JP2007257656A - 連成解析方法及びそのプログラム - Google Patents

連成解析方法及びそのプログラム Download PDF

Info

Publication number
JP2007257656A
JP2007257656A JP2007120932A JP2007120932A JP2007257656A JP 2007257656 A JP2007257656 A JP 2007257656A JP 2007120932 A JP2007120932 A JP 2007120932A JP 2007120932 A JP2007120932 A JP 2007120932A JP 2007257656 A JP2007257656 A JP 2007257656A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
model
physical model
physical
boundary
element group
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2007120932A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4615543B2 (ja
Inventor
Kouichi Shimizu
香壱 清水
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fujitsu Ltd filed Critical Fujitsu Ltd
Priority to JP2007120932A priority Critical patent/JP4615543B2/ja
Publication of JP2007257656A publication Critical patent/JP2007257656A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4615543B2 publication Critical patent/JP4615543B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)

Abstract

【課題】対象モデルを複数種類の物理シュミレーションモデルで解析する連成解析の解析条件設定方法に関し、対象モデルのグループと境界の解析条件の設定を容易にする。
【解決手段】対象モデルの要素の集合である要素グループと、要素グループに対して指定可能な物理モデルとの関係を示す第1の対応表(110)を画面に表示するステップと、表示された第1の対応表において、物理モデルを決定し、決定された前記物理モデルに対応する要素グループに含まれる要素の境界である境界データを、要素グループと境界データとの対応関係を示す対応リストから検索するステップと、検索された境界データと、境界データに対して指定可能な物理モデルとの関係を示す第2の対応表(120)を画面に表示するステップとを有する。連成解析の解析条件設定において、対象モデルの要素グループと境界の対応つけが自動的に行われ、解析条件の設定が容易且つ正確に実行できる。
【選択図】 図2

