JP2007266024A - 電子機器及びシールドケース - Google Patents

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Abstract

【課題】その回路基板上におけるシールドケース内の電子部品の実装密度を向上させることができる電子機器を提供する。
【解決手段】電子部品の実装される回路基板24と、前記回路基板に取付けられるシールドケース22と、を備える電子機器20であって、前記シールドケースは、前記電子部品を囲って前記回路基板に取付けられる枠部材26と、該枠部材を覆うよう前記枠部材に取付けられる蓋体28とを有し、前記枠部材は、前記回路基板に略垂直に配される壁部30と、該壁部により形成される開口部を横断して配されるブリッジ部34と、を有し、前記ブリッジ部は、前記壁部の開口面に対して略平行な平面部40,43と、前記壁部の開口面に対して略垂直な垂直部38,42,44と、を有するようにした。
【選択図】図1

Description

本発明は、電磁波ノイズ等を遮断するためのシールドケースを備える電子機器、及び電磁波ノイズ等を遮断するためのシールドケースに関するものである。
従来において、電磁波ノイズ等を遮断するためのシールドケースを備える電子機器があった(例えば、特許文献1参照)。図8は、この特許文献1に係る電子機器の内部の回路基板4、及びこの回路基板4に取付けられるシールドケース2を示す斜視図である。同図に示すように、シールドケース2は、金属製であって枠部材6と蓋部材8とで構成されている。
このシールドケース2の枠部材6は、回路基板4の一方の面である部品取付け面4a上に、半田付けにより固定される。枠部材6は、部品取付け面4a上の所定領域を囲んで、この部品取付け面4aと直角方向に高さを有する壁部10と、この壁部10の上縁の全周から、枠部材6の内側方向に略直角に軒状に張り出す、張り出し部12とを有している。
枠部材6は、回路基板4上に半田付けされる前の段階の製造工程において、回路基板4上に搭載される他の電子部品と同様に、不図示のマウンタにより回路基板4上に搭載される。このため、枠部材6には、その張り出し部12の互いに離間する2箇所の部分を繋ぐブリッジ部14が設けられ、このブリッジ部14の長さ中間位置に、マウンタの吸着ノズル(図3中、符号37参照)の先端部が当接して吸着することにより枠部材6を保持するための、略円板状の被吸着部16が形成されている。
被吸着部16は、マウンタの吸着ノズルが、この被吸着部16を吸着して枠部材6を持上げたときでも、枠部材6が水平の姿勢を維持することができるようにするため、枠部材6の張り出し部12の上面全体が含まれるような不図示の仮想平面に対して枠部材6自身の重心点を投影した位置に形成されている。
また、シールドケース2の蓋部材8は、その内部に枠部材6を収納するように、この枠部材6と嵌合するようになっている。これにより、シールドケース2は、その内側に実装される電子部品について、不具合等により交換する必要が生じたような場合には、シールドケース2全体を回路基板4上から取外さなくても、蓋部材8だけを取外して、電子部品の交換作業を行なうことができるようになっていた。
また、シールドケース2は、その枠部材6を回路基板4上に半田付けした後であっても、この枠部材6の内部を確認することができるので、回路基板4に対する全ての電子部品の半田付け作業が終了した後であっても、枠部材6の内側に実装した電子部品について、画像認識装置による検査を行なうことができるようになっていた。
また、従来においては、上記特許文献1に係る電子機器以外にも、シールドケースを備えて、このシールドケースが、上記特許文献1に係るシールドケース2のブリッジ部14と同様のブリッジ部を有している電子機器があった(例えば、特許文献2,3参照)。
特開2005−159144号公報 特開2004−179594号公報 特開2005−347392号公報
しかしながら、前記特許文献1に係る電子機器のシールドケース2では、その枠部材6内の電子部品について画像認識装置による実装状態確認の検査を行なう際に、ブリッジ部14の下側の範囲については、ブリッジ部14に遮られて(死角になって)検査することができないために、このようなブリッジ部14の下側の範囲には、電子部品を実装することができない。
