JP2007264273A - プロジェクタ - Google Patents

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裕幸 末森
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Abstract

【課題】小型化または設計自由度の向上を図ることのできるプロジェクタを提供すること。
【解決手段】本発明のプロジェクタは、光源装置40は、光源装置40が光源装着部に装着された際に電源側コネクタ51に接続する光源側コネクタ415を備え、電源側コネクタ51は、電源側接続面5111に設けられた端子5112と電源側接続面5111を被覆する向きおよび開放する向きへ移動可能に設けられたシャッター部512と、シャッター部512を電源側接続面5111を被覆する向きへ移動させ、かつ、被覆した状態で維持させるばね513とを備え、光源側コネクタ415は、光源側接続面4153に設けられた端子4154と、光源装置40の光源装着部に対する装着向きへの移動に伴って、シャッター部512を電源側接続面5111を開放する向きへ移動させる突起部4152とを備えている。
【選択図】図3

Description

本発明は、プロジェクタに関する。
従来、光源装置と、光源装置から射出された光束を画像情報に応じて変調して光学像を形成する液晶パネルと、液晶パネルで形成された光学像を、投射画像として拡大投射する投射レンズとを備えたプロジェクタが利用されている。さらに、このようなプロジェクタは、光源装置および液晶パネルを含む光学ユニットを収納配置する光学部品用筐体と、これら光学ユニットに電力を供給する電源装置なども備えている。
このようなプロジェクタでは、経年使用に伴い光源装置が劣化するため、次第に投写画像の輝度が低下する。このため、光源装置が光学部品用筐体に着脱可能に構成され、使用者によって光源装置を交換することのできるプロジェクタが提供されている(例えば、特許文献1参照)。
光源装置を交換するには、光源装置に設けられた光源側コネクタを、光学部品用筐体に配置された電源装置の電源側コネクタに接続させながら、光源装置を光学部品用筐体に装着する。光源側コネクタおよび電源側コネクタの接続により、電源装置から光源装置へ電力を供給することができる。
光源装置は電源装置から高電圧が印加される。このため、例えば、使用者が、プロジェクタの電源が入ったまま光源装置交換作業を行った場合、電源側コネクタの電極に指が触れてしまい感電する恐れがある。
これに対し、光源装置交換時に、発明者の指が電源側コネクタの電極に近づくことを防止するプロジェクタが開示されている。このようなプロジェクタの電源側コネクタは、コネクタの開口から、使用者の指が届かないほど奥まった箇所に電極が配置された構成となっている。このような構成により、光源装置交換時に、使用者の指が電源側コネクタの電極に近づくことを防止している。
特開2005−43600号公報
しかしながら、前述したプロジェクタでは、電源側コネクタが、コネクタの開口から奥まった箇所に電極が配置された構成であるため、電源コネクタのサイズが大きくなってしまう。これにより、特許文献1に記載のプロジェクタでは、このような電源側コネクタを搭載することによるプロジェクタの大型化や、電源コネクタのサイズがプロジェクタの設計上の制約になってしまうなどの課題が生じる。
本発明の目的は、小型化および設計自由度の向上を図ることのできるプロジェクタを提供することにある。
本発明のプロジェクタは、光源装置と、前記光源装置から出力された光束を画像情報に応じて変調し光学像を形成する光変調装置と、前記光変調装置で形成された光学像を拡大投射する投射光学装置と、前記光源装置に電力を供給する電源装置とを有する装置本体を備えたプロジェクタであって、前記装置本体には、前記光源装置が着脱される光源装着部が形成され、前記電源装置は、前記光源装着部に配置され前記光源装置が前記光源装着部に装着された際に前記光源装置に接続する電源側コネクタを備え、前記光源装置は、当該光源装置が前記光源装着部に装着された際に前記電源側コネクタに接続する光源側コネクタを備え、前記電源側コネクタは、コネクタ本体と、前記コネクタ本体に形成され、前記電源側コネクタに接続する電源側面部と、前記電源側面部に設けられた電極と前記電源側面部を被覆する向きおよび開放する向きへ移動可能に設けられた蓋部と前記蓋部を前記電源側面部を被覆する向きへ移動させる移動手段と、前記蓋部を前記電源側面部を被覆した状態で維持させる維持手段とを備え、前記光源側コネクタは、コネクタ本体と、前記コネクタ本体に形成され、前記光源側コネクタに接続する光源側面部と、前記光源側面部に設けられた電極と、前記光源装置の前記光源装着部に対する装着向きへの移動に伴って、前記蓋部を前記電源側面部を開放する向きへ移動させる開放手段とを備えていることを特徴とする。
本発明によれば、光源装置が光源装着部に装着されていない際には、移動手段が蓋部を電源側面部を被覆する向きへ移動し、維持手段が蓋部を電源側面部を被覆した状態で維持させている。
さらに、光源装置を光源装着部に装着する際には、光源装置の光源装着部に対する装着向きへの移動に伴って、光源側コネクタの開放手段が、蓋部を電源側面部を開放する向きへ移動させる。そして、光源装置の光源装着部に対する装着向きへの移動に伴って、開放された電源側面部の電極に光源側面部の電極を接続することで、光源側コネクタと電源側コネクタとの接続、および、光源装置の光源装着部への装着が完了する。すなわち、光源装置の光源装着部に対する装着向きへの移動に伴って電源側面部が開放されるため、使用者は、光源装置の装着時に、電源側コネクタ付近に手を伸ばす必要がない。