Description

本発明は、複数種類の物理シュミレーションモデルを用いて、対象モデルを解析する連成解析方法及びそのプログラムに関し、特に、対象モデルの解析条件を設定するための連成解析方法及びそのプログラムに関する。
近年、設計モデルの検証のため、コンピュータにより、設計モデルの物理的動作をシミュレーションすることが盛んに行われている。例えば、熱伝導解析、流体解析、構造解析、電磁場解析、電磁波解析等である。近年、解析対象モデルの複雑化に伴い、対象モデルに複数種類のシミュレーションを適用する場合が増加している。これを連成解析という。
図25は、従来の解析方法の説明図、図26は、従来の解析条件設定手順の説明図、図27(A)及び図27(B)は、対象モデル例の説明図である。図25に示すように、CADシステムでモデルのデータを作成する。例えば、図27(A)のモデルである。
解析システムは、このデータを読み込む(一般的にデータは非構造形式のものである)。解析の前に、物理シュミレーションモデル(物理モデルという)の選択を行い、続いて対象モデルの各要素グループの解析条件の設定と、要素グループの境界の解析条件の設定を行う。このように、解析条件が設定された後、解析計算を行う。
図27(A)のモデル例で具体的に説明する。図27(A)は、熱一流体解析用のモデルの概念図である。モデルの要素の集合であるグループ1が筐体内の流体の領域、グループ2が発熱体、そしてグループ3が断熱体である。図の左側の流入境界から空気が流入して、右側の流出境界から空気が流出する。
このモデルに対して要素(メッシュ)分割したのが、図27(B)である。要素グループは要素の集合であり、境界は連続した要素境界の集合である。境界は、複数の要素グループに渡っていてもよく、また、必ずしも要素グループの境界に存在するものでもない。図27(B)において、境界2、4は流体の壁、境界5は、断熱体の壁、境界1は流入、境界3は流出の境界、境界6は、断熱体と流体の境界、境界7は、発熱体と流体の境界である。
この要素グループと境界に対し、解析条件の設定を行う。解析条件は、解析種類と、解析の性質(熱伝導率等)である。図27(B)の場合には、グループ1は、熱伝導と流体の性質があるので、物理モデルには熱伝導と流体を設定する。グループ2は、固体の発熱体であるので、物理モデルには熱伝導のみを設定する。グループ3は、断熱体であるので、何も設定しなくてよい。更に、各グループに熱伝導率等のグループの性質を設定する。同様に、図27(B)に示す各境界に対し、物理モデルと、境界の性質を設定する。
この設定のため、従来は、図26に示すように、グループと境界の名前を異なる1次元リストに表示し、各グループや境界を選択して、グループ、境界別々に、条件設定を行っていた(例えば、特許文献1参照)。
特開2000−057127号公報
しかし、物理モデルが2つ以上になると、要素グループに複数の物理変数を設定する必要があるため、1次元的リストを使用した場合、設定作業が煩雑となる。又、境界条件の設定の際には、どの境界がどの物理モデルに対応しているかを、要素グループへの設定状況を考慮しながら、境界条件の設定を行う必要があり、作業は更に複雑化する。
近年、対象モデルが複雑化しており、多数の物理モデルを使用する解析が増加しており、多数のグループ、境界の条件設定、多数の物理モデルの設定が必要となり、条件設定作業が複雑で困難となるという問題が生じていた。又、グループと境界との設定状況の把握も容易でなく、一層、条件設定作業を複雑化するという問題があった。
例えば、本来同じ物理モデルを共有するグループと境界の関連が明らかではないため、1つのグループ(例えば、「solid2」)に、静電場の物理モデルを用いて解析条件を設定したのに、他のグループ(例えば、「solid1」)に属する境界に、同じ静電場の境界条件を与えてしまうことがある。
従って、本発明の目的は、複数の物理モデルを用いる連成解析システムにおいて、対象モデルのグループと境界との条件設定を容易に行うための連成解析方法及びそのプログラムを提供することにある。
又、本発明の他の目的は、対象モデルのグループと境界との物理モデルの共通性を利用して、グループと境界との条件設定を容易にするための連成解析方法及びそのプログラムを提供することにある。
更に、本発明の他の目的は、条件設定と対象モデルとを画面でリンクして、条件設定を容易にするための連成解析方法及びそのプログラムを提供することにある。
この目的の達成のため、本発明の連成解析方法は、物理特性のシミュレーションモデルである物理モデルを用いて、シミュレーション対象である対象モデルを解析する連成解析方法において、前記対象モデルの要素の集合である要素グループと、前記要素グループに対して指定可能な物理モデルとの関係を示す第1の対応表を画面に表示するステップと、前記表示された第1の対応表において、物理モデルを決定し、前記決定された前記物理モデルに対応する要素グループに含まれる要素の境界の集合である境界データを、前記要素グループと前記境界データとの対応関係を示す対応リストから検索するステップと、前記検索された境界データと、前記境界データに対して指定可能な物理モデルとの関係を示す第2の対応表を画面に表示するステップとを有する。
