JP2007258373A - 基板処理装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】オペレータがウインドウのフォーマットを作成できるようにする。
【解決手段】GUIシステム85が搭載されたメインコントローラ71にカスタマイズシステム86を組み込む。カスタマイズシステム86には複数の部品毎に所定のアイコンや各部品を選択する画面等をそれぞれ記憶する記憶部87と、GUIシステム85の操作画面90における指定された位置に記憶部87の複数のアイコンのうち選択されたアイコンを表示して登録し、アイコンや位置情報をパラメータとして保存する格納部88とを設ける。運用に際して、カスタマイズシステム86は格納部88に保存したアイコン等を操作画面90に表示する。操作画面のアイコンをオペレータが自由に選択できるので、多種多様のフォーマットを予めプログラミングせずに全てのオペレータの要求に対応できるとともに、オペレータが連続処理装置を所望通りに運用し易くできる。
【選択図】図3

Description

本発明は、基板処理装置に関し、例えば、半導体集積回路装置(以下、ICという。)の製造方法において、半導体素子を含む集積回路が作り込まれる半導体ウエハ(以下、ウエハという。)に金属膜や絶縁膜および半導体膜を形成するのに利用して有効なものに関する。
例えば、ICの一例であるDRAM(Dynamic Random-Access Memory)やDRAM混載システムLSI(以下、DRAMという。)の製造方法において、ウエハに電気容量絶縁膜やゲート絶縁膜として適用される容量絶縁膜を形成するのに、搬送室の周りに複数の処理モジュール(プロセスチャンバ)が設置されたマルチチャンバ型連続処理装置が使用される場合がある。
従来のマルチチャンバ型連続処理装置は、複数の処理モジュールをそれぞれ制御するサブコントローラをメインコントローラによって統括的に制御するように構成されているとともに、サブコントローラをシーケンス制御するためのプロセスレシピがメインコントローラの操作画面に表示されたり、サブコントローラによって検出された処理モジュールの状況がメインコントローラの操作画面に表示されるように構成されている。例えば、特許文献1参照。
特開2001−230209号公報
一般に、マルチチャンバ型連続処理装置においては、メインコントローラを操作し易くするために、メインコントローラには画面制御部としてのGUI(グラフィカル・ユーザ・インタフエース)システムが搭載されている。
ここで、GUIシステムとは、メインコントローラの表示装置の操作画面(以下、ウインドウという。)上の機能を表す図形記号(例えば、ボタン等)をマウスポインタで指示してクリックしたり、カーソルで指示して決定したり、タッチパネルディスプレイの場合にはタッチしたりして選択することにより、処理や命令、判断およびデータ等を入力したり、ウインドウを切り替えたりすることができるようにプログラミングされたシステムである。
マルチチャンバ型連続処理装置に搭載されたGUIシステムは、その装置の運用に必要な情報が膨大であるために、オペレータ自身がウインドウを適宜に切り替えて表示することによって所望の情報を見ることができるように、構成されている。
通例、このウインドウのフォーマット(形式)はマルチチャンバ型連続処理装置のメインコントローラに予めプログラミングされて提供される。
しかしながら、高集積化や膜種の多様化およびシステムインテグレーテッド化等の進展に伴って、オペレータに通知しなければならない情報および提供しなければならない機能は増大の一途をたどり、マルチチャンバ型連続処理装置の運用に必要なウインドウのフォーマットは、多種多様になって来ている。
一方、オペレータによっては必要とする情報または機能は限られてくる。
例えば、成膜運転状態となった場合には、操作画面上で監視すべき情報および必要な操作は限定される。
本発明の目的は、オペレータがウインドウのフォーマットを自由に変更するために、オペレータ独自のウインドウのフォーマットを提供する(カスタマイズする)ことができる基板処理装置を提供することにある。
