JP2007260539A - 蓋体開閉装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 自動車のフューエルリッドのようにロボットによる把持が困難な蓋体の開閉の自動化を図ると共に、各蓋体の開閉を行う手段を集約してシステム構成を簡略化させる。
【解決手段】 蓋体開閉装置としての蓋体開閉用ロボット10は、フューエルリッド22を吸着する吸着手段30とフューエルリッド22の有無を検出する非接触検出手段32とを有する吸着開閉手段24と、テールゲート26に取り付けられる係合治具50を係合するハンド52とテールゲート26の有無を検出する係合検出手段54とを有する係合開閉手段28とがロボットアーム12に支持されている。そして、吸着開閉手段24と係合開閉手段28とは一体に構成されて支持部材15に取り付けられる。
【選択図】図2

Description

本発明は、ワークに対する塗装工程、例えば、自動車の塗装工程において、自動車の部品である蓋体を開閉する蓋体開閉装置に関する。
一般に、自動車の蓋体、例えば、フューエルリッド(燃料蓋)、ドア、テールゲート及びボンネット等は、自動車用鋼板材で構成されている。自動車用鋼板材は、鉄に炭素を微量添加し、炭素量や焼入れなどでその硬度をコントロールして生成されており、強い磁性がある物質(磁性体)として知られている。
また、自動車の塗装工程においては、主に、自動車のボディの外側を塗装する外板塗装と、ボディの内側を塗装する内板塗装とが行われているが、内板塗装をする場合には上記各蓋体を開ける必要がある。ところが、例えば、フューエルリッドの開閉においてはロボット等が把持できる箇所がなく、また、係合治具を取り付ける箇所もないため自動化が難しく、手動で開閉するために作業要員が必要である。
ところで、本出願人は、特許文献1において、フューエルリッドをボディから取り外し、そのフューエルリッドの塗装面をボディ表面の延長に沿うように、一方のドアの表面の延長に沿って配置して塗装を行うことを提案している。この場合、ボディ表面と同様の距離からフューエルリッドに塗料を噴射できるため、ボディとフューエルリッドとの間の塗装むらの発生を防止して高品質な塗装が実現できる。
しかしながら、特許文献1に記載の方法では、フューエルリッドを取り外す工程と、フューエルリッドをドアの表面の延長線上に沿って配置するための塗装治具と、その治具をボディから取り外す工程と、フューエルリッドを原位置に取り付ける工程とが必要になる。また、塗装治具を搬送する設備と、上記のようにフューエルリッドの取り付け、取り外し等を行う作業要員が必要になる。さらに、塗装治具に付着した塗料を定期的に剥離する清掃作業が必要になる。
また、上記のような自動車の各蓋体の開閉を多関節型ロボットにより行おうとすると、蓋体毎に多関節型ロボットが必要となると共に、多数の塗装用ロボットと混在して配置されることになり、全体のシステムが複雑化するため、蓋体開閉用ロボットの集約化が希求されている。
特許第3251683号公報
本発明は、係る従来の課題を考慮してなされたものであり、ワーク、例えば、自動車のフューエルリッドのようにロボットによる把持が困難な蓋体の開閉の自動化を図り、さらに、各蓋体の開閉を行う手段を集約することでシステム構成の簡略化を可能とする蓋体開閉装置を提供することを目的とする。
本発明の蓋体開閉装置は、塗装工程内で搬送されているワークを構成する蓋体の開閉を行う蓋体開閉装置であって、第1の蓋体を吸着する吸着手段と、前記第1の蓋体の有無を検出する第1の検出手段とを有する吸着開閉手段と、第2の蓋体を係合する係合手段と、前記第2の蓋体の有無を検出する第2の検出手段とを有する係合開閉手段と、前記吸着開閉手段及び前記係合開閉手段を所定の位置に移動させる移動機構とを備え、前記吸着開閉手段と前記係合開閉手段とは一体に構成されて前記移動機構に取り付けられていることを特徴とする。
このような構成によれば、フューエルリッドのようにロボットによる把持が困難な蓋体の開閉と他の蓋体の開閉を行う手段を集約でき、蓋体開閉に係るシステムを小型化できる。また、蓋体開閉に係るシステム構成の簡略化が達成され、ワークの生産工程の短縮が可能となる。
