JP2007255932A - X線装置の試料位置調整方法及びx線装置 - Google Patents

X線装置の試料位置調整方法及びx線装置 Download PDF

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Abstract

【課題】微細X線ビームを試料に照射するX線装置において、XYZφステージ上の試料位置を正確な位置に調整する。
【解決手段】X線ビーム2’をXZ面に入射し、X軸を移動して回折X線2a強度が急変するX座標X1、X2を基準として試料1面内の位置を決定する。また、Z軸廻りに180度φ回転をした前後に読み取られる座標Xの値X' ob、Xobの差ΔXを求め、ΔZ=ΔX・tanθ/2(θは入射角)としてZ軸をΔZ補正する。XY面と試料表面1aがずれていると、Z軸廻りの回転によりX線ビームの位置がX軸に対してずれる。このずれは回転前後に読み取られる座標の差ΔXとして観測されるので、このずれを補正することができる。
【選択図】図5

Description

本発明は、試料面の分析すべき位置にX線ビームを入射して、X線ビームの入射位置の試料を分析するX線装置の試料位置調整方法及びかかる試料位置調整手段方を備えたX線装置に関する。
結晶性試料の表面にX線ビームを入射し、X線ビームに照射された部分の試料を分析するX線装置が広く用いられている。このような分析装置として、例えば、結晶性試料からの回折X線を測定して測定部分の応力、結晶性等を分析するX線回折分析装置、試料からの蛍光X線を観測して材質を分析するX線蛍光分析装置、あるいは試料に流れる電流を測定してオージェ効果を分析するオージェ分光装置がある。
かかるX線装置では、測定位置と測定結果とを確実に対比するために、X線ビームを試料面の測定すべき位置に正確に入射する必要がある。しかし、通常のX線装置では、試料はXYZφステージに搭載されるため、試料の位置調整は少なくともXYZの3軸についてなさなければならない。この調整は、Z方向の調整、即ち試料面の法線方向であるZ軸方向の調整と、XY面内の調整、即ち、X線ビームが試料面内の測定位置に照射するように試料位置を調整するX軸及びY軸の調整とがある。以下、従来のX線装置の試料位置調整について説明する。
図7は、X線装置に用いられるXYZφステージの斜視図である。図8は従来の試料のZ方向位置の調整方法説明図であり、X線ビームと試料上面との位置関係をXZ断面で表している。以下、本明細書ではとくに記載がない限り、XYZφステージ7のXYZ座標系に従って説明する。
図7を参照して、XYZφステージ7はZ軸周りにφ回転するφ回転テーブル6、Z軸方向に移動可能なZテーブル5及びXY面内で移動可能なXYテーブル4がこの順で積み重ねられている。さらに、XYZθステージ7全体は、X軸を回転軸としてχ回転するχ回転ステージ8a及びY軸を回転軸としてω回転するω回転ステージ8bから構成されたゴニオメータ8上に搭載されている。試料1はXYテーブル4上に、分析されるべき試料面となる試料上面1aをXY面に平行にして搭載される。
まず、試料上面1aをZ軸に沿って下方(Zの負方向)に降下し、X線ビーム2をX軸に平行に入射する。この設定は、通常、ω回転角が0度の位置で、X線源位置を調整することで機械的になされる。なお、このときχ回転角は試料上面1aがZ軸に垂直になるように、例えば0度に設定されている。この結果、図8(a)を参照して、X線ビーム2は、XY面に平行に配置された試料上面1aの上方を試料上面1aに平行に通過する。
次いで、X線ビーム2のZ方向位置を調整する。
図8(b)を参照して、XYZφステージ7のZ軸方向に試料1を移動して、試料1がX線ビーム2を遮り、X線検出器3が検知するX線ビーム2の強度が移動前の強度の半分になる位置にZ軸位置を固定する。このとき、試料1により一部遮蔽されたX線ビーム2の強度が最大となるようにω回転を調整し、試料上面1aがX線ビーム2に平行になるように修正する。
次いで、再度、Z軸方向に試料1を移動して、X線検出器3が検知するX線ビーム2の強度が移動前の強度の半分になる位置にZ軸位置を固定する。この結果、X線ビーム2の中心線2bが試料上面に一致する。
次いで、試料1をZ軸廻りに90度φ回転し、X線検出器3が検知するX線ビーム2の強度が最大になるようにχ回転を調整する。その後、さらに試料1をZ軸方向に移動して、X線ビーム2の強度が半分になる位置にZ軸を固定する。
