JP2007263822A - 軸調整用装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】簡易な操作で軸調整行うことができる軸調整用装置を提供することを目的とする。
【解決手段】本発明の軸調整用装置1は、第1円筒内周面に該第1円筒内周面の円周方向へ移動可能に当接する第1当接部21及び第2当接部23a、23bと、第1当接部21及び第2当接部23a、23bを保持すると共に第1当接部21と第2当接部23a、23bとの距離を調整可能なアジャスタ機構を有するベース部2と、ベース部2に配置される基準部3と、基準部3に一端側が保持されると共に、他端が第2円筒空間に配置される1又は複数の位置決め部4と、を備える。
【選択図】図1

Description

本発明は、軸調整用装置に関する。
従来、例えば、複数の管を連結する際に、基準の管における内部円筒空間の円筒軸と、これに連結する管における内部円筒空間の円筒軸とが同軸になるように、ピアノ線等を用いた調整が行われている。具体的には、軸調整は、先ず、複数の管の円筒軸が水平面に対して垂直になるように、複数の管を縦方向に仮連結した状態で、上方側の管の円筒軸に沿って一端に錘をつけたピアノ線を垂らし、次に、このピアノ線を基準として管の円筒内周面までの距離を測定しながら、ピアノ線から円筒内周面までの間の距離が一定になるように、隣接して仮連結された管の位置の微調整をする。そして、このピアノ線から管の円筒内周面までの間の距離の測定と管の位置の微調整は、例えば、熟練者がインサイドマイクロメータ等を用いて慎重に距離を測定しながら、経験により培われた感覚により管の位置の微調整をしていた。
このような軸調整の作業は、上述の通り、熟練者でなければ困難である。また、上記測定においてインサイドマイクロや測定者の手等がピアノ線に触れることでピアノ線が揺れてしまい、この揺れが収まるまで次の測定ができない。このため、軸調整の作業には長時間を必要とするという問題があった。また、このように熟練者が長時間かけて測定及び管の位置の微調整をすると、例えば、インサイドマイクロが作業者の体温によって温められる。このため、その体温の影響を受けてインサイドマイクロの長さが変化する場合があり、その測定結果の信頼性が十分ではないという課題があった。
そこで、ピアノ線を囲むように配置されピアノ線に沿って吊り下げられる計測器を有する軸調整用装置が提案されている(例えば、特許文献1参照)。計測器は、側面から伸長して管の円筒内周面に当接する位置決め部材を備え、該位置決め部材により位置決めされた状態で機械的にピアノ線から円筒内周面までの距離を測定する。
特開平8−340662号公報
特許文献1に記載の軸調整用装置は、機械的な操作により軸調整作業をすることができるので、熟練者以外の作業者でも軸調整作業を行うことができる。さらに、測定の誤差も少ないというメリットがある。しかし、特許文献1に記載の装置により軸調整作業を行う場合には、計測器を吊り下げて上下位置を調整可能なリール装置等が別途必要であるという課題があった。また、特許文献1に記載の軸調整用装置を用いても、管の位置を調整する際にはピアノ線の揺れが生じるため、測定に長時間を要するという課題は解決されていなかった。
本発明は、このような課題に鑑み、簡易な操作で軸調整行うことができる軸調整用装置を提供することを目的とする。
本発明者らは、両端に当接部が配置された所定のベース部材を、基準とする筒状部材における円筒内周面に両端を当接させて突っ張るような状態にして位置決めをし、そのベース部材における所定位置に軸方向に延びる基準部材を配置すると共に、筒状部材の径方向における所定長さに調整された位置決め部材における端部が軸調整の対象となる筒状部材の円筒空間に配置されるよう該位置決め部材を配置することで、簡易に軸調整できる軸調整用装置を見出し、本発明を完成するに至った。
(1) 第1円筒空間を形成する第1円筒内周面及び該第1円筒内周面の一端に形成され前記第1円筒空間に連続する第1開口を有する第1筒状部材と、第2円筒空間を形成する第2円筒内周面及び該第2円筒内周面の一端に形成され前記第2円筒空間に連続する第2開口を有し、前記第1円筒空間と前記第2円筒空間とが連続した空間を形成するように前記第2開口を前記第1開口に向かい合わせて前記第1筒状部材に配置された第2筒状部材と、における前記第1円筒空間の第1円筒軸と前記第2円筒空間の第2円筒軸とのずれを調整するための軸調整用装置であって、前記第1円筒内周面に該第1円筒内周面の円周方向へ移動可能に当接する第1当接部及び第2当接部と、前記第1当接部及び前記第2当接部を保持すると共に、該第1当接部と該第2当接部との距離を調整可能なアジャスタ機構を有するベース部と、前記ベース部に配置される基準部と、前記基準部に一端側が保持されると共に、他端が前記第2円筒空間に配置される1又は複数の位置決め部と、を備える軸調整用装置。
