三実施形態によれば、第二コネクタ73を第二コネクタ受部56から外す、又は第一コネクタ71を第一コネクタ受部37から外しておけば、第一配線部31及び第二配線部32にそれぞれ形成された検出用端子31A,32Aに電流計測器Aをそれぞれ接続することで発光ダイオード22に流れる電流値を測定することができる。そして、第一配線部31に形成された可変抵抗器25を調整することにより発光ダイオード22に印加するバイアスを制御することで、動作点を任意に設定することができ、発光ダイオード22の性能を十分に発揮させることが可能となる。
また、回路基板34と回路基板55との接続に使用されている接続ケーブル70の第二コネクタ受部56にジャンパー部43を設けるため、ジャンパー回路用のスペースを回路基板34上に別途設ける必要がなく、回路基板34の占有スペースを増大させることなくLED用回路を構成することが可能となる。
さらに、回路基板34と回路基板55とを接続する接続ケーブル70に何ら加工を必要とせず、回路基板55上に設けられた第二コネクタ73のみに加工を施せば良く、回路基板34と接続ケーブル70は従来通りのものを用いることができ、対策が容易となる。
次に、本発明の第四実施形態を図3を援用し、図7に基づいて説明する。
この実施形態では、発光ダイオード22への入力ラインとしての第一配線部31は第一コネクタ受部37内の第一端子41に接続され、電源IC24の出力ラインとしての第二配線部32は第一コネクタ受部37内の第二端子42に接続されている。
接続ケーブル70の第一コネクタ71内には、第一コネクタ受部37の第一端子41に接続される第三端子44と、第二端子42に接続される第四端子45とが設けられ、ケーブル部72を介して第二コネクタ73まで延設されている。
第二コネクタ73内には、第三端子44に接続される第五端子46と、第四端子45に接続される第六端子47が設けられ、第二コネクタ73は、第二コネクタ受部56に接続している。
第二コネクタ受部56内には、第五端子46に接続される第七端子48と第六端子47に接続される第八端子49が設けられている。
また、ジャンパー部43が回路基板55上に設けられ、予め第二コネクタ受部56と接続されおり、第七端子48と第八端子49とを短絡している。
つまり、接続ケーブル70の第一コネクタ71が第一コネクタ受部37に接続し、且つ、第二コネクタ73が第二コネクタ受部56に接続されることで初めて第一コネクタ受部37の第一端子41と第二端子42とが導通し、発光ダイオード22、電源IC24、可変抵抗器(電流調整部)25とでLED用回路が構成されることになる。
上述の第四実施形態によれば、回路基板55のみ変更を加えれば良く、第二コネクタ73を第二コネクタ受部56から外す、又は第一コネクタ71を第一コネクタ受部37から外しておけば、第一配線部31及び第二配線部32にそれぞれ形成された検出用端子31A,32Aに電流計測器Aを接続して発光ダイオード22に流れる電流調整を可変抵抗器25を介して行うことができ、発光ダイオード22の性能を発揮するように調整することができる。
また、第二コネクタ受部56の第七端子48と第八端子49とを短絡させるジャンパー部43を回路基板55に形成しておくだけで良いため、ジャンパー回路用の専用スペースを回路基板34上に設ける必要がなく、回路基板34の占有スペースを増大させることなくLED用回路を構成することが可能となる。
さらに、回路基板34と接続ケーブル70には何ら加工を必要とせず、回路基板55のみに加工を施すことで回路基板34と接続ケーブル70は従来通りのものを用いることができ、対策が容易となる。
以上のように第一の実施形態によれば、回路基板34側に何らの加工も必要なくなるため、接続ケーブル70にのみ変更を加えることで様々な回路基板34を備えた製品に適用でき、汎用性が高まる効果がある。
また、第二の実施形態によれば、回路基板34に何らの加工も必要なく、接続ケーブル70の配線のみを変更することで様々な回路基板34を備えた製品に適用でき、汎用性が高まる効果がある。
また、第三、第四の実施形態によれば、回路基板34側や接続ケーブル70には何らの加工も必要なく、第二のコネクタ受部56や回路基板55に加工を施せば良く、回路基板34と接続ケーブル70はそのまま従来通りのものを用いることができ、対策が容易となる効果がある。
尚、この発明は上述した実施形態に限られるものではなく、例えば図6に示す第三実施形態では、第二コネクタ受部56にジャンパー部43を設けた場合について説明したが、第二コネクタ73にジャンパー部43を設けた構成としてもよい。
また、第一乃至第四の実施形態では、電流調整部として可変抵抗器25を用いた例を示したが、例えば、図3に示すLED用回路のうち、抵抗器は固定抵抗器とし、電源IC24側に電圧可変電源を用いた構成とし、電源IC24側で電流調整を行うようにしても構わない。
さらに、第一乃至第四の実施形態では、印加されるバイアスにより動作点を任意に設定可能な特定部品として発光ダイオードを用いた例を示したが、これだけに限らず、電力増幅器(PA:Power Amplifier)や低雑音増幅器(LNA:Low Noise Amplifier)、ミキサ等のように、印加されるバイアスにより動作点を任意に設定可能な特定部品と電源IC24との間の回路に本発明を適用しても構わない。なお、本発明において、印加されるバイアスにより動作点を任意に設定可能とは、発光ダイオードのように、印加されるバイアスにより輝度を任意に設定できるものも含む。