又、本発明の連成解析方法の他の側面は、物理特性のシミュレーションモデルである物理モデルを用いて、シミュレーション対象である対象モデルを解析する連成解析方法において、前記対象モデルの要素の集合である要素グループと、前記要素グループに対して指定可能な物理モデルとの関係を示す第1の対応表を画面に表示するステップと、前記表示された第1の対応表において、物理モデルを決定し、前記決定された物理モデルに対して入力された物理変数に基づいて、物理モデルを設定するステップと、前記物理モデルの設定を行った要素グループに対応する前記対象モデルの境界データを、前記要素グループと前記境界データとの対応関係を示す対応リストから検索するステップと、前記検索された境界データに対応する識別名と、前記境界データに対して指定可能な物理モデルとの関係を示す第2の対応表を画面に表示するステップと、前記表示された第2の対応表において、前記境界データに対して物理モデルを決定し、前記決定された物理モデルに対して入力された境界条件における物理変数に基づいて、解析条件を設定するステップと、前記設定された物理モデル及び解析条件を用いて、前記対象モデルを解析するステップとを有する。
更に、本発明の連成解析方法の他の側面は、前記物理モデルを設定するステップにおいて、物理モデルが決定された場合に、前記物理モデルを設定する設定画面を表示する。
更に、本発明の連成解析方法の他の側面は、前記解析条件を設定するステップにおいて、物理モデルが決定された場合に、前記解析条件を設定する設定画面が自動的に表示する。
更に、本発明の連成解析方法の他の側面は、物理特性のシミュレーションモデルである物理モデルを用いて、シミュレーション対象である対象モデルを解析する連成解析方法において、前記対象モデルの要素の境界の集合である境界データと、前記境界データに対して指定可能な物理モデルとの関係を示す第1の対応表を画面に表示するステップと、前記表示された第1の対応表において、物理モデルを決定し、前記決定された物理モデルに対して入力された境界条件における境界データに対応する前記対象モデルの要素の集合である要素グループを、前記要素グループと前記境界データとの対応関係を示す対応リストから検索するステップと、前記検索された要素グループと、前記要素グループに対して指定可能な物理モデルとの関係を示す第2の対応表を画面に表示するステップとを有する。
更に、本発明の連成解析方法の他の側面は、物理特性のシミュレーションモデルである物理モデルを用いて、シミュレーション対象である対象モデルを解析する連成解析方法において、前記対象モデルの要素の境界の集合である境界データと、前記境界データに対して指定可能な物理モデルとの関係を示す第1の対応表を画面に表示するステップと、前記表示された第1の対応表において、物理モデルを決定し、前記決定された物理モデルに対して入力された境界条件における境界データに基づいて、解析条件を設定するステップと、前記解析条件の設定を行った境界データに対応する前記対象モデルの要素の集合である要素グループを、前記要素グループと前記境界データとの対応関係を示す対応リストから検索するステップと、前記検索された要素グループと、前記要素グループに対して指定可能な物理モデルとの関係を示す第2の対応表を画面に表示するステップと、前記表示された第2の対応表において、前記要素グループに対する物理モデルに対して入力された物理変数に基づいて、物理モデルを設定するステップと、前記設定された解析条件及び物理モデルを用いて、前記対象モデルを解析するステップとを有する。
グループと境界の相関を境界条件設定画面に反映するため、グループの物理モデルを設定すると、自動的にそのグループに対応する境界を検索し、境界条件設定画面にその境界の解析条件を設定するようにした。これにより、連成解析の解析条件設定において、対象モデルの要素グループと境界の対応つけが自動的に行われ、シミュレーションのユーザが、解析条件の設定が容易且つ正確に実行できる。
以下、本発明の実施の形態を、連成解析システム、解析条件設定方法、他の実施の形態の順で、図面に基づいて説明する。
[連成解析システム]
図1は、本発明の一実施の形態の連成解析システムの構成図、図2は、図1の設定画面の説明図、図3は、その要素グループの解析条件設定画面の説明図、図4は、その境界の解析条件設定画面の説明図である。
図1に示すように、連成解析システムは、CPU(プロセッサ)1と、デイスプレイ2と、マウス等の入力デバイス3と、ファイル装置(記憶装置)4とで構成されている。この解析システムは、周知のパーソナルコンピュータを使用できる。
CPU1は、CADモデル作成処理10と、メッシュ作成処理11と、リスト登録処理12と、要素グループの解析条件設定処理13と、要素境界の解析条件設定処理14と、物理モデルのシミュレーション計算処理15と、計算結果の表示処理16とを行う。各処理は、モジュール化されており、汎用のモジュールを一部使用できる。
CADモデル作成処理10は、数値計算を行うためのモデルを作成する。メッシュ作成処理11は、作成されたモデルに対して、メッシュ(要素)分割する。この際に、各メッシュ(要素)のグループと境界が定義される。
リスト登録処理12は、グループをグループリスト41に、境界を境界リスト42に登録し、グループと境界との対応関係を対応リスト40に登録する。対応リスト40は、図1では、ファイル装置4に設けられ、グループ番号と、対応する境界番号を格納する。
要素グループの解析条件設定処理13及び要素境界の解析条件設定処理14は、メッシュ分割したメッシュ(要素)のグループと境界に対して解析条件を設定する。例えば、熱伝導解析では、要素グループに対して熱伝導率、境界に対しては温度や熱伝達率を設定する。又、構造解析では、要素グループに対してヤング率等、境界に対しては荷重等の条件を設定する。本発明の一つの特徴として、両解析条件設定処理13、14は、互いにリンクしている。
図2、図3及び図4により、解析条件設定処理を説明する。図2は、デイスプレイ2の解析条件設定画面100を示す。解析条件設定画面100は、3つの領域110、120、130が設けられている。第1の領域110は、物理モデルと要素グループ名の2次元的リストを表示する。第2の領域120は、物理モデルと境界名の2次元的リストを表示する。第3の領域130は、対象モデル形状を表示する。