このZ軸に関する一連の初期調整により、試料上面1aは正確にXY面に一致する。これにより、試料1位置のZ軸調整が完了する。
Z軸調整の終了後、さらにXY面内位置調整を行う。このXY面内位置調整は、試料上面1aを例えば顕微鏡で観察し、XYステージ4を用いて試料上面1aをXY面内で移動し、試料上面1aのX線分析すべき部分をZ軸に合わせることでなされる。あるいは、試料上面1a内に基準点を用意し、XY面内での基準点のXY座標を光学的に読み取り、この基準点のXY座標を基準として分析すべき部分の位置をZ軸に合わせるようにXYステージ4を移動することでなされる。この調整により、X線ビーム2’は試料上面1aの所望の分析すべき部分へ正確に入射される。
上述したZ軸調整及びXY面内調整は、試料1が単体のときは容易である。しかし、試料1が容器内に収容されている場合、例えば試料1が容器内に収容されているICチップの場合は、容器のX線透過率が小さいこと及び試料面を光学的に観測することができないことから、Z軸調整は以下に説明するように非常に難しくなる。
図8(c)を参照して、Z軸調整のとき、X線ビーム2の強度が半減するように試料1を収容する容器10のZ位置を調整すると、X線ビーム2は容器10に遮られてしまい、容器10上面がX線ビーム2の中心に一致し、容器10内の試料上面1aはその下方に設定されてしまう。これでは、試料上面1aをXY面に正確に一致させることができない。その結果、X線ビーム2’の試料上面1aへの入射位置を正確に知ることができず、正確な分析位置を定めることができない。なお、分析時には、X線ビーム2’はブラッグ角θB で入射されるから、X線ビーム2’は容器10の斜め上方から試料1に入射し斜め上方へ反射するため容器10内の透過距離が短くX線の吸収は小さく、分析可能な強度のX線照射がなされる。
通常、試料1であるICチップは容器10内の設計位置に収容されるので、容器10上面からこの設計位置までZ軸を上昇させることで、試料上面1aをXY平面に一致させることができる。しかし、実際に容器10内に収容された試料1は製造ばらつきのため設計位置からずれて収容されることも多く、この場合、図8(d)を参照して、試料上面1aはXY平面と一致しない、即ち精密なZ軸調整がなされない。
また、容器10がかなりのX線透過率を有する場合は、X線ビーム2が半減するようにZ軸調整をしても、容器10上面をX線ビーム2の中心に一致させることはできない。
さらに、XY面内調整のとき、不透明容器10を透視して試料上面1aを観測することができないので、試料上面1aに設けられた基準点のXY座標を測定することができない。このため、試料上面1aの分析すべき部分に斜め上方からのX線ビーム2’が入射するように試料1位置を調整することができない。
他方、試料上面1aを光学的に観察できないX線回折装置において、試料上面1aへのX線ビーム照射位置を制御する方法が考案されている。(例えば、特許文献1を参照。)。
この方法は、X線ビームをX軸に平行に試料表面に入射し、試料をX線ビームの垂直面内(YZ面内)で移動し、試料表面から出射する回折X線強度が最大になる位置に試料位置を調整する。ついで、X線ビームをY軸に平行に試料表面に入射し、試料をX線ビームの垂直面内(XZ面内)で移動し、試料表面から出射する回折X線強度が最大になる位置に試料位置を調整する。これにより、回折X線強度が最大になるようにX線ビームに対する試料位置を調整することができる。
しかし、この方法は単に回折X線強度が最大になる位置に試料を設定するのみで、試料表面の特定位置にX線ビームを照射するものではない。また、試料面をXY平面に一致させるZ軸調整がなされないので、試料面にX線ビームが照射される位置を精密に特定することができない。
特開平10−132763号公報
上述したように、従来のX線装置では、X軸に平行に入射するX線ビームが試料に遮られてX線ビームの強度が半分になるまで試料をZ軸に沿って調整することで、試料面及びX線ビームをXY面に一致させていた。また、光学的に試料面の基準点を観察し、その基準点のXY座標に基づき分析位置のXY座標を決定していた。
