JP2007265963A - 放電ランプ点灯装置および照明装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】
外部との間で通信を行う通信機能を備えた放電ランプ点灯装置において、配線基板を比較的短くでき、しかもインバータ部で発生するノイズによる通信信号処理部品の誤動作が発生しにくい放電ランプ点灯装置およびこれを備えた照明装置を提供する。
【解決手段】
放電ランプ点灯装置DOCは、配線基板PCBのグランドラインパターンP1に接続して実装され、インバータを含んでいて放電ランプDLを点灯する点灯回路部OCと、外部に配設される親機から電源が供給される通信信号処理部品MCを含み、外部と点灯回路部OCの間に介在して外部と通信を行って点灯回路部OCを制御するとともに、通信信号処理部品MCと点灯回路部OCとの間に点灯回路部OCの接続するグランドラインパターンP1が配置されている状態で点灯回路部OCと共通の配線基板PCBに実装された通信回路部CCとを具備している。
【選択図】図4

Description

本発明は、外部の親機との間で通信を行う通信機能を有する放電ランプ点灯装置およびこれを備えた照明装置に関する。
調光信号線を経由して外部から到来する調光信号により放電ランプ点灯装置を調光制御する場合、放電ランプ点灯装置内にマイコンなどの制御回路を配設して調光制御を実行するように構成することは既知である(例えば、特許文献1参照。)。
また、放電灯を高周波で点灯させるインバータ部と、インバータ部を高周波制御するためのマイクロコンピュータを有する制御部とを同一基板上に一体的に構成することも既知である(特許文献2参照。)。特許文献2においては、インバータ部によるノイズがマイクロコンピュータに影響することを防止するために、インバータ部とマイクロコンピュータとの距離を長くするようにしている。そのために、配線基板に入力端子と出力端子を備え、両端子間にインバータ部と制御部を構成する回路素子類が配置される素子類配置領域を長く延びた形状にしている。また、マイクロコンピュータをインバータ部より入力端子側に配置している。
特開2003−308987号公報 特開2001−23780号公報
ところが、外部の例えば親機との間で通信を行う通信機能を備えた放電ランプ点灯装置に特許文献2に記載の技術を適用しようとすると、配線基板が長くなりすぎて放電ランプ点灯装置を照明装置へ搭載するのが困難になるという問題がある。また、それにもかかわらず、なおインバータ部で発生するノイズが通信ラインに乗ってしまいやすく、そのため通信ラインのノイズによりマイコンが正常な通信信号を認識することができないで誤動作しやすいという問題もある。
本発明は、外部との間で通信を行う通信機能を備えた放電ランプ点灯装置において、配線基板を比較的短くでき、しかも点灯回路部の高周波スイッチング素子のスイッチングによって発生するノイズが通信ラインを通じてマイコンなどの通信信号処理部品に入り込んで誤動作を惹起するのを抑制した放電ランプ点灯装置およびこれを備えた照明装置を提供することを目的とする。
本発明の放電ランプ点灯装置は、配線基板のグランドラインパターンに接続して実装され、高周波スイッチング素子を含んでいて放電ランプを点灯する点灯回路部と;通信信号処理部品を含み、外部と通信を行って点灯回路部を制御するとともに、通信信号処理部品と点灯回路部との間に点灯回路部のグランドラインパターンが配置されている状態で点灯回路部と共通の配線基板に実装された通信回路部と;を具備していることを特徴としている。
〔配線基板について〕
本発明において、配線基板は、単層構成および多層構成のいずれであってもよい。いずれにしても高周波インバータやその前段に接続されたチョッパなどの高周波スイッチング素子を含む点灯回路部のグランドライン側が接続するグランドラインパターンを備えているものである。
多層配線基板の場合、上記の構成に加えて少なくとも1層がグランドラインパターンになっている構成を採用することができる。これにより、通信回路部のマイコンなどの通信信号処理部品が点灯回路部から発生するノイズによって誤動作するのが一層少なくなる。さらに好ましくは、点灯回路部の接続するグランドラインパターンになっている層と、通信回路部の接続するグランドラインパターンになっている層とを別に備えている構成とするのがよい。そうすれば、より一層誤動作が発生しにくくなる。
なお、グランドラインパターンは、本発明の放電ランプ点灯装置の回路内における0V電位部分であり、当該パターンが直接接地されていてもよいし、例えばコンデンサを介して接地されることにより高周波的に接地されているような態様を含む意味である。
