JP2014237515A - シート材の位置調整方法及びシート材の位置調整装置 - Google Patents

シート材の位置調整方法及びシート材の位置調整装置 Download PDF

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Abstract

【課題】走行するシート材の幅方向の位置を精密に調整することができ、シート材と部材との摩擦抵抗によってシート材の張力が増大するおそれや、部材の摩耗によって位置調整の精度が低下するおそれが低減されているシート材の位置調整方法を提供する。
【解決手段】間隔をあけて平行に配置された第一長棒状部材11及び第二長棒状部材12を用い、シート材Sを第一長棒状部材に巻き掛けた上で第一長棒状部材及び第二長棒状部材の間隙を通し、更に第二長棒状部材に巻き掛けた状態で走行させ、第一長棒状部材及び第二長棒状部材の軸方向をシート材の走行方向に直交する方向に対して傾けることにより、シート材を幅方向に変位させるシート材の位置調整方法を、第一長棒状部材及び第二長棒状部材をそれぞれシート材の走行に従動して回転可能なフリーローラとしながら、第一長棒状部材及び第二長棒状部材の回転を、それぞれブレーキ51,52で制動する構成とする。
【選択図】図1

Description

本発明は、段ボールシートの製造ラインにおいて、走行するシート材の幅方向の位置を調整するシート材の位置調整方法、及び、該シート材の位置調整方法の使用に適したシート材の位置調整装置に関するものである。
段ボールシートは、一般的にコルゲータと称される装置で製造される。コルゲータでは、シングルフェーサにおいて、波形に成形された中芯と裏ライナとの貼合により片面段ボールシートが製造され、ダブルフェーサにおいて、片面段ボールシートと表ライナとの貼合、または複数の片面段ボールシートと表ライナとの貼合が行われ、両面段ボールシート、複両面段ボールシート等の段ボールシートが製造される。製造された段ボールシートは、スリッタスコアラにおいて走行方向と平行に罫線入れ及び溝切りが行われた後、所定の長さで流れ方向と直交する方向に裁断される。
上記の工程は、中芯、裏ライナ、表ライナ、片面段ボールシート、両面段ボールシート等のシート材を走行させながら行われるが、シート材が走行する位置が幅方向(走行方向と直交する方向)にずれることにより、不具合が生じることがある。例えば、貼合前のシート材が幅方向にずれると、貼合されたシート材同士で幅方向の端辺が不揃いとなることがある。一般的に、段ボールシートの幅方向の寸法精度を確保するために、両端を化粧断ちするための落し代が予め設定されているが、端辺における不揃い幅が落し代を超えると、その部分の段ボールシートは廃棄対象となり大きな無駄となる。また、スリッタスコアラの上流でシート材が幅方向にずれていると、ずれた位置で罫線入れや溝切りが行われることになり、製造された段ボールブランクの寸法が不正確となる。
そこで、走行するシート材の幅方向の位置を調整する装置が、種々提案されている。本出願人は過去に、図5に示すように、回転する一対のロール101,102が平行に所定間隔をあけて配置されると共に、異なる高さに支持された位置調整装置100を提案している(特許文献1参照)。この装置では、図5(a)に示すように、走行するシート材Sを、一方のロール101に外側から周回するように巻き掛けた上で、ロール101,102間の間隙を通し、更に他方のロール102に、ロール101に巻き掛けたときとは反対方向に周回するように巻き掛ける。
これにより、図5(b)に示すように、ロール101,102の軸方向がシート材の走行方向(図示、矢印)に直交しているとき、ロール101,102を通過した後のシート材Sの幅方向の位置は、破線で図示するように、ロール101,102を通過する前と変わらない。一方、ロール101,102間の位置関係を維持したまま、ロール101,102の軸方向をシート材Sの走行方向に直交する方向から傾けると、シート材Sはロール101,102を通過する前後で幅方向に変位する。そして、その変位量dはロール101,102の軸方向を傾ける角度によって調整することができる。