また、前記吸着開閉手段と前記係合開閉手段とが背向して一体に構成されていると一層の小型化が図られると共に、蓋体開閉装置とそれに関連する機器の作動自由度を拡大することができる。
また、前記移動機構が多関節型ロボットのアームであって、前記吸着開閉手段と前記係合開閉手段とは前記アームに取り付けられており、前記多関節型ロボットは、前記吸着手段で前記第1の蓋体を吸着して開閉する軌道と、前記係合手段で前記第2の蓋体を係合して開閉する軌道とを予め教示されていると、第1の蓋体や第2の蓋体を円滑に開閉できると共に、吸着開閉手段と係合開閉手段がこれらを損傷することを防止できる。
さらに、前記多関節型ロボットの作動範囲内の所定場所に配置されると共に、前記吸着手段により吸着されることで、前記吸着開閉手段を被覆する被覆手段を備えてもよい。このように被覆手段を備えると、吸着開閉手段への塗料ミストの付着を防止でき、清掃が不要となる。
さらにまた、前記被覆手段は、前記所定場所に嵌装されて配置されると共に、前記吸着手段により吸着されることで前記所定場所から嵌脱自在であって、前記吸着手段が前記被覆手段を吸着する方向と、前記被覆手段が前記嵌脱される方向とが交差するように構成されていると、吸着手段による被覆手段の装着及び脱着時、該吸着手段から加えられる装着方向への押圧力や脱着方向への引張力に対して、吸着手段を確実に固定しておくことができる。従って、このような装着及び脱着時における被覆手段の所定場所からのずれや脱落を防止でき、その装着及び脱着を容易且つ確実に行うことができる。
本発明によれば、ワーク、例えば、自動車のフューエルリッドのようにロボットによる把持が困難な蓋体の開閉と、他の蓋体の開閉を行う手段が集約される。このため、上記従来の構成のような塗装治具等が不要になる。また、蓋体開閉に係るシステム構成の簡略化が可能となり、ワークの生産工程の短縮化が可能となる。
以下、本発明に係る蓋体開閉装置の実施形態を挙げ、添付の図面を参照して詳細に説明する。
図1は、本発明の実施形態に係る蓋体開閉装置としての蓋体開閉用ロボット10の概略構成斜視図である。蓋体開閉用ロボット10は、ワークとしての自動車の塗装工程において、該自動車の蓋体の一例としてのフューエルリッド(燃料蓋)及びテールゲートをロボットアーム12の先端に支持する蓋体開閉手段14によって開閉するロボット(装置)である。
通常、自動車の塗装工程では、ワークである自動車のボディを搬送する搬送装置と、該ボディの所望の位置を塗装する塗装用ロボットと、該ボディの所望の蓋体を開閉する蓋体開閉用ロボットとが適宜配置されている(図14及び図15参照)。従って、図1に示すように、本実施形態に係る蓋体開閉用ロボット10は、自動車11が搬送される搬送装置16(コンベア)に並設されるレール18上を搬送装置16と並走する可動部材20上に設置されている。
蓋体開閉用ロボット10は、産業用多関節型ロボットであって、プログラム動作によりロボットアーム12(移動機構)の先端に固定される支持部材15を介して支持する蓋体開閉手段14を所望の位置且つ所望の姿勢に移動可能である。
蓋体開閉手段14は、主としてフューエルリッド22(第1の蓋体)の開閉を行う吸着開閉手段24と(図9参照)、主としてテールゲート26(第2の蓋体)の開閉を行う係合開閉手段28と(図10参照)が、平板状の支持部材15に対して互いに背向した状態で一体に取り付けられている(図2及び図3参照)。
吸着開閉手段24は、蓋体であるフューエルリッド22を吸着して開閉するものであり、フューエルリッド22の表面を吸着する吸着面30aを有する吸着手段30と、フューエルリッド22を検出する非接触検出手段32(近接スイッチ)とを有する。吸着手段30及び非接触検出手段32は、支持部材38に対して上下方向に並設される。該支持部材38は、支持部材15に固定されるスライドレール34に対して進退移動自在(図3の矢印A方向)に連結されるフレーム36の先端に固定されている。
図4に示すように、吸着手段30は磁石40を有する。該磁石40は、樹脂製カバー42内に収納されると共に、該樹脂製カバー42に対してボルト41及びナット43によって固定される。