また、配線基板の上記グランドラインパターンに加えて低周波電位パターンを、通信回路部と点灯回路部との間においてグランドラインパターンと概ね並行するように配設することができる。これにより、通信回路部と点灯回路部との間に高周波ノイズが重畳されていない低周波電位パターンが介在することで、通信回路部と点灯回路部との離間距離が大きくなるので、点灯回路部から発生するノイズが通信回路部に影響を与える程度が一層小さくなる。
さらに、配線基板には、後述する通信回路部の実装のために機能する通信ラインおよび通信回路部端子が形成されている。通信回路部端子は、配線基板の一端側において、点灯回路部に接続する電源端子からなるべく離間した位置に配置されるのがノイズ侵入防止の観点から好ましい。通信ラインは、一端が通信回路部端子に接続するが、なるべく短く形成してノイズが侵入しにくくなるようにするのが好ましい。
さらにまた、配線基板は、通信ラインと電源端子に接続する電源ラインや点灯回路部の整流化直流電源の不安定電位側の出力端が接続する低周波電位パターンとの間が所定距離以上離間するように形成されているのが好ましい。
〔点灯回路部について〕
点灯回路部は、高周波インバータに直流入力を供給する直流電源として整流回路および/またはチョッパを備えることができる。高周波インバータは、どのような回路方式のものでもよく、例えばハーフブリッジ形インバータを用いることができる。点灯回路部は、その高周波インバータおよび/またはチョッパの少なくとも一方の一端が配線基板の安定電位パターンに接続して構成されている。なお、上記少なくとも一方の他端が配線基板の非安定電位パターンに接続する。
〔通信回路部について〕
通信回路部は、主制御素子としてマイコンなどを主体とする通信信号処理部品を含む。通信信号処理部品は、通信ラインに接続し、かつ通信ラインを経由して後述する通信回路部端子に接続する。なお、通信信号処理部品が通信回路部端子に近接するように配置されているのが好ましい。そうすれば、通信ラインが相応に短縮される。その結果、通信ラインから点灯回路部で発生したノイズが通信回路部に侵入して通信回路の正常な動作が阻害されるのを効果的に抑制するとともに、通信信号処理部品のノイズによる誤動作を防止することができる。
また、通信回路部は、外部、例えばゲートウエイなどの親機と点灯回路部の間に介在し、外部と通信を行って点灯回路部を制御する。
通信信号処理部品を含む通信回路部は、点灯回路部と同一の配線基板に実装されるが、通信回路部と点灯回路部との間には点灯回路部が接続するグランドラインパターンが配置されて、通信回路部が点灯回路部に対してグランドラインパターンにより包囲されるように両者間をグランドラインパターンで仕切る構成である。
また、通信回路部は、その通信ラインが点灯回路部から所定距離離間して配置されるように構成するのが好ましい。なお、所定距離とは約4mm程度以上である。両者間の距離が大きい方がノイズ侵入の抑制に対して効果的であるが、必要以上に離間していると、配線基板の大型化を招くので好ましくない。反対に、両者間があまり接近しすぎていると、通信回路部にノイズが侵入しやすくなるので、好ましくない。したがって、両者間の離間距離は、4〜10mm程度の範囲であるのがよい。なお、好適には5〜9mmの範囲である。
さらに、通信回路部は、その通信ラインが、電源端子から点灯回路部に至る電源ラインからも所定距離離間していることが好ましい。なぜなら、電源ラインにスイッチングノイズが乗っていなくても、例えば1A程度以上の比較的大きな電流が電源ラインに流れると、電源ラインがノイズ源になり得るので、通信ラインと電源ラインとが近接していると、ノイズ侵入の虞があるからである。
さらにまた、通信信号処理部品の電源は、通信線を経由して親機などの外部から供給するように構成されていてもよいし、点灯回路部から供給されるように構成してもよい。所望により、上記の両者から電源の供給を受けるように構成してもよい。上記いずれの構成であっても、点灯回路部と通信信号処理部品との間のノイズ分離は可能であり、点灯回路部から発生する高周波ノイズの影響を所要の程度まで低減することができる。このため、通信信号処理部品の安定動作の確保と配線基板の小形化を図るうえで本質的な支障を来たさない。
〔外部通信手段について〕
外部に位置する通信手段としては、例えば遠隔制御(または/および監視)システムの親機、センサや赤外線リモコンなどであることが許容される。そして、これらの外部と通信媒体を介して接続し、例えば多数の照明器具を一括で、および個別またはグループごとに制御することができるように構成することができる。なお、通信媒体としては、通信線、電波、赤外線および超音波など多様な範囲から適宜選択することができる。