ところが、位置調整装置100では、回転するロール101,102の軸方向を傾けた際に、ロール101,102の回転方向とシート材Sの走行方向が一致しない。そのため、回転するロール101,102からシート材Sに働く力によって、シート材Sの走行方向が影響を受け、シート材Sの幅方向の位置を精密に調整することが困難となるおそれがあった。
そこで、本出願人は更に、回転しない一対の円柱状のバーを使用した位置調整装置を提案している(特許文献2参照)。これは、回転しない第一バー及び第二バーが、間隔をあけて平行に配置されており、第一バーと第二バーとの間の仮想点を中心点として第一バー及び第二バーを回転させるものである。この位置調整装置によれば、特許文献1の位置調整装置100とは異なり、シート材の走行方向がロールの回転方向によって影響を受けるという問題を有してないため、第一バー及び第二バーの軸方向を傾ける角度と、シート材の幅方向への変位量との相関性が高く、シート材の幅方向の位置を精密に制御することができる。
しかしながら、回転しないバーは、巻き掛けられたシート材との摩擦抵抗が高い。そのため、段ボールシートの製造ラインの処々において調整されているシート材の張力が、位置調整装置を動作させることで変化してしまうおそれがあった。例えば、シングルフェーサに送り込まれる中芯原紙及び裏ライナには、シワが発生することなく中芯が波形に成形され、形成された段が変形しない引張力で中芯と裏ライナとを貼合するために、それぞれ適した張力が付与されている。そのため、貼合前の中芯原紙と裏ライナの幅方向の位置ずれを修正するために位置調整装置を動作させると、位置調整装置を通過する際の回転しないバーとの摩擦によってシート材の張力が適正値を超えて高くなり、中芯の成形や中芯と裏ライナとの貼合が不良となるおそれがあった。
加えて、回転しないバーは、巻き掛けられたシート材との摩擦抵抗が高いため、摩耗が激しい。そして、バーの摩耗は、周面において不均一に進行する。そのため、バーの摩耗が進むと、シート材の幅方向の位置を精密に制御することが困難となるおそれがあった。
そこで、本発明は、上記の実情に鑑み、段ボールシートの製造ラインにおいて走行するシート材の幅方向の位置を精密に調整することができ、シート材と部材との摩擦抵抗によってシート材の張力が増大するおそれや、部材の摩耗によって位置調整の精度が低下するおそれが低減されているシート材の位置調整方法、及び、該シート材の位置調整方法の使用に適したシート材の位置調整装置の提供を、課題とするものである。
上記の課題を解決するため、本発明にかかるシート材の位置調整方法(以下、単に「位置調整方法」と称することがある)は、「間隔をあけて平行に配置された第一長棒状部材及び第二長棒状部材を用い、長尺のシート材を前記第一長棒状部材に巻き掛けた上で前記第一長棒状部材及び前記第二長棒状部材の間隙を通し、更に前記第二長棒状部材に巻き掛けた状態で走行させ、前記第一長棒状部材及び前記第二長棒状部材の位置関係を維持したまま、前記第一長棒状部材及び前記第二長棒状部材の軸方向を前記シート材の走行方向に直交する方向に対して傾けることにより、シート材を幅方向に変位させるシート材の位置調整方法であって、前記第一長棒状部材及び前記第二長棒状部材を、それぞれ前記シート材の走行に従動して回転可能なフリーローラとしながら、前記第一長棒状部材及び前記第二長棒状部材の少なくとも一方の回転をブレーキで制動する」ものである。
以下では、「第一長棒状部材」及び「第二長棒状部材」を区別する必要がない場合、「長棒状部材」と総称することがある。
「シート材」は、表ライナ、裏ライナ、中芯原紙、波形に成形された中芯、片面段ボールシート等、長棒状部材に巻き掛けることにより長棒状部材の外周面に沿って湾曲させられるシート材を指している。
「ブレーキ」としては、機械ブレーキ、流体ブレーキ、電磁ブレーキ等を、特に限定なく使用することができる。ブレーキは、第一長棒状部材及び第二長棒状部材の双方に取り付けても、何れか一方のみに取り付けても良い。第一長棒状部材及び第二長棒状部材の双方に取り付ける場合、それぞれのブレーキを個別に制御することも連動させることもできる。例えば、シート材の片面に印刷が施されている場合は、第一長棒状部材及び第二長棒状部材のうち印刷面が当接する長棒状部材と、印刷が施されていない面が当接する長棒状部材とでは摩擦抵抗が相違するため、それぞれのブレーキを個別に制御すると望ましい。また、第一長棒状部材及び第二長棒状部材の一方のみにブレーキを取り付ける場合、プーリとベルト、スプロケットとチェーン等を介して、制動された一方の回転を他方に伝達しても良い。
