JP2007262038A - 水中油型液状化粧料 - Google Patents

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Abstract

【課題】化粧水のような低粘度の剤型でかつ、電解質が存在していても、保存安定性が良好で、使用感がみずみずしく、べたつき感の少ない水中油型液状化粧料を提供する。
【解決手段】次の成分(A)〜(C);
(A)アルキル基の炭素数が16〜22であるN−アルキル−N,N−ジメチルアミノ酢酸ベタイン
(B)油性成分
(C)電解質成分
を配合し、乳化滴の平均粒子径が30〜300nmであることを特徴とする水中油型液状化粧料。
【選択図】なし

Description

本発明は、アルキル基の炭素数が16〜22であるN−アルキル−N,N−ジメチルアミノ酢酸ベタイン、油性成分、電解質及び水を配合する水中油型液状化粧料に関し、さらに乳化滴の平均粒子径が30〜300nmであることを特徴とする水中油型液状化粧料に関するものである。さらに詳細には、電解質が存在していても、保存安定性が良好で、使用感がみずみずしく、べたつき感の少ない水中油型液状化粧料に関するものである。
従来、化粧料には保湿、美白、紫外線吸収等の効果を付与するため、種々の電解質が用いられている。しかし、このような電解質を水中油型液状化粧料に配合すると、乳化滴の凝集やクリーミングが起こり、保存安定性が著しく低下することが知られている。このため、耐塩性の水溶性高分子、例えば、キサンタンガム、ヒドロキシエチルセルロース等を配合し粘性を付与したり、高級アルコール、ワックス等を配合することで乳化滴による構造粘性を付与する等で保存安定性向上の検討がされている。そのため電解質を配合する水中油型液状化粧料の多くはゲル状、もしくはクリーム状の形態のものがほとんどであった。
一方、ポリグリセリン脂肪酸エステルと炭素数10〜22の2−ヒドロキシ脂肪酸を組み合わせて微細乳化することで電解質配合下でも安定化させる技術(特許文献1参照)や、耐塩性を向上させるためのキシログルカン等の多糖類を組み合わせる技術(特許文献2及び3参照)が検討されている。また、ベタインの毛髪化粧料への配合(特許文献4)も検討されている。
特開平9−110635号公報(第1頁−第22頁) 特開平11−12120号公報(第1頁−第9頁) 特開平11−12155号公報(第1頁−第8頁) 特開2004−346033号公報(第1頁−第44頁)
しかしながら、特許文献1の技術では、ポリグリセリン脂肪酸エステル自体が肌に塗布する際にべたつき感を生じるなど、使用感を十分に満足し得るものではなく、乳化滴の平均粒子径が200nmを超えると保存安定性も十分に満足し得るものではなかった。また、特許文献2,3の技術では、多糖類の配合が必要であるために、クリームや乳液等の粘度の高い剤系にしか適さない技術である。また、特許文献4にあるように、ベタインは主にコンディショニング剤として使用されてきただけで、主乳化剤として油を乳化する活性剤として使用されることはなかった。
このため化粧水のような低粘度の剤型でかつ、電解質が存在していても、保存安定性が良好で、使用感がみずみずしく、べたつき感の少ない水中油型液状化粧料の開発が望まれていた。
かかる実情を鑑み、本発明者らは、鋭意検討を重ねた結果、電解質を配合した水中油型液状化粧料において、アルキル基の炭素数が16〜22であるN−アルキル−N,N−ジメチルアミノ酢酸ベタインを乳化剤として使用し、平均粒子径を30〜300nm内に調整すれば、保存安定性が良好で、使用感がみずみずしく、べたつき感の少ない水中油型液状化粧料が得られることを見出し、本発明を完成するに至った。
すなわち、本発明は、成分(A)〜(C);