しかし、試料がX線透過率の小さな容器内に収容されている場合、X線ビームの中心が容器の上面に調整されてしまい、試料面をXY面に一致させることができない。また、容器上面をXY面に一致させた後、設計値に基づき試料をZ方向に移動させて試料面をXY面に一致させる方法では、製造プロセスのばらつきにより容器上面と試料面との距離及び平行性がばらつくため、正確に試料面をXY面に一致させることはできない。
さらに、容器が可視光に不透明の場合、試料面の基準点を観測することができないので、基準点に基づき試料面内の分析位置のXY座標を決定することができず、正確な分析位置にX線ビームが照射するように調整することができない。
本発明は、X線及び光学的に不透明な容器内に収容されている結晶性試料を、その試料面を正確にXY面内に一致させ、かつ、X線ビームの照射位置が正確に把握されるように試料位置を調整する方法及びかかる調整をすることができるX線装置を提供することを目的としている。
上記課題を解決するための本発明の第1構成は、XZ平面を入射面とするX線ビームをXYZφステージに搭載した試料面に入射して回折X線を検知する。そして、X軸に沿って試料を移動して回折X線強度が急変するときのX座標を読み取り、読み取られたX座標に基づき試料を所定X座標位置まで移動する。
本第1構成では、X軸方向に試料を移動して回折X線強度が急変するX座標に基づき、試料を所定位置に移動する。即ち、急変するX座標を基準点とし、この基準点からの相対距離から試料面内の分析位置(X線ビームの照射位置)を決定する。このように、第1構成では、分析位置が回折X線強度とX座標とから決定されるので、試料が不透明な容器内に収容されていても確実に分析位置を確認することができる。
上述した回折X線強度が急変する位置として、例えば試料の外周部、電極又はマーカがある。これらの位置と分析位置との相対距離は、予め知られている必要がある。また、回折X線強度が急変する2カ所のX座標、例えば試料の外周がX軸と交差する2点のX座標から導出される座標、例えば2カ所のX座標の平均値を基準点とすることが、精度を向上するために好ましい。
さらに、Y座標についても、上述したX座標の調整方法をそのまま適用することができる。
本発明の第2構成は、XZ平面を入射面とするX線ビームをXYZφステージに搭載した試料面に入射して回折X線を検知する。次ぎに、試料をZ軸廻りに180度回転する前後に、X軸に沿って試料を移動して回折X線強度が急変するX座標の差ΔXを読み取る。そして、Z軸補正量を(1/2)・ΔX・tanθ(θはX線ビームの入射角θ)として算出し、試料をZ軸に沿ってZ軸補正量だけ移動する。
本第2構成では、X線ビームはXZ面内にありZ軸と交差している。従って、このZ軸との交点からΔZだけずれた位置に試料面があるとき、XY平面に平行に配置された試料面には、X線ビームはZ軸からΔZ/tanθ=XiだけX方向に離れた位置に入射する。
試料をZ軸廻りに180度回転すると、X線ビームは−Xi離れた位置に入射する。即ち、X線ビームが試料面に入射する位置は、180度回転の前後で2Xiだけずれる。このずれは、180度回転の前後の基準点のX座標の差ΔX(=2Xi)として観測することができる。ΔZ=Xi・tanθにこの観測されたX座標の差ΔX=2Xiを代入して、試料面がZ軸とX線ビームとの交点からΔZ=ΔX・tanθ/2だけずれていることがわかる。これを補正することで試料面を正確にXY面(Z=0)に配置することができる。
本第2の構成では、試料をZ軸廻りに180度回転し、その前後の回折X線強度が急変するX座標の差から試料面とXY面とのずれを知り、補正することができる。このため、回折X線強度とX座標の差から試料のZ軸調整がなされるので、試料が不透明な容器内に収容されていてX軸に試料面を一致させる調整がができない場合でも、確実に試料表面をXY面に一致させることができる。
上記第2の構成において、試料を180度回転した前後の基準点の座標(回折X線強度が急変するX座標)が同一であるとき、ΔZ=0、即ち試料面がXY面に一致していると判定される。これにより、回転及びX軸走査という簡単な操作で、Z軸が正確に調整されていることを確認することができる。
本発明によれば、X線及び光学的に不透明な容器に収容された試料でも、X線ビームが試料面に入射する位置のX座標を正確に知ることができるから、分析すべき位置にX線ビームを確実に照射することができる。