このような構成によれば、本実施形態の電源側コネクタは、従来のプロジェクタの電源側コネクタのように使用者の指が届かないほど奥まった箇所に電極が配置された構造に対して、小型化を図ることができる。従って、電源側コネクタを搭載することによるプロジェクタの大型化や、電源コネクタのサイズがプロジェクタの設計上の制約となることを防ぐことができる。
本発明では、前記移動手段および前記維持手段は、前記蓋部を前記電源側面部を被覆する向きへ付勢する付勢手段であることが好ましい。
本発明によれば、ばね等の付勢手段の付勢力によって、蓋部を電源側面部を被覆する向きへ移動し、さらに、蓋部を電源側面部を被覆した状態で維持させることができる。従って、電源側コネクタの構成を簡素化し、部品点数を削減することができる。
本発明では、前記光源側コネクタの前記開放手段は、前記コネクタ本体に設けられた押圧部であり、前記蓋部は、平面部と、前記光源装置の前記光源装着部に対する装着向きへの移動時に、前記押圧部が当接する受け部とを備え、前記押圧部は、前記光源装置の前記光源装着部に対する装着向きへの移動に伴って、前記蓋部の受け部を、前記電源側面部を開放する向きへ押圧することで移動させることが好ましい。
本発明によれば、光源装置の光源装着部に対する装着向きへの移動に伴って、光源側コネクタの押圧部が、電源側コネクタの蓋部の受け部を電源側面部を開放する向きへ押圧する。すると、押圧部による受け部への押圧によって、蓋部が電源側面部を開放する向きへ移動し、電源側面部が開放される。すなわち、光源装置の装着向きへの移動と、蓋部が電源側面部を開放する向きへの移動を、比較的簡単な原理で連動させることができる。従って、光源側コネクタおよび電源側コネクタの構成を簡素化し、故障しにくい構成とすることができる。
本発明では、前記受け部は、前記平面部よりも前記装着向き側に設けられていることが好ましい。
本発明によれば、受け部は、平面部よりも装着向き側に設けられていることから、使用者の指が届きにくい側に設けられていることになる。従って、使用者が、受け部を指で押して、蓋部を電源側面部を開放する向きへ移動させることを防ぐことができる。
本発明では、前記押圧部には、前記光源装置の前記光源装着部に対する装着向きへの移動に伴って、前記受け部に当接する押圧面が形成され、前記受け部には、前記光源装置の前記光源装着部に対する装着向きへの移動に伴って、前記押圧部により当接される被押圧面が形成され、前記押圧面および前記被押圧面の少なくともいずれか一方は、前記装着向きへ沿うにつれて、前記蓋部が前記電源側面部を開放する向きとは反対側へ次第に傾斜していることが好ましい。
本発明によれば、押圧面および被押圧面の少なくともいずれか一方は、装着向きへ沿うにつれて、蓋部が電源側面部を開放する向きとは反対側へ次第に傾斜する傾斜面となっている。これにより、光源装置の光源装着部に対する装着向きへの移動に伴って、押圧面は、被押圧面を一定の力で押圧したまま滑らかに摺動することができる。従って、光源装置の光源装着部に対する装着向きへの移動に伴って、蓋部を安定して移動させることができる。
図を用いて、本発明の実施形態を説明する。
<第1実施形態>
〔プロジェクタ1の構成〕
本実施形態のプロジェクタ1は、光源装置40から射出される光束を画像情報に応じて変調してカラー画像(光学像)を形成し、このカラー学像をスクリーン(図示略)上に拡大投射するものである。
図1は、本発明の第1実施形態のプロジェクタ1の内部構成を模式的に示す図である。
このプロジェクタ1は、図1に示すように、略直方体形状を有する外装筺体2と、当該外装筐体2内に収納される装置本体10とを備える。この装置本体10は、投射光学装置としての投射レンズ3、光学装置としての光学ユニット4、および、電源装置5等を備える。なお、図1において、図示は省略するが、外装筺体2内には、プロジェクタ1内部を冷却する冷却ユニット、およびプロジェクタ1内部の各構成部材を制御する制御装置等も配置されるものとする。
図1において、プロジェクタ1において、投射レンズ3の射出方向先端側を前方、基端側を後方とする。
このうち、投射レンズ3は、光学ユニット4にて形成されたカラー画像を図示しないスクリーン上に拡大投射する。この投射レンズ3は、筒状の鏡筒内に複数のレンズが収納された組レンズとして構成されている。
電源装置5は、光学ユニット4および制御装置等に電力を供給するものである。この電源装置5は、電源ブロック(図示略)と、ランプ駆動ブロック(図示略)とを備えている。
電源ブロックは、電源ケーブルを通して外部から供給された商用交流電流を直流変換し、変換された直流電流を昇圧・降圧してランプ駆動ブロックおよび制御装置等に供給する。
ランプ駆動ブロックは、後述する光学ユニット4を構成する光源装置40に、安定した電圧で電力を供給する。ランプ駆動ブロックは電源側コネクタ51を備え、詳しくは後述するが、この電源側コネクタ51は、後述する光学ユニット4を構成する光源装置40の光源側コネクタ415に接続している。これより、ランプ駆動ブロックは、電源側コネクタ51を介して、光源装置40に電力を供給している。
〔光学ユニット4の詳細な構成〕
光学ユニット4は、前記制御装置による制御の下、光源ランプ416から射出された光束を、光学的に処理して画像情報に対応したカラー画像を形成するユニットである。この光学ユニット4は、図1に示すように、平面視略U字形状を有している。
