JP2007263362A - ショックアブソーバ - Google Patents

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Abstract

【課題】往復動機器により駆動される往復動ロッドにショックアブソーバを同軸状に取り付けるようにし、衝撃吸収時に往復動ロッドに曲げモーメントが加わらないようにする。
【解決手段】ショックアブソーバは貫通孔11が設けられた中空ロッド12とこれの外側に相対的に軸方向に移動自在に装着されて往復動機器に取り付けられる外筒体13とを有し、これらの間には収容空間15が形成される。外筒体13には相対的に中空ロッド12の一端部側に向かわせる方向のばね力が圧縮コイルばね28により加えられる。中空ロッド12には収容空間15を2つの液体室31,32とに仕切る環状ピストン30が設けられており、中空ロッド12に外筒体13に対して摺動させる衝撃力が加わったときには液体室31から液体室32に隙間34を介して液体が流れて環状ピストン30には制動力が加えられる。
【選択図】図1

Description

本発明は移動部材を停止する際に移動部材の衝撃力を緩和するショックアブソーバに関する。
油圧や空気圧により往復動ロッドつまりピストンロッドを駆動する流体圧シリンダにおいては、往復動ロッドのストローク端で往復動ロッドを停止させるときに、往復動ロッドやこれにより駆動される被駆動部材などの移動部材に衝撃が加わることになる。その衝撃を緩和するために、樹脂製のダンパやエアークッション、油圧クッション、ショックアブソーバなどの緩衝器が用いられており、移動部材が緩衝器を介して固定側の部材に衝突するようにしている。
例えば、空気圧シリンダの往復動ロッドにより電子部品や治具を搬送する場合に、緩衝器が空気圧シリンダに設けられていないと、電子部品等の被搬送物つまり被駆動部材が往復動ロッドのストローク端で衝撃を受け、被搬送物が意図しない所に移動したり、破壊されたり、落下したりすることになるだけでなく、大きな振動が発生して空気圧シリンダやこれを含めた電子部品製造装置の寿命が短くなる。このようなストローク端での衝撃を緩和するために前述の緩衝器が空気圧シリンダに設けられている。緩衝器を設けることなく、被搬送物の落下等を防止するために、搬送速度を落とすようにすると、電子部品製造装置の稼働率が低下することになり、被搬送物をしっかりと移動部材に固定するための部材を用いると、装置全体が大型化することになる。
緩衝器としてのショックアブソーバは高速移動する被搬送物を停止させたり、高荷重の被搬送物の移動を停止させるために使用されることが多く、ショックアブソーバには筒状ケースの端部からロッドを突出させるようにしたタイプのものがある(特許文献1参照)。
このタイプのショックアブソーバを用いて空気圧シリンダにより駆動される往復動ロッドのストローク端での衝撃を吸収する場合には、シリンダ本体の側面にショックアブソーバを取り付ける一方、ショックアブソーバのロッドが衝突するストッパを往復動ロッドに取り付けることになる。
図11はシリンダ本体1とこれに設けられたガイドレール2に往復動自在に装着される往復動テーブル3とを有する従来のスライドテーブル型の空気圧シリンダを示す斜視図である。図11に示すように、シリンダ本体1に設けられた往復動ロッド4を連結部材3aを介して往復動テーブル3に連結し、往復動ロッド4により往復動テーブル3を駆動するようにした空気圧シリンダにおいては、往復動ロッド4や往復動テーブル3のストローク端での衝撃を吸収するために、ショックアブソーバ5a,5bをブラケット6a,6bを介してシリンダ本体1に取り付けるとともに、往復動テーブル3にはショックアブソーバ5a,5bのロッド7a,7bが衝突するストッパ8を取り付けるようにしている。
また、ショックアブソーバ5a,5bが往復動テーブル3に取り付けられる場合には、シリンダ本体1にショックアブソーバ5a,5bのロッド7a,7bが衝突するストッパを取り付けることになる。いずれの場合にも、ロッド7a,7bがショックアブソーバ5a,5bの筒状ケース内に後退移動しながら往復動テーブル3の衝撃を吸収することになる。
このようなタイプのショックアブソーバは、筒状ケースの中がシリコーンオイルなどからなる液体が満たされ、衝突時に後退移動したロッドを元の位置に復帰させるためにばね等が筒状ケースの中に組み込まれている。
実開昭61−55530号公報
従来のショックアブソーバを空気圧シリンダなどの往復動機器の衝撃吸収に使用する場合、上述のようにショックアブソーバをシリンダ本体に取り付ける場合でも往復動テーブルに取り付ける場合でも、シリンダ本体の軸心から離してショックアブソーバは取り付けてられている。このため、ショックアブソーバは、往復動テーブルの横あるいは上面にはみ出した位置や空気圧シリンダの側面にはみ出した位置に取り付けられることになる。