また、親機との間で通信を行う態様において、所望により親機に上位機器を接続して、上位機器から親機を制御するように構成することもできる。
本発明によれば、マイコンなどの通信信号処理部品を備えた通信回路部が点灯回路部のグランドラインパターンを介して点灯回路部に隣接することにより、グランドラインパターンが通信回路部の特に通信信号処理部品に対するシールドのように作用し、通信信号処理部品と点灯回路部の間の距離が比較的短くても点灯回路部から通信信号処理部品へのノイズの影響が少なくなる。
したがって、通信信号処理部品が安定に動作する。そのため、点灯回路部と通信回路部を共通の配線基板に実装して、なおかつ配線基板を比較的短くすることができ、しかも高周波スイッチング素子を含む点灯回路部で発生するノイズによる通信信号処理部品の誤動作が発生しにくい放電ランプ点灯装置およびこれを備えた照明装置を提供することができる。
なお、放電ランプ点灯装置は、その通信回路部が外部と互いに通信して外部からの指令に応じて制御される。
以下、図面を参照して本発明を実施するための形態を説明する。
図1ないし図3は、本発明の放電ランプ点灯装置を実施するための第1の形態を示し、図1は放電ランプ点灯装置の回路ブロック図、図2は配線実装を示す配線ブッロク図、図3は遠隔制御システムの回路ブロック図である。
本発明の放電ランプ点灯装置DOAは、図1に示すように点灯回路部OCおよび通信回路部CCを具備している。なお、図1において、符号ACは低周波交流電源、DLは放電ランプ、PSは通信回路電源である。
点灯回路部OCは、整流化直流電源RDC、昇圧チョッパBUC、インバータ点灯回路INVおよびインバータ制御回路INCを備えて構成されている。
整流化直流電源RDCは、低周波交流電源ACから供給される交流を整流して直流に変換する。直流は、これを平滑化してもよいし、平滑しなくてもよい。
昇圧チョッパBUCは、整流化直流電源RDCから得られた直流を昇圧された直流に変換する。また、所望により昇圧チョッパBUCを通信回路部CCにより制御されることにより、後述するインバータ点灯回路INVの入力電圧となる直流出力電圧を所望に変化させることもできる。
インバータ点灯回路INVは、高周波インバータおよび点灯回路を含んでいる。高周波インバータは、例えばハーフブリッジ形インバータなどからなり、昇圧チョッパBUCから供給する直流を高周波交流に変換する。また、点灯回路は、負荷回路および始動回路を含んでいる。負荷回路は、インバータから出力される高周波交流を正弦波形の高周波交流に波形変換するとともに、そこに接続される放電ランプDLに対して限流インピーダンスを提供する。始動回路は、放電ランプDLを予熱して始動させる。なお、負荷回路および始動回路には、既知の回路構成を採用することができる。
以上説明した回路構成において、整流化直流電源RDC、昇圧チョッパBUCおよびインバータ点灯回路INVは、それらの共通電位部分がコンデンサC1を介して接地されることにより、高周波的に安定な電位のグランドラインを構成している。
インバータ制御回路INCは、例えばPWM(パルス幅変調)回路および保護回路などを主体として構成されており、後述するように通信回路部CCからの指令に応動して点灯回路部OCの高周波インバータを制御して放電ランプDLを点滅または調光点灯させる。
通信回路部CCは、マイコン(マイクロコンピュータ)などの通信信号処理部品MCを主体として構成され、さらに電源監視回路SWおよび切換回路SCを備えているとともに、通信回路電源PSから電源を供給されて作動する。なお、通信回路電源CSは、図3を参照して後述する遠隔制御システムの通信線を経由して信号を兼ねた12V交流パルス電圧を受電する形式により親機GWから供給される。
また、通信回路部CCは、いずれも図示を省略している親機(例えばゲートウエイ)やセンサおよびスイッチなどの外部との間で通信を行い、インバータ点灯回路INVを制御できるように構成されている。通信回路部CCからの制御信号は導電的に絶縁した状態でインバータ点灯回路INVを制御するように構成されている。すなわち、通信信号処理部品MCの制御出力は、絶縁素子IEを介して調光制御回路DCに制御入力して、放電ランプDLの点滅および調光制御を指令する。
さらに、通信回路部CCは、電源監視回路SWおよび切換回路SCを用いて、電源電圧監視を選択的に行えるようになっている。電源監視回路SWは、フォトカプラPC1を介して整流化直流電源RDCの整流化直流電源電圧を監視して電源電圧変動を検出し、その検出データを通信信号処理部品MCに制御入力させる。これにより、通信信号処理部品MC内で演算が行われて電源電圧変動による照度変化が生じないように放電ランプDLを調光することで、放電ランプDLが一定照度で点灯するように自動制御を行うものである。