本願において開示される発明のうち代表的なものは、次の通りである。
(1)入力手段によって構成される入力装置と、操作画面で構成される表示装置と、前記操作画面の切り替えを行う画面制御部が搭載されたコントローラとを備えている基板処理装置であって、
前記コントローラは、前記操作画面の形式を提供するためのカスタマイズ部と、
複数の部品毎に所定の機能を表示したアイコンや各部品を選択する画面等の画面ファイルをそれぞれ記憶する記憶部と、
前記各部品に関するパラメータが保存される格納部とを有し、
前記カスタマイズ部は、前記記憶部から読み込まれて表示された設定画面における指定された位置に、前記部品に対応するアイコンを選択し、前記選択されたアイコンを前記指定された位置に表示して登録することにより、前記部品に対応するアイコンや前記指定された位置情報をパラメータとして保存した後、
前記表示装置が前記入力手段によりログインされると、前記各部品に関するパラメータを読み込んで前記操作画面に前記選択されたアイコンを表示する
ことを特徴とする基板処理装置。
(2)入力手段によって構成される入力装置と、操作画面で構成される表示装置と、前記操作画面の切り替えを行う画面制御部が搭載されたコントローラとを備えている基板処理装置の運用方法であって、
予め、複数の部品毎に所定の機能を表示したアイコンや各部品を選択する画面等の画面ファイルを記憶部にそれぞれ記憶しておき、
前記コントローラの前記操作画面の形式を提供するためのカスタマイズ部は、前記記憶部から読み込まれて表示された設定画面における指定された位置に、前記部品に対応するアイコンを選択し、前記選択されたアイコンを前記指定された位置に表示して登録することにより、前記部品に対応するアイコンや前記指定された位置情報をパラメータとして保存した後、
前記表示装置が前記入力手段によりログインされると、前記各部品に関するパラメータを読み込んで前記操作画面に前記選択されたアイコンを表示する
ことを特徴とする基板処理装置の運用方法。
前記(1)(2)によれば、操作画面のフォーマットをオペレータが自由に作成することができるので、多種多様のフォーマットを予めプログラミングせずに、全てのオペレータの要求に対応することができるとともに、オペレータが基板処理装置を所望通りに運用し易くできる。
以下、本発明の一実施の形態を図面に即して説明する。
本実施の形態において、本発明に係る基板処理装置は、図1および図2に示されているように、マルチチャンバ型連続処理装置(以下、連続処理装置という。)として構成されており、この連続処理装置はICの製造方法にあってウエハに所望の薄膜を堆積させる成膜工程に使用されるように構成されている。
なお、本実施の形態に係る連続処理装置においてはウエハ搬送用のキャリアとしては、FOUP(front opening unified pod 。以下、ポッドという。)が使用されている。
以下の説明において、前後左右は図1を基準とする。すなわち、第二ウエハ移載室40側が前側、その反対側すなわち第一ウエハ移載室10側が後側、第一予備室20側が左側、第二予備室30側が右側とする。
図1および図2に示されているように、連続処理装置は搬送室としての第一ウエハ移載室10を備えており、第一ウエハ移載室10は大気圧未満の圧力(負圧)に耐えるロードロックチャンバ構造に構成されている。第一ウエハ移載室(以下、負圧移載室という。)10の筐体(以下、負圧移載室筐体という。)11は、平面視が六角形で上下両端が閉塞した箱形状に形成されている。
負圧移載室10の中央部には、ウエハを保持して搬送する搬送装置としてのウエハ移載装置12が設置されており、ウエハ移載装置12は負圧下においてウエハWを移載するように構成されている。ウエハ移載装置(以下、負圧移載装置という。)12は、スカラ形ロボット(selective compliance assembly robot arm SCARA)によって構成されており、負圧移載室筐体11の底壁に設置されたエレベータ13によって気密シールを維持しつつ昇降するように構成されている。
