JP2007261245A - 段ボール原紙の位置調整装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】 コンパクトで小型で、ウェブの幅方向にアンバランスな張力がかからないような位置調整装置を提供し、ウェブの張力を一定にすることにより段ボールシートの貼合不良や変形反りをなくす。
【解決手段】 入口可動ロール2および出口可動ロール3は平行で位置関係が変わらずお互いの距離が保たれるように配置し、平面的に回転させることにより角度を変更可能とする。
【選択図】図1
【解決手段】 入口可動ロール2および出口可動ロール3は平行で位置関係が変わらずお互いの距離が保たれるように配置し、平面的に回転させることにより角度を変更可能とする。
【選択図】図1
Description
本発明は、段ボールシート製造に関するものである。
段ボールシートはウェブであるライナーおよび中芯の段ボール原紙を主原料としコルゲータで製造される。 段繰りされた中芯とライナーを貼り合わせて製造するが必ず紙端が合うわけではなく、紙端がずれると同じ紙幅の原紙であるとライナーと中芯のずれた段ボールシートになる。 製品にする場合にはシートをカットする前に両紙端をスリットし不用ないわゆる耳を落すが、ずれが大きいと落す部分が多くなり無駄である。 ライナーの紙端が中芯とずれている場合の従来の矯正装置は以下のようなものである。 図3および4に概念図を示すが、平行な2本の入口固定ロール(4)および出口固定ロール(5)と、平行でお互いの位置関係が変わらない2本の入口可動ロール2および出口可動ロール3を持ち、そのうちの2および3を平面上で傾斜させる。 図3の破線の状態から実線のように可動ロール2および3を傾けると、ウェブ1の出口位置は破線の位置から5の実線の位置へ移動し調整できる。 しかしその場合図4のロール2と4および3と5の間が平行でなくなり捩れるため、ウェブの紙幅方向で紙の両端ほど大きな張力がかかる。 この張力を少なくしようとすると2と4、3と5の距離を大きく取ることになるが装置が大きくなり、スペースのない実機では取付けは困難である。 ウェブの張力のバランスが崩れるとシートの貼合不良や変形反りの原因になる。
ウェブにアンバランスな張力がかからないコンパクトな位置調整装置にし、ウェブの張力を一定にすることによりシートの貼合不良や変形反りをなくす。
図1および2の概念図に基づき説明する。 ウェブ1の流れ方向と直角に、平行で2本のお互いの位置関係と距離が保たれた入口可動ロール2および出口可動ロール3を配し、しかもそれらのロールのウェブの流れ方向に対する角度を変更可能とする。
本発明により2本のロールなので装置がコンパクトで小型化でき、ウェブの幅方向の距離が均一になり無理な力がかからない為ウェブの張力が一定になり、シートの貼合不良や変形反りをなくすことができ、製品の品質の安定化が図れる。
以下、本発明の詳細を実施例に基づき説明する。
図1および2の概念図に基づき説明する。 入口可動ロール2および出口可動ロール3は平行で位置関係が変わらずお互いの距離が保たれるように配置し、それらは平面的に回転できるようにしておく。 ライナーの紙端が中芯の紙端とずれるとそれをセンサで検知し、その矯正信号により回転装置で回転させると両ロールは平行なので、ウェブ1の幅方向に無理がかからずに出口可動ロールのウェブの位置がずらせられる。 すなわち破線の状態から実線の状態になる。 ここではウェブとしてライナーで記述したが製段前の中芯でも同様である。
本発明の装置により原紙の幅方向に無理がかからずに紙端を合わせられるので、耳落しの無駄が減るとともに、ウェブの幅方向の張力のアンバランスがなくなるのでシートの貼合不良や変形反りを発生しないので、製品の品質の向上や製函機のトラブルが減り生産性が上がる上に、小型なのでスペース的に楽な上にコストも下がるので、導入しやすくなる。
1 ウェブ
2 入口可動ロール
3 出口可動ロール
4 入口固定ロール
5 出口固定ロール
2 入口可動ロール
3 出口可動ロール
4 入口固定ロール
5 出口固定ロール
Claims (1)
- ウェブ(1)の流れ方向と直角に、平行で2本のお互いの位置関係と距離が保たれた入口可動ロール(2)および出口可動ロール(3)を配し、しかもそれらのロールのウェブの流れ方向に対する角度を変更可能としたウェブの走行位置調整装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006119827A JP2007261245A (ja) | 2006-03-27 | 2006-03-27 | 段ボール原紙の位置調整装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006119827A JP2007261245A (ja) | 2006-03-27 | 2006-03-27 | 段ボール原紙の位置調整装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2007261245A true JP2007261245A (ja) | 2007-10-11 |
Family
ID=38634697
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2006119827A Pending JP2007261245A (ja) | 2006-03-27 | 2006-03-27 | 段ボール原紙の位置調整装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2007261245A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009190854A (ja) * | 2008-02-15 | 2009-08-27 | Rengo Co Ltd | 段ボールシートの蛇行修正装置 |
JP2014237515A (ja) * | 2013-06-07 | 2014-12-18 | 株式会社ホニック | シート材の位置調整方法及びシート材の位置調整装置 |
JP2014237516A (ja) * | 2013-06-07 | 2014-12-18 | 株式会社ホニック | シート材の位置調整方法及びシート材の位置調整装置 |
-
2006
- 2006-03-27 JP JP2006119827A patent/JP2007261245A/ja active Pending
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2009190854A (ja) * | 2008-02-15 | 2009-08-27 | Rengo Co Ltd | 段ボールシートの蛇行修正装置 |
JP2014237515A (ja) * | 2013-06-07 | 2014-12-18 | 株式会社ホニック | シート材の位置調整方法及びシート材の位置調整装置 |
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