JP2007257687A - 光記録媒体 - Google Patents

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Abstract

【課題】PRSNRなどの初期特性が良好な光記録媒体を提供する。
【解決手段】波長が450nm以下のレーザー光を、レンズ開口率(NA)が0.6以上0.7未満のレンズを通して照射し記録再生する記録層を有する光記録媒体であって、周波数16.2MHzの単一波記録時におけるC/Nの立ち上がりパワーが2.5mW以上であることを特徴とする光記録媒体である。記録層には、少なくとも2種の色素を含み、該2種の色素が以下の条件A及び条件Bの少なくとも一方を満足することが好ましい。
条件A:2種の色素として、主成分となる色素Aと、消衰係数kが該色素Aの消衰係数kよりも0.1以上大きい色素Bとを含む。
条件B:2種の色素として、主成分となる色素Aと、分解温度が該色素Aの分解温度よりも低く、その差が50℃以下の色素Bとを含む。
【選択図】なし

Description

本発明は、レーザ光を用いて情報の記録及び再生を行うことができる追記型の光記録媒体に関する。
従来から、文字情報、画像情報、音声情報等を大量に記録・再生するための、レーザー光により一回限りの情報の記録が可能な追記型デジタル・ヴァサタイル・ディスク(所謂DVD−R)と称される光ディスク(光記録媒体)が提案されている。このDVD−Rは、照射されるレーザー光のトラッキングのための案内溝(プリグルーブ)のトラックピッチがCD−Rに比べて半分以下(0.74〜0.8μm)と狭く形成された透明な円盤状基板上に、色素からなる記録層、そして通常は該記録層の上に光反射層、そして更に必要により保護層を設けてなるディスクを二枚、或いは該ディスクと同じ形状の円盤状保護基板とを該記録層を内側にして接着剤で貼り合わせた構造を有している。DVD−Rへの情報の記録再生は、可視レーザー光(通常は、630〜680nmの範囲の波長のレーザー光)を照射することにより行われ、CD−Rより高密度の記録が可能であるとされている。
また、最近は、デジタルハイビジョン放送の開始により、画像データ量の一層の増加が見こまれており、それに伴い、光記録媒体にも、高容量、高データ転送速度が求められるようになってきた。デジタルハイビジョン放送を家庭で録画しようとした場合、前述のDVD−Rでは既に容量が不足すると言われており、次世代DVDの開発も行われている。その一例として、このDVD−Rとほぼ同じ構成を有する追記型HD DVDが提案されている(例えば、非特許文献1参照。)。
このHD DVDと呼ばれる光記録媒体は、高密度の記録を達成するために、基板には、DVD−Rよりも狭いトラックピッチ(0.3〜0.5μm)を有するプリグルーブが形成されており、また、波長450nm以下の青紫色半導体レーザーを用い、レンズ開口率(NA)が0.6以上0.7未満のレンズを通して照射し記録再生することができる。
一方、良好な初期特性を得るために光記録媒体に要求される性能パラメータの一つとして、C/N(Carrier−Noise ratio)が知られている。これは、記録された信号(Carrier)が周囲のノイズに対してどれだけ信号として差があるか、を示すもので、C/Nが大きいということはそれだけ再生時に認識が容易な、つまり品質の良い信号であることを意味している。そして、例えば、特許文献1には、C/Nが47dB以上が望ましいと記載されており、また、特許文献2には、周波数5.73MHzで記録したC/Nと、周波数15.3MHzで記録したC/Nとの大小が比較されている。
特開平6−195753公報 特開平8−190715公報 「日経エレクトロニクス10月13日号」日経BP社,2003年10月13日発行,p126−134
以上の文献では、いずれも最適記録パワー付近でのC/Nについて述べられたものであるが、C/Nが大きくても必ずしも良好な初期特性(PRSNR(Partial Response Signal to Noise Ratio)など)が得られない、という問題があった。例えば、HD DVDでは、16.2MHzの2T信号に対応するピットは、ピット及びピット間隔が共に小さく(狭く)、ノイズと区別して認識されるキャリアの領域が広く形成された場合、隣合うピット同士が干渉することがあり、信号に悪影響を与える場合があった。このような事情から、C/Nがいくら大きいピットであっても、隣合うピット同士が干渉する場合は良好な特性が得られず、最適記録パワー付近のC/Nの大小のみでは、良好な初期特性について議論することができない。