負圧移載装置12はウエハWを保持する保持部としての一対のアーム14、15を備えている。上側に位置する第一アーム(以下、上側アームという。)14の先端部には、二股のフォーク形状に形成された上側エンドエフェクタ16が取り付けられており、下側に位置する第二アーム(以下、下側アームという。)15の先端部には、下側エンドエフェクタ17が取り付けられている。
負圧移載室筐体11の6枚の側壁のうち正面側に位置する2枚の側壁には、負圧移載室10に対してウエハWを搬入搬出する予備室としての第一予備室20と第二予備室30とがそれぞれ隣接して連結されている。
第一予備室20の筐体(以下、第一予備室筐体という。)21および第二予備室30の筐体(以下、第二予備室筐体という。)31はいずれも、平面視が大略四角形で上下両端が閉塞した箱形状に形成されているとともに、負圧に耐え得るロードロックチャンバ構造に構成されている。
互いに隣接した第一予備室筐体21の側壁および負圧移載室筐体11の側壁には搬入搬出口22、23がそれぞれ開設されており、負圧移載室10側の搬入搬出口23には搬入搬出口22、23を開閉するゲートバルブ24が設置されている。第一予備室20には第一予備室用仮置き台25が設置されている。
互いに隣接した第二予備室筐体31の側壁および負圧移載室筐体11の側壁には搬入搬出口32、33がそれぞれ開設されており、負圧移載室10側の搬入搬出口33には搬入搬出口32、33を開閉するゲートバルブ34が設置されている。第二予備室30には第二予備室用仮置き台35が設置されている。
第一予備室20および第二予備室30の前側には、大気圧以上の圧力(正圧)を維持可能な構造に構成された第二ウエハ移載室(以下、正圧移載室という。)40が隣接して連結されており、正圧移載室40の筐体(以下、正圧移載室筐体という。)41は、平面視が横長の長方形で上下両端が閉塞した箱形状に形成されている。
正圧移載室40には正圧下でウエハWを移載する第二ウエハ移載装置(以下、正圧移載装置という。)42が設置されており、正圧移載装置42はスカラ形ロボットによって2枚のウエハを同時に搬送し得るように構成されている。
正圧移載装置42は正圧移載室40に設置されたエレベータ43によって昇降されるように構成されているとともに、リニアアクチュエータ44によって左右方向に往復移動されるように構成されている。
互いに隣接した第一予備室筐体21の側壁および正圧移載室筐体41の側壁には搬入搬出口26、27がそれぞれ開設されており、正圧移載室40側の搬入搬出口27には搬入搬出口26、27を開閉するゲートバルブ28が設置されている。
互いに隣接した第二予備室筐体31の側壁および正圧移載室筐体41の側壁には搬入搬出口36、37がそれぞれ開設されており、正圧移載室40側の搬入搬出口37には搬入搬出口36、37を開閉するゲートバルブ38が設置されている。
図1に示されているように、正圧移載室40の左側にはノッチ合わせ装置45が設置されている。
また、図2に示されているように、正圧移載室40の上部にはクリーンエアを供給するクリーンユニット46が設置されている。
図1および図2に示されているように、正圧移載室筐体41の正面壁には三つのウエハ搬入搬出口47、48、49が左右方向に並べられて開設されており、これらのウエハ搬入搬出口47、48、49はウエハWを正圧移載室40に対して搬入搬出し得るように設定されている。これらのウエハ搬入搬出口47、48、49にはポッドオープナ50がそれぞれ設置されている。
ポッドオープナ50はポッドPを載置する載置台51と、載置台51に載置されたポッドPのキャップを着脱するキャップ着脱機構52とを備えており、載置台51に載置されたポッドPのキャップをキャップ着脱機構52によって着脱することにより、ポッドPのウエハ出し入れ口を開閉するようになっている。
ポッドオープナ50の載置台51に対してはポッドPが、図示しない工程内搬送装置(RGV)によって供給および排出されるようになっている。したがって、載置台51によってキャリアステージとしてのポッドステージが構成されていることになる。
