JP2007261603A - 袋体供給装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】袋体を袋体収納容器から取出す際、吸盤を使用しないようにして、吸盤を使用する場合に生じる負圧による不具合が生じないような袋体供給装置を提供する。
【解決手段】袋体収納容器1に収納されている袋体6を取出して袋体受け14に供給し得るようにした袋体供給装置であって、往復回動可能な袋体取出しアーム11における袋体取出しアーム11の円弧状部11bの端部に粘着プラスチック製の袋体付着治具12を設けると共に、袋体取出しアーム11の円弧状部11bが挿通される貫通孔を備え且つ、袋体取出しアーム11の円弧状部11bが回動して、袋体付着治具12に付着された袋体6が当接したら袋体6を袋体付着治具12から剥す袋体剥し治具13を設け、剥された袋体6を袋体剥し治具13の下部に配置された袋体受け14に供給し得るようにする。
【選択図】図1
【解決手段】袋体収納容器1に収納されている袋体6を取出して袋体受け14に供給し得るようにした袋体供給装置であって、往復回動可能な袋体取出しアーム11における袋体取出しアーム11の円弧状部11bの端部に粘着プラスチック製の袋体付着治具12を設けると共に、袋体取出しアーム11の円弧状部11bが挿通される貫通孔を備え且つ、袋体取出しアーム11の円弧状部11bが回動して、袋体付着治具12に付着された袋体6が当接したら袋体6を袋体付着治具12から剥す袋体剥し治具13を設け、剥された袋体6を袋体剥し治具13の下部に配置された袋体受け14に供給し得るようにする。
【選択図】図1
Description
本発明は袋体供給装置に関する。
袋体内に固体や液体の内容物を投入する包装装置においては、内容物を投入するステージに袋体を供給する必要があり、袋体の供給には、袋体供給装置が使用されている。この袋体供給装置としては、例えば、特許文献1に示すような装置がある。特許文献1では、包装袋を積層位置から供給位置へ送給するのに吸盤を用いている。
しかし、袋体を所定の場所に供給するために吸盤を用いた場合、堆積されている最上層の袋体に吸着した状態で吸盤を上昇させると、吸盤には1枚ではなく複数枚の袋体が吸着されて持ち上がることがあり、このため、袋体の目的場所への供給を円滑にすることができず、作業に支障を来たす虞がある。
又、袋体収納容器に堆積されている袋体の枚数が少なくなると、吸盤は袋体を介して袋体収納容器の底面に吸着した状態となることがあり、従って、吸盤を袋体収納容器の底面から剥がすのに力が必要となり、更に、力を入れると吸盤のみが袋体収納容器の底面から剥がれて袋体は袋体収納容器に残ってしまい、この場合にも、袋体の目的場所への供給を円滑にすることができず、作業に支障を来たす虞がある。
斯かる現象が生じるのは、吸盤と最上層の袋体との間が負圧になるのみならず、最上層の袋体と2番目以下の袋体の間や、最下層の袋体と袋体収納容器の底面との間も負圧になるためである。又、吸盤に複数の袋体が吸着されたり、吸盤が袋体収納容器の底面に吸着するのは、力を付与して弾性変形させることにより真空にする吸盤であっても、真空装置を用いて真空にする吸盤であっても同じである。
特開平7−187137号公報
吸盤を用いて袋体を所定の場所に供給する場合には、最上層の下面に吸着された袋体を剥がすために、又、枚数の少ない場合に吸盤が袋体収納容器の底面に吸着せずに確実に袋体を吸着させるために、何等かの手段が必要であり、従って、吸盤を用いた場合には、設備が大掛かりとなって設備費、運転維持費が高価となる。
本発明は、上記実情に鑑み、吸盤を使用しないようにして、吸盤を使用した場合に生じる負圧による不具合を排除し、容易且つ確実に1枚ずつ、堆積している袋体を袋体収納容器から取出して袋体受けに供給し得るようにした袋体供給装置を提供することを目的としてなしたものである。
本発明の袋体供給装置は、袋体収納容器に収納されている袋体を取出して袋体受けに供給し得るようにした袋体供給装置であって、往復回動可能な袋体取出しアームの円弧状部の端部に粘着プラスチック製の袋体付着治具を設けると共に、前記袋体取出しアームの円弧状部が挿通される貫通孔を備え且つ、前記袋体取出しアームが回動して、前記袋体付着治具に付着された袋体が当接したら該袋体を袋体付着治具から剥す袋体剥し治具を設け、剥された袋体を前記袋体剥し治具の下部に配置された袋体受けに供給し得るようにしたものである。
本発明の袋体供給装置は、袋体取出しアームにおける円弧状部に連なる真直部の長手方向中間部にリンクを枢着し、該リンクの前記真直部に枢着された側と反対側の端部に、駆動装置により回転駆動されるクランクを枢着させたものである。
本発明の袋体供給装置によれば、袋体収納容器に堆積してある袋体が、同時に複数枚、袋体付着治具に付着することがないため、袋体の袋体受けへの供給を吸盤で行なう場合のように、同時に複数枚の袋体が付着したり、袋体収納容器に残存する袋体が少なくなったりした際の対策が不要となり、従って、特別な手段がなくても容易且つ確実に1枚ずつ、堆積している袋体を袋体収納容器から取出して袋体受けに供給することができ、袋体取出し作業の確実性が向上して装置の信頼性が高くなる、という優れた効果を奏し得る。