光学ユニット4は、光源装置40と、インテグレータ照明光学系41と、色分離光学系42と、リレー光学系43と、電気光学装置44と、これらの光学部品41〜44を収納する光学部品用筐体46とを備える。
光源装置40は、図1に示すように、放射状の光線を射出する光源ランプ416と、この光源ランプ416から射出された放射光を反射するリフレクタ417と、これら部材416,417を内部に収納するランプハウジング418(図2)とを備える。光源ランプ416としては、ハロゲンランプやメタルハライドランプ、高圧水銀ランプが多用される。リフレクタ417は、本実施形態では放物面鏡を用いているが、平行化凹レンズとともに楕円面鏡を用いてもよい。
詳しくは後述するが、光源装置40は、光学部品用筐体46に対しランプハウジング418ごと着脱可能となっている。
また、光源装置40は、電源装置5から供給された電力を取得するための光源側コネクタ415(図2)を備えている。光源側コネクタ415は、光源装置40が光学部品用筐体46に装着されている際には、電源装置5の電源側コネクタ51に接続している。そして、光源側コネクタ415は、電源装置5から電力を取得し、配線を介して光源ランプ416に電力を供給している。
インテグレータ照明光学系41は、光源装置40から射出された光束を利用して、電気光学装置44を構成する3枚の液晶パネル441の画像形成領域をほぼ均一に照明するための光学系であり、第1レンズアレイ412と、第2レンズアレイ413と、偏光変換素子414と、第1コンデンサレンズ410Aと、反射ミラー424と、第2コンデンサレンズ410Bとを備える。
第1レンズアレイ412は、入射光束の光軸方向から見てほぼ矩形状の輪郭を有する小レンズがマトリクス状に配列された構成を有している。各小レンズは、光源ランプ416から射出される光束を、複数の部分光束に分割している。各小レンズの輪郭形状は、液晶パネル441の画像形成領域の形状とほぼ相似形をなすように設定されている。
第2レンズアレイ413は、第1レンズアレイ412と同様な構成を有しており、小レンズがマトリクス状に配列された構成を有している。この第2レンズアレイ413は、第2レンズアレイ413の後段に配置された第1コンデンサレンズ410Aおよび第2コンデンサレンズ410Bとともに、第1レンズアレイ412の各小レンズの像を液晶パネル441上に結像させる機能を有する。
偏光変換素子414は、第2レンズアレイ413と第1コンデンサレンズ410Aとの間に配置される。偏光変換素子414は、第2レンズアレイ413からの光を1種類の偏光光に変換するものであり、これにより、電気光学装置44での光の利用効率が高められている。
具体的に、偏光変換素子414によって1種類の偏光光に変換された各部分光は、第1コンデンサレンズ410Aおよび第2コンデンサレンズ410Bよって、最終的に電気光学装置44の液晶パネル441上にほぼ重畳される。偏光光を変調するタイプの液晶パネル441を用いたプロジェクタ1では、1種類の偏光光しか利用できないため、他種類のランダムな偏光光を発する光源ランプ416からの光束の略半分が利用されない。このため、偏光変換素子414を用いることにより、光源ランプ416から射出された光束を全て1種類の偏光光に変換し、電気光学装置44での光の利用効率を高めている。
色分離光学系42は、2枚のダイクロイックミラー421,422と、反射ミラー423とを備え、ダイクロイックミラー421,422によりインテグレータ照明光学系41から射出された複数の部分光束を赤(R)、緑(G)、青(B)の3色の色光に分離する機能を有している。
リレー光学系43は、入射側レンズ431と、リレーレンズ433と、反射ミラー432、434とを備え、色分離光学系42で分離された色光である赤色光を液晶パネル441Rまで導く機能を有している。
この際、色分離光学系42のダイクロイックミラー421では、インテグレータ照明光学系41から射出された光束のうち、赤色光成分と緑色光成分とは透過し、青色光成分は反射する。ダイクロイックミラー421によって反射した青色光は、反射ミラー423で反射し、フィールドレンズ419を通って、青色用の液晶パネル441Bに到達する。このフィールドレンズ419は、第2レンズアレイ413から射出された各部分光束をその中心軸(主光線)に対して平行な光束に変換する。他の液晶パネル441G、441Rの光入射側に設けられたフィールドレンズ419も同様である。
また、ダイクロイックミラー421を透過した赤色光と緑色光のうちで、緑色光は、ダイクロイックミラー422によって反射し、フィールドレンズ419を通って、緑色用の液晶パネル441Gに到達する。一方、赤色光は、ダイクロイックミラー422を透過してリレー光学系43を通り、さらにフィールドレンズ419を通って、赤色光用の液晶パネル441Rに到達する。
なお、赤色光にリレー光学系43が用いられているのは、赤色光の光路の長さが他の色光の光路長さよりも長いため、光の発散等による光の利用効率の低下を防止するためである。すなわち、入射側レンズ431に入射した部分光束をそのまま、フィールドレンズ419に伝えるためである。なお、リレー光学系43には、3つの色光のうちの赤色光を通す構成としたが、これに限らず、例えば、青色光を通す構成としてもよい。
