JP2006018181A - 携帯型電子装置撮影システム、撮影補助光生成装置、携帯型電子装置、電力供給装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】 携帯型電子装置本体の大型化,高価格化を防止しつつ、必要な発光量を確保可能とし、取り付け位置をイヤホンジャックの位置に制限されなくする。
【解決手段】
携帯電話端末は、内蔵カメラ20を備えている。外付けフラッシュモジュール50は、携帯電話端末の装飾パネルとしての機能を備えると共に、携帯電話端末の内蔵カメラ20での撮影時の補助光を発光するフラッシュライト51をも備えている。そして、携帯電話端末は、内蔵カメラ20にて撮影を行う際にLEDライト21を発光させ、外付けフラッシュモジュール50は、光検出素子52にてLEDライト21の発光を検知すると、そのLEDライト21の発光タイミングに同期してフラッシュライト51を発光させる。
【選択図】 図11
【解決手段】
携帯電話端末は、内蔵カメラ20を備えている。外付けフラッシュモジュール50は、携帯電話端末の装飾パネルとしての機能を備えると共に、携帯電話端末の内蔵カメラ20での撮影時の補助光を発光するフラッシュライト51をも備えている。そして、携帯電話端末は、内蔵カメラ20にて撮影を行う際にLEDライト21を発光させ、外付けフラッシュモジュール50は、光検出素子52にてLEDライト21の発光を検知すると、そのLEDライト21の発光タイミングに同期してフラッシュライト51を発光させる。
【選択図】 図11
Description
本発明は、特にカメラ機能付きの携帯型電子装置と、その携帯型電子装置に取り付け可能な撮影補助光生成装置、携帯型電子装置へ電力を供給する電力供給装置、それらからなる携帯型電子装置撮影システムに関する。
近年の携帯電話端末は、ディジタルカメラ機能(以下、単にカメラと呼ぶ)を備えたものが主流になってきている。
ところで、当該カメラを使用した写真撮影において、例えば、暗い室内や夜間に撮影を行うような場合には、一般に、被写体の照度が不十分であることが多く、その結果、良好な画質を得ることが難しくなり易い。すなわち、被写体の照度が不十分である場合には、長時間露光によるノイズが発生し易くなり、また、露光時間が延びること(つまりシャッタースピードが遅くなること)によるいわゆる手ブレや被写体ブレが発生し易くなり、良好な画質の画像を得難くなる。
上述のように、カメラ撮影時に被写体照度が不十分である場合には、一般に、ストロボライト(ストロボは商品名)やフラッシュライトと呼ばれる撮影補助光生成装置或いは閃光装置(以下、まとめてフラッシュライトと呼ぶことにする。)を用いることにより、被写体照度の不足を補うことが行われている。
ここで、カメラのフラッシュライト用の光源としては、一般にキセノン管が知られている。但し、当該キセノン管を用いたフラッシュライト(以下、キセノン管フラッシュライトと呼ぶ。)は、発光させる際に高電圧駆動が必要となっており、また、発光駆動回路も複雑であり、当該フラッシュライトのモジュールサイズも大きくなり易い。そのため、小型化が要求される携帯電話端末に当該キセノン管フラッシュライトを搭載することは難しい。
このようなことから、近年のカメラ機能付き携帯電話端末におけるフラッシュライト用の光源としては、LED(発光ダイオード)からなるライト(以下、LEDフラッシュライトと呼ぶ)が使用されている。
その一方で、キセノン管フラッシュライトは、LEDフラッシュライトに比べて圧倒的に大きな発光光量が得られ、また、例えば100μsec程度と極めて短時間での発光が可能である。したがって、当該キセノン管フラッシュライトを用いれば、撮影時に十分な明るさを得ることができ、また、撮影時に手ブレや被写体ブレを殆ど無くすことができるようになる。
これに対し、LEDフラッシュライトの場合は、一般的に、キセノン管フラッシュライトに比べて発光素子自体が小さく、駆動電圧や電流も低いため、携帯電話端末等の携帯型電子装置に組み込み易いが、例えば超高輝度LEDと呼ばれるものであっても前記キセノン管フラッシュライトに比べて発光量は極めて少なく、したがって、被写体照度が不足している際の撮影用照明としては必ずしも適しているとは言い難い。但し、多少暗い環境であったとしても例えば被写体までの距離が短いのであれば、上述のLEDフラッシュライトでもある程度は撮影時の画質を改善することが可能である。このようなことも、LEDフラッシュライトがカメラ付き携帯電話端末の撮影用光源として使われる理由の一つとなっている。
また、LEDフラッシュライトの場合、キセノン管フラッシュライトとは異なり、常時点灯が可能となっている。したがって、LEDフラッシュライトの場合は、例えば撮影の前後では明るさを多少下げた状態で点灯させておき、撮影の瞬間にのみパルス状に数十msecから数百msecの大きな電流を流して明るく点灯させるような使い方も可能である。特に、最近のLEDは、高輝度化が目覚ましく、キセノン管フラッシュライトほどの大光量までは期待できないものの、撮影照明用途でもかなり使えるものが出来てきている。そのような高輝度LEDに、例えば1A(アンペア)以上の大電流を流せば、露光量の改善は可能である。但し、当該高輝度LEDの場合は、LEDモジュール自体の大きさや駆動回路の大きさが大きくなり、小型化への要求が厳しい携帯電話端末への搭載は難しいのが現状である。
なお、キセノン管フラッシュライト,LEDフラッシュライトの何れにおいても、例えば、撮影時の露光量を適切に制御しないと、撮影画像全体が白く光って見えたり(いわゆる露光オーバー)、逆に画像全体が暗く(いわゆる露光アンダー)なってしまうことになり、良好な画質の画像が得られなくなることがある。発光量制御が容易なLEDフラッシュライトの場合でも、例えば発光光量の制御が無い場合には、特に撮影距離が短い時などには露光オーバーになることもある。
このような露光量の過不足の発生を防ぐ為には、カメラの撮影パラメータ(例えばF値,ISO感度等)や被写体照度、被写体までの距離等を検知し、それらによりフラッシュライトの発光量を制御することが重要である。しかしながら、カメラの撮影パラメータ自体は、カメラの設定値からわかるが、被写体照度はカメラの設定値からはわからず、フラッシュライトの発光前におけるカメラ露光量から推定することも困難である。なお、被写体照度を測定してフラッシュライトの光量を制御する方法としては、いわゆるプリ発光調光方式やセンサ調光方式と呼ばれている方法が従来より知られているが、ここではその技術的説明については省略する。
以上説明したように、低照度環境におけるカメラ撮影時には、キセノン管フラッシュライトやLEDフラッシュライトにより被写体照度の不足を補うような対策をとることができるが、特に、携帯電話端末のような携帯型電子装置にカメラ機能を搭載することを考えた場合、キセノン管フラッシュライトでは、モジュールの大きさや駆動回路の大きさ、高電圧を使用することによるノイズ対策が必要となり、結果として構成がさらに大型化したり、コストが上昇するなど問題がある。一方、LEDフラッシュライトの場合は、撮影に充分な照度が現状では得られないという問題がある。
このようなことから、特開2003−32337の公開特許公報(特許文献1)には、フラッシュライトを外付けアクセサリとして用意し、本体である携帯端末装置と当該外付けのフラッシュライトとの接続と発光量制御等のための通信を、イヤホンジャック及びイヤホンプラグを経由して行うことにより、携帯端末装置本体の大型化,高価格化を防止しつつ、必要な発光量を確保可能とした技術が開示されている。
また、特開2003−18459の公開特許公報(特許文献2)には、カメラ付き携帯電話機とストロボ内蔵カメラとをケーブルで接続し、携帯電話機にて撮影を行う際には、ストロボ内蔵カメラのストロボを発光させることにより、携帯電話機本体の大型化,高価格化を防止しつつ、必要な発光量を確保可能とした技術が開示されている。
しかしながら、上述した特開2003−32337の公開特許公報記載の技術の場合、外付けアクセサリである外付けフラッシュライトには、イヤホンプラグのような大きな突起物をつけなければならない。また、外付けフラッシュライトの取り付け位置は、携帯端末装置に設けられているイヤホンジャックの位置により制限されてしまう。
また、上述した特開2003−18459の公開特許公報記載の技術の場合、既にストロボ内蔵カメラを持っている(携帯している)ことになるため、ユーザが、わざわざ携帯機器と当該ストロボ内蔵カメラとをケーブルで接続し、その上で携帯機器側のカメラで撮影するようなことを行うとは考え難い。
その他、携帯機器と外付けフラッシュライトを接続してカメラ撮影を行う場合、必ずカメラの撮影タイミングに同期してフラッシュライトを発光させなければならない。
本発明は、このような課題に鑑みてなされたものであり、携帯型電子装置本体の大型化,高価格化を防止しつつ、必要な発光量を確保可能とし、また、外付けフラッシュライトにおいても例えばイヤホンプラグのような大きな突起物を不要とし、取り付け位置もイヤホンジャックの位置に制限されない、携帯型電子装置撮影システム、撮影補助光生成装置、携帯型電子装置、電力供給装置を提供することを目的とする。