(1)の発明における軸調整用装置は、第1円筒内周面に該第1円筒内周面の円周方向へ移動可能に当接する第1当接部及び第2当接部と、第1当接部及び第2当接部を保持すると共に、該第1当接部と該第2当接部との距離を調整可能なアジャスタ機構を有するベース部と、ベース部に配置される基準部と、基準部に一端側が保持されると共に、他端が第2円筒空間に配置される1又は複数の位置決め部と、を備える。これにより、まず、第1当接部と第2当接部とが第1円筒内周面に当接するように第1当接部と第2当接部との距離をベース部におけるアジャスタ機構を調整し、次いで、所定位置に配置された基準部に保持される位置決め部の位置及び長さを該位置決め部の一端が第2円筒空間に配置されるように調整した状態で、第1筒状部材と第2筒状部材所定との位置を微調整する操作をすることで、軸調整をすることができる。
そして、ベース部は、第1円筒内周面に該第1円筒内周面の円周方向へ移動可能に当接する第1当接部及び第2当接部と、第1当接部及び第2当接部を保持すると共に、該第1当接部と該第2当接部との距離を調整可能なアジャスタ機構とを有するので、例えば、アジャスタ機構により第1当接部と第2当接部との距離を調整することで、第1当接部と第2当接部とを第1円筒内周面に押し当てるように当接させることができる。これにより、精度の高い軸調整をすることができる。
ここで、ベース部は、第1当接部と第2当接部とを保持して、これらの距離を変更可能であれば、ベース部の形状は限定されない。例えば、ベース部は、上面から見た場合に、全体的に直線状な形状であっても、三角形状な形状であっても、四角形状な形状であってもよい。
また、ベース部は、第1円筒空間における径方向において、該径方向と平行に配置されている必要はなく、例えば、径方向において所定の角度をなすように斜めに配置されていてもよい。
また、ベース部におけるアジャスタ機構は、第1当接部と第2当接部との間の距離を変更するための機構であれば、特に限定されない。また、アジャスタ機構は、第1当接部と第2当接部との間の距離を変更させるための所定の駆動機構を備えてもよい。
基準部は、ベース部における所定位置に配置可能に構成される。例えば、基準部は、ベース部に、固定されていてもよく、また、摺動可能に又は移動可能に配置されていてもよく、更には、着脱可能に配置されてもよい。
基準部は、位置決め部を保持可能であれば、その形状は特に限定されない。例えば、基準部は、棒状の部材を第1円筒軸方向に平行に配置することで構成されるようにすることができる。また、基準部は、その長さを伸縮可能に構成することもできる。例えば、位置決め部材を保持した状態で、第1円筒軸方向に伸縮させることができる。
位置決め部は、基準部に保持される端部側とは反対の端部を第2円筒空間に配置することができる。位置決め部は、基準部から第2円筒内周面方向に延びるように配置され、例えば、第2円筒空間の径方向における長さが一定に保持された状態で、その一端が第2円筒内周面の近傍に又は接触するように配置される。そして、軸調整用装置を、第1円筒軸を中心に回転させた状態において、位置決め部の一端と第2円筒内周面との距離が均等になるか、又、一端と均等に接触するように第2筒状部材の位置を調整することで軸調整をすることができる。
また、本発明の軸調整用装置は、複数の位置決め部を備えてもよい。そのようにすることで、例えば、複数の位置決め部のそれぞれの他端は、第2円筒内周面の互いに異なる部分を同時に接触することができるので、第1筒状部材の軸調整をより正確に行うことができる。
ここで、第1筒状部の第1円筒空間や第2筒状部材の第2円筒空間は、完全な円筒状の空間だけではなく、円筒内周面が軸に対して所定の角度をなすような形状、例えば、円錐の側面の一部のような所定領域における円筒内周面により形成される空間等も含む。
また、開口に連続する円筒状空間とは、開口の近傍に形成される円筒空間だけではなく、開口から連続した空間における所定領域に形成される円筒空間を含む。更には、この円筒空間における径と開口の径は同一である必要はない。また、同様に、円筒空間における円筒内周面も、開口の近傍に連続して形成される円筒内周面だけではなく、開口から連続した空間における所定領域に形成される円筒空間の円筒内周面を含む。
(2) 前記第1当接部及び前記第2当接部は、略円筒状又は略球状のローラ部材である(1)に記載の軸調整用装置。
(2)の発明における軸調整用装置によれば、第1当接部及び第2当接部が、略円筒状又は略球状のローラ部材である。これにより、本発明の軸調整用装置は、第1円筒内周面に第1当接部及び第2当接部を当接させた状態で第1円筒軸を中心として容易に回転させることができる。これにより、スムースに軸調整作業をすることができる。特に、当接部が略球状のローラ部材である場合には、例えば、第1円筒軸に対して所定の角度をなすような斜めに形成されている第1円筒内周面に対しても好適に当接可能であると共に、本発明の軸調整用装置を好適に回転させることができる。