したがって、ショックアブソーバは空気圧シリンダの軸心から外れた位置で衝撃を吸収することになるので、衝撃吸収時に往復動テーブルや往復動ロッドには曲げモーメントが加わることになり、往復動テーブルを支持するガイドレールにも曲げモーメントが加わることになる。このため、シリンダ本体、往復動テーブルおよびガイドレールの強度を上げる必要がある。
図11に示すように、ショックアブソーバ5a,5bをシリンダ本体1に取り付ける場合には、ロッド7a,7bに衝突するストッパ8を往復動テーブル3に取り付ける必要があり、ショックアブソーバを往復動テーブルに取り付ける場合には、ロッドに衝突するストッパをシリンダ本体に取り付ける必要がある。このため、空気圧シリンダの部品点数が多くなりかつ装置が大型化されることになる。さらに、往復動ロッドにストッパを取り付けて、ショックアブソーバをシリンダ本体の外面に取り付ける場合には、ショックアブソーバのロッドに往復動ロッドが衝突するように、往復動ロッドの回り止めをシリンダ本体に設ける必要がある。
一方、衝撃吸収時に空気圧シリンダの往復動ロッドに曲げモーメントが加わらないように往復動ロッドに同軸状にショックアブソーバを配置するには、シリンダ本体にブラケットなどの固定治具を取り付けて、この固定治具を介してショックアブソーバをシリンダ本体に取り付ける必要があり、固定治具がシリンダ本体の周囲に突出するので、スペース効率が悪くなる。
本発明の目的は、空気圧シリンダなどの往復動機器により駆動される往復動ロッドにショックアブソーバを同軸状に配置するようにし、衝撃吸収時に往復動ロッドに曲げモーメントが加わらないようにすることにある。
本発明の他の目的は、ショックアブソーバを往復動ロッドに同軸状に配置し、ショックアブソーバを直接往復動機器本体に取り付けることにより、ショックアブソーバに衝突するストッパを不要とし往復動機器の製造コストを低減することにある。
本発明の他の目的は、ショックアブソーバを往復動ロッドに同軸状に配置するようにして往復動機器の周囲の省スペース化を図ることにある。
本発明の他の目的は、往復動ロッドに対するショックアブソーバの軸方向の取付位置を調整することにより往復動ロッドのストロークを調整することができるようにすることにある。
本発明のショックアブソーバは、往復動機器本体に設けられた往復動ロッドの停止時における衝撃を緩和するショックアブソーバであって、前記往復動ロッドが貫通する貫通孔が形成され、前記往復動ロッドに対して相対的に軸方向に装着される中空ロッドと、前記中空ロッドの外側に前記中空ロッドに対して相対的に軸方向に移動自在に同軸状に装着されるとともに前記往復動機器本体に取り付けられる取付部が設けられた外筒体と、前記中空ロッドの外側に設けられ、前記中空ロッドと前記外筒体との間に形成されて液体を収容する空間を第1の液体室と第2の液体室とに仕切るとともに前記中空ロッドの前記外筒体に対する衝撃吸収移動時に前記第1の液体室から前記第2の液体室への液体の流れに抵抗力を加える環状ピストンと、前記第1の液体室内に設けられ、前記中空ロッドを衝撃吸収前の元の位置に復帰させる復帰手段とを有することを特徴とする。
本発明のショックアブソーバにおいては、前記環状ピストンは前記中空ロッドの外側に一体に設けられ、前記外筒体の内周面と前記環状ピストンとの間に前記第1の液体室と前記第2の液体室とを連通させる隙間を形成することを特徴とする。
本発明のショックアブソーバは、前記第2の液体室から前記第1の液体室への液体の流れを許容し、前記第1の液体室から前記第2の液体室への液体の流れを阻止するチェッキ弁を前記環状ピストンに設けることを特徴とする。
本発明のショックアブソーバにおいて、前記環状ピストンは前記中空ロッドの外側に前記中空ロッドに対して軸方向に摺動自在に設けられ、前記環状ピストンの外周面と前記外筒体の内周面との間に前記第1の液体室から前記第2の液体室への液体の流れに抵抗力を加える外側の隙間を形成し、前記環状ピストンの内周面と前記中空ロッドの外周面との間に前記外側の隙間よりも隙間寸法が大きく、前記第2の液体室から前記第1の液体室に前記外側の隙間とともに液体を案内する内側の隙間を形成することを特徴とする。
本発明のショックアブソーバは、前記取付部が前記往復動機器本体にねじ結合される雄ねじであることを特徴とする。
本発明のショックアブソーバは、前記取付部が前記往復動機器本体に固定されるブラケットであることを特徴とする。
本発明のショックアブソーバは、往復動機器本体に設けられた往復動ロッドの停止時における衝撃を緩和するショックアブソーバであって、前記往復動ロッドが貫通する貫通孔が形成され、前記往復動ロッドに対して相対的に軸方向に装着される中空ロッドと、前記中空ロッドの外側に前記中空ロッドに対して相対的に軸方向に移動自在に同軸状に装着されるとともに前記往復動機器本体に取り付けられる取付部が設けられた外筒体と、前記外筒体の内側に固定され、前記外筒体との間で連通隙間を形成する中間筒体と、前記中間筒体の内周面に摺動自在に前記中空ロッドの外側に設けられ、前記中空ロッドと前記外筒体との間に形成されて液体を収容する空間を第1の液体室と第2の液体室とに仕切る環状ピストンと、前記中間筒体に形成され、前記中空ロッドの前記外筒体に対する衝撃吸収移動に伴って前記連通隙間と前記第1の液体室との連通面積が小さくなるオリフィスと、前記第1の液体室内に設けられ、前記中空ロッドを衝撃吸収前の元の位置に復帰させる復帰手段とを有することを特徴とする。