本発明の携帯型電子装置撮影システムは、カメラ機能を備えた携帯型電子装置と、携帯型電子装置のカメラ機能による撮影のための補助光を発光する撮影補助光発光素子を備えた撮影補助光生成装置とからなり、携帯型電子装置は、撮影補助光生成装置を着脱可能に取り付ける取り付け部と、撮影タイミングに同期した発光タイミング信号を撮影補助光生成装置へ伝送する発光タイミング伝送手段とを有し、撮影補助光生成装置は、携帯型電子装置に着脱可能に取り付けられる取り付け部と、携帯型電子装置の発光タイミング伝送手段から伝送される発光タイミング信号を受信する発光タイミング受信手段と、その発光タイミング信号に同期して撮影補助光発光素子を発光駆動する発光駆動制御手段とを有することにより、上述した課題を解決する。
また、本発明の撮影補助光生成装置は、カメラ機能を備えた携帯型電子装置にて撮影を行う際の撮影補助光を発光する撮影補助光発光素子と、携帯型電子装置に着脱可能に取り付けられる取り付け部と、撮影の際の撮影タイミングを示すタイミング信号を受信するタイミング受信手段とを有し、そのタイミング信号に同期して撮影補助光発光素子を発光駆動させる発光駆動制御手段とを有することにより、上述した課題を解決する。
また、本発明の携帯型電子装置は、カメラ機能を備え、撮影のための補助光を発光する撮影補助光生成装置を着脱可能に取り付ける取り付け部と、撮影タイミングに同期した発光タイミング信号を撮影補助光生成装置へ伝送する発光タイミング伝送手段とを有することにより、上述した課題を解決する。
また、本発明の携帯型電子装置撮影システムは、カメラ機能と当該カメラ機能による撮影のための補助光を発光する撮影補助光発光素子とを備えた携帯型電子装置と、携帯型電子装置から供給される電力を、撮影時に撮影補助光発光素子を発光させるための電力として蓄積する電力蓄積手段と、電力蓄積手段に蓄積されている電力を用いて、携帯型電子装置の撮影補助光発光素子を発光駆動させる発光駆動手段とを備えた電力供給装置とを有することにより、上述した課題を解決する。
また、本発明の電力供給装置は、カメラ機能付きの携帯型電子装置が備えている撮影補助光発光素子を発光させるための電力を蓄積する電力蓄積手段と、携帯型電子装置に着脱可能に取り付けられる取り付け部と、電力蓄積手段に蓄積されている電力を用いて携帯型電子装置の撮影補助光発光素子を発光駆動させる発光駆動手段とを有することにより、上述した課題を解決する。
すなわち、本発明によれば、撮影補助光生成装置は、携帯型電子装置に着脱可能に取り付けられるものとなっており、また、携帯型電子装置から撮影補助光生成装置へは、撮影時に撮影補助光を発光させるタイミングを示す発光タイミング信号を伝送し、撮影補助光生成装置は、その発光タイミング信号に同期して撮影補助光を発光させるようにしている。
すなわち、本発明によれば、撮影補助光生成装置は、携帯型電子装置に着脱可能に取り付けられるものとなっており、また、携帯型電子装置から撮影補助光生成装置へは、撮影時に撮影補助光を発光させるタイミングを示す発光タイミング信号を伝送し、撮影補助光生成装置は、その発光タイミング信号に同期して撮影補助光を発光させるようにしている。
本発明において、撮影補助光生成装置は携帯型電子装置に着脱可能に取り付けられるものとなされており、また、撮影補助光生成装置は携帯型電子装置から伝送された発光タイミング信号に同期して撮影補助光を発光させるようになっているため、携帯型電子装置本体の大型化,高価格化を防止しつつ、撮影時に必要な発光量を確保できる。また、撮影補助光生成装置には例えばイヤホンプラグ等のような大きな突起物を設ける必要がなく、したがって、携帯型電子装置への取り付け位置もイヤホンジャック等の位置に制限されない。
以下、図面を参照しながら、本発明の携帯型電子装置及び撮影補助光生成装置、それらからなるシステムの一実施形態について説明する。なお、本実施形態では、携帯型電子装置の一例として、携帯電話端末を挙げているが、勿論、ここで説明する内容はあくまで一例であり、本発明はこの例に限定されないことは言うまでもない。
〔携帯電話端末の外観構成〕
図1〜図3は、本発明実施形態の携帯電話端末の外観を示す。
図1〜図3は、本発明実施形態の携帯電話端末の外観を示す。
本実施形態の携帯電話端末は、ディスプレイ3を備えた第1の筐体1と、当該第1の筐体1の下側に配され且つ上記ディスプレイ3の表示面と同一方向の表面上にテンキー等を備えた第2の筐体2とが、それぞれ筐体一端部側に設けられた回転ヒンジ機構(詳細は省略する)を中心として互いに水平方向に回動自在となされた回転オープン型の携帯電話端末である。図1は、本実施形態の携帯電話端末を開いた状態(以後、開状態と呼ぶ)を示し、図2は回転ヒンジ機構を中心として第1の筐体1と第2の筐体2を相対的に略々90度回転(図1の開状態に対して略々90度回転)させたときの状態を示し、図3は携帯電話端末を閉じた状態(以後、閉状態と呼ぶ)を示している。
第1の筐体1には、ディスプレイ3の他、スピーカ4、電子メールの作成や送信受信,メール機能の各種設定等に使用されるメール機能キー、発信や着信の際に使用される通話キー6、通話の終了や実行中のアプリケーションの終了,電源のオン/オフ等に用いられる終了キー7、入力した情報をクリア(削除)する際に用いられるクリアキー、ディスク型ジョグダイヤル5、文字入力における文字種変換等に用いられる切替キーなどの各種操作子が設けられている。なお、これら第1の筐体1に設けられるディスプレイ3や各キー、ディスク型ジョグダイヤル5等は、図3のように本実施形態の携帯電話端末が閉状態になされたときでも常に外側となる一表面部(一方の主面部、以後、この筐体表面部を特にディスプレイ設置面と呼ぶ)上に配置されている。また、この第1の筐体1の側面には、当該携帯電話端末に内蔵されているカメラ用のシャッターレリーズボタン8が設けられている。
ディスプレイ3は、電話番号表示や待ち受け画像の表示,電子メールの文章表示,音楽再生時の画面表示等を行うための液晶ディスプレイパネルやEL(electroluminescence )ディスプレイパネルからなる。スピーカ4は、通話音声等を出力するために設けられている。なお、着信音や音楽再生用のスピーカは別途内蔵されている。上記ディスプレイ3は、当該第1の筐体1のディスプレイ設置面上に設けられているため、本実施形態の携帯電話端末が閉状態になされたときでも、ユーザは当該ディスプレイ3上の表示を見ることができる。
ディスク型ジョグダイヤル5は、回転ダイヤル(回転操作子)と十字キー(方向指示操作子)とプッシュボタン(押下操作子)とが一体化された操作デバイスである。回転ダイヤルは、当該ディスク型ジョグダイヤル5の最外周部に設けられ、第1の筐体1のディスプレイ設置面に対して略々垂直となされている回転軸を中心にして回動自在に構成されていると共に、内部にホール素子(図示は省略)などの回転検出機構を備えている。本実施形態の携帯電話端末は、当該回転検出機構からの回転検出信号(例えばホール素子から出力されたパルス信号)により、ユーザが当該回転ダイヤルを何れの方向にどの程度回転させたのかを検出可能となされている。十字キーは、上記回転ダイヤルの内周側に環形状にて形成されると共に、その内部に、例えば弾性変形可能な傾倒部材(図示は省略)と、ユーザによる少なくとも上,下,左,右方向への傾倒操作を検出可能な四つのスイッチ等からなる傾倒方向検出機構(図示は省略)とを有して構成されている。プッシュボタンは、当該ディスク型ジョグダイヤル5の中心部に設けられており、第1の筐体1のディスプレイ設置面に対して略々垂直方向への押下操作を検出する押下スイッチ機構を備えて構成されている。このディスク型ジョグダイヤル5は、当該外部筐体1のディスプレイ設置面上に設けられているため、本実施形態の携帯電話端末が閉状態になされたときでも、ユーザは上記回転ダイヤル、十字キー、プッシュボタンをそれぞれ操作可能である。
第2の筐体2には、電話番号等の入力に使用される「0」キー〜「9」キーのテンキーと「*」キー及び「#」キーとからなる12キーの他、例えば着信時に着信音を出さないようにする際に操作されるマナーキー、例えば音声を録音する際などに操作されるメモキーなどのキー操作部9と、マイクロホン10が設けられている。これら第2の筐体2に設けられるキー操作部9は、本実施形態の携帯電話端末が閉状態になされたときには第1の筐体1により覆われてしまう一表面部(一方の主面部、以後、この筐体表面部を特にテンキー設置面と呼ぶ)上に配置されている。
マイクロホン10は、通話音を電気信号に変換するものであり、本実施形態の携帯電話端末では回転ヒンジ機構近傍に設けられている。なお、本実施形態において、マイクロホン10を回転ヒンジ機構の近傍に設けているのは、当該携帯電話端末が閉状態の時に、マイクロホン10とスピーカ4の配置が重なってしまわないようにすることで、当該閉状態と開状態のいずれの状態であっても通話ができるようにするためである。
当該第2の筐体2内には、主要な回路構成が設けられていると共に、着脱可能なバッテリとそのバッテリからの電力を各部に供給するための電源系が設けられている。
また、第2の筐体2の上記テンキー設置面と相対応する裏面側には、図4に示すように、内蔵カメラ20とLEDライト21、着脱可能な装飾パネル22等が設けられている。なお、LEDライト21は、LEDフラッシュライトとしての機能の他、例えば懐中電灯のような照明機能も備えており、また、赤外線を発光する機能を備えていても良い。なお、図4は、シャッターレリーズボタン8を図4の上側とし、閉状態の携帯電話端末を上記第2の筐体2の裏面側から見た図である。また、図5には、図4の携帯電話端末を当該図4の下方向側から見た状態で且つ一部を透過した側面図を示している。