(A)アルキル基の炭素数が16〜22であるN−アルキル−N,N−ジメチルアミノ酢酸ベタイン
(B)油性成分
(C)電解質成分
を配合し、平均粒子径が30〜300nmであることを特徴とする水中油型液状化粧料である。
さらに20℃での電気伝導度が0.01〜4.3S/mであることを特徴とする水中油型液状化粧料である。
本発明の水中油型液状化粧料は、電解質が存在していても保存安定性が良好で、且つ、使用感もみずみずしく、べたつき感の少ないものである。
本発明に用いられる成分(A)のアルキル基の炭素数が16〜22であるN−アルキル−N,N−ジメチルアミノ酢酸ベタインは、下記一般式(1)で示される中和塩等が挙げられ、通常は頭髪用コンディショニング剤として使用されるが、本発明では乳化剤として使用されるものである。具体的には、N−パルミチル−N,N−ジメチルアミノ酢酸ベタイン、N−ステアリル−N,N−ジメチルアミノ酢酸ベタイン、N−ウンデシル−N,N−ジメチルアミノ酢酸ベタイン、N−ベヘニル−N,N−ジメチルアミノ酢酸ベタイン等を挙げられる。このような成分(A)は、市販品として、N−ステアリル−N,N−ジメチルアミノ酢酸ベタインであるリカビオンA−700(新日本理化株式会社製)等を例示することができる。これらのアルキル基の炭素数が16〜22であるN−アルキル−N,N−ジメチルアミノ酢酸ベタインは必要に応じて一種、又は二種以上用いることができる。アルキル基の炭素数が16未満の場合は油分を安定に配合することが困難となり、アルキル基の炭素数が22より大きい場合は水中で析出が起こりやすく、保存安定性に欠けるからである。
[m=16〜22、M:アルカリ金属及び/又はアルカリ土類金属又はアンモニウム]
本発明に用いられる成分(A)のの配合量は、特に限定されるものではないが、0.01〜1質量%(以下質量%は「%」と略す)が好ましい。この範囲であると、保存安定性が良いだけでなく、使用後の肌の滑らかさに優れる化粧料を作成することができる。
本発明に用いられる成分(B)の油性成分は、通常の化粧料に使用されるものであり、液状、ペースト状、固形状の油剤のいずれも使用することができる。具体的には、液状油としては、植物油、炭化水素油、合成または半合成エステル油、シリコーン油等があり、具体的には植物油としてはアボガド油、アマニ油、アーモンド油、オリーブ油、キョウニン油、小麦胚芽油、ゴマ油、コメ胚芽油、コメヌカ油、サフラワー油、大豆油、トウモロコシ油、ホホバ油、マカデミアナッツ油、綿実油、ヤシ油等があげられ、炭化水素油としては、スクワラン、流動パラフィン等が挙げられる。合成または半合成エステル油としては、ラノリンアルコール、酢酸ラノリン、ラノリン脂肪酸イソプロピル、2−ヘキシルデシル、モノイソステアリン酸N−アルキルグリコール、イソステアリン酸イソセチル、トリイソステアリン酸トリメチロールプロパン、ジ−2−エチルヘキサン酸エチレングリコール、2−エチルヘキサン酸セチル、トリ−2−エチルヘキサン酸トリメチロールプロパン、テトラ−2−エチルヘキサン酸ペンタエリスリトール、オクタン酸セチル、オレイン酸オレイル、オレイン酸オクチルドデシル、ジカプリン酸ネオペンチルグリコール、コハク酸2−エチルヘキシル、ステアリン酸イソセチル、ステアリン酸ブチル、セバシン酸ジ−2−エチルヘキシル、乳酸セチル、乳酸ミリスチル、リンゴ酸ジイソステアリル、トリイソステアリン酸グリセライド、トリ−2−エチルヘキサン酸グリセライド、モノステアリン酸グリセライド、ジ−2−ヘプチルウンデカン酸グリセライド、スクワラン等があげられ、シリコーン油としてはメチルポリシロキサン、メチルフェニルポリシロキサン、エチルポリシロキサン、エチルメチルポリシロキサン、エチルフェニルポリシロキサン、オクタメチルシクロテトラシロキサン、デカメチルシクロペンタシロキサン等が挙げられる。