以下、本発明の実施の形態を添付図面を参照して説明する。
図1〜図4は発明を実施する形態の一例である。
図中、1は図示してない適宜の枠体に設置された袋体収納容器である。袋体収納容器1内には、昇降可能に袋体支持板2が配置されており、袋体支持板2の下面に固設されたガイドロッド3は、袋体収納容器1の底板1aを貫通して下方へ延在している。又、ガイドロッド3の袋体収納容器1内に位置する部分には、袋体支持板2を上方へ付勢するためのコイルバネ4が巻装されている。
図1〜図4は発明を実施する形態の一例である。
図中、1は図示してない適宜の枠体に設置された袋体収納容器である。袋体収納容器1内には、昇降可能に袋体支持板2が配置されており、袋体支持板2の下面に固設されたガイドロッド3は、袋体収納容器1の底板1aを貫通して下方へ延在している。又、ガイドロッド3の袋体収納容器1内に位置する部分には、袋体支持板2を上方へ付勢するためのコイルバネ4が巻装されている。
袋体収納容器1の内周上端部には、ストッパ5が取付けられており、袋体収納容器1内に収納されて袋体支持板2に搭載されて支持されている積層された袋体6のうち、最上層の袋体6は、ストッパ5により高さ位置を規制されるようになっている。
袋体収納容器1の側部には、所定の間隔を置いて、図示されてない枠体に設置した減速電動機7が設けられており、減速電動機7の出力軸7aには、クランク8が外嵌、固定されている。又、クランク8にはリンク9の下端がピン枢着されており、リンク9の上端には、下端をブラケット10にピン枢着された袋体取りアーム11がピン連結されている。
すなわち、袋体取出しアーム11は、基端側をブラケット10に枢着されて真直ぐに伸び、中途部をリンク9にピン枢着された真直部11aと、真直部11aの先端部に一体的に設けられて、真直部11aが直立状態の場合にはブラケット10に対する枢支部を中心として袋体収納容器1側へ延在する1/4円弧状の円弧状部11bとを備えている。而して、円弧状部11bの真直部11a側とは反対側の端部には、ウレタンエラストマ等の粘着性プラスチック製の袋体付着治具12が設けられている。
袋体収納容器1と袋体取出しアーム11の真直部11aが枢着されたブラケット10との間には、厚さ方向が袋体収納容器1からブラケット10へ向かう方向と平行になるよう袋体剥し治具13が配設されている。而して、袋体剥し治具13の上端部側には、貫通孔13aが穿設されており、貫通孔13aには、袋体取出しアーム11の円弧状部11bが挿通されている。
袋体剥し治具13の下方には、搭載された袋体受け14を紙面と直交する方向へ搬送するためのベルトコンベヤ15が設置されている。
次に、上記した実施の形態の作動を説明する。
袋体収納容器1の袋体支持板2上に堆積されていた袋体6をベルトコンベヤ15により搬送されてきた袋体受け14に供給する際には、減速電動機7を駆動する。そうすると、クランク8が回転することにより、リンク9は、クランク8に対する枢着部がクランク8と共に回転しつつ、長手方向へ往復動する。このため、図4の実線位置に待機していた袋体取出しアーム11はブラケット10に対する枢着部を支点として往復回動する。
袋体収納容器1の袋体支持板2上に堆積されていた袋体6をベルトコンベヤ15により搬送されてきた袋体受け14に供給する際には、減速電動機7を駆動する。そうすると、クランク8が回転することにより、リンク9は、クランク8に対する枢着部がクランク8と共に回転しつつ、長手方向へ往復動する。このため、図4の実線位置に待機していた袋体取出しアーム11はブラケット10に対する枢着部を支点として往復回動する。
而して、クランク8に対する枢着部がクランク8と共に時計方向へ回転しつつリンク9が、斜め上方へ移動すると、袋体取出しアーム11は図4の位置から反時計方向へ回動し、その結果、袋体付着治具12は回動しつつ下降する。
袋体付着治具12が下降して、図1に示すように袋体収納容器1内に堆積されている袋体6のうちの最上層に位置してストッパ5により押えられている袋体6に当接すると、袋体6は袋体付着治具12に付着する。又、袋体6が袋体付着治具12に付着すると、リンク9の斜め下方への移動により袋体6は袋体取出しアーム11により袋体収納容器1から取出される。この際、最上層の袋体6のストッパ5により押えられている部分は、変形してストッパ5から外れる。
袋体取出しアーム11により取出された袋体6が袋体剥し治具13まで達すると、袋体6は袋体剥し治具13に当接し、袋体取出しアーム11の円弧状部11bに設けてある袋体付着治具12は、貫通孔13aを通って、時計方向へ回動するため、袋体6は袋体付着治具12から剥されて落下し、袋体受け14内へ供給される。
最上層の袋体6が袋体収納容器1から取出されると、コイルバネ4の弾撥力により袋体支持板2が上昇し、最上層にある袋体6は、袋体収納容器1の上端部側内周に設けられているストッパ5に当接する。