要素グループ設定用の2次元リスト110は、各要素グループ名と、このシステムで指定可能な物理シュミレーションモデルの表である。図2及び図3の例では、対象モデル(図2の第3の領域130)の3つのグループ1、2、3と、5つの指定可能な物理モデル(熱伝導、流体、構造解析、静電磁場、電磁場)との表で構成される。
物理モデルの選択においては、2次元リスト110において、物理モデルと要素グルーブの交わる領域をクリック(またはダブルクリック)することで、要素グループの物理モデルが選択され、対応する物理モデルの物理変数人カ画面112、114が開き、変数の入力ができる。
図3の例では、2次元リスト110の熱伝導をクリックすることにより、熱伝導解析の変数設定画面112が開き、熱伝導率、比熱等の入力を行うことができる。又、2次元リスト110の流体をクリックすることにより、流体解析の変数設定画面114が開き、粘性係数、質量密度等の入力を行うことができる。2次元リスト110の設定された欄には、丸印が表示される。
境界条件設定用の2次元リスト120は、各境界名と、このシステムで指定可能な物理シュミレーションモデルの表である。図2及び図4の例では、対象モデル(図2の第3の領域130)の境界1、2、3、4と、5つの指定可能な物理モデル(熱伝導、流体、構造解析、静電磁場、電磁場)との表で構成される。
境界条件の選択においては、2次元リスト120において、物理モデルと境界の交わる領域をクリック(またはダブルクリック)することで、対応する物理モデルの物理変数人カ画面122、124が開き、変数の入力ができる。
図4の例では、2次元リスト120の熱伝導をクリックすることにより、熱伝導解析の境界条件設定画面122が開き、熱流束、熱伝達率等の入力を行うことができる。又、2次元リスト120の流体をクリックすることにより、流体解析の境界条件設定画面124が開き、圧力、流速等の入力を行うことができる。
本発明の一つの特徴として、物理モデルと境界名の2次元的なリスト表示機能を有し、前述のファイル4の対応リスト40を参照し、各要素グループの物理モデルの割り当て状況を境界リスト120に表示する。境界リスト120において、条件設定が必要とされる境界(物理モデルと境界の交わる領域)が自動的にチェックされる。例えば、丸印で表示する。チェックされている境界名の領域をクリック(またはダブルクリック)することで、各境界が対応する物理モデルの境界条件の設定ができる。
また、物理モデルと要素グループ名の2次元的リスト表示と物理モデルと境界名の2次元的リスト表示とモデル形状の表示とを1画面に並べて同時表示することで、容易に解析の設定状況の把握ができる。
このように、2次元リスト110により、複数の物理モデルを伴う達成解析において、要素グループヘの物理変数の設定が容易になる。又、要素グループヘの物理変数の設定状況を判別し、設定が必要な境界条件を自動的にチェックし、境界リスト120で設定可能状態にするので、境界条件設定が容易になる。更に、要素グループリストと境界リストとモデル形状を同時に出力できるので、解析の設定状況の把握が容易になる。
図1に戻り、計算処理15は、メッシュ分割されたモデルと解析条件を用いて計算を実行して、解を求める。この計算処理15は、汎用の熱解析プログラム、構造解析プログラム、流体解析プログラム等を使用できる。結果表示処理16は、計算処理で求められた計算結果を画面に出力する。
[解析条件設定方法]
次に、リスト登録処理12、解析条件設定処理13、14を、図5乃至図9により説明する。図5は、図1のリスト登録、解析条件設定処理フロー図、図6は、図5の要素と境界の関係図、図7は、図5の境界データの作成処理フロー図、図8は、図5の境界データの修正処理フロー図、図9は、図1のリンク処理フロー図である。
図5により、登録、設定処理を説明する。
(S1)要素グループデータ構造を作成する。図1の例では、読み込んだ要素グループをグループリスト41に登録する。
(S2)読み込んだ要素グループ又は要素グループと要素境界データから、要素境界データ構造を作成する。図6に示すように、境界Aが、要素A,B,Cに跨ることがある。このような場合、境界Aを、境界A−Bと、境界A−Cに分割する。このようにすることにより、1つの境界は、片側に1つの要素、又は両側に1つづつの要素を有していると定義でき、境界と要素との相関を用いる解析条件設定が可能となる。図1の例では、この境界を境界リスト42に登録し、且つグループと境界の相関関係を対応リスト40に登録する。この処理は、後述する図7及び図8で詳細に説明する。
(S3)図2のように、解析条件設定画面100を表示し、領域110の要素グループと物理モデルとの2次元リストから、要素グループの物理モデルを選択する。図2、図3で示すと、グループと物理モデルの交点の領域をクリックする。これに応じて、選択した要素グループが有する要素境界を、対応リスト40により自動検索する。領域120の要素境界と物理モデルとの2次元リストの要素境界の物理モデルは、クリックした物理モデルに決定される。この処理を、後述する図9で詳細に説明する。
(S4)同様に、図2のように、解析条件設定画面100の領域120の要素境界と物理モデルとの2次元リストから、要素境界の物理モデルを選択する。図2、図4で示すと、要素境界と物理モデルの交点の領域をクリックする。これに応じて、選択した要素境界を境界とする要素グループを、対応リスト40により自動検索する。領域110の要素グループと物理モデルとの2次元リストの要素グループの物理モデルは、クリックした物理モデルに決定される。