またペースト油としては、植物油ではカカオ脂、シアバター、ヒマシ油等、半合成または合成油としては硬化ヒマシ油、硬化ヤシ油、合成ラノリン、モノステアリン酸硬化ヒマシ油、モノヒドロキシステアリン酸硬化ヒマシ油、ヒドロキシステアリル酸コレステリル、ジペンタエリトリット脂肪酸エステル、N−ラウロイル−L−グルタミン酸−ジ(コレステリル・ベヘニル・オクチルドデシル)、マカデミアナッツ油脂肪酸フィトステリル、炭化水素油ではワセリン等が挙げられる。
また、固形油としては、植物油では、カルナウバロウ、キャンデリラロウ、鯨ロウ、ミツロウが挙げられ、炭化水素油としてはセレシン、パラフィン、パラフィンワックス、マイクロクリスタリンワックス、ステアリン酸、ベヘン酸等が挙げられ、半合成・合成油としては12−ヒドロキシステアリン酸、パルミチン酸セチル、ジステアリン酸ポリエチレングリコール、トリベヘン酸グリセリル等が挙げられ、シリコン油としてはステアリル変性ポリシロキサン等が挙げられ、これらの油剤は必要に応じて一種、又は二種以上用いることができる。
中でも、常温で液状の油剤を配合し、その混合物が常温で液体である場合、ベタツキ感がなく好ましい他、成分(A)の析出を防止するため保存安定性がさらに向上する。また特に好ましくは、炭化水素油である、流動パラフィンやスクワランを配合した場合、乳化滴の凝集が防止されより保存安定性が向上する。
本発明の水中油型液状化粧料における、成分(B)の配合量は、0.1〜20%であり、1〜10%が好ましい。この範囲であると電解質特有のべとつきを緩和し、さらにみずみずしい使用感を得られやすい。
本発明の水中油型液状化粧料において、成分(A)と成分(B)の配合質量比は1:20〜1:1であることが好ましく、1:10〜1:5がより好ましい。この範囲であれば、乳化滴中での乳化剤と油剤とのバランスが良いため、温度変化に対する安定性が大変優れる。
本発明に用いられる成分(C)の電解質としては、通常化粧料において、美白効果、保湿効果、収斂効果、角質溶解効果、紫外線吸収効果等を付与する目的で含有されるものである。なお電解質とは水その他の溶媒に溶かした時その溶液が電気伝導性を持つようになる物質である。
本発明に用いられる成分(C)のうちの保湿成分の例としては、アミノ酸及びそれらの誘導体並びにそれらの塩、尿素、乳酸より選ばれる一種又は二種以上の電解質保湿成分であればよく、具体的には、アミノ酸であれば、セリン、グリシン、テアニン、アスパラギン酸、アスパラギン、アルギニン、アラニン、バリン、イソロイシン、スレオニン、リジン、ヒドロキシリジン、システイン、フェニルアラニン、プロリン、ヒドロキシピロリン、オルニチン、シトルリン、ピロリドンカルボン酸等、及びそれらのナトリウム塩、カリウム塩、アミン塩等、その誘導体としては、カルニチン、脂肪酸とアミノ酸のエステル化物、ペプチド類が挙げられ、必要に応じて一種、又は二種以上用いることができる。
本発明に用いられる成分(C)のうちの美白成分の例としては、一種又は二種以上の電解美白成分であればよく、具体的には、L−アスコルビン酸−2−リン酸ナトリウム、L−アスコルビン酸−2−リン酸マグネシウム、アスコルビン酸グルコシド、アルブチンが挙げられ、必要に応じて一種、又は二種以上用いることができる。
本発明に用いられる成分(C)のうちの紫外線吸収成分の例としては、一種又は二種以上の紫外線吸収剤であればよく、具体的には、フェニルベンズイミダゾールスルホン酸塩、ヒドロキシメトキシベンゾフェノンスルホン酸塩が挙げられ、必要に応じて一種、又は二種以上用いることができる。