本発明は、前記従来の問題点に鑑みなされたものであり、以下の目的を達成することを課題とする。すなわち、
本発明の目的は、PRSNRなどの初期特性が良好な光記録媒体を提供することにある。
前記課題を解決するための手段は以下の通りである。すなわち、
<1> 波長が450nm以下のレーザー光を、レンズ開口率(NA)が0.6以上0.7未満のレンズを通して照射し記録再生する記録層を有する光記録媒体であって、
周波数16.2MHzの単一波記録時におけるC/Nの立ち上がりパワーが2.5mW以上であることを特徴とする光記録媒体である。
<1>によると、C/Nの立ち上がりパワーを一定以上に大きくすることで、ピットの分解領域が必要以上に広がらず、特に16.2MHzの単一波信号を記録した時であっても、隣合うピット同士の干渉が少ない良好な記録をすることができる。
<2> 前記記録層が少なくとも2種の色素を含み、該2種の色素が以下の条件A及び条件Bの少なくとも一方を満足することを特徴とする前記<1>に記載の光記録媒体である。
条件A:2種の色素として、主成分となる色素Aと、消衰係数kが該色素Aの消衰係数kよりも0.1以上大きい色素Bとを含む。
条件B:2種の色素として、主成分となる色素Aと、分解温度が該色素Aの分解温度よりも低く、その差が50℃以下の色素Bとを含む。
<2>によると、条件A及び/又は条件Bを満足する2種の色素を用いることで、<1>のようなC/Nの立ち上がりパワーとすることができる。
本発明によれば、PRSNRなどの初期特性が良好な光記録媒体を提供することができる。
本発明の光記録媒体は、波長が450nm以下のレーザー光を、レンズ開口率(NA)が0.6以上0.7未満のレンズを通して照射し記録再生する記録層を有する光記録媒体であって、周波数16.2MHzの単一波記録時におけるC/Nの立ち上がりパワーが2.5mW以上であることを特徴としている。
ここで、前記「立ち上がりパワー」とは、レーザー光によって色素が分解される際に、キャリアがノイズと区別して認識可能な状態となる最低パワーをいう。つまり、低パワーでのC/Nの立ち上がり(キャリアがノイズと区別して認識できる状態)は、最適記録パワーでピットを形成して色素が分解した時の分解部/非分解部の界面を同じ状態と推定することができる。従って、立ち上がりパワー未満のパワーでは、キャリアはノイズと区別できるほどに色素の分解が起こらず、立ち上がりパワー以上となってはじめてキャリアがノイズと区別して識別されるほどに色素の分解が起こる。
なお、「キャリアがノイズと区別して識別可能」とは、スペクトルアナライザーを用いて、0〜34MHzの周波数帯域の範囲を、RBW=30kHz、VBW=10kHz、sweep time=30ms、128回測定した平均スペクトルに於いて、目視で16.2MHzの周波数におけるピークを目視で確認できるときに識別可能であることをいう。
ピットの分解部がより広い範囲に及ぶと、ピット間干渉が発生して記録特性は悪化すると考えられる。一方、C/Nの立ち上がりが低パワーであるということは、ピット形成時により広い範囲まで分解し、C/N立ち上がりパワーが高いとピット分解部が広がらず、干渉の少ない良好な記録をすることができる。つまり、本発明においては、上述の通り、立ち上がりパワーの下限値を一定以上の大きな数値に規定することで、ピットの分解部が必要に広がらず、ピット間の干渉を抑えることができる。ひいては、良好な初期特性を得ることができる。
以上のように、本発明においては、上記条件でピット形成時におけるC/Nの立ち上がりパワーは2.5mW以上であるが、当該立ち上がりパワーが2.5mW未満であると、ピット分解部が広がり隣合うピット同士の干渉が生じる。当該立ち上がりパワーは、好ましくは、2.6mW以上であり、より好ましくは、2.7mW以上である。また上限は、6mW以下、好ましくは5.9mW以下、より好ましくは5.8mW以下である。一般に有機色素を記録層に用いた場合にはあるパワーから急激に出力が出る場合は稀であり、6mWまでに立ち上がらない場合には感度不足になるケースが多い。