また、本発明の他の構成によれば、X線及び光学的に不透明な容器に収容された試料でも、試料の表面を正確にXY面に一致させることができるので、X線ビームを正確に分析すべき位置に照射することができる。
本発明を、容器内に収容された半導体チップの応力測定に適用した実施形態に則して説明する。なお分析対象の試料1はこの容器内の半導体チップとする。
試料1は、図8に示すように、樹脂又はセラミック等からなる矩形板状の容器10中に、試料上面1a(本発明の実施形態では試料面として試料上面1aを用いる。)を容器10上面に平行に収容されている。
本実施形態のX線装置は、図7を参照して、従来のX線装置と同様の構造を有するゴニオメータ8及びXYZφステージ7からなる試料ステージ20を備え、試料はXYZφステージ7上に載置される。XYZφステージ7のφ回転はZ軸を回転軸とし、ゴニオメータ8のχ回転及びω回転はそれぞれY軸及びX軸を回転軸とする。
そして、試料上面1aの任意の位置にX線ビーム2’を入射し、試料1からの回折X線2aをX線検出器3’で検出し、ブラッグピークの角度から試料上面1a近傍の応力を測定する。X線ビームは、試料1をX又はY面内で移動したとき回折X線の急激な強度変化が観測できる程度に細く、例えば数cm〜数mmの辺長を有する試料1に対して直径1mm〜1μmのX線ビームが用いられる。なお、本実施形態では、応力測定法を用いて分析したが、これに限られず、X線ビーム2’を限定された領域に照射してなされる各種の分析に適用することができる。例えば、回折X線に基づく結晶性の分析や結晶配向の分析、あるいは蛍光X線分析やオージェ電子に基づく分析にも適用することができる。
図1は本発明の実施形態によるX線装置の駆動システム構成図であり、試料ステージ20のアクチュエータを駆動するシステム構成を表している。なお、図1中のX、Y、Z及びφを付記した矢印は、それぞれXYZφステージ7のX軸、Y軸、Z軸方向の移動及びZ軸廻りのφ回転を行なうアクチュエータの作用方向を表している。また、χ及びωを付した矢印は、それぞれゴニオメータ8のχ回転及びω回転を行なうアクチュエータを表している。
図1を参照して、XYZφステージ7のX、Y、Z方向の移動及びφ回転は、それぞれXテーブル駆動回路24x、Yテーブル駆動回路24y、Zテーブル駆動回路24z及びφ回転テーブル駆動回路24φにより駆動されるアクチュエータによりなされる。また、ゴニオメータ8のχ回転及びω回転は、それぞれχ回転ステージ駆動回路25a及びω回転ステージ駆動回路25bにより駆動されるアクチュエータによりなされる。さらに、検出器3’で検出されたX線は、計数回路22により強度が計測される。
コンピュータ21は、コンピュータ21の記憶装置に内蔵されたプログラムに従って、XYZφステージ7及びゴニオメータ8を動かす各アクチュエータの制御信号を発生し、駆動回路24x〜25bへ送信する。また、各アクチュエータにより駆動された後のXYZφステージ7及びゴニオメータ8の座標又は角度は、駆動回路24x〜25bを介してコンピュータ21に収集され記憶装置に記憶される。さらに、コンピュータ21は、計数回路22で計測されたX線の強度を収集し、収集時のXYZφステージ7及びゴニオメータ8の座標又は角度に対応付けて記憶装置に記憶する。
次ぎに、本実施形態の試料位置調整手順について説明する。
図2は本発明の実施形態によるX線装置のプログラムフローチャートであり、X線装置の試料位置を調整するためのプログラムの手順を表している。
図2を参照して、本実施形態のX線装置の試料位置調整は、まず初期調整ステップS1を行なう。この初期調整ステップS1は、図8を参照して説明した従来のX線装置のX線ビーム2の調整と同様であるので、とくに変更される点に重点をおいて説明する。
ステップS11ではゴニオメータのχ及びω回転を初期値に設定する。これにより、XYテーブル4のX軸はX線ビーム2に機械的に一致する。なお、このときZ軸は機械的に所定方向、例えば鉛直方向に一致する。
次いで、容器10を、試料を収納する容器10の上面をXY平面に一致させて、XYテーブル4上に保持する。なお、XYテーブル4には、よく知られているように試料上面を機械的にXY平面に一致させて保持する試料保持具が設けられており、容易に容器10上面をXY平面に一致させて保持することができる。