(S5)図3及び図4のように、各々の物理モデルの解析条件設定画面112、114、122、124が開き、解析条件を設定(入力)する。
図7により、図5及び図6で説明した境界データの作成処理を説明する。図7は、要素グループだけ読み込んだ場合の境界データの作成処理を示す。
(S10)要素グループデータ(要素グループとその要素)を読み込んだ後、要素グループのポインタNを「1」に初期化する。
(S11)要素のポインタMを「1」に初期化する。
(S12)N番目の要素グループに属するM番目の要素に対し、その隣接する要素データを検索する。
(S13)要素グループJに隣接要素があった場合には、境界[N,J]のデータに、M番目の要素と、要素境界面位置を登録する。
(S14)一方、隣接要素が無い場合には、境界[N,0]のデータに、M番目の要素と、要素境界面の位置を登録する。
(S15)要素ポインタMを、「M+1」にインクリメントし、要素ポインタMが、最大値Mmaxを越えたかを判定する。越えていないと、ステップS12に戻る。
(S16)越えていると、要素グループポインタNが、最大値Nmaxを越えたかを判定する。越えていないと、ステップS11に戻る。越えていると、全ての要素グループの境界検索が終了したため、終了する。
尚、境界データが与えられる場合は、図7の処理は、必要ない。
次に、図8により、図6で説明した境界データの修正処理を説明する。
(S20)要素グループデータ(要素グループとその要素)と要素境界データを読み込んだ後、要素境界のポインタNを「1」に初期化する。
(S21)N番目の要素境界に属する要素グループ数をカウントする。
(S22)要素グループ数が、3以上である場合には、N番目の要素境界データを複数に分割し、新たに、要素境界データを作成する。
(S23)要素グループ数が2以下である場合には、分割しない。即ち、要素グループ数が2以下である場合と、ステップS22で要素グループ数を2以下に修正した場合には、要素境界のポインタNが、最大値Nmaxを越えたかを判定する。越えていないと、ステップS21に戻る。越えていると、全ての要素境界の処理が完了したため、終了する。
このようにして、1つの境界は、片側に1つの要素、又は両側に1つづつの要素を有していると定義でき、境界と要素との相関を用いる解析条件設定が可能となる。
次に、図5の条件設定処理における要素グループと境界とのリンク処理を、図9により、説明する。
(S30)図2の境界グループの2次元リスト110で、N番目の要素グループの物理モデルを選択すると、N番目の要素グループをグループリスト110に丸印で表示する。
(S31)対応リスト40を参照して、選択グループに対する境界を検索する。検索でヒットした境界要素を境界リスト120に丸印で表示する。
このようにして、図2で説明したように、選択グループと境界との対応が、自動的にチェックされ、解析条件の設定に反映される。
次に、解析条件設定方法を、図10乃至図17により説明する。
図10は、解析条件設定の初期画面図である。図10において、アイコン140は、図1のモデル作成処理を指定するためのもの、アイコン150は、図1のメッシュ作成処理を指定するためのもの、アイコン160は、解析条件設定処理を指定するためのもの、アイコン170は、計算処理を指定するためのもの、アイコン180は、結果表示処理を指定するためのものである。
解析条件設定処理のアイコン160をクリックすると、図10のように、画面領域130に、対象モデル形状が表示され、画面領域110に、グループの2次元リスト110が表示され、画面領域120に、境界の2次元リスト120が表示される。
この例では、2次元リスト110の縦軸に、グループ番号を、横軸に、閲覧(View),グループ名、物理モデル(熱伝導、静電場、流体)を並べてある。そして、対象モデルのグループは、「solid 1」と、「solid 2」の2つであることを示す。
同様に、2次元リスト120の縦軸に、境界番号を、横軸に、閲覧(View),境界名、物理モデル(熱伝導、静電場、流体)を並べてある。そして、対象モデルの境界は、グループ「solid 1」の境界「slf 1」〜「slf
6」と、「solid 2」の境界「s2f 1」〜「s2f 3」であることを示す。
次に、図11乃至図13により、グループ選択処理を説明する。図10及び図13に示すグループ選択モード190をクリックすることにより、グループ選択、即ち、各グループの物理的性質を選択する。選択方法は、グループ名と物理モデルで作成されるリスト110の交わる領域をマウスでクリック(又はダブルクリック)すると、図11及び図13に示すように、丸印(○)が表示され、グループ名に対する物理的性質が決定される。この際、選択したグループの境界が自動的にチェックされ、図11及び図13に示すように、グループと同じ物理的性質が決定される。更に、境界リストに丸印(○)が表示される。また、グループリストの丸印(○)が表示された領域をマウスでクリック(又はダブルクリック)すると、丸印(○)の表示が消えて設定が解除される。
具体的には、図13に示すように、「グループ」と「物理モデル」の交わる領域Aをマウスでクリック(又はダブルクリック)すると、そのグループの境界Bが自動的にチェックされる。例えば、グループの物理的性質が仮に「熱伝導」と決まれば、そのグループの境界の性質が「熱伝導」の性質を持つことが一意的に決まる(グループと境界との相関関係)ということを利用して、グループリスト110、境界リスト120上に自動的に反映させる。
境界の数が複数存在する場合には、どの境界がどのような物理的性質を有しているかが、わかりにくいが、このグループ・境界リスト110、120を用いることで、ユーザが誤らずにかつ容易に解析条件設定を行うことが可能になる。