前記C/Nの立ち上がりパワーを2.5mW以上とするには、記録層の色素において、そのような特性を有する色素(単一)を選定するか、あるいは、少なくとも2種の色素を、以下の条件A及び条件Bの少なくとも一方を満足するように選定することが好ましい。
条件A:2種の色素として、主成分となる色素Aと、消衰係数kが該色素Aの消衰係数kよりも0.1以上大きい色素Bとを含む。
条件B:2種の色素として、主成分となる色素Aと、分解温度が該色素Aの分解温度よりも低く、その差が50℃以下の色素Bとを含む。
以上の条件A及び条件Bについて、「主成分となる色素A」の「主成分」とは、色素Aを50質量%以上含むことをいう。
前記条件Aに記載の通り、色素Bの消衰係数kは色素Aの消衰係数よりも、0.1以上大きいことが好ましいが、より好ましくは0.105以上であり、さらに好ましくは0.11以上である。
また、前記条件Bに記載の通り、色素Bの分解温度は、色素Aの分解温度よりも低く、その差が50℃以下であることが好ましいが、その差は、より好ましくは45℃以下であり、さらに好ましくは40℃以下である。
以上のような色素Aに該当する色素としては、フタロシアニン色素、オキソノール色素、シアニン色素、スチリル色素、メロシアニン色素、トリアジン色素、ベンゾトリアゾール色素、ベンゾオキサゾール色素、アミノブタジエン、アゾ系色素、アゾメチン色素、ピリドポルフィラジン色素、ピラドポルフィラジン色素、ポルフィリン色素、ポルフィラジン色素が挙げられ、中でも、フタロシアニン色素、オキソノール色素 が好適に用いることができる。
また、前記色素Bに該当する色素としては、前記色素Aに該当する色素の他、4,4’−ビピリジニウム、テトラシアノキノジメタンなど記録再生波長に吸収を持つ構造のもの が挙げられ、中でも、フタロシアニン色素、オキソノール色素、4,4’−ビピリジニウムなどが好適に用いることができる。
前記色素Aと前記色素Bとの組合せとしては、フタロシアニン色素とフタロシアニン色素、フタロシアニン色素と4,4’−ビピリジニウム、オキソノール色素とオキソノール色素が好ましい。
前記色素Aと色素Bとの混合比率(質量比、色素A:色素B)は、50:50〜95:5が好ましく、60:40〜90:10がより好ましい。
本発明の光記録媒体は、いわゆる「HD DVD」の構成を対象としており、その層構成としては、例えば、基板上に、中間層、記録層と、反射層と、保護層とを順次有し、接着層を介して、保護層とダミー基板とを貼り合わせる構成である。
この層構成は単なる例示であり、当該層構成は上述の順番のみでなく、一部を入れ替えてもよい。また、一部(基板、中間層、及び記録層を除く)を省略しても、別の異なる層を追加してもかまわない。さらに、各層は1層で構成されても複数層で構成されてもよい。
以下、基板及び各層について説明する。なお、以下の説明において、基板とダミー基板とを総称して、単に「基板」という場合がある。
[基板]
本発明の光記録媒体の基板は、従来の光ディスクの基板として用いられている各種の材料から任意に選択することができる。
基板材料としては、例えば、ガラス、ポリカーボネート、ポリメチルメタクリレート等のアクリル樹脂、ポリ塩化ビニル、塩化ビニル共重合体等の塩化ビニル系樹脂、エポキシ樹脂、アモルファスポリオレフィン及びポリエステルなどを挙げることができ、所望によりそれらを併用してもよい。上記材料の中では、耐湿性、寸法安定性及び価格などの点からポリカーボネートが好ましい。
基板の厚さは、0.5〜1.0mmとすることが好ましく、0.55〜0.8mmとすることがより好ましい。
基板に形成されるプリグルーブは、反射率の確保、成形の容易さ、トラッキングの安定性の点から、溝深さは30〜130nmとすることが好ましく、40〜125nmとすることがより好ましく、50〜120nmとすることがさらに好ましい。また、溝幅(半値幅)は、140〜240nmとすることが好ましく、145〜235nmとすることがより好ましく、150〜230nmとすることがさらに好ましい。溝幅が狭いと溝部、広いとランド部(溝間部)の成型が困難となることがある。トラックピッチは330〜500nmとすることが好ましい。
記録層が設けられる側の基板表面(プリグルーブが形成された面側)には、平面性の改善、接着力の向上及び記録層の変質防止の目的で、下塗層が設けられてもよい。