(3) 前記ベース部は、前記第1当接部を保持する第1ベース部材と、前記第2当接部を保持する第2ベース部材と、を更に備え、前記アジャスタ機構は、前記第1ベース部材と前記第2ベース部材とを連結するシャフト部材と、前記第1ベース部材又は前記第2ベース部材の少なくとも一方に配置され前記シャフト部材を摺動可能に保持すると共に該シャフト部材を所定方向に案内するシャフトガイド部と、を備える(1)又は(2)に記載の軸調整用装置。
(3)の発明による軸調整用装置は、ベース部が、第1当接部を保持する第1ベース部材と、第2当接部を保持する第2ベース部材と、を更に備え、アジャスタ機構は、第1ベース部材と第2ベース部材とを連結するシャフト部材と、第1ベース部材又は前記第2ベース部材の少なくとも一方に配置され前記シャフト部材を摺動可能に保持すると共に該シャフト部材を所定方向に案内するシャフトガイド部と、を備える。これにより、第1ベース部材と第2ベース部材との距離を好適に変更することができると共に、第1当接部と第2当接部との距離を好適に変更することができる。
(4) 前記ベース部は、前記第1ベース部材と前記第2ベース部材とをそれぞれ前記第1円筒内周面側に押圧する押圧部材を更に備える(1)から(3)のいずれかに記載の軸調整用装置。
(4)の発明による軸調整用装置は、ベース部が、第1当接部と第2当接部とをそれぞれ第1円筒内周面に押圧する押圧部材を備える。これにより、第1ベース部材に保持される第1当接部及び第2ベース部材に保持される第2当接部が、それぞれ第1円筒内周面に押圧されるように当接される。その結果、ベース部が第1円筒空間における径方向にしっかりと位置決めされ軸調整の精度が向上する。
ここで、押圧部材として、例えば、所定形状のバネ等の弾性部材や、所定の伸縮駆動装置を例示することができる。
(5) 前記基準部は、前記ベース部に着脱可能に配置される(1)から(4)のいずれかに記載の軸調整用装置。
(5)の発明による軸調整用装置は、基準部が、ベース部に着脱可能に配置される。これにより、基準部を、ベース部における所定の位置に配置することができる。
また、ベース部と基準部とを別々の部材とすることができる。その結果、本発明の軸調整用装置は、軸調整における作業性や装置の運搬性に優れる軸調整用装置である。例えば、ベース部を所定の状態に配置した後、基準部を装着して軸調整作業を行うことができる。また、運搬時にはベース部と基準部とを分離して運搬することができる。
(6) 前記ベース部は、所定の金属により構成される装着部を更に備え、前記基準部は、略棒状の基準部材と、前記基準部材の一端に配置され前記装着部に着脱可能なマグネット部と、を備える(5)に記載の軸調整用装置。
(6)の発明による軸調整用装置は、ベース部が、所定の金属により構成される装着部を更に備え、基準部は、略棒状の基準部材と、基準部材の一端に配置され装着部に着脱可能なマグネット部と、を備える。これにより、基準部は、ベース部における所定位置に形成される装着部に簡易かつ確実に着脱可能に配置される。
(7) 前記1又は複数の位置決め部は、前記基準部に、該基準部から前記第2円筒空間の径方向における長さを調整可能に保持される請求項1から6のいずれかに記載の軸調整用装置。
(7)の発明による軸調整用装置は、前記1又は複数の位置決め部が、基準部に該基準部から第2円筒空間の径方向における長さを調整可能に保持される。これにより、位置決め部の一端が第2円筒空間に配置されるよう該位置決め部の該基準部から第2円筒空間の径方向における長さを調整することができる。
(8) 前記1又は複数の位置決め部は、該位置決め部の前記他端が前記第2円筒内周面の近傍に、又は該第2円筒内周面に接触するように配置される(1)から(7)のいずれかに記載の軸調整用装置。
(8)の発明における軸調整用装置は、前記1又は複数の位置決め部が、該位置決め部の他端が第2円筒内周面の近傍に、又は第2円筒内周面に接触するように配置される。これにより、位置決め部の端部である他端を基準にして第2筒状部材の位置を調整しながら軸調整をすることができる。例えば、他端からの距離が一定になるように調整することや、他端の接触が均等になるように調整することができる。
(9) 前記1又は複数の位置決め部は、略棒状の第1位置決め部材と、前記第1位置決め部材の他端側に前記第2円筒内周面に接触可能に配置される変位測定部と、を備える(8)に記載の軸調整用装置。
(9)の発明による軸調整用装置は、前記1又は複数の位置決め部が、略棒状の第1位置決め部材と、前記第1位置決め部材の他端側に前記第2円筒内周面に接触可能に配置される変位測定部と、を備える。これにより、第1円筒軸と第2円筒軸とのずれを測定しながら軸調整をすることができるので、簡易且つ迅速に軸調整をすることができる。
ここで、例えば、位置決め部を伸縮可能に構成することで、自動的にゲージ部を第2円筒内周面に接触させた状態にすることができる。また、ゲージ部としては所定の計測器を用いることができ、例えば、ダイヤルゲージを例示することができる。