本発明のショックアブソーバにおいて、前記環状ピストンは前記中空ロッドの外側に一体に設けられ、前記第2の液体室から前記第1の液体室への液体の流れを許容し、前記第1の液体室から前記第2の液体室への液体の流れを阻止するチェッキ弁を前記環状ピストンに設けることを特徴とする。
本発明のショックアブソーバは、前記第2の液体室に液体を吸収するアキュムレータを組み込むことを特徴とする。
本発明によれば、ショックアブソーバは中空ロッドとこれと同軸状の外筒体とを有し、中空ロッドを往復動ロッドに貫通させた状態とし外筒体が往復動機器本体に取り付けられるので、往復動ロッドのストローク端において中空ロッドに加わる衝撃力を吸収する際に、ショックアブソーバから往復動ロッドには曲げモーメントが加わることがない。これにより、空気圧シリンダ等の往復動機器本体やこれにより駆動される部材の剛性ないし強度を高めることが不要となり、往復動機器の小型化、軽量化を達成することができる。
本発明によれば、ショックアブソーバは往復動ロッドに同軸状に配置されるので、ショックアブソーバを往復動機器本体に取り付けるための部材やショックアブソーバのロッドが衝突するストッパを往復動部材に取り付けることが不要となり、往復動機器の製造コストを低減することができるとともに、往復動機器周囲のスペースを有効に活用することができる。
本発明によれば、外筒体に雄ねじを設けて往復動機器本体に外筒体をねじ結合することによって、ショックアブソーバの往復動機器に対する軸方向位置を調整することができ、往復動ロッドのストローク調整を容易に行うことができる。
本発明のショックアブソーバは、空気圧シリンダの往復動ロッドに同軸状に配置されるので、往復動ロッドが回転しても衝撃を吸収することができる。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。図1および図2は本発明の一実施の形態であるショックアブソーバを示す断面図であり、図1はショックアブソーバの不作動状態を示し、図2はショックアブソーバの作動状態を示す。図3は図1におけるA−A線断面図である。
図1および図2に示すように、このショックアブソーバ10aは中心部に貫通孔11が形成された中空ロッド12と、この中空ロッド12の外側に中空ロッド12に対して軸方向に相対的に移動自在に装着される外筒体13とを有している。外筒体13の両端部には開口部14a,14bが設けられており、中空ロッド12は外筒体13内を貫通するようにして外筒体13に対して軸方向に相対的に移動自在となっており、このショックアブソーバ10aは、往復動機器としての空気圧シリンダに外筒体13が取り付けられ、空気圧シリンダに組み込まれたピストンロッドつまり往復動ロッドは中空ロッド12の貫通孔11を貫通する。
外筒体13の内径は中空ロッド12の外径よりも大きい部分を有しており、中空ロッド12の外周面と外筒体13の内周面との間には、液体を収容する収容空間15が形成され、この収容空間15内にはシリコーンオイルが液体Lとして収容されるようになっている。外筒体13の一端部にはストッパ16が径方向内方に突出して外筒体13と一体に形成され、ストッパ16の軸方向内側には外筒体13と中空ロッド12との間から液体Lが外部に漏出するのを防止するためにロッドパッキン17がシール材として組み込まれている。外筒体13の他端部の開口部14b内には環状のプラグ18が取り付けられ、このプラグ18には外筒体13の端面に当接するフランジ19が設けられるとともに、プラグ18と中空ロッド12との間から液体Lが外部に漏出するのを防止するOリング21と、プラグ18と外筒体13との間から液体Lが外部に漏出するのを防止するOリング22とがプラグ18に設けられた環状溝にそれぞれシール材として組み込まれている。プラグ18は外筒体13に圧入又はねじ結合し、外筒体13に一体となっている。
外筒体13の一方の開口部14aには環状の止めリング23が固定され、この止めリング23とストッパ16との間にはカラー24が嵌合され、プラグ18の内側にはカラー25が嵌合されており、それぞれのカラー24,25の内周面に中空ロッド12の外周面が摺動接触するようになっている。
中空ロッド12の外側には環状のばね受け26が中空ロッド12の外面に形成された径方向の段差に当接して固定され、ばね受け26に対向するように環状のばね受け27が外筒体13の内側に外筒体13の内面に形成された径方向の段差に当接して固定され、両方のばね受け26,27の間には圧縮コイルばね28が復帰手段として中空ロッド12と外筒体13との間に収容空間15内に位置させて組み込まれている。この圧縮コイルばね28によって、外筒体13にはこれを中空ロッド12の一端部側つまり図1および図2においては右端部側に向かわせる復帰方向のばね力が加えられ、中空ロッド12にはこれを外筒体13の他端部側つまり図1および図2において左端部側に向かわせる復帰方向のばね力が加えられることになる。このように、中空ロッド12と外筒体13とには相互に軸方向逆向きにばね力が加えられている。