電気光学装置44は、入射された光束を画像情報に応じて変調するものである。電気光学装置44は、色分離光学系42で分離された各色光が入射される3つの入射側偏光板442と、各入射側偏光板442の後段に配置される光変調装置としての液晶パネル441R,441G,441B(赤色光用の液晶パネルを441R、緑色光用の液晶パネルを441G、青色光用の液晶パネルを441Bとする)と、各液晶パネル441R,441G,441Bの後段にそれぞれ配置される3つの射出側偏光板443と、クロスダイクロイックプリズム444とを備える。
入射側偏光板442は、色分離光学系42で分離された各色光のうち、偏光変換素子414で揃えられた光束の偏光軸と略同一方向の偏光光のみ透過させ、その他の光束を吸収するものであり、サファイアガラス等の透光性基板に偏光膜が貼付されたものである。また、透光性基板を用いずに、偏光膜をフィールドレンズ419に貼り付けてもよい。
液晶パネル441R,441G,441Bは、一対の透明ガラス基板間に電気光学物質である液晶が密閉封入された構成を有し、制御装置から出力される画像情報に応じて画像形成領域内にある前記液晶の配向状態を制御し、入射側偏光板442から射出された偏光光束の偏光方向を変調する。
射出側偏光板443も、入射側偏光板442と略同様に構成され、液晶パネル441の画像形成領域から射出された光束のうち、入射側偏光板442における光束の透過軸と直交する偏光軸を有する光束のみ透過させ、その他の光束を吸収するものである。
クロスダイクロイックプリズム444は、射出側偏光板443から射出され、色光毎に変調された光束を合成して、カラー画像を形成するものである。
クロスダイクロイックプリズム444には、赤色光を反射する誘電体多層膜と青色光を反射する誘電体多層膜とが、4つの直角プリズムの界面に沿って略X字状に設けられ、これらの誘電体多層膜により3つの色光が合成される。
光学部品用筐体46は、光源装置40が装着される略箱型形状の光源装着部462と、光源装置40を除く他の光学部品42〜44が収納される容器状に形成された部品収納部461とを備えている。詳しくは後述するが、光源装着部462の内側壁には、前述した電源側コネクタ51が配置されている。さらに、光源装着部462の底面壁(外装筐体2の底面壁と対向する壁)には、光源装置40を交換するための開口部4621(図2)が形成されている。
図2は、プロジェクタ1を下方前面側からみた斜視図である。
図2に示すように、外装筐体2の底面部の前面側略中央には、開口部236が形成されている。開口部236は、前述した光学部品用筐体46の光源装着部462に形成された開口部4621の位置に対応している。このため、光源装置40は、開口部236および開口部4621を介して、光源装着部462に着脱自在となっている。光源装置40の装着時には、光源装置40は、リフレクタ417(図1)から射出される光束の照明光軸が、インテグレータ照明光学系41の設計上の光軸と一致する向きに挿入される。また、開口部236には、開口部236に対しスライドして着脱可能なカバー237が設けられている。
光源側コネクタ415は、図2に示すように、ランプハウジング418の外壁面に固定されている。
図2に示すように、本実施形態では、光源装着部462に対する光源装置41の装着向きは、プロジェクタ1の底面側から上面側へ向かう向きであり、光源装着部462に対する光源装置41の取り外し向きは、プロジェクタ1の上面側から底面側へ向かう向きである。ここで、この光源装置41の装着・取り外し方向をY軸方向とし、装着向きを+Y軸方向、取り外し向きを−Y軸方向とする。
〔光源側コネクタ415および電源側コネクタ51の構成〕
図3は、光源装置40装着前における光源側コネクタ415、および、電源側コネクタ51を抜粋して示した分解斜視図である。図3においても、図2と同様に、光源装着部462(図2)に対する光源装置41の装着・取り外し方向をY軸方向とし、装着向きを+Y軸方向、取り外し向きを−Y軸方向とする。
図3に示すように、電源側コネクタ51は、光源装着部462(図2)内側壁において、光源側コネクタ415に接続される電源側接続面5111を、−Y軸方向に向けて配置されている。そして、光源側コネクタ415は、電源側コネクタ51に接続される光源側接続面4153を、+Y軸方向に向けて配置される。
従って、光源側コネクタ415および電源側コネクタ51の着脱方向は、光源装着部462に対する光源装置41の装着・取り外し方向と、同方向となっている。
本実施形態では、光源装置40が光源装着部462内に装着される動作と連動して、光源側コネクタ415が電源側コネクタ51に接続し、光源装置40が光源装着部462内から取り外される動作と連動して、光源側コネクタ415が電源側コネクタ51から外される。
〔電源側コネクタ51の構成〕
電源側コネクタ51は、図3に示すように、コネクタ本体511と、蓋部としてのシャッター部512と、移動手段、維持手段および付勢手段としてのばね513とを備えている。
コネクタ本体511は、略直方体形状を有し、−Y軸方向側端面に形成された電気側面部としての電源側接続面5111と、電源側接続面5111から+Y軸方向へ没入形成された2つの端子5112とを備えている。
電源側接続面5111は、光源側コネクタ415が電源側コネクタ51に接続した際に、光源側コネクタ415の光源側接続面4153が当接する。電源側接続面5111は、Y軸方向と略直交している。
端子5112には、光源側コネクタ415が電源側コネクタ51に接続した際に、後述する光源側コネクタ415の端子4154が嵌め込まれる。このような端子5112は、本発明の電極に相当する。