(10) 前記第2筒状部材が、前記第2円筒軸に垂直な水平面を備える場合において、前記1又は複数の位置決め部は、前記第1位置決め部材に一端側が保持されると共に、他端が前記水平面の近傍に、又は該水平面に接触するよう配置される第2位置決め部材を更に備える(1)から(9)のいずれかに記載の軸調整用装置。
(10)の発明による軸調整用装置は、第2筒状部材が、第2円筒軸に垂直な水平面を備える場合において、1又は複数の位置決め部は、第1位置決め部材に一端側が保持されると共に、他端が前記水平面の近傍に又は該水平面に接触するよう配置される第2位置決め部材を更に備える。これにより、本発明の軸調整用装置は、軸調整と同時に水平出しをすることができる。
本発明によれば、簡易な操作で軸調整行うことができる軸調整用装置を提供することができる。
以下、図面を参照して本発明を実施するための最良の形態を説明する。
図1は、本発明の軸調整用装置における斜視図である。図2は、本発明の軸調整用装置における背面図である。図3は、本発明の軸調整用装置における第2ベース部の拡大図である。図4は、本発明の軸調整用装置における使用状態の斜視図である。図5は、本発明の第1使用例における軸調整用装置を配置する前の状態を説明する(a)平面図(b)側面図である。図6は、本発明の第1使用例における軸調整用装置を配置した状態を説明する(a)平面図(b)側面図である。図7は、本発明の第1使用例における軸調整用装置において当接部を径方向に押圧した状態を説明する(a)平面図(b)側面図である。図8は、本発明の第1使用例における軸調整用装置において基準部を配置して軸調整作業をしている状態を説明する(a)平面図(b)側面図である。図9は、本発明の第2使用例における軸調整用装置を配置する前の水車における(a)平面図(b)側面図である。図10は、本発明の第2使用例における軸調整用装置により軸調整をしている状態の(a)平面図(b)側面図である。図11は、本発明の変形例における軸調整用装置の斜視図である。
「1」全体構造
図1から図4により、本発明における軸調整用装置の全体構造を以下に説明する。
図1に示すように、本発明の軸調整用装置1は、ベース部2と、基準部3と、位置決め部4と、を備える。
ベース部2は、不図示の第1円筒内周面に当接する第1当接部である第1横ローラ21、第1縦ローラ25a、25b及び、第2当接部である第2横ローラ23a、23b、第2縦ローラ27a、27bを備える。
ベース部2は、第1ベース部材210と、第2ベース部材220と、第1ベース部材210と第2ベース部材220とを連結するシャフト部材230とを備える。
図2に示すように、第1ベース部材210には、第1当接部である第1横ローラ21、第1縦ローラ25a、25bが配置される。これらの第1当接部である第1横ローラ21、第1縦ローラ25a、25bは、第1の筒状部材である所定の筒状部材における円筒内周面に当接できるように、第1ベース部材210における端部側に配置されている。この所定の筒状部材における円筒内周面が円筒軸に対して略平行である場合には、第1横ローラ21が第1当接部として機能する。円筒内周面が円筒軸に対して所定の角度をなすように傾いた側面である場合には、縦ローラ25a、25bを第1当接部として機能させることができる。
図2に示すように、第2ベース部材220は、第2当接部である第2横ローラ23a、23b、第2縦ローラ27a、27bが配置される。これらの第2当接部である第2横ローラ23a、23b、第2縦ローラ27a、27bは、第1の筒状部材である所定の筒状部材における円筒内周面に当接できるように、第2ベース部材220における端部側に配置されている。この所定の筒状部材における円筒内周面が円筒軸に対して略平行である場合には、第1ベース部材210の場合と同様に、第2横ローラ23a、23bが第2当接部として機能する。円筒内周面が円筒軸に対して所定の角度をなすように傾いた側面である場合には、第2縦ローラ27a、27bを第2当接部として機能させることができる。また、本実施形態において、第2横ローラ23a、23bは、長手方向に移動可能に構成されている。
図1及び図3に示すように、シャフト部材230は、一端側を第1ベース部材210に形成されるシャフト固定部231により固定され、他端側をシャフトローラ部材233a、233b、233cにより、摺動可能に保持される。
これにより、第1ベース部材210と第2ベース部材220との距離を適宜変更することができる。例えば、所定の円筒状部材における内径に応じて、第1ベース部材210と第2ベース部材220との距離を調整することができる。すなわち、ベース部2は、第1ベース部材と第2ベース部材220との距離を変更可能なアジャスタ機構を備える。
本実施形態におけるアジャスタ機構は、シャフト部材230と、シャフトガイド部であるシャフト被挿通部242、シャフトローラ部材233a、233b、233c、及びシャフト規制部235により構成される。