また、本実施形態では折り畳み式の携帯電話機を例にして説明したが、回転タイプやスライドタイプの携帯電話機、さらにはストレートタイプの携帯電話機にも適用可能である。
さらに、上記実施形態では接続ケーブル70に第一コネクタ71、第二コネクタ73を設けた場合について説明したが、接続ケーブル70のケーブル部72を直接第一コネクタ受部37や第二コネクタ受部56に接続した構成としてもよい。
そして、上記実施形態では接続ケーブル70に同軸ケーブルを設けてある場合について説明したが、同軸ケーブルに代えてフレキシブル基板(FFC,FPC)及びフラットケーブルを用いた場合であっても第一実施形態〜第四実施形態の何れかの構成をとることで同様の効果を奏することができる。
本発明の実施形態における携帯電話機を示す斜視図である。 本発明の実施形態における携帯電話機を示す分解斜視図である。 本発明の実施形態における携帯電話機に備えるLED用回路を説明するための概略図である。 本発明のLED用回路の第一実施形態を示す詳細図である。 本発明のLED用回路の第二実施形態を示す詳細図である。 本発明のLED用回路の第三実施形態を示す詳細図である。 本発明のLED用回路の第四実施形態を示す詳細図である。
符号の説明
1 携帯電話機(携帯電子機器)、2 第1の筐体、3 第2の筐体、5 ヒンジ部、22 発光ダイオード、24 電源IC(電源制御部)、25 可変抵抗器(電流制御部)、34 回路基板、35 制御部、36 二次電池、37 第一コネクタ受部、41 第一端子、42 第二端子、43 ジャンパー部、44 第三端子、45 第四端子、46 第五端子、47 第六端子、48 第七端子、49 第八端子、55 回路基板、56 第二コネクタ受部、70 接続ケーブル(接続部材)、71 第一コネクタ(コネクタ)、72 ケーブル部(配線)、73 第二コネクタ(コネクタ)

Claims (7)

  1. 印加されるバイアスにより動作点を任意に設定可能な特定部品と、電源制御部と、他の部品との接続を行う第一のコネクタ受部とを回路基板上に実装し、前記第一のコネクタ受部の第一端子を前記電源制御部と第一配線部を介して電気的に接続すると共に、前記第一のコネクタ受部の第二端子を前記特定部品と第二配線部を介して電気的に接続し、かつ前記第一及び第二配線部にそれぞれ検出用端子を設けてなり、前記第一のコネクタ受部にコネクタを接合することで前記第一配線部と前記第二配線部とを電気的に接続するように構成したことを特徴とする携帯電子機器。
  2. 前記第一配線部側又は前記第二配線部側に電流調整部を有することを特徴とする請求項1に記載の携帯電子機器。
  3. 複数のコネクタ及び各コネクタ間を接続する配線を備えた接続部材を備え、前記第一のコネクタ受部に接続される何れか一つのコネクタは、前記第一のコネクタ受部の第一及び第二の端子とそれぞれ接続される第三及び第四の端子を備え、当該第三及び第四の端子を短絡させてあることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の携帯電子機器。
  4. 複数のコネクタ及び各コネクタ間を接続する配線を備えた接続部材を備え、前記第一のコネクタ受部に接続される何れか一つのコネクタは、前記第一のコネクタ受部の第一及び第二の端子とそれぞれ接続される第三及び第四の端子を備え、当該第三及び第四の端子に接続された配線を短絡させてあることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の携帯電子機器。
  5. 複数のコネクタ及び各コネクタ間を接続する配線を備えた接続部材と、前記第二のコネクタ受部とを備え、前記第一のコネクタ受部に接続される何れか一つのコネクタは、前記第一のコネクタ受部の第一及び第二の端子とそれぞれ接続される第三及び第四の端子を備えると共に、他のコネクタは、前記第三及び第四の端子とそれぞれ接続される第五及び第六の端子を備え、さらに、前記第二のコネクタ受部は前記他のコネクタが接続されたときに第五及び第六の端子とそれぞれ接続される第七及び第八の端子を備え、当該第七及び第八の端子を短絡させてあることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の携帯電子機器。
  6. 複数のコネクタ及び各コネクタ間を接続する配線を備えた接続部材を備え、前記第一のコネクタ受部に接続される何れか一つのコネクタは、前記第一のコネクタ受部の第一及び第二の端子とそれぞれ接続される第三及び第四の端子を備えると共に、他のコネクタには、前記第三及び第四の端子とそれぞれ接続される第五及び第六の端子を備え、当該第五及び第六の端子を短絡させてあることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の携帯電子機器。
  7. 前記特定部品は、発光ダイオード、低雑音増幅器、電力増幅器、ミキサのいずれか一つであることを特徴とする請求項1乃至請求項5のいずれか1項に記載の携帯電子機器。
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