したがって、このような検査することができない死角の範囲を小さくするために、ブリッジ部14におけるその長さ方向と直角方向の幅寸法を小さくする方法が考えられるが、ブリッジ部14は、その被吸着部16と張り出し部12とを一定以上の強度を有して繋げておく必要があるため、ブリッジ部14には、このような強度を確保するだけの幅寸法が必要であった。
このため、ブリッジ部14は、一定以上の幅寸法を有するように形成しなければならないので、結局、これが要因となって、シールドケース2内の電子部品の実装密度を向上させることができないという問題があった。
また、上記特許文献2,3に係る電子機器においても、前記特許文献1に係る電子機器と同様の問題があった。
そこで本発明は、上記問題点に鑑みて、その回路基板上におけるシールドケース内の電子部品の実装密度を向上させることができる電子機器、及び実装される回路基板上においてその内側範囲内の電子部品の実装密度を向上させることができるシールドケースを提供することを課題とするものである。
上記課題を解決するために本発明は、
電子部品の実装される回路基板と、前記回路基板に取付けられるシールドケースと、を備える電子機器であって、
前記シールドケースは、前記電子部品を囲って前記回路基板に取付けられる枠部材と、該枠部材を覆うよう前記枠部材に取付けられる蓋体とを有し、
前記枠部材は、前記回路基板に略垂直に配される壁部と、該壁部により形成される開口部を横断して配されるブリッジ部と、を有し、
前記ブリッジ部は、前記壁部の開口面に対して略平行な平面部と、前記壁部の開口面に対して略垂直な垂直部と、を有することを特徴とするものである。
また、本発明による電子機器は、前記枠部材が、前記壁部の開口面における当該枠部材の重心点を含んで前記平面部が形成されていることを特徴とするものである。
また、本発明による電子機器は、前記平面部が、前記重心点の近傍の領域を、他の領域に比して幅広に形成された幅広部を有することを特徴とするものである。
また、本発明による電子機器は、前記幅広部が、吸着装置により吸着される被吸着部であることを特徴とするものである。
また、本発明による電子機器は、前記垂直部が、前記回路基板に実装される複数の前記電子部品の間に配されるよう形成されることを特徴とするものである。
また、本発明による電子機器は、
前記電子部品は、集積回路部品とチップ部品とを含み、
前記幅広部は、前記集積回路部品上に配されるよう形成されることを特徴とするものである。
また、本発明による電子機器は、
前記枠部材は、前記壁部に一体的に形成されて外側に隆起する係合部を有し、
前記蓋体は、前記壁部に取付けられた際に前記壁部に重なる側板部が形成されており、当該側板部には、前記係合部と係合して当該蓋体を固定する被係合孔が形成されていることを特徴とするものである。
また、上記課題を解決するために、本発明によるシールドケースは、
電子部品の実装される回路基板に取付けられるシールドケースであって、
前記シールドケースは、
一の開口部を形成する壁部と前記開口部を横断して配されるブリッジ部とを一枚の板金により形成した枠部材と、前記一の開口部を含んで枠部材を覆うよう前記枠部材に取付けられる蓋体とを備え、
前記ブリッジ部は、少なくとも一部が前記壁部の開口面に対して略垂直になるよう折り曲げられて形成される垂直部を有することを特徴とするものである。
このような本発明の電子機器及びシールドケースによれば、このシールドケースが実装される回路基板上において、その内側範囲内の電子部品の実装密度を向上させることができる。
以下、本発明に係る電子機器及びシールドケースを実施するための最良の形態について、図面に基づいて具体的に説明する。
図1ないし図7は、本発明の一実施の形態に係る電子機器20、及びこの電子機器20が備えるシールドケース22について説明するために参照する図である。
本実施の形態に係る電子機器20は、図1に示すようなシールドケース22及び回路基板24を備えている。回路基板24上には、シールドケース22以外にも複数の電子部品等が実装されるが、図面の複雑化を防止するため、図1中においては図示していない。
シールドケース22は、金属製であって、枠部材26と蓋部材28(蓋体に相当)とを備えて構成されている。このシールドケース22の枠部材26は、回路基板24の一方の面である部品取付け面24a上に半田付けにより固定され、部品取付け面24a上に形成された不図示の基準電位ラインの配線パターンと電気導通している。
この枠部材26は、部品取付け面24a上の所定領域を囲んで、部品取付け面24aと直角方向に高さを有する壁部30を備えている。この壁部30は、枠部材26を、回路基板24の部品取付け面24aと垂直の方向から見たときの平面形状(不図示)における、その外周上に形成されていて、この外周上の各辺ごとに分断されて構成されているが、分断されているこれらを総称して壁部30ということとする。