また、図4及び図5に示すように、樹脂製カバー42は、磁石40を収納した状態で上下2ヶ所がカバー取付ボルト48により支持部材38の雌ねじ部45に螺合支持される。この際、カバー取付ボルト48は、ばね46が周設される円筒形状のカラー47を挿通した状態で支持部材38に固定されている。従って、磁石40及び磁石40を収納する樹脂製カバー42は、ばね46及びカラー47により支持部材38から多少浮いた状態(図4及び図5で示す幅t参照)で保持されている。
また、吸着手段30の先端(吸着面30a)は、非接触検出手段32よりも矢印A1方向に突出した状態とされる。
従って、吸着手段30(磁石40及び樹脂製カバー42)は、上下方向に角度θ1の範囲で遥動可能(図4参照)な状態、且つ左右方向に角度θ2の範囲で遥動可能(図5参照)な状態で支持部材38に保持されている。なお、角度θ1は、例えば、±2.5°とされ、角度θ2は、例えば、±7.2°とされる。
また、上記のように、自動車用鋼板材で製作されているフューエルリッド22は磁性体からなる。従って、吸着手段30は、磁石40の作用により樹脂製カバー42を通して吸着面30aにてフューエルリッド22を吸着することができる。
なお、吸着手段30(磁石40)の吸着力は、フューエルリッド22を吸着して開閉するのに必要な吸着力以上であり、且つフューエルリッド22を変形させない吸着力以下に設定される必要がある。
樹脂製カバー42は、軟質合成樹脂であるNCナイロンにより形成すると、フューエルリッド22の表面(例えば、中塗り工程では電着塗装表面であって、上塗り工程では中塗り塗装表面)への損傷を効果的に防止できる。なお、NCナイロンは、電気絶縁特性及び自己潤滑性(低摩擦係数)の特性を有していることは言うまでもない。
また、吸着手段30は、フューエルリッド22のような蓋体を吸着できれば磁石40には限定されず、例えば、真空吸着機構等を適用することも可能である。真空吸着機構の場合は、稀に、真空吸着動作中に不意にワークがずれた場合等に吸着対象である蓋体を変形させてしまう懸念があるが、自動車用鋼板材(磁性体)以外の弾力性のあるワークにも適用できる利点がある。
非接触検出手段32(第1の検出手段)は、フューエルリッド22の開閉動作の確認用として用いられるものであり、支持部材38における吸着手段30の上部に、取付部材39により取り付けられる。非接触検出手段32は、吸着開閉手段24によりフューエルリッド22を吸着する方向(図3の矢印A1方向)において、吸着手段30よりも多少後ろに配置される。このため、吸着手段30の吸着面30aによるフューエルリッド22の吸着時、非接触検出手段32がフューエルリッド22に当接することによる該フューエルリッド22の表面の損傷を防止できる。
前記非接触検出手段32は、例えば、近接スイッチにより構成され、該近接スイッチのON−OFF信号を信号線33を介して蓋体開閉用ロボット10の図示しない生産工程の全体制御盤内に設置されたPLC(シーケンサ)に取り込むことで、該蓋体開閉用ロボット10の動作や干渉確認のインターロック信号として使用する。
なお、非接触検出手段32は、フューエルリッド22表面の損傷防止のために非接触で鋼板材質を検出できれば上記近接スイッチには限定されず、例えば、超音波センサ等も適用可能である。
さらに、図3及び図6に示すように、吸着開閉手段24は、フレーム36をスライドレール34に対して進退移動自在で弾性支持する連結ばね44を有する。連結ばね44は、スライドレール34内を矢印A方向にスライド自在且つ所定位置にて固定可能なスライダ31に取り付けられる支持部材35に固定され、その先端がフレーム36の後端壁36aに連結される。
このため、フレーム36に支持される吸着手段30と非接触検出手段32は、フレーム36、スライダ31及び支持部材35と共に、図3の矢印A方向に移動可能であり且つ所定位置に固定可能である。さらに、前記所定位置に固定された支持部材35に設けられた連結ばね44の作用下、吸着手段30及び非接触検出手段32はフレーム36と一体に、例えば、ストローク15mmにて進退移動自在に弾性支持される。