同様に、図12に示すように、グループ「solid 2」についても、物理的性質が仮に「熱伝導」と決まれば、そのグループの境界の性質が「熱伝導」の性質を持つことが一意的に決まり、グループリスト110、境界リスト120上に自動的に反映される。
次に、解析条件の設定に移り、図10、図13の設定アイコン200をクリックする。選択モードで選択され物理的性質が決まっている丸印(○)が表示された領域をマウスでクリック(又はダブルクリック)すると、物理的性質に対応する解析条件設定画面(図3〜図4)が表示され、解析条件の設定を行うことができる。解析条件設定画面が表示されている間(設定待ち)は、図11、図12のように対応するグループ又は境界が強調表示される。
更に、ユーザが設定進行状況を一目で把握できるように、解析条件設定後には、リストの丸印(○印)を二重丸(◎)印に変える。以前に設定した設定個所の解析条件を後で変化させて計算する場合(例えば熱伝導率を2倍にする)等には、設定個所の特定が非常に容易になる。
更に、グループ、境界描画モードも可能である。図14及び図15で示すように、リスト110の閲覧(View)列の白四角(□)をクリックすると表示が黒四角(■)になり、対応するグループが画面に異なる色等で強調表示される。同様に、境界についても、リスト120の閲覧(View)列の白四角(□)をクリックすると、表示が黒四角(■)になり、図16乃至図18に示すように、対応する境界が画面に異なる色等で強調表示される。
この強調表示されたモデル描画画面上の領域をマウスでクリック(又はダブルクリック)すると、解析条件設定画面(図3〜図4)が表示され、解析条件の設定を行うことも可能である。即ち、リストを用いた設定と描画画面を用いた設定の両方が可能となる。
前述の実施の形態では、グループリスト110と境界リスト120を同時に画面に表示しているが、片方を表示し、切り替えにより、他方を表示してもよい。
[他の実施の形態]
図19及び図20は、本発明の他の実施の形態の変数設定画面の説明図である。図19では、熱伝導解析の変数設定画面と流体解析の変数設定画面が1つの設定画面116で構成される。この画面116で、熱伝導率、比熱、粘性係数、質量密度等の入力を行うことができる。
図20では、熱伝導解析の境界条件設定画面と流体解析の境界条件設定画面が1つの設定画面126で構成され、熱流束、熱伝達率、圧力、流速等の入力を行うことができる。
図21乃至図24は、本発明の他の実施の形態の振動乃至移動するモデルを例にした説明図である。図22に示すように、固体(グループ2)が流体(グループ1)で移動するモデルや、図24に示すように、固体(グループ2)が電磁波領域(グループ1)で振動するモデルでは、解析条件として、更に、境界の移動方法を設定する必要がある。例えば、点対象の移動、面対象の移動、軸方向の移動等である。
この場合に、図21、図23、図24に示すように、移動グループ、移動境界を、非移動グループ、非移動境界と区別するように、例えば、二重丸で表示し、対応する設定画面を呼び出すようにする。これにより、移動、振動モデルにおいても、区別して、グループと境界をリンクできる。
以上、本発明を実施の形態により説明したが、本発明の趣旨の範囲内において、種々の変形が可能であり、これらを本発明の技術的範囲から排除するものではない。
あるグループとそのグループの境界は共通の物理モデルの性質を有するという原理を用いて、グループと境界の相関を境界条件設定画面に反映するため、グループの物理モデルを設定すると、自動的にそのグループに対応する境界を検索し、境界条件設定画面にその境界の解析条件を設定するようにした。これにより、連成解析の解析条件設定において、対象モデルの要素グループと境界の対応つけが自動的に行われ、解析条件の設定が容易且つ正確に実行できる。
本発明の一実施の形態のシステム構成図である。 図1のシステムの解析条件設定画面の説明図である。 図2の要素グループリストの構成図である。 図2の要素境界リストの構成図である。 図1の解析条件設定処理フロー図である。 図5の境界分割処理の説明図である。 図5の境界検出処理フロー図である。 図5の境界修正処理フロー図である。 図5のリンク処理フロー図である。 図1の解析条件設定画面の説明図である。 図10の画面において、要素グループの設定の説明図である。 図10の画面において、他の要素グループの設定の説明図である。 図10の画面のグループ及び境界リストの拡大図である。 図10の画面において、要素グループの設定時のモデル描画説明図である。 図10の画面において、他の要素グループの設定のモデル描画説明図である。 図10の画面において、境界設定時のモデル描画説明図である。 図10の画面において、他の境界設定時のモデル描画説明図である。 図10の画面において、更に他の境界設定時のモデル描画説明図である。 本発明の他の実施の形態の解析変数設定画面の説明図である。 本発明の他の実施の形態の境界条件設定画面の説明図である。 本発明の他の実施の形態の解析条件設定画面の説明図である。 本発明の他の実施の形態の対象モデルの説明図である。 本発明の更に他の実施の形態の解析条件設定画面の説明図である。 本発明の更に他の実施の形態の対象モデルの説明図である。 従来技術の説明図である。 従来の解析条件設定画面の説明図である。 解析対象モデルの説明図である。
符号の説明
1 CPU
2 デイスプレイ
3 入力デバイス
4 ファイル装置
10 CADモデル作成処理
11 メッシュ作成処理
12 リスト登録処理
13 要素グループの解析条件設定処理
14 要素境界の解析条件設定処理
15 計算実行処理
16 結果表示処理
40 グループー境界対応リスト