本図示例によれば、袋体収納容器1に堆積してある袋体6は、同時に複数枚、袋体付着治具12に付着したりすることがなく、又、袋体収納容器1の底板1a上面が袋体付着治具12に付着することがないため、袋体6の袋体受け14への供給を吸盤で行なう場合のように、同時に複数枚の袋体6が吸着されたり、袋体収納容器1に残存する袋体6が少なくなったりした際の対策が不要である。このため、特別な手段がなくても容易且つ確実に1枚ずつ、堆積している袋体6を袋体収納容器1から取出すことができ、袋体取出し作業の確実性が向上して、装置の信頼性が高くなる。
なお、本発明の袋体供給装置は上述の図示例に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々変更を加え得ることは勿論である。
1 袋体収納容器
6 袋体
7 減速電動機(駆動装置)
8 クランク
9 リンク
11 袋体取出しアーム
11b 円弧状部
12 袋体付着治具
13 袋体剥し治具
13a 貫通孔
14 袋体受け
6 袋体
7 減速電動機(駆動装置)
8 クランク
9 リンク
11 袋体取出しアーム
11b 円弧状部
12 袋体付着治具
13 袋体剥し治具
13a 貫通孔
14 袋体受け
Claims (2)
- 袋体収納容器に収納されている袋体を取出して袋体受けに供給し得るようにした袋体供給装置であって、往復回動可能な袋体取出しアームの円弧状部の端部に粘着プラスチック製の袋体付着治具を設けると共に、前記袋体取出しアームの円弧状部が挿通される貫通孔を備え且つ、前記袋体取出しアームが回動して、前記袋体付着治具に付着された袋体が当接したら該袋体を袋体付着治具から剥す袋体剥し治具を設け、剥された袋体を前記袋体剥し治具の下部に配置された袋体受けに供給し得るよう構成したことを特徴とする袋体供給装置。
- 袋体取出しアームにおける円弧状部に連なる真直部の長手方向中間部にリンクを枢着し、該リンクの前記真直部に枢着された側と反対側の端部に、駆動装置により回転駆動されるクランクを枢着させた請求項1に記載の袋体供給装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006086365A JP2007261603A (ja) | 2006-03-27 | 2006-03-27 | 袋体供給装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2006086365A JP2007261603A (ja) | 2006-03-27 | 2006-03-27 | 袋体供給装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP2007261603A true JP2007261603A (ja) | 2007-10-11 |
Family
ID=38634992
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2006086365A Pending JP2007261603A (ja) | 2006-03-27 | 2006-03-27 | 袋体供給装置 |
Country Status (1)
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JP (1) | JP2007261603A (ja) |
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN103101623A (zh) * | 2013-01-21 | 2013-05-15 | 王志成 | 一种环形平板扑翼升力生成装置 |
CN103129776A (zh) * | 2012-12-13 | 2013-06-05 | 刘世海 | 一种摇杆开袋器 |
CN103129992A (zh) * | 2012-12-13 | 2013-06-05 | 刘世海 | 一种手摇式取袋器 |
CN103129777A (zh) * | 2012-12-13 | 2013-06-05 | 刘世海 | 一种塑料袋拿取开袋器 |
CN106564652A (zh) * | 2015-10-09 | 2017-04-19 | 平贺机械工业株式会社 | 袋输送装置 |
CN112173227A (zh) * | 2020-09-24 | 2021-01-05 | 重庆知翔科技有限公司 | 一种用于食品加工的全自动真空打包机 |
KR102612666B1 (ko) * | 2023-02-21 | 2023-12-13 | 주식회사 대도 | 자동 포장 장치 |
-
2006
- 2006-03-27 JP JP2006086365A patent/JP2007261603A/ja active Pending
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CN103101623B (zh) * | 2013-01-21 | 2015-03-25 | 佛山市神风航空科技有限公司 | 一种环形平板扑翼升力生成装置 |
CN106564652A (zh) * | 2015-10-09 | 2017-04-19 | 平贺机械工业株式会社 | 袋输送装置 |
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