従って、吸着開閉手段24では、フレーム36及び連結ばね44と、樹脂製カバー42、カバー取付ボルト48及びばね46とが、搬送装置16による搬送揺れや蓋体開閉用ロボット10の稼動時の機械的誤差等を吸収するための可動機構として機能することになる。そして、吸着開閉手段24は、該可動機構によりフューエルリッド22表面に対してクッション機能を作用させながら、外傷等を生じることなく吸着手段30をフューエルリッド22表面に当接させることができる。
一方、図8に示すように、係合開閉手段28は、蓋体であるテールゲート26を該テールゲート26に取り付けされた係合治具50を介して開閉するものであり、前記係合治具50に係合するハンド52(係合手段)と、ハンド52への係合治具50の接触(係合)を検出する係合検出手段54とを有する。係合開閉手段28は、支持部材15の吸着開閉手段24下方に設けられる(図3参照)。
ハンド52は、ブロック状の基部53の両側に設けられた2本のフォーク52a、52bを有し、略T字状の係合治具50に前記フォーク52a、52bが係合可能である(図8及び図10参照)。なお、ハンド52は、例えば、アセタール樹脂により形成されると、高い引張・衝撃強度、高い剛性、溶剤・化学物質に対する耐性、電気絶縁特性及び低摩擦係数等の多くの利点が活用可能である。
図3に示すように、係合検出手段54(第2の検出手段)は、細棒の先端が多少屈曲した形状の検知レバー56と、検知レバー56の基端部が取り付けられるリミットスイッチ58とから構成される。該リミットスイッチ58は、支持部材15に取り付けられるスイッチボックス59内に収納され、検知レバー56はスイッチボックス59から基部53の孔部53aを挿通している(図7及び図8参照)。
そして、係合検出手段54では、自動車11のテールゲート26に取り付けられる係合治具50(テールゲート用T型治具)をハンド52により係合させて持ち上げる際に、係合治具50により検知レバー56がフォーク52a、52b側(図3に2点鎖線で示す下方)に押されると、リミットスイッチ58がONされる。該リミットスイッチ58のON−OFF信号は、上記非接触検出手段32の場合と同様、図示しない信号線を介して蓋体開閉用ロボット10の図示しない生産工程の全体制御盤内に設置されたPLCに取り込むことで、蓋体開閉用ロボット10の動作や干渉確認のインターロック信号として使用する。
なお、係合検出手段54における検知レバー56は、塗料ミストを付着しにくくすると共に、メンテナンス時におけるシンナー等での拭き取り性を向上させるために、十分に細くするとよい。
また、係合検出手段54は、接触式スイッチで係合治具50を物理的に接触して検出できればよく、例えば、リミットスイッチ58の替わりに、タッチスイッチ等が適用できる。なお、タッチスイッチは、ある程度の長さを必要として設置が多少難しいため、接触式スイッチとしてはリミットスイッチ58が好適である。さらに、係合検出手段54として非接触式スイッチ(近接スイッチ、超音波スイッチ等)を用いることもできる。
ところで、テールゲート26を開閉する際、係合治具50はハンド52のフォーク52a、52b上をずれながら(滑りながら)係合検出手段54をONさせる。このため、ハンド52と係合治具50とを係合させる位置を一様に決めることは困難であり、結果として非接触式スイッチよりも接触式スイッチの方が好ましい。
さらに、図1に示すように、蓋体開閉用ロボット10はその足下、本実施形態では可動部材20に被覆手段60(カバー)を備える。被覆手段60は、鋼板材からなる箱体の一面に開口部60aを有するものでもよく、前記開口部60aと対向する面64の吸着側のみを鋼板材とした樹脂製の箱体でもよい。また、前記面64の外表面には2個の固定ピン係合筒66を有し、前記固定ピン係合筒66は可動部材20に設けられる固定ピンブラケット68に突設される2本の固定ピン70と嵌合する。
そして、蓋体開閉用ロボット10では、テールゲート26の内板の塗装時における吸着開閉手段24の汚れ防止のために、該吸着開閉手段24を被覆手段60内に挿入し、該被覆手段60を吸着手段30により吸着することで吸着開閉手段24を被覆することになるが、詳細は後述する。