この壁部30には、一体的に形成されて外側に略半球形状に隆起する複数の係合部31が設けられている。また、枠部材26は、壁部30のほぼ全周の上縁から、枠部材26の内側方向に略直角に軒状に張り出す、張り出し部32を備えている。
また、シールドケース22の蓋部材28は、枠部材26の外周形状に対応する平面形状の天板部50と、この天板部50の縁部のほぼ全周に枠部材26側に高さを有するよう形成される側板部52を有している。この側板部52には、枠部材26の係合部31のそれぞれに対応する、被係合孔54が形成されている。
蓋部材28は、回路基板24上に不図示の電子部品や枠部材26等が半田付けされ、各種の検査やコーティング処理等が完了した後、枠部材26を内側に収納するようにしてこの枠部材26と嵌合し、互いに電気導通するようになっている。
また、枠部材26における壁部30の係合部31は、図2に示すように、回路基板24と対向する平面切起部31aを有するように形成されているため、蓋部材28は枠部材26に嵌合した後は、被係合孔54が係合部31の平面切起部31aに引掛かって、簡単には外れないようになっている。
逆に、係合部31の平面切起部31aの反対側、つまり蓋部材28の取付け時に側板部52が最初に当接する位置は球面状に形成されているため、側板部52は容易に係合部31上に乗り上げることができるようにもなっている。
また、枠部材26は、図1に示すように、壁部30がその内側範囲に形成する、開口部を横断して配されるブリッジ部34を有している。すなわち、枠部材26には、その張り出し部32の互いに離間する2箇所の部分を繋ぐブリッジ部34が設けられている。
ブリッジ部34は、壁部30の全周の上縁を含む不図示の仮想平面(開口面に相当)に対して略平行な平面部40,43と、壁部30の全周の上縁を含む不図示の仮想平面に対して略垂直な垂直部38,42,44とを有して構成されている。
ブリッジ部34の平面部40は、壁部30の全周の上縁を含む不図示の仮想平面(開口面に相当)における枠部材26の重心点、すなわち、このような不図示の仮想平面上に対して枠部材26自身の重心点を壁部30の高さ方向に平行に投影した点を含むように形成されている。
また、ブリッジ部34の平面部40において、このような重心点の近傍の領域は、他の領域に比して、円弧状に膨らむように幅広に形成されており、幅広部36を構成するようになっている。
電子機器20の製造工程中において、枠部材26を回路基板24上に移載する際には、不図示のマウンタ(吸着装置に相当)が、図3に示すように、その吸着ノズル37の先端部を、枠部材26の幅広部36に当接させて吸着し、この枠部材26を保持するようになっている。本実施の形態に係る枠部材26のように、幅広部36が吸着ノズル37に吸着されるために用いられる場合には、この幅広部36を特に被吸着部ということがあるものとする。
また、ブリッジ部34は、図1に示す蓋部材28が枠部材26に取付けられた後において、この蓋部材28の天板部50が外力を受けて、その中央部が枠部材26側に撓んだときなどには、このような撓みを押し返す方向に天板部50を支持して、天板部50の撓みの量を小さくするよう作用する。
図4は、シールドケース22の枠部材26を立体形状に形成する前の、展開した状態を示す図である。立体形状に形成する前の枠部材26は、1枚の板金であって、図4中において仮想の破線で示す張り出し部32の外周から、飛行機のフラップ(下げ翼)状に形成された壁部30のそれぞれが外方に伸びるように形成されている。
枠部材26は、このようなフラップ状に形成された壁部30のそれぞれが、図4中における紙面に垂直の奥側方向に折り曲げられることにより、これらが図3に示すように、張り出し部32と垂直である壁部30を構成するようになっている。
また、枠部材26のブリッジ部34は、図4に示すように、立体形状に形成される前の当初の状態において、幅広部36以外の部分が、連続する略矩形波状に形成されており、一方の側に突出する各矩形波の山の部分(図4中、符号38,42,44)が、図4中における紙面に垂直の奥側方向に折り曲げられることにより、図3に示すように、壁部30全周の上縁を含む不図示の仮想平面(開口面に相当)に対して略垂直の方向、すなわち、壁部30の上端側から下端側に向かう方向と平行方向に伸びる、垂直部38,42,44が形成されるようになっている。