切換回路SCは、オン/オフして電源監視回路SWを選択的に作用させたり、オフさせて開放させたりする回路である。そして、通信信号処理部品MCからの指令により電源監視回路SWに直列に挿入されたフォトカプラPC2をスイッチとして作用させるように構成されている。
次に、放電ランプ点灯装置DOAの実装について図2を参照して説明する。放電ランプ点灯装置DOAは、通信回路部CCと一緒に共通の配線基板PCBに実装されている。
配線基板PCBは、全体として細長く形成されていて、その一端側に点灯回路部電源端子t1および通信回路部端子t2が配置されている。また、配線基板PCBの他端側には点灯回路部出力端子t3が配置されている。
通信回路部CCおよび点灯回路部OCは、点灯回路部電源端子t1および通信回路部端子t2と点灯回路部出力端子t3の間の中間部に配置されている。また、通信回路部CCの通信信号処理部品MCと点灯回路部OCの整流化直流電源RDCおよび昇圧チョッパBUCとの間には、点灯回路部OCのグランドラインパターンP1が配置されている。
通信回路部CCとインバータ点灯回路INVとの間には、インバータ制御回路INCが配置されている。したがって、インバータ制御回路INCは、通信回路部CCをインバータ点灯回路INVから離間した位置に配置して、インバータ点灯回路INVから発生するノイズが通信信号処理部品MCに影響しないように効果的に貢献している。
そうして、本形態においては、点灯回路部OCに対してグランドラインパターンP1がノイズから通信信号処理部品MCを保護するシールド手段のように作用する。なお、グランドラインパターンP1は、必ずしも図2に示すように連続した帯状に延在している形態ではなくて、複数のグランドラインのランドが互いに近接して配置されているような分断された態様であっても上記の作用を呈するので許容される。また、上記ランドは、回路素子が実装されるように構成されていてもよい。
本発明の放電ランプ点灯装置DOAは、図3に示すような遠隔制御システムに組み込んで放電ランプDLを遠隔制御する場合に好適である。以下、遠隔制御システムについて簡単に説明する。遠隔制御システムは、親機GW、信号線slおよび複数の端末T1、T2、T3…を具備している。
親機GWは、例えばゲートウエイからなり、離間した複数の端末T1、T2、T3…との間で適宜通信を行う。また、親機GWは、複数の遠隔制御システムと一緒に、または単独で上位機器に接続して、上位機器による制御を受けるようにシステムを拡張することができる。
信号線slは、例えば2線からなる有線の通信媒体であり、親機GWおよび複数の端末T1、T2、T3…を接続している。
端末T1は、放電ランプ点灯装置DOCであり、照明装置、例えば照明器具に搭載される。
端末T2は、センサ、例えば照度センサであり、通信線slを経由して放電ランプ点灯装置DOCに検出データを制御入力する。これにより、放電ランプ点灯装置DOCは、所要に制御される。
端末T3は、スイッチであり、通信線slを経由して放電ランプ点灯装置DOCにオンオフデータを制御入力する。これにより、放電ランプ点灯装置DOCは、所要にオン、オフされる。
図4は、本発明の放電ランプ点灯装置を実施するための第2の形態を示す配線ブッロク図である。図において、図2と同一部分については同一符号を付して説明は省略する。
本形態において、配線基板PBCは、多層配線基板からなる。そして、多層配線基板は、例えば4層構成であり、主回路層BL1の直下がグランド層BL2になっている。第3層BL3および第4層BL4は、適宜の構成である。
主回路層BL1は、大筋において図2と同様のレイアウトであるが、図1にほぼ対応する回路ブロックごとの配置を示している。すなわち、点灯回路部端子t1と点灯回路部出力端子t3との間に順次整流化直流電源RDC、昇圧チョッパ主回路BUC1、昇圧チョッパ制御回路BUC2、インバータ制御回路INCおよびインバータ点灯回路INVが配置されている。なお、昇圧チョッパ制御回路BUC2およびインバータ制御回路INCが昇圧チョッパBUCを構成している。
しかし、通信回路部端子t1は、電源端子t2から離間して配置されて低周波交流ノイズが侵入しにくくなるように配慮されている。また、通信回路部端子t1に接続した通信ラインCLが通信回路部CC実装予定部に形成されている。通信ラインCLは、なるべく短く形成される。また、通信ラインCLと点灯回路部OCの整流化直流電源RDCとの間、および通信ラインCLとグランドラインパターンP1との間がそれぞれ所定距離離間するように配置されている。さらに、グランドラインパターンP1は、整流化直流電源RDCに隣接する位置には形成されていない。