以上のように、蓋体開閉用ロボット10における蓋体開閉手段14では、吸着開閉手段24と係合開閉手段28とが支持部材15に対して一体に取り付けられている。このため、異なる種類の蓋体(例えば、フューエルリッド22とテールゲート26)の開閉動作を一台の装置(蓋体開閉用ロボット10)により行うことができ、システム構成が簡略化される。また、蓋体開閉用ロボットの設置数を削減できるために蓋体開閉用ロボット同士の干渉等が生じず、このため、蓋体開閉手段14の作動自由度が大幅に拡大される。さらに、吸着開閉手段24と係合開閉手段28とが互いに背向した状態で設置されているため、吸着開閉手段24自体が一層小型化される。
次に、基本的には以上のように構成される蓋体開閉用ロボット10を用いて、自動車11のフューエルリッド22及びテールゲート26の内板塗装を行う塗装工程について、主に図11〜図15を参照して説明する。
図11は、前記塗装工程を説明するためのフローチャートであり、図12は、図11における各ステップでの蓋体開閉用ロボット10各部品の動作状態を説明するための説明図である。また、図13は、図11の各ステップでの蓋体開閉用ロボット10の動作位置を説明するための説明図である。さらに、図14は、フューエルリッド22の内板塗装時における蓋体開閉用ロボット10及び塗装用ロボット72の動作状態を説明するための説明図であり、図15は、テールゲート26の内板塗装時における蓋体開閉用ロボット10及び塗装用ロボット72の動作状態を説明するための説明図である。
本実施形態における塗装工程では、蓋体開閉用ロボット10と搬送装置16とを同期させて移動させながら、フューエルリッド22の内板塗装を行い、その後、テールゲート26の内板塗装を選択的に行う。なお、フューエルリッド22の内板とテールゲート26の内板のどちらか一方のみの塗装を行うことや、先にテールゲート26の内板塗装を行い、その後、フューエルリッド22の内板塗装を選択的に行うことも勿論可能である。
この際、蓋体開閉用ロボット10と塗装用ロボット72とは、搬送装置16に取り付けられる図示しないロータリエンコーダの出力により同期制御される。すなわち、ロータリエンコーダが軸の回転変位量に従ってパルス列を出力し、該パルス列をカウントすることで搬送装置16の現在位置を把握する。なお、このようなロータリエンコーダとしては、一般に、インクリメンタル型のものを用いる。
先ず、図11のステップS1において、蓋体開閉用ロボット10は原点位置(図13の位置A)に待機した状態で、ワークである自動車11の到着を待っている。このとき、被覆手段60は所定場所、この場合には蓋体開閉用ロボット10に付設される固定ピンブラケット68に嵌装されて配置されている。
ステップS2において、搬送装置16に設けられる図示しないリミットスイッチがワークである自動車11の到着を検出したら、蓋体開閉用ロボット10と塗装用ロボット72を図示しないロータリエンコーダの出力によって、搬送装置16と同期状態とする。同期制御が確認されると、次にフューエルリッド22の内板塗装を実行する。
すなわち、先ず、ステップS3において、蓋体開閉用ロボット10を図13の位置A(原点位置)から位置Bへと移動させる。そして、蓋体開閉用ロボット10は、搬送装置16により搬送されている自動車11のフューエルリッド22の位置と同期して位置Bから位置C方向へと移動しながら、図9及び図14に示すように、吸着開閉手段24を構成する吸着手段30をフューエルリッド22に吸着させ、該フューエルリッド22を開ける。このとき、吸着開閉手段24では非接触検出手段32によりフューエルリッド22を検出できるので、フューエルリッド22を確実に吸着して開けることができる。
次いで、ステップS4において、図13の位置Bから位置Cまでの移動時に、塗装用ロボット72がフューエルリッド22の内板塗装を行う。
ここで、上記ステップS3での蓋体開閉用ロボット10によるフューエルリッド22の開閉動作について、図16及び図17を参照して説明する。図16は、蓋体開閉用ロボット10によるフューエルリッド22の基本開閉動作を説明するための説明図であり、図17は、蓋体開閉用ロボット10によるフューエルリッド22のNG開閉動作を説明するための説明図である。
蓋体開閉用ロボット10によりフューエルリッド22を開閉する場合には、図16に示す基本開閉動作、すなわち、円弧状の2モーション開閉動作が必要である。なお、一般的な多関節型ロボットでは、ティーチング命令の一つに円弧に沿って移動させる移動命令(円弧補間の移動命令)を持ち、この円弧補間の移動命令により2モーション開閉動作を実現可能である。