Claims (16)

  1. 物理特性のシミュレーションモデルである物理モデルを用いて、シミュレーション対象である対象モデルを解析する連成解析方法において、
    前記対象モデルの要素の集合である要素グループと、前記要素グループに対して指定可能な物理モデルとの関係を示す第1の対応表を画面に表示するステップと、
    前記表示された第1の対応表において、物理モデルを決定し、前記決定された前記物理モデルに対応する要素グループに含まれる要素の境界の集合である境界データを、前記要素グループと前記境界データとの対応関係を示す対応リストから検索するステップと、
    前記検索された境界データと、前記境界データに対して指定可能な物理モデルとの関係を示す第2の対応表を画面に表示するステップとを有する
    ことを特徴とする連成解析方法。
  2. 物理特性のシミュレーションモデルである物理モデルを用いて、シミュレーション対象である対象モデルを解析する連成解析方法において、
    前記対象モデルの要素の集合である要素グループと、前記要素グループに対して指定可能な物理モデルとの関係を示す第1の対応表を画面に表示するステップと、
    前記表示された第1の対応表において、物理モデルを決定し、前記決定された物理モデルに対して入力された物理変数に基づいて、物理モデルを設定するステップと、
    前記物理モデルの設定を行った要素グループに対応する前記対象モデルの境界データを、前記要素グループと前記境界データとの対応関係を示す対応リストから検索するステップと、
    前記検索された境界データに対応する識別名と、前記境界データに対して指定可能な物理モデルとの関係を示す第2の対応表を画面に表示するステップと、
    前記表示された第2の対応表において、前記境界データに対して物理モデルを決定し、前記決定された物理モデルに対して入力された境界条件における物理変数に基づいて、解析条件を設定するステップと、
    前記設定された物理モデル及び解析条件を用いて、前記対象モデルを解析するステップとを有する
    ことを特徴とする連成解析方法。
  3. 前記物理モデルを設定するステップにおいて、物理モデルが決定された場合に、前記物理モデルを設定する設定画面を表示する
    ことを特徴とする請求項2記載の連成解析方法。
  4. 前記解析条件を設定するステップにおいて、物理モデルが決定された場合に、前記解析条件を設定する設定画面が自動的に表示する
    ことを特徴とする請求項2又は3記載の連成解析方法。
  5. 物理特性のシミュレーションモデルである物理モデルを用いて、シミュレーション対象である対象モデルを解析する連成解析方法において、
    前記対象モデルの要素の境界の集合である境界データと、前記境界データに対して指定可能な物理モデルとの関係を示す第1の対応表を画面に表示するステップと、
    前記表示された第1の対応表において、物理モデルを決定し、前記決定された物理モデルに対して入力された境界条件における境界データに対応する前記対象モデルの要素の集合である要素グループを、前記要素グループと前記境界データとの対応関係を示す対応リストから検索するステップと、
    前記検索された要素グループと、前記要素グループに対して指定可能な物理モデルとの関係を示す第2の対応表を画面に表示するステップとを有する
    ことを特徴とする連成解析方法。
  6. 物理特性のシミュレーションモデルである物理モデルを用いて、シミュレーション対象である対象モデルを解析する連成解析方法において、
    前記対象モデルの要素の境界の集合である境界データと、前記境界データに対して指定可能な物理モデルとの関係を示す第1の対応表を画面に表示するステップと、
    前記表示された第1の対応表において、物理モデルを決定し、前記決定された物理モデルに対して入力された境界条件における境界データに基づいて、解析条件を設定するステップと、
    前記解析条件の設定を行った境界データに対応する前記対象モデルの要素の集合である要素グループを、前記要素グループと前記境界データとの対応関係を示す対応リストから検索するステップと、
    前記検索された要素グループと、前記要素グループに対して指定可能な物理モデルとの関係を示す第2の対応表を画面に表示するステップと、
    前記表示された第2の対応表において、前記要素グループに対する物理モデルに対して入力された物理変数に基づいて、物理モデルを設定するステップと、
    前記設定された解析条件及び物理モデルを用いて、前記対象モデルを解析するステップとを有する
    ことを特徴とする連成解析方法。
  7. 前記物理モデルを設定するステップにおいて、物理モデルが決定された場合に、前記物理モデルを設定する設定画面を表示する
    ことを特徴とする請求項6記載の連成解析方法。
  8. 前記解析条件を設定するステップにおいて、物理モデルが決定された場合に、前記解析条件を設定する設定画面を自動的に表示する
    ことを特徴とする請求項6又は7記載の連成解析方法。
  9. 物理特性のシミュレーションモデルである物理モデルを用いて、シミュレーション対象である対象モデルを解析する連成解析プログラムにおいて、
    前記対象モデルの要素の集合である要素グループと、前記要素グループに対して指定可能な物理モデルとの関係を示す第1の対応表を画面に表示するステップと、
    前記表示された第1の対応表において、物理モデルを決定し、前記決定された前記物理モデルに対応する要素グループに含まれる要素の境界の集合である境界データを、前記要素グループと前記境界データとの対応関係を示す対応リストから検索するステップと、
    前記検索された境界データと、前記境界データに対して指定可能な物理モデルとの関係を示す第2の対応表を画面に表示するステップとを、コンピュータに実行させる
    ことを特徴とする連成解析プログラム。
  10. 物理特性のシミュレーションモデルである物理モデルを用いて、シミュレーション対象である対象モデルを解析する連成解析プログラムにおいて、
    前記対象モデルの要素の集合である要素グループと、前記要素グループに対して指定可能な物理モデルとの関係を示す第1の対応表を画面に表示するステップと、
    前記表示された第1の対応表において、物理モデルを決定し、前記決定された物理モデルに対して入力された物理変数に基づいて、物理モデルを設定するステップと、
    前記物理モデルの設定を行った要素グループに対応する前記対象モデルの境界データを、前記要素グループと前記境界データとの対応関係を示す対応リストから検索するステップと、
    前記検索された境界データに対応する識別名と、前記境界データに対して指定可能な物理モデルとの関係を示す第2の対応表を画面に表示するステップと、
    前記表示された第2の対応表において、前記境界データに対して物理モデルを決定し、前記決定された物理モデルに対して入力された境界条件における物理変数に基づいて、解析条件を設定するステップと、
    前記設定された物理モデル及び解析条件を用いて、前記対象モデルを解析するステップとを、コンピュータに実行させる
    ことを特徴とする連成解析プログラム。
  11. 前記連成解析プログラムにおいて、
    前記物理モデルを設定するステップにおいて、物理モデルが決定された場合に、前記物理モデルを設定する設定画面を表示する
    ことを特徴とする請求項10記載の連成解析プログラム。
  12. 前記連成解析プログラムにおいて、
    前記解析条件を設定するステップにおいて、物理モデルが決定された場合に、前記解析条件を設定する設定画面を自動的に表示する
    ことを特徴とする請求項10又は11記載の連成解析プログラム。
  13. 物理特性のシミュレーションモデルである物理モデルを用いて、シミュレーション対象である対象モデルを解析する連成解析プログラムにおいて、
    前記対象モデルの要素の境界の集合である境界データと、前記境界データに対して指定可能な物理モデルとの関係を示す第1の対応表を画面に表示するステップと、
    前記表示された第1の対応表において、物理モデルを決定し、前記決定された物理モデルに対して入力された境界条件における境界データに対応する前記対象モデルの要素の集合である要素グループを、前記要素グループと前記境界データとの対応関係を示す対応リストから検索するステップと、
    前記検索された要素グループと、前記要素グループに対して指定可能な物理モデルとの関係を示す第2の対応表を画面に表示するステップとを、コンピュータに実行させる
    ことを特徴とする連成解析プログラム。
  14. 物理特性のシミュレーションモデルである物理モデルを用いて、シミュレーション対象である対象モデルを解析する連成解析プログラムにおいて、
    前記対象モデルの要素の境界の集合である境界データと、前記境界データに対して指定可能な物理モデルとの関係を示す第1の対応表を画面に表示するステップと、
    前記表示された第1の対応表において、物理モデルを決定し、前記決定された物理モデルに対して入力された境界条件における境界データに基づいて、解析条件を設定するステップと、
    前記解析条件の設定を行った境界データに対応する前記対象モデルの要素の集合である要素グループを、前記要素グループと前記境界データとの対応関係を示す対応リストから検索するステップと、
    前記検索された要素グループと、前記要素グループに対して指定可能な物理モデルとの関係を示す第2の対応表を画面に表示するステップと、
    前記表示された第2の対応表において、前記要素グループに対する物理モデルに対して入力された物理変数に基づいて、物理モデルを設定するステップと、
    前記設定された解析条件及び物理モデルを用いて、前記対象モデルを解析するステップとを、コンピュータに実行させる
    ことを特徴とする連成解析プログラム。
  15. 前記連成解析プログラムにおいて、
    前記物理モデルを設定するステップにおいて、物理モデルが決定された場合に、前記物理モデルを設定する設定画面を表示する
    ことを特徴とする請求項14記載の連成解析プログラム。
  16. 前記連成解析プログラムにおいて、
    前記解析条件を設定するステップにおいて、物理モデルが決定された場合に、前記解析条件を設定する設定画面を自動的に表示する
    ことを特徴とする請求項14又は15記載の連成解析プログラム。
JP2007120932A 2000-12-12 2007-05-01 連成解析方法及びそのプログラム Expired - Fee Related JP4615543B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007120932A JP4615543B2 (ja) 2000-12-12 2007-05-01 連成解析方法及びそのプログラム