図1に示すように、シャフト部材230は、シャフト被挿通部242に摺動可能に挿通する。シャフト被挿通部242に挿通したシャフト部材230における所定部分は、シャフトローラ部材233a、233b、233cに所定方向から挟み込まれるように保持されると共に、シャフト規制部235により高さ方向における動きを規制される。これにより、シャフト部材230は、本実施形態におけるアジャスタ機構により摺動可能に保持されると共に所定方向に案内される。
上述したアジャスタ機構により、第1ベース部材210と第2ベース部材220との距離を適宜変更することができる。言い換えると、上述したアジャスタ機構により、第1当接部である第1横ローラ21、第1縦ローラ25a、25bと、第2当接部である第2横ローラ23a、23b、第2縦ローラ27a、27bとの距離を適宜変更することができる。
ここで、シャフト被挿通部242は、略板状の部材にシャフト部材230の径よりも大きな径の穴部を形成することで構成される。また、シャフト部材230とシャフト被挿通部242のみでもアジャスタ機構を構成することができる。この場合、シャフト被挿通部242は、例えば、所定の管状部材により構成することもできる。シャフト被挿通部242を所定の管状部材で構成することは、シャフト部材230の摺動方向を規制することができ所定方向にガイドすることができるので好ましい。
また、シャフト部材230は、第2ベース部材220に高さ方向における位置を調整可能に配置される。例えば、シャフト規制部235をシャフト部材230に強く当接するように配置することでシャフト部材230が摺動しにくくなるようにすることができ、逆に、シャフト部材230に当接しないようにすることでシャフト部材230が容易に摺動するようにすることができる。これにより、例えば、第1ベース部材210と第2ベース部材220との距離を調整する段階ではシャフト部材230を摺動しやすいようにし、軸調整作業時にはシャフト部材230がぐらついたり、ずれたりしないような状態にして軸調整をすることができる。
図1に示すように、シャフト部材230には、その外周に沿うように押圧部材であるバネ部材240が配置されている。バネ部材240の一端には、バネ部材240における一端の位置を調整可能なバネ調整部243が配置されている。そして、第2ベース部材220に固定配置される係止部241により、バネ部材240における他端の移動が制限される。これにより、例えば、バネ調整部243を、長手方向における外側に移動させることで、バネ部材240に第1当接部及び第2当接部を円筒内周面側に押圧する押圧力(付勢力)を生じさせることができる。
具体的には、所定の筒状部材における円筒内周面に第1当接部である第1横ローラ21と、第2当接部である第2横ローラ23a、23bとを当接させた状態で、バネ調整部243を、シャフト部材230に沿って長手方向外側に移動させてバネ部材240の長さを自然長よりも短い長さに圧縮する。これにより、バネ部材240には上述の押圧力である付勢力が生じ、第1ベース部材210や第2ベース部材220を円筒内周面側に押圧すると共に、これらに配置されている第1当接部である第1横ローラ21や、第2横ローラ23a、23bを円筒内周面に押圧することができる。
図1に示すように、シャフト部材230には、後述するマグネット部320が着脱可能な装着部330が形成される。装着部330は、鉄等の金属で構成され、また、マグネット部320を確実に装着するために、例えば、板状に形成される。
図1に示すように、基準部3は、一端に配置されるマグネット部320と、マグネット部320に連続して形成される略棒状の基準部材310と、を備える。基準部3は、後述する位置決め部4を保持すると共に、径方向における位置の基準となる。
図1に示すように、マグネット部320は、基準部材310の一端に配置され、装着部330の上面側に配置される。例えば、装着部330が鉄等の金属である場合には、マグネット部320は、装着部330に着脱自在である。ここで、マグネット部320は、全体が磁石で構成されていても、装着部330と当接する下面だけが磁石で構成されていてもよい。また、磁石は永久磁石でも電磁石でもよい。
図1に示すように、基準部材310は、略棒状の部材であってマグネット部320の上面側に連続して形成される。そして、基準部材310には、位置決め部4を保持すると共に、位置決め部4の径方向における長さを調整可能である長さ調整部450が配置される。更に、長さ調整部450と一体的に形成され、位置決め部材410の円筒軸方向である高さ方向の位置を調整可能に形成される高さ調整部460が配置される。そして、この長さ調整部450により、位置決め部4の径方向における基準部からの長さを所定の長さに調整すると共に調整された所定長さで維持することができる。
図1に示すように、位置決め部4は、基準部3に円筒軸方向である高さ方向に移動可能に保持される第1位置決め部材である位置決め部材410と、位置決め部材410の径方向における外側に配置される変位測定部であるゲージ部420及び接触部415を備える。接触部415はゲージ部420に連続して形成され、ゲージ部420の径方向における外側に配置される。