本構成によれば、一対の長棒状部材をフリーローラとしたときの長所及び短所と、一対の長棒状部材を回転しないバーとしたときの長所及び短所との調和を図ることができる。すなわち、一対の長棒状部材をフリーローラとすると、シート材と長棒状部材との間の摩擦抵抗が小さい利点があるが、一対の長棒状部材の軸方向を傾けることによりシート材を幅方向に変位させる際、シート材の走行方向がフリーローラの回転力の影響を受けてしまい、位置調整を精密に行うことができない。一方、一対の長棒状部材を回転しないバーとすると、シート材の走行方向が回転力によって影響を受けることなく、位置調整を精密に行うことができる利点があるが、シート材と長棒状部材との間の摩擦抵抗が大きい。これに対し、本構成では、第一長棒状部材及び第二長棒状部材をフリーローラとしながら、その回転をブレーキで制動するため、シート材の走行方向が回転力の影響を受ける程度を抑制しつつ、第一長棒状部材及び第二長棒状部材を僅かに回転させ、シート材との摩擦抵抗を低減することができる。
本発明にかかるシート材の位置調整方法は、上記構成に加え、「前記第二長棒状部材の下流で前記シート材の張力を検出し、検出された張力の値に基づき前記ブレーキを制御する」ものとすることができる。
シート材の「張力の検出」は、荷重を電気信号に変換する差動変圧器やロードセルを使用した検出器を使用して行うことができる。
本構成では、シート材の幅方向の位置調整を行う部分より下流側でシート材の張力を検出し、これをフィードバックしてブレーキを制御する。これにより、第一長棒状部材及び第二長棒状部材を通過することで、シート材の張力が増加してしまうおそれを低減し、シート材の走行ラインにおいて所望される適正値となるように、シート材の張力を調整することができる。
本発明にかかるシート材の位置調整方法は、上記構成に加え、「前記第一長棒状部材の上流に、モータの駆動により前記シート材を送る駆動ローラを設け、前記モータを制御して前記第一長棒状部材に送られる前記シート材の走行速度を変化させる」ものとすることができる。
本構成では、駆動ローラを駆動するモータの制御により、第一長棒状部材に送られるシート材の走行速度を変化させる。例えば、第一長棒状部材に送られるシート材の走行速度を、第二長棒状部材の下流におけるシート材の走行速度より大きくすれば、長棒状部材に巻き掛けられているシート材を長棒状部材の外周面に押し付ける力が減少する。これにより、ブレーキによる制動の程度をより大きなものとしても、長棒状部材とシート材との摩擦抵抗の増大を抑制することができ、長棒状部材に巻き掛けられたシート材の張力が過大となるおそれを低減することができる。加えて、フリーローラである第一長棒状部材及び第二長棒状部材を回転しないバーにより近付けることにより、シート材の幅方向の位置調整をより精密に行うことができる。一方、シート材を長棒状部材の外周面に押し付ける力が減少するため、フリーローラである第一長棒状部材及び第二長棒状部材がシート材の走行に従動して回転していても、その回転力がシート材に作用しにくい。従って、長棒状部材の回転によりシート材との摩擦抵抗を小さく抑えながら、シート材の幅方向の位置調整をより精密に行うこともできる。
次に、本発明にかかるシート材の位置調整装置は、「第一長棒状部材及び第二長棒状部材を間隔をあけて平行に支持する支持部と、該支持部を介して、前記第一長棒状部材及び前記第二長棒状部材を設置面より高い位置に支持する架台と、該架台に対して前記支持部を変位させ、前記第一長棒状部材及び前記第二長棒状部材の間に位置する仮想点を中心として、前記第一長棒状部材及び前記第二長棒状部材を回動させる支持部変位装置とを具備するシート材の位置調整装置であって、前記第一長棒状部材及び前記第二長棒状部材は、それぞれ軸周りに回転自在なフリーローラであり、前記第一長棒状部材及び前記第二長棒状部材の少なくとも一方の回転を制動するブレーキを更に具備する」ものである。