下塗層の材料としては例えば、ポリメチルメタクリレート、アクリル酸・メタクリル酸共重合体、スチレン・無水マレイン酸共重合体、ポリビニルアルコール、N−メチロールアクリルアミド、スチレン・ビニルトルエン共重合体、クロルスルホン化ポリエチレン、ニトロセルロース、ポリ塩化ビニル、塩素化ポリオレフィン、ポリエステル、ポリイミド、酢酸ビニル・塩化ビニル共重合体、エチレン・酢酸ビニル共重合体、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリカーボネート等の高分子物質;及びシランカップリング剤などの表面改質剤などを挙げることができる。下塗層は、上記物質を適当な溶剤に溶解又は分散して塗布液を調製した後、この塗布液をスピンコート、ディップコート、エクストルージョンコートなどの塗布法により基板表面に塗布することにより形成することができる。
下塗層の層厚は一般に0.005〜20μmの範囲にあり、好ましくは0.01〜10μmの範囲である。
[中間層]
本発明において、中間層は、基板と記録層との間に形成される必須の層であり、既述のように、この中間層と、オキソノール骨格を有する色素を含む記録層とにより、ピット部に空隙が形成される。
中間層に用いられる材料としては、記録及び再生に用いられるレーザー光を透過する材料であり、上記の機能を発現し得るものであれば、特に、制限されるものではないが、例えば、ガスや水分の透過性の低い材料であり、膜が耐水性を有することが好ましい。
具体的には、Zn、Si、Al、Ti、Te、Sn、Mo、Ge、Nb、Ga、In等の窒化物、酸化物、炭化物からなる材料が好ましく、中でも、Zn、Si、及びAlからなる群より選択される金属の窒化物、酸化物を少なくとも1種含む層であることが好ましい。具体的には、MoO2、GeO2、TeO、SiO2、TiO2、ZnO、SnO2、ZnO−Ga23、ZnO−Al23、Nb25、Ga23、ITO、Si34が好ましく、SiO2、SnO2、ZnO−Ga23がより好ましい。
また、中間層は硫黄を含まないことが望ましい。硫黄を含むと反射層に銀を用いた場合、銀を腐食させる場合があるからである。
また、中間層は水に腐食しない素材であることが望ましい。水に腐食する素材は湿熱保存性が悪くなる傾向にある。
中間層の厚さは1〜80nmとすることが好ましく、1〜50nmとすることがより好ましくは、1.5〜30nmとすることがさらに好ましい。薄すぎると記録時の空隙形成が不十分となり、厚すぎると溝幅が狭くなり記録特性が悪化することがある。
以上の中間層は、真空蒸着、DCスパッタリング、RFスパッタリング、イオンプレーティングなどの真空成膜法により形成することができる。中でも、スパッタリングを用いることがより好ましい。
スパッタによる成膜時の圧力は13.3〜1.33×10-3Pa(1E−01〜1E−05torr)が好ましく、レートは0.1〜30nm/secが好ましく、ガス流量は1〜50sccmが好ましく、ガス種類はArが好ましく、スパッタ電力は0.2〜4kW(好ましくは0.4〜3kW、さらに好ましくは0.5〜2.5kW)である。
RFスパッタ法により成膜する場合、そのチューニング(マッチング)を調整して、FWDに対するREFは10%以下、好ましくは5%以下、更に好ましくは2.5%以下である。また、酸化物や窒化物の場合、それらのガスをスパッタガス中に混合して反応性スパッタにより成膜することがある。
DCスパッタ法による成膜の場合、パルススパッタ法やチョッパー等により瞬間的にターゲットの帯電を除去する手法を組み合わせることが好ましい。また、酸化物や窒化物の場合、酸素あるいは窒素ガスをスパッタガス中に混合して反応性スパッタにより成膜することがある。
中間層の光透過率は50〜99%であることが好ましく、55〜98%であることがより好ましく、60〜95%であることがさらに好ましい。光透過率が低いと記録感度が悪化することがあり、媒体反射率が低くなるなどの弊害が生じることがある。光透過率が高いと、耐光性試験時の保存性が悪くなる傾向にある。中間層に用いられる無機物層は、記録再生波長である405mより短い領域では光吸収性が405nmでの吸収より大きく、耐光性試験時に照射される〜350nmの光から色素を保護する働きも有していると推定される。
[記録層]