そして、図16に示すように、フューエルリッド22の開閉軌道は一辺を軸とする円弧状であることから、基本開閉動作では、吸着開閉手段24を円弧状に、一度フューエルリッド22を閉じる方向(1)に移動させてから開ける方向(2)に移動させる。
このように吸着開閉手段24を動作させると、仮に、フューエルリッド22の開閉状態が任意の位置、例えば、全閉と全開の中間位置にあるような場合であっても、該フューエルリッド22を潰したりすることなく適正な開閉動作を行うことができる。また、円弧状に開閉させることで、フューエルリッド22の開閉軌道に逆らうことがなく、このため、該フューエルリッド22表面に損傷を与えない効果も期待できる。なお、この場合、蓋体開閉用ロボット10に対しては、フューエルリッド22の開閉軌道に合わせ、吸着手段30(磁石40)を接触面上でずれないように教示する必要がある。
さらに、蓋体開閉用ロボット10では、上記のように、フレーム36、スライドレール34及び連結ばね44と、樹脂製カバー42、カバー取付ボルト48及びばね46とにより形成される可動機構を有するため、搬送装置16による搬送揺れを該可動機構により吸収することができる。このため、吸着手段30がフューエルリッド22から離れることなく開閉動作を確実に行うことができる。
一方、図17に示すようなNG開閉動作では、フューエルリッド22が上記任意の位置(中間位置)にあるような場合に、図17の動作(1)でフューエルリッド22を吸着手段30にて吸着できない可能性と、動作(1)及び(2)によりフューエルリッド22を潰してしまう可能性がある。従って、蓋体開閉用ロボット10によるフューエルリッド22の開閉動作に係るティーチング命令としては、図16に示すような基本開閉動作が教示されている必要がある。
なお、図16の動作(2)において、吸着開閉手段24がフューエルリッド22の全開位置に到達した状態で非接触検出手段32がフューエルリッド22を検出していない場合には、フューエルリッド22を開けたものとみなし、吸着開閉手段24を退避させて、次のステップS4(内板塗装)を実行する。
以上のようにフューエルリッド22の内板塗装が終了すると、次に、ステップS5において、テールゲート26の内板塗装の要否を選択する。
ステップS5において、テールゲート26の内板塗装を行わないと判定した場合には、次に、ステップS11を実行することにより、蓋体開閉用ロボット10は原点位置(図13の位置A)に戻って待機し、次回のワークである自動車11の到着を待つことなる。
一方、ステップS5において、テールゲート26の内板塗装を行うと判断された場合には、次に、ステップS6以降を実行する。
先ず、ステップS6において、蓋体開閉用ロボット10は、図13の位置Cから位置Dまで移動する間に、吸着開閉手段24により被覆手段60を把持(装着)して、該吸着開閉手段24を被覆手段60によりカバーする(図19参照)。本実施形態では、被覆手段60は蓋体開閉用ロボット10が取り付けられる可動部材20に配設された固定ピン70に嵌装されている。このため、被覆手段60は、上記ステップS1〜S5までの間、蓋体開閉用ロボット10と同期して移動していることになる。従って、吸着開閉手段24は被覆手段60を容易に把持でき、生産時のサイクルタイムを短縮できる。
なお、被覆手段60を蓋体開閉用ロボット10とは同期させずに、該ステップS6による把持に適した所定位置(図13の位置Cから位置Dまでの間の付近)に予め備えておくようにしてもよい。
上記のように、吸着開閉手段24を被覆手段60によりカバーすることで、その後のテールゲート26の内板塗装において、塗料ミストが吸着開閉手段24に付着し、それが自動車11のボディに垂れて塗装不良等を生じることを防止できる。さらに、塗料ミストが吸着手段30に付着し、次回のフューエルリッド22の開閉動作時に該フューエルリッド22の表面を汚したり傷を付けたりすることによる塗装の外観品質の低下も防止することができる。
ここで、本実施形態における蓋体開閉用ロボット10による被覆手段60の把持動作について、図18〜図21を参照して説明する。