また、本発明にかかるシート材の位置調整装置は、上記構成に加え、「前記第二長棒状部材の下流でシート材が巻き掛けられる張力検出用ローラと、該張力検出用ローラに巻き掛けられたシート材の張力を検出する張力検出装置と、該張力検出装置により検出された張力の値に基づき前記ブレーキを制御するブレーキ制御手段とを更に具備する」ものとすることができる。
更に、本発明にかかるシート材の位置調整装置は、上記構成に加え、「前記第一長棒状部材の上流でシート材が巻き掛けられ、モータの駆動によりシート材を前記第一長棒状部材に向けて送る駆動ローラを、更に具備する」ものとすることができる。
これらの構成のシート材の位置調整装置は、上述のシート材の位置調整方法の使用に適しており、シート材と長棒状部材との摩擦抵抗によってシート材の張力が増大するおそれや、長棒状部材の摩耗によって位置調整の精度が低下するおそれを低減しつつ、段ボールシートの製造ラインにおいて走行するシート材の幅方向の位置を精密に調整することができる。
以上のように、本発明の効果として、段ボールシートの製造ラインにおいて走行するシート材の幅方向の位置を精密に調整することができ、シート材と長棒状部材との摩擦抵抗によってシート材の張力が増大するおそれや、長棒状部材の摩耗によって位置調整の精度が低下するおそれが低減されているシート材の位置調整方法、及び、該シート材の位置調整方法の使用に適したシート材の位置調整装置の提供を、提供することができる。
本発明の第一実施形態のシート材の位置調整装置の概略構成図である。 図1のシート材の位置調整装置の斜視図である。 図1のシート材の位置調整装置における位置調整を説明する(a)第一長棒状部材及び第二長棒状部材を回動させないとき、(b)第一長棒状部材及び第二長棒状部材を回動させたときの正面図である。 本発明の第二実施形態のシート材の位置調整装置の概略構成図である。 特許文献1の位置調整装置による位置調整の原理を説明する図である。
以下、本発明の第一実施形態であるシート材の位置調整方法、及び、第一実施形態の位置調整方法の使用に適したシート材の位置調整装置1(以下、単に「位置調整装置1」と称する)について、図1乃至図3に基づいて説明する。なお、構成を明示するため、図1では、架台、支持部、及び支持部変位装置の図示を省略している。
まず、位置調整装置1の構成について説明する。位置調整装置1は、第一長棒状部材11及び第二長棒状部材12を間隔をあけて平行に支持する支持部と、支持部を介して、第一長棒状部材11及び第二長棒状部材12を設置面より高い位置に支持する架台と、架台に対して支持部を変位させ、第一長棒状部材11及び第二長棒状部材12の間に位置する仮想点Pを中心として、第一長棒状部材11及び第二長棒状部材12を回動させる支持部変位装置とを具備するシート材Sの位置調整装置であって、第一長棒状部材11及び第二長棒状部材12は、それぞれ軸11p,12p周りに回転自在なフリーローラであり、第一長棒状部材11及び第二長棒状部材12それぞれの回転を制動するブレーキ51,52を更に具備するものである。
また、位置調整装置1は、上記構成に加え、第二長棒状部材12の下流でシート材Sが巻き掛けられる張力検出用ローラ15と、張力検出用ローラ15に巻き掛けられたシート材Sの張力を検出する張力検出装置と、張力検出装置により検出された張力の値に基づきブレーキを制御するブレーキ制御手段とを、更に具備している。
より詳細に説明すると、架台は、設置面に載置される角柱状の下部横材31、下部横材31から立設された支柱33、及び、支柱33の上端から下部横材31と平行に延びた上部横材32、から構成された略コ字状のフレームを一対備えている。この一対のフレームは、コ字の開端を同一方向に向け、それぞれの下部横材31同士、及び上部横材32同士を平行にして配置されている。ここで、フレームにおけるコ字の開端方向を正面とすると、一対の支柱33それぞれは、正面側の側面から他方の支柱33に向かって同一面状に延設された支柱ベース部34を備えている。
一方、支持部は、一対の平板状の支持板21、及び、それぞれの支持板21の一辺から直角に延設された支持ベース部22、から構成されている。そして、一対の支持ベース部22は、それぞれ支持板21が突出している方向とは反対側の面を、架台の支柱ベース部34に対面させている。一対の支柱ベース部34のそれぞれには、レール41が取り付けられている。これらのレール41は、第一長棒状部材11及び第二長棒状部材12の間に位置する仮想点Pを中心とする、円の一部である円弧状を呈している。一方、一対の支持ベース部22のそれぞれには、レール41と係合しレール41に沿って摺動するスライダ42が複数取り付けられている。スライダ42がレール41に係合することにより、一対の支持板21は平行となった状態で、支持ベース部22を介して架台に支持される。