本発明の水中油型液状化粧料における、成分(C)の配合量は種類によって異なり特に限定されるものではないが、0.1〜10%であり、1〜5%が好ましい。この範囲であると肌に対する効果を充分に得ることができるほか、べたつきも抑えられ良い使用感を得ることができる。
本発明の水中油型液状化粧料は、25℃で電気伝導度が0.01〜4.3m/Sの範囲であるとき、本発明の効果が発揮されるものであり、肌効果に優れた化粧料を得ることができる。この範囲であれば保存安定性、及び使用感も良好である。
本発明の水中油型液状化粧料の乳化滴の平均粒子径は30〜300nmであり、例えば、高圧乳化機(Microfluidics社製 マイクロフルイダイザー)等で分散することにより調整することができる。この平均粒子径であれば低粘性の化粧水のような剤型でも、油性成分を安定に配合することができる。
本発明の水中油型液状化粧料は、電解質を含有しているにもかかわらず、25℃で10〜2000mPa.sの範囲の粘度が実現できるため肌に塗布した際にみずみずしい感触を与える。この範囲のであれば電解質のべたつき感を隠しよい使用感を得ることができる。
本発明の化粧料には、上記成分の他に通常化粧品や医薬部外品、医薬品等に用いられる各種成分を必要に応じて適宜配合することができる。このような任意成分としては、例えば、アルコール類、電解質でない保湿剤、増粘剤、防腐剤、粉体、顔料、色素、紫外線吸収剤、pH調整剤、香料、薬効成分等を挙げられる。
本発明の化粧料は、医薬部外品も含み、剤型も特に限定されず、目的に応じて選択することができる。例えば、乳液、化粧水、パック、クレンジング料、アイカラー、アイライナー、リキッドファンデーション、エアゾール等の剤型が挙げられる。
次に実施例及び比較例を挙げて本発明を更に詳細に説明するが、本発明はこれらに何ら制約されるものではない。
発明品1〜10及び比較品1〜5水中油型液状化粧料
下記表1に示す組成の水中油型液状化粧料を調製し、(1)使用感(みずみずしさ、べたつきのなさ)(2)保存安定性(3)25℃での電気伝導度(4)乳化滴の平均粒子径 の評価項目について下記の方法により評価し、結果を併せて表1に示した。
(製造方法)
A:成分1〜6を混合溶解する。(70℃)
B:成分7を加熱する。(70℃)
C:AにBを添加し乳化する。(70℃)
D:Cを40℃まで冷却する。
E:Dを高圧乳化機(Microfluidics社製 マイクロフルイダイザー)で処理する。
F:Eに成分8〜13を添加する。
[評価項目1:使用感(みずみずしさ、べたつきのなさ)]
化粧歴10年以上の女性20名をパネルとし、前記実施例及び比較例の水中油型液状化粧料を使用してもらい、塗布時のにずにずしさ、べたつきのなさについて以下の5段階絶対評価基準Aに基づいて評点を付し、全パネルの評点の平均値を求め、以下の4段階判定基準aにより判定した。
(5段階絶対評価基準A)
(評点):(評価結果)
5点 : 非常に良好
4点 : 良好
3点 : 普通
2点 : 不良
1点 : 非常に不良
(4段階判定基準a)
(判定):(評点の平均値)
◎ : 平均点4.5点以上
○ : 平均点3.5点以上4.5点未満
△ : 平均点2.5点以上3.5点未満
× : 平均点2.5点未満
[評価項目2:保存安定性]
前記実施例及び比較例の水中油型液状化粧料を40℃で2ヶ月間保存し、保存品の状態を目視により観察し、以下の4段階判定基準bに従い評価した。
(4段階判定基準b)
(保存品の状態) :(判定)
2ヶ月で分離、クリーミングもしくはゲル化が認められない : ◎
1ヶ月で分離、クリーミングもしくはゲル化が認められない : ○
1ヶ月で分離、クリーミングもしくはゲル化が認められる : △
1週間で分離、クリーミグもしくはゲル化が認められる : ×