次いで、ステップ12ではZ軸の粗調整を行なう。図8(c)を参照して、既述の従来の方法と同様に、X線ビーム2の強度が半分になるまで容器10をZ方向に上昇し、容器10の上面をX線ビーム2の中心線2bに一致させる。次いで、図8(d)を参照し、試料1(半導体チップ)上面1aが中心線に近づくように試料1をZ方向に上昇する。この上昇量は、試料上面から容器10上面までの距離に近いことが好ましく、例えばICの設計値から求めることができる。その結果、試料上面1aは、X線ビーム2の中心線2b(即ち、X軸)からΔZ離れた位置に設定される。
次いで、ステップ13ではブラッグ反射条件を満たす位置に、X線ビーム2’及び試料1位置を調整する。図7を参照して、ω回転ステージ8bをブラッグ角θB 近くまで回転して、回折X線2aがピークとなる角度に設定する。このω回転はX軸を回転軸としているから、回折を起こすX線ビーム2’はXY面内をXYZ軸の原点へ向けて入射する。
次いで、χ回転ステージ8aを回折X線2a強度が最大となる角度に回転する。続けて、ω回転及びχ回転を交互に繰り返し、回折X線2a強度が最大となる角度に設定する。この結果、試料上面1aがXY面に平行に調整される。
次いで、Y軸調整ステップS2を行なう。このY軸調整ステップS2では、基準点のY座標を決定する。 図3は本発明の実施形態によるY軸調整を説明する斜視図であり、試料1を搭載したXYZφステージ7を表している。なお、説明を簡明にするため、容器10を省略し、容器10内に収容されている試料1を描いている。図4は本発明の実施形態によるY軸調整時の回折X線強度図であり、Y軸移動量と回折X線2a強度の関係を表している。なお、Y軸はXYステージ4のY方向の移動量は、Y座標の原点からの移動距離で表している。
ステップS21では、図3を参照して、XYステージ4をY方向に移動し、回折X線2a強度の変化を観測する。回折X線2a強度は、図4を参照して、最大強度を有する平坦部分とその両側で急速に減少する強度急変部分とが観測された。この平坦部分は試料1の中央部にX線ビーム2’が入射する場合に対応し、強度急変部分は試料1の周縁部(周辺)にX線ビーム2’が入射してX線ビーム2’の一部が回折に寄与しない場合に対応している。従って、回折X線2a強度が最大強度の1/2になるY座標Y1、Y2は、X線ビーム2’が試料1の外周、即ち試料1の辺に入射する位置であり、座標Y1、Y2は試料の対向する2辺にX線ビーム2’が入射する位置を示している。
次いで、ステップS22では、座標Y1、Y2の平均値(Y1+Y2)/2=Ycを基準点のY座標(以下、基準Y座標Ycという)として算出し、この基準Y座標YcまでY座標を移動する。この結果、試料1はY軸と交差する2辺の中央にX線ビーム2’が入射するように、即ち、その2辺の中央をZ軸が通るように配置される。言い換えれば、基準Y座標YcがXZ平面にあるように調整される。
なお、本実施形態では座標Y1、Y2の平均値を基準Y座標Ycとし、この基準Y座標YcをXZ平面に合わせたが、座標Y1、Y2から求められる任意の位置のY座標を基準Y座標とすることができる。これにより、2辺の中央線上にX線回折の観測が難しい位置があるとき、より鮮明なX線回折が観測される位置を選択して基準点とすることができる。また、座標Y1、Y2の何れか一方のみを基準Y座標としてもよい。
さらに、本実施形態では座標Y1、Y2は試料1の2辺の位置を表すが、これに限られず座標Y1、Y2は回折X線2a強度の急変を引き起こす位置であれば足りる。例えば、試料上面に設けられた配線、マーカを基準点とすることもできる。
次いで、X軸及びZ軸調整ステップS3を行なう。このステップは、Z軸を調整して試料上面をXY平面に一致させる他、X軸を調整して基準点のX座標を決定する。
図5は本発明の実施形態によるX軸及びZ軸調整説明図であり、試料上面1aがXY平面(Z=0の平面)からZ方向にずれている場合の調整手順を表している。なお、簡明を期すため、ずれはZ軸の負方向(下方)に距離ΔZずれている場合を説明する。
ステップS31では、XYステージ4をX方向に移動し、回折X線2a強度の変化を観測する。回折X線2a強度は、図4に示すY軸調整時の回折X線強度変化と同様に変化する。即ち、図5(a)を参照して、X線ビーム2’が試料1の2辺に入射して回折X線強度が急変するときのXYステージ4のX座標X1、X2を読み取り、その平均値(X1+X2)/2を基準点のX座標Xcとする。このX座標X1、X2は、試料の2辺のX座標であり、この2辺(座標X1、X2)がX線ビーム2’の試料上面1aへの入射位置のX座標Xiに一致したとき回折X線強度が急変して読み取られる。