変位測定部であるゲージ部420及び接触部415は、位置決め部4における基準部3に保持される端部側とは反対の端部側に配置される。該位置決め部4は、基準部3に、不図示の第2円筒空間の径方向における長さを調整可能に保持されるので、例えば、変位測定部における接触部415が不図示の第2円筒内周面の近傍に又は接触するように配置することができる。特に、本実施形態においては、接触部415は、第2筒状部材である所定の筒状部材における第2円筒内周面に接触するように配置される。
図4に示すように、軸調整用装置1は、不図示の第1当接部である第1横ローラ21と、第2当接部である第2横ローラ23a、23bとを第1筒状部材800における第1円筒内周面803に当接させ、位置決め部材410の径方向外側に配置されるゲージ部420に配置される接触部が第2筒状部材900における第2円筒内周面903に接触するように配置する。この状態において、該軸調整用装置1を、第1円筒軸を中心に回転させながら接触部415の第2円筒内周面903への接触が均等になるように第2筒状部材900の位置を調整する。具体的には、以下の使用例における測定方法により軸調整を行うことができる。
「2」第1使用例
図5から図8により、軸調整用装置1を用いた軸調整方法について説明する。
図5から図8に示すように、本使用例における軸調整の対象は、第1筒状部材810と第2筒状部材910である。本使用例における軸調整は、第1筒状部材810の第1円筒空間817における不図示の第1円筒軸と、第2筒状部材910の第2円筒空間917における不図示の第2円筒軸とが同軸になるように互いの相対位置を調整することによりなされる。
ここで、第1筒状部材810は、第1円筒空間817と、第1円筒空間817を形成する第1円筒内周面815と、第1円筒内周面815の一端に形成され第1円筒空間817に連続する第1開口805を有する。第2筒状部材910は、第2円筒空間917と、第2円筒空間917を形成する第2円筒内周面915と、第2円筒内周面915の一端に形成され第2円筒空間917に連続する第2開口905を有する。そして、第1筒状部材810に対して第2筒状部材910を、第1円筒空間817と第2円筒空間917とが連続した空間を形成するように第2開口905を第1開口805に向かい合わせて第1筒状部材810に配置した状態で、第1円筒空間817の第1円筒軸L1と第2円筒空間917の第2円筒軸L2とのずれを調整する。本使用例における軸調整用装置1は、第1円筒空間817と第2円筒空間917とが連続して形成される空間内に挿入された状態で、後述するような軸調整に用いられる。
具体的には、まず、図5に示すように、軸調整用装置1は、長手方向における長さが第1筒状部材810における内径Dよりも短くなるように調整された状態で第1筒状部材810における第1円筒空間817内に配置される。詳細には、第1当接部である第1横ローラ21を、第1円筒空間817における第1円筒内周面815に当接させると共に、第2当接部である第2横ローラ23a、23bが第1円筒内周面815に当接可能になるよう、第2ベース部材220を矢印P1の方向に移動させる。
次いで、図6に示すように、第2ベース部材220の位置を、第2当接部である横ローラ23a、23bが第1円筒内周面815に当接するように調整する。本使用例においては、第2ベース部材220が第1ベース部材210から離れる方向、言い換えると、軸調整用装置1が長手方向に長くなる方向に移動させる(矢印P2の方向)。
更に、図7に示すように、第1円筒内周面815に第1当接部である第1横ローラ21と第2当接部である第2横ローラ23a、23bを当接させた状態で、バネ調整部243をシャフト部材230に沿って、バネ部材240を圧縮する方向である矢印P3の方向に移動させる。これにより、バネ部材240に第1横ローラ21及び第2横ローラ23a、23bを第1円筒内周面815側に押圧する押圧力である付勢力を生じさせることができる。その結果、第1横ローラ21及び第2横ローラ23a、23bは、しっかりと第1円筒内周面815に当接されるので精度の高い軸調整をすることができる。
そして、図8に示すように、まず、ベース部2に形成される装着部330に基準部3におけるマグネット部320を装着する。次いで、基準部3における基準部材310に保持される位置決め部4の第2円筒空間917における径方向の長さを、該位置決め部4における先端に配置される接触部415が第2円筒内周面920に接触する長さに調整する。そして、接触部415が第2円筒内周面915に接触して状態において、軸調整用装置1を、第1円筒軸L1を中心に回転させながら軸調整を行う。
具体的には、ゲージ部420に配置される接触部415を第2筒状部材910における第2円筒内周面915に接触させた状態で軸調整用装置1を矢印P4の方向に回転させ、ゲージ部420の示す値が一定になるように第2筒状部材910の径方向における位置を調整することで軸調整を行う。これにより、第1円筒軸L1と第2円筒軸L2とが同軸になるように第2筒状部材910の位置が調整され、軸調整がなされる。