通信回路部CCは、通信回路部端子t1に接続する通信ラインCLに復調回路RDが接続し、外部の通信手段から到来した通信信号が通信回路部端子t1および通信ラインCLを経由して復調回路RDに入力し、復調回路RDで復調されて、そこから出力される復調信号が通信ラインCLに接続した通信信号処理部品MCに入力して解読され、所要の通信が行われる。
図4において、符号Q1およびQ2は高周波スイッチング素子の配設位置を示している。高周波スイッチング素子Q1は、昇圧チョッパBUCの主スイッチング素子である。また、高周波スイッチング素子Q2は、インバータ点灯回路INV内の高周波インバータの主スイッチング素子である。
そうして、第2の形態によれば、主回路層BL1の直下にグランド層BL2が配置されているので、通信回路部CCの通信信号処理部品がグランドラインパターンP1とグランド層BL2とでシールドされることになり、シールド効果が強化されるとともに、通信回路部端子t1が電源端子t2から離間し、かつ通信ラインCLと整流化色直流電源RDCとが所定距離離間しているため、不所望にグランドラインパターンP1を引き回さなくても通信ラインにスイッチングノイズや低周波ノイズが侵入しにくくなり、ノイズによる通信回路部CCの正常な動作が阻害されにくくなるとともに、通信信号処理部品のノイズによる誤動作も防止される。
次に、図5を参照して本発明の照明装置を実施するための一形態としての天井照明器具について説明する。本発明において、照明装置は、照明装置本体1、放電ランプDLおよび放電ランプ点灯装置DOCを具備して構成されている。
照明装置本体1は、照明装置から放電ランプDLおよび放電ランプ点灯装置DOCを除外した残余の部分である。図5に示す形態おいては、照明器具本体からなり、反射板2、ランプソケット3などを備えている。
放電ランプDLは、例えば蛍光ランプからなる。
放電ランプ点灯装置DOCは、図1および図2に示す構成を備えていて、放電ランプDLを点灯させる。
本発明の放電ランプ点灯装置を実施するための第1の形態を示す回路ブロック図 同じく配線実装を示す配線ブッロク図 同じく遠隔制御システムの回路ブロック図 本発明の放電ランプ点灯装置を実施するための第2の形態を示す配線ブッロク図 本発明の照明装置を実施するための一形態としての天井照明器具を示す側面図
符号の説明
BUC…昇圧チョッパ、CC…通信回路部、DOC…放電ランプ点灯装置、INC…インバータ制御回路、INV…インバータ点灯回路、MC通信信号処理部品、OC…点灯回路部、P1…グランドラインパターン、PCB…配線基板、RDC…整流化直流電源、t1…点灯回路部電源端子、t2…通信回路部端子、t3…点灯回路部出力端子

Claims (4)

  1. 配線基板のグランドラインパターンに接続して実装され、高周波スイッチング素子を含んでいて放電ランプを点灯する点灯回路部と;
    通信信号処理部品を含み、外部と通信を行って点灯回路部を制御するとともに、通信信号処理部品と点灯回路部との間に点灯回路部のグランドラインパターンが配置されている状態で点灯回路部と共通の配線基板に実装された通信回路部と;
    を具備していることを特徴とする放電ランプ点灯装置。
  2. 共通の配線基板は、少なくとも1層がグランドラインパターンになっている多層配線基板であることを特徴とする請求項1記載の放電ランプ点灯装置。
  3. 通信回路部は、通信信号処理部品が接続した通信ラインを有し;
    共通の配線基板は、その一端部に通信回路部端子および点灯回路部電源端子が互いに離間して配設され、他端部に点灯回路部出力端子が配設され、通信回路部端子に近接した位置で、通信ラインが通信回路部端子に接続し、かつ通信信号処理部品が通信回路部端子に近接して通信回路部が配置されており、残余部分の通信ラインから所定距離以上離間した位置に点灯回路部が配設されるとともに、通信回路部と点灯回路部の間において通信回路部と点灯回路部との間を仕切るように点灯回路部のグランドラインパターンが配置されていている;
    ことを特徴とする請求項1または2記載の放電ランプ点灯装置。
  4. 照明器具本体と;
    照明器具本体に配設された放電ランプと;
    放電ランプを点灯する請求項1ないし3のいずれか一記載の放電ランプ点灯装置と;
    を具備していることを特徴とする照明装置。
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