さらに、本実施形態の携帯電話端末において、回転ヒンジ機構が設けられていない方の第2の筐体2の端部側面には、図6に示すように、内蔵電池へ充電を行う際に図示しない充電ホルダの充電端子に接続される電源端子24,24と、調整用コネクタ23とが設けられている。上記調整用コネクタ23は、携帯電話端末の各種調整やデータ通信のために通常備えられているコネクタである。
〔第1の実施形態の外付けフラッシュライトの概略〕
ここで、本発明の第1の本実施形態の携帯電話端末において、上記調整用コネクタ23には、図7に示すように、本発明にかかる撮影補助光生成装置である外付けフラッシュモジュール30が取り付け及び接続可能となされている。
ここで、本発明の第1の本実施形態の携帯電話端末において、上記調整用コネクタ23には、図7に示すように、本発明にかかる撮影補助光生成装置である外付けフラッシュモジュール30が取り付け及び接続可能となされている。
上記外付けフラッシュモジュール30は、携帯電話端末の調整用コネクタ23に着脱可能に取り付けられる挿入コネクタ31と、キセノン管或いはLED等により構成されたフラッシュライト32とを備えている。なお、本実施形態の外付けフラッシュモジュール30は、上記挿入コネクタ31が上記携帯電話端末の調整用コネクタ23に挿入された際に、当該携帯電話端末の第2の筐体2に設けられている内蔵カメラ20の撮影方向と略々一致することになる面側に上記フラッシュライト32が配されている。そして、本実施形態の携帯電話端末は、上記調整用コネクタ23を介して、上記外付けフラッシュモジュール30へ電源を供給すると共に、フラッシュライト32の発光タイミングや発光持続時間、発光量等を制御する。なお、外付けフラッシュモジュール30は、別途電池等の電源を内蔵していても良い。
〔第1の実施形態の携帯電話端末と外付けフラッシュライトの内部構成〕
図8には、本発明第1の実施形態の携帯電話端末と外付けフラッシュモジュール30の内部概略構成を示す。
図8には、本発明第1の実施形態の携帯電話端末と外付けフラッシュモジュール30の内部概略構成を示す。
この図8に示す携帯電話端末において、アンテナ40は、例えば内蔵アンテナであり通話やパケット通信のための信号電波の送受信を行う。無線処理部41は、送受信回路と信号処理DSP(Digital Signal Processor)等からなり、送受信信号の周波数変換、変調と復調等を行う。なお、これらアンテナ40及び無線処理部41を介してパケット通信により送受信されるデータは、画像データや電子メール、プログラムデータ、その他の各種データである。受信された通話音声のデータは復号化され、その復号化後の音声データは音声ミキサ部43へ送られる。
音声ミキサ部43は、無線処理部41から供給された音声データをディジタル/アナログ変換し、さらに増幅して音声出力部48へ送る。音声出力部48は、前述した受話用のスピーカ4やリンガ用のスピーカに相当し、通話音声やリンガ音の音声信号を出力する。これにより、通話音声やリンガ音が得られることになる。一方、音声入力部49は、前述の送話用のマイクロホン10に相当し、当該音声入力部49を介して入力された通話音声信号は、音声ミキサ部43へ送られる。この時の音声ミキサ部43は、音声入力部49から入力された通話音声信号を、所定のレベルに増幅した後、アナログ/ディジタル変換してディジタル音声データに変換し、そのディジタル音声データを無線処理部41へ送る。
上記音声ミキサ部43からディジタル音声データを受け取った無線処理部41は、そのデータを符号化した後、周波数変換や変調等を行い、その信号をアンテナ40から送出させる。
カメラ部44は、図4,図5に示した内蔵カメラ20に対応し、レンズ系及びそのレンズ系のフォーカス合わせを自動的に行うためのオートフォーカス機構と、撮像素子等などを備えている。
LED部45は、図4,図5に示したLEDライト21に対応し、LEDとそれを駆動するための駆動回路などを備えている。
表示部46は、図1〜図3に示したディスプレイ3に対応し、液晶ディスプレイ等のディスプレイパネルと、それを駆動するための駆動回路などを備えている。
操作部47は、第1の筐体1上の各キーやディスク型ジョグダイヤル5、カメラ用のシャッターレリーズボタン8、第2の筐体2上のキー操作部9等に対応し、それら各キーやボタン等の操作に応じた操作信号を発生する操作信号発生部を有している。
アプリケーション処理部42は、ROM(Read Only Memory),RAM(Random Access Memory),CPU(Central Processing Unit),I/O(Input/Output)制御部等からなる。ROMは、CPUが各部を制御するための制御プログラムや各種の初期設定値、フォントデータ、文字入力時における予測変換の候補単語を含む辞書データ、各種のアプリケーション用のプログラムコード、当該携帯電話端末の識別情報(ID)などを記憶している。なお、本実施形態において、当該ROMの格納されているアプリケーション用のプログラムコードには、カメラ撮影の際のF値、ISO感度、被写体までの距離等の撮影パラメータの生成、それら撮影パラメータに基づく露光量制御、内蔵フラッシュライトや外付けフラッシュライトの発光制御、調光制御等を実現するためのアプリケーション用のプログラムコードが含まれている。また、当該ROMは、例えばEEPROM(Electrically Erasable Programmable Read-Only Memory)のような書き換え可能なROMを含み、ユーザにより設定登録される暗証情報,電話帳,電子メールアドレス,スケジュールのデータや、送受信された電子メールデータ、ダウンロードされた写真データや着信音データ、予測変換の候補単語の登録データや予測変換の学習データ、圧縮符号化された音楽や画像データ、発着信の履歴データ、その他、各種のユーザ設定値等を保存することも可能となされている。RAMは、CPUが各種のデータ処理を行う際の作業領域や、圧縮符号化された音楽,画像データ等の伸張復号化処理中の作業領域、カメラにて撮影した画像データの一時蓄積領域等として、随時データを格納する。CPUは、当該携帯電話端末の各構成要素の制御や各種の演算処理、キー操作部46からの操作信号に応じた処理や演算を行う。特に、CPUは、上記ROMに記憶されているプログラムコードに基づき、カメラ撮影の際の各種撮影パラメータの生成や、それら撮影パラメータに基づく露光量制御、内蔵フラッシュライトや外付けフラッシュライトの発光制御、調光制御等を実行するための各種制御や演算処理を行う。I/O制御部は、上記カメラ部44やLED部45、表示部46、操作部47等と、CPUとの間のインターフェイスを行う。
調整用コネクタ23は、無線処理部41を介して外部機器と接続されるコネクタであり、このコネクタを介して当該携帯電話端末の各種調整やデータ通信が行われる。なお、当該調整用コネクタ23を介して送信される各種の制御信号は、アプリケーション処理部42にて生成される。
一方、図8に示す外付けフラッシュモジュール30において、挿入コネクタ31は、携帯電話端末の調整用コネクタ23に挿入接続される。当該挿入コネクタ31は、フラッシュ制御駆動回路39に接続されている。
フラッシュライト32は、図7で説明したように、キセノン管若しくはLED等により構成された発光部である。
フラッシュ制御駆動回路39は、携帯電話端末の調整用コネクタ23を介して供給される制御信号に基づいて、フラッシュライト32の発光駆動制御を行う。
〔第1の実施形態の携帯電話端末による外付けフラッシュモジュールの発光制御〕
本実施形態の場合、外付けフラッシュモジュール30のフラッシュライト32を発光させる際の制御信号は、上記調整用コネクタ23を介して携帯電話端末から当該外付けフラッシュモジュール30に送られる。
本実施形態の場合、外付けフラッシュモジュール30のフラッシュライト32を発光させる際の制御信号は、上記調整用コネクタ23を介して携帯電話端末から当該外付けフラッシュモジュール30に送られる。
ここで、上記調整用コネクタ23は、当該携帯電話端末の各種調整用に設けられているコネクタであるが、それら各調整用途以外の空き端子が有る場合には、本実施形態では、その空き端子を、上記外付けフラッシュモジュール30へ送られる制御信号用の専用端子として割り当てる。一方、当該調整用コネクタ23に空き端子が無い場合には、例えば端末調整用に必ず用意されているシリアル通信端子を、上記外付けフラッシュモジュール30への制御信号用として併用することにしても良い。すなわち、調整用コネクタ23のシリアル通信端子を用いることにした場合、例えば、パーソナルコンピュータ等におけるデータ通信に使われているRS−232C接続に準じた非同期シリアル通信方式により、外付けフラッシュモジュール30へ制御信号を送ることができる。なお、当該RS−232Cの非同期シリアル通信の場合、コマンドのやり取りの際の通信時間として数msecかかることがあるが、カメラ撮影時のフレームレートが例えば30fps(frame per second)であるとすると、その時のフレーム長は33msecであり、カメラ撮影時の所望の露光時間内にフラッシュライト32を発光させることは充分可能である。
図9には、本実施形態において、携帯電話端末のシャッターレリーズボタン8がオン操作されてから、外付けフラッシュモジュール30のフラッシュライト32が発光するまでの概略のタイミングチャートを示す。