シャッター部512は、光源装着部462に対する光源装置40のY軸方向の移動に伴って、電源側接続面5111を完全に被覆または開放する。このようなシャッター部512は、Y軸方向と略直交する方向へ往復移動可能に構成されており、往復移動することによって電源側接続面5111を被覆または開放する。
ここで、シャッター部512の移動方向とX軸方向とし、シャッター部512が電源側接続面5111を被覆する移動向きを+X軸方向、被覆する移動向きを−X軸方向とする。さらに、Y軸方向およびX軸方向に直交する方向をZ軸方向とし、図3の斜視図における右手前側を+Z軸方向、左奥側を−Z軸方向とする。
シャッター部512は、平面部としてのシャッター5121と、受け部5122とを備えている。
シャッター5121は、Y軸方向と略直交した矩形状平面を有する板状部材であり、その矩形状平面は、電源側接続面5111よりも大きい寸法を有している。
受け部5122は、光源装置40の+Y軸方向への移動に伴って、後述する光源側コネクタ415の突起部4152により押圧される。詳しくは後述するが、この突起部4152の押圧によって、シャッター部512が−X軸方向に移動する。
受け部5122は、図3に示すように、−Z軸方向側から見ると直角三角形状を有する板状部材である。受け部5122は、シャッター5121の−Z軸方向側側面において、−Y軸方向へ突出して固定されている。受け部5122の+X軸方向端面は、+Y軸方向に向かうにつれて次第に+X軸方向へ傾斜する傾斜面となっており、本発明の被押圧面5123Aに相当する。詳しくは後述するが、この被押圧面5123Aには、光源装置411の+Y軸方向への移動に伴って、光源側コネクタ415の突起部4152が当接する。
また、受け部5122の−X軸方向側端面には、ばね513が接合されている。
はね513は、付勢力によって、シャッター部512を電源側接続面5111を完全に被覆する位置へ移動させ、かつ、電源側接続面5111を被覆した状態で維持させるものである。ばね513の一端は受け部5122の−X軸方向端面に接合され、他端は光源装着部462(図2)の内側壁に接合されている。
ばね513が静止状態にあるとき、シャッター部512は、電源側接続面5111を完全に覆う位置に配置される。そして、ばね513は、圧縮されるにつれて、シャッター部512をX軸方向へ付勢する。ばね513が最大限圧縮されたとき、シャッター部512は、電源側接続面5111を完全に開放する位置に配置される。
〔光源側コネクタ415の構成〕
光源側コネクタ415は、図3に示すように、コネクタ本体4151と、押圧部としての突起部4152とを備えている。
コネクタ本体4151は、略直方体形状を有し、+Y軸方向側端面に形成された光源側接続面4153と、光源側接続面4153から+Y軸方向へ突出された2本の端子4154とを備えている。
光源側接続面4153は、電源側接続面5111と同寸法を有し、光源側コネクタ415が電源側コネクタ51に接続した際に、電源側接続面5111に当接する。光源側接続面4153は、Y軸方向と略直交している。
2本の端子4154は、本発明の電極に相当し、光源側コネクタ415が電源側コネクタ51に接続した際に、電源側コネクタ51の2つの端子5112にそれぞれ挿入する。
突起部4152は、図3に示すように、直方体形状を有し、コネクタ本体4151の−Z軸方向側側面において、光源側接続面4153から+Y軸方向へ突出するように固定されている。突起部4152の+Y軸方向側端面には、押圧面4155が形成されている。
押圧面4155は、光源装置40の+Y軸方向への移動に伴って、電源側コネクタ51を構成する受け部5122の被押圧面5123を押圧する。
〔光源装置40装着時における光源側コネクタ415および電源側コネクタ51の作用〕
次に、図3〜図5を用いて、光源装置40を光源装着部462に装着する際の光源側コネクタ415および電源側コネクタ51の作用について説明する。
図4は、光源装置40が光源装着部462(図2)から取り外されている際の電源側コネクタ51を示す斜視図、図5は、接続後の光源側コネクタ415および電源側コネクタ51を示す斜視図である。
光源装置40の装着前では、図4に示すように、光源装着部462内の電源側コネクタ51では、ばね513によってシャッター部512は、電源側接続面5111を完全に覆う位置に配置されている。
光源装置40の装着時には、前述したように、光源装置40は、使用者の手によって、光源側コネクタ415の光源側接続面4153を+Y軸方向へ向けた状態で、光源装着部462に向かって+Y軸方向に移動する。
やがて、光源側コネクタ415における突起部4152の−X軸方向側の角部が、電源側コネクタ51の被押圧面5123の−X軸方向側端部に当接する。そして、光源装置40が+Y軸方向へ移動するにつれて、突起部4152の−X軸方向側角部は、被押圧面5123の−X軸方向側端部から+X軸方向側端部へ摺動する。この間、押圧面4155は、被押圧面5123を−X軸方向に押圧するため、シャッター部512が−X軸方向へ移動する。そして、シャッター部512が−X軸方向へ移動することで、ばね513が圧縮される。
さらに、光源装置40が+Y軸方向へ移動すると、突起部4152によりシャッター部512は、電源側接続面5111を完全に開放する位置まで移動する。このとき、光源側コネクタ415の端子4154の先端が、電源側接続面5111の端子5112に接触する。