記録層は、デジタル情報などの符号情報(コード化情報)が記録される。本発明においては、レーザー光により一回限りの情報の記録が可能な、色素を含有する記録層であることが好ましい。当該色素としては既に述べたので、ここでは記録層におけるその他の含有成分や形成方法について説明する。
記録層は、さらに記録層の耐光性を向上させるために、種々の褪色防止剤を含有することが好ましい。褪色防止剤としては、有機酸化剤や一重項酸素クエンチャーを挙げることができる。褪色防止剤として用いられる有機酸化剤としては、特開平10−151861号に記載されている化合物が好ましい。一重項酸素クエンチャーとしては、既に公知の特許明細書等の刊行物に記載のものを利用することができる。その具体例としては、特開昭58−175693号、同59−81194号、同60−18387号、同60−19586号、同60−19587号、同60−35054号、同60−36190号、同60−36191号、同60−44554号、同60−44555号、同60−44389号、同60−44390号、同60−54892号、同60−47069号、同63−209995号、特開平4−25492号、特公平1−38680号、及び同6−26028号等の各公報、ドイツ特許350399号明細書、そして日本化学学会誌1992年10月号第1141頁などに記載のものを挙げることができる。
好ましい一重項酸素クエンチャーの例としては、下記の一般式(1)で表わされる化合物を挙げることができる。
Figure 2007257687
[一般式(1)中、R41は置換基を有していてもよいアルキル基を表わし、Q-はアニオンを表わす。]
一般式(1)において、R41は置換されていてもよい炭素数1〜8のアルキル基が一般的であり、無置換の炭素数1〜6のアルキル基が好ましい。アルキル基の置換基としては、ハロゲン原子(例、F,Cl)、アルコキシ基(例、メトキシ、エトキシ)、アルキルチオ基(例、メチルチオ、エチルチオ)、アシル基(例、アセチル、プロピオニル)、アシルオキシ基(例、アセトキシ、プロピオニルオキシ)、ヒドロキシ基、アルコキシカルボニル基(例、メトキシカルボニル、エトキシカルボニル)、アルケニル基(例、ビニル)、アリール基(例、フェニル、ナフチル)を挙げることができる。これらの中で、ハロゲン原子、アルコキシ基、アルキルチオ基、アルコキシカルボニル基が好ましい。Q-のアニオンの例としては、ClO4 -、AsF6 -、BF4 -、及びSbF6 -が好ましい。
記録層の形成は、蒸着、スパッタリング、CVD、又は溶剤塗布等の方法によって行うことができるが、溶剤塗布が好ましい。
記録層を溶剤塗布により形成する方法としては、まず、色素等の記録物質を、結合剤等と共に適当な溶剤に溶解して塗布液を調製し、次いで、この塗布液を基板上に塗布して塗膜を形成した後、乾燥する方法がある。
塗布液中の記録物質(上記の色素、化合物)の濃度は、一般に0.01〜15質量%の範囲であり、好ましくは0.1〜10質量%の範囲、より好ましくは0.5〜5質量%の範囲、最も好ましくは0.5〜3質量%の範囲である。
塗布液の溶剤としては、酢酸ブチル、乳酸エチル、セロソルブアセテートなどのエステル;メチルエチルケトン、シクロヘキサノン、メチルイソブチルケトンなどのケトン;ジクロルメタン、1,2−ジクロルエタン、クロロホルムなどの塩素化炭化水素;ジメチルホルムアミドなどのアミド;メチルシクロヘキサンなどの炭化水素;ジブチルエーテル、ジエチルエーテル、テトラヒドロフラン、ジオキサンなどのエーテル;エタノール、n−プロパノール、イソプロバノール、n−ブタノール、ジアセトンアルコールなどのアルコール;2,2,3,3−テトラフルオロプロパノールなどのフッ素系溶剤;エチレングリコールモノメチルエーテル、エチレングリコールモノエチルエーテル、プロピレングリコールモノメチルエーテルなどのグリコールエーテル類などを挙げることができる。
上記溶剤は使用する色素の溶解性を考慮して単独で、或いは二種以上を組み合わせて使用することができる。塗布液中には更に酸化防止剤、UV吸収剤、可塑剤、潤滑剤など各種の添加剤を目的に応じて添加してもよい。