なお、図9中(a)は携帯電話端末本体の内蔵カメラ20にて撮影を行う際の垂直同期のタイミングを示し、図9中(b)はシャッターレリーズボタン8がユーザによりオン操作されたタイミングを示し、図9中(c)は上記シャッターレリーズボタン8のオン操作に応じて携帯電話端末本体が送信した発光命令(発光コマンド)を外付けフラッシュモジュール30が受信したタイミングを、図9中(d)は上記発光コマンドを受信することにより外付けフラッシュモジュール30のフラッシュ制御駆動回路39がフラッシュライト32を発光させるための発光信号を出力するタイミング(つまりフラッシュライト32が発光するタイミング)を示している。
本実施形態において、携帯電話端末本体のアプリケーション処理部42は、図9中(b)に示すように、シャッターレリーズボタン9がオン操作されたことを検出すると、内蔵カメラ20に対して、図9中(a)に示すように、上記シャッターレリーズボタン9のオン操作時の次のフレームで撮影画像を取り込むことを伝える。それと同時に、アプリケーション処理部42は、無線処理部41を通して、調整用コネクタ23から発光コマンドを送出する。
一方、外付けフラッシュモジュール30のフラッシュ制御駆動回路39は、携帯電話端末本体から送出されてきた発光コマンドを図9中(c)にタイミングで受信すると、その発光コマンドを解読し、図9中(d)に示すように、フラッシュライト32を発光させるための発光信号のパルスを生成する。ここで、フラッシュ制御駆動回路39は、上記フラッシュライト32がキセノン管フラッシュライトである場合には、数百μsec程度の長さの発光信号パルスを生成し、上記フラッシュライト32が光量の少ないLEDフラッシュライトである場合には、十分な露光時間を確保するために、例えば図中点線で示す数十msec程度の長さの発光信号パルスを生成する。
また、本実施形態において、アプリケーション処理部42は、フラッシュライト32がLEDフラッシュライトである場合、当該LEDフラッシュライトの発光持続時間の長さを可変に制御するための通信コマンドを生成することも可能となっている。すなわち、本実施形態によれば、カメラ撮影時の撮影パラメータや撮影時の外部の明るさ等に基づいて、LEDフラッシュライトの発光時間を所望の時間長に制御できるようにしておくことにより、露出オーバーや露出アンダーで撮影画像の画質が低下してしまうのを避けることができる。なお、フラッシュライト32の発光制御は、携帯電話端末本体から送られてきた撮影パラメータ等を元に、外付けフラッシュモジュール30のフラッシュ制御駆動回路39が自ら行っても良い。
〔第2の実施形態の外付けフラッシュライトの概略〕
上述の第1の実施形態は、携帯電話端末の調整用コネクタ23を介して外付けフラッシュモジュール30の発光制御が行われる例を挙げたが、以下の第2の実施形態のように、携帯電話端末本体と外付けフラッシュモジュールとの間が電気的に接続されず、ワイヤレスにて携帯電話端末が外付けフラッシュモジュールの発光制御を行うことも考えられる。なお、本発明の第2の実施形態のように、携帯電話端末本体と外付けフラッシュモジュールをワイヤレス化した場合、外付けフラッシュモジュールは電源を内蔵することになる。また、当該第2の実施形態の場合、携帯電話端末本体と外付けフラッシュモジュールとの間に電気接点が無いため、外付けフラッシュモジュールの取り付け位置がコネクタ位置等に縛られず、したがって、携帯電話端末本体側を含め、機器のデザインの自由度は比較的高くなる。
上述の第1の実施形態は、携帯電話端末の調整用コネクタ23を介して外付けフラッシュモジュール30の発光制御が行われる例を挙げたが、以下の第2の実施形態のように、携帯電話端末本体と外付けフラッシュモジュールとの間が電気的に接続されず、ワイヤレスにて携帯電話端末が外付けフラッシュモジュールの発光制御を行うことも考えられる。なお、本発明の第2の実施形態のように、携帯電話端末本体と外付けフラッシュモジュールをワイヤレス化した場合、外付けフラッシュモジュールは電源を内蔵することになる。また、当該第2の実施形態の場合、携帯電話端末本体と外付けフラッシュモジュールとの間に電気接点が無いため、外付けフラッシュモジュールの取り付け位置がコネクタ位置等に縛られず、したがって、携帯電話端末本体側を含め、機器のデザインの自由度は比較的高くなる。
図10には、本発明の第2の実施形態の外付けフラッシュモジュール50と、当該外付けフラッシュモジュール50が取り付けられた状態の携帯電話端末とを示している。なお、図11には、図10のように外付けフラッシュモジュール50が取り付けられた携帯電話端末を、当該図10の下方向側から見た状態で且つ一部を透過した側面図を示している。
この図10において、本実施形態の外付けフラッシュモジュール50は、携帯電話端末の第2の筐体2上に、着脱可能な装飾パネルとして取り付け可能なものとなされている。すなわち、第2の筐体2と装飾パネルには、それぞれ互いに着脱可能な取り付け部が設けられている。このように、装飾パネルに外付けフラッシュモジュール50を組み込んだ場合、ユーザは、必要に応じて当該外付けフラッシュモジュール50を備えた装飾パネルを携帯電話端末に装着でき、また、携帯電話端末に当該装飾パネルを装着した場合には、端末本体と外付けフラッシュモジュール50とを殆ど一体化したかたちで持ち運びできることになるので、非常に利便性が高くなる。
本実施形態の外付けフラッシュモジュール50は、図10及び図11に示すように、第2の筐体に取り付けられた際に当該第2の筐体2上のLEDライト21の位置と対応する場所に穴部55を備えており、当該穴部55を通ってLEDライト21の光が外部へ出射可能となされている。
また、本実施形態の外付けフラッシュモジュール50は、例えばキセノン管若しくはLEDからなるフラッシュライト51と、上記携帯電話端末本体の第2の筐体2上に設けられているLEDライト21の発光を少なくとも検知可能な光検出素子52と、当該フラッシュライト51及び光検出素子52の機能をオン/オフさせるためのスイッチ53と、当該外付けフラッシュモジュール50の内蔵電池を充電している際に点灯する充電ランプ54とを備えている。上記フラッシュライト51は、例えば図11に示すように、上記穴部55が設けられている一端部に相対応した他端部側に配されており、上記光検出素子52は上記穴部55の近傍に設けられ、スイッチ53と充電ランプ54は当該外付けフラッシュモジュール50の側面部に設けられている。
そして、本実施形態の外付けフラッシュモジュール50は、携帯電話端末本体のシャッターレリーズボタン8がオン操作されて第2の筐体2のLEDライト21が点灯し、上記光検出素子52がその点灯を検知した場合に、フラッシュライト51を発光させるようになっている。すなわち本実施形態の外付けフラッシュモジュール50は、携帯電話端末本体のシャッターレリーズボタン8のオン操作による上記LEDライト21の点灯に同期、つまりシャッターレリーズボタン8のオン操作に同期させて、フラッシュライト51を発光させる。
〔第2の実施形態の外付けフラッシュライトの内部構成〕
図12には、第2の実施形態の携帯電話端末と外付けフラッシュモジュール50の概略的な内部回路構成を示す。なお、図12において、前述の図8と同じ構成要素にはそれぞれ同一の指示符号を付すことにより、それらの説明は省略する。
図12には、第2の実施形態の携帯電話端末と外付けフラッシュモジュール50の概略的な内部回路構成を示す。なお、図12において、前述の図8と同じ構成要素にはそれぞれ同一の指示符号を付すことにより、それらの説明は省略する。
この図12に示す携帯電話端末において、LED部45は、図4,図5に示したLEDライト21に対応している。
一方、当該第2の実施形態にかかる光検出が可能な外付けフラッシュライト50において、光パルス検出回路56は、光検出素子52の出力を監視しており、携帯電話端末本体のシャッターレリーズボタン8がオン操作されて第2の筐体2のLEDライト21が点灯し、その光を光検出素子52が検出すると、光検知パルスをフラッシュ制御駆動回路57へ送出する。
フラッシュ制御駆動回路57は、光パルス検出回路56から光検知パルスを受け取ると、フラッシュライト51の発光駆動制御を行う。すなわち、上記光検出素子52からの当該光検知パルスは、フラッシュ制御駆動回路57がフラッシュライト51を発光させるタイミングを示す発光タイミング信号となっている。
〔第2の実施形態の携帯電話端末による外付けフラッシュモジュールの発光制御〕
図13には、当該第2の実施形態において、携帯電話端末のシャッターレリーズボタン8がオン操作されてから、外付けフラッシュモジュール50のフラッシュライト51が発光するまでの概略のタイミングチャートを示す。
図13には、当該第2の実施形態において、携帯電話端末のシャッターレリーズボタン8がオン操作されてから、外付けフラッシュモジュール50のフラッシュライト51が発光するまでの概略のタイミングチャートを示す。
なお、図13中(a)は携帯電話端末本体の内蔵カメラ20にて撮影を行う際の垂直同期のタイミングを示し、図13中(b)はシャッターレリーズボタン8がユーザによりオン操作されたタイミングを示し、図13中(c)は上記シャッターレリーズボタン8のオン操作に応じて携帯電話端末本体のLEDライト21が発光するタイミングを、図13中(d)は上記携帯電話端末本体のLEDライト21の発光を外付けフラッシュモジュール50の光検出素子52が検出することにより当該外付けフラッシュモジュール50の光パルス検出回路56が光検知パルスを出力すると共にフラッシュ制御駆動回路57がフラッシュライト51を発光させるための発光信号を出力するタイミング(つまりフラッシュライト51が発光するタイミング)を示している。