また、幅広部36を含む、垂直部38と垂直部42との間の部分、及び垂直部42と垂直部44との間の部分のそれぞれは、壁部30全周の上縁を含む不図示の仮想平面(開口面に相当)に対して略平行な平面部40,43を構成するようになっている。
次に図5は、回路基板24上に実装した状態を示す枠部材26の平面図である。同図に示すように、回路基板24上における枠部材26の内側領域には、集積回路部品46,48を含む、様々な大きさの電子部品が実装されている。集積回路部品46,48には、その外周上に図示しない複数のリード線が設けられていて、回路基板24上の電子部品や、回路配線に接続された不図示のパッドに半田付けされている。
ここで、図5中において、回路基板24上に実装される電子部品については、集積回路部品46,48以外のものについては符号を付していないが、枠部材26の内側領域に図示される様々な大きさの四角形の一つ一つが、回路基板24上に実装された集積回路部品(多数のピンを有するCPUやメモリなどの大型の部品)やチップ部品(2,3のピン数の抵抗やトランジスタなどの単一機能部品)等の電子部品である。
枠部材26は、そのブリッジ部34の平面部40が、集積回路部品46の直上に位置して、この集積回路部品46の平面領域の外側にはみ出さないよう設定されている。また、ブリッジ部34の平面部43は、集積回路部品48の直上に位置して、この集積回路部品48の平面領域の外側にはみ出さないよう設定されている。
また、ブリッジ部34の垂直部38,42,44のそれぞれは、集積回路部品46,48側に高さを有しているが、これら垂直部38,42,44と集積回路部品46,48との間には、高さ方向、すなわち、回路基板24の部品取付け面24aと垂直の方向(図5中、紙面に垂直の方向)に十分な間隔が設けられている。
また、このブリッジ部34の垂直部38,42,44のそれぞれは、回路基板24の部品取付け面24aと垂直の方向(図5中、紙面に垂直の方向)から見たときに、集積回路部品46,48以外の他の電子部品の上方を通らないように配置されている。すなわち、垂直部38,42,44は、その一部分が集積回路部品46,48の上方を通っていることを除けば、チップ部品等の電子部品同士の間の上方を通るよう配置されている。また、回路基板24上に実装されるチップ部品等の電子部品の中には、逆に、垂直部38,42,44の直下を避けるように、その実装位置が調整されているものもある。
図6は、図5におけるB−B線矢視の断面図であって、ブリッジ部34の垂直部38の下側範囲を、画像認識装置100により検査しているときの状態を示す図である。同図に示すように、ブリッジ部34の垂直部38で隠れてしまう回路基板24上の範囲は、この垂直部38の板の厚さで隠れる部分(図中寸法d)だけである。
これにより、シールドケース22は、図5に示すように、その枠部材26のブリッジ部34が、その平面部40において幅を有するようになっているにもかかわらず、この平面部40と、その垂直部38側の張り出し部32との間の範囲において、垂直部38の板の厚さで隠れる部分を除き、回路基板24上に実装した電子部品、及び集積回路部品46の外周に設けられているリード線(不図示)について、正しくパッドへの半田付けが行なわれているかなど、画像認識装置100による検査を行なうことができるようになっている。
また、上記のように、平面部40と、その垂直部38側の張り出し部32との間の範囲で、画像認識装置100による検査を行なうことができるのと同様に、平面部40,43が幅を有するようになっているにもかかわらず、平面部40と平面部43との間、及び平面部43と、その垂直部44側の張り出し部32との間の範囲においても、垂直部42,44の板の厚さで隠れる部分を除き、回路基板24上に実装した電子部品、及び集積回路部品46,48の外周に設けられているリード線(不図示)について、画像認識装置100による検査を行なうことができるようになっている。
このような本実施の形態に係る電子機器20及びシールドケース22によれば、枠部材26のブリッジ部34における平面部40,43が幅を有するようになっているにもかかわらず、このブリッジ部34の強度を低下させずに、平面部40とその垂直部38側の張り出し部32との間、平面部40と平面部43との間、及び平面部43とその垂直部44側の張り出し部32との間の範囲において、画像認識装置100による検査を行なうことができるようになるので、このような範囲に電子部品等を実装することができるようになる。このため、このシールドケース22の内側範囲内において、電子部品の実装密度を向上させることができる。