第一長棒状部材11は、その軸11pの一端を一対の支持板21の一方に、軸11pの他端を他方の支持板21に挿通することにより、一対の支持板21間に回転自在に支持されている。同じく、第二長棒状部材12も、第一長棒状部材11と離れた位置で、その軸12pの一端を一対の支持板21の一方に、軸12pの他端を他方の支持板21に挿通することにより、一対の支持板21間に回転自在に、且つ、第一長棒状部材11と平行に支持されている。なお、本実施形態では、第一長棒状部材11を支持板21の上部に、第二長棒状部材12を支持板21の下部において支持させ、シート材Sを上方から下方へ走行させる場合を例示している。また、第一長棒状部材11の軸11pと第二長棒状部材12の軸12pとを結んだ線が、鉛直方向に対して所定角度傾けられていることにより、第一長棒状部材11から第二長棒状部材12に向かうシート材Sの走行方向は、第一長棒状部材11に流入するシート材Sの走行方向に対して、所定角度(図1において、角度α)傾いている。
一対の上部横材32の一方には、エアまたは油圧で作動するシリンダ装置45のシリンダ部45aの端部が、回動自在に取り付けられている。このシリンダ装置45のピストンロッド45bの先端は、一対の支持板21の一方から外側に向けて突設された取付片46に、回動自在に軸支されている。かかる構成により、シリンダ装置45のピストンロッド45bが前進すると、レール41に沿ってスライダ42を摺動させながら一対の支持板21が仮想点Pを中心として回動し、これに伴い第一長棒状部材11及び第二長棒状部材12が仮想点Pを中心として回動する。逆に、ピストンロッド45bが後退すると、レール41に沿ってスライダ42を摺動させながら一対の支持板21が反対周りに回動し、これに伴い第一長棒状部材11及び第二長棒状部材12が反対周りに回動する。ここで、レール41、スライダ42、シリンダ装置45、及び、取付片46が、本発明の「支持部変位装置」に相当する。
第一長棒状部材11及び第二長棒状部材12それぞれの軸11p,12pには、それぞれブレーキ51,52が取り付けられている。本実施形態ではブレーキ51,52として、内部に磁性粉体が封入されており、コイルに通電することにより発生した磁束に沿って磁性粉体が集結し、軸11p,12pの回転の抵抗となるパウダブレーキを使用している。
第一長棒状部材11の上方には、案内ローラ71が、一対の上部横材32間に回転自在に軸支されている。また、第二長棒状部材12の下流には、張力検出用ローラ15が、一対の下部横材31間に回転自在に軸支されている。この張力検出用ローラ15の両側には、張力検出用ローラ15へのシート材Sの巻き掛けを補助する補助ローラ72,73が、それぞれ張力検出用ローラ15より低い高さで、一対の下部横材31間に回転自在に軸支されている。
張力検出用ローラ15には、その軸15pを回転自在に支えるベアリングが設けられたピローブロック61が取り付けられており、ピローブロック61は張力検出器62上に設置されている。この張力検出器62は、張力検出用ローラ15に巻き掛けられたシート材Sの張力の合力としての荷重を受ける荷重受板(図示を省略)を有し、荷重を受けて支点を中心に回動した荷重受板の変位を、差動変圧器で電気信号に変換するものである。ここで、張力検出器62、及び、ピローブロック61が、本発明の「張力検出装置」に相当する。
また、位置調整装置1は、図示しないコンピュータを備えており、コンピュータのCPUには、張力検出器62から出力された電気信号に基づき、張力検出用ローラ15に巻き掛けられたシート材Sの張力を所定値と対比し、ブレーキ51,52を制御する、ブレーキ制御手段としてコンピュータを機能させるプログラムが記憶されている。