この第2の実施形態において、携帯電話端末本体のアプリケーション処理部42は、図13中(b)に示すように、シャッターレリーズボタン9がオン操作されたことを検出すると、内蔵カメラ20に対して、図13中(a)に示すように、上記シャッターレリーズボタン9のオン操作時の次のフレームで撮影画像を取り込むことを伝える。それと同時に、アプリケーション処理部42は、LED部45を制御することにより、図13中(c)に示すように、LEDライト21を例えば弱発光から短時間だけ強発光に点灯させる。なお、LEDライト21を予め弱発光状態にしておくのは、外付けフラッシュモジュール50を予め発光待機状態にしておくためである。
一方、外付けフラッシュモジュール50の光検出素子52が上記LEDライト21の強発光を検知すると、図13中(d)に示すように、上記光パルス検出回路56ではその強発光を検知したことを表す光検知パルスを出力し、さらに、フラッシュ制御駆動回路57は、フラッシュライト51を発光させるための発光信号のパルス(つまり発光タイミング信号)を生成する。
なお、この第2の実施形態においても前述の第1の実施形態の場合と同様に、フラッシュ制御駆動回路57は、上記フラッシュライト51がキセノン管フラッシュライトである場合には、数百μsec程度の長さの発光信号パルスを生成し、上記フラッシュライト51がLEDフラッシュライトである場合には、例えば図13中点線で示す数十msec程度の長さの発光信号パルスを生成することで十分な露光時間を確保するように制御する。
また、第2の実施形態の場合は、外付けフラッシュモジュール50の光検出素子52がLEDライト21の発光を直接検出することで、外来光の影響を排除した発光制御を実現した例を挙げている。一方で、外付けフラッシュモジュール50の光検出素子52は、図11に示したように、その一部が穴部55内に突出した状態で配されているため、本実施形態では、上記LEDライト21からの光だけでなく上記穴部55を介した外部の光を光検出素子52にて検知することにより、当該外部の光を用いた発光制御を行うことも可能である。すなわち例えば、LEDライト21から出射された光が被写体により反射された光を、上記光検出素子52にて検出し、それによりフラッシュライト51の光出力を制御するような調光制御が可能である。この場合、本実施形態の外付けフラッシュモジュール50は、外部の光を光検出素子52により検知することで、被写体照度(つまり被写体からの反射光量)を検出することができ、したがって、例えば被写体照度が低く、光検出素子52の光検知出力が弱いときには、カメラ露光時間をフルにカバーするようにフラッシュライト51を発光させることで露出アンダーになることを防ぎ、逆に、被写体照度が十分にあり、光検出素子52の光検知出力が強いときには、フラッシュライト51の発光量或いは発光時間を調整して露出オーバーになることを防ぐような調光制御が可能である。 さらに、当該第2の実施形態のシステムにおいて、LEDライト21の発光信号により、例えばカメラ撮影時の撮影パラメータを外付けフラッシュモジュール50へ伝送するようにしても良い。
〔第3の実施形態の外付けフラッシュライトの概略〕
上述の第2の実施形態は、携帯電話端末本体のLEDライト21の点灯を検知することにより、シャッターレリーズボタン8のオン操作と外付けフラッシュモジュール50のフラッシュライト51の発光とを同期させる例を挙げたが、以下に説明する第3の実施形態のように、携帯電話端末本体と外付けフラッシュモジュールとの間で例えばいわゆるブルートゥース(Blue Tooth)方式のような近距離無線通信により、シャッターレリーズボタン8のオン操作と外付けフラッシュモジュールのフラッシュライトの発光とを同期させるようにしても良い。なお、第3の実施形態の外付けフラッシュモジュールについては、第2の実施形態と同様に装飾パネルの形状をしたものにすることができ、ここではその図示と説明は省略する。また、第3の実施形態の場合、携帯電話端末本体には、外付けフラッシュモジュールと近距離無線通信を行うための近距離無線通信装置が組み込まれることになる。
上述の第2の実施形態は、携帯電話端末本体のLEDライト21の点灯を検知することにより、シャッターレリーズボタン8のオン操作と外付けフラッシュモジュール50のフラッシュライト51の発光とを同期させる例を挙げたが、以下に説明する第3の実施形態のように、携帯電話端末本体と外付けフラッシュモジュールとの間で例えばいわゆるブルートゥース(Blue Tooth)方式のような近距離無線通信により、シャッターレリーズボタン8のオン操作と外付けフラッシュモジュールのフラッシュライトの発光とを同期させるようにしても良い。なお、第3の実施形態の外付けフラッシュモジュールについては、第2の実施形態と同様に装飾パネルの形状をしたものにすることができ、ここではその図示と説明は省略する。また、第3の実施形態の場合、携帯電話端末本体には、外付けフラッシュモジュールと近距離無線通信を行うための近距離無線通信装置が組み込まれることになる。
〔第3の実施形態の外付けフラッシュライトの内部構成〕
図14には、第3の実施形態の携帯電話端末と外付けフラッシュモジュール70の概略的な内部回路構成を示す。なお、図14において、前述の図8と同じ構成要素にはそれぞれ同一の指示符号を付すことにより、それらの説明は省略する。また、本実施形態において、携帯電話端末のシャッターレリーズボタン8がオン操作されてから、外付けフラッシュモジュール70のフラッシュライト74が発光するまでのタイミングチャートについては、前述の図9を流用することとする。
図14には、第3の実施形態の携帯電話端末と外付けフラッシュモジュール70の概略的な内部回路構成を示す。なお、図14において、前述の図8と同じ構成要素にはそれぞれ同一の指示符号を付すことにより、それらの説明は省略する。また、本実施形態において、携帯電話端末のシャッターレリーズボタン8がオン操作されてから、外付けフラッシュモジュール70のフラッシュライト74が発光するまでのタイミングチャートについては、前述の図9を流用することとする。
この図14に示す携帯電話端末において、アンテナ62は、例えば内蔵アンテナであり、ブルートゥース方式の近距離無線通信用のアンテナである。近距離無線通信部61は、ブルートゥース方式の近距離無線通信のための信号処理を行う。
当該第3の実施形態の場合、アプリケーション処理部42は、図9中(b)に示すように、シャッターレリーズボタン9がオン操作されたことを検出すると、内蔵カメラ20に対して、図9中(a)に示したように、上記シャッターレリーズボタン9のオン操作時の次のフレームで撮影画像を取り込むことを伝える。それと同時に、この第3の実施形態の場合のアプリケーション処理部42は、近距離無線通信部61を介し、アンテナ62から発光コマンドを送信させる。
一方この時、外付けフラッシュモジュール70では、上記発光コマンドがアンテナ71にて受信され、さらに近距離無線通信モジュール72を介してフラッシュ制御駆動回路73に送られることになる。そして、フラッシュ制御駆動回路73は、携帯電話端末本体から送出されてきた発光コマンドを図9中(c)にタイミングで受信すると、その発光コマンドを解読し、図9中(d)に示すように、フラッシュライト74を発光させるための発光信号のパルスを生成する。すなわち、上記近距離無線通信モジュール72からの発光コマンドは、フラッシュ制御駆動回路73がフラッシュライト74を発光させるタイミングを示す発光タイミング信号となっている。
なお、この第3の実施形態においても前述の第1の実施形態の場合と同様に、フラッシュ制御駆動回路73は、上記フラッシュライト74がキセノン管フラッシュライトである場合には、数百μsec程度の長さの発光信号パルスを生成し、上記フラッシュライト51がLEDフラッシュライトである場合には、例えば図9中点線で示す数十msec程度の長さの発光信号パルスを生成することで十分な露光時間を確保するように制御する。
また、当該第3の実施形態の場合、携帯電話端末本体と外付けフラッシュモジュール70との間では、近距離無線通信によるデータ通信が可能であるため、前述の第1の実施形態の例と同様に、アプリケーション処理部42は、フラッシュライト74がLEDフラッシュライトである場合に、当該LEDフラッシュライトの発光持続時間の長さを可変に制御するための通信コマンドを生成することも可能である。したがって、第3の実施形態によれば、カメラ撮影時の撮影パラメータや撮影時の外部の明るさ等に基づいて、LEDフラッシュライトの発光時間を所望の時間長に制御できるようにしておくことにより、露出オーバーや露出アンダーで撮影画像の画質が低下してしまうのを避けることができる。なお、フラッシュライト74の発光制御は、携帯電話端末本体から送られてきた撮影パラメータ等を元に、外付けフラッシュモジュール70のフラッシュ制御駆動回路73が自ら行っても良い。
〔ワイヤレス時の電源供給(第4の実施形態)〕