中空ロッド12にはその外周面から外方に突出してストッパ29が設けられており、圧縮コイルばね28による中空ロッド12と外筒体13の相互に逆方向の相対移動限の位置は、ストッパ29とプラグ18との当接により規制されるようになっている。
ストッパ29とばね受け26との間には環状ピストン30が装着されており、環状ピストン30により収容空間15は、圧縮コイルばね28を収容するばね室としての第1の液体室31と、外筒体13の開口部14b側の第2の液体室32とに仕切られている。環状ピストン30は中空ロッド12に対して非接触状態であるとともに外筒体13に対しても非接触であるフローティング状態となって収容空間15内に配置されており、環状ピストン30の中空ロッド12および外筒体13に対する摺動ストロークの範囲内においては、環状ピストン30の内径は中空ロッド12の外径よりも大きく設定され、環状ピストン30の外径は外筒体13の内径よりも小さく設定されている。これにより、環状ピストン30の内面と中空ロッド12の外面との間には液体連通用の内側の隙間33が形成され、環状ピストン30の外面と外筒体13の内面との間には液体連通用の外側の隙間34が形成され、これらの隙間33,34を介して第1の液体室31と第2の液体室32は相互に連通されるようになっている。
内側の隙間33の径方向の寸法は外側の隙間34の径方向の寸法よりも大きく設定されており、隙間33は広い隙間となり隙間34は狭い隙間となっている。環状ピストン30の内側端面つまりばね受け26と対向する端面には、図3に示すように、放射状に延びる複数のスリット35が形成されており、環状ピストン30の内側端面がばね受け26と接触しても、スリット35を介して液体Lが隙間33内に流入するようになっている。
したがって、図1に示すようにショックアブソーバ10aに外力として衝撃力が加わっていないとき、つまりショックアブソーバの不作動状態のときには、圧縮コイルばね28のばね力により、図1に示すように、外筒体13は中空ロッド12に対してストッパ29とプラグ18とが当接する移動限位置まで中空ロッド12の右端部側に移動し、中空ロッド12は外筒体13に対してその左端部側に移動限位置まで移動することになる。ショックアブソーバ10aが上述のように不作動状態となって、外筒体13が中空ロッド12の右端部側に移動したときには、外筒体13の止めリング23が中空ロッド12の右端部よりも迫り出す迫り出し端部となり、中空ロッド12の左端部は外筒体13の左端部よりも迫り出す迫り出し端部となるように、中空ロッド12と外筒体13の長さが設定されている。
図1および図2に示す場合には、中空ロッド12の全長は、外筒体13の止めリング23を含めた長さとほぼ同じ長さに設定されており、図1に示すようにショックアブソーバ10aの不作動状態のもとでは中空ロッド12の左端部が外筒体13の左端部よりも軸方向外方に突出した状態となり、図2に示すようにショックアブソーバ10aの作動完了状態のもとでは中空ロッド12の左端面が外筒体13の左端面と一致し、一端面が外筒体13の端部の止めリング23の端面とほぼ一致した状態となる。ただし、図2に示す作動完了状態のもとで、中空ロッド12の図1における右端面が止めリング23の端面にほぼ一致する位置とすることなく、これよりも軸方向内側あるいは外側となる長さに中空ロッド12を設定するようにしても良い。
一方、図2に示すように中空ロッド12の左端面に図示しない衝突部材が衝突して外力が中空ロッド12に加わると、往復動機器に取り付けられた外筒体13に対して中空ロッド12がばね力と後述の抵抗力に抗して軸方向に摺動し、中空ロッド12の端面が外筒体13の端部に取り付けられたプラグ18の端面と一致するまで移動する。この移動過程では環状ピストン30は液体Lの流れに押されてストッパ29に当たった状態で中空ロッド12とともに移動することになる。この移動過程ではばね力と後述の抵抗力により外筒体13と中空ロッド12とに加わる衝撃力エネルギーが吸収されるとともに、外側の狭い隙間34を介して第1の液体室31から第2の液体室32に液体Lが流れることになり、第2の液体室32に入り込む液体Lの流れには隙間34により抵抗力が加えられて中空ロッド12の外筒体13に対する相対移動には制動力が加えられる。これにより、衝突部材が中空ロッド12に衝突することによる中空ロッド12から外筒体13に伝達される衝撃力が緩衝される。また、この移動過程では環状ピストン30は液体Lの流れに押されてストッパ29に密着しているから環状ピストン30とストッパ29の間には隙間はない。したがって、液体Lは内側の隙間33を介して流れることなく、外側の狭い隙間34を介して流れることになる。