結合剤を使用する場合、該結合剤の例としては、ゼラチン、セルロース誘導体、デキストラン、ロジン、ゴムなどの天然有機高分子物質;及びポリエチレン、ポリプロピレン、ポリスチレン、ポリイソブチレン等の炭化水素系樹脂;ポリ塩化ビニル、ポリ塩化ビニリデン、ポリ塩化ビニル・ポリ酢酸ビニル共重合体等のビニル系樹脂;ポリアクリル酸メチル、ポリメタクリル酸メチル等のアクリル樹脂;ポリビニルアルコール、塩素化ポリエチレン、エポキシ樹脂、ブナラール樹脂、ゴム誘導体、フェノール・ホルムアルデヒド樹脂等の熱硬化性樹脂の初期縮合物などの合成有機高分子を挙げることができる。
記録層の材料として結合剤を併用する場合、結合剤の使用量は、一般に色素の質量の0.01倍量〜50倍量の範囲にあり、好ましくは0.1倍量〜5倍量の範囲にある。
前記溶剤塗布の塗布方法としては、スプレー法、スピンコート法、ディップ法、ロールコート法、ブレードコート法、ドクターロール法、スクリーン印刷法などを挙げることができる。
記録層の層厚は一般に10〜500nmの範囲にあり、好ましくは15〜300nmの範囲にあり、より好ましくは20〜150nmの範囲にある。
なお、記録層は単層でも重層でもよい。
記録層には、該記録層の耐光性を向上させるために、種々の褪色防止剤を含有させることができる。褪色防止剤としては、一般的に、一重項酸素クエンチャーが用いられる。一重項酸素クエンチャーとしては、既に公知の特許明細書等の刊行物に記載のものを利用することができる。その具体例としては、特開昭58−175693号、同59−31194号、同60−18387号、同60−19586号、同60−19587号、同60−35054号、同60−36190号、同60−36191号、同60−44554号、同60−44555号、同60−44389号、同60−44390号、同60−54892号、同60−47069号、同68−209995号、特開平4−25492号、特公平1−38680号、及び同6−26028号等の各公報、ドイツ特許350399号明細書、そして日本化学会誌1992年10月号第1141頁などに記載のものを挙げることができる。
前記一重項酸素クエンチャーなどの褪色防止剤の使用量は、通常、色素の質量の0.1〜50質量%の範囲であり、好ましくは、0.5〜45質量%の範囲、更に好ましくは、3〜40質量%の範囲、特に好ましくは5〜25質量%の範囲である。
[反射層]
情報の再生時における反射率の向上の目的で、記録層に隣接して反射層が設けられる。反射層の材料である光反射性物質はレーザー光に対する反射率が高い物質であり、その例としては、Mg、Se、Y、Ti、Zr、Hf、V、Nb、Ta、Cr、Mo、W、Mn、Re、Fe、Co、Ni、Ru、Rh、Pd、Ir、Pt、Cu、Ag、Au、Zn、Cd、Al、Ga、In、Si、Ge、Te、Pb、Po、Sn、Biなどの金属及び半金属或いはステンレス鋼を挙げることができる。これらの物質は単独で用いてもよいし、或いは二種以上の組合せで、又は合金として用いてもよい。これらのうちで好ましいものは、Cr、Ni、Pt、Cu、Ag、Au、Al及びステンレス鋼である。特に好ましくは、Au金属、Ag金属、Al金属或いはこれらの合金であり、最も好ましくは、Agを50atm%以上含む金属である。
反射層は、例えば、上記光反射性物質を蒸着、スパッタリング又はイオンプレーティングすることにより基板若しくは記録層の上に形成することができる。
反射層の層厚は、一般的には10〜300nmの範囲にあり、50〜200nmの範囲にあることが好ましい。
[接着層]
接着層は、上記反射層と、ダミー基板とを貼り合わせるために形成される。
接着層を構成する材料としては、光硬化性樹脂が好ましく、中でも、ディスクの反りを防止するため、硬化収縮率の小さいものが好ましい。このような光硬化性樹脂としては、例えば、大日本インキ化学工業(株)製の「SD−640」、「SD−661」等のUV硬化性樹脂(UV硬化性接着剤)を挙げることができる。
また、接着層の厚さは、弾力性を持たせるため、1〜1000μmの範囲が好ましく、5〜500μmの範囲がより好ましく、10〜100μmの範囲が特に好ましい。
[ダミー基板]
ダミー基板には、プリグルーブが形成されていない点以外は、既述の基板と同じ材質で、同じ形状のものを使用することができる。