図1に示されているように、負圧移載室筐体11の6枚の側壁のうち背面側に位置する2枚の側壁には、第一処理モジュールとしての第一CVDモジュール61と、第二処理モジュールとしての第二CVDモジュール62とがそれぞれ隣接して連結されている。第一CVDモジュール61および第二CVDモジュール62はいずれも、枚葉式CVD装置(枚葉式コールドウオール形CVD装置)によってそれぞれ構成されている。
また、負圧移載室筐体11における6枚の側壁のうちの残りの互いに対向する2枚の側壁には、第三処理モジュールとしての第一クーリングモジュール63と、第四処理モジュールとしての第二クーリングモジュール64とがそれぞれ連結されており、第一クーリングモジュール63および第二クーリングモジュール64はいずれも、処理済みのウエハWを冷却するように構成されている。
なお、図1中、65、66、67、68はウエハ搬入搬出口である。
連続処理装置は図3に示された制御システム70を備えている。
図3に示されているように、制御システム70はパーソナルコンピュータ等から構築されたメインコントローラ71を備えている。メインコントローラ71にはLANシステム72を介して、負圧移載装置12を制御するサブコントローラ73、正圧移載装置42を制御するサブコントローラ74、第一CVDモジュール(第一処理モジュール)61を制御するサブコントローラ75、第二CVDモジュール(第二処理モジュール)62を制御するサブコントローラ76、第一クーリングモジュール(第三処理モジュール)63を制御するサブコントローラ77、第二クーリングモジュール(第四処理モジュール)64を制御するサブコントローラ78等が接続されている。
メインコントローラ71には、キーボードやマウス等の入力手段によって構成された入力装置81、テレビモニタ等の表示部(操作画面)によって構成された表示装置82、記憶媒体駆動装置等によって構成された記憶装置83等が接続されている。
また、メインコントローラはホストコンピュータ84に接続することができるようになっている。
メインコントローラ71はGUI(グラフィカル・ユーザ・インタフエース)システム85を備えている。
メインコントローラ71には、カスタマイズ部としてのウインドウカスタマイズ化システム(以下、カスタマイズシステムという。)86がプログラミングされて組み込まれており、カスタマイズシステム86はオペレータがGUIシステムのウインドウのフォーマットを自由に作成することができるように構成されている。
すなわち、カスタマイズシステム86は、複数の部品毎に所定のアイコンをそれぞれ記憶する記憶部87と、GUIシステムの操作画面(ウインドウ)における指定された位置に、記憶部87の複数のアイコンのうち選択されたアイコンを表示し、各部品に対応させて指定された位置や選択されたアイコンを保存する格納部としての格納部88とを備えており、後述するプロセスフローを実行するように構成されている。
ここで、アイコンとは、各部品の部品名と機能等を規定した画面ファイルのこと、である。
以下、前記構成に係る連続処理装置が使用されたICの製造方法における成膜工程のシーケンスのフローを説明する。
これから成膜すべきウエハWは25枚がポッドPに収納された状態で、成膜工程を実施する連続処理装置へ工程内搬送装置によって搬送されて来る。
図1および図2に示されているように、搬送されて来たポッドPは第一予備室20におけるポッドオープナ50の載置台51の上に工程内搬送装置から受け渡されて載置される。ポッドPのキャップがキャップ着脱機構52によって取り外され、ポッドPのウエハ出し入れ口が開放される。
ポッドPがポッドオープナ50によって開放されると、正圧移載室40に設置された正圧移載装置42はウエハ搬入搬出口47を通してポッドPからウエハWを1枚ずつピックアップし、第一予備室20に搬入搬出口26、27を通して搬入(ウエハローディング)し、ウエハWを第一予備室用仮置き台25に移載して行く。
この移載作業中には、負圧移載室10側の搬入搬出口22、23はゲートバルブ24によって閉じられており、負圧移載室10の負圧は維持されている。