しかし、X線ビームの入射位置の座標XiがX座標の原点からXiだけずれているため、座標X1、X2はそれぞれX1ob=X1−Xi、X2ob=X1−Xiはとして読み取られる(X1ob、X2obは読み取られたX座標)。
次いで、ステップS32では、φ回転テーブル6をZ軸廻りに180度回転する。即ち、180度のφ回転を行なう。図5(b)を参照して、このφ回転の後、X軸は逆向きになる。このとき、X軸上の座標の値X1、X2、Xcは逆向きになったX軸を基準とする限り何ら変化はない。一方、X線ビーム2’の試料上面1aへの入射位置のX座標は、逆向きになったX軸を基準とすると−Xiとなる。
次いで、ステップS33では、再びXYステージ4をX方向に移動し、回折X線2a強度の変化を観測し、回折X線2a強度が急変するX座標X1、X2を読み取る。
このとき、X座標X1、X2の位置として読み取られる座標X1' ob、X2' obは、それぞれX1' ob=X1+Xi、X2' ob=X1+Xiである。
次いで、ステップS34では、Z軸及びX軸の補正量を算出し、補正を行なう。まず、上述のステップS31及びステップS33で読み取られたX座標X1、X2の位置、X1ob=X1−Xi、X2ob=X2−Xi、および、X1' ob=X1+Xi、X2' ob=X2+Xiから、Xi=(X1' ob−X1ob)/2=(X2' ob−X2ob)/2=ΔX/2と計算される。ここで、ΔXは、180度回転前後における任意の位置のX座標(座標X)の読み取り値Xob、X' obの差、X' ob−Xobである。
さらに、X線ビーム2’はZ軸と交差し入射角θで入射するから、その入射位置のX座標XiはXi=ΔZ/tanθである。従って、ΔZ=Xi・tanθ=(ΔX/2)・tanθとして、Z方向のずれ、即ちXY面と試料上面1aとの距離が算出される。
次いで、算出されたΔZだけ試料1をZ方向に移動し、Z軸調整を終了する。
次いで、X軸の調整を行なう。上述したX1ob=X1−Xi、X2ob=X1−Xi、および、X1' ob=X1+Xi、X2' ob=X2+Xiから、X1=(X1' ob+X1ob)/2、X2=(X2' ob+X2ob)/2が算出される。この算出されたX1及びX2に基づき基準点のX座標Xcを定める。例えば、Xc=(X1+X2)/2とするときは、Xc=(X1' ob+X2' ob+X1ob+X2ob)/4として基準X座標Xcを、180度φ回転の前後に読み取られた座標から決定する。
以上のステップを経て、図5(c)を参照して、試料1は、試料上面1aをXY面に一致させ、かつ、基準点(X座標Xc、Y座標Yc)を座標軸の原点に一致させて配置された。
なお、ステップS31〜S31において、基準点のX座標をX1及びX2の何れか一方とすることも、配線やマーカ等の回折X線2a強度が急変する場所を基準点とすることも、さらにこれらの基準点に基づき他の位置を基準点とすることもできることは、Y軸調整ステップS2のステップS22と同様である。
さらに、ステップS34では、試料1の配置が正確か否かを確認する。ここでは、180度のφ回転の前後で、読み取られた特定位置のX座標、XobとX' obとを比較し、一致しているときはΔZ=0であり正確に調整されたと判定し、次ぎの応力測定工程に進む。XobとX' obとの差が予め定めた値を超えるとき、調整が不正確であるとして警報を発する。
以上のステップにより試料は正確に調整され、次ぎの応力測定工程が続行される。
上述した本明細書には以下の付記記載の発明が開示されている。
(付記1)XYZφステージ上に試料面が前記XYZφステージのZ軸に垂直になるように試料を保持し、前記試料にX線ビームを入射して前記試料を分析するX線装置の試料位置調整方法において、
前記XYZφステージのXZ平面を入射面とする前記X線ビームを前記試料面に対して入射角θで入射し、前記試料からの回折X線を検知する工程と、
前記XYZφステージのX軸に沿って前記試料を移動して、前記回折X線強度が急変するときの前記XYZφステージのX座標を読み取る工程と、
前記読み取ったX座標に基づき、前記試料を前記X軸に沿って所定X座標位置まで移動する工程とを有することを特徴とするX線装置の試料位置調整方法。