さらに、光源装置40が+Y軸方向へ移動すると、端子4154が端子5112に挿入する。端子4154および端子5112が互いに嵌合するまで、光源装置40が+Y軸方向へ移動すると、図5に示すように、光源側接続面4153が電源側接続面5111に当接し、光源側コネクタ415および電源側コネクタ51の接続が完了する。そして、本実施形態のプロジェクタ1は、この光源側コネクタ415および電源側コネクタ51の接続完了と同時に、光源装置40が光源装着部462に適切に装着されるように設計されている。
光源側コネクタ415および電源側コネクタ51が接続した状態では、シャッター部512は、ばね513から+X軸方向の付勢力を受けて、シャッター5121の+X軸方向端面が、光源側コネクタ415のコネクタ本体4151の−X軸方向端面に当接した状態で維持される。
一方、光源装置40を光源装着部462から取り外す際には、使用者は、光源装置40を光源装着部462から−Y軸方向に引き上げる。すると、電源側コネクタ51では、ばね513の付勢力によって、シャッター部512が+X軸方向へ移動し、電源側接続面5111を完全に被覆する。
本実施形態によれば、以下のような効果を奏することができる。
光源装置40が光源装着部462に装着されていない際には、ばね513がシャッター部512を電源側接続面5111を被覆する向き(+X軸方向)へ移動し、さらに、シャッター部512を電源側接続面5111を被覆した状態で維持させている。
そして、光源装置40を光源装着部462に装着する際には、光源装置40の光源装着部462に対する装着向き(+Y軸方向)への移動に伴って、突起部4152が、シャッター部512を電源側接続面5111を開放する向き(−X軸方向)へ移動させる。そして、光源装置40の光源装着部462に対する装着向きへの移動に伴って、開放された電源側接続面5111の端子5112に光源側接続面4153の端子4154を挿入することで、光源側コネクタ415と電源側コネクタ51の接続、および、光源装置40の光源装着部462への装着が完了する。すなわち、光源装置40の光源装着部462に対する装着向きへの移動に伴って電源側接続面5111が開放されるため、光源装置40の装着時に、使用者の手が電源側コネクタ51の端子5112に触れて感電することを防ぐことができる。
このような構成によれば、本実施形態の電源側コネクタ51は、従来のプロジェクタの電源側コネクタのように使用者の指が届かないほど奥まった箇所に電極が配置された構造に対して、小型化を図ることができる。従って、電源側コネクタ51を搭載することによるプロジェクタ1の大型化や、電源コネクタのサイズがプロジェクタの設計上の制約となることを防ぐことができる。
そして、ばね513の付勢力によって、シャッター部512を電源側接続面5111を被覆する向きへ移動し、さらに、シャッター部512を電源側接続面5111を被覆した状態で維持させることができる。従って、電源側コネクタ51の構成を簡素化し、部品点数を削減することができる。
さらに、光源装置40の光源装着部462に対する装着向きへの移動に伴って、光源側コネクタ415の突起部4152が、電源側コネクタ51のシャッター部512の受け部5122を、電源側接続面5111を開放する向きへ押圧する。すると、突起部4152による受け部5122への押圧によって、シャッター部512が電源側接続面5111を開放する向きへ移動し、電源側接続面5111が開放される。このように、光源装置40の装着向きへの移動と、電源側接続面5111を開放する向きへのシャッター部512の移動とを、比較的簡単な構成で連動させることができる。従って、光源側コネクタ415および電源側コネクタ51の構成を簡素化し、故障しにくい構成とすることができる。
また、被押圧面5123は、+Y軸方向に沿うにつれて、シャッター部512が電源側接続面5111を開放する向きとは反対側へ次第に傾斜する傾斜面となっている。これにより、光源装置40の光源装着部462に対する装着向きへの移動に伴って、押圧面4155は、被押圧面5123を一定の力で押圧したまま滑らかに摺動することができる。従って、光源装置40の光源装着部462に対する装着向きへの移動に伴って、シャッター部512を安定して移動させることができる。
<第2実施形態>
図6を用いて、本発明の第2実施形態を説明する。
図6は、本実施形態の光源装置40の装着前における光源側コネクタ415、および、電源側コネクタ51を抜粋して示した分解斜視図である。
本実施形態のプロジェクタ1は、第1実施形態で示したプロジェクタ1と比較して、図6に示すように、電源側コネクタ51の受け部5122A、および、光源側コネクタ415の突起部4152Aの構成が異なる。なお、本実施形態の説明にあたって、第1実施形態で前述された同一構成要件については、同一符号を付し、その説明を省略する。
本実施形態の電源側コネクタ51を構成するシャッター部512の受け部5122Aは、図6に示すように、シャッター5121の+Z軸方向側端面において+Y軸方向側に固定されている。
受け部5122Aは、+Z軸方向側から見ると台形形状を有する板状部材である。受け部5122Aは、Z軸方向と略直交し、かつ、平面視台形状の上辺を含む側面(+Y軸方向側端面)が、シャッター5121とほぼ同面内に配置されるように固定されている。受け部5122の+X軸方向端面は、+Y軸方向に向かうにつれて次第に+X軸方向へ傾斜する傾斜面となっており、本発明の被押圧面5123Aに相当する。