[評価項目3:電気伝導度]
前記実施例及び比較例の水中油型液状化粧料の電気伝導度は、電気伝導率計CM‐60G(東亜電波工業社製)を用いて測定した。
[評価項目4:乳化滴の平均粒子径]
前記実施例及び比較例の水中油型液状化粧料の乳化滴の平均粒子径は、COULTER N−4型(BECKMAN COULTER社製)にて測定し、以下の3段階判定基準cに従い評価した。
(3段階判定基準c)
(乳化滴の平均粒子径):(判定)
30〜300nm : ○
300〜350nm : △
350nm〜 : ×
表1の結果より、本発明の水中油型液状化粧料は、保存安定性が良好で、みずみずしく、べたつかない使用感を得られる化粧料であった。一方、成分(A)の替わりにアルキル基の長さが短いベタインを配合した比較品1、及びアルキル基にアミド基が挿入されたベタインを配合した比較品2では、では、親水性が高すぎて電解質成分があるなしに関わらず乳化安定性に優れず、ステアリン酸ナトリウムを配合した比較品3では電解質耐性がないため、電解質を配合すると凝集が起こり乳化安定性に優れなかった。さらに、比較品4では成分(B)が配合されていないため成分(A)が結晶となって析出し化粧料として安定なものを作ることができなかった。
実施例2 美白ローション
(成分) (%)
(1)N−ステアリル−N,N−ジメチルアミノ酢酸ベタイン 0.1
(2)2−エチルヘキサン酸セチル 0.2
(3)ジペンタエリトリット脂肪酸エステル 0.05
(4)ステアリン酸 0.05
(5)ジプロピレングリコール 2.0
(6)グリセリン 3.0
(7)精製水 10.0
(8)L−アスコルビン酸−2−リン酸マグネシウム 3.0
(9)クエン酸ナトリウム 1.0
(9)防腐剤 適量
(10)香料 適量
(11)エチルアルコール 10.0
(12)精製水 残量
(製法)
A:成分1〜6を混合溶解する。(70℃)
B:成分7を加熱する。(70℃)
C:AにBを添加し乳化する。(70℃)
D:Cを40℃まで冷却する。
E:Dを高圧乳化機(Microfluidics社製 マイクロフルイダイザー)で処理する。
F:Eに成分8〜12を添加する。
実施例2は、粒径が226nm、電気伝導度が0.15S/mであり電解質が存在していても、保存安定性が良好で、みずみずしい使用感で、べとつきがない、美白効果のある液状乳化化粧料であった。
実施例3 保湿ローション
(成分) (%)
(1)N−パルミチル−N,N−ジメチルアミノ酢酸ベタイン 0.3
(2)POE(10)フィトステロールエーテル 0.3
(3)ステアロイルメチルタウリンナトリウム 0.05
(4)2−エチルヘキサン酸セチル 2.0
(5)ヒドロキシステアリン酸コレステロール 0.5
(6)プロピレングリコール 3.0
(7)グリセリン 3.0
(8)精製水 20.0
(9)乳酸ナトリウム 2.0
(10)ピロリドンカルボン酸ナトリウム 2.0
(11)防腐剤 適量
(12)香料 適量
(13)エチルアルコール 5.0
(14)精製水 残量
(製法)
A:成分1〜7を混合溶解する。(70℃)
B:成分8を加熱する。(70℃)
C:AにBを添加し乳化する。(70℃)
D:Cを40℃まで冷却する。
E:Dを高圧乳化機(Microfluidics社製 マイクロフルイダイザー)で処理する。
F:Eに成分9〜14を添加する。
実施例3は、粒径が152nm、電気伝導度が0.48S/mであり電解質が存在していても、保存安定性が良好で、みずみずしい使用感で、べとつきがなく、保湿効果の高い液状乳化化粧料であった。
実施例4 美白美容液
(成分) (%)
(1)N−ステアリル−N,N−ジメチルアミノ酢酸ベタイン 1.0
(2)水素添加大豆リン脂質 0.5