「3」第2使用例
図9及び図10により、第2使用例における軸調整作業について説明する。
図9に示すように、フランシス型水車のケーシング950は、第1筒状部材である本体部811と、第2筒状部材である蓋部911とを備える。本使用例においては、本体部811における第1円筒空間817の円筒軸L1と、蓋部911における第2円筒空間917の円筒軸L2とが同軸になるように軸調整を行う。
図9に示すように、第2筒状部材である蓋部911は、第1筒状部材である本体部811の上面側から配置される。軸調整用装置1は、蓋部911が配置される前の状態において、第1筒状部材である本体部811の内部に挿入され(矢印Q1)、所定位置に配置される。そして、軸調整用装置1を本体部811の内部に配置した後に、第2筒状部材である蓋部911を本体部811の上面側から配置する。
更に、軸調整用装置1には、該軸調整用装置1が第1筒状部材である本体部811の内部に配置された後、ベース部2に形成される装着部330に基準部3におけるマグネット部320が着脱可能に配置される。このマグネット部320に一端を固定された基準部材310は第1円筒軸L1と略平行に配置される。そして、基準部材310に保持される第1位置決め部材である位置決め部材410は、該基準部材310を基準とした径方向における長さが所定長さになるように調整される。具体的には、位置決め部材410の端部側に配置されるゲージ部420に形成される接触部415が、第2筒状部材である蓋部911の第2円筒内周面920に接触するよう位置決め部材410の径方向における長さが調整される。
そして、図10で示すように、軸調整用装置1を、第1円筒軸L1を中心して回転(矢印Q2方向)させながら、ゲージ部420の示す値が一定なるように蓋部911の位置を調整することで軸調整を行うことができる。軸調整用装置1の設置や軸調整用装置1を用いた軸調整の手順は、使用例1で説明した手順等と同様の手順等で行うことができる。
ここで、本使用例において、第1筒状部材である本体部811における第1円筒空間817の第1円筒内周面820は、第1円筒軸L1に対して所定角度をなすように傾いた側面である。この場合でも、本発明における軸調整用装置1は好適に軸調整をすることができる。
また、図10(b)に示すように、位置決め部材410は、第1円筒軸L1に対して所定角度をなすように配置することができる。位置決め部材410をこのように配置した場合でも、位置決め部材410の径方向における長さは一定に保つことができるので好適に軸調整をすることができる。
「4」変形例
図11により、変形例における軸調整用装置1Aについて説明する。
図11に示すように、軸調整用装置1Aは、位置決め部4A及び4Bを備える。そして、位置決め部4Bは更に位置決め部4Cを備える。言い換えると、軸調整用装置1Aは、第1位置決め部材である長手方向に延びる位置決め部材を複数備えると共に第2位置決め部材である高さ方向に延びる位置決め部を備える。
具体的には、軸調整用装置1Aは、第1位置決め部材である位置決め部材410A及び410Bを備えると共に第2位置決め部材である位置決め部材410Cを備える。そして、位置決め部材410A、410B、410Cには、それぞれゲージ部420A、420B、420Cが配置される。更に、ゲージ部420A、420B、420Cには、それぞれ接触部415A、415B、415Cが配置される。
図11に示すように、軸調整用装置1Aは、第1位置決め部材である位置決め部材410A及び410Bを備える。位置決め部材410A及び410Bは、基準部3Aにおける基準部材310に高さ方向における位置を調整可能に保持される。これにより、例えば、位置決め部材410Aにより第2筒状部材である所定の筒状部材の軸調整を行うと共に、位置決め部材410Cにより第2筒状部材とは異なる筒状部材の軸調整を同時に行うことができる。つまり、本変形例における軸調整用装置1Aによれば、複数の筒状部材における軸調整を同時に行うことができる。
更に、図11に示すように、軸調整用装置1Aは、第2位置決め部材である位置決め部材410Cを備える。第2位置決め部材である位置決め部材410Cは、第1位置決め部材である位置決め部材410Bに径方向における位置を調整可能に保持される。これにより、例えば、第2筒状部材である所定の筒状部材が該筒状部材における第2円筒軸L2に垂直な水平部を有する場合、位置決め部材410Cにより水平出しをすることができる。
具体的には、位置決め部材410Cを接触部415Cが水平部に接触するよう第1円筒軸方向における長さ及び位置を調整し、その調整した状態において軸調整用装置1Aを不図示の第1円筒軸を中心して回転させる。そして、使用例1及び2と同様にゲージ部420Cの示す値が一定になるように、第2筒状部材の第1円筒軸に対する傾きを調整することで水平出しをすることができる。このように水平出しをする場合には、軸調整用装置1Aは、ベース部2が不図示の第1円筒軸に対して垂直になるように配置することが必要である。