ショックアブソーバ10aに対する衝突部材の衝突が解除されると、外筒体13と中空ロッド12の軸方向の相対位置は、図2に示す作動状態から図1に示す不作動状態にばね力により戻ることになる。この移動過程においては、第2の液体室32から第1の液体室31に向かう液体Lによって環状ピストン30はばね受け26側へ移動する。したがって、環状ピストン30はストッパ29から離れた状態となって、ばね受け26に押されて外筒体13の左端部側に向けて移動することになる。このときには、外側の隙間34とスリット35を介して内側の隙間33とから液体Lが第2の液体室32から第1の液体室31に流入することになるので、環状ピストン30には不作動状態から作動状態に移動するときのような大きな制動力が加わらず、迅速に作動状態から不作動状態に復帰する。
このように、環状ピストン30の内側と外側に径方向の隙間寸法が相違する大小の隙間33,34を形成して環状ピストン30をフローティング状態とすることにより、環状ピストン30が不作動状態から作動状態に移動するときと、逆方向に移動するときとでは、環状ピストン30に液体Lにより加えられる抵抗力に差を持たせるようにしているが、内側の隙間33を設けることなく、環状ピストン30を中空ロッド12の外周面に固定するようにしても良い。その場合には、環状ピストン30に軸方向に孔を形成し、その孔に逆止弁を組み込むことにより、図示する場合と同様に環状ピストン30に加えられる抵抗力に差を持たせるようにすることができる。さらには、ばね受け26を設けることなく、圧縮コイルばね28をばね受け27と環状ピストン30との間に装着して環状ピストン30に圧縮コイルばね28の端部を当接させるようにしても良い。
上述のように、外筒体13内には中空ロッド12が貫通して装着されており、ショックアブソーバ10aの作動時には、中空ロッド12の左端面がプラグ18の端面と一致する位置まで外筒体13に対して相対移動し、中空ロッド12の左端部が外筒体13の左端部内に入り込むように相対移動するので、収容空間15内の容積は中空ロッド12と外筒体13との軸方向相対位置がどの位置に移動しても一定であり不変である。したがって、中空ロッド12の軸方向相対移動に際しては収容空間15内の容積は変化しない。
外筒体13の外周面にはナット36aがねじ結合される雄ねじ36が形成されており、ショックアブソーバ10aは、往復動機器としての空気圧シリンダの往復動ロッドが中空ロッド12を貫通した状態のもとで、空気圧シリンダに雄ねじ36をねじ結合させることにより空気圧シリンダに取り付けられるようになっている。しかも、ショックアブソーバ10aは雄ねじ36の部分で往復動機器に取り付けられるので、往復動ロッドのストローク調整を容易に行うことができる。
図4は本発明の他の実施の形態であるショックアブソーバ10bを示す断面図であり、図5は本発明のさらに他の実施の形態であるショックアブソーバ10cを示す断面図であり、図6は本発明のさらに他の実施の形態であるショックアブソーバ10dを示す断面図である。それぞれのショックアブソーバ10b〜10dの基本構造は図1および図2に示したものと同様であり、図4〜図6においては、図1および図2に示した部材と共通の機能を有する部材には同一の符号が付されている。
図4に示すショックアブソーバ10bにおいては、中空ロッド12に環状ピストン30が一体に設けられており、外筒体13の内部に中間筒体37が固定されている。この中間筒体37は外筒体13の開口部14b側に形成された径方向の段差に突き当てられる突き当て部38が形成されるとともに環状ピストン30が当接するストッパ面39が形成された円筒形状の基部37aを有し、基部37aには開口部14aに向けて延びる管状のガイド部37bが一体に設けられている。ガイド部37bの内周面には環状ピストン30の外周面が接触しており、環状ピストン30はガイド部37bの内周面に接触してこれに案内されて軸方向に移動するようになっている。
中間筒体37はこの内周面に接触する環状ピストン30とともに収容空間15を第1と第2の2つの液体室31,32に区画形成し、さらに、中間筒体37と外筒体13との間には2つの液体室31,32を相互に連通させる連通隙間40が形成されている。連通隙間40を介して2つの液体室31,32を相互に連通させるために、ガイド部37bには第1の液体室31と連通隙間40とを連通させる複数のオリフィス41が貫通孔により形成され、基部37aには第2の液体室32と連通隙間40とを連通させる複数の連通孔42が形成されている。
したがって、ショックアブソーバの作動時に、中空ロッド12が外筒体13に対して図4において右側に相対移動するに伴って、環状ピストン30により閉塞されるオリフィス41の数が増加する。つまり、連通隙間40を介して第1の液体室31と第2の液体室32とを連通させるためのオリフィス41の数が低下する。これにより、ショックアブソーバ10bが作動状態になると、外筒体13がばね力に抗して相対的に中空ロッド12の左端部側に向けて移動する過程では外筒体13が中空ロッド12の左端部側に向かうに従って2つの液体室31,32を連通させるためのオリフィス全面積が徐々に小さくなる。つまり、ショックアブソーバ10bの作動時には、外筒体13が中空ロッド12に対して相対移動するに伴って制動力が徐々に大きくなる。なお、オリフィス41は円形の貫通孔により形成されているが、軸方向に延びる1つまたは複数のスリットによりオリフィスを形成するようにしても良い。