(3)POE(20)コレスタノールエーテル 1.0
(4)スクワラン 5.0
(5)マイクロクリスタリンワックス 1.0
(6)1,3−ブチレングリコール 10.0
(7)グリセリン 10.0
(8)精製水 30.0
(9)L−アスコルビン酸−2−リン酸ナトリウム 3.0
(10)pH調製剤 適量
(11)防腐剤 適量
(12)香料 適量
(13)精製水 残量
(製法)
A:成分1〜7を混合溶解する。(70℃)
B:成分8を加熱する。(70℃)
C:AにBを添加し乳化する。(70℃)
D:Cを40℃まで冷却する。
E:Dを高圧乳化機(Microfluidics社製 マイクロフルイダイザー)で処理する。
F:Eに成分9〜13を添加する。
実施例4は、粒径が185nm、電気伝導度が0.19S/mであり電解質が存在していても、保存安定性が良好で、みずみずしい使用感で、べとつきがなく、美白効果のある液状乳化化粧料であった。
実施例5 日焼け止めローション
(成分) (%)
(1)N−ステアリル−N,N−ジメチルアミノ酢酸ベタイン 1.0
(2)2−エチルヘキサン酸セチル 2.0
(3)ジメチルシクロペンタシロキサン 3.0
(4)パラメトキシケイ皮酸2−エチルヘキシル 5.0
(5)ジプロピレングリコール 10.0
(6)グリセリン 3.0
(7)精製水 30.0
(8)フェニルベンズイミダゾールスルホン酸 3.0
(9)トリエタノールアミン 1.0
(10)防腐剤 適量
(11)香料 適量
(12)エチルアルコール 5.0
(13)精製水 残量
(製法)
A:成分1〜6を混合溶解する。(70℃)
B:成分7を加熱する。(70℃)
C:AにBを添加し乳化する。(70℃)
D:Cを40℃まで冷却する。
E:Dを高圧乳化機(Microfluidics社製 マイクロフルイダイザー)で処理する。
F:Eに成分8〜13を添加する。
実施例5は、粒径が254nm、電気伝導度が0.25S/mであり電解質が存在していても、保存安定性が良好で、みずみずしい使用感で、べとつきがなく、紫外線防止効果のある液状乳化化粧料であった。
実施例6 クレンジングローション
(成分) (%)
(1)N−ステアリル−N,N−ジメチルアミノ酢酸ベタイン 0.7
(2)流動パラフィン 5.0
(3)デカメチルシクロペンタシロキサン 5.0
(4)1,3−ブチレングリコール 10.0
(5)グリセリン 5.0
(6)精製水 30.0
(7)尿素 2.5
(8)香料 適量
(9)エチルアルコール 10.0
(10)キサンタンガム 0.05
(11)精製水 残量
(製法)
A:成分1〜5を混合溶解する。(70℃)
B:成分6を加熱する。(70℃)
C:AにBを添加し乳化する。(70℃)
D:Cを40℃まで冷却する。
E:Dを高圧乳化機(Microfluidics社製 マイクロフルイダイザー)で処理する。
F:Eに成分7〜11を添加する。
実施例6は、粒径が285nm、電気伝導度が0.94S/mであり電解質が存在していても、保存安定性が良好で、みずみずしい使用感で、べとつきがなく、エモリエント効果の高い液状乳化化粧料であった。

Claims (2)

  1. 次の成分(A)〜(C);
    (A)アルキル基の炭素数が16〜22であるN−アルキル−N,N−ジメチルアミノ酢酸ベタイン
    (B)油性成分
    (C)電解質成分
    を配合し、乳化滴の平均粒子径が30〜300nmであることを特徴とする水中油型液状化粧料。
  2. 20℃での電気伝導度が0.01〜4.3S/mであることを特徴とする請求項1記載の水中油型液状化粧料。
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