また、本実施の形態に係る電子機器20及びシールドケース22は、従来の前記特許文献1に係るシールドケース2(図8参照)等が潜在的に有していた、以下に述べるような問題点をも解決している。
すなわち、従来の前記特許文献1に係るシールドケース2(図8参照)は、そのブリッジ部14の下側の範囲、及びこのような範囲の近傍に実装した電子部品に不具合が発見されて、この電子部品を交換する必要が生じた場合には、交換作業の際にブリッジ部14が邪魔になって、回路基板4に半田ごてを当接させたり、交換しようとする電子部品を外したりすることができないという問題があった。
また、前記特許文献1に係るシールドケース2においては、このような電子部品の交換作業の際に、例えば、図9に示すようにブリッジ部14をニッパー102で切除しようとしても、その一方の刃先をブリッジ部14の下側に挿し込む際に、このニッパー102の柄の部分等が、枠部材6や回路基板4等に接触してしまうため、適切にブリッジ部14を挟み込むことができない。このため、前記特許文献1に係るシールドケース2の枠部材6では、結局、ブリッジ部14を切断することができないという問題があった。
これに対して、本実施の形態に係る電子機器20及びシールドケース22では、図1に示すように、このシールドケース22の枠部材26におけるブリッジ部34の垂直部38,42,44が、壁部30の全周の上縁を含む不図示の仮想平面に対して略垂直の方向、すなわち、壁部30の上端側から下端側に向かう方向と平行方向に伸びるように形成されているので、ニッパーのような工具で垂直部38,42,44のそれぞれを挟むことができるようになっている。
例えば、図7に示すように、ブリッジ部34の垂直部38をニッパー102で切断しようとする場合には、ニッパー102を上方から近付けるようにして、この垂直部38を適切に挟んで切断することができるようになっている。
これにより、シールドケース22は、その枠部材26のブリッジ部34(図1,5参照)が、垂直部38,42,44の部分で切断することができるようになり、ブリッジ部34を簡単に除去することができるようになるので、シールドケース22の内側範囲内に実装された電子部品の交換作業の際にブリッジ部34が邪魔にならなくなるため、電子部品の交換作業を容易にすることができる。
なお、本実施の形態に係るシールドケース22の枠部材26においては、図1に示すように、ブリッジ部34が、張り出し部32の互いに離間する2箇所の部分を繋ぐようになっていたが、このようなブリッジ部34の代わりに、張り出し部32の1箇所から、この張り出し部32が囲む内側範囲内の任意の位置まで伸張されて、その長さ中間位置に、幅広部36や、垂直部40,42,44に該当する垂直部が設けられるブリッジ部を備えるようになっていてもよい。
また、本実施の形態に係るシールドケース22の枠部材26における、ブリッジ部34は、図4に示すように、立体形状に形成される前の当初の状態において、幅広部36以外の部分が、連続する略矩形波状に形成されていたが、このような形状に限定されず、他の異なる波形の形状に形成されていても良い。例えば、略三角波や略正弦波、又はこれらを変形した波形の形状に形成されていてもよい。
また、本実施の形態に係るシールドケース22の枠部材26は、図4に示すような1枚の平板に対して折り曲げ加工が施されることにより、立体形状が形成されるようになっていたが、鋳造等により当初から立体的に形成されるようになっていても良い。
また、本実施の形態においては、図5に示すように、回路基板24上に集積回路部品46,48が実装されていたが、これらは大規模集積回路であってもよい。また、集積回路部品46,48は、回路基板24上に実装されていなくてもよい。
また、本実施の形態に係るシールドケース22の蓋部材28は、図1に示すように、側板部52を有することにより、枠部材26を内側に収納するようにして、この枠部材26と嵌合するようになっていたが、蓋部材28の構造は、このようなものに限定されず、枠部材26の開口部を覆うように、この枠部材26に取付けることができるようになっていればよい。
また、本実施の形態に係るシールドケース22の枠部材26は、張り出し部32が設けられていると共に、ブリッジ部34が張り出し部32に繋がるように形成されているため、ブリッジ部34は、張り出し部32を介して壁部30に繋がっている構造であるということができるが、このような構造とは異なる別の構造として、張り出し部32を設けないようにすると共に、ブリッジ部34が壁部30の上端部に直接繋がるようになっていてもよい。