ポッドP内のウエハWの第一予備室用仮置き台25への移載が完了すると、正圧移載室40側の搬入搬出口26、27がゲートバルブ28によって閉じられ、第一予備室20が排気装置(図示せず)によって負圧に排気される。
第一予備室20が予め設定された圧力値に減圧されると、負圧移載室10側の搬入搬出口22、23がゲートバルブ24によって開かれる。
次に、負圧移載室10の負圧移載装置12は搬入搬出口22、23を通して第一予備室用仮置き台25から処理前のウエハWを1枚ずつピックアップして負圧移載室10に搬入する。
例えば、負圧移載装置12は処理前のウエハWを第一CVDモジュール61のウエハ搬入搬出口65に搬送して、ウエハ搬入搬出口65から第一CVDモジュール61である枚葉式CVD装置の処理室へ搬入(ウエハローディング)する。
第一CVDモジュール61において所定の成膜処理が終了すると、成膜処理後(成膜済)のウエハWは第一CVDモジュール61から負圧移載装置12によってピックアップされて、負圧に維持されている負圧移載室10に第一CVDモジュール61のウエハ搬入搬出口65から搬出(ウエハアンローディング)される。
成膜処理後のウエハWを第一CVDモジュール61から負圧移載室10に搬出すると、負圧移載装置12は成膜処理後のウエハWを第一クーリングモジュール63の冷却室へウエハ搬入搬出口67およびゲート67Aを通して搬入するとともに、冷却室のウエハ載置台に移載する。
ウエハWは第一クーリングモジュール63において冷却処理される。
第一クーリングモジュール63において予め設定された冷却時間が経過すると、冷却処理後のウエハWは負圧移載装置12によって第一クーリングモジュール63からピックアップされて、負圧移載室10の搬入搬出口23へ搬送され、第一予備室20に搬入搬出口23を通して搬出されて第一予備室用仮置き台25に移載される。
第一予備室20のロードロックが解除された後に、正圧移載室40の第一予備室20に対応したウエハ搬入搬出口47がポッドオープナ50によって開かれるとともに、載置台51に載置された空のポッドPのキャップがポッドオープナ50によって開かれる。
続いて、正圧移載室40の正圧移載装置42は第一予備室用仮置き台25からウエハWを搬入搬出口27を通してピックアップして正圧移載室40に搬出し、正圧移載室40のウエハ搬入搬出口47を通してポッドPに収納(チャージング)して行く。
処理済の25枚のウエハWのポッドPへの収納が完了すると、ポッドPのキャップがポッドオープナ50のキャップ着脱機構52によってウエハ出し入れ口に装着され、ポッドPが閉じられる。
閉じられたポッドPは載置台51の上から次の工程へ工程内搬送装置によって搬送されて行く。
以上の作動が繰り返されることにより、ウエハが1枚ずつ順次に処理されて行く。
以上の成膜工程のシーケンスの実施に際して、実施状況の監視等に供するために、メインコントローラ71は表示装置82のモニタ(表示部)に、例えば、図4に示されているようなウインドウ90を表示する。
図4に示されたウインドウ90は、常に同一の表示内容が表示される第一表示部としてのタイトルパネル91およびナビパネル92と、切替ボタンによって表示内容が切り替わる第二表示部としてのセンタパネル93と、を備えている。
本実施の形態においては、操作画面(ウインドウ)のうち切替ボタンによって表示内容が切り替わるセンタパネル93の中のベース画面93aのレイアウトや表示内容(アイコン)93bを、連続処理装置をこれから運転しようとするオペレータの異なる目的に対応したものとすることができるようにしている。
ちなみに、オペレータの異なる目的の具体例としては、次のものがある。
1) 生産部門のオペレータの場合は、製品を生産する目的。
2) 生産技術部門のオペレータの場合は、製品の品質を守る目的。製品に不具合が有った時に、原因を究明するために各種のロギングデータを収集する。
3) 試験部門のオペレータの場合は、連続処理装置の性能を調査する目的。例えば、メンテナンス作業として、処理室内温度の均一性を測定するために、温度計を設置して温度測定したり、処理室内のパーティクルを測定したりする。