また、ダミー基板にも既述の基板と同様のプリグルーブが形成され、また、貼り合わせ面に、記録層が形成されていてもよい。更に、ダミー基板と記録層との間に誘電体層が設けられてもよいし、記録層の基板とは反対の面に反射層が設けられてもよい。なお、ダミー基板側に設けられる、誘電体層、記録層、及び反射層も、上述の各層と同様である。このように、ダミー基板側に記録層が形成されている積層体と、上述のように、既述の基板上に、誘電体層、記録層、及び反射層がこの順に形成されている積層体と、を両基板を外側にして接着層により貼り合せることにより、両面で情報の記録及び再生が可能な光記録媒体を得ることができる。
[保護層]
本発明の光記録媒体では、記録層を物理的及び化学的に保護する目的で、該記録層に隣接して保護層が設けられることがある。なお、ダミー基板側にも記録層が形成されている場合にも、当該記録層に隣接して保護層を設けてもよい。
保護層に用いられる材料の例としては、ZnS、ZnS−SiO2、SiO、SiO2、MgF2、SnO2、Si34等の無機物質、熱可塑性樹脂、熱硬化性樹脂、UV硬化性樹脂等の有機物質を挙げることができる。保護層は、例えば、プラスチックの押出加工で得られたフィルムを接着剤を介して反射層上にラミネートすることにより形成することができる。或いは真空蒸着、スパッタリング、塗布等の方法により設けられてもよい。
また、熱可塑性樹脂、熱硬化性樹脂の場合には、これらを適当な溶剤に溶解して塗布液を調製した後、この塗布液を塗布し、乾燥することによっても形成することができる。UV硬化性樹脂の場合には、この塗布液を塗布し、UV光を照射して硬化させることによっても形成することができる。これらの塗布液中には、更に帯電防止剤、酸化防止剤、UV吸収剤等の各種添加剤を目的に応じて添加してもよい。保護層の層厚は一般には0.1μm〜1mmの範囲にある。
[記録方法]
本発明の光記録媒体への情報(デジタル情報)の記録方法について説明する。
本発明の光記録媒体への情報の記録には、少なくとも、レーザー光を射出するレーザーピックアップと、光記録媒体を回転させる回転機構と、を有する記録装置を用いる。まず、回転機構を用いて、未記録の光記録媒体を所定の記録線速度にて回転させながら、レーザーピックアップからレーザー光を照射する。この照射光により、記録層中の色素がその光を吸収して局所的に温度上昇し、例えば、ピットが生成してその光学特性が変わることにより情報が記録される。
なお、記録された情報の再生は、回転させた状態の光記録媒体の記録層に向けてレーザーピックアップからレーザー光を照射して行う。
レーザー光の記録波形は、1つのピットの形成する際には、パルス列でも1パルスでもかまわない。実際に記録しようとする長さ(ピットの長さ)に対する割合が重要である。
レーザー光のパルス幅としては、実際に記録しようとする長さに対して20〜95%の範囲が好ましく、30〜90%の範囲がより好ましく、35〜85%の範囲が更に好ましい。ここで、記録波形がパルス列の場合には、その和が上記の範囲にあることを指す。
レーザー光のパワーとしては、記録線速度によって異なるが、記録線速度が6.61m/sの場合、1〜20mWの範囲が好ましく、3〜15mWの範囲がより好ましく、5〜12mWの範囲が更に好ましい。また、記録線速度が2倍になった場合には、レーザー光のパワーの好ましい範囲は、それぞれ21/2倍程度となる。
また、記録密度を高めるために、ピックアップに使用される対物レンズのNAは0.55以上が好ましく、0.60以上がより好ましい。
本発明においては、記録及び再生の光源として、350〜450nmの範囲の発振波長を有する半導体レーザーを用いることができる。
[実施例1]
帝人化成(株)社製ポリカーボネート樹脂(パンライトAD5503)を用いて射出成形により厚さ0.6mmの基板を成形した。基板の溝トラックピッチは400nm、溝部の半値幅は190nm、溝深さは90nmであった。また、同様にして、溝のないダミー基板をも成形した。
この基板上にSiO2からなるターゲットを用いて、RFスパッタ法により30nmの中間層を成膜した。
下記構造式で示される色素(1)をTFP100mlに対し1.8g、下記構造式で示される色素(2)をTFP100mlに対し0.2gとなるよう秤量して溶解させ色素溶液を得た。該色素溶液に超音波を2時間照射して色素を十分に溶解させた後、23℃50%の環境に0.5時間以上静置し、0.2μmのフィルターで濾過した。この液を用いて、スピンコート法で基板上に厚さ40nmの記録層を形成した。
Figure 2007257687