上述した第2,第3の実施形態の例のように、外付けフラッシュモジュール50,70と携帯電話端末本体との間をワイヤレスにて接続する場合、外付けフラッシュモジュール50,70は電源として電池等を備えなければならないが、電池は重量やサイズが大きく、外付けフラッシュモジュール50,70の軽量化,小型化の妨げとなる。
上述した第2,第3の実施形態の例のように、外付けフラッシュモジュール50,70と携帯電話端末本体との間をワイヤレスにて接続する場合、外付けフラッシュモジュール50,70は電源として電池等を備えなければならないが、電池は重量やサイズが大きく、外付けフラッシュモジュール50,70の軽量化,小型化の妨げとなる。
ここで、外付けフラッシュモジュール50,70の軽量化,小型化を実現するための手法としては、以下の第4の実施形態で説明するように、電磁誘導により携帯電話端末本体側から外付けフラッシュモジュール50,70へ電源を供給することが考えられる。すなわち、電磁誘導による電源供給を行うようにした場合、電池を内蔵する必要が無く、したがって軽量化,小型化が可能となる。但し、電磁誘導によりフラッシュライトを直接発光させるための電気エネルギーを供給することは難しく、フラッシュライトの発光に必要とされる大きい電流容量を取ろうとすると電磁誘導ユニットが大きくなってしまう。このため、
本実施形態では、電磁誘導により供給された電力を、一旦、コンデンサに蓄積し、所望の発光タイミングになった時に、そのコンデンサから放電させてフラッシュライトへ供給するようにしている。
本実施形態では、電磁誘導により供給された電力を、一旦、コンデンサに蓄積し、所望の発光タイミングになった時に、そのコンデンサから放電させてフラッシュライトへ供給するようにしている。
図15には、携帯電話端末本体側から外付けフラッシュモジュール80へ電磁誘導方式により電源を供給し、コンデンサに一旦蓄積してから所望のタイミングで放電するようにした、本発明の第4の実施形態の携帯電話端末及び外付けフラッシュモジュール80の概略的な内部構成を示す。なお、この図15の外付けフラッシュモジュール80の構成は、図12に示した光検出を行う外付けフラッシュモジュール50や近距離無線通信を行う外付けフラッシュモジュール70の何れにも適用可能である。また、詳細な図示は省略するが、携帯電話端末本体側の構成は、電磁誘導により電力供給を行うためのコイル等を前述の図12や図14に追加した構成となる。
図15において、携帯電話端末本体側には、外付けフラッシュモジュール80へ電力を供給するためのフラッシュライト充電用回路90が設けられる。すなわち当該フラッシュライト充電用回路90は、電磁誘導により外付けフラッシュモジュール80へ電力を供給するためのコイルを備えている。
一方、外付けフラッシュモジュール80において、携帯電話端末本体側のフラッシュライト充電用回路90のコイルから電磁誘導により電力の供給を受けるコイルと、大容量コンデンサを備えた電源回路81とを有している。すなわち、携帯電話端末本体側のフラッシュライト充電用回路90から電磁誘導により伝達された電気エネルギーは、外付けフラッシュモジュール80のコイル及び電源回路81により電圧に変換された後、フラッシュ制御駆動回路82を経由して大容量コンデンサ83に蓄積される。
当該大容量コンデンサ83とフラッシュライト85との間にはスイッチ84が設けられており、フラッシュライト制御回路82は、前述の第2,第3の実施形態で説明したようなフラッシュライトの発光タイミング信号に応じて、上記スイッチ84をオン制御する。これにより、大容量コンデンサ83に蓄積されていた電荷が放電されてフラッシュライト85に供給され、当該フラッシュライト85が発光することになる。
なお、本実施形態では、発光タイミング信号として、前述の第2,第3の実施形態の発光タイミング信号を用いる例を挙げたが、発光タイミング信号自体さらには撮影パラメータも電磁誘導により携帯電話端末本体側から外付けフラッシュモジュール80へ供給するようにしても良い。この場合、電磁誘導方式により携帯電話端末側から外付けフラッシュモジュール80へ発光タイミング信号や撮影パラメータを送受信するための構成を設けることになるが、前述の第2,第3の実施形態で説明した光検出素子や近距離無線通信のための構成は不要となる。
〔第5の実施形態の外付けコンデンサ回路〕
上述した第4の実施形態では、外付けフラッシュモジュール80に大容量コンデンサ83を設け、その大容量コンデンサ83からの電力によりフラッシュライト85を発光させる例を挙げたが、本発明の第5の実施形態として、携帯電話端末本体のLEDライト21を大容量コンデンサからの電力により発光させることも可能である。すなわち、大容量コンデンサからの電力を用いて、携帯電話端末本体のLEDライト21を発光させることで、内蔵電池からの電力のみにより発光させる場合よりも、より明るくLEDライト21を発光させることが可能となる。
上述した第4の実施形態では、外付けフラッシュモジュール80に大容量コンデンサ83を設け、その大容量コンデンサ83からの電力によりフラッシュライト85を発光させる例を挙げたが、本発明の第5の実施形態として、携帯電話端末本体のLEDライト21を大容量コンデンサからの電力により発光させることも可能である。すなわち、大容量コンデンサからの電力を用いて、携帯電話端末本体のLEDライト21を発光させることで、内蔵電池からの電力のみにより発光させる場合よりも、より明るくLEDライト21を発光させることが可能となる。
ここで、大容量コンデンサによりLEDライト21を発光させる場合、使用するコンデンサとしては、10mF以上の容量のものが必要であり、現状では例えば電気二重層コンデンサが使用可能である。電気二重層コンデンサは、サイズ的には小さいものでも約30×12×2.5mm程度の大きさがあり、携帯電話端末のような小型筐体の装置内部に配置するのは難しいと考えられる。したがって、本実施形態では、大容量コンデンサのみ、若しくは大容量コンデンサとその駆動回路のみを、外付けアクセサリとして携帯電話端末に接続することにする。なお、大容量コンデンサを備えた外付けアクセサリと携帯電話端末は、電気的接点を介して接続される。
図16には、大容量コンデンサ104を備えた外付けコンデンサ回路と、携帯電話端末のLEDライト21部分の概略的な内部構成を示す。
図16において、外付けコンデンサ回路は、大容量コンデンサ104と、携帯電話端末本体側のLEDライト21を高電流駆動するためのLED駆動回路103とを備えている。また、携帯電話端末は、LEDライト21を低電流駆動するためのLED駆動回路100と、当該LED駆動回路100からの駆動電流と、外付けコンデンサ回路のLED駆動回路103からの駆動電流(大容量コンデンサ104からの電力)とを選択的に切り替えるための切り替えスイッチ101とを有している。上記切り替えスイッチ101は、携帯電話端末内の図示しないシステムコントローラ(例えば前述のアプリケーション処理部42)により切り替え制御される。すなわち、本実施形態において、LEDライト21を強発光させる場合には、上記切り替えスイッチ101が外付けコンデンサ回路側に切り替えられる。これによりLEDライト21には、外付けコンデンサ回路の大容量コンデンサ104に蓄積されていた電力が供給され、したがって例えば低照度環境下で撮影を行う場合でも十分な露光量を得ることができるようになる。一方、本実施形態において、LEDライト21を携帯電話端末の内蔵電源により駆動する場合には、上記切り替えスイッチ101がLED駆動回路100側に切り替えられる。
なお、上記電気二重層コンデンサは、シートタイプに構成されたものもあるため、上記外付けコンデンサ回路は、前述の第2の実施形態の例のように装飾パネル内の平坦な部分に組み込むことも可能である。このように、装飾パネルの平坦部分に外付けコンデンサ回路を組み込めば、電気二重層コンデンサの大きさはさほど気にする必要がなくなる。
〔第6の実施形態の外付けコンデンサ回路〕
第5の実施形態では、外付けコンデンサ回路を例えば装飾パネルに組み込む例を挙げたが、本発明の第6の実施形態として、例えば専用の三脚内に外付けコンデンサ回路を組み込むことも可能である。
第5の実施形態では、外付けコンデンサ回路を例えば装飾パネルに組み込む例を挙げたが、本発明の第6の実施形態として、例えば専用の三脚内に外付けコンデンサ回路を組み込むことも可能である。
図17には、三脚112の雲台111内に外付けコンデンサ回路を組み込んだ場合の概略構成を示す。
図17において、三脚112の雲台111内には、前述の図16で示したような電気二重層コンデンサ104やLED駆動回路103等を備えた外付けコンデンサ回路が組み込まれている。この雲台111に本実施形態の携帯電話端末110を設置した場合、雲台111内に設けられている図示しない接点と、携帯電話端末110の例えば電源端子24,24等の接点とが接続され、それら接点を介して外付けコンデンサ回路から携帯電話端末110へ上記LEDライト21の駆動用の電力が供給される。
〔まとめ〕
以上説明したように、本発明の各実施形態によれば、低照度環境下においても携帯電話端末の内蔵カメラ20により、適正な露出の高画質の撮影画像を得ることが可能となっている。
以上説明したように、本発明の各実施形態によれば、低照度環境下においても携帯電話端末の内蔵カメラ20により、適正な露出の高画質の撮影画像を得ることが可能となっている。