なお、図4のメニューボタンを押下して、メニュー画面が表示され、この画面上でカスタマイズボタンを選択すると、カスタマイズシステム86が起動し、記憶部87から読み出されて、カスタマイズ画面(図6で後述する)が表示される。
このカスタマイズ画面で図4のベース画面93aに該当するのが、カスタマイズ設定画面94aである。
以下、生産部門のオペレータがセンタパネルの温度アイテムおよび圧力アイテムに関するフォーマットをカスタマイズする場合を一例にして、カスタマイズシステム86のプログラムフローを図5に即して説明する。
図5に示されているように、まず、生産部門のオペレータ(ユーザ)は、ユーザIDとパスワードを入力してログインする(ステップA1)。
そして、操作画面にメイン画面が表示されるので、カスタマイズ画面に切り替える。
なお、メイン画面からカスタマイズ画面までの切替えについては図示していない。
次に、温度に関するパラメータ(以下、温度パラメータという。)のカスタマイズステップA2において、ベース画面93aにおける指定する位置に、記憶部87に予め記憶された複数のアイコンのうち温度に関する所望のアイコンを選択して表示し、この温度に関するアイコンやこのアイコンを表示する位置情報をパラメータとして保存する。
カスタマイズステップA2を具体的に例示すると、図6〜図9の手順になる。
生産部門のオペレータ(以下、オペレータと略称する場合がある。)は、図6に示されたベース画面93aに該当するカスタマイズ設定画面94aに表示させたい位置を指定し、選択ボタンを押下する。
なお、この位置指定は所望のアイコンを選択した後でも構わない。
カスタマイズ設定画面94aにおいて選択ボタンが押下されると、図7に示された部品種類選択ボタンダイアログ95が記憶部87から読み出されて表示されるので、オペレータは温度ボタンを押下する。
部品種類選択ボタンダイアログ95の温度ボタンが押下されると、図8に示された温度のアイコン選択ダイアログ96が記憶部87から読み出されて表示されるので、オペレータは所望のアイコンを選択した後に、OKボタンを押下する。
ちなみに、図8の例においては、モニタ値/温度設定値だけの表示(第一温度アイコン)と、モニタ値/温度設定値および制御テーブルNO.の表示(第二温度アイコン)とのいずれかを選択することになる。
アイコン選択ボタンダイアログ96においてOKボタンが押下されると、図9に示された保存ウインドウ97が表示されるので、オペレータは登録ボタンを押下する。
保存ウインドウ97において登録ボタンが押下されると、格納部88はこの温度に関するアイコンやアイコンを表示する位置についてのパラメータをユーザIDと関連づけて、格納部88内に保存する。
なお、このとき保存されるパラメータはセンタパネル93での指定位置の座標(Xn,Yn)と、選択した温度に関するアイコン毎に予め付されたID(例えば、TH1)とによって構成することができる。
次に、圧力アイテムに関するパラメータ(以下、圧力パラメータという。)のカスタマイズステップA3において、ベース画面93aにおける指定する位置に、記憶部87に予め記憶された複数のアイコンのうち圧力に関する所望のアイコンを選択して表示し、登録ボタンが押下されると、圧力に関するパラメータとして保存する。
具体的な手順は、温度フォーマットのカスタマイズステップA2と同様であるので、説明は省略する。
また、オペレータが必要とする全てのアイテムに関するアイコンを保存ウインドウ97に表示させた後に、登録ボタンを押下して格納部88に保存してもよい。
オペレータが所望する部品(ここでは、温度に関するアイコンおよび圧力に関するアイコン)についてのパラメータの登録が完了すると、図5に示されているように、カスタマイズシステム86のカスタマイズプログラムフローが終了する。
以上のようにして登録されたパラメータが読み込んで、操作画面に表示させた画面(カスタマイズ画面)が、生産部門のオペレータが連続処理装置を運用する際に実行される時のプロセスフローを図10によって説明する。
まず、前述した成膜工程のシーケンスを実施すべく、図10に示されているように、制御システム70がパワーオンリセットされると、パワーオンリセット信号がメインコントローラ71に入力される(図示せず)。これにより、メインコントローラ71のプログラムはプログラム0番地からプロセスフローを開始する。