この場合、先ず、図18に示すように、被覆手段60の開口部60aに向けて吸着開閉手段24を移動させ、図19に示すように、該吸着開閉手段24を被覆手段60内に挿入する。このとき、非接触検出手段32により被覆手段60の面64の内面(被吸着面64a)が検出されると吸着開閉手段24を停止させる。
次に、吸着手段30により被吸着面64aを吸着した後、図20に示すように、該吸着開閉手段24を被覆手段60と共に直上方向に移動させることで、固定ピン70から固定ピン係合筒66が嵌脱されて被覆手段60の装着動作が完了する。
一方、後述するステップS10において、吸着開閉手段24から被覆手段30を取り外す場合には、上記装着動作と逆の動作を行う。すなわち、固定ピン70の直上から被覆手段60を直下に降下させ、固定ピン係合筒66を固定ピン70に嵌装させる。次いで、被覆手段60の開口部60aから吸着開閉手段24を抜く方向に移動させると、固定ピン70と固定ピン係合筒66との係合作用により、吸着手段30の吸着力以上の力が作用し、吸着手段30が被覆手段60の被吸着面64aから離間することで、被覆手段60の取り外し動作が完了する。
従って、固定ピン70の軸方向と被覆手段60の開口部60aの方向とは互いに直交する方向が好ましい。また、このように構成すると、吸着手段30による被覆手段60の装着及び脱着時、該吸着手段30から加えられる装着方向への押圧力や脱着方向への引張力に対して、吸着手段30を確実に固定しておくことができる。このため、このような装着及び脱着時における被覆手段60のずれや脱落を防止でき、その装着及び脱着を容易且つ確実に行うことができる。
なお、固定ピン70の外径と固定ピン係合筒66の内径とは、多少の遊びがあって嵌脱可能であれば、その形状は円形状や多角形状等、各種形状を適用することができる。
さらに、図21に示すように、被覆手段60では、被吸着面64aから開口部60aに向かって若干広がり(距離L)を有するような傾斜を上下面に形成すると、吸着開閉手段24の上記可動機構の傾きが若干ずれている場合にも、吸着開閉手段24を円滑に被覆手段60内に挿入させることができる。この際、被覆手段60の奥部に吸着開閉手段24が挿入されると、吸着手段30が吸着する作用によって、吸着開閉手段24の可動機構の向きが矯正され、常に一定の向きとなり安定する。
次いで、ステップS7において、蓋体開閉用ロボット10を自動車11のテールゲート26の位置と同期させながら、図13の位置Dから移動させ、図10及び図15に示すように、係合開閉手段28のハンド52をテールゲート26に取り付けられている係合治具50に係合させて、該係合治具50と共にテールゲート26を持ち上げて開ける。このとき、係合開閉手段28では、係合検出手段54による検知により、ハンド52を係合治具50に対して確実に係合させることができる。
次に、ステップS8において、図13の位置Dから位置Eまでの間に、塗装用ロボット72がテールゲート26の内板の塗装を行うことにより、テールゲート26の内板塗装が終了する。
その後、ステップS9において、蓋体開閉用ロボット10によりテールゲート26を閉める。
そして、テールゲート26の内板塗装が終了すると、ステップS10において、上記のように、被覆手段60を吸着開閉手段24から取り外し、蓋体開閉用ロボット10は、図13の位置Eから位置Aへと移動、すなわち、原点位置に戻って停止して、次回のワークである自動車11の到着に向けて待機することになる。
以上のようにして、本実施形態における蓋体開閉用ロボット10を用いた自動車11のフューエルリッド22及びテールゲート26の内板塗装が実行される。
なお、本発明は上記実施形態に限らず、本発明の要旨を逸脱することなく、種々の構成を採り得ることは当然可能である。
上記実施形態では、蓋体の一例として、フューエルリッド22及びテールゲート26を例示したが、これに限らず、本発明の蓋体開閉装置としての蓋体開閉用ロボット10によれば、他の蓋体であるドア等も開閉可能である。そして、ワークは自動車に限定されないことは言うまでもない。