ここで、第1の実施形態のように、外付けフラッシュモジュールを携帯電話端末の調整用コネクタに接続した場合には、カメラの撮影パラメータ等の各種設定情報を送ることができ、したがって緻密な発光量制御を行うことができるようになり、良好な画質の撮影画像を得ることができるようになる。
また、第2,第3の実施形態のように、外付けフラッシュモジュールと携帯電話端末本体との間をワイヤレス接続した場合には、外付けフラッシュモジュールを例えばイヤホンプラグ等の位置に制限されずに取り付けることができ、筐体デザイン等の自由度を高めることができる。特に、近距離無線通信によりワイヤレス接続する場合には、発光タイミング信号だけでなく、カメラの撮影パラメータ等の各種の設定情報を通信することができるため、緻密な発光量制御が可能となり、良好な画質の撮影画像を得ることができるようになる。
また、第2,第3の実施形態のように、外付けフラッシュモジュールを装飾パネルに組み込んだ場合、その装飾パネルと携帯電話端末の筐体とを一体化したデザインが可能となり、外付けフラッシュモジュールを外付けアクセサリとして意識させずに取り扱うことができるようになる。
さらに、第4の実施形態のように、電磁誘導方式により外付けフラッシュモジュールに電源を供給するようにした場合、外付けフラッシュモジュールに電池を内蔵する必要がなくなり、軽量化とデザインの自由度を上げることができ、また、ユーザの利便性を向上させることが可能となる。
その他、第5,第6の実施形態のように、外付けコンデンサモジュールを用いて携帯電話端末本体のLEDライト21を駆動するような場合には、LEDライト21の発光強度をより強くすることが可能となる。
なお、上述した各実施形態の説明は、本発明の一例である。このため、本発明は上述した各実施形態に限定されることなく、本発明に係る技術的思想を逸脱しない範囲であれば、設計等に応じて種々の変更が可能であることはもちろんである。
例えば、本発明の携帯端末は、携帯電話端末だけでなく、PDA装置(PDA:Personal Digital Assistants)等であっても良い。
また、本実施形態の携帯電話端末は、図1〜図3に示したような回転オープン型の端末のみならず、第1の筐体と第2の筐体をヒンジ部を介して折り畳み可能としたいわゆる折り畳み型の端末や、いわゆるストレート型の携帯電話端末、三つ以上の筐体がヒンジ等の連結手段を介してそれぞれ相対的に回転可能となされた端末、或いは、主に表示部を備えた第1の筐体とその表示部の表示面と同一方向となる表面上に操作部を備えた第2の筐体とが、互いに水平方向に直線的にスライド可能となされたスライド型の携帯電話端末などにも適用可能である。
1 第1の筐体、2 第2の筐体、3 ディスプレイ、4 スピーカ、5 ディスク型ジョグダイヤル、6 通話キー、7 終了キー、8 シャッターレリーズボタン、9 キー操作部、10 マイクロホン、20 内蔵カメラ、21 LEDライト、22 装飾パネル、23 調整用コネクタ、24 電源端子、30 外付けフラッシュモジュール、31 挿入コネクタ、32,51,74,85 フラッシュライト、39,57,73,82 フラッシュ制御駆動回路、40 アンテナ、41 無線処理部、42 アプリケーション処理部、43 音声ミキサ部、44 カメラ部、45 LED部、46 表示部、47 操作部、48 音声出力部、49 音声入力部、50 光検出式の外付けフラッシュモジュール、52 光検出素子、53 スイッチ、54 充電ランプ、55 穴部、56 光パルス検出回路、62 近距離無線通信部、70 無線式の外付けフラッシュモジュール、62,71 近距離無線通信用のアンテナ、72 近距離無線通信モジュール、80 電磁誘導方式の外付けフラッシュモジュール、81 電源回路、83,104 大容量コンデンサ、84 スイッチ、90 携帯電話端末本体側のフラッシュライト充電用回路、100 携帯電話端末本体内の低電流駆動用のLED駆動回路、101 切り替えスイッチ、103 外付けコンデンサ内の高電流駆動用のLED駆動回路、110 携帯電話端末、111 雲台、112 三脚
Claims (41)
- カメラ機能を備えた携帯型電子装置と、
上記携帯型電子装置のカメラ機能による撮影のための補助光を発光する撮影補助光発光素子を備えた撮影補助光生成装置とからなり、
上記携帯型電子装置は、上記撮影補助光生成装置を着脱可能に取り付ける取り付け部と、上記カメラ機能による撮影タイミングに同期した発光タイミング信号を上記撮影補助光生成装置へ伝送する発光タイミング伝送手段とを有し、
上記撮影補助光生成装置は、上記携帯型電子装置に着脱可能に取り付けられる取り付け部と、上記携帯型電子装置の発光タイミング伝送手段から伝送される発光タイミング信号を受信する発光タイミング受信手段と、当該発光タイミング受信手段にて受信した発光タイミング信号に同期して上記撮影補助光発光素子を発光駆動する発光駆動制御手段とを有する
ことを特徴とする携帯型電子装置撮影システム。 - 請求項1記載の携帯型電子装置撮影システムであって、
上記携帯型電子装置の上記発光タイミング伝送手段は、光からなる上記発光タイミング信号を出力する発光素子を有し、
上記撮影補助光生成装置の上記発光タイミング受信手段は、上記携帯型電子装置の発光素子が出力した上記発光タイミング信号の光を検出する光検出手段を有することを特徴とする携帯型電子装置撮影システム。 - 請求項2記載の携帯型電子装置撮影システムであって、
上記携帯型電子装置は、上記カメラ機能による撮影のための撮影パラメータを生成するパラメータ生成手段を有し、当該撮影パラメータを上記発光素子の光出力により上記撮影補助光生成装置へ伝送し、
上記撮影補助光生成装置は、上記携帯型電子装置の発光素子が出力した上記撮影パラメータの発光信号を上記光検出手段にて受信し、上記発光駆動制御手段は、上記撮影パラメータに基づいて上記撮影補助光発光素子の発光駆動制御を行うことを特徴とする携帯型電子装置撮影システム。 - 請求項1記載の携帯型電子装置撮影システムであって、
上記携帯型電子装置の上記発光タイミング伝送手段は、所定の近距離無線通信電波により少なくとも上記発光タイミング信号を出力する近距離無線伝送部を有し、
上記撮影補助光生成装置の上記発光タイミング受信手段は、上記携帯型電子装置の近距離無線伝送部が出力した上記発光タイミング信号の近距離無線通信電波を少なくとも受信する近距離無線受信部を有することを特徴とする携帯型電子装置撮影システム。 - 請求項4記載の携帯型電子装置撮影システムであって、
上記携帯型電子装置は、上記カメラ機能による撮影のための撮影パラメータを生成するパラメータ生成手段を有し、当該撮影パラメータを上記近距離無線伝送部の近距離無線通信電波により上記撮影補助光生成装置へ伝送し、
上記撮影補助光生成装置は、上記携帯型電子装置の近距離無線伝送部が出力した上記撮影パラメータを上記近距離無線受信部にて受信し、上記発光駆動制御手段は、上記撮影パラメータに基づいて上記撮影補助光発光素子の発光駆動制御を行うことを特徴とする携帯型電子装置撮影システム。 - 請求項1記載の携帯型電子装置撮影システムであって、
上記携帯型電子装置の上記発光タイミング伝送手段は、上記撮影補助光生成装置へ電磁誘導により上記発光タイミング信号を伝送する電磁誘導伝送部を有し、
上記撮影補助光生成装置の上記発光タイミング受信手段は、上記携帯型電子装置の電磁誘導伝送部が出力した上記発光タイミング信号を電磁誘導により受信する電磁誘導受信部を有することを特徴とする携帯型電子装置撮影システム。 - 請求項6記載の携帯型電子装置撮影システムであって、
上記携帯型電子装置は、上記カメラ機能による撮影のための撮影パラメータを生成するパラメータ生成手段を有し、当該撮影パラメータを上記電磁誘導伝送部での電磁誘導により上記撮影補助光生成装置へ伝送し、
上記撮影補助光生成装置は、上記携帯型電子装置の電磁誘導伝送部が出力した上記撮影パラメータを上記電磁誘導受信部にて受信し、上記発光駆動制御手段は、上記撮影パラメータに基づいて上記撮影補助光発光素子の発光駆動制御を行うことを特徴とする携帯型電子装置撮影システム。 - 請求項1記載の携帯型電子装置撮影システムであって、
上記携帯型電子装置の上記発光タイミング伝送手段は、当該携帯型電子装置の調整用コネクタ内に設けられた電気接点を介して上記発光タイミング信号を伝送し、
上記撮影補助光生成装置の上記発光タイミング受信手段は、上記携帯型電子装置の調整用コネクタ内に設けられた電気接点を介して伝送された上記発光タイミング信号を受信する電気接点部を有することを特徴とする携帯型電子装置撮影システム。 - 請求項8記載の携帯型電子装置撮影システムであって、
上記携帯型電子装置は、上記カメラ機能による撮影のための撮影パラメータを生成するパラメータ生成手段を有し、当該撮影パラメータを上記調整用コネクタを介して上記撮影補助光生成装置へ伝送し、
上記撮影補助光生成装置は、上記携帯型電子装置の調整用コネクタから伝送された上記撮影パラメータを上記電気接点部にて受信し、上記発光駆動制御手段は、上記撮影パラメータに基づいて上記撮影補助光発光素子の発光駆動制御を行うことを特徴とする携帯型電子装置撮影システム。 - 請求項1記載の携帯型電子装置撮影システムであって、
上記撮影補助光生成装置は、上記携帯型電子装置の着脱可能な外装パネルを筐体とすることを特徴とする携帯型電子装置撮影システム。 - 請求項10記載の携帯型電子装置撮影システムであって、
上記撮影補助光生成装置の筐体としての上記外装パネルは、装飾パネルであることを特徴とする携帯型電子装置撮影システム。 - 請求項1記載の携帯型電子装置撮影システムであって、