続いて、ログインステップB1において、生産部門のオペレータが、自分のユーザIDを表示装置82の操作画面に入力することにより、ログインする。
生産部門のオペレータがユーザIDを入力してログインすると、カスタマイズシステム86は生産部門のオペレータが予め登録したパラメータを格納部88から自動的に読み出し、ウインドウ90のベース画面93a(図4参照)に表示する(B2)。
その後は、前述した成膜工程のシーケンスのプロセスフローが順次実施されて行く。
この際には、生産部門のオペレータはウインドウ90に表示されているカスタマイズされた操作画面(カスタマイズ画面)を監視しつつ連続処理装置を制御し、製品を生産して行くことになる。
なお、カスタマイズフォーマット表示ステップB2のプロセスフローを例示すると、図11のようになる。
カスタマイズシステム86は予め登録された温度のパラメータを格納部88から読み込む(C1)。
続いて、カスタマイズシステム86は、ウインドウ90のベース画面93aにおける座標(Xn,Yn)の位置に、第一温度アイコン(TH1)を、表示する(C2)。
次に、カスタマイズシステム86は次のパラメータが有るかを判断する(C3)。
次のパラメータが有る場合には、カスタマイズシステム86はステップC1に戻り、格納部88に次のパラメータ(前述の例では、予め登録された圧力のパラメータ)を読み込む。
次のパラメータが無い場合には、カスタマイズシステム86はステップC4に進み、予めメーカ側で提供していた画面に換えてスタマイズされた操作画面(カスタマイズ画面)としてウインドウ90のベース画面93aに表示する。
前記実施の形態によれば、次の効果が得られる。
1) メインコントローラにおける操作画面のフォーマットをオペレータ自身が自由に作成することができるので、多種多様のフォーマットを予めプログラミングせずに済み、連続処理装置のイニシャルコストを低減することができる。
2) メインコントローラにおける操作画面のフォーマットを連続処理装置をこれから運転しようとするオペレータの異なる目的に対応したものとすることにより、オペレータが連続処理装置を所望通りに運用し易くさせることができるので、連続処理装置の全体としてのスループットを向上させることができるとともに、誤操作を防止することができる。
なお、本発明は前記実施の形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々に変更が可能であることはいうまでもない。
圧力に関するアイコンを選択する画面の例としては、圧力モニタ値や圧力設定値や圧力条件待ち状態等を表示する圧力計モニタ画面、リークチェック処理状態やリークチェック実行前圧力値やリークチェック経過時間/リークチェック実行時間等を表示するリークチェックモニタ画面、がある。
レシピ編集に関する部品のアイコンを選択する画面の例としては、レシピ名称やステップNO.やステップ名称や処理時間等を表示するレシピ名称画面、温度設定値やワーニングやアラーム値や条件待ち設定やアラーム監視時間等を表示する温度設定画面、圧力設定値やワーニングやアラーム値や条件待ち設定やアラーム監視時間や圧力調整バルブ開度設定値等を表示する圧力設定画面、ガス設定値やランピングレート設定値やワーニングやアラーム値や条件待ち設定やアラーム監視時間やフルオープン設定等を表示するガス設定画面、RF(高周波電源)設定値やワーニングやアラーム値や条件待ち設定やアラーム監視時間等を表示するRF設定画面、動作モード(イニシャル、ホーミング、プロセス位置)や条件待ち設定等を表示するサセプタ(ウエハステージ)設定画面、がある。
これらの設定画面も記憶部87に記憶されている。
前記実施の形態ではCVD装置について説明したが、酸化装置や拡散装置、アニール装置および熱処理装置等の基板処理装置全般に適用することができる。
また、ウエハを処理する場合について説明したが、液晶パネルや磁気ディスク、光ディスク等の基板全般について適用することができる。