環状ピストン30には2つの液体室31,32を直接連通させる案内孔43が形成されている。ショックアブソーバ10bの作動時に外筒体13が中空ロッド12の左端部側に相対移動するときには案内孔43を閉じて第1の液体室31から第2の液体室32への液体Lの流れを阻止し、逆に外筒体13が中空ロッド12の右端部側に相対移動するときには案内孔43を開いて第2の液体室32から第1の液体室31へ液体Lを流すチェッキ弁44が案内孔43に設けられている。したがって、ショックアブソーバ10bが作動して中空ロッド12が衝撃吸収移動する際の、第1の液体室31から第2の液体室32への液体の流れに加えられる抵抗力は、中空ロッド12が元の位置に復帰する際に第2の液体室32から第1の液体室31への液体の流れに加えられる抵抗力よりも大きくなる。また、ショックアブソーバ10bが不作動状態となると、圧縮コイルばね28の力によって迅速に中空ロッド12と外筒体13は元の位置に戻ることになる。
図5に示すショックアブソーバ10cにおいては、第2の液体室32内にはアキュムレータ45が組み込まれている。このショックアブソーバ10cは、アキュムレータ45が組み込まれていることを除き、図1および図2に示したショックアブソーバ10aと同様の構造となっている。
図6に示すショックアブソーバ10dにおいては、図4に示すショックアブソーバ10bと同様に環状ピストン30が中空ロッド12の外側に一体に設けられており、環状ピストン30と外筒体13との間には隙間34が形成され、環状ピストン30には2つの液体室31,32を連通させる案内孔43が形成されている。ショックアブソーバ10dの作動時に外筒体13が中空ロッド12の左端部側に相対移動するときには案内孔43を閉じて第1の液体室31から第2の液体室32への液体Lの流れを阻止し、逆に外筒体13が中空ロッド12の右端部側に相対移動するときには案内孔43を開いて第2の液体室32から第1の液体室31へ液体Lを流すチェッキ弁44が案内孔43に設けられている。
なお、図4および図6においては、チェッキ弁44は球形状の部材により形成されているが、針状の部材によりチェッキ弁44を形成するようにしても良く、案内孔43の数は1つでも複数でも良い。また、図1および図2に示すショックアブソーバ10aの環状ピストン30にも同様に案内孔43とチェッキ弁44とを設けるようにしても良い。
図7は図1および図2に示すショックアブソーバ10aが装着された往復動機器としての空気圧シリンダ50を示す斜視図であり、図8は図7におけるB−B線断面図である。
この空気圧シリンダ50はほぼ直方体形状のシリンダブロック51とこれの先端面に固定されるカバー部材52とにより形成されるシリンダ本体を有し、このシリンダ本体により往復動機器本体が構成されており、カバー部材52はねじ部材53によりシリンダブロック51に固定され、シリンダ本体はシリンダブロック51に形成された取付孔54に取り付けられる図示しないねじ部材により支持台などに固定されるようになっている。
シリンダブロック51の表面には幅方向中央部に長手方向にガイドレール55が図7に示すように固定され、このガイドレール55に沿って直線往復動自在に往復動テーブルつまりスライドテーブル56が装着されており、スライドテーブル56の先端部には連結ブロック57が固定されている。スライドテーブル56の図7および図8における左方向の移動を前進移動とし、逆方向の移動を後退移動とする。シリンダブロック51内には往復動ロッド58が軸方向に往復動自在に設けられ、往復動ロッド58の先端は連結ブロック57に固定されている。往復動ロッド58の後端部に固定されたピストン59がシリンダブロック51に形成されたシリンダ室61内を往復動自在となっており、シリンダ室61の後端部側はカバー部材62により閉塞されている。
シリンダ室61はピストン59により2つの加圧室63a,63bに仕切られており、それぞれの加圧室63a,63bに連通させてシリンダブロック51には給排ポート64a,64bが形成されている。給排ポート64a,64bはシリンダブロック51の両側面にそれぞれ形成されているが、空気圧シリンダ50の取付位置に応じて何れか一方側の給排ポート64a,64bを使用することができ、使用しない給排ポートは閉塞部材により閉塞されることになる。一方の給排ポート64aから圧縮空気を供給すると往復動ロッド58は後退移動し、他方の給排ポート64bから圧縮空気を供給すると往復動ロッド58は前進移動することになる。
カバー部材52に形成された貫通孔には図8に示すように雌ねじ65が形成されており、ショックアブソーバ10aの中空ロッド12の貫通孔11内に往復動ロッド58を貫通させた状態のもとで、外筒体13の雄ねじ36を雌ねじ65にねじ結合させるとともにナット36aをカバー部材52に締め付けることによりショックアブソーバ10aは外筒体13でシリンダ本体に取り付けられることになる。