上記構成の位置調整装置1を使用する際は、シート材Sを第一長棒状部材11に巻き掛けた上で、第一長棒状部材11及び第二長棒状部材12の間隙を通し、更に第二長棒状部材12に巻き掛けた状態で走行させる。なお、上流側では、案内ローラ71でシート材Sを第一長棒状部材11まで案内する。また、下流側では、第二長棒状部材12を通過したシート材Sを、下方から補助ローラ72に巻き掛け、補助ローラ72と張力検出用ローラ15の間を通して張力検出用ローラ15に上から巻き掛け、更に張力検出用ローラ15と補助ローラ73との間を通して、補助ローラ73に下方から巻き掛ける。
図3(a)に示すように、第一長棒状部材11及び第二長棒状部材12の軸方向がシート材Sの走行方向と直交している状態では、位置調整装置1を通過する前後で、シート材Sは幅方向に変位しない。一方、図3(b)に示すように、シリンダ装置45を作動させピストンロッド45bを前進または後退させると(図では、後退させる場合を例示)、スライダ42をレール41に沿って摺動させながら、一対の支持板21が仮想点Pを中心に回動する。これに伴い、一対の支持板21間に支持された第一長棒状部材11及び第二長棒状部材12が、仮想点Pを中心に回動する。換言すれば、第一長棒状部材11及び第二長棒状部材12の軸方向が、シート材Sの走行方向に直交する方向に対して傾けられる。これにより、シート材Sの走行方向は、位置調整装置1を通過する前後で幅方向に変位する。
ここで、図3(b)に示すように、一対の長棒状部材の外周面間の距離をL、一対の長棒状部材の軸方向をシート材Sの走行方向に直交する方向に対して傾けた角度(一対の長棒状部材を仮想点Pを中心に回転させた角度)をβとすると、長棒状部材が回転しないバーである場合、シート材Sの幅方向の変位量dと、角度α、角度β、距離Lとの間には、次式が成り立つ。
d=sinβ(L−(cosα)L)
従って、長棒状部材が回転しないバーである場合は、角度βによってシート材Sの幅方向の変位量dを精密に制御できるが、回転しないバーである長棒状部材に対するシート材Sの摩擦抵抗が高い。一方、一対の長棒状部材が、シート材Sの走行に従動して回転するフリーローラであると、摩擦抵抗は極めて小さいものとなるが、フリーローラの回転力がシート材Sの走行方向に影響を及ぼし、角度βと変位量dとの関係が上記の関係を満たさなくなるため、シート材Sの幅方向の変位量dを精密に制御することができない。
これに対し、本実施形態では、フリーローラである第一長棒状部材11及び第二長棒状部材12にそれぞれブレーキ51,52を取り付けているため、角度βと変位量dが実際的な許容範囲内で上記の関係を満たすように、シート材Sの走行に伴う第一長棒状部材11及び第二長棒状部材12の従動回転を制動することができ、且つ、第一長棒状部材11及び第二長棒状部材12がそれぞれの軸11p,12p周りに僅かに回転することで、シート材Sとの摩擦を低減することができる。
このように、本実施形態では、第一長棒状部材11及び第二長棒状部材12がフリーローラであっても、角度βと変位量dとの相関性を高めることができるため、ピストンロッド45bを前進または後退させる長さによって第一長棒状部材11及び第二長棒状部材12の回動角度βを変化させることにより、シート材Sの幅方向の変位量dを精密に調整することができる。
例えば、貼合されたシート材Sの端辺のずれを定量的に検出する検出装置から送出される信号を、コンピュータやプログラマブルコントローラ等の制御装置で受け、予め設定されたプログラムによる制御によってシリンダ装置45を作動させ、ピストンロッド45bを動作させる長さを調整することができる。ここで、シート材Sの端辺のずれを検出する検出装置としては、例えば、シート材Sの端辺の近傍を撮影するカメラと、カメラによる撮像を画像解析するプログラムを備えたコンピュータを備えたものを使用することができる。
また、本実施形態では、第二長棒状部材12を通過したシート材Sの張力は、張力検出器62によって検出され、検出された張力値は、シート材Sの走行ラインにおいて所望される張力値と対比される。その結果、例えば、検出された張力値が所望される値より大きければ、ブレーキ51,52を制御して第一長棒状部材11及び第二長棒状部材12の回転の自由度を高め、シート材Sとの摩擦抵抗を減少させる。このように、検出された張力値を所望される値と対比し、これをフィードバックしてブレーキ51,52を制御することにより、位置調整装置1を通過した後のシート材Sの張力を、適正な値に調整することができる。