Figure 2007257687
次いで、記録層を形成した後、80℃のクリーンオーブン中で1h加熱処理した。
加熱処理後、記録層上に、Ag:98.4at%、Nd:0.7at%、Cu:0.9at%からなるターゲットを用いて、真空成膜法により反射層を100nmの厚みで成膜した。投入電力は2kW、Ar流量は5sccmで行った。
次いで、反射層上に、紫外線硬化性樹脂(大日本インキ化学工業(株)製 SD640)を滴下、塗布し、その上に、ダミー基板を載せた後、3600r.p.m.で回転させて紫外線硬化性樹脂を延展させた後にUVを照射することで、紫外線硬化性樹脂を硬化させ2枚の基板を貼り合わせて光記録媒体を得た。
作製した光記録媒体を、波長:405nm、NA=0.65のレーザー光学系を搭載したディスクドライブ装置(DDU−1000、パルステック工業社製)にセットして、クロック周波数64.8MHz、線速6.61m/sにて8−12変調したランダム信号を記録しPRSNR値を測定した。PRSNR値は15であった。記録時には発光波形、記録パワーを最適化して行った。
更に、同装置を用いて16.2MHzの単一波信号を記録して、スペクトルアナライザーFSP型(ローデ&シュヴァルツ社製)を用いて16.2MHzの信号強度を測定した。条件は、RBW=30KHz、VBW=10KHz、sweep=30ms、0〜34MHzの範囲を測定し128回の平均とした。
この時、記録時のピークパワーを1.0〜4.0mWまで0.1mW刻みで変更して行い、16.2MHzの信号強度がノイズレベルと異なることを確認できた記録パワーをC/N立ち上がりパワーとした。C/N立ち上がりパワーは3.2mWであった。
更に、2.9MHzの単一波信号を記録して2.9MHzの信号強度と34MHzの信号強度の差を測定し最大C/N値とした。この時、ピークパワーは最大12mWまでの間で変更し、最もC/N値の大きくなる条件で測定した。最大C/Nは62dBであった。
[実施例2]
色素(2)の代わりに下記色素(3)を用いたこと以外は実施例1と同様にして光記録媒体を作製し、同様に評価を行った。PRSNR値は16、C/N立ち上がりパワーは3.0mW、最大C/Nは59dBであった。
Figure 2007257687
[比較例1]
色素(2)の代わりに下記色素(4)を用いたこと以外は実施例1と同様にして光記録媒体を作製し、同様に評価を行った。PRSNR値は3、C/N立ち上がりパワーは1.8mW、最大C/Nは59dBであった。
Figure 2007257687
[比較例2]
色素(2)の代わりに下記色素(5)を用いたこと以外は実施例1と同様にして光記録媒体を作製し、同様に評価を行った。PRSNR値は5、C/N立ち上がりパワーは2.4mW、最大C/Nは61dBであった。
Figure 2007257687
以上の各実施例及び比較例の結果を表1に示す。表1において、PRSNRの値が10以上を○、10未満を×として評価した。
Figure 2007257687
表1より、C/Nの立ち上がりパワーを2.5mW以上の実施例1〜2はいずれもPRSNRの値において良好な結果が得られ、初期特性が良いことを示している。それに対し、C/Nの立ち上がりパワーが2.5mW未満の比較例1〜2では、良好な初期特性が得らなかったが、その原因は色素の分解領域広く、ピット間の干渉が生じたものと推察される。

Claims (2)

  1. 波長が450nm以下のレーザー光を、レンズ開口率(NA)が0.6以上0.7未満のレンズを通して照射し記録再生する記録層を有する光記録媒体であって、
    周波数16.2MHzの単一波記録時におけるC/Nの立ち上がりパワーが2.5mW以上であることを特徴とする光記録媒体。
  2. 前記記録層が少なくとも2種の色素を含み、該2種の色素が以下の条件A及び条件Bの少なくとも一方を満足することを特徴とする請求項1に記載の光記録媒体。
    条件A:2種の色素として、主成分となる色素Aと、消衰係数kが該色素Aの消衰係数kよりも0.1以上大きい色素Bとを含む。
    条件B:2種の色素として、主成分となる色素Aと、分解温度が該色素Aの分解温度よりも低く、その差が50℃以下の色素Bとを含む。
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