図8に示すように、ショックアブソーバ10aが不作動状態のときには、中空ロッド12の迫り出し端部がプラグ18のフランジ19よりも軸方向外方に突出している。この状態のもとで給排ポート64aから圧縮空気を供給して往復動ロッド58を後退移動させると、衝撃部材としての連結ブロック57が中空ロッド12の端面に衝突した後に、フランジ19に当接するまで移動する。この衝突から停止までの移動過程においては、図1および図2に示すように、ショックアブソーバ10aの圧縮コイルばね28は収縮しながら、液体Lが第1の液体室31から第2の液体室32に隙間34を介して流入して環状ピストン30に抵抗力を加えることになり、移動部材であるスライドテーブル56,連結ブロック57および往復動ロッド58の衝撃は吸収される。なお、図4および図5に示されるショックアブソーバ10b,10cも図7および図8に示される空気圧シリンダに装着することができる。
図9(A)は本発明の他の実施の形態であるショックアブソーバ10eを示す正面図であり、図9(B)は図9(A)におけるC−C線断面図であり、図10は図9に示すショックアブソーバ10eを往復動機器に取り付けた状態を示す断面図である。このショックアブソーバ10eの基本構造は図1および図2に示したものと同様であり、図9においては図1に示した部材と共通する機能を有する部材には同一の符号が付されている。
図9に示すように、外筒体13にはこれと一体に正面四辺形のブラケット66が設けられ、このブラケット66の部分でショックアブソーバ10eは往復動機器に取り付けられるようになっており、ブラケット66にはねじ部材67が貫通する取付孔67aが設けられている。外筒体13の外周面には図1に示した雄ねじ36は設けられていない。
図10に示す往復動機器としての空気圧シリンダ50の基本構造は、図7および図8に示したものと同様であり、図10には図8に示した空気圧シリンダ50のうちシリンダブロック51と連結ブロック57の部分が示されている。図9に示すブラケット66は図7および図8に示された空気圧シリンダ50のカバー部材52として機能している。中空ロッド12の貫通孔11内に往復動ロッド58を貫通させた状態でブラケット66をねじ部材67によりシリンダブロック51に固定することにより、ブラケット66は空気圧シリンダ50の一部を構成するとともに、外筒体13がブラケット66を介してシリンダブロック51に直接固定されることになる。
このタイプのショックアブソーバ10eは、カバー部材としてのブラケット66により直接空気圧シリンダ50に取り付けられるようになっており、図7および図8に示される場合と同様に衝突部材としての連結ブロック57が中空ロッド12の端面に衝突してから外筒体13にフランジ19を介して接触して停止するまでに衝撃力が緩衝される。
このように、本発明のショックアブソーバは、中空ロッド12とこれの外側に同軸状に装着される外筒体13とが軸方向に相対的に移動自在となっており、中空ロッド12が空気圧シリンダの往復動ロッド58に対して相対的に摺動自在に嵌合され、外筒体13がシリンダ本体に取り付けられるようになっている。したがって、往復動機器としての空気圧シリンダにはショックアブソーバの作動時つまり衝撃吸収時には往復動ロッドを傾ける方向の負荷が加わらず、往復動ロッドには曲げモーメントが加わらないので、往復動機器の耐久性を向上させることができる。また、往復動機器にはショックアブソーバを取り付けるための固定治具やストッパを設けることが不要となり、往復動機器の周囲に固定治具等のスペースを確保する必要がなくなるとともに、往復動機器の製造コストを低減することができる。
本発明は前記実施の形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変更可能である。例えば、図7および図8はショックアブソーバが取り付けられた空気圧シリンダを示すが、本発明のショックアブソーバはロッドを往復動する機器であれば、空気圧シリンダのみならず油圧を駆動媒体とする油圧シリンダにも適用することができる。
本発明の一実施の形態であるショックアブソーバの不作動状態を示す断面図である。 図1に示すショックアブソーバの作動状態を示す断面図である。 図1におけるA−A線断面図である。 本発明の他の実施の形態であるショックアブソーバを示す断面図である。 本発明の他の実施の形態であるショックアブソーバを示す断面図である。 本発明の他の実施の形態であるショックアブソーバを示す断面図である。 図1および図2に示すショックアブソーバが装着された往復動機器としての空気圧シリンダを示す斜視図である。 図7におけるB−B線断面図である。 (A)は本発明の他の実施の形態であるショックアブソーバを示す正面図であり、(B)は図9(A)におけるC−C線断面図である。 図9に示すショックアブソーバを往復動機器に取り付けた状態を示す断面図である。 シリンダ本体とこれに設けられたガイドレールに往復動自在に装着される往復動テーブルとを有する従来の空気圧シリンダを示す斜視図である。
符号の説明
10a〜10e ショックアブソーバ
11 貫通孔
12 中空ロッド
13 外筒体
14a,14b 開口部