上述のように、本変形例における軸調整用装置1Aは、複数の筒状部材における軸調整をすることができると共に、水平出しをすることができる。
本発明の軸調整用装置における斜視図である。 本発明の軸調整用装置における背面図である。 本発明の軸調整用装置における第2ベース部の拡大図である。 本発明の軸調整用装置における使用状態の斜視図である。 本発明の第1使用例における軸調整用装置を配置する前の状態を説明する平面図及び側面図である。 本発明の第1使用例における軸調整用装置を配置した状態を説明する平面図及び側面図である。 本発明の第1使用例における軸調整用装置において当接部を径方向に押圧した状態を説明する平面図及び側面図である。 本発明の第1使用例における軸調整用装置において基準部を配置して軸調整作業をしている状態を説明する平面図及び側面図である。 本発明の第2使用例における軸調整用装置を配置する前の水車における平面図及び側面図である。 本発明の第2使用例における軸調整用装置により軸調整をしている状態の平面図及び側面図である。 本発明の変形例における軸調整用装置の斜視図である。
符号の説明
1 軸調整用装置
2 ベース部
3 基準部
4 位置決め部
21 第1横ローラ
23a 第2横ローラ
23b 第2横ローラ
210 第1ベース部材
220 第2ベース部材
230 シャフト部材
242 シャフト被挿通部
310 基準部材
410 位置決め部材
415 接触部
420 ゲージ部

Claims (10)

  1. 第1円筒空間を形成する第1円筒内周面及び該第1円筒内周面の一端に形成され前記第1円筒空間に連続する第1開口を有する第1筒状部材と、第2円筒空間を形成する第2円筒内周面及び該第2円筒内周面の一端に形成され前記第2円筒空間に連続する第2開口を有し、前記第1円筒空間と前記第2円筒空間とが連続した空間を形成するように前記第2開口を前記第1開口に向かい合わせて前記第1筒状部材に配置された第2筒状部材と、における前記第1円筒空間の第1円筒軸と前記第2円筒空間の第2円筒軸とのずれを調整するための軸調整用装置であって、
    前記第1円筒内周面に該第1円筒内周面の円周方向へ移動可能に当接する第1当接部及び第2当接部と、
    前記第1当接部及び前記第2当接部を保持すると共に、該第1当接部と該第2当接部との距離を調整可能なアジャスタ機構を有するベース部と、
    前記ベース部に配置される基準部と、
    前記基準部に一端側が保持されると共に、他端が前記第2円筒空間に配置される1又は複数の位置決め部と、を備える軸調整用装置。
  2. 前記第1当接部及び前記第2当接部は、略円筒状又は略球状のローラ部材である請求項1に記載の軸調整用装置。
  3. 前記ベース部は、前記第1当接部を保持する第1ベース部材と、前記第2当接部を保持する第2ベース部材と、を更に備え、
    前記アジャスタ機構は、前記第1ベース部材と前記第2ベース部材とを連結するシャフト部材と、前記第1ベース部材又は前記第2ベース部材の少なくとも一方に配置され前記シャフト部材を摺動可能に保持すると共に該シャフト部材を所定方向に案内するシャフトガイド部と、を備える請求項1又は2に記載の軸調整用装置。
  4. 前記ベース部は、前記第1ベース部材と前記第2ベース部材とをそれぞれ前記第1円筒内周面側に押圧する押圧部材を更に備える請求項3に記載の軸調整用装置。
  5. 前記基準部は、前記ベース部に着脱可能に配置される請求項1から4のいずれかに記載の軸調整用装置。
  6. 前記ベース部は、所定の金属により構成される装着部を更に備え、
    前記基準部は、略棒状の基準部材と、前記基準部材の一端に配置され前記装着部に着脱可能なマグネット部と、を備える請求項5に記載の軸調整用装置。
  7. 前記1又は複数の位置決め部は、前記基準部に、該基準部から前記第2円筒空間の径方向における長さを調整可能に保持される請求項1から6のいずれかに記載の軸調整用装置。
  8. 前記1又は複数の位置決め部は、該位置決め部の前記他端が前記第2円筒内周面の近傍に、又は該第2円筒内周面に接触するように配置される請求項1から7のいずれかに記載の軸調整用装置。
  9. 前記1又は複数の位置決め部は、略棒状の第1位置決め部材と、前記第1位置決め部材の他端側に前記第2円筒内周面に接触可能に配置される変位測定部と、を備える請求項8に記載の軸調整用装置。
  10. 前記第2筒状部材が、前記第2円筒軸に垂直な水平面を備える場合において、前記1又は複数の位置決め部は、前記第1位置決め部材に一端側が保持されると共に、他端が前記水平面の近傍に、又は該水平面に接触するよう配置される第2位置決め部材を更に備える請求項9に記載の軸調整用装置。
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