受け部5122Aの−X軸方向側端面には、ばね513の一端が接合されており、第1実施形態と同様に、シャッター部512は、ばね513によりX軸方向の付勢を受ける。
光源側コネクタ415の突起部4152Aは、コネクタ本体4151の+Z軸方向側端面に固定されている。これにより、光源装着部462に対する光源装置40の装着時に、突起部4152Aは、受け部5122Aに対しY軸方向に対向する。
さらに、突起部4152Aは、第1実施形態の突起部4152と比較して+Y軸方向へ伸張した形状となっている。
本実施形態での光源装置40装着時における光源側コネクタ415および電源側コネクタ51の作用は、第1実施形態における作用とほぼ同様である。
具体的には、光源装置40が光源装着部462に対し+Y軸方向へ移動するにつれて、突起部4152Aにおける被押圧面5123の−X軸方向側の角部が、被押圧面5123の−X軸方向側端部から+X軸方向側端部へ摺動する。この間、押圧面4155Aは、被押圧面5123を−X軸方向に押圧するため、シャッター部512が−X軸方向へ移動する。さらに、光源装置40が+Y軸方向へ移動すると、シャッター部512が電源側接続面5111を完全に開放する位置まで移動し、端子4154が端子5112に挿入する。
このようにして、光源側コネクタ415が電源側コネクタ51の接続し、この接続完了と同時に、光源装置40が光源装着部462に適切に装着される。
一方、光源装置40を光源装着部462から取り外した際には、ばね513の付勢により、シャッター部512が、電源側接続面5111を完全に被覆する位置に移動する。
本実施形態によれば、前述した第1実施形態における効果と同様の効果を奏することができる。すなわち、光源装置40の光源装着部462に対する装着向きへの移動に伴って電源側接続面5111が開放されるため、使用者は、光源装置40の装着時に、電源側コネクタ51付近に手を伸ばす必要がない。これにより、本実施形態の電源側コネクタ51は、従来のプロジェクタの電源側コネクタように使用者の指が届かないほど奥まった箇所に電極が配置された構造に対して、小型化を図ることができる。従って、電源側コネクタ51を搭載することによるプロジェクタ1の大型化や、電源コネクタのサイズがプロジェクタの設計上の制約となることを防ぐことができる。
さらに、本実施形態によれば、受け部5122Aは、シャッター5121よりも装着向き(+Y軸方向)側に設けられていることから、使用者の指が届きにくい側に設けられていることになる。従って、使用者が、受け部5122Aを指で押して、シャッター部512を電源側接続面5111を開放する向き(−X軸方向)へ移動させることを防ぐことができる。
〔前記実施形態の変形〕
本発明を実施するための最良の構成などは、以上の記載で開示されているが、本発明はこれに限定されるものではない。すなわち、前記各実施形態は、本発明を限定するものではないから、それらの形状、材質などの限定の一部若しくは全部の限定を外した部材の名称での記載は、本発明に含まれるものである。
前記各実施形態では、電源側コネクタ51を構成する受け部5122,5122Aの被押圧面5123,5123Aを、+Y軸方向に向かうにつれて次第に+X軸方向へ傾斜する傾斜面とした。しかしながら、本発明では、図7に示すように、受け部5122Bの被押圧面5123BをY軸方向と略直交する面とし、光源側コネクタ415を構成する突起部4152Bの押圧面4155Bを、+Y軸方向に向かうにつれて次第に+X軸方向へ傾斜する傾斜面としてもよい。
さらに、本発明では、電源側コネクタ51の被押圧面および光源側コネクタ415の押圧面のいずれも、+Y軸方向に向かうにつれて次第に+X軸方向へ傾斜する傾斜面としてもよい。
前記各実施形態では、ばね513の付勢力が、シャッター部512を、電源側接続面5111を被覆する方向へ移動させ、かつ、電源側接続面5111を被覆した状態で維持させるとした。しかしながら、本発明では、ばね513の付勢力ではなく、例えば、電磁アクチュエータ等による電磁力、シャッター部512の自重すなわち重力などが、シャッター部512を、電源側接続面5111を被覆する方向へ移動させ、かつ、電源側接続面5111を被覆した状態で維持させてもよい。
前記各実施形態では、光源側コネクタ415において、光源側接続面4153から突出する端子4154を設け、電源側コネクタ51において、電源側接続面5111に没入形成された端子5112を設けるとした。しかしながら、本発明では、光源側コネクタ415に没入形成された端子を設け、電源側接続面5111に突出形成された端子を設けてもよい。この場合、光源側コネクタ415に突起部4152,4152Bを設けず、光源側接続面4153の一端部を押圧面とし、光源側接続面4153の一端部で、受け部5122,5122Bの被押圧面5123,5123Bを押圧する構成でもよい。
前記各実施形態では、電源側コネクタ51を構成する受け部5122,5122Aの被押圧面5123,5123Aを、+Y軸方向に向かうにつれて次第に+X軸方向へ傾斜する平面状の傾斜面とした。しかしながら、被押圧面5123,5123Aは、例えば、Y軸方向に向かうにつれて次第に+X軸方向へ傾斜する円筒面としてもよい。
前記各実施形態では、光学ユニット4が平面視略U字形状を有した構成を説明したが、これに限らず、例えば、平面視略L字形状を有した構成を採用してもよい。
また、前記各実施形態では、光束入射面と光束射出面とが異なる透過型の液晶パネル441を用いていたが、光入射面と光射出面とが同一となる反射型の液晶パネルを用いてもよい。