次に、本発明の第二実施形態である位置調整方法、及び、第二実施形態の位置調整方法の使用に適した位置調整装置2について、図4を用いて説明する。なお、図4では、構成を明示するため、架台、支持部、及び支持部変位装置の図示を省略している。また、第一実施形態の位置調整装置1と同様の構成については、同一の符号を付し詳細な説明を省略する。
第二実施形態の位置調整装置2が第一実施形態の位置調整装置1と相違する点は、第一長棒状部材11の上方に、モータ56の駆動により第一長棒状部材11に向けてシート材Sを送る駆動ローラ16を備えている点である。この駆動ローラ16は、第一長棒状部材11の上方で、一対の上部横材32間に支持されており、駆動ローラ16の軸16pはモータ56の回転軸と連結されている。そして、駆動ローラ16に隣接して、駆動ローラ16にシート材Sを押し付ける補助ローラ74が、一対の上部横材32間に回転自在に軸支されている。
位置調整装置2を使用する際は、補助ローラ74と駆動ローラ16との間を通してから、シート材Sを第一長棒状部材11に巻き掛ける。そして、駆動ローラ16を駆動するモータ56の制御により、第一長棒状部材11に送られるシート材Sの走行速度を変化させる。
例えば、駆動ローラ16から第一長棒状部材11に送られるシート材Sの走行速度が、第二長棒状部材12の下流におけるシート材Sの走行速度より大きくなるように、モータ56を調整すると、第一長棒状部材11及び第二長棒状部材12に巻き掛けられているシート材Sを、第一長棒状部材11及び第二長棒状部材12の外周面に押し付ける力が減少する。これにより、ブレーキ51,52による制動の程度をより大きなものとしても、長棒状部材11,12とシート材Sとの摩擦抵抗の増大を抑制することができ、長棒状部材11,12に巻き掛けられたシート材Sの張力が過大となるおそれを低減することができる。加えて、フリーローラである第一長棒状部材11及び第二長棒状部材12を、回転しないバーにより近付けることにより、角度βと変位量dの相関性をより高めて、シート材Sの幅方向の位置調整をより精密に行うことができる。
一方、シート材Sを長棒状部材11,12の外周面に押し付ける力が減少するため、フリーローラである第一長棒状部材11及び第二長棒状部材12がシート材Sの走行に従動して回転していても、その回転力がシート材Sに作用しにくい。従って、長棒状部材11,12の回転によりシート材Sとの摩擦抵抗を小さく抑えながら、シート材Sの幅方向の位置調整をより精密に行うこともできる。
加えて、第一長棒状部材11から第二長棒状部材12に向かうシート材Sの走行方向が、上流から第一長棒状部材に流入するシート材Sの走行方向に対して傾けられている角度αが大きくなるほど、第一長棒状部材11及び第二長棒状部材12とシート材Sとの摩擦抵抗が増大する。しかしながら、本実施形態では、駆動ローラ16を備えていることにより、この角度αを大きくしても、第一長棒状部材11及び第二長棒状部材12とシート材Sとの摩擦抵抗を小さく抑えることが可能である。従って、この角度αを大きく設定することが可能であり、位置調整装置2を小型化することができる。
なお、モータ56の調整は、下流におけるシート材Sの張力の検出に基づいて行うものとしても良い。その場合、モータ制御手段としてコンピュータを機能させるプログラムを、コンピュータのCPUに記憶させておき、張力検出器62から出力された電気信号に基づき、張力検出用ローラ15に巻き掛けられたシート材Sの張力を所定値と対比し、モータ56を制御する。例えば、検出されたシート材Sの張力が所定値より大きければ、モータ56を制御して駆動ローラ16から第一長棒状部材11に送られるシート材Sの速度を、第二長棒状部材12の下流におけるシート材Sの走行速度より大きくし、シート材Sと長棒状部材11,12との摩擦抵抗を減少させる。なお、検出されたシート材Sの張力が適正な値となったら、駆動ローラ16から第一長棒状部材11に送られるシート材Sの速度が、第二長棒状部材12の下流におけるシート材Sの走行速度と等しくなるよう、モータ56を制御することができる。
また、第二実施形態の位置調整装置2及び位置調整方法は、張力検出器62からの出力に基づくブレーキ51,52の制御、及び、張力検出器62からの出力に基づくモータ56の制御の双方を行う構成としても、何れか一方のみを行う構成としても良い。