(付記2)前記X座標は、前記X線ビームが前記試料面の対向する2辺にそれぞれ入射するときの2つのX座標であり、
前記所定X座標位置を、前記2つのX座標の平均値とすることを特徴とする付記1記載のX線装置の試料位置調整方法。
(付記3)前記XYZφステージのY軸に沿って前記試料を移動して、前記回折X線強度が急変するときの前記XYZφステージのY座標を読み取る工程と、
前記読み取ったY座標に基づき、前記試料を前記Y軸に沿って所定Y座標位置まで移動する工程とを有することを特徴とする付記1又は2記載のX線装置の試料位置調整方法。
(付記4)前記Y座標は、前記X線ビームが前記試料面の対向する2辺にそれぞれ入射するときの2つのY座標であり、
前記所定位置を、前記2つのY座標の平均値とすることを特徴とする付記3記載のX線装置の試料位置調整方法。
(付記5)XYZφステージ上に試料面が前記XYZφステージのZ軸に垂直になるように試料を保持し、前記試料にX線ビームを入射して前記試料を分析するX線装置の試料位置調整方法において、
前記XYZφステージのXZ平面を入射面とする前記X線ビームを前記試料面に対して入射角θで入射し、前記試料からの回折X線を検知する工程と、
前記XYZφステージのX軸に沿って前記試料を移動して、前記回折X線強度が急変するときの前記XYZφステージのX座標を読み取る工程と、
次いで、前記試料を前記Z軸廻りに180度回転した後、前記X軸に沿って前記試料を移動して、前記回折X線強度が急変するときの前記XYZφステージのX座標を読み取る工程と、
前記180度回転の前後で読み取られた前記X座標が等しいときに前記試料のZ軸方向の位置が所定Z座標位置にあると判定する工程とを有することを特徴とするX線装置の試料位置調整方法。
(付記6)XYZφステージ上に試料面が前記XYZφステージのZ軸に垂直になるように試料を保持し、前記試料にX線ビームを入射して前記試料を分析するX線装置の試料位置調整方法において、
前記XYZφステージのXZ平面を入射面とする前記X線ビームを前記試料面に対して入射角θで入射し、前記試料からの回折X線を検知する工程と、
前記XYZφステージのX軸に沿って前記試料を移動して、前記回折X線強度が急変するときの前記XYZφステージのX座標を読み取る工程と、
前記試料を前記Z軸廻りに180度回転するφ回転工程と、
前記180度回転の前後に読み取れた前記X座標の差ΔX及び前記X線ビームの入射角θから、Z軸補正量をΔX・tanθ/2として算出し、前記試料を前記Z軸に沿って前記Z軸補正量だけ移動するZ軸調整手段とを有することを特徴とするX線装置。
(付記7)XYZφステージ上に試料面が前記XYZφステージのZ軸に垂直になるように試料を保持し、前記試料にX線ビームを入射して、前記試料を分析するX線装置において、
前記XYZφステージのXZ平面を入射面とする前記X線ビームを前記試料面に対して入射角θで入射し前記試料からの回折X線を検知する手段と、
前記XYZφステージのX軸に沿って前記試料を移動して、前記回折X線強度が急変するときの前記XYZφステージのX座標を読み取る手段と、
前記試料を前記Z軸廻りに180度回転するφ回転手段と、
前記180度回転の前後に検出された前記X軸座標の差ΔX及び前記X線ビームの入射角θから、Z軸補正量をΔX・tanθ/2として算出し、前記試料を前記Z軸に沿って前記Z軸補正量だけ移動するZ軸調整手段とを有することを特徴とするX線装置。
(付記8)前記X座標は、前記X線ビームが前記試料面の対向する2辺にそれぞれ入射するときの2つのX座標であり、
前記所定X座標位置を、前記2つのX座標の平均値とすることを特徴とする付記7記載のX線装置。
(付記9)前記XYZφステージのY軸に沿って前記試料を移動して、前記回折X線強度が急変するときの前記XYZφステージのY座標を読み取る手段と、
前記読み取ったY座標に基づき、前記試料を前記Y軸に沿って所定Y座標位置まで移動する手段とを有することを特徴とする付記7又は8記載のX線装置。
(付記10)前記Y座標は、前記X線ビームが前記試料面の対向する2辺にそれぞれ入射するときの2つのY座標であり、
前記所定位置を、前記2つのY座標の平均値とすることを特徴とする付記9記載のX線装置。
本発明を、半導体チップを容器に収容する集積回路(IC)に適用することで、半導体チップの分析、例えば応力、結晶性、結晶配向或いは材質等の分析を、分析位置を正確に把握して行なうことができる。