本発明の一実施の形態であるマルチチャンバ型連続処理装置を示す平面断面図である。 その側面断面図である。 その制御システムを示すブロック図である。 メインコントローラのモニタのウインドウを示す模式図である。 カスタマイズシステムのプログラムフローチャートである。 位置選択ウインドウを示す模式図である。 アイテム種類選択ボタンダイアログを示す模式図である。 アイコン選択ダイアログを示す模式図である。 保存ウインドウを示す画面図である。 カスタマイズしたオペレータ自身による連続処理装置の運用時のプロセスフローチャートである。 カスタマイズフォーマット表示のプロセスフローチャートである。
符号の説明
W…ウエハ(基板)、P…ポッド(基板キャリア)、10…負圧移載室(搬送室)、11…負圧移載室筐体、12…負圧移載装置(搬送装置)、13…エレベータ、14…上側アーム(保持部)、15…下側アーム(保持部)、16、17…エンドエフェクタ、20…第一予備室、21…第一予備室筐体、22、23…搬入搬出口、24…ゲートバルブ、25…第一予備室用仮置き台、26、27…搬入搬出口、28…ゲートバルブ、30…第二予備室、31…第二予備室筐体、32、33…搬入搬出口、34…ゲートバルブ、35…第二予備室用仮置き台、36、37…搬入搬出口、38…ゲートバルブ、40…正圧移載室(ウエハ移載室)、41…正圧移載室筐体、42…正圧移載装置(ウエハ移載装置)、43…エレベータ、44…リニアアクチュエータ、45…ノッチ合わせ装置、46…クリーンユニット、47、48、49…ウエハ搬入搬出口、50…ポッドオープナ、51…載置台、52…キャップ着脱機構、61…第一CVDモジュール(第一処理モジュール)、62…第二CVDモジュール(第二処理モジュール)、63…第一クーリングモジュール(第三処理モジュール)、64…第二クーリングモジュール(第四処理モジュール)、65、66、67、68…ウエハ搬入搬出口、70…制御システム(制御装置)、71…メインコントローラ、72…LANシステム、73〜78…サブコントローラ、81…入力装置、82…表示装置、83…記憶装置、84…ホストコンピュータ、85…GUIシステム、86…カスタマイズシステム(カスタマイズ部)、87…記憶部、88…格納部、90…操作画面(ウインドウ)、91…タイトルパネル、92…ナビパネル、93…センタパネル、94…位置選択ウインドウ、95…アイテム種類選択ボタンダイアログ、96…アイコン選択ダイアログ、97…保存ウインドウ。

Claims (1)

  1. 入力手段によって構成される入力装置と、操作画面で構成される表示装置と、前記操作画面の切り替えを行う画面制御部が搭載されたコントローラとを備えている基板処理装置であって、
    前記コントローラは、前記操作画面の形式を提供するためのカスタマイズ部と、
    複数の部品毎に所定の機能を表示したアイコンや各部品を選択する画面等の画面ファイルをそれぞれ記憶する記憶部と、
    前記各部品に関するパラメータが保存される格納部とを有し、
    前記カスタマイズ部は、前記記憶部から読み込まれて表示された設定画面における指定された位置に、前記部品に対応するアイコンを選択し、前記選択されたアイコンを前記指定された位置に表示して登録することにより、前記部品に対応するアイコンや前記指定された位置情報をパラメータとして保存した後、
    前記表示装置が前記入力手段によりログインされると、前記各部品に関するパラメータを読み込んで前記操作画面に前記選択されたアイコンを表示する
    ことを特徴とする基板処理装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016030348A (ja) * 2014-07-28 2016-03-07 株式会社ソディック 射出成形機および射出成形機で実行される表示制御方法

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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