上記携帯型電子装置は、上記撮影補助光生成装置へ電磁誘導により電力を供給する電力供給手段を有し、
上記撮影補助光生成装置は、上記携帯型電子装置の電力供給手段から電磁誘導により供給される電力を受け取る電力受取手段と、上記電力受取手段が受け取った電力を上記撮影補助光発光素子を発光させる際の電力として蓄積する電力蓄積手段とを有することを特徴とする携帯型電子装置撮影システム。 - 請求項1記載の携帯型電子装置撮影システムであって、
上記携帯型電子装置は、少なくとも通話のための携帯電話機能を有することを特徴とする携帯型電子装置撮影システム。 - カメラ機能を備えた携帯型電子装置が上記カメラ機能により撮影を行う際の撮影補助光を発光する撮影補助光発光素子と、
上記携帯型電子装置に着脱可能に取り付けられる取り付け部と、
上記携帯型電子装置が上記カメラ機能により撮影を行う際の撮影タイミングを示すタイミング信号を上記携帯型電子装置から受信するタイミング受信手段とを有し、
当該タイミング受信手段にて受信したタイミング信号に同期して上記撮影補助光発光素子を発光駆動する発光駆動制御手段とを有する
ことを特徴とする撮影補助光生成装置。 - 請求項14記載の撮影補助光生成装置であって、
上記タイミング受信手段は、上記携帯型電子装置がタイミング信号として出力した光を検出する光検出手段を有し、
上記発光駆動制御手段は、上記光検出手段からの光検出信号に同期して上記撮影補助光発光素子を発光駆動することを特徴とする撮影補助光生成装置。 - 請求項15記載の撮影補助光生成装置であって、
上記携帯型電子装置から光出力により伝送されてきた、上記カメラ機能による撮影のための撮影パラメータの発光信号を上記光検出手段にて受信し、
上記発光駆動制御手段は、当該撮影パラメータに基づいて上記撮影補助光発光素子の発光駆動制御を行うことを特徴とする撮影補助光生成装置。 - 請求項14記載の撮影補助光生成装置であって、
上記タイミング受信手段は、上記携帯型電子装置が所定の近距離無線通信電波により送信した上記タイミング信号を受信する近距離無線受信部を有し、
上記発光駆動制御手段は、上記近距離無線受信部が受信した上記タイミング信号に同期して上記撮影補助光発光素子を発光駆動することを特徴とする撮影補助光生成装置。 - 請求項17記載の撮影補助光生成装置であって、
上記携帯型電子装置から所定の近距離無線通信電波により伝送されてきた、上記カメラ機能による撮影のための撮影パラメータを上記近距離無線受信部にて受信し、
上記発光駆動制御手段は、上記撮影パラメータに基づいて上記撮影補助光発光素子の発光駆動制御を行うことを特徴とする撮影補助光生成装置。 - 請求項14記載の撮影補助光生成装置であって、
上記タイミング受信手段は、上記携帯型電子装置が電磁誘導により伝送した上記タイミング信号を受信する電磁誘導受信部を有し、
上記発光駆動制御手段は、上記電磁誘導受信部が受信した上記タイミング信号に同期して上記撮影補助光発光素子を発光駆動することを特徴とする撮影補助光生成装置。 - 請求項19記載の撮影補助光生成装置であって、
上記携帯型電子装置から電磁誘導により伝送されてきた、上記カメラ機能による撮影のための撮影パラメータを、上記電磁誘導受信部にて受信し、
上記発光駆動制御手段は、上記撮影パラメータに基づいて上記撮影補助光発光素子の発光駆動制御を行うことを特徴とする撮影補助光生成装置。 - 請求項14記載の撮影補助光生成装置であって、
上記タイミング受信手段は、上記携帯型電子装置に設けられている調整用コネクタを介して伝送された上記タイミング信号を受信する電気接点部を有し、
上記発光駆動制御手段は、上記電気接点部を介して受信した上記タイミング信号に同期して上記撮影補助光発光素子を発光駆動することを特徴とする撮影補助光生成装置。 - 請求項21記載の撮影補助光生成装置であって、
上記携帯型電子装置の調整用コネクタを介して伝送されてきた、上記カメラ機能による撮影のための撮影パラメータを上記電気接点部にて受信し、
上記発光駆動制御手段は、上記撮影パラメータに基づいて上記撮影補助光発光素子の発光駆動制御を行うことを特徴とする撮影補助光生成装置。 - 請求項14記載の撮影補助光生成装置であって、
上記携帯型電子装置の着脱可能な外装パネルを筐体として有することを特徴とする撮影補助光生成装置。 - 請求項23記載の撮影補助光生成装置であって、
上記筐体としての上記外装パネルは、携帯型電子装置の装飾パネルであることを特徴とする撮影補助光生成装置。 - 請求項14記載の撮影補助光生成装置であって、
上記携帯型電子装置から電磁誘導により供給された電力を受け取る電力受取手段と、
上記電力受取手段が受け取った電力を上記撮影補助光発光素子を発光させる際の電力として蓄積する電力蓄積手段とを有することを特徴とする撮影補助光生成装置。 - カメラ機能を備えた携帯型電子装置において、
上記カメラ機能による撮影のための補助光を発光する撮影補助光生成装置を着脱可能に取り付ける取り付け部と、
上記カメラ機能による撮影タイミングに同期した発光タイミング信号を上記撮影補助光生成装置へ伝送する発光タイミング伝送手段とを有する
ことを特徴とする携帯型電子装置。 - 請求項26記載の携帯型電子装置であって、
上記発光タイミング伝送手段は、光からなる上記発光タイミング信号を出力する発光素子を有することを特徴とする携帯型電子装置。 - 請求項27記載の携帯型電子装置であって、
上記カメラ機能による撮影のための撮影パラメータを生成するパラメータ生成手段を有し、
当該撮影パラメータを上記発光素子の光出力により上記撮影補助光生成装置へ伝送することを特徴とする携帯型電子装置。 - 請求項26記載の携帯型電子装置であって、
上記発光タイミング伝送手段は、所定の近距離無線通信電波により少なくとも上記発光タイミング信号を出力する近距離無線伝送部を有することを特徴とする携帯型電子装置。 - 請求項29記載の携帯型電子装置であって、
上記カメラ機能による撮影のための撮影パラメータを生成するパラメータ生成手段を有し、
当該撮影パラメータを上記近距離無線伝送部からの近距離無線通信電波により上記撮影補助光生成装置へ伝送することを特徴とする携帯型電子装置。 - 請求項26記載の携帯型電子装置であって、
上記発光タイミング伝送手段は、上記撮影補助光生成装置へ電磁誘導により上記発光タイミング信号を伝送する電磁誘導伝送部を有することを特徴とする携帯型電子装置。 - 請求項31記載の携帯型電子装置であって、
上記カメラ機能による撮影のための撮影パラメータを生成するパラメータ生成手段を有し、
当該撮影パラメータを上記電磁誘導伝送部の電磁誘導により上記撮影補助光生成装置へ伝送することを特徴とする携帯型電子装置。 - 請求項26記載の携帯型電子装置であって、
上記発光タイミング伝送手段は、当該携帯型電子装置の調整用コネクタ内に設けられた電気接点を介して上記発光タイミング信号を伝送することを特徴とする携帯型電子装置。 - 請求項33記載の携帯型電子装置であって、
上記カメラ機能による撮影のための撮影パラメータを生成するパラメータ生成手段を有し、
当該撮影パラメータを上記調整用コネクタを介して上記撮影補助光生成装置へ伝送することを特徴とする携帯型電子装置。 - 請求項26記載の携帯型電子装置であって、
上記撮影補助光生成装置の筐体を、着脱可能な外装パネルとして装着してなることを特徴とする携帯型電子装置。 - 請求項35記載の携帯型電子装置であって、
上記撮影補助光生成装置の筐体としての上記外装パネルは、装飾パネルであることを特徴とする携帯型電子装置。 - 請求項26記載の携帯型電子装置であって、
上記撮影補助光生成装置へ電磁誘導により電力を供給する電力供給手段を有することを特徴とする携帯型電子装置。 - 請求項26記載の携帯型電子装置であって、
少なくとも通話のための携帯電話機能を有することを特徴とする携帯型電子装置。 - カメラ機能と当該カメラ機能による撮影のための補助光を発光する撮影補助光発光素子とを備えた携帯型電子装置と、
上記携帯型電子装置から供給される電力を、上記携帯型電子装置のカメラ機能による撮影時に上記撮影補助光発光素子を発光させるための電力として蓄積する電力蓄積手段と、上記電力蓄積手段に蓄積されている電力を用いて上記携帯型電子装置の上記撮影補助光発光素子を発光駆動させる発光駆動手段とを備えた電力供給装置とを有する
ことを特徴とする携帯型電子装置撮影システム。 - 請求項39記載の携帯型電子装置撮影システムであって、
上記携帯型電子装置は、
上記カメラ機能による撮影時に低電流にて上記撮影補助光発光素子を発光駆動させるための低電流発光駆動手段と、
上記電力供給装置の発光駆動手段による上記撮影補助光発光素子の発光駆動と、上記低電流発光駆動手段による上記撮影補助光発光素子の発光駆動とを選択的に切り替える切替手段とを有することを特徴とする携帯型電子装置撮影システム。 - カメラ機能付きの携帯型電子装置が備えている撮影補助光発光素子を発光させるための電力を蓄積する電力蓄積手段と、
上記携帯型電子装置に着脱可能に取り付けられる取り付け部と、
上記電力蓄積手段に蓄積されている電力を用いて上記携帯型電子装置の上記撮影補助光発光素子を発光駆動させる発光駆動手段とを有する
ことを特徴とする電力供給装置。
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