本発明の実施形態によるX線装置の駆動システム構成図 本発明の実施形態によるX線装置のプログラムフローチャート 本発明の実施形態によるY軸調整を説明する斜視図 本発明の実施形態によるY軸調整時の回折X線強度図 本発明の実施形態によるX軸及びZ軸調整の説明図 本発明の実施形態によるZ軸調整確認の説明図 X線装置に用いられるXYZφステージ斜視図 従来の試料のZ方向位置の調整方法説明図
符号の説明
1 試料
1a 試料上面(試料面)
2、2’ X線ビーム
2a 回折X線
2b 中心線
3、3’ 検出器
4 XYテーブル
4x Xテーブル
4y Yテーブル
5 Zテーブル
6 θ回転テーブル
7 ステージ
8 ゴニオメータ
8a χ回転ステージ
8b ω回転ステージ
10 容器
20 試料ステージ
21 コンピュータ
22 計数回路
24x Xテーブル駆動回路
24y Yテーブル駆動回路
24z Zテーブル駆動回路
24φ φ回転テーブル駆動回路
25a χ回転ステージ駆動回路
25b ω回転ステージ駆動回路

Claims (5)

  1. XYZφステージ上に試料表面が前記ステージのZ軸に垂直になるように試料を保持し、前記試料にX線ビームを入射して前記試料を分析するX線装置の試料位置調整方法において、
    前記XYZφステージのXZ平面を入射面とする前記X線ビームを前記試料面に対して入射角θで入射し、前記試料からの回折X線を検知する工程と、
    前記XYZφステージのX軸に沿って前記試料を移動して、前記回折X線強度が急変するときの前記XYZφステージのX座標を読み取る工程と、
    前記読み取ったX座標に基づき、前記試料を前記X軸に沿って所定X座標位置まで移動する工程とを有することを特徴とするX線装置の試料位置調整方法。
  2. 前記X座標は、前記X線ビームが前記試料表面の対向する2辺にそれぞれ入射するときの2つのX座標であり、
    前記所定X座標位置を、前記2つのX座標の平均値とすることを特徴とする請求項1記載のX線装置の試料位置調整方法。
  3. 前記XYZφステージのY軸に沿って前記試料を移動して、前記回折X線強度が急変するときの前記XYZφステージのY座標を読み取る工程と、
    前記読み取ったY座標に基づき、前記試料を前記Y軸に沿って所定Y座標位置まで移動する工程とを有することを特徴とする請求項1又は2記載のX線装置の試料位置調整方法。
  4. XYZφステージ上に試料面が前記XYZφステージのZ軸に垂直になるように試料を保持し、前記試料にX線ビームを入射して前記試料を分析するX線装置の試料位置調整方法において、
    前記XYZφステージのXZ平面を入射面とする前記X線ビームを前記試料面に対して入射角θで入射し、前記試料からの回折X線を検知する工程と、
    前記XYZφステージのX軸に沿って前記試料を移動して、前記回折X線強度が急変するときの前記XYZφステージのX座標を読み取る工程と、
    前記試料を前記Z軸廻りに180度回転するφ回転工程と、
    前記180度回転の前後に読み取れた前記X座標の差ΔX及び前記X線ビームの入射角θから、Z軸補正量をΔX・tanθ/2として算出し、前記試料を前記Z軸に沿って前記Z軸補正量だけ移動するZ軸調整手段とを有することを特徴とするX線装置。
  5. XYZφステージ上に試料面が前記XYZφステージのZ軸に垂直になるように試料を保持し、前記試料にX線ビームを入射して、前記試料を分析するX線装置において、
    前記XYZφステージのXZ平面を入射面とする前記X線ビームを前記試料面に対して入射角θで入射し前記試料からの回折X線を検知する手段と、
    前記XYZφステージのX軸に沿って前記試料を移動して、前記回折X線強度が急変するときの前記XYZφステージのX座標を読み取る手段と、
    前記試料を前記Z軸廻りに180度回転するφ回転手段と、
    前記180度回転の前後に検出された前記X軸座標の差ΔX及び前記X線ビームの入射角θから、Z軸補正量をΔX・tanθ/2として算出し、前記試料を前記Z軸に沿って前記Z軸補正量だけ移動するZ軸調整手段とを有することを特徴とするX線装置。
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