15 収容空間
16 ストッパ
17 ロッドパッキン
18 プラグ
19 フランジ
21,22 Oリング
23 止めリング
24,25 カラー
26,27 ばね受け
28 圧縮コイルばね
29 ストッパ
30 環状ピストン
31 第1の液体室
32 第2の液体室
33,34 隙間
35 スリット
36 雄ねじ
36a ナット
37 中間筒体
37a 基部
37b ガイド部
38 突き当て部
39 ストッパ面
40 連通隙間
41 オリフィス
42 連通孔
43 案内孔
44 チェッキ弁
45 アキュムレータ
50 空気圧シリンダ
51 シリンダブロック
52 カバー部材
55 ガイドレール
56 スライドテーブル
57 連結ブロック
58 往復動ロッド
59 ピストン
60 空気圧シリンダ
L 液体

Claims (9)

  1. 往復動機器本体に設けられた往復動ロッドの停止時における衝撃を緩和するショックアブソーバであって、
    前記往復動ロッドが貫通する貫通孔が形成され、前記往復動ロッドに対して相対的に軸方向に装着される中空ロッドと、
    前記中空ロッドの外側に前記中空ロッドに対して相対的に軸方向に移動自在に同軸状に装着されるとともに前記往復動機器本体に取り付けられる取付部が設けられた外筒体と、
    前記中空ロッドの外側に設けられ、前記中空ロッドと前記外筒体との間に形成されて液体を収容する空間を第1の液体室と第2の液体室とに仕切るとともに前記中空ロッドの前記外筒体に対する衝撃吸収移動時に前記第1の液体室から前記第2の液体室への液体の流れに抵抗力を加える環状ピストンと、
    前記第1の液体室内に設けられ、前記中空ロッドを衝撃吸収前の元の位置に復帰させる復帰手段とを有することを特徴とするショックアブソーバ。
  2. 請求項1記載のショックアブソーバにおいて、前記環状ピストンは前記中空ロッドの外側に一体に設けられ、前記外筒体の内周面と前記環状ピストンとの間に前記第1の液体室と前記第2の液体室とを連通させる隙間を形成することを特徴とするショックアブソーバ。
  3. 請求項2記載のショックアブソーバにおいて、前記第2の液体室から前記第1の液体室への液体の流れを許容し、前記第1の液体室から前記第2の液体室への液体の流れを阻止するチェッキ弁を前記環状ピストンに設けることを特徴とするショックアブソーバ。
  4. 請求項1記載のショックアブソーバにおいて、前記環状ピストンは前記中空ロッドの外側に前記中空ロッドに対して軸方向に摺動自在に設けられ、前記環状ピストンの外周面と前記外筒体の内周面との間に前記第1の液体室から前記第2の液体室への液体の流れに抵抗力を加える外側の隙間を形成し、前記環状ピストンの内周面と前記中空ロッドの外周面との間に前記外側の隙間よりも隙間寸法が大きく、前記第2の液体室から前記第1の液体室に前記外側の隙間とともに液体を案内する内側の隙間を形成することを特徴とするショックアブソーバ。
  5. 請求項1〜4のいずれか1項に記載のショックアブソーバにおいて、前記取付部が前記往復動機器本体にねじ結合される雄ねじであることを特徴とするショックアブソーバ。
  6. 請求項1〜4のいずれか1項に記載のショックアブソーバにおいて、前記取付部が前記往復動機器本体に固定されるブラケットであることを特徴とするショックアブソーバ。
  7. 往復動機器本体に設けられた往復動ロッドの停止時における衝撃を緩和するショックアブソーバであって、
    前記往復動ロッドが貫通する貫通孔が形成され、前記往復動ロッドに対して相対的に軸方向に装着される中空ロッドと、
    前記中空ロッドの外側に前記中空ロッドに対して相対的に軸方向に移動自在に同軸状に装着されるとともに前記往復動機器本体に取り付けられる取付部が設けられた外筒体と、
    前記外筒体の内側に固定され、前記外筒体との間で連通隙間を形成する中間筒体と、
    前記中間筒体の内周面に摺動自在に前記中空ロッドの外側に設けられ、前記中空ロッドと前記外筒体との間に形成されて液体を収容する空間を第1の液体室と第2の液体室とに仕切る環状ピストンと、
    前記中間筒体に形成され、前記中空ロッドの前記外筒体に対する衝撃吸収移動に伴って前記連通隙間と前記第1の液体室との連通面積が小さくなるオリフィスと、
    前記第1の液体室内に設けられ、前記中空ロッドを衝撃吸収前の元の位置に復帰させる復帰手段とを有することを特徴とするショックアブソーバ。
  8. 請求項7記載のショックアブソーバにおいて、前記環状ピストンは前記中空ロッドの外側に一体に設けられ、前記第2の液体室から前記第1の液体室への液体の流れを許容し、前記第1の液体室から前記第2の液体室への液体の流れを阻止するチェッキ弁を前記環状ピストンに設けることを特徴とするショックアブソーバ。
  9. 請求項1〜8のいずれか1項に記載のショックアブソーバにおいて、前記第2の液体室に液体を吸収するアキュムレータを組み込むことを特徴とするショックアブソーバ。
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