さらに、前記各実施形態のプロジェクタ1では、3つの液晶パネル441R,441G,441Bを用いたが、本発明はこれに限らない。すなわち2つ、あるいは、4つ以上の液晶パネルを用いたプロジェクタにも、本発明を適用可能である。
前記各実施形態では、光変調装置として液晶パネル441を備えたプロジェクタ1を例示したが、入射光束を画像情報に応じて変調して光学像を形成する光変調装置であれば、他の構成の光変調装置を採用してもよい。例えば、マイクロミラーを用いたデバイスなど、液晶層以外の光変調装置を用いたプロジェクタにも、本発明を適用することも可能である。このような光変調装置を用いた場合、光束入射側および光束射出側の偏光板452,453は、省略することができる。
前記各実施形態では、スクリーンを観察する方向から画像投射を行なうフロントタイプのプロジェクタ1のみを例示したが、本発明は、スクリーンを観察する方向とは反対側から画像投射を行なうリアタイプのプロジェクタにも適用可能である。
本発明の第1実施形態に係るプロジェクタの概略構成を示す模式平面図。 前記実施形態に係るプロジェクタを下方前面側から見た斜視図。 前記実施形態に係る電源側コネクタおよび光源側コネクタを示す分解斜視図。 前記実施形態に係る接続前の電源側コネクタ示す斜視図。 前記実施形態に係る接続後の電源側コネクタおよび光源側コネクタを示す斜視図。 本発明の第2実施形態に係る電源側コネクタおよび光源側コネクタを示す分解斜視図。 前記各実施形態の変形に係る電源側コネクタおよび光源側コネクタを示す分解斜視図。
符号の説明
1…プロジェクタ、3…投射レンズ(投射光学装置)、5…電源装置、40…光源装置、415…光源側コネクタ、4151…コネクタ本体、4152,4152A,4152B…突起部(押圧部)、4153…光源側接続面(光源側面部)、4154…端子(電極)、4155,4155B…押圧面、441(441R,441G,441B)…液晶パネル(光変調装置)、462…光源装着部、51…電源側コネクタ、511…コネクタ本体、512…シャッター部(蓋部)、5111…電源側接続面(電源側面部)、5112…端子(電極)、5121…シャッター(平面部)、5122,5122A,5122B…受け部、5123,5123A…被押圧面、513…ばね(移動手段、維持手段、付勢手段)。

Claims (5)

  1. 光源装置と、前記光源装置から出力された光束を画像情報に応じて変調し光学像を形成する光変調装置と、前記光変調装置で形成された光学像を拡大投射する投射光学装置と、前記光源装置に電力を供給する電源装置とを有する装置本体を備えたプロジェクタであって、
    前記装置本体には、前記光源装置が着脱される光源装着部が形成され、
    前記電源装置は、前記光源装着部に配置され前記光源装置が前記光源装着部に装着された際に前記光源装置に接続する電源側コネクタを備え、
    前記光源装置は、当該光源装置が前記光源装着部に装着された際に前記電源側コネクタに接続する光源側コネクタを備え、
    前記電源側コネクタは、
    コネクタ本体と、
    前記コネクタ本体に形成され、前記電源側コネクタに対向する電源側面部と、
    前記電源側面部に設けられた電極と
    前記電源側面部を被覆する向きおよび開放する向きへ移動可能に設けられた蓋部と
    前記蓋部を前記電源側面部を被覆する向きへ移動させる移動手段と、
    前記蓋部を前記電源側面部を被覆した状態で維持させる維持手段とを備え、
    前記光源側コネクタは、
    コネクタ本体と、
    前記コネクタ本体に形成され、前記光源側コネクタに接続する光源側面部と、
    前記光源側面部に設けられた電極と、
    前記光源装置の前記光源装着部に対する装着向きへの移動に伴って、前記蓋部を前記電源側面部を開放する向きへ移動させる開放手段とを備えていることを特徴とするプロジェクタ。
  2. 請求項1に記載のプロジェクタにおいて、
    前記移動手段および前記維持手段は、前記蓋部を前記電源側面部を被覆する向きへ付勢する付勢手段であることを特徴とするプロジェクタ。
  3. 請求項1または請求項2に記載のプロジェクタにおいて、
    前記光源側コネクタの前記開放手段は、前記コネクタ本体に設けられた押圧部であり、
    前記蓋部は、平面部と、前記光源装置の前記光源装着部に対する装着向きへの移動時に、前記押圧部が当接する受け部とを備え、
    前記押圧部は、前記光源装置の前記光源装着部に対する装着向きへの移動に伴って、前記蓋部の受け部を、前記電源側面部を開放する向きへ押圧することで移動させることを特徴とするプロジェクタ。
  4. 請求項3に記載のプロジェクタにおいて、
    前記受け部は、前記平面部よりも前記装着向き側に設けられていることを特徴とするプロジェクタ。
  5. 請求項3または請求項4に記載のプロジェクタにおいて、
    前記押圧部には、前記光源装置の前記光源装着部に対する装着向きへの移動に伴って、前記受け部に当接する押圧面が形成され、
    前記受け部には、前記光源装置の前記光源装着部に対する装着向きへの移動に伴って、前記押圧部により当接される被押圧面が形成され、
    前記押圧面および前記被押圧面の少なくともいずれか一方は、前記装着向きへ沿うにつれて、前記蓋部が前記電源側面部を開放する向きとは反対側へ次第に傾斜していることを特徴とするプロジェクタ。
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