本発明の一実施の形態に係るシールドケース22及び回路基板24を示す斜視図である。 図1に示す枠部材26及び回路基板24のA―A線矢視の拡大断面図であって、枠部材26に蓋部材28を嵌合させた状態を示す図ある。 図1に示す枠部材26であって、その幅広部36を吸着ノズル37が吸着している状態を示す斜視図である。 図1に示す枠部材26であって、立体形状に形成する前の展開図である。 図1に示す枠部材26及び回路基板24を示す平面図である。 図5に示す枠部材26及び回路基板24のB―B線矢視の断面図であって、垂直部38を含む要部を拡大したものであり、回路基板24上における垂直部38の下側の範囲を、画像認識装置100により検査している状態を示す図である。 図5に示す枠部材26及び回路基板24のB―B線矢視の断面図であって、垂直部38を含む要部を拡大したものであり、この垂直部38をニッパー102で切断しようとしている状態を示す図である。 従来のシールドケース2及び回路基板4を示す斜視図である。 図8に示す枠部材6及び回路基板4のC―C線矢視の断面図であって、ブリッジ部14を含む要部を拡大したものであり、このブリッジ部14をニッパー102で切断しようとしている状態を示す図である。
符号の説明
2 シールドケース
4 回路基板
4a 部品取付け面
6 枠部材
8 蓋部材
10 壁部
12 張り出し部
14 ブリッジ部
16 被吸着部
20 電子機器
22 シールドケース
24 回路基板
24a 部品取付け面
26 枠部材
28 蓋部材
30 壁部
31 係合部
31a 平面切起部
32 張り出し部
34 ブリッジ部
36 幅広部
37 吸着ノズル
38 垂直部
40 平面部
42 垂直部
43 平面部
44 垂直部
46,48 集積回路部品
50 天板部
52 側板部
54 被係合孔
100 画像認識装置
102 ニッパー

Claims (8)

  1. 電子部品の実装される回路基板と、前記回路基板に取付けられるシールドケースと、を備える電子機器であって、
    前記シールドケースは、前記電子部品を囲って前記回路基板に取付けられる枠部材と、該枠部材を覆うよう前記枠部材に取付けられる蓋体とを有し、
    前記枠部材は、前記回路基板に略垂直に配される壁部と、該壁部により形成される開口部を横断して配されるブリッジ部と、を有し、
    前記ブリッジ部は、前記壁部の開口面に対して略平行な平面部と、前記壁部の開口面に対して略垂直な垂直部と、を有する
    ことを特徴とする電子機器。
  2. 前記枠部材は、前記壁部の開口面における当該枠部材の重心点を含んで前記平面部が形成されている、
    ことを特徴とする請求項1に記載の電子機器。
  3. 前記平面部は、前記重心点の近傍の領域を、他の領域に比して幅広に形成された幅広部を有する、
    ことを特徴とする請求項2に記載の電子機器。
  4. 前記幅広部は、吸着装置により吸着される被吸着部である、
    ことを特徴とする請求項3に記載の電子機器。
  5. 前記垂直部は、前記回路基板に実装される複数の前記電子部品の間に配されるよう形成されることを特徴とする請求項1から4のいずれか一項に記載の電子機器。
  6. 前記電子部品は、集積回路部品とチップ部品とを含み、
    前記幅広部は、前記集積回路部品上に配されるよう形成されることを特徴とする請求項3又は4に記載の電子機器。
  7. 前記枠部材は、前記壁部に一体的に形成されて外側に隆起する係合部を有し、
    前記蓋体は、前記壁部に取付けられた際に前記壁部に重なる側板部が形成されており、当該側板部には、前記係合部と係合して当該蓋体を固定する被係合孔が形成されていることを特徴とする請求項1から6のいずれか一項に記載の電子機器。
  8. 電子部品の実装される回路基板に取付けられるシールドケースであって、
    前記シールドケースは、
    一の開口部を形成する壁部と前記開口部を横断して配されるブリッジ部とを一枚の板金により形成した枠部材と、前記一の開口部を含んで枠部材を覆うよう前記枠部材に取付けられる蓋体とを備え、
    前記ブリッジ部は、少なくとも一部が前記壁部の開口面に対して略垂直になるよう折り曲げられて形成される垂直部を有することを特徴とするシールドケース。

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