以上、本発明について好適な実施形態を挙げて説明したが、本発明は上記の実施形態に限定されるものではなく、以下に示すように、本発明の要旨を逸脱しない範囲において、種々の改良及び設計の変更が可能である。
例えば、上記では、レール41が架台側(支柱ベース部34)に取り付けられ、スライダ42が支持部側(支持ベース部22)に取り付けられる場合を例示したが、これに限定されず、レールが支持部側に取り付けられ、スライダが架台側に取り付けられる構成とすることができる。
また、上記では、シート材が上方から下方へ走行する場合を例示したが、これに限定されず、下方から上方へ、或いは、水平方向に、シート材を走行させる構成とすることができる。
1 位置調整装置
2 位置調整装置
11 第一長棒状部材
12 第二長棒状部材
15 張力検出用ローラ
16 駆動ローラ
21 支持板(支持部)
22 支持ベース部(支持部)
31 下部横材(架台)
32 上部横材(架台)
33 支柱(架台)
34 支柱ベース部(架台)
41 レール(支持部変位装置)
42 スライダ(支持部変位装置)
45 シリンダ装置(支持部変位装置)
51 ブレーキ
52 ブレーキ
56 モータ
62 張力検出器(張力検出装置)
P 仮想点
S シート材
特開2007−261245号公報 特開2011−241010号公報

Claims (6)

  1. 間隔をあけて平行に配置された第一長棒状部材及び第二長棒状部材を用い、長尺のシート材を前記第一長棒状部材に巻き掛けた上で前記第一長棒状部材及び前記第二長棒状部材の間隙を通し、更に前記第二長棒状部材に巻き掛けた状態で走行させ、前記第一長棒状部材及び前記第二長棒状部材の位置関係を維持したまま、前記第一長棒状部材及び前記第二長棒状部材の軸方向を前記シート材の走行方向に直交する方向に対して傾けることにより、シート材を幅方向に変位させるシート材の位置調整方法であって、
    前記第一長棒状部材及び前記第二長棒状部材を、それぞれ前記シート材の走行に従動して回転可能なフリーローラとしながら、前記第一長棒状部材及び前記第二長棒状部材の少なくとも一方の回転をブレーキで制動する
    ことを特徴とするシート材の位置調整方法。
  2. 前記第二長棒状部材の下流で前記シート材の張力を検出し、検出された張力の値に基づき前記ブレーキを制御する
    ことを特徴とする請求項1に記載のシート材の位置調整方法。
  3. 前記第一長棒状部材の上流に、モータの駆動により前記シート材を送る駆動ローラを設け、前記モータを制御して前記第一長棒状部材に送られる前記シート材の走行速度を変化させる
    ことを特徴とする請求項1または請求項2に記載のシート材の位置調整方法。
  4. 第一長棒状部材及び第二長棒状部材を間隔をあけて平行に支持する支持部と、
    該支持部を介して、前記第一長棒状部材及び前記第二長棒状部材を設置面より高い位置に支持する架台と、
    該架台に対して前記支持部を変位させ、前記第一長棒状部材及び前記第二長棒状部材の間に位置する仮想点を中心として、前記第一長棒状部材及び前記第二長棒状部材を回動させる支持部変位装置と
    を具備するシート材の位置調整装置であって、
    前記第一長棒状部材及び前記第二長棒状部材は、それぞれ軸周りに回転自在なフリーローラであり、
    前記第一長棒状部材及び前記第二長棒状部材の少なくとも一方の回転を制動するブレーキを更に具備する
    ことを特徴とするシート材の位置調整装置。
  5. 前記第二長棒状部材の下流でシート材が巻き掛けられる張力検出用ローラと、
    該張力検出用ローラに巻き掛けられたシート材の張力を検出する張力検出装置と、
    該張力検出装置により検出された張力の値に基づき前記ブレーキを制御するブレーキ制御手段と
    を更に具備することを特徴とする請求項4に記載のシート材の位置調整装置。
  6. 前記第一長棒状部材の上流でシート材が巻き掛けられ、モータの駆動によりシート材を前記第一長棒状部材に向けて送る駆動ローラを、更に具備することを特徴とする請求項4または請求項5に記載のシート材の位置調整装置。
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