本発明の実施形態に係る蓋体開閉装置としての蓋体開閉用ロボットの概略構成斜視図である。 前記実施形態における蓋体開閉手段の斜視図である。 前記蓋体開閉手段の正面図である。 前記蓋体開閉手段における吸着開閉手段を説明するための一部断面正面図である。 前記吸着開閉手段を説明するための一部断面底面図である。 前記蓋体開閉手段の上面図である。 前記蓋体開閉手段における係合開閉手段の方向からの側面図である。 前記実施形態における蓋体開閉手段の斜視図である。 前記吸着開閉手段によりフューエルリッドを開閉する状態を説明するための説明図である。 前記係合開閉手段によりテールゲートを開閉する状態を説明するための説明図である。 前記実施形態における塗装工程を説明するためのフローチャートである。 図11の各ステップでの蓋体開閉用ロボットの各部品の動作状態を説明するための説明図である。 図11の各ステップでの蓋体開閉用ロボットの動作位置を説明するための説明図である。 フューエルリッドの内板塗装時における蓋体開閉用ロボット及び塗装用ロボットの動作状態を説明するための説明図である。 テールゲートの内板塗装時における蓋体開閉用ロボット及び塗装用ロボットの動作状態を説明するための説明図である。 前記蓋体開閉用ロボットによるフューエルリッドの基本開閉動作を説明するための説明図である。 前記蓋体開閉用ロボットによるフューエルリッドのNG開閉動作を説明するための説明図である。 前記吸着開閉手段を被覆手段に挿入する状態を説明するための説明図である。 前記吸着開閉手段を被覆手段に挿入した状態を説明するための説明図である。 前記吸着開閉手段に被覆手段を装着した状態を説明するための説明図である。 前記被覆手段の縦断面図である。
符号の説明
10…蓋体開閉用ロボット 11…自動車
12…ロボットアーム 14…蓋体開閉手段
16…搬送装置 18…レール
20…可動部材 22…フューエルリッド
24…吸着開閉手段 26…テールゲート
28…係合開閉手段 30…吸着手段
32…非接触検出手段 34…スライドレール
36…フレーム 38…支持部材
40…磁石 42…樹脂製カバー
44…連結ばね 46…ばね
50…係合治具 52…ハンド
54…係合検出手段 56…検知レバー
58…リミットスイッチ 60…被覆手段
66…固定ピン係合筒 68…固定ピンブラケット
70…固定ピン 72…塗装用ロボット

Claims (5)

  1. 塗装工程内で搬送されているワークを構成する蓋体の開閉を行う蓋体開閉装置であって、
    第1の蓋体を吸着する吸着手段と、前記第1の蓋体の有無を検出する第1の検出手段とを有する吸着開閉手段と、
    第2の蓋体を係合する係合手段と、前記第2の蓋体の有無を検出する第2の検出手段とを有する係合開閉手段と、
    前記吸着開閉手段及び前記係合開閉手段を所定の位置に移動させる移動機構とを備え、
    前記吸着開閉手段と前記係合開閉手段とは一体に構成されて前記移動機構に取り付けられていることを特徴とする蓋体開閉装置。
  2. 請求項1記載の蓋体開閉装置において、
    前記吸着開閉手段と前記係合開閉手段とは背向して一体に構成されていることを特徴とする蓋体開閉装置。
  3. 請求項1又は2記載の蓋体開閉装置において、
    前記移動機構は多関節型ロボットのアームであって、
    前記吸着開閉手段と前記係合開閉手段とは前記アームに取り付けられており、
    前記多関節型ロボットは、前記吸着手段で前記第1の蓋体を吸着して開閉する軌道と、前記係合手段で前記第2の蓋体を係合して開閉する軌道とを予め教示されていることを特徴とする蓋体開閉装置。
  4. 請求項3記載の蓋体開閉装置において、
    前記多関節型ロボットの作動範囲内の所定場所に配置されると共に、前記吸着手段により吸着されることで、前記吸着開閉手段を被覆する被覆手段を備えることを特徴とする蓋体開閉装置。
  5. 請求項4記載の蓋体開閉装置において、
    前記被覆手段は、前記所定場所に嵌装されて配置されると共に、前記吸着手段により吸着されることで前記所定場所から嵌脱自在であって、
    前記吸着手段が前記被覆手段を吸着する方向と、前記被覆手段が前記嵌脱される方向とが交差するように構成されていることを特徴とする蓋体開閉装置。
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