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000377072 2000-12-12
JP2007120932A JP4615543B2 (ja) 2000-12-12 2007-05-01 連成解析方法及びそのプログラム

Related Parent Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001376700A Division JP4308465B2 (ja) 2000-12-12 2001-12-11 連成解析方法、その解析条件設定方法、その記憶媒体及びそのプログラム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2007257656A true JP2007257656A (ja) 2007-10-04
JP4615543B2 JP4615543B2 (ja) 2011-01-19

Family

ID=38631763

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2007120932A Expired - Fee Related JP4615543B2 (ja) 2000-12-12 2007-05-01 連成解析方法及びそのプログラム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4615543B2 (ja)

Citations (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS62208166A (ja) * 1986-03-10 1987-09-12 Hitachi Ltd シミュレーションプログラム生成方法
JPH01286081A (ja) * 1988-04-29 1989-11-17 Internatl Business Mach Corp <Ibm> 多重多角形表示を発生する方法
JPH05120395A (ja) * 1991-10-24 1993-05-18 Canon Inc 作動シミユレーシヨン装置及び方法
JPH10187771A (ja) * 1996-12-19 1998-07-21 Hitachi Ltd 解析モデル生成装置とその方法
JPH1166356A (ja) * 1997-08-27 1999-03-09 Matsushita Refrig Co Ltd 流体シミュレーション装置
JPH1196398A (ja) * 1997-09-19 1999-04-09 Hitachi Ltd 解析用メッシュ生成方法及び装置
JP2000502200A (ja) * 1995-12-01 2000-02-22 エグザ コーポレーション 物理的プロセスをシミュレーションするコンピュータシステム
JP2000057127A (ja) * 1998-08-11 2000-02-25 Matsushita Electric Ind Co Ltd 流体解析装置及び、プログラム記録媒体
JP2000172883A (ja) * 1998-12-02 2000-06-23 Matsushita Refrig Co Ltd 流体シミュレーション装置

Patent Citations (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS62208166A (ja) * 1986-03-10 1987-09-12 Hitachi Ltd シミュレーションプログラム生成方法
JPH01286081A (ja) * 1988-04-29 1989-11-17 Internatl Business Mach Corp <Ibm> 多重多角形表示を発生する方法
JPH05120395A (ja) * 1991-10-24 1993-05-18 Canon Inc 作動シミユレーシヨン装置及び方法
JP2000502200A (ja) * 1995-12-01 2000-02-22 エグザ コーポレーション 物理的プロセスをシミュレーションするコンピュータシステム
JPH10187771A (ja) * 1996-12-19 1998-07-21 Hitachi Ltd 解析モデル生成装置とその方法
JPH1166356A (ja) * 1997-08-27 1999-03-09 Matsushita Refrig Co Ltd 流体シミュレーション装置
JPH1196398A (ja) * 1997-09-19 1999-04-09 Hitachi Ltd 解析用メッシュ生成方法及び装置
JP2000057127A (ja) * 1998-08-11 2000-02-25 Matsushita Electric Ind Co Ltd 流体解析装置及び、プログラム記録媒体
JP2000172883A (ja) * 1998-12-02 2000-06-23 Matsushita Refrig Co Ltd 流体シミュレーション装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP4615543B2 (ja) 2011-01-19

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR101278793B1 (ko) 컴퓨터로 만든 드로잉(drawing) 환경에서의 객체 간 연관
US20120110453A1 (en) Display of Image Search Results
US20030005404A1 (en) Graphical loop profile analysis
JPH1165803A (ja) 情報視覚化システム
JP2012068698A (ja) 建築情報統合管理システムおよび建築情報統合管理プログラム
JP2007233565A (ja) 設計支援プログラム
WO2017017733A1 (ja) 製造工程管理システム、製造工程管理方法および製造工程管理プログラム
JP4308465B2 (ja) 連成解析方法、その解析条件設定方法、その記憶媒体及びそのプログラム
JP4615543B2 (ja) 連成解析方法及びそのプログラム
US20070118342A1 (en) Mesh creating device, mesh creating method and mesh creating program
JP2005115776A (ja) 設計変更支援システム
US6954725B2 (en) Multi-physics analysis method, method for setting analysis conditions therefor, and storage medium
JP3898485B2 (ja) 作図図面表示装置、作図図面表示方法及び記録媒体
JP4981723B2 (ja) 表示処理装置、表示処理方法、表示処理プログラムおよび記録媒体
JP6232748B2 (ja) 変形シミュレーション装置、変形シミュレーション方法及び変形シミュレーションプログラム
JP2009026160A (ja) 階層データ表示プログラム,階層データ表示方法,階層データ表示装置
JP5084702B2 (ja) 解析データ入力装置、cae装置、解析データ入力方法、及びプログラム
JP5202598B2 (ja) ワークフロー管理装置、及びワークフロー管理プログラム
JP2006351045A (ja) 汎用解析システム
JP2008192009A (ja) 管理点データ生成システム及び管理点データ生成方法
JP2002108875A (ja) 電子マニュアル装置及び電子マニュアルの変更方法
JPH10187771A (ja) 解析モデル生成装置とその方法
Pullan et al. Interactive Visualisation of Multi-Fidelity Design Optimisation
Juraeva et al. Implementation of Postprocessor for CSCM code by using Graphic User Interface
JP2003296298A (ja) 節点法熱解析システム

Legal Events

Date Code Title Description
A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20100518

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20100720

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20101019

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20101020

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131029

Year of fee payment: 3

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees